JP2002513674A - 少量の液体材料を供給する方法および装置 - Google Patents

少量の液体材料を供給する方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】液体または粘性材料の液滴を供給する装置および方法。一般にこの装置はバルブにより操作されるディスペンサ(10)と、バルブシート(38’)に対し、前記バルブ部材(42’)を高速な一連操作により駆動する制御(128’、129)とを有する。これにより、ディスペンサ排出口からの液流内の液体または粘性材料は急速に加速され、瞬時に液流を微小な液滴に分離する。バルブシート(38’)の各種実施形態には、合成バルブシートおよび弾性バルブシートの双方が含まれる。弾性バルブシートは材料のはがれ、集塊化、および詰まりを防止するため、はんだペーストの供給に特に有用である。バルブ部材(42’)および排出構造(40’)等のディスペンサ部品用に低摩擦高分子材料またはプラスティック材料を使用しても、このような問題を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体材料の供給に関し、特に、接着剤、はんだフラックス、はん
だペースト、その他の極少量の粘性材料を一瞬で供給する方法及び装置に関する
。このような材料は、一般に、例えば電子部品やプリント回路基板等の組み立て
において、少量だけ供給されるものである。この発明は、さらに広く適用可能で
あり、他の産業においても同様に優れているものとして採用される。
【0002】
【発明の背景】
一般的に3種類のプリント回路(PC)基板がある。表面実装基板は、接着剤
やはんだペーストを用いて基板の表面に固定される部品を用いる。部品が固定さ
れた基板は一般にはんだ溶融装置に通過させられることで電気接続を得る。はん
だペーストが部品の基板への固定に用いられる場合には、前記はんだペーストは
加熱されることで再溶融し、ついで固化されることで、前記部品の基板への固定
と電気的接続の両方を得る。2番目のタイプの基板はスルーホール部品を利用す
るものである。その名称が示すように、それらの電子部品は基板の開口若しくは
孔部を貫通するリードを有する。そのリードは、はんだ付けにより電気的接続が
成されるようになっている。また、上記技術の両方を利用する基板の場合、表面
実装部品とスルーホール部品とが混合利用され、一般に前記2つの技術の両方が
利用される。
【0003】 前記各製造方法では、基板の一面にはんだ付けを施す必要がある。全体的なは
んだ付け工程は、3つの一般的なステップからなり、それらは別々の装置によっ
て行われる。上記3つのステップは、(i)フラックスの適用、(ii)基板の
予熱、(iii)はんだ付け、からなる。はんだフラックスは、一般に、化学的
かつ物理的にアクティブなフォーミュラによって決定されるもので、ベース金属
及びはんだから酸化膜その他の膜を取り除くことによって、金属表面を溶融はん
だで濡らすことを促進するものである。フラックスはまた、はんだ付け中に前記
金属表面が再酸化することを防止し、ベース金属と溶融はんだの表面張力を異な
らせる。プリント回路基板はこのフラックスによって清浄されることでリードベ
ース若しくは他の金属ベースのはんだペーストによるはんだ付けに対して最適化
される。
【0004】 プリント回路基板やその他の製造においては、極少量若しくは液滴状の液体を
基板や部品に適用する必要が多く、そのような液体としてははんだフラックス、
はんだペーストがある。そのような液滴は一方、直径が0.10インチ以下にな
る場合もある。そのような材料は、一般に、25000センチポイズ以上の粘性
を有し、例えばはんだペーストの場合には30000センチポイズ若しくはそれ
以上になる。これらの液体や粘性材料は、はんだフラックスやはんだペースト以
外では接着剤、はんだマスク、グリース、オイル、エンカプスラント、ポッティ
ングコンパウンド、インク、シリコン等がある。
【0005】 極小液滴の液体若しくは粘性材料を供給するための方法は、例えば、シリンジ
若しくは他の容量型装置によって行われる。典型的には、米国特許第5、320
、250号に論じられているように、シリンジディスペンサーはシリンジの先端
を基板に対して非常に近づけて位置させる。この距離は、例えば、非常に小さい
液滴の場合には0.005インチ、これよりも大きい液滴の場合には0.06イ
ンチである。上記粘性材料は、前記シリンジの先端から押し出された際、このシ
リンジに連結されている状態で前記基板と接触する。この粘性材料が基板と接触
しなかった場合には、前記液滴は基板に付着することはなく、滴下は得られない
。この粘性材料が基板と接触することを"濡れ"と称する。前記粘性材料が基板表
面と接触したならば、前記先端は引かれて液流が切断されて液滴が形成される。
【0006】 このような従来システムによる1つの問題は、ノズルから前記粘性材料の液滴
が垂れたり、付着したりすることである。これは、システムの液供給の正確さ、
液体の供給量の制御に悪影響を及ぼす。垂れることは、例えば、シリンジ内の圧
力が上昇及び下降する際の低圧の状態で生じやすい。このため、垂れることはま
た供給時間が低下してきた場合により起こりやすい。供給の最終段階においてノ
ズル先端から前記液材料が垂れてしまうことは、シリンジ内の圧力を負圧にする
ことによってある程度防止することが可能である。しかしながら、供給が再開さ
れた場合には、ノズル先端部において液体の量が多くなることが常に生じること
になり、このため、連続供給における安定性に悪影響を及ぼすことになる。また
、粘性材料と部品との接触を得るために、ロボットを利用してシリンジを前記部
品に対して接離する方向、典型的には上下方向に連続的に駆動する必要がある。
これは、製造工程を著しく遅くすることにつながる。
【0007】 シリンジから液体を供給するための上記とは別のアプローチが、米国特許53
20、250に開示されている。この供給装置は、粘性材料の供給手段(リザー
バー)若しくはシリンジが、前記粘性材料を連続的に受けるチャンバに接続され
てなるものである。変形可能な弾性ダイアフラムが前記チャンバーの外壁を構成
している。そして衝撃印加機構が所定の運動量をダイアフラムに与えることで、
前記チャンバーから所定の微小量の粘性材料が前記ノズルを通して高速で押し出
されることになる。この微小量は、粘性材料の非常に小さいジェットを形成する
。この衝撃エネルギが停止手段によって除去されるにしたがって、チャンバー圧
力及びジェットの押し出し衝撃の低下が、上記ジェットを"挟み付け"若しくは停
止させる。多数の粘性材料に対応するため、チャンバは前記材料の粘性を制御す
るために加熱されるようになっている。前記リザーバーは、好ましくは前記粘性
材料をチャンバに送り込むためにガスで圧縮されていることが好ましい。このタ
イプの設計における1つの問題は、粘性材料のジェットを形成するための高い粘
性が、前記ジェットの尾の部分を小さい液適化して飛び散りを生じさせることで
ある。
【0008】 はんだペーストを供給する場合、具体的な問題がある。はんだペーストは、典
型的には鉛、スズその他の金属粒子が粘性材料に含まれてなるものである。これ
らのペーストによってもたらされる1つの問題は、ディスペンサの金属部品に付
着しやすいということである。例えば、吐出口における金属、例えば吐出ノズル
に対する付着は、閉塞という問題を生じる。また、はんだペーストを上述した方
法に応じて対象物に供給する場合、バルブ部材若しくはバルブシャフトによるバ
