JP2002514251A - 光沢度特性が向上したポリエチレンの相乗ブレンド - Google Patents

光沢度特性が向上したポリエチレンの相乗ブレンド

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Abstract

(57)【要約】 押出被膜、インフレーションフィルム及びキャストフィルム用の少なくとも2種のポリエチレンのブレンドが記載されている。このような被膜またはフィルムが示す光沢度は意外にも、少なくとも2種の成分の線状組み合せから予想されるよりも高く、場合によっては、個々の成分の光沢度よりもさらに高い。

Description

【発明の詳細な説明】 光沢度特性が向上したポリエチレンの相乗ブレンド 関連出願のクロス・リファレンス 本出願は、1997年2月19日に出願された米国仮出願第60/035,406号及び1997 年8月14日に出願された米国仮出願第60/055,773号についての米国特許法(35 U SC)119条の優先権の利益を請求する。 発明の分野 本発明は、押出被膜、キャストフィルム及びインフレーションフィルム(blow n film)に使用できるポリエチレン組成物に関する。 発明の背景 写真印画紙、高級コピー用紙、食品、チューインガム及び衣類用の包装材料、 ならびに他の柔軟性(又は可撓性)包装のような用途においては、高光沢表面が 望ましい場合が多い。高光沢被膜の人目を引きつける魅力は、小売業におけるセ ールスポイントと考えられる。 同様に、衣類用包装材料のようなインフレーションフィルムまたはキャストフ ィルムから作られた柔軟性包装においては、買い手が包装品を開ける必要なく包 装品の内容物を調べることができるように、透視透明度が優れていることが重要 である。これは、書類のラミネーションのようないくつかの押出被覆用途におい ても重要である。 本発明者の1人に発行された米国特許第5,268,230号及び同第5,350,476号は、 被覆用組成物、ならびにポリプロピレンによって示 される光沢度に匹敵するまたはそれよりさらに高い光沢度を有する単一の二重目 的高光沢ポリエチレン押出被膜を生成する被覆用組成物の被覆方法を開示してい る。「二重目的(dual purpose)」とは、被膜が高い光沢度を有すると共に被酸 化性であり、従って印刷可能であることを意味する。 単一の二重目的被膜はこれまでは、ポリエチレンまたはポリプロピレンによっ ては可能ではなかった。開示された製造方法及び製品は、メルトインデックスが 2.0〜4.0dg/分、膨潤比が1.2〜1.35、アニール密度が0.91〜0.93g/cc及び多 分散度指数が約6〜約9である分子量分布の狭い低密度ポリエチレンに基づく。 同一譲受人に譲渡された同時係属出願(未だ出願番号が付与されていない;Ea stman Chemical Co.Docket No.70537)は、被膜及び方法を開示し、従って、 ポリプロピレンが示す光沢度に匹敵する光沢度をさらに有するポリエチレン押出 被膜を生成し、高い耐応力亀裂性及び熱間粘着性(「ポップ−オープン」抵抗性 )を有し、優れたネックイン特性を有し且つより強靱なシールを形成する被膜を 提供する。開示された製造方法及び製品は、メルトインデックスが0.5〜4.0dg/ 分、好ましくは約0.5〜2.0dg/分未満、膨潤比が1.2〜1.35、アニール密度(ann ealed density)が0.91〜0.93g/cc及び多分散度指数(polydispersity index )が約5.5〜約9である分子量分布の狭い低密度ポリエチレンに基づく。 前記米国特許及び特許出願において権利として請求されたポリエチレンにより 、押出被膜業界においてこれまで最も光沢度が高い材料と考えられていたポリプ ロピレンの光沢度に匹敵するかまたはそれよりさらに優れた光沢度を有する押出 被膜が可能になった。表面の光沢度または正反射率は、その表面によって反射さ れる光を、完全鏡面によって反射されるであろう光と比較した尺度である。光沢 度100は、完全鏡面のために決められた値1,000の1/10である。光沢度は一般に 、ASTM D2457に従って75°及び/または60°(垂直線から)において測定され る。代表的な押出被覆ポリプロピレンは、75°の表面光沢度が約86であるが、前 記特許及び特許出願は、75°の表面光沢度が、例えば90と高い押出被覆ポリエチ レンを開示している。 しかし、いくつかの押出被覆用途ではこれよりさらに高い光沢度を有する被膜 が望まれている。押出被膜業界、特に写真印画紙及びコピー用紙製造業者は、よ り光沢度の高いフィルム及び被膜を生成するポリエチレンを開発及び供給するよ うにポリマー供給業者にたびたび要望している。従って、現在入手できるポリエ チレンのフィルムまたは被膜の透明度を損なうことなく、現在入手できるものよ りさらに光沢度の高いフィルムまたは被膜を生成できるポリエチレンを開発する ことが非常に望まれている。 