JP2002517697A - 一体化モジュラー化学送達ブロック - Google Patents

一体化モジュラー化学送達ブロック

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ジェイ. グレゴリー ホーリングスヘッド,
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Abstract

(57)【要約】 モジュラー化学送達ブロックが提示される。一体化モジュラーブロックは、好適には、第1および第2軸ボアホールを有する、第1および第2の流体流路を含む。第1の流体流路は、少なくとも部分的に第1の方向に、流体フローを、一体化モジュラーブロックを通じて輸送するように構築され得、第2の流体流路は、少なくとも部分的に第1の方向を水平に横切る第2の方向に、流体フローを、モジュラーブロックを通じて輸送するように構築され得る。第2の流体流路の最下部は、好適には、第1の流体流路の最下部の下方にある。一体化モジュラーブロックは、さらに、第1軸ボアホールおよび第2軸ボアホールと横向きに隣接する他のモジュラーブロックに連結されるように構築され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (1.発明の分野) 本発明は、化学送達システムに関し、そしてより具体的には、モジュラー化学
送達ブロック、モジュラー化学送達ブロックを組み込むシステム、およびモジュ
ラー化学送達ブロックに関する方法に関する。
【0002】 (2.関連技術の記載) 化学送達システムは、多数の工業において、流体(気体反応物および他の化学
物質(例えば、液体)を含む)の流れを制御するために使用される。化学送達シ
ステムに大いに依存する、1つの工業は、半導体処理工業である。半導体処理に
おいて、これらのシステムは通常、処理チャンバへおよびそこからの気体の流れ
を制御するために使用される。このような処理は、しばしば、化学送達システム
の厳しい要件をもたらす。例えば、化学エッチングプロセスにおいては、気体ラ
インは、ラインの腐食および/またはメンテナンス中の部分的もしくは完全なシ
ステムの再構成のために、通常、定期的に交換されなければならない。化学送達
システムが取り付けられるエッチング工具の休止時間を最小にするためには、化
学送達システムの気体ラインは、迅速に取外しおよび再配置され得るべきである
【0003】 しかし、従来の化学送達システムは、しばしばこの点に欠ける。図1は、半導
体製造に使用されるエッチングプロセス器具へと気体を供給するよう構成された
、従来の化学送達システム100を示す。気体通路が、システム100に、ステ
ンレス鋼導管またはチュービング通路102(典型的に、外径1/4インチ、外
径3/8インチ、または外径1/2インチ)を使用して提供され、これらの通路
は、エッチングガス制御コンポーネント104の間で溶接される。システム10
0の構成のため、コンポーネント104の交換または修復に要される時間は非常
に長く、そして導管(チュービング)通路102を再構成するための費用は非常
に高い。
【0004】 従来の溶接されたチュービング設計の問題を克服するために、モジュラー化学
送達ブロックが使用され得る。モジュラー化学送達ブロックは、化学制御コンポ
ーネントがその上に載置され得る基板である。これらのブロックは次いで、互い
に直接取り付けられ得、溶接フィッティングの必要性を排除する。モジュラーブ
ロックおよびコンポーネントを組み込むモジュラー化学送達システムを使用する
ことによって、使い古されたコンポーネントがより容易に交換され得るのみでな
く、気体送達システムの設計もまた、より容易に再構成され得る。
【0005】 しかし、モジュラー化学送達システムのための多くの設計は、どのような様式
であれ、それ自体の欠点をかなり有する。例えば、図2は、個々のモジュラーブ
ロック112が、水平方向の全長ボルト(full length bolt)
114、130によって、モジュラーブロックアセンブリ110全体にわたって
固定されている、モジュラー化学送達システムを示す。かなり迅速な組み立て(
典型的に、1箇所の軸接続当たり2本の2インチボルトのみ)が可能となるもの
の、この設計は、いくらかの安全性、解体および修復に関する懸念を呼び起こす
【0006】 図2に示す設計における1つの問題は、全長ボルト114が、シーリングジョ
イント118間の適切なシーリング完全性を提供するために要されるトルクに供
されたときに、全長ボルト114の変形が非常に大きくなることである。実際上
は、ボルト12の基本的な変形力は、式 DEFLECTION=PL/AE
によって計算され得、ここで、Pは、直列に隣接する任意のブロック112の軸
接続にかかる力の負荷量(変形ポテンシャル)であり、Lは、ボルト114の長
さであり、Aは、ボルト114の断面積であり、そしてEは、ボルト114の材
料の組成に基づく、ボルト114の弾性係数である。このようなモジュールブロ
ック技術の全ての設備の供給源が、ファスナーコンポーネントについて300シ
リーズまたはそれより良質の材料を使用すると仮定すれば、Eは任意の長さのボ
ルト114について一定である。同様に、これらのタイプのモジュラーガスシス
テムの設計において、設計者はしばしば、1/4インチ(6.35mm)以下の
ファスナー直径を使用するように機械的に制約され、従って、Aが比較的一定に
制約される。要約すると、AおよびEが一定であるならば、設計者がボルト11
4の長さLを増大させるにつれて、固定された基板ジョイントに伝達される、ボ
ルト114の変形力が、対応して直線的に増加する。この変形力が十分に高い場
合には、軸方向(ジョイント間)接続118の設置完全性が損失され得る。予測
され得るように、完全性のこのような損失は、毒性の化学物質が送達される場合
には特に、極めて危険であり得る。
【0007】 図2に示す、長さが伸ばされたファスナー設計に関する別の懸念は、ボルト1
14がブロック112を一緒に固定する様式に関する。使用者が、モジュラーブ
ロックアセンブリ110のうちのいずれかのブロック112を取り外す必要があ
る場合に、ブロックアセンブリ110にわたる、それぞれのシーリングジョイン
ト118が、大気に暴露される。このような暴露の可能性は、とりわけ、安全性
および汚染の問題を、腐食性かつ毒性の化学物質の送達の応用において、呼び起
こす。
【0008】 図3Aおよび図3Bは、個々のブロック122が、それぞれのブロック間また
は軸ジョイント接続124を通し、局所的なボルト留めを介して固定されて、モ
ジュラーブロックアセンブリ120を形成する、別のモジュラーブロック設計の
、断面図および頂面図を、それぞれ示す。次いで、モジュラーブロックアセンブ
リ120は、載置ブラケット126に接続される。この設計は、局在化したファ
スナーシーリング強度、完全性、および長さによる変形の可能性に関する考慮を
、劇的に減少させるか、または排除する。このような局在化したファスナー設計
を使用することにより、所与のいずれかのブロック122が取り外されるときに
、大気に暴露されるシーリングジョイント128の数もまた、減少する。
【0009】 しかし、図3Aに示す設計もまた、解体に関する限定を有する。図3Bに示す
ように、使用者が、複数のモジュラーブロックアセンブリを、側部同士で(典型
的に、1.6インチ(40.64mm)〜2インチ(50.8mm)の間隔で)
配置するならば、軸ファスナー130の多くは、アクセスされ得ない。なぜなら
、ファスナーの位置が、ブロックのアクセス可能な頂部表面(すなわち、モジュ
ラーブロックの真上からアクセスされ得る、集合表面)の下にくるためである。
その結果として、所与のモジュラーブロックの取外しが所望されるならば、この
モジュラーブロックに隣接するモジュラーブロックが、所望されずにまず取り外
され得る。
【0010】 従って、モジュラー化学送達ブロックの、横方向に隣接する化学送達ブロック
との接続が可能となる、接続位置が、そのモジュラーブロックの他の部分によっ
て妨害されない、モジュラー化学送達ブロックを設計することが、所望される。
局在化したファスナーが、横方向に隣接するモジュラーブロックを接続する、モ
ジュラー化学送達システムを、これらのファスナーによって接続されたモジュラ
ーブロックへの頂部表面の真上からのアクセスが妨害されないように、設計する
こともまた、有利である。このようなシステムは、モジュラーブロックにより提
供される流路が、他の化学送達システムにおけるよりも、より容易かつ迅速に再
構成されることを、可能とし得る。
【0011】 上述の情報は、この「背景」の節にあることによって、先行技術であるとは認
められない。
【0012】 (要旨) 上述の問題は、大部分において、それを通して流体フローを方向付けるよう構
成された、頂部からアクセス可能なモジュラー化学送達ブロックによって、処理
される。概略的に言えば、頂部からアクセス可能なモジュラーブロックとは、頂
部からアクセス可能なモジュラーブロックの真上からのアクセスを使用して、隣
接するモジュラーブロックに結合されるかまたは外され得るものである。好まし
い実施態様において、頂部からアクセス可能なモジュラー化学送達ブロックは、
モジュラーブロックが横方向に隣接するモジュラーブロックと結合されることを
可能とするよう構成された、軸接続位置を含む。この軸接続位置の内部表面は、
好ましくは、この軸接続位置の外部表面と実質的に平行であり、そしてモジュラ
ーブロックの他の部分によって、モジュラーブロックの頂部表面から妨害されな
い。この構成は、好ましくは、軸接続位置がモジュラーブロックの真上からアク
セスされることを、可能とする。
【0013】 頂部からアクセス可能なモジュラーブロックは、モジュラー化学送達システム
に組み込まれた場合に、いくつかの利点を提供し得る。例えば、頂部からアクセ
ス可能なモジュラーブロックは、好ましくは、ブロックへの横方向からのアクセ
スが制限された領域に位置する場合においてさえも、軸接続位置への容易なアク
セスを与える。本明細書に記載のような、頂部からアクセス可能なモジュラーブ
ロックは、好ましくは、溶接フィッティングを使用せずに、横方向に隣接するモ
ジュラーブロックを接続するよう構成される。結果として、頂部からアクセス可
能なモジュラーブロックを複数含むモジュラー化学送達システムの流路は、迅速
に再構成され得、そしてこのシステムの使い古されたコンポーネントは、迅速に
交換され得る。これらの利点の結果として、このようなモジュラーブロックを組
み込むモジュラー化学送達システムの全体的な休止時間は、従来の化学送達シス
テムの休止時間より、顕著に減少され得る。
【0014】 さらに、軸接続位置にブロックの真上からアクセスする能力のために、頂部か
らアクセス可能なモジュラーブロックは、複数のモジュラーブロックのうちの横
方向に隣接するモジュラーブロックから、他のブロックを取り外すことなく、外
され得る(図2に示すシステムとは異なる)。好ましくは、頂部からアクセス可
能なモジュラーブロックは、横方向に隣接するモジュラーブロックを変位させる
か、または他の様式で移動させることなく、それに接続した一対の横方向に隣接
するモジュラーブロックから外され得る。さらに、頂部からアクセス可能なモジ
ュラーブロックは、横でない方向に隣接するモジュラーブロック間のシールを損
なうことなく、横方向に隣接するモジュラーブロックから外されるよう構成され
得る。このような特徴によって、頂部からアクセス可能なモジュラーブロックは
、モジュラー化学送達システムの使い古したまたは損傷したコンポーネントの取
り外しを、さらに容易にし得る。
【0015】 好ましい実施態様においては、モジュラーブロックの全ての接続位置がまた、
モジュラーブロックの真上からアクセスされるよう構成される。例えば、モジュ
ラーブロックは、モジュラーブロックを支持構造体(例えば、載置パレット)に
載置するための載置ファスナーを受容するよう構成された、載置ファスナー受容
要素を備え得る。載置ファスナーは、モジュラーブロックの真上からアクセスさ
れ得、モジュラーブロックが、載置ブラケットを使用せずに、支持構造体に載置
されることを可能とする。有利なことに、このような特徴は、システムに使用さ
れる部品の総数を減少させ得るのみでなく、各モジュラーブロックのフットプリ
ントをもまた減少させ得る。
【0016】 さらに、頂部からアクセス可能なモジュラーブロックは、第1流体流路を備え
、これは、流体フローをモジュラーブロックを通して移送するよう構成されてい
る。本明細書中で表す場合には、流体とは、流れてそれのコンテナの輪郭に従う
傾向のあるあらゆる物質であるとみなされ得、気体および液体を含む。モジュラ
ーブロックは、頂部表面を有する。モジュラーブロックの頂部表面とは、そのブ
ロックが組み込まれるシステムの作動の間に配向されるように、ブロックが配向
されるときに、モジュラーブロックの頂部表面であり得るか、またはそこに、も
しくはその真上に、化学制御コンポーネントが載置され得る、頂部表面であり得
る。モジュラーブロックの頂部表面は、モジュラーブロック全体の1つの最上の
領域に単に限られるのではなく、そのブロックにわたる様々な領域の頂部表面を
含み得ることが、理解されるべきである。
【0017】 モジュラーブロックは、軸インターフェースフランジをさらに備える。軸イン
ターフェースフランジは、モジュラーブロックの横方向構造のうちの、別の横方
向に隣接するモジュラーブロックが接続され得る、任意の横方向構造であり得る
。軸インターフェースフランジは、(例えば、横壁によって)他の軸インターフ
ェースフランジに接続されていても、されていなくても良い。第1流体流路は、
好ましくは、軸インターフェースフランジに隣接して、そして部分的にはそれと
共に、配置される。
【0018】 軸インターフェースフランジは、好ましくは、内部表面および外部表面を有す
る。本明細書中で表す場合には、内部および外部表面とは、少なくとも部分的に
、それぞれモジュラーブロックの内側または外側に面する、モジュラーブロック
あるいはモジュラーブロックのコンポーネントの表面であるとみなされ得る。モ
ジュラーブロックの外側に面する表面は、その方向に面している限り、そのブロ
ックの絶対的な外側にある必要はない(例えば、表面はモジュラーブロックの壁
内に陥凹し得、これは依然として、外部表面であり得る)。第1流体流路の第1
軸ボアホールは、好ましくは、軸インターフェースフランジの外部表面に規定さ
れる。
【0019】 軸インターフェースフランジは、好ましくは、モジュラーブロックが隣接する
モジュラーブロックに接続されることを可能とするよう構成された、軸接続位置
を有する。軸接続位置は、内部表面および外部表面を有する。軸接続位置の内部
表面は、好ましくは、モジュラーブロックの他の部分によって妨害されず、その
結果、軸接続位置の内部表面は、頂部表面からアクセス可能となる。換言すれば
、モジュラーブロックの頂部表面から軸接続位置の内部表面への、モジュラーブ
ロックの他の部分により妨害されない直線が、少なくとも1つ存在する。この直
線は、好ましくは、鉛直線である。ある状況においては、モジュラーブロックの
部分(単数または複数)により妨害される、モジュラーブロックの頂部表面と、
軸接続位置の内部表面との間の直線が存在し得ることが、理解されるべきである
。この場合には、軸接続位置の内部表面は、それにも関わらず、モジュラーブロ
ックの頂部表面からの1つの直線が存在する限り、妨害されていないとみなされ
得る。
【0020】 さらに、本明細書中に記載される、接続位置(および特に、軸接続位置)は、
モジュラーブロックの部分であって、何らかの様式でモジュラーブロックが隣接
するモジュラーブロックと接続されることを可能とするよう構成された部分を、
考慮し得る。接続位置が、ホールまたはキャビティのような、ファスナー受容要
素を含む場合には、この接続位置は、好ましくは、ファスナー受容要素、ファス
ナー受容要素を規定するモジュラーブロックの部分、および受容要素のリップの
すぐ周囲のモジュラーブロックの表面を有する。好ましい実施態様においては、
軸接続位置は、局部的側面対側面(side−to−side)ファスナーを受
容してモジュラーブロックを横方向に隣接するモジュラーブロックに接続するよ
う構成された、軸ファスナー受容要素を有する。その結果として、このような軸
接続位置の内部表面は、軸ファスナー受容要素のリップのすぐ周囲のモジュラー
ブロックの、内側に面した表面であるとみなされ得る。軸接続位置の内部表面は
、好ましくは、軸接続位置の外部表面に実質的に平行である。すなわち、軸接続
位置の内部および外部表面は、絶対的には平行ではないかもしれないが、これら
の表面間のおおよその配向は、実質的に平行であり得る。
【0021】 軸ファスナー受容要素は、好ましくは、軸インターフェースフランジの内部表
面に規定された内部開口部、および軸インターフェースフランジの外部表面に規
定された外部開口部を有する。軸ファスナー受容要素の内部開口部は、好ましく
は、モジュラーブロックの他の部分によって妨害されておらず、その結果、軸フ
ァスナー受容要素の内部開口部は、頂部からアクセス可能である。好ましくは、
軸ファスナー受容要素は、複数の軸受容要素のうちの第1のものである。複数の
軸受容要素の第1のものおよび第2のものは、好ましくは、どちらも軸インター
フェースフランジの外部表面から軸インターフェースフランジの内部表面へと延
びる。複数の軸受容要素の第1のものおよび第2のものは、好ましくは、第1流
体流路の第1軸ボアホールの、対向する側に配置される。複数の軸受容要素の各
々の、外部および内部開口部は、好ましくは、実質的に平行である。すなわち、
軸ファスナー受容要素の内部および外部開口部をそれぞれ直接規定する、軸イン
ターフェースフランジの外部および内部表面は、好ましくは、互いに対して実質
的に平行である。
【0022】 モジュラー化学送達システムが、水平に横断して多方向に延びる、複数の流路
を有することもまた、望ましい。多数のモジュラーブロックが、いくつかの垂直
のフローコンポーネント(例えば、頂部ボアホールへと導き、表面に載置した化
学制御コンポーネントとの間で流体を移送する、垂直フローセクション)を提供
することが、理解されるべきである。しかし、多方向の流路を提供するよう構成
されたモジュラーブロックまたはモジュラーブロックアセンブリは、少なくとも
第1および第2の方向(これらは、互いに対して水平に横断し、そしてそのモジ
ュラーブロックまたはモジュラーブロックアセンブリの頂部表面(すなわち、そ
のアセンブリの頂部層ブロックの頂部表面)に対して実質的に平行である)に流
路を提供し得るものである。
【0023】 従って、ある実施態様は、多層モジュラーブロックアセンブリにおいて使用す
るための、頂部層モジュラーブロックまたは下部層モジュラーブロックとして構
成された、モジュラーブロックを提供する。これら頂部層および下部層は、下に
ある下部層ブロックに接続された頂部層ブロックの多層アセンブリが、複数の、
水平方向に横断する方向に、流体フローを方向付け得るように、構成され得る。
頂部層モジュラーブロックは、好ましくは、化学制御コンポーネントとインター
フェースするよう構成される。好ましくは、頂部層モジュラーブロックは、様々
な化学制御コンポーネント(バルブ、圧力調節器、圧力トランスデューサ、フィ
ルタ、精製器、およびマスフロー制御装置(MFC)を含む)とインターフェー
スするよう構成される。第1流体流路は、好ましくは、モジュラーブロックの頂
部表面に規定された頂部ボアホールを有する。頂部ボアホールは、好ましくは、
流体フローが、モジュラーブロックと、モジュラーブロックの上に載置された化
学制御コンポーネントとの間で移送されることを可能とするよう、構成される。
頂部層ブロックは、化学制御コンポーネントをモジュラーブロックの頂部表面の
上に載置するためのファスナーを受容するよう構成された、コンポーネントファ
スナー受容要素を備え得る。コンポーネントファスナー受容要素は、好ましくは
、頂部層モジュラーブロックの頂部表面に規定され、そして好ましくは、頂部層
モジュラーブロックの真上からアクセス可能である。頂部層モジュラーブロック
は、一対の軸インターフェースフランジ間であって、このモジュラーブロックの
頂部表面より低い位置に配置された、インターフェースウェブを有し得る。頂部
層の中間ファスナー受容要素は、好ましくは、インターフェースウェブ内に配置
される。
【0024】 好ましくはモジュラーブロックのアセンブリにおける使用のために構成された
、下部層モジュラーブロックもまた、提供される。下部層モジュラーブロックは
、頂部層モジュラーブロックと類似の要素を有し得る(下部層モジュラーブロッ
クは、好ましくは、化学制御コンポーネントと直接的にはインターフェースし得
ず、従って、好ましくは、コンポーネントファスナー受容要素を有さないことを
例外とする)。下部層モジュラーブロックの中間ファスナー受容要素は、流体流
路壁内かつ第1流体流路の真上に規定される、ホールを有し得る。頂部層モジュ
ラーブロックおよび下部層ブロックは、頂部層ブロックの中間ファスナー受容要
素を通して、下部層モジュラーブロックの中間ファスナー受容要素へと、頂部−
底部間ファスナーを挿入することによって共に接続されるよう、構成される。
【0025】 モジュラー化学送達ブロックの直接上からのアクセスを介してこのモジュラー
化学送達ブロックを除去する方法がまた、提供される。流体フローを方向付ける
ように構成された第1モジュラーブロックは、流体フローを方向付けるように構
成された側方に隣接する第2モジュラーブロックへ、局部的側面対側面ファスナ
ーによって好ましくは連結される。第1モジュラーブロックは、第1モジュラー
ブロックの直接上から局部的側面対側面ファスナーにアクセスし、そして第2モ
ジュラーブロックおよび第1モジュラーブロックから局部的側面対側面ファスナ
ーを除去することによって、第2モジュラーブロックから除去される。第1モジ
ュラーブロックの直接上から局部的側面対側面ファスナーにアクセスすることに
よって、この方法は、設置時間を軽減し、そしてブロックへの側方アクセスが制
限される場合においさえ、モジュラーブロックの除去を可能にする。さらに、第
1モジュラーブロックが複数のモジュラーブロックを備えるシステムの一部であ
る場合、この方法は、好ましくは、複数のモジュラーブロックの他の全てのもの
の間のシールの保全性を損なうことなく、第1モジュラーブロックが除去される
ことを可能にする。モジュラーブロックは、好ましくは、専門ツールを使用する
ことなく除去され;すなわち、この方法は、従来のツール(例えば、レンチ)の
みを使用して実施され得る。
【0026】 モジュラー化学送達システムを使用する方法がまた、提供される。この方法は
、複数のモジュラー化学送達ブロックを介して流体フローを運搬する工程を包含
する。複数のモジュラーブロックの側方に隣接するものが、シールジョイントが
その間に形成されるように、連結され得る。複数のモジュラーブロックを通る流
体を運搬する工程は、好ましくは、1モジュラーブロックの流体流路から、シー
ルジョイントを通って、別のモジュラーブロックの流体流路へ、流体フローを運
搬する工程を包含する。この方法は、さらに、複数のモジュラーブロックから半
導体処理チャンバへ流体フローを運搬する工程を包含し得る。
【0027】 別の実施態様は、そこを通って多方向性流体フローを方向付けるように構成さ
れた一体化モジュラーブロックを含む。本明細書中に記載される一体化モジュラ
ーブロックは、好ましくは、第1および第2軸ボアホールを有する第1および第
2流体流路を含む。第2流体流路の基底部分は、好ましくは、第1流体流路の基
底部分の直下にある。第1流体流路は、少なくとも部分的に第1方向に、一体化
モジュラーブロックを通って流体フローを運搬するように構成され得、そして、
第2流体流路は、少なくとも部分的に第2方向(第1方向に対して水平に横の)
に、このモジュラーブロックを通って流体フローを運搬するように構成され得る
。本明細書で言及されるような、水平に横の方向は、無限に伸長されそしてこの
ブロックの上から見られる場合に、交差するように見えるものであり得る。好ま
しい実施態様において、第1方向および第2方向は、実質的に平行な平面上に横
たわるが、これらの方向自体は平行でない。好ましくは、第1および第2方向は
、実質的に、水平に垂直である。さらに、第2および第1方向は、好ましくは、
上面に対して実質的に平行である。一体化モジュラーブロックは、さらに、第1
軸ボアホールおよび第2軸ボアホールに側方に隣接する他のモジュラーブロック
へ連結されるように構成され得る。多方向性フローは、上述の多層モジュラーブ
ロックシステムを使用して得られ得、一方、多方向性流体フローを提供するよう
に構成された一体化されたモジュラーブロックは、例えば多方向性流体フローが
可能である多層モジュラーブロックアセンブリに対して、いくつかの利点を有し
得る。
【0028】 モジュラー化学送達システムによって占領される空間の総量は、このシステム
内のモジュラーブロックのサイズによって、部分的に決定される。従って、モジ
ュラーブロックの厚み(すなわち、高さ)を最小化することは、一般的に望まし
い。一体化モジュラーブロックの1つの利点は、類似の多方向性フロー能力を有
する多層モジュラーブロックアセンブリと比較して、このようなブロックのより
薄い厚みである。定義により、多層モジュラーブロックアセンブリは、2個以上
の垂直に隣接するモジュラーブロックを含む。従って、このようなアセンブリの
全厚みは、アセンブリを編成する各ブロックの厚みに比例して増加する傾向にあ
る。一体化ブロックアセンブリは、多層アセンブリの単一層ブロックの厚みと類
似の厚みまたはこの厚みよりわずかに大きい厚みを有し得るので、一体化モジュ
ラーブロックアセンブリの厚みは、類似の多方向性フロー能力を有する多層ブロ
ックアセンブリよりも実質的に薄い傾向にある。好ましい実施態様において、一
体化モジュラーブロックの厚みは、その長さの1/2よりも薄く、かつその幅の
1/2よりも薄い。
【0029】 同様に、一体化モジュラー化学送達ブロックはまた、多層モジュラーブロック
アセンブリと比較した場合、好ましくは、内部に含まれる流体流路の垂直長さを
減少する。部分的に、一体化モジュラーブロックは、2個以上のブロック間の経
路を分割する(多層デザインにおいてのように)よりもむしろ、単一のブロック
内に全ての流体流路を保有するので、流体流路の全垂直長さは、実質的に、多層
ブロックアセンブリにおいてよりも短くあり得る。
【0030】 このような減少は、実質的に、化学送達システムの流体経路を乾燥するために
必要とされる時間を減少し得る。一定の内部ボア直径が与えられる場合、一体化
されたモジュラーブロックにおける流体流路の減少された垂直長さは、流体流路
ボア(単数または複数)内部の全化学湿潤容量を比例的に減少させる。不活性キ
ャリアがモジュラー化学送達システム(ここにブロックが組み込まれる)の湿気
内容物を乾燥するために使用される場合、そのコンポーネントの流体経路の全化
学湿潤容積を減少させることによって、一体化モジュラーブロックは、相応して
、必要とされる乾燥ダウン時間を減少し得る。従って、プロセスおよび/または
パージのサイクル間の時間は、減少され得る。好ましい実施態様において、第2
流体流路の垂直長さは、一体化されたモジュラーブロックの1/3の長さおよび
1/3の幅よりも短い。
【0031】 さらに、モジュラー化学送達システムの全重量を減少することはまた望ましく
、そしてモジュラーブロック自体の重量は、全システム重量の大部分の成分であ
る。一体化されたモジュラーブロックの重量は、多層モジュラーブロックアセン
ブリの層を編成する各モジュラーブロックの重量と類似であるかまたはこの重量
よりもわずかに重くあり得る。多層モジュラーブロックアセンブリは2個以上の
積み重ねたモジュラーブロックを含むので、一体化されたモジュラーブロックは
、類似の多方向性フロー能力を有する多層モジュラーブロックアセンブリよりも
実質的に軽くあり得る。
【0032】 さらに、多層モジュラーブロックアセンブリは、垂直に隣接するモジュラーブ
ロックを連結するための中間(上部−下部)ファスナー、および垂直に隣接する
モジュラーブロック間の上部層間の流体経路をシールするための内部層シールを
要求し得る。中間シールは、特に腐食性または毒性の流体が運搬される場合に流
体漏出を防止するために、多層モジュラーブロックアセンブリにおいて必要とさ
れ得る。しかし、最も良いシールでさえ、完全に漏れないわけではない。さらに
、例えば半導体処理の要求条件下で、ほとんどのシールが時間と共に有意に摩耗
する。これが起ると、流体漏出を防止するこれらのシールの能力はさらに減少さ
れる。
【0033】 同様に、中間ファスナーは、垂直に隣接するブロックをしっかりと連結し、か
つこのようなブロック間のシールがインタクトのままであることを確実にするた
めに、多層モジュラーブロックアセンブリにおいて使用され得る。不幸なことに
、中間ファスナーのためのホールは、モジュラーブロックの上部表面上の少ない
空間を占め、そして中間ファスナー自体は、装着のためのさらなる時間を要求す
る。さらに、これらのファスナーは、時間にわたり緩くなり得、ブロック間のシ
ールの保全性を減少させる。最後に、多層システムにおけるさらなるシールおよ
びファスナーの使用は、全コストを増加させ得る。
【0034】 しかし、本明細書中に記載される一体化モジュラーブロックは、中間ファスナ
ーおよびシールの必要性を排除する。一体化モジュラーブロックは、流体フロー
を垂直に隣接する別のモジュラーブロックへ運搬する必要がないので、多少なり
とも存在する場合、側方に隣接するモジュラーブロック間および化学制御コンポ
ーネントを搭載する表面間のみに、シールが必要であり得る。好ましい実施態様
において、一体化モジュラーフローブロックは、中間ファスナーおよびシールが
なく、従って、このような要素の上述の欠点を防止する。さらに、一体化モジュ
ラーブロックの第2流体流路は、好ましくは、シールを通過することなしに、第
2軸ボアホールと、一体化されたモジュラーブロックの上部表面に規定される第
2上部ボアホールとの間で、流体フローを運搬するように構成される。多くの適
用について、一体化モジュラーブロックは、多方向性フローについての類似の能
力を有する多層モジュラーブロックアセンブリに対して有意な利点を提供し得る
【0035】 しかし、多層ブロックアセンブリは、本明細書で記載されるような一体化モジ
ュラーブロックに対していくつかの利点を保持し得る。例えば、充填されていな
い下部流体流路の配向を残しながら上部流体流路の方向を調節することが望まし
い場合、多層モジュラーブロックアセンブリは、上部層モジュラーブロックが交
換されることのみを要求する。しかし、一体化モジュラーブロックアセンブリに
ついては、全体のブロックが、適切に構成された別の一体化されたモジュラーブ
