JP2002519614A - 熱交換板および熱交換板用シーリングガスケット - Google Patents

熱交換板および熱交換板用シーリングガスケット

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JP2002519614A
JP2002519614A JP2000556203A JP2000556203A JP2002519614A JP 2002519614 A JP2002519614 A JP 2002519614A JP 2000556203 A JP2000556203 A JP 2000556203A JP 2000556203 A JP2000556203 A JP 2000556203A JP 2002519614 A JP2002519614 A JP 2002519614A
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ペサーチ・セイデル
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/08Elements constructed for building-up into stacks, e.g. capable of being taken apart for cleaning
    • F28F3/10Arrangements for sealing the margins

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Abstract

(57)【要約】 熱交換構造において用いられる複数の熱交換板およびシーリングガスケットの組み合わせである。各熱交換板は、第一側面および第二側面、端部、および、その上面内に形成された溝を有し、当該溝は前記端部に沿って設けられている。前記各シーリングガスケットは、第一の熱交換板の前記溝内に設置されるとともに、当該第一の熱交換板と関連して第二の熱交換板が圧縮されつづけると、前記第一熱交換板と第二熱交換板との間を密閉する延長本体部延長本体部を有している。前記ガスケットを前記熱交換板の所定箇所に取り付けるためのものであって、前記本体部と一体に形成され、前記本体部の長手方向に沿い、そこから間隔をあけて位置するとともに、その横方向に伸長する複数の熱交換板把持部を有しており、前記把持部は、前記熱交換板の前記所定箇所において、組み立てを行なう者に対し、前記把持部と前記熱交換板が正しく取り付けられているか否かが目視可能な表示を提供するよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】
この発明は、一般的な平板熱交換器に関するものであり、特に、シーリングガ
スケットに関するものである。
【0002】
【発明の背景】
平板熱交換器を組み立てる従来の技術として、お互いに隣接して配置された複
数のプレートからなり、お互いに熱を交換する流体のためのシールされた通路を
、これらのプレート間に形成するものがよく知られている。流路は、横断する流
体用ポートを形成し、向かい合っているペアのプレート表面間に設置された弾性
ゴムのガスケットによって、各プレート間に設けられる。このガスケットは、一
般的に、長く連なった形状をしており、各プレートの端に沿って設けられいる予
め形成された溝に取り付けることができるように、アレンジされている。その積
層体は、1または複数の長くのびた支持物の上をそれぞれのプレートをスライド
させることによって、手工で組み立てられる。このため、溝は一般的に上方向(
upwards)に伸びており、その後、ガスケットはその溝に設置される。次に、プ
レートとガスケットからなる全部の積層体は支持物の上に組み立てられ、これは
、ともにしっかり締められることにより、漏れを防いでプレート間の隙間をシー
ルするため、プレート間のガスケットに圧力を与える(it is tightened togeth
er, thereby compression the gaskets)。
【0003】 積層体がしっかり締められる前に、ガスケットが正確に配置されることを保証
することは、特に重要なことである。言い換えれば、積層体は、適切にシールさ
れないと、漏れを生じることになる。結局、当然に、これは、不適切に配置され
たガスケットを捜し出す必要があり、積層体をしっかり締める前に、適切にガス
ケットを整列させるために、部分的に積層体を分解する必要がある。
【0004】 しっかり締める前に、より容易に、より正確に、ガスケットの配置と保持を容
易にできるようにするために、様々な努力がなされている。
【0005】 米国特許NO.4,377,204”熱交換プレート”は、熱交換プレートを配列する方法
であって、プレートは、溝に取り付けられるガスケットとプレートの端部間に複
数の穴が形成されており、それぞれのガスケットには、ガスケットの主要部分か
ら側面方向で外方向に伸びている複数のタブが設けられ、それぞれのタブは、隣
接している穴に挿入するためにアレンジされた突出部の上に形成することが述べ
られている。この突出部は、人がガスケットとプレートを組み立てるという観点
から、一般的に、溝が形成されているプレート表面の方向に伸ばすために、下方
向に向かって設けられている。そして、ガスケットを適切にプレートに固定する
ために、それから穴を通り抜けなければならない。さらに、もし突出部が適切に
突き出ていないならば、ガスケットは適切に配置せず、挿入されていない突出部
の余分な厚さのために、積層体に対して、わずからに、ガスケットがきちんと並
べられないこととなる。これは不完全なシールとなり、そのために問題が生じる
【0006】 この問題点を解決しようとして、米国特許No.4,635,715”熱交換器のためのガ
スケット配列方法”は、プレートの溝にガスケットを取り付けるときの設置され
た状態のガスケットを示している。これは、プレート端部に最も近いガスケット
の側面に、間隔をおいて配置された複数のプレート保持部を有しており、それら
は、お互いに一定の距離をおいて設けられている。
【0007】 この従来の技術の一般的なガスケットを、図25,26,27および28の記
号aによって示す。ガスケットaの主要部分は、熱交換プレートcの溝bに取り
付けられるよう形成されており、記号dによって示される。ガスケットaとプレ
ートcの小さな部分だけを示すことによって、十分理解されるだろう。つまり、
添付図面とこの明細書を通じて、本質的に、ガスケットとプレートのすべてを表
す予定である。
【0008】 図25にガスケットaの部品(section)を示す。図26に熱交換プレートc
の溝bに適切に置かれた状態を示す。ガスケットaは複数の盛り上がった部分e
(mounting portions)を有し、そのうち一つだけを、例示的にその図に示す。
盛り上がった部分e(mounting portions)は、1または複数の突出部fを有し
、それはガスケットの主要部分dとプレートcの端部gに垂直に、部分的に形成
されている。この突出部fは、部分的に、ガスケットの主要部分dに平行で、1
または複数の保持要素i(holding elements)に垂直な方向にのびている橋かけ
部分h(a bridge portion)を形成している。この例では、一つの保持要素iが
設けられている。
【0009】 保持要素iは、突出部fに平行であり、それから縦方向に広がっており(spac
ed longitudinally from the projections f)、その尻は、ガスケットの主要部
分dの方向に伸びている。そのため、突出部fと保持要素iは、効率的にプレー
ト端部gを囲むのに利用でき、プレートの盛り上がった部分はプレートを横切っ