発明の要約 本発明は、 (1)第1成分が、190℃におけるメルトインデックスが6.0dg/分未満、好 ましくは0.5〜4dg/分、膨潤比が1.5未満、好ましくは1.2〜1.35及びアニール 密度が0.91〜0.93g/ccであることによって示される狭い分子量分布を有するポ リエチレンであり、且つ第2の成分が、190℃におけるメルトインデックスが約 6dg/分またはそれ以上、好ましくは6〜200dg/分、膨潤比が約1.5またはそれ 以上、好ましくは1.7〜1.8及びアニール密度が0.91〜0.92g/ccであることによ って示される広い分子量分布を有するポリエチレンである、少なくとも2種の成 分からなるポリエチレンブレンドからなる組成物; (2)前記組成物を高光沢チルロールに対して押出すことを含んでなる、単 一の二重目的高光沢キャストフィルムの製造方法;ならびに (3)高光沢表面及び優れた透視透明度を有するキャストフィルム及びイン フレーションフィルムならびに/または基材層及び高光沢押出被覆層を有する押 出被覆製品の形態であることができる、前記組成物を含んでなる製品 に関する。 従って、本発明の目的は、少なくとも2種の異なるポリエチレン組成物のブレ ンドから、高光沢表面及び優れた透視透明度を有するインフレーションフィルム 及びキャストフィルムならびに高い表面光沢度を有する押出及び同時押出被膜を 生成することにある。 本発明の別の目的は、被膜またはフィルムの光沢度がポリエチレン組成物の線 状組み合せ(linear combination)から予想されるものよりも高い、少なくとも 2種のポリエチレン組成物のブレンドを提供することにある。 本発明のさらに別の目的は、フィルムまたは被膜の光沢度がいずれかの組成物 単独から得られる光沢度よりも高い、少なくとも2種のポリエチレン組成物のブ レンドを提供することにある。 本発明のこれらの及び他の目的、特徴ならびに利点は、以下の詳細な説明、好 ましい態様及び具体例に言及するにつれて、明らかになるであろう。 好ましい態様の説明 本発明者らは意外にも、前記特許及び特許出願に記載された、分子量分布が狭 い押出被膜ポリエチレンの光沢度及び透明度が、以下に記載されるように少なく とも若干量の高メルトインデックスポリ エチレンをポリエチレン組成物に添加することによって著しく改良できることを 見出した。 前述の通り、前に引用した米国特許第5,268,230号及び同第5,350,476号ならび に前述の同一譲受人に譲渡された同時係属特許出願(未だ出願番号が付与されて いない)は、低メルトインデックス及び狭い分子量分布を有するポリエチレンを 使用して、高光沢押出被膜を生成する方法を開示している。その後、本発明者ら は、個々にフィルムに流延した時に、前記特許及び特許出願に記載された組成物 及び方法から得られるキャストフィルムに比較して著しく高い表面光沢度及び透 視透明度を示すいくつかの高メルトインデックスポリエチレンを見出した。 しかし、これらのいくつかの高メルトインデックスポリエチレンは、溶融状態 では流動性が高すぎるために、基本的には押出被覆できないものである。これら はむしろ、成形及びカーペット被覆の用途に使用される。これらの高メルトイン デックスポリエチレンは、約6dg/分より高く約200dg/分以下のメルトインデ ックスを有する。 本発明に係るブレンドにおいては、高メルトインデックスポリエチレンの量は 50重量%未満であるのが好ましい。必要とされる高メルトインデックスポリエチ レンのより好ましい量は、約20重量%またはそれ以下である。得られる2成分ブ レンドは、前述の特許及び発明の報告に記載された個々の高光沢ポリエチレンで は、これまでいずれの場合にも、達成され得なかった光沢度が極めて高いキャス トフィルム及び光沢度が極めて高い押出被膜を生成する。 本発明者らはまた意外にも、前記特許及び同時係属特許出願に記載された、分 子量分布の狭い押出被膜ポリエチレンの光沢度及び透明度が、そのポリエチレン に、約6dg/分、好ましくは約20dg/分 より高いメルトインデックス及び広い分子量分布を有する低密度ポリエチレン約 20重量%を添加することによって著しく改良できることを見出した。得られる2 成分ブレンドの表面光沢度は意外にも、本発明を構成するポリエチレンブレンド に使用されるいずれの成分が示すキャストフィルムの光沢度及び押出フィルムの 光沢度よりも優れている。2種のポリエチレンをブレンドすることによって達成 される予想外の相乗作用によって2成分のいずれよりも高い光沢度が得られるこ とは非常に意外なことである。 