JP2002510388A - 時計の機能制御装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
本発明の装置(10)は、時計に取り付けられ、可動部品(30)からなる可変磁気誘導流を発生するための手段(12)を含む。可動部品は、磁気誘導流を通す材料からなる部分と、磁気誘導流を通さない部分とを含む。この装置は、可変磁気誘導流の検出手段(13)と、前記検出手段から送られる信号の処理手段(14)と、時計の諸機能の制御手段(15)とを含んでいる。この装置は、器具を容易に気密にできるように、ケースを貫通する要素を備えることなく、時計の諸機能を制御することができる。
Description
【発明の詳細な説明】
時計の機能制御装置と、この装置の使用方法
本発明は、特にケース、ガラス縁、胴及び裏蓋からなる腕時計のような時計の
機能制御装置であって、可変磁気誘導流を発生するための手段と、可変磁気誘導
流の検出手段と、前記検出手段から送られる信号の処理手段と、時計の諸機能を
制御するための手段とを含み、制御機能が、前記処理手段から送られる信号に依
存する装置に関する。
腕時計のような時計で現在使用されている制御装置は、一般に、時計のケース
を貫通する軸を含む竜頭、及び押しボタンからなっている。竜頭及び押しボタン
の軸は、時計の様々な機能を行えるように、長手方向に移動可能でなければなら
ない。また軸は、その軸線まわりに回転可能でなければならない。この軸は、時
計の諸機能を制御するための機械、及びまたは電子構成部品に接触する。
このような従来の装置には、幾つかの不都合がある。特に、軸まわりの気密性
を確保することが難しい。
気密性を確保した腕時計は、米国特許第5572489号明細書に記載されて
いる。この特許は、永久磁石を配置したマニュアル作動のガラス縁を有する腕時
計を開示している。
時計のケースの内部における永久磁石の近くに、永久磁石による磁界を感知す
る可動接点が配置されている。
永久磁石を接点の近傍に配置すると、接点が閉じるので、プリント回路のトラ
ック間の接続が行われる。クラウン(couronne)は、様々な同一標準時
帯に対応して、色々な位置を取ることができるようになっている。
このような永久磁石の構成は、適切な気密性を保持できる。しかし、特に時刻
合わせのような時計の従来の機能を果たすことはできない。しかも、従来の機能
を行うには、軸を設けなければならないが、その場合には、軸の位置で気密性の
問題が起こる。
ダイバーズウォッチのようなある種の臨界的用途では、特に時計が気密でなけ
ればならない場合、軸の位置で適切な気密性を保持することは特に難しい。その
理由は、軸が可動式でなければならないからである。
もう一つの不都合は、時計のさまざまな構成部品の組立に関する。大半の時計
では、自動組立時に、垂直軸に沿って部品を移動させる。しかし、竜頭に結合さ
れる構成部品は、水平軸に沿って組み立てられるので、組立が複雑化し、その結
果コストが上がる。
英国特許第2043968号明細書には、台所のオーブン用の時計について記
載しており、オーブンの一定のプログラミング機能を行うために信号を用いてい
る。この時計は、永久磁石を駆動する軸を備えている。2個のリレーREEDが
、同一面で永久磁石の両側に配置されている。これらのリレーは、交互に閉じた
り開いたりして電気信号を送り、後段の処理回路により、この信号を処理するよ
うになっている。
この同じ特許の別の実施形態では、軸が歯車の回転を駆動するようになってい
る。リレーREEDは、永久磁石に巻かれた導線からなる誘導コイルに置き代え
られている。歯車の回転により、誘導コイル内に信号が発生する。この信号の周
波数は、回転速度を示し、位相差が回転方向を示す。
この装置は、回転速度及び方向を示す電気信号を発生することが可能であるが
、腕時計に組み込むことはできない。回転要素と、回転要素を感知する諸要素と
は、同一面に配置されている。記載されている構成では、こうした種々の要素を
含むケースをオーブンに付加することによって、可能とされている。このケース
は、油がはねても気密であるように固定されている。このような構成は、もちろ
ん腕時計では採用できない。
本発明は、こうした不都合を解消するようにした時計の機能制御装置を提案す
るもので、この制御装置は完全に気密であり、しかも、簡単かつ経済的に自動組
立を行いうるようになっている。
本発明によると、上記の目的は、請求の範囲に定義したような装置によって達
成され、この装置は、可変磁気誘導流を発生するための手段が、時計のケース外
