JP2002514338A - 平坦な表面を有し、テープ支持手段を具備する可動磁気ヘッド使用のマルチトラックテープ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、マルチトラックテープ用テープレコーダおよび／または再生装置に関するものである。本装置は、磁気ヘッドのほぼ平坦な表面上に二次元マトリックスの形で配置された、マイクロトラックを記録および／または読み取るための活性部品を有する磁気ヘッド（１３）と、磁気ヘッドが置かれた前側表面と反対側のテープ（１１）の裏側表面に作用して、マイクロトラック（２）と、活性部品とを確実に接触させるための圧力手段（１６）とを具備する。移動手段は、アドレスしたマイクロトラックをバンドルする少なくとも二本のマイクロトラックのいずれか一本の前に磁気ヘッドを位置させる。アドレスしたマイクロトラックをバンドルするマクロトラックに隣接するテープ表面の一部を支持する手段は、テープの望ましくない変形を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】 平坦な表面を有し、テープ支持手段を具備する 可動磁気ヘッド使用のマルチトラックテープ装置 本発明はマルチトラックテープの記録および／または読み出し用テープレコー ダおよび／または再生装置に関するものである。 上述の種類の装置では、マルチトラック磁気テープ上のトラックに書き込みお よび／または読み取りを行うために磁気ヘッドを使用することが知られている。 一本のトラックが複数のこれより小さい基本のマイクロトラックをバンドルする 場合、マクロトラックと称する。磁気ヘッドは複数の活性部品からなり、各部品 は１回に一本のマイクロトラックに書き込みおよび／または読み取りを行うため に使用され、活性部品の数は、マクロトラックのすべてのマイクロトラックに同 時に書き込みを行うのに十分な数である。上述の種類の一例は、ＳＤＶＣＲ（固 定ディジタルビデオカセットレコーダ）で、固定磁気ヘッドが、テープの幅全体 のマイクロトラックすべてにアドレスするために使用される（参考文献１：マト リックス書き込みヘッドおよびカー読み取りヘッドを使用した高データ速度、高 密度磁気テ ープレコーダ、Ｊ．Ｃ．ＬｅｈｕｒｅａｕおよびＪ−Ｐ．Ｃａｓｔｅｒａ、ＴＨ ＯＭＳＯＮ−ＣＳＦ中央研究所、Ｏｒｓａｙ、第１３回大量記憶システムＩＥＥ Ｅシンポジウム議事録、Ａｎｎｅｃｙ、Ｆｒａｎｃｅ、１９９４年６月１２〜１ ６日、ｐ．１２７〜１３０）。ＳＤＶＣＲ磁気ヘッドの活性部品は通常、磁気ヘ ッド表面に二次元マトリックスの形で配置される。活性部品のマトリックスを有 する表面は、通常多層構造を活性部品とその磁気ギャップが表面に現れるまで研 磨することにより得られる。この方法により得られる表面はほぼ平坦であり、し たがって、マトリックスのすべての活性部品をテープ表面の対応するマイクロト ラックと接触させようとすると問題が生じる。本質的に非常に薄いテープは、磁 気ヘッドの活性部品のマトリックスを有する、比較的大きく平坦な表面との接触 がゆるくなる傾向がある。マイクロトラックと活性部品とを確実に接触させるた めに、空気流システムによりテープを平坦な表面に密着させる（参考文献２：３ ８４トラック固定磁気ヘッド用のヘッドとテープの接触特性、Ｆ．Ｌｅ Ｔｅｘ ｉｅｒ、Ｎ．Ｂｌａｎｃｈａｒｄ、Ｊ−Ｍ．Ｃｏｕｔｅｌｌｉｅｒ、ＴＨＯＭＳ ＯＮ−ＣＳＦ、電気化学学会秋期会議９１、Ｐｈｏｅｎｉｘ，Ｕ． Ｓ．Ａ．）。 ＳＤＶＣＲ磁気ヘッドは通常、たとえば１０２４本の、比較的多数のマイクロ トラックに同時にアドレスするように設計されている。ＳＤＶＣＲ磁気ヘッドを 製造するのに使用する複雑な技術のため、製造原価が比較的高くなることがある 。空気流システムを取り入れるのに必要なボリュームの他に、特にこれを小型の 、おそらく携帯用ＳＤＶＣＲに一体化させる場合、欠点を生じる。 本発明により解決する第一の問題は、安価な磁気ヘッドを使用することができ る上述の種類の装置に対する解決方法を見いだすことである。さらに、マイクロ トラックと磁気ヘッドの活性部品との間のどこでも確実に密着させる手段の、小 型でこれまでより簡単な解決方法が示唆される。 