JP2002526648A - プロセス・チャンバを洗浄する方法 - Google Patents

プロセス・チャンバを洗浄する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、チタン又は窒化チタンのような半導体材料のデポジションに利用される半導体デポジション・チャンバの本来の場所での洗浄の方法を提供する。方法は、ウェーハ間で、a)上昇温度のチャンバに塩素ガスを導入する段階と;b)不活性ガスでチャンバをパージする段階と;及びc)次のウェーハの導入の前に不活性ガスを排出する段階とを具備する。二段階ウェーハ間洗浄処理は、塩素を上昇温度のチャンバに導入し、その後塩素を取り除くことなくプラズマを起動し、不活性ガスでチャンバをパージしかつ次のウェーハを導入する前に不活性ガスを排出することによって実行される。好ましい実施例において、チタンの薄い保護膜がそのような材料のデポジションのためにチャンバを利用する前にチャンバの内面にデポジットされる。保護層は、各二段階洗浄に続いて補給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 1.技術分野 本発明は、プロセス・チャンバ(処理室)を本来の場所で洗浄する方法に関す
る。特に、蒸着処理条件及びウェーハ間(wafer-to-wafer)繰返し性を改良するた
めに塩素に基づく(chlorine-based)洗浄を化学気相成長法(化学蒸着法)(“C
VD”)チャンバで実行する
【0002】 2.背景技術 一般に、半導体処理は、ウェーハが単一の環境において半導体材料の多重層の
デポジション(deposition)及び種々の処理(treatments)によって処理されるよう
な多重チャンバで構成された特殊な装置で行なわれる。そのようなツールにおい
て、複数の処理チャンバ及び準備チャンバがクラスターに配置され、それぞれが
ロボット式(自動)搬送手段によってサーブ(serve)される。それゆえに、その
ようなツールは、クラスター・ツールと一般に呼ばれる。そのようなツールは、
集積回路を製造するために複数の順次段階を通して半導体ウェーハを処理する。
【0003】 半導体処理装置が上述したように構成されるか又は当業者にとって既知の他の
構成を有するかに係わりなく、目的は、単に、最も効率的な方法で単位時間当た
り最多数のウェーハを処理することであるということが理解されるであろう。し
かしながら、アクティブ・チャンバ、即ち、半導体材料がエッチングのような、
他の方法でデポジットされるか又は処理されるようなチャンバは、そのような処
理(procedures)中に本質的に形成された残留物を定期的に洗浄しなければならな
いことは、そのような装置の全ての特性である。デポジション・チャンバを洗浄
しなければならない前にデポジション・チャンバで実行されるオペレーションの
質の犠牲なしで可能な限り高い処理量を有することが望ましいということが更に
理解されるであろう。
【0004】 デポジション・チャンバを洗浄する一つの特に望ましい特徴(機能)は、本来
の場所で、即ち、クラスター・ツールからチャンバを取り外すことを必要とせず
に又は大気に存在する酸化素子にチャンバを露出することなしに、洗浄を実行す
ることである。本来の場所での洗浄は、一つ以上のチャンバを洗浄している間に
クラスター・ツールをオフにしなくてもよいということを意味する。これは、異
なる半導体処理が実行されるチャンバが異なるレートにおける効率的処理に対し
て不適当になり、それゆえに、同時に洗浄を必要としないと考えられる場合に特
に有利である。従って、他のチャンバが処理においてそれらの機能を実行し続け
ている間に多重チャンバ・ツールの一つ以上のチャンバを洗浄することができる
処理は、特に有利である。本発明により、上述した必要性に合致する洗浄処理を
提供する。
【0005】 (発明の開示) 従来技術に関連付けられた欠点は、本発明のプロセス・チャンバを洗浄する方
法によって克服される。本発明によれば、チタンのような金属又は窒化チタンの
ような材料の化学気相成長法(CVD)が個別に施されるウェーハに対するウェ
ーハ間繰返し性は、洗浄ガスとして塩素を利用するウェーハ間の簡潔な熱洗浄段
