JP2002514221A - カプサイシノイド及びその強化薬を含有する鎮痛薬組成物 - Google Patents
カプサイシノイド及びその強化薬を含有する鎮痛薬組成物Info
- Publication number
- JP2002514221A JP2002514221A JP50086299A JP50086299A JP2002514221A JP 2002514221 A JP2002514221 A JP 2002514221A JP 50086299 A JP50086299 A JP 50086299A JP 50086299 A JP50086299 A JP 50086299A JP 2002514221 A JP2002514221 A JP 2002514221A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- analgesic
- drug release
- capsaicinoid
- release device
- barrier layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/70—Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
- A61K9/7023—Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/435—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom
- A61K31/47—Quinolines; Isoquinolines
- A61K31/485—Morphinan derivatives, e.g. morphine, codeine
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/70—Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
- A61K9/7023—Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms
- A61K9/703—Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms characterised by shape or structure; Details concerning release liner or backing; Refillable patches; User-activated patches
- A61K9/7084—Transdermal patches having a drug layer or reservoir, and one or more separate drug-free skin-adhesive layers, e.g. between drug reservoir and skin, or surrounding the drug reservoir; Liquid-filled reservoir patches
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/04—Centrally acting analgesics, e.g. opioids
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Neurology (AREA)
- Neurosurgery (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Pain & Pain Management (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
カプサイシン等の少なくとも1つの鎮痛薬カプサイシノイド、及びデキストロメトルファン、デキストロルファン及び製薬的に許容し得るこれらの塩からなる群から選ばれる鎮痛強化薬を含有する鎮痛薬組成物。
Description
【発明の詳細な説明】
カプサイシノイド及びその強化薬を含有する鎮痛薬組成物
発明の背景
本発明は痛覚脱失を誘発する鎮痛薬及び鎮痛方法に関する。さらに詳しくは、
本発明は鎮痛薬成分として少なくとも1つのカプサイシノイド(capsaicinoid)
、及び該カプサイシノイドの強化薬としてデキストロメトルファン、デキストロ
ルファン及び/又は製薬的に許容し得るこれらの塩を含有する鎮痛薬に関するの
である。
カプシカム オレオレジン、カプシカムの抽出物(乾燥赤トウガラシ及びCaps
icum frutescens及びCapsicum anuum等のカプシカム属の他の種)、はカプサイ
シノイド カプサイシン(トランス−8−メチル−N−バニリル−6−ノネアミ
ド)を含有する。カプシカム オレオレジン及びカプシカムの両者は長年にわた
ってヒート(HEET)、インフラ−ラブ(INFRA-RUB)、オメガオイル(OMEGAOIL)及
びスローンズリニミメント(SLOAN's LINIMENT)等の種々の売薬局所鎮痛薬剤と
して使用されてきた。とりわけカプシカム オレオレジンを含有する、筋骨格疾
病の限局的痛みの徴候を軽減する局所投与用鎮痛組成物が米国特許第3,880
,996号明細書に記載されている。
皮膚の痛み及び炎症痛のその他の感覚は物質P、内因性ニューロペプチド、に
よって媒介されると考えられる。カプサイシン(capsaicin)は物質Pの再蓄積を
防止するニューロンからの物質Pの解放を増大させる。この作用の結果として、
カプサイシンは末梢知覚ニューロンから物質Pを涸渇させることによって皮膚を
痛みに対して無感覚にすると信じられている。ジェセル(Jessell)他、「Capsaic
in-induced depletion of substance P from primary sensory neurones」ブレ
イン リサーチ(Brain Research)、152(1978)183−188を参照
のこと。
カプサイシンと、モルフィン、コデイン、ヒドロモルホン、オキシコデイン、
ヒドロコデイン、オキシモルフィン、プロポキシフェン、レボルファノール、メ
ペリジン、フェンタニル、メタドン、ペンタゾシン、ブトルファノール及びナル
ブフィン等のオピオイド鎮痛薬との組み合わせが米国特許第4,599,342
号明細書に記載されている。カプサイシンと、アスピリン、サリチル酸、サリチ
ル酸ナトリウム、サリチル酸メチル、ジフルシナル、フェニルブタゾン、インド
メタシン、ゾマピラ酸、スリンダック、フルプロクアゾン、メフェナム酸、イブ
プロフェン、ナプロキセン、ケトブロフェン、フェノプロフェン、スプロフェン
