JP3641432B2 - 少量の液体材料を供給する方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体材料の供給に関し、特に、接着剤、はんだフラックス、はんだペースト、その他の極少量の粘性材料を一瞬で供給する方法及び装置に関する。このような材料は、一般に、例えば電子部品やプリント回路基板等の組み立てにおいて、少量だけ供給されるものである。この発明は、さらに広く適用可能であり、他の産業においても同様に優れているものとして採用される。
【0002】
【発明の背景】
一般的に3種類のプリント回路(PC)基板がある。表面実装基板は、接着剤やはんだペーストを用いて基板の表面に固定される部品を用いる。部品が固定された基板は一般にはんだ溶融装置に通過させられることで電気接続を得る。はんだペーストが部品の基板への固定に用いられる場合には、前記はんだペーストは加熱されることで再溶融し、ついで固化されることで、前記部品の基板への固定と電気的接続の両方を得る。2番目のタイプの基板はスルーホール部品を利用するものである。その名称が示すように、それらの電子部品は基板の開口若しくは孔部を貫通するリードを有する。そのリードは、はんだ付けにより電気的接続が成されるようになっている。また、上記技術の両方を利用する基板の場合、表面実装部品とスルーホール部品とが混合利用され、一般に前記2つの技術の両方が利用される。
【0003】
前記各製造方法では、基板の一面にはんだ付けを施す必要がある。全体的なはんだ付け工程は、3つの一般的なステップからなり、それらは別々の装置によって行われる。上記3つのステップは、(i)フラックスの適用、(ii)基板の予熱、(iii)はんだ付け、からなる。はんだフラックスは、一般に、化学的かつ物理的にアクティブなフォーミュラによって決定されるもので、ベース金属及びはんだから酸化膜その他の膜を取り除くことによって、金属表面を溶融はんだで濡らすことを促進するものである。フラックスはまた、はんだ付け中に前記金属表面が再酸化することを防止し、ベース金属と溶融はんだの表面張力を異ならせる。プリント回路基板はこのフラックスによって清浄されることでリードベース若しくは他の金属ベースのはんだペーストによるはんだ付けに対して最適化される。
【0004】
プリント回路基板やその他の製造においては、極少量若しくは液滴状の液体を基板や部品に適用する必要が多く、そのような液体としてははんだフラックス、はんだペーストがある。そのような液滴は一方、直径が0.10インチ(0.254センチ)以下になる場合もある。そのような材料は、一般に、25000センチポイズ以上の粘性を有し、例えばはんだペーストの場合には30000センチポイズ若しくはそれ以上になる。これらの液体や粘性材料は、はんだフラックスやはんだペースト以外では接着剤、はんだマスク、グリース、オイル、エンカプスラント、ポッティングコンパウンド、インク、シリコン等がある。
【0005】
極小液滴の液体若しくは粘性材料を供給するための方法は、例えば、シリンジ若しくは他の容量型装置によって行われる。典型的には、米国特許第5、320、250号に論じられているように、シリンジディスペンサーはシリンジの先端を基板に対して非常に近づけて位置させる。この距離は、例えば、非常に小さい液滴の場合には0.005インチ(0.0127センチ)、これよりも大きい液滴の場合には0.06インチ(0.1524センチ)である。上記粘性材料は、前記シリンジの先端から押し出された際、このシリンジに連結されている状態で前記基板と接触する。この粘性材料が基板と接触しなかった場合には、前記液滴は基板に付着することはなく、滴下は得られない。この粘性材料が基板と接触することを"濡れ"と称する。前記粘性材料が基板表面と接触したならば、前記先端は引かれて液流が切断されて液滴が形成される。
【0006】
このような従来システムによる1つの問題は、ノズルから前記粘性材料の液滴が垂れたり、付着したりすることである。これは、システムの液供給の正確さ、液体の供給量の制御に悪影響を及ぼす。垂れることは、例えば、シリンジ内の圧力が上昇及び下降する際の低圧の状態で生じやすい。このため、垂れることはまた供給時間が低下してきた場合により起こりやすい。供給の最終段階においてノズル先端から前記液材料が垂れてしまうことは、シリンジ内の圧力を負圧にすることによってある程度防止することが可能である。しかしながら、供給が再開された場合には、ノズル先端部において液体の量が多くなることが常に生じることになり、このため、連続供給における安定性に悪影響を及ぼすことになる。また、粘性材料と部品との接触を得るために、ロボットを利用してシリンジを前記部品に対して接離する方向、典型的には上下方向に連続的に駆動する必要がある。これは、製造工程を著しく遅くすることにつながる。
【0007】
シリンジから液体を供給するための上記とは別のアプローチが、米国特許5320、250に開示されている。この供給装置は、粘性材料の供給手段(リザーバー)若しくはシリンジが、前記粘性材料を連続的に受けるチャンバに接続されてなるものである。変形可能な弾性ダイアフラムが前記チャンバーの外壁を構成している。そして衝撃印加機構が所定の運動量をダイアフラムに与えることで、前記チャンバーから所定の微小量の粘性材料が前記ノズルを通して高速で押し出されることになる。この微小量は、粘性材料の非常に小さいジェットを形成する。この衝撃エネルギが停止手段によって除去されるにしたがって、チャンバー圧力及びジェットの押し出し衝撃の低下が、上記ジェットを"挟み付け"若しくは停止させる。多数の粘性材料に対応するため、チャンバは前記材料の粘性を制御するために加熱されるようになっている。前記リザーバーは、好ましくは前記粘性材料をチャンバに送り込むためにガスで圧縮されていることが好ましい。このタイプの設計における1つの問題は、粘性材料のジェットを形成するための高い粘性が、前記ジェットの尾の部分を小さい液適化して飛び散りを生じさせることである。