て保持力を与えるのに利用できる。それゆえ、プレート平面において、ガスケッ
トがプレートから離れる可能性を減らす。
【0010】 しかしながら、上記で引用した特許において提示された解決手段では、ガスケ
ットは相対的に弾性であるために、ガスケットをプレートにしっかりと固定せず
、部品間の移動を妨げるために(so as to prevent its dislodgment therefrom
during assembly )プレートに十分な力を与えない点に問題がある。
【0011】 さらに、図27に示すように、部品間において、保持部fがプレート端部の下
に固定される代わりに、その頂部(the top surface)に残るような場合がある
かもしれない。図28を参照すると、不適切に配置された保持部fの上に、次の
プレートを組み立てると、その積層体の中に、きちんと並べられていない部分を
生じ(causes a mislignment)、そこから漏れが生じる。実際には、通常、きち
んと並べられていない部分は、その積層体を利用するまでは発見されず、非常に
不都合の原因となり、そのシステムは、適切に中身を取り出し、分解されなけれ
ばならない。さらに、不適切に配置された保持部の場所を捜し出すことは難しく
、その場所を捜し出すために、積層体をすべてもしくは大部分、分解する必要が
ある。
【0012】
【発明の概要】
本発明の目的は、板状熱交換機構に用いられるガスケットであって、熱交換板
に対し横方向の正のグリッピング力を加えるための複数の把持部が各ガスケット
上に形成され、これにより、積層体(stack)を固定する前に前記ガスケットを確
実に前記熱交換板上に保持するものを提供することにある。
【0013】 本発明の他の目的は、板状熱交換機構に用いられるガスケットであって、対応
する熱交換板を把持する複数の把持部が各ガスケット上に形成されており、組み
立て途中に把持部が正しく位置されなかった場合、その位置に関する目視可能な
表示が提供され、これにより、組み立て後の積層構造板を用いる前にかかる問題
を是正することが容易となるものを提供することにある。
【0014】 本発明の好ましい実施形態によれば、複数の熱交換板と当該交換板用シーリン
クガスケットの組み合わせであって、当該組み合わせは、熱交換構造に用いられ
、各熱交換板は、第一側面および第二側面、端部、および、その前記第一側面内
に形成された溝を有し、当該溝は前記端部に沿うとともに、そこから間隔をあけ
て伸長しており、前記各シーリングガスケットは:第一の熱交換板の前記溝内に
設置されるとともに、当該第一の熱交換板と関連して第二の熱交換板が圧縮され
つづけると、前記第一熱交換板と第二熱交換板との間を密閉する延長本体部;お
よび 前記ガスケットを前記熱交換板の所定箇所に取り付けるためのものであっ
て、前記本体部と一体に形成され、前記本体部の長手方向に沿い、そこから間隔
をあけて位置するとともに、その横方向に伸長する複数の熱交換板把持部;を有
しており、前記把持部は、前記熱交換板の前記所定箇所において、組み立てを行
なう者(assembler)に対し、前記把持部と前記熱交換板が正しく取り付けられて
いるか否かを目視可能な表示を提供するよう構成されている。
【0015】 加えて、本発明の好ましい実施形態によれば、前記各熱交換板には、内部に前
記第一と第二側面間に伸びる複数の開口が形成されており、前記各交換板把持部
は:前記熱交換板の前記第一側面と接するとともに、その場所でブリッジ部を定
義するよう、前記熱交換板の端部を横切って伸長する一以上のコネクタ部; 前記一以上のブリッジ部と接するとともに、前記端部を横切ってほぼ内側に伸
長し、前記熱交換板の前記第二側面と接触する保持タブ;および 前記保持タブ上に形成され、前記熱交換板の前記第二側面に面するするととも
に、前記ガスケット本体部が前記溝内で密封された場合、前記開口の一つと重ね
られる固定要素;を備えており、 前記固定要素は、前記開口と嵌合させるために構成されており、前記開口と嵌
合している場合に、前記固定要素の一部は、前記第一側面から目視可能である。
【0016】 さらに、本発明の好ましい実施形態によれば、前記一以上のコネクタ部は、二
つの、間隔をあけて設けられた前記開口を覆うことのないコネクタ部を含んでお
り、前記一以上のブリッジ部は、前記コネクタ部の間を横切って伸長する単一の
ブリッジ部であり、前記コネクタ要素は、前記コネクタ部の間から目視可能なよ
うに前記保持タブ上に形成される。
【0017】 また、本発明の好ましい実施形態によれば、各開口は、直接、前記熱交換板の
端部に向かって広がっており、これにより、前記把持部が前記熱交換板と接触し
ている間、前記熱交換板の平面における前記コネクタ要素の対応する開口内への
横方向の動きが促進される。
【0018】 前記各把持部は、前記熱交換板に対し、横方向にグリッピング力を加えるよう
に動作することが好ましい。
【0019】 加えて、本発明の他の好ましい実施形態によれば、前記各把持部は: 前記熱交換板の前記第一側面と接し、前記熱交換板端部を横切り前記本体部か
ら伸長する一以上のコネクタ部; 一以上の可撓性伸長保持タブ;および 前記一以上のタブを前記一以上のコネクタ部に接続するヒンジ装置;とを含ん
でおり、 前記一以上のタブは、前記ガスケットを前記熱交換板に取り付ける前において
静止位置を有しており、前記タブは、その場所で前記熱交換板からほぼ突出して
おり、 前記一以上のタブの前記熱交換板の前記第一側面方向への回転およびそれに続
く前記一以上のタブの前記熱交換板の前記第二側面への位置決めによる接触によ
って、前記一以上のタブを前記熱交換板の前記第二側面と保持接触する位置へと
付勢することで、前記一以上の上にほぼ同じであって反対の力がコネクタ部が加
えられ、これにより、前記一以上のコネクタ部を前記熱交換板の前記第一側面と
保持接触させるよう付勢する。
【0020】 また、本発明の好ましい実施形態によれば、前記各タブは、前記各タブが前記
熱交換板の前記第二側面と保持接触状態にある場合に、前記熱交換板の前記第二
側面と対向するよう方向づけられる固定要素を有しており、前記熱交換板は、そ
れに沿って形成された前記各タブの前記固定要素との嵌合接触のための複数の嵌
合部を有する。
【0021】 さらに、本発明の好ましい実施形態によれば、前記嵌合部は、開口であり、前
記固定部は、前記開口の一つと嵌合接触するために構成された凸部である。
【0022】 加えて、本発明の好ましい実施形態によれば、前記嵌合部は、前記熱交換板の
前記二側面内に形成された凹部であり、前記固定要素は、前記開口の一つと嵌合
接触するために構成された歯状部である。
【0023】 また、本発明の好ましい実施形態によれば、前記シーリングガスケットは、一
部品のゴム状物質で構成されており、前記一以上のタブは、その場所で接合部を
形成するよう前記一以上のコネクタ部と接続されており、前記ヒンジ装置には、
前記一以上のコネクタ部に対する前記一以上のタブの、前記接合部を中心とした
回転によって形成される自然なヒンジを含んでいる。
【0024】 加えて、本発明の好ましい実施形態によれば、前記ヒンジ装置は、前記熱交換
板平面に対する所定位置においてヒンジ軸を定義し、前記各把持部は、前記一以
上のタブが前記熱交換の前記第二側面と接触状態になるよう、さらに、前記ヒン
ジ装置と前記熱交換板間にタブを挿入するため、前記一以上のタブがその回りで
折り曲げられる高く形成されたブリッジ部を定義し、これにより、前記一以上の
コネクタ部を前記熱交換板の前記第二側面と前記接触保持させるよう付勢する。
【0025】 さらに、本発明の好ましい実施形態によれば、前記ヒンジ装置は、前記ガスケ
