JP2002513741A - マニキュア液キット - Google Patents

マニキュア液キット

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JP2002513741A JP2000546739A JP2000546739A JP2002513741A JP 2002513741 A JP2002513741 A JP 2002513741A JP 2000546739 A JP2000546739 A JP 2000546739A JP 2000546739 A JP2000546739 A JP 2000546739A JP 2002513741 A JP2002513741 A JP 2002513741A
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エレノア フリン,キャサリン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、化粧用剤又は治療剤として有用なキット及びこれらのキットから形成される膜、並びにこれらの使用方法に関する。本発明のキットや膜は哺乳動物の爪用マニキュア液として特に有用である。さらに詳細には、本発明は、哺乳動物の爪に適用したとき長期付着を示すキット及び膜に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は化粧用剤又は治療剤として有用なキット及びそれから形成される膜に
関する。本発明のキットや膜は哺乳動物の爪用マニキュア液として特に有用であ
る。
【0002】
【背景】
消費者は爪を美容的に高めるか又は爪を日常の条件やストレッサ(stressors
)から保護するためにマニキュア液を使用する。しかしながら、これらのマニキ
ュア液には、長期付着を提供できないことを初めとして、多くの面で欠陥がある
。既知又は現在利用可能なマニキュア液はしばしば、僅か1日又は2日程の短い
日数中に、特に欠けるか又は剥がれるという形態で、品質劣化を示す。このよう
な品質劣化は主として爪の先端で示される。この品質劣化が生じることによって
しばしば、消費者はマニキュア液を最初に適用した後まもなくこれを除去し、そ
して爪に新たなマニキュア液を再度適用せざるを得ない。消費者はまた、この品
質劣化を示している爪の領域を「補修すること」によって品質劣化しているマニ
キュアの醜い外観を直そうと試みるかもしれないが、このようなやり方は実際に
はマニキュアの全体的な外観を損ねる。最終的に、消費者はこの品質劣化につい
て何もしないことを選択し、そして例えば、欠けたり剥がれたりするのをそのま
まにしておくこともできるが、最小限しか環境から保護されないだけでなく、さ
らにまた爪が醜くなるという結果を招く。
【0003】 当該技術分野は、長期付着、良好な接着及び/又は欠けにくさを有していると
して進歩しているマニキュア液組成物であふれている。幾つかのマニキュア液組
成物は他のものより良好な付着を提供するが、長期付着を提供するマニキュア液
に対する需要が未だ残っている。 不十分な付着を示すマニキュア液組成物の極端な例は、溶媒を使用しなくても
爪から容易に且つ完全に剥がれるか又は取り除かれるものである。例えば、ロレ
アル(L'Oreal)に譲渡されたメルル(Mellul)他のヨーロッパ特許0,680
,742を参照されたい。
【0004】 その上更に、他のマニキュア液組成物は水で完全に取り除くことができ、そし
てそれ故、通常の使用に対して実用的でなく、そして日常の条件下で長期付着を
提供しない。例えば、ユーホ・ケミカル・カンパニー(Yuho Chemical Co.)に
譲渡されたイツミ(Itsumi)他の日本特許05−155,737及びロレアルに
譲渡されたラミン(Ramin)他のヨーロッパ特許0,679,384を参照され
たい。 したがって、付着特性が改善されているマニキュア液を提供することが望まし
いであろう。驚くべきことに、本発明者らは哺乳動物の爪に適用したとき、現在
知られておりそして使用されているマニキュア液では提供されない優れたレベル
で長期付着を示すキット及び膜を発見した。
【0005】
【発明の概要】
本発明は、哺乳動物の爪に適用したとき長期付着を示すキット及びこのキット
から形成される膜に関する。本発明のキットは、2つ又はそれより多くの組成物
、好ましくはベースコート組成物、トップコート組成物及び任意に、中間コート
組成物を含んでいる。各組成物は膜形成ポリマー、液体希釈剤及び任意に、他の
構成成分を含んでいる。本発明の膜形成ポリマーは、ポリウレタン、ポリアクリ
ル、ポリメタクリル、セルロース系ポリマー、スチレン−アクリルコポリマー、
ポリスチレン−ポリアクリル混合物、ポリシロキサン、ポリエステル、ウレタン
−アクリルコポリマー、シロキサン−ウレタンコポリマー、ポリウレタン−ポリ
メタクリル混合物、シリコーン−アクリルコポリマー、ビニルアセテートポリマ
ー及びこれらの混合物から選択される。
【0006】
【詳細な説明】
本発明の必須構成成分は本明細書で以下に記載する。本発明のキットに有用な
種々の任意の構成成分や、好ましい構成成分に関する非限定的な説明も含まれて
いる。 本発明は、本明細書に記載した必要な又は任意の構成成分及び/又は限定のう
ちのいずれかを含んでいるか、いずれかからなるか、又はいずれかから本質的に
なることができる。 パーセント及び比率は全て、他に指示しない限り、重量で計算されている。パ
ーセントは全て、他に指示しない限り、総組成物に基づいて計算されている。 構成成分又は組成物の値は全て、その構成成分又は組成物の活性値を参照して
おり、そして不純物、例えば、商業的に入手可能な供給物中に存在している可能
性がある残存溶媒又は副生成物は除外されている。
【0007】 本明細書では、材料(ポリマー及び任意の構成成分を含むが、これらに限定さ
れない)に関して商品名に言及する。本発明者は本明細書では、或る商品名の材
料に限定されるようには意図していない。本発明のキット、膜及び方法では、商
品名で言及されているものと等価の材料(例えば、異なる名称又はカタログ(参
照)番号で異なる供給元から得られるもの)で代用することができ、そしてそれ
らを使用することができる。 すべての特許、特許出願、および出版物を含めて、本明細書中で参考として引
用されるすべての文書は、その全てを本明細書に組み入れる。 本発明のキット及び膜は哺乳動物の爪用マニキュア液として使用するのに適し
ている。本明細書で使用するとき、用語「哺乳動物の爪用マニキュア液として使
用するのに適している」とは、これらの組成物、キット又はそれらの膜が、不当
な毒性、不適合性、不安定性、アレルギー応答等を有することなく哺乳動物の爪
と接触させて使用するのに適していることを意味する。
【0008】 本明細書で使用するとき、用語「マニキュア液(nail polish)」は、マニキ
ュア液組成物、製品(着色用製品を含む)、系、キット等を記載する包括的な用
語であり、そしてこれは爪に、例えば、審美的、治療的又は予防的利益を提供す
るのに有用である。 本明細書で使用するとき、用語「哺乳動物の爪」とは、霊長類、最も好ましく
はヒトの指若しくは足指先端の上部表面、又は別の哺乳動物の相同性鉤爪若しく
はひずめに存在するケラチン板を意味する。
【0009】 本発明の層や膜は哺乳動物の爪と合体することができる。本明細書で使用する
とき、用語「と合体する」、「哺乳動物の爪と合体する」等は、層又は膜が爪自
体、その前の層、その後の層又は爪に以前に適用されたか若しくは爪の上に存在
しているもののいずれかと接しているような態様で物理力によって哺乳動物の爪
と接触しているか又は適用されていることを意味する。上記層又は膜は哺乳動物
の爪、その前の層又はその後の層と、たとえそれが他の介在物(例えば、別のそ
の前又はその後の層)であっても、「合体する」ことができる。従って、例えば
、哺乳動物の爪「と合体する」ものが実際にその哺乳動物の爪と接している必要
はない。 本明細書で使用するとき、用語「と接する」とは、本質的に介在物無しに接触
しそして境界線を共有することで物理力によって直接合体することを意味する。 本明細書で使用するとき、用語「膜」とは、キットの1つ又はそれより多くの
組成物を哺乳動物の爪に適用しそして乾燥させたときに形成され、哺乳動物の爪
に使用するのに適しているマニキュア液の1つ又はそれより多くの層を意味する
。 本明細書で使用するとき、用語「層」とは、キットの組成物を哺乳動物の爪に
適用し、そして乾燥させたときに形成されるマニキュア液の実質的に乾燥した1
つのコートを意味する。
【0010】 本明細書で使用するとき、用語「その前の層」とは、爪と合体しており、そし
てこの同じ爪と合体している参照層と比較したとき、その爪により近接している
層を意味する。例えば、ベースコートとトップコートが爪と合体している場合、
このベースコートは上記トップコートに対してその前の層である。同様に、ベー
スコート、中間コート及びトップコートが爪と合体している場合、このベースコ
ートと中間コートは上記トップコートに対してその前の層であり、そしてこのベ
ースコートは上記中間コートとトップコートの両方に対してその前の層である。 本明細書で使用するとき、用語「その後の層」とは、爪と合体し、そしてこの
