JP2002522666A - 地盤アンカー - Google Patents
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04C—STRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
- E04C5/00—Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
- E04C5/08—Members specially adapted to be used in prestressed constructions
- E04C5/12—Anchoring devices
- E04C5/127—The tensile members being made of fiber reinforced plastics
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
- E02D5/74—Means for anchoring structural elements or bulkheads
- E02D5/76—Anchorings for bulkheads or sections thereof in as much as specially adapted therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、ボア・グラウトに付着される付着長さ及び自由な長さを含むテンドン(12,14)を夫々有する複数のユニットアンカー(2,4)が単一のボア中に含まれる単一のボア中の複数のアンカーを提供し、少なくとも一本のテンドンは合成高分子材料を有する。地盤アンカー手段は、複数のアンカーをボア中に配置し、ボア中にグラウトを流し込み、各テンドンに別々に応力を加え、アンカー頭部に対して応力を加えられたテンドンを個別にロックすることで形成されてもよい。
Description
【0001】 本発明は、地盤アンカーに関する。
【0002】 地盤アンカーの使用及び構成の説明は、British Standards Institutionに
よって発行される Code of Practice for Ground Ancorages-BS8081に記
載される。このCodeは、推奨する用語も含む。
よって発行される Code of Practice for Ground Ancorages-BS8081に記
載される。このCodeは、推奨する用語も含む。
【0003】 典型的な地盤アンカーは、グラウトで充填されるボア又は孔(ボア・グラウト
)を地盤に有する。ボアは、一般に鉄であるテンドンを受容し、ボアの開口端か
ら遠隔なテンドンの一端は、テンドンを浸食から保護するために樹脂又はセメン
トグラウトによって充填される波形ダクトを有するエンカプスレーションの中で
付着される。エンカプスレーションはボア・グラウトに付着され、テンドンは自
由な長さを有し、この自由な長さはグリースが塗られ被覆され、且つ、ボア・グ
ラウトに対して密着性を実質的に有しない。シースは、エンカプスレーション中
のテンドンの付着長さがエンカプスレーションの距離よりも幾分短いようエンカ
プスレーション中に入れられる。テンドンの自由端はアンカー頭部において受容
され、このアンカー頭部は地面にもたれるアンカー板に対して応力が加えられ、
テンドンに対する荷重は板に対してロックオフされる。
)を地盤に有する。ボアは、一般に鉄であるテンドンを受容し、ボアの開口端か
ら遠隔なテンドンの一端は、テンドンを浸食から保護するために樹脂又はセメン
トグラウトによって充填される波形ダクトを有するエンカプスレーションの中で
付着される。エンカプスレーションはボア・グラウトに付着され、テンドンは自
由な長さを有し、この自由な長さはグリースが塗られ被覆され、且つ、ボア・グ
ラウトに対して密着性を実質的に有しない。シースは、エンカプスレーション中
のテンドンの付着長さがエンカプスレーションの距離よりも幾分短いようエンカ
プスレーション中に入れられる。テンドンの自由端はアンカー頭部において受容
され、このアンカー頭部は地面にもたれるアンカー板に対して応力が加えられ、
テンドンに対する荷重は板に対してロックオフされる。
【0004】 上記の説明は単一のテンドンを有する地盤アンカーに関する。地盤アンカーは
、細長い形状の単一のエンカプスレーション中で付着される幾らかの鉄のテンド
ンを有するとしても既知である。テンドンの両端は、荷重をエンカプスレーショ
