JP2002528511A - 生薬を主成分とした安定化された抗ガン剤組成物及びその製造方法 - Google Patents
生薬を主成分とした安定化された抗ガン剤組成物及びその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、白頭翁根及び/又は楡皮を含む抗ガン活性を有する製剤組成物、さらに詳細には、粉末化した白頭翁根及び/又は粉末化した楡皮と、必要に応じて粉末化した人参及び甘草から選択される1種以上の原料とを、60℃以下で溶媒に抽出し、抽出物を濾過して凍結乾燥させるか、又は、該抽出液に通常の補助剤を混合した後、得られた混合物を濾過して凍結乾燥させることにより得られた凍結乾燥粉末を、薬剤学上通常用いられる方法により製剤することにより調製される組成物に関する。本発明の抗ガン剤組成物は安定であり、数年間保存しても有効性を維持する。
Description
【0001】
本発明は、生薬を主成分とする抗ガン剤組成物及びその製造方法に関する。
【0002】
本発明者は、抗ガン活性を有する生薬の製剤組成物及びその製造方法に関して
発明し、当該発明は韓国特許第72982号として認められた。
発明し、当該発明は韓国特許第72982号として認められた。
【0003】 この特許には、白頭翁根(Pulsatillae Radix:朝鮮白頭翁Pulsatilla Korean
a Nakai、日本白頭翁P. cernua、ピンク色白頭翁P. danurica、西洋白頭翁P. ra
tensis、中国白頭翁Chinese Pulsatillae、蒙古白頭翁Mongolian Pulsatillae)
及び/又は威霊仙Clematis Chinensis Osbeclo(いわゆるChinese clematis)を
主成分として含み、楡皮Ulmaceae Cortex、杏仁Armeniacae Semen、人参Ginseng
Radix及び甘草Glycyrrhizae Radixを適宜含む製剤組成物と、その調剤とが記載
されている。
a Nakai、日本白頭翁P. cernua、ピンク色白頭翁P. danurica、西洋白頭翁P. ra
tensis、中国白頭翁Chinese Pulsatillae、蒙古白頭翁Mongolian Pulsatillae)
及び/又は威霊仙Clematis Chinensis Osbeclo(いわゆるChinese clematis)を
主成分として含み、楡皮Ulmaceae Cortex、杏仁Armeniacae Semen、人参Ginseng
Radix及び甘草Glycyrrhizae Radixを適宜含む製剤組成物と、その調剤とが記載
されている。
【0004】 オキナグサPulsatillae種は、世界各地に自生している。白頭翁根Pulsatillae
Radixは、韓国では、消炎剤、収斂剤及び止血薬として用いられてきており、こ
のため、赤痢の治療に用いられてきた。白頭翁は、アネモニン、プロトアネモニ
ン及びサポニンを含むことが知られている。プロトアネモニンはアネモニンの前
駆物質であり、これらは両方とも水、アルコール、クロロホルム、塩化メチレン
等に溶解させることができる。
Radixは、韓国では、消炎剤、収斂剤及び止血薬として用いられてきており、こ
のため、赤痢の治療に用いられてきた。白頭翁は、アネモニン、プロトアネモニ
ン及びサポニンを含むことが知られている。プロトアネモニンはアネモニンの前
駆物質であり、これらは両方とも水、アルコール、クロロホルム、塩化メチレン
等に溶解させることができる。
【0005】 威霊仙根Clematis Radixは、アネモニン、アネモノール、サポニンを含有して
おり、痛風薬、利尿剤及び通経剤として使用されてきた。
おり、痛風薬、利尿剤及び通経剤として使用されてきた。
【0006】 楡皮Ulmaceae Cortexはムチン及びタンニンを含有しており、緩下剤及び接着
剤として使用されてきた。
剤として使用されてきた。
【0007】 人参Ginseng Radixは、極東では古代から霊薬として知られており、強壮剤、
急性胃炎薬及び各種出血性疾患の治療薬として使用されてきた。最近では、人参
Ginseng Radixが抗ガン効果を有し、人参アルカロイド、人参サポニン、精油な
どを含有しているとの報告がなされている。
急性胃炎薬及び各種出血性疾患の治療薬として使用されてきた。最近では、人参
Ginseng Radixが抗ガン効果を有し、人参アルカロイド、人参サポニン、精油な
どを含有しているとの報告がなされている。
【0008】 甘草Glycyrrhizae Radixは、グリチルリチン、リクイリチン、リコリシジン及
びリクイリトシドを含有し、鎮咳薬、去痰薬、発汗剤、健胃薬として使用されて
きた。
びリクイリトシドを含有し、鎮咳薬、去痰薬、発汗剤、健胃薬として使用されて
きた。
【0009】 本発明者による上述の特許は、優れた抗ガン活性を有する、白頭翁根及び/又
は威霊仙根の抽出物又は粉末を主成分として含み、さらに、楡皮、杏仁、人参及
び甘草の抽出物又は粉末を含む製剤組成物に関するものである。
は威霊仙根の抽出物又は粉末を主成分として含み、さらに、楡皮、杏仁、人参及
び甘草の抽出物又は粉末を含む製剤組成物に関するものである。
【0010】 この特許の方法によれば、 各生薬を乾燥させた後そのまま微細粉末化すること; 生薬を、水、低級アルコール、クロロホルム、塩化メチレン及びその他の有効
成分を溶解することのできる溶剤のうちから選ばれる溶剤に、0℃から用いる溶
