JP2002514732A - 固形物の熱処理方法 - Google Patents

固形物の熱処理方法

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JP2002514732A
JP2002514732A JP2000548664A JP2000548664A JP2002514732A JP 2002514732 A JP2002514732 A JP 2002514732A JP 2000548664 A JP2000548664 A JP 2000548664A JP 2000548664 A JP2000548664 A JP 2000548664A JP 2002514732 A JP2002514732 A JP 2002514732A
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flue gas
fluidized bed
zone
medium
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ハンス ルーエッグ
ベアト シュトーフェル
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アルストム (スイッツァーランド) リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、固形物(3)、特に廃棄物の熱処理方法であって、該固形物(3)が、第1工程(5)において、酸素欠乏状態で燃焼/ガス化又は熱分解される際に、第1工程(5)から生じる排ガス(6)が、二次燃焼チャンバ(14)内で酸素化ガス状媒体(15)と混合されて、完全燃焼される方法に関する。その酸素化ガス状媒体と混合される前に、第1工程(5)から生じる排ガス(6)は、ほとんど又は全く酸素を含まないガス状媒体(8)の添加によって、混合工程(7)で活発に均質化される。そして、その均質化された排ガス流は、安定状態ゾーン(13)を通過し、排ガスの完全燃焼を確実にするために二次燃焼工程(14)で媒体(15)が添加される前に、少なくとも0.5秒間滞留する。本発明で提供される方法は、先行技術に対して、簡単な処理工程と、汚染物質、特にNOxの含量が減少されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の分野 本発明は、固形物、特に家庭及び地域ゴミのような廃棄物の熱処理方法であっ
て、第1工程において、酸素欠乏状態で、該固形物が燃焼/ガス化、又は熱分解
され、それからアフターバーニングゾーンで、第1工程による煙道ガスが、酸素
含有ガス状媒体と混合されて、完全燃焼によって燃焼される方法に関する。
【0002】 背景の議論 燃焼チャンバに一次空気を加えて、例えば廃棄物のような塊状固形物を燃やし
、かつ下流のアフターバーニングチャンバに二次空気を加えることは、技術的に
公知である。この場合、一般に、該固形物は燃焼火格子上に移動される。一次空
気は、その火格子下に供給され、火格子上に位置する固形物層中を覆おう火格子
の開口を通じて流れる。 燃焼時、該層の中及び上に生成される煙道ガスは、かなり局所的かつ経時的に
変動する組成物及び温度を有する。従って、従来のシステムでは、これら煙道ガ
スは、二次空気又は二次空気と再生煙道ガスを用いて混合される。この二次空気
は以下の機能を果たす: − 燃焼チャンバから出るガスを混合すること − ガスを完全燃焼させるために酸素を供給すること − 発生ガスを冷却すること。
【0003】 第1工程で加えられる一次ガスは、通常燃料を完全に燃やすのに十分であり、
また二次ガスは煙道ガスの交差混合(CO含有ガス列のO2含有ガス列との混合
)を達成するために用いられる。十分な混合を確実にするため、吹き込む二次ガ
スの量は、適度に多く選択されなければならない。しかし、この過剰な空気は煙
道ガスの増加という欠点を有する。 この欠点をなくすため、EP 0,607,210 B1は、固形物の燃焼方法であって、一
次空気と別には、燃焼ボイラーに追加の燃焼空気を供給しない方法を記載してい
る。アフターバーニングチャンバにおける不完全な混合によって起こり、かつ煙
道ガスの汚染レベルを高めるガスの不完全燃焼を改善するため、EP 0,607,210 B
1では、一方で、十分な一次空気を加えて第1工程におけると同様に早く酸素過
剰にし、他方で、過剰圧力で生成される超音波的速度で、燃焼スペース上の燃焼
ボイラー中及びアフターバーニングチャンバの低領域に、水流を注入することが
提案されている。この方法は、第1燃焼工程で過剰空気が存在する場合、燃料中
に含まれるほとんどの窒素が酸化されてNOを形成し、結果として低NOx排気
を達成することができないという欠点を有する。
【0004】 廃棄物の熱処理のさらに進んだ方法が知られており(Beckmann,M.及びR.Schol