ンの方向に広げるためにエンカプスレーション内で少しづつずらされて配置され
てもよい。
、細長い形状の単一のエンカプスレーション中で付着される幾らかの鉄のテンド
ンを有するとしても既知である。テンドンの両端は、荷重をエンカプスレーショ
ンの方向に広げるためにエンカプスレーション内で少しづつずらされて配置され
てもよい。
【0005】 GB2223518は、テンドンを夫々含む複数のユニットアンカーを有する
単一のボア中の複数のアンカーを記載し、テンドンは、ボアの方向に少しづつず
らされ離間される位置において対応するエンカプスレーション中で付着される。
単一のボア中の複数のアンカーを記載し、テンドンは、ボアの方向に少しづつず
らされ離間される位置において対応するエンカプスレーション中で付着される。
【0006】 この配置は、各対応するユニットアンカーを地盤の最大の部分的容量まで荷重
導入されることを可能にする。複数のアンカーの全容量は、ユニットアンカーの
容量の和である。各ユニットアンカーの自由な長さがボア・グラウトに対して実
質的に密着しないことが重要である。密着する場合、各ユニットアンカーがボア
の更に上にある他のユニットアンカーのエンカプスレーション領域における地盤
に対しボア・グラウトを通じて制御されない方法で荷重を与える傾向がある。こ
のような制御されない又は予測できないボア・グラウトへの荷重導入が生じる場
合、グラウト対地盤付着が破損する危険を伴わずにユニットアンカー全てを夫々
の最大容量に荷重導入することが不可能になる。
導入されることを可能にする。複数のアンカーの全容量は、ユニットアンカーの
容量の和である。各ユニットアンカーの自由な長さがボア・グラウトに対して実
質的に密着しないことが重要である。密着する場合、各ユニットアンカーがボア
の更に上にある他のユニットアンカーのエンカプスレーション領域における地盤
に対しボア・グラウトを通じて制御されない方法で荷重を与える傾向がある。こ
のような制御されない又は予測できないボア・グラウトへの荷重導入が生じる場
合、グラウト対地盤付着が破損する危険を伴わずにユニットアンカー全てを夫々
の最大容量に荷重導入することが不可能になる。
【0007】 この全ての従来技術において、強度及び入手可能性によって選択される材料で
ある鉄からテンドンが成るためエンカプスレーションが使用される。エンカプス
レーションは、テンドンに加えられる荷重を周囲のグラウトに伝達するが、同時
に、過剰な浸食及び鉄から成るテンドンを破損させる水分の浸入からテンドンの
付着長さを保護する。
ある鉄からテンドンが成るためエンカプスレーションが使用される。エンカプス
レーションは、テンドンに加えられる荷重を周囲のグラウトに伝達するが、同時
に、過剰な浸食及び鉄から成るテンドンを破損させる水分の浸入からテンドンの
付着長さを保護する。
【0008】 実際には、浸食から保護されるテンドンは、高い使用までオフサイトで製造さ
れなくてはならず、付着長さは工場においてエンカプスレーション中にグラウト
で固定される。
れなくてはならず、付着長さは工場においてエンカプスレーション中にグラウト
で固定される。
【0009】 本発明は、合成高分子材料から成るテンドンが使用される場合、非常に柔軟で
簡略される単一のボア中の複数本のアンカーが得られ得ることが分かる。この場
合、浸食による劣化を受けないため、テンドンの付着長さを保護するためにエン
カプスレーションが要求されない。
簡略される単一のボア中の複数本のアンカーが得られ得ることが分かる。この場
合、浸食による劣化を受けないため、テンドンの付着長さを保護するためにエン
カプスレーションが要求されない。
【0010】 従って、本発明は、ボア・グラウトで充填される地盤中のボアと、ボアの中に
受容される複数のユニットアンカーとを有する地盤アンカーを提供し、各ユニッ
トアンカーは、(a)ボア・グラウト内で付着される付着長さ及び(b)ボア・
グラウトと実質的に密着しないようにして配置される自由な長さを含むテンドン
を有し、対応するユニットアンカーの付着長さはボアの方向に少しづつずらされ
離間される関係でボア・グラウト中において定着され、少なくとも一本のテンド
ンは合成高分子材料を有する。
受容される複数のユニットアンカーとを有する地盤アンカーを提供し、各ユニッ
トアンカーは、(a)ボア・グラウト内で付着される付着長さ及び(b)ボア・
グラウトと実質的に密着しないようにして配置される自由な長さを含むテンドン
を有し、対応するユニットアンカーの付着長さはボアの方向に少しづつずらされ
離間される関係でボア・グラウト中において定着され、少なくとも一本のテンド
