JP2002530223A - 予加硫インナーライナーを製造する熱間成形方法 - Google Patents
予加硫インナーライナーを製造する熱間成形方法Info
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Abstract
Description
方法および空気入りタイヤの製造におけるインナーライナーの使用方法に関する
。
よび組立て手順について簡単に検討する。空気入りタイヤは典型的にさまざまな
要素、すなわちフラットストックとしてのタイヤのプライを、回転中のタイヤ組
立てドラム上に被せて中空、環状グリーンすなわち未加硫タイヤを形成すること
により組み立てられる。要素を被せる順序は次のようである。最初に、インナー
ライナーがタイヤ組立てドラム上に巻き付けられ、インナーライナーには補強材
を含むカーカスプライが続き、カーカスプライにはビード、エイペックス、チェ
ーファー、サイドウォール、ベルトおよびトレッドが続く(必ずしもこの順序で
はない)。次に、要素は既知の方法で膨張されて環状グリーンタイヤ組立体へ形
成される。次に、グリーンタイヤ組立体はタイヤ組立てドラムから取り外されて
、完成タイヤの形状を有する成形および加硫モールド内に置かれる。
、モールド内に搭載されグリーンタイヤ組立体内に配置された加硫ブラダ内へ加
圧気体または流体を注入することによりモールド周辺内へ半径方向外向きに膨張
される。加硫ブラダは膨張すると、グリーンタイヤ組立体のトレッドおよびサイ
ドウォールを、加熱されたモールド壁に接触させて、グリーンタイヤ組立体を完
全加硫タイヤへと成形かつ加硫する。グリーンタイヤ組立体が成形および加硫モ
ールド内で半径方向に膨張する間に、環状プライは最初のグリーンタイヤ組立体
の寸法を越える寸法まで半径方向外向きに膨張する。したがって、ブラダは通常
ブチルゴム等の膨張可能なエラストマ材料で作られ、それはタイヤをモールド表
面に押し付けるのに使用される蒸気や熱水に対する抵抗をも示す。
は周期的に磨耗したり故障したりする。タイヤ産業はタイヤ製造に使用される加
硫ブラダの必要性をなくすことを試みてきた。米国特許第4,166,883号
はブラダの無いモールド内で加硫タイヤを成形する方法を開示している。ブラダ
の替わりに、ライナーが不浸透層として機能する。ライナーは加硫もしくは部分
加硫されて耐蒸気および耐水表面を作り出し、その後でタイヤの残りがモールド
内で加硫される。加硫もしくは部分加硫は電子放射により達成される。
許第5,762,740号は、エラストマタイヤ要素の複数の連続ストリップを
運搬時にタイヤ要素の隣接ストリップへ同時に成形、位置決め、取付けおよび運
搬する方法および装置を開示している。この“カレンダ掛け”プロセスは空気入
りタイヤに対する副組立体として使用するのに適した積層品を作り出す。この装
置は複数のカレンダーローラを使用し各タイヤ要素は関連するカレンダーローラ
上の要素成形凹みにより形成される予め定められた断面輪郭を有する。副組立体
の各要素は副組立体が成形および加硫モールド内に置かれる前は未加硫状態であ
る。
空気入りタイヤ副組立体内で使用する予加硫インナーライナーを提供する方法に
向けられている。ここに記載される方法は任意サイズの完成空気入りタイヤに応
用することができるが、本発明は特に大きな公称リム径を有するオフロードおよ
び農業用タイヤに向けられる。当業者ならば、乗用車および軽トラック空気入り
タイヤに有用な慣行を大型オフロード土木機械や農業車両用のタイヤに適用する
ことは必ずしも常に実際の役に立つとは限らないことがお判りであろう。
うな空気入りタイヤ用インナーライナーおよび、下記の従属目的の1つ以上を達
成するように構成される能力を有するインナーライナーを提供することである。
供することである。この方法は、エラストマ材料の連続ストリップを形成するカ
レンダリング手段と、エラストマ材料を加硫する加硫手段と、を設けるステップ
を含む。カレンダリング手段は予め定められた断面輪郭を有するエラストマ材料
の連続ストリップを形成することができる。この方法は、カレンダリング手段を
