JP2002529171A - ウェブ給送によりチェーン・ステッチを形成する単針式の針の撓み補償を備えたマットレス・カバーの刺し縫い装置 - Google Patents

ウェブ給送によりチェーン・ステッチを形成する単針式の針の撓み補償を備えたマットレス・カバーの刺し縫い装置

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Abstract

(57)【要約】 少なくとも1組の単針ステッチ形成部材を有する刺し縫い機(10)が提供される。このステッチ形成部材は別々のヘッド(35,38)に取り付けられた針(36)およびルーパ(39)を含み、ヘッドはブリッジ(30)上をパネルに対して横方向に独立して移動できる。ブリッジ(30)はサーボ(32)によって長手方向へ移動でき、ヘッド(35,38)は別々のサーボ(43,44)によってブリッジ(30)上を横方向に移動できる。制御装置(60)がサーボを駆動して、パターンをチェーン・ステッチし、また横方向の針の撓みを補償するために別々にヘッドを横方向へ移動させる。針およびルーパの駆動装置は長手方向の針の撓みを補償するために位相を定められる。この制御装置は経験的に決定されたデータを保存し、また制御信号および(または)センサー(81,82)に応答して針の撓みの補償値を決定または予測、および計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は複層材料に対するパターンの刺し縫いに係わり、特にマットレス・カ
バーのような厚い複層材料に360゜のパターンのステッチングに関する。
【0002】 (発明の背景) 一般的な縫製分野において複層材料を通してその材料の二次元部分にパターン
をステッチ形成する刺し縫いは特別な技術である。複層材料は一般に少なくとも
3つの層を含み、それらの層の1つは装飾的な仕上げ品質の織った第1シートす
なわち表面シート、1つは仕上げ品質の、または仕上げ品質ではない一般に織っ
た裏当てシート、また1つ以上の同じ層は一般に繊維が不規則に配向された厚い
充填材料である。ステッチしたパターンは材料層の互いに対する物理的な関係、
ならびに装飾品質を保持する。刺し縫いは、例えば従来のキルトすなわち掛け布
団やマットレス・カバーに対して行われる。これら2つの応用例に関するキルト
のステッチングでは、異なる2通りの方法が典型的に使用される。両方法とも上
糸(top thread)および下糸(bottom thread)の両糸
を使用したステッチを採用している。
【0003】 本明細書で特に援用する米国特許第5640916号および同第568525
0号に図示され記載された形式の単針式刺し縫い装置、およびそれらの特許に記
載されまたは引用されている装置は、従来一般に掛け布団のステッチング、およ
びその他の予備形成された矩形パネルのステッチングに使用されている。このよ
うな単針式刺し縫い装置は、一対の協働する本縫い(ロック・ステッチ)ソーイ
ング・ヘッドを典型的には使用しており、一方のヘッドは布の上方に典型的に位
置される針駆動装置を担持し、他方のヘッドは布に対して針と反対側に位置する
ボビンを担持し、両ヘッドは一緒になってパネルに対して二次元的にそのパネル
平面と平行に移動するように機械的にリンクされている。この形式の刺し縫い装
置の一般的な構造は、横方向へ移動可能なソーイング・ヘッドで長手方向に移動
可能なシャトル(杼)上に布パネルを支持して、そのパネルに対してパターンを
二次元ステッチングできるようにすることである。
【0004】 米国特許第51541130号に示された形式の複針式の刺し縫い装置は、複
層ウェブの給送材料で一般に形成されるマットレス・カバーのステッチングに従
来一般に使用されている。このような複針式刺し縫い装置は協働する二重チェー
ン・ステッチ用のソーイング部材の配列を典型的に使用しており、一方の部材は
材料の上方に典型的に位置された針で、他方の部材は材料に対して針と反対側に
位置するルーパであり、両部材は材料に対して二次元的にその材料平面に平行に
、パターン配列における同じパターンに対応した移動路を一体となって移動する
ように配列全体が互いに機械的にリンクされている。針およびルーパはまた複数
組の部材が同時に同じ一連のステッチを形成するように一体的に作動する。この
形式刺し縫い装置の一般的な構造は、複層材料のパネルを支持し、ウェブから材
料をソーイング部材の配列に対して長手方向へ、またソーイング部材の動作およ
び作動に連動させて給送することである。ソーイング部材の配列は、ウェブのパ
ネル長さに対してパターンを二次元的にステッチングできるようにするために、
ウェブの横方向へ変位できるようにされる。これに代えて、その配列は静止され
、ウェブを支持するローラーが配列に対して横方向へ変位される。この形式の幾
つかの複針式刺し縫い装置は長手方向にウェブを双方向給送でき、ウェブまたは
ソーイング部材の横方向変位と同期されたときに、360゜パターンのソーイン
グ能力を与える。
【0005】 単針式刺し縫い装置は広いパターン範囲のソーイング、特に非常に装飾的なパ
ターンのソーイングに好ましいと考えられている。さらに、単針式刺し縫い装置
では、本縫い(ロック・ステッチ)が一般に使用される。針およびボビン構造を
備えた本縫い機は、針が撓んだときにステッチの抜け(missing)を生じ
得る針の撓みの問題を許容する、または回避することを幾分可能にする。針の撓
みは、厚手の材料を、またソーイング経路に単数の方向変化を伴う複雑なパター
ンを刺し縫いするとき、特に高速度ソーイングが使用される場合に、大きな問題
となる。本縫いもまた布の両面に、同等に美観的に受け入れることのできるステ
ッチングを形成する。
【0006】 複針式刺し縫い装置はマットレス・カバーをソーイングすなわち縫製するのに