ット本体部に対しほぼ水平なヒンジ軸を定義し、前記一以上の可撓性伸長保持タ
ブは、前記ガスケット本体部に対し、ほぼ直角に伸長している。
【0026】 加えて、本発明の好ましい実施形態によれば、前記ヒンジ装置は、前記ガスケ
ット本体部に対しほぼ直角なヒンジ軸を定義するとともに、前記一以上のコネク
タ部により構成されており、前記一以上の可撓性伸長保持タブは、前記一以上の
コネクタ部に対して水平に伸長するとともに、前記一以上のコネクタ部に接続す
るものであって、前記コネクタ部に対しほぼ直角に伸長する中間接続要素を有し
ている。
【0027】 さらに、本発明の好ましい実施形態によれば、前記一以上のコネクタ部は、前
記ガスケット本体部に沿って間隔をあけて設けられた一対の伸長コネクタ部によ
って構成されており、前記一対の伸長コネクタ部間への挿入ための単一の伸長保
持タブが設けられている。
【0028】 加えて、本発明の好ましい実施形態によれば、前記一以上のコネクタ部は、単
一の伸長コネクタ部によって構成されており、前記単一の伸長コネクタ部のいず
れかの側面に一対の伸長保持タブが設けられている。
【0029】 さらに、本発明の好ましい実施形態によれば、前記一以上のコネクタ部は、前
記熱交換板の端を超えて伸長する自由端を定義するとともに、その場所で取り付
け部を定義し、前記一以上の可撓性保持タブは、前記熱交換板の第二側面と保持
接触状態にある場合に、前記ヒンジ装置によって、少なくとも前記伸長コネクタ
部と部分的に重なるよう前記フォーク内に取り付けられた単一の伸長保持タブで
ある。
【0030】 本発明のさらに他の実施形態によれば、複数の熱交換板を有する熱交換機構に
おいて用いられるシーリングガスケットであって、前記各熱交換板は、第一側面
および第二側面、端部、および、その前記第一側面内に形成された溝を有し、当
該溝は前記端部に沿うとともに、そこから間隔をあけて伸長している。
【0031】 本発明のこの実施形態において、前記各シーリングガスケットは: 前記溝内に設置されるとともに、当該第一の熱交換板と関連して第二の熱交換
板が圧縮されつづけると、前記第一熱交換板と前記第二熱交換板との間を密閉す
る延長本体; 前記第一側面上であって、前記熱交換板の所定箇所に接し、前記本体部と一体
に形成されるとともに、自由端を定義するよう、前記熱交換板の端部を超え、前
記本体部から横方向に伸長する、一以上のコネクタ部;および ヒンジ装置を介して前記一以上のコネクタ部の前記自由端に接続する一以上の
可撓性伸長保持タブ;を備えており、前記ヒンジ装置は、前記一以上の可撓性伸
長保持タブが、前記一以上のコネクタ部と直角な軸の回りで折りたたみが可能と
なり、前記熱交換板の第二側面の所定の箇所に接触するよう動作し、これにより
、前記熱交換板は、その間に入り込む。
【0032】 加えて、本発明のこの実施形態において、前記ヒンジ装置は、前記一以上の可
撓性タブを前記一以上のコネクタ部に向かって付勢するよう動作し、前記熱交換
板がない場合、前記一以上の可撓性タブおよび前記一以上のコネクタ部は、押さ
れて互いに嵌合し、前記熱交換板の周囲に取り付けられると、前記一以上の可撓
性タブおよび前記一以上のコネクタ部は、協同してその間に前記熱交換板の所定
箇所を保持する。
【0033】 より詳細に述べると、前記ヒンジ装置および前記少なくとも一のコネクタ部の
前記自由端は、その間に開口を定義し、前記熱交換板上に前記ガスケットが取り
付けられる前、前記一以上のタブは休止位置に位置し、前記タブは、その場所で
前記熱交換板からほぼ突出しており、 前記一以上のタブは、前記熱交換板の前記第一側面方向に回転可能であるとと
もに、前記開口に挿入可能である、これにより、前記タブを前記ヒンジ装置によ
り前記熱交換板の前記第二側面と接触保持させるよう付勢する。
【0034】 さらに、本発明の好ましい実施形態によれば、前記各伸長コネクタ部は、前記
ガスケット本体部に接続するリア部;前記自由端を定義する、若干高く形成され
たメインステム部;および ほぼ斜めであり、前記リア部および前記メインステ
ム部と一体に形成されるとともに、その間を接続する中間部;を備えている。
【0035】 前記各可撓性保持タブは、前記若干高く形成されたメインステム部の下で折り
曲げられるよう構成されるとともに、前記リア部とほぼ同一平面上にあり、した
がって、前記各リア部が、前記本体部とほぼ同一平面上に位置すると、前記各可
撓性保持タブもまた前記本体部とほぼ同一平面に位置する。
【0036】 本発明の他の面によれば、熱交換熱交換板の端部の形状は: 前記ガスケット本体部を設置するため、前記熱交換板端部と平行に伸長する伸
長溝; 前記伸長溝を横切るとともに、それと連通して形成され、前記各コネクタ部の
前記リア部を支持するために、前記熱交換板の端部方向に伸長する少なくとも一
のチャネル; 前記各コネクタ部の単一のメインステム部を支持するために、前記各チャネル
と前記端部間に位置する高位部;および 前記各コネクタ部の単一の中間部を支持するために、前記チャネルと前記高位
部を接合する中間部;を備えており、 前記高位部は、その内部に前記少なくとも一の前記可撓性保持タブを受け入れ
るため、前記高位部と平行な位置において、その下に窪みを定義する。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明は、積み重ねて設置することができる複数の平面熱交換プレートととも
に利用するシーリング・ガスケットを提供することを目的とする。これによって
、より容易に組み立てができ、ほとんど漏れのない平面熱交換組み立てアッセン
ブリーを提供することができる。また、本面熱交換組み立てアッセンブリーでは
、使用に先立って、適切な位置に配置されていないガスゲットをより簡単に発見
することができる。
【0038】 以下の詳細な説明において、発明の原理を具体化するいくつかの実施形態を示
す。全ての実施形態は、共通の基本的な構成要素を有しており、当該構成要素は
熱交換プレートおよびそれを含む部分、およびガスケットおよびそれを含む部分
を有している。特別な実施形態を理解するために必要とされる場合を除いて、簡
潔かつ簡単な理解を目的として、通常、これらの部分を最初の紹介時のみ記述し
、再び詳細には記述しない。なお、これらの部分は、概ね、当該部分を表示する
図面を示す1桁もしくは2桁の数字を伴う記載に表示される。1つの実施形態が
1以上の図面に記載されている場合には、前述の数字は、それらが描かれている
最初の図面を指し示すものとする。
【0039】 最初に図1に、平面熱交換プレート112の端部110を表す。当該平面熱交
換プレート112の形状は、図2Aおよび2B示されるガスケットのいずれも収
納するすることができるものである。特に、図2Aおよび2Bにおいては、熱交
換プレート112は、当該熱交換プレート112の第1の側面115に形成され
ている長い連続する溝114を有しており、当該溝114は、ガスケット220
の主要部218を受けるために(図2A、図2B)、プレートの端部116に平
行に形成されている。また、プレートは、概ね122として指示されるガスケッ
ト配置部をそこに形成しており、当該ガスケット配置部122は、本実施形態に
おいては、溝114からプレート端部116まで適当な角度で広がる1対の通路
124によって提供される。一様に長く介在する山部126は、通路124の間
に存在し、また当該通路124と延びている。当該山部126は、第2の裏面1
25に、対応するくぼみもしくは引っ込み部128を規定する。また、山部12
6は、そこに開口127を有している。
【0040】 特に図2Aおよび図2Bに示すように、ガスケット220は、概ね230とし