ンは合成高分子材料を有する。
【0011】 本発明は、更に、地盤中にボアを掘削する段階と、(a)付着長さ及び(b)
自由な長さを有するテンドンを夫々含む複数のユニットアンカーをボア中に配置
する段階と、対応するユニットアンカーの付着長さをボアの方向に少しづつずら
され離間される関係で配置する段階と、付着長さがグラウトに付着され自由な長
さがボア内の結果となるグラウトと実質的に密着しないよう配置されてボアをグ
ラウトで充填する段階と、アンカー頭部をテンドン上に固定する段階と、各テン
ドンに対して別々に応力を加える段階とを有する地盤アンカー手段を提供する方
法であって、少なくとも一本のテンドンが合成高分子材料を有する方法を提供す
る。
自由な長さを有するテンドンを夫々含む複数のユニットアンカーをボア中に配置
する段階と、対応するユニットアンカーの付着長さをボアの方向に少しづつずら
され離間される関係で配置する段階と、付着長さがグラウトに付着され自由な長
さがボア内の結果となるグラウトと実質的に密着しないよう配置されてボアをグ
ラウトで充填する段階と、アンカー頭部をテンドン上に固定する段階と、各テン
ドンに対して別々に応力を加える段階とを有する地盤アンカー手段を提供する方
法であって、少なくとも一本のテンドンが合成高分子材料を有する方法を提供す
る。
【0012】 全てのテンドンが合成高分子材料を有することが好ましい。
【0013】 意外にも、合成高分子材料から成るテンドンがこのようなアンカーにおいてう
まく使用され得る。
まく使用され得る。
【0014】 当業者は、合成高分子材料がグラウト並びに鉄と付着しないことを認識する。
これは、各対応するユニットアンカーの付着長さが非常に長いため、このような
ユニットアンカーを複数本単一のボアホール中に収容することが実際的でないと
いった問題を生じさせる。高分子材料から成るテンドンの付着長さの適切な表面
変形は、結果としてテンドンのプルアウト容量を実質的に減少すること無く許容
できる付着長さにさせ得ることが分かる。
これは、各対応するユニットアンカーの付着長さが非常に長いため、このような
ユニットアンカーを複数本単一のボアホール中に収容することが実際的でないと
いった問題を生じさせる。高分子材料から成るテンドンの付着長さの適切な表面
変形は、結果としてテンドンのプルアウト容量を実質的に減少すること無く許容
できる付着長さにさせ得ることが分かる。
【0015】 従って、グラウト内のテンドンの付着を増加するためには、各テンドンはグラ
ウト内でその外表面上が変形されてプロファイルされることが好ましい。付着長
さにおけるテンドンの表面が粗くなる。
ウト内でその外表面上が変形されてプロファイルされることが好ましい。付着長
さにおけるテンドンの表面が粗くなる。
【0016】 更に、当業者は、テンドンを製造するのに適切な高分子材料は張力に非常に強
いが、鉄と比較して圧縮及びせん断に比較的弱いことを認識する。当業者は、鉄
アンカーに対して通常設けられる把持装置によって破砕される傾向があるため、
高分子材料のテンドンに対してこの把持装置が使用され得ないことを理解する。
しかしながら、本発明より、圧縮がテンドンに対して加えられる方法でテンドン
を把持する限り、テンドンの長さ方向の全ての点においてテンドンのせん断強度
よりも大きいせん断をテンドンが受けるようにしてテンドンの長さ方向に圧縮が
増加することが分かる。例えば、把持力は十分な長さに亘って広げられ徐々に増
加され又はテンドンの比較的長い長さにわたって低い率で増加されてもよい。十
分な把持力は、損傷を与えること無く、50kNを超過するテンドンの容量が達
成されることを可能にしてテンドンに適用され得る。
いが、鉄と比較して圧縮及びせん断に比較的弱いことを認識する。当業者は、鉄
アンカーに対して通常設けられる把持装置によって破砕される傾向があるため、
高分子材料のテンドンに対してこの把持装置が使用され得ないことを理解する。
しかしながら、本発明より、圧縮がテンドンに対して加えられる方法でテンドン
を把持する限り、テンドンの長さ方向の全ての点においてテンドンのせん断強度
よりも大きいせん断をテンドンが受けるようにしてテンドンの長さ方向に圧縮が
増加することが分かる。例えば、把持力は十分な長さに亘って広げられ徐々に増
加され又はテンドンの比較的長い長さにわたって低い率で増加されてもよい。十
分な把持力は、損傷を与えること無く、50kNを超過するテンドンの容量が達
成されることを可能にしてテンドンに適用され得る。
【0017】 特に、本発明による地盤アンカー手段は、テンドンの長手軸方向に対して横方