部から操作できる可動部品と、時計のケース内部に配置された固定部品とを含み
、可動部品は、時計のケース内部との具体的な接続を含まないことを特徴として
いる。
可動部品は、磁気誘導流を通す少なくとも一つの部分を含んでいると有利であ
る。
有利な実施形態においては、可動部品は、回転軸を中心として回転する。
別の実施形態によれば、可動部品は、磁気誘導流を通す少なくとも一つの部分
からなるピボット、または、軸と、磁気誘導流を通す少なくとも一つの部分から
なる回転要素とに結合される竜頭を含み、可動部品は、回転ガラス縁から形成さ
れる。
好適な実施形態によれば、回転ガラス縁は、時計のケースの内側で、前記回転
ガラス縁の内周に間隔を置いて配置された切り込みを備えている。
他の実施形態によれば、可動部品は、時計の径方向内側に可動弾性片を有し、
この弾性片は、時計の内部から離れた休止位置と、時計に近い押圧位置とを有す
る。
好適な実施形態によれば、可動部品は、磁気誘導流を通さない少なくとも一つ
の部分をんでいる。
可動部品は、少なくとも1つの永久磁石を含んでいる。
可変磁気誘導流の検出手段は、好適には、複数の巻きを形成する絶縁被覆導線
で巻かれた鉄心からなる少なくとも1つの誘導コイルを含んでいる。
好適な実施形態によれば、可変磁気誘導流の検出手段は、複数の巻きを形成す
る絶縁被覆導線で巻かれた鉄心からそれぞれ構成された2個のコイルを含んでい
る。
他の実施形態によれば、可変磁気誘導流の検出手段は、永久磁石を含んでいる
。
信号処理手段は、好適には、可動部品の移動速度の検出手段、または可動部品
の回転方向の検出手段を含んでいる。
本発明及びその長所は、様々な実施形態の説明、および添付図を参照すること
により、よりよく理解されると思う。
図1および図2は、ピボットとして構成された可動部品を含む本発明の装置の
2つの実施形態を示す。
図3および図4は、弾性片として構成された可動部品を含む本発明の装置の2
つの実施形態を示す。
図5および図6は、可動パッド(patin)として構成された可動部品を含
む2つの実施形態を示す。
図7A、図7B、図8A、図8Bは、従来の竜頭形を有する可動部品を含む本
発明の装置の2つの実施形態を示す図であり、図7A、図8Aは、装置の平面図
であり、図7B、図8Bは、装置の側面図である。
図9は、回転ガラス縁として構成された可動部品を含む実施形態の概略図であ
る。
図10は、2個の可動部品が発生する信号の処理回路の電子回路図である。
図11は、図10で示されているような可動部品が発生する信号を示す図であ
る。
これらの図に示すように、本発明による装置10は、ガラス縁と、胴11と、
裏蓋とからなるケースを含み、腕時計のような時計に取り付けるように構成され
ている。この装置は、特に、アナログ及びまたはデジタル表示電子時計に取り付
けるためのものである。
この装置はまた、時計としての諸機能を果たすことができる。これらの機能は
、たとえば時、分、秒、日付、または曜日表示部の調整といった一般的なもので
あっても、あるいは高度計ウォッチやダイバーズウォッチの場合には、高度また
は圧力の調整、もしくは同一標準時帯の変更といった一般的でないものであって
もよい。勿論、他のあらゆる種類の機能を、この装置によって制御することがで
きる。
この時計は、可変磁気誘導流を発生するための手段12と、可変磁気誘導流の
検出手段13と、前記検出手段から送られる信号の処理手段14と、時計の諸機
能を制御するための手段15とを含んでいる。
図1に示すように、可変磁気誘導流を発生するための手段12は、回転軸18
を中心として移動する円筒形のピボット17として構成された永久磁石16から
なる可動部品27を有する。このピボットは、直径が、胴11の厚さよりも小さ
く、この胴内に形成された溝19に配置されている。
回転軸18は、時計が水平面に配置される場合は垂直であり、ピボットの一部
が胴から突出して、時計のケースの外部からピボットをマニュアルで回転できる
ようにしている。このピボットは、回転軸18の両側に対称に配置された正極
20及び負極21を有する。
可変磁気誘導流の検出手段13は、時計のケース内部で、ピボット17のすぐ
近傍に配置された2個のコイル22,23を有する。これら各コイルは、たとえ
ば軟鉄のような、磁界を通す材料からなる鉄心24,25から形成されている。
これらの鉄心は、複数の巻きを形成するように絶縁被覆導線26によって巻かれ
ている。コイルは、信号処理手段に接続されている。
軸18を中心としてピボット17を回転させると、一方の極、たとえば正極2