利用して第1および第2の横領域により境界を定められ、第1の横領域の少なく
とも2倍の厚さを有する中心領域を含む断面輪郭を有するエラストマ材料の連続
ストリップを提供するステップと、加硫手段を利用してエラストマ材料の連続ス
トリップの予め定められた部分を加硫するステップと、予め定められた部分を加
硫された後で関連するタイヤ組立てドラム上へ巻き付けるステップと、予め定め
られた部分を切断して加硫後に各端に継ぎ合わせ面を有するインナーライナー長
を提供するステップと、継ぎ合わせ面を接合することによりインナーライナーを
形成するステップとを有することを特徴とする。
使用するタイヤ組立体用の予加硫インナーライナーを提供することであり、この
インナーライナーは、第1および第2の横領域により境界を定められ、第1の横
領域の少なくとも2倍の厚さを有する中心領域を有する、断面輪郭を有すること
を特徴とする。
使用するタイヤ組立体用に輪郭造りされたインナーライナーを提供することであ
り、インナーライナーは第1および第2の横領域により境界を定められ、第1の
横領域の少なくとも2倍の厚さを有する中心領域を有する、断面輪郭を有するこ
とを特徴とし、インナーライナーは継ぎ合わせ領域内に予加硫される。
郭カレンダリングを含む連続プロセスにより形成されて線内加硫を提供すること
である。
気入りタイヤにブラダ無し成形および加硫モールドを使用できることである。
イナーの輪郭により、大きな公称リム径を有する空気入りタイヤに対して多層イ
ンナーライナーを使用する必要性が低減されることである。
ろう。
は方向を意味する。
断され、または既に継ぎ合わされた、タイヤプライ材料および他のタイヤ要素の
未加硫薄層を意味する。成形タイヤを作るための加硫前にカーカスに追加的要素
を付加してもよい。
を意味する。
るラインまたは方向を意味する。
面を意味する。
半径方向に向かうかタイヤの回転軸線から半径方向に離れる方向を意味する。
ヤの赤道面に対して65ーから90°の間のコード角度で配置された、ベルトが
巻かれ、または周方向に制限された空気入りタイヤを意味する。
に接合される時に道路と接触するタイヤ部分を含むゴムもしくはエラストマ要素
を意味する。
みであって、この例に限定されるものではなくて、図1は、空気入りタイヤを形
成するプロセスの概略表現である。本発明の好ましい実施例は、オフロード用お
よび農業用車両等の大きな公称リム径を有する空気入りタイヤを形成するのに使
用される。このような車両に対するインナーライナーは、幅が10フィートで長
さが15フィートで重さが225ポンドの範囲である。モールディング技術を利
用するには幅が10フィートで直径が5フィートの円筒形状インナーライナーを
取り扱う必要がある。本発明の好ましい実施例では、図1に略述するステップは
連続プロセスである。本発明の一実施例では、輪郭カレンダリング装置10は加
硫手段38に向かって運ばれるエラストマ材料の連続ストリップを形成するのに
利用される。加硫後、エラストマ材料はタイヤ組立てドラム48上に巻き付けら
れて予加硫インナーライナーを形成する。次に、空気入りタイヤ組立体は従来の
方法で組み込まれて成形および加硫モールド内に置かれる。好ましい実施例では
、エラストマ材料は天然ゴムであるが、多成分材料を使用することもできる。
巻き付けられ、その後タイヤ組立てドラム48ロール上に巻き付けられる。
こに組み入れられている米国特許第5,762,740号に示され説明されてい
る装置と同じものとすることができるエラストマ材料の輪郭ストリップ12を提
供することができる。好ましい実施例では、カレンダリング装置10は、第1の
カレンダーローラ16および第2のカレンダーローラ18を有するカレンダー組
立体14を含む。第1のカレンダーローラ16は輪郭形成表面20を含む。カレ
ンダリング装置10は、第1および第2のカレンダーローラ16,18間のニッ
プにエラストマ材料を送出す送出し手段22を含む。好ましい実施例は、さらに
、形成された連続ストリップ12をカレンダー組立体14から運び去る運搬手段
