JP2002512747A - デジタル信号混成構成体 - Google Patents

デジタル信号混成構成体

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JP2002512747A JP53449098A JP53449098A JP2002512747A JP 2002512747 A JP2002512747 A JP 2002512747A JP 53449098 A JP53449098 A JP 53449098A JP 53449098 A JP53449098 A JP 53449098A JP 2002512747 A JP2002512747 A JP 2002512747A
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ワッツ,ピーター,エフ.
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Abstract

(57)【要約】 デジタル混成制御装置などに適用する改良されたデジタル信号混成構成体が提供される。この構成体は、48を越えるチャンネルに拡張することのできる、ソフトウェアによって構成可能な混成システムを提供することができる。この構成体は、DMAバス上で複数の従属DSP装置に接続したマスターDSP装置を有している。マスターDSPはデータバスの調整、係数変数の計算、変数の従属DSPへの転送などの機能を果たす。マスターDSPは、その入力信号処理の結果を他の従属DSPの各々の内部メモリに書き込むよう、従属DSPの各々に指令することができるように各従属DSPと接続されている。各被処理信号が各従属DSPのメモリに保存すべく、マスターDSPは処理した入力信号を相互に送り合うように、従属DSPに指令する。各従属DSPが全ての被処理入力信号の結果を有してしまうと、マスターDSPは従属DSPのあらゆる組み合わせに対して、被処理入力信号のいずれをも混成して、アナログ信号への変換のために、従属DSPの出力に送られる混成信号を生成するように指令する。混成の組み合わせは、ソフトウェアによって解釈されるスクリプトによって制御される。本発明のデジタル混成構成体はソフトウェアによって構成することのできるシステムを提供し、したがって、発明を具体化した混成制御装置は容易に再構成および更新することができる。さらに、発明された構成体の、ソフトウェアで構成することのできるという性質とチャンネル拡張性とによって、更新または再構成を安価に行うことのできるデジタル混成制御装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 デジタル信号混成構成体 発明の分野 本発明は、一般に、デジタル信号を処理することに関し、さらに具体的には、 可聴信号を処理するデジタル信号ミキサーの改良構成体に関する。 発明の背景 可聴信号ミキサーは、声、楽器、音響効果、並びに音声テープ、ビデオテープ および他の生のまたは予め録音されたデータなどの音源を電気的にブレンド、ル ーティングおよび改質(enhancing)することによって、業務用可聴信号処理シ ステムの中心部品としての役割を果たしている。一部、技術的な制限のために、 そして、出力と共に入力(楽器、声など)がアナログでなされているために、歴 史的に混成はアナログでなされてきた。しかしながら、アナログミキサーは、信 号の流れや、可聴信号混成処理への他の制限や効果を呼び出したり再構成したり する能力に制限がある。したがって、業務用の可聴信号ミキサー市場(1998年の 時点で約10億ドルであると工業筋によって見積もられている)は、信号を処理 する能力を獲得するために、デジタル信号処理に期待してきている。デジタル信 号は、アナログ信号と異なり、記憶して呼び出すことができ、全ての制御パラメ ータを完全に呼び出して同じものをリアルタイムで自動化することができる。し かしながら、今のところ、デジタル信号処理機は、一台につき百万ドル以上もす る非常に高価なもので、大きいために一定の場所のみで使用することしかできな い。運搬可能な大きさで、リアルタイム処理、リアルタイムで更新可能および再 構成可能な内部制御処理ユニット、装置のインターフェイス、ハードディスクお よびフロッピーディスク、内蔵および遠隔ビデオモニターを介した遠隔処理およ び操作、並びに光学効果統合を含む多機能型であるデジタル信号処理機は、一台 が15,000ドル未満の消費者価格では達成されていない。 発明の要約 本発明によると、デジタル信号を混成する構成体は、該構成体の所望構成に応 じて、例えば1〜48のチャンネルなどの複数のNチャンネル(N=48以上)を提 供することができるように、拡張可能な混成システムを与えることのできるもの として定義される。さらに、単一システムによってなされるよりも数多いチャン ネルの混成が可能である混成システムを構成するために、本発明を組み入れるシ ステムは、結合することが出来ることを見込んでいる。 好ましい態様においては、発明の構成体は、ディレクトメモリアクセス(Dire ct Memory Access=DMA)バスに取り付けられた複数の従属集積デジタル信号プ ロセッサ(digital signal processor=DSP)に結合したマスター集積デジタル 信号プロセッサ(digital signal processor=DSP)を有する・マスターDSPは、 データバスの調整(arbitration)、各従属DSPについて係数変数を計算し、得られ た係数変数を従属DSPに転送するなどの機能を有する。 従属DSP装置の各々は、好ましくは、チャンネルのn数を処理するために取り 付けられた可聴信号変換器の、nなどの任意の数を有するDSP装置を有してなっ ている。可聴信号変換器は、DSPによる処理のためにアナログ入力をデジタル信 号に変換し、処理されたデジタル信号をアナログ信号出力のためにアナログに変 換する。各従属DSPは、変換器の数、処理電力要件および等化やダイナミックス 処理(dynamics processing)のようなシステム機能性などの因子に応じて、1 〜n(n=8以上)、一般的には1〜8の範囲のチャンネルを処理することができ る。 さらに、チャンネル信号入力の一部は、従属DSPに直接入力することのできる デジタル形式であってもよい。この場合は、入力された信号の形式をアナログか らデジタルに変換する入力変換器を備える必要がなくなる。さらに、信号の一部 をデジタル形式で出力するのが望ましい。結果として、変換された入力信号の形 式をデジタルからアナログに戻すに使用される出力変換器が使用されなくなる。 好ましい態様においては、全てのチャンネルにアナログからデジタル、デジタル からアナログ変換を採用するが、他の態様においては異なる構成を採用してもよ い。選択されたチャンネルは、アナログからデジタル(入力のみの変換)、デジタ ルからアナログ(出力のみの変換)、およびデジタルからデジタル(入力、出力と も変換を行わない)形式を備えることが可能である。 例えば、本発明のデジタル信号を混成する構成を有する48チャンネルの可聴信 号混成制御装置は、1つのマスターDSPと各々が2チャンネルのデジタル可聴信 号を処理する24の従属DSPとを有している。