【0008】
はんだペーストを供給する場合、具体的な問題がある。はんだペーストは、典型的には鉛、スズその他の金属粒子が粘性材料に含まれてなるものである。これらのペーストによってもたらされる1つの問題は、ディスペンサの金属部品に付着しやすいということである。例えば、吐出口における金属、例えば吐出ノズルに対する付着は、閉塞という問題を生じる。また、はんだペーストを上述した方法に応じて対象物に供給する場合、バルブ部材若しくはバルブシャフトによるバルブシートに対する一定の衝撃が、はんだペーストを凝縮させ、はがれ、集塊化させ詰まりを生じさせる問題を引き起こすことがある。
【0009】
従来装置のこのような問題の幾つかを解決するため、2段階の供給システムが、前記粘性材料がシリンジ内で粘性に応じて4psi〜12psi(27.58〜82.74KN/m)の空気圧である場合に利用される。これは、前記粘性材料のロータリー式の容量型ポンプのチャンバーの中への安定した流れを保証する。このポンプは、プリント回路基板に対して、1時間に約2500ドットの粘性材料を高密度で供給することができる。しかしながら、前記粘性材料は、前記シリンジの先端から吐出され、この先端に連結された状態で基板と接触するため、前記シリンジから吐出される際に依然として前記と同様の問題を生じさせてしまう。
【0010】
少なくとも以上のような理由により、より高速で効果的に微少量の粘性材料を基板若しくは部品に対して供給することができるディスペンサを提供することが要望されている。
【0011】
【発明の概要】
従って、この発明は、微少量の粘性材料、例えば、はんだフラックス、はんだペーストその他上記で挙げた材料を、非接触の状態でより高速で効果的に供給することができる装置を提供するものである。すなわち、この装置は、供給動作の際に部品に向かって接離する必要がないものである。この分野における従来装置のその他様々な問題は、バルブ部材をその内部でバルブシートに対して可動状態で保持するディスペンサ本体によって解決される。前記バルブ部材は、様々な粘性材料を選択的に排出口から前記バルブシートの下方向に向かって吐出することを許容する。この発明によれば、制御バルブが、前記バルブ部材を閉位置から開位置へそして再び閉位置へ駆動するするようにバルブ部材に接続されている。高速な連続動作が、排出口からの粘性材料を非常に細い液流にすることができ、そして、前記材料を積極的に停止させて、前記液流は高速で前記排出口から途切れて粘性材料の微小な液適が形成されることになる。
【0012】
このディスペンサーは、好ましくは、前記バルブ部材がピストンに接続されてなる空気動作のディスペンサーである。前記ピストンと取り付けられたバルブ部材は、好ましくは前記ディスペンサーに直接搭載された制御バルブから印可された空気圧によって高速で移動するようになっている。従って、空気圧は、前記ピストン及びバルブ部材をバルブシートから離れる方向に高速で駆動し、選択的に、また前記バルブ部材を急速にバルブシート側に駆動する。好ましい実施形態では、バネ式のリターン機構が前記バルブ部材をバルブシートに対して閉じるために使用される。この発明により前記粘性材料の微小液適を供給するために、前記空気圧は、前記バルブ部材を25ミリ秒間以下だけ開くように供給されることが好ましい。この発明によりはんだペーストを供給するためには、前記好ましい時間間隔は例えば約20秒間である。この時間間隔は、粘性や粘性材料の圧力特性及びディスペンサの排出口オリフィスの直径によって様々である。また、この発明によれば、ディスペンサの排出口の近傍に加熱素子が接続されている。前記加熱素子によってディスペンサに対する部分的な加熱が行われるのみであるので、前記制御バルブはこの熱の影響を受けることなくディスペンサの他の部分に直接取り付けることが可能である。
【0013】
前記バルブシートは、ほとんどの粘性材料の供給に適合するために、リジッドな材料、例えば、タングステンカーバイドによって構成されている。しかしながら、この発明の他の側面によれば、特にはんだペーストを供給する場合等には、前記バルブシートが弾性材料で構成することで顕著な効果が得られる。はんだペーストは、鉛、スズ若しくはその他のパーティクルを含み、これにより前記ペーストが凝縮しはがれそして前記バルブシート付近で前記ディスペンサを詰まらせる恐れがある。これは、前記リジッドなバルブシートに対する前記バルブ部材による前記材料に対する一定の衝撃によって引き起こされるものである。この発明の弾性バルブシートは、この問題を防止する助けとなり、各供給サイクルの最後における吸込み効果に貢献する。この吸込み若しくはサックバック効果は前記ディスペンサの排出口における上記超過粘性材料の付着を防止することができる。
【0014】