24を含む。形成された連続ストリップ12は加硫手段38へ向けて運ばれる。
好ましい実施例では、連続ストリップ12の予め定められた部分を加硫するのに
プレス40が利用される。加硫部分は、関連するタイヤ組立てドラムの円周以上
の長さを有する。本発明の目的で、このステップは“線内加硫”と呼ばれる。好
ましい実施例では、エラストマ材料の予加硫部分は関連するタイヤ組立てドラム
48上に巻き付けられて図3に断面を示すインナーライナー50を形成する。
合わせ面58,60が与えられる。好ましい実施例では、継ぎ合わせ角θは0°
から85°の範囲であり、最も好ましくは少なくとも80°である。継ぎ合わせ
面58,60は既知の方法で接合されて、空気入りタイヤのインナーライナー5
0となる円筒を形成する。好ましい実施例では、接着剤が継ぎ合わせ面52,5
4に塗布され、キュアバー(図示せず)が接着剤(図示せず)を硬化するのに利
用される。継ぎ合わせ角を少なくとも80°とすることにより、大きな継ぎ合わ
せ表面積が得られ、突合せ継ぎや表面積の小さい継ぎ合わせよりも優る利点が得
られる。
ラダの必要性をなくすために、タイヤ成形プロセス内で予加硫インナーライナー
50を使用することである。
ストリップ12上に輪郭造りされた表面62を作り出す。
表面64とは反対側に輪郭造りされた表面62を有し予め定められた断面輪郭6
6が得られる。連続ストリップ12の好ましい断面輪郭66は第1および第2の
横縁72,74により境界が定められる中心領域70を含む。中心領域70は第
1の横縁72の最小厚さT2少なくとも2倍である第1の最大厚さT1を特徴とす
る。好ましい実施例では、連続ストリップ12の横幅はW1であると、中心領域
70の横幅W2はおよそ0.5〜0.75W1である。
郭66は、加硫プロセス中に保存されることが重要である。図7および8に示す
ように、プレス40には、連続ストリップ12の断面輪郭66と一致するプレス
表面82を有するプラテン80が備えられている。一緒に成形される時にインナ
ーライナーとタイヤカーカスの間から空気を逃がす手段を与えるための、横方向
細溝その他の織り目をプレスプラテンに設けることも本発明の範囲内にある。
ストリップ12の加硫部分が組立てドラム48上へ巻き付けられる。加硫部分は
継ぎ合わせ面58,60を有する端部52,54を形成するように切断される。
継ぎ合わせ面58,60は接着剤(図示せず)により接合され、既知の方法を使
用して接着剤を硬化させ継ぎ合わせをセットするのに加硫棒(図示せず)が利用
される。タイヤ組立て技術において典型的に行われるように、ボディプライ(図
示せず)がインナーライナー50上のドラム48上へ広げられ、切断されそれ自
体の上に縫い付けられる。必要に応じて、さらにカーカスプライ、続いてタイヤ
ビード、エイペックス、チェーファー、サイドウォール、ベルト、およびタイヤ
トレッドプライ(いずれも図示せず)が付加される。インナーライナーを除けば
、カーカス材料の大部分はグリーン、未加硫ゴムからなり任意の従来の技術およ
び手段により互いに縫い付けることができる。組立てドラム48を従来の方法で
利用して環状のグリーンタイヤ組立体が得られ、次にそれは取り外されて関連す
る加硫モールド内で成形および加硫される。
発明の重要な面は、モールド90が完全な空気入りタイヤを形成するのに加硫ブ
ラダを使用する必要がないことである。モールド90は任意従来の方法で作られ
本発明の一部を形成しない。加硫されたインナーライナー50は、タイヤ組立体
94の内面を形成し、加圧気体、蒸気、または熱水を通さない。加圧気体、蒸気
、または熱水は、モールド90内に導入されてタイヤ組立体94内にそれをモー
ルド壁に押し付けかつインナーライナー50をタイヤカーカスに押し付けて、ト
レッド部内にトレッドパターンを形成しかつタイヤ表面上に任意所望の識別およ
び指標マークを形成するのに十分な圧力を供給する。次に、タイヤ組立体94は
加硫されて、完成されたタイヤの形でモールド90から取り外される。このプロ
セス中に、インナーライナー50はその最終環状へ引き伸ばされる。中心領域7
0は最大量の伸張を受けるため、最初は横領域72,74の少なくとも2倍の厚