剤の沸点までの間の温度で30分から24時間抽出した後、使用した溶剤を留去
させてエキスとすること;又は、 水、アルコール又はこれらの混合溶剤に、上記エキスを溶解させること により、上記組成物を調製することができる。これら有効成分の抽出に際しては
、各生薬をそれぞれ個別に抽出してもよく、2種以上の生薬を一緒に抽出しても
よい。その後、この抽出物を粉末化し、 乳糖、各種澱粉、ショ糖、マンニトール、ソルビトール、及び、リン酸カルシ
ウム、硫酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、炭酸カルシウムなどの無機塩類と
いった賦形剤; ショ糖、グルコース、澱粉、ぜラチン、カルボキシメチルセルロース、メチル
セルロース、アラビアゴム、トラガントゴム、エチルセルロース、アルギン酸ナ
トリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン及び可
溶性セルロースといった結合剤; 澱粉、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース及び結晶セルロースと
いった崩壊剤; ステアリン酸マグネシウム及びステアリン酸カルシウムといった滑沢剤; グリセリン、プロピレングリコール及びソルビトールといった保湿剤; 安息香酸ナトリウム、p−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息香
酸プロピル、塩化ベンザルコニウム、クロロブタノール及びデヒドロ酢酸ナトリ
ウムといった保存剤; 可溶性アルコール類、その誘導体、及び、各種界面活性剤といった溶解補助剤
; 亜硫酸ナトリウム、ピロ硫酸ナトリウム、メタ硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナ
トリウム、ロンガリット及びアスコルビン酸といった酸化防止剤; 塩化ナトリウム及びテキストロースといった等張化剤; ベンジルアルコール及びクロロブタノールといった無痛化剤; ワセリン、流動パラフィン、各種植物油、ワックス類及びラノリンといった軟
膏基剤、並びに、他の通常用いられる補助的媒質又は担体を使用して、調合剤に
調剤する。
成分を溶解することのできる溶剤のうちから選ばれる溶剤に、0℃から用いる溶
剤の沸点までの間の温度で30分から24時間抽出した後、使用した溶剤を留去
させてエキスとすること;又は、 水、アルコール又はこれらの混合溶剤に、上記エキスを溶解させること により、上記組成物を調製することができる。これら有効成分の抽出に際しては
、各生薬をそれぞれ個別に抽出してもよく、2種以上の生薬を一緒に抽出しても
よい。その後、この抽出物を粉末化し、 乳糖、各種澱粉、ショ糖、マンニトール、ソルビトール、及び、リン酸カルシ
ウム、硫酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、炭酸カルシウムなどの無機塩類と
いった賦形剤; ショ糖、グルコース、澱粉、ぜラチン、カルボキシメチルセルロース、メチル
セルロース、アラビアゴム、トラガントゴム、エチルセルロース、アルギン酸ナ
トリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン及び可
溶性セルロースといった結合剤; 澱粉、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース及び結晶セルロースと
いった崩壊剤; ステアリン酸マグネシウム及びステアリン酸カルシウムといった滑沢剤; グリセリン、プロピレングリコール及びソルビトールといった保湿剤; 安息香酸ナトリウム、p−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息香
酸プロピル、塩化ベンザルコニウム、クロロブタノール及びデヒドロ酢酸ナトリ
ウムといった保存剤; 可溶性アルコール類、その誘導体、及び、各種界面活性剤といった溶解補助剤
; 亜硫酸ナトリウム、ピロ硫酸ナトリウム、メタ硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナ
トリウム、ロンガリット及びアスコルビン酸といった酸化防止剤; 塩化ナトリウム及びテキストロースといった等張化剤; ベンジルアルコール及びクロロブタノールといった無痛化剤; ワセリン、流動パラフィン、各種植物油、ワックス類及びラノリンといった軟
膏基剤、並びに、他の通常用いられる補助的媒質又は担体を使用して、調合剤に
調剤する。
【0011】
本発明者は、この抗ガン剤組成物を改良するため徹底的な研究を続け、この先
行発明による組成物が極めて不安定であり、3〜6か月以内にその薬効が容易に
失われ得るということを発見した。
行発明による組成物が極めて不安定であり、3〜6か月以内にその薬効が容易に
失われ得るということを発見した。
【0012】 そこで本発明は、白頭翁根、楡皮又はそれらの混合物の凍結乾燥粉末を主な生
薬として含み、さらに必要に応じて人参及び甘草から選ばれる1種以上の補助生
薬成分と、先行発明(特に韓国特許第72982号)において使用されるような
通常の補助剤とを含み、安定で数年間保管しても薬効を維持する、改善された製
剤組成物を提供することを目的とする。
薬として含み、さらに必要に応じて人参及び甘草から選ばれる1種以上の補助生
薬成分と、先行発明(特に韓国特許第72982号)において使用されるような