0がコイル22の近傍にある場合に、このコイル22内の磁気誘導が最大に達す
る。最大信号を発生する極は、コイル上の線の巻き方向に依存する。他方のコイ
ル23は、線26の巻き方向がコイル22の巻き方向と同じである限り、正極2
0がコイル23の近傍にあるときに、最大信号を発生する。
正極は、まずコイル22の前を通過し、次いでコイル23の前を通過する。こ
れは各コイルの信号の最大値のずれを測定することによって検出される。これは
また、ピボットが時計と反対方向に回転することを意味している。
図2に示す実施形態は、先の実施形態と同様に、垂直回転軸32を中心として
回転する円筒形ピボット31の形の可動部品30を有する。このピボットは、磁
気誘導流を通す材料からなる部分33と、磁気誘導流を通さない材料からなる部
分34とから構成されている。これらの材料は、たとえば、それぞれ軟鉄及び真
鍮か、または合成材料とすることができる。
磁気誘導流の検出手段13は、E字形の鉄心35を有する。鉄心の分枝端36
は、複数の巻きを形成するように巻かれた絶縁被覆導線37をそれぞれ含み、線
を巻かれた各分枝が、コイル38,39を形成している。鉄芯35の中央分枝4
0は、移動部品30の近傍に配置された極と、この移動部品から離れた極とを含
む永久磁石41とから構成されている。
この実施形態は、図1に示されているものと同じ要領で作動する。しかし、可
動部品30は、磁化部分を常時含んでいる訳ではないので、磁粉屑が可動部品に
くっつく恐れはない。
可動部品の回転方向は、図1の実施形態と同様に、決定可能である。すなわち
、一方の信号を他方の信号よりも速く発生するコイルは、どちらかを判断するこ
と
により決定される。
図3は、弾性片51として構成された可動部品50を含む実施形態を示してい
る。弾性片は、時計のケース内部から弾性片が離れる休止位置と、時計のケース
内部に近づく押圧位置とをとる。弾性片の押圧位置は、安定位置ではないので、
いったん離すと、弾性片は休止位置に戻る。
図3に示す実施形態では、弾性片は永久磁石52に結合されており、永久磁石
の一方の極は、ケース内部側に配置され、他方の極は、このケースから離れて配
置されている。
この装置における検出手段13は、鉄心54と複数の巻きをなす線55とから
なる単一コイル53から形成されている。可動部品は、たとえば金属または合成
材料から構成されている。
図4に示す実施形態では、可動部品60は、磁気誘導流を通す材料からなる弾
性片61から構成されている。磁気誘導流の検出手段13は、U字形の鉄心62
を有する。U字形の分枝の一方は、永久磁石63から形成され、他方は、複数の
巻きをなすように巻かれて、コイル65を構成する線64を受容している。
図5は、摺動パッド71として構成された可動部品70を含む実施形態を示す
。このパッドは、時計のケースの縁にほぼ接するように、この時計の胴11に設
けられた摺動溝72を直線状に移動する。可動部品は、永久磁石73からなり、
その極は、それぞれ摺動溝の両端の方向に配置されている。
磁気誘導流の変化を検出する手段13は、鉄心75と複数の巻きをなす線76
とからなるコイル74を備えている。
図6の実施形態は、図5の実施形態と同類である。しかし、可動部品80は磁
気誘導流を通す材料から構成されており、磁気回路を順番に閉じたり開いたりす
るように移動する。
磁気誘導流の検出手段13は、U字形の鉄心83を有し、その分子の一方は、
コイル84を形成し、分枝の他方は、永久磁石85を構成している。
図7A,図7B,図8A,図8Bは、従来の竜頭の外観を有する可動部品を使
用可能な2つの実施形態を示している。
図7A、図7Bにおいては、可動部品90は、竜頭91と、一部93が磁気誘
導流を通す材料で構成され、一部94が磁気誘導流を通さない材料で構成されて
いる回転要素92とからなっている。竜頭および回転要素は、軸と同類であるが
、時計のケースを貫通しないシャフト95によって固定されている。
検出手段13は、図2の鉄心35と同様に、E形の鉄心96を含んでいる。図
7Bに示されているように、E形の鉄心96の3個の分枝は、回転要素92の中
央を通らない面P1に配置されている。面P1と回転要素92の中心とのずれに
より、この回転要素の回転方向を決定することができる。このようなずれがない
場合には、時計方向及び反時計方向に竜頭を回すことによって、時計の諸機能を
制御するために使用可能な同一信号が得られる。しかし、この信号は、竜頭の回
転方向を決定することはできない。
図8A、図8Bは、図7A、図7Bと同様の実施形態を示している。しかし、
回転部品100は、永久磁石101からなる回転要素106を含み、永久磁石の