したがって、結果として得られるシ ステムは、48の入力と48の出力とを有するソフトウェアで構成することが可能な 混成システムを有することになる。第二の例においては、本発明の混成構成体を 有する16チャンネルの可聴信号混成システムは、1つのマスターDSPとそれに接 続した4つの従属DSPとを有して構成することができ、各従属DSPはデジタル可聴 信号を4チャンネルずつ処理する。この構成によると、16の入力と16の出力とを 有するソフトウェアで構成することが可能な混成制御装置を得ることができる。 48を越えるチャンネルを有するシステムは、最高水準のマスターDSPを複数の第 二水準のマスターDSPに接続し、第二水準のマスターDSPを従属DSPに接続するこ とによって提供することができる。このような構成においては、一例として、各 々が1つの第二水準マスターDSPとそれに接続する24の従属DSPを有する48チャン ネル可聴信号混成システムを二台組み合わせることにより、96チャンネルの混成 を行うことのできる可聴信号混成制御装置を得ることができる。 本発明のシステムは、マスターDSPを従属DSPの各々に接続することと、従属DS Pの各々に、その入力信号処理の結果を他の従属DSPの各々の内部メモリに記入す ることをマスターDSPが指示することができるように従属DSP同士を接続すること とによって、これらの特徴を達成している。マスターDSPは従属DSPに対して、処 理した入力信号を互いに転送して、被処理入力信号のそれぞれを各従属DSPの内 部メモリに保存するようにという指令を送る。ここにおいて、従属DSPが4個で ある場合は、各従属DSPはその内部メモリに4つの被処理入力信号を保存するこ とになる。各従属DSPが入力信号処理の結果を全てその内部メモリに保存してし まうと、マスターDSPは、あらゆる組み合わせの従属DSPに被処理入力信号を様々 に組み合わせるように指令して混成信号を作り、デジタル−アナログ(D/A)変 換または出力の用意ができている混成デジタル信号を提供すべくその出力を送る ことができる。 使用に際しては、ミキサー制御装置中に配置された中央処理装置(CPU)マザ ーボードからのデータを受け取ることが出来るようにマスターDSPを準備すべく 、マスターDSP装置を最初に動作状態にしておく。CPUマザーボードは、実行型フ ァイルとして知られている1セットの指示を有するデータをマスターDSPにダウ ンロードする。マスターDSPがCPUマザーボードから実行型のファイルを受け取る と、実行型のファイルを処理するためにマスターDSPは再び初期化される。次い で、CPUマザーボードは、マスターDSPがデータバスを介して従属DSPに分配する 実行型の従属DSPファイルをダウンロードし、従属DSPの内部メモリにそのファイ ルを書き込む。すると、従属DSPは自らを初期化して、デジタル可聴信号混成シ ーケンスを走らせるためにシステムの準備を行う。 アナログ入力の場合は、可聴信号変換器によってアナログ入力信号が最初に一 般的なデジタルサンプルに変換される。入力データの流れ、即ち一般的なデジタ ルサンプルは、処理のために従属DSPの入力部に転送される。従属DSPは、各デジ タルサンプルについて、例えば等化および圧縮などの様々な予め定められた信号 改質処理を実行して、得られたデータを選択された出力メモリ領域に配置する。 各サンプルが各従属DSPによって処理されると、マスターDSPは従属DSP1に処理し た信号をデータバスに載せるように指示する。そして、マスターDSPは、マスタ ーDSPの実行型ファイルに含まれている指示に応じて、データを選択された従属D SPのメモリーにラッチする。次いで、マスターDSPは従属DSP2に処理した信号を データバスに載せるように指示する。それから、マスターDSPは従属DSP2からの データを選択された従属DSPのメモリーにラッチする。各従属DSPのメモリが従属 DSPの各々の処理信号を所有するようになるまでこの処理を繰り返す。 各従属DSPのメモリが従属DSPの各々の処理信号を所有してしまうと、マスター DSPは従属DSPに対して、被処理信号を様々な組み合わせで混成して従属DSPの数 分の複数の出力信号を作るように指示する信号を発生する。信号混成の様々な組 み合わせは、実行型ファイルが最初にダウンロードされたときに従属DSPのメモ リにロードされたデフォルトの係数変数によって決定される。次いで、各従属DS Pはその混成出力信号を、該従属DSPに連結する可聴信号変換器に送り、混成アナ ログ出力信号(または、信号になるのがデジタル出力である場合は 直接の出力)を提供する。 この処理は連続して繰り返され、マスターDSCがCPUマザーボードから新しい指 示を受け取った場合のみに中断される。CPUマザーボードから新しい指示を受け 取ると、マスターDSPは新しい係数変数を計算し、新しい値をDMAバスに載せ、計 算値を選択された従属DSPのメモリに書き込む。新しい係数値は先のデフォルト 値の上に重ね書きされ、それに従って可聴信号の出力を変更する。 ミキサー制御装置を構成して制御するのに、CPUマザーボードはスクリプトを 採用している。仮想ミキサー制御装置の像をビデオモニターに表示し、使用者は キーボードおよび/または指示器具を用いて像中の対象物を選択することができ る。スクリプトは平易なテキストで記載されている。スクリプトを編集するのに エディターを使用することができるので、作動特徴を使用したり/使用しなかっ たりすることができ、使用者に表示される像はカスタマイズすることができる。 スクリプトの更新は隔れたところにあるコンピュータからダウンロードすること もできるし、フロッピーディスクのような物理的な媒体で提供されてもよい。CP Uマザーポードを離れたコンピュータに接続するのに、区間モデム、ネットワー クインターフェースカードおよびハブを採用することができる。新しいスクリプ トおよび更新は暗号化されたデータであり、ミキサー制御装置のシリアルナンバ ーは公開の暗号鍵として使用される。好ましい態様においては、RSAデータ暗号 が使用されている。しかしながら、データの安全性を確保するために他のデータ 暗号法を採用することもできる。さらに、使用者に表示されるテキストを作るの に探索表も採用され、複数の言語の内の一つを選択することができる。 このようにして、本発明のデジタル混成構成体はソフトウェアで制御すること ができるシステムを提供するので、本発明を具体化した混成制御装置は容易に再 構成および再更新することができる。さらに、ソフトウェアで構成可能であると いう特徴と、本発明に係る構成体のチャンネル拡張性とによって、更新または再 構成のコストが低いデジタル混成制御装置を提供することができる。 図面の簡単な説明 新規であると思われる、本発明の目的および特徴は添付の請求項に詳細に記載 されている。更なる目的と長所と共に、その構成および操作の方法の両方に関し て、添付の図面を考慮しながら以下の記載を参照することによって、本発明は最 もよく理解されるであろう。 図1は、一本発明によるDSPシステム用の構成体の好ましい一態様である従属 信号プロセッサの拡大図を示す線図である。 