ロックと交換される必要があり得る。本明細書で示されるモジュラーブロックの
種々の実施態様のそれぞれの利点が与えられる場合、モジュラーブロックの選択
は、モジュラーブロックが組み込まれる化学送達システムの特定の要求に大いに
依存する。
【0036】 ある実施態様において、一体化モジュラーブロックは、好ましくは、モジュラ
ーブロックを通って少なくとも部分的に第1方向へ流体フローを運搬するための
第1流体流路を含む。第1流体流路は、好ましくは、一体化モジュラーブロック
の第1外部表面の第1軸ボアホールを有する。一体化モジュラーブロックは、さ
らに第1軸接続位置を含み、これは、モジュラーブロックが、第1軸ボアホール
に側方に隣接する別のモジュラーブロックへ連結されることを可能にするように
構成される。さらに、一体化モジュラーブロックは、好ましくは、モジュラーブ
ロックを通って少なくとも部分的に第2方向へ流体フローを運搬するたのめ第2
流体流路含む。第2流体流路の基底部分は、好ましくは、第1流体流路の基底部
分の直下にある。第2流体流路は、好ましくは、一体化モジュラーブロックの第
2外部表面の第2軸ボアホールを有する。第2方向は、第1方向に対して水平に
横方向である。好ましい実施態様において、第2方向は、実質的に、第1方向に
対して水平に垂直である。さらに、第1および第2方向は、好ましくは、実質的
に、モジュラーブロックの上部表面に対して平行である。モジュラーブロックは
また、第2軸接続位置を含み、これは、モジュラーブロックが、第2軸ボアホー
ルに側方に隣接するモジュラーブロックへ連結されることを可能にするように構
成される。さらに、第1および第2流体流路は、一体化されたモジュラーブロッ
ク内で流体連絡するように構成され得る。本明細書に記載される一体化モジュラ
ーブロックの寸法は、好ましくは、適用可能なSEMIスタンダードに適合する
【0037】 そこを通って多方向性流体フローを方向付けるように構成された一体化モジュ
ラーブロックはまた、一体化モジュラーブロックの直接上からの軸接続位置への
アクセスを可能にし得る。ある実施態様において、一体化モジュラーブロックは
、軸接続位置を含み、これは、モジュラーブロックが側方に隣接するモジュラー
ブロックへ連結されることを可能にするように構成される。軸接続位置の内部表
面は、好ましくは、実質的に、軸接続位置の外部表面に平行であり、そしてモジ
ュラーブロックの他の部分によって遮られておらず、その結果、軸接続位置の内
部表面は、上部表面からアクセス可能である。この構成は、好ましくは、軸接続
位置が、モジュラーブロックの直接上からアクセスされることを可能にする。
【0038】 別の実施態様は、複数の一体化モジュラーブロックを組み込むモジュラー化学
送達システムを提供し、各々のモジュラーブロックは、そこを通る多方向性流体
フローを提供するように構成される。複数の一体化モジュラーブロックの各々は
、好ましくは、モジュラーブロックを通って少なくとも部分的に第1方向で流体
フローを運搬するための第1流体流路を含む。第1流体流路は、好ましくは、一
体化モジュラーブロックの第1外部表面の第1軸ボアホールを有する。複数の一
体化モジュラーブロックの各々は、さらに、第1軸接続位置を含み得、これは、
モジュラーブロックが第1軸ボアホールに側方に隣接する別のモジュラーブロッ
クへ連結されることが可能になるように構成される。さらに、複数の一体化モジ
ュラーブロックの各々は、好ましくは、モジュラーブロックを通って、少なくと
も第2方向で流体フローを運搬するための第2流体流路を含む。第2方向は、第
1方向に対して水平に横方向であり得、そして第1および第2の両方の方向は、
実質的に、一体化モジュラーブロックの上部表面に平行であり得る。第2流体流
路は、好ましくは、一体化モジュラーブロックの第2外部表面の第2軸ボアホー
ルを含む。複数の一体化モジュラーブロックの各々は、さらに、第2軸接続位置
を含み得、これは、モジュラーブロックが第2軸ボアホールに側方に隣接するモ
ジュラーブロックへ連結されることが可能であるように構成される。モジュラー
化学送達システムは、さらに、複数の局部的側面対側面ファスナーを含む。好ま
しくは、複数の局部的側面対側面ファスナーのファスナーは、複数の一体化モジ
ュラーブロックのモジュラーブロックを、側方に隣接する複数の一体化モジュラ
ーブロックの別のモジュラーブロックへ連結する。モジュラー化学送達システム
は、好ましくは、衝撃および/または振動に対して耐性があり;すなわち、この
システムの性能は、作動の間、衝撃および/または衝撃によって有意に影響され
ない。
【0039】 さらなる実施態様は、モジュラー化学送達システムを使用する方法に関する。
この方法は、複数の一体化モジュラーブロックを通って流体フローを運搬する工
程を包含する。この方法は、さらに、複数のモジュラーブロックから半導体処理
チャンバへ流体フローを運搬する工程を包含し得る。ある実施態様において、複
数の一体化モジュラーブロックの第1のモジュラーブロックの第2流体流路は、
第2上部ボアホールを備え、そしてこの方法は、さらに、シールを通過すること
なしに、第2軸ボアホールから、複数のモジュラーブロックの第1のモジュラー
ブロックの第2上部ボアホールへ、流体フローを運搬する工程を包含する。
【0040】 有利には、本明細書に記載されるモジュラーブロックの寸法およびそれらのコ
ンポーネントの特徴は、好ましくは、適用可能なSEMI(Semicondu
ctor Equipment and Materials Interna
tional,Mountain View,California)スタンダ
ードに適合する。例えば、任意のコンポーネントファスナー受容要素の中心間間
隔は、好ましくは、SEMI 2787.1に適合し、これは、気体分散コンポ
ーネントの表面搭載インターフェースに関する。ある実施態様において、コンポ
ーネントファスナー受容要素の中心間間隔は、約1.2インチ未満であり、そし
て好ましくは1.188インチである。他の要素の寸法および全体としてのモジ
ュラーブロックの寸法は、好ましくは、それらのそれぞれの標準に適合する。
【0041】 SEMI標準につてのこのような適合は、モジュラー化学送達システムにおい
て使用される際、モジュラーブロックを補助し得、モジュラー化学送達システム
は、複数のモジュラーブロックから、半導体処理における使用のための半導体処
理チャンバへ、流体フローを運搬するように構成される。半導体処理チャンバは
、半導体処理において使用される任意の種々の専門チャンバであり得、これらに
は、エッチチャンバおよび蒸着チャンバが挙げられるが、これらに限定されない
【0042】 本明細書中で記載されるようなモジュラーブロックは、化学送達(特に腐食性
および/または毒性化学物質の送達)適用における使用のために適切な任意の種
々の材料から作製され得る。ある実施態様において、本明細書中で記載されるモ
ジュラーブロックは、金属から作製される。この金属は、好ましくは、ステンレ
ス鋼であり、そしてより好ましくは、高純度なステンレス鋼である。最適には、
この金属は、0.010%未満の濃度の硫黄を含有する316Lステンレス鋼S
CQ VIM/VARであり、そして好ましくは電気めっきされる。別の実施態
様において、本明細書中に記載されるようなモジュラーブロックは、化学抵抗性
プラスチック、好ましくはフルオロカーボンポリマー(例えば、Teflon(
登録商標)(E.I.du Pont de Nemours and Com
panyから市販))から作製される。このような材料は、モジュラーブロック
が種々の流体(高い腐食性流体を含む)を送達することを可能とし得る。本発明
のモジュラーブロックの作製についての種々の方法は、本発明の開示の恩恵を有
する当業者に明らかである。例えば、本発明のブロックは、適切な材料から機械
加工またはキャストされ得る。
【0043】 本発明の他の目的および利点は、以下の詳細な説明を読み、そして添付の図面
を参照すれば、明らかである。
【0044】 本発明は、種々の改変体および代替の形態に感受性であるが、それらの特定の
実施態様は、図面の例によって示され、そして本明細書中で詳細に記載される。
しかし、そこへの図面および詳細な説明は、本発明を開示された特定の形態に限
定することを意図しないが、これに対して、本発明は、添付の特許請求の範囲に
よって規定されるような本発明の精神および範囲内にある、すべての改変体、等
価物および代替物を包含すべきであることが理解されるべきである。
【0045】 (好ましい実施態様の詳細な説明) (上部アクセス可能なモジュラーブロック) 流体フローがそこを通るように指向するように構成される上部アクセス可能な
モジュラーブロックが提供される。上部アクセス可能なモジュラーブロック(こ
れはまた、モジュラー基板またはポッドとも呼ばれ得る)は好ましくは、上面、
第1軸インターフェースフランジおよび第1流体流路を備える。第1軸インター
フェースフランジは好ましくは、第1軸接続位置を備え、これは、モジュラーブ
ロックを側方隣接のモジュラーブロックに連結させるように構成される。この軸
接続位置は好ましくは、外面および内面を備える。軸接続位置の内面は好ましく
は、軸接続位置の外面に実質的に平行であり、そしてモジュラーブロックの他の
部分によって遮断されず、その結果、軸接続位置の内面はモジュラーブロックの
上面からアクセス可能である。この構成は好ましくは、軸接続位置がモジュラー
ブロックの上面の直接上からアクセスされるのを可能にする。
【0046】 第1流体流路は好ましくは、流体フローがモジュラーブロックを通って移動す
るように構成される。第1流体流路は好ましくは、軸インターフェースフランジ
の外面に規定される第1軸ボアホールを備える。第1軸流体流路は好ましくは、
軸インターフェースフランジに隣接して配置され、そして軸インターフェースフ
ランジ内に部分的に配置される。
【0047】 この軸接続位置は好ましくは、モジュラーブロックを側方隣接のモジュラーブ
ロックに連結するための局部的側面対側面ファスナーを受容するように構成され
る、軸ファスナー受容要素を備える。この軸ファスナー受容要素は好ましくは、
軸インターフェースフランジの内面に規定される内部開口部、および軸インター
フェースフランジの外面に規定される外部開口部を有する。軸ファスナー受容要
素の内部開口部は好ましくは、軸ファスナー受容要素の内部開口部が上面からア
クセス可能であるように、モジュラーブロックの他の部分によって遮断されてい
ない。軸ファスナー受容要素の内部開口部および外部開口部は、好ましくは、平
行である。
【0048】 第1軸インターフェースフランジは、複数の軸ファスナー受容要素を備え得る
。1つの実施態様において、第1軸インターフェースフランジは、一対の第1軸
接続位置を備える。この1対の第1軸接続位置は、第1軸ボアホールの反対側面
に配置され得、そして好ましくは第1軸ボアホールの反対側面上に対称的に配置
される。第1軸接続位置は好ましくは、第1軸インターフェースフランジの外面
から内面に各々延びている。
【0049】 1つの実施態様において、上部アクセス可能なモジュラーブロックは、複数の
軸インターフェースフランジを備え得る。好ましくは、上部アクセス可能なモジ
ュラーブロックは、第1および第2の軸インターフェースフランジを備え、この
各々は、内面および外面を有する。第2軸インターフェースフランジは、第1軸
インターフェースフランジの形状に類似のいくつかの形状を有し得る。第1軸イ
ンターフェースフランジおよび第2軸インターフェースフランジは、モジュラー
ブロックの側面構造体であり得、そこに側方隣接のモジュラーブロックが連結さ
れ得る。第1および第2の軸インターフェースフランジは好ましくは、反対方向
に配置される。第1軸インターフェースフランジは好ましくは、モジュラーブロ
ックが化学的送達システムに組み込まれる場合、そこから流体フローがこのブロ
ックを出るような方向で配向されるように構成される。第2軸インターフェース
フランジは好ましくは、モジュラーブロックが化学的送達システムに組み込まれ
る場合、流体フローがこのブロックに入るような方向で配向されるように構成さ
れる。
【0050】 上部アクセス可能なモジュラーブロックは、複数の流体流路を備え得る。好ま
しくは、このモジュラーブロックは、第1流体流路および第2流体流路を備える
。第2流体流路は、第1流体流路に類似して構成され得る。
【0051】 第2流体流路は好ましくは、流体フローがモジュラーブロックを通って移動す
るように構成される。第2軸インターフェースフランジは好ましくは、第2流体
流路の一部に隣接して、そして第2流体流路の一部の周りに配置される。第1流
体流路は好ましくは、第1軸インターフェースフランジの外面に規定される第1
軸ボアホール、およびモジュラーブロックの上面に規定される第1上部ボアホー
ルを備える。同様に、第2流体流路は好ましくは、第2軸インターフェースフラ
ンジの外面に規定される第2軸ボアホール、およびモジュラーブロックの上面に
規定される第2上部ボアホールを備える。軸流体流路ボアホールは好ましくは、
それら各々の軸インターフェースフランジの中央に、または中央からわずかにず
れて配置されるが、他の場所に配置され得る。第1および第2流体流路は、モジ
ュラーブロック内で流体連通であるように構成されてもよいし、されなくてもよ
い。
【0052】 各流体流路は、ボアおよび少なくとも1つのボアホールを備える。流体流路ボ
アは好ましくは、滑らかである。シーリングインターフェースは好ましくは、各
ボアホースの周りに配置される。シーリングインターフェースは好ましくは、外
面(ここでボアホールが規定される)の下にわずかに後退されるカウンターボア
シーリングキャビティとして構成される。このシーリングインターフェースは好
ましくは、シーリング部材の適切な大きさにされたシールガスケットと対になる
ように構成される。上部アクセス可能なモジュラーブロックのすべてのシーリン
グインターフェースおよびボアホールの直径は、好ましくは等しい。
【0053】 モジュラーブロックは2つより多い流体流路を有し得ることが理解されるべき
である(図面から分かり得るように)。同様に、モジュラーブロックは、インタ
ーフェースフランジ1つ当たり1つより多い軸ボアホールを有し得、そして2ま
たは3つより多い上部ボアホール(おそらく5つ以上)を有し得る。好ましくは
、しかし、上部アクセス可能なモジュラーブロックは、軸インターフェースフラ
ンジ1つ当たり1つの軸ボアホールを、1〜3つの上部ボアホールと(このブロ
ックが上層モジュラーブロックである場合)底部ボアホールとの間に有する。こ
のような構成は好ましくは、モジュラーブロックを、不必要に大きくすることな
く、その所望の機能を達成させる。
【0054】 第1軸インターフェースフランジは、1つ以上の第1軸接続位置を備え得る。
好ましくは、第1軸インターフェースフランジは、第1軸ボアホールの反対側面
上に対称的に配置される、1対の1軸接続位置を備える。
【0055】 第2軸インターフェースフランジは、1つ以上の第2軸接続位置を備え得る。
好ましくは、第2軸インターフェースフランジは、第2軸ボアホールの反対側面
上に対称的に配置される、1対の第2軸接続位置を備える。第1および第2の軸
接続位置は好ましくは、上層モジュラーブロックを側方隣接のモジュラーブロッ
クに連結させるように構成される。好ましい実施態様において、第1軸接続位置
の各々は、第1軸ファスナー受容要素を備え、これは、このモジュラーブロック
を側方隣接のモジュラーブロックに連結するための局部的側面対側面ファスナー
を受容するように構成される。同様に、第2軸接続位置の各々は、好ましくは、
第2軸ファスナー受容要素を備え、これは、このモジュラーブロックを側方隣接
のモジュラーブロックに連結するための局部的側面対側面ファスナーを受容する
ように構成される。
【0056】 1つの実施態様において、軸ファスナー受容要素は、軸インターフェースフラ
ンジの内面から外面まで延びるチャンネルとして構成され得る。各軸ファスナー
受容要素は、軸インターフェースフランジ(その中に軸ファスナー受容要素が規
定される)の外面に規定される外面開口部、およびその内面に規定される内面開
口部を備え得る。少なくとも1つの第1軸ファスナー受容要素の内部開口部は、
モジュラーブロックの他の部分によって遮断され得ず、その結果、少なくとも1
つの第1軸ファスナー受容要素の内部開口部は、上面からアクセス可能である。
好ましくは、少なくとも1つの第2軸ファスナー受容要素の内部開口部は、モジ
ュラーブロックの他の部分によって遮断され得ず、その結果、少なくとも1つの
第2軸ファスナー受容要素の内部開口部は、上面からアクセス可能である。より
好ましくは、すべての第1および第2の軸ファスナー受容要素の内部開口部は、
モジュラーブロックの他の部分によって遮断されず、その結果、すべての第1お
よび第2の軸ファスナー受容要素の内部開口部は、上面からアクセス可能である
。あるいは、1つ以上の第1または第2の軸ファスナー受容要素の内部開口部は
、上面からモジュラーブロックの他の部分によって実質的に遮断され得る。
【0057】 第1軸インターフェースフランジは好ましくは、局部的側面対側面ファスナー
が、第1軸インターフェースフランジ中に位置される第1軸ファスナー受容要素
の内部開口部を通って、側方隣接のモジュラーブロックの第2軸インターフェー
スフランジ中に位置される第2ファスナー受容要素の外部開口部へと挿入され得
るように、構成される。同様に、第2軸インターフェースフランジは好ましくは
、局部的側面対側面ファスナーが、側方隣接のモジュラーブロックの第1軸ファ
スナー受容要素の内部開口部を通って、第2軸インターフェースフランジ中に位
置される第2ファスナー受容要素の外部開口部へと挿入され得るように、構成さ
れる。この達成を助けるために、第1および第2の軸ファスナー受容要素のチャ
ンネルは、ポラライズ(polarize)され得る。1つの実施態様において
、第2軸ファスナー受容要素のチャンネルは、ねじ山が付けられる。さらに、第
1軸ファスナー受容要素のチャンネルは好ましくは実質的にテクスチャ加工され
ていない(untexture)。結果的に、局部的側面対側面ファスナーは、
側方隣接のモジュラーブロックの第2軸ファスナー受容要素へとねじ山付き可能
に挿入されるような著しい抵抗なく、第1軸ファスナー受容要素を著しい抵抗な
く通り得る。
【0058】 軸ファスナー受容要素の各々の最低部と、モジュラーブロックの上面との間の
距離は、各々、好ましくは、せいぜい、第1流体流路の最低部と、モジュラーブ
ロックの上面との間の距離ほどの大きさ(すなわち、これ以下)である。すなわ
ち、軸ファスナー受容要素の各々の最低部は好ましくは、第1流体流路の最低部
よりも低くはない。この形状は、モジュラーブロックが不必要に厚くなるのを防
止するのを助け得る。より好ましくは、軸ファスナー受容要素の各々の最低部と
、モジュラーブロックの上面との間の距離は、第1流体流路の最低部と、モジュ
ラーブロックの上面との間の距離よりも小さい。
【0059】 軸インターフェースフランジの外面は好ましくは、突出を欠いている。すなわ
ち、特定の少数の地形的不同性が存在し、一方、外面は好ましくは、全体的外面
から実質的に突出している部分はない。このような形状は、隣接のモジュラーブ
ロックのシールを損なうことなく、モジュラーブロックを取り除くことを手助け
し得、突出を欠いているので、側方隣接で連結されていないモジュラーブロック
のシールのシールを妨げるか、またはモジュラーブロック(そこからモジュラー
ブロックは切断される)を実質的に動かすことなく、一旦、脱接続されると、そ
のブロックは、容易に上方に移動され得る。しかし、軸インターフェースフラン
ジの外面に形成される、軸接続位置のためか、または軸ボアホールのためのよう
な、リセスまたはホールが存在し得るが、好ましくは、2つの側方隣接のブロッ
クの上方移動を実質的に制限するものは存在しない。
【0060】 さらに好ましくは、このモジュラーブロックは、第1流体流路の少なくとも水
平部分の周りに配置され、そしてこの第1および第2軸インターフェースフラン
ジに隣接して配置される流体流路を含む。好ましくは、流体流路壁の長さに沿っ
た流体流路壁の幅は、複数の軸ファスナー受容要素の第1壁と第2壁との間の中
心間間隔より短い。この流体流路壁は、軸インターフェースフランジの間のモジ
ュラーブロックの一部を含み、そして第1流体流路の水平部分から外側の周りお
よび側方向の部分を含むと考えられ得る。よって流体流路壁の幅が、全長に沿っ
て、複数の軸ファスナー受容要素の第1壁および第2壁との間の中心間間隔より
短い場合、上部の流体流路壁の上側の境界からすぐ側方向に間隔をあけた第1お
よび第2軸インタフェースフランジの部分は、モジュラーブロックの別の部分に
よって直接的に接続され得ない。結果的に、間隙は、第1軸インターフェースフ
ランジと第2軸インターフェースフランジとの間に存在し得るので、直接経路は
、モジュラーブロックの上側の境界を通って、モジュラーブロックの頂部表面の
上のポイントから、モジュラーブロックの底部表面の下のポイントに到り得る。
このような特徴により、好ましくは、軸ファスナー受容要素にアクセスするのに
充分なルームが存在するのを保証する。さらに、モジュラーブロックに含まれる
材料の量を減らすことによって、このモジュラーブロックは、従来のブロックよ
り軽くなり得る。
【0061】 頂部アクセス可能なブロックは、多層モジュラーブロックアセンブリ中に取り
込まれ得、このアセンブリは、複数の水平横軸方向に流体フローを向けるように
設定される。このモジュラーブロックアセンブリは、複数の垂直方向で隣接する
頂部アクセス可能モジュラーブロックを含み得る。好ましくは、このモジュラー
ブロックアセンブリは、頂部層モジュラーブロックおよび底部層モジュラーブロ
ックを含む。好ましくは、頂部層モジュラーブロックおよび底部層モジュラーブ
ロックの両方は、そこを通って流体フローを向けるように設定される。この多層
モジュラーブロックアセンブリの一部に連絡させる場合,この頂部モジュラーブ
ロックは、好ましくは、第1方向に流体フローを輸送するように設定され、そし
て第2層モジュラーブロックは、好ましくは、第1方向に対して水平横軸の第2
方向に流体フローを輸送するように設定される。
【0062】 上記の1つ以上の特徴を有することに加えて、頂部アクセス可能頂部層モジュ
ラーブロックは、好ましくは、頂部表面上に取付けられる化学制御コンポーネン
トと調和するように設定される。1実施態様において、頂部層モジュラーブロッ
クは、複数のコンポーネントファスナー受容要素を備え、これは、モジュラーブ
ロックの頂部表面上の化学制御要素に取付けるためにファスナーを受容するよう
に設定される。好ましくは、この頂部層モジュラーブロックは、4つのコンポー
ネントファスナー受容要素を含み、これは、頂部層モジュラーブロックの頂部表
面で規定される。各コンポーネントファスナー受容要素は、モジュラーブロック
のそれぞれの端の近くに配置され得る。化学制御コンポーネント間の中心間間隔
は、好ましくは、表面取付け式化学制御コンポーネントに関する適用可能なSE
MIスタンダードに従う。好ましくは、側方に間隔を空けたコンポーネントファ
スナー受容要素間の中心間間隔は、約1.2インチ未満であり、そして、より好
ましくは、約1.188インチである。さらに、頂部ブロックの頂部流体経路ボ
アホールは、好ましくは、頂部層ブロックと化学制御コンポーネントとの間で流
体を輸送するように設定される。
【0063】 この頂部層モジュラーブロックは、好ましくは、取付け式のブラケットを使用
することなしに、支持構造(例えば、取付け式のパレット)に取付けられるよう
に設定される。1実施態様において、この頂部層ブロックは、好ましくは、複数
の取付け式ファスナー受容要素を備え、これは、取付け式のブラケットを使用す
ることなしに、モジュラーブロックを支持構造に取付けるために、取付け式のフ
ァスナーを受容するように設定される。好ましくは、頂部層モジュラーブロック
は、インターフェースウェブを備え、これは、第1インターフェースインターフ
ランジと第2軸インターフェースフランジとの間に設定され、ここでこの複数の
取付け式ファスナー受容要素は、インターフェースウェブ内に配置される。この
複数の取付け式ファスナー受容要素の各々は、好ましくは、モジュラーブロック
の直接上からアクセス可能である。好ましい実施態様において、複数の取付け式
の受容要素の各々は、複数の第1軸ファスナー受容要素の1つおよび複数の第2
ファスナー受容要素の1つで線上に配置される。
【0064】 この頂部層モジュラーブロックは、好ましくは、垂直方向に隣接したモジュラ
ーブロックに連結するように設定される。1実施態様において、この頂部層モジ
ュラーブロックは、中間ファスナー受容要素を含み、この要素は、頂部層モジュ
ラーブロックを垂直方向に隣接したモジュラーブロックに連結するために、頂部
−底部ファスナーを受容するように設定される。好ましくは、この頂部層モジュ
ラーブロックは、インターフェースウェブを含み、このウェブは、第1インター
フェースフランジと第2軸インターフェースフランジとの間、および頂部層モジ
ュラーブロックの頂部表面下に設定される。この中間ファスナー受容要素は、好
ましくは、穴であり、この穴は、インターフェースウェブ中に配置され、そして
頂部−底部ファスナーを受容するように設定される。この中間ファスナー受容要
素は、好ましくは、頂部層モジュラーブロックの直接上からアクセス可能である
。1実施態様において、複数の中間ファスナー受容要素は、モジュラーブロック
のセンターラインに沿って配置される。好ましくは、複数の中間ファスナー受容
要素の各々は、2つのコンポーネントファスナー受容要素の線上に配置される。
このような設定は、好ましくは、コンポーネント間に機械的なインターフェース
がないことを保証するのを助ける。
【0065】 上記の1つ以上の特徴を有することに加えて、頂部アクセス可能下層モジュラ
ーブロックは、好ましくは、垂直方向に隣接したモジュラーブロックに連結され
るように設定される。1実施態様において、下層モジュラーブロックは、中間フ
ァスナー受容要素を備え、これは、頂部層モジュラーブロックを垂直方向に隣接
したモジュラーブロックに連結させるために、頂部−底部ファスナーを受容する
ように設定される。好ましくは、この下層モジュラーブロックは、第1流体経路
の周りに配置された流体流路壁を含む。この中間ファスナー受容要素は、好まし
くは、穴であり、この穴は、第1流体流路壁の真上の流体経路壁で規定される。
下層モジュラーブロックの中間ファスナー受容要素は、好ましくは、頂部層モジ
ュラーブロックの真上からアクセス可能である。
【0066】 上記で説明したように、頂部アクセス可能モジュラーブロックの寸法およびモ
ジュラーブロックの特徴は、好ましくは、適用可能なSEMIスタンダードに従
う。例えば、このモジュラーのブロックの幅、長さ、および厚さは、好ましくは
、モジュラー化学送達ブロックの幅、長さ、および深さに関する適用可能なSE
MIスタンダードに全て適合する。好ましくは、頂部アクセス可能モジュラーブ
ロックは、多くても約2インチの長さ、多くても約2インチの幅、そして約1イ
ンチ未満の厚さを有する。これらの寸法により、このようなブロックを取り込む
モジュラー化学送達システムにより占有される空間の量を充分に減らし得る。さ
らに、モジュラーブロックのこれらのおよび他の寸法は、好ましくは、このモジ
ュラーブロックが、別のモジュラーブロックまたはコンポーネントに連結される
場合、必要とされる負荷/トルクの下で、このデバイスの機械的構造を損なうの
を避ける。しかし、このように比較的小さな寸法でさえ、この頂部アクセス可能
モジュラー化学送達ブロックは、例えば、50SLMまでの気体フローを扱うこ
とが可能であり、そしてさらに例えば、200SLMまでのフローを扱うことが
可能である。
【0067】 頂部アクセス可能モジュラーブロックを取り込むモジュラー化学送達システム
がまた、提供される。このシステムは、好ましくは、複数の頂部アクセス可能モ
ジュラーブロックを含み、このブロックの各々は、流体フローをそこを通って向
くように設定される。複数の頂部アクセス可能モジュラーブロックの各々は、上
記の頂部アクセス可能モジューラーブロックの1つ以上の特徴を含み得る。
【0068】 1実施態様において、複数のモジュラーブロックの各々は、好ましくは、第1
軸接続位置を含む第1軸インターフェースフランジを含み、これは、モジュラー
ブロックが、側方向で隣接したモジュラーブロックに連結されることを可能とす
るように設定される。この第1軸接続位置は、好ましくは、内部表面および外部
表面を含む。第1軸接続位置の内部表面は、好ましくは、頂部表面からモジュラ
ーブロックの任意の他の部分により、遮られない。複数のモジュラーブロックの
各々はまた、好ましくは、第2軸接続位置を含む第2軸インターフェースフラン
ジを含み、これは、モジュールブロックが、側方向で隣接したモジュラーブロッ
クに連結されることを可能とするように設定される。
【0069】 モジュラー化学送達システムの隣接するモジュラーブロックが、連結され得、
そして、コンポーネントが、ファスナーを使用して、モジュラー化学送達システ
ムのモジュラーブロックに連結され得る。ファスナーは、側方向および/または
垂直方向に隣接するモジュラーブロックと連結可能である任意の種々の要素を含
み得、そしてネジならびにボルトおよび/またはナットを含み得る。このファス
ナーは、好ましくは、スレッド(thread)される。このスレッディング(
threading)は、任意の種々のタイプ(UNFおよびメトリックを含む
)であり得る。さらに、座金は、ファスナーのシャフト上に配置され得;この座
金は、好ましくは、止め座金である。ファスナーの上に止め座金上が配置される
ファスナーが、モジュラーブロックのファスナー受容要素に充分に挿入される場
合、この止め座金は、好ましくは、ファスナーのヘッドとモジュールブロックの
表面との間にはさまれる。このようなファスナーの使用により、好ましくは、溶
接フィッティングを使用するシステム中で接続する必要性を避ける。
【0070】 1実施態様において、このシステムはさらに、複数の位置側方ファスナーを含
む。複数の位置側方ファスナーの各ファスナーは、好ましくは、複数のモジュラ
ーブロックの一方を、他方の複数のモジュラーブロックの側方向で隣接するブロ
ックに連結させる。好ましくは、複数の位置側方ファスナーの各々は、ヘッドお
よびシャフトを含む。この複数の位置側方ファスナーのキャッチ(cach)の
シャフトは、好ましくは、複数のモジュラーブロックの1つの第2軸インターフ
ェースに隣接し、そして、複数の位置側方ファスナーの各々のそれぞれのシャフ
トに垂直の複数のモジュラーブロックのそれぞれの1つのセンターラインを超え
て延びることはない。
【0071】 複数のモジュラーブロックの各々の特徴により、好ましくは、システム内のブ