通常の補助剤とを含み、安定で数年間保管しても薬効を維持する、改善された製
剤組成物を提供することを目的とする。
【0013】
本発明者は、組成物の薬効を維持して長期間保存するためには、生薬原料を6
0℃以下で溶剤に抽出して即座に凍結乾燥すべきであるということを見出し、本
発明を完成させた。
0℃以下で溶剤に抽出して即座に凍結乾燥すべきであるということを見出し、本
発明を完成させた。
【0014】 本発明の製剤組成物は、主な活性生薬原料として、白頭翁根Pulsatillae Radi
x0〜100重量%及び楡皮Ulmaceae Cortex0〜100重量%を含み、補助生薬
原料として人参Ginseng Radix0〜70重量%及び甘草Glycyrrhizae Radix0〜
70重量%を適宜含む。ここで、各含有量は、乾燥生薬原料に換算した値である
。また、白頭翁根及び/又は楡皮の含有量は、30重量%以上であることが望ま
しい。
x0〜100重量%及び楡皮Ulmaceae Cortex0〜100重量%を含み、補助生薬
原料として人参Ginseng Radix0〜70重量%及び甘草Glycyrrhizae Radix0〜
70重量%を適宜含む。ここで、各含有量は、乾燥生薬原料に換算した値である
。また、白頭翁根及び/又は楡皮の含有量は、30重量%以上であることが望ま
しい。
【0015】 本発明の抗ガン活性を有する製剤組成物は、粉末化した白頭翁根Pulsatillae
Radix及び/又は粉末化した楡皮Ulmaceae Cortexと、必要に応じて、粉末化した
人参Ginseng Radix及び粉末化した甘草Glycyrrhizae Radixのうちから選択され
た1種以上の生薬原料とを、60℃以下で溶媒に抽出し、抽出物を濾過し凍結乾
燥させ、凍結乾燥粉末に従来の補助剤を混合するか、又は、上述の抽出液に補助
剤を混合した後、混合物を濾過し凍結乾燥させ、薬剤学的に通常使用される製剤
化方法で製剤化することにより調製することができる。
Radix及び/又は粉末化した楡皮Ulmaceae Cortexと、必要に応じて、粉末化した
人参Ginseng Radix及び粉末化した甘草Glycyrrhizae Radixのうちから選択され
た1種以上の生薬原料とを、60℃以下で溶媒に抽出し、抽出物を濾過し凍結乾
燥させ、凍結乾燥粉末に従来の補助剤を混合するか、又は、上述の抽出液に補助
剤を混合した後、混合物を濾過し凍結乾燥させ、薬剤学的に通常使用される製剤
化方法で製剤化することにより調製することができる。
【0016】 本発明の組成物を注射剤として使用する場合は、凍結乾燥に先立って、抽出液
にあらかじめメチルパラベン、エチルパラベン及びプロピルパラベン等の保存剤
、塩化ナトリウム等の張化剤及びベンジルアルコール等の無痛化剤といった通常
の補助剤を混合しておくことが望ましい。
にあらかじめメチルパラベン、エチルパラベン及びプロピルパラベン等の保存剤
、塩化ナトリウム等の張化剤及びベンジルアルコール等の無痛化剤といった通常
の補助剤を混合しておくことが望ましい。
【0017】 本発明の組成物を注射剤以外のカプセル剤、錠剤、軟膏剤等として使用する場
合は、生薬原料の抽出液を凍結乾燥させた後、韓国特許第72982で使用され
ているような通常の補助剤を、製剤を得るために薬剤学的に通常用いられる方法
で凍結乾燥粉末に混合する。
合は、生薬原料の抽出液を凍結乾燥させた後、韓国特許第72982で使用され
ているような通常の補助剤を、製剤を得るために薬剤学的に通常用いられる方法
で凍結乾燥粉末に混合する。
【0018】 生薬原料を抽出するための溶媒としては、水、低級アルコール、アセトン、酢
酸エチル、ヘキサン又はこれらの混合物を挙げることができる。
酸エチル、ヘキサン又はこれらの混合物を挙げることができる。
【0019】 生薬原料は、60℃以下の温度で溶媒に抽出され、即座に凍結乾燥される。上
述のような生薬原料の凍結乾燥粉末は、バイアルに入れて使用の際に注射用蒸留
水を加えて適用してもよい。また、凍結乾燥粉末を薬剤学的に通常使用する方法
によってカプセル剤、錠剤又は軟膏剤に製剤してもよい。
述のような生薬原料の凍結乾燥粉末は、バイアルに入れて使用の際に注射用蒸留
水を加えて適用してもよい。また、凍結乾燥粉末を薬剤学的に通常使用する方法
によってカプセル剤、錠剤又は軟膏剤に製剤してもよい。
【0020】 本発明の組成物は、凍結乾燥粉末に換算して1日100mg〜5gを、週1回
から1日1〜3回まで投与することができる。この組成物の投与量は、患者の性
別、年令、疾病の状態等に応じて変更することができる。
から1日1〜3回まで投与することができる。この組成物の投与量は、患者の性
別、年令、疾病の状態等に応じて変更することができる。
【0021】
つぎに、本発明を以下の実施例及び実験例を用いて詳細に説明する。
【0022】 比較例1 粉末化した白頭翁根6.26gを精製水90mlに加え、60℃に加熱して6
0分間撹拌した後、3,500rpmで30分間遠心分離し、分離液50mlを
60℃以下の無菌室内で濾過した。得られた溶液に無菌状態でNaClを加えて
等張液にした後、もう一度無菌濾過し、無菌状態で3ml容量のアンプルに2.
5mlずつ分け、密栓して注射剤アンプルを得た。
0分間撹拌した後、3,500rpmで30分間遠心分離し、分離液50mlを
60℃以下の無菌室内で濾過した。得られた溶液に無菌状態でNaClを加えて
等張液にした後、もう一度無菌濾過し、無菌状態で3ml容量のアンプルに2.