て指示されるプレート保持部を有しており、当該プレート保持部は、プレートに
ガスケットを取り付ける際の改良されたアタッチメントを提供する。当該プレー
ト保持部230は1対の長い接続部232を有しており、当該接続部232は、
主要ガスケット部218と一体に形成され、かつ当該主要ガスケット部218か
ら垂直に形成されている。また、当該接続部232は、主要ガスケット部218
が溝114に設置された時に、プレート端部116に垂直となるように配置され
る。
【0041】 接続部232は、不可欠な要素である架橋部234によって、互いに接続され
ており、当該架橋部234は、主要ガスケット部218と平行に形成されており
、さらに当該架橋部234から、保持タブ236が、適当な角度で延びている。
接続止め具238もしくはそれと同等のものは、保持タブ236上に形成される
。保持タブ236は、くぼみ部128に滑り込むことができるように形成されて
いる。当該久保壬生128は、ガスケット取付部122の山部126の下に存在
する。主要ガスケット部118が溝114に適切に配置されると、その結果、プ
レート保持部230がガスケット取付部122と完全にかみ合い、止め具238
が、予定通り開口127の中に納められる。
【0042】 図に示すように、止め具238は、他の好ましい形態とすることもでき、また
図2Aに示す例のように、簡単なほぼ円筒形の突起物であってもよい。一方、あ
るいは、図2Bの240に示すように、円錐を拡げた端部を有してもよい。ガス
ケット全体は、ゴム状材料によって形成されており、端部240は、簡単に開口
127を通過することができ、その結果、ガスケットを所定の位置に固定するこ
とができる。ガスケットは、保持タブ236の後ろもしくは下側を、矢印242
が示す方向に、押圧することによって完全にプレートに取り付けられ、それによ
り、止め具238が裏側から押され、開口127の中を通過する。この結果、開
口127から突き出た時に、はっきりと(止め具238を)確認することができ
る。この実施例において、止め具が裏側から押されるという事実により、人がは
っきりとガスケットがプレートに対して取り付けられている状態を見ることがで
きるので、ガスケットが正確に取り付けられていることをより簡単に確認するこ
とができるものであると理解される。
【0043】 図3について簡単に説明すると、ガスケット取付部322は、単純な円孔とい
うよりは、プレート状開口327が、形成されており、当該プレート状開口32
7は、端部316に注ぎ込むような拡がり形状の開口342を有しており、その
ため、接続止め具238を差し込むと、同時に接続部232および保持タブ23
6をプレート312の端部310に合わせることができる。
【0044】 図4〜7Bについて説明すると、ガスケット420は、複数のプレート保持部
430を有しており、そのそれぞれは1対の長い接続部432を有しており、当
該接続部432は、主要ガスケット部418に必須要素として形成されており、
かつ、プレート端部416を横切るように、主要ガスケット部418から離れる
方向に延びている(図5〜7B)。また、長い接続部432は、主要ガスケット
部418に沿って、縦方向に離れて配置されている。一つの保持タブ436は、
接続部432の間に配置され、また、必須要素として形成されたヒンジ440に
よって保持される。なお、ヒンジ440は、プレート端部416に平行なヒンジ
軸441を定義する。
【0045】 本実施形態において、ガスケット420の全体および保持部430の全ての部
分は、望ましくは、一体形成のゴム状材料によって形成されている。それ応じて
、保持タブ436は、プレートとかみ合うように持ってくるために、ヒンジ44
0に関する相対的な回転運動を要求する初期制止位置を持つように形成されてい
る。それ故、保持タブ436の回転方向と反対の方向に弾力性のある回転力を生
成する。その他の実施形態において、ヒンジ440を棒部材のように別個に形成
してもよく、要求される保持力を提供するために、さらに弾力性がある手段を有
するようにしてもよい。
【0046】 図5A〜6に関して、主要ガスケット部418は、プレート412の溝414
に配置されるように形成されており、また、プレート上にガスケットを最初に配
置した後、保持タブ436は、プレートおよび主要ガスケット部418から離れ
た角度を持つ初期静止位置を有する。タブ436の初期位置は、好ましくは、図
5Aおよび図5Bに示すようにプレート412および接続部432のそれぞれに
対して90度〜180度の範囲であり、それにより、プレートの山を組み立てる
ときに、ガスケットに適切に固定されていない保持タブ436を簡単に見つける
ことができる。
【0047】 矢印442(図4および6)が指し示すように、回転力が保持タブ436に加
えられると、その結果、保持タブ436は図4において実線で示される静止位置
から、プレート412の裏面もしくは第2の面425に完全にしかっりとかみ合
う位置であって図5A、5Bおよび6における実線で示される位置まで、移動す
る。ヒンジ軸411に関して保持タブ436を回転させるために必要とされた力
は、結果として、プレート412に関する横方向の保持力(図4における矢印4
44によって示される)となり、その結果、接続部432がプレート412に与
えるのと同等かつ相反する力を引き起こす。保持力は、ヒンジ440によって与
えられる回転抵抗の機能であり、次には、材料特性、ヒンジの断面積、そして保
持タブ436を回転しなければならない角度の機能である。
【0048】 図6から明らかなように、本発明の本実施形態では、保持タブ436は、くぼ
み部428にしっかりと差し込むことができるように、ヒンジ440とプレート
端部416との間の空間に差し込まれなければならない。ガスケット420の適
切な位置は図7Aに示されており、当該図7Aは、プレート412とプレート保
持部430とが完全にあわさり、そしてしっかりとかみ合う状態を含んでいる。
一方、図7Bには、ガスケット420の不適切な配置、もしくは不完全な配置が
示されており、当該配置は、保持タブ436が旗のように外側に突き出た状態に
よって表される。
【0049】 図8A、8Bおよび8Cについて簡単に説明すると、図4〜7Bに示され表さ
れている発明とほぼ類似する本発明の一実施形態が示されている。但し、本実施
形態では、ガスケット820は、単一の長い接続部832を有している。当該接
続部832には、1対の保持タブ836が、ヒンジ軸841を定義する1対のヒ
ンジ部材840を介して、前記接続部832に平行に固定されている。図に示さ
れたガスケット820を納めるために、プレート812は1つの通路824を提
供し、当該通路824は、1対の山部826によって挟まれており、当該山部8
286下にくぼみ部828を定義する。ガスケット820の取付は、既にガスケ
ット420に関するものとして示されているので、ここでは再度、記述しない。
【0050】 図9Aおよび9Bは、ガスケット920およびプレート912の両方を示して
おり、図4〜7Bに記述されているものとほぼ同様であるが、ロック機能が追加
されている。当該ロック機能は、プレート端部910の山部926に形成されて
いる開口927および一度、プレート保持部930の残りがプレート端部910
に完全にかみ合うように持ち込まれると、開口927とかみ合うように調整され
たロック用突起938によって形成されている。
【0051】 図10A〜10Cにおいて、ガスケットとプレートとの組合を示す。当該組合
せにおいては、プレート端部1010は、図8Bおよび8Cによって示され表さ
れているものと実質的には同様であるが、当該プレート端部1010では、1つ
の接続部1032が提供され、当該接続部1032は、主要ガスケット部101