ロックの容易な再構築が可能となる。1実施態様において、複数のモジュラーブ
ロックの各々は、複数のモジュラーブロックの各々の真上からのアクセスにより
、位置側方ファスナーの除去を可能にするよう設定される。好ましくは、複数の
モジュラーブロックの各々は、側方で隣接するブロックから複数の側方向で隣接
するブロックの1つを切断することにより、複数のモジュラーブロックの任意の
他のブロック間に存在するシール結合の完全性を損なわないように設定される。
さらに、このシステムは、取付け式の(支持)構造をさらに含み得る。この複数
のモジュラーブロックは、好ましくは、取付け式のブラケットを使用することな
く、取付け式の構造に取付けられるように設定される。
【0072】 1実施態様において、このシステムは、半導体加工チャンバを含む。このチャ
ンバは、半導体加工に使用される任意の種々の特定のチャンバであり得、エッチ
チャンバおよびデポジッション(deposition)チャンバを含むが、こ
れらに限定されない。好ましくは、このシステムは、複数のモジュラーブロック
から半導体加工で使用するための半導体加工チャンバへ、流体フローを輸送する
ように配置される。適切に配置された、頂部層および下層モジュラーブロックの
アセンブリを使用することによって、このシステムは、複数の水平横軸方向に流
体フローを輸送するように設定され得る。
【0073】 上記のように、複数のモジュラーブロックの各々は、別の側方向で隣接した複
数のモジュラーブロックの1つに、好ましくは位置側方ファスナーによって連結
され得る。複数のモジュラーブロックの連結されたブロックの流体流路は、好ま
しくは、その間に形成されるシール結合により、シール可能に連結される。複数
のモジュラーブロックの各々は、好ましくは、軸流体流路ボアホールを含み、こ
れは、モジュラーブロックの側方表面(好ましくは、軸インターフェースフラン
ジ)および軸流体流路のボアホールの周りに配置されるシールインターフェース
に規定される。シールインターフェースは、好ましくは、上記のように設定され
る。このシステムは、さらに、複数のモジュラーブロックの連結したブロックの
間および接触して配置される複数のシール部材(例えば、シール)を含む。この
シール部材は、「C]シールであり得る。シール要素の各々は、好ましくは、複
数のモジュラーブロックのシールインターフェースと調和するように設定される
シールガスケットを含む。複数のモジュラーブロックの連結したブロックは、好
ましくは、シール結合が形成されるように複数のシール部材の1つのそれぞれの
側部に、各々直接的に接触する。
【0074】 モジュラー化学送達システムは、さらに、複数の水平横軸方向に流体フローを
輸送するように各々設定される複数のモジュラーブロックアセンブリを含み得る
。1実施態様において、モジュラー化学送達システムは、複数の頂部ブロックお
よび複数の下層ブロックを含む。このシステムは、さらに、複数の頂部−底部フ
ァスナーを含む。好ましくは、複数の頂部層モジュラーブロックのブロックは、
複数の頂部−底部ファスナーのファスナーによって、複数の下層ブロックの軸方
向に隣接したブロックに連結される。頂部−底部ファスナーは、好ましくは、各
々の頂部層および下層モジュラーブロック中の中間ファスナー受容要素を通って
、複数の頂部層ブロックおよび複数の下層ブロックのブロックを連結する。複数
の頂部層モジュラーブロックの各々は、好ましくは、複数の頂部層モジュラーブ
ロックの各々の真上からのアクセスにより、複数の頂部−底部ファスナーのファ
スナーの除去を可能にするように設定される。好ましい実施態様において、複数
の頂部層ブロックの第1頂部層ブロックは、複数の下層モジュラーブロックの第
1下層ブロックに対して、垂直方向で隣接する。この第1頂部ブロックは、頂部
表面に平行である第1方向で流体フローを輸送するように設定され、この第1下
層ブロックは、第1方向に対して水平横軸の第2方向に流体フローを輸送するよ
うに設定される。好ましくは、第1下層ブロックは、頂部層モジュラーブロック
に流体フローを輸送するように設定される。
【0075】 モジュラー化学送達システムは、好ましくは、複数の化学制御要素を含む。上
記で説明したように、頂部層モジュラーブロックは、好ましくは、化学制御要素
と調和するように設定される。この化学制御コンポーネントは、化学送達システ
ムで使用される任意の変形であり得、適切な化学制御コンポーネントは、バルブ
、圧力調整器、圧力変換器、フィルター、分離器、およびMFCを含む。化学制
御コンポーネントの各々は、好ましくは、化学制御コンポーネントファスナーを
使用する頂部層モジュラーブロックの頂部表面に取付けられる。この化学制御コ
ンポーネントファスナーは、この化学制御コンポーネントに動かないように取付
けるために、コンポーネントファスナー受容要素に縫うように(threada
bly)挿入され得る。このモジュラー化学送達システムは、気体パネルの一部
であり得る。
【0076】 上記の1以上の特徴を有する、頂部アクセス可能モジュラーブロック、頂部ア
クセス可能複層モジュラーブロックアセンブリ、およびモジュラー化学送達シス
テムの例示の実施態様が、図に示される。図4Aおよび4Bは、それぞれ、1実
施態様に従う、多層モジュラーブロックアセンブリ200の斜視図および断面図
を示す。モジュラーブロックアセンブリ200は、好ましくは、複数の水平横軸
方向に流体フローを向けるように設定される。モジュラーブロックアセンブリ2
00は、好ましくは、頂部層モジュラーブロック202および底部層モジュラー
ブロック204(横軸フローを提供するために第2層とも呼ばれ得る)を含む。
【0077】 頂部層モジュラーブロック202は、好ましくは、第1軸インターフェースフ
ランジ218および第2軸インターフェースフランジ219を含む。インターフ
ェースウェブ220は、第1軸インターフェースフランジ218と第2軸インタ
ーフェースフランジ219との間に配置され得る。示されるように、フェースウ
ェブ220は、好ましくは、頂部層モジュラーブロック202の頂部表面より下
に存在する。第1軸インターフェースフランジ218は、好ましくは、1組の第
1軸接続位置208を含む。第1軸接続位置208は、好ましくは、軸ボアホー
ルの反対側に、対称的に配置される。第2軸インターフェースフランジ219は
、好ましくは、第2軸接続位置209を含む。好ましくは、第2軸インターフェ
ースフランジ219は、軸ボアホールの反対側に、対称的に配置された一組の第
2軸接続位置209を含む。
【0078】 第1および第2軸接続位置208および209は、好ましくは、頂部層モジュ
ラーブロック202が側方向で隣接したモジュラーブロックに連結されるのを可
能とするように設定される。軸接続位置208および209の内部表面は、好ま
しくは、軸接続位置のそれぞれの外部表面に対して実質的に平行である。好まし
い実施態様において、第1軸接続位置208の各々は、頂部層モジュラーブロッ
ク202を、側方向で隣接するモジュラーブロックに連結させるための位置側方
ファスナーを受容するように設定される第1軸ファスナー受容要素を含む。同様
に、第2軸接続位置209の各々は、好ましくは、頂部層モジュラーブロック2
02を、側方向で隣接するモジュラーブロックに連結させるための位置側方ファ
スナーを受容するように設定される第2軸ファスナー受容要素を含む。例示の位
置側方ファスナー210は、図4Aおよび4Bに示される。
【0079】 1実施態様において、この軸ファスナー受容要素は、軸インターフェースフラ
ンジの内部表面から外側表面に延びるチャネルであり得る。各軸ファスナー受容
要素は、外部表面で規定される外部開口部および内部表面で規定される内部開口
部を含み得る。少なくとも1つの第1軸ファスナー受容要素の内部開口部は、頂
部層モジュラーブロック202の他の部分によって遮られ得ないので、少なくと
も1つの第1軸ファスナー受容要素の内部開口部は、頂部表面からアクセス可能
である。各軸ファスナー受容要素の内部および外部開口部は、好ましくは、実質
的に平行である。第1軸インターフェースフランジ218は、好ましくは、位置
側方ファスナーが、モジュラーブロック202の第1軸ファスナー受容要素の内
部開口部を通って、側方向で隣接するモジュラーブロックの第2ファスナー受容
要素の外部開口部の方に挿入され得るように、設定される。1実施態様において
、第2インターフェースフランジ219で規定される第1軸ファスナー受容要素
のチャネルは、実質的に延ばされない。第2軸インターフェースフランジ219
は、好ましくは、位置側方ファスナーが、側方向で隣接するモジュラーブロック
の第1軸ファスナー受容要素の内部開口部を通って、モジュラーブロック202
の第2軸ファスナー受容要素の外部開口部の方に挿入され得るように、設定され
る。1実施態様において、第2インターフェースフランジ219で規定される第
2軸ファスナー受容要素のチャネルは、スレッドされる。
【0080】 頂部層モジュラーブロック202は、そこを通って流体フローを輸送するため
に、少なくとも1つの流体流路を備える。頂部層モジュラーブロック202は、
流体流路240、241、および243を備え得る。流体流路240および24
1はそれぞれ、モジュラーブロック202の側面(外面)で規定される軸流路ボ
アホール206、およびモジュラーブロック202の頂面で規定される頂部流路
ボアホール226を有する。頂部層モジュラーブロック202は、好ましくは、
例えば側方隣接モジュラーブロックからの流体フローが、第2軸インターフェー
スフランジ219にてモジュラーブロックに入り、第1軸インターフェースフラ
ンジ218にてモジュラーブロックから、例えば側方隣接モジュラーブロックへ
出るように構成される。流体流路243は、モジュラーブロック202の頂面の
頂部流路ボアホール226、およびモジュラーブロック202の底面の底部流路
ボアホールを有する。頂部層モジュラーブロック202は、好ましくは、例えば
下部層モジュラーブロック204からの流体フローが底部流体流路ボアホールを
通って入り、流体流路243の頂部流体流路ボアホール226を通って出るよう
に構成される。
【0081】 頂部層モジュラーブロック202は、好ましくは、その頂面の上に載置される
化学制御コンポーネントと連結するように構成される。好ましくは、頂部層モジ
ュラーブロック202は、4つのコンポーネントファスナー受容要素212(載
置表面コンポーネントに対するファスナー位置とも呼ばれ得る)を備える。それ
ぞれのコンポーネントファスナー受容要素は、好ましくは、上に(好ましくは、
モジュラーブロック202の頂面上に)化学制御コンポーネントを載置するため
に、ファスナーを受容するように構成される。好ましくは、コンポーネントファ
スナー受容要素212は、制御コンポーネントファスナー214を受容するよう
に構成される。
【0082】 下部層モジュラーブロック204は、好ましくは、第1軸インターフェースフ
ランジ232および第2軸インターフェースフランジ233を備える。第1軸イ
ンターフェースフランジ232は、好ましくは、1対の第1軸接続位置230を
備える。第1軸接続位置230は、第1軸接続位置208に類似の様式で構成さ
れ得る。第2軸インターフェースフランジ233は、好ましくは、第2軸接続位
置(見えない)を備える。第2軸インターフェースフランジ233の第2軸接続
位置は、第2軸接続位置209と類似の様式で構成され得る。好ましい実施態様
では、第1軸接続位置230はそれぞれ、第1軸ファスナー受容要素を備え、こ
の第1軸ファスナー受容要素は、下部層モジュラーブロック204を側方隣接モ
ジュラーブロックに接続するために、局部的側面対側面ファスナー(例えば、局
部的側面対側面ファスナー230)を受容するように構成される。
【0083】 下部層モジュラーブロック204は、そこを通って流体フローを輸送するため
に少なくとも1つの流体流路を備える。下部層モジュラーブロック204は、流
体流路245を備え得る。流体流路245は、モジュラーブロック204の頂面
に頂部流路ボアホール226、および第1軸インターフェースフランジ232の
外面に軸流路ボアホール228(下部軸シール位置とも呼ばれ得る)を有する。
下部層モジュラーブロック204は、好ましくは、流体フローを、例えば流体流
路245の頂部流体流路ボアホールを通して頂部層モジュラーブロック204に
輸送するように構成される。
【0084】 頂部層モジュラーブロック202は、頂部−底部間ファスナー216を使用す
る下部層モジュラーブロック204に接続され得る。頂部−底部間ファスナー2
16(中間ファスナーハードウェアまたは多層ファスナーハードウェアとも呼ば
れ得る)は、好ましくは、頂部層モジュラーブロック202の中間ファスナー受
容要素、および下部層モジュラーブロック204の中間ファスナー受容要素内に
配置される。好ましくは、頂部−底部間ファスナー216は、下部層モジュラー
ブロック204の中間ファスナー受容要素とねじ込み可能で(threadab
ly)係合される。
【0085】 モジュラーブロックアセンブリ200のそれぞれのブロックの厚さは、コンポ
ーネントファスナー受容要素212に挿入される場合、化学制御コンポーネント
ファスナー214に適切なクリアランスを提供するために、そしてそれぞれの軸
ボアホールに対して側方で隣接するモジュラーブロックに接続する場合、その軸
ボアホールに対して適切にシールするのに十分な空間を提供するために十分な厚
さであるべきである。コンポーネントファスナー受容要素212の深さ238は
、0.3インチ〜0.33インチであり得る。頂部層モジュラーブロック202
と底部層モジュラーブロック204の両方は、好ましくは、それぞれ深さ224
および234を有し、この深さは、ファスナーが挿入されるコンポーネントファ
スナー受容要素212および化学制御コンポーネントファスナー214に対する
適切なクリアランスを提供するのに十分な厚さである。深さ224および234
はまた、好ましくは、適用可能なSEMIスタンダード(好ましくはSEMI2
787.1)に従う。
【0086】 上記に記載したように、モジュラーブロックアセンブリ200は、好ましくは
、ブロックがモジュラー化学送達システム内の他のブロックに接続され得るよう
に、頂部層モジュラーブロック202と下部層モジュラーブロック204の両方
の上に軸接続位置を提供する。深さ224および234はまた、軸接続位置に空
間を提供するのに十分な厚さである。同様に、頂部層モジュラーブロック202
および底部層モジュラーブロック204は、好ましくは、適用可能なASTM(
アメリカ材料試験協会、West Conshohocken,PA)規格(例
えば、A−269、A270、およびA−632(0.035インチ壁厚さ))
に列挙される流路の最低壁厚さについての工業遵守(compliance)ス
タンダードを破ることなく、軸接続位置に表面積を提供するのに十分な厚さであ
る。
【0087】 結果的に、頂部層モジュラーブロック202の厚さ224は、好ましくは、少
なくとも約0.5インチであり、そして下部層モジュラーブロック204の厚さ
234は、少なくとも約0.55インチである。上で説明されたように、一般に
モジュラー化学送達システムの高さを制限することが望ましい。好ましくは、頂
部層モジュラーブロック202の厚さ224は、多くても約であり、下部層モジ
ュラーブロック204の厚さ234は、多くても約1インチである。モジュラー
ブロックアセンブリ236の合わせた厚さ(スタッキング高さとも呼ばれ得る)
は、好ましくは、少なくとも約1.05インチ多くても2インチである。
【0088】 頂部層モジュラーブロック202および下部層モジュラーブロック204の厚
さを限定することは、さらなる利益を有し得る。垂直流体流路の長さ244は、
大部分、頂部層モジュラーブロック202および下部層モジュラーブロック20
4の厚さによって決定される。一般に、不活性ガスキャリアが化学システムの含
水量を乾燥させるために使用される場合、垂直流路の長さ244が長くなればな
るほど、乾燥時間が長くなる。結果として、頂部層モジュラーブロック202お
よび下部層モジュラーブロック204の厚さを例えば1インチより下に維持する
ことが有益であり得る。
【0089】 図5Aは、モジュラーブロックアセンブリの300の上面図を示し、図5Bは
、ラインA−Aに沿って取られた図5Aにおいて示されるモジュラーブロックア
センブリの側面図を示す。モジュラーブロックアセンブリ300は、頂部層モジ
ュラーブロック302を備え、この頂部層モジュラーブロック302は、側方隣
接モジュラーブロック304に接続される。他に記載される場合を除いて、頂部
層モジュラーブロック302および304は、頂部層モジュラーブロック202
と同様に構成され得る。
【0090】 モジュラーブロック302と304の両方は、第1軸インターフェースフラン
ジ332および第2軸インターフェースフランジ333を備える。それぞれの第
1軸インターフェースフランジ332は、好ましくは、1対の第1軸接続308
を備える。頂部流体流路ボアホール313は、モジュラーブロック302および
304の頂面で規定される。頂部シーリングインターフェース311は、好まし
くは、頂部流体流路ボアホール313のそれぞれの周りに配置される。頂部シー
リングインターフェース311は、好ましくは、カウンターボアシーリング空洞
である。軸流体流路ボアホールは、軸インターフェース332および333の外
面で規定される。軸シーリングインターフェース312は、好ましくは、軸流体
流路ボアホールのそれぞれの周りに配置される。軸シーリングインターフェース
312は、好ましくは、頂部シーリングインターフェース311と同様に構成さ
れる。インターフェースウェブ340は、好ましくは、モジュラーブロックのそ
れぞれの第1軸インターフェースフランジと第2軸インターフェースフランジと
の間で延びる。中間ファスナー受容要素323は、好ましくは、インターフェー
スウェブ340に配置される。載置ファスナー342は、インターフェースウェ
ブ240に配置される載置ファスナー受容要素に配置され得る。頂部シール空洞
リブ324は、好ましくは、モジュラーブロック302および304の頂面に沿
って配置される。モジュラーブロック302と304との両方について、頂部シ
ール空洞リブ324は、好ましくは、モジュラーブロック302および304の
リークテストポート326と近接する。
【0091】 種々の接続位置、ボアホール、およびモジュラーブロック302および304
の類似の要素の寸法は、好ましくは、それらの間の機械的衝突が最小である(好
ましくは、無い)ように構成される。この目的は、好ましくは、モジュラーブロ
ックの頂部アクセス可能性を維持しながら達成される。この目的のために、頂部
ボアホールの頂部シーリングインターフェース311の直径は、好ましくは、約
0.290インチである。同様に、軸シーリングインターフェース312の直径
314はまた、好ましくは、約0.290インチである。
【0092】 上記の好ましい寸法とすると、機械的衝突が避けられるが、ファスナーが配置
され得る領域は、限定される。例えば、局部的側面対側面ファスナー307は、
好ましくは、領域310に制限される;すなわち、設置される場合、ファスナー
は、好ましくは、この領域を越えて延びない。第1軸受容要素308および第2
軸受容要素309(頂面軸接続とも呼ばれ得る)の中心間間隔306は、挿入さ
れる場合、局部的側面対側面ファスナーがそれぞれのモジュラーブロックの他の
機能(例えば、軸ボアホール)を妨害しないことを確実にするための間隔であり
得る。好ましくは、中心間間隔306は、0.620インチである。このような
間隔は、モジュラーブロックのコンポーネント間の機械的衝突を妨げるのに役立
ち得る。中間ファスナー受容要素323と軸ボアホール330のシーリングイン
ターフェース312との間の距離316は、載置ファスナー受容要素に非常に近
い領域にミリング(milling)を要求することによってモジュラーブロッ
クの構造的一体性を妨害することおよび/または機械的衝突を引き起こすことを
避ける距離であり得る;好ましくは、距離316は、最大0.33インチである
。コンポーネントファスナー受容要素318(頂部コンポーネント載置ホール位
置とも呼ばれ得る)の中心間間隔322は、好ましくは、約1.2インチ未満、
より好ましくは1.188インチ未満である。
【0093】 図6は、下にある下部層ブロックに頂部層ブロックの1つを載置した後の図5
Aで示されるモジュラーブロックアセンブリの上面図である。図6に示されるよ
うに、モジュラーブロック302は、頂部−底部間ファスナー336(中間載置
ファスナーとも呼ばれ得る)によって下にある下部層ブロック(図示されず)に
接続され得る。載置ファスナー受容要素343(載置ホールとも呼ばれ得る)は
、載置ファスナー受容要素(見えない)に配置されて示される。上で述べた機械
的衝突を妨げるという理由のために、載置ファスナー受容要素は、好ましくは、
領域334(載置ファスナー受容要素343の周りのドット線によって示される
)に制限される。この位置に対して載置ファスナー受容要素を制限することによ
り、好ましくは、局部的側面対側面ファスナー307のようなコンポーネントと
の衝突を避ける。
【0094】 図7Aは、図6に示されたモジュラーブロックと同様なモジュラーブロックの
上面図を示し、図7Bは、図7Aに示されるモジュラーブロックのラインB−B
に沿った側面図を示す。モジュラーブロック400は、好ましくは、化学制御コ
ンポーネントと連結するように構成される頂部層ブロックである。結果として、
モジュラーブロック400は、好ましくは、4つのコンポーネントファスナー受
容要素402(頂面載置化学送達コンポーネントファスナーとも呼ばれ得る)を
有する。コンポーネントファスナー受容要素402は、好ましくは、化学制御コ
ンポーネントファスナー405を受容するように構成される。化学制御コンポー
ネントファスナー405は、4個のインチねじファスナー(four−inch
threaded fasteners)であり得る。それぞれのコンポーネ
ントファスナー受容要素のタップ深さ406(タップ表面ねじタップ深さとも呼
ばれ得る)は、好ましくは、挿入される場合、ファスナー405の頂面のオーバ
ートラベル(over−travel)を防ぐのに十分である。好ましくは、タ
ップ深さ406は、化学制御コンポーネントファスナー405のための安全クリ
アランスマージンを提供するために、0.200〜0.330インチ(5.08
mm〜7.62mm)である。
【0095】 モジュラーブロック402はまた、好ましくは、載置ファスナー受容要素40
3および中間ファスナー受容要素401を備える。頂部ボアホール416は、モ
ジュラーブロック400の頂面で規定される。頂部シーリングインターフェース
417は、好ましくは、頂部ボアホール412の周りに配置される。軸ボアホー
ル414は、モジュラーブロック400の外部表面で規定される。軸シーリング
インターフェース415は、好ましくは、軸ボアホール414に周りに配置され
る。軸シーリングインターフェース415と頂部シーリングインターフェース4
17の両方は、好ましくは、カウンターボアシーリング空洞として構成される。
軸ボアホール414と頂部ボアホール416の両方についてボア直径412は、
好ましくは、約0.180インチである。軸シーリングインターフェース415
と頂部シーリングインターフェース417の両方について、シーリングインター
フェース直径410(シーリングカウンターボア直径とも呼ばれ得る)は、好ま
しくは、約0.290インチである。モジュラーブロック400は、締付けイン
ターフェース404(機械的インターフェースフランジとも呼ばれ得る)を備え
、これは、好ましくは、約0.150インチの厚さである。頂部層モジュラーブ
ロック400は、好ましくは約0.500インチの深さ408を有する。
【0096】 図8は、下部層モジュラーブロックアセンブリ500の上面図である。モジュ
ラーブロックアセンブリ500は、下部層モジュラーブロック502および50
4を備える。モジュラーブロック502は、好ましくは、第1軸インターフェー
スフランジ510および第2軸インターフェースフランジ511を有する。モジ
ュラーブロック504は、好ましくは、第1軸インターフェースフランジを有す
る。モジュラーブロック504は、好ましくは、その第1軸インターフェースに
第1軸ボアホール(見えない)を有するが、しかし、モジュラーブロック504
は、側方隣接モジュラーブロック対向モジュラーブロック502に接続されるよ
うに構成されないので、モジュラーブロック504は、好ましくは、さらなる軸
ボアホールを有さない。シールジョイント518は、好ましくは、モジュラーブ
ロック502と504との間に形成される。頂部ボアホール520は、好ましく
は、モジュラーブロック502および504の頂面で規定される。流体流路壁5
16は、モジュラーブロック504の流体流路ボアの周りに配置される。下部シ
ール空洞リブ512は、モジュラーブロック502および504の頂面に沿って
伸びる。
【0097】 上で述べたように、モジュラーブロック502および504のようなモジュラ
ーブロックは、コンポーネント間の機械的衝突が避けられるような大きさにされ
得る。モジュラーブロック502をモジュラーブロック504に接続するために
設置される場合、局部的側面対側面ファスナー(底部軸ファスナーとしても公知
)は、好ましくは、領域506によって示される領域を越えて伸びない。さらに
、モジュラーブロック504の第1軸接続位置ならびにモジュラーブロック50
2の第1および第2軸接続位置の中心間間隔508は、モジュラーブロックの他
の特徴(例えば、それぞれの軸ボアホールのシーリングインターフェース直径)
を妨害することを避ける距離であり得る。好ましくは、中心間間隔508は、好
ましくは0.620インチである。シーリングインターフェース直径514は、
好ましくは、約0.290インチである。
【0098】 図9Aは、図8に示される下部層ブロックの1つの上面図であり、そして図9
Bは、図9Aに示される下部層ブロックのラインC−Cに沿った断面図である。
下部層モジュラーブロック504は、第1軸インターフェースフランジ510を
有する。第1軸インターフェースフランジ510は、好ましくは、1対の第1軸
接続位置562を有し、それぞれは、第1軸ファスナー受容要素を有する。それ
ぞれの第1軸ファスナー受容要素は、好ましくは、実質的にテキスチャー加工さ
れていないチャネルである。下部層モジュラーブロック504は、さらに、中間
ファスナー受容要素550を備える。
【0099】 中間ファスナー受容要素550(ねじタップとも呼ばれ得る)は、好ましくは
、下部層モジュラーブロック504を垂直隣接頂部層モジュラーブロックに接続
するために、頂部−底部ファスナーを受容するように構成される。中間ファスナ
ー受容要素550は、好ましくは流体流路ボア551の上の流体流路壁516内
に配置される。好ましくは、中間ファスナー受容要素550は、挿入される場合
、頂部−底部ファスナーの頂面のオーバートラベルを防ぐのに十分な深さの安全
クリアランスマージン(margin)552を提供する。好ましくは、安全ク
リアランスマージン552は、約0.250インチである。中間ファスナー受容
要素550の底部は、好ましくは、流体流路ボア551の頂部に隣接する。
【0100】 任意のコンポーネント間の機械的衝突を防ぐために、下部層モジュラーブロッ
ク504は、好ましくは、少なくとも約0.550インチ、好ましくは約1イン
チ未満の厚さ554を有する。さらに、流体流路ボア551は、好ましくは、約
0.035インチ±0.005インチの壁厚さを有する。シーリングインターフ
ェース直径556は、好ましくは、約0.290インチである。ボア直径558
は、好ましくは、約0.180インチである。有利には、これらの寸法の全ては
、流路ボア551の壁厚さを妨げないで達成され得る。
【0101】 図10Aは、1つの実施態様に従った多層モジュラーブロックアセンブリの斜
視図であり、図10Bは、図10Aに示されるモジュラーブロックアセンブリの
分解図である。多層モジュラーブロックアセンブリ600は、多数の水平横方向
に流体フローを向けるように構成される。モジュラーブロックアセンブリは、多
数の垂直隣接頂部アクセス可能モジュラーブロックを備え得る。好ましくは、モ
ジュラーブロックアセンブリ600は、頂部層モジュラーブロック602および
底部層モジュラーブロック604を備え、両方はそこを通して流体フローを向け
るために構成される。モジュラーブロックアセンブリ600に接続される場合、
頂部層モジュラーブロック602は、好ましくは、第1方向に流体フローを輸送
するように構成され、下部層モジュラーブロック604は、好ましくは、第1方
向に対して水平横方向の第2方向で流体フローを輸送するように構成される。好
ましくは、頂部層ブロック602は、方向性フローライン606に沿って流体フ
ローを輸送するように構成され、下部層ブロック604は、横方向性フローライ
ン610に沿って流体フローを輸送するように構成される。
【0102】 頂部層モジュラーブロック602は、好ましくは、頂部層ブロック602の頂
面の上に載置される化学制御コンポーネント632と接触するように構成される
。化学制御コンポーネント632は、好ましくは、化学制御コンポーネントファ
スナー630を使用する頂部層ブロック602の頂面の上に載置され、この化学
制御コンポーネントファスナー630は、モジュラーブロック602の頂面で規
定される多数のコンポーネントファスナー受容要素(化学送達載置ホール位置と
も呼ばれ得る)にねじ込み可能に挿入される。頂部層モジュラーブロックは、頂
部流路ボアホールを備え、この頂部流路ボアホールは、好ましくは、頂部層モジ
ュラーブロック602と化学制御コンポーネント632(化学送達表面載置制御
とも呼ばれ得る)との間で流体を輸送するように構成される。
【0103】 頂部層モジュラーブロックは、好ましくは、中間ファスナー受容要素を備え、
この中間ファスナー受容要素は、頂部層モジュラーブロックを下部層ブロック6
04に接続するために、頂部−底部間ファスナー608を受容するように構成さ
れる。頂部−底部間ファスナーは、好ましくは、頂部層ブロック602を下部層
モジュラーブロック604に締付けるために、頂部層モジュラーブロック602
の中間ファスナー受容要素644を通って、下部層ブロック604の中間ファス
ナー受容要素644に挿入される。頂部層モジュラーブロック602は、好まし
くは、第1軸インターフェースフランジと第2軸インターフェースフランジの間
および頂面の下に構成されるインターフェースウェブ640を備える。好ましく
は、頂部層モジュラーブロック602の中間ファスナー受容要素644は、好ま
しくは、インターフェースウェブ640に配置され、頂部−底部間ファスナー6
08を受容するように構成される穴である。