5mlずつ分け、密栓して注射剤アンプルを得た。
【0023】 比較例2 粉末化した白頭翁根4g、粉末化した楡皮2g、粉末化した人参2g及び粉末
化した甘草1gを精製水90mlに加え、蒸発した量だけ精製水を補充しながら
約80℃で60分間撹拌した。得られた溶液を室温まで冷却し、3,500rp
mで30分間遠心分離して抽出液46mlを得た。これに、等張液になるように
NaClを加え、等張液を通常の方法により無菌室内で濾過した後、無菌濾過し
、3ml容量のアンプルに2mlずつ分け、密栓して冷蔵庫に保管した。
化した甘草1gを精製水90mlに加え、蒸発した量だけ精製水を補充しながら
約80℃で60分間撹拌した。得られた溶液を室温まで冷却し、3,500rp
mで30分間遠心分離して抽出液46mlを得た。これに、等張液になるように
NaClを加え、等張液を通常の方法により無菌室内で濾過した後、無菌濾過し
、3ml容量のアンプルに2mlずつ分け、密栓して冷蔵庫に保管した。
【0024】 比較例3 粉末化した白頭翁根62.6g、粉末化した人参31.3g及び粉末化した甘
草10gを精製水900mlに加え、蒸発した量だけ精製水を補充しながら約6
0℃で60分間抽出した。得られた溶液40mlを濾過し、濃縮して濃縮エキス
26.4gを得た。
草10gを精製水900mlに加え、蒸発した量だけ精製水を補充しながら約6
0℃で60分間抽出した。得られた溶液40mlを濾過し、濃縮して濃縮エキス
26.4gを得た。
【0025】 実施例1 粉末化した白頭翁根乾燥粉末6gを蒸留水100mlに加え、60℃以下で6
0分間撹拌し、抽出した。抽出物を5000rpmで遠心分離した後、等張化剤
である塩化ナトリウム900mgと、保存剤であるパラオキシ安息香酸メチル1
60mgとを加えて無菌室で無菌濾過し、5ml容量のバイアル20個に分けて
入れ、−40℃以下で急速に凍結乾燥させて密栓し、粉末注射剤を得た。
0分間撹拌し、抽出した。抽出物を5000rpmで遠心分離した後、等張化剤
である塩化ナトリウム900mgと、保存剤であるパラオキシ安息香酸メチル1
60mgとを加えて無菌室で無菌濾過し、5ml容量のバイアル20個に分けて
入れ、−40℃以下で急速に凍結乾燥させて密栓し、粉末注射剤を得た。
【0026】 実施例2 粉末化した白頭翁根6g、粉末化した楡皮4g及び粉末化した甘草0.9gを
蒸留水100mlに加え、60℃以下で60分間撹拌して抽出した。抽出物を5
000rpmで遠心分離した後、等張化剤である塩化ナトリウム900mgと、
保存剤であるパラオキシ安息香酸メチル160mgとを加えた。得られた混合物
を無菌室で無菌濾過し、5ml容量のバイアル20個に分けて入れ、−40℃以
下で急速に凍結乾燥させて密栓し、粉末注射剤を得た。
蒸留水100mlに加え、60℃以下で60分間撹拌して抽出した。抽出物を5
000rpmで遠心分離した後、等張化剤である塩化ナトリウム900mgと、
保存剤であるパラオキシ安息香酸メチル160mgとを加えた。得られた混合物
を無菌室で無菌濾過し、5ml容量のバイアル20個に分けて入れ、−40℃以
下で急速に凍結乾燥させて密栓し、粉末注射剤を得た。
【0027】 実施例3 粉末化した白頭翁根6g、粉末化した人参3g及び粉末化した甘草0.9gを
蒸留水100mlに加え、蒸発した量だけ蒸留水を補充しながら60℃以下で6
0分間撹拌して抽出した。抽出液を5000rpmで遠心分離した後、等張化剤
である塩化ナトリウム900mgと保存剤であるパラオキシン安息香酸プロピル
160mgとを添加し、無菌室で無菌濾過し、5ml容量のバイアル20個に分
けて入れ、−40℃以下で急速に凍結乾燥させて密栓し、粉末注射剤を得た。
蒸留水100mlに加え、蒸発した量だけ蒸留水を補充しながら60℃以下で6
0分間撹拌して抽出した。抽出液を5000rpmで遠心分離した後、等張化剤
である塩化ナトリウム900mgと保存剤であるパラオキシン安息香酸プロピル
160mgとを添加し、無菌室で無菌濾過し、5ml容量のバイアル20個に分
けて入れ、−40℃以下で急速に凍結乾燥させて密栓し、粉末注射剤を得た。
【0028】 実施例4 粉末化した白頭翁根60g、粉末化した楡皮40g及び粉末化した甘草9gを
蒸留水1000mlに加え、蒸発した量だけ蒸留水を補充しながら60℃以下で
60分間撹拌して抽出した。抽出液を5000rpmで遠心分離した後、−40
℃以下で急速に凍結乾燥させ、38,150mgの凍結乾燥粉末を得た。
蒸留水1000mlに加え、蒸発した量だけ蒸留水を補充しながら60℃以下で
60分間撹拌して抽出した。抽出液を5000rpmで遠心分離した後、−40
℃以下で急速に凍結乾燥させ、38,150mgの凍結乾燥粉末を得た。
【0029】 実施例5 粉末化した白頭翁根60g、粉末化した楡皮60g及び粉末化した甘草9gを
50%(v/v)のエタノール1000mlに加え、蒸発した量だけアルコールを
補充しながら50〜60℃で60分間抽出した。抽出液を5000rpmで遠心
分離した後、−40℃以下で急速に凍結乾燥させ、45,150mgの凍結乾燥
粉末を得た。
50%(v/v)のエタノール1000mlに加え、蒸発した量だけアルコールを
補充しながら50〜60℃で60分間抽出した。抽出液を5000rpmで遠心
分離した後、−40℃以下で急速に凍結乾燥させ、45,150mgの凍結乾燥
粉末を得た。
【0030】 実施例6 粉末化された白頭翁根60g、粉末化された人参30g及び粉末化された甘草
9gを50%(v/v)のアセトン水溶液1000mlに加え、蒸発した量だけ溶
媒を補充しながら50〜60℃で60分間抽出した。抽出液を5000rpmで
遠心分離した後、−40℃以下で急速に凍結乾燥させ、34650mgの凍結乾
燥粉末を得た。
9gを50%(v/v)のアセトン水溶液1000mlに加え、蒸発した量だけ溶
媒を補充しながら50〜60℃で60分間抽出した。抽出液を5000rpmで
遠心分離した後、−40℃以下で急速に凍結乾燥させ、34650mgの凍結乾
燥粉末を得た。
【0031】 実施例7 粉末化した白頭翁根6g、粉末化した楡皮4g、及び粉末化した甘草0.9g
を70%(v/v)のエタノール100mlに加え、蒸発した量だけ溶媒を補充し
ながら60℃以下で60分間抽出した。抽出液を5000rpmで遠心分離した
後、等張化剤である塩化ナトリウム900mgと保存剤であるパラオキシ安息香
酸メチル160mgを加えた。得られた混合物を、無菌室で無菌濾過し、5ml