、フルルビプロフェン、ベノキサプロフェン、ピルプロフェン、カルポプロフェ
ン、アセタミノフェン及びフェナセチン等の非ステロイド系抗炎症性解熱鎮痛薬
との組み合わせが米国特許第4,681,897号明細書に記載されている。そ
して、カプサイシンと局所麻酔性リドカイン又はベンゾカインとの組み合わせが
米国特許第4,997,843号明細書に記載されている。
カプサイシン及びカブシカム等の局所投与薬剤用の放出ビヒクルは米国特許第
5,178,879号、第5,306,504号及び第5,420,197号明
細書に記載されるゲルを包含する。カブシカム又は他の局所薬物の局所投薬用の
非閉塞性接着パッチは米国特許第5,536,263号明細書及び1996年7
月3日に出願された出願中の米国特許出願第08/675,348号明細書に記
載されている。
デキストロメトルファンはその鎮咳(咳抑制)活性に基づき咳、感冒及びイン
フルエンザ薬剤の通常の成分である。デキストロメトルファンは鎮痛活性を欠く
として広く且つ公に認められている。そしてそれはデキストロメトルファンが構
造的に関連するモルフィン型の麻酔性鎮痛薬からデキストロメトルファンを区別
する幾つかの薬理学的特性のなかの1つである。従って、グッドマン及びギルマ
ン(Goodman and Gilman)の「ザ ファーマシュチカルサイエンス(The Pharmac
eutical Sciences)」17版、マック(Mack)社発行(1985)、870頁に
は、「コデインと異なり、[デキストロメトルファン]は鎮痛特性を欠く・・」
ことが記載され:「ドラッグ エバルーションズ アニュアル(Drug Evaluation
s Anuual)1998」、アメリカン メディカル アソシエーション(American
Medical Association)、1994年、469頁には、「デキストロメトルファ
ンは・・・酖溺、鎮痛又は鎮静作用をもたない・・・」ことが記載されている:
そしてカーク−オスマー(Kirk-Othmer)の「エンサイクロペジア オブ ケミカ
ル テクノロジー(Encyclopedia of Chemical Technology)」、3版、9巻、ジ
ョン ウイリー エンド サンズ(John Wiley & Sons)(1980)には、「3
−メトキシ−N−メチルモルフィナンの場合には左旋性異性体は鎮痛及び鎮咳活
性の両者をもち、これに対して右旋性異性体は(デキストロメトルファン(37
))は鎮咳活性のみをもつことが明らかにされた」ことが記載されている。オピ
オイド鎮痛薬と異なり、治療調剤中のデキストロメトルファンは呼吸機能低を生
じない。デキストロメトルファンの鎮咳作用でさえも、オピオイド鎮痛薬の鎮咳
作用と異なる。従って、例えば、オピオイド鎮痛薬コデインの鎮咳作用はナロキ
ソンによって拮抗されるが、デキストロメトルファンの鎮咳作用は拮抗されない
。そして、オピオイド鎮痛薬と異なり、デキストロメトルファンは非継続薬剤で
あることが特別に指定される濫用の危険をほとんどもたない(21U.S.P.
§811(g)(2))。
デキストロメトルファンの鎮痛活性の欠除に対する二三の周知の例外は特異的
な痛みの状態、例えば米国特許第4,446,140号明細書に記載されている
口の痛み、ヨーロッパ特許出願第81,823号明細書に記載されている月経困
難(膣のさしこみ)症及び米国特許第5,352,683号明細書に記載されて
いる慢性痛、を包含する。最近では、PCT公報WP96/07412には、デ
キストロメトルファンは単独で投与されるとき、一般に鎮痛有用性をもたないけ
れども、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)又はアセトアミノフェンと一緒
に投与されるとき、これらの薬剤の全ての型の痛みについての鎮痛作用を著しく
増大又は強化することが記載されている。
発明の概要
本発明の目的は鎮痛薬成分としてカプサイシン等のカプサイシノイド、及び該
カプサイシノイドの強化薬としてデキストロメトルファン、その活性代謝産物デ
キストロルファン及び/又は製薬的に許容し得るそれらの塩を含む鎮痛薬組成物
を提供することである。
本発明の特定の目的は経口、非経口、局所等の投与に適する投与形態を包含す
る前記の鎮痛薬組成物の種々の投与形態を提供することである。
本発明のさらなる目的は前記の鎮痛薬組成物の局所投与用の非閉塞(nonocclu
sive)薬剤放出装置を提供することである。
本発明のこれらの目的及び他の目的を達成するために、鎮痛活性をもつ少なく
とも1つのカプサイシノイドの痛覚脱失誘発量及びデキストロメトルファン、デ
キストロルファン及び製薬的に許容し得るそれらの塩からなる群から選ばれる少
なくとも1つの鎮痛強化薬の痛覚脱失強化量を含む鎮痛薬組成物が提供される。
前記医薬組成物のカプサイシノイド成分のために適用される用語「痛覚脱失誘
発量」とは、カプサイシノイドか単独で投与されたとき又は痛覚脱失強化薬と組
み合わされて投与されたときに、有意な鎮痛効果を与えるカプサイシノイドの量
を示すものと理解されるべきである。
図面の簡単な説明
図1は本発明の鎮痛薬組成物の局所投与のために使用し得る非閉塞薬剤放出装
置の断面図である。
好ましい態様の記載
本発明で使用できる鎮痛薬カプサイシノイドには、一般式
(式中、R1はOH及びOCH3からなる群から選ばれ、R2はOH及び
からなる群から選ばれ、R3はC1−C4アルキル、フェニル及びメチルからなる
群から選ばれ、Xは
からなる群から選ばれ、そして
RはC5−C11アルキル、C5−C11アルケニル、C11−C23シスアルケニル、C11
−C23アルキニル、C11−C23アルカジエニル及びC11−C23メチレン置換ア
ルカンからなる群から選ばれる)
で表される化合物がある。
前記記載の構造の好ましいカプサイシノイドはR1及びR2がOHであり、そし
てXが
である化合物である。
好ましいR基はC7−C10アルキル及びトランスアルケニル、及びC16−C21
シスアルケニル及びアルカジエニルを含む。これらの基に含まれる好ましい部分
はC18H17、C9H17及びC17H33を含む。好ましいカプサイシノイドはN−バ
ニリル−アルカジエンアミド、N−バニリル−アルカンジエニル及びN−バニリ
ル−シス−モノ不飽和アルケンアミドを包含する。本発明で使用するために好ま
しいカプサイシノイドには、カプサイシン(トランス−8−メチル−N−バニリ
ル−6−ノネアミド)、又はカプシカムオレオレジン及びカプシカム等のカプサ
イシン含有物質、合成カプサイシン(N−バニリルノナンアミド)、米国特許第
4,532,139号明細書に記載のN−[(置換フェニル)メチル]−アルキ
ニルアミド、米国特許第4,544,668号明細書に記載のメチレン置換−N
−[(置換フェニル)メチル]−アルカンアミド、米国特許第4,544,66