階によって向上される。この洗浄段階は、デポジション・チャンバを洗浄しなけ
ればならない前に、処理されるウェーハの数において、間隔をかなり拡げる。本
発明の第2の形態において、デポジション・チャンバは、洗浄ガスとして塩素を
利用して第1ステージの熱洗浄を実行し次いでプラズマで洗浄ガスを励起するこ
とにより第二段階の洗浄を実行することによって本来の場所で洗浄されうる。ま
た、方法は、二段階・ポジション・チャンバ洗浄に続いてチャンバにおいて保護
コーティングの材料をデポジットする段階を具備する。そのような保護コーティ
ングは、化学気相成長によってチャンバの内面(interior surface)にデポジッ
トされるチタンでありかつ約50Å〜1μ間の厚さでありうる。
【0006】 更に、少なくともその内の二つがチタン又は窒化チタンのデポジションを実行
している、複数のチャンバを含んでいる半導体ウェーハ処理ツールを通してウェ
ーハの処理シーケンスを制御するシステムにおいて、そのようなチャンバに対し
て洗浄プログラムを実行する場合に専用コントローラとして動作する汎用コンピ
ュータ・システムは、熱的に活性化された塩素によってウェーハ間のチャンバを
洗浄し、チャンバの状態(条件)を監視し、チャンバを洗浄するための決定を発
動し(invoking)、熱塩素洗浄それに続くプラズマ塩素洗浄により構成されている
チャンバの二段階洗浄を実行しそして実行されている処理シーケンスにチャンバ
を戻す段階を含んでいる処理を実行する。コンピュータ読み取り可能媒体は、二
段階洗浄の後でかつ処理シーケンスにチャンバを戻す前にチャンバの内面にチタ
ンの保護コーティングをデポジットする追加の段階を更に実行しうる。
【0007】 ここに記述したような方法で、ウェーハ間繰返し性は、向上されかつウェーハ
処理システムの処理量は、システム全体に対して停止時間がほとんどないかまた
は低減されるように最適化される。システムの真空環境は、破壊されずそれによ
って洗浄動作が選択されたチャンバで実行されている間にウェーハを別のチャン
バで処理することができる。
【0008】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明の教示は、添付した図面に関して以下の詳細の説明を考慮することによ
って容易に理解することができる。
【0009】 本発明は、ある特定の材料、特にチタン又は窒化チタンのデポジションを化学
気相成長法(“CVD”)により実行するような多重段階半導体処理装置におけ
るデポジション・チャンバの洗浄における改良に関する。一般に、チタン又は窒
化チタンのCVDデポジションにおいて、前駆物質ガスがチャンバに導入されか
つ適当にバイアスされるターゲット・ウェーハに材料をデポジットするために熱
分解される。チタンのデポジションは、ウェーハを更にバイアスしかつ前駆物質
ガスの分解をエンハンス(促進)するためにRFプラズマがチャンバで生成され
るように通常プラズマ・エンハンス(強化)される。
【0010】 CVDによりチタン膜をデポジットするためにある特定の有機化合物を含んで
いる種々の有機チタン前駆物質化合物が利用されるけれども、多くの理由で、前
駆物質化合物として四塩化チタン(TiCl4)を利用するのが好ましい。Ti
Cl4は、一般に、アルゴンのようなキャリア・ガス及び水素のような反応ガス
との組合せでチャンバに導入される。TiCl4の分解は、ターゲット・ウェー
ハへチタンのデポジションとHCl及び他の副産物の形成とを結果としてもたら
す。これら副産物のほとんどは、ウェーハに形成されたデポジット(deposited)
フィルムの汚染を防ぐために排出される。デポジション処理の総合効果を強化す
るためにアルゴン・プラズマを追加してもよいし追加しなくてもよい。説明した
デポジションは、チタンのCVDであるが、これは、CVD TiN、等のよう
な他の材料のデポジションを妨げない。そのような処理は、1997年12月2
日に出願されかつここに参考文献として採り入れられる、同じ出願人の米国特許
出願第08/982、872号に記述されている。上述した方法でCVDを実行
することができるように構成された適当なチャンバ及びクラスター・ツールの例
は、米国カリフォルニア州サンタ・クララのアプライド・マテリアル社によって