ルブシートに対する一定の衝撃が、はんだペーストを凝縮させ、はがれ、集塊化
させ詰まりを生じさせる問題を引き起こすことがある。
【0009】 従来装置のこのような問題の幾つかを解決するため、2段階の供給システムが
、前記粘性材料がシリンジ内で粘性に応じて4psi〜12psiの空気圧であ
る場合に利用される。これは、前記粘性材料のロータリー式の容量型ポンプのチ
ャンバーの中への安定した流れを保証する。このポンプは、プリント回路基板に
対して、1時間に約2500ドットの粘性材料を高密度で供給することができる
。しかしながら、前記粘性材料は、前記シリンジの先端から吐出され、この先端
に連結された状態で基板と接触するため、前記シリンジから吐出される際に以前
として前記と同様の問題を生じさせてしまう。
【0010】 少なくとも以上のような理由により、より高速で効果的に微少量の粘性材料を
基板若しくは部品に対して供給することができるディスペンサを提供することが
要望されている。
【0011】
【発明の概要】
従って、この発明は、微少量の粘性材料、例えば、はんだフラックス、はんだ
ペーストその他上記で挙げた材料を、非接触の状態でより高速で効果的に供給す
ることができる装置を提供するものである。すなわち、この装置は、供給動作の
際に部品に向かって接離する必要がないものである。この分野における従来装置
のその他様々な問題は、バルブ部材をその内部でバルブシートに対して可動状態
で保持するディスペンサ本体によって解決される。前記バルブ部材は、様々な粘
性材料を選択的に排出口から前記バルブシートの下方向に向かって吐出すること
を許容する。この発明によれば、制御バルブが、前記バルブ部材を閉位置から開
位置へそして再び閉位置へ駆動するするようにバルブ部材に接続されている。高
速な連続動作が、排出口からの粘性材料を非常に細い液流にすることができ、そ
して、前記材料を積極的に停止させて、前記液流は高速で前記排出口から途切れ
て粘性材料の微小な液適が形成されることになる。
【0012】 このディスペンサーは、好ましくは、前記バルブ部材がピストンに接続されて
なる空気動作のディスペンサーである。前記ピストンと取り付けられたバルブ部
材は、好ましくは前記ディスペンサーに直接搭載された制御バルブから印可され
た空気圧によって高速で移動するようになっている。従って、空気圧は、前記ピ
ストン及びバルブ部材をバルブシートから離れる方向に高速で駆動し、選択的に
、また前記バルブ部材を急速にバルブシート側に駆動する。好ましい実施形態で
は、バネ式のリターン機構が前記バルブ部材をバルブシートに対して閉じるため
に使用される。この発明により前記粘性材料の微小液適を供給するために、前記
空気圧は、前記バルブ部材を25ミリ秒間以下だけ開くように供給されることが
好ましい。この発明によりはんだペーストを供給するためには、前記好ましい時
間間隔は例えば約20秒間である。この時間間隔は、粘性や粘性材料の圧力特性
及びディスペンサの排出口オリフィスの直径によって様々である。また、この発
明によれば、ディスペンサの排出口の近傍に加熱素子が接続されている。前記加
熱素子によってディスペンサに対する部分的な加熱が行われるのみであるので、
前記制御バルブはこの熱の影響を受けることなくディスペンサの他の部分に直接
取り付けることが可能である。
【0013】 前記バルブシートは、ほとんどの粘性材料の供給に適合するために、リジッド
な材料、例えば、タングステンカーバイドによって構成されている。しかしなが
ら、この発明の他の側面によれば、特にはんだペーストを供給する場合等には、
前記バルブシートが弾性材料で構成することで顕著な効果が得られる。はんだペ
ーストは、鉛、スズ若しくはその他のパーティクルを含み、これにより前記ペー
ストが凝縮しはがれそして前記バルブシート付近で前記ディスペンサを詰まらせ
る恐れがある。これは、前記リジッドなバルブシートに対する前記バルブ部材に
よる前記材料に対する一定の衝撃によって引き起こされるものである。この発明
の弾性バルブシートは、この問題を防止する助けとなり、各供給サイクルの最後
における吸込み効果に貢献する。この吸込み若しくはサックバック効果は前記デ
ィスペンサの排出口における上記超過粘性材料の付着を防止することができる。
【0014】 この発明の弾性バルブシートの1つは、フラットで、天然又は合成ゴムのバル
ブシート部材であって前記バルブ部材と同軸方向に延びる排出孔を有する。バル
ブシートの最も好ましい材料は合成ゴムであり、他の弾性材料も同様に適用可能
である。はんだペーストを供給する場合、例えば、300000から45000
0センチポイズの範囲の粘性を有し、前記排出孔の直径は10〜30mil若し
くは0.01〜0.03インチである。
【0015】 また、この発明の弾性バルブシートの形態は、バルブ部材に近い側が大径でデ
ィスペンサー排出口に向かって小径になるように幅がテーパ化された排出孔を含
む。また、弾性バルブシートの別の実施形態は、排出口に向かって所定の角度で
前記弾性バルブシートを貫通する複数の排出孔を有する。この実施形態では、バ
ルブ部材が閉ポジションにある時、バルブシートは変形し、前記複数の排出孔か
らの前記粘性材料の流れを絞り若しくはカットする。最後に、別の実施形態の弾
性バルブシートは前記バルブ部材の軸からオフセットした排出孔を含む。この実
施形態でもまた、バルブ部材は前記開口からの粘性部材の流れを絞りカットする
。これら各実施形態のバルブシートでは、従って、バルブ部材は前記バルブシー
ト部材を圧縮し前記微小液適が供給するに従って排出孔をブロックすることが好
ましい。
【0016】 はんだペーストの微小液滴を例えばこの発明の弾性バルブシートから供給する
場合、粘性部材が前記バルブ部材が開いた際に前記排出孔に流入する。そして、
例えば、前記バルブ部材が好ましくは25ミリ秒以下で閉じた場合、この急激な
衝撃とバルブシートの圧縮が前記粘性材料の液適を排出する。前記弾性バルブシ
ートからバルブ部材を持ち上げ、バルブシートの圧縮を解除することで、前記デ
ィスペンサ排出口における効果的なサックバック効果が生じる。
【0017】 ある種の粘性材料を供給する場合、例えばはんだペーストの場合、低摩擦高分
子材料を前記ディスペンサ排出口に配置されたディスペンサ部品に使用すること
で高い効果を得ることができる。はんだペーストは、金属製のバルブシャフトや
シート構造及びノズル部品に付着するからである。これははんだペースト中に含
有される鉛、スズ及びその他の金属パーティクルの性質によるものであると推測
される。低いフリクションを有するプラスティックやポリマーを、上記のように
バルブ部材やシャフトの端部及びディスペンサー排出ノズルのような部品に利用
することは、はんだペーストの付着及びそれによる閉塞の問題を防止することの
有効な解決策になる。
【0018】 この発明の様々な側面に基く追加の目的及び効果はこの明細書の開示を当業者
が参照することで理解される。
【0019】
【発明の実施の形態】
この説明では、参照番号等は上記に具体化された関連応用例にて示され、説明
された構造等を指す。
【0020】 「’」または「"」の付いた番号等は前記具体化応用例の類似構造を指してお
り、この類似構造には比較すれば明らかに理解される修正が一部施されている。
また本発明の原理は、前記具体化応用例で説明されている各代替ディスペンサ、
または他のディスペンサに関して実施されることが理解される。
【0021】 図1は、初期状態でシリンジ12に含まれる少量の液体または粘性材料を供給
する装置(ディスペンサ)10’を図示している。シリンジ12は標準的な市販