好ましいと考えられている。マットレス・カバーでは、魅力のないルーパ側のス
テッチはマットレス・カバーの内側にて見る者に見えない裏当て材料層に制限す
ることができる。さらに、複針式刺し縫い装置の二重チェーン・ステッチ・ヘッ
ドは外部スプールからルーパ側の糸を供給し、この外部スプールは本縫い機のボ
ビンよりもかなり大きな糸供給源を受け入れることができる。その結果、本縫い
機は下部の糸供給源を補充する必要性が生じるまで長いこと運転できるようにな
る。本縫い機のボビンは頻繁な交換を必要とし、特に、ステッチ毎により多量の
糸を必要とするマットレス・カバーのような厚手の複層材料では頻繁な交換が必
要となる。二重チェーン・ステッチ機を使用することの欠点は、針が撓む結果と
してステッチの抜けを生じる可能性が大きいことである。この理由の一部は、材
料の片側に位置するルーパが他側から材料を通過した針の直ぐ近くで糸の輪に入
ることを二重チェーン・ステッチが要求するからであり、その針自体はルーパに
よって形成された糸の輪を通らなければならない。針の撓みによる針とルーパと
の不整合はステッチの抜けを生じ、これは、より高度の装飾パターンを形成する
場合には、美観理由だけではなく、ステッチ・パターンの解れを生じる理由で望
ましくない。材料が一般に非常に厚く、布の外面すなわち表面層が密(ヘビー)
で室内装飾材料のような特性のものとされ得るマットレス・カバーを高速度でソ
ーイングする試みは、不可避的な配列の撓みを生じる。
【0007】 コンピュータ化したパターン制御、およびその結果としての広くさまざまな刺
し縫いパターン形成能力の使用がますます増大されるにつれて、ますます複雑で
大きなパターンをマットレス・カバーにソーイングできる能力の要求が高まって
いる。このためには、上述で説明したような従来技術の装置は限界である。従っ
て、一層高度な装飾的で複雑なパターンをマットレス・カバーに高速度でステッ
チングできる性能に関する要求が残されたままである。
【0008】 (発明の概要) 本発明の目的は、広くさまざまな刺し縫いパターン、特に高度な装飾的品質の
パターンを形成することのできるコンピュータ制御によるパターンの刺し縫い方
法および装置を提供することである。本発明の特定の目的は、単針式の刺し縫い
ヘッドを使用する、また特にマットレス・カバーとして使用されるような厚手の
材料に高速度で刺し縫いできる性能を有する刺し縫い方法および装置を提供する
ことである。
【0009】 本発明の他の目的は、1以上の独立して移動可能な複数組の単針チェーン・ス
テッチ刺し縫いヘッドを有し、それらのヘッドが高速度で特に厚手の材料にステ
ッチ行う刺し縫い方法および装置を提供することである。本発明の特定の目的は
、針の撓みによる有害な影響を受けることのない上述したような刺し縫い装置お
よび方法を提供することである。
【0010】 本発明の原則によれば、刺し縫い機は少なくとも1つの組のチェーン・ステッ
チ刺し縫いヘッドを備え、それらの刺し縫いヘッドは互いに、また刺し縫いする
材料に対して独立して移動可能とされる。この刺し縫い機はウェブを給送される
ことが好ましく、またその使用方法は、マットレス・カバーとして典型的に使用
される厚さの材料ウェブに対する360゜ステッチングを含むことが好ましい。
本発明の好ましい実施例によれば、単針式の二重チェーン・ステッチ刺し縫い方
法および装置は、刺し縫いする材料に対してそれぞれ独立して移動できる個別に
作動可能なサーボ駆動式の刺し縫いヘッドを備えている。これらのヘッドはまた
、互いに対して独立して少なくとも1つの方向、好ましくは横方向に移動できる
ことが好ましく、また針およびルーパの互いの協働位置を効果的に制御できるよ
うに各ヘッドの作動も独立していることが好ましい。好ましい図示実施例では、
針ヘッドおよびルーパ・ヘッドはそれらの協働位置を調整できるようにするため
に独立して横方向に移動され、また針ヘッドおよびルーパ・ヘッドのサイクルは
、針およびルーパの協働位置を長手方向において調整できるように相対的に位相
を定められる。
【0011】 ヘッドの相対的な移動および作動はコンピュータ制御されるサーボによって行
われ、サーボは針の撓みが発生する全て状態に応じて針とルーパとの間に適当な
協働関係を保持するようにヘッドを移動および作動させる。
【0012】 1実施例によれば、針の撓みは経験的な測定値によって前もって決定されてお
り、データは刺し縫い機のプログラム可能なマイクロプロセッサを基本とする制
御装置のメモリーに保存される。その保存した測定値は参照表または複数組の公
式、定数、および(または)パラメータの形式とされることができ、それによっ
て針の撓み補償信号を付与して、両ヘッドを相対的および刺し縫いされる材料に
対して駆動および移動するサーボモーターの作動に作用することができる。保存
した経験的データは、例えば各種の材料および布、寸法や剛性の相違する針、変
化するステッチ速度およびステッチ寸法、および(または)発生すると思われる
、または発生するに違いない針の撓みの大きさおよび方向に影響を及ぼすその他
の変数などのさまざまな条件に関して針の撓み補償を与える択一データを含むこ
とも好ましい。
【0013】 本発明の好ましい実施例によれば、刺し縫い機はマットレス・カバーの各種の
層となるウェブ供給源を備えており、ウェブは複層ウェブとして結合され、水平
面内に配置されることが好ましい機械フレーム上に給送される。このフレームは
、ウェブを支持してフレーム上へのウェブの給送を助成する複数のベルト・コン
ベヤを含むことが好ましい。相対する組を成すベルト・グリッパ、ピン・チェー
ン、クランピング・フィンガまたはその他の側部固定具の形態とされ得る一対の
側縁グリッパがウェブの反対両側の側縁と係合し、そのウェブをベルト・コンベ
ヤの作動と同期してフレーム上に移動させる。この刺し縫い機は任意であるが、