製造及び販売されるTiXZチャンバ及びセンチュラ(Centura)5200メイン
フレームの両方である。
【0011】 本発明の洗浄処理は、単一段階及び二段階洗浄の両方を備えており、後者は、
きわだってより強力である。本発明の洗浄処理は、ウェーハ間繰返し性を物質的
に改良しかつ定期的洗浄が要求される前に一つのデポジション・チャンバにCV
Dチタンでかなりの数のウェーハを処理させる。当業者は、自動化された半導体
処理システムにおける問題がデポジション・チャンバにおける残留粒子にしばし
ば関連付けられるということを理解するであろう。本発明の洗浄処理がそのよう
な問題を低減するという事実は、相当の商業的興味があるウェーハ間繰返し性及
び処理量の両方におけるかなりの増大を示す。当業者に容易に理解されるように
、所与の装置に対する処理量は、そこで実行される処理に主に依存して変化する
。本発明の洗浄処理は、多くの処理で利用されうるが、それは、CVDチタン又
は窒化チタン処理、特に前駆物質ガスとして四塩化チタンを利用するものに関連
して最も有用である。
【0012】 TiCl4デポジション処理において、そのような処理を伴う場合のように、
不純物のビルドアップ、即ち、上記した副産物、並びに基板加熱器、デポジショ
ン・チャンバの壁及び表面板(フェース・プレート)又は蓋(リッド)のような
、ある特定の表面への材料の意図していないデポジションは、デポジション処理
の繰返し性を維持するために定期的に取り除かなければならない。本処理のコン
テクストにおける繰返し性は、CVD処理におけるデポジション・レート(堆積
速度)の減少及び/又は処理パラメータにおける材料変化を防ぐこと又は最小に
することと規定される。繰返し性を測定するために利用されるパラメータは、C
VDによってデポジットされている層のシート抵抗である、なぜならば堆積速度
の損失及び処理パラメータにおける材料変化の両方は、変化がシート抵抗である
ことを明白にするからである。
【0013】 本発明に従いかつ図1を参照すると、一連のステップ100として示される、
熱塩素洗浄は、デポジション・チャンバにおける個々のウェーハの処理間で実行
される。方法は、チャンバにおいて、処理、即ち化学気相成長が終了したウェー
ハの引き出し(withdrawal)であるステップ102からスタートする。オプション
で、ステップ102において、プラシーボ・ウェーハがチャンバに挿入される。
プラシーボ・ウェーハは、洗浄処理中に基板加熱器を保護するために用いられる
。本発明の好ましい実施例において、プラシーボ・ウェーハは、半導体ウェーハ
と同じ大きさ及び形状を有している石英盤(クォーツ・ディスク)である。ステ
ップ103において、前洗浄パージ(pre-clean purge)がチャンバで実行される
。特に、アルゴン、ヘリウム又は窒素のような不活性ガスは、チャンバにポンプ
注入されかつデポジション副産物のチャンバをパージするために排出される。ス
テップ104において、塩素ガスは、約0.5〜50トルの間で好ましくは1ト
ルで、約500〜700℃の上昇温度の下、チャンバに入れられる。本発明の洗
浄処理において純粋な塩素を利用することができるが、それは、アルゴン、窒素
又はヘリウム、好ましくはアルゴンのような不活性希釈ガスの容積に対して約9
9.9%まで混合されるのが好ましい。熱塩素洗浄は、約5〜60秒間、好まし
くは約10秒間、実行される。
【0014】 熱塩素洗浄ステップ104に続いて、塩素の流れは、停止され、かつチャンバ
は、不活性希釈ガスでステップ106においてパージされる。特に、不活性希釈
ガス、好ましくはアルゴンは、約1〜10秒間、好ましくは約5秒間、約0.5
〜50トルの間で好ましくは3トルまでチャンバにポンプで注入される。ステッ
プ108において、チャンバは、約5〜150ミリトル、好ましくは約40〜5
0ミリトルの最終圧力までポンプで下げられる。そして、ステップ110におい
て、新しいウェーハが処理のためにチャンバに導入される。
【0015】 上述した熱洗浄シーケンス100が個々のウェーハの処理の間で実行されると
いうことが理解されるが、シーケンスは、また、ウェーハのグループ間で周期ベ
ースで実行することもできる。例えば、処理パラメータは、いつ周期シーケンス