9号明細書に記載のN−[(置換フェニル)メチル]ジ不飽和アミド、米国特許
第5,094,782号明細書に記載のノナノイルバニリルアミドサクシネート
、米国特許第5,593,848号明細書に記載のN−[(置換フェニル)メチ
ル]−シス−モノ不飽和アルケンアミド、ヨーロッパ特許出願第68,591号
明細書に記載のN−バニリルスルホンアミド、ヨーロッパ特許出願第68,59
2号明細書に記載のN−バニリルカルバメート及びヨーロッパ特許出願第89,
710号明細書に記載のヒドロキシフェニルアセトアミドがある。
前記記載のカプサイシノイド中でカプサイシンが最も好ましい。
上記記載の如く、本発明の鎮痛薬組成物の選択されたカプサイシノイド成分は
デキストロメトルファン、デキストロルファン、又は臭化水素酸デキストロメト
ルファン及び臭化水素酸デキストロルファン等の製薬的に許容し得るそれらの塩
によって強化される。これらの中では、臭化水素酸デキストロメトルファンが容
易に商業的に入手し得ること及び医師の処方不要の多数の薬剤で使用されてきた
豊富な経験に基づき好ましい。
本発明の鎮痛薬組成物は、もし単独で投与されるならば、有意の鎮痛効果を与
えるであろうカプサイシノイドの痛覚脱失誘発量であると考えられるその量を、
又はその量以下の量であるならば、鎮痛強化成分と共に投与されたときに有意の
鎮痛効果を与えるであろうカプサイシノイドの痛覚脱失誘発量であると考えられ
るその量を含有しなければならない。従って、本発明の薬剤組成物の鎮痛強化成
分は、もしカプサイシノイドが単独で投与されたならば、痛覚脱失を誘発するた
めに効果がないか又はせいぜいわずかに効果がある量で存在することを可能にし
、あるいはもしカプサイシノイドが単独で有意な鎮痛作用を与えるレベルですで
に存在するならば、該強化薬の存在は痛覚脱失のレベル及び/又は持続において
著しい増加を生ずるであろう。
カプサイシンについての例示として、本発明の薬剤組成物は成人のヒトに投与
されるとき約0.02〜約1.0重量%、そして好ましくは約0.025〜0.
05重量%のカプサイシノイドを含有し得る。
本発明の鎮痛薬組成物に存在する鎮痛強化薬の量は少なくともカプサイシノイ
ドの鎮痛有効性を十分に増加させるために有効な量で存在しなければならない。
デキストロメトルファンについての例示として、鎮痛強化薬の投与量は約0.2
〜約2重量%、そして好ましくは約0.5〜1.0重量%の間で変化し得る。
カプサイシノイド及び鎮痛強化薬に加えて、本発明の鎮痛薬組成物は、追加の
薬剤成分、例えば米国特許第4,599,342号明細書に記載されるオピオド
型の鎮痛薬、米国特許第4,997,843号明細書に記載される非オピオド型
の鎮痛薬、カンファー又はメントール等の(カプサイシノイド又はその原料以外
の)誘導剌激薬、ヒスタミン二塩酸塩及びニコチン酸メチル等の局所血管拡張薬
等、を通常の投与量で含有し得る。
本発明の鎮痛薬組成物は経口、非経口、局所等の投与型に製剤化し得る。特定
の投与経路に従って、この技術で周知の種々の製薬的に許容し得る担体がこの製
剤を作るために使用できる。これらは固体又は液体の増量剤、希釈剤、ハイドロ
トロープ、表面活性剤等を包含する。カプサイシノイド及ひ鎮痛強化薬と組み合
わせて使用される担体の量は単位投与当たりこれらの薬剤の実用量を与える量で
ある。
本発明の医薬組成物は神経痛、リウマチ性関節炎、滑液包炎、筋炎、外皮痛等
の痛みの治療に特に有用である。これらに対して、局所製剤として、好ましくは
浸透増強剤と組み合わせて投与される。本発明の医薬組成物は液体、ペースト、
軟膏、クリーム、ローション又はゲル、例えば米国特許第5,178,879号
、第5,306,504号及び第5,420,197号明細書に記載されている
いずれかのゲル、として処方できる。
下記の親油性局所軟膏は一般的に許容し得る結果を与える。
成分 量(g)
カプサイシン 0.025−0.25
臭化水素酸デキストロメトルファン 0.5−1.0
白蝋 5−20
ペトロラタム 十分な量−100
鎮痛薬組成物は、例えば米国特許第5,536,263号明細書及び好ましく
は1996年7月3日に出願された継続中の米国特許出願第08/675,34
8号明細書に記載されている非閉塞接着パッチを用いて投与できる。
米国特許出願第08/675,348号明細書に記載されている非閉塞薬剤放
出装置の具体例を図1の10として示す。この薬剤放出装置は、連続気泡をもち
、可撓性であり、親油性の熱可塑性樹脂フォーム層13の上部表面12に結合さ
れ且つ通常同一の広がりをもつ、実質的に水蒸気透過性であり、液体非透過性の
可
撓性熱可塑性障壁層11を包含する。圧力感応(粘着)接着剤14はこの薬剤放
出装置を皮膚に固定するためにフォーム層13の下部表面16上にゾーン又は層
15を占有する。親油性の放出ビヒクル内に処方された薬剤組成物18は薬剤補
給ゾーン19を占有し、接着剤14中への薬剤組成物の移動を防止又は阻止する
障壁ゾーン20によって接着ゾーン15から隔離される。放出ライナー17はそ
のパッケージ内にある薬剤放出装置10の管轄区域を通してフォーム層の下部表
面16を密封且つ保護する。障壁層11とフォーム層13との間の結合の強さは
最低でも、適用した装置の有効寿命の間に遭遇する撓み及び/又は引っ張り力等
による障壁層とフォーム層との分離即ち層間剥離を防止又は阻止するために十分
なものでなければならない。一般に少なくとも約2ニュートン(N)、好ましく
は少なくとも約3Nそしてより好ましくは少なくとも約5Nの結合強さがこの関
係において満足な結果を与える。しかしながら、層11と13との間の結合がど
の様に達成されようとも、結合それ自体が組み立てられた各層の水蒸気透過速度
(MVTR)に著しい減少を生じさせないことが必要である。周知且つ従来のコ
ンタクト接着剤は2N及びそれ以上の障壁層とフォーム層との結合強さを容易に
生ずることができるけれども、これらの接着剤は組み立てられた各層のMVTR
を許容し得ない程度にまで減少させる欠点かある。従って、非接着剤結合技術、
即ち層11及び13から形成される複合物のMVTRを著しく減少することなく
所望の結合強さを生ずることができるフレーム結合のような熱を用いる技術を採
用することが好ましい。一般に、障壁層−フォーム層のMVTRはASTM F
1249−90で測定するとき、100%r.h.及び32℃で少なくとも約5
00、好ましくは約1000そしてさらに好ましくは約1200g/m2/24
hである。
薬剤放出装置10の他の1つの要求は、たとえ障壁層11とフォーム層13と
の間の結合強さがどんなものであっても、コンタクト接着剤は薬剤放出装置に剥
離強さ、即ち使用済の薬剤放出装置を皮膚から剥離するために必要な力の量、を
与えなければならず、そしてそれは使用済の薬剤放出装置が皮膚から剥離される
ときフォーム層が障壁層から分離されることを防止又は最小にするために、フォ