のシリンジで、例えば、はんだフラックスまたははんだペースト13で満たされ
ている。この粘性材料は微小の液滴で、プリント回路(PC)等の基板またはワ
ークピース14上に供給される。前記ディスペンサ10’のディスペンサハウジ
ング20’は、シリンジ12の排出口16が内部に搭載された吸込口18を有す
る。用語「ハウジング」は、いかなる特定のインテグラル構造またはアセンブリ
構造も意図するものではなく、ディスペンサ10’の全体的な支持材および格納
構造を広範囲に定義するものである。吸込口18は孔22を通じ、フロー通路2
5を形成しているフロー孔24の吸込み孔部23へ連結されている。フロー孔2
4の排出口26は、圧縮された液体または粘性材料が供給される排出チューブ3
0へのフロー通路31を形成している孔35の第1の端部28へ連結されている
。バルブシートアセンブリ32’は排出チューブ30の第2の自由端34に搭載
されている。バルブシートアセンブリ32’は、バルブシートアセンブリ32’
を貫通するフロー通路36を有し、このフロー通路36の内部にはバルブシート
38’が設けられている。フロー通路36の吸込み端部は、フローにより排出チ
ューブ30のフロー通路31と連結されており、フロー通路36の他端部にはノ
ズル40’が搭載されている。このノズル40’はその効果を高めるため、スモ
ールパーツ社から入手が可能なポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の低
摩擦高分子材料で形成されている。
【0022】 図2Aは、同じくPEEKチュービングで形成された代替ノズル40"を図示
している。ただしノズル40"は、前記吸込み端から排出端の方向へテーパ化さ
れた孔100"を含む。例えばこの孔は、長さ0.206インチに基づいて吸込
み端で内径0.0625インチ、排出端では0.006〜0.030インチとす
ることができる。PEEK材料またはこれと同等な他のプラスティックは非付着
面を持つため特にはんだペースト13を吐出する際に有効であり、一方孔100
"のテーパはノズル吸込口における粒子の稠密を防ぎ、一般にフローをスムーズ
にする働きを持つ。
【0023】 バルブシャフトまたはバルブ部材42’はハウジングアセンブリ20’のフロ
ー孔24内を通り、排出チューブ30の孔35を貫通し、バルブシートアセンブ
リ32’のフロー通路36へ延びている。バルブ部材42’は、フロー通路36
を閉鎖するためにバルブシート38’と密着するよう設けられた下端44’を有
する。上記に概略説明したように、効果を高めるため、この低端44’にはVe
spel(登録商標)またはPEEK等の低摩擦高分子材料で形成された先丸バ
ルブ部材44aを含めることができる。現時点ではVespel(登録商標)が
好ましい。これは米国デラウェア州ウィルミントン市所在のE.I.duPon
t de Nemours and Companyから入手可能なポリマイド材
料である。この材料ははんだペースト等の材料の付着と材料の蓄積とを抑制する
ため、目詰まりその他の吐出に関する問題を防止する働きがある。バルブ部材4
2’の上端46はディスペンサ10’の制御機構48に連結されている。この制
御機構48は往復運動によりバルブ部材42’をバルブシート38’に接離させ
る。
【0024】 バルブシート38’は、前記具体化応用例で開示されているようにタングステ
ンカーバイド等の硬質材料で形成することができる。または、天然ゴムまたは合
成ゴム等の弾性材料で形成することもできる。ポリイソプレンゴムでは、ゴムが
顕著に消耗または劣化することなく、著しく多数回の供給サイクルが得られる。
一般に、バルブ部材42’により繰り返される圧縮中の発熱量が低く、復元性が
低く、強度と弾性係数特性の高いゴムが最適である。好ましいポリイソプレンは
次のフォーミュラからなる。一覧されている全成分の単位はPHR(parts
per hundred rubber)である。
【0025】 A)マスタ非大量生産バッチはまず次の成分から製造される。
【0026】 ポリイソプレンゴム 100.00 ペンタクロロジフェノール 0.20 水酸化沈降シリカ 0.50 ステアリン酸 2.00 酸化亜鉛 6.00 酸化防止システム 1.00 フタル酸無水石膏 0.50 ハイアブレーションファーネス(HAF)黒 35.90 _____ マスタバッチ 146.10
【0027】 好ましい酸化防止システムは、Goodrite Stalite(0.75
PHR)およびN,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン(DPPD)(
0.25PHR)を含む。
【0028】 B)次に、前記マスタバッチは再度攪拌した直後に硬化剤が加えられ、次のフ
ォーミュラに従ったトータルコンパウンド(完全な化合物)を形成する。
【0029】 マスタバッチ 146.10 SantagardTM後加硫抑制剤 0.20 コバルトステアリン酸塩 2.00 2,2’−ジチオビス[ベンゾチアゾール] 0.20 (MBTS) 硫黄 3.75 ヘキサメチレンテトラミン50%/ 1.20 スチレンブタジエンゴム50% ______ 完全化合物 153.45
【0030】 また本発明によれば、加熱素子50はバルブシートアセンブリ32’に隣接し
て設けられており、以降で詳細に説明されているようにバルブシートアセンブリ
内の非常に小さい体積の液体または粘性材料を加熱する。密閉リング52はバル
ブ部材42’の密閉用に設置されており、孔22を通じてフロー通路24へ流入
する粘性液体がバルブ部材42’を越えて制御機構48へ漏出することのないよ
う、フロー通路24の吸込口23の上方に配置されている。密閉リング52はリ
ング54により固定配置されており、一方リング54は制御機構48のハウジン
グブロック56の底面により固定配置されている。
【0031】 図1にさらに示されているように、排出チューブ30は、排出チューブ30内
へ延びるフロー通路24の排出口26が孔35の吸込み孔部60側に配設される
よう、搭載プレート58等の従来の手段によりディスペンサハウジング20’に
固定された第1の端部を有する。この排出チューブ30は、ネジ接続等の従来の
手段によりバルブシートアセンブリ32’に固定された第2の端部34を有する
(図示せず)。バルブシート78’はバルブシートアセンブリ32’に内蔵され
ており、バルブシート38’を搭載している。また、温度コントローラ102は
、選択的および局所的にバルブシートアセンブリ32’を加熱するため、リード
104および106により加熱素子50に連結されている。
【0032】 図1に示すように、前記制御機構48はハウジングブロック56を含んでいる
。一元的に設置された縦方向の孔110はハウジングブロック56内を貫通して
おり、バルブ部材軸87と同軸方向に形成されている。バルブ部材42’は孔1
10内を貫通しており、孔110の上端から、エアチャンバブロック113の段
差付き孔チャンバ112方向を向いている。このエアチャンバブロック113は
上部孔116と交差し、上部孔116より小さい内径を持つ下部孔114を有す
る。ガラスで埋められたポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で形成された
2つの密閉ディスク118および118aは支持構造120に搭載されており、
この支持構造120は、バルブ部材42’が内部を貫通し柔軟に設置された中央
孔122を有する。それぞれの空気吸込口124および124aは、チューブ1