【0104】 モジュラーブロックアセンブリ600は、さらに、単一方向フローブロック6
46を備える。単一方向フローブロック646は、頂部層モジュラーブロック6
02のような頂部層モジュラーブロックと同様に構成され得る。しかし、単一方
向フローブロック646は、好ましくは、垂直隣接モジュラーブロックと接続さ
れるようには構成されず、従って、好ましくは、中間ファスナー受容要素または
底部流体流路ボアホールを有さない。
【0105】 モジュラーブロックアセンブリ600の連結モジュラーブロックの流体流路は
、好ましくは、それらの間に形成されるシーリングジョイント615によってシ
ール可能に接続される。好ましくは、モジュラーブロックアセンブリ600の各
モジュラーブロックは、各モジュラーブロックのそれぞれの軸インターフェース
フランジの外面で規定される、1対の軸流体流路ボアホールを備える。好ましく
は、軸シーリングインターフェースは、各軸流体流路ボアホールの周りに配置さ
れる。好ましくは、各モジュラーブロックはまた、各ブロックのそれぞれの上面
で規定される、少なくとも1つの上部流体流路ボアホール636(ガスシールポ
ーティング位置)を備える。好ましくは、上部シーリングインターフェースは上
部流体流路ボアホールの周りに配置される。好ましくは、軸および上部シーリン
グインターフェースは、端ぐりシーリングキャビティーとして構成される。
【0106】 シーリング部材(例えば、シール)は、複数のモジュラーブロックの連結ブロ
ックのの間に、かつそれらと接触して配置され、各モジュラーブロックの隣接流
体流路をシール可能に接続し得る。好ましくは、各シーリング要素は、流体流路
のシーリングインターフェース(これはシール可能に接続するために構成される
)と接続するように構成されたシーリングガスケットを備える。好ましくは、中
間シール620は、上部層モジュラーブロック602の流体流路と下部層モジュ
ラーブロック604の流体流路とをシール可能に接続するように構成される。好
ましくは、中間シールガスケット622は、下部層モジュラーブロック604の
上部シーリングインターフェースと上部層モジュラーブロック602の下部シー
リングインターフェース(示されず)とを接続するように構成される。好ましく
は、軸シール624は、流体流路を側面隣接モジュラーブロック(例えば、上部
層モジュラーブロック602および単方向性フローブロック644)にシール可
能に接続するように構成される。好ましくは、軸シールガスケット625は、こ
れらのブロックの軸シーリングインターフェース(軸シールガスケット625は
、この流体流路をシールしている)と接続するように構成される。好ましくは、
シーリングジョイント615は、上部層モジュラーブロック602と単方向性フ
ローモジュラーブロック646との間に形成される(これら2つのブロックが互
いに接続されている場合)。好ましくは、コンポーネントインターフェースシー
ル626は、上部層モジュラーブロック602の流体流路を、化学制御コンポー
ネント632の流体流路とシール可能に接続するように構成される。好ましくは
、コンポーネントインターフェースシールガスケット628は、上部層モジュラ
ーブロック602の上部シーリングインターフェースと化学制御コンポーネント
632のそれぞれのシーリングインターフェースとを接続するように構成される
【0107】 モジュラーブロックアセンブリ600の全厚618(これはまた、全かしめ高
さと称され得る)は、好ましくは、約1インチと2インチとの間であり、より好
ましくは、約1.054インチである。プロセスストリーム614の上部からブ
ロックアセンブリ600の下部までの距離(これはまた、中心高さと称され得る
)は、好ましくは全厚618より小さく、そして約1インチより小さくても良い
【0108】 モジュラー化学送達システムを使用する方法もまた提供される。好ましくは、
この方法は、流体フローを、複数の上部アクセス可能モジュラー化学送達ブロッ
クを通して移送する工程を包含する。好ましくは、複数のモジュラーブロックの
各々は、モジュラーブロックが側面隣接モジュラーブロックに連結し得るように
構成された、第1軸接続位置を有する第1軸インンターフェースフランジを備え
る。好ましくは、この第1軸接続位置は、内面および外面を備える。好ましくは
、第1軸接続位置の内面は、モジュラーブロックの任意の他の部分によって、上
面から遮られない。さらに好ましくは、複数のモジュラーブロックの各々は、モ
ジュラーブロックが側面隣接モジュラーブロックに連結し得るように構成された
第2軸接続位置を含む、第2軸インターフェースフランジを備える。モジュラー
化学送達システムは、複数の局部的側面対側面ファスナーを備え得る。複数の局
部的側面対側面ファスナーの各々は、複数のモジュラーブロックのファスナーを
他の複数のモジュラーブロックの側面隣接ファスナーに接続する。
【0109】 複数のモジュラーブロックの側面隣接ファスナーは、それらの間でシーリング
ジョイントが形成されるように連結され得る。好ましくは、複数のモジュラーブ
ロックを通る流体フローを移送する工程は、一方のモジュラーブロックの流体流
路から他方のモジュラーブロックの流体流路への、シーリングジョイントを通る
流体フローを移送する工程を含む。この方法はさらに、流体フローを、複数のモ
ジュラーブロックから半導体処理チャンバへ移送する工程を包含し得る。
【0110】 一実施態様において、好ましくは、第1軸接続位置は、モジュラーブロックを
側面隣接モジュラーブロックに連結するため、局部的側面対側面ファスナーを受
容するように構成された第1軸ファスナー受容要素を備える。好ましくは、この
第1軸ファスナー受容要素は、第1軸インターフェースフランジの内面で規定さ
れる内部開口部を備える。好ましくは、第1軸ファスナー受容要素の内部開口部
は、モジュラーブロックの他の部分によって遮られず、その結果、第1軸ファス
ナー受容要素の内部開口部は、上面からアクセス可能である。さらに、好ましく
は、第2軸接続位置は、モジュラーブロックを隣接モジュラーブロックに連結す
るため、局部的側面対側面ファスナーを受容するように構成された第2軸ファス
ナー受容要素を備える。好ましくは、複数の局部的側面対側面ファスナーの各々
は、この複数のモジュラーブロックの1つの第1軸ファスナー受容要素内、およ
びこの複数のモジュラーブロックの1つの別の側面隣接モジュラーブロックの第
2軸ファスナー受容要素内に配置される。
【0111】 さらに、複数のモジュラーブロックの各々は、このモジュラーブロックの側面
で規定される流体流路の軸ボアホール、およびこの流体流路の軸ボアホールの周
りに配置されるシーリングインターフェースを備える。好ましくは、複数のシー
リング要素は、複数のモジュラーブロックの連結ブロックの間に、かつそれらと
接触して配置される。シーリング要素の各々は、複数のモジュラーブロックのシ
ーリングインターフェースと接続するように構成されたシーリングガスケットを
備え得る。
【0112】 側面隣接ブロックは、シーリング部材と直接接触してシーリングジョイントを
形成する。好ましくは、複数のモジュラーブロックを通る流体フローを移送する
工程は、一方のモジュラーブロックの流体流路から他方のモジュラーブロックの
流体流路への、これらのモジュラーブロック間のシーリング部材を通る流体フロ
ーを移送する工程をさらに包含する。
【0113】 別の実施態様において、化学制御コンポーネントは、複数のモジュラーブロッ
クの第1ブロックの上に設置されている。この方法は、複数のモジュラーブロッ
クの第1ブロックの側面にある第1軸ボアホールを通して、複数のモジュラーブ
ロックの第1ブロックに流体フローを移送する工程;複数のモジュラーブロック
の第1ブロックの上面にある第1上部流体流路の開口部を通して、複数のモジュ
ラーブロックの第1ブロックから化学制御コンポーネントへ流体フローを移送す
る工程;および複数のモジュラーブロックの第1ブロックの上面にある第2上部
流体流路の開口部を通して、化学制御コンポーネントから複数のモジュラーブロ
ックの第1ブロックへ流体フローを移送する工程をさらに包含する。任意の種々
の方法が、流体フローの移送を行うために使用され得、これはポンピングを含む
【0114】 1つ以上の上記要素を有するモジュラー化学送達システムを使用する方法の実
施態様は、図11に示されるモジュラー化学送達システムを通して流体フローを
移送するために使用され得る。モジュラー化学送達システム700は、複数の上
部アクセス可能下部層ブロックに連結される複数の上部アクセス可能上部層モジ
ュラーブロックを備える。複数の上部層モジュラーブロックの1つは、上部層モ
ジュラーブロック714である。複数の下部層モジュラーブロックの1つは、下
部層モジュラーブロック716である。図11でから分かるように、モジュラー
化学送達システムのすべての上部層ブロックが、下部層ブロックに連結されてい
るわけではない;このタイプの上部層ブロックは、以前から単方向性フローモジ
ュラーブロックと称されていた。好ましくは、モジュラー化学送達システム70
0はまた、支持構造体である、設置パレット704(これにシステム700のモ
ジュラーブロックが設置される)を備える。
【0115】 好ましくは、モジュラー化学送達システム700は、多数の、水平横方向で、
流体フローを複数の上部層モジュラーを通して移送するように構成される。化学
制御コンポーネント702は、上部層モジュラーブロック714上に設置されて
示される。流体フローは、上部層モジュラーブロック714に結合された流体フ
ロー入口705を通ってシステム700に入り得る。モジュラー化学送達システ
ムはさらに、流体フローが、モジュラーブロック714に入り、化学制御コンポ
ーネント702に入り、モジュラーブロック714に戻り、そしてモジュラーブ
ロック714から出て、側面隣接モジュラーブロックに移送されるように構成さ
れる。さらに、モジュラー化学送達システム700は、好ましくは、流体フロー
をモジュラーブロックから半導体処理チャンバ701へ移送するように構成され
る。好ましくは、モジュラーブロックから半導体処理チャンバ701への流体の
移送は、流体フローライン703を通って生じる。流体フローライン703は、
いくつもの配管部分、バルブおよび他のコンポーネントを備え得る。
【0116】 上記モジュラー化学送達ブロックから直接アクセスすることによって、モジュ
ラー化学送達ブロックを取り外す方法もまた提供される。好ましくは、流体フロ
ーを方向づけるように構成された第1モジュラーブロックは、局部的側面対側面
ファスナーによって、流体フローを方向づけるように構成された側面隣接第2モ
ジュラーブロックに連結される。第1モジュラーブロックは、第1モジュラーブ
ロックの上から局部的側面対側面ファスナーに直接アクセスし、第2モジュラー
ブロックおよび第1モジュラーブロックから局部的側面対側面ファスナーを取り
外すことによって、第2モジュラーブロックから取り外される。ファスナーは、
様々なツール(例えば、レンチ)を使用してか、または手で取り外され得る。第
1モジュラーブロックの上から、局部的側面対側面ファスナーに直接アクセスす
ることによって、この方法は、ブロックへの側方のアクセスが制限されている場
合でさえ、備え付け時間を減少させ、そしてモジュラーブロックの取り外しを可
能にする。さらに、第1モジュラーブロックが、複数のモジュラーブロックを備
えるシステムの一部である場合、好ましくは、この方法によって、第1モジュラ
ーブロックは、複数のモジュラーブロックのすべての別のブロックの間のシール
の完全な状態を損なうことなく、取り外され得る。
【0117】 一実施態様において、第1モジュラーブロックは、上面および複数のコンポー
ネントファスナー受容要素を有する第1上部層モジュラーブロックであり、この
複数のコンポーネントファスナー受容要素は、化学制御コンポーネントを、第1
上部モジュラーブロックの上面の上に設置するためのファスナーを受容するよう
に構成される。好ましくは、第1上部層モジュラーブロックは、上部−底部ファ
スナー(top−to−bottom fastener)によって、流体フロ
ーを方向づけるように構成された下底部層ブロックに連結される。好ましくは、
次いで、この方法は、第1上部モジュラーブロックの上から上部−底部ファスナ
ーに直接アクセスし、そして下部層ブロックおよび第1上部層ブロックから上部
−底部ファスナーを取り外すことによって、下底部モジュラーブロックから第1
上部層モジュラーブロックを取り外す工程を包含する。第2モジュラーブロック
および第1上部層モジュラーブロックからの局部的側面対側面ファスナーの取り
外しは、下部層ブロックおよび上部層ブロックからの上部−底部ファスナーの取
り外しの前、またはその後、またはほとんど同時に行われ得る。
【0118】 さらに、化学制御コンポーネントは、モジュラーブロックの上面に設置され得
る。好ましくは、次いで、この方法は化学制御コンポーネントを取り外す工程を
包含する。好ましくは、化学制御コンポーネントは、局部的側面対側面ファスナ
ーを第2モジュラーブロックおよび第1モジュラーブロックから取り外す前、か
つ上部−底部ファスナーを下部層ブロックおよび上部層ブロックから取り外す前
に、取り外される。
【0119】 さらなる実施態様において、上部層モジュールブロックおよび底部層モジュラ
ーブロックは、設置ファスナーによって設置構造体に設置される。好ましくは、
次いで、この方法は、上部層ブロックおよび下部層ブロックを設置構造体から取
り外す工程を包含する。好ましくは、上部層ブロックおよび下部層ブロックを設
置構造体から取り外す工程は、第1モジュラーブロックの上から直接設置ファス
ナーにアクセスする工程、および設置ファスナーを設置構造体から取り外す工程
を包含する。上記方法は、複数の適切に構成されたモジュラーブロックについて
繰り替えされ得る。
【0120】 さらに、第1および第2モジュラーブロックの両方は、上部層または底部層モ
ジュラーブロックであり得るか、あるいは所望のような上部アクセス可能一体化
モジュラーブロックであり得る。好ましくは、一体化モジュラーブロックとして
構成される第2モジュラーブロックは、流体フローを、少なくとも部分的に第1
方向で、第2モジュラーブロックを通して移送するための第1流体流路を備える
。好ましくは、第1流体流路は、一体化モジュラーブロックの第1外面に、第1
軸ボアホールを有する。さらに、第2モジュラーブロックはまた、モジュラーブ
ロックを側面隣接モジュラーブロックに連結するために、第1外面で規定された
開口部を有し、局部的側面対側面ファスナーを受容するように構成される第1軸
ファスナー受容要素を備え得る。第2モジュラーブロックはまた、流体フローを
、少なくとも部分的に第2方向で、第2モジュラーブロックを通して移送するた
めの第2流体流路を備え得る。好ましくは、第2流体流路は、一体型モジュラー
ブロックの第2外面に、第2軸ボアホールを有する。第2モジュラーブロックは
また、モジュラーブロックを側面隣接モジュラーブロックに連結するために、第
2外面で規定される開口部を有し、局部的側面対側面ファスナーを受容するよう
に構成される第2軸ファスナー受容要素を備え得る。好ましくは、第2方向は、
第1方向に対して水平な横方向であり、より好ましくは、第1方向に対して実質
的に水平な垂直方向である。一実施態様において、局部的側面対側面ファスナー
を第2モジュラーブロックおよび第1モジュラーブロックから取り外す工程は、
局部的側面対側面ファスナーを第2モジュラーブロックの第2軸ファスナー受容
要素から取り外す工程を包含する。
【0121】 さらなる実施態様において、第3モジュラーブロックを通る流体フローを方向
づけるように構成されたこの第3モジュラーブロックは、第1モジュラーブロッ
クに側方隣接し、そしてこれに連結される。第1モジュラーは、第1モジュラー
ブロックと第3モジュラーブロックとを連結する局部的側面対側面ファスナーに
、上から直接アクセスし、ファスナーを取り外すことによって、第3モジュラー
ブロックから取り外され得る。第1モジュラーブロックの、側面隣接第2モジュ
ラーブロックと側面隣接第3モジュラーブロックの両方からの取り外しは、好ま
しくは、第2および第3モジュラーブロックを実質的に移動させることなく起こ
る。
【0122】 1つ以上の上記特徴を有するモジュラー化学送達ブロックの上から直接アクセ
スすることによって、モジュラー化学送達ブロックを取り外す方法の一実施態様
は、図面を参照して記載され得る。図12に示されるように、化学制御コンポー
ネント702は、上部層モジュラーブロック714から取り外され得る。制御コ
ンポーネントファスナー706は、アセンブリの上部層モジュラーブロックの上
面からアクセスされ、レンチの使用によって取り外され、その結果、ファスナー
706が離れ得る。
【0123】 図13は、設置ファスナー710が取り外され得る次の工程を示す。部分的に
、設置ファスナー710は、設置ブラケットを使用せずに設置設置パレット70
4に接続されているため、ファスナー710は、モジュラーブロックの上から直
接アクセスすることによって容易に取り外され得る。設置ファスナーを取り外す
このような方法は、従来の方法より速くかつ困難なく実施され得る。好ましくは
、サブシステム設置ハードウェア708(これは、設置ファスナー710を備え
る)は、多層モジュラーブロックシステムおよび隣接ガス路との機械的衝突を避
けるように、戦略的に配置される。図14は、上部−底部ファスナー718が取
り外される次の工程を示す。好ましくは、上部−底部ファスナー718(これは
、上部−底部接続ファスナーとも称され得る)は、上部層モジュラーブロック7
14の上から直接アクセスされ、これから取り外される。その結果、好ましくは
、上部層モジュラーブロック714は、もはや下部層ブロック716に連結され
ない。
【0124】 図15は、上部層モジュラーブロック714が取り外される工程を示す。上部
層モジュラーブロック714の取り外しを可能にするために、局部的側面対側面
ファスナー720は、好ましくは、上部層モジュラーブロック714の上から直
接アクセスされ、次いで側面隣接モジュラーブロック712および上部層モジュ
ラーブロック714から取り外される。上部層モジュラーブロック714は、好
ましくはもはや任意の他のモジュラーブロックに連結されないため、これは容易
に取り除かれ得る。上部層ブロック714が設置パレット704に直接接続され
る代替の実施態様において、上部層モジュラーブロック714は、設置パレット
自体から直接取り外され得る。
【0125】 図16は、下部層モジュラーブロック716を取り外す連続工程を示す。下部
層モジュラーブロック716(これはまた、基底底部ブロックまたは底部層基板
ブロックとも示される)の取り外しを見込んで、局部的側面対側面ファスナーは
、好ましくは、モジュラーブロック716の上から直接アクセスされ、好ましく
はレンチを使用して取り外される。取り付けパレットに対して下側の全多層アセ
ンブリをこのシステムの頂面からのアクセスによって取り外すまで、全ての上部
層および/または下部層(二層または多層)を取り外す能力は、これらのモジュ
ラーの化学的分配システムの組み立て、分解、および再構成において有利である
。さらに、このアプローチによって、システムブロックの大気条件(内部システ
ムの公知の汚染源)への最小限の暴露を伴うこのシステムの頂部作業部分から、
化学的送達システムの単層または多層モジュラーブロックアセンブリ部分の取り
外しが可能となる。このプロセスは、任意数のブロックおよびブロックの層(こ
れらの全ては、各モジュラーブロックの上からの直接的なアクセスによる)を連
結および連結を外して繰り返され得る。上記の工程の順序を逆にすることによる
、化学的な送達システムのモジュラーを組み立てるための方法は、この開示の利
点を有する当業者に明らかとなる。
【0126】 図48A、48B、48C、および48Dは、それぞれ、頂部アクセス可能な
モジュラーブロック3800の斜視図、頂面図、正面図、および背面図である。
モジュラーブロック3800は、上記のモジュラーブロックと同様に使用され得
る。モジュラーブロック3800は、例えば、200SLMまでの速度でそこを
通過する流体フローを輸送するように構成される。モジュラーブロック3800
の寸法は、好ましくは、SEMI 2787.1を含む適用可能なSEMIスタ
ンダードに従う。さらに、モジュラーブロック3800の寸法は、好ましくは、
モジュラーブロック3800のコンポーネント間での機械的な干渉を減少または
防止するのに役立つ。
【0127】 モジュラーブロック3800は、好ましくは、第1軸インターフェースフラン
ジ3802および第2軸インターフェースフランジ3803を備える。第1およ
び第2軸インターフェースフランジの各々は、好ましくは、厚さ3828を有す
る。厚さ3828は、好ましくは約0.375インチである。第1軸インターフ
ェースフランジ3802は、好ましくは、第1内側軸接続位置3808および第
1外側軸接続位置3810を備える。第2軸インターフェースフランジ3803
は、好ましくは、第2内側軸接続位置3809および第2外側軸接続位置381
1を備える。内側および外側軸接続位置の両方を有するので、作動中(特に、高
流速において)に強力な接続を維持する際にモジュラーブロック3800を援助
し得る。
【0128】 第1および第2内側の内側および外側軸接続位置は、好ましくは、外面および
内面を備える。各軸接続位置の内面は、好ましくは、軸接続位置の外面に対して
実質的に平行であり、そして、モジュラーブロックの他の部分によって妨害され
ず、その結果、各軸接続位置の内面は、モジュラーブロックの頂面からアクセス
可能である。この構成によって、好ましくは、各軸接続位置が、モジュラーブロ
ック3800の頂面の上から直接的にアクセスされ得るようになる。
【0129】 モジュラーブロック3800の各軸接続位置は、好ましくは、側方に隣接する
モジュラーブロックに、モジュラーブロック3800を連結するための局部的側
面対側面ファスナーを受容するように構成された軸ファスナー受容要素を備える
。軸ファスナー受容要素の各々は、好ましくは、それぞれの第1または第2軸イ
ンターフェースフランジ3802または3803の内面に規定される内開口部を
有する。軸ファスナー受容要素の内開口部は、好ましくは、モジュラーブロック
の他の部分によって妨害されず、その結果、軸ファスナー受領要素の内開口部は
モジュラーブロック3800の頂面からアクセス可能である。
【0130】 モジュラーブロック3800の軸受容要素は、分極され得る。1実施態様にお
いて、第1内側軸接続位置3808の軸ファスナー受容要素は、実質的にテクス
チャー加工されていなくても良い。第1外側軸接続位置3809の軸ファスナー
受容要素は、ねじ加工され得る。第2内側軸接続位置3810の軸ファスナー受
容要素は、ねじ加工され得る。第2外側軸接続位置3811の軸ファスナー受領
要素は、実質的にテクスチャー加工されなくても良い。
【0131】 モジュラーブロック3800は、好ましくは、モジュラーブロック3800の
頂面に規定された頂部ボアホール3816を備える。頂部ボアホール3816の
中心−中心間隔3832は、好ましくは、約0.455インチである。頂部シー
リングインターフェース3817は、好ましくは、各頂部軸ボアホールの周囲に
配置される。頂部ボアホールとモジュラーブロックの縁部との間の距離3830
は、好ましくは、約0.560インチである。シーリングリブ3820は、好ま
しくは、頂部ボアホール間で延びる。シーリングリブ3820の幅3821は、
好ましくは、約0.220である。モジュラーブロック3800は、好ましくは
、第1軸ボアホール3812および第2軸ボアホール3813を備え、これらは
、それぞれ、第1および第2軸インターフェースフランジ3802および380
3の外面に規定される。軸シーリングインターフェース3814は、各軸ボアホ
ールの周囲に配置され得る。第1および第2軸ボアホール3812および381
3の中心は、ともに、好ましくは、モジュラーブロック3800の頂部から距離
3842で配置される。距離3842は、好ましくは、約0.315インチであ
る。モジュラーブロック3800の第1流体流路は、好ましくは、第1軸ボアホ
ール3812から頂部ボアホール3816へ延びる。モジュラーブロック380
0の第2流体流路は、好ましくは、第2軸ボアホール3813から頂部ボアホー
ル3816へ延びる。リークテスト部品3814は、好ましくは、第1軸ボアホ
ール3812および第2軸ボアホール3813より上の第1および第2軸インタ
ーフェースフランジの両方に配置される。リークテスト部品3818の幅381
9は、好ましくはシーリングリブ3820の幅3821に等しい。好ましくは、
幅3819は、約0.220インチである。
【0132】 第1および第2内側ならびに軸接続位置の各対は、好ましくは、それぞれの第
1および第2軸ボアホール3812および3813の周囲で対称的に配置される
。各第1および第2内側軸接続位置は、好ましくは、それぞれの第1または第2
軸ボアホールから距離3838の間隔を空けて配置される。距離3838は、好
ましくは約0.380インチである。第1および第2内側軸接続位置は、好まし
くは、それぞれの第1および第2軸ボアホール3812および3813のセンタ
ーラインに配置される。より好ましくは、第1および第2内側軸接続位置は、そ
れぞれの第1および第2軸インターフェースフランジ3802および3803の
垂直中心に位置する。
【0133】 第1および第2外側軸接続位置の各対は、好ましくは、それぞれ、第1および
第2軸ボアホール3812および3813の周囲に対称的に配置される。各第1
および第2外側軸接続位置は、好ましくは、それぞれの第1または第2軸ボアホ
ールから距離3840の間隔を空けて配置される。距離3840は、好ましくは
、約0.607インチである。第1および第2外側軸接続位置は、好ましくは、
それぞれの第1および第2軸ボアホール3812および3813のセンターライ
ンより下に配置される。より好ましくは、第1および第2外側軸接続位置は、そ
れぞれの第1および第2軸ボアホール3808および3810のセンターライン
より下で距離3836で位置する。距離3836は、好ましくは、約0.041
インチである。結果的に、第1および第2外側軸接続位置は、好ましくは、それ
ぞれの第1および第2軸インターフェースフランジ3802および3803の垂
直なセンターラインに配置される。
【0134】 モジュラーブロック3800は、好ましくは、コンポーネントファスナー受容
要素3806を備える。コンポーネントファスナー受容要素3806は、好まし
くは、化学制御コンポーネントを取り付けるための制御コンポーネントファスナ
ーを受容するように構成される。各コンポーネントファスナー受領要素306と
モジュラーブロック3800のセンターラインとの間の距離3834は、好まし
くは約0.594インチである。
【0135】 モジュラーブロック3800は、好ましくは、1インチと2インチとの間、よ
り好ましくは約1.547インチの長さ3822を有する。モジュラーブロック
3800は、好ましくは、1インチと2インチとの間、より好ましくは約1.5
47インチの幅3824を有する。好ましい実施態様において、長さ3822お
よび幅3824は、実質的に等しい。モジュラーブロック3800の厚さ382
6は、好ましくは、約1インチ未満、より好ましくは約0.63インチである。
【0136】 (一体化モジュラーブロック) 別の実施態様は一体化モジュラーブロックを含み、このブロックは、そこを通
過する多方向性流体フローを方向付けるように構成される。本明細書中に記載さ
れる一体化モジュラーブロックは、好ましくは、第1および第2軸ボアホールを
それぞれ有する、第1および第2流体流路を備える。第1流体流路は、少なくと
も部分的に第1方向で、一体化モジュラーブロックを通過する流体フローを輸送
するように構成され得、そして、第2流体流路は、少なくとも部分的に第1方向
に対して水平に横切る第2方向で、このモジュラーブロックを通過する流体フロ
ーを輸送するように構成され得る。好ましくは、第1および第2方向は実質的に
水平に垂直である。さらに、第2および第1方向は、好ましくは、モジュラーブ
ロックの頂面に対して実質的に平行である。
【0137】 一体化モジュラーブロックは、さらに、第1軸ボアホールおよび第2軸ボアホ
ールに対して側方に隣接する他のモジュラーブロックに連結され得るように構成
される得る。1実施態様において、一体化モジュラーブロックは、第1軸接続位
置を備え、これは、一体化モジュラーブロックが、第1軸ボアホールと側方で隣
接する別のモジュラーブロックに連結されることが可能となるように構成される
。この一体化モジュラーブロックはまた、好ましくは、第2軸接続位置を備え、
これは、この一体化モジュラーブロックが、第2軸ボアホールに側方で隣接する
モジュラーブロックに連結されることが可能となるように構成される。
【0138】 好ましくは、第2流体流路の最も低い部分は、高さが第1流体流路の最も低い
部分より下である。第1フィーチャがモジュラーブロックの頂面から、高さにお
いてさらに離れている場合、モジュラーブロックの第1のフィーチャは、モジュ
ラーブロックの第2フィーチャよりも低いと考慮され得る。結果的に、流体流路
の最も低い部分は、流体流路の部分がモジュラーブロックの頂面より下で高さが
最も離れていると考慮され得る。
【0139】 さらに、一体化モジュラーブロックは、好ましくは、第1軸インターフェース
フランジおよび第2軸インターフェースフランジを備える。好ましい実施態様に
おいて、第1軸インターフェースフランジは、第1方向に対して実質的に垂直に
配向され、そして第2軸インターフェースフランジは第2方向に対して実質的に
垂直に配向される。第1流体流路は、好ましくは、第1軸インターフェースフラ
ンジに第1軸ボアホールを有し、そして、第2流体流路は、好ましくは、第2イ
ンターフェースフランジに第2軸ボアホールを有する。第1および第2流体経路
は、一体化モジュラーブロック内で流体連絡するように構成されても良いし、さ
れなくても良い。
【0140】 第1の流体流路は、好ましくは、この一体化モジュラーブロックの頂面に第1
頂部ボアホールを備える。同様に、第2流体流路は、好ましくは、一体化モジュ
ラーブロックの頂面に第2頂部ボアホールを備える。1実施態様において、第1
頂部ボアホールは一体化モジュラーブロックの頂面の中心に配置される。代替の
実施態様において、第2頂部ボアホールは、一体化モジュラーブロックの頂面の
中心に配置される。
【0141】 一体化モジュラーブロックは、中間のファスナーおよびシール(すなわち、側
方に隣接するモジュラーブロックの間のシールおよびファスナー)のいずれの必
要性も排除し得る。好ましい実施態様において、一体化モジュラーブロックは、
中間のファスナーおよびシールがなく、従って、このような要素の上記の欠点を