ーム層と障壁層との結合強さよりもより小さい、好ましくは少なくとも約20パ
ーセントそしてより好ましくは少なくとも約40パーセント小さいものでなけれ
ばならないことである。障壁層11は上記した数値内の1つのMVTRをもつ任
意の熱可塑性フィルムであることができる。好ましくは、障壁層は約0.5〜約
3.5ミルそして好ましくは約1.0〜約1.5ミルの平均厚さ及び少なくとも
約2500psi及び好ましくは少なくとも約3500psiの引っ張り強さも
つポリウレタンフィルムであることができる。
製造状態におけるフォーム層13は、薬剤が親油性放出ビヒクルに処方される
とき本発明の鎮痛薬組成物用の安定マトリックスを与える、連続気泡性の、可撓
性である親油性フォームである。「安定マトリックス」とは、その親油性の特徴
に基づいて、親油性医薬組成物のための補給又は貯蔵所として単なに機能するこ
とを可能にするだけでなく、圧力感応接着剤14によって占められるゾーン15
から障壁20によって隔離されるゾーン19に該組成物を閉じ込める該フォーム
の特性を意味する。従って、該フォーム層の親油性の特徴は、薬剤放出装置を皮
膚に確保するに際して接着剤14の有効性を破壊し又は減少する、接着剤ゾーン
15への薬剤組成物18の移動を防止又は阻止する。本発明の薬剤放出装置の他
の1つの有用な特徴は該薬剤組成物と皮膚との間の連続接触を維持するその能力
であり、これにより、該薬剤がその投与の所定部位で継続的に使用し得ることを
確実にする。
一般に有用なフォームは約0.8〜約8.0、好ましくは約1.2〜約4.8
1b/ftの密度、約30〜約120、好ましくは約60〜約90のインチ当た
りの細孔の数をもち、そして完全に又は部分的に網状又は非網状にすることがで
きる。フォーム層の平均厚さは約30〜約300ミルの間で変化し得るが、多く
の適用のために、好ましくは約40〜約70ミルである。本発明で使用できる適
切なフォームは米国特許第5,352,711号明細書に記載の未処理親油性(
即ち疎水性)連続気泡ポリウレタンフォームを包含する。
圧力感応接着剤14は任意の周知且つ従来の医薬品位の接着剤、例えばポリア
クリル、ポリビニルエーテル又はポリウレタン樹脂、から選ばれる。フォーム層
13のゾーン15に適用される接着剤14の量は皮膚への薬剤放出装置10の接
着の許容レベルを達成するために十分であることが必須の要件であるが、上記し
た如く、障壁とフォーム層との間の結合強さより十分に低い剥離強さをもつ。こ
れらの基準を満たすであろう接着剤の量はサンプル及び通常のテストによって容
易に決定できる。通常、約1〜約3.5ミル、好ましくは約2.0〜約2.5ミ
ル(勿論、フォーム層の厚さに依存する)の厚さに塗られ又は約25〜約100
g/cm2、好ましくは約50〜約65g/cm2の割合で塗られた、ドュロタク
(DurotakR)(National Starch & Chemical Company,Bridgewater,NJ)又はゲ
ルバ(GelvaR)(Monsanto Inc.,St.Louis,MO)等の医薬品位のポリアクリル接着
剤がこれらの要求を好適に満たすであろう。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61K 31/235 A61K 31/235
31/27 31/27
31/485 31/485
A61P 25/04 A61P 25/04
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,
NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L
S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ
,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL
,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,
BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E
E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU
,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,
KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M
D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL
,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,
SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U
Z,VN,YU,ZW
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.鎮痛活性をもつ少なくとも1つのカプサイシノイドの痛覚脱失誘発量及びデ キストロメトルファン、デキストロルファン及び製薬的に許容し得るそれらの 塩からなる群から選ばれる少なくとも1つの鎮痛強化薬の痛覚脱失強化量を含 むことを特徴とする鎮痛薬組成物。 2.カプサイシノイドが一般式 (式中、R1はOH及びOCH3からなる群から選はれ、R2はOH及び からなる群から選ばれ、R3はC1−C4アルキル、フェニル及びメチルからな る群から選ばれ、Xは からなる群から選ばれ、そして RはC5−C11アルキル、C5−C11アルケニル、C11−C23シスアルケニル、 C11−C23アルキニル、C11−C23アルカジエニル及びC11−C23メチレン置 換アルカンからなる群から選ばれる) をもつ請求項1記載の鎮痛薬組成物。 3.カプサイシノイドがカプサイシンである請求項1記載の鎮痛薬組成物。 4.局所薬剤放出投与形態である請求項1記載の鎮痛薬組成物。 5.浸透増強薬を含有する請求項4記載の鎮痛薬組成物。 6.親油性担体の形態である請求項4記載の鎮痛薬組成物。 7.カプサイシノイドがカプサイシンである請求項4記載の鎮痛薬組成物。 8.鎮痛強化薬がデキストロメトルファン又は製薬的に許容し得るその塩である 請求項4記載の鎮痛薬組成物。 9.カプサイシノイド含有鎮痛薬組成物の放出用非閉塞薬剤放出装置であり、 a)上部及び下部表面、及び所定の接着ゾーン及び薬剤補給ゾーンをもち、 連続気泡のある可撓性の親油性熱可塑性樹脂フォーム層; 該薬剤補給ゾーンは鎮痛活性をもつ少なくとも1つのカプサイシノイドを含 むカプサイシノイド含有鎮痛薬組成物の痛覚脱失誘発量及びデキストロメトル ファン、デキストロルファン及び製薬的に許容し得るそれらの塩から選ばれる 少なくとも1つの鎮痛強化薬の痛覚脱失強化量を含有し、 b)該フォーム層の上部表面に結合された実質的に水蒸気透過性であり且つ 液体非透過性の可撓性の熱可塑性障壁層; 該障壁層及びフォーム層の複合物は100%r.h.