向にテンドンに対して圧縮を加えるために構成される把持手段を有してもよく、
この圧縮は、どの点においても高分子材料の圧縮せん断強度よりも大きいせん断
圧縮をテンドンが受けないようにテンドンの把持される部分の長さ方向に増加す
る。把持手段は、テンドンを間で把持する少なくとも2つの把持部分を有しても
よく、把持部分はテンドンの把持される長さ方向における異なる位置にある複数
の促進手段によって一緒に促進される。
向にテンドンに対して圧縮を加えるために構成される把持手段を有してもよく、
この圧縮は、どの点においても高分子材料の圧縮せん断強度よりも大きいせん断
圧縮をテンドンが受けないようにテンドンの把持される部分の長さ方向に増加す
る。把持手段は、テンドンを間で把持する少なくとも2つの把持部分を有しても
よく、把持部分はテンドンの把持される長さ方向における異なる位置にある複数
の促進手段によって一緒に促進される。
【0018】 少なくとも4つの、より好ましくは少なくとも6つの促進手段があることが好
ましい。8つの促進手段が適切とされる。促進手段は、ナット及びボルト配置を
適切に有し、例えば、一組のナット及びボルトをテンドンのいずれかの側に有す
る。
ましい。8つの促進手段が適切とされる。促進手段は、ナット及びボルト配置を
適切に有し、例えば、一組のナット及びボルトをテンドンのいずれかの側に有す
る。
【0019】 ボア内の各ユニットアンカーの付着長さは、土質/地盤が対応する深さにある
として地盤の強度、土質の粒度、及び、グラウトの付着容量に依存して選択され
る。
として地盤の強度、土質の粒度、及び、グラウトの付着容量に依存して選択され
る。
【0020】 テンドンは、適切なグレードのナイロンのような高分子繊維の長さを有しても
よい。より好ましくは、テンドンは合成高分子材料を有する複合物を有する。例
えば、テンドンは、合成樹脂の中に埋め込まれるナイロン又はケブラーストラン
ドを有してもよい。選択的に、テンドンは、ガラス強化プラスチック又は炭素繊
維強化プラスチックを有してもよい。
よい。より好ましくは、テンドンは合成高分子材料を有する複合物を有する。例
えば、テンドンは、合成樹脂の中に埋め込まれるナイロン又はケブラーストラン
ドを有してもよい。選択的に、テンドンは、ガラス強化プラスチック又は炭素繊
維強化プラスチックを有してもよい。
【0021】 テンドンは、全ての適切な形状又は適切な寸法を有してもよい。テンドンは、
適切には、好ましくは10乃至50mmの範囲の径を有する略円形の断面を有す
る。選択的に、長方形又は楕円形の断面のような平坦な断面が使用されてもよい
。このような平坦な断面は、3乃至15mmの厚さ(短軸)及び20乃至100
mmの幅(長軸)を有してもよい。テンドンの弾性係数は、好ましくは50乃至
200kN/m2の範囲にあることが好ましい。一般に入手可能なテンドンの材
料は、50乃至100kN/m2の範囲内の弾性係数を有する。
適切には、好ましくは10乃至50mmの範囲の径を有する略円形の断面を有す
る。選択的に、長方形又は楕円形の断面のような平坦な断面が使用されてもよい
。このような平坦な断面は、3乃至15mmの厚さ(短軸)及び20乃至100
mmの幅(長軸)を有してもよい。テンドンの弾性係数は、好ましくは50乃至
200kN/m2の範囲にあることが好ましい。一般に入手可能なテンドンの材
料は、50乃至100kN/m2の範囲内の弾性係数を有する。
【0022】 テンドンの強度は可能な限り高いべきである。容量は少なくとも50kNであ
ることが好ましい。典型的なガラス強化プラスチックのテンドンは、50乃至5
00kNの容量を有する。炭素繊維のテンドンは、2000乃至3000kNの
容量を有してもよい。
ることが好ましい。典型的なガラス強化プラスチックのテンドンは、50乃至5
00kNの容量を有する。炭素繊維のテンドンは、2000乃至3000kNの
容量を有してもよい。
【0023】 本発明において使用するテンドンは、テンドンの長さと整列される複数の繊維
を典型的に有してもよく、繊維は樹脂媒体の中で保持される。このようなテンド
ンは、当業者に周知のプルトルージョン処理によって適切に製造される。テンド
ンは、固体又は中空でもよい。中空のテンドンは、径がテンドンの対応する外径
の10乃至30%の範囲にある中央空間を有してもよい。例えば、22mmの径
を有するテンドンは、5mmの径を有する中央穴を有してもよい。
を典型的に有してもよく、繊維は樹脂媒体の中で保持される。このようなテンド
ンは、当業者に周知のプルトルージョン処理によって適切に製造される。テンド