上述の問題点は、一本のマイクロトラックがそれぞれ一個の専用活性部品によ りアドレスされるような方法で、磁気ヘッドのほぼ平坦な表面上に二次元マトリ ックスの形で配列された、マイクロトラックを記録および／または読み出し用活 性部品を有する少なくとも一個の磁気ヘッドと、テープを磁気ヘッドの活性部品 の前を走行させる手段と、テープの表側表面と反対の裏側表面に作用して、マイ クロトラックと上記活性部品とを確 実に接触させるための圧力手段とを具備する、テープの走行方向に平行な複数の 情報マイクロトラックを記録させることができる、磁気層を表側表面に有する磁 気テープに記録および／または読み出しを行うためのテープレコーダおよび／ま たは再生装置において、上記装置が、上記活性部品を少なくとも二本のマクロト ラックのいずれか一本にバンドルされたアドレスしたマイクロトラックの前に位 置させるため、マイクロトラックの方向と交差する方向に磁気ヘッドを移動させ る手段と、テープの望ましくない変形を防止するため、上記アドレスしたマイク ロトラックをバンドルするマクロトラックに隣接するマクロトラックを有するテ ープの表面の一部を支持する手段を具備し、上記支持手段が、磁気ヘッドと別個 のものであることを特徴とする、テープレコーダおよび／または再生装置からな る、本発明により解決される。 本発明による装置は、従来の技術による磁気ヘッドより少ない活性部品を使用 することができる。このため、本発明による装置はまた、安価に製造することが できる。本発明による装置は、磁気ヘッド表面の活性部品の数より多くのマイク ロトラックに書き込みおよび／または読み取りを行うのに使用すること ができる。これは、磁気ヘッドをマイクロトラックの方向に交差する方向に移動 させることにより、すなわち活性部品をひとつのマクロトラックから他のマクロ トラックヘ移動させることにより達成される。磁気ヘッド表面の活性部品を同時 に使用してアドレスできる限られた数のマイクロトラックをバンドルしてひとつ のマクロトラックにすることができる。このようにして、磁気ヘッド上の活性部 品の数は、マイクロトラックをバンドルするマクロトラックの数を画定する。磁 気テープは、その幅全体で少なくとも二本のマクロトラックを有する。テープの 幅方向に沿って測定した磁気ヘッドの幅は、少なくともマクロトラックの幅に等 しい。マクロトラックに書き込みおよび／または読み取りを行っている間、テー プは圧力手段を用いて磁気ヘッドの表面に押しつけられる。場合によっては、こ れにより磁気ヘッドの縁部でテープの不可逆的変形（劣化）が生じることがある 。この変形を防止するため、本発明の装置は、活性部品を有する磁気ヘッドの平 坦な表面に隣接し、この上を通過するテープの部分を支持する手段を使用する。 本発明による装置の他の実施例では、圧力手段が、上記圧力手段をテープから 切り離す可動支持装置上に取り付けられ、こ れにより上記圧力手段がテープの裏側表面の圧力を解放する。この実施例による 装置は、圧力手段がテープから開放されると、磁気ヘッドがマクロトラックの方 向に交差する方向に急速に移動させることができる利点を有する。これにより、 テープの切断または破損が大幅に減少する。 本発明による他の実施例では、支持手段と圧力手段とは同一の手段である。こ の実施例により、装置がさらに簡略化され、製造原価が減少する。 本発明による装置は、テープの前側表面に位置する支持手段を有することがで きる。この実施例では、支持手段は磁気ヘッドの周囲に取り付けられ、磁気ヘッ ドが上記マイクロトラックの方向と交差する方向に変位する際、磁気ヘッドと同 一の運動をする。本発明による装置のこの実施例により、磁気ヘッドはテープか ら支持手段を開放する必要なく比較的急速に移動させることができる。 本発明による装置の他の好ましい実施例では、支持手段はテープの前側表面に 位置するプレートを具備する。このプレートは、マイクロトラックの方向と交差 する方向に傾斜した、磁気ヘッドが異なるマクロトラックにアドレスするために 摺動可能 な開口を有する。圧力手段が、磁気ヘッドを移動させる時、マクロトラックと活 性部品の上記接触を確実に行うような方法で、上記圧力手段を変位させる変位手 段上に取り付けられている。