JP2843407B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JP2843407B2 JP2843407B2 JP7168190A JP7168190A JP2843407B2 JP 2843407 B2 JP2843407 B2 JP 2843407B2 JP 7168190 A JP7168190 A JP 7168190A JP 7168190 A JP7168190 A JP 7168190A JP 2843407 B2 JP2843407 B2 JP 2843407B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オーディオ記録ヘッド及びコントロールヘ
ッドへの粉塵の付着を防止し、クリーニング機構を有す
る磁気記録再生装置に関する。
ッドへの粉塵の付着を防止し、クリーニング機構を有す
る磁気記録再生装置に関する。
[従来技術] 近年、放送局やプロダクションなどの業務用撮影記録
においては、たとえばニュース取材やドラマのロケの取
材などに、撮影手段としてカメラ一体型ビデオテープレ
コーダ(以下VTRという)、またはセパレートポータブ
ルVTRを使用している。また、砂漠地帯や粉塵の多い場
所でのVTRの使用機会も増えており、VTRの内部に砂や粉
塵の侵入を防ぐ様々な工夫が試みられている。
においては、たとえばニュース取材やドラマのロケの取
材などに、撮影手段としてカメラ一体型ビデオテープレ
コーダ(以下VTRという)、またはセパレートポータブ
ルVTRを使用している。また、砂漠地帯や粉塵の多い場
所でのVTRの使用機会も増えており、VTRの内部に砂や粉
塵の侵入を防ぐ様々な工夫が試みられている。
しかし、そのほとんどはカセットをダウンさせた状態
のいてのみ、できるだけ密閉状態を保つという方式であ
り、カセットがアップした状態では、砂や粉塵などを避
けることはできないものであった。
のいてのみ、できるだけ密閉状態を保つという方式であ
り、カセットがアップした状態では、砂や粉塵などを避
けることはできないものであった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、カセットがアップした状態で、砂や粉
塵などがVTRの内部の機構系やテープ走行系に侵入する
と、リニアオーディオ信号とコントロール信号を記録再
生する固定ヘッド(以下A/Cヘッドという。)の前面に
付着し、記録時にオーディオ信号やコントロール信号が
記録されないという課題がある。
塵などがVTRの内部の機構系やテープ走行系に侵入する
と、リニアオーディオ信号とコントロール信号を記録再
生する固定ヘッド(以下A/Cヘッドという。)の前面に
付着し、記録時にオーディオ信号やコントロール信号が
記録されないという課題がある。
本発明は、前記した従来技術の課題を解決するため、
カセットがアップしている状態及びアンローディング状
態にあっても、A/Cヘッドに当接し、VTR外部から侵入す
る砂や粉塵などがA/Cヘッドに付着することを防止し、
記録時の信頼性を向上させるようにした磁気記録再生装
置を提供することを目的とする。
カセットがアップしている状態及びアンローディング状
態にあっても、A/Cヘッドに当接し、VTR外部から侵入す
る砂や粉塵などがA/Cヘッドに付着することを防止し、
記録時の信頼性を向上させるようにした磁気記録再生装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明の磁気記録再生装置
は、平行2リールテープカセットを用い、磁気ヘッドを
有する回転ドラムと、リニアオーディオ信号とコントロ
ール信号を記録再生する固定ヘッドとを含む磁気記録再
生装置であって、アンローディング時には前記固定ヘッ
ド部に当接し、ローディング完了時およびテープ走行時
には、テープ通過領域外に移動するヘッドクリーニング
手段を備えたことを特徴とする。
は、平行2リールテープカセットを用い、磁気ヘッドを
有する回転ドラムと、リニアオーディオ信号とコントロ
ール信号を記録再生する固定ヘッドとを含む磁気記録再
生装置であって、アンローディング時には前記固定ヘッ
ド部に当接し、ローディング完了時およびテープ走行時
には、テープ通過領域外に移動するヘッドクリーニング
手段を備えたことを特徴とする。
[作用] 前記した本発明の構成によれば、アンローディング時
にはヘッドクリーニング手段によってヘッドクリーニン
グユニットが、前記A/Cヘッド部に当接するので、砂や
粉塵などがA/Cヘッドに付着することを防止し、オーデ
ィオ信号やコントロール信号の確実な記録および再生を
することができる。
にはヘッドクリーニング手段によってヘッドクリーニン
グユニットが、前記A/Cヘッド部に当接するので、砂や
粉塵などがA/Cヘッドに付着することを防止し、オーデ
ィオ信号やコントロール信号の確実な記録および再生を
することができる。
また、ローディング完了時およびテープ走行時には、
ヘッドクリーニング手段によってヘッドクリーニングユ
ニットがテープ通過領域外に移動するので、テープの走
行に悪影響を与えることがない。
ヘッドクリーニング手段によってヘッドクリーニングユ
ニットがテープ通過領域外に移動するので、テープの走
行に悪影響を与えることがない。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の一実施例のアンローディング状態