28により圧縮空気源(図示せず)に連結されている。従来のコントローラ12
9により操作され、チューブ126および吸込口124a間に設けられているエ
アソレノイドバルブ128’はディスペンサ10’の操作に使用される圧縮空気
を制御する。図1に示すように、バルブ128’はエアチャンバ112および1
15に隣接してハウジングアセンブリ20に直接連結されている。これにより、
ソレノイドバルブ128’がハウジング20’に遠隔搭載されている場合よりも
、高速にバルブ部材42’を応答駆動し、圧縮空気をチャンバ112または11
5へ送ることが可能になる。遠隔搭載は、例えばホットメルトディスペンサの場
合に利用される。その場合にはホットメルトディスペンシングガン全体が高温加
熱されるため、直接搭載されるソレノイドバルブは悪影響を受けることになる。
特に、バルブ128’は下部孔114内のディスク118より下に形成されたチ
ャンバ112と、密閉ディスク118aより受けの上部孔により形成されたチャ
ンバ115とへの送風を制御する。部材42周囲の空気密閉リング119は、孔
110への空気漏れ防止のため、座ぐりフライス121内の孔110と孔チャン
バ112との間に設けられている。ソレノイドバルブ128’は、その効果を高
めるためディスペンサハウジング20’に直接搭載されている。典型的なホット
メルト接着剤ガン、超高温条件によるソレノイドへの悪影響を防止するため、例
えば、ガン本体から遠隔設置されたソレノイドバルブを使用する。ソレノイドバ
ルブ128’がガン本体20’に直接搭載されているため、ディスペンシングガ
ンまたはディスペンサ10’のサイクルタイムは、遠隔設置された同サイズのソ
レノイドバルブの場合よりも高速になる。この発明に有効である特定のソレノイ
ドバルブ128’は米国ミシガン州ウィックサム市のMAC Valve Co.
社のモデル35A−B00−DDFA−1BA、修正番号M599である。
【0033】 ばねハウジング130はエアチャンバブロック113の上面に搭載されており
、中央孔132により形成されている。ばね留め(ばねリテイナー)134はバ
ルブ部材42’の上端に固定されており、終端が支持構造120に接触している
。カップ形状のばね調整部品136はばねハウジング130にねじ固定されてお
り、一方が開放端で、他端が内部を貫通する孔141と内部底面140とを有す
る基部139で閉じている細長い孔138を有する。圧縮ばね142は、ばね調
整部品136のばね留め134と底面140との間に延びている。ロックナット
144は、ばね留め134との距離を変更しながらばね調整部品136を固定で
きるよう、ばね調整部品136にねじ固定されている。ばね142の圧縮率は、
ばね調整部品136がばね留め134方向へ駆動されるに従い増加し、ばね調整
部品136がばね留め134から遠ざかるに従い減少する。
【0034】 本発明の一機能は、この圧縮ばね142からばね留め134、究極的にはバル
ブ終端44aからバルブシート38’へ加えられる閉鎖力に関係している。圧縮
ばね142は、自由長が1.15インチで閉鎖力が約17ポンド〜約28.5ポ
ンドであることが好ましい。ばね142の圧縮はばね調整部品136を上述のよ
うに位置付けすることにより調整される。スプリングリターン(ばね復帰)シャ
ットオフをより高速にするため、後述のように圧縮空気をチャンバ115へ送る
こともできる。
【0035】 制御機構48の他の機能は、孔141にねじ固定され、圧縮ばね142を貫通
したバルブ部材42’の上端が接触する、ばね留め134の上に伸びたロッド1
48に取り付けられているノブ146である。 ロッド148を上下に駆動する
ことにより、バルブシート38’に関するバルブ部材42’のストローク(1回
の動作)を調整することができる。
【0036】 本発明の特徴をさらに理解するには、操作についての説明が適切である。まず
、液体または粘性材料(典型的には約25000〜約500000の粘性を持つ
)のシリンジ12がディスペンサハウジング20’の吸込み孔部18に搭載され
ている。圧力調整機152と低圧空気源(図示せず)とにつながれたエアチュー
ブ150はシリンジの吸込口に連結されており、これにより約4psi〜約30
psiの定圧力で液体または粘性材料を孔22とフロー通路24に押し出してバ
ルブ部材42’の周囲を満たす。デフォルトの閉位置では、図1に示すように、
バルブシート38’より上に位置するバルブシート部品78’が少量の液体また
は粘性材料で満たされ、一方バルブ端44aはバルブシート38’に接触してい
る。マウンティング本体70は、真鍮等の熱伝導材料で形成され、加熱素子50
からの熱を局所的に伝導する。加熱素子50はマウンティング本体70の周囲に
固定設置されているため、マウンティング本体70からバルブシート部品78’
へ熱を伝導する。バルブ部材42’を囲むバルブシート部品78’は、その内部
で液体または粘性材料を加熱するために、タングステンカーバイドで形成するこ
とができる。
【0037】 操作のこの段階において、接着剤、はんだフラックス、またははんだペースト
等の液体または粘性材料は(材料に応じて)約22℃〜約90℃の温度範囲に加
熱される。例えば、300000センチポイズ〜450000センチポイズの粘
性を持つはんだペーストは約160゜F(88℃)に加熱することが好ましい。
はんだフラックスは、約40℃〜約65℃に加熱することができる。従って、粘
性材料はバルブシート部品78’内に入ってから吐出されるまでの短い時間中、
加熱されることになる。
【0038】 操作に関する本説明は、多種多様なバルブおよびバルブシートを組み込んだ本
発明の全実施形態に一般に適用可能であるが、図2〜6を参照する際、より具体
的に説明されることはない。以下と同じ説明は図2Aにも適用できる。バルブ端
44aが図2のようにバルブシート38’の上方に移動すると、はんだペースト
等の粘性材料13が細い液流として非常に短い時間でバルブシート38’のオリ
フィス38aとノズル40’のオリフィス100’とへ押し込まれる(図3)。
そして、図4および図5に時間順に示すように、バルブ端44aがバルブシート
38’に衝突し、バルブ端44aを閉鎖した後、流れる材料13の急激な減速が
材料の降伏応力を上回り、材料の流れが微小な液滴200A’として離脱する。
これにより、粘性材料はひも状に流れ出るのではなく、液滴としてノズル40’
から離脱する。図4および図5において、バルブシート38’は、上述のポリイ
ソプレン等の弾性材料である場合、図に示すように圧縮される。好ましい実施形
態では、13を吐出する際、バルブ部材42の総ストローク長は約0.100イ
ンチである。バルブシート38’への侵入震度は約0.025インチである。た
だし、これらの距離は、例えば液滴のサイズを変更する場合に、変化する可能性
がある。材料を短時間加熱する際は温度を選択された範囲に保ち、触媒または固
形粒子が有用および/または硬化する温度を超えないことがことが重要である。
このため、バルブシート部品78’だけが加熱され、ディスペンサ10’の他の
全部分は加熱されない。上記のとおり、この局所的な加熱によりソレノイドバル
ブ128’が直接搭載可能となるため、サイクルタイムが短縮されるという利点
が生まれる。図6に示すように、弾性を持つバルブシート38’を使用した場合
、バルブ端44aの38’から遠ざかる初期運動は弾性材料の圧縮を解除するた
め、材料のサックバック効果をもたらし、ノズル40’の外側端部における材料
13の蓄積、糸引き、垂れ、を防止する。