両極が、この回転要素の回転軸の両側に配置されている。検出手段13は、E字
形の鉄心102を含み、その2個の分枝端は、2個のコイル104,105を構
成するように絶縁被覆された導線103を備えている。
図7A、図7Bで示した場合と同様に、鉄心の分枝は、可動部品の中央を通ら
ない面P2に配置されており、これによって、回転方向を決定することができる
。
図9は、本発明による装置の他の実施形態を示す。
この図に示すように、時計部品110は、回転ガラス縁111からなる可動部
品130を含み、このガラス縁の内部に、一定の間隔を有する切り込み112が
設けられている。ガラス縁は、時計のほぼ中央に配置された回転軸109を中心
として回転する。ガラス縁は、一定のステンレス等の磁気誘導流を通す材料で構
成される。
この実施形態の検出手段13は、E字形の鉄心113を有し、その中間分枝は
、永久磁石114から形成され、分枝端は、複数の巻きをなす絶縁被覆導線11
7をそれぞれが含む2個のコイル115,116を構成している。
連続する2個の切り込み間のスペースは、回転ガラス縁の回転方向を決定でき
るようになっている。このために、ガラス縁は十分な切り込みを備え、ガラス縁
を非常に大きな角度で回転させなくてもよいようにされている。
ガラス縁の回転方向を判別しうるようにするには、2個のコイル115,11
6から送られる信号に、180°の位相ずれがあってはならない。180°の移
相ずれは、切り込みの幅が、E字形の鉄心の隣接する2個の分枝間の距離とほぼ
同じである場合、および、2個の連続する切り込み間の距離が、この鉄心の連続
する2個の分枝間の距離とほぼ同じである場合に発生する。
時計は、着脱式のつめ118を有し、このつめは、回転ガラス縁と接触して、
その回転を妨げるとともに、移動して、回転を可能にする。
同じく図9によって示された別の実施形態によれば、回転ガラス縁111は、
回転軸109に対して長手方向に移動可能である。この場合、胴は、可動ガラス
縁の切り込みの一つを受容するようになっている位置合わせ部(index)1
19を有する。
このガラス縁を回転させるには、位置合わせ部が切り込みの一つと係合しない
ように、ガラス縁を持ち上げる。同様に、ガラス縁をロックするには、位置合わ
せ部が切り込みに挿入されるまで、場合によってはガラス縁をやや回転させなが
ら、ガラス縁を下方に押す。
図10は、上記の検出手段13から送られる信号処理手段14を示す。この信
号処理手段の一方の部分14’は、検出手段13’が2個のコイル120,12
1を含むときに使用される。これは、例えば図1,図2,図7,図8,図9が示
す実施形態に対応する。
また、信号処理手段の他方の部分14”は、コイル122を含む検出手段13
”と共に使用される。これは、例えば図3〜図6の実施形態に対応する。
図示の例では、検出手段13’が、図2のピボット31と同様の円筒形のピボ
ット31として構成された可動部品30に結合されている。検出手段13”は、
図4と同様の弾性片61からなる可動部品60に結合されている。
この検出手段13”は、機能制御モードに入れるようにするためのものである
。検出手段13’は、機能を制御するために用いられる。しかし、検出手段13
’及び13”は、それだけでも、機能制御モードに入る場合、及び、こうした機
能を制御する場合に、同様に使用可能である。
検出手段13”に結合される処理手段部分14”は、コイル122から送られ
る信号が入力される増幅器123を含んでいる。増幅器123から出た信号は、
単安定マルチバイブレータ124に入力され、このバイブレータは、信号を検出
すると、処理手段14’の供給を作動する。
増幅器123は、たとえば100msごとに10msの間、断続的に供給され
る。かくして増幅器123が供給されている間に、弾性片61が作動させられる
と、処理手段14’が連続供給される。制御手段15が所定の時間の間に作動さ
れないと、処理手段14’の供給は再び遮断される。これにより、消費エネルギ
ー量を最小化することができる。
検出手段13’に結合される処理手段部分14’は、消費の少ない2個の増幅
器125,126を含み、これら増幅器は、コイル120,121の一方から信
号を受信する。増幅器から出た信号は、位相弁別回路127に入力される。この
回路は、コイル121の信号に比べて、コイル120の信号の位相が進んでいる
場合は、論理レベルの高い「進み」信号を発生し、反対の場合は、論理レベルの
低い「後退」信号を発生する。従って、この位相弁別回路127により、回転部