ンは、固体又は中空でもよい。中空のテンドンは、径がテンドンの対応する外径
の10乃至30%の範囲にある中央空間を有してもよい。例えば、22mmの径
を有するテンドンは、5mmの径を有する中央穴を有してもよい。
【0024】 好ましくは、付着長さとボア・グラウトの間の付着は、ボア・グラウト内の唯
一のアンカー効果であり、ボア・グラウト内の全ての横方向の機械的ストップ部
材が欠如しても動作する。
一のアンカー効果であり、ボア・グラウト内の全ての横方向の機械的ストップ部
材が欠如しても動作する。
【0025】 本発明の特定の利点は、テンドンの事前準備量がグラウトで固められるエンカ
プスレーション中に受容される鉄のテンドンに対して要求される事前準備量より
も低い点である。合成高分子のテンドンは、真っ直ぐな長さ或いはドラム上に巻
かれ又は同様の方法で収納されて供給されてもよく、自由な長さの適切な処理の
後にボア中に挿入される。しかしながら、合成高分子のテンドンは収納中或いは
ボア中に配置される間、過剰にねじられず曲げられず、これはねじれがテンドン
に損傷を与え得るせん断にテンドンをさらし得るためである。
プスレーション中に受容される鉄のテンドンに対して要求される事前準備量より
も低い点である。合成高分子のテンドンは、真っ直ぐな長さ或いはドラム上に巻
かれ又は同様の方法で収納されて供給されてもよく、自由な長さの適切な処理の
後にボア中に挿入される。しかしながら、合成高分子のテンドンは収納中或いは
ボア中に配置される間、過剰にねじられず曲げられず、これはねじれがテンドン
に損傷を与え得るせん断にテンドンをさらし得るためである。
【0026】 本発明によると、ボア・グラウトとテンドンの間で自由な長さにおける密着性
が実質的にない。テンドンとボア・グラウトの間で摩擦が実質的にないことが好
ましい。
が実質的にない。テンドンとボア・グラウトの間で摩擦が実質的にないことが好
ましい。
【0027】 自由な長さは、自由な長さとボア・グラウトの間で付着又は密着性及び摩擦が
実質的にないことを確実にするために適切に処理される。例えば、自由な長さは
当業者に公知のタイプのグリースを使用して潤滑、例えば、グリースが塗られて
もよい。自由な長さは、追加的に又は選択的にボア・グラウトに対する密着性を
防止するためにプラスチック材料で被覆されてもよい。
実質的にないことを確実にするために適切に処理される。例えば、自由な長さは
当業者に公知のタイプのグリースを使用して潤滑、例えば、グリースが塗られて
もよい。自由な長さは、追加的に又は選択的にボア・グラウトに対する密着性を
防止するためにプラスチック材料で被覆されてもよい。
【0028】 隣接するテンドンの付着長さに隣接し平行するテンドンの部分は、圧縮抵抗ダ
クト例えば、長さに対して横方向に強い剛性材料の管で囲われてもよい。
クト例えば、長さに対して横方向に強い剛性材料の管で囲われてもよい。
【0029】 テンドンの付着によってグラウトに加えられる力は、周囲のグラウトを破裂さ
せるような方向に動作する。付着長さが隣接するテンドンの一つ以上の自由な長
さの近傍にある場合、問題が生じる。テンドンは、動きのためにグリースを塗ら
れ、ボア・グラウトに付着されない。これは従って破裂力の抵抗における弱さの
領域を表わす。この弱さは、典型的な場合に見られるように、別のテンドンの対
応する付着長さの近傍にあるテンドンの部分を少なくとも被覆する一つ以上の合
成高分子材料の層でテンドンが個別に被覆される場合悪化される。適切な圧縮抵
抗ダクトは、圧縮抵抗高分子材料又は同等のものを有してもよい。
せるような方向に動作する。付着長さが隣接するテンドンの一つ以上の自由な長
さの近傍にある場合、問題が生じる。テンドンは、動きのためにグリースを塗ら
れ、ボア・グラウトに付着されない。これは従って破裂力の抵抗における弱さの
領域を表わす。この弱さは、典型的な場合に見られるように、別のテンドンの対
応する付着長さの近傍にあるテンドンの部分を少なくとも被覆する一つ以上の合
成高分子材料の層でテンドンが個別に被覆される場合悪化される。適切な圧縮抵
抗ダクトは、圧縮抵抗高分子材料又は同等のものを有してもよい。
【0030】 同様の配置は、複数の金属のテンドンがボアの方向において少しづつずらされ
離間される位置でエンカプスレーション内で保持される単一のボア中の複数のア
ンカーに関係するGB2260999に示される。
離間される位置でエンカプスレーション内で保持される単一のボア中の複数のア
ンカーに関係するGB2260999に示される。
【0031】 地盤アンカー手段は、ボアの開口端においてアンカー頭部を含む。各テンドン