及び32℃で少なくと も約500g/m2/24hの水蒸気透過速度をもち、該障壁層とフォーム層 との間の結合強さは該薬剤放出装置がその有効な適用寿命の間に通常遭遇する 撓み及び/又は引っ張り力に付されるとき該フォーム層からの該障壁層の分離 に抵抗する強さであり、及び c)該フォーム層の接着ゾーン内にある圧力感応接着剤; 該接着層は該薬剤放出装置が皮膚から剥離されるときに該フォーム層の実質 的に全てが障壁層に結合されたまま残るように該フォーム層と該障壁層との間 の結合強さよりも充分に低い剥離強さを該薬剤放出装置に与える、 からなることを特徴とする非閉塞薬剤放出装置。 10.カプサイシノイドがカプサイシンである請求項9記載の薬剤放出装置。 11.親油性担体の形態である請求項9記載の薬剤放出装置。 12.鎮痛強化薬がデキストロメトルファン又はその製薬的に許容し得る塩である 請求項9記載の薬剤放出装置。 13.鎮痛活性をもつ少なくとも1つのカブサイシノイドの痛覚脱失誘発量及びデ キストロメトルファン、デキストロルファン及び製薬的に許容し得るそれらの 塩からなる群から選ばれる少なくとも1つの鎮痛強化薬の痛覚脱失強化量を含 む鎮痛薬組成物を痛覚脱失を必要とする啼乳動物に局所投与することを特徴と する哺乳動物の痛覚脱失を誘発する方法。 14.カプサイシノイドがカプサイシンである請求項13記載の方法。 15.鎮痛強化薬がデキストロメトルファン又はその製薬的に許容し得る塩である 請求項14記載の方法。 16.a)上部及び下部表面、及び所定の接着ゾーン及び薬剤補給ゾーンをもち、 連続気泡のある可撓性の親油性熱可塑性樹脂フォーム層; 該薬剤補給ゾーンは鎮痛薬組成物の痛覚脱失誘発量を含有し、 b)該フォーム層の上部表面に結合された実質的に水蒸気透過性であり且つ 液体非透過性の可撓性熱可塑性障壁層; 該障壁層及び該フォーム層の複合物は100%r.h.及び32℃で少な くとも約500g/m2/24hの水蒸気透過速度をもち、該障壁層と該フォ ーム層との間の結合強さは該薬剤放出装置がその有効な適用寿命の間に通常遭 遇する撓み及び/又は引っ張り力に付されるとき該フォーム層からの該障壁層 の分離に抵抗する強さであり、及び c)該フォーム層の接着ゾーン内にある圧力感応接着剤; 該接着層は該薬剤放出装置を皮膚から剥離するとき実質的に該フォーム層の 全てが障壁層に結合されたまま残るように該フォーム層と該障壁層との間の結 合強さより充分に低い剥離強さを該薬剤放出装置に与える、 からなる非閉塞薬剤放出装置によって鎮痛薬組成物が放出される請求項13 記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US4831497P | 1997-05-27 | 1997-05-27 | |
US60/048,314 | 1997-05-27 | ||
PCT/US1998/010769 WO1998053825A1 (en) | 1997-05-27 | 1998-05-26 | Analgesic drug composition containing a capsaicinoid and potentiator therefor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002514221A true JP2002514221A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=21953884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50086299A Pending JP2002514221A (ja) | 1997-05-27 | 1998-05-26 | カプサイシノイド及びその強化薬を含有する鎮痛薬組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6277398B1 (ja) |
EP (1) | EP0984781A1 (ja) |
JP (1) | JP2002514221A (ja) |
AU (1) | AU7799398A (ja) |
CA (1) | CA2291335A1 (ja) |
WO (1) | WO1998053825A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006513267A (ja) * | 2002-12-18 | 2006-04-20 | アルゴルクス ファーマスーティカルズ,インク | カプサイシノイドの投与 |
EP1686162A2 (en) | 2005-01-26 | 2006-08-02 | Nitto Denko Corporation | Tape Preparation |
Families Citing this family (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6444440B1 (en) | 1997-03-07 | 2002-09-03 | Human Genome Sciences, Inc. | Vanilloid receptor-2 |
US6906178B2 (en) | 1998-08-11 | 2005-06-14 | Human Genome Sciences, Inc. | Vanilloid receptor-2 |
US6277401B1 (en) * | 1999-05-07 | 2001-08-21 | U.S. Dermatologics, Inc. | Drug delivery device |
DE10056009A1 (de) * | 2000-11-11 | 2002-05-16 | Beiersdorf Ag | Hautfreundliches Wirkstoffpflaster zur transdermalen Verabreichung hyperämisierender Wirkstoffe |
JP2004529079A (ja) * | 2000-12-15 | 2004-09-24 | ファルマシア・コーポレーション | 植物抽出物による選択的cox−2阻害 |
US7332182B2 (en) * | 2001-08-06 | 2008-02-19 | Purdue Pharma L.P. | Pharmaceutical formulation containing opioid agonist, opioid antagonist and irritant |