品30の回転方向を決定することができる。
処理手段14’はまた、周波数弁別回路128を含んでいる。この回路は、2
個の増幅器の一方から直接送られる信号を受信すると共に、位相弁別回路127
から、「進み」または「後退」信号を受信する。
周波数弁別回路は、たとえば増幅器125,126から送られる信号の2個の
周波数範囲に対応する、可動部品30の2個の回転速度範囲を決定するように構
成されている。一方の速度は、「低速」と称されて所定の閾値未満でゼロではな
い一定の周波数に対応し、他方の速度は、「高速」と称されて、前記閾値を超え
る周波数に対応している。
「高速」または「低速」信号と、「進み」または「後退」信号とを組み合わせ
ることによって、たとえば、時刻表示部または分表示部を進ませたり遅らせたり
するような、時計の4つの機能を果たさせる4個の異なる信号が得られる。
本発明による装置は、論理信号を送るので、時計のあらゆる種類の機能を果た
すために、この信号を用いることは容易である。たとえば、一方向に高速回転し
、
次いで反対方向に高速回転するというような、特定の操作を実施したあとでのみ
、可動部品を操作することができる。これにより、速度信号と回転方向の信号と
の組み合わせによる4個の信号だけを使用して、時計の様々な機能を果たさせる
ことができる。この場合、特定の操作は、それぞれ、4つの機能に対応する。
図11は、図10によって示されているような2個のコイル120,121に
よって発生する2個の信号を示している。この例では、図の下方の信号が、情報
に示した信号よりも進んでいる。これは、所定の回転方向、たとえば可動部品3
0の時計周りの方向に対応している。このずれは、鉄心の連続する2個の分枝間
の距離と、鉄心を含む面と可動部品の中央とのずれとに依存するので、鉄心の寸
法、及びその位置を変えることによって修正可能である。
図3〜図6に示すような1個のコイルだけを含む実施形態では、移動速度だけ
を決定可能であり、移動方向は弁別できない。従って、処理手段は、上記のよう
な周波数弁別回路だけを備え、位相弁別回路は不要である。しかし、作動原理は
、他の実施形態と同様である。
本発明によると、軸を通すために穿孔をしないので、完全に気密な時計のケー
スを実現できる。
またダイバーズウォッチの場合には、水が可動部品を囲むことができるので、
圧力バランスが常に保たれる。
圧力が押しボタンの一部だけにかかる従来のダイバーズウォッチの場合には問
題が生じる。このような時計を非常に深海で用いる場合、いったんボタンを押せ
ば、ボタンは圧力のために、休止位置に戻らない。そのため、この時計が果たす
機能は使えなくなるが、本発明による装置では、そのようなことは起こらない。
さらに、この時計の自動組立は、組立中に全ての要素を垂直に移動させるので
簡単である。水平面の移動による組立が必要な軸を、時計が備えている場合には
そうはいかない。
本発明による装置によって制御可能な諸機能は、従来の軸または押しボタンに
よって制御可能な全ての機能であり、特に時計の時刻合わせ、同一標準時帯の変
更、日付の変更、曜日の変更などである。論理信号によって管理可能な他の全て
の機能も、またこの装置により制御可能である。
本発明は、上に記載された実施形態に限定されるものではなく、当業者にとっ
て明白な全ての修正または変形実施形態に及ぶものである。特に、1個以上の可
動部品を含む器具を実現することもできる。また、たとえばスキューバダイビン
グに使用される器具、あるいは高度計のような時計以外の器具のために、本発明
による制御装置を用いることができる。
さらに、ICチップのケイ素や、他のあらゆる半導体磁界検出装置に直接構成
されたコイルを用いることも可能である。
ホール効果による磁界検出装置の使用を検討することもできるが、このタイプ
の検出装置は、現在のところ、エネルギー消費が大きいので、一般の時計の用途
にはあまり有効ではない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成11年5月17日(1999.5.17)
【補正内容】
明細書
時計の機能制御装置
本発明は、特にケース、ガラス縁、胴及び裏蓋からなる腕時計のような時計の
機能制御装置であって、可変磁気誘導流を発生するための手段と、可変磁気誘導
流の検出手段と、前記検出手段から送られる信号の処理手段と、時計の諸機能を
制御するための手段とを含み、制御機能が、前記処理手段から送られる信号に依
存する装置に関する。
腕時計のような時計で現在使用されている制御装置は、一般に、時計のケース