この発明の弾性バルブシートの1つは、フラットで、天然又は合成ゴムのバルブシート部材であって前記バルブ部材と同軸方向に延びる排出孔を有する。バルブシートの最も好ましい材料は合成ゴムであり、他の弾性材料も同様に適用可能である。はんだペーストを供給する場合、例えば、300000から450000センチポイズの範囲の粘性を有し、前記排出孔の直径は10〜30mil若しくは0.01〜0.03インチである。
【0015】
また、この発明の弾性バルブシートの形態は、バルブ部材に近い側が大径でディスペンサー排出口に向かって小径になるように幅がテーパ化された排出孔を含む。また、弾性バルブシートの別の実施形態は、排出口に向かって所定の角度で前記弾性バルブシートを貫通する複数の排出孔を有する。この実施形態では、バルブ部材が閉ポジションにある時、バルブシートは変形し、前記複数の排出孔からの前記粘性材料の流れを絞り若しくはカットする。最後に、別の実施形態の弾性バルブシートは前記バルブ部材の軸からオフセットした排出孔を含む。この実施形態でもまた、バルブ部材は前記開口からの粘性部材の流れを絞りカットする。これら各実施形態のバルブシートでは、従って、バルブ部材は前記バルブシート部材を圧縮し前記微小液適が供給するに従って排出孔をブロックすることが好ましい。
【0016】
はんだペーストの微小液滴を例えばこの発明の弾性バルブシートから供給する場合、粘性部材が前記バルブ部材が開いた際に前記排出孔に流入する。そして、例えば、前記バルブ部材が好ましくは25ミリ秒以下で閉じた場合、この急激な衝撃とバルブシートの圧縮が前記粘性材料の液適を排出する。前記弾性バルブシートからバルブ部材を持ち上げ、バルブシートの圧縮を解除することで、前記ディスペンサ排出口における効果的なサックバック効果が生じる。
【0017】
ある種の粘性材料を供給する場合、例えばはんだペーストの場合、低摩擦高分子材料を前記ディスペンサ排出口に配置されたディスペンサ部品に使用することで高い効果を得ることができる。はんだペーストは、金属製のバルブシャフトやシート構造及びノズル部品に付着するからである。これははんだペースト中に含有される鉛、スズ及びその他の金属パーティクルの性質によるものであると推測される。低いフリクションを有するプラスティックやポリマーを、上記のようにバルブ部材やシャフトの端部及びディスペンサー排出ノズルのような部品に利用することは、はんだペーストの付着及びそれによる閉塞の問題を防止することの有効な解決策になる。
【0018】
この発明の様々な側面に基く追加の目的及び効果はこの明細書の開示を当業者が参照することで理解される。
【0019】
【発明の実施の形態】
この説明では、参照番号等は上記に具体化された関連応用例にて示され、説明された構造等を指す。
【0020】
「’」または「"」の付いた番号等は前記具体化応用例の類似構造を指しており、この類似構造には比較すれば明らかに理解される修正が一部施されている。また本発明の原理は、前記具体化応用例で説明されている各代替ディスペンサ、または他のディスペンサに関して実施されることが理解される。
【0021】
図1は、初期状態でシリンジ12に含まれる少量の液体または粘性材料を供給する装置(ディスペンサ)10’を図示している。シリンジ12は標準的な市販のシリンジで、例えば、はんだフラックスまたははんだペースト13で満たされている。この粘性材料は微小の液滴で、プリント回路(PC)等の基板またはワークピース14上に供給される。前記ディスペンサ10’のディスペンサハウジング20’は、シリンジ12の排出口16が内部に搭載された吸込口18を有する。用語「ハウジング」は、いかなる特定のインテグラル構造またはアセンブリ構造も意図するものではなく、ディスペンサ10’の全体的な支持材および格納構造を広範囲に定義するものである。吸込口18は孔22を通じ、フロー通路25を形成しているフロー孔24の吸込み孔部23へ連結されている。フロー孔24の排出口26は、圧縮された液体または粘性材料が供給される排出チューブ30へのフロー通路31を形成している孔35の第1の端部28へ連結されている。バルブシートアセンブリ32’は排出チューブ30の第2の自由端34に搭載されている。バルブシートアセンブリ32’は、バルブシートアセンブリ32’を貫通するフロー通路36を有し、このフロー通路36の内部にはバルブシート38’が設けられている。フロー通路36の吸込み端部は、フローにより排出チューブ30のフロー通路31と連結されており、フロー通路36の他端部にはノズル40’が搭載されている。このノズル40’はその効果を高めるため、スモールパーツ社から入手が可能なポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の低摩擦高分子材料で形成されている。
【0022】
図2Aは、同じくPEEKチュービングで形成された代替ノズル40"を図示している。ただしノズル40"は、前記吸込み端から排出端の方向へテーパ化された孔100"を含む。例えばこの孔は、長さ0.206インチ(0.523センチ)に基づいて吸込み端で内径0.0625インチ(0.159センチ)、排出端では0.006〜0.030インチ(0.015〜0.076センチ)とすることができる。PEEK材料またはこれと同等な他のプラスティックは非付着面を持つため特にはんだペースト13を吐出する際に有効であり、一方孔100"のテーパはノズル吸込口における粒子の稠密を防ぎ、一般にフローをスムーズにする働きを持つ。
【0023】