図2は従属DSPのn個のチャンネルを示すブロック図である。 図3は、本発明の構成体を使用したデータ処理経路の最初の部分を示すブロッ ク図である。 図4は、本発明の構成体を使用したデータ経路の一部分を示すブロック図であ る。 図5は、データ経路の三番目の部分を示すブロック図である。 図6は、本発明の構成体およびいくつかの外部要素を示す略線図である。 図7は、マスターおよび従属DSPによるソフトウェアにおいてなされているス テップを示すフローチャートである。 図8は、本発明の構成体に組み込まれるコンピュータシステムの略ブロック図 である。 図9は、本発明の構成体に組み込まれるソフトウェアモジュールのブロック図 である。 図10は、ミキサー制御装置と共に使用するソフトウェアを稼働状態にするの に(train)採用される手続を示すフローチャートである。 図11は、ミキサー制御装置の運転開始時に採られる手続を示すフローチャー トである。 図12は、構成スクリプトを解釈するのに使用される手続を示すフローチャー トである。 図13aは、使用者用にデスクトップマネージャの像を作るためにミキサース クリプトエンジンによって解釈されたテキストファイルの第1頁である。 図13bは、使用者用にデスクトップマネージャの像を作るためにミキサース クリプトエンジンによって解釈されたテキストファイルの第2頁である。 図13cは、使用者用にデスクトップマネージャの像を作るためにミキサース クリプトエンジンによって解釈されたテキストファイルの第3頁である。 好ましい態様の記載 以下の記載は、当業者が本発明を実施および使用するためになしたものであり 、この発明を実施するのに、現在のところ最も適した方法を示している。しかし ながら、当業者であれば、この開示に加えることのできる様々な変更は容易に明 らかであろう。 図6には、本発明で採用されているハードウェア構成体の概観100が示されて いる。ミキサー制御装置76は、ミキサー制御ボード60に連結されている中央処理 装置(CPU)マザーボード66を有している。複数のスイッチ61およびライト63は ミキサー制御ボード60に接続されている。さらに、リニアスライダー、押しボタ ンまたは回転ノブ(別々には示されていない)などの特別な型のスイッチの位置 を自動的に定めるおよび/または固定するために、ミキサー制御ボード60に関連 する制御作動装置が含まれている。ミュージカル機器装置インターフェース(Mu sical Instrument Device Interface=MIDI)ポート71がミキサー制御ボード60に 接続されている。 好ましい態様においては、ミキサー制御ボード60をCPUマザーボード66に接続 するのにシリアル(RS-232C)ポートが採用される。CPUマザーボード66は液晶デ ィスプレイ(LCD)74にも接続されており、これによって、使用者はミキサー制 御装置76に対する制御の状態および/または動作について視覚的表示を得ること ができる。また別の態様においては、LCDディスプレイ74は、真空蛍光管や発光 ダイオード(LED)などの他の型のものであってもよい。さらに、CPUマザーボー ド66によって制御されているスイッチ61およびライト63は、ミキサー制御ボード の状態に関する状態および/または動作情報を使用者に視覚表示で与える。 CPUマザーボード66は、900キロボー(好ましい態様においては、現在のところ 115キロボーで動いている)で操作することができる特別高速シリアルポートを 通ってDSPボード62と直接連絡している。あるいは、汎用シリアルバス(USB)また はファイアーワイヤーコミュニケーションリンク(Fire Wire communication li nk)を、CPUマザーボード66をDSPボード62およびミキサー制御ボード60に連結す るのに採用することもできる。DSPボード62は1つのマスターDSP12 と、ダイレクトメモリアクセス(DMA)バス28上でマスターDSP12と並列に結合さ れている1〜Nの従属DSP(S1-SN)とを有している。好ましい態様においては、 DSPボード12は1つだけ設けられており、最大48の従属DSP(即ち、N=48以上) を有している。適用される信号処理を決定するのに使用される係数値は、全ての 従属DSPについてマスターDSP12によって決定され、決定された値は、DMAバス28 に並列に連結されている複数(N個)のラッチ19に載置される。各ラッチ19は特 定の従属DSPに対応する。 一般的には、従属DSP S1はアナログ/デジタル変換器(ADC)18aを制御し、該 アナログ/デジタル変換器(ADC)18aは、アナログ入力ライン24でアナログ信号 を受け取って該アナログ信号を、時間変化(time varying)デジタル値を有する 対応するデジタル信号に変換する。デジタル信号が従属DSP S1によって処理され ると、従属DSPから出力されるデジタル信号形式の値を、アナログ出力ライン30 に供給されるアナログ信号に変換するために、デジタル/アナログ変換器(DAC )18bが使用される。従属DSP S1のデジタル出力信号は、DMAバス28に並列に結合 されているS1ラッチ17に保存される。複数のDSPボードをCPUマザーボード66に結 合することができるように想定しているので、アナログ信号を処理する従属DSP の数はそれに従って増やすことができる。 さらに、あるチャンネルの信号入力はデジタル形式であってもよく、その場合 は従属DSP Sによる処理に先立ってアナログ/デジタル変換を行う必要がない。 この場合は、そのチャンネルの信号の入力形式をアナログからデジタルに変換す るためにADC 18aを備えることがない。さらに、従属DSP Sからのそのチャンネル のデジタル形式の信号を出力するのが望ましい場合もある。したがって、そのチ ャンネルの信号の出力形式をデジタルからアナログに変換するためにADC 18bを 備えることがない。しかしながら、従属DSP Sが特定の形式のデジタル信号を入 力および出力することができるように、さらに電子回路機構を設ける場合もある 。そのような電子回路機構としては、例えば、Alesis CorporationのAlesis Dig ital Audio Tape(ADAT)、Tascam CorporationのTascam Digital Interface Form at(TDIF)、およびAudio Engineers Society/European Broadcast Union(AES/EB U)形式がある。好ましい態様は全ての入力および出力に信号変換器を設けて示 されているが、他 の態様においては異なる構成にすることもできる。選択されたチャンネルが、ア ナログ/デジタル(入力のみの変換)、デジタル/アナログ(出力のみの変換)、ま たはデジタル/デジタル(入出力の変換なし)の形式を備えることもできる。 任意に、CPUマザーボード66を離れたところにあるコンピュータ52に連結する こともでき、それによって更なるサービスを離れたところから与えることもでき るし、離れたところから制御することもできる。そのような追加サービスの1つ は、CPUマザーボード66によつて実行されるソフトウェアを更新することである 。