を貫通する軸を含む竜頭、及び押しボタンからなっている。竜頭及び押しボタン
の軸は、時計の様々な機能を行えるように、長手方向に移動可能でなければなら
ない。また軸は、その軸線まわりに回転可能でなければならない。この軸は、時
計の諸機能を制御するための機械、及びまたは電子構成部品に接触する。
このような従来の装置には、幾つかの不都合がある。特に、軸まわりの気密性
を確保することが難しい。
気密性を確保した腕時計は、米国特許第5572489号明細書に記載されて
いる。この特許は、永久磁石を配置したマニュアル作動のガラス縁を有する腕時
計を開示している。
時計のケースの内部における永久磁石の近くに、永久磁石による磁界を感知す
る可動接点が配置されている。
永久磁石を接点の近傍に配置すると、接点が閉じるので、プリント回路のトラ
ック間の接続が行われる。クラウン(couronne)は、様々な同一標準時
帯に対応して、色々な位置を取ることができるようになっている。
このような永久磁石の構成は、適切な気密性を保持できる。しかし、特に時刻
合わせのような時計の従来の機能を果たすことはできない。しかも、従来の機能
を行うには、軸を設けなければならないが、その場合には、軸の位置で気密性の
問題が起こる。
ダイバーズウォッチのようなある種の臨界的用途では、特に時計が気密でなけ
ればならない場合、軸の位置で適切な気密性を保持することは特に難しい。その
理由は、軸が可動式でなければならないからである。
もう一つの不都合は、時計のさまざまな構成部品の組立に関する。大半の時計
では、自動組立時に、垂直軸に沿って部品を移動させる。しかし、竜頭に結合さ
れる構成部品は、水平軸に沿って組み立てられるので、組立が複雑化し、その結
果コストが上がる。
英国特許第2043968号明細書には、台所のオーブン用の時計について記
載しており、オーブンの一定のプログラミング機能を行うために信号を用いてい
る。この時計は、永久磁石を駆動する軸を備えている。2個のリレーREEDが
、同一面で永久磁石の両側に配置されている。これらのリレーは、交互に閉じた
り開いたりして電気信号を送り、後段の処理回路により、この信号を処理するよ
うになっている。
この同じ特許の別の実施形態では、軸が歯車の回転を駆動するようになってい
る。リレーREEDは、永久磁石に巻かれた導線からなる誘導コイルに置き代え
られている。歯車の回転により、誘導コイル内に信号が発生する。この信号の周
波数は、回転速度を示し、位相差が回転方向を示す。
この装置は、回転速度及び方向を示す電気信号を発生することが可能であるが
、腕時計に組み込むことはできない。回転要素と、回転要素を感知する諸要素と
は、同一面に配置されている。記載されている構成では、こうした種々の要素を
含むケースをオーブンに付加することによって、可能とされている。このケース
は、油がはねても気密であるように固定されている。このような構成は、もちろ
ん腕時計では採用できない。
本発明は、こうした不都合を解消するようにした時計の機能制御装置を提案す
るもので、この制御装置は完全に気密であり、しかも、簡単かつ経済的に自動組
立を行いうるようになっている。
本発明によると、上記の目的は、請求の範囲に定義したような装置によって達
成され、この装置は、可変磁気誘導流を発生するための手段が、時計のケース外
部から操作できる可動部品と、時計のケース内部に配置された固定部品とを含み
、可動部品は、時計のケース内部との運動学的な接続を含まないことを特徴とし
ている。
可動部品は、磁気誘導流を通す少なくとも一つの部分を含んでいると有利であ
請求の範囲
1. 特にケース、ガラス縁、胴及び裏蓋からなる腕時計のような時計の機能制
御装置であって、可変磁気誘導流を発生するための手段(12)と、可変磁気誘
導流の検出手段(13,13’、13”)と、前記検出手段から送られる信号の
処理手段(14,14’、14”)と、時計の諸機能を制御するための手段(1
5)とを含み、制御機能は、前記処理手段から送られる信号に依存する装置にお
いて、可変磁気誘導流を発生するための手段(12)は、時計のケース外部から
操作できる可動部品(27,30,50,60,70,80,90,100、1
30)と、時計のケース内部に配置された固定部品とを含み、可動部品(27,
30,50,60,70,80,90,100,130)は、時計のケース内部
との運動学的な接続を含まないことを特徴とする装置。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,