回避する。さらに、一体化モジュラーブロックの第2流体流路は、好ましくは、
第2軸ボアホールと第2頂部ボアホール(一体化モジュラーブロックの頂面にお
いて規定される)との間で、シールを通過することなく流体フローを輸送するよ
うに構成される。これらの利点の結果として、一体化モジュラーブロック内での
流体フローの漏れ、または汚染の可能性は大いに減少され得る。
【0142】 一体化モジュラーブロックを通過する多方向性の流体フローを方向付けるよう
に構成された一体化モジュラーブロックはまた、直接的に一体化モジュラーブロ
ックの上から軸接続位置にアクセスするようことを見込み得る。好ましくは、頂
部アクセス可能な一体化モジュラーブロックは軸接続位置を備え、この軸接続位
置は、モジュラーブロックが、側方に隣接するモジュラーブロックに連結される
得るように構成される。軸接続位置の内面は、好ましくは、軸接続位置の外面に
実質的に平行であり、そしてモジュラーブロックの他の部分によって妨害されず
、その結果、軸接続位置の内面が頂面からアクセス可能である。この構成によっ
て、好ましくは、軸接続位置が直接的にモジュラーブロックの上からアクセス可
能となり得る。
【0143】 好ましい実施態様において、頂部アクセス可能な一体化モジュラーブロックは
、一体化モジュラーブロックの頂面上で化学制御コンポーネントを取り付けるた
めのコンポーネント取り付けファスナーを受容するように構成されたコンポーネ
ントファスナー受容要素および頂面を備える。一体化モジュラーブロックはまた
、好ましくは、第1外面および第1内面を有する第1軸インターフェースフラン
ジ、ならびに第2外面および第2内面を有する第2軸インターフェースフランジ
を備える。好ましくは、第1軸インターフェースフランジの最も上部の面は、第
2軸インターフェースフランジの最も上部の面よりも高さが上である。一体化モ
ジュラーブロックは、さらに、少なくとも部分的に第1方向においてモジュラー
ブロックを通過する流体フローを輸送するための第1流体流路を備え得る。第1
流体流路は、好ましくは、第1外面に第1軸ボアホールを有し、そして頂面に第
1頂部ボアホールを有する。一体型、モジュラーブロックは、さらに、少なくと
も部分的に第2方向でモジュラーブロックを通過する流体フローを輸送するため
の流体流路を備える。第2流体流路は、好ましくは、第2外面に第2軸ボアホー
ルを有し、そして頂面に第2頂部ボアホールを有する。好ましくは、この第2流
体流路は、高さが第2流体流路よりも下に少なくとも部分的に配置される。より
好ましくは、第2流体流路の最も低い部分は、高さが第1流体流路の最も低い部
分よりも下である。モジュラーブロックを側方に隣接するモジュラーブロックに
連結する場合、このようなフィーチャによって、さらなる空間が軸接続位置にア
クセスするようになり得る。第2方向は、好ましくは水平に第1方向を横切り、
そして第2および第1の方向がともに、一体化モジュラーブロックの頂面に実質
的に平行である。
【0144】 第1軸インターフェースフランジは、好ましくは、複数の第1軸接続位置を備
え、そして第2軸インターフェースフランジは、好ましくは、複数の第2軸接続
位置を備える。軸接続位置は、軸インターフェースフランジ(ここで、軸接続位
置がが配置される)の外面の中心、または外面から外れて位置され得る。第1軸
接続位置の各々は、好ましくは、第1軸ファスナー受容要素を備え、この受容要
素は、第1軸インターフェースフランジにおいて規定され、そしてモジュラーブ
ロックを、側方に隣接したモジュラーブロックに連結するために局部的側面対側
面ファスナーを受容するように構成される。より好ましくは、複数の第1軸ファ
スナー受容要素は、第1軸ボアホールの対向する側面に、対称的に配置される。
第2軸接続位置の各々は、好ましくは、第2軸ファスナー受容要素を備え、この
受容要素は、第2軸インターフェースフランジにおいて規定され、そしてモジュ
ラーブロックを、側方に隣接したモジュラーブロックに連結するために局部的側
面対側面ファスナーを受容するよう構成される。より好ましくは、複数の第2軸
ファスナー受容要素は、第2軸ボアホールの対向する側面に、対称的に配置され
る。複数の第1軸ファスナー受容要素の各々は、好ましくは、第1軸インターフ
ェースフランジの第1内面に規定された内開口部、および軸インターフェースフ
ランジの外面に規定された外開口部を備える。複数の第1軸ファスナー受容要素
の各々の内開口部は、頂面からモジュラーブロックの任意の他の部分によって妨
害されない。好ましくは、軸ファスナー受容要素の内開口部および外開口部は実
質的に平行である。
【0145】 各第1軸ファスナー受容要素の最も低い部分と、モジュラーブロックの頂面と
の間の距離はそれぞれ、好ましくは、最大で、第1流体流路の最も低い部分と、
モジュラーブロックの頂面との間の距離程度の大きさ(すなわち、以下)である
。同様に、各第2軸ファスナー受容要素の最も低い部分と、モジュラーブロック
の頂面との間の距離はそれぞれ、好ましくは、最大で、第2流体流路の最も低い
部分と、モジュラーブロックの頂面との間の距離程度の大きさ(すなわち、以下
)である。このようなフィーチャは、一体化モジュラーブロックが不必要に厚く
なることを防止する。
【0146】 好ましくは、第1軸インターフェースフランジは、好ましくは、ブロックが化
学的な送達システムに組み込まれる場合、流体フローがこのモジュラーブロック
を出る方向に配向されるように構成される。対して、第2軸インターフェースフ
ランジは、好ましくは、ブロックが化学的な送達システムに組み込まれる場合、
流体フローがこのモジュラーブロックに入る方向に配向されるように構成される
。あるブロックの第1軸受容要素を介して、局所的な側面−側面ファスナーを側
方に隣接するモジュラーブロックの第2軸受容要素に挿入することによって、モ
ジュラーブロックの連結を容易にするために、複数の第2軸ファスナー受容要素
の各々は、好ましくは、第2軸インターフェースフランジに規定された、ネジ加
工されたチャンネルであり、複数の第1軸受容ファスナー受容要素の各々は、好
ましくは、第1軸インターフェースフランジに規定された実質的にテクスチャー
加工されていないチャンネルである。
【0147】 1実施態様において、一体化モジュラーブロックは、さらに、複数の第1軸イ
ンターフェースフランジを備え、第1軸インターフェースフランジはその一番目
のフランジである。複数の第1軸インターフェースフランジの第2フランジは、
好ましくは、第1方向に対して実質的に垂直に配向され、そして、第2の複数の
第1軸ファスナー受容要素(モジュラーブロックを、側方に隣接するモジュラー
ブロックに連結するための局所的な側面−側面ファスナーを受容するように構成
される)を備える。第2の複数の第1軸ファスナー受容要素の各々は、好ましく
は、実質的にテクスチャー加工されていないチャンネルである。さらに、一体化
モジュラーブロックは、好ましくは、複数の第1流体流路を備え、第1流体流路
は、その一番目の流路である。一体化モジュラーブロックは、また、少なくとも
部分的に第1方向でモジュラーブロックを介して流体フローを輸送するための、
複数の第1流体流路の第2流路を備える。複数の第1流体流路の第2流路は、好
ましくは、この複数の第1軸インターフェースフランジの第2フランジの外面に
第1軸ボアホールを有し、そして、一体化モジュラーブロックの頂面に第1頂部
ボアホールを有する。好ましくは、複数の第1流体流路の第2流体流路にある第
1頂部ボアホールは、複数の第1流体流路の第1流体流路にある、第1頂部ボア
ホールに隣接する。
【0148】 第1および第2軸インターフェースフランジの外面は、好ましくは、突出物が
存在しない。従って、一定の少数のトポロジーの不均衡が存在し得るが、外面部
分は、好ましくは、軸インターフェースフランジの一般的な外面から実質的に突
出しない。突出物が存在しないので、このようなフィーチャは、隣接モジュラー
ブロックのシールを傷つけることなく、モジュラーブロックの取り外しを援助し
、このブロックは、一旦、側方でなく隣接して連結されたモジュラーブロックの
シールのシールを妨害することなく、または、モジュラーブロックを実質的に移
動させる(これからブロックが切断される)ことなく、連結が外されると、上向
きに容易に移動され得る。しかし、軸インターフェースフランジの外面に形成さ
れた凹部またはホール(例えば、軸接続位置または軸ボアホール)が存在し得る
【0149】 第1軸インターフェースフランジは、第1上部軸インターフェースフランジで
あり得る。そして、第2軸インターフェースフランジは、第2下部軸インターフ
ェースフランジであり得る。一体化モジュラーブロックは、さらに第1上部軸イ
ンターフェースフランジに対向する第2上部軸インターフェースフランジ、およ
び第2下部軸インターフェースフランジに対向する第1下部軸インターフェース
フランジを含み得る。一体化モジュラーブロックは、さらに好ましくは、少なく
とも第1流体流路の水平部分の周りに配置され、かつ第1および第2上部軸イン
ターフェースフランジに隣接する上部流体流路壁を含む。好ましくは、流体流路
壁の長さに沿った上部流体流路壁の幅は、第1の複数の軸ファスナー受容要素の
第1のものと第2のものとの間の中心間間隔より小さい。上部流体流路壁は、上
部軸インターフェースフランジ間で、および第1流体流路の水平部分の周囲かつ
そこから横方向の外側で、モジュラーブロックの一部を含むことが考慮され得る
。そのため、その全長に沿った上部流体流路壁が、第1の複数の軸ファスナー受
容要素の第1のものと第2のものとの間の中心間間隔より厚さが小さい場合、上
部流体流路壁の外部境界から直ちに横方向に間隔が空けられた第1および第2上
部軸インターフェースフランジの一部は、一体化モジュラーブロックの他の部分
により直接接続されなくても良い。結果として、ギャップが第1および第2軸イ
ンターフェースフランジの間に存在し得、そのためにモジュラーブロックの上面
より上の位置からモジュラーブロックの底面より下の位置まで、一体化モジュラ
ーブロックの外部界面を介して直接経路が取られ得る。このような特徴は、好ま
しくは軸ファスナー受容要素をアクセスするに十分な余地が存在することを保証
する。さらに、モジュラーブロックに含まれる材料の量を低下させることにより
、モジュラーブロックは従来のブロックよりも軽くされ得る。
【0150】 その上、一体化モジュラーブロックは、第2流体流路の周りに配置された下部
流体流路壁をさらに含むことが好ましい。一体化モジュラーブロックは、少なく
とも第2流体流路の水平部分の周りに配置され、かつ第1および第2下部軸イン
ターフェースフランジに隣接する下部流体流路壁をさらに含むことが好ましい。
好ましくは、下部流体流路壁の長さに沿った下部流体流路壁の幅は、第2下部軸
インターフェースフランジに配置された第2の複数の軸ファスナー受容要素の第
1のものと第2のものとの間の中心間間隔より小さい。下部流体流路壁は、下部
軸インターフェースフランジ間で、および第2流体流路の水平部分の周囲かつそ
こから横方向の外側で、モジュラーブロックの一部を含むことが考慮され得る。
好ましくは、下部流体流路の上面は、上部流体流路壁の下面よりも下にある。
【0151】 一体化モジュラーブロックおよびそのコンポーネントのディメンジョンは、好
ましくは適用可能なSEMIスタンダードに従う。好ましい実施態様では、一体
化モジュラーブロックはSEMI 2787.1に従う。例えば、一体化モジュ
ラーブロックは、好ましくは上面より上に化学制御コンポーネントを設置するた
めのファスナーを受容するように構成された4つのコンポーネントファスナー受
容要素を含む。化学制御コンポーネント間の中心間間隔は、好ましくは表面設置
化学制御コンポーネントに関する適用可能なSEMIスタンダードに従う。ある
実施態様では、化学制御コンポーネント間の中心間間隔は、横方向に間隔が空け
られたコンポーネントファスナー受容要素間の中心間間隔が約1.2インチ未満
であり、より好ましくは1.188インチである。さらに、モジュラーブロック
の幅、長さおよび厚さは皆、モジュラー化学送達ブロックに関する適用可能なS
EMIスタンダードに従う。
【0152】 上記に記載されるように、一体化モジュラーブロックは、多方向性流体フロー
のための同様の能力を有する多層モジュラーブロックアセンブリよりも実質的に
厚さを小さくし得る。好ましくは、第2流体流路は垂直流体フローセグメントを
備える。垂直流体フローセグメントの長さは、一体化モジュラーブロックの3分
の1の長さおよび幅よりも小さい。さらに、一体化モジュラーブロックの厚さは
、この一体化モジュラーブロックの2分の1の長さおよび幅よりも小さい。一体
化モジュラーブロックは、好ましくは少なくとも1インチかつ多くとも約2イン
チの長さ、少なくとも1インチかつ多くとも約2インチの幅、多くとも約2イン
チの幅、そして約1インチ未満の厚さを有する。より好ましくは、モジュラーブ
ロックの長さおよび幅は、約1.55インチ未満である。ある実施態様では、複
数の第1軸ファスナー受容要素の第1のものと第2のものとの間の間隔は、少な
くとも約0.62インチであり、そして0.62インチであり得る。複数の第2
軸ファスナー受容要素の第1のものと第2のものとの間の間隔は、少なくとも約
0.6インチであり、そして0.62インチであり得る。
【0153】 別の実施態様は、そこを通る他方向性の流体フローを提供するようにそれぞれ
構成された複数の一体化モジュラーブロックを導入するモジュラー化学送達シス
テムを提供する。それぞれの複数の一体化モジュラーブロックは、好ましくは第
1の方向で少なくとも部分的にモジュラーブロックを通して流体フローを輸送す
るための第1流体流路を備える。第1流体流路は、好ましくは一体化モジュラー
ブロックの第1の外面に第1軸ボアホールを有する。加えて、それぞれの複数の
一体化モジュラーブロックは、好ましくは第2の方向で少なくとも部分的にモジ
ュラーブロックを通して流体フローを輸送するための第2流体流路を備える。第
2の方向は、第1の方向に対して水平に横方向であり得、そして第1方向および
第2方向の両方は、一体化モジュラーブロックの上面に実質的に平行であり得る
。第2流体流路は、好ましくは一体化モジュラーブロックの第2外面に第2軸ボ
アホールを備える。それぞれの複数の一体化モジュラーブロックは、このモジュ
ラーブロックが第1軸ボアホールに横方向に隣接する別のモジュラーブロックに
接続されるように構成された第1軸接続位置、およびこのモジュラーブロックが
第2軸ボアホールに横方向に隣接するモジュラーブロックに接続されるように構
成された第2軸接続位置をさらに備え得る。モジュラー化学送達システムは、複
数の局部的側面対側面ファスナーをさらに備える。局所的ファスナーは一般に、
そして特に側方ファスナーは、1対の隣接するブロックのみを接続するファスナ
ーであり得る。好ましくは、複数の局部的側面対側面ファスナーのファスナーは
、複数の一体化モジュラーブロックの一つを、他方(複数の一体化モジュラーブ
ロックの横方向に隣接する一つ)に接続する。
【0154】 ある実施態様では、それぞれの複数のモジュラーブロックの第1軸接続位置は
、好ましくは第1外面に規定された開口部を有し、かつモジュラーブロックを横
方向に隣接するモジュラーブロックに接続するためのファスナーを受容するよう
に構成された第1軸ファスナー受容要素を含む。同様に、それぞれの複数のモジ
ュラーブロックの第2軸接続位置は、好ましくは第2外面に規定された開口部を
有し、かつモジュラーブロックを、横方向に隣接するモジュラーブロックに接続
するためのファスナーを受容するように構成された第2軸ファスナー受容要素を
含む。それぞれの複数のファスナーは、この複数のモジュラーブロックのある要
素を受容する第1軸ファスナー内であって、かつこの複数の一体化モジュラーブ
ロックの別の要素を受容する第2軸ファスナー内に配置され得る。このために、
それぞれの複数のモジュラーブロックは、少なくとも1つの他の横方向に隣接す
るモジュラーブロックに接続される。シーリングジョイントは、好ましくは横方
向に隣接するモジュラーブロック間に形成され、複数の一体化モジュラーブロッ
クの一つにそれぞれ接続された少なくとも1つの流体流路に接続する。
【0155】 ある実施態様では、複数の一体化モジュラーブロックのうち、第1、第2およ
び第3の接続されたものは、複数の一体化モジュラーブロックのうち、第1の接
続されたものの第1流体流路が、複数の一体化モジュラーブロックのうち、第2
の接続されたものの第1流体流路に接続されるように接続される。加えて、複数
の一体化モジュラーブロックのうち、第1の接続されたものの第2流体流路は、
複数の一体化モジュラーブロックのうち、第3の接続されたものの第2流体流路
に接続され得る。その上、複数の一体化モジュラーブロックのうち、第1の接続
されたものは、第1方向で少なくとも部分的にモジュラーブロックを通って流体
フローを輸送するための第3流体流路を含み得る。複数の一体化モジュラーブロ
ックの第3流体流路は、好ましくは複数の一体化モジュラーブロックのうち、第
1の接続されたものの第3外面の第3軸ボアホールを含む。次いで、このシステ
ムは、第1流体流路を有する単一フロー方向モジュラーブロックをさらに含み得
る。単一フロー方向モジュラーブロックは、好ましくは複数の一体化モジュラー
ブロックのうち、第1の接続されたものに接続され、これにより単一フロー方向
モジュラーブロックの第1流体流路は、複数の一体化モジュラーブロックのうち
、第1の接続されたものの第3流体流路に接続される。
【0156】 好ましい実施態様では、複数の一体化モジュラーブロックの接続されたものは
それぞれ、各流体流路ボアホールの周囲に配置されたシーリングインターフェー
スを含む。このシーリングインターフェースは、カウンターボアシーリングキャ
ビティとして、それぞれ構成され得る。好ましくは、このシステムは複数のモジ
ュラーブロックの接続されたものの間で、およびそれらと接触して配置された複
数のシーリング要素を含む。各シーリング要素は、好ましくは複数のモジュラー
ブロックのシーリングインターフェースと界接するように構成されたシーリング
ガスケットを含む。複数の一体化モジュラーブロックの接続されたものは、好ま
しくはシーリング部材と直接接触し、シーリングジョイントを形成する。それぞ
れの複数のモジュラーブロックは、好ましくは、横方向に隣接するモジュラーブ
ロックから複数の横方向に隣接するモジュラーブロックのうちの一つを切断する
ことによって、複数のモジュラーブロックの任意の他のものの間に存在するシー
リングジョイントの整合性を損なわれないように構成される。
【0157】 その上、各複数の一体化モジュラーブロックは、好ましくは化学制御コンポー
ネントが設置された面と界接するように構成される。好ましくは、各複数の一体
化モジュラーブロックは、各複数のモジュラーブロックの上面より上で化学制御
コンポーネントを設置するためのファスナーを受容するように構成された複数の
コンポーネントファスナー受容要素を含む。このシステムはまた、半導体処理チ
ャンバを含み得る。このチャンバは半導体処理に使用される任意の種々の特定の
チャンバであり得る。このチャンバは、エッチングチャンバおよび堆積チャンバ
を含むが、これらに限定されない。好ましい実施態様では、システムは複数の一
体化モジュラーブロックから半導体処理チャンバへ流体フローを輸送するように
構成される。
【0158】 1つ以上の上記特徴を有する一体化モジュラーブロックおよびモジュラー化学
送達システムの例示の実施態様が、図面に示される。図17A、17B、17C
、17Dおよび17Eはそれぞれ、一体化モジュラーフローブロック800の斜
視図、切開断面図、側面図、平面図および正面図を示す。一体化モジュラーブロ
ック800は、そこを通って多方向性流体フローを方向付けるように構成される
。一体化モジュラーブロック800は、3つのポートのT型モジュラーブロック
として構成され得る。
【0159】 一体化モジュラーブロック800は、好ましくは第1上部軸インターフェース
フランジ830および第2上部軸インターフェースフランジ831を含み、それ
ぞれは外面および内面を有する。一体化モジュラーブロック800はまた、好ま
しくは第1下部軸インターフェースフランジ832および第2下部軸インターフ
ェースフランジ833を含む。好ましくは、第1および第2上部軸インターフェ
ースフランジの最上部の面は、第1および第2下部軸インターフェースフランジ
の最上部の面より、上方にある。
【0160】 一体化モジュラーブロック800は、好ましくは上部流体フロー壁820およ
び下部流体フロー壁821を含む。上部流体流路壁820は、好ましくは流体流
路840および842を含む。流体流路840は、好ましくは第1上部軸インタ
ーフェースフランジ830に規定される第1軸ボアホール806(上部軸シール
接続としても参照され得る)、およびモジュラーブロック800の上面に規定さ
れる上部流路ボアホール834を有する。流体流路842は、好ましくは第2上
部軸インターフェース831に規定される第2軸ボアホール807、およびモジ
ュラーブロック800の上面に規定される上部流路ボアホール834を有する。
流体フローは、第1の方向で流体流路840または842に入り得る。下部流体
流路壁821は、下部軸インターフェースフランジに、それぞれ第1および第2
軸ボアホール808および809を有する1対の流体流路(示されず)を含む。
下部流体流路壁821内の流体流路の最下部は、好ましくは流体流路840およ
び841の最下部の下方にある。流体流路844は、上部流体流路壁820およ
び下部流体流路壁821の両方の内部に配置される。流体流路844は、下部流
体流路壁821内の流体流路で連続する流体流路を形成することが考慮され得る
。流体流路844は、好ましくはモジュラーブロック800の上面に上部流路ボ
アホール834を有する。流体フローは、下部軸インターフェースフランジの一
つにおいて、下部軸流体流路ボアホール808または809から、第1方向に水
平な横方向の第2方向で、流体流路844に出入りし得る。好ましくは、第2方
向は第1方向に対して実質的に水平方向で直交する。加えて、第2および第1方
向は、好ましくは実質的にモジュラーブロックの上面に平行である。第1および
第2上部軸インターフェースフランジ830および831は、好ましくは第1方
向に対して実質的に垂直に向けられ、そして第1および第2下部軸インターフェ
ースフランジ832および833は、好ましくは第2方向に対して実質的に垂直
に向けられる。
【0161】 一体化モジュラーブロック800は、好ましくはその軸ボアホールに横方向に
隣接する他のモジュラーブロックに接続されるように構成される。従って、一体
化モジュラーブロック800は、第1軸接続位置を含み、モジュラーブロックが
第1軸ボアホールに横方向に隣接する別のモジュラーブロックに接続されること
を可能にする。好ましくは、一体化モジュラーブロック800は、第2上部軸接
続位置816および第1下部軸接続位置836を含む。一体化モジュラーはまた
、このモジュラーブロックが第2軸ボアホールに横方向に隣接するモジュラーブ
ロックに接続されることが可能になるように構成された第2軸接続位置を含み得
る。好ましくは、一体化モジュラーブロック800は、第2上部軸接続位置81
7および第2下部軸接続位置837を含む。(軸接続位置はまた、軸接続と呼ば
れ得る。) 一体化モジュラーブロック800は、好ましくは中間ファスナーおよびシール
がなく、従ってこのような要素の上記の欠点を回避する。さらに、流体流路84
4は、好ましくは第1または第2下部軸ボアホールと一体化モジュラーブロック
800の上面に規定された上部ボアホールとの間でシールを通過することなく流
体フローを輸送するように構成される。
【0162】 一体化モジュラーブロック800は、好ましくは上部にアクセス可能な一体化
モジュラーブロックである。すなわち、一体化モジュラーブロック800は、好
ましくはそれ自身の直接上部から軸接続位置へのアクセスを提供する。好ましく
は、第1上部軸接続位置816および第1下部軸接続位置836の内面は、軸接
続位置の各外面に実質的に平行であり、そして一体化モジュラーブロック800
の他の位置により遮られることがなく、このために第1軸接続位置の内面は一体
化モジュラーブロック800の上面からアクセス可能である。さらに、第2上部
軸接続位置817および第2下部軸接続位置837の内面は、好ましくは軸接続
位置の各外面に実質的に平行であり、そして一体化モジュラーブロック800の
他の位置により遮られることがなく、このために第2軸接続位置の内面は一体化
モジュラーブロック800の上面からアクセス可能である。第1上部軸接続位置
816および第1下部軸接続位置836のそれぞれは、好ましくは第1上部軸イ
ンターフェースフランジ830および第1下部軸インターフェースフランジ83
2をそれぞれ規定する第1軸ファスナー受容要素を含み、そして一体化モジュラ
ーブロック800を横方向に隣接するモジュラーブロックに接続するための局部
的側面対側面ファスナーを受容するように構成される。複数の第1軸ファスナー
受容要素は、好ましくは第1軸ボアホール806および808(下部軸接続とも
呼ばれ得る)の対向する側に対称に配置される。各複数の第1軸ファスナー受容
要素は、好ましくは第1上部または下部軸インターフェースフランジの第1内面
に規定される内部開口部および第2外面に規定される外部開口部を含む。複数の
第1軸ファスナー受容要素の各々の内部開口部は、好ましくは上面からモジュラ
ーブロック800の任意の他の部分により遮られない。さらに、複数の第1軸フ
ァスナー受容要素の各々の内部および外部開口部は、好ましくは実質的に平行で
ある。
【0163】 同様に、第2上部および下部軸接続位置833および837はそれぞれ、好ま
しくはそれぞれ第2上部または下部軸インターフェースフランジに規定された第
2軸ファスナー受容要素を含み、そしてモジュラーブロック800を横方向に隣
接するモジュラーブロックに接続するための局部的側面対側面ファスナーを受容
するように構成される。各複数の第2軸ファスナー受容要素は、第2軸ボアホー
ル807および809の対向する側に対称に配置される。各複数の第2軸ファス
ナー受容要素は、好ましくは第2上部または下部軸インターフェースフランジの
第2内面に規定される内部開口部および第2外面に規定される外部開口部を含む
。各複数の第2軸ファスナー受容要素の内部開口部は、好ましくは上面からモジ
ュラーブロック800の任意の他の部分により遮られない。局部的側面対側面フ
ァスナー818(下部軸または横軸ファスナーとしても言われ得る)は、第1軸
接続位置836の第1軸受容要素内に配置され得る。加えて、各複数の第2軸フ
ァスナー受容要素の内部および外部開口部は、好ましくは実質的に平行である。
【0164】 第1軸インターフェースフランジは、好ましくは、ブロックが化学送達システ
ムに導入される場合、流体フローがモジュラーブロック800から出る方向に向
けられるように構成される。逆に、第2軸インターフェースフランジは、好まし
くは、ブロックが化学送達システムに導入される場合、流体フローがモジュラー
ブロックに入る方向に向けられるように構成される。局部的側面対側面ファスナ
ーの、一つのブロックの第1軸受容要素を介する横方向に隣接するモジュラーブ
ロックの第2軸受容要素への挿入による一体化モジュラーブロックの接続を容易
にするために、各複数の第2軸ファスナー受容要素は、好ましくはネジ切られた
チャネルであり、そして各複数の第1軸ファスナー受容要素は、実質的にテクス
チャー加工されていない(untextured)チャネルである。
【0165】 一体化モジュラーブロック800は、好ましくは上面、および一体化モジュラ
ーブロックの上面より上で化学的制御コンポーネントを設置するためのコンポー
ネント設置ファスナーを受容するように構成されたコンポーネントファスナー受
容要素802(上面設置コンポーネントファスナー位置/ホール、または機械的
化学ガス送達設置ホール位置としても言われ得る)を含む。上部シールキャビテ
ィリブ838は、好ましくは一体化モジュラーブロック800の上面に沿って配
置される。上部シールキャビティリブ834は、好ましくはリークテストポート
850と連続している。
【0166】 一体化モジュラーブロック800は、多方向性流体フローに関して同様の能力
を有する多層モジュラーブロックアセンブリよりも実質的に厚さが小さくても良
い。流体流路844は、垂直のフローセグメントを想定し得る(すなわち、その
長さにわたって実質的に垂直方向に向けられる)。流体流路844の長さ846
は、好ましくは一体化モジュラーブロックの3分の1の長さおよび幅より小さい
。加えて、一体化モジュラーブロック800の厚さは、一体化モジュラーブロッ
ク800の2分の1の長さおよび幅より小さい。
【0167】 一体化モジュラーブロック800の長さおよび幅は、好ましくは1インチと2
インチとの間である。より好ましくは、一体化モジュラーブロック800の長さ
および幅は、好ましくは1.547インチと1.75インチとの間である。別の
実施態様では、一体化モジュラーブロック800の長さおよび幅は、好ましくは
1.586インチと1.647インチとの間である。
【0168】 コンポーネントファスナー受容要素802の深さは、0.3インチ〜0.33
インチであり得る。一体化モジュラーブロック800は、好ましくは、コンポー
ネントファスナー受容要素802に挿入され得る化学制御コンポーネントファス
ナーのための適切な間隔を提供し、かつ適用可能なSEMIスタンダード(好ま
しくは、SEMI 2787.1)に従うに十分な厚さ824を有する。
【0169】 上述したように、一体化モジュラーブロック800は好ましくは、上方および
下方の軸接続部位を提供し、この上方および下方の軸接続部位はモジュラー化学
送達システムにおける横に隣接する他のブロックに結合することを可能にする。
好ましくは、厚み824はまた充分に厚くこれらの軸方向の接続をするための間
隔を提供する。同様に、厚み824は好ましくは全ての軸方向の接続部位のため
の必要な表面領域を提供し、適用可能なASTM(American Soci
ety For Testing and Materials,West C
onshohocken,PA)仕様(例えば,A−269,A−270,およ
びA−632(0.35インチ壁厚))において提供されるブロック内で、流体
流路の最小壁圧のための準拠基準に違反することはない。
【0170】 加えて、上部シールインターフェース814は好ましくは、頂部流路ボアホー
ル834のまわりに配置される。軸シールインターフェース852は好ましくは
、モジュラーブロック800の各軸ボアホールの周囲に配置される。流路孔内径
822は好ましくは0.18インチであり、そして頂部シールインターフェース
814および軸シールインターフェース852の全ての直径は好ましくは約0.