さである。土木機械や農業用車両の公称リム径の大きい空気入りタイヤについて
は、インナーライナー50の中心領域70は、成形および加硫モールド内で直径
が100%を越える伸張を示すことがある。最終成形タイヤでは、インナーライ
ナー50は全体を通してほぼ均一な厚さを示す。
)上に巻き付けられる。そのようにして、インナーライナー50を形成するため
の加硫されたエラストマ材料の連続ストリップが得られる。もう1つの実施例で
は、保持ロールを有する分離ライナー(図示せず)を利用することができる。
長さに切断され円筒(図示せず)へ成形された後にタイヤ組立てドラム48上へ
載せられる。
上に形成される輪郭造りされた未加硫エラストマストリップ12は、最初にプレ
ス40を通すことなくタイヤ組立てドラム48上に位置決めすることができる。
したがって、材料はタイヤ組立てドラム48上で未加硫状態である。次に、図4
に示すように、材料は継ぎ合わせ面58,60を与える長さに切断される。イン
ナーライナー50の継ぎ合わせ領域だけが、加硫棒その他の既知の装置および方
法を使用して予加硫され、その後残りのタイヤ要素がドラム上に巻き付けられる
。次に、インナーライナー50は残りの要素と共に成形および加硫モールド90
内で加硫される。分離ライナーがあってもなくても、輪郭造りされた未加硫スト
リップ12を保持ドラム上に巻き付け、その後関連するタイヤ組立てドラム48
上に巻き付けることも本発明の範囲内に入る。
は本発明の一般的範囲を逸脱することなく変更および修正できることがお判りで
あろう。添付特許請求もしくはそれに相当するものの範囲内に入る限り、このよ
うな修正および変更は全て包含されるものとする。
るプロセスの概略表現である。
面図である。
プの斜視図である。
図である。
みであって、この例に限定されるものではなくて、図1は、空気入りタイヤを形
成するプロセスの概略表現である。本発明の好ましい実施例は、オフロード用お
よび農業用車両等の大きな公称リム径を有する空気入りタイヤを形成するのに使
用される。このような車両に対するインナーライナーは、幅が3.0m(10フ ィート) で長さが4.6m(15フィート)で重さが102kg(225ポンド ) の範囲である。モールディング技術を利用するには幅が3.0m(10フィー ト) で直径が1.5m(5フィート)の円筒形状インナーライナーを取り扱う必
要がある。本発明の好ましい実施例では、図1に略述するステップは連続プロセ
スである。本発明の一実施例では、輪郭カレンダリング装置10は加硫手段38
に向かって運ばれるエラストマ材料の連続ストリップを形成するのに利用される
。加硫後、エラストマ材料はタイヤ組立てドラム48上に巻き付けられて予加硫
インナーライナーを形成する。次に、空気入りタイヤ組立体は従来の方法で組み
込まれて成形および加硫モールド内に置かれる。好ましい実施例では、エラスト
マ材料は天然ゴムであるが、多成分材料を使用することもできる。
Claims (9)
- 【請求項1】 空気入りタイヤ組立体(94)用の予加硫インナーライナー
(50)を提供する方法であって、前記空気入りタイヤ組立体は関連するタイヤ
組立てドラム(48)上に組み立てられ続いて関連する成形および加硫モールド
(90)内に搭載され、該方法はエラストマ材料の連続ストリップを形成するカ
レンダリング手段(10)および前記連続ストリップを加硫する加硫手段(38
)を設けるステップを含み、前記カレンダリング手段は予め定められた断面輪郭
を有するエラストマ材料の前記連続ストリップを形成することができる、前記方
法において、 前記カレンダリング手段を利用して第1および第2の横領域(72,74)に
より境界が定められる中心領域(70)を含む断面輪郭(66)を有するエラス
トマ材料の前記連続ストリップ(12)を提供するステップであって、前記中心
領域は前記第1の横領域の最小厚さT2の少なくとも2倍の最大厚さT1を有する
ステップと、 前記加硫手段を利用してエラストマ材料の前記連続ストリップの予め定められ
た部分を加硫するステップであって、前記予め定められた部分は前記関連するタ