本発明の組成物は、2成分ポリエチレンブレンドを含み、このブレンドは、19 0℃におけるメルトインデックスが6未満、好ましくは0.5〜4dg/分、膨潤比が 1.5未満、好ましくは1.2〜1.35及びアニール密度が0.91〜0.93g/ccであること を特徴とすることによって示される、狭い分子量分布のポリエチレンである第1 の成分、好ましくは多量成分;ならびに190℃におけるメルトインデックスが約 6またはそれ以上、好ましくは6〜220dg/分、膨潤比が約1.5またはそれ以上、 好ましくは1.7〜1.8及びアニール密度が0.91〜0.92g/ccであることを特徴とす ることによって示される、広い分子量分布のポリエチレンである第2の成分、好 ましくは少量成分からなる。ここで「多量成分」とは、50重量%より多いことを 意味し;「少量成分」とは50重量%未満であることを意味する。 このブレンドは2種より多くの成分を含むことができることを理解されたい。 従って、例えば、第1の成分または第2の成分とは異なる特性、すなわち、異な るメルトインデックスまたは膨潤比を有するポリエチレンの第3の成分を含むこ とができる。第1の成分 : 本発明を構成するポリエチレンブレンドの第1の成分、好ましく は多量成分は、以下に定義する190℃でのメルトインデックスが約6.0未満、好ま しくは約0.5〜約4dg/分である。第1の成分のポリエチレンは好ましくは、メ ルトインデックスが約1.2〜約3dg/分、より好ましくは1.2dg/分〜2dg/分未 満、最も好ましくは1.7dg/分である。 本発明を構成するポリエチレンブレンドの第1の成分は、以下に定義する膨潤 比が1.5未満、好ましくは約1.2〜約1.35である。ポリエチレンブレンドの第1の 成分の膨潤比は、より好ましくは約1.25〜1.33、最も好ましくは約1.3である。 本発明を構成するポリエチレンブレンドの第1の成分は好ましくは、以下に定 義するアニール密度が約0.91〜約0.93dg/ccである。本発明を構成するポリエチ レンブレンドの第1の成分はアニール密度が0.915〜0.927dg/cc、最も好ましく は0.92dg/ccである。 第1の成分は、多分散度指数が、約9、好ましくは約5.5より高く、より好ま しくは5.5〜7.8、さらに好ましくは約5.5〜6.0未満、最も好ましくは約5.8であ る。 用語「狭い分子量分布」とは、例えば、多分散度指数のみに及び/または前記 膨潤比によって示される狭い分子量分布を意味し、これが第1の成分を特徴づけ る。本開示を入手した当業者ならば、用語「狭い分子量分布」の意味を認識でき ると共に、膨潤比の前記特徴に基づいて且つ/または前記多分散度指数に基づい て、同じものを製造または選択できることを理解されたい。第2の成分 : 本発明を構成するポリエチレンブレンドの第2の成分、好ましくは少量成分は 、第1の成分のメルトインデックスより高いメルトインデックスを有する、すな わち、以下に定義する190℃でのメルト インデックスが約6またはそれ以上、好ましくは6〜220dg/分である。第2の 成分のポリエチレンは、メルトインデックスがより好ましくは6〜100dg/分、 さらに好ましくは10〜40dg/分、最も好ましくは20dg/分である。 本発明を構成するポリエチレンブレンドの第2の成分は、以下に定義する膨潤 比が約1.5より大きく、好ましくは約1.7〜約1.8であるのが望ましい。ポリエチ レンブレンドの少量成分の膨潤比はより好ましくは約1.65〜1.80、最も好ましく は約1.75である。 本発明を構成するポリエチレンブレンドの第2の成分は好ましくは、以下に定 義するアニール密度が0.91〜0.92g/ccである。第2の成分は好ましくは、本発 明を構成するポリエチレンブレンドの少量成分であり、アニール密度がより好ま しくは0.915〜0.920、最も好ましくは0.917である。 第2の成分、好ましくは少量成分は、多分散度指数に示される広い分子量分布 を有するポリエチレンであるのが望ましい。第2の成分は9より大きい多分散度 指数を有するのが好ましい。 用語「広い分子量分布」とは、多分散度指数単独及び/または前記膨潤比によ って示される、第2の成分を特徴づける広い分子量分布を意味する。本開示を入 手した当業者ならば、用語「広い分子量分布」の意味を認識できると共に、膨潤 比の前記特徴に基づいて且つ/または前記多分散度指数に基づいて、同じものを 製造または選択できることを理解されたい。ブレンド: 好ましくは第1の成分は多量成分であり、より好ましくは第1の成分がブレン ドの少なくとも80%を構成し;好ましくは第2の成分は少量成分であり、より好 ましくはブレンドの20%またはそれ以下 を構成する。組成物の%は、重量%に基づく。 本発明のポリエチレンは、好ましくはポリエチレンホモポリマーであるが、微 少量の他のコポリマー、例えば、プロピレンも存在できる。コモノマーの量は好 ましくは5モル%未満である。本発明のポリエチレンブレンドはまた、表面光沢 度が損なわれないように、好ましくは5重量%以下の微少量の他のポリマーとブ レンドすることができる。 