z:“Vergasungsverfahren fur die Entsorgung von Abfallen”[廃棄物の廃棄
のためのガス化方法]、Springer-VDI-Verlag GmbH,Dusseldorf,1998,pp.80-109
の“Vergasung von Abfallen”[廃棄物のガス化])、この方法では、火格子下の
一次空気の量は、燃料がガス化され、COリッチな煙道ガスが生成されるような
程度に減少される。次いで、完全に別個のアフターバーニングチャンバで、この
煙道ガスは空気でアフターバーニングされる。第1工程における空気添加のかな
りの減少が、従来の火格子燃焼システムに比し、NOx排気の明らかな減少とい
う利点を提供すると報告されているが、この方法は、これまでに試行スケールで
しか行われていない。アフターバーニングチャンバは、燃焼チャンバから完全に
分離され、パイプで連結されている。煙道ガス流は、このパイプを通って流れる
ときに、乱気流によって均質化される。小さいバッチ規模かつ連結パイプを通じ
て一次燃焼チャンバから導かれる煙道ガスの結果、アフターバーニングによる煙
道ガスに見られる汚染物の濃度が増加することなく、一次燃焼チャンバから出る
煙道ガス流を混合するための装置を省くことができる。しかし、一次燃焼チャン
バとアフターバーニングチャンバを連結するパイプの使用は、工業規模の設備に
おける欠点を示す(弱い、固化)。
【0005】 発明の概要 本発明は、これら欠点を回避することを探求する。従って、本発明の一つの目
的は、固形物、特に廃棄物の新規な熱処理方法であって、該固形物が第1工程に
おいて酸素欠乏状態で燃焼/ガス化又は熱分解され、それからその発生ガスが、
完全燃焼のために必要な酸素含有媒体と混合され、燃焼される方法において、第
1工程からの煙道ガス中の局所的濃度及び温度の変動が排除され、結果として汚
染物質濃度、特にNOx排気が最少化される方法を提供することである。 これは、本発明に従い、NOxの減少を目的として第1工程から出る煙道ガス
が、混合ゾーンで酸素含有媒体と混合される前に、ガス状の無酸素又は低酸素媒
体と活発に均質化され、かつその混合ゾーンから出る均質化された低酸素煙道ガ
ス流が、完全燃焼のために必要な酸素含有媒体が加えられる前に、少なくとも0
.5秒の滞留時間で、保持ゾーンを通過するという事実によって達成される。
【0006】 本発明の利点は、第1工程から出るガスが、その本質的な均質化のため、完全
燃焼空気と混合されるときに、もはや何らの濃度及び温度の変動も示さないとい
う事実にある。空気欠乏(化学量論以下の空気比)の保持ゾーン中における均質
化ガス流の付加的滞留時間が、すでに生成されているNOを、NHX、HCN及
びCOの存在によって減少させ、N2を生成させる。その結果、本発明の固形物
の熱処理においては、最少限の汚染物質しか生成されない。 再生煙道ガス、水蒸気、酸素欠乏空気又は例えば窒素のような不活性ガスを、
均質化用のガス状無酸素又は低酸素媒体として使用すると特に好都合である。こ
れらのガスは、有利に煙道ガスの流れ方向に垂直に注入され、又は均質化及びさ
らに混合を促進するために特定角度で、かつ第1工程からの煙道ガスの流れ方向
と反対若しくは同一方向に注入される。
【0007】 さらに、第1工程から出る煙道ガスの活発な均質化を、混合ゾーンに導入され
る成分(静的混合要素)を用いて行うと有利である。これら導入成分は、煙道ガ
スの流れを方向転換し、その結果それらを十分かつ均質に混合する。これら導入
成分が、冷却媒体、例えば水、水蒸気又は空気が流れる空洞を有していると好都
合である。 最後に、第1工程から出る煙道ガスの活発な均質化が、流路の横断面の収縮又
は拡大によって行われると有利である。 さらに、混合ゾーンに供給される無酸素若しくは低酸素のガス状媒体の量によ
って、酸素含有媒体が注入される領域の煙道ガスの温度を調節すると好都合であ
る。これは、温度を一定に保つ非常に簡単な方法を表す。 中央流点火又は対向流点火による火格子システムを第1工程に使用すると有利
である。 さらに、第1工程として流動層を用いると、これは非常に良い物質移動及び熱
移動効果を与えるので有利である。耐火性内張りに対する局所的な温度ピーク及
び局所的な摩耗増加を防止できる。さらに、廃棄物に含まれる鉄金属と非鉄金属
を、非常に良い品質で灰から回収することができる。
【0008】 また、アフターバーニングゾーンが流動層であり、かつその流動層への入口に
、又は直接流動層中に酸素含有ガス状媒体を供給すると好都合である。すると、
粒子の存在で生じる熱移動が増加するため、熱的なNOx形成レベルが高い局所
的なホットゾーンを有利に回避することができる。さらに、熱交換器表面上の腐
食が低減される結果、熱交換器壁についての固化が防止される。より高い流圧及
び温度を設定することができ、達成される燃焼設備の熱効率を高めることができ
る。 最後に、保持ゾーンが流動層であり、かつその流動層への入口に又は直接流動