フレーム上へ送られるウェブの一部の材料層を少なくとも一時的に互いにステッ
チするために一対の縁ステッチング・ヘッドを備えることができる。フレーム上
に位置されたならば、縁クランプならびにフレームの前後に配置されている緊張
ロールが刺し縫いのためにウェブの一部分を緊張させる。
【0014】 刺し縫いは一対のヘッドによって行われる。それらのヘッドはフレーム上を長
手方向に移動可能なブリッジ構造部にそれぞれ取り付けられる。ブリッジはコン
ピュータ制御されるサーボ・モーターによってフレーム上を移動可能であり、サ
ーボ・モーターはステッチすべきパターンに従って組を成すヘッドを位置決めす
る。各々のヘッドは独立して横方向へ移動できるようにブリッジ上に取り付けら
れる。各ヘッドは、上側の針ヘッドおよび下側のルーパ・ヘッドを含めて、サー
ボ・モーター駆動装置を備えており、それらの駆動装置がステッチ・サイクルを
通じてそれぞれのヘッドを駆動する。2つのヘッド駆動サーボ・モーターは、布
に一連の二重チェーン・ステッチを縫うために、コンピュータ制御のもとに同期
して作動される。各ヘッドは線形サーボ・モーター上のブリッジに取り付けられ
ており、ステッチすべきパターンにして刺し縫い機のプログラムされた制御装置
の制御によって、サーボ・モーターがヘッドをフレーム上で横方向に独立して位
置決めする。
【0015】 針の撓みは2つの方法のうちの一方、好ましくは両方、の方法によって許容さ
れる。まず第1に、針の撓みは、修正値、または好ましくは幾つかの経験的な定
数に基づく修正式のいずれかと、制御装置のマイクロプロセッサがアクセス可能
なメモリー内のプログラムとを与えて、プログラムに従って制御装置がサーボに
対する制御信号を変化させ、互いに対するヘッドの位置を制御し、また針の撓み
が発生しそうな全ての状態に関して補償するような方法でヘッドの相対的な作動
相を制御することによって、許容される。第2に、針の撓み或る状態(条件)ま
たはパラメータを検出することで許容される。この検出とは、サーボ・モーター
の速度、負荷または電力要求またはトルク角度、針またはルーパの位置のような
機械の状態、または針の撓みに関わるその他の幾つかの関連した機械の状態の検
出とすることができ、または針の撓みを直接検出することで達成することができ
る。この検出は、制御装置に予め与えられたデータを読み取ること、機械のサー
ボおよび他の駆動部材に対して送られた制御信号を読み取ること、または機械部
材の状態、または糸の特性、状態または材料を検出するために機械に別々に備え
られている各種のセンサーを監視することによって、行われる。
【0016】 針の撓みを決定または予測するために使用される方法は、上述で説明した方法
のいずれか、またはその組み合わせを使用できる。例えば、針の撓みを予測する
第1段階は、経験的データまたは論理的データに基づく参照表を使用することで
あり、その表から、例えばソーイング速度の測定値または布厚さのような入力パ
ラメータに応答して修正動作が選定できる。この予測は、針の撓みが実際に発生
する前に実質的な修正動作を実行できるようにする。さらに、実際の針の撓みは
磁気または誘導センサー、赤外線センサーとされ得る発光ダイオード(LED)
配列センサー、画像視認システム、超音波検出システム、抵抗線歪みケージ・セ
ンサー、加速度計センサーのようなセンサー、またはその他の技術によって測定
できる。検出誤差は、刺し縫いの進行に伴う誤差の予測および修正に応じて形成
される参照表の調整に使用できる。
【0017】 好ましくは、針の横方向の撓みは針が横方向に撓んでいるか否かに拘わらずに
ルーパおよび針を整合させるようにヘッドを横方向に別々に駆動することで与え
られる。同様に好ましくは、針の長手方向の撓みは針が長手方向に撓んでいるか
否かに拘わらずにサイクルの適当時期に針およびルーパを係合させるようにヘッ
ド駆動サーボの相対的な位相を制御することで与えられる。
【0018】 本発明は、マットレス・カバーを形成する種類の厚手の布ウェブに対するパタ
ーンの高速度刺し縫いを提供する。正確な相対位置を得られるようにサーボがヘ
ッドを駆動するために、針の撓みによる悪影響をステッチ品質に与えることなく
二重チェーン・ステッチがソーイングされる。その結果、大きな下糸スプールを
備えることができ、本縫い機で生じるようにボビンの糸供給源を補充する必要性
を無くす。全体的に高い作動速度および大きい生産量を得られる。
【0019】 本発明のこれらの、およびその他の目的は、以下の図面の詳細な説明から容易
に明白となるであろう。
【0020】 (好ましい実施例の詳細な説明) 図1および図2は静止フレーム11を有する刺し縫い機10を示しており、フ
レーム11は矢印12で示される長手方向の範囲および矢印13で示される横方
向の範囲を有する。刺し縫い機10は複層材料のウェブ15が進入する前端14
を有しており、ウェブ15は表面層16と、裏当て材料層17と、充填材層18
とを含む。刺し縫い機10はまた後端を有しており、その後端から刺し縫い済み
材料が取り出し部またはパネル切断部(図示せず)へ向けて送り出される。
【0021】 フレーム11にはコンベヤ・テーブル20が取り付けられ、そのコンベヤ・テ
ーブル20は、フレーム11に軸支された一組の横方向ローラー23に支持され
て駆動モーター24の動力によって該ローラーのまわりを回転移動される一組の
長手方向へ延在したベルト22を含む。駆動モーター24はベルト22を駆動し
て、未刺し縫いウェブ15を前端14にてフレーム11上へ送り、また刺し縫い
済みウェブ15をフレーム11から刺し縫い機10の後端19に位置する取り出
し部へ送る。刺し縫い時にベルト22はウェブ15のパネルを水平な刺し縫い平
面内に支持する。刺し縫い機10はまた右側25および左側26を有し、それぞ
れの側に沿って一対の対向するコンベヤ・クランプ・ベルトまたはチェーンのル