US7842307B2 (en) | 2001-08-06 | 2010-11-30 | Purdue Pharma L.P. | Pharmaceutical formulation containing opioid agonist, opioid antagonist and gelling agent |
US7157103B2 (en) | 2001-08-06 | 2007-01-02 | Euro-Celtique S.A. | Pharmaceutical formulation containing irritant |
US20030068375A1 (en) | 2001-08-06 | 2003-04-10 | Curtis Wright | Pharmaceutical formulation containing gelling agent |
JP2005508372A (ja) * | 2001-11-02 | 2005-03-31 | エラン コーポレーシヨン ピーエルシー | 薬剤組成物 |
WO2003092676A1 (en) * | 2002-04-29 | 2003-11-13 | The General Hospital Corporation | Compositions and methods for preventing abuse of orally administered medications |
US20040109886A1 (en) * | 2002-08-27 | 2004-06-10 | Larry Rigby | Methods and apparatus for transdermal delivery of abusable drugs with a deterrent agent |
CA2497975A1 (en) * | 2002-09-09 | 2004-03-18 | Endo Pharmaceuticals Inc. | Combined immediate release and extended release analgesic composition |
WO2004026262A2 (en) * | 2002-09-23 | 2004-04-01 | Verion, Inc. | Abuse-resistant pharmaceutical compositions |
JP2006514109A (ja) * | 2002-12-18 | 2006-04-27 | アルゴルクス ファーマスーティカルズ,インク | カプサイシノイドの投与 |
JP3717484B2 (ja) * | 2003-03-03 | 2005-11-16 | ファナック株式会社 | 成形情報印字装置 |
CA2521925A1 (en) * | 2003-04-08 | 2004-10-28 | Algorx Pharmaceuticals, Inc. | Preparation and purification of synthetic capsaicin |
JP4931128B2 (ja) | 2003-04-10 | 2012-05-16 | ニューロジェシックス, インコーポレイテッド | Trpv1アゴニストの投与のための方法および組成物 |
US8591940B2 (en) | 2004-01-02 | 2013-11-26 | New Medical Technology Inc. | Method of treating scar tissue |
US20080131493A1 (en) | 2004-01-02 | 2008-06-05 | Haitham Matloub | Method and Multilayered Device for Controlled Topical Delivery of Therapeutic Agents to the Skin |
JP5148271B2 (ja) * | 2004-06-02 | 2013-02-20 | ニューロジズエックス,インコーポレーテッド | 疼痛処置のためのカプサイシノイド、局所麻酔薬および/または鎮痒薬を含有する処方物 |
LT1765292T (lt) | 2004-06-12 | 2018-01-10 | Collegium Pharmaceutical, Inc. | Nuo piktnaudžiavimo apsaugotos vaistų formos |
US7704522B2 (en) * | 2004-09-08 | 2010-04-27 | Clyde Morgan | Topical medicament |
CA2596194A1 (en) * | 2004-11-24 | 2006-06-01 | Algorx Pharmaceuticals, Inc. | Capsaicinoid gel formulation and uses thereof |
BRPI0607461A2 (pt) * | 2005-02-14 | 2009-09-08 | Neurogesx Inc | dispositivo para liberação de agonistas de trpv1 |
WO2006105481A1 (en) * | 2005-03-30 | 2006-10-05 | Neurogesx, Inc. | Low-concentration capsaicin patch and methods for treating neuropathic pain |
US7282224B1 (en) | 2006-06-09 | 2007-10-16 | Guthy-Renker Corporation | Pain relief composition |
US7645767B2 (en) | 2006-08-31 | 2010-01-12 | Trinity Laboratories, Inc. | Pharmaceutical compositions for treating chronic pain and pain associated with neuropathy |
US20080107747A1 (en) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Roederer Joy E | Pain relief composition |
US20080103102A1 (en) * | 2006-10-27 | 2008-05-01 | Bmb Patent Holding Corporation | Therapeutic compositions and methods of treatment with capsianoside-type compounds |