層中にガス状無酸素又は低酸素媒体を供給すると好都合である。 本発明のさらに完全な認識及びそれらの付加的な多くの利点は、本発明の多く
の例示的実施形態を示す添付図面と共に考慮して、以下の詳細な説明を参照する
ことによって得られ、同時に、より理解されるだろう。 図面には、本発明の理解を得るのに必須の部分のみが示されている。媒体の流
れ方向は矢印で示されている。
【0009】 好ましい実施形態の説明 ここで、図面を参照する場合、同等の参照番号は、複数の観点を通じて同一又
は対応する部分を示しており、図1は、本発明の第1の実施形態における固形物
、例えば廃棄物又は石炭の熱処理用設備の一部を図式的に示す。 火格子2は、ボイラー1の底部に配置され、第1の排気筒のみが示され、さら
なる放射排気筒及びその対流部は、図1には示されていない。示される廃棄物−
焼却プラントは、中央流火格子点火によって設計され、すなわち、アフターバー
ニングチャンバ14が火格子2上の中央に配置されている。 固形物3、この場合は廃棄物がボイラー1に導入され、火格子2上に積まれる
。一次空気4が火格子2を通して下から吹き込まれる。少量の一次空気のみが供
給されるので、この第1工程5では、空気又は酸素の欠乏が、廃棄物の部分的な
燃焼又はガス化しか起こさないことを意味する。CO含有及び低O2煙道ガス6
が、この第1工程5で生成されて、混合ゾーン7中に流れる。この混合ゾーン7
内で、第1工程5から出る煙道ガス6が均質化される。
【0010】 均質化を達成するため、少なくとも1の実質的に無酸素又は低酸素のガス状媒
体8が混合ゾーン7に加えられる。本例示的実施形態では、一方で水蒸気9、他
方で再生煙道ガス10が、媒体8として添加される。窒素又は他の不活性ガス、
及び酸素含量を減らした空気も、同様に第1工程5からの煙道ガス6の均質化に
適する。この場合、これら媒体の1種を混合ゾーン7に導入すれば十分であるが
、これら種々の媒体の混合物8も当然に適する。図1に示されるように、この例
示的実施形態では、ガス状媒体8が、煙道ガス6の流れ方向にほぼ垂直に混合ゾ
ーン7に注入される。 さらに、強化的な混合及び均質化は、媒体8が、第1工程5からの煙道ガス6
の流れ方向に反対方向の角度で添加される場合に達成される。第1工程5からの
煙道ガス6の流れ方向と同一方向の角度で媒体8を加えることもできる。媒体8
の圧力をより高めることも均質化効率を向上させる。
【0011】 本実施例では、混合ゾーン7は、ボイラー1の壁の横断面積の変化、すなわち
流路の横断面積の変化について留意すべきである。これら横断面の変化は、流路
の収縮又は拡大でよい。横断面の変化11は、煙道ガスの均質化を助ける。 さらに、図1の本例示的実施形態では、付加的に導入される成分12(静的混
合要素)が混合ゾーン7中に配置され、この成分が煙道ガス6の流れを逆転する
ことによって、煙道ガス6のさらなる混合及び活発な均質化を確実にする。静的
混合要素12は、冷却材、例えば空気、水又は水蒸気が流れる空洞(図示せず)
を有する。
【0012】 当然に、他の例示的実施形態では、上述の種々の技術手段(ガス状の実質的に
無酸素の媒体の添加、ガス流に導入される成分、流路の横断面積の変化)をいず
れの場合でも、第1工程5からの煙道ガス6の均質化のための代替物として使用
できる。 そして、混合ゾーン7から出る均質化されたCOリッチな煙道ガスは、やはり
酸素欠乏、すなわち化学量論以下の空気比である保持ゾーン13中を通過する。
この保持ゾーン13では、すでに燃焼によって生成したNOのいくらかが、CO
、NHi及びHCNの存在下、減少されてN2を生成する。本発明の第1に重要な
ことは、保持ゾーン13中におけるその均質化された煙道ガスの滞留時間が少な
くとも0.5秒であることである。これは、約4m/sという標準的な煙道ガス速度
を与える場合、保持ゾーンが少なくともほぼ2mの長さでなければならないこと
を意味する。
【0013】 そして、煙道ガスは、保持ゾーンからアフターバーニングゾーン14中に流れ
る。そこでは、酸素含有媒体15、例えば空気(二次空気)が加えられ、煙道ガ
スの完全燃焼が確実にされる。 固形物の区画された熱処理のための新規な本方法は、簡単な処理工程と、公知
の先行技術に比べて低減されたレベルのNOx排気によって特徴づけられる。こ
の場合、公知の先行技術とは対照的に、第1工程5から出るガス6は、二次空気
によってアフターバーニングゾーン内で混合かつ均質化されるのではなく、実際
のアフターバーニングの前に付加的な混合ゾーン7内で混合かつ均質化され、そ
の酸素欠乏煙道ガスのための保持ゾーン13が、煙道ガス6の混合と完全燃焼空
気15の供給との間に組み込まれており、この保持ゾーンに、該ガスは少なくと
も0.5秒間滞留しなければならない。このようにして、汚染物質放出を減らし
、かつ完全燃焼を達成することができる。
【0014】 さらに、本発明の方法によれば、単に、混合ゾーン7に供給される媒体8の量