本発明の実施に有用な適当なポリエチレン材料の例は、撹拌反応器中で比較的 に純度の高いエチレンを約1,000気圧より高い圧力及び約200℃より高い温度にお いて過酸化物型触媒、例えば、ジ−tert−ブチルペルオキシドを用いて重合させ ることによって製造できる。不活性材料、例えば、メタン、エタン、二酸化炭素 などを含む比較的純度の低いエチレンをエチレン供給材料中に導入して、その純 度を制御することができる。適当な低密度ポリエチレンの製造に関するこれ以上 の一般的な詳細について読者が参照すべき出版物は、Renfrew及びMorganによる 教科書Polythene,11〜17頁ならびにThomasson,McKetta及びPonderによるPetro leum Refiner(1956)中の論文(191ページ)である。 本発明に係る方法は、いずれにしても、光沢のあるチルロールに対して(again st)、ポリエチレンブレンドを用いてキャストフィルムを押出するかまたは基材 にポリエチレンブレンドを押出被覆することを伴う。「キャストフィルムを押出 する」とは、溶融ポリエチレンウェブを押出し且つチルロールに対して直接接し させて急冷することを意味する。「押出被覆」とは、基材上への押出後の直接適 用及びそれに続くチルロール上における急冷を意味する。本発明においてフィル ム及び被覆の両方の適用において使用する光沢のある、すなわち、高光沢のチル ロールは、以下において定義する根自乗 平均表面仕上げ(root mean square surface finish)が10未満である。光沢チル ロールはより好ましくは、根自乗平均表面仕上けか少なくとも1で6以下、最も 好ましくは2以下である。光沢チルロールは、被膜に光沢仕上げを与えるために 必要である。従って、根自乗平均表面仕上げが10よりかなり大きいチルロールは 光沢がなく、光沢のある表面を有する被膜を生成しない。しかし、ほぼ0または 1の根自乗平均表面仕上げを有する高光沢チルロールを製造し、維持することは ほとんど不可能である。また、そのようなチルロールは、押出被覆プロセスにお いてチルロール剥離の問題を起こす傾向がある。 光沢性チルロールの表面温度は好ましくは20℃未満であるが、水の環境露点よ りも高い。光沢チルロールの表面温度が20℃よりかなり高いと、ポリマー内にお いて結晶が生長するため、光沢仕上げが損なわれる。チルロール上における水の 凝縮は、被膜の表面仕上げを損なうため、チルロールは低すぎることはできない ことは明白である。 本発明のポリエチレンブレンドは、200℃より高い温度、好ましくは260〜300 ℃、より好ましくは280℃の温度でフィルムに流延するのが望ましい。本発明の 好ましいフィルムを流延するためには、この範囲内の押出物の温度が重要である 。 本発明のポリエチレンブレンドは、300℃より高い温度、好ましくは300〜340 ℃、より好ましくは約315〜325℃で押出被覆するのが望ましい。本発明の押出被 覆を可能にするには、この範囲内の押出物の温度が重要である。 インフレーションフィルム、キャストフィルム及び押出被膜は、ブレンド組成 物から、本開示を入手した当業者の理解し得る範囲内の方法によって製造できる 。 本発明の方法はまた好ましくは、得られた被覆表面を、表面光沢度を損なうこ となく、当該最終用途に必要な酸化レベルを与えるのに充分な条件下で酸化する 酸化工程を含む。酸化プロセスの適当な例は、火炎衝撃法(flame impingement) 、コロナ放電、及びオゾン暴露であり、清浄性及び健康上の理由からコロナ放電 がより好ましい。 本発明の得られるキャストフィルム製品は好ましくは、以下に定義した表面光 沢度が75より大きい。キャストフィルムの表面光沢度はより好ましくは80より大 きいかまたは80に等しく、80より大きい表面光沢度が最も好ましい。75よりはる かに低い表面光沢度は、キャストフィルムの形態の従来のポリエチレンよりも優 れた点がない。 本発明の得られる押出被覆製品は、成分の線状組み合せ(linear combination )によって予想されるよりも高い表面光沢度を有するのが好ましく、いずれの成 分単独が示すよりも高い表面光沢度を有するのがさらに好ましい。 本発明のポリエチレンは、押出被覆中におけるチルロールから剥離しやすくす るために、ある種の添加剤を含むことができる。適当なチルロール剥離剤として は、エルシルアミド、オレアミド、ポリエチレングリコール、ステアリン酸カル シウムなどが挙げられる。これらの添加剤のレベルは好ましくは、約0.1重量% 未満である。他の添加剤、例えば、微少量の安定剤、充填剤などを本発明の組成 物に添加することもできる。このような材料はポリエチレン組成物中に存在する こともできるし、あるいは押出被覆プロセスの直前に添加することもできる。 