を開始するかに対する決定を行うために監視される。そのようなパラメータは、
ウェーハ・カウント、被膜(deposited film)のシート抵抗、等を含むがそれら
に限定されない。そのような決定により、周期シーケンスは、多少の変化を伴う
“ウェーハ・シーケンス間”100に対するものと同じステップ(段階)により
実行される。特に、約200〜250個のウェーハのウェーハ・カウントの後で
、方法は、チャンバで処理、即ち化学気相成長が終了したウェーハの引き出し及
びプラシーボ・ウェーハのオプション的挿入を伴うステップ102で、開始する
。ステップ103において、前洗浄パージ(pre-clean purge)がチャンバで実行
される。特に、アルゴン、ヘリウム又は窒素のような不活性ガスがチャンバにポ
ンプで注入されかつデポジション副産物のチャンバをパージするために排出され
る。ステップ104において、、約0.5〜50トル間、好ましくは20トルの
圧力で、約500〜700℃の上昇温度下でチャンバに塩素が入れられる。本発
明の洗浄処理において純粋な塩素を利用することができるが、アルゴン、窒素又
はヘリウム、好ましくはアルゴンのような不活性希釈ガスの容積に対して約99
.9%まで混合されることが好ましい。熱塩素洗浄は、約200〜1000秒、
好ましくは500秒の間実行される。
【0016】 熱塩素洗浄ステップ104に続いて、塩素の流れは、停止されかつチャンバは
、不活性希釈ガスでステップ106でパージされる。特に、不活性希釈ガス、好
ましくはアルゴンは、約0.5〜50トル間、好ましくは3トルの圧力までチャ
ンバにポンプで注入される。次いで、チャンバは、約5〜150ミリトルの圧力
までポンプ・ダウンされる。このポンプ・アップ及びポンプ・ダウン・サイクル
は、約1〜20サイクルの間、好ましくは10〜15サイクルの間、繰り返され
る。不活性希釈ガスのこの繰返しサイクリングは、チャンバから粒子及び残留ガ
スを取り除く。ステップ108において、チャンバは、約5〜150ミリトルの
最終圧力までポンプ・ダウンされる。そして、ステップ110において、新しい
ウェーハが処理のためにチャンバに導入される。
【0017】 プロセス・チャンバを洗浄する代替方法を図2に示す。特に、二段階洗浄処理
は、“ウェーハ・シーケンス間”200として実行される。即ち、処理は、毎回
ウェーハがチャンバで処理された後に実行される。図1におけるように、図2に
示す処理は、ステップ202において、処理されたウェーハの取り出し及びプラ
シーボ・ウェーハのオプション的挿入で開始する。ステップ203において、前
洗浄パージがチャンバで実行される。特に、アルゴン、ヘリウム又は窒素のよう
な不活性ガスは、チャンバにポンプで注入されかつデポジション副産物のチャン
バをパージするために排出される。第1段階の洗浄は、ステップ204において
、純粋な塩素ガス又は塩素ガスを伴う上述したような不活性ガスの容積に対して
約99.9%までの混合を高温下(約500〜700℃の範囲、好ましくは65
0℃)のチャンバに導入することによって実行される。チャンバ圧力は、約0.
5〜50トルの範囲、好ましくは20トルであるように調整される。この第1段
階の洗浄は、約5〜50秒間、好ましくは約20秒間実行される。
【0018】 第2段階の洗浄において、エネルギーの異なる形式、即ちプラズマを利用する
。チャンバから塩素を取り出すことなく、熱洗浄段階204と同じ温度条件下で
塩素プラズマ206を起動するためにRF電力をチャンバに印加する。チャンバ
圧力は、約0.5〜10トルの範囲、好ましくは0.8トルであるように調整さ
れる。RF電力は、約50〜900ワット、好ましくは100〜200ワットの
範囲である。プラズマ洗浄段階206は、熱洗浄段階204よりも短いのが好ま
しく、約2〜20秒間、好ましくは約5秒間実行される。プラズマ洗浄206に
続いて、図1に示した“ウェーハ・シーケンス間”100を参照して上述したよ
うに、デポジション・チャンバは、不活性ガスによりステップ208でパージさ
れる。パージ・ステップ208において、純粋な塩素ガス又はその混合の流れは
、停止されかつ電力は、プラズマ・ステップ206に対して利用されたレベルの
約半分に低減される。これは、チャンバの圧力を約0〜1トル、好ましくは0.