容量のバイアル20個に分け入れ、−40℃以下で急速に凍結乾燥させて密栓し
、粉末注射剤を得た。
を70%(v/v)のエタノール100mlに加え、蒸発した量だけ溶媒を補充し
ながら60℃以下で60分間抽出した。抽出液を5000rpmで遠心分離した
後、等張化剤である塩化ナトリウム900mgと保存剤であるパラオキシ安息香
酸メチル160mgを加えた。得られた混合物を、無菌室で無菌濾過し、5ml
容量のバイアル20個に分け入れ、−40℃以下で急速に凍結乾燥させて密栓し
、粉末注射剤を得た。
【0032】 実施例8 粉末化した楡皮10gを50%(v/v)のエタノール100mlに加え、60
℃以下で60分間撹拌して抽出した。抽出液を5000rpmで遠心分離した後
、等張化剤である塩化ナトリウム900mgと、保存剤であるパラオキシ安息香
酸メチル160mgとを加えた。得られた混合物を無菌室で無菌濾過し、5ml
容量のバイアル20個に分け入れ、−40℃以下で急速に凍結乾燥させて密栓し
、粉末注射剤を得た。
℃以下で60分間撹拌して抽出した。抽出液を5000rpmで遠心分離した後
、等張化剤である塩化ナトリウム900mgと、保存剤であるパラオキシ安息香
酸メチル160mgとを加えた。得られた混合物を無菌室で無菌濾過し、5ml
容量のバイアル20個に分け入れ、−40℃以下で急速に凍結乾燥させて密栓し
、粉末注射剤を得た。
【0033】 実施例9 粉末化した白頭翁根60g、粉末化した楡皮60g及び粉末化した甘草9gを
ヘキサン1000mlに加え、蒸発した量だけヘキサンを補充しながら60℃以
下で90分間抽出した。抽出液を5000rpmで遠心分離し、得られた溶液を
−40℃以下で急速に凍結乾燥させ、凍結乾燥粉末を得た。
ヘキサン1000mlに加え、蒸発した量だけヘキサンを補充しながら60℃以
下で90分間抽出した。抽出液を5000rpmで遠心分離し、得られた溶液を
−40℃以下で急速に凍結乾燥させ、凍結乾燥粉末を得た。
【0034】 実施例10 実施例4で得られた凍結乾燥エキス 150mg 結晶性セルロース 50mg 乳糖 50mg ステアリン酸マグネシウム 3mg 上記の処方を通常の方法で錠剤に打錠し、アルミニウムホイルで密封した。
【0035】 実施例11 実施例6で得られた凍結乾燥エキス 150mg 乳糖 30mg とうもろこし澱粉 30mg タルク 5mg ステアリン酸マグネシウム 3mg 上記の処方を通常の方法でゼラチン硬カプセルに充填し、アルミニウムホイル
により密封した。
により密封した。
【0036】 実施例12 実施例5で得られた凍結乾燥エキス 1000mg 通常の軟膏基材 適量 上記の処方を調剤して軟膏10gとし、アルミニウムチューブに充填して密封
した。
した。
【0037】 実験例1:急性毒性 体重234〜276gのラット8匹に実施例1で得られた凍結乾燥粉末を投与
したところ、LD50値は800mg/kgであった。
したところ、LD50値は800mg/kgであった。
【0038】 実験例2:抗ガン性 ガンを発生させるため、体重約25gのマウス30匹に、それぞれ、サルコー
マ180セル懸濁液0.1ml(1×106セル)を皮下注射した。6日後に、
10匹には実施例1で得られた粉末注射剤に注射用蒸留水5mlを加えて溶解さ
せた注射剤を0.15mlずつ1日1回皮下注射し、他の10匹には、比較例1
の注射剤0.15mlを1日1回皮下注射した。また、対照群として、残りの1
0匹には、生理的食塩水を0.15mlずつ10日間にわたり皮下注射した。
マ180セル懸濁液0.1ml(1×106セル)を皮下注射した。6日後に、
10匹には実施例1で得られた粉末注射剤に注射用蒸留水5mlを加えて溶解さ
せた注射剤を0.15mlずつ1日1回皮下注射し、他の10匹には、比較例1
の注射剤0.15mlを1日1回皮下注射した。また、対照群として、残りの1
0匹には、生理的食塩水を0.15mlずつ10日間にわたり皮下注射した。
【0039】 実施例1の注射剤及び比較例1の注射剤で治療した被験体群は、そのうち9匹
が15日間の注射により治癒し、各1匹が16日目に死亡した。また、対照群1
0匹は発癌10日目から死亡し始め、15日目までに全部が死亡した。
が15日間の注射により治癒し、各1匹が16日目に死亡した。また、対照群1
0匹は発癌10日目から死亡し始め、15日目までに全部が死亡した。
【0040】 実験例3:抗ガン性 ガンを発生させるため、体重約25gのマウス30匹に、それぞれ、サルコー
マ180セル懸濁液0.1ml(1×106セル)を皮下注射した。6日後に、
10匹(第1群)には実施例1で得られた粉末注射剤に注射用蒸留水5mlを加
えて溶解させた注射剤を0.15mlずつ1日1回皮下注射し、他の10匹(第
2群)には、6か月間冷蔵庫内で保存した比較例1の注射剤0.15mlを1日
1回皮下注射した。また、対照群(第3群)として、残りの10匹には、生理的
食塩水を0.15mlずつ10日間にわたり皮下注射した。
マ180セル懸濁液0.1ml(1×106セル)を皮下注射した。6日後に、
10匹(第1群)には実施例1で得られた粉末注射剤に注射用蒸留水5mlを加
えて溶解させた注射剤を0.15mlずつ1日1回皮下注射し、他の10匹(第
2群)には、6か月間冷蔵庫内で保存した比較例1の注射剤0.15mlを1日
1回皮下注射した。また、対照群(第3群)として、残りの10匹には、生理的
食塩水を0.15mlずつ10日間にわたり皮下注射した。
【0041】 第1群のうち9匹は15日間の注射により治癒し、第1群の1匹は17日目に
死亡した。第2群のうち3匹は15日間の注射により治癒し、1匹は12日目に
死亡、3匹は15日目に死亡、3匹は17日目に死亡した。第3群の10匹は発
癌10日目から死亡し始め、15日目までに全部が死亡した。
死亡した。第2群のうち3匹は15日間の注射により治癒し、1匹は12日目に
死亡、3匹は15日目に死亡、3匹は17日目に死亡した。第3群の10匹は発
癌10日目から死亡し始め、15日目までに全部が死亡した。
【0042】 実験例4:抗ガン性 ガンを発生させるため、体重約25gのマウス30匹に、それぞれ、サルコー
マ180セル懸濁液0.1ml(1×106セル)を皮下注射した。9日目(ガ
ンの末期)から初めて、7匹には、実施例3で得られた粉末注射剤に注射用蒸留
水5mlを加えて溶解させたサンプル注射剤を1日1回0.15mlずつ皮下注
射し(第1群)、他の7匹には、実施例3の上記サンプル注射剤を1日2回0.