本発明の実施に使用できると考えられる基材としては、紙、紙を含む材料、例 えば、写真印画紙及び板紙;繊維;ポリマー材料;金 属箔等が挙げられるが、これらに限定されない。ポリマー基材としては、ポリオ レフィンもしくは機能改質ポリオレフィン、ポリエステルもしくは機能改質ポリ エステル、エチレンビニルアルコールコポリマーもしくはそれらの機能改質誘導 体、ポリアミドもしくは機能改質ポリアミドなどが挙げられ、型押及び/または 延伸ポリマー基材も含まれ、二酸化チタン、硫酸バリウム及び炭酸カルシウムの ような顔料及び/もしくはミクロボイド化剤(microvoiding agent)が添加され ていてもされていなくてもよい。 押出被覆プロセスの押出量は本発明には重要ではない。さらに、押出被覆プロ セスの速度は重要ではないが、チルロール回転速度が遅いほど、得られる光沢度 は良い。しかし、生産速度も考慮する必要がある。また、高い被膜光沢度を得る ために必要なキャストフィルム及び押出被膜についての詳細な技術ならびに本発 明の他の改良は、通常の技術を有する者ならば、この開示を読めば明らかであろ う。 実施例 以下の実施例は、本発明を説明するために記載する。多数の変更や変形が可能 であり、本発明は、添付した請求の範囲の範囲内ならば、本明細書中に具体的に 記載した以外の方法で実施できることを理解されたい。 実施例中において、特性は以下のようにして測定する。 メルトインデックスは、ASTM D1238-62Tに従って190℃において測定した。 膨潤比は、ASTM Designation D1238-62Tにおいて、押出物の直径の、押出式可 塑度計のオリフィス直径に対する比と定義される。試験片の直径は、押出式可塑 度計から出てくる試験片の最初の0.159cm〜0.952cmの部分の箇所で測定する。測 定はASTM Designation D−374に従って標準法で行う。 アニール密度はASTM D1505に従って測定した。 重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)及び多分散度指数(Mw/Mn)は、 標準屈折計検出器及びViscotek 150R示差粘度計システムを装着したWaters 150 ℃ゲル透過クロマトグラフ上でサイズ−エクスクルージョンクロマトグラフィー (size-exclusion chromatography)によって得た。3−カラムセットは、Waters の103、104及び線状混合床(103,105)Micro-Styragel HTカラムからなるもので あった。サンプルは、140℃のo−ジクロロベンゼン中0.125%(重量/容量)溶 液として流した。データは、Viskotek Unicalソフトウェア(V4.02)を用いて 、ポリエチレンサンプルに関してはNBS1475(線状ポリエチレン)及びNBS1476(枝 分かれポリエチレン)及びポリプロピレンサンプルに関しては多分散度が6.3のMw 272,000,Mn44,000のポリプロピレン標準を用いた汎用検定(universal calibrat ion)によって分析した。 光沢度は、ASTM D2457に従って測定する。表面の光沢度または正反射率は、そ の面によって反射される光を、完全鏡面によって反射されるであろう光と比較し た尺度である。光沢度100は、完全鏡面のために決められた値1,000の1/10であ る。 キャストフィルムの透明度または明澄度は、ASTM D1746に従って測定する。 根自乗平均は、American National Standard B46.1に従って表面仕上げを規定 する。この試験はAmerican Society of Automotive and Mechanical Engineers によって承認されている。 以下の表1を参照すると、以下の実施例のサンプルA〜MならびにR及びSの 光沢度データは、最初に各サンプルをフィルムに流延することによって得られた 。各サンプル、A〜MならびにR及びS は、溶融温度280℃(536°F)において押出量2.4-lb/時/インチ(ダイ幅)で スロットダイから押出した。各サンプルの溶融ウェブは11インチのエアギャップ を通ってから、6rmsのチルロールに達した。厚さ1ミル(0.001インチ)のフィ ルムが100fpmの引き取り速度で得られた。 再び以下の表1を参照すると、以下の実施例のサンブルN及びOの光沢度デー タは、最初に64-lbの漂白コピー用紙を押出被覆することによって得られた。サ ンプルNは、溶融温度316℃(600°F)において押出量9-lb/時/インチ(ダイ 幅)でスロットダイから押出した。1ミル(0.001インチ)の被膜厚さが375fpm の引き取り速度で得られた。サンプルOは、溶融温度316℃(600°F)において 押出量13-lb/時/インチ(ダイ幅)で同一スロットダイから押出した。