8に関して適切な角度に調整されており、また、ヒンジ軸1041が、主要ガス
ケット部1018に対して、またプレート端1016に対しても、ほぼ垂直とな
るように、当該ヒンジ1040を構成している。
【0052】 保持タブ1036は、ヒンジ軸1041に平行に形成されており、その結果、
図10Bおよび10Cに示すように、山部1026の下に差し込みやすい。なお
、当該保持タブ1036は、中間結合部1033を介して接続部1032に接続
されている。また、当該中間結合部1033は、接続部1032および保持タブ
1036の間で適当な角度で延びている。
【0053】 図11〜12Cにおいて、さらなるガスケットおよびプレートの組合せを示す
。当該組合せにおいては、保持力が中間ヒンジによって供給されなくともよい。
本実施例においては、ヒンジ装置1140は、完全な通常のヒンジ、もしくは、
ほとんどもしくは完全に回転抵抗がない分離したヒンジであってもよく、また、
一段高い架橋部1148を備えている。図12に最もはっきりと示されている架
橋部1148は、端部1150を規定し、当該端部1150は、プレート端部1
110の第2の面1125より上に位置付けられている。保持タブ1136は、
くぼみ部1128に差し込まれるので、e分だけ架橋部1148の周りに折り曲
げられる必要がある。これは、架橋部1148がタブ1136に与える抵抗モー
メントMによるものであり、結果的に、垂直な保持力Fが、タブ1136によっ
て、プレート端部1110の裏面もしくは第2の面1125に与えられる。
【0054】 保持力の大きさは、タブ1136の柔軟性、高低差eの大きさ、およびヒンジ
1140のたわみ特性に対する対策をとるか否かによって決定されるものと理解
される。
【0055】 本実施形態における保持タブ1136は、ほぼ階段状の構成を有しており、ヒ
ンジ1140に接続する背部1152、プレート第2の面1125にかみ合う全
面に位置する自由端部1154、および背部1152と自由端部1154との間
を接続し、対角線上に位置する中間部1156を有している。これは、例示の方
法のみによるものであると考えられるが、階段状の構成を有さない保持タブが使
用されてもよいものと考えられる。
【0056】 図13について簡単に説明すると、プレート1312とガスケット1320と
の組合せが示されており、当該プレート1312およびガスケット1320は、
図11〜12Cのプレート1112およびガスケット1120と同様のものであ
るが、当該プレート1312およびガスケット1320においては、保持タブ1
336に設けられるロック用突起1338とのかみ合いを受ける開口1327を
山部1326に設けている。
【0057】 図2A〜13に示され表される全てのガスケットが有するプレート保持部に共
通の特徴は、柔軟性のあるタブが、主要ガスケット部から延びる長い接続部から
縦方向に配置されていることである。
【0058】 以下の図14A〜21Bに示すこの発明の本実施形態においては、全てのガス
ケットに共通の特徴は、保持タブは、少なくとも部分的に1もしくは複数の長い
接続部と重なり合っていることである。なお、当該保持タブは、前記接続部と接
続されている。
【0059】 主に図14Aおよび14Bについて説明すると、ガスケット1420が示され
ており、当該ガスケット1420は、平面プレート1512(図15)と組み合
わせて利用するために規定されている。なお、当該組合せは、図16に示す完全
かつ正確に配置された状態に示されている。ガスケット1420のプレート保持
部1430は、1つの長い接続部1432を有しており、当該接続部1432は
、主要ガスケット部1418から外側横に向かって延びており、本実施形態にお
いては、1460に示すように、終端に二股に分かれた取付部を有している。そ
の結果、1つの保持タブ1436をその下に完全に取り付けることができ、その
間にプレート端部をしかっりと保持することができる。
【0060】 取付部1460は、1対の取付部材1462に分かれており、当該1対の取付
部材1462の間に1つの保持タブ1436が、図4に例示する配置と同様の方
法でヒンジ1440を介して保持されている。その結果、ガスケット1420を
プレート1512に確実に保持するために、矢印1464(図14B)によって
示されるように、ヒンジ軸1441に関してほぼ上方向に(図示されている位置
のように)保持タブ1436を回転させ、図16の矢印1468が示すように、
ヒンジ軸1441と接続部1432の主要幹部1466との間に保持タブ143
6を取り込む必要がある。
【0061】 本実施形態においては、接続部1432および保持タブ1436は、重なり合
っており、プレート端部形状およびプレート保持部1430の両方は、主要ガス
ケット部とほぼ同じ平面において、保持タブ1436と適応するように形成され
ている。このため、接続部は、ほぼ階段状に規定されており、主要ガスケット部
1418に接続される背部1470および主要幹部1466が延びる斜めの中間
部1472を有している。
【0062】 同様に、溝1514に通ずる通路1524が、プレート端部1516の途中ま
で延びており、主要幹部1466を支える山部1526に遮られる。プレートと
ガスケットとが完全に組み合わされると、保持部1430のそれぞれの保持タブ
1436および主要幹部1466は、それに対して垂直方向に、プレート端部1
512に関する副保持力を加える役目を果たす。
【0063】 図17および18は、プレート保持部を有するガスケットを示したものであり
、当該ガスケットは、図14A〜16に表されているものとほぼ同様に機能する
【0064】 図17において、図示されたプレート保持部1730は、1対の長い接続部1
732を有しており、当該接続部1732は、取付部1760で終了する。当該
取付部1760は、図8A〜8Cにおいて示され表されるように、保持タブ83
2が接続部832に取り付けられているのと同様の態様で、1対の保持タブ17
36を備えている。
【0065】 しかし、図18において、図示されたプレート保持部1830は、1対の長い
接続部1832を有しており、一体形成された1対の二股に分かれた取付部18
60で終了している。当該取付部1860のそれぞれは、図14A、14Cおよ
び16において示され表されるように、保持タブ1436が二股に分かれた取付
部1460に取り付けられているのと同様の態様で、1つの保持タブ1836を
備えている。
【0066】 図19は、プレート保持部1930を有するガスケット1920を示している
。当該プレート保持部1930において、1対の離れて配置された長い接続部1
932は、1つの二股に分かれた取付部1960で終了し、当該取付部1960
には、1つの保持タブ1932(が存在する)。当該保持タブ1932の全幅W
1は、1対の接続部1932の外径W2とほぼ同じである。これにより、プレー
ト保持部1920が、プレート端部(図示せず)と完全にかみ合うと、保持タブ
1936は、1対の接続部1932と完全に重なるように構成されており、それ
によって、プレートと保持タブ1930との間の相対的に増加した保持面を提供
する。
【0067】 図20には、プレート保持部2030を有するガスケット2020が示されて
いる。当該プレート保持部2030は、図19における保持タブとほぼ同様であ
る。ただし、1対の保持タブ2036は、図に示されるように、相対的に延長さ
れたヒンジ2040を介して二股に分かれた取付部2060に取り付けられる点
は相違する。
【0068】 図21Aおよび21Bには、取付部2130を有するガスケット2120が示
されている。当該取付部2130は、図19に示されているものとほぼ同様であ