ープ28とされた側部固定具27が取り付けられ、ループ28はウェブ15の縁
部をグリップするための一組の縁部クランプとして作動して、フレーム11上へ
ウェブ15を送ることを助成し、またウェブ15のパネルが刺し縫いされるとき
に刺し縫い平面に位置したウェブ15に横方向の張力を加える。側部固定具27
は一連の組を成すグリップ・フィンガとされることができ、それらのグリップ・
フィンガは側部固定具27のループ28の一方に沿って間隔を隔てて配置されて
いる。しかしながら側部固定具27は、それぞれクランプ・ループ28の一方に
配置された複数のピンを有するピン・チェーンとされ、ピンがウェブ15に差し
貫いてそれぞれ対を成す他方のクランプ・ループ28の穴の中へ侵入されること
が好ましい。また、側部固定具27の各々の前方に1つずつ配置されて一対の縁
ステッチング・ヘッド29が備えられており、刺し縫いに備えてウェブ15の層
16〜層18を一次的にステッチングする。各々の縁ステッチング・ヘッド29
の直ぐ上流位置には、縁ステッチング・ヘッド29が形成する縁ステッチよりも
外側の余剰材料をトリミングするための縁部スリッタが配置されている。ループ
28はベルト22と一緒に移動するようにリンク連結され、フレーム11上の駆
動モーター24によって駆動される。
【0022】 刺し縫い機10はソーイング・ヘッド・ブリッジ30を取り付けられており、
ソーイング・ヘッド・ブリッジ30はフレーム11を横方向に横断して延在し、
またフレーム11の各側でキャリッジ41上に支持される。ソーイング・ヘッド
・ブリッジ30のキャリッジ41はそれぞれフレーム11の各側に位置する一対
のトラック31上でフレーム11の長手方向へ移動するように取り付けられる。
このブリッジは、フレーム11上に取り付けられて刺し縫い機の制御装置60(
図4)からの信号に応答するブリッジ駆動サーボ・モーター32によってトラッ
ク31上を長手方向へ駆動される。
【0023】 ソーイング・ヘッド・ブリッジ30はフレーム11の片側から反対側へ延在す
る上側レール33および下側レール34を含んで成る一対の横方向レールを有す
る。上側レール33には針36および針駆動サーボ・モーター37(図3)とを
含む上側刺し縫いヘッド35が取り付けられ、針駆動サーボ・モーターは刺し縫
い機の制御装置60からの信号に応答してソーイング・サイクル時に針を往復駆
動する。下側レール34にはルーパ39およびルーパ駆動サーボ・モーター40
(図3)を含む下側刺し縫いヘッド38が取り付けられ、ルーパ駆動サーボ・モ
ーターはソーイング・サイクル時に刺し縫い機の制御装置60からの別々の信号
に応答する関係状態にて針36の動作と同期して円弧状にルーパ39を揺動させ
る。
【0024】 上側刺し縫いヘッド35は制御装置60からの信号に応答して線形サーボ・モ
ーター43により上側レール33上を横方向へ移動されることができる一方、下
側刺し縫いヘッド38は制御装置60からの信号に応答して上側刺し縫いヘッド
35とは別に線形サーボ・モーター44によって下側レール34上を横方向へ移
動されることができる。線形サーボ・モーター43,44はいずれも、例えば米
国ニューヨーク州のコンパック社のコール・モーガン・モーション・テクノロジ
ー・グループによって製造される鉄芯シリーズのモーターのような鉄芯形式のも
のであることが好ましい。
【0025】 ブリッジ30は組を成す3つのアイドル・ローラー46を担持しており、これ
らのローラーはブリッジ30と共にフレーム11上を長手方向へ移動する。ロー
ラー46はベルト22を下側レール34および下側刺し縫いヘッド38よりも下
方のループ47としての下へ向け、下側刺し縫いヘッド38がベルト22とウェ
ブ15との間を通過できるようにする。ループ47はブリッジ30と共に移動し
、ブリッジ30を下側刺し縫いヘッド38の直ぐ下方に整合させて保持する。
【0026】 刺し縫い機10の好ましい実施例では、針36の実際の撓みを測定するために
針の撓みセンサー80が備えられる。図3に示すように、針の撓みセンサー80
は針平面85よりも下方に取り付けられたLED配列の形態をしており、その上
に刺し縫いされる布15が載置される。LED配列センサー80は、例えば横方
向の撓みを決定する部分81および長手方向の撓みを決定する部分82を含み、
横方向および長手方向における針36の実際の撓みの直角座標情報を制御装置6
0に供給する。針の撓みセンサー80の各部分81,82は、針平面85におけ
る針開口の反対両側に配置された発信および受信のためのLED配列を含み、横
方向部分のLED配列は矩形のLED配列の側辺に沿って配置され、長手方向部
分のLED配列はその前後の辺に沿って配置される。この装置は、1つが横方向
の撓みで1つが長手方向の撓みである2つの出力を制御装置60に対して発生す
る。これらの出力は、針36が静止し、針平面85における針開口を通って延在
し、針36に水平方向の撓ませ力が作用していないときに、制御インターフェー
ス上でゼロ設定することで容易にゼロとなし得る。この条件設定により、針36
の中心線は図5〜図5Cおよび図6〜図6Cに示す長手方向平面72および横方
向平面76に位置される。配列における個々の検出器の密度は、ルーパまたは針
によるループ消失で生じるステッチ抜け(ミッシング・ステッチ)を防止するの
に必要とされる程度の正確な撓み補償を保証するために要求される撓み測定精度
によって決まる。このような撓みセンサー80は、ゼロ位置からの針36の撓み
量を表すアナログまたはデジタル信号を制御装置60に対して発生できる。
【0027】 他の形態のセンサーを備えることもできる。例えば、磁気検出器がこの目的に
好適に使用できる。撓みセンサー80の形態に拘わらず、センサーからの出力は
制御装置60に対して閉ループのフィードバックによって針の撓みを補償できる