CA2761156C (en) * | 2009-05-07 | 2017-03-14 | University Of Cincinnati | Methods of preventing ischemic injury using peripheral nociceptive stimulation |
US10668060B2 (en) | 2009-12-10 | 2020-06-02 | Collegium Pharmaceutical, Inc. | Tamper-resistant pharmaceutical compositions of opioids and other drugs |
US9861590B2 (en) | 2010-10-19 | 2018-01-09 | Covidien Lp | Self-supporting films for delivery of therapeutic agents |
WO2012085656A2 (en) | 2010-12-22 | 2012-06-28 | Purdue Pharma L.P. | Encased tamper resistant controlled release dosage forms |
KR20140075807A (ko) | 2010-12-23 | 2014-06-19 | 퍼듀 퍼머 엘피 | 탬퍼 저항성 고체 경구 투여 형태 |
MX2015010041A (es) | 2013-02-05 | 2015-10-30 | Purdue Pharma Lp | Formulacion farmaceuticas resistentes a la alteracion. |
US10751287B2 (en) | 2013-03-15 | 2020-08-25 | Purdue Pharma L.P. | Tamper resistant pharmaceutical formulations |
WO2017222575A1 (en) | 2016-06-23 | 2017-12-28 | Collegium Pharmaceutical, Inc. | Process of making more stable abuse-deterrent oral formulations |
CA3041121A1 (en) | 2016-11-02 | 2018-05-11 | Centrexion Therapeutics Corporation | Stable aqueous capsaicin injectable formulations and medical uses thereof |
CA3069540A1 (en) | 2017-07-20 | 2019-01-24 | Centrexion Therapeutics Corporation | Methods and compositions for treatment of pain using capsaicin |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2045618B (en) * | 1979-04-03 | 1983-05-11 | Hisamitsu Pharmaceutical Co | Adhesive plaster |
US4446140A (en) * | 1981-12-10 | 1984-05-01 | Nelson Research & Development Company | Method and composition for treating mouth pain |
US4557934A (en) * | 1983-06-21 | 1985-12-10 | The Procter & Gamble Company | Penetrating topical pharmaceutical compositions containing 1-dodecyl-azacycloheptan-2-one |
US4681897A (en) * | 1984-01-16 | 1987-07-21 | The Procter & Gamble Company | Pharmaceutical products providing enhanced analgesia |
US4599342A (en) * | 1984-01-16 | 1986-07-08 | The Procter & Gamble Company | Pharmaceutical products providing enhanced analgesia |
US5273757A (en) * | 1987-09-01 | 1993-12-28 | Lts Lohmann Therapie-Systeme Gmbh & Co. Kg | Apparatus for the delivery of substances, processes for the production thereof and use thereof |
US5411738A (en) * | 1989-03-17 | 1995-05-02 | Hind Health Care, Inc. | Method for treating nerve injury pain associated with shingles (herpes-zoster and post-herpetic neuralgia) by topical application of lidocaine |
US5332576A (en) * | 1991-02-27 | 1994-07-26 | Noven Pharmaceuticals, Inc. | Compositions and methods for topical administration of pharmaceutically active agents |
US5756117A (en) * | 1992-04-08 | 1998-05-26 | International Medical Asscociates, Inc. | Multidose transdermal drug delivery system |
US5505958A (en) * | 1994-10-31 | 1996-04-09 | Algos Pharmaceutical Corporation | Transdermal drug delivery device and method for its manufacture |
AU6276996A (en) * | 1995-07-05 | 1997-02-05 | Procter & Gamble Company, The | Warming compounds |
US5840731A (en) * | 1995-08-02 | 1998-11-24 | Virginia Commonwealth University | Pain-alleviating drug composition and method for alleviating pain |