同じ爪と合体している参照層と比較したとき、その爪から更に近接している層を
意味する。例えば、ベースコートとトップコートが爪と合体している場合、この
トップコートは上記ベースコートに対してその後の層である。同様に、ベースコ
ート、中間コート及びトップコートが爪と合体している場合、この中間コートと
トップコートは上記ベースコートに対してその後の層であり、そしてこのトップ
コートは上記ベースコートと中間コートの両方に対してその後の層である。 本明細書で使用するとき、膜又は層に関する用語「実質的に乾燥した」とは、
この膜又は層がヒトの指先と接触したとき、乾燥しているか、滑らかであるか、
又はべとべとしていないと感じられることを意味する。
【0011】本発明のキット及び膜 本発明のキットは、哺乳動物の爪に適用した時に長期付着性を示す膜を提供す
る。これらのキットは2つ又はそれより多くの組成物、好ましくはベースコート
組成物、トップコート組成物及び任意に、中間コート組成物を含んでいる。各組
成物は膜形成ポリマー、液体希釈剤及び任意に、本明細書で記載されているよう
な1つ又はそれより多くの他の適当な構成成分を含んでいる。本明細書で使用す
るとき、用語「膜形成ポリマー」とは、哺乳動物の爪に適用したとき組成物から
接着連続層を形成するホモポリマー、コポリマー又はこれらの混合物を意味する
。例えば、Polymer Colloids、ロバート・エム.フィッチ(Robert M.Fitch)
編集、ニューヨーク:プレナム・プレス(Plenum Press)、173〜183頁(
1971年)参照。本明細書で使用するとき、用語「コポリマー」には直鎖、ブ
ロック、分枝鎖、グラフト、櫛形及び星形コポリマーが含まれる。 用語「膜形成ポリマー」は本明細書では、或る状況で、組成物中のポリマーを
記載するために使用されるが、重合化は、この組成物の適用(例えば、爪に対し
て)が実施されるまで実際には生起しない。従って、本明細書で使用するとき、
用語「膜形成ポリマー」は、未だ重合化していないが、爪に適用すると重合化す
るモノマーを包含するように意味されている。
【0012】 本発明の膜形成ポリマーは好ましくは自己硬化性ポリマーである。即ち、好ま
しいポリマーは、接着連続体を形成するために化学反応やエネルギー導入(例え
ば紫外線への暴露)を必要としない。 本発明の膜形成ポリマーは非イオン性、イオン性(アニオン性又はカチオン性
)及び両性(両性イオンを含む)ポリマーから選択することができる。膜形成ポ
リマーが水系である場合、このポリマーは好ましくはアニオン性である。 本発明の膜形成ポリマーは、好ましくは溶媒系又は水系ポリマーであるが、こ
れらに限定されない。本明細書で使用するとき、膜形成ポリマーに関する用語「
水系」とは、このポリマーが水を含んでいる混合物で調製されたことを意味し、
そしてこのポリマーは好ましくは組成物に添加され、そしてこの組成物は上記ポ
リマーを水中の混合物(好ましくは、分散液)として含んでいる。本明細書で使
用するとき、膜形成ポリマーに関する用語「溶媒系」とは、このポリマーが実質
的に無水性条件下で調製されたことを意味し、そしてこのポリマーは好ましくは
組成物に添加され、そしてこの組成物は上記ポリマーを実質的に無水の混合物(
好ましくは、溶液)として含んでいる。
【0013】 本発明の好ましい膜形成ポリマーはポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタク
リル、セルロース系ポリマー、スチレン−アクリルコポリマー、ポリスチレン−
ポリアクリル混合物、ポリシロキサン、ポリエステル、ウレタン−アクリルコポ
リマー、シロキサン−ウレタンコポリマー、ポリウレタン−ポリメタクリル混合
物、シリコーン−アクリルコポリマー、ビニルアセテートポリマー及びこれらの
混合物から選択される。用語「ポリアクリル」にはポリアクリレート、ポリアク
リル酸類及びポリアクリルアミドが含まれる。用語「ポリメタクリル」にはポリ
メタクリレート、ポリメタクリル酸類及びポリメタクリルアミドが含まれる。用
語「セルロース系ポリマー」には、セルロースポリマーのエステルを含めて、全
てのセルロースポリマーが含まれる。
【0014】 好ましいポリアクリル、ポリメタクリル及びスチレン−アクリルコポリマーの
例にはゲルバ(商標)(Gelva)2497(Monsanto Co.、ミズーリー州セント
ルイス、から商業的に入手可能)、ジュラプラス(商標)(Duraplus)2(Rohm
& Haas Co.、ペンシルベニア州フィラデルフィア、から商業的に入手可能)、
ジョンクリル(商標)(Joncryl)95(S.C.Johnson Polymer、ウィスコンシ
ン州スターテバント、から商業的に入手可能)、SCX−1537(S.C. Johnso
n Polymer)、SCX−1959(S.C.Johnson Polymer)、SCX−1965(S.C
.Johnson Polymer)、ジョンクリル(商標)530(S.C.Johnson Polymer)
、ジョンクリル(商標)537(S.C.Johnson Polymer)、グラスコール(Gla
scol)LS20(Allied Colloids、バージニア州サフォーク、から商業的に入手
可能)、グラスコールC37(Allied Colloids)、グラスコールLS26(Allied
Colloids)、グラスコールLS24(Allied Colloids)、グラスコールLE45(
Allied Colloids)、サーコール(Surcol)441(商標)(Allied Colloids)
、カーボセット(商標)(Carboset)CR760(BFGoodrich、オハイオ州クリー
ブランド、から商業的に入手可能)、カーボセット(商標)CR761(BFGoodri
ch)、カーボセット(商標)CR763(BFGoodrich)、カーボセット(商標)7
65(BFGoodrich)、カーボセット(商標)19X2(BFGoodrich)、カーボセ
ット(商標)XL28(BFGoodrich)、ハイカー(Hycar)26084(BFGoodric
h)、ハイカー26091(BFGoodrich)、カーボボンド(Carbobond)2637
3(BFGoodrich)、ネオクリル(商標)(Neocryl)A−601(Zeneca Resins
、マサチューセッツ州ウィルミントン、から商業的に入手可能)、ネオクリル(
商標)A−612(Zeneca Resins)、ネオクリル(商標)A−6044(Zeneca
Resins)、ネオクリル(商標)A−622(Zeneca Resins)、ネオクリル(商標
)A−623(Zeneca Resins)、ネオクリル(商標)A−634(Zeneca Resins
)及びネオクリル(商標)A−640(Zeneca Resins)が挙げられる。 好ましいポリシロキサンの例はPSA590(General Electric、ニューヨーク
州ウォーターフォード、から商業的に入手可能)である。
【0015】 好ましいウレタン−アクリルコポリマーの例にはサンキュア(商標)(Sancur
e)AU−4000(BFGoodrichから商業的に入手可能)、サンキュア(商標)AU
−4010(BFGoodrich)、ウィトコボンド(Witcobond)A−100(Witco Pe
rformance Chemicals、テキサス州ヒューストン、から商業的に入手可能)、ウ
ィトコボンドW−610(Witco Performance Chemicals)、ネオパク(NeoPac)
R−9000(Zeneca Resinsから商業的に入手可能)、ネオパクR−9030(Z
eneca Resins)及びネオパクR−9699(Zeneca Resins)が挙げられる。 好ましいポリウレタンは芳香族ポリエーテルポリウレタン、脂肪族ポリエーテ
ルポリウレタン、芳香族ポリエステルポリウレタン、脂肪族ポリエステルポリウ
レタン、芳香族ポリカプロラクタムポリウレタン及び脂肪族ポリカプロラクタム
ポリウレタンから選択される。更に好ましいポリウレタンは芳香族ポリエーテル
ポリウレタン、脂肪族ポリエーテルポリウレタン、芳香族ポリエステルポリウレ
タン及び脂肪属ポリエステルポリウレタンから選択される。好ましいポリウレタ
ンの例にはサンキュア2710(商標)及び/又はアバルア(Avalure)UR44
5(商標)(これらはポリプロピレングリコール、イソホロンジイソシアネート
及び2,2−ジメチロールプロピオン酸の当量コポリマーであり、国際命名法化
粧品成分(International Nomenclature Cosmetic Ingredient)名「PPG−17
/PPG−34/IPDI/DMPAコポリマー」を有している)、サンキュア878(商
標)、サンキュア815(商標)、サンキュア1301(商標)、サンキュア2
715(商標)、サンキュア1828(商標)、サンキュア2026(商標)、
サンキュア1818(商標)、サンキュア853(商標)、サンキュア830(
商標)、サンキュア825(商標)、サンキュア776(商標)、サンキュア8
50(商標)、サンキュア12140(商標)、サンキュア12619(商標)
、サンキュア835(商標)、サンキュア843(商標)、サンキュア898(