29インチである。モジュラーブルロック800は好ましくはそのような機能寸
法を可能にする厚み824を有する。
【0171】 従って、最小の機械的インターフェース深さ810は好ましくは少なくとも約
0.5インチである。加えて一体化ブロック800の厚み824は、少なくとも
約0.6インチであり、そしてより好ましくは少なくとも0.63インチである
。上記で説明したように、モジュラー化学送達システムの高さを制限することが
所望される。しかし例えば、コンポーネントファスナー受容要素802の深さお
よび/または軸接続部位のために要求される空間は、厚み824より小さいと同
様により小さくあり得る。
【0172】 さらに一体化モジュラーブロック800は、好ましくは厚み824がせいぜい
1インチである。一体化モジュラーブロック800の厚みを制限することは、さ
らなる便益を有し得る。垂直流体流路846の長さは主に、一体化モジュラーブ
ロック800の厚み824により決定される。化学システムの水分内容を乾燥さ
せるために不活性ガスキャリアが使用されるとき、一般に、垂直流路846が長
くなればなるほど、乾燥時間が長くなる。従って、一体化モジュラーブロック8
00の厚みを例えば1インチ未満に維持することは、有利であり得る。
【0173】 モジュラーブロック800の様々な接続部位、ボアホールおよび同様の要素の
寸法は、好ましくは最小であり、そして好ましくは、その間に機械的インターフ
ェースがないように形状化される。この目標は好ましくは、頂部アクセス可能モ
ジュラーブロック800を維持する一方で達成される。
【0174】 上述の好ましい寸法を仮定すると、ファスナーが配置され得る領域は、機械的
インターフェースが避けられると、幾分制限される。第一および第二の上部軸受
容要素816および817の中心間間隔826ならびに第一および第二の低部軸
受容要素836および837の中心間間隔828は、挿入されるとき、局部的側
面対側面ファスナーは軸ボアホールなどの各モジュラーブロックの他の機能と干
渉しないものであり得る。好ましくは、中心間間隔826および828は、少な
くとも約0.6インチでありそして0.620インチであり得る。コンポーネン
トファスナー受容要素802の中心間間隔804は、好ましくは、約1.2イン
チ未満であり、そしてより好ましくは1.188インチより大きくあり得る。
【0175】 モジュラー化学送達システムの代表的実施形態は、1つ以上の一体化モジュラ
ーブロックを取り込み、そして図面に示される上記の特徴の1つ以上を有する。
図18Aおよび18Bは、モジュラーブロックアセンブリ900の斜視および分
解図を提供する。モジュラーブロックアセンブリ900は、複数の水平横断方向
に流体フローを方向づけるように形状化される。モジュラーブロックアセンブリ
は好ましくは、単一のフロー方向ブロック904に結合し得る一体化モジュラー
ブロック902を含み得る。一体化モジュラーブロック902は、一体化モジュ
ラーブロック800と類似して形成される。好ましくは、一体化モジュラーブロ
ック902は、方向性フローライン906に沿ってそこを通って、および横断方
向性フローライン908に沿って流体フローを輸送するように形状化される。方
向性フローライン906に沿ったフローはプロセスフローであり得、そして横断
方向性ライン908に沿ったフローは、パージフローであり得る。方向性フロー
ライン906は、モジュラーブロック900内の最上部流体流路の水平方向に好
ましくは平行であり得る。
【0176】 単一フロー方向モジュラーブロック904は好ましくは、方向性フローライン
906に沿って流体を輸送するように形状化される。単一フロー方向ブロック9
04は好ましくは、単一方向フローブロック646に類似して形状化される。一
体化モジュラーブロック902に適切にそしてしっかりと結合されるために、単
一方向モジュラーブロック904は好ましくは、一体化モジュラーブロック90
2と類似の寸法を有する(例えば、軸接続部位の中心間間隔)。
【0177】 一体化モジュラーブロック902は好ましくは、一体化モジュラーブロック9
02の頂部表面の上部に取り付けられた化学制御コンポーネントと干渉するよう
に形状化される。同様に、単一フロー方向ブロック904は好ましくは、その頂
部表面に取り付けられた化学制御コンポーネントと連結するように形状化される
。化学制御コンポーネント916は、好ましくは一体化モジュラーブロック90
2の頂部表面の上部に、化学制御コンポーネントファスナー918を使用して取
り付けられ、それによりモジュラーブロック902の頂部表面に規定された複数
のコンポーネントファスナー受容要素に挿入される。一体化モジュラーブロック
902は頂部流路ボアホールを含み、頂部流路ボアホールは好ましくは一体化モ
ジュラーブロック902と化学制御コンポーネント916との間の流体を輸送す
るために形状化される。
【0178】 一体化モジュールブロック900および単一フロー方向ブロック904は、局
所の側面対側面ファスナー914などのファスナーを使用して一緒に結合され得
る。モジュラーブロックアセンブリ900の接続されたモジュラーブロックの流
体流路は、好ましくは、その間に形成されるシーリングジョイントによりシール
的に接続される。モジュラーブロックアセンブリ900の各モジュラーブロック
は、好ましくは、各モジュラーブロックのそれぞれの軸方向インターフェースフ
ランジの外側表面に規定された、一対の軸方向流体流路ボアホールを含む。軸方
向シールインターフェースは好ましくは各軸方向流体流路ボアホールの周囲に配
置される。モジュラーブロックアセンブリ900の各モジュラーブロックはまた
好ましくは、各ブロックのそれぞれの頂部表面に規定される、少なくとも頂部に
おける流体流路ボアホールを含む。頂部シールインターフェースは好ましくは頂
部流体流路ボアホールの周囲に配置される。軸方向および頂部シールインターフ
ェースは好ましくは対向孔シールキャビティとして形状化される。
【0179】 シール部材(例えばシール)は、複数のモジュラーブロックの間および複数の
モジュラーブロックの1つに接触して、各モジュラーブロックの隣接する流体流
路にシール的に接続する。各シール要素は好ましくは、シール的に接続するよう
に形状化された流体流路のシールインターフェースと連結するように形状化され
るシールガスケットを好ましくは含む。軸方向シール924は好ましくは、一体
化モジュラーブロック902および単一方向フローブロック904などのモジュ
ラーブロックに横方向に隣接してシール的に流体流路を接続するように形状化さ
れる。軸方向シールガスケット925は好ましくは、その流体流路がシールする
ブロックの軸方向シールインターフェースと連結するように形状化される。シー
ルジョイント915は好ましくは、2つのブロックがともに結合されるとき、一
体化モジュラーブロック902と単一フロー方向モジュラーブロック904との
間に形成される。コンポーネントインターフェースシール922は好ましくは、
一体化モジュラーブロック902の流体流路を化学制御コンポーネント916の
流体流路にシール的に接続するように形状化される。好ましくは、コンポーネン
トインターフェースシール922は、一体化モジュラーブロック902の頂部流
体流路ボアホールを化学制御コンポーネント916の底部流体流路ボアホールに
シール的に接続するように形状化される。シールジョイント915は好ましくは
、横方向に隣接するモジュラーブロックの間に形成され、複数の一体化モジュー
ルブロックのそれぞれの結合された1つの流体流路の少なくとも1つに接続する
。コンポーネントインターフェースシールガスケット923は、頂部層モジュー
ルブロック902のシールインターフェース、およびそれぞれの化学制御コンポ
ーネント916の底部シールインターフェースと連結するように好ましくは形状
化される。
【0180】 さらなる実施形態はモジュラー化学送達システムを使用する方法に関する。こ
の方法は流体フローを複数の一体化モジュラーブロックを通して輸送する工程を
包含する。各複数のモジュラーブロックは好ましくは、少なくとも部分的に第一
方向にモジュラーブロックを通して流体フローを輸送するための第一流体流路を
含む。第一流体流路は好ましくは、一体化モジュラーブロックの第一外側表面に
第一軸方向ボアホールを含む。各複数のモジュラーブロックはまた好ましくは、
少なくとも部分的に第二方向にモジュラーブロックを通じる、流体フローを輸送
するための第二流体流路を含む。この第二方向は好ましくは第一方向に対して水
平に横断する。この第二流体経路は好ましくは、一体化モジュラーブロックの第
二外部表面において第二軸方向ボアホールを有する。さらに、各複数のモジュラ
ーブロックは、さらに第一軸方向接続部位および第二軸方向接続部位を含み得、
この第一軸方向接続部位はモジュラーブロックが、第一軸方向ボアホールに横方
向に隣接した他のモジュラーブロックに結合されることを可能にする形状にされ
、そして第二軸方向接続部位は、このモジュラーブロックが第二軸方向ボアホー
ルに横方向に隣接したモジュラーブロックに結合されることを可能にする形状に
される。複数の局部的側面対側面ファスナーはそれぞれ好ましくは、複数の一体
化モジュラーブロックを他の横方向に隣接する複数の一体化モジュラーブロック
を結合する。
【0181】 1つの実施形態において、複数のファスナーは横方向に隣接する一体化モジュ
ラーブロックを結合するように形状化された複数の局部的側面対側面ファスナー
であり、そして複数の局部的側面対側面ファスナーの各々が複数のモジュラーブ
ロックの各々の頂部表面の直接上からアクセス可能であるように配置される。さ
らに、それぞれの複数のモジュラーブロックは好ましくは少なくとも1つの他の
、横方向に隣接するモジュラーブロックに連結される。シールジョイントは好ま
しくは横方向に隣接するモジュラーブロックの間に形成され、複数の一体化モジ
ュラーブロックの1つに各々結合された流体流路の少なくとも1つに接続される
。流体フローを複数の一体化モジュールブロックを通して輸送する工程は、次い
で好ましくは流体フローを、複数の一体化モジュラーブロックの1つの流体流路
から、複数のモジュラ−ブロックの他の1つの流体流路へ、モジュラーブロック
の間に形成されたシールジョイントを通じて、輸送する工程を含む。
【0182】 1つの実施形態において、複数の一体化モジュラーブロックの第一のものは、
化学制御コンポーネントと連結するように形状化される。流体フローは、複数の
モジュラーブロックの第一のものの側面の第一軸方向ボアホールを通じて、複数
の一体化モジュラーブロックの第一のものへ、輸送され得る。次いで、この方法
はさらに流体フローを複数の一体化モジュラーブロックの第一のものから、複数
のモジュラーブロックの第一のものの頂部表面内の第一頂部流体流路ボアホール
を通じて、化学制御コンポーネントへ、輸送する工程を包含し得る。流体フロー
は次いで、この化学制御コンポーネントから、複数のモジュラーブロックの第一
のものの頂部表面の第二頂部流体流路ボアホールを通じて、複数の一体化モジュ
ラーブロックの第一のものへ、輸送して戻される。ポンピングを含む、任意の多
様な方法が使用され得て流体フローの輸送を実行する。
【0183】 この方法は、複数のモジュラーブロックから、半導体処理チャンバへ流体フロ
ーを輸送する工程をさらに包含する。1つの実施形態においては、複数の一体化
モジュラーブロックの第一のものの第二流体流路は、第二頂部ボアホールを備え
、そしてこの方法はさらに流体フローを、第二軸方向ボアホールから、複数のモ
ジュラーブロックの第一のものの第二頂部ボアホールへ、シールを通過すること
なく輸送する工程を包含する。
【0184】 モジュラー化学送達システムの実施形態は、図面に示される上記要素の1つ以
上を有する。図19は、化学送達システム901の斜視図を表す。モジュラー化
学送達システム901は、モジュラーブロックアセンブリ900を一体化する。
化学制御コンポーネント916は、制御コンポーネントファスナー916により
一体化モジュラーブロック902(見えない)上に取付けられて示される。単一
フロー方向モジュラーブロック904は好ましくは、局部的側面対側面ファスナ
ー914により、一体化モジュラーブロック902へ結合される。一体化モジュ
ラーブロック902はまた一体化モジュラーブロック950、952および95
4へ結合され得る。一体化モジュラーブロック950、952および954は好
ましくは、一体化モジュラーブロック900に類似して形状化される。
【0185】 一体化モジュラーブロック902、950、952および954は、一体化モ
ジュラーブロック902と単一フロー方向モジュラーブロック904とが図18
Aおよび18Bにおいて結合される方法と、類似の態様で結合され得る。好まし
い実施形態において、一体化モジュラーブロック902、950、952および
954は、一体化モジュラーブロック902の第一流体流路が、一体化モジュラ
ーブロック954の第一の流体流路へ接続されるように結合され得る。さらに、
一体化モジュラーブロック902の第二の流体流路は、一体化モジュラーブロッ
ク952の第二流体流路接続され得る。さらに、一体化モジュラーブロック90
2の第三の流体流路は、好ましくは流体フローを、少なくとも部分的に第一方向
に、モジュラーブロックを通して輸送するために形状化される。一体化モジュラ
ーブロック902の第三の流体流路は、複数の一体化モジュラーブロックの1つ
に結合された、第三の外側表面における第三の軸方向ボアホールを含む。単一フ
ロー方向モジュラーブロック904は、好ましくは単一フロー方向モジュラーブ
ロックの第一フロー流路が、一体化モジュラーブロック902の第三の流体流路
へ接続されるように一体化モジュラーブロック902に結合される。
【0186】 一体化モジュラーブロック902、950および954の間の流体流路は、ブ
ロック902および904の流体流路のための、図18Aおよび18Bに示され
るものと類似の態様でシール的に接続され得る。例えば、一体化モジュラーブロ
ックの各々は、各流体流路ボアホールに配置されたシールインターフェースをそ
れぞれ含み得る。このシールインターフェースは対向孔シールキャビティとして
それぞれ形状化され得る。好ましくはシステム901は、モジュラーブロックの
結合されたものの間に、そして接触して配置された複数のシール要素を含む。こ
のシール要素は好ましくは軸シールである。シール要素の各々は好ましくは、モ
ジュラーブロックのシールインターフェースと連結するように形状化されたシー
ルガスケットを含む。図19に示されるモジュラーブロックの結合されたものは
、好ましくは直接にシール部材と接触して、シールジョイントを形成する。モジ
ュラーブロック902、950、952および954のそれぞれは、好ましくは
、横方向に隣接するモジュラーブロックからのモジュラーブロックの1つの分離
が、モジュラーブロックの任意の他のものの間に存在する、シールジョイントの
一体化を含まないように形状化される。
【0187】 システム901はまた、半導体処理チャンバ960を含み得る。流体フローは
好ましくは半導体プロセスチャンバ960へ、流体フローライン958を通じて
輸送される。流体フローライン958はまた、任意の数の配管部、バルブ、およ
び他の構成要素を含む。好ましい実施形態において、システム901は流体フロ
ーを、結合された一体化モジュラーブロックから、半導体処理チャンバへ輸送す
るように形状化され得る。
【0188】 モジュラー化学送達システムを使用した方法の1つの実施形態は、1つ以上の
上記要素を有し、流体フローをモジュラー化学送達システム901を通じて輸送
するために使用され得る。流体フローは、多数の水平横断方向にモジュラー化学
送達システム901を通じて輸送され得る。流体フローは、例えば、一体化モジ
ュラーブロック950、952および954の軸方向ボアホールを通じてシステ
ム901に入り得る。1つの実施形態において、流体フローは、モジュラーブロ
ック950の流体流路から、モジュラーブロック間のシールジョイントを通じて
、モジュラーブロック902の流体流路へ、モジュラーブロック950に輸送さ
れ得る。好ましくは、流体フローは次いで化学制御コンポーネント916へ、一
体化モジュラーブロック902の頂部表面における頂部ボアホールを通じて、輸
送され得る。制御コンポーネント916から、流体フローは次いで、一体化モジ
ュラーブロック902の頂部表面における第二頂部流体流路ボアホールを通じて
、一体化モジュラーブロック902へ輸送されて戻される。ポンピングを含む、
任意の多様な方法が使用され得て、システム901内で流体フローの輸送を実行
する。
【0189】 この方法は、流体フローをモジュラーブロックから、流体ライン958上の半
導体プロセスチャンバ960へ輸送する工程をさらに含む。加えて、一体化モジ
ュラーブロック902の第二流体流路は好ましくは、第二頂部ボアホールを有し
、そしてこの方法は好ましくは流体フローを、第二軸ボアホールから一体化モジ
ュラーブロック902の第二頂部ボアホールへ、シールを通過することなく輸送
する工程をさらに包含する。
【0190】 図20Aおよび20Bはそれぞれ、一体化モジュラーブロック1000の斜視
図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック1000は好ましくは、
2ポート入り口ロフト(loft)モジュラーブロックとして使用されるように
形状化される。一体化モジュラーブロック1000は好ましくは、第一上部軸方
向インターフェースフランジ1002含む。第一上部軸方向インターフェースフ
ランジ1002は好ましくは第一上部軸方向接続部位1006を含む。一体化モ
ジュラーブロック1000はまた、好ましくは第二低部軸方向インターフェース
フランジ1005を含む。第二軸方向インターフェースフランジ1005は好ま
しくは、第二低部軸方向接続部位1009を含む。流体流路1020は、第一上
部軸方向インターフェースフランジ1002の外部表面における軸方向ボアホー
ル、および一体化モジュラー1000の頂部表面における頂部ボアホールを有す
る。流体流路1021は、第二低部軸方向インターフェースフランジ1005の
外部表面における軸方向ボアホール、および一体化モジュラー1000の頂部表
面における頂部ボアホールを有する。
【0191】 図21Aおよび21Bは、それぞれ一体化モジュラーブロック1100の斜視
図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック1100は、2ポート入
口右モジュラーブロックを使用されるように形状化される。一体化モジュラーブ
ロック1100は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフランジを備
える。第1上部軸方向インターフェースフランジ1102は、好ましくは、第1
上部軸方向接続部位1106を備える。一体化モジュラーブロック1100はま
た、好ましくは第1下部軸方向インターフェースフランジ1104を備える。第
1下部軸方向インターフェースフランジ1104は、好ましくは、第1下部軸方
向接続部位1108を備える。
【0192】 流体流路1120は、第1上部軸方向インターフェースフランジ1102外表
面に軸方向のボアホールを有し、そして一体化モジュラーブロック1100の頂
部表面に頂部ボアホールを有する。流体流路1121は、第1下部軸方向インタ
ーフェースフランジ1104の外表面内に軸方向のボアホールおよび一体化モジ
ュラーブロック1100の頂部表面内に頂部ボアホールを有する。
【0193】 図22Aおよび22Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック1200の、
斜視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック1200は、2ポー
ト出口右モジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モジ
ュラーブロック1200は、好ましくは、第2上部軸方向インターフェースフラ
ンジ1203を含む。第2上部軸方向インターフェースフランジ1203は、好
ましくは、第1上部軸方向接続部位1207を含む。一体化モジュラーブロック
1200はまた、好ましくは、第2下部軸方向インターフェースフランジ120
5を含む。
【0194】 第2下部軸方向インターフェースフランジ1205は、好ましくは、第2下部
軸方向接続部位1209を含む。インターフェースウェブ1215は、上部軸方
向インターフェースフランジ1202から第2上部軸方向インターフェース12
03まで延びる。軸方向接続部位1209および軸方向接続部位1207の1つ
の両方は、インターフェースウェブ1215によって実質的に遮断される。流体
流路1220は、第2上部軸方向インターフェースフランジ1203の外表面内
に軸方向のボアホールを有し、そして一体化モジュラーブロック1200の頂部
表面内に頂部のボアホールを有する。流体流路1221は、第2下部軸方向イン
ターフェースフランジ1205の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そして
一体化モジュラーブロック1200の頂部表面内に頂部のボアホールを有する。
【0195】 図23Aおよび23Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック1300の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック1300は、2ポート
入口ティーモジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モ
ジュラーブロック1300は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフ
ランジ1302を含む。第1上部軸方向インターフェースフランジ1302は、
好ましくは、第1上部軸方向接続部位1306を含む。一体化モジュラーブロッ
ク1300はまた、好ましくは、第1下部軸方向インターフェースフランジ13
04および第2下部軸方向インターフェースフランジ1305を含む。第1下部
軸方向インターフェースフランジ1304は、好ましくは第1下部軸方向接続部
位1308を含む。第2下部軸方向インターフェースフランジ1305は、好ま
しくは、第2下部軸方向接続部位1309を含む。流体流路1320は、第1上
部軸方向インターフェースフランジ1302の外部表面内に軸方向のボアホール
を有し、一体化モジュラーブロック1300の頂部表面内に頂部のボアホールを
有する。流体流路1321は、第2下部軸方向インターフェースフランジ130
5の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そして流体流路1322は、第1下
部軸方向インターフェースフランジ1304の外表面内に軸方向のボアホールを
有する。流体流路1321および流体流路1322は、好ましくは、流体連絡し
、そしてこれらの両方とも流体流路1323内に導き、この流体流路1323は
、一体化モジュラーブロック1300の頂部表面内に頂部のボアホールを有する
【0196】 図24Aおよび24Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック1400の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック1400は、2ポート
出口左モジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モジュ
ラーブロック1400は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフラン
ジ1402を含む。第1上部軸方向インターフェースフランジ1402は、好ま
しくは、第1上部軸方向接続部位1406を含む。一体化モジュラーブロック1
400はまた、好ましくは、第2下部軸方向インターフェースフランジ1405
を含む。第2下部軸方向インターフェースフランジ1405は、好ましくは、第
2下部軸方向接続部位1409を含む。インターフェースウェブ1415は、第
1上部軸方向インターフェースフランジ1402から第2上部軸方向インターフ
ェースフランジ1403まで延びる。軸方向接続部位1406の1つは、インタ
ーフェースウェブ1415によって実質的に遮断され得る。流体流路1420は
、第1上部軸方向インターフェースフランジ1402の外表面内に軸方向のボア
ホールを有し、一体化モジュラーブロック1400の頂部表面内に頂部のボアホ
ールを有する。流体流路1421は、第2下部軸方向インターフェースフランジ
1405の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そして一体化モジュラーブロ
ック1400の頂部表面内に頂部のボアホールを有する。
【0197】 図25Aおよび25Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック1500の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック1500は、3ポート
ティーモジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モジュ
ラーブロック1500は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフラン
ジ1502および第2上部軸方向インターフェースフランジ1503を含む。第
1上部軸方向インターフェースフランジ1502は、好ましくは、第1上部軸方
向接続部位1506を含む。第2上部軸方向インターフェースフランジ1503
は、好ましくは、第2上部軸方向接続部位1507を含む。一体化モジュラーブ
ロック1500はまた、好ましくは、第1下部軸方向インターフェースフランジ
1504および第2下部軸方向インターフェースフランジ1505を含む。第1
下部軸方向インターフェースフランジ1504は、好ましくは、第1下部軸方向
接続部位1508を含む。第2下部軸方向インターフェースフランジ1505は
、好ましくは、第2下部軸方向接続部位1509を含む。流体流路1520は、
第2上部軸方向インターフェースフランジ1503の外表面内に軸方向のボアホ
ールを有し、そして一体化ブロック1500の頂部表面内に頂部のボアホールを
有する。流体流路1521は、第1下部軸方向インターフェースフランジ150
4の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そして一体化したモジュラーブロッ
ク1500の頂部表面内に頂部のボアホールを有する。流体流路1522は、第
1上部軸方向インターフェースフランジ1502の外表面内に軸方向のボアホー
ルを有し、そして一体化モジュラーブロック1500の頂部表面内に頂部のボア
ホールを有する。
【0198】 図26Aおよび26Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック1600の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック1600は、3ポート
右モジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モジュラー
ブロック1600は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフランジ1
602および第2上部軸方向インターフェースフランジ1603を含む。第1上
部軸方向インターフェースフランジ1602は、好ましくは、第1上部軸方向接
続部位1606を含む。第2上部軸方向インターフェースフランジ1603は、
好ましくは、第2上部軸方向接続部位1607を含む。一体化モジュラーブロッ
ク1600はまた、好ましくは、第1下部軸方向インターフェースフランジ16
04を含む。第1下部軸方向インターフェースフランジ1604は、好ましくは
、第1下部軸方向接続部位1608を含む。流体流路1620は、第2上部軸方
向インターフェースフランジ1603の外表面内に軸方向のボアホールを有し、
そして一体化ブロック1600の頂部表面内に頂部のボアホールを有する。
【0199】 流体流路1621は、第1下部軸方向インターフェースフランジ1604の外
表面内に軸方向のボアホールを有し、そして一体化したモジュラーブロック16
00の頂部表面内に頂部のボアホールを有する。流体流路1622は、第1上部
軸方向インターフェースフランジ1602の外表面内に軸方向のボアホールを有
し、そして一体化モジュラーブロック1600の頂部表面内に頂部のボアホール
を有する。
【0200】 図27Aおよび27Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック1700の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック1700は、3ポート
左モジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モジュラー
ブロック1700は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフランジ1
702および第2上部軸方向インターフェースフランジ1703を含む。第1上
部軸方向インターフェースフランジ1702は、好ましくは、第1上部軸方向接
続部位1706を含む。第2上部軸方向インターフェースフランジ1703は、
好ましくは、第2上部軸方向接続部位1707を含む。一体化モジュラーブロッ
ク1700はまた、好ましくは、第2下部軸方向インターフェースフランジ17
05を含む。第2下部軸方向インターフェースフランジ1705は、好ましくは
、第2下部軸方向接続部位1709を含む。流体流路1720は、第1上部軸方
向インターフェースフランジ1702の外表面内に軸方向のボアホールを有し、
そして一体化ブロック1700の頂部表面内に頂部のボアホールを有する。流体
流路1721は、第2上部軸方向インターフェースフランジ1703の外表面内
に軸方向のボアホールを有し、そして一体化したモジュラーブロック1700の
頂部表面内に頂部のボアホールを有する。流体流路1722は、第2下部軸方向
インターフェースフランジ1705の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そ
して一体化モジュラーブロック1700の頂部表面内に頂部のボアホールを有す
る。
【0201】 図28Aおよび28Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック1800の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック1800は、2ポート
出口ティーモジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モ
ジュラーブロック1800は、好ましくは、第2上部軸方向インターフェースフ
ランジ1803を含む。第2上部軸方向インターフェースフランジ1803は、
好ましくは、第2上部軸方向接続部位1807を含む。一体化モジュラーブロッ
ク1800はまた、好ましくは、第1下部軸方向インターフェースフランジ18
04および第2下部軸方向インターフェースフランジ1805を含む。第1下部
軸方向インターフェースフランジ1804は、好ましくは、第1下部軸方向接続
部位1808を含む。第2下部軸方向インターフェースフランジ1805は、好
ましくは、第2下部軸方向接続部位1809を含む。インターフェースウェブ1
815は、第1上部軸方向インターフェースフランジ1803から第2上部軸方
向インターフェースフランジ1804までの間で部分的に延びる。軸方向接続部
位1808の1つおよび軸方向接続部位1807の1つは、実質的にインターフ
ェースウェブ1815によって遮断される。流体流路1820は、第2上部軸方
向インターフェースフランジ1803の外表面内に軸方向のボアホールを有し、
そして一体化モジュラーブロック1800の頂部表面内に頂部のボアホールを有
する。流体流路1821は、第2下部軸方向インターフェースフランジ1805
の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そして流体流路1822は、第1軸方
向インターフェースフランジ1804の外表面内に軸方向のボアホールを有する
。流体流路1821および流体流路1822は、好ましくは、流体連絡し、そし
てこれらの両方とも流体流路1823内に導き、この流体流路1823は、一体
化モジュラーブロック1800の頂部表面内に頂部のボアホールを有する。
【0202】 図29Aおよび29Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック1900の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック1900は、下流ヘッ
ダーティーモジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モ
ジュラーブロック1900は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフ
ランジ1902および第2上部軸方向インターフランジ1903を含む。第1上
部軸方向インターフェースフランジ1902は、好ましくは、第1上部軸方向接
続部位1906を含む。第2上部軸方向インターフェースフランジ1903は、
好ましくは、第2上部軸方向接続部位1907を含む。一体化モジュラーブロッ
ク1900はまた、好ましくは、第1下部軸方向インターフェースフランジ19
04および第2下部軸方向インターフェースフランジ1905を含む。第1下部
軸方向インターフェースフランジ1904は、好ましくは、第1下部軸方向接続
部位1908を含む。第2下部軸方向インターフェースフランジ1905は、好
ましくは、第2下部軸方向接続部位1909を含む。流体流路1922は、第2
上部軸方向インターフェースフランジ1903の外表面内に軸方向のボアホール
を有し、そして一体化モジュラーブロック1900の頂部表面内に頂部のボアホ
ールを有する。流体流路1920は、第1上部軸方向インターフェースフランジ
1902の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そして一体化モジュラーブロ
ック1900の頂部表面に頂部のボアホールを有する。流体流路1921は、第
1下部軸方向インターフェースフランジ1904の外表面内に軸方向のボアホー
ルを有し、流体流路1920と流体連絡する。
【0203】 図30Aおよび30Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック2000の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック2000は、下流ヘッ
ダー左モジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モジュ
ラーブロック2000は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフラン
ジ2002および第2上部軸方向インターフェースフランジ2003を含む。第
1上部軸方向インターフェースフランジ2002は、好ましくは、第1上部軸方
向接続部位2006を含む。第2上部軸方向インターフェースフランジ2003
は、好ましくは、第2上部軸方向接続部位2007を含む。一体化モジュラーブ
ロック2000はまた、好ましくは、第2下部軸方向インターフェースフランジ
2005を含む。第2下部軸方向インターフェースフランジ2005は、好まし
くは、第2下部軸方向接続部位2008を含む。流体流路2021は、第2上部
軸方向インターフェースフランジ2003の外表面内に軸方向のボアホールを有
し、そして一体化モジュラーブロック2000の頂部表面内に頂部のボアホール
を有する。流体流路2020は、第1上部軸方向インターフェースフランジ20
02の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そして一体化モジュラーブロック
2000の頂部表面に頂部のボアホールを有する。流体流路2022は、第2下
部軸方向インターフェースフランジ2005の外表面内に軸方向のボアホールを
有し、好ましくは流体流路2020と流体連絡する。
【0204】 図31Aおよび31Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック2100の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック2100は、下流ヘッ
ダー右モジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モジュ
ラーブロック2000は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフラン
ジ2102および第2上部軸方向インターフェースフランジ2103を含む。第
1上部軸方向インターフェースフランジ2102は、好ましくは、第1上部軸方
向接続部位2106を含む。第2上部軸方向インターフェースフランジ2103
は、好ましくは、第2上部軸方向接続部位2107を含む。一体化モジュラーブ
ロック2100はまた、好ましくは、第1下部軸方向インターフェースフランジ
2104を含む。第1下部軸方向インターフェースフランジ2104は、好まし
くは、第1下部軸方向接続部位2108を含む。流体流路2121は、第2上部
軸方向インターフェースフランジ2103の外表面内に軸方向のボアホールを有
し、そして一体化モジュラーブロック2100の頂部表面内に頂部のボアホール
を有する。流体流路2120は、第1上部軸方向インターフェースフランジ21
02の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そして一体化モジュラーブロック
2100の頂部表面に頂部のボアホールを有する。流体流路2122は、第1下
部軸方向インターフェースフランジ2104の外表面内に軸方向のボアホールを
有し、好ましくは流体流路2120と流体連絡する。
【0205】 図32Aおよび32Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック2200の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック2200は、上流ヘッ
ダーティーモジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モ
ジュラーブロック2200は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフ
ランジ2202および第2上部軸方向インターフェースフランジ2203を含む
。第1上部軸方向インターフェースフランジ2202は、好ましくは、第1上部
軸方向接続部位2206を含む。第2上部軸方向インターフェースフランジ22
03は、好ましくは、第2上部軸方向接続部位2207を含む。一体化モジュラ
ーブロック2200はまた、好ましくは、第1下部軸方向インターフェースフラ
ンジ2204および第2下部軸方向インターフェースフランジ2205を含む。
第1下部軸方向インターフェースフランジ2204は、好ましくは、第1下部軸
方向接続部位2208を含む。第2下部軸方向インターフェースフランジ220
5は、好ましくは第2下部軸方向接続部位2209を含む。流体流路2220は
、第1上部軸方向インターフェースフランジ2202の外表面内に軸方向のボア
ホールを有し、そして一体化モジュラーブロック2200の頂部表面内に頂部の
ボアホールを有する。流体流路2221は、第2上部軸方向インターフェースフ
ランジ2203の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そして一体化モジュラ
ーブロック2200の頂部表面内に頂部のボアホールを有する。流体流路222
2は、第1下部軸方向インターフェースフランジ2204の外表面内に軸方向の
ボアホールを有し、そして流体流路2223は、第2下部軸方向インターフェー
スフランジ2205の外部表面内に軸方向のボアホールを有する。流体流路22
22および流体流路2223は、好ましくは流体連絡し、そしてこの両方とも流
体流路2221内に導かれる。
【0206】 図33Aおよび33Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック2300の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック2300は、上流ヘッ
ダー左モジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モジュ
ラーブロック2300は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフラン
ジ2302および第2上部軸方向インターフェースフランジ2303を含む。第
1上部軸方向インターフェースフランジ2302は、好ましくは、第1上部軸方
向接続部位2306を含む。第2上部軸方向インターフェースフランジ2303
は、好ましくは、第2上部軸方向接続部位2307を含む。一体化モジュラーブ
ロック2300はまた、好ましくは、第2下部軸方向インターフェースフランジ