バルブシャフトまたはバルブ部材42’はハウジングアセンブリ20’のフロー孔24内を通り、排出チューブ30の孔35を貫通し、バルブシートアセンブリ32’のフロー通路36へ延びている。バルブ部材42’は、フロー通路36を閉鎖するためにバルブシート38’と密着するよう設けられた下端44’を有する。上記に概略説明したように、効果を高めるため、この低端44’にはVespel(登録商標)またはPEEK等の低摩擦高分子材料で形成された先丸バルブ部材44aを含めることができる。現時点ではVespel(登録商標)が好ましい。これは米国デラウェア州ウィルミントン市所在のE.I.duPont de Nemours and Companyから入手可能なポリマイド材料である。この材料ははんだペースト等の材料の付着と材料の蓄積とを抑制するため、目詰まりその他の吐出に関する問題を防止する働きがある。バルブ部材42’の上端46はディスペンサ10’の制御機構48に連結されている。この制御機構48は往復運動によりバルブ部材42’をバルブシート38’に接離させる。
【0024】
バルブシート38’は、前記具体化応用例で開示されているようにタングステンカーバイド等の硬質材料で形成することができる。または、天然ゴムまたは合成ゴム等の弾性材料で形成することもできる。ポリイソプレンゴムでは、ゴムが顕著に消耗または劣化することなく、著しく多数回の供給サイクルが得られる。一般に、バルブ部材42’により繰り返される圧縮中の発熱量が低く、復元性が低く、強度と弾性係数特性の高いゴムが最適である。好ましいポリイソプレンは次のフォーミュラからなる。一覧されている全成分の単位はPHR(parts per hundred rubber)である。
【0025】
A)マスタ非大量生産バッチはまず次の成分から製造される。
【0026】
Figure 0003641432
【0027】
好ましい酸化防止システムは、Goodrite Stalite(0.75 PHR)およびN,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン(DPPD)(0.25PHR)を含む。
【0028】
B)次に、前記マスタバッチは再度攪拌した直後に硬化剤が加えられ、次のフォーミュラに従ったトータルコンパウンド(完全な化合物)を形成する。
【0029】
Figure 0003641432
【0030】
また本発明によれば、加熱素子50はバルブシートアセンブリ32’に隣接して設けられており、以降で詳細に説明されているようにバルブシートアセンブリ内の非常に小さい体積の液体または粘性材料を加熱する。密閉リング52はバルブ部材42’の密閉用に設置されており、孔22を通じてフロー通路24へ流入する粘性液体がバルブ部材42’を越えて制御機構48へ漏出することのないよう、フロー通路24の吸込口23の上方に配置されている。密閉リング52はリング54により固定配置されており、一方リング54は制御機構48のハウジングブロック56の底面により固定配置されている。
【0031】
図1にさらに示されているように、排出チューブ30は、排出チューブ30内へ延びるフロー通路24の排出口26が孔35の吸込み孔部60側に配設されるよう、搭載プレート58等の従来の手段によりディスペンサハウジング20’に固定された第1の端部を有する。この排出チューブ30は、ネジ接続等の従来の手段によりバルブシートアセンブリ32’に固定された第2の端部34を有する(図示せず)。バルブシート78’はバルブシートアセンブリ32’に内蔵されており、バルブシート38’を搭載している。また、温度コントローラ102は、選択的および局所的にバルブシートアセンブリ32’を加熱するため、リード104および106により加熱素子50に連結されている。
【0032】
図1に示すように、前記制御機構48はハウジングブロック56を含んでいる。一元的に設置された縦方向の孔110はハウジングブロック56内を貫通しており、バルブ部材軸87と同軸方向に形成されている。バルブ部材42’は孔110内を貫通しており、孔110の上端から、エアチャンバブロック113の段差付き孔チャンバ112方向を向いている。このエアチャンバブロック113は上部孔116と交差し、上部孔116より小さい内径を持つ下部孔114を有する。ガラスで埋められたポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で形成された2つの密閉ディスク118および118aは支持構造120に搭載されており、この支持構造120は、バルブ部材42’が内部を貫通し柔軟に設置された中央孔122を有する。それぞれの空気吸込口124および124aは、チューブ128により圧縮空気源(図示せず)に連結されている。従来のコントローラ129により操作され、チューブ126および吸込口124a間に設けられているエアソレノイドバルブ128’はディスペンサ10’の操作に使用される圧縮空気を制御する。図1に示すように、バルブ128’はエアチャンバ112および115に隣接してハウジングアセンブリ20に直接連結されている。これにより、ソレノイドバルブ128’がハウジング20’に遠隔搭載されている場合よりも、高速にバルブ部材42’を応答駆動し、圧縮空気をチャンバ112または115へ送ることが可能になる。遠隔搭載は、例えばホットメルトディスペンサの場合に利用される。その場合にはホットメルトディスペンシングガン全体が高温加熱されるため、直接搭載されるソレノイドバルブは悪影響を受けることになる。