商標)、サンキュア899(商標)、サンキュア1511(商標)、サンキュア
1514(商標)、サンキュア1517(商標)、サンキュア1591(商標)
、サンキュア2255(商標)、サンキュア2260(商標)、サンキュア23
10(商標)、サンキュア2725(商標)及びサンキュア12471(商標)
(これらは全てBFGoodrich、オハイオ州クリーブランド、から商業的に入手可能
である)、ベイヒドロール(Bayhydrol)DLN(Bayer Corp.、ペンシルベニア州
マックマレイ、から商業的に入手可能)、ベイヒドロールLS−2033(Bayer
Corp.)、ベイヒドロール123(Bayer Corp.)、ベイヒドロールPU402A
(Bayer Corp.)、ベイヒドロール110(Bayer Corp.)、ウィトコボンドW
−320(Witco Performance Chemicalsから商業的に入手可能)、ウィトコボ
ンドW−242(Witco Performance Chemicals)、ウィトコボンドW−160(
Witco Performance Chemicals)、ウィトコボンドW−612(Witco Performanc
e Chemicals)、ウィトコボンドW−506(Witco Performance Chemicals)、
ネオレズ(NeoRez)R−940(Zeneca Resinsから商業的に入手可能)、ネオレ
ズR−960(Zeneca Resins)、ネオレズR−962(Zeneca Resins)、ネオレ
ズR−966(Zeneca Resins)、ネオレズR−967(Zeneca Resins)、ネオレ
ズR−972(Zeneca Resins)、ネオレズR−9409(Zeneca Resins)、ネオ
レズR−9637(Zeneca)、ネオレズR−9649(Zeneca Resins)及びネオ
レズR−9679(Zeneca Resins)が挙げられる。
【0016】 好ましい溶媒系ポリウレタンにはサンレス(Sanres)EX499(商標)(ヘキ
シレングリコール/ネオペンチルグリコール/イソホロンジイソシアネートコポ
リマー)、サンレス12711(商標)、サンレス6010(商標)及びサンレ
ス6012(商標)(これらは全てBFGoodrichから入手可能である)が挙げられ
る。最も好ましい溶媒系ポリウレタンはサンレスEX499(商標)である。 好ましい水系ポリエステルポリウレタンの例にはサンキュア(商標)2060
及びサンキュア(商標)815(これらは共にBFGoodrichから商業的に入手可能
である)が挙げられる。 最も好ましい水系ポリウレタンは脂肪族ポリエーテルポリウレタンである。好
ましい脂肪族ポリエーテルポリウレタンの例にはサンキュア2710(商標)及
び/又はアバルアUR445(商標)、サンキュア878(商標)、ネオレズR−
966、ネオレズR−967及びウィトコボンドW−320が挙げられる。 好ましいセルロース系ポリマーには、例えば、ニトロセルロース、酢酸酪酸セ
ルロース及び酢酸プロピオン酸セルロースが挙げられる。最も好ましいセルロー
ス系ポリマーはニトロセルロースである。例示的なニトロセルロースポリマーは
、ニトロセルロースRS1/2セカンド、ニトロセルロースRS1/4セカンド、ニ
トロセルロースRS1/8セカンド及びニトロセルロースRS1/16セカンド等の
ような、ハーキュルーズ(Hercules)から商業的に入手できるニトロセルロース
RSタイプ(11.5%〜12.2%の窒素含有量)である。組成物がセルロース
系ポリマーを含んでいる場合、その組成物は好ましくは可塑剤を含んでいる。 本発明の組成物は液体希釈剤を含むキャリアを更に含んでいる。この液体希釈
剤は水、有機溶媒又はこれらの混合物を含んでいる。好ましい有機溶媒には揮発
性のものが含まれる。好ましい揮発性有機溶媒は、大気圧で、約50℃から約 140℃まで、更に好ましくは約56℃から約125℃まで、そして最も好まし
くは約56℃から約98℃までの沸点を有している。使用される膜形成ポリマー
が水系である場合、有機溶媒は好ましくは水混和性である。 好ましい有機溶媒はアルコール、エステル、ケトン、芳香族炭化水素、脂肪族
炭化水素、エーテル及びこれらの混合物から選択される。アルコール及びエステ
ルは一層好ましい。好ましいアルコールは一価である。最も好ましい一価アルコ
ールはエタノール、イソプロパノール及びn−プロパノールである。最も好まし
いエステルは酢酸エチル及び酢酸ブチルである。他の適当な有機溶媒の例はベン
ジルアルコール、酢酸アミル、酢酸プロピル、アセトン、ヘプタン、酢酸イソブ
チル、酢酸イソプロピル、トルエン、酢酸メチル、イソブタノール、n−アミル
アルコール、n−ブチルアルコール、ヘキサン及びメチルエチルケトンであるが
、これらに限定されない。
【0017】 本発明のキットは更に、このキットを使用することによって、欠け、剥がれ、
へこみ及び/又は剥がれに対する抵抗性を含むがこれらに限定されない1つ又は
それより多くの長期付着利益が提供されるという、言語や絵等によってこのキッ
トのユーザーに知らせる情報を含んでいる。 本発明の膜は、本発明のキットを哺乳動物の爪に適用したときに形成される。
本発明の膜は、2つ又はそれより多くの異なる組成物から形成される2つ又はそ
れより多くの層、最も好ましくはそれぞれ2つ又は3つの異なる組成物から形成
される2つ又は3つの層を含んでいる。好ましい膜はベースコート及びトップコ
ートで構成されているもの並びに中間コートを更に含んでいるものである。 本発明の膜は爪から剥がれない。即ち、本発明の膜は、爪と合体すると、単純
に爪から膜を剥がそうとしても爪から剥がれ落ちず、実質的に無傷の形態である
。 本明細書で記載したようなキットの2つ又はそれより多くの組成物を哺乳動物
の爪に適用しそして実質的に乾燥させたとき、本発明の多層膜が形成される。本
発明で有用な組成物は、爪に対して意図されている配置に依存して、ベースコー
ト組成物、中間コート組成物又はトップコート組成物として記載することができ
る。
【0018】A.ベースコート組成物 本明細書で使用するとき、「ベースコート組成物」は、哺乳動物の爪に適用し
てマニキュアの1つの層であるベースコートを形成させるのに適している組成物
である。ベースコート組成物は好ましくは、得られたベースコートに適用される
1つ又はそれより多くのその後の層と共に又はこれらの層なしで、更に好ましく
はこれらの層と共に哺乳動物の爪に接して適用される。上記ベースコート組成物
は好ましくは、1つ又はそれより多くの、更に好ましくは1つ(トップコート)
の、そして最も好ましくは2つ(中間コートとトップコート)の、得られたベー
スコートと合体するその後の層と共に哺乳動物の爪に接して適用される。 理論によって限定されるようには意図していないが、本発明のベースコートは
爪に対して好ましい接着度を提供するので、長期付着に有益であると考えられる
。このような接着は、爪に対する化学的結合と言うよりはむしろ、物理力による
ものと考えられる。当該技術分野で知られているように、これらの物理力には、
極性、非極性、水素結合のような非共有結合的相互作用及び荷電相互作用並びに
機械的なかみ合わせのような物理的相互作用が含まれる。 本発明のベースコート組成物は膜形成ポリマー、液体希釈剤及び任意に、本明
細書で記載されている1つ又はそれより多くの他の適当な構成成分を含んでいる
。上記ベースコート組成物は、組成物の重量で、好ましくは約0.1%〜約40
%、更に好ましくは約0.1%〜約20%、更により好ましくは約0.1%〜約
15%、更により好ましくは約1%〜約10%、そして最も好ましくは約2%〜
約6%の膜形成ポリマー(ポリマー固形物)、及び、好ましくは約10%〜約9
0%、更に好ましくは約40%〜約90%、更に一層好ましくは約50%〜約9
0%、そして最も好ましくは約70%〜約90%の揮発性有機溶媒(本明細書で
上記されているような)を含む。上記組成物の残りのものは実質的に水であり、
組成物の重量で、好ましくは少なくとも約4%、更に好ましくは約4%〜約85
%、尚一層好ましくは約10%〜約80%、そして最も好ましくは約25%〜約
80%の水である。
【0019】 上記ベースコート組成物の膜形成ポリマーは好ましくは、周囲温度及び圧力で
水不溶性である。 上記ベースコート組成物中で使用するのに好ましい膜形成ポリマーはポリウレ
タン、ポリアクリル、ポリメタクリル、ウレタン−アクリルコポリマー、スチレ
ン−アクリルコポリマー、セルロース系ポリマー、ポリシロキサン及びこれらの
混合物から選択される。ベースコート組成物の更に好ましいポリマーはセルロー
ス系ポリマー、ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、ポリシロキサン
及びこれらの混合物から選択される。ベースコート組成物の更に一層好ましいポ
リマーはポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、ウレタン−アクリルコ
ポリマー、スチレン−アクリルコポリマー及びこれらの混合物から選択される。
ベースコート組成物中で使用するのに最も好ましいポリマーはポリウレタンであ
る。ベースコート組成物中で使用するのに最も好ましいポリウレタンはサンキュ