そのような他の追加サービスとしては、技術サービス外交員が地理的に離れた 所または遠隔地から、ミキサー制御装置76の問題をトラブルシュートすることも できる。 ビデオディスプレイ54、指示装置72およびキーボード50はCPUマザーボード66 に接続されているのが望ましく、このような構成であると、使用者は制御装置に 表示された視覚画像に基づいてミキサー制御装置76の操作を行うことができる。 使用者は、ミキサー制御装置76の操作に影響する視覚画像中の要素を、選択およ び/または変更するために、指示装置72および/またはキーボード50を採用する ことができる。しかしながら、ビデオディスプレイ54、指示装置72およびキーボ ード50がCPUマザーボード66に接続されていない場合は、ミキサー制御装置76を スイッチ61で操作し、ライト63の状態を観察することもできる。 選択されたオーディオ効果、デジタル出力および同期信号などの更なる特徴を 与えるために、アクセサリーカード78を制御装置76中に配置しておくのが好まし い。アクセサリーカード78は専用バスを介してCPUマザーボード66に結合される 。このバスには複数のアクセサリーボードを結合することができる。他の開発者 が認可を受けて本発明用のアクセサリーカードを提供することも見込まれる。図 示されてはいないが、オーディオ効果など他の特長を与える内部アクセサリーボ ードをCPUマザーボード66に結合することもできる。 図7を参照すると、概観フローチャート130は、CPUマザーボード66からの指示 に応じてDSPボード62が機能的または論理的手続を行うことを示している。開始 ブロックから、マスターDSP12がCPUマザーボード66からの指示を受け取るブロッ ク132に論理は移る。論理はブロック134に流れ、ここでは、マスター DSP12が受け取った指示に応じて各従属DSP別の係数を決定する。次いで、論理は ブロック136へ動く。このブロックにおいては、マスターDSP12は、新しい係数を 保存する一連のラッチ19(図6)をストローブ(strobes)する。これらのラッ チはDMAバス28に直接接続されており、各ラッチは特定の従属DSPに関連している 。論理はブロック138に進み、ここにおいて、マスターDSP12は関連する各従属DS Pに、関連するラッチ19から新しい係数をロードするようにストローブまたは命 令する。これらの係数がロードされた後、新しい出力信号が従属DSPからDMAバス 28上にある、該従属DSPに関連する他のラッチに与えられる。次に、論理はブロ ック140に移り、各従属DSPは、前記従属DSPが発生した新しい出力信号の各々を 各従属DSPに対応するメモリ位置に保存するようにストローブまたは命令される 。最後に、論理は最終ブロックに進み、受け取った指示の遂行を終了する。 図8において、本発明の構造体に組み込まれる典型的なコンピュータシステム 16はCPUマザーボード66、プロセッサ31、メモリ64、アイサ(Industry Standard Architecture bus=ISA)バス56、および周辺部品連結(Peripheral Component Interconnect=PCI)バス33を有する。プロセッサ31は、PCIバス33とISAバス56と をそれぞれモニタおよび制御するために、PCIバス制御器58とISAバス制御器57と を採用している。事実、比較的新しいPCIバス制御の大部分はPCIバスの後にISA バスを設けている。したがって、プロセッサ31はPCIバス制御器を介してISAバス にアクセスしている。しかしながら、単純化のために、図には別個のISAおよびP CIバス制御器が示されている。 メモリ64は固定記憶装置(ROM)49とランダムアクセスメモリ(RAM)35とを有 している。CPUマザーボード66の部品間で情報を転送するために採用される基本 的なルーチンは、基本的な入力/出力システム(BIOS)36によってなされ、これ はROM49に保存されている。オペレーティングシステム45とソフトウェアプログ ラム46とは、プロセッサによって該ソフトウェアプログラムが実行される前にRA M35にロードされる。現段階で好ましい態様においては、オペレーティングシス テム45が、マイクロデジタルコーポレーション(Microdigital Corporation)の SMX製品セットを採用した核を有している。しかしながら、本発 明はこのオペレーティングシステムの使用、またはこの核を使用する操作に限定 されることは全くない。前記SMX製品セットは、プリエンプティブタスキング(p re-emptive tasking)を採用しているので、リアルタイムの制御システムには理 想的であることに注意されたい。オペレーティングシステムで採用されている核 の更なる詳細については、後で検討する。ソフトウェアプログラム46によって提 供されている複数のルーチンを用いたオペレーティングシステム45によって実施 されることが、本発明の重要な側面である。RAM35にロードすることのできる他 のプログラムとしては、関連する装置によってなされる干渉を処理し、ISAバス5 6かPCIバス33のいずれかを介してCPUマザーボードに結合している装置に関連す るデバイスドライバーを挙げることができる。 CPUマザーボード66は任意にハードディスクドライブ37に連結されており、こ れは、ソフトウェアプログラム、スクリプトファイルおよびデータを保存するの に使用することができる。必要とされていることではないが、CPUマザーボード は、磁気ディスクドライブ38および光学ディスクドライブ40などの他の不揮発性 保存装置のメモリにアクセスするように連結されていてもよい。これらの不揮発 性保存装置は、適宜、ハードディスクドライブインターフェイス44、磁気ディス クドライブインターフェイス43、および光学ディスクドライブインターフェイス 42によってPCIバス33またはISAバス56のいずれかに連結されている。磁気ディス クドライブ38は取り外し可能な磁気ディスク39の読み出しおよび書き込みに使用 され、一方、光学ディスクドライブ40は、コンパクトドライブリードオンリメモ リ(CD-ROM)デイスク、デジタル汎用/ビデオディスク(DVD)または他の光学 媒体などの取り外し可能な光学ディスク41からの読み出しまたは光学ディスク41 への書き込みを行う。各ドライブおよびそれらが関連する媒体はコンピュータが 読むことのできる指示、およびCPUマザーポード66によって使用される他のデー タを揮発させずに保存することができる。好ましい態様においては、様々な型の データをハードディスクドライブ37、磁気ディスク39、光学ディスク41、ROM49 およびRAM35に保存することができる。さらに、磁気カセットやフラッシュモリ カード(flash memory cards)(図示せず)などの他の型の媒体が、データを保 存するために、CPUマザーボード66によって採用される 場合もある。 CPUマザーボード66の使用者は、指令および/またはデータを入力するのに、 指示装置(マウス)29およびキーボード50のような入力装置を使用することがで きる。