【0039】 具体的には、ディスペンサ10’を開くため、バルブ部材42’を引いてバル
ブ端44aをバルブシート38’から後退させる。図1でより具体的に説明する
と、この工程では、ソレノイドバルブ128’から空気吸込口124を通じ、密
閉ディスク118の下方に設けられたエアチャンバ112へ圧縮空気を送り込む
。密閉ディスク118に加えられた気圧により、バルブ部材42’がバルブシー
ト38’から遠ざかる方法、つまり圧縮ばね142の方向に移動する。この間、
加熱された粘性材料は下方へ流れる。
【0040】 この液体または粘性材料の液流をほぼ即時に止めるため、コントローラ129
によりソレノイドバルブ128’が稼動され、空気の流れを空気吸込口124か
ら空気吸込口124aへ切り替える。そして、密閉ディスク118aと圧縮ばね
142を押し上げるため印可された圧縮気体は、バルブ端44aをバルブシート
38’方向へ駆動する。空気吸込口124への気圧をオフにする操作は非常に短
い時間、すなわちコントローラ129から128へ送信される「オン」信号と「
オフ」信号の間を約25ミリ秒未満にして行なう必要がある。上記はんだペース
トの例では、約20ミリ秒が効果的であった。この「オン」信号と「オフ」信号
の間の時間は、材料粘性、材料圧力、およびオリフィスサイズ等の要因に応じて
、約5ミリ秒〜約50ミリ秒の範囲が可能であると見られている。図1の実施形
態では、ソレノイドバルブ128はいわゆる4方向電磁作動バルブで、エアチャ
ンバ112を減圧しチューブ126からの圧縮空気を即時チャンバ115へ送る
ことを可能にしている。好ましさの点では落ちるが、特にはんだペーストを吐出
する際には、ここでの具体化応用例のように3方向バルブを使用すること可能で
ある。3方向バルブもしくは4方向バルブを使う場合、112内の圧縮空気が減
圧されると、圧縮ばね142がバルブシート38’に向かいバルブ端44aをす
ばやく駆動する。これは、加熱された液体または粘性材料をノズル40’の排出
端部から押し出す容量型工程である。
【0041】 本発明の一観点は、材料が非常に短い時間だけ固体として振る舞い、オリフィ
ス100’の排出端部101’から離脱した際により液体として振る舞うよう、
粘性材料を高頻度で変形することにある。直径約0.010インチ〜約0.03
0インチのオリフィス38aおよびオリフィス100’の場合、はんだペースト
の各液滴は直径約0.025インチ〜約0.090インチとなる。これらの場合
、シリンジ圧力は約10〜25psiの範囲であった。言うまでもなく、上記の
具体化応用例で説明された方法によれば、液滴をより大きくすることが可能であ
る。上記具体化応用例ではオリフィスの直径をより小さくすることも可能で、は
んだペーストを供給する場合は、主に粘性が増加するため、オリフィスの直径を
より大きくする可能性がある。本発明に関する材料および液滴サイズの範囲に対
応するため、オリフィス38aおよびオリフィス100’等のオリフィスの直径
は約0.005インチ〜約0.050インチとなる。
【0042】 図7〜図9は、また別の実施形態の弾性バルブシート部材700を図示してい
る。バルブシート部材700も、バルブシート38’についての上述のように、
ポリイソプレン等の天然ゴムまたは合成ゴムで形成されている。また、バルブシ
ート部材700は図1〜図6に関して一般論的な上記の説明と同様にバルブ端4
4aによる作用を受ける。ただし、バルブシート部材700は互いに角度をなす
複数のオリフィス702、704、706を含んでいる。オリフィス702、7
04、706は、図8に最も的確に示すように、バルブシート部材700の上面
側700aから下面側700bにかけて互いに角度をなしている。オリフィス7
02、704、706は、バルブシート部材700の下面側700bにおいて単
一の排出口708で重複することが好ましい。他のすべての一般的な観点によれ
ば、図7〜図9の実施形態は図2〜図6と同様に機能する。
【0043】 図10は、代替バルブシート710を図示している。バルブシート710は、
上記の図1〜図6の実施形態と同様に、天然ゴムまたは合成ゴム等の弾性材料で
形成することが可能である。例えば、バルブシート710はバルブシート38’
に関して説明したようにポリイソプレンで形成することもできる。図10の実施
形態と図1〜図6の実施形態との主な相違点は、図10ではノズル40’がなく
、バルブシート部品78"が修正されて710を内包していることである。オプ
ションとして、説明のとおり、またはここでの具体化のとおりにノズルをバルブ
シート710とともに使用することができる。バルブシート710は、上端71
2aから下端712bにかけて内径がテーパ化されたオリフィス712を含む。
それ以外の点では、バルブシート710は一般的に上記バルブシート38’と同
様に機能し、粘性材料13の微小な液滴714を吐出する。オリフィス712の
下端712bは上記のオリフィスまたは排出孔と同様な直径を持つことが望まし
い。このテーパでは、上端712aが下端712bのほぼ2〜3倍の直径を持つ
ものと考えられる。
【0044】 図11〜図14は、さらに別のバルブシートおよびバルブ作動実施形態を図示
している。この実施形態でも、バルブシート720はポリイソプレン等の天然ゴ
ムまたは合成ゴムで形成されていることが好ましく、オリフィス722とこれに
整列したノズル724の別のオリフィス723を含む。ただしこの場合、バルブ
部材軸87は、整列されたオリフィス722およびオリフィス723を一般に定
義する軸725と位置をずらして並列に配置されている。バルブ端44aは図1
〜図6で一般的に説明したように制御、装置、および方法によりバルブシート7
20に向かって駆動される。ただし、バルブ端44aがオリフィス722とオフ
セット配置されているため、バルブシート材料は722を挟み付けるように変形
させ、図12に示すようにオリフィス722を閉鎖すると同時に、粘性材料の細
い液流726を押し出す。細い液流726は、図13に示すように、上記の説明
と同じく急激に微小な液滴728としてオリフィス722から離脱する。さらに
図14に示すように、バルブ端44aが引き込まれ、バルブシート720が通常
の状態に圧縮解除された際、ノズル724にサックバック効果がもたらされ、粘
性材料13の蓄積および/またはノズル排出口724aでの垂れまたは糸引きが
防止できる。
【0045】 図15はさらに別の代替バルブシート730と、図11〜図14に図示された
実施形態と同様に機能するバルブ作動構造732とを図示している。主な相違点
は、バルブ部材またはバルブシャフト734が、密閉された、またははんだペー
スト等の粘性材料13から分離された駆動可能なアクチュエータ部材736内に
含まれていることである。これにより、いかなるはんだペーストもバルブシート
730とバルブシャフトまたはバルブ部材734との間で衝撃を受けることがな
くなる。具体的には、バルブシートのアクチュエータ部材736は、バルブ部材
またはバルブシャフト734の動作により上下の往復運動をする単なる円筒形部
材であってもよい。バルブシートアクチュエータ部材736は密封部品738内
の往復運動用に搭載されている。このように、バルブ部材またはバルブシャフト
734がストローク中の最下部にある際、バルブシート730は図14に示すよ
うに変形され、はんだペースト13の液滴740が上述のように吐出される。た
だしこの実施形態では、バルブ部材734とはんだペースト13との間に接触が
ないため、はんだペーストによるバルブシート730の摩耗が防止される。