の走行系の全体概要図である。1は磁気ヘッドを有する
回転ドラムであり、2は磁気テープカセット、3はA/C
ヘッド、4はAEヘッド、5はフルイレースヘッドであ
る。6、11、13,14,17はシャーシに植設固定されたテー
プガイドである。7′、8′、9′、10′、12′、16′
はアンローディング時に、カセット2のマウス内に収納
されたテープガイドである。15はローディング完時にピ
ンチローラ18′が圧着され、磁気テープを駆動するキャ
プスタン軸である。20は、テープローディング中に、A/
Cヘッド3をクリーニングし、ローディング完状態では
テープ走行に影響を与えない位置に移動するA/Cヘッド
クリーニングユニットである。
の走行系の全体概要図である。1は磁気ヘッドを有する
回転ドラムであり、2は磁気テープカセット、3はA/C
ヘッド、4はAEヘッド、5はフルイレースヘッドであ
る。6、11、13,14,17はシャーシに植設固定されたテー
プガイドである。7′、8′、9′、10′、12′、16′
はアンローディング時に、カセット2のマウス内に収納
されたテープガイドである。15はローディング完時にピ
ンチローラ18′が圧着され、磁気テープを駆動するキャ
プスタン軸である。20は、テープローディング中に、A/
Cヘッド3をクリーニングし、ローディング完状態では
テープ走行に影響を与えない位置に移動するA/Cヘッド
クリーニングユニットである。
次に第2図は、本発明の一実施例のローディング完状
態の走行系の全体概要図である。
態の走行系の全体概要図である。
第5図は、本発明の一実施例のA/Cヘッドクリーニン
グ機構の主要構成部の側面断面図を示すものである。
グ機構の主要構成部の側面断面図を示すものである。
第5図において、20はA/Cヘッドクリーニングユニッ
トである。すなわち、支軸23に回転自在に挿入されたA/
Cヘッドクリーニングアーム26と、支軸24に回動自在に
挿入されたカム付きギヤ21の溝カムに係合する駆動ピン
22と、A/Cヘッド3のオーディオヘッド部aとコントロ
ール部bに当接する位置にA/Cヘッドクリーニングアー
ム26に貼付されたパッド25により構成されている。
トである。すなわち、支軸23に回転自在に挿入されたA/
Cヘッドクリーニングアーム26と、支軸24に回動自在に
挿入されたカム付きギヤ21の溝カムに係合する駆動ピン
22と、A/Cヘッド3のオーディオヘッド部aとコントロ
ール部bに当接する位置にA/Cヘッドクリーニングアー
ム26に貼付されたパッド25により構成されている。
以上のように構成されたA/Cヘッドクリーニング機構
について、以下第3図及び第4図を用いて、その動作を
説明する。
について、以下第3図及び第4図を用いて、その動作を
説明する。
まず第3図は、テープアンローディング完了状態を示
す。駆動源(図示せず)によりローディングリング19が
矢印A方向に回転すると、カム付ギヤ21は矢印B方向に
回転し、カム付ギヤ21のカム溝に係合し、支軸23に回動
自在に挿入されたA/Cヘッドクリーニングユニット20
は、矢印C方向に回転する。そうすると第4図に示すよ
うに、ピンチローラ18とテープガイド16は、ローディン
グリング19と連動し、カセット2(第1図および第2図
に示す)から磁気テープを引き出し、第4図に示すよう
に、テープパスを形成し、ローディング完了状態を作
る。このとき、A/Cヘッドクリーニングユニット20は、
第4図に示すように、テープパス外に位置し、テープの
走行に影響を与えない。
す。駆動源(図示せず)によりローディングリング19が
矢印A方向に回転すると、カム付ギヤ21は矢印B方向に
回転し、カム付ギヤ21のカム溝に係合し、支軸23に回動
自在に挿入されたA/Cヘッドクリーニングユニット20
は、矢印C方向に回転する。そうすると第4図に示すよ
うに、ピンチローラ18とテープガイド16は、ローディン
グリング19と連動し、カセット2(第1図および第2図
に示す)から磁気テープを引き出し、第4図に示すよう
に、テープパスを形成し、ローディング完了状態を作
る。このとき、A/Cヘッドクリーニングユニット20は、
第4図に示すように、テープパス外に位置し、テープの
走行に影響を与えない。
一方、アンローディング時の動作は、第1図および第
3図に示すように、ローディング動作の逆であり、アン
ローディング完了状態では、A/Cヘッドクリーニングユ
ニット20のパッド25は、A/Cヘッド部に当接しており、
カセットがアップした状態で外部から砂や粉塵などが入
ってきても、A/Cヘッド部に付着することを防止でき
る。
3図に示すように、ローディング動作の逆であり、アン
ローディング完了状態では、A/Cヘッドクリーニングユ
ニット20のパッド25は、A/Cヘッド部に当接しており、
カセットがアップした状態で外部から砂や粉塵などが入
ってきても、A/Cヘッド部に付着することを防止でき
る。
以上説明した本発明の一実施例の磁気記録再生装置に
よれば、平行2リールテープカセット2を用い、磁気ヘ
ッドを有する回転ドラム1と、リニアオーディオ信号と
コントロール信号を記録再生するA/Cヘッド3とを含
み、アンローディング時には前記A/Cヘッド部3に当接
し、ローディング完了時およびテープ走行時には、テー
プ通過領域外に移動するヘッドクリーニング手段(19〜
26)を備えたので、砂や粉塵などがA/Cヘッド3の前面
に付着することを防止でき、オーディオ信号やコントロ
ール信号の確実な記録・再生をすることができる。
よれば、平行2リールテープカセット2を用い、磁気ヘ