この実施例では、磁気ヘッドは支持手段が磁気ヘッ ドと同一の運動をせず、固定したまま比較的急速に移動させることができる。さ らに、この実施例は非常に小型で、本発明による装置の小型化、可搬化を実現す るのに使用することができる。 本発明による装置のさらに他の好ましい実施例では、圧力手段が、弾力性材料 の圧力パッドを具備し、その表面が上記テープの裏側表面に圧力を与えるために 使用される。これは圧力手段を達成するための簡単な方法である。本発明による 装置のさらに精巧な実施例では、圧力手段が、マイクロトラックの方向に垂直な 軸に取り付けられた、弾力性材料の圧力ローラを具備し、圧力ローラの表面が上 記テープの裏側表面に圧力を与えるために使用される。これにより、テープの裏 側表面上の摩擦が減少する。 本発明による装置の利点のある実施例では、磁気ヘッドの活性部品が書き込み のみに使用され、マイクロトラックが上記磁気ヘッドに付随する光学系を使用し て読み取られ、少なくとも 一個の偏光光源、一個の磁気光学トランスデューサ、および一個の線形光学セン サを具備する。この利点のある実施例により、非常に遅いテープ送り速度で光学 システムを使用して読み取ることができる比較的狭いマイクロトラックに書き込 むことができる。さらに、テープ上に比較的高密度の情報が達成される。 本発明の他の特徴および利点は、下記のいくつかの例の、第１図から第９図を 参照しての説明により明らかになる。 第１図は、マルチトラックテープの一部の概略図と、活性部品のマトリックス を含む磁気ヘッドの表面の略図を含む。 第２図は、磁気ヘッド、圧力手段、および書き込みまたは読み取りが行われて いるテープを具備するテープレコーダおよび／または再生装置の一部を概略的に 示す。 第３図は、マクロトラックを有するテープの一部の概略図と、活性部品を含む 磁気ヘッドの表面の略図を含む。 第４図は、マクロトラックをテープに書き込み、またはテープから読み取るの に使用する可動磁気ヘッドの概略図を示す。 第５図は、本発明による装置の概略図である。 第６図は、テープ上のトラックにアドレスする磁気ヘッドと、その周囲に位置 する支持手段の概略図を含む。 第７図は、第６図と同一の装置で、磁気ヘッドを異なる位置に有するものの概 略図を含む。 第８図は、支持手段としてプレートを使用する装置の概略図を示す。 第９図は、第８図の線ＡＡに沿った概略断面図を示す。 例および図は説明のためのみのものであり、したがって本発明を限定するもの ではない。最初の簡単な説明は、参考文献１に示す従来の技術に見られるＳＤＶ ＣＲ型テープレコーダについてのものである。第１図に示すテープ１の部分は、 前側表面にテープ１の送り方向３に平行な方向に複数のマイクロトラック２を有 する。マイクロトラック２に書き込むのに使用する磁気ヘッド５も第１図に見ら れる。磁気ヘッド５の平坦な表面６には、複数の活性部品７がある。各活性部品 ７は、一つのマイクロトラック２にアドレスするために使用される。この活性部 品７は、理解のために点線で示した二次元マトリックス８の形で配置される。マ イクロトラック２には、マトリックス８中のそれぞれ一個の活性部品７が対応す る。第２図には、磁気ヘッド５、圧力手段１０、およびこれらの間のテープ１の 一部からなるテープレコーダおよび／または再生装置９の一部が見られ る。装置９は点線で示され、テープ送り手段、テープが巻かれるリール、および テープレコーダおよび／または再生装置を実現するのに必要な既知の機械的、電 気的装置（すべて図示されていない）のすべてを具備する。磁気ヘッド５の活性 部品７の前方にテープ１が送られ、圧力手段１０がマイクロトラック２と活性部 品７を確実に接触させる。ＳＤＶＣＲでは、圧力手段１０は通常、テープの裏側 表面に圧力を形成する空気流システム（図示されていない）を有する。 本発明による装置に使用するために、マイクロトラック２は、第３図に示すよ うにテープ１１上に配置された少なくとも二本のマクロトラック１２にバンドル することができる。第３図にはまた、平坦な表面１４を有する磁気ヘッド１３の 略図が示されている。平坦な表面１４は、マトリックスの形で配置された活性部 品７を有する。磁気ヘッド１３の平坦な表面１４に含まれる活性部品７の数は通 常、第１図および第２図に示されるＳＤＶＣＲ装置の磁気ヘッド５に使用する活 性部品の数より少ない。