5トルに低減する。このようにして、プラズマをチャンバに拡散するが浮遊粒子
がまだ維持されているのでそれら(浮遊粒子)をチャンバからポンプで出すこと
ができる。次に、チャンバは、約5〜150ミリトルの最終圧力まで約20秒間
ステップ210でポンプ・ダウンされる。そして、ステップ212において、新
しいウェーハが処理のためにチャンバに導入される。
【0019】 熱塩素洗浄とその後に続く短いプラズマ洗浄の組合せは、デポジション・チャ
ンバ・コンポーネントに対する最小のリスクで洗浄オペレーションの優れた制御
を供給する。本発明の処理に従って供給される二段階塩素洗浄の高い効率は、全
てのウェーハの後でデポジション・チャンバの洗浄を本来の場所(その場所)で
実行することができそれによってデポジション半導体処理装置に対するダウンタ
イム(中断時間)を最小にする。特に、全てのウェーハの後の実行処理200が
あまりにも有効なのでチャンバ条件(状態)を保守(維持)するために周期的又
は拡張洗浄段階或いは他の類似する保守(維持)ステップを必要としないことが
認められた。
【0020】 本発明の更なる代替実施例において、デポジション・チャンバの内面は、後続
の洗浄段階に対する保護を供給するために、保護コーティング、好ましくはチタ
ン又は窒化チタンで被覆される。このコーティングは、洗浄処理中にチャンバ・
コンポーネント、即ち、基板加熱器、ペデスタル、壁、屋根(ルーフ)、等を保
護する。保護コーティングは、オプション的ステップ220として示された図2
に示された二段階洗浄処理のポンプ・ダウン・ステップ210に続いて適用され
かつ単に、ペデスタルにウェーハなしでかつペデスタルをバイアスすることなく
CVDデポジション処理を行うことによって実行されて、保護コーティングを形
成しているデポジット材料(deposited material)がデポジション・チャンバの露
出面の全てにデポジットされうる。
【0021】 保護コーティングは、洗浄段階中にデポジション・チャンバ・コンポーネント
を保護するために十分に厚くなければならないが、通常のデポジション処理を妨
げるようにあまり厚くてもいけない。一般に、デポジション材料がチタンである
のが好ましくかつ、保護コーティングは、約50Åと1μとの間の厚さを有する
のが好ましい。当業者は、用いられる特定の装置のデポジション・ケーパビリテ
ィを参照することによって必要な厚みのチタン・コーティングを容易にデポジッ
トすることができる。
【0022】 保護コーティングを利用している本発明の実施例において、ウェーハの初期処
理は、所定の場所に保護コーティングを有しているデポジション・チャンバで開
始され、うことが理解され、従って、上述した保護コーティングのアプリケーシ
ョンは、実際には、補給(リプレニシュメント(replenishment))であるという
ことが理解されるであろう。保護コーティングは、通常は窒化アルミであるデポ
ジション・チャンバの加熱素子を保護することに特に有用である。コーティング
なしでは、塩素は、ウェーハが処理されるときに冷却チャンバ表面に塩化アルミ
ニウムとしてコンデンス(凝結)しかつリデポジット(再被着)する汚染物質を
続いて生成する加熱素子の表面をアタックする(即ち、エッチする)であろう。
塩化アルミニウムのデポジションの程度は、図2に示す二段階洗浄のステップ2
20を起動するための決定に達する要因(ファクタ)となりうる。しかしながら
、決定は、最後の洗浄、又は一つ以上のチャンバ・パラメータの周期的監視の結
果、又はオペレータの直接問合せ、等によるので、デポジション・チャンバにお
いて処理された所定数のウェーハに達することによってトリガされうるのが好ま
しい。チャンバは洗浄を必要としないということが決定されたならば、デポジシ
ョン・チャンバは、ウェーハを処理することを続ける。
【0023】 図4は、二段階洗浄処理400の代替実施例を示す。本質的に、処理400は
、ステップのそれぞれに対して設定されるパラメータにより処理200と同一で
ある。これら二つの方法の間の唯一の大きな相違は、洗浄段階の順番である。特
に:ステップ402及び403は、それぞれステップ202及び203と同一で
ある;処理400のプラズマ洗浄ステップ404と熱洗浄ステップ406は、そ
れぞれ、それらが交換されていること以外は、処理200のステップ206及び
204と同一である。即ち、チャンバをプラズマ洗浄するためにプラズマがまず
起動され、次いでプラズマが停止されて熱洗浄が実行される。ステップ408、
410、412及びオプションのステップ420は、それぞれステップ208、
210、212及びオプションのステップ220と同一である。総合的に二段階
洗浄処理は、個々の洗浄段階の順番に係わりなく効果的であるということが示さ
れる。
【0024】 ここの提供された洗浄処理は、ロボット式搬送機構によってサーブされる単一
の装置において半導体材料の多重層のデポジション及び処理によってウェーハが
準備されかつ処理される多重チャンバで構成された半導体処理ツールにおいて利
用される場合に特に有利である。そのようなツールは、共同で譲渡されたTep
man等に対して1993年2月16日に発行された米国特許第5,186,7
18号公報に記述されている。余分なチャンバが利用可能でありうるか、又は同
じ処理ステップが一つよりも多くのチャンバで実行されうるようなツールにおい
て、装置のダウンタイム(中断時間)なしで本発明の本来の場所(その場所)で
の洗浄を利用することが可能である。これは、明らかに対象処理の主要な効果で
ある。
【0025】 図1、2及び4に示したような、上述した処理ステップは、プロセッサ・ベー
スの制御ユニットによって制御されるシステムで有利に実行される。図3は、そ
のようなキャパシティに採り入れることができる制御ユニット302を有してい