ア2710(商標)及び/又はアバルアUR445(商標)である。これらポリマ
ークラスの各々の好ましいタイプ及びこれらの例は本明細書で上記されている。 上記ベースコート組成物の膜形成ポリマーは好ましくは溶媒系又は水系、最も
好ましくは水系である。特に好ましい水系ポリマーは、ポリウレタン、ポリアク
リル、ポリメタクリル、ウレタン−アクリルコポリマー、スチレン−アクリルコ
ポリマー、及びこれらの混合物から選択される。特に好ましい溶媒系ポリマーは
セルロース系ポリマー、ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、ポリシ
ロキサン、及びこれらの混合物から選択される。
【0020】 上記ベースコート組成物中で使用するのに好ましいポリアクリル、ポリメタク
リル及びスチレン−アクリルコポリマーは、約−30℃から約+60℃まで、更
に好ましくは約−20℃から約+20℃までのガラス転移温度(Tg)、調和平均
方程式(A.W. Neumann及びR.J. Good、Surface and Colloid Science、2巻
、R.J. Good及びR.R. Stromberg編集、Plenum Press(1979年)によっ
て記載されているWilhelmy Techniqueで決定されるような)を使用して計算され
る約32mJ/m2から約43mJ/m2までの表面エネルギー及び/又は約0.19か
ら約0.29までの極性を有しているものである。 ベースコート組成物中で使用するのに最も好ましいポリアクリル及びポリメタ
クリルにはグラスコールLS20、グラスコールC37、ジョンクリル(商標)9
5及びSCX−1965が含まれる。
【0021】B.トップコート組成物 本明細書で使用するとき、「トップコート組成物」は、マニキュアの1つの層
であるトップコートを形成するために哺乳動物の爪に適用するのに適している組
成物である。このトップコート組成物は好ましくは1つ又はそれより多くのその
前の層に接して適用されるか又はその前の層に適用される。このトップコート組
成物は更に好ましくは、1つ又は2つ、好ましくは1つ(ベースコート)の、そ
して最も好ましくは2つ(ベースコートと中間コート)のその前の層に接して適
用される。 理論によって限定されるようには意図していないが、これらのトップコートは
硬さ、強固さ、持続性、硬直性及び欠け抵抗性によって環境的なストレッサーが
逸らされるので、長期付着に有益であると考えられる。 本発明のトップコート組成物は膜形成ポリマー、液体希釈剤及び任意に、本明
細書に記載されているような他の適当な構成成分を含んでいる。 上記トップコート組成物の膜形成ポリマーは好ましくは溶媒系又は水系のどち
らかであり、そして好ましくは水不溶性である。トップコート組成物用の好まし
い膜形成ポリマーは約+20℃から約+100℃まで、更に好ましくは約+30
℃から約+80℃までのガラス転移温度(Tg)を有している。
【0022】 本発明のトップコート組成物の好ましい膜形成ポリマーはポリウレタン、ポリ
アクリル、ポリメタクリル、スチレン−アクリルコポリマー、セルロース系ポリ
マー、ポリエステル、ビニルアセテートポリマー、ポリシロキサン、ポリスチレ
ン−ポリアクリル混合物、シロキサン−ウレタンコポリマー、ポリウレタン−ポ
リメタクリル混合物、シリコーン−アクリルコポリマー及びこれらの混合物から
選択される。トップコート組成物の更に好ましい膜形成ポリマーはセルロース系
ポリマー、ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、ポリシロキサン、及
びこれらの混合物から選択される。トップコート組成物の更に一層好ましい膜形
成ポリマーはポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、ポリスチレン−ポ
リアクリル混合物、スチレン−アクリルコポリマー、シロキサン−ウレタンコポ
リマー、セルロース系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン−ポリメタクリル
混合物、シリコーン−アクリルコポリマー、ビニルアセテートポリマー、及びこ
れらの混合物から選択される。トップコート組成物の最も好ましい膜形成ポリマ
ーはポリアクリル及びポリウレタン−セルロース系ポリマー混合物である。トッ
プコート組成物に使用するのに最も好ましいポリアクリルはジュラプラス2(商
標)である。これらポリマークラスの各々の好ましいタイプ及びそれらの例は、
本明細書の上記で言及されている。
【0023】 好ましい溶媒系膜形成ポリマーには、ポリウレタン−ポリメタクリル混合物、
ポリウレタン−セルロース系ポリマー混合物、ポリウレタン、ポリアクリル、ポ
リメタクリル、シリコーン−アクリルコポリマー及びこれらの混合物、更に好ま
しくはポリアクリル及びポリウレタン−セルロース系ポリマー混合物、そして最
も好ましくはポリアクリルが含まれる。 上記トップコート組成物の膜形成ポリマーが溶媒系である場合、このトップコ
ート組成物は好ましくは、組成物の重量で、約1%から約50%まで、更に好ま
しくは約10%から約25%までの膜形成ポリマー(ポリマー固形物)を含んで
いる。上記溶媒系ポリマーを含んでいるトップコート組成物は好ましくは、組成
物の重量で、約50%から約99%まで、更に好ましくは約75%から約90%
までの揮発性有機溶媒を更に含んでいる(本明細書で上記されているような)。 上記トップコート組成物が溶媒系膜形成ポリマーを含んでいる場合、好ましい
任意の構成成分には濃厚化剤、可塑剤、顔料又は染料、樹脂及び滑り補助剤が含
まれる。
【0024】 好ましい水系膜形成ポリマーはポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル
、スチレン−アクリルコポリマー、シロキサン−ウレタンコポリマー及びこれら
の混合物から選択される。更に好ましい水系膜形成ポリマーはポリアクリル及び
スチレン−アクリルコポリマーから選択され、そして最も好ましい水性膜形成ポ
リマーはポリアクリルである。 上記トップコート組成物の膜形成ポリマーが水性である場合、このトップコー
ト組成物は好ましくは、組成物の重量で、約1%から約40%まで、更に好まし
くは約5%から約30%まで、そして最も好ましくは約10%から約25%まで
の膜形成ポリマー(ポリマー固形物)を含んでいる。 上記水系ポリマーを含んでいるトップコート組成物は好ましくは合着剤を更に
含んでいる。好ましくは、上記水系ポリマーを含んでいるトップコート組成物は
、組成物の重量で、約0.1%から約30%まで、更に好ましくは約1%から約
20%までの合着剤を含んでいる。好ましくは、水系膜形成ポリマー対合着剤の
比率は約1:1から約4:1までである。 上記トップコート組成物が水系膜形成ポリマーを含んでいる場合、他の好まし
い任意構成成分には可塑剤、滑り補助剤(特にワックス及びシロキサン含有界面
活性剤)、濃厚化剤及び顔料又は染料が含まれる。水系膜形成ポリマーを含んで
いるトップコート組成物はまた任意に、組成物の重量で、約50%まで、更に好
ましくは約5%から約40%まで、そして最も好ましくは約10%から約30%
までの揮発性有機溶媒を含有していることができる。好ましい有機溶媒は本明細
書で上記されている。 上記トップコート組成物が水系ポリマーを含んでいる場合、この組成物の残り
のものは実質的に水である。
【0025】 本発明のトップコート組成物の膜形成ポリマーは架橋ポリマーであることがで
きる。本発明者は驚いたことに、架橋している膜形成ポリマーが、例えば、欠け
抵抗性及び優れた硬さを含む、トップコート組成物及びトップコートに対して特
に有利な特性を提供することを見いだした。架橋は上記組成物それ自体でか又は
適用及び膜形成後のどちらかで生起することができる。しかしながら、本明細書
で使用するとき、組成物中で実際には架橋していないが、塩基性部分(本明細書
に記載されているような)の存在により架橋となり得るポリマー(即ち、「架橋
性」ポリマー)を本明細書では架橋ポリマーと称する。 本明細書で使用するとき、「架橋ポリマー」は、それ自体で分子内的に、そし
て/又は1つ若しくはそれより多くの他のポリマーと分子間的にイオン結合して
いるポリマーであり、その際この結合は金属イオンと上記ポリマーを構成する塩
基性部分との間のイオンブリッジによって形成される。架橋ポリマーは好ましく
は分子間結合である。適当な金属イオンには、+2、+3、+4又はそれより高
い酸化状態を有するものが含まれ、そしてこれらは水に可溶性である。好ましい
金属イオンは、Zn+2、Mg+2、Ca+2、Fe+2、Fe+3、Al+3、Mn+2、C
+2、及びNi+2から選択される。更に好ましい金属イオンは、Zn+2、 Mg+2、Ca+2、Fe+2、Fe+3、及びAl+3から選択される。最も好ましい金
属イオンはZn+2である。
【0026】 本明細書において塩基性部分は、負に荷電しているか又はそうでない場合塩基
性である。これらの塩基性部分は膜形成ポリマー主鎖中に存在しているか又はそ
れに懸垂している。好ましい塩基性部分はカルボキシレート、スルホネート、ス
ルフェート、ホスフェート、ホスホネート、ヒドロキシメート、ボレートエステ
ル、イミダゾール、α−チオケトン、チオ酸及びアルキルアミンから選択される