これにより、磁気ヘッド１３は安価に製造できる。磁気 ヘッド１３により、一本のマクロトラック１２にあるすべてのマイクロトラック ２を同時に読み取ることができる。第４図に示 すように、磁気ヘッド１３は、移動手段１５を用いていずれかのマクロトラック １２の前に位置させることができる。移動手段１５は、点線を用いて概略を示し た装置９の一部である。弾力性材料で作られた圧力パッド（または圧力ローラ） の形状の圧力手段１６は、テープ１１上のマイクロトラック２と磁気ヘッド１３ の活性部品７とを確実に接触させるために用いられる。圧力手段１６は同時に、 テープが磁気ヘッド１３の縁部１７の周囲での湾曲または屈曲（したがって劣化 ）するのを防止する。上記縁部１７は、磁気ヘッド１３の活性部品７とテープ１ １との接触域の境界を定める。このように、圧力手段１６は、テープの一部を支 持する手段としても使用される。この実施例では、圧力手段でもある支持手段１ ６は、磁気ヘッド１３が接触するテープ１１の表側表面と反対側の裏側表面上に 位置する。支持されるテープの位置は、磁気ヘッド１３の活性部分とそれがアド レスするマイクロトラックとの接点を含むテープ域に隣接している。支持手段１ ６も装置９の一部である。 第５図は、本発明による装置の概略全体図を含む。図示した実施例では、テー プ１１は二個のテープリール１８上にまかれ、その間を移送される。テープリー ル１８は、フランジとともに 使用され、図示されていないクラッチギアを用いて駆動される。テープ送りはロ ーラ１９とキャプスタン２０により行われる。テープガイド２１は、テープ１１ を正確な経路を確実に保つために使用される。圧力手段１６は、たとえば圧力手 段がテープ幅全体を支持するのに十分な大きさであれば、支持手段としても用い られる。圧力手段１６は、第５図の位置で示されるように圧力手段１６をテープ から開放させる可動サポート２２上に取り付けられている。磁気ヘッド１３は、 従来の技術によるマイクロトラックを光学的に読み取るための光学的手段も具備 する、これより大きいヘッド光学装置（ＨＯＵ）２３の固定部分である（参考文 献１参照）。光学的手段は、少なくとも一個の偏光光源、カーヘッド、およびＣ ＣＤセンサを具備する。磁気ヘッド１３は、ＨＯＵ２３と同様にして移動する。 ＨＯＵ２３は、マイクロトラックの、テープ表面に平行な方向に垂直に向けられ たベアリング２４に沿って摺動する。ＨＯＵ２３の移動手段１５は、モータ２５ を具備し、モータの回転をベアリング２４に沿ってＨＯＵ２３の運動に変換する 機械的トランスミッション２６を駆動する。 第６図に示す実施例では、テープ１１を支持する手段２７は、 磁気ヘッド１３の周囲に取り付けられている。支持手段２７は、移動手段１５に より磁気ヘッド１３と同時に移動する。圧力手段２８は、テープ１１の裏側表面 を押さえつける。この圧力手段２８は、可動手段１５に非常に類似した手段２９ により移動することができる。支持手段２７は、磁気ヘッド１３に隣接するが、 磁気ヘッド１３の活性部品とは接触しないテープ表面の一部を支持する。第７図 は第６図と同一の実施例であるが、磁気ヘッド１３が第６図とは異なるマクロト ラックを読み取るために位置したものを示す。装置９に対して測定したテープの 高さ位置は、第６図と第７図では変わっていない。単に磁気ヘッド１３、支持手 段２７、および圧力手段２８が移動しただけである。 第８図では、テープの前側、すなわち磁気ヘッド３１が取り付けられた側に位 置するプレート３０がテープ１１を支持する。プレート３０は、マクロトラック １２の方向に交差する方向に、磁気ヘッド３１がテープ１１上のマクロトラック １２のマイクロトラックにアドレスするために摺動する傾斜した開口３２を有す る。弾力性材料で作られ、テープ送りに際して回転するための軸を有する圧力ロ ーラを具備する圧力手段３３が、マイク ロトラックと磁気ヘッド３１の活性部品とを確実に接触させるために、テープの 裏側に使用される。第８図に示した実施例による解決方法は第６図および第７図 に示した実施例と比較して、マイクロトラックに垂直な方向で小型化されている 。第９図は、第８図に示す装置の線ＡＡに沿った断面図を示す。圧力手段３３の 圧力ローラは圧縮された状態であり、当初のローラの圧縮されない状態は点線３ ４で示されている。磁気ヘッド３１は、移動手段３５により傾斜した開口３２中 を摺動し、圧力手段３３の圧力ローラは、磁気ヘッド３１がセットされる各位置 に上記接触が確実に行われるように、変位手段３６により、マクロトラックの方 向に平行な方向に変位する。