ようにし、これは他のパラメータの考慮に基づいて予測された針の撓みに対する
第2段階の修正として実行される。
【0028】 サーボ32,37,38,43,44との制御装置60の相互接続は図4に図
表で示されている。制御装置60はCPUすなわちマイクロプロセッサ61およ
びサーボ駆動モジュール62を含む。サーボ駆動モジュール62はサーボ32,
37,38,43,44を駆動するために信号を伝達する出力部を有し、またサ
ーボ32,37,38,43,44をCPU61で計算した位置に保持するため
にサーボ32,37,38,43,44からのフィードバック信号を受け入れる
入力部を有する。ソーイング速度設定値または測定情報を受け入れるため、また
針の撓みに影響する材料特性データ、および針の撓みセンサー80からの横方向
および長手方向における実際の針の撓み情報を含む入力信号を受け入れるために
、制御装置60には入力部が備えられている。
【0029】 制御装置60はまたパターン完成プログラム65、針の撓み補償プログラム6
6および撓み補償データ67を含む非揮発メモリー・モジュール64を含み、こ
のモジュールは針の撓み補償プログラム66における比較式で使用される参照表
または保存される定数または係数を含み得る。制御装置60はまた刺し縫い機1
0の他の部材に対する出力部を有し、それらの部材にはウェブ給送モーター24
、縁ステッチング・ユニット29、および本発明に関係ない他の機械モーターお
よびアクチュエータが含まれる。
【0030】 制御装置60はブリッジ駆動サーボ・モーター32を駆動してブリッジ30を
移動させ、またパターン完成プログラム65によって与えられるステッチング・
パターンに従って一体的に刺し縫いヘッド35,38を移動させる。これらの動
作は針駆動サーボ・モーター37およびルーパ駆動サーボ・モーター40の動作
と連動して実行されて、制御された長さのステッチによるパターンをステッチン
グする。
【0031】 パターン完成プログラム65に従ってパターンのプログラムされたステッチン
グを行うことに加えて、CPU61は線形サーボ・モーター43,44を別々に
駆動して針36およびルーパ39を好ましくは±約2.54cm(1in)の距
離だけ、好ましくは約0.0254mmの精度で横方向にオフセットさせること
により、駆動装置すなわちサーボ駆動モジュール62に与えられる信号を変調さ
せる。このオフセットは、針の撓み補償プログラム66と、発生が予測される針
36の横方向の撓みを正確に補償するために必要な量の撓み表67における経験
的データとに応じて、CPU61によって、好ましくは少なくとも部分的に決定
される。このオフセットはまた、撓みセンサー80の出力から実際の針の撓みを
測定することによって、好ましくは少なくとも部分的に決定される。
【0032】 さらに、パターン完成プログラム65によれば、針36に対するルーパ39の
位相を進めるか遅らせて針36およびルーパ39のループ取り位置を好ましくは
±約2.5゜の位相角度だけ、好ましくは約0.25゜の最小限の精度で長手方
向にオフセットさせるようにルーパ駆動サーボ・モーター40を別に駆動するこ
とで、CPU61は駆動装置すなわちサーボ駆動モジュール62に対して送られ
る信号も変調させる。このオフセットは、針の撓み補償プログラム66と、発生
が予測される針36の長手方向の撓みを正確に補償するために必要な量の撓み表
67における経験的データとに応じて、CPU61によって決定される。
【0033】 図5〜図5Cは、針36が横方向に撓む様子を示す一連の前面図を図解的に示
している。図5では、針36はサイクルの降下部分においてパターンの一部でウ
ェブ15を刺し貫き始めるときの状態で示されており、これにおいてウェブ15
は矢印71で示されるように針36に対して横方向へ移動している。サイクルに
おけるこの時点では、長手方向平面72内に位置する上側刺し縫いヘッド35の
垂直中心線上に針36の中心線が位置しており、両中心線は針36の正常時の整
合線であって、針36が長手方向平面72内に保持されるとするならば、ルーパ
39はウェブ15の下側で針36がそのルーパ39とループ係合関係状態となる
ようにする。この時、針の撓みセンサー80における横方向の撓みを決定する部
分81は横方向の撓みが本質的にゼロであることを表す信号を出力しなければな
らない。針36がサイクルの下限に達するまでに、図5Aに示すようにウェブ1
5に対する針36の相対運動によって図中右方向への針36の曲げが生じ、針3
6の先端を長手方向平面72から離れる方向へ移動させてルーパ39の移動経路
との整合位置から逸脱させる。この時点で、針の撓みセンサー80の横方向の撓
みを決定する部分81は、撓みセンサー80が取り付けられている水平面と交差
する位置での針36の横方向の撓みの大きさを示す信号を出力しなければならな
い。制御装置60はこれに基づいて曲がり、すなわち撓み状態の針36の実際の
形状を計算する。この位置では、ルーパ39は引っ込んだ位置にあり、針36と
、その針36の針穴70を通って延在する上糸74との間を通過するように想定
される経路を前進移動する。図5Bに示すように針36が上昇するとき、ルーパ
39が前進移動する平面であって、その平面位置でルーパ39が針36と上糸7
4との間を通過すると想定される該平面へ向かって針36は移動する。しかしな
がら、上側刺し縫いヘッド35の中心線すなわち長手方向平面72に対するウェ
ブ15の連続的な動きによって引き起こされる右方向への針36の撓みのために
、ルーパ39は上糸74を取り損なう。
【0034】 本発明の或る実施例によれば、図示状況のもとで、CPU61は針の撓み状態
を認識し、針36の横方向の撓みの方向および大きさを決定した後、メモリーす
なわち非揮発メモリー・モジュール64に保存されている撓み補償データ67を
検索し、ルーパ39が針36と上糸74との間を通過することを保証できるよう