るが、インデックス部材2174が付加されている点で相違する。インデックス
部材2174は、長い接続部2132の間に設けられ、取付部2160の背部2
175に取り付けられる。また、インデックス部材2174は、前面の自由端2
176を有している。
【0069】 取付部2130がプレート端部2110と完全にかみ合うと、インデックス部
材2174が、山部2170を越えるように延びている。
【0070】 図21Bに示すように、追加プレート2112’が、隣り合う位置に積み重な
るように取り付けられた場合、追加プレート2112’の端部2110’は、イ
ンデックス部材2174と下に位置するプレート端部2110の山部2127と
の間に取り付けられる。それによって、ガスケット2120をさらに固定する。
しかし、図に示すように、本実施形態においては、インデックス部材2174を
利用するために、追加プレート2112’は、裏返しにされ、その結果、山部2
127’は、下に位置するプレート端部2110の山部2127上に配置される
【0071】 図22A〜23において、結合された熱交換プレート2212およびプレート
保持部2230を有するガスケット2220を示す。プレート保持部2230の
それぞれは、1対の長い接続部2232を有しており、当該接続部2232は、
主要ガスケット部2218から適当な角度を持って延びている。接続部2232
は、横部材2280によって接続されており、その結果、ほぼH型形状を有して
いる。保持タブ2236は、弾力性のあるヒンジ2240を介して、接続部22
32に配置され、また、図23の矢印2282に示すように、プレート端部22
10の第2の面2225としっかりと接触して取り付けられるように合わせられ
る。保持タブ2236は、ロック用突起2284を有している。当該ロック用突
起2284の機能を以下に示す。横部材2280は、ほぼ平坦なプレート接触面
2286を規定する。また、保持タブ2236は、プレート接触面2288を規
定する。当該プレート接触面2288は、図23に示されるように、プレート保
持部2230とプレート端部2210とを完全にかみ合わせるように、互いを規
定位置に持ってくる。
【0072】 図24では、プレート端部2210の形状は、ロック用突起2284を収容す
るための山部2226が設けられるように、形成される。山部2226は、ほぼ
矩形、ピラミッドの先端を切った形状を有しており、プレート2212の第2の
面2225に、くぼみ部2228を規定している。これによって、当該くぼみ部
2228は、ロック用突起2284としっかりとかみ合うことができる。さらに
、山部2226および開口2281は、かみ合った状態で互いに収容できるよう
に形成されており、その結果、両者の間に最大の保持力を提供する。
【0073】 本発明の範囲がこれまでに表され記述されたものに制限されないことは、当業
者によって認められるだろう。むしろ、本発明の範囲は、以下の請求項によって
のみ限定される。
【図面の簡単な説明】
本発明は、図面を伴う以下の説明により、より完全に理解され、認められるだ
ろう。
【図1】 図1は、熱交換器において利用する平面プレートの端部であり、当該端部は開
口を有しており、当該開口は、図2Aおよび2Bの実施形態に基づいて形成され
たガスケットとともに利用するものである。
【図2】 図2Aおよび図2Bは、本発明の第1の実施形態に基づいて構成されるガスケ
ットおよび平面プレートの取付配列の一部の構造図である。
【図3】 図3は、本発明の第2の実施形態に基づいて構成されたガスケットおよび平面
プレートの取付け配列の一部の構造図である。
【図4】 図4は、本発明の第3の実施形態に基づく平面熱交換器の端部を保持するため
の弾力性のある保持部を有するガスケットの一部に関する構造図であり、プレー
トを組み立てる前の静止位置に関するものである。
【図5】 図5Aおよび5Bは、図4に示す弾力性のある保持部の断面図であり、弾力性
のある保持部材は、とりうる可能性のある位置、とりわけ、提供された保持力を
決定することに役に立つ位置の範囲において示されている。
【図6】 図6は、プレートに完全に配置されたガスケットおよび保持部の構造断面図で
ある。
【図7A】
【図7B】 図7Aおよび7Bは、積み重ねられたプレートにおいて、適正もしは不適正な
取付位置に取り付けられたガスケットを示している。
【図8A】
【図8B】
【図8C】 図8A、8Bおよび8Cは、図4〜7Bとほぼ同様のガスケットを示し、図8
A、8Bおよび8Cの各々の弾力性のある保持部は、1つの突起および当該突起
に接続される1対の弾力性のある保持部材を有している。また、ガスケットがま
だ取り付けられていない時の静止位置、最初の取付後の取付位置、および完全に
取り付けられた保持位置でのガスケットが、それぞれ示されている。
【図9A】
【図9B】 図9Aおよび9Bは、平面熱交換プレートの端部を保持し、しっかりかみ合う
弾力性のある保持部材を利用するガスケットを示しているものであり、それぞれ
、完全に取り付ける前、および取り付けた後を示している。
【図10A】
【図10B】
【図10C】 図10A、10Bおよび10Cは、図8A〜8Cとほぼ同様のガスケットを示
しており、弾力性のある保持部材が主要ガスケット部に垂直な軸に関する回転で
きるように接続されている。
【図11】 図11は、プレートに組み立てられる前、静止位置における本発明の第4の実
施形態に基づく熱交換プレートの端部を保持する弾力性のある保持部がヒンジ付
けされたガスケットの透視図である。
【図12A】 図12Aは、取り付ける前の平面プレートの位置における図11のガスケット
の透視図である。
【図12B】 図12Bは、図12AのガスケットおよびプレートのB−B線における断面図
である。
【図12C】 図12Cは、ガスケットを完全に取り付けた後、平面プレートの位置にある図
11のガスケットの透視図である。
【図13】 図13は、図12Cと同様の透視図であり、平面熱交換プレートの端部を保持
し、しっかりかみ合う弾力性のある保持部材を利用するガスケットを示している
ものである。
【図14A】
【図14B】 図14Aおよび14Bは、プレートに組み立てられる前、静止位置における本
発明の第5の実施形態に基づく熱交換プレートの端部を保持する弾力性のある保
持部がヒンジ付けされたガスケットの透視図であり、1つの突起によって保持さ
れる1つの弾力性のある保持部材を利用するものである。
【図15】 図15は、図14Aおよび14Bのガスケットを利用する熱交換プレートの一
部を示した図である。
【図16】 図16は、図15の平面プレートが取り付けられた図14Aおよび14Bのガ
スケットの透視図である。
【図17】 図17は、静止位置における本発明の第6の実施形態に基づく熱交換プレート
の端部を保持する弾力性のある保持部がヒンジ付けされたガスケットの透視図で
ある。
【図18】 図18は、静止位置における本発明の第7の実施形態に基づく熱交換プレート
の端部を保持する弾力性のある保持部がヒンジ付けされたガスケットの透視図で
ある。
【図19】 図19は、静止位置における本発明の第8の実施形態に基づく熱交換プレート
の端部を保持する弾力性のある保持部がヒンジ付けされたガスケットの透視図で
ある。
【図20】 図20は、静止位置における本発明の第9の実施形態に基づく熱交換プレート
の端部を保持する弾力性のある保持部がヒンジ付けされたガスケットの透視図で
ある。
【図21A】 図21Aは、1つの弾力性のある保持部材を有するガスケットの透視図であり
、プレートと完全にかみ合う位置におけるものである。当該ガスケットは、本発
明の第10の実施形態に基づいて構成され、かつ作用する隣接するプレート位置
決め部材をも有している。