るデポジション・システム300のブロック図を示す。制御ユニット302は、
制御ユニット・バス312に全てが結合される、プロセッサ・ユニット304、
メモリ306、大容量記憶装置308、入力制御ユニット314、及びディスプ
レイ・ユニット310を含む。
【0026】 プロセッサ・ユニット304は、本発明のデポジション及び洗浄処理を実施(
実現)するためのプログラムのようなプログラムを実行する場合に専用コンピュ
ータになる汎用コンピュータを形成する。本発明は、ソフトウェアで実施(実現
)されかつ汎用コンピュータにより実行されるようにここに記述されが、当業者
は、本発明の方法は、専用集積回路(特定用途向けIC)(ASIC)のような
ハードウェア又は他のハードウェア回路を用いて動作することができるというこ
とを認識するであろう。そのような、本発明は、全体又は一部において、ソフト
ウェア、ハードウェア又はその両方で、実施(実現)することができるとして理
解されるべきである。
【0027】 プロセッサ・ユニット304は、マイクロプロセッサ又はメモリに記憶された
命令を実行することができるように構成された他のエンジンのいずれかである。
メモリ306は、ハードディスク・ドライブ、ランダム・アクセス・メモリ(“
RAM”)、リード・オンリー・メモリ(“ROM”)、RAM及びROMの組
合せ、又は別のプロセッサ読取り可能記憶媒体で構成することができる。メモリ
306は、上記処理ステップのパフォーマンスを容易にするためにプロセッサ・
ユニット304が実行する命令を含む。メモリ306の命令は、プログラム・コ
ードの形式である。プログラム・コードは、多数の異なるプログラミング言語の
いずれか一つに従う(準拠する)。例えば、プログラム・コードは、C+、C+
+、BASIC、Pascal、又は多数の他の言語で書くことができる。
【0028】 ディスプレイ・ユニット310は、プロセッサ・ユニット304の制御下でグ
ラフィック・ディスプレイ及び欧数字(英数字)の形式の情報をチャンバ・オペ
レータに供給する。入力制御ユニット314は、オペレータ又は複雑な処理ツー
ルを作動(操作)しているコンピュータ・システムからの入力の受け取りを供給
するために、キーボード、マウス、又はライト・ペンのような、データ入力デバ
イスを、制御ユニット302に接続する。
【0029】 制御ユニット・バス312は、それに接続される全てのデバイス間でデータ及
び制御信号の転送を供給する。制御ユニット・バス312は、制御ユニット30
2のデバイスを直接接続する一つのバスとして表示されるが、制御ユニット・バ
ス312は、また、バスの集合でありうる。例えば、プロセッサ・ユニット30
4及びメモリ306をローカル・プロセッサ・バスに接続すると同時に、ディス
プレイ・ユニット310、入力制御ユニット314及び大容量記憶装置308を
入出力周辺バスに接続することができる。ローカル・プロセッサ・バス及び入出
力周辺バスは、制御ユニット・バス312を形成するために互いに接続される。
【0030】 制御ユニット302は、本発明に従う全てである、チャンバの露出面に保護コ
ーティングをデポジットし、チャンバ及びチャンバの洗浄を個々に通過するウェ
ーハに材料をデポジットするときに採用された、デポジション・システム300
の複数の素子を介してチャンバ332に接続される。これらの素子のそれぞれは
、チャンバ332内に物理的に含まれないが、素子は、所望の条件(状態)(例
えば、上述したような二段階洗浄に対する温度、圧力及びガス流の速度)を生成
すべくチャンバ環境を変えるためにチャンバに接続される。例えば、ガス制御盤
316、蒸発器326及びフロー・コントローラ330は、一つ以上の流体転送
回線(図示省略)を介してチャンバ332に接続される。同様に、RFプラズマ
制御324及び信号源322は、一つ以上の電気回線(図示省略)を介してチャ
ンバ332に接続される。素子のそれぞれは、制御ユニット302と素子との間
の通信を容易にするために制御ユニット・バス312に接続される。素子は、ガ
ス制御盤316、加熱素子318、圧力制御ユニット320、信号源322、R
Fプラズマ制御324、蒸発器326、ミキサ・ブロック328及びフロー・コ
ントローラ330を含む。制御ユニット302は、素子に上述した処理ステップ
に必要なオペレーションを実行させるチャンバ素子に信号を供給する。オペレー
ションにおいて、プロセッサ・ユニット302は、それがメモリ・ユニット30
6から検索したプログラム・コード命令に応じてチャンバ素子のオペレーション
を導く。これらの命令に応じて、チャンバ素子は、上述した処理ステップを実行
すべく導かれる。
【0031】 更に、半導体処理ツールに利用される汎用コンピュータ制御システムは、一般
的に、いつ多重ステップ・シーケンスにおけるステップを実行するための用いら
れる特定のチャンバを洗浄のために非直結(オフライン)にしなければならない
かを決定するケーパビリティを有する。このケーパビリティは、リアルタイム解
析的決定を通して又は仕様に合致することができない重要なリスクなしで処理す
ることができるウェーハの数に対する所定の制限に依存することによって供給さ
れる。
【0032】 本発明は、一つよりも多くのチャンバがチタン・デポジションを実行するため
に利用されるような制御システムに対して有利である。例えば、コンピュータは
、一つのそのようなチャンバを非直結(オフライン)にし、二段階塩素洗浄を実
行しかつウェーハ処理の前に上述したようにオプションでチタン・デポジション
(即ち、Tiデポジション)を実行することができる。洗浄オペレーションが所
与のチャンバで実行されている間、処理されるべきウェーハが別のチャンバに転
用されるので全体として装置に対するダウンタイム(中断時間)が存在しない。
【0033】 本発明は、特定の実施例により記述されたが、当業者に理解されるような多数