ッドを有する回転ドラム1と、リニアオーディオ信号と
コントロール信号を記録再生するA/Cヘッド3とを含
み、アンローディング時には前記A/Cヘッド部3に当接
し、ローディング完了時およびテープ走行時には、テー
プ通過領域外に移動するヘッドクリーニング手段(19〜
26)を備えたので、砂や粉塵などがA/Cヘッド3の前面
に付着することを防止でき、オーディオ信号やコントロ
ール信号の確実な記録・再生をすることができる。
また、ローディング完了時およびテープ走行時には、
ヘッドクリーニング手段(19〜26)によってヘッドクリ
ーニングユニット20がテープ通過領域外に移動するの
で、テープの走行に悪影響を与えることがない。
ヘッドクリーニング手段(19〜26)によってヘッドクリ
ーニングユニット20がテープ通過領域外に移動するの
で、テープの走行に悪影響を与えることがない。
[発明の効果] 以上説明した本発明の構成によれば、アンローディン
グ時にはヘッドクリーニング手段によってヘッドクリー
ニングユニットが、前記A/Cヘッド部に当接するので、
砂や粉塵などがA/Cヘッドに付着することを防止し、オ
ーディオ信号やコントロール信号の確実な記録・再生を
することができるという優れた効果を達成できる。
グ時にはヘッドクリーニング手段によってヘッドクリー
ニングユニットが、前記A/Cヘッド部に当接するので、
砂や粉塵などがA/Cヘッドに付着することを防止し、オ
ーディオ信号やコントロール信号の確実な記録・再生を
することができるという優れた効果を達成できる。
また、ローディング完了時およびテープ走行時には、
ヘッドクリーニング手段によってヘッドクリーニングユ
ニットがテープ通過領域外に移動するので、テープの走
行に悪影響を与えることがないという効果を達成でき
る。
ヘッドクリーニング手段によってヘッドクリーニングユ
ニットがテープ通過領域外に移動するので、テープの走
行に悪影響を与えることがないという効果を達成でき
る。
第1図は本発明の磁気記録再生装置の一実施例における
アンローディング時のテープ走行系を示す概要図、第2
図は同ローディング完了時のテープ走行系を示す概要
図、第3図は同アンローディング完了時の主要部の構成
図、第4図は同ローディング完了時の主要部の構成図、
第5図は同ヘッドクリーニング手段の構成図である。 1……回転ドラム、2……平行2本リールカセット、3
……A/Cヘッド、4……AEヘッド、20……A/Cヘッドクリ
ーニングユニット、25……パッド、26……A/Cヘッドク
リーニングアーム。
アンローディング時のテープ走行系を示す概要図、第2
図は同ローディング完了時のテープ走行系を示す概要
図、第3図は同アンローディング完了時の主要部の構成
図、第4図は同ローディング完了時の主要部の構成図、
第5図は同ヘッドクリーニング手段の構成図である。 1……回転ドラム、2……平行2本リールカセット、3
……A/Cヘッド、4……AEヘッド、20……A/Cヘッドクリ
ーニングユニット、25……パッド、26……A/Cヘッドク
リーニングアーム。
Claims (1)
- 【請求項1】平行2リールテープカセットを用い、磁気
ヘッドを有する回転ドラムと、リニアオーディオ信号と
コントロール信号を記録再生する固定ヘッドとを含む磁
気記録再生装置であって、アンローディング時には前記
固定ヘッド部に当接し、ローディング完了時およびテー
プ走行時には、テープ通過領域外に移動するヘッドクリ
ーニング手段を備えたことを特徴とする磁気記録再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7168190A JP2843407B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7168190A JP2843407B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03269816A JPH03269816A (ja) | 1991-12-02 |
JP2843407B2 true JP2843407B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=13467553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7168190A Expired - Fee Related JP2843407B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2843407B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1086041C (zh) * | 1995-05-19 | 2002-06-05 | 索尼公司 | 磁带记录和/或再生装置的清洗装置 |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP7168190A patent/JP2843407B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03269816A (ja) | 1991-12-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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