【0046】 本発明は多様な実施形態との組み合わせで説明されてきたが、ここで具体的に
含まれている開示、または具体化された開示、もしくは当業界で入手可能な開示
により、当業者には多数の代替手段、修正、および変形と機能の組み合わせが明
らかになるであろう。従って、本発明は、添付の請求項の要旨内に含まれる上記
の代替手段、修正、および変形をすべて包括する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ワークピースの上方に設置された、この発明の一実施形態に係る液体または粘
性材料供給装置の好ましい実施形態を示す断面の側面図。
【図2】 図1に示すバルブシート領域において開位置にあるバルブ部材を示す拡大図。
図2Aは代替ノズルの拡大図。
【図3】 粘性材料の微小な液滴を吐出するため、バルブ部材が次第に完全な閉位置に駆
動される様子を示す、図2と同様な図。
【図4】 粘性材料の微小な液滴を吐出するため、バルブ部材が次第に完全な閉位置に駆
動される様子を示す、図2と同様な図。
【図5】 粘性材料の微小な液滴を吐出するため、バルブ部材が次第に完全な閉位置に駆
動される様子を示す、図2と同様な図。
【図6】 開位置にあるバルブ部材のサックバック効果を示す、図2と同様な図。
【図7】 互いに角度をなす複数の排出口を有する別の代替弾性バルブシートを示す平面
図。
【図8】 図7に示した実施形態の側面図。
【図9】 図7に示した実施形態の下面図。
【図10】 ノズルが排除され、バルブシート部材内にテーパ化された排出孔を有する代替
バルブシート実施形態を示す、図2と同様な図。
【図11】 粘性材料の微小液滴吐出時にバルブ部材の代替位置および代替駆動を伴った、
さらに別の弾性バルブシートを示す図。
【図12】 粘性材料の微小液滴吐出時にバルブ部材の代替位置および代替駆動を伴った、
さらに別の弾性バルブシートを示す図。
【図13】 粘性材料の微小液滴吐出時にバルブ部材の代替位置および代替駆動を伴った、
さらに別の弾性バルブシートを示す図。
【図14】 粘性材料の微小液滴吐出時にバルブ部材の代替位置および代替駆動を伴った、
さらに別の弾性バルブシートを示す図。
【図15】 弾性バルブシートおよびバルブ作動構造を伴う、さらに別の実施形態を示す図
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月19日(2001.6.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 プリント回路基板やその他の製造においては、極少量若しくは液滴状の液体を
基板や部品に適用する必要が多く、そのような液体としてははんだフラックス、
はんだペーストがある。そのような液滴は一方、直径が0.10インチ(0.2
54センチ)以下になる場合もある。そのような材料は、一般に、25000セ
ンチポイズ以上の粘性を有し、例えばはんだペーストの場合には30000セン
チポイズ若しくはそれ以上になる。これらの液体や粘性材料は、はんだフラック
スやはんだペースト以外では接着剤、はんだマスク、グリース、オイル、エンカ
プスラント、ポッティングコンパウンド、インク、シリコン等がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 極小液滴の液体若しくは粘性材料を供給するための方法は、例えば、シリンジ
若しくは他の容量型装置によって行われる。典型的には、米国特許第5、320
、250号に論じられているように、シリンジディスペンサーはシリンジの先端
を基板に対して非常に近づけて位置させる。この距離は、例えば、非常に小さい
液滴の場合には0.005インチ(0.0127センチ)、これよりも大きい液
滴の場合には0.06インチ(0.1524センチ)である。上記粘性材料は、
前記シリンジの先端から押し出された際、このシリンジに連結されている状態で
前記基板と接触する。この粘性材料が基板と接触しなかった場合には、前記液滴
は基板に付着することはなく、滴下は得られない。この粘性材料が基板と接触す
ることを"濡れ"と称する。前記粘性材料が基板表面と接触したならば、前記先端
は引かれて液流が切断されて液滴が形成される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 従来装置のこのような問題の幾つかを解決するため、2段階の供給システムが
、前記粘性材料がシリンジ内で粘性に応じて4psi〜12psi(27.58
〜82.74KN/m)の空気圧である場合に利用される。これは、前記粘性
材料のロータリー式の容量型ポンプのチャンバーの中への安定した流れを保証す
る。このポンプは、プリント回路基板に対して、1時間に約2500ドットの粘
性材料を高密度で供給することができる。しかしながら、前記粘性材料は、前記
シリンジの先端から吐出され、この先端に連結された状態で基板と接触するため
、前記シリンジから吐出される際に依然として前記と同様の問題を生じさせてし
まう。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 図2Aは、同じくPEEKチュービングで形成された代替ノズル40"を図示
している。ただしノズル40"は、前記吸込み端から排出端の方向へテーパ化さ
れた孔100"を含む。例えばこの孔は、長さ0.206インチ(0.523セ
ンチ)に基づいて吸込み端で内径0.0625インチ(0.159センチ)、排
出端では0.006〜0.030インチ(0.015〜0.076センチ)とす
ることができる。PEEK材料またはこれと同等な他のプラスティックは非付着
面を持つため特にはんだペースト13を吐出する際に有効であり、一方孔100
"のテーパはノズル吸込口における粒子の稠密を防ぎ、一般にフローをスムーズ
にする働きを持つ。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】 本発明の一機能は、この圧縮ばね142からばね留め134、究極的にはバル
ブ終端44aからバルブシート38’へ加えられる閉鎖力に関係している。圧縮
ばね142は、自由長が1.15インチ(2.921センチ)で閉鎖力が約17
ポンド〜約28.5ポンド(7.71kg〜12.93kg)であることが好ま
しい。ばね142の圧縮はばね調整部品136を上述のように位置付けすること
により調整される。スプリングリターン(ばね復帰)シャットオフをより高速に
するため、後述のように圧縮空気をチャンバ115へ送ることもできる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】 本発明の特徴をさらに理解するには、操作についての説明が適切である。まず
、液体または粘性材料(典型的には約25000〜約500000の粘性を持つ
)のシリンジ12がディスペンサハウジング20’の吸込み孔部18に搭載され
ている。圧力調整機152と低圧空気源(図示せず)とにつながれたエアチュー
ブ150はシリンジの吸込口に連結されており、これにより約4psi〜約30
psi(27.58〜206.84KN/m)の定圧力で液体または粘性材料
を孔22とフロー通路24に押し出してバルブ部材42’の周囲を満たす。デフ
ォルトの閉位置では、図1に示すように、バルブシート38’より上に位置する
バルブシート部品78’が少量の液体または粘性材料で満たされ、一方バルブ端
44aはバルブシート38’に接触している。マウンティング本体70は、真鍮
等の熱伝導材料で形成され、加熱素子50からの熱を局所的に伝導する。加熱素