の変更を行うことができる。本発明は、特許請求の範囲の制限に従って制限され
るだけである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って処理されているウェーハ間で実行される熱洗浄処理の一連のス
テップを示す図である。
【図2】 本発明において企図するような二段階洗浄処理を示す図である。
【図3】 本発明に従ってCVDによってチタンをデポジットするために用いられるデポ
ジット・チャンバの操作及び洗浄を制御するために本発明に従って採用される制
御システムのブロック図を示す。
【図4】 本発明の二段階洗浄処理の代替実施例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/02 H01L 21/02 Z (72)発明者 イトー トシオ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94306 パロ アルト プリンストン ス トリート 2291 (72)発明者 スリニヴァス ラマヌージャップラム エ イ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95120 サン ホセ マウント ホリー ドライヴ 6609 (72)発明者 ウー フレデリック アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95014 クーパーティノ オリオン プレ イス 7771 (72)発明者 ウー リー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94539 フリーモント オリーヴ アベニ ュー 2589 (72)発明者 ボイル ブライアン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94127 サンフランシスコ マリエッタ ドライヴ 193 (72)発明者 チャン メイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95070 サラトーガ コート ド アーグ エロ 12881 Fターム(参考) 3B116 AA46 AB51 BB77 BB82 BB89 BC01 CD11 CD41 4K030 BA18 BA38 DA06 FA10 JA10 JA11 JA16 LA15 4K057 DA01 DB08 DB11 DD01 DE01 DN10 WA01 WB08 WN10

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェーハを処理するためのデポジション・チャンバの
    本来の場所での洗浄のための方法であって、前記ウェーハの処理の間で: a)上昇温度の前記チャンバに塩素ガスを導入する段階と; b)不活性ガスで前記チャンバから前記塩素をパージする段階と;及び c)そのコンテンツを取り除くために前記チャンバをポンプ・ダウンする段階
    とを具備することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記ウェーハは、その前駆物質からの化学気相成長法による
    材料のコーティングの該ウェーハへのデポジションによって処理されることを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記材料は、窒化チタン及びチタンのグループから選択され
    かつ前記前駆物質は、四塩化チタンであることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記上昇温度は、約500〜700℃であることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記段階a)は、約5〜60秒の間実行されることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 段階b)の前記塩素ガスは、不活性ガスの容積に対して99
    .9%まで混合されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記不活性ガスは、アルゴン、窒素及びヘリウムで構成され
    るグループから選択されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記段階b)で利用される前記不活性ガスは、前記段階a)
    で利用されるものと同じであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記段階a)の前に前記チャンバにプラシーボ・ウェーハを
    挿入する段階を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記段階a)の前に前記チャンバをパージする段階を更に
    具備することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 デポジション・チャンバの本来の場所での洗浄のための方
    法であって: a)上昇温度の前記チャンバに塩素ガスを導入する段階と; b)前記段階a)の条件を維持し、前記チャンバにおいて塩素ガスを含んでい
    るプラズマを起動する段階と; c)不活性ガスで前記チャンバをパージする段階と;及び d)そのコンテンツを取り除くために前記チャンバをポンプ・ダウンする段階
    とを具備することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 前記上昇温度は、約500〜700℃であることを特徴と
    する請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記段階a)は、約5〜50秒の間実行され、かつ前記段