イヤ組立てドラムの円周以上の長さを有するステップと、 前記加硫手段を利用する前記ステップの後に、前記予め定められた部分を前記
関連するタイヤ組立てドラム上に巻き付けるステップと、 前記加硫手段を利用する前記ステップの後に、前記予め定められた部分を切断
して継ぎ合わせ面(58,60)を設けるステップと、 前記継ぎ合わせ面を接合することにより前記インナーライナー(50)を形成
するステップと、 を有することを特徴とする、予加硫インナーライナーを提供する方法。 - 【請求項2】 前記加硫手段はプレス(40)であり、さらに、前記方法が
、前記断面輪郭と一致するプレス面(44)を有するプレスプラテン(42)を
設けることを特徴とする、請求項1記載の予加硫インナーライナーを提供する方
法。 - 【請求項3】 さらに、前記予め定められた部分を前記関連するタイヤ組立
てドラム上へ巻きつけるステップの前に、前記予め定められた部分を保持ロール
上に巻き付けるステップを有することを特徴とする、請求項1記載の予加硫イン
ナーライナーを提供する方法。 - 【請求項4】 前記継ぎ合わせ面は少なくとも80°の継ぎ合わせ角を有す
る、請求項1記載の予加硫インナーライナーを提供する方法。 - 【請求項5】 前記継ぎ合わせ面は接着剤により接合される、請求項1記載
の予加硫インナーライナーを提供する方法。 - 【請求項6】 関連するブラダレス成形および加硫モールド(90)内で使
用するタイヤ組立体用予加硫インナーライナー(50)であって、該インナーラ
イナーにおいて、 第1および第2の横領域(72,74)により境界が定められた前記横領域の
少なくとも2倍の厚さを有する中心領域(70)を、有する断面輪郭を有するこ
とを特徴とする、予加硫インナーライナー。 - 【請求項7】 さらに、継ぎ合わせが、少なくとも80°の関連する継ぎ合
わせ角を有することを特徴とする、請求項6記載の予加硫インナーライナー。 - 【請求項8】 関連するブラダレス成形および加硫モールド(90)内で使
用するタイヤ組立体(94)用の予加硫インナーライナー(50)であって、該
インナーライナーはエラストマ材料の連続ストリップを形成するカレンダリング
手段(10)および前記連続ストリップを加硫する加硫手段(38)を設けるス
テップを含むプロセスにより形成され、前記カレンダリング手段は予め定められ
た断面輪郭を有するエラストマ材料の前記連続ストリップを形成することができ
る、前記予加硫インナーライナーにおいて、前記プロセスは、 前記カレンダリング手段を利用して第1および第2の横領域(72,74)に
より境界が定められる中心領域(70)を含む断面輪郭(66)を有するエラス
トマ材料の前記連続ストリップ(12)を提供するステップであって、前記中心
領域は前記第1の横領域の最小厚さT2の少なくとも2倍の最大厚さT1を有する
ステップと、 前記加硫手段を利用してエラストマ材料の前記連続ストリップの予め定められ
た部分を加硫するステップであって、前記予め定められた部分は前記関連するタ
イヤ組立てドラムの円周以上の長さを有するステップと、 前記加硫手段を利用する前記ステップの後で、前記予め定められた部分を前記
関連するタイヤ組立てドラム上に巻き付けるステップと、 前記加硫手段を利用する前記ステップの後で、前記予め定められた部分を切断
して継ぎ合わせ面(58,60)を与えるステップと、 前記継ぎ合わせ面を接合することにより前記インナーライナー(50)を形成
するステップと、 を有することを特徴とする予加硫インナーライナー。 - 【請求項9】 関連するブラダレス成形および加硫モールド(90)内で使
用するタイヤ組立体用のプロファイルされたインナーライナー(50)において
、 第1および第2の横領域(72,74)により境界が定められ、前記横領域の
少なくとも2倍の厚さを有する中心領域(70)を有する断面輪郭(66)と、 予加硫継ぎ合わせ領域と、 を有することを特徴とする輪郭造りされたインナーライナー。
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