にルーパ39を位置決めするために必要な補償値を計算する。横方向の補償のこ
の値は図5Cに寸法tで表されている。上側刺し縫いヘッド35の正常位置に対
する下側刺し縫いヘッド38の動きは、ルーパ39が針36と上糸74との間を
通過するために適正な位置を通る長手方向平面72から距離tだけ移動した垂直
な長手方向平面72a内の位置39aにルーパ39を位置させる。
【0035】 CPUはパターン完成プログラム65に従って線形サーボ・モーター43,4
4へ与える信号の主成分を発生して修正を行う。その後、この信号は針の撓み補
償プログラム66が撓み補償表67から読み取った実質的に小さい撓み補償信号
によって変調され、この撓み補償信号は線形サーボ・モーター43,44に与え
られる信号の一方または両方を変調させる。CPUはさらに針の撓みセンサー8
0からの出力を使用して、参照表から得られた撓みの予測が正しく、修正が適当
であったかを決定する。適当でなかったならば、修正の調整値が計算され、更な
る修正のための計算に使用されるように保存する。横方向の針の撓みの補償はル
ーパ・ヘッド位置決めサーボ、すなわち線形サーボ・モーター44で行われるこ
とが好ましい。
【0036】 針の撓みの長手方向の修正は多少異なる方法で行われる。図6〜図6Cには、
針36が長手方向に撓む様子を示す一連の側面図が図解的に示されている。図6
では、針36はサイクルの降下部分においてパターンの一部でウェブ15を刺し
貫き始めるときの状態で示されており、針36は矢印75で示されるようにウェ
ブ15に対して横方向へ移動している。横方向に針が撓む場合と同様に、この時
点では針36が全く撓みを生じていないことを示す信号を撓みセンサー80は出
力されなければならない。サイクルにおけるこの時点では、針36は上側刺し縫
いヘッド35の垂直中心線を含む垂直な横方向平面76内に位置し、この中心線
は針36とルーパ39との正常時の整合線であって、針36が長手方向平面72
内に保持されるとするならばルーパ39はウェブ15の下側で針36がそのルー
パ39に接触し、また針36と上糸74との間を通過するようにさせる位置を含
む線である。針36がサイクルの下限に達するまでに、図6Aに示すようにウェ
ブ15に対する針36の相対運動によって前方(図6Aで右方向)へ向かう針3
6の曲げが生じ、針36をルーパ39との正常時の交差位置の横方向平面76か
ら離れる方向へ移動させる。この時、ルーパ39は引っ込んだ位置にあり、針3
6と、その針36の針穴70を通って延在する上糸74との間を通過するように
想定される経路を前進移動する。図6Bに示すように針36が上昇するとき、ル
ーパ39が前進移動して向かう点位置であって、その点位置でルーパ39が針3
6と上糸74との間を通過するようになされる該点位置に接近するように針36
は移動する。しかしながら、ウェブ15に対する上側刺し縫いヘッド35の連続
的な動きによって引き起こされる右(前進)方向への針36の撓みのために、ル
ーパ39は上糸74を取り損なう。
【0037】 本発明の或る実施例によれば、図示状況のもとで、CPU61は針の撓み状態
を認識し、針36の長手方向の撓みを決定した後、メモリーすなわち非揮発メモ
リー・モジュール64に保存されている撓み補償データ67を検索し、ルーパ3
9が針36と上糸74との間を通過することを保証できるようにルーパ39を位
置決めするために必要な補償値を計算する。実際の針の撓みは撓みセンサー80
の長手方向の撓みを決定する部分82によって測定され、これは必要な計算修正
値に対する修正に使用されることが好ましい。長手方向の補償のこの値は、針駆
動サーボ・モーター37およびルーパ駆動サーボ・モーター40の作動によって
制御されるときの上側刺し縫いヘッド35および下側刺し縫いヘッド38の調整
角度または駆動サイクルの相対的な位相角度とされる。位相差は図6Cに角度φ
で表されている。正常時のルーパ角度に対してルーパ駆動サーボ・モーター40
の位相を定めることで、ルーパ39を針36および上糸74の間を通過させるた
めの適正な位置を通る横方向平面76a内の位置39cにルーパ39は位置決め
される。
【0038】 本発明の他の実施例によれば、センサーからのデータは針36の実際の撓みの
情報を制御装置60に供給することができる。例えば、図3、図5〜図5Cおよ
び図6〜図6CにおいてLED配列とされる赤外線センサー80が刺し縫いする
布15を支持する通常の針平面85の下部に取り付けられる。このセンサー80
は針36が通過する針平面85の穴を取り囲む矩形構造を有する。センサー80
は、例えば、針36の横方向の一方の側および長手方向の一方の側に1列の光源
を含み、光源と反対側の横方向および長手方向の各側に光源と対向する1列の赤
外線LED検出器を含む。光源および検出器はセンサー配列に対して光ファイバ
ー導線によって成形できる。
【0039】 長手方向の撓みを決定する部分81はセンサー80の平面と交差する位置で長
手方向の針位置を検出するために針36の両側に配置された部材を有するのに対
して、横方向の撓みを決定するセンサー82はセンサー80の平面との交差位置
での針の横方向の位置を検出する部材を針36の長手方向の両側に配置された部
材を有する。両センサー部分81,82は針に水平方向の力が全く作用していな
いときに制御装置60でゼロ設定される。この設定は、針平面85に布15が位
置されていない状態で刺し縫い機10をゆっくりとサイクル作動させることで達
成できる。センサー80の機能を果たすために使用できるセンサーには、レーザ
ー通しビーム光電気センサー、LX−130のようなLXシリーズ、カタログ番
号KA−SW−31,米国ニュージャージー州ウッドクリフ・レイクのキーヤン
ス・コーポレーション・オブ・アメリカ社製、またはガラス・ファイバー光セン