図示されていないが、マイク、ジョイスティック、ゲームパッド、サテラ イトデイッシュ(satellite dish)およびスキャナなどの他の型の入力装置もCP Uマザーボード66に対して採用することができる。入力装置は、入力/出力(I/O )装置インターフェース53によって、PCIバス33またはISAバス56のいずれかを介 してプロセッサ31に接続される。様々な型の入力/出力装置をCPUマザーボード6 6に接続するために、シリアル、パラレル、ゲーム、小型コンピュータシリアル インターフェース(SCSI)、汎用シリアルバス(USB)およびファイアーワイヤー などの様々なポートを提供するものとして、複数のI/O装置インターフェイス( 個別には図示されていない)を採用することができる。例えば、ミキサーボード 60は適切なI/Oインターフェースを使用したポートに接続することができる。ま た、1以上の、アナログ/デジタル変換器(ADCs)、DSPボード62上にないデジタ ル/アナログ変換器(DACs)、デジタル入力/出力、エンコーダ、ビデオフレーム グラバー(video frame grabbers)、および処理において使用されることがある他 の装置用のインターフェースも任意に含まれる。ディスプレイ54は、PCIバス33 またはISAバス56を通じてプロセッサ31に接続しているビデオアダプター48を介 してCPUマザーボード66に接続している。 図8において、CPUマザーボード66は、遠隔コンピュータ52のような1台以上 の離れているところにあるコンピュータへの論理的な接続を採用するネットワー ク環境で作動することが示されている。遠隔コンピュータは、サーバー、ルータ ー、ネットワークパーソナルコンピュータ(NETPC)、または他のCPUマザーボード である場合もあるし、一般的にはCPUマザーボード66上でまたはCPUマザーボード 66と共に使用される上記要素の多くを含む。ネットワークインターフェース59は ローカルエリアネットワーク(LAN)51を介して遠隔コンピュータ52にも接続し ている。LAN 51は、CPUマザーボード66と、オフィスネットワーク、内部ネット ワーク(intranet)、およびインターネットのようなネットワーク環境とを接続す るために採用される。ネットワーク環境においては、CPUマザー ボード66によって実行され得るプログラムは遠隔コンピュータ52のメモリに保存 しておいてもよい。さらに、モデム47などの他の手段も、広域ネットワーク(WA N)などを介してCPUマザーボード66と遠隔コンピュータ52とを接続するのに使用 することができるということは、当業者によって評価されるであろう。さらに、 ネットワークインターフェース59およびモデム47をミキサー制御装置76の外部に 配置することが可能であろうと見込まれている。 図8において、DSPボード62はI/Oコントローラ53に接続されている。上記のよ うに、DSPボード62とCPUマザーボード66との間の通信には高速シリアル通信ポー トが採用されている。一秒間に30億個の指示を実行することによって、DSPボー ド62は可聴信号のリアルタイム処理を可能にしている。さらに、DSPボード62は2 0マイクロ秒以下で全チャンネルの全信号を処理することができる。DMAバス28は 16ビットの幅として示されているが、本発明は32ビット幅以上のバスで実施する こともできる。また、バス分解能はディザを使用して、信号保全性をノイズフロ ア(noise floor)よりも低く維持しながら、より低い分解能に圧縮することが できる。例えば、16ビットDMAバスは、アポジー社(Apogee える。 図1を参照すると、本発明に従って形成されたデジタル混成制御装置などに適 用するデジタル信号混成構成体10が示されている。このような適用においては、 構造体の望ましい構成に応じて1〜N(N=48以上)チャンネルから拡大可能 な混成システムを、好ましい態様の構成体10によって提供することができる。さ らに、ビルディングブロック方式を使用して、構成体10の好ましい態様を取り入 れた複数のシステムを組み合わせて、実質的に48チャンネルを越える混成が可能 な混成システムを形成することができる。 好ましい態様においては、構成体10は、DMAバス28を介して複数の従属集積DSP (DSP)装置Sと接続しているマスター集積DSP(DSP)装置12を有している。DMA バス28は従属DSP Sに指令を送ったり、従属DSP間でデータを移動させたりするの に使用される。マスターDSP 12は、データバス調整、処理アルゴリズムのダウン ロード、係数変数の転送、並びに、例えば、RS232,RS422(ESAM), MIDIポートおよびCPUマザーボード66を介しての外部周辺装置との通信などを含 むシステムの数多くのホスト機能を果たすようになっている。 従属DSP装置Sの各々は、nチャンネルCを処理するのに、nなどの任意の数 のADC 18aとDAC 18bと接続されている。ADC 18aは、従属DSP Sによる処理のため に、アナログ入力信号20をデジタルサンプルに変換し、DAC 18bは処理されたデ ジタルサンプルを、混成アナログ信号22としての出力に結びつくアナログ信号に 変換する。 図1および図2を参照すると、例えば変換器18の数、処理電力要件およびシス テムの機能性(これは等化やダイナミクス処理の要件への考慮を含む)などの因 子に応じて、nチャンネルC(nは1〜8の範囲)を処理するのに、従属DSP S の各々が適用されるのが好ましい。特に、従属DSP Sの各々はそれに接続する各A DC 18aに対して入力ライン24で連結されている。受け取った各デジタルサンプル について、例えば等化や圧縮などの、予め定められた様々な信号改質または向上 機能を実施し、結果として得られたデータを、M1〜Mnのチャンネル外内部メモリ 位置などの選択された出力メモリ位置に入れるために、処理論理回路機構26は入 力ライン24に接続されている。次いで、処理されたサンプルは(以下に論じるよ うに)混成されて、混成アナログ出力信号22を生成する適当なDAC 18bに出力さ れる。 マスターDSP 12は、従属DSP Sに、DMAバス28を介して互いに処理した入力信号 を転送し合うようにという指令を送り、その結果、処理された入力信号の各々は 各従属DSP Sの内部メモリ位置Mに保存される。したがって、4つの従属DSPがあ れば、各従属DSP SとマスターDSPとはその内部メモリ位置(channel out interna l memory locations)M1〜M4に4つの処理入力信号を有することになる。各従属D SP Sがその内部メモリ位置Mに全部の処理入力信号の結果を有するようになると 、マスターDSP 12は従属DSP Sのあらゆる組み合わせに対して、処理された信号 の内のいずれかを混成して混成処理信号を作り、その出力30を送出するように指 示し、それによって、DAC 18bによるD/A変換に付せられる混成デジタル信号が与 えられ、DAC 18bは混成アナログ出力信号22を生成する。 図3を参照すると、データ処理通路の最初の部分が一般的に32において示され ている。使用時においては、マスターDSP装置12を最初に、例えば、EPROM(図示 されていない)によって動作状態にし、マスターDSPがCPUマザーボード66のよう な周辺装置からのデータを受け取るように準備する。