子50はマウンティング本体70の周囲に固定設置されているため、マウンティ
ング本体70からバルブシート部品78’へ熱を伝導する。バルブ部材42’を
囲むバルブシート部品78’は、その内部で液体または粘性材料を加熱するため
に、タングステンカーバイドで形成することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】 操作に関する本説明は、多種多様なバルブおよびバルブシートを組み込んだ本
発明の全実施形態に一般に適用可能であるが、図2〜6を参照する際、より具体
的に説明されることはない。以下と同じ説明は図2Aにも適用できる。バルブ端
44aが図2のようにバルブシート38’の上方に移動すると、はんだペースト
等の粘性材料13が細い液流として非常に短い時間でバルブシート38’のオリ
フィス38aとノズル40’のオリフィス100’とへ押し込まれる(図3)。
そして、図4および図5に時間順に示すように、バルブ端44aがバルブシート
38’に衝突し、バルブ端44aを閉鎖した後、流れる材料13の急激な減速が
材料の降伏応力を上回り、材料の流れが微小な液滴200A’として離脱する。
これにより、粘性材料はひも状に流れ出るのではなく、液滴としてノズル40’
から離脱する。図4および図5において、バルブシート38’は、上述のポリイ
ソプレン等の弾性材料である場合、図に示すように圧縮される。好ましい実施形
態では、13を吐出する際、バルブ部材42’の総ストローク長は約0.100
インチ(0.254センチ)である。バルブシート38’への侵入震度は約0.
025インチ(0.0635センチ)である。ただし、これらの距離は、例えば
液滴のサイズを変更する場合に、変化する可能性がある。材料を短時間加熱する
際は温度を選択された範囲に保ち、触媒または固形粒子が有用および/または硬
化する温度を超えないことが重要である。このため、バルブシート部品78’だ
けが加熱され、ディスペンサ10’の他の全部分は加熱されない。上記のとおり
、この局所的な加熱によりソレノイドバルブ128’が直接搭載可能となるため
、サイクルタイムが短縮されるという利点が生まれる。図6に示すように、弾性
を持つバルブシート38’を使用した場合、バルブ端44aの38’から遠ざか
る初期運動は弾性材料の圧縮を解除するため、材料のサックバック効果をもたら
し、ノズル40’の外側端部における材料13の蓄積、糸引き、垂れ、を防止す
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】 本発明の一観点は、材料が非常に短い時間だけ固体として振る舞い、オリフィ
ス100’の排出端部101’から離脱した際により液体として振る舞うよう、
粘性材料を高頻度で変形することにある。直径約0.010インチ〜約0.03
0インチ(0.0234〜0.0762センチ)のオリフィス38aおよびオリ
フィス100’の場合、はんだペーストの各液滴は直径約0.025インチ〜約
0.090インチ(0.0635〜0.229センチ)となる。これらの場合、
シリンジ圧力は約10〜25psi(68.95〜172.37KN/m)の
範囲であった。言うまでもなく、上記の具体化応用例で説明された方法によれば
、液滴をより大きくすることが可能である。上記具体化応用例ではオリフィスの
直径をより小さくすることも可能で、はんだペーストを供給する場合は、主に粘
性が増加するため、オリフィスの直径をより大きくする可能性がある。本発明に
関する材料および液滴サイズの範囲に対応するため、オリフィス38aおよびオ
リフィス100’等のオリフィスの直径は約0.005インチ〜約0.050イ
ンチ(0.0127〜0.127センチ)となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 スミス ジェームス シー アメリカ合衆国 オハイオ州 44001 ア ムハースト ロック クリーク ラン 442 Fターム(参考) 4D075 AC07 AC09 AC84 AC95 AC96 BB22X BB93X CA12 CA22 CA47 DA06 DC19 DC21 EA14 EA31 EA33 EA35 EA37 EB43 4F041 AA02 AA05 AB02 BA02 BA04 BA36 BA48 BA53 BA59 4F042 AA02 AA06 AB01 BA07 BA19 CB03 CB04 CB08 CB10 CB11 CB26 CC03 CC08

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少量の粘性材料を供給するための装置であって、 粘性材料の供給を受ける吸込口と前記粘性材料を吐出する排出口とを有するデ
    ィスペンサーハウジングと、 チャンバ内で移動するピストンを有するバルブ部材であって、チャンバ内へ印
    加される圧縮空気によって前記バルブ部材を前記ディスペンサハウジング内で移
    動させるように動作するバルブ部材と、 前記排出口の近傍に配設され前記排出口と連通するオリフィスを有するバルブ
    シートであって、前記バルブ部材の一端がこのバルブシートに対して移動するこ
    とによって前記オリフィスの開位置と閉位置とを定義するバルブシートと、 前記チャンバ本体上に取り付けられた制御バルブであって、圧縮空気を前記チ
    ャンバ内に間欠的に送り、これにより前記バルブ部材を前記開位置と閉位置との
    間で一瞬で移動させ、前記粘性部材の少量液滴を排出させる、制御バルブと、 前記排出口の近傍に設けられ、前記少量液滴の排出前に前記粘性材料を局所的
    に加熱する加熱素子と を有することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記バルブシート部材は硬質材
    料で形成されていることを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、前記バルブシートは少なくとも
    一部分が弾性材料で形成されており、前記バルブ部材は閉位置においてバルブシ
    ートを変形させるものであることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、前記弾性材料はゴム材料である
    ことを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の装置において、前記弾性材料はポリイソプレン
    ゴムであることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置は、吸込口に操作可能な状態で連結された
    加圧粘性材料の供給源をさらに有し、前記粘性材料は約30psi未満の圧力で
    この供給源から供給されることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の装置において、前記加熱素子は前記バルブシー
    トを内蔵するノズルアセンブリに取り付けられた状態で前記ディスペンサハウジ
    ングの一端に設けられており、前記制御バルブはハウジングの他端の近傍に取り
    付けられていることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の装置において、前記加熱素子は約22℃から約
    90℃の温度に保たれることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の装置において、前記ディスペンサの排出口は、