を変えて、効果のある操作条件を適合させることにより、酸素含有媒体15が注
入される領域の煙道ガスの温度を調節することが非常に簡単である。 図2は、本発明のさらなる例示的実施形態を示しており、第1の例示的実施形
態とは、第1工程5で燃焼火格子の代わりに流動層5を用いる点だけが異なって
いる。廃棄物3は、化学量論以下の条件下、流動層16内で燃焼され、有利に、
非常に優れた物質移動及び熱移動が生じ、かつ局所的な温度ピークを防止する。
第1の例示的実施形態におけると同様に、流動層16(第1工程5)から出るガ
ス6は、続く混合ゾーン7で混合かつ均質化され、この混合ゾーン7には実質的
に無酸素又は低酸素媒体8、例えば水蒸気9、再生煙道ガス10が導入され、さ
らに静的に導入された成分12が配置され、煙道ガス6を逆流させて、強度な混
合及び均質化を起こす。そして、混合ゾーン7から出る均質化されたCOリッチ
な煙道ガスは、やはり酸素欠乏の保持ゾーン13中を通過する。保持ゾーン13
では、燃焼によってすでに生成されたNOのいくらかが、CO、NHi及びHC
Nの存在下、減少されてN2を生成する。そして、煙道ガスは、保持ゾーン13
からアフターバーニングゾーン14に流れる。そこで、酸素含有媒体15、例え
ば空気が加えられ、煙道ガスの完全燃焼を確実にする。
【0015】 図3は、図1に示される実施例と対照的に、アフターバーニングゾーン14が
流動層16として設計された例示的実施形態を示す。酸素含有ガス状媒体15は
、直接流動層16中に導入されるか、又は流動層16への入口で導入される。こ
れら代替物の両方が、図3に示されている。アフターバーニングゾーン14を流
動層16として設計することによって、粒子の存在により生じる高レベルの熱移
動のため、高レベルの熱的なNOx形成を伴う局所的なホットゾーンを回避する
ことができる。さらに、熱交換器壁の固化を防止でき、かつ熱交換器表面の腐食
をかなり減らすことができる。より高い蒸気圧と温度を設定することもでき、燃
焼設備のより高い熱効率を達成できる。
【0016】 図4は、本発明の第4実施形態による廃棄物の熱処理用設備の一部縦断面を示
しており、燃焼火格子2が第1工程として使用され、かつ流動層16が保持ゾー
ン13として使用されている。図1とは対照的に、この例示的実施形態では、混
合ゾーン7の横断面を広くすることを特徴とする。そして、混合ゾーン7から出
る均質化された煙道ガスによって、流動層16(保持ゾーン13)内で強い物質
移動及び熱移動が有利に起こる。
【0017】 最後に、図5は、さらに別の実施形態を示しており、図3に示されるものとは
アフターバーニングゾーン14内の流動層16が、この場合は循環流動層である
という点だけ異なっており、上昇管の空パイプ速度が増加される。その流動され
る物質はサイクロンに排出され、それから流動層に戻される。上昇管内における
垂直方向のガスの平均速度は、従来の流動層より循環流動層中で速く、ガスと粒
子との平均相対速度も高まる。これによって熱移動及び物質移動を高め、ひいて
は温度及び濃度分布を低くする。さらに、外部流動層冷却器を用いることによっ
て、流動層から回収される熱量を変えて、流動層温度及びアフターバーニングゾ
ーンの末端温度を正確に設定することができる。
【0018】 明らかに、上記教示に照らして本発明の多くの変形及び変更が可能である。従
って、特許請求の範囲内で、ここに具体的に記載したのとは別の方法で本発明を
実施できることを理解すべきである。例えば、別の例示的実施形態において、保
持ゾーン13は、循環流動層として設計することもでき、又は代わりに対向流点
火による火格子システムを使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態における第1工程として燃焼火格子を用いた廃棄物の熱
処理設備の一部縦断面を示す。
【図2】 本発明の第2実施形態における第1工程として流動層を用いた廃棄物の熱処理
設備の一部縦断面を示す。
【図3】 本発明の第3実施形態における第1工程として燃焼火格子を用い、かつアフタ
ーバーニングゾーンとして流動層を用いた廃棄物の熱処理設備の一部縦断面を示
す。
【図4】 本発明の第4実施形態における第1工程として燃焼火格子を用い、かつ保持ゾ
ーンとして流動層を用いた廃棄物の熱処理設備の一部縦断面を示す。
【図5】 図3に示される設備と同様であって、循環流動層がアフターバーニングゾーン
を形成する設備の一部縦断面を示す。
【符号の説明】
1 ボイラー 2 火格子 3 固形物、例えば廃棄物 4 一次空気 5 第1工程 6 工程5からの煙道ガス 7 混合ゾーン 8 無酸素又は低酸素ガス状媒体 9 水蒸気 10 再生煙道ガス 11 流路の断面積の変化 12 導入成分/静的混合要素 13 保持ゾーン 14 アフターバーニングゾーン 15 酸素含有ガス状媒体 16 流動層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,CN,H U,JP,KR,NO,US Fターム(参考) 3K061 AA01 AA11 AB02 AC01 BA05 FA21 FA25 3K078 AA05 BA08 BA26 CA02 CA12