【図21B】 図21Bは、図21Aと同様の透視図であり、ガスケットのプレート位置決め
部材と完全にかみ合う追加プレート位置をも示している。
【図22A】
【図22B】 図22Aおよび22Bは、1対の突起によって保持される1つの弾力性のある
保持部材を有するガスケットの一部を示す平面図であり、当該ガスケットは、本
発明の第11の実施形態に基づいて構成され、作用する。また、それぞれ、部分
的に完全に取り付けられたものを示すものである。
【図23】 図23は、図22Bに示されるガスケットおよびプレートの断面図であり、図
22Bの23−23線における断面図である。
【図24】 図24は、図22A、22Bおよび23に示されるプレートの端部の形状を示
す平面図を示すものである。
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】 図25〜28は、従来のガスケットの構造図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月4日(2001.6.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換機構において用いられる複数の熱交換板および熱交換板用シーリングガ
    スケットであって、 前記各熱交換板は、第一側面および第二側面、端部、および、その前記第一側
    面内に形成された溝を有し、当該溝は前記端部に沿うとともに、そこから間隔を
    あけて伸長しており、 前記各シーリングガスケットは: 第一の熱交換板の前記溝内に設置されるとともに、当該第一の熱交換板と関連
    して第二の熱交換板が圧縮されつづけると、前記第一熱交換板と第二熱交換板と
    の間を密閉する延長本体部;および 前記ガスケットを前記熱交換板の所定箇所に取り付けるためのものであって、
    前記本体部と一体に形成され、前記本体部の長手方向に沿い、そこから間隔をあ
    けて位置するとともに、その横方向に伸長する複数の熱交換板把持部;を有して
    おり、 前記把持部は、前記熱交換板の前記所定箇所において、組み立てを行なう者(a
    ssembler)に対し、前記把持部と前記熱交換板が正しく取り付けられているか否
    かを目視可能な表示を提供するよう構成されていること、 を特徴とするもの。
  2. 【請求項2】 請求項1の組み合わせにおいて、前記各熱交換板は、内部に前記第一と第二側
    面間に伸びる複数の開口が形成されており、前記各交換板把持部は: 前記熱交換板の前記第一側面と接するとともに、その場所でブリッジ部を定義
    するよう、前記熱交換板の端部を横切って伸長する少なくとも一のコネクタ部; 前記少なくとも一のブリッジ部と接するとともに、前記端部を横切ってほぼ内
    側に伸長し、前記熱交換板の前記第二側面と接触する保持タブ;および 前記保持タブ上に形成され、前記熱交換板の前記第二側面に面するするととも
    に、前記ガスケット本体部が前記溝内で密封された場合、前記開口の一つと重ね
    られる固定要素;を備えており、 前記固定要素は、前記開口と嵌合させるために構成されており、前記開口と嵌
    合している場合に、前記固定要素の一部は、前記第一側面から目視可能であるこ
    と、 を特徴とするもの。
  3. 【請求項3】 請求項2の組み合わせにおいて、前記少なくとも一のコネクタ部は、二つの、
    間隔をあけて設けられた前記開口を覆うことのないコネクタ部を含んでおり、前
    記少なくとも一のブリッジ部は、前記コネクタ部の間を横切って伸長する単一の
    ブリッジ部であり、前記コネクタ要素は、前記コネクタ部の間から目視可能なよ
    うに前記保持タブ上に形成されること、 を特徴とするもの。
  4. 【請求項4】 請求項2の組み合わせにおいて、前記各開口は、直接、前記熱交換板の端部に
    向かって広がっており、これにより、前記把持部が前記熱交換板と接触している
    間、前記熱交換板の平面における前記コネクタ要素の対応する開口内への横方向
    の動きが促進されること、 を特徴とするもの。
  5. 【請求項5】 請求項1の組み合わせにおいて、前記各把持部は、前記熱交換板に対し、前記
    熱交換板を横断する方向にグリップ力を加えるよう動作すること、 を特徴とするもの。
  6. 【請求項6】 請求項5の組み合わせにおいて、前記各把持部は: 前記熱交換板の前記第一側面と接し、前記熱交換板端部を横切り前記本体部か
    ら伸長する少なくとも一のコネクタ部; 少なくとも一の可撓性伸長保持タブ;および 前記少なくとも一のタブを前記少なくとも一のコネクタ部に接続するヒンジ装
    置;とを含んでおり、 前記少なくとも一のタブは、前記ガスケットを前記熱交換板に取り付ける前に
    おいて静止位置を有しており、前記タブは、その場所で前記熱交換板からほぼ突
    出しており、 前記少なくとも一のタブの前記熱交換板の前記第一側面方向への回転およびそ
    れに続く前記少なくとも一のタブの前記熱交換板の前記第二側面への位置決めに
    よる接触によって、前記少なくとも一のタブを前記熱交換板の前記第二側面と保
    持接触する位置へと付勢することで、前記少なくとも一の上にほぼ同じであって
    反対の力がコネクタ部が加えられ、これにより、前記少なくとも一のコネクタ部
    を前記熱交換板の前記第一側面と保持接触させるよう付勢すること、 を特徴とするもの。
  7. 【請求項7】 請求項6の組み合わせにおいて、前記各タブは、前記各タブが前記熱交換板の
    前記第二側面と保持接触状態にある場合に、前記熱交換板の前記第二側面と対向
    するよう方向づけられる固定要素を有しており、前記熱交換板は、それに沿って
    形成された前記各タブの前記固定要素との嵌合接触のための複数の嵌合部を有す
    ること、 を特徴とするもの。
  8. 【請求項8】 請求項7の組み合わせにおいて、前記嵌合部は、開口であり、前記固定部は、
    前記開口の一つと嵌合接触するために構成された凸部であること、 を特徴とするもの。
  9. 【請求項9】 請求項7の組み合わせにおいて、前記嵌合部は、前記熱交換板の前記二側面内
    に形成された凹部であり、前記固定要素は、前記開口の一つと嵌合接触するため
    に構成された歯状部(tooth portion)であること、 を特徴とするもの。
  10. 【請求項10】 請求項6の組み合わせにおいて、前記シーリングガスケットは、一部品のゴム
    状物質で構成されており、前記少なくとも一のタブは、その場所で接合部を形成
    するよう前記少なくとも一のコネクタ部と接続されており、前記ヒンジ装置には
    、前記少なくとも一のコネクタ部に対する前記少なくとも一のタブの、前記接合
    部を中心とした回転によって形成される自然なヒンジを含んでいること、 を特徴とするもの。
  11. 【請求項11】 請求項6の組み合わせにおいて、前記ヒンジ装置は、前記熱交換板平面に対す
    る所定位置においてヒンジ軸を定義し、前記各把持部は、前記少なくとも一のタ
    ブが前記熱交換の前記第二側面と接触状態になるよう、さらに、前記ヒンジ装置
    と前記熱交換板間にタブを挿入するため、前記少なくとも一のタブがその回りで
    折り曲げられる高く形成されたブリッジ部(raised bridging portion)を定義し
    、これにより、前記少なくとも一のコネクタ部を前記熱交換板の前記第二側面と
    前記接触保持させるよう付勢すること、 を特徴とするもの。
  12. 【請求項12】 請求項6の組み合わせにおいて、前記ヒンジ装置は、前記ガスケット本体部に