特に、バルブ128’は下部孔114内のディスク118より下に形成されたチャンバ112と、密閉ディスク118aより受けの上部孔により形成されたチャンバ115とへの送風を制御する。部材42周囲の空気密閉リング119は、孔110への空気漏れ防止のため、座ぐりフライス121内の孔110と孔チャンバ112との間に設けられている。ソレノイドバルブ128’は、その効果を高めるためディスペンサハウジング20’に直接搭載されている。典型的なホットメルト接着剤ガン、超高温条件によるソレノイドへの悪影響を防止するため、例えば、ガン本体から遠隔設置されたソレノイドバルブを使用する。ソレノイドバルブ128’がガン本体20’に直接搭載されているため、ディスペンシングガンまたはディスペンサ10’のサイクルタイムは、遠隔設置された同サイズのソレノイドバルブの場合よりも高速になる。この発明に有効である特定のソレノイドバルブ128’は米国ミシガン州ウィックサム市のMAC Valve Co.社のモデル35A−B00−DDFA−1BA、修正番号M599である。
【0033】
ばねハウジング130はエアチャンバブロック113の上面に搭載されており、中央孔132により形成されている。ばね留め(ばねリテイナー)134はバルブ部材42’の上端に固定されており、終端が支持構造120に接触している。カップ形状のばね調整部品136はばねハウジング130にねじ固定されており、一方が開放端で、他端が内部を貫通する孔141と内部底面140とを有する基部139で閉じている細長い孔138を有する。圧縮ばね142は、ばね調整部品136のばね留め134と底面140との間に延びている。ロックナット144は、ばね留め134との距離を変更しながらばね調整部品136を固定できるよう、ばね調整部品136にねじ固定されている。ばね142の圧縮率は、ばね調整部品136がばね留め134方向へ駆動されるに従い増加し、ばね調整部品136がばね留め134から遠ざかるに従い減少する。
【0034】
本発明の一機能は、この圧縮ばね142からばね留め134、究極的にはバルブ終端44aからバルブシート38’へ加えられる閉鎖力に関係している。圧縮ばね142は、自由長が1.15インチ(2.921センチ)で閉鎖力が約17ポンド〜約28.5ポンド(7.71kg〜12.93kg)であることが好ましい。ばね142の圧縮はばね調整部品136を上述のように位置付けすることにより調整される。スプリングリターン(ばね復帰)シャットオフをより高速にするため、後述のように圧縮空気をチャンバ115へ送ることもできる。
【0035】
制御機構48の他の機能は、孔141にねじ固定され、圧縮ばね142を貫通したバルブ部材42’の上端が接触する、ばね留め134の上に伸びたロッド148に取り付けられているノブ146である。 ロッド148を上下に駆動することにより、バルブシート38’に関するバルブ部材42’のストローク(1回の動作)を調整することができる。
【0036】
本発明の特徴をさらに理解するには、操作についての説明が適切である。まず、液体または粘性材料(典型的には約25000〜約500000の粘性を持つ)のシリンジ12がディスペンサハウジング20’の吸込み孔部18に搭載されている。圧力調整機152と低圧空気源(図示せず)とにつながれたエアチューブ150はシリンジの吸込口に連結されており、これにより約4psi〜約30psi(27.58〜206.84KN/m)の定圧力で液体または粘性材料を孔22とフロー通路24に押し出してバルブ部材42’の周囲を満たす。デフォルトの閉位置では、図1に示すように、バルブシート38’より上に位置するバルブシート部品78’が少量の液体または粘性材料で満たされ、一方バルブ端44aはバルブシート38’に接触している。マウンティング本体70は、真鍮等の熱伝導材料で形成され、加熱素子50からの熱を局所的に伝導する。加熱素子50はマウンティング本体70の周囲に固定設置されているため、マウンティング本体70からバルブシート部品78’へ熱を伝導する。バルブ部材42’を囲むバルブシート部品78’は、その内部で液体または粘性材料を加熱するために、タングステンカーバイドで形成することができる。
【0037】
操作のこの段階において、接着剤、はんだフラックス、またははんだペースト等の液体または粘性材料は(材料に応じて)約22℃〜約90℃の温度範囲に加熱される。例えば、300000センチポイズ〜450000センチポイズの粘性を持つはんだペーストは約160゜F(88℃)に加熱することが好ましい。はんだフラックスは、約40℃〜約65℃に加熱することができる。従って、粘性材料はバルブシート部品78’内に入ってから吐出されるまでの短い時間中、加熱されることになる。
【0038】