。更に好ましい塩基性部分はカルボキシレート、スルホネート、スルフェート、
ホスフェート、ホスホネート及びアルキルアミンから選択される。更に一層好ま
しい塩基性部分はカルボキシレート、スルホネート、スルフェート、ホスフェー
ト及びホスホネートから選択される。最も好ましい塩基性部分はカルボキシレー
トである。 最も好ましい架橋性ポリマーはポリアクリル、ポリメタクリル、スチレン−ア
クリルコポリマー、スチレン−メタクリルコポリマー及びこれらの混合物から選
択される。架橋ポリマーは商業的に入手することができる(例えば、ジュラプラ
ス2(商標))。或いは、架橋ポリマーは懸垂塩基性部分を含んでいるポリマー
を入手するか又は合成し、そしてこのポリマーに、例えば酸化亜鉛溶液(Zinc O
xide Solution)#1(約15%の金属イオン固形物を含有しており、S.C. Jo
hnson & Sons, Inc.から商業的に入手可能)又はバコート(Bacote)20(Mag
nesium Elektron, Inc.、ニュージャージー州フレミントン、から商業的に入手
可能)のような金属イオン溶液を添加することによって製造することができる。
金属イオン溶液を添加する場合には、この溶液は上記膜形成ポリマー上に存在す
る利用可能な塩基性部分と実質的に完全に反応するのに十分な量で添加する。好
ましくは、上記組成物中に存在するポリマー固形物に対する金属イオン固形物の
量は、該組成物の重量で、約0.2%から約0.7%まで、更に好ましくは約0
.3%から約0.6%まで、そして最も好ましくは約0.4%から約0.5%ま
でである。 上記膜形成ポリマーが架橋している場合、このポリマーは最も好ましくは水系
である。
【0027】 トップコートが架橋ポリマーを含んでいる場合、このトップコートは、上記膜
から金属架橋イオンを選択的に引き出して膜を破壊するキレート化剤溶液で洗浄
処理して爪から除去することができる。適当なキレート化剤溶液は使用する金属
イオンのタイプに基づいて選択する。例示的な溶液には、例えば、エチレンジア
ミン二コハク酸の水溶液が挙げられる。
【0028】C.中間コート組成物 本明細書で使用するとき、「中間コート組成物」は、哺乳動物の爪に適用して
マニキュアの一つの層である中間コートを形成するのに適する組成物である。こ
の中間コート組成物は好ましくはその前の層、即ちベースコートか又は別の中間
コートのどちらか、最も好ましくはベースコートに接して適用される。1つ又は
それより多くのその後の層は中間コート組成物によって形成された層に適用され
る。好ましくは、トップコートは中間コート組成物によって形成された層に接し
て適用される。 上記ベースコートと上記トップコートの物理的及び/又は機械的特性間に顕著
な差異が存在する場合、中間コートの使用が好ましい。例えば、中間コートは好
ましくは、柔軟なベースコートと強固なトップコート間のストレスを和らげ、そ
して/又は色を提供する。
【0029】 本発明の中間コート組成物は膜形成ポリマー、液体希釈剤及び任意に、本明細
書に記載されているような他の適当な構成成分を含んでいる。中間コート組成物
用の好ましい任意構成成分は可塑剤、顔料及び染料から選択される。 中間コート組成物は好ましくは、組成物の重量で、約10%から約25%まで
、更に好ましくは約10%から約18%までの膜形成ポリマー、約60%から約
85%まで、更に好ましくは約60%から約80%までの揮発性有機溶媒(本明
細書で上記されているような)、及び好ましくは0%から約13%まで、更に好
ましくは約5%から約13%まで、そして最も好ましくは約6%から約12%ま
での可塑剤を含んでいる。 上記中間コート組成物を構成している膜形成ポリマーはセルロース系ポリマー
、ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、ポリシロキサン及びこれらの
混合物から選択される。更に好ましい膜形成ポリマーはポリアクリル及びセルロ
ース系ポリマーであり、セルロース系ポリマーが最も好ましい。これらポリマー
クラスの各々の好ましいタイプ及びこれらの例は本明細書で上記されている。 中間コート組成物用の好ましいポリアクリルは、疎水性でありそして/又は約
−10℃から約+30℃までのガラス転移温度(Tg)を示すものである。上記ポ
リアクリルが約+30℃より高いTgを有している場合、上記中間コート組成物は
好ましくは可塑剤を含んでいる。 中間コート組成物として使用するのに適している例示的な組成物は、例えば、
マックスファクター(商標)(Max Factor)又はカバーガール(商標)(Cover
Girl)の商品名で市販されているもののように、商業的に入手可能である。
【0030】任意の成分 本発明のキットの組成物は、独立して、マニキュアとしてのこれら組成物の性
能を高めるために、追加的な任意構成成分を含んでいることができる。例えば、
消泡剤、緩衝液、キレート化剤、合着剤、分散化剤、染料、エポキシ類、充填剤
、顔料、保存剤、樹脂、治療剤及び予防剤、濃厚化剤、ワックス添加物、湿潤化
剤等を本発明の組成物に含めることができる。このような任意構成成分は分散さ
せるか、溶解するか、又はそうではない場合、上記組成物のキャリア及び/又は
液体希釈剤中に混合することができる。これらの構成成分が上記キットの長期付
着を実質的に妨げない場合、本発明の組成物に添加することができる。任意構成
成分の例は以下に示すが、それらに限定されない。
【0031】合着剤 合着剤は、最も好ましくは膜形成ポリマーが水系である場合、膜形成を高める
ために任意に上記組成物に添加することができる。このような合着補助剤は当該
技術分野で知られており、そして典型的にはグリコールエーテル又はグリコール
エーテルエステル、例えば、C1-10直鎖又は分枝鎖アルキルグリコールアルキル
エーテル、C1-10直鎖又は分枝鎖アルキルエーテルアセテート、ジ−C1-10アル
キルエーテルアセテート及びC1-10アルキルグリコールフェニルエーテルである
。好ましい合着補助剤には、例えば、エチレングリコールエーテル(例えば、Do
wanol EB、Dow Chemical Co.から商業的に入手可能)、ジエチレングリコール
エーテル、トリエチレングリコールエーテル、プロピレングリコールエーテル(
例えば、Dowanol PnP、Dow Chemical Co.)、ジプロピレングリコールエーテル
(例えば、Dowanol DPnP、Dow Chemical Co.)、トリプロピレングリコールエ
ーテル、テルペン、カンフル、メチルセルソルブ、ブチルセルソルブ、ヘキシル
セルソルブ、メチルカルビトール、ブチルカルビトール及びジブチルフタレート
が挙げられる。 好ましくは、組成物は、組成物の重量で、0%から約10%まで、更に好まし
くは約0.1%から約10%までの合着剤を含んでいる。
【0032】顔料又は染料 顔料及び他の適当な着色剤、例えば染料を上記組成物中に組み入れることがで
きる。適当な顔料は、例えば、食品医薬品及び化粧品(FD&C)並びに医薬品及び
化粧品(D&C)用色素、レーキ、並びに酸化鉄として知られている無機又は有機
顔料である。このような顔料はC.T.F.A.、Cosmetic Ingredient Handbook、
第1版、1988年に開示されている。有機顔料には、例えば、医薬品及び化粧
品用赤色10、11、12及び13号、医薬品及び化粧品用赤色7号、医薬品及
び化粧品用赤色5及び6号、医薬品及び化粧品用赤色30及び34号、医薬品及
び化粧品用黄色5号及び医薬品及び化粧品用赤色2号のようなラッカー、並びに
グアニンが挙げられる。無機顔料には、例えば、二酸化チタン、オキシ塩化ビス
マス、褐色酸化鉄、及び赤色酸化鉄が挙げられる。 好ましくは、本発明の組成物は、組成物の重量で、0%から約5%まで、更に
好ましくは0%から約2%まで、そして最も好ましくは0%から約1%までの顔
料又は染料を含んでいる。
【0033】可塑剤 理論によって限定されるようには意図していないが、可塑剤は組成物を一層容
易に変形するようにさせる。1つ又はそれより多くの可塑剤を本発明の組成物に
任意に添加することができる。適当な可塑剤には、イーストマン・ケミカル・カ
ンパニー(Eastman Chemical Co.)に譲渡されたチェン(Chen)他のWO97/
00664に開示されているものが含まれる。適当な可塑剤にはフタレート、非
イオン界面活性剤ポリマー、カンフル、ひまし油、スクロースアセテートイソブ
チレート、アルキルトルエンスルホンアミド、例えば、エチルトルエンスルホン
アミド(例えば、Uniplex PX−45、Unitex Chemical Corp.、ノースカロライ
ナ州グリーンボロ、から商業的に入手可能)、並びにポリエステル酸誘導体(例
えば、Uniplex 670P、Unitex Chemical Corp.から商業的に入手可能)、特
にポリエステルジ−及びトリ−酸が挙げられる。好ましい可塑剤にはジエチルフ
タレート、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート、ジエチルタートレート
、ジブチルタートレート、ジエチルホスフェート、ジブチルホスフェート、ポリ
エステルセバケート、例えばパラプレックス(Paraplex)G−25(商標)(C.