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TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z
W
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ケース、ガラス縁、胴及び裏蓋からなる腕時計のような時計の機能制御 装置であって、可変磁気誘導流を発生するための手段(12)と、可変磁気誘導 流の検出手段(13,13’、13”)と、前記検出手段から送られる信号の処 理手段(14,14’、14”)と、時計の諸機能を制御するための手段(15 )とを含み、制御機能が、前記処理手段から送られる信号に依存する装置におい て、可変磁気誘導流を発生するための手段(12)は、時計のケースの外部から 操作できる可動部品(27,30,50,60,70,80,90,100、1 30)と、時計のケースの内部に配置された固定部品とを含み、可動部品(27 ,30,50,60,70,80,90,100,130)は、時計のケース内 部と接続されていないことを特徴とする装置。 2. 可動部品(30,60,80,90,130)は、磁気誘導流を通す少 なくとも1つの部分(33,93)を含むことを特徴とする請求の範囲1に記載 の装置。 3. 可動部品(27,30,90,100)は、回転軸を中心として回転す ることを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 4. 可動部品(27,30)は、磁気誘導流を通す少なくとも1つの部分( 33)からなるピボット(17,31)を含むことを特徴とする請求の範囲3に 記載の装置。 5. 可動部品(90,100)は竜頭(91)を含み、この竜頭は、軸(9 5)と、磁気誘導流を通す少なくとも1つの部分(93)からなる回転要素(9 2,106)とに結合されていることを特徴とする請求の範囲3に記載の装置。 6. 時計は、回転ガラス縁(111)を含み、可動部品(130)は、この 回転ガラス縁からなることを特徴とする請求の範囲3に記載の装置。 7. 回転ガラス縁(111)は、時計のケースの内側で、前記回転ガラス縁 の内周に間隔を置いて配置された切り込み(112)を含むことを特徴とする請 求の範囲6に記載の装置。 8. 可動部品(50,60)は、時計の径方向内側に可動弾性片(51,6 1)を有し、この弾性片は、時計の内部から離れた休止位置と、この時計に近い 押圧位置とを有することを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 9. 可動部品(30,90)は、磁気誘導流を通さない少なくとも1つの部 分(34,94)を含むことを特徴とする請求の範囲2に記載の装置。 10.可動部品(27,50,70,100)は、少なくとも1つの永久磁石 (16,52,73,101)を含むことを特徴とする請求の範囲1に記載の装 置。 11.可変磁気誘導流の検出手段(13,13’、13”)は、複数の巻きを 形成する絶縁被覆導線(26,37,55,64,76,103、117)で巻 かれた鉄心(24,25,35,54,62,75,83,96,102,11 3)からなる少なくとも一つの誘導コイル(22,23,38,39,53,6 5,74,84,104,105,115,116,120,121,122) を含むことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 12.可変磁気誘導流の検出手段(13,13’)は、複数の巻きを形成する 絶縁被覆導線(26,37,103、117)で巻かれた鉄心(24,25,3 5,96,102,113)からそれぞれが構成されている2個のコイル(22 ,23,38,39,104,105,115,116,120,121)を含 むことを特徴とする請求の範囲11に記載の装置。 13.可変磁気誘導流の検出手段(13,13’、13”)は、永久磁石(4 1,3,85,114)を含むことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 14.信号処理手段(14,14’)は、可動部品の移動速度を検出する手段 を含むことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 15.信号処理手段(14’)は、可動部品の回転方向を検出する手段を含む ことを特徴とする請求の範囲3に記載の装置。
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