操作に関する本説明は、多種多様なバルブおよびバルブシートを組み込んだ本発明の全実施形態に一般に適用可能であるが、図2〜6を参照する際、より具体的に説明されることはない。以下と同じ説明は図2Aにも適用できる。バルブ端44aが図2のようにバルブシート38’の上方に移動すると、はんだペースト等の粘性材料13が細い液流として非常に短い時間でバルブシート38’のオリフィス38aとノズル40’のオリフィス100’とへ押し込まれる(図3)。そして、図4および図5に時間順に示すように、バルブ端44aがバルブシート38’に衝突し、バルブ端44aを閉鎖した後、流れる材料13の急激な減速が材料の降伏応力を上回り、材料の流れが微小な液滴200A’として離脱する。これにより、粘性材料はひも状に流れ出るのではなく、液滴としてノズル40’から離脱する。図4および図5において、バルブシート38’は、上述のポリイソプレン等の弾性材料である場合、図に示すように圧縮される。好ましい実施形態では、13を吐出する際、バルブ部材42’の総ストローク長は約0.100インチ(0.254センチ)である。バルブシート38’への侵入震度は約0.025インチ(0.0635センチ)である。ただし、これらの距離は、例えば液滴のサイズを変更する場合に、変化する可能性がある。材料を短時間加熱する際は温度を選択された範囲に保ち、触媒または固形粒子が有用および/または硬化する温度を超えないことが重要である。このため、バルブシート部品78’だけが加熱され、ディスペンサ10’の他の全部分は加熱されない。上記のとおり、この局所的な加熱によりソレノイドバルブ128’が直接搭載可能となるため、サイクルタイムが短縮されるという利点が生まれる。図6に示すように、弾性を持つバルブシート38’を使用した場合、バルブ端44aの38’から遠ざかる初期運動は弾性材料の圧縮を解除するため、材料のサックバック効果をもたらし、ノズル40’の外側端部における材料13の蓄積、糸引き、垂れ、を防止する。
【0039】
具体的には、ディスペンサ10’を開くため、バルブ部材42’を引いてバルブ端44aをバルブシート38’から後退させる。図1でより具体的に説明すると、この工程では、ソレノイドバルブ128’から空気吸込口124を通じ、密閉ディスク118の下方に設けられたエアチャンバ112へ圧縮空気を送り込む。密閉ディスク118に加えられた気圧により、バルブ部材42’がバルブシート38’から遠ざかる方法、つまり圧縮ばね142の方向に移動する。この間、加熱された粘性材料は下方へ流れる。
【0040】
この液体または粘性材料の液流をほぼ即時に止めるため、コントローラ129によりソレノイドバルブ128’が稼動され、空気の流れを空気吸込口124から空気吸込口124aへ切り替える。そして、密閉ディスク118aと圧縮ばね142を押し上げるため印可された圧縮気体は、バルブ端44aをバルブシート38’方向へ駆動する。空気吸込口124への気圧をオフにする操作は非常に短い時間、すなわちコントローラ129から128へ送信される「オン」信号と「オフ」信号の間を約25ミリ秒未満にして行なう必要がある。上記はんだペーストの例では、約20ミリ秒が効果的であった。この「オン」信号と「オフ」信号の間の時間は、材料粘性、材料圧力、およびオリフィスサイズ等の要因に応じて、約5ミリ秒〜約50ミリ秒の範囲が可能であると見られている。図1の実施形態では、ソレノイドバルブ128はいわゆる4方向電磁作動バルブで、エアチャンバ112を減圧しチューブ126からの圧縮空気を即時チャンバ115へ送ることを可能にしている。好ましさの点では落ちるが、特にはんだペーストを吐出する際には、ここでの具体化応用例のように3方向バルブを使用すること可能である。3方向バルブもしくは4方向バルブを使う場合、112内の圧縮空気が減圧されると、圧縮ばね142がバルブシート38’に向かいバルブ端44aをすばやく駆動する。これは、加熱された液体または粘性材料をノズル40’の排出端部から押し出す容量型工程である。
【0041】
本発明の一観点は、材料が非常に短い時間だけ固体として振る舞い、オリフィス100’の排出端部101’から離脱した際により液体として振る舞うよう、粘性材料を高頻度で変形することにある。直径約0.010インチ〜約0.030インチ(0.0234〜0.0762センチ)のオリフィス38aおよびオリフィス100’の場合、はんだペーストの各液滴は直径約0.025インチ〜約0.090インチ(0.0635〜0.229センチ)となる。これらの場合、シリンジ圧力は約10〜25psi(68.95〜172.37KN/m)の範囲であった。言うまでもなく、上記の具体化応用例で説明された方法によれば、液滴をより大きくすることが可能である。上記具体化応用例ではオリフィスの直径をより小さくすることも可能で、はんだペーストを供給する場合は、主に粘性が増加するため、オリフィスの直径をより大きくする可能性がある。本発明に関する材料および液滴サイズの範囲に対応するため、オリフィス38aおよびオリフィス100’等のオリフィスの直径は約0.005インチ〜約0.050インチ(0.0127〜0.127センチ)となる。
【0042】
図7〜図9は、また別の実施形態の弾性バルブシート部材700を図示している。バルブシート部材700も、バルブシート38’についての上述のように、ポリイソプレン等の天然ゴムまたは合成ゴムで形成されている。また、バルブシート部材700は図1〜図6に関して一般論的な上記の説明と同様にバルブ端44aによる作用を受ける。ただし、バルブシート部材700は互いに角度をなす複数のオリフィス702、704、706を含んでいる。オリフィス702、704、706は、図8に最も的確に示すように、バルブシート部材700の上面側700aから下面側700bにかけて互いに角度をなしている。オリフィス702、704、706は、バルブシート部材700の下面側700bにおいて単一の排出口708で重複することが好ましい。他のすべての一般的な観点によれば、図7〜図9の実施形態は図2〜図6と同様に機能する。
【0043】