P. Hall、イリノイ州ベッドフォード、から商業的に入手可能)、ポリエステル
アジペート、例えばパラプレックスG−50(商標)(C.P. Hall)、及びテグ
マー(商標)(Tegmer)(C.P. Hall)として入手可能なテトラエチレングリ
コールジ−2−エチルヘキソエートが挙げられる。最も好ましい可塑剤にはジブ
チルフタレート、パラプレックスG−25(商標)、パラプレックスG−50(商
標)、カンフル、ユニプレックス(Uniplex)PX−45及びテグマー(商標)
が含まれる。 組成物は好ましくは、組成物の重量で、0%から約15%まで、更に好ましく
は0%から約10%まで、そして最も好ましくは0%から約5%までの可塑剤を
含んでいる。
【0034】防腐剤 上記組成物中の微生物増殖を予防し、阻止し、又は遅延させるために、1つ又
はそれより多くの保存剤を本発明の組成物に任意に添加することができる。好ま
しい保存剤にはメチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ベンジル
アルコール、安息香酸、ベンゾエート(好ましくは、安息香酸ナトリウム)、ソ
ルベート(好ましくは、ソルビン酸カリウム)、デヒドロ酢酸ナトリウム、1−
(3−クロロアリル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダマンタンクロ
リド(これは、Quaternium−15としてDow Chemical Co.、ミズーリー州ミッ
ドランド、から商業的に取得することができる)、95%1,3−ジメチロール
−5,5−ジメチルヒダントインと5%3−ヨード−2−プロピニルブチルカル
バメートの混合物(この混合物はGlydant PlusとしてLonza, Inc.、ニュージャ
ージー州フェアローン、から商業的に入手可能である)、1,3−ジメチロール
−5,5−ジメチルヒダントイン(GlydantとしてLonza, Inc.から商業的に入
手可能)、ジアゾリジニルウレア(Germall IIとしてSutton Laboratories、ニ
ュージャージー州チャッサム、から商業的に入手可能)、イミダゾリジニルウレ
ア(Germall 115としてSutton Laboratoriesから商業的に入手可能)、フェ
ノキシエタノール及びカーソン(商標)(Kathon)(Rohm and Haas Co.、ペン
シルベニア州フィラデルフィア、から商業的に入手可能)が挙げられる。最も好
ましい保存剤にはメチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ベンジ
ルアルコール、安息香酸、ベンゾエート(好ましくは、安息香酸ナトリウム)、
ソルベート(好ましくは、ソルビン酸カリウム)及びデヒドロ酢酸ナトリウムが
含まれる。 組成物は好ましくは、組成物の重量で、0%から約10%まで、更に好ましく
は0%から約5%まで、そして最も好ましくは0%から約1%までの保存剤を含
んでいる。
【0035】樹脂 例えば、エポキシ類及びポリアクリル酸類を含む樹脂は、任意に添加すること
ができる。適当な樹脂の例にはポリテックス(Polytex)E75(商標)(Estron
Chemical, Inc.、ケンタッキー州カルバートシティ、から商業的に利用可能)
及びアクリロイド(Acryloid)B66(商標)(Rohm and Haas、ペンシルベニア
州フィラデルフィア、から商業的に入手可能)が挙げられる。 組成物は好ましくは、組成物の重量で、0%から約15%まで、更に好ましく
は約0.5%から約10%までの樹脂を含んでいる。
【0036】滑り補助剤 滑り補助剤は、表面摩擦、耐水性、擦過抵抗性、及び機械的特性を改善するた
めに任意に添加することができる。使用できる滑り補助剤には、例えば、動物、
化石、植物、鉱物又は合成ワックスを含むワックス添加剤が挙げられる。好まし
いワックス添加剤にはミツロウ、イナゴマメ、カンデリラ、オゾケライト、ポリ
エチレンワックス、パラフィンワックス、ポリプロピレンワックス、ポリテトラ
フルオロエチレン(TeflonとしてDuPont、デラウェア州ウィルミントン、から商
業的に入手可能)、ナイロン、及びポリアミドが含まれる。詳細には、好ましい
ワックス添加剤にはジョンワックス(商標)(Jonwax)26(S.C. Johnson P
olymer、ウィスコンシン州スターテバント、から商業的に入手可能)、ジョンワ
ックス(商標)120(S.C. Johnson Polymer)、ケムコア(Chemcor)32
5N35、ケムコア43N40、グラスワックス(商標)(Glaswax)E−1(Alli
ed Colloids、バージニア州サフォーク、から商業的に入手可能)、グラスワッ
クス(商標)E−1235(Allied Colloids)、ドレワックス(商標)(Drewax
)E−3030(Ashland Chemical、ニュージャージー州ブーンタウン、から商
業的に入手可能)、ドレワックス(商標)E−7030(Ashland Chemical)、
ランコ(商標)(Lanco)PP1362D(Lubrizol、オハイオ州ウィッヒリフェ、
から商業的に入手可能)、ランコ(商標)A1601(Lubrizol)及びランコ(
商標)TF1780(Lubrizol)が挙げられる。が、これらに限定されない。 他の滑り補助剤には、ポリエーテルとポリシロキサンのコポリマーのようなシ
リコーンを含有する材料が含まれる。このような滑り補助剤の例には、例えば、
グライド(Glide)450及びエイビル(Abil)B−8830(これらは共に、Go
ldschmidt Chemical、バージニア州ホープウェル、から商業的に入手可能である
)が挙げられる。 本発明の組成物は好ましくは0%から約10%まで、更に好ましくは約0.1
%から約10%まで、更に一層好ましくは約0.5%から約8%まで、そして最
も好ましくは約0.5%から約3%までの滑り補助剤を含んでいる。
【0037】安定化剤 例えば、顔料が沈着するのを防ぐため又は所望の適用特性を達成するために、
1つ又はそれより多くの安定化剤を本発明の組成物に添加することができる。好
ましくは、安定化剤は、溶媒系膜形成ポリマーを含んでいる組成物に添加される
。好ましい安定化剤にはクレイ、例えば、ステアラルコニウムベントナイト及び
ステアラルコニウムヘクトライト(Rheox, Inc.、ニュージャージー州ハイツタ
ウン、から商業的に入手可能)のような有機的に修飾されたベントナイト及びヘ
クトライトが挙げられる。 安定化剤を添加する場合、上記組成物は好ましくは、組成物の重量で、約 0.25%から約3%まで、なお更に好ましくは約0.25%から約2.5%ま
で、そして最も好ましくは約1%から約2%までの安定化剤を含んでいる。
【0038】治療剤及び予防剤 爪の更なるケアや保護のために、治療剤及び/又は予防剤、例えば、ビタミン
、タンパク質、抗真菌剤及び抗微生物剤、並びにサンスクリーン剤(UV−A、UV
−B、及び広範囲スペクトルの太陽フィルターを含む)を本発明組成物に任意に
添加することができる。
【0039】濃厚化剤 濃厚化剤は、所望のレオロジーや適用特性を達成するために本発明組成物及び
膜に任意に添加することができる。好ましくは、濃厚化剤は上記組成物が水系膜
形成ポリマー又は少なくとも4%の水を含んでいる場合に使用される。好ましい
濃厚化剤にはヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メ
チルセルロース及び他の慣用のセルロース系ポリマー、アキュリン(商標)(Ac
ulyn)44(Rohm & Haas、ペンシルベニア州フィラデルフィア、から商業的に
入手可能)を含む会合性濃厚化剤(例えば、疎水的に修飾したセルロース系ポリ
マー、非イオン性ウレタン及びアルカリ膨潤性ウレタン)、クレイ(例えば、ラ
ポナイト及び親水性モントモリロナイト(BentoneとしてRheox、ニュージャージ
ー州ハイツタウン、から商業的に入手可能))、並びに天然ゴム及びゴム質(例
えば、グアヤゴム、名称JaguarC−13−SでRhone−Poulenc、コネチカット州シ
ェルトン、によって販売されている四量体化グアヤゴム、ヒドロキシプロピルグ
アヤゴム、アラビアゴム、カロブゴム、カラギーナン及びキサンタンゴム)が挙
げられる。 本発明の組成物は好ましくは、組成物の重量で、0%から約10%まで、更に
好ましくは約0.1%から約10%まで、そして更に一層好ましくは約0.1%
から約5%までの濃厚化剤を含んでいる。