は、ヘッド中の別の穴、又は、共通の穴中に受容され上述の通り把持手段によっ
て把持されてもよい。把持手段は、テンドンから別のヘッドに荷重を伝達する機
能を担う。テンドンに応力が加えられ、好ましくは互いから分離してアンカー頭
部に関係してロックオフされる。
は、ヘッド中の別の穴、又は、共通の穴中に受容され上述の通り把持手段によっ
て把持されてもよい。把持手段は、テンドンから別のヘッドに荷重を伝達する機
能を担う。テンドンに応力が加えられ、好ましくは互いから分離してアンカー頭
部に関係してロックオフされる。
【0032】 本発明の方法では、各テンドンにはテンドンを延在させ荷重下で配置する対応
する応力ジャッキが設けられてもよい。各対応する応力ジャッキは、他のジャッ
キまでボア中のテンドンの対応する弾性長さに依存して異なる量で延在する。テ
ンドンは、同じ荷重に同時に荷重導入されてもよく、又は、異なる所定の荷重に
荷重導入されてもよい。
する応力ジャッキが設けられてもよい。各対応する応力ジャッキは、他のジャッ
キまでボア中のテンドンの対応する弾性長さに依存して異なる量で延在する。テ
ンドンは、同じ荷重に同時に荷重導入されてもよく、又は、異なる所定の荷重に
荷重導入されてもよい。
【0033】 本発明は、添付の図面を参照して例によってだけ詳細に説明する。
【0034】 図1では、地盤アンカー手段は、適切には垂直方向又は他の所望の角で地盤中
に形成されるボア(1)を有する。ボア内には、3つの別個の地盤アンカー(2
)、(3)、及び(4)がある。各地盤アンカーは、テンドン(12)、(13
)、及び(14)を夫々有する。各テンドンは、適切には径が22mmの円形の
断面を有するガラス強化プラスチックの長さから成る。
に形成されるボア(1)を有する。ボア内には、3つの別個の地盤アンカー(2
)、(3)、及び(4)がある。各地盤アンカーは、テンドン(12)、(13
)、及び(14)を夫々有する。各テンドンは、適切には径が22mmの円形の
断面を有するガラス強化プラスチックの長さから成る。
【0035】 図1では、各テンドン(12)、(13)、及び、(14)の付着長さが見ら
れる。各テンドンの自由な長さは潤滑され、プラスチックのシース(15)、(
16)、及び(17)によって覆われる。付着長さは、異なる深さにおいてボア
中のグラウト(7)に付着される。被覆及びグリースが塗られる(15)(16
)、及び(17)により、各テンドンの自由な長さとグラウト(7)の間には密
着性又は摩擦が実質的にない。
れる。各テンドンの自由な長さは潤滑され、プラスチックのシース(15)、(
16)、及び(17)によって覆われる。付着長さは、異なる深さにおいてボア
中のグラウト(7)に付着される。被覆及びグリースが塗られる(15)(16
)、及び(17)により、各テンドンの自由な長さとグラウト(7)の間には密
着性又は摩擦が実質的にない。
【0036】 テンドンは、付着長さにおいてグラウト(7)に対してよく密着するよう型出
しされるか成形されてもよい。
しされるか成形されてもよい。
【0037】 付着長さは、各ユニットアンカーと地盤の間に伝達される荷重が長い固定の全
長全体又は複数の隔離された固定の長さにわたって加えられるようボア(1)の
長さの方向に少しづつずらされ離間されて配置される。複数のアンカーは、地盤
の強度がボアの深度にわたって効率的に使用されることを可能にし、通常のアン
カーで可能となるよりも高い荷重容量を得ることを可能にする。各ユニットアン
カーは、アンカー頭部(9)中の対応する穴の中を通り、以下に更に説明する把
持手段(18)によって把持され、他のアンカーから分離してヘッドに対してロ
ックオフされアンカー頭部(9)に対して応力が加えられる。
長全体又は複数の隔離された固定の長さにわたって加えられるようボア(1)の
長さの方向に少しづつずらされ離間されて配置される。複数のアンカーは、地盤
の強度がボアの深度にわたって効率的に使用されることを可能にし、通常のアン
カーで可能となるよりも高い荷重容量を得ることを可能にする。各ユニットアン
カーは、アンカー頭部(9)中の対応する穴の中を通り、以下に更に説明する把
持手段(18)によって把持され、他のアンカーから分離してヘッドに対してロ
ックオフされアンカー頭部(9)に対して応力が加えられる。
【0038】 各テンドンは、真っ直ぐな長さを切る又はケーブルドラムからガラス強化プラ
スチックの適切な長さを切り、所望の長さに切ることによりオンサイトで準備さ
れてもよい。各テンドンの自由な長さは、潤滑され被覆される。テンドンはボア