サー・シリーズBMM−442P、米国ミネソタ州のバナー・エンジニアリング
・コーポレーション・オブ・ミネソタ社製が含まれる。
【0040】 センサー81,82は図4に示すようにCPU61の入力部に接続される。C
PU61は、直送式閉ループ・フィードバック・ロジックによって針36の検出
撓みを補償するようにプログラムされ得る。センサー81,82からの信号は制
御装置60によって補償の予測を補完または調整するため、または予測を精密に
するために使用でき、それらの補完または調整は参照表67のデータをアップデ
ートするか、針の撓み補償プログラム66をアップデートするか、または参照表
67からのデータに基づいて針の撓み補償プログラム66の出力を一時的に修正
することによって、参照表67からのデータに基づいて行われる。
【0041】 CPUは、パターン完成プログラム65に従って針駆動サーボ・モーター37
およびルーパ駆動サーボ・モーター40に対する信号の主成分を発生させること
で修正することが好ましい。その後、この信号は参照表67から針の撓み補償プ
ログラム66が読み取った実質的に小さい撓み補償信号によって変調され、補償
信号は制御装置60から針駆動サーボ・モーター37およびルーパ駆動サーボ・
モーター40に対する信号の一方または両方を変調する。
【0042】 本発明の概念は、線形サーボ・モーター43の作動で上側刺し縫いヘッド35
の横方向の動きを変化させるため、または少なくとも部分的に針の撓みの大きさ
を小さくするようにブリッジ駆動サーボ・モーター32でブリッジ30の動きを
制御して上側刺し縫いヘッド35および下側刺し縫いヘッド38の両方の長手方
向の動きを変化させるためにも、適用できる。実際に、これは高速度の刺し縫い
過程では完全に実現することのできない布15に対しての上側刺し縫いヘッド3
5および下側刺し縫いヘッド38の割り出し運動を生じる。
【0043】 当業者に周知の上述で説明した実施例の刺し縫い機10の詳細は、1995年
6月30日付けで付与された、単針刺し縫い装置ではあるが本縫い形式に関する
「刺し縫い方法および装置」と題する米国特許出願第08/497727号、お
よびウェブ給送によるチェーン・ステッチ刺し縫い装置であるが組構造化された
複針形式に関する米国特許第5154130号に見い出すことができ、それらの
両特許は本発明の譲受人に譲渡されており、本明細書で特に援用される。
【0044】 1組以上の独立した被駆動ヘッドがフレーム11に支持されることができる。
例えば、2組の上側刺し縫いヘッド35および下側刺し縫いヘッド38がブリッ
ジ30上を横方向に移動できるように支持され、それぞれの組のヘッドは、各ヘ
ッドに生じる針の撓みを別々に補償するために別個の制御装置によって、ウェブ
15にパターンをステッチングするために横方向に関して別々に制御され、また
それぞれの別個に駆動できる。
【0045】 当業者は、本発明の基本から逸脱することなく上述した実施例に対してさまざ
まな変更および付加を加えることができることは認識されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本を具現するウェブ給送式のマットレス・カバーの刺し縫い機の斜
視図である。
【図2】 図1の刺し縫い機の側立面図である。
【図3】 図1の刺し縫い機のソーイング・ヘッドの図解的な斜視図である。
【図4】 図1の刺し縫い機の制御システムの図表である。
【図5】 図5〜図5Cは厚手の布に高速度でチェーン・ステッチを刺し縫いするときに
発生し得る針の撓みの問題を示す一連の図面である。
【図6】 図6〜図6Cは本発明の基本に従って針の撓みを補償することを示す一連の図
面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 バルンズ、ロランド アメリカ合衆国 フロリダ、マーゲート、 エヌダブリュ トウェンティフォース ス トリート 7325 (72)発明者 マイヤーズ、ターランス、エル アメリカ合衆国 フロリダ、コーラル ス プリングス、エヌダブリュ ワンハンドレ ッドアンドトウェンティファースト アベ ニュー 5418 (72)発明者 カエテルヘンリイ、ジェフ アメリカ合衆国 フロリダ、デービイ、ア マースト アベニュー 800 (72)発明者 フレーザー、ジェームズ、ティ アメリカ合衆国 フロリダ、タマラック、 エヌダブリュ ナインティス アベニュー 6081 (72)発明者 リービス、グレン、イー アメリカ合衆国 フロリダ、ハリウッド、 ジャクソン ストリート 5223 Fターム(参考) 3B150 AA05 AA19 BA01 CB04 CB27 CC04 CE01 DB02 DB08 DF01 GD02 GD07 GD11 GD26 JA03 JA08 LA01 LA73 LB01 NA18 NA62 NB06 NC03 NC07 QA06

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚い複層材料を刺し縫いする装置であって、 刺し縫いする材料を1平面内に保持するように作動可能な支持構造と、 支持構造で支持された材料を刺し縫いするために前記平面を通って往復運動可
    能な針を含む針ヘッド、および前記平面の近くで針に接近して往復運動するルー
    パを含み、前記平面の対向両側で前記平面と平行に移動可能な一対のチェーン・
    ステッチ形成ヘッドと、 前記平面内に保持された材料を通して針を往復運動させるように作動可能な針
    駆動装置、および前記平面近くの針に接近してルーパを往復運動させるように作
    動可能なルーパ駆動装置を含む少なくとも2つの駆動モーターと、 プログラムしたパターンに従って材料に一連のチェーン・ステッチを刺し縫い
    するために、同期した周期で駆動モーターを制御するように作動可能な制御装置