図10は、代替バルブシート710を図示している。バルブシート710は、上記の図1〜図6の実施形態と同様に、天然ゴムまたは合成ゴム等の弾性材料で形成することが可能である。例えば、バルブシート710はバルブシート38’に関して説明したようにポリイソプレンで形成することもできる。図10の実施形態と図1〜図6の実施形態との主な相違点は、図10ではノズル40’がなく、バルブシート部品78"が修正されて710を内包していることである。オプションとして、説明のとおり、またはここでの具体化のとおりにノズルをバルブシート710とともに使用することができる。バルブシート710は、上端712aから下端712bにかけて内径がテーパ化されたオリフィス712を含む。それ以外の点では、バルブシート710は一般的に上記バルブシート38’と同様に機能し、粘性材料13の微小な液滴714を吐出する。オリフィス712の下端712bは上記のオリフィスまたは排出孔と同様な直径を持つことが望ましい。このテーパでは、上端712aが下端712bのほぼ2〜3倍の直径を持つものと考えられる。
【0044】
図11〜図14は、さらに別のバルブシートおよびバルブ作動実施形態を図示している。この実施形態でも、バルブシート720はポリイソプレン等の天然ゴムまたは合成ゴムで形成されていることが好ましく、オリフィス722とこれに整列したノズル724の別のオリフィス723を含む。ただしこの場合、バルブ部材軸87は、整列されたオリフィス722およびオリフィス723を一般に定義する軸725と位置をずらして並列に配置されている。バルブ端44aは図1〜図6で一般的に説明したように制御、装置、および方法によりバルブシート720に向かって駆動される。ただし、バルブ端44aがオリフィス722とオフセット配置されているため、バルブシート材料は722を挟み付けるように変形させ、図12に示すようにオリフィス722を閉鎖すると同時に、粘性材料の細い液流726を押し出す。細い液流726は、図13に示すように、上記の説明と同じく急激に微小な液滴728としてオリフィス722から離脱する。さらに図14に示すように、バルブ端44aが引き込まれ、バルブシート720が通常の状態に圧縮解除された際、ノズル724にサックバック効果がもたらされ、粘性材料13の蓄積および/またはノズル排出口724aでの垂れまたは糸引きが防止できる。
【0045】
図15はさらに別の代替バルブシート730と、図11〜図14に図示された実施形態と同様に機能するバルブ作動構造732とを図示している。主な相違点は、バルブ部材またはバルブシャフト734が、密閉された、またははんだペースト等の粘性材料13から分離された駆動可能なアクチュエータ部材736内に含まれていることである。これにより、いかなるはんだペーストもバルブシート730とバルブシャフトまたはバルブ部材734との間で衝撃を受けることがなくなる。具体的には、バルブシートのアクチュエータ部材736は、バルブ部材またはバルブシャフト734の動作により上下の往復運動をする単なる円筒形部材であってもよい。バルブシートアクチュエータ部材736は密封部品738内の往復運動用に搭載されている。このように、バルブ部材またはバルブシャフト734がストローク中の最下部にある際、バルブシート730は図14に示すように変形され、はんだペースト13の液滴740が上述のように吐出される。ただしこの実施形態では、バルブ部材734とはんだペースト13との間に接触がないため、はんだペーストによるバルブシート730の摩耗が防止される。
【0046】
本発明は多様な実施形態との組み合わせで説明されてきたが、ここで具体的に含まれている開示、または具体化された開示、もしくは当業界で入手可能な開示により、当業者には多数の代替手段、修正、および変形と機能の組み合わせが明らかになるであろう。従って、本発明は、添付の請求項の要旨内に含まれる上記の代替手段、修正、および変形をすべて包括する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ワークピースの上方に設置された、この発明の一実施形態に係る液体または粘性材料供給装置の好ましい実施形態を示す断面の側面図。
【図2】 図1に示すバルブシート領域において開位置にあるバルブ部材を示す拡大図。図2Aは代替ノズルの拡大図。
【図3】 粘性材料の微小な液滴を吐出するため、バルブ部材が次第に完全な閉位置に駆動される様子を示す、図2と同様な図。
【図4】 粘性材料の微小な液滴を吐出するため、バルブ部材が次第に完全な閉位置に駆動される様子を示す、図2と同様な図。
【図5】 粘性材料の微小な液滴を吐出するため、バルブ部材が次第に完全な閉位置に駆動される様子を示す、図2と同様な図。
【図6】 開位置にあるバルブ部材のサックバック効果を示す、図2と同様な図。
【図7】 互いに角度をなす複数の排出口を有する別の代替弾性バルブシートを示す平面図。
【図8】 図7に示した実施形態の側面図。
【図9】 図7に示した実施形態の下面図。
【図10】 ノズルが排除され、バルブシート部材内にテーパ化された排出孔を有する代替バルブシート実施形態を示す、図2と同様な図。
【図11】 粘性材料の微小液滴吐出時にバルブ部材の代替位置および代替駆動を伴った、さらに別の弾性バルブシートを示す図。
【図12】 粘性材料の微小液滴吐出時にバルブ部材の代替位置および代替駆動を伴った、さらに別の弾性バルブシートを示す図。
【図13】 粘性材料の微小液滴吐出時にバルブ部材の代替位置および代替駆動を伴った、さらに別の弾性バルブシートを示す図。
【図14】 粘性材料の微小液滴吐出時にバルブ部材の代替位置および代替駆動を伴った、さらに別の弾性バルブシートを示す図。