15mlずつ皮下注射し(第2群)、他の7匹には、比較例1のサンプル注射剤
を1日1回0.15mlずつ皮下注射し(第3群)、他の7匹には、比較例1の
サンプル注射剤を1日2回0.15mlずつ皮下注射し(第4群)、他の7匹に
は、冷蔵庫に3か月保存した比較例1のサンプル注射剤を1日1回0.15ml
ずつ皮下注射し(第5群)、他の7匹には、冷蔵庫に6か月間保存した比較例1
のサンプル注射剤を1日2回0.15mlずつ皮下注射し(第6群)、残りの6
匹は対照群として用いた。
マ180セル懸濁液0.1ml(1×106セル)を皮下注射した。9日目(ガ
ンの末期)から初めて、7匹には、実施例3で得られた粉末注射剤に注射用蒸留
水5mlを加えて溶解させたサンプル注射剤を1日1回0.15mlずつ皮下注
射し(第1群)、他の7匹には、実施例3の上記サンプル注射剤を1日2回0.
15mlずつ皮下注射し(第2群)、他の7匹には、比較例1のサンプル注射剤
を1日1回0.15mlずつ皮下注射し(第3群)、他の7匹には、比較例1の
サンプル注射剤を1日2回0.15mlずつ皮下注射し(第4群)、他の7匹に
は、冷蔵庫に3か月保存した比較例1のサンプル注射剤を1日1回0.15ml
ずつ皮下注射し(第5群)、他の7匹には、冷蔵庫に6か月間保存した比較例1
のサンプル注射剤を1日2回0.15mlずつ皮下注射し(第6群)、残りの6
匹は対照群として用いた。
【0043】 第1群及び第3群では、発癌から15日目にそれぞれ1匹、17日目にそれぞ
れ1匹、18日目にそれぞれ1匹、20日目にそれぞれ1匹が死亡したが、3匹
は20日間(発癌から29日)の注射により治癒した。
れ1匹、18日目にそれぞれ1匹、20日目にそれぞれ1匹が死亡したが、3匹
は20日間(発癌から29日)の注射により治癒した。
【0044】 第2群及び第4群では、発癌から16日目にそれぞれ1匹、18日目にそれぞ
れ1匹、19日目にそれぞれ1匹、21日目にそれぞれ1匹が死亡したが、3匹
は19日間(発癌から28日)の注射により治癒した。
れ1匹、19日目にそれぞれ1匹、21日目にそれぞれ1匹が死亡したが、3匹
は19日間(発癌から28日)の注射により治癒した。
【0045】 第5群では、発癌から15日目に1匹、18日目に1匹、19日目に1匹、2
1日目に1匹が死亡したが、2匹は注射後21日間の注射により治癒した。
1日目に1匹が死亡したが、2匹は注射後21日間の注射により治癒した。
【0046】 第6群では、発癌から15日目に1匹、16日目に1匹、18日目に1匹、1
9日目に1匹、20日目に2匹が死亡したが、1匹は20日間の注射により治癒
した。
9日目に1匹、20日目に2匹が死亡したが、1匹は20日間の注射により治癒
した。
【0047】 第7群では、発癌から15日目に全て死亡した。
【0048】 実験例5:実施例1の粉末注射剤を注射用蒸留水に溶解させて調製された注
射剤を志願者に投与することによる臨床試験 対象: 氏名:金明元(治療当時36才、男性) 住所:韓国大邱市東区新基洞牡丹2洞6−501号 病名:進行した甲状腺ガン 診断:1992年5月7日に大邱の嶺南大学病院にて 投薬期間:1992年5月17日〜1992年10月20日 治療:1日1回12mlずつ4日間、上記注射剤を静脈注射し、同時に、隆起性
腫瘍部内に1日2回10mlずつ8日間(全15回)、上記注射剤を直接注射し
た後、25日間注射治療を行わなかった。その後、上述の方法と同様にして、静
脈注射と隆起性腫瘍部内への直接注射とを繰返したところ、腫瘍は完全に消失し
た。5年後、嶺南大学病院と忠南大学病院とで完治していると判定された。
射剤を志願者に投与することによる臨床試験 対象: 氏名:金明元(治療当時36才、男性) 住所:韓国大邱市東区新基洞牡丹2洞6−501号 病名:進行した甲状腺ガン 診断:1992年5月7日に大邱の嶺南大学病院にて 投薬期間:1992年5月17日〜1992年10月20日 治療:1日1回12mlずつ4日間、上記注射剤を静脈注射し、同時に、隆起性
腫瘍部内に1日2回10mlずつ8日間(全15回)、上記注射剤を直接注射し
た後、25日間注射治療を行わなかった。その後、上述の方法と同様にして、静
脈注射と隆起性腫瘍部内への直接注射とを繰返したところ、腫瘍は完全に消失し
た。5年後、嶺南大学病院と忠南大学病院とで完治していると判定された。
【0049】 実験例6:実施例2の粉末注射剤を注射用蒸留水に溶解させて調製された注
射剤を志願者に投与することによる臨床試験 対象: 氏名:金哲基(治療当時50才、男性) 住所:韓国ソウル市良川区新井洞夭洞アパート1223棟404号 病名:進行した肺ガン。手術後の残留ガンにより体重減少、咳、血痰、呼吸困難
。 診断:1989年5月18日に延世医科大学原州基督病院にて 投薬期間:1989年9月3日〜1990年3月5日 治療:1日1回10mlずつ4日間、上記注射剤を静脈注射した後、3週間治療
しなかった。同様の投薬を上記期間のうち7か月間繰返したところ、ガン及び関
連症状が完全に消失した。6年後、延世医大及び忠南医大にて完治したと判定さ
れた。
射剤を志願者に投与することによる臨床試験 対象: 氏名:金哲基(治療当時50才、男性) 住所:韓国ソウル市良川区新井洞夭洞アパート1223棟404号 病名:進行した肺ガン。手術後の残留ガンにより体重減少、咳、血痰、呼吸困難