    と、 前記制御装置からの信号に応答してそれぞれ独立して作動可能な少なくとも2
    つの横方向のヘッド位置決めサーボ・モーターと、 前記制御装置からの信号に応答して作動可能な少なくとも1つの長手方向のヘ
    ッド位置決めサーボ・モーターと、 前記制御装置の入力部に接続された針の撓み情報源とを含み、 前記制御装置は、前記情報源からの針の撓み情報に応答して針の撓み補償値を
    計算するために該制御装置を作動させるプログラムを含み、 前記制御装置は、一連のステッチの形成における針の撓みを補償するように針
    およびルーパを相対的に移動させるために、計算した針の撓み補償値に応答して
    モーターに信号を送るように作動可能である刺し縫い装置。
  2. 【請求項2】 針の撓み情報源がメモリーを含み、前記メモリーに針の撓み
    データが保存される請求項1に記載された刺し縫い装置。
  3. 【請求項3】 針の撓み情報源は針の撓みデータの保存されるメモリーと、
    前記ヘッドから検出された動きに応答するセンサーとを含み、前記制御装置はセ
    ンサーからの情報に応答して選択した針の撓み保存データに応じて撓み補償値を
    計算するように作動する請求項1に記載された刺し縫い装置。
  4. 【請求項4】 針の撓み情報源は針の撓みを検出するように、また針の検出
    した撓みに応答して制御装置へ信号を送るように作動するセンサーを含む請求項
    1に記載された刺し縫い装置。
  5. 【請求項5】 針の撓み情報源は針の撓みに応答する発光ダイオード(LE
    D)配列を含む請求項4に記載された刺し縫い装置。
  6. 【請求項6】 針の撓み情報源は針の撓みに応答する赤外線センサーを含む
    請求項4に記載された刺し縫い装置。
  7. 【請求項7】 針の撓み情報源は針の撓みに応答する磁気センサーを含む請
    求項4に記載された刺し縫い装置。
  8. 【請求項8】 針の撓み情報源は針の撓みに応答するセンサーを含み、制御
    装置は針の撓み情報に応答して撓み補償値を計算するように作動する請求項1に
    記載された刺し縫い装置。
  9. 【請求項9】 厚い複層材料を刺し縫いする装置であって、 複層材料を1平面内に保持する手段と、 往復可能な針を有する針ヘッド、および往復可能なルーパを有するルーパ・ヘ
    ッドを含み、両ヘッドが前記平面の対向両側で前記平面と平行に移動可能である
    少なくとも2つのチェーン・ステッチ形成ヘッドと、 支持された材料にプログラムしたパターンを刺し縫いするために、ヘッドを別
    々に作動させるための、また材料と相対的にヘッドを独立して移動させるための
    手段と、 針の撓みを決定する手段と、 所定のパターン形状に一連のチェーン・ステッチを形成するために撓み決定手
    段に応答して作動手段の別々の独立した動作を、針が撓んだ状態で針とルーパと
    を整合させて保持するように制御するためのプログラムした手段とを含む刺し縫
    い装置。
  10. 【請求項10】 針の撓みを検出するために、また検出した撓みに応答して
    プログラム手段に撓み信号を発生するために作動可能なセンサーを撓み決定手段
    が含む請求項9に記載された刺し縫い装置。
  11. 【請求項11】 撓み補償データが保存されたメモリーと、データに従って
    ヘッドを作動させるプログラムとを撓み決定手段が含む請求項9に記載された刺
    し縫い装置。
  12. 【請求項12】 厚い複層材料を刺し縫いする方法であって、 複層材料を1平面内に保持する段階と、 移動可能な針を有する針ヘッド、および移動可能なルーパを有するルーパ・ヘ
    ッドを含み、両ヘッドが前記平面の対向両側で前記平面と平行に移動可能である
    一対のチェーン・ステッチ形成ヘッドを備える段階と、 前記平面に支持された材料を刺し縫いするためにヘッドを作動および移動させ
    るための複数のモーターを備える段階と、 針の撓みを決定する段階と、 チェーン・ステッチを形成するために針の撓み決定に応答して、撓んだ針とル
    ーパとを整合させて保持するようにヘッドの作動および移動を制御するためにモ
    ーターを別々に制御する段階とを含む刺し縫い方法。
  13. 【請求項13】 ステッチ・パターンの形成において針の撓みを補償するよ
    うにヘッドを独立して位置決めするためにモーターの作動を別々に調整する段階
    をさらに含む請求項12に記載された刺し縫い方法。
  14. 【請求項14】 ステッチ・パターンの形成において針の撓みを補償するよ
    うに独立してヘッドの位相を定めるためにモーターの作動を別々に調整する段階
    をさらに含む請求項12に記載された刺し縫い方法。
  15. 【請求項15】 撓み決定段階が針の撓みを検出する段階を含む請求項12
    に記載された刺し縫い方法。
  16. 【請求項16】 撓み決定段階が発光ダイオード(LED)配列を備えて針
    の撓みを検出する段階を含む請求項12に記載された刺し縫い方法。
  17. 【請求項17】 撓み決定段階が赤外線センサーを備えて針の撓みを検出す
    る段階を含む請求項12に記載された刺し縫い方法。
  18. 【請求項18】 撓み決定段階が磁気センサーを備えて針の撓みを検出する
    段階を含む請求項12に記載された刺し縫い方法。
  19. 【請求項19】 撓み決定段階が針の撓み補償データ表を保存する段階と、 刺し縫い装置の作動パラメータに応答して補償データを選択する段階と、 針およびルーパを整合させて保持するために、選択したデータに従ってヘッド
    を制御する段階とを含む請求項12に記載された刺し縫い方法。
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