マスターDSPがCPUマスター ボード66から実行可能なファイルを受け取ると、マスターDSPは該実行型のファ イルを実施するために再初期化される。次いで、CPUマザーボード66は実行型の 従属DSPファイルをマスターDSP 12にダウンロードする。マスターDSPは従属DSP ファイルをDMAバス28を介して従属DSP Sに分配し、その内部メモリ位置Mにファ イルを書き込む。マスターDSP実行型ファイルは、データバス調整、係数変数の 転送、および外部周辺装置との通信を含むホスト機能に関する指示を含んでいる 。一方、従属DSP実行型ファイルはデフォルト係数変数などの指示を含んでいる 。従属DSP Sが実行型のファイルを受け取った後に、従属DSP Sは自らを初期化し て、デジタル可聴信号混成シーケンスを走らせるように構成体10を準備する。 現在のところ、構成体10の好ましい態様は1から48チャンネルまで拡張するこ とが可能な混成システムを提供することができることであるのを理解すべきであ るが、説明のために、4チャンネルのシステムに関して以下の議論を行う。さら に図3を参照すると、アナログ入力信号は、まず、ADC 18aによって典型的なデ ジタルサンプルに変換される。変換の後に、入力データの流れ、即ち、ADC 18a が発生する典型的なデジタルサンプルが、処理に付すために従属DSP Sの入力ラ イン24に送られる。従属DSP Sの処理論理回路機構26は、等化および圧縮などの 予め定められた信号改質機能を各デジタルサンプルについて実行し、結果として 得られたデジタルデータを対応するチャンネル外メモり位置(corresponding ch annel out memory location)M1〜Mnに置く。 データ処理通路32は図4に示されているように続き、そこでは、各デジタルサ ンプルが各従属DSP Sによって処理された後に、マスターDSP 12は従属DSP S1に その処理したデジタル信号(チャンネル外メモリ位置M1〜Mnに保存されている) をDMAバス28に乗せるように指示する。そして、マスターDSP 12は、マスターDSP の実行ファイルに含まれている指示に応じて、選択された従属DSP S1〜snのメモ リ位置Mにデータをラッチする。マスターDSP 12は、次いで、従属 DSP S2に、そのチャンネル外メモリ位置M1〜Mnに保存されている処理信号をDMA バス28に乗せるように指示する。マスターDSP 12は、マスターDSPのメモリ位置 Mと選択された従属DSP S1〜Snとに従属DSP S2からのデータをラッチする。各従 属DSPのメモリ位置Mが他の従属DSPの各々の処理信号を有するようになるまで、 この処理を繰り返す。この例においては、4つのDSP Sしかないので、各DSP Sは その内部メモリ位置M1〜M4に4つの処理入力信号を保存することになる。 図5を参照すると、各従属DSP Sのメモリ位置M1〜M4が従属DSP Sの各々の処理 信号を有するようになると、マスターDSP 12は従属DSP Sに、混成論理34を使用 して、定められた様々な組み合わせで処理信号を混成して、従属DSP Sの数に対 応する数分の複数の出力信号を作るように指示する。最初に実行型のファイルが ダウンロードされた時に従属DSP Sのメモリにロードされたデフォルト係数変数 によって、混成の様々な組み合わせが決定される。混成アナログ出力信号22を発 生するために、次いで、各DSP Sはその混成出力信号を連結されているDAC 18bに 送る。 この処理は継続的に繰り返され、マスターDSP 12がCPUマザーボード66から新 しい係数変数を受け取ったときにのみ中断される。新しい変数をCPUマザーボー ド66から受け取ると、マスターDSP 12はDMAバス28に新しい変数を置き、選択さ れた従属DSP S1〜Snのメモリ位置M1〜Mnに変数を書き込む。新しい係数変数はデ フォルト値を書き換え、それにしたがって可聴出力信号を修飾する。 図9には、本発明によって採用されているソフトウェアの概観95が示されてい る。オペレーティングシステムは、予め定められた優先順位に従って、プリエン プティブ(pre-emptive)なタスクの計画を組むタスクマネージャ82を有する核8 0を採用している。シリアル通信モジュール85は、CPUマザーボード66とミキサー 制御ボード60などの他の装置との間のデータのシリアル転送を制御する。ローダ 86によって、コンパイルされたコードの実行を可能にし、デバイスドライバ88は I/Oデバイス、例えば、キーボード50、マウス29およびディスプレイ54の操作を 実行する。さらに、CPUマザーボード66からの出力、およびCPUマザーボード66へ の入力に関する様々なサブシステムの操作を制御するために、BIOS 84が核84に含まれる。さらにまた、操作環境内でファイルを組織化するために、 ファイルシステム83が含まれる。 オートメーションエンジン87は、型(モデル)と混成制御装置76に取り付けら れている部品(スイッチ類およびライト類)を限定する機器構成スクリプト89を 解釈する。オートメーションエンジン87は混成制御装置との通信を絶えずモニタ ーし、CPUマザーボード66、DSPボード62およびミキサー制御ボード60の動作を制 御する。例えば、ミキサー制御ボード60に接続しているフェーダスイッチを使用 者が調整すると、すぐに、フェーダスイッチの変位に対応する方法でチャンネル 信号を処理するようにDSPボード62に指示するコードを、オートメーションエン ジン87は実施する。使用者が自動モードを作動させると、スイッチを特定の位置 に動かし、特定のライトを点灯させ、スイッチの位置や制御に応じてアナログ入 力信号を処理するようにDSPボード62に指示を与えるために、対応する制御作動 装置を使用するように、オートメーションエンジン87はミキサー制御ボード60に 指示する。また、ミキサー制御装置76が手動モードである場合は、オートメーシ ョンエンジン87は、アナログ信号の処理をスイッチの位置または状態に対応付け るDSPボード62に指示を与える。 ミキサースクリプトエンジン90はデスクトップスクリプト92を解釈し、使用者 への表示用にデスクトップマネージャ94を作る。使用者向けに、仮想ミキサー制 御装置96の像が、デスクトップマネージャ94の初期画面に生成される。イベント マネージャ91は、デスクトップマネージャ環境、例えば、仮想ミキサー制御装置 96の像中における対象物の位置および選択における表示を司る。オートメーショ ンエンジン87は優先度が最も高いタスクを実行し、イベントマネージャ91は優先 度が最も低いタスクを擁護する。このようにして、ミキサー制御装置76によって 実行される可聴信号処理タスクは、常に、仮想ミキサー制御装置96の像を表示す ることよりも、高い優先順位を与えられている。最も優先順位が高いタスクは、 使用者の入力に関連し、使用者が仮想ミキサー制御装置96の像中の対象物を選択 したり、スイッチを動かしたりするときに発生する。いずれにしても、1つのア ナログ信号がミキサー制御装置76で処理されるのに、10ミリ秒を越える待ち時間 が発生することはない。 