───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 一本のマイクロトラック（２）がそれぞれ一個の専用活性部品によりアド レスされるような方法で、磁気ヘッドのほぼ平坦な表面上に二次元マトリックス の形で配列された、マイクロトラックを記録および／または読み出し用活性部品 （７）を有する少なくとも一個の磁気ヘッド（５、１３）と、 テープを磁気ヘッドの活性部品の前を走行させる手段と、 テープの表側表面と反対の裏側表面に作用して、マイクロトラックと上記活性 部品とを確実に接触させるための圧力手段とを具備する、 テープの走行方向（３）に平行な複数の情報マイクロトラック（２）を記録さ せることができる、磁気層を表側表面に有する磁気テープ（１、１１）に記録お よび／または読み出しを行うためのテープレコーダおよび／または再生装置にお いて、 上記装置が、上記活性部品（７）を少なくとも二本のマクロトラック（１２） のいずれか一本にバンドルされたアドレスしたマイクロトラック（２）の前に位 置させるため、マイクロトラック（２）の方向と交差する方向に磁気ヘッド（１ ３）を移 動させる手段（１５）と、テープの望ましくない変形を防止するため、上記アド レスしたマイクロトラックをバンドルするマクロトラックに隣接するマクロトラ ックを有するテープの表面の一部を支持する手段（１６）を具備し、上記支持手 段（１６）が、磁気ヘッド（１３）と別個のものであることを特徴とするテープ レコーダおよび／または再生装置。 ２． 上記圧力手段（１６）が、上記圧力手段をテープ（１１）から切り離す可 動支持装置（２２）上に取り付けられ、これにより上記圧力手段がテープの裏側 表面の圧力を解放することを特徴とする請求の範囲第１項に記載のテープレコー ダおよび／または再生装置。 ３． 上記支持手段および上記圧力手段が、同一の手段であることを特徴とする 請求の範囲第１項または第２項に記載のテープレコーダおよび／または再生装置 。 ４． 上記支持手段（２７）がテープ（１１）の前側表面に位置し、磁気ヘッド （１３）の周囲に取り付けられ、磁気ヘッドが上記マイクロトラック（２）の方 向と交差する方向に変位する際、磁気ヘッドと同一の運動をすることを特徴とす る請求の範囲第１項または第２項に記載のテープレコーダおよび／また は再生装置。 ５． 上記支持手段が、テープ（１１）の前側表面に位置し、マイクロトラック （２）の方向と交差する方向に傾斜した、磁気ヘッド（３１）が異なるマクロト ラック（１２）にアドレスするために摺動可能な開口（３２）を具備し、上記圧 力手段（３３）が、磁気ヘッドを移動させる時、マイクロトラック（２）と活性 部品（７）との上記接触を確実に行うような方法で、上記圧力手段（３３）を変 位させる変位手段（３６）上に取り付けられていることを特徴とする請求の範囲 第１項または第２項に記載のテープレコーダおよび／または再生装置。 ６． 上記圧力手段が、弾力性材料の圧力パッドを具備し、その表面が上記テー プの裏側表面に圧力を与えるために使用されることを特徴とする請求の範囲第１ 項から第５項のいずれか一項に記載のテープレコーダおよび／または再生装置。 ７． 上記圧力手段が、マイクロトラックの方向に垂直な軸に取り付けられた、 弾力性材料の圧力ローラを具備し、圧力ローラの表面が上記テープの裏側表面に 圧力を与えるために使用されることを特徴とする請求の範囲第１項から第５項の いずれか一項に記載のテープレコーダおよび／または再生装置。 ８． 磁気ヘッドの上記活性部品が書き込みのみに使用され、マイクロトラック が上記磁気ヘッドに付随する光学系を使用して読み取られ、少なくとも一個の偏 光光源、一個の磁気光学トランスデューサ、および一個の線形光学センサを具備 することを特徴とする請求の範囲第１項から第７項のいずれか一項に記載のテー プレコーダおよび／または再生装置。