。 診断:1989年5月18日に延世医科大学原州基督病院にて 投薬期間:1989年9月3日〜1990年3月5日 治療:1日1回10mlずつ4日間、上記注射剤を静脈注射した後、3週間治療
しなかった。同様の投薬を上記期間のうち7か月間繰返したところ、ガン及び関
連症状が完全に消失した。6年後、延世医大及び忠南医大にて完治したと判定さ
れた。
【0050】 実験例7:実施例2の粉末注射剤を注射用蒸留水に溶解させて調製された注
射剤を志願者に投与することによる臨床試験 対象: 氏名:徐相奉(治療当時35才、男性) 住所:韓国慶南巨濟郡長牧面示方里756 病名:進行した直腸ガン。手術による腫瘍の部分切除の後、残留ガンにより体重
減少及び激しい痛み。 診断:1991年7月19日に釜山の高新医療院にて 投薬期間:1991年11月19日〜1992年5月12日 治療:1日1回10mlずつ4日間、上記注射剤を静脈注射した後、3週間治療
しなかった。同様の投薬を上記期間のうち7か月間繰返したところ、残留ガンが
完全に消失した。6年後釜山の高新医療院及び忠南医大にて完治したと判定され
た。
射剤を志願者に投与することによる臨床試験 対象: 氏名:徐相奉(治療当時35才、男性) 住所:韓国慶南巨濟郡長牧面示方里756 病名:進行した直腸ガン。手術による腫瘍の部分切除の後、残留ガンにより体重
減少及び激しい痛み。 診断:1991年7月19日に釜山の高新医療院にて 投薬期間:1991年11月19日〜1992年5月12日 治療:1日1回10mlずつ4日間、上記注射剤を静脈注射した後、3週間治療
しなかった。同様の投薬を上記期間のうち7か月間繰返したところ、残留ガンが
完全に消失した。6年後釜山の高新医療院及び忠南医大にて完治したと判定され
た。
【0051】 実験例8:実施例3の粉末注射剤を注射用蒸留水に溶解させて調製された注
射剤を志願者に投与することによる臨床試験 対象: 氏名:朴周相(治療当時45才、男性) 住所:韓国釜山市今井区釜谷1洞387−3,15/2 病名:進行した胃ガン。胃部鈍重感、消化不良及び体重減少 診断:1989年12月29日に釜山の高新医療院にて 投薬期間:1990年3月1日〜1990年9月29日 治療:1日1回10mlずつ4日間上記注射剤を静脈注射しながら、同時に、1
日4回173mgずつ上記サンプルを内服した。4日間静脈注射を行いった後4
週間注射をせず、その間内服は継続するという方法で、静脈注射を行った。その
結果、症状は完全に消え、組織検査により正常であることが確認された。6年後
、釜山医療院にて完治したと判定された。
射剤を志願者に投与することによる臨床試験 対象: 氏名:朴周相(治療当時45才、男性) 住所:韓国釜山市今井区釜谷1洞387−3,15/2 病名:進行した胃ガン。胃部鈍重感、消化不良及び体重減少 診断:1989年12月29日に釜山の高新医療院にて 投薬期間:1990年3月1日〜1990年9月29日 治療:1日1回10mlずつ4日間上記注射剤を静脈注射しながら、同時に、1
日4回173mgずつ上記サンプルを内服した。4日間静脈注射を行いった後4
週間注射をせず、その間内服は継続するという方法で、静脈注射を行った。その
結果、症状は完全に消え、組織検査により正常であることが確認された。6年後
、釜山医療院にて完治したと判定された。
【0052】 実験例9:実施例5の粉末注射剤を注射用蒸留水に溶解させて調製された注
射剤を志願者に投与することによる臨床試験 対象: 氏名:李福道(治療当時65才、男性) 住所:韓国慶北陽山郡華谷面草山里322−81 病名:進行した肝ガン。手術による腫瘍の部分切除の後、残留ガンにより腹水、
消化不良、体重減少。 診断:1994年4月8日に釜山の高新医療院にて 投薬期間:1994年5月31日〜1994年12月30日 治療:1日1回9mlずつ4日間上記注射剤を静脈注射し、同時に、肝臓に残っ
た腫瘍内に1日1回4mlずつ3日間サンプルを直接注射した後、3週間治療を
行わなかった。同様の投薬を3回繰返した後、投薬の4サイクル目から静脈注射
のみ行ったところ、残存していた腫瘍が完全に消失した。3年後、釜山の高新医
療院と忠南医大とにおいて患者が完全に治癒していると判定された。
射剤を志願者に投与することによる臨床試験 対象: 氏名:李福道(治療当時65才、男性) 住所:韓国慶北陽山郡華谷面草山里322−81 病名:進行した肝ガン。手術による腫瘍の部分切除の後、残留ガンにより腹水、
消化不良、体重減少。 診断:1994年4月8日に釜山の高新医療院にて 投薬期間:1994年5月31日〜1994年12月30日 治療:1日1回9mlずつ4日間上記注射剤を静脈注射し、同時に、肝臓に残っ
た腫瘍内に1日1回4mlずつ3日間サンプルを直接注射した後、3週間治療を
行わなかった。同様の投薬を3回繰返した後、投薬の4サイクル目から静脈注射
のみ行ったところ、残存していた腫瘍が完全に消失した。3年後、釜山の高新医
療院と忠南医大とにおいて患者が完全に治癒していると判定された。
【0053】 安定性実験例1 本発明の各実施例において調製された注射用凍結乾燥粉末のサンプルを、2年
間保存した後、注射用蒸留水に溶解させた。得られた溶液は透明な淡褐色であり
、沈澱物は全く見られなかった。
間保存した後、注射用蒸留水に溶解させた。得られた溶液は透明な淡褐色であり
、沈澱物は全く見られなかった。
【0054】 安定性実験例2 比較例2において調製された注射剤のサンプルを、1か月、2か月及び3か月