2305を含む。第2下部軸方向インターフェースフランジ2305は、好まし
くは、第2下部軸方向接続部位2309を含む。流体流路2320は、第1上部
軸方向インターフェースフランジ2302の外表面内に軸方向のボアホールを有
し、そして一体化モジュラーブロック2300の頂部表面内に頂部のボアホール
を有する。流体流路2322は、第2上部軸方向インターフェースフランジ23
03の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そして一体化モジュラーブロック
2300の頂部表面に頂部のボアホールを有する。流体流路2321は、第2下
部軸方向インターフェースフランジ2305の外表面内に軸方向のボアホールを
有し、好ましくは流体流路2322と流体連絡する。
【0207】 図34Aおよび34Bは、それぞれ、一体化モジュラーブロック2400の斜
視図および部分断面図である。一体化モジュラーブロック2400は、上流ヘッ
ダー右モジュラーブロックとして使用されるように形状化される。一体化モジュ
ラーブロック2400は、好ましくは、第1上部軸方向インターフェースフラン
ジ2402および第2上部軸方向インターフェースフランジ2403を含む。第
1上部軸方向インターフェースフランジ2402は、好ましくは、第1上部軸方
向接続部位2406を含む。第2上部軸方向インターフェースフランジ2403
は、好ましくは、第2上部軸方向接続部位2407を含む。一体化モジュラーブ
ロック2400はまた、好ましくは、第1下部軸方向インターフェースフランジ
2404を含む。第1下部軸方向インターフェースフランジ2404は、好まし
くは、第1下部軸方向接続部位2408を含む。流体流路2420は、第1上部
軸方向インターフェースフランジ2402の外表面内に軸方向のボアホールを有
し、そして一体化モジュラーブロック2400の頂部表面内に頂部のボアホール
を有する。流体流路2421は、第2上部軸方向インターフェースフランジ24
03の外表面内に軸方向のボアホールを有し、そして一体化モジュラーブロック
2400の頂部表面に頂部のボアホールを有する。流体流路2422は、第1下
部軸方向インターフェースフランジ2404の外表面内に軸方向のボアホールを
有し、好ましくは流体流路2421と流体連絡する。
【0208】 図35Aおよび図35Bは、それぞれ一体化モジュラーブロック2600の斜
視図および部分断面図であり、一体化モジュラーブロック2600は、ポンプ/
パージT字型モジュラーブロックとして使用されるように形成される。一体化モ
ジュラーブロック2600は、好適には、第1上部軸インターフェースフランジ
2602および第2上部軸インターフェースフランジ2603を備える。第1上
部軸インターフェースフランジ2602は、好適には第1上部軸接続位置260
6を備える。第2上部軸インターフェースフランジ2603は、好適には第2上
部軸接続位置2607を備える。一体化モジュラーブロック2600はまた、好
適には第1下部軸インターフェースフランジ2604および第2下部軸インター
フェースフランジ2605を備える。第1下部軸インターフェースフランジ26
04は、好適には第1下部軸接続位置2608を備える。第2下部軸インターフ
ェースフランジ2605は、好適には第2下部軸接続位置2609を備える。イ
ンターフェースェブ2615は、第1上部軸インターフェースフランジ2602
と第2上部軸インターフェースフランジ2603との間に部分的に拡張する。軸
接続位置2609の両方、軸接続位置2607の1つおよび軸接続位置2606
の1つは、インターフェースェブ2615によって実質的に妨害される。流体流
路2620は、第1上部軸インターフェースフランジ2602の外部表面におい
て軸ボアホールを有し、流体流路2621は、第2上部軸インターフェースフラ
ンジ2603の外部表面において軸ボアホールを有する。さらに流体流路262
2は、第1下部軸インターフェースフランジ2604の外部表面において軸ボア
ホールを有し、流体流路2623は、第2下部軸インターフェースフランジ26
05の外部表面において軸ボアホールを有する。流体流路2620、2621、
2622、および2623は、好適には全て流体連絡しており、一体化モジュラ
ーブロック2600の頂部表面において頂部ボアホールに入る。
【0209】 図36Aおよび図36Bは、それぞれ一体化モジュラーブロック2700の斜
視図および部分断面図であり、一体化モジュラーブロック2700は、ポンプ/
パージ左モジュラーブロックとして使用するように形成される。一体化モジュラ
ーブロック2700は、好適には、第1上部軸インターフェースフランジ270
2および第2上部軸インターフェースフランジ2703を備える。第1上部軸イ
ンターフェースフランジ2702は、好適には第1上部軸接続位置2706を備
える。第2上部軸インターフェースフランジ2703は、好適には第2上部軸接
続位置2707を備える。一体化モジュラーブロック2700はまた、好適には
第2下部軸インターフェースフランジ2705を備える。第2下部軸インターフ
ェースフランジ2705は、好適には第2下部軸接続位置2709を備える。イ
ンターフェースェブ2715は、第1上部軸インターフェースフランジ2702
と第2上部軸インターフェースフランジ2703との間で部分的に拡張する。軸
接続位置2707の1つおよび軸接続位置2706の1つは、インターフェース
ェブ2715によってモジュラーブロック2700の表面から実質的に妨害され
る。流体流路2720は、第1上部軸インターフェースフランジ2702の外部
表面において軸ボアホールを有し、流体流路2721は、第2上部軸インターフ
ェースフランジ2703の外部表面において軸ボアホールを有する。流体流路2
720および流体フロー2721は、好適には流体連絡し、一体化モジュラーブ
ロック2700の頂部表面において頂部ボアホールに入る。流体流路2722は
、第2下部軸インターフェースフランジ2705の外部表面における軸ボアホー
ル、および一体化モジュラーブロック2700の頂部表面における頂部ボアホー
ルを有する。
【0210】 図37Aおよび図37Bは、それぞれ一体化モジュラーブロック2800の斜
視図および部分断面図であり、一体化モジュラーブロック2800は、ポンプ/
パージの右モジュラーブロックとして使用するように形成される。一体化モジュ
ラーブロック2800は、好適には、第1上部軸インターフェースフランジ28
02および第2上部軸インターフェースフランジ2803を備える。第1上部軸
インターフェースフランジ2802は、好適には第1上部軸接続位置2806を
備える。第2上部軸インターフェースフランジ2803は、好適には第2上部軸
接続位置2807を備える。一体化モジュラーブロック2800はまた、好適に
は第1下部軸インターフェースフランジ2804を備える。第1下部軸インター
フェースフランジ2804は、好適には第1下部軸接続位置2808を備える。
インターフェースェブ2815は、第1上部軸インターフェースフランジ280
2と第2上部軸インターフェースフランジ2803との間で部分的に拡張する。
軸接続位置2808の両方、軸接続位置2807の1つおよび軸接続位置280
6の1つは、インターフェースェブ2815によって、モジュラーブロック28
00の頂部表面から実質的に妨害される。流体流路2820および流体フロー2
821は、好適には流体連絡において存在し、一体化モジュラーブロック280
0の頂部表面における頂部ボアホールに入る。流体流路2822は、第1下部軸
インターフェースフランジ2804の外部表面における軸ボアホール、および一
体化モジュラーブロック2800の頂部表面において頂部ボアホールを有する。
【0211】 図38Aおよび図38Bは、それぞれ頂部通過モジュラーブロック2900の
斜視図および部分断面図である。頂部通過モジュラーブロック2900は、それ
を通る流体フローを方向付けるように形成される。頂部通過モジュラーブロック
2900は、例えば頂部通過モジュラーブロック2900が、一体化されたモジ
ュラーブロックの上部インターフェースフランジに接続することを可能にするよ
うに形成された軸接続位置2904を備える。頂部通過モジュラーブロックは、
取り付けブラッケットが頂部通過モジュラーブロック2900に接触することを
可能にするよう形成されたブラッケットホール2902を備える。
【0212】 図39Aおよび図39Bは、それぞれ底部通過モジュラーブロック2950の
斜視図および部分断面図である。底部通過モジュラーブロック2950は、それ
を通る流体フローを方向付けるよう形成される。底部通過モジュラーブロック2
950は、底部通過モジュラーブロック2950が、例えば一体化されたモジュ
ラーブロック(統合されたモジュラーブロックも呼ばれ得る)の下部インターフ
ェースフランジに接続することを可能にするように形成された軸接続位置295
2を備える。
【0213】 図40Aおよび図40Bは、それぞれ汎用モジュラーブロック3000の斜視
図および部分断面図である。汎用モジュラーブロック3000は、汎用モジュラ
ーブロック3000を通して流体フローを方向付けるよう形成される。汎用モジ
ュラーブロック3000は、汎用モジュラーブロック3000が、例えば側面方
向に隣接する一体化されたモジュラーブロックに接続することを可能にするため
軸接続位置3002を備える。汎用モジュラーブロック3000は、取り付けブ
ラケットが汎用モジュラーブロック3000に接触することを可能にするよう形
成されるブラケットホール3004を備える。
【0214】 図41Aおよび図41Bは、それぞれMFC出口ブロック3100の斜視図お
よび部分断面図である。MFC出口ブロック3100は、隣接したモジュラーブ
ロックに側面方向に接続され得る。さらに、MFC出口ブロック3100は、M
FCと接触するよう形成される。
【0215】 図42Aおよび図42Bは、それぞれMFC入口ブロック3200の斜視図お
よび部分断面図である。MFC入口ブロック3200は、隣接したモジュラーブ
ロックに側面方向に接続され得る。さらに、MFC入口ブロック3200は、M
FCと接触するよう形成される。
【0216】 図43Aおよび図43Bは、それぞれ頂部VCRTM取付金具3400の斜視図
および部分断面図である。頂部VCRTM取付金具3400は、モジュラーブロッ
ク頂部表面に接触するように形成される。
【0217】 図44Aおよび図44Bはそれぞれ、モジュラーブロックの頂部表面と接触す
るよう形成された通過キャップ3500の斜視図および部分断面図である。通過
キャップ3500は、取り付けられたモジュラーブロックを介して流体フローを
通過させるように使用され得る。
【0218】 図45は、本明細書で記載されるモジュラーブロックとともに使用されるよう
形成されたシールの斜視図である。コンポーネントインターフェースシール36
00は、モジュラーブロックの頂部表面と化学制御コンポーネントの底部表面と
の間で使用されるように形成された2ポートシールである。コンポーネントイン
ターフェースシール3602は、モジュラーブロックの頂部表面と化学制御コン
ポーネントの底部表面との間で使用されるように形成された3ポートシールであ
る。MFCシール3604は、モジュラーブロックの頂部表面とMFCの底部表
面との間で使用されるように形成される。軸シール3606は、側面方向に隣接
するモジュラーブロックの軸インターフェイス間で使用されるよう形成される。
全ての上記シールは、ニッケルおよびステンレス鋼を含む様々な化学的抵抗性金
属から作製され得る。
【0219】 図46は、本明細書で記載されたモジュラーブロックとともに使用されるよう
に形成された、ブラケットアセンブリ3608、止め座金3610、ならびにフ
ァスナー3612および3614の斜視図である。ブラケットアセンブリ360
8は、モジュラーブロックにおけるブラケットホールおよびモジュラーブロック
を取り付けるための支持構造に接続されるように形成される。止め座金3610
は、ファスナー(例えばファスナー3612および3614)の軸上で使用され
るよう形成される。ファスナー3612および3614は、隣接するモジュラー
ブロック対および/または別のコンポーネントに対して1つのモジュラーブロッ
クで形成されるファスナーである。例えば、ファスナー3612および3614
は、局部的側面対側面ファスナー、上面から下面まで貫通する(top−to−
bottom)ファスナー、化学制御コンポーネントファスナー、または取り付
けファスナーであり得る。ファスナー3612および3614は、ねじ山付きま
たはねじ山付きでないファスナーであり得、スクリュー、あるいは、ボルトおよ
び/またはナットを備え得る。
【0220】 図47は、本明細書で記載されたモジュラーブロックとともに使用されるよう
に形成された、入り口取付金具の斜視図である。右底部取付金具3700は、右
底部取付金具3700がモジュラーブロックと接続されることを可能にするよう
形成された軸接続位置3701を備える。左底部取付金具3702は、左底部取
付金具3702がモジュラーブロックに接続されることを可能にするよう形成さ
れた軸接続位置3703を備える。管状突起入口3704は、管状突起入口37
04がモジュラーブロックに接続されることを可能にするよう形成される軸接続
領域3740、および取り付けブラケットが、管状突起入口3704に接続され
ることが可能にするよう形成されるブラケットホール3742を備える。管状突
起出口3706は、管状突起出口3706がモジュラーブロックに接続されるこ
とを可能にするよう形成される軸接続位置3760および取付ブラケットが、管
状突起出口3706に接続されることを可能にするよう形成されたブラケットホ
ール3762を備える。入口取付金具3708は、入口取付金具3708がモジ
ュラーブロックに接続されることを可能にするよう形成される軸接続位置378
0、および取り付けブラケットが入口取付金具3708に接触することを可能に
する形成されたブラケットホール3782を備える。出口取付金具3710は、
出口取付金具3710がモジュラーブロックに接続されることを可能にするよう
形成される軸接続位置3790、および取り付けブラケットが出口取付金具37
10に接触することを可能にするように形成されたブラケットホール3792を
備える。全ての上記部品は、モジュラー化学送達システムの部品として使用され
得る。
【0221】 本発明の様々な局面のさらなる変更および改変実施態様は、本記載の観点にお
いて当業者に対して明白である。したがって本記載は、例示的なもののみとして
形成され、本発明を実施することに関して一般的態様を当業者に教示するために
存在する。本明細書に記載され、示された本発明の形態が、現在好適な実施形態
としてみなされることが理解される。要素および材料は、本明細書で記載され、
かつ例示される、要素および材料と代替され得、部品およびプロセスは逆転され
得、本発明のある特徴は、独立に利用され得、これら全てが本発明の記載の利益
を受けた後で当業者に明白になる。変動が上記の特許請求の範囲で記載されるよ
うな本発明の意図および範囲から逸脱することなく本明細書で記載される要素に
おいてなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、エッチプロセスツールのための従来のガス送達システムの上面図であ
る。
【図2】 図2は、個々のモジュラーブロックを共に閉めるのに十分な長さのボルトを使
用する、モジュラーブロックアセンブリの斜視図である。
【図3A】 図3Aは、個々のブロックの局在化したボルトを使用するモジュラーブロック
アセンブリの断面図であり、ここで、個々のボルトは、各ブロックの他の部分に
より遮断される。
【図3B】 図3Bは、図3Aにおいて示される基板設計の上面である。
【図4A】 図4Aは、1つの実施態様に従う、両方向および横方向のフローレジメを有す
るモジュラーブロックアセンブリの斜視図である。
【図4B】 図4Bは、図4Aのモジュラーブロックアセンブリの一部切り取り断面図であ
る。
【図5A】 図5Aは、1つの実施態様に従う、上層モジュラーブロックが、側方隣接の上
層ブロックに連結されている、モジュラーブロックアセンブリの上面図である。
【図5B】 図5Bは、ラインA−Aに沿った、図5Aのモジュラーブロックアセンブリの
側面図である。
【図6】 図6は、下敷き下層ブロックに上層ブロックの第2の1つをマウントした後の
、図5Aのモジュラーブロックアセンブリの上面図である。
【図7A】 図7Aは、図6に示されたブロックに類似のモジュラーブロックの上面図であ
る。
【図7B】 図7Bは、ラインB−Bに沿った、図7Aに示されるモジュラーブロックの1
つの断面図である。
【図8】 図8は、1つの実施態様に従う、下層モジュラーブロックアセンブリの上面図
である。
【図9A】 図9Aは、図8に示される下層モジュラーブロックの1つの上面図である。
【図9B】 図9Bは、ラインC−Cに沿った、図9Aに示される下層モジュラーブロック
の断面図である。
【図10A】 図10Aは、1つの実施態様に従う、多層モジュラーブロックアセンブリの斜
視図である。
【図10B】 図10Bは、図10Aに示されるモジュラーブロックアセンブリの分解図であ
る。
【図11】 図11は、1つの実施態様に従う、モジュラー化学的送達システムの斜視図で
ある。
【図12】 図12は、図11に示されるモジュラー化学的送達システムの斜視図であり、
ここで、表面にマウントされた化学制御コンポーネントは上層モジュラーブロッ
クから取り除かれる。
【図13】 図13は、図12に示されるモジュラー化学的送達システムの斜視図であり、
ここで、モジュラーブロックをマウントするためのマウントファスナーが取り除
かれる。
【図14】 図14は、図13において示されるモジュラー化学的送達システムの斜視図で
あり、ここで、頂部から底部までのファスナーは取り除かれている。
【図15】 図15は、図14において示されるモジュラー化学的送達システムの斜視図で
あり、ここで、上層ブロックは取り除かれている。
【図16】 図16は、図15において示されるモジュラー化学的送達システムの斜視図で
あり、ここで、下層ブロックは取り除かれている。
【図17A】 図17Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラー化学的送達ブロックの
斜視図である。
【図17B】 図17Bは、図17Aにおいて示される、一体化モジュラーブロックの一部切
り取り断面図である。
【図17C】 図17Cは、図17Aにおいて示される、一体化モジュラーブロックの側面図
である。
【図17D】 図17Dは、図17Aにおいて示される、一体化モジュラーブロックの上面図
である。
【図17E】 図17Eは、図17Aにおいて示される、一体化モジュラーブロックの正面図
である。
【図18A】 図18Aは、1つの実施態様に従う、モジュラーブロックアセンブリの斜視図
である。
【図18B】 図18Bは、図18Aにおいて示される、モジュラーブロックアセンブリの分
解図である。
【図19】 図19は、図18Aおよび図18Bのモジュラーブロックアセンブリを組み込
む化学的送達システムの斜視図である。
【図20A】 図20Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図20B】 図20Bは、図20Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図21A】 図21Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図21B】 図21Bは、図21Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図22A】 図22Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図22B】 図22Bは、図22Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図23A】 図23Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図23B】 図23Bは、図23Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図24A】 図24Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図24B】 図24Bは、図24Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図25A】 図25Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図25B】 図25Bは、図25Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図26A】 図26Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図26B】 図26Bは、図26Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図27A】 図27Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図27B】 図27Bは、図27Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図28A】 図28Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図28B】 図28Bは、図28Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図29A】 図29Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図29B】 図29Bは、図29Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図30A】 図30Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図30B】 図30Bは、図30Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図31A】 図31Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図31B】 図31Bは、図31Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図32A】 図32Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図32B】 図32Bは、図32Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図33A】 図33Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図33B】 図33Bは、図33Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図34A】 図34Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図34B】 図34Bは、図34Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図35A】 図35Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図35B】 図35Bは、図35Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図36A】 図36Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図36B】 図36Bは、図36Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図37A】 図37Aは、1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜視図であ
る。
【図37B】 図37Bは、図37Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図38A】 図38Aは、1つの実施態様に従う、上部パススルーのモジュラーブロックの
斜視図である。
【図38B】 図38Bは、図38Aの上部パススルーのモジュラーブロックの部分断面図で
ある。
【図39A】 図39Aは、1つの実施態様に従う、底部パススルーのモジュラーブロックの
斜視図である。
【図39B】 図39Bは、図39Aの底部パススルーのモジュラーブロックの部分断面図で
ある。
【図40A】 図40Aは、1つの実施態様に従う、上部アクセス可能なモジュラーブロック
の斜視図である。
【図40B】 図40Bは、図40Aの上部アクセス可能なモジュラーブロックの部分断面図
である。
【図41A】 図41Aは、1つの実施態様に従う、MFC出口ブロックの斜視図である。
【図41B】 図41Bは、図41AのMFC出口ブロックの部分断面図である。
【図42A】 図42Aは、1つの実施態様に従う、MFC入口ブロックの斜視図である。
【図42B】 図42Bは、図42AのMFC入口ブロックの部分断面図である。
【図43A】 図43Aは、1つの実施態様に従う、モジュラーブロックの上面とインターフ
ェースで連結するように構成されるTop VCRTMフィッティングの斜視図で
ある。
【図43B】 図43Bは、図43AのTop VCRTMフィッティングの部分断面図である
【図44A】 図44Aは、1つの実施態様に従う、モジュラーブロックの上面とインターフ
ェースで連結するように構成されるパススルーのキャップの斜視図である。
【図44B】 図44Bは、図43Aのパススルーのキャップの部分断面図である。
【図45】 図45は、本明細書中に記載されるモジュラーブロックとともに使用されるよ
うに構成されるシールの斜視図である。
【図46】 図46は、本明細書中に記載されるモジュラーブロックとともに使用されるよ
うに構成される、ブラケットアセンブリ、ロックワッシャー、およびファスナー
の斜視図である。
【図47】 図47は、本明細書中に記載されるモジュラーブロックとともに使用されるよ
うに構成される、フィテッィングの斜視図である。
【図48A】 図48Aは、1つの実施態様に従う、上部アクセス可能なモジュラーブロック
の斜視図である。
【図48B】 図48Bは、図48aに示される、上部アクセス可能なモジュラーブロックの
図の上面図である。
【図48C】 図48Cは、図48aに示される、上部アクセス可能なモジュラーブロックの
図の正面図である。
【図48D】 図48Dは、図48aに示される、上部アクセス可能なモジュラーブロックの
図の背面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月26日(2000.7.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 (要旨) 本発明の種々の局面が特許請求の範囲において規定される。本発明の実施態様
により、それを通して流体フローを方向付けるよう構成された、頂部からアクセ
ス可能なモジュラー化学送達ブロックが提供される。概略的に言えば、頂部から
アクセス可能なモジュラーブロックとは、頂部からアクセス可能なモジュラーブ
ロックの真上からのアクセスを使用して、隣接するモジュラーブロックに結合さ
れるかまたは外され得るものである。好ましい実施態様において、頂部からアク
セス可能なモジュラー化学送達ブロックは、モジュラーブロックが横方向に隣接
するモジュラーブロックと結合されることを可能とするよう構成された、軸接続
位置を含む。この軸接続位置の内部表面は、好ましくは、この軸接続位置の外部
表面と実質的に平行であり、そしてモジュラーブロックの他の部分によって、モ
ジュラーブロックの頂部表面から妨害されない。この構成は、好ましくは、軸接
続位置がモジュラーブロックの真上からアクセスされることを、可能とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 複数の水平で横方向に通る複数の流路は、多層モジュラーブロックアセンブリ
において使用するための、頂部層モジュラーブロックまたは下部層モジュラーブ
ロックとして構成された、モジュラーブロックによって提供され得る。これら頂
部層および下部層は、下にある下部層ブロックに接続された頂部層ブロックの多
層アセンブリが、複数の、水平方向に横断する方向に、流体フローを方向付け得
るように、構成され得る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 それとは反対に、本発明の一つの実施態様は、そこを通って多方向性流体フロ
ーを方向付けるように構成された一体化モジュラーブロックを提供する。本明細
書中に記載される一体化モジュラーブロックは、好ましくは、第1および第2軸
ボアホールを有する第1および第2流体流路を含む。第2流体流路の基底部分は
、好ましくは、第1流体流路の基底部分の直下にある。第1流体流路は、少なく
とも部分的に第1方向に、一体化モジュラーブロックを通って流体フローを運搬
するように構成され得、そして、第2流体流路は、少なくとも部分的に第2方向
(第1方向に対して水平に横の)に、このモジュラーブロックを通って流体フロ
ーを運搬するように構成され得る。本明細書で言及されるような、水平に横の方
向は、無限に伸長されそしてこのブロックの上から見られる場合に、交差するよ
うに見えるものであり得る。好ましい実施態様において、第1方向および第2方
向は、実質的に平行な平面上に横たわるが、これらの方向自体は平行でない。好
ましくは、第1および第2方向は、実質的に、水平に垂直である。さらに、第2
および第1方向は、好ましくは、上面に対して実質的に平行である。一体化モジ
ュラーブロックは、さらに、第1軸ボアホールおよび第2軸ボアホールに側方に
隣接する他のモジュラーブロックへ連結されるように構成され得る。多方向性フ
ローは、上述の多層モジュラーブロックシステムを使用して得られ得、一方、多
方向性流体フローを提供するように構成された一体化されたモジュラーブロック
は、例えば多方向性流体フローが可能である多層モジュラーブロックアセンブリ
に対して、いくつかの利点を有し得る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】 本発明の例示の実施態様が添付の図面の図17A〜48Dを参照して、本明細
書中以後で記載される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】 第1軸インターフェースフランジは、複数の軸ファスナー受容要素を備え得る
。第1軸インターフェースフランジは、一対の第1軸接続位置を備える。この1
対の第1軸接続位置は、第1軸ボアホールの反対側面に配置され得、そして好ま
しくは第1軸ボアホールの反対側面上に対称的に配置される。第1軸接続位置は
好ましくは、第1軸インターフェースフランジの外面から内面に各々延びている
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】 上部アクセス可能なモジュラーブロックは、複数の軸インターフェースフラン
ジを備え得る。好ましくは、上部アクセス可能なモジュラーブロックは、第1お
よび第2の軸インターフェースフランジを備え、この各々は、内面および外面を
有する。第2軸インターフェースフランジは、第1軸インターフェースフランジ
の形状に類似のいくつかの形状を有し得る。第1軸インターフェースフランジお
よび第2軸インターフェースフランジは、モジュラーブロックの側面構造体であ
り得、そこに側方隣接のモジュラーブロックが連結され得る。第1および第2の
軸インターフェースフランジは好ましくは、反対方向に配置される。第1軸イン
ターフェースフランジは好ましくは、モジュラーブロックが化学的送達システム
に組み込まれる場合、そこから流体フローがこのブロックを出るような方向で配
向されるように構成される。第2軸インターフェースフランジは好ましくは、モ
ジュラーブロックが化学的送達システムに組み込まれる場合、流体フローがこの
ブロックに入るような方向で配向されるように構成される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】 第1軸インターフェースフランジは好ましくは、局部的側面対側面ファスナー
が、第1軸インターフェースフランジ中に位置される第1軸ファスナー受容要素
の内部開口部を通って、側方隣接のモジュラーブロックの第2軸インターフェー
スフランジ中に位置される第2ファスナー受容要素の外部開口部へと挿入され得
るように、構成される。同様に、第2軸インターフェースフランジは好ましくは
、局部的側面対側面ファスナーが、側方隣接のモジュラーブロックの第1軸ファ
スナー受容要素の内部開口部を通って、第2軸インターフェースフランジ中に位
置される第2ファスナー受容要素の外部開口部へと挿入され得るように、構成さ
れる。この達成を助けるために、第1および第2の軸ファスナー受容要素のチャ
ンネルは、ポラライズ(polarize)され得る。第2軸ファスナー受容要
素のチャンネルは、ねじ山が付けられる。さらに、第1軸ファスナー受容要素の
チャンネルは好ましくは実質的にテクスチャ加工されていない(untextu
re)。結果的に、局部的側面対側面ファスナーは、側方隣接のモジュラーブロ
ックの第2軸ファスナー受容要素へとねじ山付き可能に挿入されるような著しい
抵抗なく、第1軸ファスナー受容要素を著しい抵抗なく通り得る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】 複数のモジュラーブロックの各々は、好ましくは、第1軸接続位置を含む第1
軸インターフェースフランジを含み、これは、モジュラーブロックが、側方向で
隣接したモジュラーブロックに連結されることを可能とするように設定される。
この第1軸接続位置は、好ましくは、内部表面および外部表面を含む。第1軸接
続位置の内部表面は、好ましくは、頂部表面からモジュラーブロックの任意の他
の部分により、遮られない。複数のモジュラーブロックの各々はまた、好ましく
は、第2軸接続位置を含む第2軸インターフェースフランジを含み、これは、モ
ジュールブロックが、側方向で隣接したモジュラーブロックに連結されることを
可能とするように設定される。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】 このシステムはさらに、複数の位置側方ファスナーを含む。複数の位置側方フ
ァスナーの各ファスナーは、好ましくは、複数のモジュラーブロックの一方を、
他方の複数のモジュラーブロックの側方向で隣接するブロックに連結させる。好
ましくは、複数の位置側方ファスナーの各々は、ヘッドおよびシャフトを含む。
この複数の位置側方ファスナーのキャッチ(cach)のシャフトは、好ましく
は、複数のモジュラーブロックの1つの第2軸インターフェースに隣接し、そし
て、複数の位置側方ファスナーの各々のそれぞれのシャフトに垂直の複数のモジ
ュラーブロックのそれぞれの1つのセンターラインを超えて延びることはない。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】 このシステムは、半導体加工チャンバを含む。このチャンバは、半導体加工に
使用される任意の種々の特定のチャンバであり得、エッチチャンバおよびデポジ
ッション(deposition)チャンバを含むが、これらに限定されない。
好ましくは、このシステムは、複数のモジュラーブロックから半導体加工で使用
するための半導体加工チャンバへ、流体フローを輸送するように配置される。適
切に配置された、頂部層および下層モジュラーブロックのアセンブリを使用する
ことによって、このシステムは、複数の水平横軸方向に流体フローを輸送するよ
うに設定され得る。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】 モジュラー化学送達システムは、さらに、複数の水平横軸方向に流体フローを
輸送するように各々設定される複数のモジュラーブロックアセンブリを含み得る
。モジュラー化学送達システムは、複数の頂部ブロックおよび複数の下層ブロッ
クを含む。このシステムは、さらに、複数の頂部−底部ファスナーを含む。好ま
しくは、複数の頂部層モジュラーブロックのブロックは、複数の頂部−底部ファ
スナーのファスナーによって、複数の下層ブロックの軸方向に隣接したブロック
に連結される。頂部−底部ファスナーは、好ましくは、各々の頂部層および下層
モジュラーブロック中の中間ファスナー受容要素を通って、複数の頂部層ブロッ
クおよび複数の下層ブロックのブロックを連結する。複数の頂部層モジュラーブ
ロックの各々は、好ましくは、複数の頂部層モジュラーブロックの各々の真上か
らのアクセスにより、複数の頂部−底部ファスナーのファスナーの除去を可能に
するように設定される。複数の頂部層ブロックの第1頂部層ブロックは、複数の
下層モジュラーブロックの第1下層ブロックに対して、垂直方向で隣接する。こ
の第1頂部ブロックは、頂部表面に平行である第1方向で流体フローを輸送する
ように設定され、この第1下層ブロックは、第1方向に対して水平横軸の第2方
向に流体フローを輸送するように設定される。好ましくは、第1下層ブロックは
、頂部層モジュラーブロックに流体フローを輸送するように設定される。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】 上記の1以上の特徴を有する、頂部アクセス可能一体化モジュラーブロック、
頂部アクセス可能複層モジュラーブロックアセンブリ、およびモジュラー化学送
達システムの例示の実施態様が、図面の図17A〜48Dに示される。 それとは対照的に、図4Aおよび4Bは、それぞれ、多層モジュラーブロック
アセンブリ200の斜視図および断面図を示す。モジュラーブロックアセンブリ
200は、頂部層モジュラーブロック202を底部層モジュラーブロック204
(横軸フローを提供するために第2層とも呼ばれ得る)と合わせることにより、
複数の水平横軸方向に流体フローを向けるように設定され得る。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】 第1および第2軸接続位置208および209は、好ましくは、頂部層モジュ
ラーブロック202が側方向で隣接したモジュラーブロックに連結されるのを可
能とするように設定される。軸接続位置208および209の内部表面は、好ま
しくは、軸接続位置のそれぞれの外部表面に対して実質的に平行である。第1軸
接続位置208の各々は、頂部層モジュラーブロック202を、側方向で隣接す
るモジュラーブロックに連結させるための位置側方ファスナーを受容するように
設定される第1軸ファスナー受容要素を含む。同様に、第2軸接続位置209の
各々は、好ましくは、頂部層モジュラーブロック202を、側方向で隣接するモ
ジュラーブロックに連結させるための位置側方ファスナーを受容するように設定
される第2軸ファスナー受容要素を含む。例示の位置側方ファスナー210は、
図4Aおよび4Bに示される。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】 この軸ファスナー受容要素は、軸インターフェースフランジの内部表面から外
側表面に延びるチャネルであり得る。各軸ファスナー受容要素は、外部表面で規
定される外部開口部および内部表面で規定される内部開口部を含み得る。少なく
とも1つの第1軸ファスナー受容要素の内部開口部は、頂部層モジュラーブロッ
ク202の他の部分によって遮られ得ないので、少なくとも1つの第1軸ファス
ナー受容要素の内部開口部は、頂部表面からアクセス可能である。各軸ファスナ
ー受容要素の内部および外部開口部は、好ましくは、実質的に平行である。第1
軸インターフェースフランジ218は、好ましくは、位置側方ファスナーが、モ
ジュラーブロック202の第1軸ファスナー受容要素の内部開口部を通って、側
方向で隣接するモジュラーブロックの第2ファスナー受容要素の外部開口部の方
に挿入され得るように、設定される。1実施態様において、第2インターフェー
スフランジ219で規定される第1軸ファスナー受容要素のチャネルは、実質的
に延ばされない。第2軸インターフェースフランジ219は、好ましくは、位置
側方ファスナーが、側方向で隣接するモジュラーブロックの第1軸ファスナー受
容要素の内部開口部を通って、モジュラーブロック202の第2軸ファスナー受
容要素の外部開口部の方に挿入され得るように、設定される。1実施態様におい
て、第2インターフェースフランジ219で規定される第2軸ファスナー受容要
素のチャネルは、スレッドされる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正内容】
【0082】 下部層モジュラーブロック204は、好ましくは、第1軸インターフェースフ
ランジ232および第2軸インターフェースフランジ233を備える。第1軸イ
ンターフェースフランジ232は、好ましくは、1対の第1軸接続位置230を
備える。第1軸接続位置230は、第1軸接続位置208に類似の様式で構成さ
れ得る。第2軸インターフェースフランジ233は、好ましくは、第2軸接続位
置(見えない)を備える。第2軸インターフェースフランジ233の第2軸接続