【図15】 弾性バルブシートおよびバルブ作動構造を伴う、さらに別の実施形態を示す図。

Claims (14)

  1. 少量の粘性材料を供給するための装置であって、
    チャンバを有するディスペンサーハウジングと、
    粘性材料の供給を受ける吸込口及び前記粘性材料を吐出する排出口と、
    前記チャンバ内で移動するピストンを有するバルブ部材であって、前記バルブ部材を前記ディスペンサハウジング内で移動させるように動作するバルブ部材と、
    前記排出口の近傍に配設され前記排出口と連通する吐出オリフィスを有するバルブシートであって、前記バルブ部材の一端がこのバルブシートに対して移動することによって前記吐出オリフィスの開位置と閉位置とを定義し、このバルブシートは少なくとも一部分が弾性材料で形成されており、前記バルブ部材は閉位置においてバルブシートを変形させるものであるバルブシートと、
    前記チャンバ本体上に取り付けられた制御バルブであって、圧縮空気を前記チャンバ内に間欠的に送り、これにより前記バルブ部材を前記開位置と閉位置との間で一瞬で移動させ、前記粘性部材の少量液滴を排出させる、制御バルブと、
    前記排出口の近傍に設けられ、前記少量液滴の排出前に前記粘性材料を局所的に加熱する加熱素子と
    を有することを特徴とする装置。
  2. 請求項1記載の装置において、前記弾性材料はゴム材料であることを特徴とする装置。
  3. 請求項1記載の装置において、前記弾性材料はポリイソプレンゴムであることを特徴とする装置。
  4. 請求項1記載の装置において、吸込口に操作可能な状態で連結された加圧粘性材料の供給源をさらに有し、前記粘性材料は30psi(約206.84KN/m)未満の圧力でこの供給源から供給されることを特徴とする装置。
  5. 請求項1記載の装置において、この装置はさらに前記ディスペンサーハウジングの一端に配置されたノズル部材を有するものであることを特徴とする装置。
  6. 請求項5記載の装置において、前記ノズル部材は低摩擦高分子材料で形成されていることを特徴とする装置。
  7. 請求項1記載の装置において、前記バルブ部材は前記排出オリフィスと位置をずらして配置されており、前記弾性材料を変形させることにより、閉位置にて前記排出オリフィスを閉じるものであることを特徴とする装置。
  8. 請求項1記載の装置において、前記バルブシートに接触する前記バルブ部材の少なくとも一端は低摩擦高分子材料で形成されていることを特徴とする装置。
  9. 少量の材料をディスペンサから高速で供給するための方法であって、前記ディスペンサは、バルブ部材と、材料通路と、硬質バルブシート支持部材に設けられた弾性バルブシートとを有すると共に排出オリフィスを有するものであり、
    この方法は、
    前記バルブ部材を、前記弾性バルブシートとの接触なしに移動させる工程と、
    前記材料を前記材料通路から前記排出オリフィスに導入する工程と、
    前記バルブ部材で前記バルブシートを前記硬質バルブシート支持部材に対して前記排出オリフィスの近傍まで圧縮することで前記材料を前記排出オリフィスから吐出する工程とを有し、
    前記材料は粘性材料であり、この粘性材料は少なくとも25000センチポイズの粘性を有することを特徴とし、この粘性材料は前記材料通路内で4〜30psi(27.58〜206.84KN/m)の圧力で保持されることを特徴とし、そして、前記バルブシートの圧縮によって前記粘性材料の微小液滴を前記排出オリフィスから供給するものであることを特徴とする方法。
  10. 請求項9の方法において、前記バルブ部材は前記排出オリフィスと同軸上を移動するものであることを特徴とする方法。
  11. 請求項9の方法において、前記バルブ部材は、前記排出オリフィスの軸から位置をずらした軸上で移動されるものであることを特徴とする方法。
  12. 請求項9に記載の方法において、前記バルブシートを減圧することにより、前記排出オリフィスへ過剰な粘性材料を吸引することをさらに特徴とする方法。
  13. 少量の材料を供給するための装置であって、
    前記材料の供給を受ける吸込口及び前記材料を吐出する排出口を有するディスペンサハウジングと、
    前記ディスペンサハウジング内に、開位置と閉位置との間で移動するように搭載されたバルブ部材と、
    硬質のバルブシート部材と、
    この硬質バルブシート部材上の前記排出口に近接する位置に設けられたバルブシートであって、排出オリフィスを有する弾性部分を有するバルブシートと、を有し、
    前記前記バルブ部材の端部は前記閉位置において前記バルブシートの弾性部分と接触して圧縮されることで前記排出オリフィスを閉鎖し、前記排出オリフィスから前記材料の一部を吐出するものであって、
    この装置は、粘性材料を供給するためのものであると共に前記弾性部分は複数の排出オリフィスを有することを特徴とし、前記弾性部材の圧縮によって前記各排出オリフィスから粘性材料の一部を供給するものである
    ことを特徴とする装置。
  14. 請求項13記載の装置において、前記バルブシートは吸込側と排出側を有し、複数の排出オリフィスは1回の液下の形吸込側から吐出側へ粘性材料を吐出させるために互いに角度をなすように配置されていることを特徴とする装置。
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