【0040】本発明の好ましいキット 本発明のキットは2つ又はそれより多くの分離されそして別個の組成物、最も
好ましくは2つ又は3つの分離されそして別個の組成物で構成される。好ましく
は、これらのキットは少なくとも1つのベースコート組成物、中間コート組成物
及び/又はトップコート組成物で構成される。更に好ましくは、上記キットはベ
ースコート組成物、トップコート組成物及び任意に、中間コート組成物で構成さ
れる。 2つの分離されそして別個の組成物を有する好ましいキット(「キット1」)
はベースコート組成物及びトップコート組成物を含んでいる。キット1のベース
コート組成物は膜形成ポリマー、好ましくは、ポリウレタン、ポリアクリル、ポ
リメタクリル、ウレタン−アクリルコポリマー、スチレン−アクリルコポリマー
及びこれらの混合物から選択される水不溶性ポリマーを含んでいる。キット1の
トップコート組成物は膜形成ポリマー、好ましくは、ポリウレタン、ポリアクリ
ル、ポリメタクリル、ポリスチレン−ポリアクリル混合物、スチレン−アクリル
コポリマー、シロキサン−ウレタンコポリマー、セルロース系ポリマー、ポリエ
ステル、ポリウレタン−ポリメタクリル混合物、シリコーン−アクリルコポリマ
ー、ビニルアセテートポリマー及びこれらの混合物から選択される水不溶性ポリ
マーを含んでいる。 3つの分離されそして別個の組成物を有するもう1つの好ましいキット(「キ
ット2」)はキット1で記載したようなベースコートとトップコートを含んでお
り、そして更に中間コート組成物を含んでいる。キット2の中間コート組成物は
膜形成ポリマー、好ましくは、セルロース系ポリマー、ポリウレタン、ポリアク
リル、ポリメタクリル、ポリシロキサン及びこれらの混合物から選択される水不
溶性ポリマーを含んでいる。
【0041】 2つの分離されそして別個の組成物を有するもう1つの好ましいキット(「キ
ット3」)はベースコート組成物とトップコート組成物を含んでいる。キット3
のベースコート組成物は膜形成ポリマー、好ましくは、ポリウレタン、ポリアク
リル、ポリメタクリル、ウレタン−アクリルコポルマー、スチレン−アクリルコ
ポリマー及びこれらの混合物から選択される水不溶性ポリマーを含んでいる。キ
ット3のトップコート組成物は膜形成ポリマー、好ましくは、セルロース系ポリ
マー、ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、ポリシロキサン及びこれ
らの混合物から選択される水不溶性ポリマーを含んでいる。 2つの分離されそして別個の組成物を有するもう1つの好ましいキット(「キ
ット4」)はベースコート組成物とトップコート組成物を含んでいる。キット4
のベースコート組成物は膜形成ポリマー、好ましくは、セルロース系ポリマー、
ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、ポリシロキサン及びこれらの混
合物から選択される水不溶性ポリマーを含んでいる。キット4のトップコート組
成物は膜形成ポリマー、好ましくは、ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタク
リル、ポリスチレン−ポリアクリル混合物、スチレン−アクリルコポリマー、シ
ロキサン−ウレタンコポリマー、セルロース系ポリマー、ポリエステル、ポリウ
レタン−ポリメタクリル混合物、シリコーン−アクリルコポリマー、ビニルアセ
テートポリマー及びこれらの混合物から選択される水不溶性ポリマーを含んでい
る。
【0042】製造及び使用方法 本発明の組成物は慣用の処方及び混合技術を使用して製造される。マニキュア
の層は、当該技術分野で通常使用されている標準的なブラシアプリケーターを使
用して哺乳動物の爪に組成物を標準的に適用し、そして実質的に乾燥した層を形
成させるために十分な液体希釈剤を除去して(揮発物質を、最も好ましくは周囲
圧及び温度で、蒸発させて)作ることができる。本発明の多層膜は、その前の層
に接して1つ又はそれより多くの追加的な組成物を標準的に適用することによっ
て、同様な態様で作られる。このような適用は当該技術分野で良く知られている
。 本発明には、2つ又はそれより多くの層を含んでいるマニキュア膜で哺乳動物
の爪を被覆する方法が含まれる。
【0043】 この方法は: (i)膜形成ポリマー及び液体希釈剤を含んでいるベースコート組成物を上記爪
に接して適用し; (ii)実質的に乾燥したベースコートを形成させるために上記ベースコート組成
物から十分な液体希釈剤を除去し; (iii)膜形成ポリマー及び液体希釈剤を含んでいる中間コート組成物を上記ベ
ースコートに任意に適用し; (iv)実質的に乾燥した層を形成させるために十分な液体希釈剤を上記中間コー
ト組成物から除去し; (v)膜形成ポリマー及び液体希釈剤を含んでいるトップコート組成物を上記ベ
ースコート(又は、中間組成物(使用される場合)によって形成される層)に適
用し; (vi)そして実質的に乾燥したトップコートを形成するために上記トップコート
組成物から十分な液体希釈剤を除去する、段階を含んでいる。
【0044】
【実施例】
以下の実施例は、本発明の範囲内の実施態様を更に記載しそして説明するもの
である。これらの実施例は単に説明の目的だけで示されており、そして本発明の
精神及び範囲から逸脱することなく本発明の多数の改変が可能であるので、本発
明を限定するものとして解釈すべきではない。 下記実施例では、ポリマー構成成分のパーセントは全て固形ポリマーの重量パ
ーセント(総組成物に基づいて)で表されている。実施例1A〜1H 実施例1A〜1Hの組成物はベースコート組成物として使用するのに適してい
る:
【0045】
【表1】
【0046】実施例2A〜2E 実施例2A〜2Eの組成物はトップコート組成物として使用するのに適してい
る:
【0047】
【表2】
【0048】実施例3 以下の組成物は、中間コート組成物又はトップコート組成物のどちらかとして
使用し得る。
【0049】
【表3】
【0050】 * 上記スラリーは、示された構成成分に加えて上記処方中に示されている他
の構成成分(例えば、酢酸ブチルやイソプロパノールのような)を含有している
。各構成成分について示されたパーセントはその構成成分だけのパーセントであ
る(例えば、上記対照処方中で固形ニトロセルロースRS 1/4セカンドは、他
の構成成分を除いて7.05%の固形物値で存在する)。各スラリー中の他の構
成成分値は一緒に合わせ、そして上記で示した処方中に反映されている。>例え
ば、ニトロセルロースRS 1/4セカンドスラリー、ニトロセルロースRS 1/2
セカンドスラリー、クレイ及び赤色7号固形物中の酢酸ブチル値は一緒に合わせ
、そして酢酸ブチル構成成分について示したパーセントに反映されている。 **クレイは50/50(重量パーセント比)のステアラルコニウムヘクトラ
イト/ステアラルコニウムベントナイト固形物である。 実施例3の組成物は以下のように製造され得る。全ての構成成分の重量を量っ
て、頭頂部空間が最小限の100グラムバッチを有する密閉性のジャーに一緒に
入れる。各々が直径3/16インチの6個のステンレススチール製ボールを加え
る。慣用のペイント振とう器上で30分間混合する。慣用のマニキュア液瓶に移
す。
【0051】実施例4 2つの別々のマニキュア液組成物を含んでいるキットを調製する。これらの組
成物は実施例1のベースコート組成物と実施例2のトップコート組成物である。
上記ベースコート組成物は、標準的なブラシアプリケーターを使用して哺乳動物
の爪に接して適用する。ベースコートは5分間かけて形成させる。上記トップコ
ート組成物は、標準的なブラシアプリケーターを使用して上記ベースコートに接
して適用する。このトップコート組成物は5分間かけてトップコートを形成させ
、その結果2つの層を有する膜が得られる。
【0052】実施例5 2つの別々のマニキュア液組成物を含んでいるキットを調製する。これらの組
成物は実施例1のベースコート組成物とマックスファクター(商標)インターナ
ショナル(International)(酢酸ブチル、酢酸エチル、ニトロセルロース、ト
ルエンスルホンアミドホルムアルデヒド樹脂、フタル酸ジブチル、トルエン、イ
ソプロパノール、カンフル、ベンゾフェノン、ステアラルコニウムヘクトライト
及びポリエステル樹脂を含んでいる)のような慣用のマニキュア液であるトップ
コート組成物である。上記ベースコート組成物は、標準的なブラシアプリケータ
ーを使用して哺乳動物の爪に接して適用する。ベースコートは5分間かけて形成
させる。上記トップコート組成物は、標準的なブラシアプリケーターを使用して
上記ベースコートに接して適用する。このトップコート組成物は5分間かけてト