1ミル (0.001インチ)の被膜厚さが500fpmのラミネート速度で得られた。各サンプル の溶融押出物は8.5インチのエアギャップを通ってから、0.5rmsの鏡面仕上げチ ルロールに達した。 再び以下の表1を参照すると、以下の実施例のサンプルP及びQの光沢度デー タは、最初に60ゲージのナイロンフィルムを押出被覆することによって得られた 。ナイロンフィルムは、ナイロンフィルムにポリエチレンフィルムを付着させる ために、最初にポリエチレンイミンを下塗りした。各サンプルは、溶融温度305 ℃(581°F)において押出量11-lb/時/インチ(ダイ幅)でスロットダイから 押出した。各サンプルの溶融押出物は、9インチのエアギャップを通ってから、 0.02rmsの仕上げを有する鏡面仕上げチルロールに対してナイロンフィルムに適 用された。各サンプルについて、0.55ミル(0.00055インチ)の被膜厚さが800fp mのラミネート速度で得られた。 さらに、特に断りのない限り、実施例中に使用し且つ表1に記載 した全ての材料は、Eastman Chemical Company(Kingsport,TN)から入手できる 。接尾文字「P」の付いた材料は、Eastacoat低密度ポリエチレンであり;接尾 文字「E」及び「A」の付いた製品は、Tenite低密度ポリエチレンである。例1 次の表1のサンプルJ及びサンプルLを参照されたい。サンプルJは、キャス トフィルム光沢度が77の成形用ポリエチレンである。サンプルLは、キャストフ ィルム光沢度が85のカーペット被膜用ポリエチレンである。いずれも溶融状態で は流動性が高すぎるために押出被覆できず、従って、被覆操作の間に過剰なネッ クイン及びエッジ組織(edge weave)を示す。 この例は、米国特許第5,268,230号及び同第5,350,476号ならびに前に言及した 同時係属特許出願において権利を請求されたポリエチレン(キャストフィルム光 沢度51)よりも高いキャストフィルム光沢度を有するいくつかのポリエチレンが あることを示している。しかし、これらのポリエチレンは、押出被覆用には理想 的には適していない。 例2 表1の組成物Cを参照されたい。組成物A(光沢度51、透明度44)は、米国特 許第5,268,230号及び同第5,350,476号ならびに前に言及した同時係属特許出願に おいて引用された狭い分子量分布の好ましい高光沢度ポリエチレンである。組成 物Bは、広い分子量分布を有する低光沢度ポリエチレン(光沢度15、透明度2) である。組成物A及びBを機械的にブレンドして、組成物Cを得た。ブレンド、 組成物Cのキャストフィルム光沢度及び透明度は組成物A及びBの極限光沢度(e xtreme gloss)及び透明度の間にあるが、ブレンドの光沢度及び透明度は、80重 量%で存在するブレンドの多量成分、組成物Aの光沢度及び透明度により近い。 この例から、ブレンドの得られる光沢度及び透明度は、ブレンド中の多量成分 の光沢度及び透明度の特性によって測定できると予測される。例3 表1の組成物Eを参照されたい。組成物D(光沢度13、透明度0.2)は、広い 分子量分布を有する低光沢度ポリエチレンである。組成物L(光沢度85、透明度 55)もまた、広い分子量分布のポリエチレンであるが、メルトインデックスが極 めて高い(200dg/分)ため、そのキャストフィルムの光沢度及び透明度が極め て高いことは明らかである。組成物DとLとを機械的にブレンドして、組成物E を得た。例3に基づいて予測されるように、ブレンド、組成物Dのキャストフィ ルム光沢度及び透明度は、組成物DとLの極限光沢度及び透明度の間にあるが、 組成物Eの光沢度及び透明度は、80重量%で存在するブレンドの多量成分、組成 物Dの光沢度及び透明度により近い。例4 表1の組成物Mを参照されたい。組成物A(光沢度51、透明度44)は、米国特 許第5,268,230号及び同第5,350,476号ならびに前に言及した同時係属特許出願に おいて引用された狭い分子量分布の好ましい高光沢度ポリエチレンである。組成 物Lは広い分子量分布を有する高光沢度低密度ポリエチレン(光沢度85、透明度 55)である。組成物A及びLを機械的にブレンドして、組成物Mを得た。 この例は、例1及び2から予想されるように、ブレンドの光沢度が両成分の光 沢度の間にあることを示している。しかし、非常に意外なことに、前記例に基づ き、少量成分(しかし、光沢度が高い方の成分)、組成物Lはブレンドの最終光 沢度を支配する。 この例は意外にも、狭い分子量のポリエチレン、例えば、組成物Aの光沢度が 、極めて光沢度の高い少量成分を少量添加して2成分ブレンドを形成することに よって著しく向上させることができることを示している。この例においては、よ り光沢のある成分をわずか15重量%添加することによって、得られるブレンドの 光沢度を、光沢度の高い方の成分である少量成分と本質的に同じにすることがで きる(ブレンドの光沢度は84、少量成分の光沢度は85)。 