    階b)は、約2〜20秒の間実行されることを特徴とする請求項11に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 段階b)の前記塩素ガスは、不活性ガスの容積に対して9
    9.9%まで混合されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記不活性ガスは、アルゴン、窒素及びヘリウムで構成さ
    れるグループから選択されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記段階c)で利用される前記不活性ガスは、前記段階a
    )で利用されるものと同じであることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記段階b)は、約50〜900ワットのRF電力で実行
    されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記段階c)の電力は、前記段階b)で利用された約半分
    のレベルに低減されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記段階a)の前に前記チャンバにプラシーボ・ウェーハ
    を挿入する段階を更に具備することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記段階a)の前に前記チャンバをパージする段階を更に
    具備することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記方法は、個別の半導体ウェーハの処理の間に実行され
    ることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記段階d)に続いて前記チャンバにおいて材料の保護コ
    ーティングをデポジットする段階を更に具備することを特徴とする請求項11に
    記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記保護コーティングは、化学気相成長法によって前記チ
    ャンバの内面にデポジットされるチタン及び窒化チタンのグループから選択され
    ることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記保護コーティングは、約50Åから1μの厚さの間で
    あることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 デポジション・チャンバの本来の場所での洗浄のための方
    法であって: a)前記チャンバにおいて塩素ガスを含んでいるプラズマを起動する段階と; b)前記プラズマを停止して、かつ上昇温度の前記チャンバに塩素ガスを導入
    する段階と; c)不活性ガスで前記チャンバをパージする段階と;及び d)そのコンテンツを取り除くために前記チャンバをポンプ・ダウンする段階
    とを具備することを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 チタン及び窒化チタンで構成されているグループから選択
    された材料のデポジションを実行するための少なくとも一つのチャンバを含んで
    いる半導体処理ツールを通してウェーハの処理シーケンスを制御するためのシス
    テムにおいて、以下の段階を具備する処理を実行するために前記少なくとも一つ
    のチャンバに対する洗浄プログラムを実行する場合に専用コントローラとして動
    作する汎用コンピュータ・システムのコンピュータ読み取り可能媒体であって、 a)上昇温度の前記少なくとも一つのチャンバに塩素ガスを導入し; b)不活性ガスで前記少なくとも一つのチャンバをパージし;かつ c)そのコンテンツを取り除くために前記少なくとも一つのチャンバをポンプ
    ・ダウンする ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能媒体。
  27. 【請求項27】 チタン及び窒化チタンで構成されているグループから選択
    された材料のデポジションを実行するための少なくとも一つのチャンバを含んで
    いる半導体処理ツールを通してウェーハの処理シーケンスを制御するためのシス
    テムにおいて、以下の段階を具備する処理を実行するために前記少なくとも一つ
    のチャンバに対する洗浄プログラムを実行する場合に専用コントローラとして動
    作する汎用コンピュータ・システムのコンピュータ読み取り可能媒体であって、 a)上昇温度の前記少なくとも一つのチャンバに塩素ガスを導入し; b)前記段階a)の条件を維持し、前記少なくとも一つのチャンバにおいて塩
    素を含んでいるプラズマを起動し; c)不活性ガスで前記少なくとも一つのチャンバをパージし;かつ d)そのコンテンツを取り除くために前記少なくとも一つのチャンバをポンプ
    ・ダウンする ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能媒体。
  28. 【請求項28】 前記少なくとも一つのチャンバは、その内面に、チタン及
    び窒化チタンで構成されているグループから選択された材料の保護コーティング
    を有する、前記段階d)に続いて: 前記少なくとも一つのチャンバの前記内面に前記保護コーティングをデポジッ
    トする段階を更に具備することを特徴とする請求項27に記載のコンピュータ読
    み取り可能媒体。
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