ップコートを形成させ、その結果2つの層を有する膜が得られる。
【0053】実施例6 2つの別々のマニキュア液組成物を含んでいるキットを調製する。これらの組
成物はマックスファクター(商標)インターナショナル(International)(酢
酸ブチル、酢酸エチル、ニトロセルロース、トルエンスルホンアミドホルムアル
デヒド樹脂、フタル酸ジブチル、トルエン、イソプロパノール、カンフル、ベン
ゾフェノン、ステアラルコニウムヘクトライト及びポリエステル樹脂を含んでい
る)のような慣用のマニキュア液であるベースコート組成物と実施例2のトップ
コート組成物である。上記ベースコート組成物は、標準的なブラシアプリケータ
ーを使用して哺乳動物の爪に接して適用する。ベースコートは5分間かけて形成
させる。上記トップコート組成物は、標準的なブラシアプリケーターを使用して
上記ベースコートに接して適用する。このトップコート組成物は5分間かけてト
ップコートを形成させ、その結果2つの層を有する膜が得られる。
【0054】実施例7 3つの別々のマニキュア液組成物を含んでいるキットを調製する。これらの組
成物は、実施例1のベースコート組成物、マックスファクター(商標)インター
ナショナル(酢酸ブチル、酢酸エチル、ニトロセルロース、トルエンスルホンア
ミドホルムアルデヒド樹脂、フタル酸ジブチル、トルエン、イソプロパノール、
カンフル、ベンゾフェノン、ステアラルコニウムヘクトライト及びポリエステル
樹脂を含んでいる)のような慣用のマニキュア液である中間コート組成物及び実
施例2のトップコート組成物である。 上記ベースコート組成物は、標準的なブ
ラシアプリケーターを使用して哺乳動物の爪に接して適用する。ベースコートは
5分間かけて形成させる。上記中間コート組成物は、標準的なブラシアプリケー
ターを使用して上記ベースコートに接して適用する。この中間コート組成物は5
分間かけて層を形成させ、その結果2つの層を有する膜が得られる。上記トップ
コート組成物は、標準的なブラシアプリケーターを使用して上記中間コート組成
物から形成される層に接して適用する。このトップコート組成物は5分間かけて
トップコートを形成させ、3つの層を有する膜が得られる。
【0055】実施例8 2つの別々のマニキュア液組成物を含んでいるキットを調製する。本組成物は
実施例1のベースコート組成物及び実施例3のトップコート組成物である。上記
ベースコート組成物は、標準的なブラシアプリケーターを使用して哺乳動物の爪
に接して適用する。ベースコートは5分間かけて形成させる。上記トップコート
組成物は、標準的なブラシアプリケーターを使用して上記ベースコートに接して
適用する。このトップコート組成物は5分間かけてトップコートを形成させ、そ
の結果2つの層を有する膜が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 スミス,エドワード デュウェイ ザ サ ード アメリカ合衆国オハイオ州、メーソン、マ ン−オー−ウォー、レーン 6880 (72)発明者 ジレット,マイケル ジョーンズ イギリス国、サリー、ユージー15、3エル ディ、カンブリアン、クローズ、カンバー リー 3 (72)発明者 ジョーンズ,ステヴァン デイヴィッド イギリス国、ハンプシャー、ジーユーワイ 46、6エフイー、イェイトリー、テシモン ド、ドライブ 10 (72)発明者 フリン,キャサリン エレノア アメリカ合衆国オハイオ州、ラヴランド、 ベル、ミード、ファーム、ドライブ 580 Fターム(参考) 4C083 AC012 AC032 AC092 AC102 AC212 AC342 AC482 AD072 AD091 AD111 AD161 AD262 CC28 EE07 FF01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (I) (a)ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、ウレタン−アクリルコ
    ポリマー、スチレン−アクリルコポリマー及びこれらの混合物からなる群から選
    択される、重量で組成物の約0.1%〜約20%の水不溶性膜形成ポリマー; (b) (i)重量で組成物の約10%〜約90%の揮発性有機溶媒;及び (ii)水、 を含む液体希釈剤を含むベースコート組成物、及び (II) (a)ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、スチレン−アクリルコ
    ポリマー、シロキサン−ウレタンコポリマー、及びこれらの混合物からなる群か
    ら選択される、重量で組成物の約0.1%〜約40%の水不溶性膜形成水系ポリ
    マー; (b) (i)重量で組成物の約0%〜約30%の揮発性有機溶媒;及び (ii)水、 を含む液体希釈剤、 を含むトップコート組成物を含む哺乳動物の爪用マニキュア液として使用するの
    に好適なキット。
  2. 【請求項2】 (I) (a)ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、ウレタン−アクリルコ
    ポリマー、スチレン−アクリルコポリマー及びこれらの混合物からなる群から選
    択される、重量で組成物の約0.1%〜約20%の水不溶性膜形成ポリマー、; (b) (i)重量で組成物の約10%〜約90%の揮発性有機溶媒;及び (ii)水、 を含む液体希釈剤、 を含むベースコ−ト組成物、及び、 (II)セルロース系ポリマー、ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、
    シリコーン−アクリルコポリマー、ポリシロキサン、及びこれらの混合物からな
    る群から選択される水不溶性溶媒系膜形成ポリマーを含むトップコート組成物、
    を含む哺乳動物の爪用のマニキュア液として使用するのに好適なキット。
  3. 【請求項3】 (I)セルロース系ポリマー、ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、
    ポリシロキサン、及びこれらの混合物からなる群から選択される水不溶性溶媒系
    膜形成ポリマーを含むベースコート組成物;及び、 (II) (a)ポリウレタン、ポリアクリル、ポリメタクリル、スチレン−アクリルコ
    ポリマー、シロキサン−ウレタンコポリマー及びこれらの混合物からなる群から
    選択される、重量で組成物の約1%〜約40%の水不溶性膜形成水系ポリマー;
    及び (b) (i)重量で組成物の約0%〜約30%の揮発性有機溶媒;及び、 (ii)水、 を含む液体希釈剤、 を含むトップコート組成物、 を含む哺乳動物の爪用のマニキュア液として使用するのに好適なキット。
  4. 【請求項4】 上記トップコート組成物のポリマーが架橋ポリマーである請
    求項1〜3のいずれかに記載のキット。
  5. 【請求項5】 液体希釈剤及びセルロース系ポリマー、ポリウレタン、ポリ
    アクリル、ポリメタクリル、ポリシロキサン及びこれらの混合物からなる群から
    選択される水不溶性溶媒系膜形成ポリマーを含む中間コート組成物を含む請求項
    1〜4のいずれかに記載のキット。
  6. 【請求項6】 上記ベースコート組成物のポリマーがポリウレタンである請
    求項1〜5のいずれかに記載のキット。
  7. 【請求項7】 上記トップコート組成物のポリマーがセルロース系ポリマー
    である請求項1〜6のいずれかに記載のキット。
  8. 【請求項8】 上記トップコート組成物のポリマーがポリアクリルである請
    求項1〜6のいずれかに記載のキット。
  9. 【請求項9】 (i)上記ベースコ−ト組成物を爪に接して適用し、 (ii)実質的に乾燥した層を形成するために上記ベースコート組成物から十分な
    液体希釈剤を除去し、 (iii)膜形成ポリマーと液状希釈剤からなる上記中間コート組成物を、場合に
    より爪に適用し、 (iv)実質的に乾燥した層を形成するために上記中間コート組成物から十分な液
    体希釈剤を除去し、 (v)ベースコートまたは中間コートに上記トップコート組成物を適用し、そし
    て (vi)実質的に乾燥したトップコート層を形成するために上記トップコート組成
    物から十分な液体希釈剤を除去する段階を含む方法で、請求項1〜8のいずれか
    に記載のキットで哺乳類の爪をコーティングする方法。
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