この例はまた、意外にも(前記実験に基づき)、狭い分子量のポリエチレン、 例えば、組成物Aの透明度は、それに透明度の高い少量成分を少量添加して2成 分ブレンドを形成することによって、著しく向上させることができることを示し ている。この例においては、より透明な成分をわずか15重量%添加することによ って、得られるブレンドの透明度を多量成分と同一にすることができる(ブレン ドの透明度44、多量成分の透明度44)。例5 表1の組成物Kを参照されたい。組成物A(光沢度51、透明度44)は、米国特 許第5,268,230号及び同第5,350,476号ならびに前に 言及した同時係属特許出願において引用された狭い分子量分布の好ましい高光沢 度ポリエチレンである。組成物Jは広い分子量分布を有する高光沢度低密度ポリ エチレン(光沢度77、透明度35)である。組成物A及びJを機械的にブレンドし て、組成物Kを得た。 この例は、例2〜3から予想されるように、ブレンドの光沢度が両成分の光沢 度の間にあることを示している。しかし意外なことに、前記例に基づき、この例 では少量成分(しかし、光沢度が高い方の成分)、組成物Jはブレンドの最終光 沢度を支配する。 この例はまた意外にも、狭い分子量分布のポリエチレン、例えば、組成物Aの 光沢度が、極めて光沢度の高い少量成分を少量添加して2成分ブレンドを形成す ることによって著しく向上させることができることを示している。この例におい ては、より光沢のある成分をわずか20重量%添加することによって、得られるブ レンドの光沢度を、光沢度の高い方の成分である少量成分と本質的に同じにする ことができる(ブレンドの光沢度は82、少量成分の光沢度は44)。例6 表1の組成物Hを参照されたい。組成物A(光沢度51、透明度44)は、米国特 許第5,268,230号及び同第5,350,476号ならびに前に言及した同時係属特許出願に おいて引用された狭い分子量分布の好ましい高光沢度ポリエチレンである。組成 物Fは広い分子量分布を有する比較的光沢度の低い低密度ポリエチレン(光沢度 26、透明度14)である。組成物A及びFを機械的にブレンドして、組成物Hを得 た。 この例は意外にも、フレンドを構成するいずれのポリエチレンよりも光沢度の 高いキャストフィルム表面を有するブレンドを形成するために、所定のキャスト フィルム光沢度を有する2種のポリエチレンをブレンドする際の相乗作用を示し ている。この例は、相乗作 用を生ずるためには、分子量の広いポリエチレン成分はある見掛けのメルトイン デックス閾値を超えなければならないことを示している。例7 表1の組成物G及びIを参照されたい。組成物A(光沢度51、透明度44)は、 米国特許第5,268,230号及び同第5,350,476号ならびに前に言及した同時係属特許 出願において引用された狭い分子量分布の好ましい高光沢度ポリエチレンである 。組成物Fは、広い分子量分布を有する比較的光沢度の低い低密度ポリエチレン (光沢度26、透明度14)である。組成物A及びFを機械的にブレンドして、組成 物G及びIを得た。 この例は、フレンドを構成するいずれのポリエチレンよりも光沢度の高いキャ ストフィルム表面を有するブレンドを形成するために、所定のキャストフィルム 光沢度を有する2種のポリエチレンをブレンドする際の相乗作用を立証する。こ の例は、相乗ブレンド中の分子量分布の広いポリエチレン成分には最適量があり 、それは10〜30重量%であることを示している。例8 表1のサンプルN及びOを参照されたい。いずれも、同一ナイロン基材に適用 した押出被膜である。サンプルOは、光沢度が比較的に低いポリエチレン成分で ある少量成分(実際にはサンプルF)及び光沢度が比較的高い多量成分(実際に はサンプルA)を含むブレンドである。光沢度が比較的低い成分を含む2成分ブ レンドであるサンプルOは、比較的光沢度の高い多量成分よりも高い光沢度を示 す。 この押出被覆例は、2成分ポリエチレンブレンドの得られる光沢度がいずれの 成分よりも高い、キャストフィルムサンプルG,H及 びIにおいて見られる相乗作用を立証する。その相乗作用は、高光沢チルロール を用いて製造された押出被覆製品においても明白である。例9 表1のサンプルP及びQを参照されたい。いずれも、同一漂白紙基材に適用し た押出被膜である。サンプルQは、光沢度が比較的に低いポリエチレン成分であ る少量成分(実際にはサンプルF)及び光沢度が比較的高い多量成分(実際には サンプルA)を含むブレンドであり、いずれの材料も5重量%の二酸化チタンを 含んでいた。光沢度が比較的低い成分を含む2成分ブレンドであるサンプルQは 、比較的光沢度の高い多量成分よりも高い光沢度を示す。 この押出被覆例も、2成分ポリエチレンブレンドの得られる光沢度がいずれの 成分よりも高い、キャストフィルムサンプルG,H及びIにおいて見られる相乗 作用を立証する。