US6197830B1 (en) * | 1995-09-22 | 2001-03-06 | Bruce M. Frome | Method for achieving relief from sympathetically mediated pain |
US5716621A (en) * | 1996-07-03 | 1998-02-10 | Pharmadyn, Inc. | Nonocclusive drug delivery device and process for its manufacture |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP50086299A patent/JP2002514221A/ja active Pending
- 1998-05-26 AU AU77993/98A patent/AU7799398A/en not_active Abandoned
- 1998-05-26 EP EP98926076A patent/EP0984781A1/en not_active Withdrawn
- 1998-05-26 WO PCT/US1998/010769 patent/WO1998053825A1/en not_active Application Discontinuation
- 1998-05-26 CA CA002291335A patent/CA2291335A1/en not_active Abandoned
-
1999
- 1999-11-16 US US09/441,268 patent/US6277398B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006513267A (ja) * | 2002-12-18 | 2006-04-20 | アルゴルクス ファーマスーティカルズ,インク | カプサイシノイドの投与 |
JP2010280668A (ja) * | 2002-12-18 | 2010-12-16 | Alcion Therapeutics Inc | カプサイシノイドの投与 |
JP2014055141A (ja) * | 2002-12-18 | 2014-03-27 | Alcion Therapeutics Inc | カプサイシノイドの投与 |
JP2016047822A (ja) * | 2002-12-18 | 2016-04-07 | センタクシオン・ワン・インコーポレイテッド | カプサイシノイドの投与 |
EP1686162A2 (en) | 2005-01-26 | 2006-08-02 | Nitto Denko Corporation | Tape Preparation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU7799398A (en) | 1998-12-30 |
CA2291335A1 (en) | 1998-12-03 |
US6277398B1 (en) | 2001-08-21 |
EP0984781A1 (en) | 2000-03-15 |
WO1998053825A1 (en) | 1998-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002514221A (ja) | カプサイシノイド及びその強化薬を含有する鎮痛薬組成物 | |
AU621952B2 (en) | Dosage form having reduced abuse potential | |
JP6226916B2 (ja) | 医薬組成物 | |
Pascoe | Opioid analgesics | |
KR101159828B1 (ko) | 활성제 구성요소 및 활성제 층의 원위부에 억제제 구성요소를 포함하는 내변조성 경피제형 | |
ES2285733T3 (es) | Agente antipruritico. | |
CZ20023030A3 (cs) | Farmaceutický prostředek | |
RU2000101024A (ru) | Опоидные анальгетики с контролируемым высвобождением активных веществ | |
BG105175A (bg) | Методи и трансдермални състави за облекчаване на болка | |
KR100829492B1 (ko) | 의존성 금단의 치료 | |
AU2006215805B2 (en) | Method for a treatment with a medicament combination and medicament combinations suitable for the same | |
US20070248657A1 (en) | Multi-compartment transdermal pain control device | |
WO2004110428A1 (ja) | 消炎鎮痛貼付剤 | |
KR20010022041A (ko) | 뇌 신경혈관 장애 및 근육성 두통 억제용 조성물, 키트 및방법 | |
TW202019394A (zh) | 供置入口腔之劑型 | |
EP0301589A2 (en) | Procaterol transdermal delivery system | |
JPH04128231A (ja) | ブプレノルフインを経皮的にデリバーすることからなるコ力インおよびヘロイン耽溺の治療方法 | |
JP2003176227A (ja) | 製薬組成物、喫煙を控えている患者の喫煙禁断症状を軽減する方法及び患者の喫煙禁断症状を軽減するキット | |
ES2394313T3 (es) | Formulación transdérmica que comprende un analgésico opioide y una composición de aloe | |
JPH1180031A (ja) | 外用剤及び経皮又は経粘膜吸収性を増進する方法 | |
JP2003528045A (ja) | フェニルプロパノールアミンの経皮投与 | |
JP2003201254A (ja) | 鎮痛剤活性増強剤の治療上有効な血中濃度を維持するための製剤 | |
CN1226163A (zh) | 治疗和/或预防痴呆的制剂 | |
Sinatra | Opioids and opioid receptors | |
JPH0640917A (ja) | トルペリゾン又はエペリゾン含有ハップ剤 |