ホール中に配置され、グラウトは例えば、トレミーパイプを使用してボアホール
の中に流し込まれる。
スチックの適切な長さを切り、所望の長さに切ることによりオンサイトで準備さ
れてもよい。各テンドンの自由な長さは、潤滑され被覆される。テンドンはボア
ホール中に配置され、グラウトは例えば、トレミーパイプを使用してボアホール
の中に流し込まれる。
【0039】 図3は、図1において使用される把持手段を示す図である。把持手段(18)
は、一組の把持部分(19)及び(20)を有し、この把持部分の間にテンドン
を受容する略円形の路(21)を画成し、この路の径はボアホールから遠ざかる
方向に減少する。路(21)の寸法は、テンドンが正しい場所にあるとき、把持
部分夫々の対向面(22)及び(23)が互いから僅かに離間されるよう構成さ
れる。把持手段は、複数の孔(24)及び(25)を有する。正しい場所にある
とき、一方の把持部分の一つの孔(24)は他方の把持部分(20)の対応する
孔(25)と整列される。孔(24)及び(25)は、図3中、把持手段(18
)の一方の側において破線で示されるが、明瞭性のために他方の側の孔は省略さ
れる。ナット、ワッシャ、及び、ボルト配置(26)、(27)、及び、(28
)が設けられ、各ボルト(26)は一対の孔(24)及び(25)を通って延在
する。
は、一組の把持部分(19)及び(20)を有し、この把持部分の間にテンドン
を受容する略円形の路(21)を画成し、この路の径はボアホールから遠ざかる
方向に減少する。路(21)の寸法は、テンドンが正しい場所にあるとき、把持
部分夫々の対向面(22)及び(23)が互いから僅かに離間されるよう構成さ
れる。把持手段は、複数の孔(24)及び(25)を有する。正しい場所にある
とき、一方の把持部分の一つの孔(24)は他方の把持部分(20)の対応する
孔(25)と整列される。孔(24)及び(25)は、図3中、把持手段(18
)の一方の側において破線で示されるが、明瞭性のために他方の側の孔は省略さ
れる。ナット、ワッシャ、及び、ボルト配置(26)、(27)、及び、(28
)が設けられ、各ボルト(26)は一対の孔(24)及び(25)を通って延在
する。
【0040】 使用において、テンドン(29)は把持部分(19)と(20)の間で把持さ
れ得る。ボルト(26)は、一対の孔(24)及び(25)を通される。対応す
るナット(28)は、制御される方法で異なる張力に締付けられる。図4に示す
テンドン(29)は、紙面の左側にある孔から延在するように示される。テンド
ン(29)と把持手段(18)の間の把持は、路(21)の減少する径及びナッ
ト並びにボルトが締付けられる増加する張力によって、左から右へ増加される。
各ボルト(26)及びナット(28)配置によって加えられる圧縮は、テンドン
のせん断強度よりも大きい圧縮せん断応力にテンドン(29)がどの点でもさら
されないよう制御される。(30)は応力を加えるジャッキの道具を示す。使用
される応力ジャッキは、紙面の右側の方向に動作して把持手段(18)を通じて
テンドン(29)に対して張力を与える。
れ得る。ボルト(26)は、一対の孔(24)及び(25)を通される。対応す
るナット(28)は、制御される方法で異なる張力に締付けられる。図4に示す
テンドン(29)は、紙面の左側にある孔から延在するように示される。テンド
ン(29)と把持手段(18)の間の把持は、路(21)の減少する径及びナッ
ト並びにボルトが締付けられる増加する張力によって、左から右へ増加される。
各ボルト(26)及びナット(28)配置によって加えられる圧縮は、テンドン
のせん断強度よりも大きい圧縮せん断応力にテンドン(29)がどの点でもさら
されないよう制御される。(30)は応力を加えるジャッキの道具を示す。使用
される応力ジャッキは、紙面の右側の方向に動作して把持手段(18)を通じて
テンドン(29)に対して張力を与える。
【0041】 本発明は、例によってだけ上記に説明されるが本発明内で変更が成され得る。
本発明は、本出願において説明或いは含む、若しくは、図面において示す或いは
含む全ての個々の特徴、又は、このような特徴の全ての組み合わせ若しくは全て
のこのような特徴或いは組み合わせの全ての一般化も含む。
本発明は、本出願において説明或いは含む、若しくは、図面において示す或いは
含む全ての個々の特徴、又は、このような特徴の全ての組み合わせ若しくは全て
のこのような特徴或いは組み合わせの全ての一般化も含む。
【図1】 本発明を具体化する地盤アンカー手段の断面図である。
【図2】 図1の線II−IIについての断面図である。
【図3】 把持手段の略図である。