その相乗作用はまた、高光沢チルロールを用いて製造された押 出被覆製品においても明白である。例10 表1の組成物Kを、コピー用紙用の高光沢押出被膜として試験した。組成物K (メルトインデックス2.8dg/分、0.924g/cc、膨潤比1.36)を、溶融温度580° F(305℃)で、ライン速度132fpmにおいて0.001インチ(0.0254mm)の被膜厚さ を得るのに充分なダイ押出量において「ブライトホワイト」コピー用紙に押出被 覆した。その20°光沢度を、2種の市販ポリエチレン被覆コピー用紙の20°光沢 度と比較した。 コピー用紙 20 °光沢度 ブライトホワイト紙上の組成物K 63〜68 「Tapestry」型210 47〜54 「Tapestry」型220 37〜43 この例は、本発明が、現在の市販コピー紙よりも優れた光沢度特性を提供する ことを示している。 本発明を、特にその好ましい態様に関して詳述したが、本発明の精神及び範囲 内において、本明細書中に具体的に記載した以外の変形及び変更が可能なことは いうまでもない。さらに、前記の全ての特許、特許出願、仮特許出願及び参考文 献または他の出版物は、本発明の実施に関連した全ての開示を参照することによ って本明細書中に取り入れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 23:04 C08L 23:04 (31)優先権主張番号 09/023,440 (32)優先日 平成10年2月13日(1998.2.13) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.190℃におけるメルトインデックスが6.0dg/分未満、膨潤比が1.5未満及 びアニール密度が0.91〜0.93g/ccであることによって示される狭い分子量分布 を有する第1のポリエチレン成分;ならびに 190℃におけるメルトインデックスが少なくとも約6dg/分、膨潤比が約1.5 またはそれ以上及びアニール密度が0.91〜0.92g/ccであることによって示され る広い分子量分布を有する第2のポリエチレン成分 を含んでなる、少なくとも2種のポリエチレン成分のブレンドを含む組成物。 2.190℃におけるメルトインデックスが6.0dg/分未満、膨潤比が1.5未満及 びアニール密度が0.91〜0.93g/ccであることによって示される狭い分子量分布 を有する第1のポリエチレン成分;ならびに 190℃におけるメルトインデックスが少なくとも約6dg/分、膨潤比が約1.5 またはそれ以上及びアニール密度が0.91〜0.92g/ccであることによって示され る広い分子量分布を有する第2のポリエチレン成分 を含むブレンド組成物を、高光沢チルロールに対して押出すことを含んでなる方 法。 3.請求の範囲第1項の組成物から本質的になるキャストフィルム。 4.請求の範囲第1項の組成物から本質的になるインフレーションフィルム 。 5.基材と、基材上に押出された、本質的に請求の範囲第1項の 組成物からなる被膜を含んでなる製品。 6.前記インフレーションフィルムが、ブレンドの任意の成分から作られた キャストフィルムの表面光沢度よりも高い表面光沢度を示す、本質的に請求の範 囲第1項に記載のブレンドからなるキャストフィルム。 7.前記インフレーションフィルムが、ブレンドの任意の成分から作られた インフレーションフィルムの表面光沢度よりも高い表面光沢度を示す、請求の範 囲第1項に記載のブレンドから本質的になるインフレーションフィルム。 8.前記の第1のポリエチレン成分が50重量%より多量に存在する請求の範 囲第1項に記載の組成物。 9.前記の第1のポリエチレン成分が約80重量%の量で存在し且つ前記の第 2のポリエチレン成分が約20重量%の量で存在する請求の範囲第1項に記載の組 成物。 10.前記の第1のポリエチレン成分が、約0.5〜約4dg/分の190℃でのメルト インデックス及び約1.2〜約1.35の膨潤比を有し、且つ前記の第2のポリエチレ ン成分が約6〜約220dg/分のメルトインデックス及び約1.7〜約1.8の膨潤比を 有する請求の範囲第1項に記載の組成物。 11.前記の第1のポリエチレン成分が50重量%より多量に存在する請求の範囲 第10項に記載の組成物。 12.前記の第1のポリエチレン成分が約80重量%の量で存在し且つ前記の第2 のポリエチレン成分が約20重量%の量で存在する請求の範囲第11項に記載の組成 物。 13.前記の第1のポリエチレン成分が約1.7dg/分の190℃でのメルトインデッ クスを有し且つ前記の第2のポリエチレン成分が約20dg/分の190℃でのメルト インデックスを有する請求の範囲第12 項に記載の組成物。
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