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形物(3)、特に廃棄物の熱処理方法であって、該固形物
    (3)が、第1工程(5)において酸素欠乏状態で燃焼/ガス化又は熱分解され
    て、第1工程(5)から出る煙道ガス(6)が、アフターバーニングゾーン(1
    4)内で酸素含有ガス状媒体(15)と混合され、かつ完全燃焼される方法であ
    って、NOx減少目的のために、第1工程(5)から出る煙道ガス(6)が、混
    合ゾーン(7)内で酸素含有媒体(15)と混合される前に、混合ゾーン(7)
    中への無酸素又は低酸素媒体(8)の添加によって活発に均質化され、その混合
    ゾーン(7)から出る均質化された低酸素の煙道ガス流は、完全燃焼のために必
    要な酸素含有媒体(15)が加えられる前に、保持ゾーン(13)を通過し、こ
    の保持ゾーン(13)内の滞留時間が、少なくとも0.5秒であることを特徴と
    する固形物の熱処理方法。
  2. 【請求項2】 使用されるガス状媒体(8)が、再生煙道ガス(10)であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 使用されるガス状媒体(8)が、水蒸気(9)であることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 使用されるガス状媒体(8)が、酸素欠乏空気であることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 使用されるガス状媒体(8)が、不活性ガス、好ましくは窒
    素であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 第1工程(5)から出る煙道ガス(6)の活発な均質化が、
    混合ゾーン(7)に導入される成分(12)によって行われることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 導入される成分(12)を通じて、冷却媒体、好ましくは水
    、水蒸気又は空気が流れることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 第1工程(5)から出る煙道ガス(6)の活発な均質化が、
    混合ゾーン(7)の流路の横断面の収縮又は拡大によって行われることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 酸素含有媒体(15)が注入される領域内の煙道ガスの温度
    が、混合ゾーン(7)に供給される媒体(8)の量によって調節されることを特
    徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 保持ゾーン(13)において、煙道ガスが化学量論以下の
    空気比を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 中央流火格子点火による火格子システム(2)が、第1工
    程(5)として使用されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 対向流火格子点火による火格子システム(2)が、第1工
    程(5)として使用されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 流動層(16)が、第1工程(5)として使用されること
    を特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 アフターバーニングゾーン(14)が流動層(16)であ
    り、かつ酸素含有ガス状媒体(15)は、煙道ガス(6)が流動層(16)に入
    るときに該煙道ガス(6)に、又は直接流動層(16)中に供給されることを特
    徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 保持ゾーン(13)が流動層(16)であり、かつ無酸素
    若しくは低酸素ガス状媒体(8)は、煙道ガス(6)が流動層(16)に入ると
    きに該煙道ガス(6)に、又は直接流動層(16)中に供給されることを特徴と
    する請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 使用される流動層(16)が、循環流動層であることを特
    徴とする請求項14又は15に記載の方法。
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