図10を見ると、本発明によって実施される自動トレーニングシーケンスの概 観103が示されている。論理は、開始ブロックから決定ブロック105に進み、オー トメーションエンジン87によって使用可能なスイッチマップおよびLEDマップが あるかどうかを決定する。これらのマップはミキサー制御ボード60に接続してい る実際のスイッチやライトに対応するアドレスを与えている。判断の結果がイエ スであれば、論理は最後のブロックに飛び、自動トレーニングシーケンスは終了 する。 条件ブロック105での判断がノーであれば、論理はブロック107に進む。ここで は、制御ボードに接続されているミキサー制御装置内のスイッチに対応する各ア ドレスに対して、オートメーションエンジン87がミキサー制御ボード60を登録す る。論理はブロック109に移動し、そのような各スイッチを対応するアドレスに 関連づけるスイッチマップが作られる。論理はブロック111に流れ、ここでは、 制御ボードに接続された指示ライトに対応する各アドレスに対して、エンジン87 がミキサー制御ボード60を登録することを示している。論理はブロック113に進 む。このブロックは、各指示ライトまたはLEDを対応するアドレスに関連づける 発光(LED)ダイオードマップを作っている。最後に、論理は終了ブロックに進 み、自動トレーニングシーケンス論理は完了する。 オートメーションエンジン87用の初期トレーニングシーケンスは使用者によっ て手動でも行えるようになる見込みである。例えば、ミキサー制御装置76の使用 者が手動で全てのスイッチおよび制御装置に配されている制御手段を作動状態に すると、オートメーションエンジン87は指示ライトを含む各装置の存在(アドレ ス)を感知することができる。 図11には、本発明の開始シーケンスの概観が示されている。開始ブロックか ら移動して、論理は、混成制御装置76に配置されている各スイッチの対応するア ドレスを同定するスイッチマップがロードされているブロック104に進む。論理 はブロック106に進み、ここでは、混成制御装置上の各指示ライトに対応するア ドレスを同定するLEDマップがロードされている。次いで、ロジックはブロック1 08に流れる。このブロックでは、オートメーションエンジン87が構成スクリプト 89を解釈する。このスクリプトは特徴または機能の型を示し、混成制御装置 76の作動上の特徴を作動状態にしたり不作動状態にしたりしている。例えば、環 境音混成制御は構造スクリプト89によって作動状態にすることができるし、等化 制御はこのスクリプトによって不作動状態にすることができる。 次いで、論理はブロック110に進み、オートメーションエンジン87は予め設定 された構成などの複数の値を保存するオートメーションエンジンバッファを作る 。論理はブロック112に進み、ここでは、ミキサースクリプトエンジン90がデス クトップスクリプト92を解釈する。このデスクトップスクリプト92は、使用者に 提供される画像をデスクトップマネージャ94の初期画面に示すために採用される 。デスクトップスクリプトは特定のウィンドウに、使用者に表示される仮想スイ ッチ、ライトおよび制御を確定する。各ウィンドウに表示される物は混成制御装 置76の対応する要素のグラフィック表示であり、それらの要素の状態を示してい る。 次に、論理はブロック114に移る。このブロックでは、デスクトップマネージ ャ94の初期ウィンドウの画像が使用者に表示される。好ましい態様においては、 初期ウィンドウは仮想ミキサー制御装置96の画像を有している。しかしながら、 初期ウィンドウは、仮想ミキサー制御装置の画像、または他のミキサー制御装置 の特徴を表示する異なるウィンドウを使用者が選択することができるようにソフ トウェア制御を行うべく、設計されていてもよい。最後に、論理は最終ブロック へと流れて終了する。 図12を参照すると、ブロック108で実施される論理段階の更なる詳細が示さ れている。開始ブロックから動いて、論理はブロック116へ移る。ブロック116は 、オートメーションエンジン87が、混成制御装置76の構造スクリプトで同定され る型を定めることを示している。論理はブロック118に流れ、ここでは各スイッ チおよびライトのアドレスが設定される。ブロック120へ移動すると、アドレス を設定された各スイッチおよび表示用ライトの名前を設定する。論理は112に進 み、各スイッチの最大値が設定される。次いで、論理はブロック124へ進む。こ のブロックにおいては、各スイッチおよび表示ライトの初期値(状態)を設定す る。一般的には、表示ライトおよびスイッチの初期値はゼロである。論理はブロ ック126に進む。ここでは、各スイッチおよび指示ライトは自動または非自動 装置のいずれかに割り当てられる。最後に、論理はメインルーチンに戻る。 図13A、13Bおよび13Cにおいては、ミキサースクリプトエンジン90に よって使用されるデスクトップスクリプトの典型的な表示がなされている。スク リプトのテキストは、マイクロソフト株式会社のNOTEPADTMなどのテキストエデ ィターで編集することができる。本発明の重要な特長は、ミキサー制御装置76の 操作および使用者に表示される画像を規定するのに実際の言語テキストを採用す るスクリプトを使用することである。さらに、スクリプトは解釈・実行されるの で、CPUマザーボード66を再起動することなく直ちに更新することができる。 本発明の使用者は、ソフトウェアのバグを修正し、ミキサー制御装置76に新し い特徴を与えるために、更新された構成とデスクトップスクリプトとを得ること ができることを想定している。離れたところにあるコンピュータ52に接続するネ ットワーク、またはインターネットを介して、これらの更新を行うことができ、 あるいはフロッピーディスクなどの物理的な媒体に保存して転送することもでき る。 スクリプトの更新データは、ミキサー制御装置の操作および制御の許可されな い変更を防ぐために、暗号化しておくのが好ましい。好ましい態様においては、 RSA暗号が使用され、ミキサー制御装置76のシリアルナンバーが公開の暗号鍵と して採用される。このようにして、特定のミキサー制御装置に対する使用に限定 したスクリプトの更新データを与えることができる。 デスクトップおよび/または構造スクリプトを、少なくともある一定の限度ま で、編集するために、使用者にエディターを提供することも計画されている。こ のエディターがあれば、使用者は、仮想ミキサー制御装置の画像の概観および雰 囲気をカスタマイズすることができ、また、ミキサー制御装置76の特長を作動状 態にしたり不作動状態にしたりすることができる。また、使用者がエディターを 用いて特長の新しい組み合わせを開発することも見込んでいる。 ミキサースクリプトエンジン90は使用者に表示される実際の言語テキストを構 築するのに探索表が採用している。このソフトウェアによって、使用者は、散策 表にある複数の異なった言語から実際の言語テキストとして、いずれか1つを 選択することができる。また、このソフトウェアは自動的にスクリプトから範囲 パラメータを切り出してホットキーを定める。さらに、スクリプト中のテキスト の順序は対象のスクリーン上での重なりおよび/またはテキストによって定めら れるウィンドウを決定する。