間、それぞれ貯蔵した。その結果得られた溶液では、1か月で沈澱物が生じ、3
か月では溶液が混濁したため、注射剤として使用することができなかった。
間、それぞれ貯蔵した。その結果得られた溶液では、1か月で沈澱物が生じ、3
か月では溶液が混濁したため、注射剤として使用することができなかった。
【0055】
以上の実験例からわかるように、先行発明による抗ガン剤組成物は、湿気に対
して敏感であり、冷蔵庫に保管しても容易に変質してその有効性が著しく減少す
るため、長期間保存することはできず、医薬品として用いることができない。
して敏感であり、冷蔵庫に保管しても容易に変質してその有効性が著しく減少す
るため、長期間保存することはできず、医薬品として用いることができない。
【0056】 しかし、各生薬原料を60℃以下で抽出し、抽出後即座にエキスを凍結乾燥す
ることにより調製される本発明の組成物は、長時間保存した後でも品質及び有効
性に変化はなく、したがって、安全に使用することができる。
ることにより調製される本発明の組成物は、長時間保存した後でも品質及び有効
性に変化はなく、したがって、安全に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,T R,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA ,ZW Fターム(参考) 4C088 AB12 AB18 AB32 AB40 AB52 AB60 AC06 AC11 BA08 BA09 CA05 CA08 CA09 CA11 MA07 MA28 MA35 MA36 MA37 MA41 MA43 MA44 MA66 NA14 ZB26
Claims (8)
- 【請求項1】 粉末化した白頭翁根(Pulsatillae Radix)0〜100重量%及び粉末化した
楡皮(Ulmaceae Cortex)0〜100重量%を60℃以下で溶媒に抽出し、抽出
物を濾過し凍結乾燥させ従来の補助剤を混合して得られた凍結乾燥粉末、又は、
上記抽出液に補助剤を混合して濾過し凍結乾燥させて得られた凍結乾燥粉末を、
薬剤学的に通常使用される製剤化方法で製剤化された抗ガン剤組成物。 - 【請求項2】 粉末化した白頭翁根(Pulsatillae Radix)0〜100重量%及び粉末化した
楡皮(Ulmaceae Cortex)0〜100重量%(ただし、白頭翁根と楡皮の総量は
30重量%以上)と、粉末化した人参(Ginseng Radix)0〜70重量部及び甘
草(Glycyrrhizae Radix)0〜70重量部のうちから選択された1種以上の原料
とを60℃以下で溶媒に抽出し、抽出物を濾過し凍結乾燥させ従来の補助剤を混
合して得られた凍結乾燥粉末、又は、上記抽出液に補助剤を混合して濾過し凍結
乾燥させて得られた凍結乾燥粉末を、薬剤学的に通常使用される製剤化方法で製
剤化された抗ガン剤組成物。 - 【請求項3】 上記溶媒は、水、アルコール、アセトン、酢酸エチル、ヘキサン及びそれらの
混合物のうちから選択され、上記組成物は、散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、
粉末注射剤又は軟膏剤の形態に製剤化された請求項1又は2記載の抗ガン剤組成
物。 - 【請求項4】 上記補助剤は、希釈剤、結合剤、崩壊剤、保存剤、無痛化剤、等張剤及び滑沢
剤のうちから選択された1種以上である請求項1又は2記載の抗ガン剤組成物。 - 【請求項5】 粉末化した白頭翁根(Pulsatillae Radix)0〜100重量%及び粉末化した
楡皮(Ulmaceae Cortex)0〜100重量%を60℃以下で溶媒に抽出し、抽出
物を濾過し凍結乾燥させ従来の補助剤を混合し、又は、上記抽出液に補助剤を混
合して濾過し凍結乾燥させ、薬剤学的に通常使用される製剤化方法で製剤化する
、抗ガン剤組成物の製造方法。 - 【請求項6】 粉末化した白頭翁根(Pulsatillae Radix)0〜100重量%及び粉末化した
楡皮(Ulmaceae Cortex)0〜100重量%(ただし、白頭翁根と楡皮の総量は
30重量%以上)と、粉末化した人参(Ginseng Radix)0〜70重量部及び粉
末化した甘草(Glycyrrhizae Radix)0〜70重量部のうちから選択された1種
以上の原料とを60℃以下で溶媒に抽出し、抽出物を濾過し凍結乾燥させ従来の
補助剤を混合し、又は、抽出液に従来の補助剤を混合して濾過し凍結乾燥させ、
薬剤学的に通常使用される製剤化方法で製剤化された抗ガン剤組成物の製造方法
。 - 【請求項7】 上記溶媒は、水、アルコール、アセトン、酢酸エチル、ヘキサン及びそれらの
混合物のうちから選択され、上記組成物は、散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、
粉末注射剤又は軟膏剤の形態に製剤化された、請求項5又は6記載の抗ガン剤組
成物の製造方法。 - 【請求項8】 上記補助剤は、希釈剤、結合剤、崩壊剤、保存剤、無痛化剤、等張剤及び滑沢
剤のうちから選択された1種以上である、請求項5又は6記載の抗ガン剤組成物
の製造方法。
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---|---|---|---|
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