【図4】 把持手段の略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月2日(2000.11.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (8)
- 【請求項1】 ボア・グラウトで充填され地盤中に掘削されるボアと、 (a)ボア・グラウト内で付着される長さの方向に付着される付着長さ、及び
、 (b)上記ボア・グラウトとの間に実質的に密着しないよう配置される自由な
長さを含むテンドンを夫々有し、上記ボア中に受容される複数のユニットアンカ
ーとを有する地盤アンカー手段であって、 上記対応するユニットアンカーの付着長さは上記ボアの方向に少しづつずらさ
れ離間されて上記ボア・グラウト中で定着され、 少なくとも一本の上記テンドンは合成高分子材料を有する地盤アンカー手段。 - 【請求項2】 上記グラウト内の上記各テンドンの上記付着長さの表面は変
形される請求項1記載の地盤アンカー手段。 - 【請求項3】 上記ボアの開口端においてアンカー頭部を含み、上記各テン
ドンは上記アンカー頭部に受容され上記アンカー頭部に対して応力が加えられロ
ックオフされる請求項1又は2記載の地盤アンカー手段。 - 【請求項4】 上記テンドンは、上記テンドンの長手軸方向に対して横方向
に圧縮を上記テンドンに加えるために配置される把持手段によって把持され、 上記圧縮は上記テンドンの長さ方向の全ての点において上記テンドンのせん断
強度よりも大きいせん断を受けないようにして上記テンドンの上記把持される長
さ方向に増加する請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の地盤アンカー手段。 - 【請求項5】 地盤中にボアを掘削する段階と、 (a)付着長さ及び(b)自由な長さを有するテンドンを夫々含む複数のユニ
ットアンカーを上記ボア中に配置する段階と、 対応する上記ユニットアンカーの上記付着長さを上記ボアの方向に少しづつず
らされ離間される関係で配置する段階と、 上記付着長さがグラウトに付着され上記自由な長さが上記ボア内の結果となる
グラウトと実質的に密着しないよう配置されて上記ボアを上記グラウトで充填す
る段階と、 アンカー頭部を上記テンドン上に固定する段階と、 上記各テンドンに別々に応力を加える段階とを有する地盤アンカー手段を提供
する方法であって、 少なくとも一本の上記テンドンが合成高分子材料を有する方法。 - 【請求項6】 上記各テンドンは上記アンカー頭部中の別々の穴を通る請求
項4記載の方法。 - 【請求項7】 添付の図面を参照して説明する地盤アンカー手段。
- 【請求項8】 添付の図面を参照して説明する地盤アンカー手段を形成する
方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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PCT/GB1999/002587 WO2000008264A1 (en) | 1998-08-06 | 1999-08-06 | Ground anchorage |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002522666A true JP2002522666A (ja) | 2002-07-23 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000563880A Pending JP2002522666A (ja) | 1998-08-06 | 1999-08-06 | 地盤アンカー |
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---|---|
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EP (1) | EP1102901B1 (ja) |
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AT (1) | ATE270363T1 (ja) |
AU (1) | AU748302B2 (ja) |
DE (1) | DE69918444T2 (ja) |
ES (1) | ES2224688T3 (ja) |
GB (1) | GB2340144B (ja) |
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