さらにまた、デスクトップマネージャのために生成 された初期画面においては、選択された対象物からの呼出に際して、スクリプト を入れ子型にすることができる。 本発明においては、仮想ミキサー制御装置96の画像に表示される対象物(仮想 スイッチ)上にカーソルを移動させることによって、複数のスイッチの状態を即 座に変更するために、使用者は「強力コマンド(swipe command)」を採用するこ とができる。ミキサー制御装置76に関連する制御のための予め定められた構成は 、保存されて実行される場合もあるし、変更される場合もある。 様々な複数のオーディオ効果は、ソフトウェアによって実行することができる 。例えば、環境音用の複数のチャンネルの中心点はソフトウェア制御で選択する ことができる。さらに、2つの異なる中心点を選択して、モーフィングおよびフ ライバック効果を生成することもできる。複数のアドレス可能なソフトウェア制 御を単一のチャンネルに対応するように構成することもできる。また、複数のス クリプトテンプレートを使用者に提供して様々な特長および表示を実行可能にす ることも見込まれている。 ラジオ、テレビのスタジオ、ライブ公演、および公衆アドレスシステムにおい て、可聴信号を処理するのに本発明のまた別の態様を採用することができる。さ らに、本発明は、スタジオやライブ公演中の複数のライトを制御するのにも使用 することができる。このように、本発明の構造体はソフトウェアで構成すること のできるシステムを提供し、これによって、混成制御装置における本願で開示し た使用法以外にも多くの他の用途に適用することができる。構成体は容易に拡張 することができるので、本発明を具体化する適用例は容易に再構成して更新する ことができる。 先に開示した例において適用したように、本発明の、ソフトウェアで構成する ことのできるという特長およびチャンネル拡張性は、明らかな利点を与えている 。この例においては、本発明の構成を採用し、1つのマスターDSPと24の従属DSP とを採用し、各従属DSPが2チャンネルのデジタル可聴信号を処理する、48チャ ンネル可聴信号混成制御装置が開示されている。したがって、このシステムは48 入力と48出力とを有するソフトウェアで構成することのできる混成システムを有 している。上で議論した他の例においては、1つのマスターDSPとそれに接続さ れた4つの従属DSPとを有する16チャンネルの可聴信号混成システムが開示され 、各従属DSPは4チャンネルのデジタル可聴信号を処理している。この構成は、1 6の入力と16の出力とを有するソフトウェアで構成することのできる混成制御装 置を提供している。最高水準のマスターDSPを2台の48チャンネル可聴信号混成 システムと接続し、その各々のシステムが24の従属DSPに接続している第二水準 のマスターDSPを有するようにすることによって、48を越えるチャンネルを有す るシステムを提供することも計画されている。このようなシステムであれば、96 チャンネルの混成が可能である。 本発明をそれを実施する好ましい態様と結びつけて記載してきたが、当業者で あれば、以下のクレームの範囲内で多くの変更を加えることができることを理解 するであろう。したがって、本発明の態様をいかなる意味においても上記記述に よって制限する意図はなく、本発明の範囲は続くクレームを参照することによっ て完全に決定される。排他権を請求する本発明は、以下によって定められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW (72)発明者 ワッツ,ピーター,エフ. アメリカ合衆国,ワシントン州 98011, ボスエル,エヌ.イー.201スト プレイ ス 10318 (72)発明者 トューダー,ロバート,ジェイ. アメリカ合衆国,ワシントン州 98290, スノホミッシュ,57ス アベニュー エ ス.イー.,6509 【要約の続き】 される。本発明のデジタル混成構成体はソフトウェアに よって構成することのできるシステムを提供し、したが って、発明を具体化した混成制御装置は容易に再構成お よび更新することができる。さらに、発明された構成体 の、ソフトウェアで構成することのできるという性質と チャンネル拡張性とによって、更新または再構成を安価 に行うことのできるデジタル混成制御装置が提供され る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a) メモリとプロセッサとを有するコンピュータ、 (b)入力可聴信号を対応するデジタル信号に変換するアナログ/デジタ ルコンバータ、 (c)少なくとも1つの予め定められた係数の関数として得られたデジタ ル信号を処理し、処理信号を出力するデジタル信号プロセッサ、 (d)前記デジタル信号プロセッサを処理するために前記コンピュータに よって採用された値を生成するミキサー制御装置、 (e)前記コンピュータによって処理され、前記ミキサー制御装置および 前記デジタル信号プロセッサの動作を定めるスクリプト、並びに (f)処理された信号を出力に変換するデジタル/アナログ変換器、 を有することを特徴とする、可聴信号をデジタル処理および混成するリアルタイ ムシステム。 2.(a) メモリとプロセッサとを有するコンピュータ、 (b)入力可聴信号を対応するデジタル信号に変換するアナログ/デジタ ルコンバータ、 (c)少なくとも1つの予め定められた係数の関数として得られたデジタ ル信号を処理し、処理信号を出力する従属デジタル信号プロセッサ、 (d)前記従属プロセッサの前記予め定めされた係数を計算し、前記従属 デジタル信号プロセッサと共にデータバスに接続されているマスターデジタル信 号プロセッサ、 (e)前記マスターデジタル信号プロセッサを処理するために前記コンピ ュータによって採用された値を生成するミキサー制御装置、 (f)前記コンピュータによって処理され、前記ミキサー制御装置、前記 マスターデジタル信号プロセッサおよび前記従属デジタル信号プロセッサの動作 を定めるスクリプト、並びに (g)処理された信号を出力に変換するデジタル/アナログ変換器、 を有することを特徴とする、可聴信号をデジタル処理および混成するリアルタイ ムシステム。 3.(a) メモリとプロセッサとを有するコンピュータ、 (b)少なくとも1つの予め定められた係数の関数として得られたデジタ ル信号を処理し、処理信号を出力する従属デジタル信号プロセッサ、 (c)前記従属プロセッサの前記予め定めされた係数を計算し、前記従属 デジタル信号プロセッサと共にデータバスに接続されているマスターデジタル信 号プロセッサ、 (d)前記マスターデジタル信号プロセッサを処理するために前記コンピ ュータによって採用された値を生成するミキサー制御装置、および (e)前記コンピュータによって処理され、前記ミキサー制御装置、前記 マスターデジタル信号プロセッサおよび前記従属デジタル信号プロセッサの動作 を定め、これによって処理された信号が出力として提供されるスクリプト、 を有することを特徴とする、可聴信号をデジタル処理および混成するリアルタイ ムシステム。
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