    対しほぼ水平なヒンジ軸を定義し、前記少なくとも一の可撓性伸長保持タブは、
    前記ガスケット本体部に対し、ほぼ直角に伸長していること、 を特徴とするもの。
  13. 【請求項13】 請求項6の組み合わせにおいて、前記ヒンジ装置は、前記ガスケット本体部に
    対しほぼ直角なヒンジ軸を定義するとともに、前記少なくとも一のコネクタ部に
    より構成されており、前記少なくとも一の可撓性伸長保持タブは、前記少なくと
    も一のコネクタ部に対して水平に伸長するとともに、前記少なくとも一のコネク
    タ部に接続するものであって、前記コネクタ部に対しほぼ直角に伸長する中間接
    続要素を有していること、 を特徴とするもの。
  14. 【請求項14】 請求項6の組み合わせにおいて、前記少なくとも一のコネクタ部は、前記ガス
    ケット本体部に沿って間隔をあけて設けられた一対の伸長コネクタ部であり、前
    記少なくとも一の可撓性保持タブは、前記一対の伸長コネクタ部間への挿入ため
    に設けられた単一の伸長保持タブであること、 を特徴とするもの。
  15. 【請求項15】 請求項6の組み合わせにおいて、前記少なくとも一のコネクタ部は、単一の伸
    長コネクタ部であり、前記少なくとも一の可撓性保持タブは、前記単一の伸長コ
    ネクタ部のいずれかの側面に設けられた一対の伸長保持タブであること、 を特徴とするもの。
  16. 【請求項16】 請求項6の組み合わせにおいて、前記少なくとも一のコネクタ部は、前記熱交
    換板の端を超えて伸長する自由端を定義するとともに、その場所で取り付け部を
    定義し、前記少なくとも一の可撓性保持タブは、前記熱交換板の第二側面と保持
    接触状態にある場合に、前記ヒンジ装置によって、少なくとも前記伸長コネクタ
    部と部分的に重なるよう前記フォーク内に取り付けられた単一の伸長保持タブで
    あること、 を特徴とするもの。
  17. 【請求項17】 複数の熱交換板を有する熱交換機構において用いられるシーリングガスケット
    であって、 前記各熱交換板は、第一側面および第二側面、端部、および、その前記第一側
    面内に形成された溝を有し、当該溝は前記端部に沿うとともに、そこから間隔を
    あけて伸長しており、 前記各シーリングガスケットは: 前記溝内に設置されるとともに、当該第一の熱交換板と関連して第二の熱交換
    板が圧縮されつづけると、前記第一熱交換板と前記第二熱交換板との間を密閉す
    る延長本体; 前記第一側面上であって、前記熱交換板の所定箇所に接し、前記本体部と一体
    に形成されるとともに、自由端を定義するよう、前記熱交換板の端部を超え、前
    記本体部から横方向に伸長する、少なくとも一のコネクタ部;および ヒンジ装置を介して前記少なくとも一のコネクタ部の前記自由端に接続する少
    なくとも一の可撓性伸長保持タブ;を備えており、前記ヒンジ装置は、前記少な
    くとも一の可撓性伸長保持タブが、前記少なくとも一のコネクタ部と直角な軸の
    回りで折りたたみが可能となり、前記熱交換板の第二側面の所定の箇所に接触す
    るよう動作し、これにより、前記熱交換板は、その間に入り込むこと、 を特徴とするもの。
  18. 【請求項18】 請求項17にかかるシーリングガスケットにおいて、前記ヒンジ装置は、前記
    少なくとも一の可撓性タブを前記少なくとも一のコネクタ部に向かって付勢する
    よう動作し、前記熱交換板がない場合、前記少なくとも一の可撓性タブおよび前
    記少なくとも一のコネクタ部は、押されて互いに嵌合し、前記熱交換板の周囲に
    取り付けられると、前記少なくとも一の可撓性タブおよび前記少なくとも一のコ
    ネクタ部は、協同してその間に前記熱交換板の所定箇所を保持すること、 を特徴とするもの。
  19. 【請求項19】 請求項18にかかるシーリングガスケットにおいて、前記ヒンジ装置および前
    記少なくとも一のコネクタ部の前記自由端は、その間に開口を定義し、前記熱交
    換板上に前記ガスケットが取り付けられる前、前記少なくとも一のタブは休止位
    置に位置し、前記タブは、その場所で前記熱交換板からほぼ突出しており、 前記少なくとも一のタブは、前記熱交換板の前記第一側面方向に回転可能であ
    るとともに、前記開口に挿入可能である、これにより、前記タブを前記ヒンジ装
    置により前記熱交換板の前記第二側面と接触保持させるよう付勢すること、 を特徴とするもの。
  20. 【請求項20】 請求項19にかかるシーリングガスケットにおいて、前記少なくとも一のコネ
    クタ部は、前記ガスケット本体部に沿い間隔をあけて設けられた一対の伸長コネ
    クタ部であり、前記少なくとも一の可撓性保持タブは、前記一対の伸長コネクタ
    部を重ね合わせるために構成された単一の保持タブであること、 を特徴とするもの。
  21. 【請求項21】 請求項19にかかるシーリングガスケットにおいて、前記少なくとも一のコネ
    クタ部は、単一の伸長コネクタ部であり、前記少なくとも一の可撓性保持タブは
    、前記単一の伸長コネクタ部を重ね合わせるために構成された一対の伸長保持タ
    ブであること、 を特徴とするもの。
  22. 【請求項22】 請求項17にかかるシーリングガスケットにおいて、前記各伸長コネクタ部は
    : 前記ガスケット本体部に接続するリア部; 前記自由端を定義する、若干高く形成されたメインステム部;および ほぼ斜めであり、前記リア部および前記メインステム部と一体に形成されると
    ともに、その間を接続する中間部;を備えたこと、 を特徴とするもの。
  23. 【請求項23】 請求項22にかかるシーリングガスケットおいて、前記各可撓性保持タブは、
    前記若干高く形成されたメインステム部の下で折り曲げられるよう構成されてい
    ること、 を特徴とするもの。
  24. 【請求項24】 請求項23にかかるシーリングガスケットおいて、前記各可撓性保持タブは、
    前記若干高く形成されたメインステム部の下で折り曲げられるよう構成されると
    ともに、前記リア部とほぼ同一平面上にあること、 を特徴とするもの。
  25. 【請求項25】 請求項24にかかるシーリングガスケットおいて、前記各リア部は、前記本体
    部とほぼ同一平面上に位置し、前記各可撓性保持タブは、前記若干高く形成され
    たメインステム部の下で折り曲げられた場合、前記本体部とほぼ同一平面にある
    こと、 を特徴とするもの。
  26. 【請求項26】 請求項22のシーリングガスケットと共に用いられる熱交換熱交換板の端部の
    形状であって、前記形状は: 前記ガスケット本体部を設置するため、前記熱交換板端部と平行に伸長する伸
    長溝; 前記伸長溝を横切るとともに、それと連通して形成され、前記各コネクタ部の
    前記リア部を支持するために、前記熱交換板の端部方向に伸長する少なくとも一
    のチャネル; 前記各コネクタ部の単一のメインステム部を支持するために、前記各チャネル
    と前記端部間に位置する高位部(raised portion);および 前記各コネクタ部の単一の中間部を支持するために、前記チャネルと前記高位
    部を接合する中間部;を備えており、 前記高位部は、その内部に前記少なくとも一の前記可撓性保持タブを受け入れ
    るため、前記高位部と平行な位置において、その下に窪みを定義すること、 を特徴とするもの。
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