位置は、第2軸接続位置209と類似の様式で構成され得る。第1軸接続位置2
30はそれぞれ、第1軸ファスナー受容要素を備え、この第1軸ファスナー受容
要素は、下部層モジュラーブロック204を側方隣接モジュラーブロックに接続
するために、局部的側面対側面ファスナー(例えば、局部的側面対側面ファスナ
ー230)を受容するように構成される。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0101
【補正方法】変更
【補正内容】
【0101】 図10Aは、多層モジュラーブロックアセンブリの斜視図であり、図10Bは
、図10Aに示されるモジュラーブロックアセンブリの分解図である。多層モジ
ュラーブロックアセンブリ600は、多数の水平横方向に流体フローを向けるよ
うに構成される。モジュラーブロックアセンブリは、多数の垂直隣接頂部アクセ
ス可能モジュラーブロックを備え得る。好ましくは、モジュラーブロックアセン
ブリ600は、頂部層モジュラーブロック602および底部層モジュラーブロッ
ク604を備え、両方はそこを通して流体フローを向けるために構成される。モ
ジュラーブロックアセンブリ600に接続される場合、頂部層モジュラーブロッ
ク602は、好ましくは、第1方向に流体フローを輸送するように構成され、下
部層モジュラーブロック604は、好ましくは、第1方向に対して水平横方向の
第2方向で流体フローを輸送するように構成される。好ましくは、頂部層ブロッ
ク602は、方向性フローライン606に沿って流体フローを輸送するように構
成され、下部層ブロック604は、横方向性フローライン610に沿って流体フ
ローを輸送するように構成される。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0110
【補正方法】変更
【補正内容】
【0110】 好ましくは、第1軸接続位置は、モジュラーブロックを側面隣接モジュラーブ
ロックに連結するため、局部的側面対側面ファスナーを受容するように構成され
た第1軸ファスナー受容要素を備える。好ましくは、この第1軸ファスナー受容
要素は、第1軸インターフェースフランジの内面で規定される内部開口部を備え
る。好ましくは、第1軸ファスナー受容要素の内部開口部は、モジュラーブロッ
クの他の部分によって遮られず、その結果、第1軸ファスナー受容要素の内部開
口部は、上面からアクセス可能である。さらに、好ましくは、第2軸接続位置は
、モジュラーブロックを隣接モジュラーブロックに連結するため、局部的側面対
側面ファスナーを受容するように構成された第2軸ファスナー受容要素を備える
。好ましくは、複数の局部的側面対側面ファスナーの各々は、この複数のモジュ
ラーブロックの1つの第1軸ファスナー受容要素内、およびこの複数のモジュラ
ーブロックの1つの別の側面隣接モジュラーブロックの第2軸ファスナー受容要
素内に配置される。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0113
【補正方法】変更
【補正内容】
【0113】 化学制御コンポーネントは、複数のモジュラーブロックの第1ブロックの上に
設置されている。この方法は、複数のモジュラーブロックの第1ブロックの側面
にある第1軸ボアホールを通して、複数のモジュラーブロックの第1ブロックに
流体フローを移送する工程;複数のモジュラーブロックの第1ブロックの上面に
ある第1上部流体流路の開口部を通して、複数のモジュラーブロックの第1ブロ
ックから化学制御コンポーネントへ流体フローを移送する工程;および複数のモ
ジュラーブロックの第1ブロックの上面にある第2上部流体流路の開口部を通し
て、化学制御コンポーネントから複数のモジュラーブロックの第1ブロックへ流
体フローを移送する工程をさらに包含する。任意の種々の方法が、流体フローの
移送を行うために使用され得、これはポンピングを含む。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0117
【補正方法】変更
【補正内容】
【0117】 第1モジュラーブロックは、上面および複数のコンポーネントファスナー受容
要素を有する第1上部層モジュラーブロックであり、この複数のコンポーネント
ファスナー受容要素は、化学制御コンポーネントを、第1上部モジュラーブロッ
クの上面の上に設置するためのファスナーを受容するように構成される。好まし
くは、第1上部層モジュラーブロックは、上部−底部ファスナー(top−to
−bottom fastener)によって、流体フローを方向づけるように
構成された下底部層ブロックに連結される。好ましくは、次いで、この方法は、
第1上部モジュラーブロックの上から上部−底部ファスナーに直接アクセスし、
そして下部層ブロックおよび第1上部層ブロックから上部−底部ファスナーを取
り外すことによって、下底部モジュラーブロックから第1上部層モジュラーブロ
ックを取り外す工程を包含する。第2モジュラーブロックおよび第1上部層モジ
ュラーブロックからの局部的側面対側面ファスナーの取り外しは、下部層ブロッ
クおよび上部層ブロックからの上部−底部ファスナーの取り外しの前、またはそ
の後、またはほとんど同時に行われ得る。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0119
【補正方法】変更
【補正内容】
【0119】 上部層モジュールブロックおよび底部層モジュラーブロックは、設置ファスナ
ーによって設置構造体に設置される。好ましくは、次いで、この方法は、上部層
ブロックおよび下部層ブロックを設置構造体から取り外す工程を包含する。好ま
しくは、上部層ブロックおよび下部層ブロックを設置構造体から取り外す工程は
、第1モジュラーブロックの上から直接設置ファスナーにアクセスする工程、お
よび設置ファスナーを設置構造体から取り外す工程を包含する。上記方法は、複
数の適切に構成されたモジュラーブロックについて繰り替えされ得る。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0120
【補正方法】変更
【補正内容】
【0120】 さらに、第1および第2モジュラーブロックの両方は、上部層または底部層モ
ジュラーブロックであり得るか、あるいは以下に記載のような、本発明に従う上
部アクセス可能一体化モジュラーブロックであり得る。好ましくは、本発明に従
う一体化モジュラーブロックとして構成される第2モジュラーブロックは、流体
フローを、少なくとも部分的に第1方向で、第2モジュラーブロックを通して移
送するための第1流体流路を備える。好ましくは、第1流体流路は、一体化モジ
ュラーブロックの第1外面に、第1軸ボアホールを有する。さらに、第2モジュ
ラーブロックはまた、モジュラーブロックを側面隣接モジュラーブロックに連結
するために、第1外面で規定された開口部を有し、局部的側面対側面ファスナー
を受容するように構成される第1軸ファスナー受容要素を備え得る。第2モジュ
ラーブロックはまた、流体フローを、少なくとも部分的に第2方向で、第2モジ
ュラーブロックを通して移送するための第2流体流路を備え得る。好ましくは、
第2流体流路は、一体型モジュラーブロックの第2外面に、第2軸ボアホールを
有する。第2モジュラーブロックはまた、モジュラーブロックを側面隣接モジュ
ラーブロックに連結するために、第2外面で規定される開口部を有し、局部的側
面対側面ファスナーを受容するように構成される第2軸ファスナー受容要素を備
え得る。好ましくは、第2方向は、第1方向に対して水平な横方向であり、より
好ましくは、第1方向に対して実質的に水平な垂直方向である。一実施態様にお
いて、局部的側面対側面ファスナーを第2モジュラーブロックおよび第1モジュ
ラーブロックから取り外す工程は、局部的側面対側面ファスナーを第2モジュラ
ーブロックの第2軸ファスナー受容要素から取り外す工程を包含する。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0121
【補正方法】変更
【補正内容】
【0121】 第3モジュラーブロックを通る流体フローを方向づけるように構成されたこの
第3モジュラーブロックは、第1モジュラーブロックに側方隣接し、そしてこれ
に連結される。第1モジュラーは、第1モジュラーブロックと第3モジュラーブ
ロックとを連結する局部的側面対側面ファスナーに、上から直接アクセスし、フ
ァスナーを取り外すことによって、第3モジュラーブロックから取り外され得る
。第1モジュラーブロックの、側面隣接第2モジュラーブロックと側面隣接第3
モジュラーブロックの両方からの取り外しは、好ましくは、第2および第3モジ
ュラーブロックを実質的に移動させることなく起こる。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0122
【補正方法】変更
【補正内容】
【0122】 1つ以上の上記特徴を有するモジュラー化学送達ブロックの上から直接アクセ
スすることによって、モジュラー化学送達ブロックを取り外す方法が、図面を参
照して記載され得る。図12に示されるように、化学制御コンポーネント702
は、上部層モジュラーブロック714から取り外され得る。制御コンポーネント
ファスナー706は、アセンブリの上部層モジュラーブロックの上面からアクセ
スされ、レンチの使用によって取り外され、その結果、ファスナー706が離れ
得る。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0136
【補正方法】変更
【補正内容】
【0136】 (一体化モジュラーブロック) 図4〜16を参照して記載されるモジュラーブロックとは対照的に、本発明の
一つの実施態様は一体化モジュラーブロックを含み、このブロックは、そこを通
過する多方向性流体フローを方向付けるように構成される。本明細書中に記載さ
れる一体化モジュラーブロックは、好ましくは、第1および第2軸ボアホールを
それぞれ有する、第1および第2流体流路を備える。第1流体流路は、少なくと
も部分的に第1方向で、一体化モジュラーブロックを通過する流体フローを輸送
するように構成され得、そして、第2流体流路は、少なくとも部分的に第1方向
に対して水平に横切る第2方向で、このモジュラーブロックを通過する流体フロ
ーを輸送するように構成され得る。好ましくは、第1および第2方向は実質的に
水平に垂直である。さらに、第2および第1方向は、好ましくは、モジュラーブ
ロックの頂面に対して実質的に平行である。
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、エッチプロセスツールのための従来のガス送達システムの上面図であ
る。
【図2】 図2は、個々のモジュラーブロックを共に閉めるのに十分な長さのボルトを使
用する、モジュラーブロックアセンブリの斜視図である。
【図3A】 図3Aは、個々のブロックの局在化したボルトを使用するモジュラーブロック
アセンブリの断面図であり、ここで、個々のボルトは、各ブロックの他の部分に
より遮断される。
【図3B】 図3Bは、図3Aにおいて示される基板設計の上面である。
【図4A】 図4Aは、両方向および横方向のフローレジメを有するモジュラーブロックア
センブリの斜視図である。
【図4B】 図4Bは、図4Aのモジュラーブロックアセンブリの一部切り取り断面図であ
る。
【図5A】 図5Aは、上層モジュラーブロックが、側方隣接の上層ブロックに連結されて
いる、モジュラーブロックアセンブリの上面図である。
【図5B】 図5Bは、ラインA−Aに沿った、図5Aのモジュラーブロックアセンブリの
側面図である。
【図6】 図6は、下敷き下層ブロックに上層ブロックの第2の1つをマウントした後の
、図5Aのモジュラーブロックアセンブリの上面図である。
【図7A】 図7Aは、図6に示されたブロックに類似のモジュラーブロックの上面図であ
る。
【図7B】 図7Bは、ラインB−Bに沿った、図7Aに示されるモジュラーブロックの1
つの断面図である。
【図8】 図8は、下層モジュラーブロックアセンブリの上面図である。
【図9A】 図9Aは、図8に示される下層モジュラーブロックの1つの上面図である。
【図9B】 図9Bは、ラインC−Cに沿った、図9Aに示される下層モジュラーブロック
の断面図である。
【図10A】 図10Aは、多層モジュラーブロックアセンブリの斜視図である。
【図10B】 図10Bは、図10Aに示されるモジュラーブロックアセンブリの分解図であ
る。
【図11】 図11は、モジュラー化学的送達システムの斜視図である。
【図12】 図12は、図11に示されるモジュラー化学的送達システムの斜視図であり、
ここで、表面にマウントされた化学制御コンポーネントは上層モジュラーブロッ
クから取り除かれる。
【図13】 図13は、図12に示されるモジュラー化学的送達システムの斜視図であり、
ここで、モジュラーブロックをマウントするためのマウントファスナーが取り除
かれる。
【図14】 図14は、図13において示されるモジュラー化学的送達システムの斜視図で
あり、ここで、頂部から底部までのファスナーは取り除かれている。
【図15】 図15は、図14において示されるモジュラー化学的送達システムの斜視図で
あり、ここで、上層ブロックは取り除かれている。
【図16】 図16は、図15において示されるモジュラー化学的送達システムの斜視図で
あり、ここで、下層ブロックは取り除かれている。
【図17A】 図17Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラー化学的送達ブ
ロックの斜視図である。
【図17B】 図17Bは、図17Aにおいて示される、一体化モジュラーブロックの一部切
り取り断面図である。
【図17C】 図17Cは、図17Aにおいて示される、一体化モジュラーブロックの側面図
である。
【図17D】 図17Dは、図17Aにおいて示される、一体化モジュラーブロックの上面図
である。
【図17E】 図17Eは、図17Aにおいて示される、一体化モジュラーブロックの正面図
である。
【図18A】 図18Aは、本発明の1つの実施態様に従う、モジュラーブロックアセンブリ
の斜視図である。
【図18B】 図18Bは、図18Aにおいて示される、モジュラーブロックアセンブリの分
解図である。
【図19】 図19は、図18Aおよび図18Bのモジュラーブロックアセンブリを組み込
む化学的送達システムの斜視図である。
【図20A】 図20Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図20B】 図20Bは、図20Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図21A】 図21Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図21B】 図21Bは、図21Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図22A】 図22Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図22B】 図22Bは、図22Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図23A】 図23Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図23B】 図23Bは、図23Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図24A】 図24Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図24B】 図24Bは、図24Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図25A】 図25Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図25B】 図25Bは、図25Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図26A】 図26Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図26B】 図26Bは、図26Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図27A】 図27Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図27B】 図27Bは、図27Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図28A】 図28Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図28B】 図28Bは、図28Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図29A】 図29Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図29B】 図29Bは、図29Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図30A】 図30Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図30B】 図30Bは、図30Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図31A】 図31Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図31B】 図31Bは、図31Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図32A】 図32Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図32B】 図32Bは、図32Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図33A】 図33Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図33B】 図33Bは、図33Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図34A】 図34Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図34B】 図34Bは、図34Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図35A】 図35Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図35B】 図35Bは、図35Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図36A】 図36Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図36B】 図36Bは、図36Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図37A】 図37Aは、本発明の1つの実施態様に従う、一体化モジュラーブロックの斜
視図である。
【図37B】 図37Bは、図37Aの一体化モジュラーブロックの部分断面図である。
【図38A】 図38Aは、本発明の1つの実施態様に従う、上部パススルーのモジュラーブ
ロックの斜視図である。
【図38B】 図38Bは、図38Aの上部パススルーのモジュラーブロックの部分断面図で
ある。
【図39A】 図39Aは、本発明の1つの実施態様に従う、底部パススルーのモジュラーブ
ロックの斜視図である。
【図39B】 図39Bは、図39Aの底部パススルーのモジュラーブロックの部分断面図で
ある。
【図40A】 図40Aは、本発明の1つの実施態様に従う、上部アクセス可能なモジュラー
ブロックの斜視図である。
【図40B】 図40Bは、図40Aの上部アクセス可能なモジュラーブロックの部分断面図
である。
【図41A】 図41Aは、本発明の1つの実施態様に従う、MFC出口ブロックの斜視図で
ある。
【図41B】 図41Bは、図41AのMFC出口ブロックの部分断面図である。
【図42A】 図42Aは、本発明の1つの実施態様に従う、MFC入口ブロックの斜視図で
ある。
【図42B】 図42Bは、図42AのMFC入口ブロックの部分断面図である。
【図43A】 図43Aは、本発明の1つの実施態様に従う、モジュラーブロックの上面とイ
ンターフェースで連結するように構成されるTop VCRTMフィッティングの
斜視図である。
【図43B】 図43Bは、図43AのTop VCRTMフィッティングの部分断面図である
【図44A】 図44Aは、本発明の1つの実施態様に従う、モジュラーブロックの上面とイ
ンターフェースで連結するように構成されるパススルーのキャップの斜視図であ
る。
【図44B】 図44Bは、図43Aのパススルーのキャップの部分断面図である。
【図45】 図45は、本明細書中に記載されるモジュラーブロックとともに使用されるよ
うに構成されるシールの斜視図である。
【図46】 図46は、本明細書中に記載されるモジュラーブロックとともに使用されるよ
うに構成される、ブラケットアセンブリ、ロックワッシャー、およびファスナー
の斜視図である。
【図47】 図47は、本明細書中に記載されるモジュラーブロックとともに使用されるよ
うに構成される、フィテッィングの斜視図である。
【図48A】 図48Aは、本発明の1つの実施態様に従う、上部アクセス可能なモジュラー
ブロックの斜視図である。
【図48B】 図48Bは、図48aに示される、上部アクセス可能なモジュラーブロックの
図の上面図である。
【図48C】 図48Cは、図48aに示される、上部アクセス可能なモジュラーブロックの
図の正面図である。
【図48D】 図48Dは、図48aに示される、上部アクセス可能なモジュラーブロックの
図の背面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多方向性流体フローを一体化モジュラー化学送達ブロックを
    通じて方向付けるように構築された一体化モジュラー化学送達ブロックであって
    、 化学制御コンポーネントと接触するように構築された上面と、 少なくとも部分的に第1の方向に、該モジュラーブロックを通じて流体フロー
    を輸送する、第1の流体流路であって、該第1の流体流路は、該一体化モジュラ
    ーブロックの第1の外面に、第1軸ボアホールを備え、該第1の外面から該第1
    の方向で伸びる第1の流体流路と、 該モジュラーブロックが、該第1軸ボアホールと横向きに隣接する他のモジュ
    ラーブロックに連結されるように構築された第1軸結合位置であって、該一体化
    モジュラーブロックが、該一体化モジュラーブロックの内部から該第1軸接続位
    置へとファスナーを挿入することによって該横向きに隣接するモジュラーブロッ
    クに留められるように構築された、第1軸結合位置と、 少なくとも部分的に第2の方向に、該モジュラーブロックを通じて流体フロー
    を輸送する、第2の流体流路であって、該第2の流体流路は、該一体化モジュラ
    ーブロックの第2の外面に第2軸ボアホールを備え、該第2の外面から該第2の
    方向に伸び、該第2の方向が、該第1の方向を水平に横切り、該第2の流体流路
    の最下部が、該第1の流体流路の最下部の下方にある、第2の流体流路と、 該モジュラーブロックが、該第2軸ボアホールと横向きに隣接する他のモジュ
    ラーブロックに連結されるように構築された、横向きの第2軸結合位置と、 を備える、一体化モジュラー化学送達ブロック。
  2. 【請求項2】 前記一体化モジュラーブロックが、中間ファスナーまたはシ
    ールを必要としない、請求項1に記載の一体化モジュラーブロック。
  3. 【請求項3】 前記第2の方向が、前記第1の方向と実質的に水平に垂直で
    ある、請求項1〜2のいずれかに記載の一体化モジュラーブロック。
  4. 【請求項4】 前記第1の外面を有する第1軸インターフェースフランジお
    よび前記第2の外面を有する第2軸インターフェースフランジをさらに備える、
    請求項1〜3のいずれかに記載の一体化モジュラーブロックであって、該第1軸
    インターフェースフランジが、前記第1の方向と実質的に垂直に方向付けられ、
    該第2軸インターフェースフランジは、前記第2の方向と実質的に垂直に方向付
    けられる、一体化モジュラーブロック。
  5. 【請求項5】 前記第1の流体流路が、前記第1軸インタフェースフランジ
    に第1軸ボアホールを備え、前記第2の流体流路が、前記第2のインタフェース
    フランジに第2軸ボアホールを備える、請求項4に記載の一体化モジュラーブロ
    ック。
  6. 【請求項6】 前記第1の流体流路および第2の流体流路が、前記一体化モ
    ジュラーブロック内で流体連絡を行うように構築された、請求項1〜5のいずれ
    かに記載の一体化モジュラーブロック。
  7. 【請求項7】 前記第1の流体流路が、前記一体化モジュラーブロックの上
    面に、第1の上部ボアホールをさらに備える、請求項1〜6のいずれかに記載の
    一体化モジュラーブロック。
  8. 【請求項8】 前記第2の流体流路が、前記一体化モジュラーブロックの上
    面に、第2の上部ボアホールをさらに備える、請求項7に記載の一体化モジュラ
    ーブロック。
  9. 【請求項9】 前記第1の上部ボアホールが、前記上面の中央に配置された
    、請求項7〜8のいずれかに記載の一体化モジュラーブロック。
  10. 【請求項10】 前記第2の上部ボアホールが、前記上面の中央に配置され
    た、請求項8〜9のいずれかに記載の一体化モジュラーブロック。
  11. 【請求項11】 前記第2の流体流路が、流体が、シールを通ることなしに
    、前記第2軸ボアホールと前記第2の上部ボアホールとの間を輸送されるように
    構築された、請求項8〜10のいずれかに記載の一体化モジュラーブロック。
  12. 【請求項12】 前記第2の流体流路が、垂直流体フローセグメントを備え
    、該垂直流体フローセグメントの長さが、前記一体化モジュラーブロックの長さ
    および幅の3分の1より短い、請求項1〜11のいずれかに記載の一体化モジュ
    ラーブロック。
  13. 【請求項13】 前記一体化モジュラーブロックの厚さが、該一体化モジュ
    ラーブロックの長さおよび幅の2分の1よりも小さい、請求項1〜12のいずれ
    かに記載の一体化モジュラーブロック。
  14. 【請求項14】 前記モジュラーブロックが、ステンレス鋼を含む、請求項
    1〜13のいずれかに記載の一体化モジュラーブロック。
  15. 【請求項15】 該モジュラーブロックが、フルオロカーボン重合体を含む
    、請求項1〜14のいずれかに記載の一体化モジュラーブロック。
  16. 【請求項16】 前記上面に規定され、前記一体化モジュラーブロックの上
    面の上に化学制御コンポーネントを設置するようにコンポーネント設置ファスナ
    ーを受け取るように構築された、コンポーネントファスナー受容要素と、 前記第1の外面、および第1の内面を備える、第1軸インターフェースフラン
    ジであって、前記第1の流体流路が、該上面に第1の上部ボアホールを備える、
    第1軸インターフェースフランジと、 該第1軸インターフェースフランジに規定され、該モジュラーブロックを、横
    向きに隣接するモジュラーブロックと連結する局部的側面対側面ファスナーを受
    け取るように構築された、複数の第1軸ファスナー受容要素であって、該複数の
    第1軸ファスナー受容要素の各々は、該第1軸インターフェースフランジの第1
    の内面に規定された内部開口部、および該第1軸インタフェースフランジの外面
    に規定された外部開口部を備え、該複数の第1軸ファスナー受容要素の各々の内
    部開口部が、外部開口部のそれぞれと実質的に平行であり、該上面から該モジュ
    ラーブロックの他の部分によって妨げられず、そのことにより、該複数の第1軸
    ファスナー受容要素のそれぞれの内部開口部が上面からアクセス可能である、複
    数の第1軸ファスナー受容要素と、 該第2の外面、および第2の内面を備える、横向きの第2軸インターフェース
    フランジと、 該第2軸インターフェースフランジに規定され、該モジュラーブロックを横向
    きに隣接するモジュラーブロックと連結する、局部的側面対側面ファスナーを受
    け取るように構築された、複数の第2軸ファスナー受容要素であって、前記第1
    の方向および前記第2の方向が、該モジュラーブロックの上面と実質的に平行で
    ある、複数の第2軸ファスナー受容要素と、 をさらに備える、請求項1に記載の一体化モジュラーブロック。
  17. 【請求項17】 前記第1軸インターフェースフランジの最上部面が、前記
    第2軸インターフェースフランジの最上部面の上方にある、請求項16に記載の
    一体化モジュラーブロック。
  18. 【請求項18】 前記複数の第2軸ファスナー受容要素の各々が、前記第2
    軸インターフェースフランジに規定されるねじ付きチャネルを備え、前記複数の
    第1軸ファスナー受容要素の各々が、前記第1軸インターフェースフランジに規
    定される、実質的にテクスチャー加工されていないチャネルを備える、請求項1
    6〜17のいずれかに記載の一体化モジュラーブロック。
  19. 【請求項19】 前記第1軸インターフェースフランジが第1のものである
    、複数の第1軸インターフェースフランジをさらに備え、該複数の第1軸インタ
    ーフェースフランジの第2のものが、前記第1の方向と実質的に垂直に方向付け
    られ、該複数の第1軸インターフェースフランジの第2のものが、該モジュラー
    ブロックを横向きに隣接するモジュラーブロックと連結する局部的側面対側面フ
    ァスナーを受け取るように構築された、第2の複数の第1軸ファスナー受容要素
    を備える、請求項16〜18のいずれかに記載の一体化モジュラーブロック。
  20. 【請求項20】 前記第1の流体流路が第1のものである、複数の第1の流
    体流路をさらに備え、少なくとも部分的に第1の方向に、流体フローを前記モジ
    ュラーブロックを通じて輸送する、該複数の第1の流体流路の第2のものをさら
    に備え、該複数の第1の流体流路の第2のものが、前記複数の第1軸インターフ
    ェースフランジの第2のものの外面に第1軸ボアホールを備え、前記一体化モジ
    ュラーブロックの上面に第1の上部ボアホールを備え、該複数の第1の流体流路
    の該第2のものの第1の上部ボアホールが、該複数の第1の流体流路の第1のも
    のの第1の上部ボアホールと隣接する、請求項19に記載の一体化モジュラーブ
    ロック。
  21. 【請求項21】 前記モジュラーブロックの幅、長さ、および厚さの全てが
    、モジュラー化学送達ブロックについての適用可能なSEMIスタンダードに従
    う、請求項16〜20のいずれかに記載の一体化モジュラーブロック。
  22. 【請求項22】 前記複数のコンポーネントファスナー受容要素が、前記上
    面の上に化学制御コンポーネントを設置するファスナーを受け取るように構築さ
    れた、4つのコンポーネントファスナー受容要素を含み、該化学制御コンポーネ
    ント間の中心間間隔が、表面設置化学制御コンポーネントについての適用可能な
    SEMIスタンダードに従う、請求項16〜21のいずれかに記載の一体化モジ
    ュラーブロック。
  23. 【請求項23】 前記モジュラーブロックが、最大約2インチの長さ、およ
    び最大約2インチの幅であり、該モジュラーブロックが、約1インチより薄い厚
    さであり、前記複数の第1軸ファスナー受容要素が、前記第1軸ボアホールの反
    対側に対称的に構成され、該複数の第1軸ファスナー受容要素の第1のものと第
    2のものとの間隔が、少なくとも0.62インチであり、前記複数の第2軸ファ
    スナー受容要素が、前記第2軸ボアホールの反対側に対称的に構成され、該複数
    の第2軸ファスナー受容要素の第1のものと第2のものとの間隔が、少なくとも
    0.62インチであり、前記複数のコンポーネントファスナー受容要素が、前記
    上面の上に化学制御コンポーネントを設置するファスナーを受け取るように構築
    された、4つのコンポーネントファスナー受容要素を含み、横向きに間隔を開け
    られたコンポーネントファスナー受容要素間の中心間間隔が、約1.2インチよ
    りも狭い、請求項16〜22のいずれかに記載の一体化モジュラーブロック。
  24. 【請求項24】 前記複数の第1軸ファスナー受容要素の各々の最下部と、
    前記一体化モジュラーブロックの上面との間の距離が、それぞれ、最大で、前記
    第1の流体流路の最下部と前記上面との間の距離と同じ大きさであり、前記複数
    の第2軸ファスナー受容要素の各々の最下部と、該一体化モジュラーブロックの
    上面との間の距離が、それぞれ、最大で、該第1の流体流路の最下部と該上面と
    の間の距離と同じ大きさである、請求項16〜23のいずれかに記載の一体化モ
    ジュラーブロック。
  25. 【請求項25】 前記第1および第2軸インターフェースフランジの外面に
    、実質的に突起がない、請求項16〜24のいずれかに記載の一体化モジュラー
    ブロック。
  26. 【請求項26】 各々が、請求項1〜25のいずれかに記載のように構築さ
    れた、複数の一体化モジュラーブロックと、 複数の局部的側面対側面ファスナーであって、該複数の局部的側面対側面ファ
    スナーのファスナーが、該複数の一体化モジュラーブロックのものを、該複数の
    一体化モジュラーブロックのうち横向きに隣接する他のものと連結する、複数の
    局部的側面対側面ファスナーと、 を備える、モジュラー化学送達システム。
  27. 【請求項27】 前記複数のモジュラーブロックの各々の前記第1軸結合位
    置が、前記第1の外面に規定される開口部を備える第1軸ファスナー受容要素を
    さらに備え、該モジュラーブロックを横向きに隣接するモジュラーブロックと連
    結するファスナーを受け取るように構築され、該複数のモジュラーブロックの各
    々の前記第2軸結合位置が、前記第2の外面に規定される開口部を備える第2軸
    ファスナー受容要素をさらに備え、該モジュラーブロックを横向きに隣接するモ
    ジュラーブロックと連結するファスナーを受け取るように構築され、該複数のモ
    ジュラーブロックの各々が少なくとも1つの他の横向きに隣接するモジュラーブ
    ロックと連結されるように、該複数のファスナーの各々が、該複数のモジュラー
    ブロックのうちの1つのものの第1軸ファスナー受容要素、および該複数の一体
    化モジュラーブロックのうちの他のものの第2軸ファスナー受容要素に配置され
    、該複数の一体化モジュラーブロックのそれぞれの連結されたものの流体流路の
    少なくとも1つを連結するように、横向きに隣接するモジュラーブロック間にシ
    ーリング接合部をさらに備える、請求項26に記載のシステム。
  28. 【請求項28】 前記複数の一体化モジュラーブロックの第1の連結された
    ものの前記第1の流体流路が、該複数の一体化モジュラーブロックの第2の連結
    されたものの前記第1の流体流路に接続され、該複数の一体化モジュラーブロッ
    クの第1の連結されたものの前記第2の流体流路が、該複数の一体化モジュラー
    ブロックの第3の連結されたものの前記第2の流体流路と接続されるように、該
    複数の一体化モジュラーブロックの第1、第2、および第3の連結されたものが
    連結される、請求項26〜27のいずれかに記載のシステム。
  29. 【請求項29】 前記複数の一体化モジュラーブロックの第1の連結された
    ものが、少なくとも部分的に前記第1の方向に、流体フローを該モジュラーブロ
    ックを通じて輸送する第3の流体流路を備え、該複数の一体化モジュラーブロッ
    クの第3の流体流路が、該複数の一体化モジュラーブロックの第1の連結された
    ものの第3の外面に、第3軸ボアホールを備え、前記システムは、第1の流体流
    路を備える単一フロー方向モジュラーブロックをさらに備え、該単一フロー方向
    モジュラーブロックの第1の流体流路が、該複数の一体化モジュラーブロックの
    第1の連結されたものの第3の流体流路に連結されるように、該単一フロー方向
    モジュラーブロックが、該複数の一体化モジュラーブロックの第1の連結された
    ものに連結された、請求項28に記載のシステム。
  30. 【請求項30】 該複数の一体化モジュラーブロックのうち連結されたもの
    の各々が、各流体流路ボアホールの周りに配置されたシーリングインターフェー
    スを備え、該複数のモジュラーブロックのうち連結されたものの間で接触するよ
    うに配置される、複数のシーリング要素をさらに備え、該シーリング要素の各々
    が、該複数のモジュラーブロックのシーリングインターフェースと接触するよう
    に構築されたシーリングガスケットを備え、該複数のモジュラーブロックのうち
    連結されたものが、シーリング接合部を形成するように、シーリング材と直接接
    触する、請求項27〜29のいずれかに記載のシステム。
  31. 【請求項31】 横向きに隣接するモジュラーブロックから前記複数の横向
    きに隣接するモジュラーブロックのうち連結していないものが、該複数のモジュ
    ラーブロックの他の任意のものの間にある、シーリング接合部の整合性を損なわ
    ないように、該複数のモジュラーブロックが互いに連結される、請求項27〜3
    0のいずれかに記載のシステム。
  32. 【請求項32】 半導体処理チャンバをさらに備え、前記システムが、流体
    フローを、前記複数のモジュラーブロックから該半導体処理チャンバに輸送する
    ように構築された、請求項26〜31のいずれかに記載のシステム。
  33. 【請求項33】 流体フローを複数の一体化モジュラーブロックを通じて輸
    送するステップを包含し、該複数のモジュラーブロックの各々が、請求項1〜2
    5のいずれかに記載のように構築され、複数の局部的側面対側面ファスナーの各
    々が、該複数の一体化モジュラーブロックのうち1つのものを、該複数の一体化
    モジュラーブロックの横向きに隣接する他のものと連結する、モジュラー化学送
    達システムを用いる方法。
  34. 【請求項34】 流体フローを前記複数の一体化モジュラーブロックから半
    導体処理チャンバに輸送するステップをさらに包含する、請求項33に記載の方
    法。
  35. 【請求項35】 前記複数のファスナーが、横向きに隣接する一体化モジュ
    ラーブロックを連結するように構築され、該複数のファスナーの各々が前記複数
    のモジュラーブロックの上面の直接上からアクセス可能であるように配置される
    、複数の局部的側面対側面ファスナーである、請求項33〜34のいずれかに記
    載の方法。
  36. 【請求項36】 前記複数のモジュラーブロックの各々が、少なくとも1つ
    の他の横向きに隣接するモジュラーブロックに連結され、該複数のモジュラーブ
    ロックのうち連結されたものの各々の流体流路の少なくとも1つを接続するよう
    に、横向きに隣接するモジュラーブロック間にシーリング接合部をさらに備え、
    該流体フローを該複数の一体化モジュラーブロックを通じて輸送するステップが
    、該複数の一体化モジュラーブロックのうちの1つのものの流体流路から該複数
    のモジュラーブロックの他のものの流体流路へと、流体フローを該モジュラーブ
    ロック間に形成される該シーリング接合部を通じて輸送するステップを包含する
    、請求項33〜35のいずれかに記載の方法。
  37. 【請求項37】 化学制御コンポーネントが、前記複数のモジュラーブロッ
    クの第1のものの上面の上に設置される方法であって、 流体フローを、該複数のモジュラーブロックの第1のものの横向きの表面の第
    1軸ボアホールを通じて該複数の一体化モジュラーブロックの第1のものに輸送
    するステップと、 流体フローを、該複数の一体化モジュラーブロックの第1のものから、該複数
    のモジュラーブロックの第1のものの上面の第1の上部流体流路ボアホールを通
    じて該化学制御コンポーネントに輸送するステップと、 流体フローを、該化学制御コンポーネントから、該複数のモジュラーブロック
    の第1のものの上面の第2の上部流体流路ボアホールを通じて該複数の一体化モ
    ジュラーブロックの第1のものに輸送するステップと、 をさらに包含する、請求項33〜36のいずれかに記載の方法。
  38. 【請求項38】 流体フローが、シールを通ることなしに、前記複数のモジ
    ュラーブロックの第1のものの軸ボアホールから上部ボアホールへと輸送される
    ステップをさらに包含する、請求項33〜37のいずれかに記載の方法。
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