    前記バルブシート部材に隣接して設けられたノズル部材中に形成されており、こ
    のノズル部材は低摩擦高分子材料で形成されていることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の装置において、前記低摩擦高分子材料はポリ
    エーテルエーテルケトンであることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の装置において、前記バルブシート部材は少な
    くとも一部分が弾性材料で形成されており、前記バルブ部材は、前記閉位置にて
    、バルブ部材が弾性部材を変形させて排出口を閉塞するように、バルブシートか
    ら位置をずらして配置されていることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の装置において、前記制御バルブは前記チャン
    バの壁部に取り付けられていることを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の装置において、前記バルブシートに接触する
    前記バルブ部材の少なくとも一端は低摩擦高分子材料で形成されていることを特
    徴とする装置。
  14. 【請求項14】 少量の粘性材料を排出するための装置であって、 粘性材料の供給を受け吸込口と、前記粘性材料を吐出する排出口とを有するデ
    ィスペンサーハウジングと、 ディスペンサーハウジング内で開位置と閉位置間で移動するように設けられた
    バルブ部材と、 前記排出口に近設されたバルブシートであって、排出オリフィスが設けられた
    弾性部分を有し、閉位置にて前記バルブシートの前記バルブの一端がこの弾性部
    分に接触してこの弾性部分を変形させることにより、前記粘性材料を排出開口部
    から滴下するバルブシートと を有する。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の装置において、前記バルブ部材は前記排出
    オリフィスの第1の端部側に配設され、前記閉位置において前記前記排出オリフ
    ィスの前記第1の端部を閉鎖するものであることを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の装置において、前記排出オリフィスは、前
    記第1の端部から第2の端部向かって次第に内径が減少するテーパを有するもの
    であることを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項14記載の装置において、前記バルブ部材は前記排出
    開口部と位置をずらして配置されており、前記弾性材料を変形させることにより
    、閉位置にて前記排出開口部を締め付けるものであることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項14記載の装置は、前記バルブシート部材に隣接して
    設けられ、内部に排出口が形成された、低摩擦高分子材料で形成されたノズル部
    材をさらに有することを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の装置において、前記低摩擦高分子材料はポ
    リエーテルエーテルケトンであることを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項14記載の装置において、前記バルブシートは複数の
    排出オリフィスを有し、各排出オリフィスは前記バルブ部材が閉位置にある場合
    、閉鎖されることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の装置において、前記バルブシートは吸込側
    と排出側を有し、複数の排出オリフィスは吸込側と排出側との間で互いに角度を
    なすように配置されていることを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】 請求項14記載の装置において、前記弾性材料はゴム材料で
    あることを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】 請求項14記載の装置において、前記弾性材料はポリイソプ
    レンゴムで形成されていることを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】 請求項14記載の装置において、前記バルブシートに接触す
    る前記バルブ部材の少なくとも一端は低摩擦高分子材料で形成されていることを
    特徴とする装置。
  25. 【請求項25】 バルブ部材と、粘性材料通路と、排出オリフィスを有する弾
    性バルブシートとを有するディスペンサから少量の粘性材料を迅速に排出するた
    めの方法であって、 前記バルブ部材を駆動し、前記弾性バルブシートと離間させる工程と、 前記粘性材料通路から前記排出オリフィスへ粘性材料を注入する工程と、 前記バルブシートを前記バルブ部材で圧縮することにより、前記排出オリフィ
    スを閉塞し、少量の粘性材料をこの排出オリフィスから押し出して滴下する工程
    と を有することを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 請求項25の方法において、前記バルブ部材は前記排出オリ
    フィスと同軸上を移動するものであることを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 請求項25の方法において、前記バルブ部材は、前記排出オ
    リフィスの軸から位置をずらした軸上で移動されるものであることを特徴とする
    方法。
  28. 【請求項28】 請求項25の方法は、前記バルブシートを減圧することによ
    り、前記排出オリフィスへ過剰な粘性材料を吸引することをさらに特徴とする方
    法。
  29. 【請求項29】 請求項25の方法において、前記粘性材料ははんだペースト
    であることを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求項25の方法において、前記粘性材料は接着剤であるこ
    とを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 請求項25の方法において、前記粘性材料ははんだフラック
    スであることを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】 請求項25の方法において、前記バルブ部材の一端は圧縮ス
    テップ中、前記バルブシートに直接接触し、最低前記バルブ部材は低摩擦高分子
    材料で形成されているものであることを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 請求項25の方法において、前記バルブ部材の一端は、アク
    チュエータ部材を介して前記バルブシートに間接的に接触することを特徴とする
    方法。
  34. 【請求項34】 請求項26の方法において、前記粘性材料は約4psiから
    約30psiの圧力で前記粘性材料通路に含まれることを特徴とする方法。
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