JP2002506860A - 置換2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸およびそれらの塩の合成方法 - Google Patents

置換2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸およびそれらの塩の合成方法

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Abstract

(57)【要約】 置換2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸化合物またはそれらのアルカリ金属塩の製造方法であって、水酸化アルカリ金属および水の存在下にハロベンゾイル誘導体をメルカプト酢酸と反応させる工程を含む、上記方法。置換2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸化合物およびそれらのアルカリ金属塩は、医薬、農業用化学剤、物質防腐剤等の中間体として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸誘導体およびそれらのアル
カリ金属塩の製造方法に関する。
【0002】 (背景技術) 2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸およびそれらの誘導体は、医薬、農業
用化学剤、および物質防腐化学剤の中間体として有用である。たとえば欧州特許
0 715 625号参照。
【0003】 Kolasaら:Syn. Comm. 23(6):743-8(1993)には、ジメチルホルムアミド(DMF )溶媒および無水炭酸カリウム中、2−ニトロベンズアルデヒドとエチル メル
カプトグリコレートの反応により、2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸エチ
ルを製造する無水条件での方法が記載されている。
【0004】 Zambiasら:Syn. Comm. 21(7):959-964(1991)には、(1)2−クロロ−5− ニトロベンズアルデヒドをメタノール中ナトリウムメトキシドの存在下に、50
〜60℃でメチル チオグリコレートと反応させ、ついで(2)得られた反応混
合物をさらに水酸化ナトリウムの存在下に加熱還流することからなる、2−ベン
ゾ[b]チオフェンカルボン酸メチルの製造方法が記載されている。
【0005】 米国特許5,298,630号には、(1)アルカリの存在下に還流温度にお
いて、好ましくは相間移動触媒を用い、2−ハロベンズアルデヒドをアルキルメ
ルカプタンと反応させて2−アルキルチオベンズアルデヒド中間体を製造し、つ
いで(2)この中間体を110℃において2−ハロ酢酸で処理して2−ベンゾ[
b]チオフェンカルボン酸とアルキルハライド副生物を生成させる、2−ベンゾ
[b]チオフェンカルボン酸を製造するための2段階方法が記載されている。
【0006】 日本公開特許出願JP−05194484号には、(1)2−クロロベンズア
ルデヒドを非プロトン性極性溶媒中、2−メルカプト酢酸のジアルカリ塩と反応
させて2−[(2−ホルミルフェニル)チオ]酢酸アルカリ金属塩中間体を生成
させ、ついで(2)その中間体を塩基の存在下に環化して、中和後、ベンゾ[b
]チオフェン−2−カルボン酸を生成させることからなる、ベンゾ[b]チオフ
ェン−2−カルボン酸の製造方法が記載されている。この方法は無水条件で実施
され、2種類の別の有機溶媒を必要とする。
【0007】 本発明の目的は、水性媒体中において有機溶媒を使用しない、2-ベンゾ[b ]チオフェンカルボン酸誘導体の新規な製造方法を提供することである。
【0008】 (発明の概要) 本発明は、式 (式中、 R1はHまたはC1〜C4アルキルであり、 R2,R3,R4およびR5は、独立に、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C 1 〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、トリフルオロメチル、アセチル、ベ
ンゾイル、ニトロ、シアノまたはアリールである)の2−ベンゾ[b]チオフェ
ンカルボン酸化合物を製造する方法であって、 (a)式 (式中、Xはハロゲンであり、R1,R2,R3,R4およびR5は上に記載の通り である)のハロベンゾイル化合物を、水酸化アルカリ金属および水の存在下、約
100℃〜約150℃の温度および約5psi〜約50psiの圧力において、
メルカプト酢酸と反応させて、2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ
金属塩を生成する工程、および、 (b)その2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩を中和して
上記2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸化合物を生成する工程を含む、上記
方法に関する。
【0009】 2-ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩は適当な鉱酸を用いて 酸性化することにより遊離のカルボン酸に中和することができる。
【0010】 本発明はまた、式 (式中、R1,R2,R3,R4およびR5は上に記載の通りであり、Mはアルカリ 金属である)の2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩を製造す
る方法であって、 (a)式 (式中、Xはハロゲンであり、R1,R2,R3,R4およびR5は上に記載の通り である)のハロベンゾイル化合物を、水酸化アルカリ金属および水の存在下、約
100℃〜約150℃の温度および約5psi〜約50psiの圧力において、
メルカプト酢酸と反応させて、上記2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アル
カリ金属塩を生成させる工程を含む、上記方法に関する。
【0011】 (発明の記載) 式 (式中、X,R1,R2,R3,R4およびR5は上に記載の通りである)のハロベ ンゾイル化合物は既知である。これらのハロベンゾイル化合物の中には、たとえ
ば、5,6−ジクロロベンズアルデヒドおよび2−クロロ−5−(トリフルオロ
メチル)ベンズアルデヒドのように、たとえばAldrich Chemical Company, Inc から市販品を入手することができるものもある。
【0012】 メルカプト酢酸もまた、チオグリコール酸として既知である。
【0013】 有用な水酸化アルカリ金属としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等、好ましくは水酸化カルシウムおよび水
酸化マグネシウムを挙げることができる。
【0014】 「相間移動触媒」の語は、水不溶性有機液体中における水溶性有機化合物の溶
解性を促進する触媒を意味する。好ましい相間移動触媒には、テトラブチルアン
モニウムブロミド(TBAB)およびベンジルトリメチルアンモニウムクロリドが包
含される。
【0015】 「2-ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩を中和する」とは、 その環境のpHを、好ましくは約pH7またはそれ未満に低下させることを意味
する。このような中和は遊離酸を遊離させ沈殿させる。2−ベンゾ[b]チオフ
ェンカルボン酸アルカリ金属塩の中和に有用な鉱酸の有効量を決定する一方法は
、2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩の水溶液に、もはや沈
殿が生じなくなるまで鉱酸を添加することである。沈殿は2−ベンゾ[b]チオ
フェンカルボン酸である。有用な鉱酸としては、塩酸、硫酸等を挙げることがで
きる。
【0016】 好ましくは、本発明は、式 (式中、 R1はHまたはC1〜C4アルキルであり、 R2,R3,R4およびR5は、独立に、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C 1 〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、トリフルオロメチル、アセチル、ベ
ンゾイル、ニトロ、シアノまたはアリールである)の2−ベンゾ[b]チオフェ
ンカルボン酸化合物を製造する方法であって、 (a)式 (式中、Xはハロゲンであり、R1,R2,R3,R4およびR5は上に記載の通り である)のハロベンゾイル化合物を、10〜15%(w/w)の水酸化アルカリ金 属水溶液の存在下、任意に相間移動触媒の存在下、約114〜140℃、さらに
好ましくは約115〜125℃の温度および約10〜30psi、さらに好まし
くは約15〜25psiの圧力において、約1〜約5時間、さらに好ましくは約
3時間、メルカプト酢酸と反応させて、2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸
アルカリ金属塩を生成する工程、および (b)その2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩を鉱酸好ま
しくは塩酸で中和して2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸化合物を生成する
工程を含む、上記方法に関する。
【0017】 ハロベンゾイル化合物、水酸化アルカリ金属、メルカプト酢酸、および任意の
相間移動触媒の量は、反応成分および条件の選択により広範囲に変動させること
ができる。好ましくは、ハロベンゾイル化合物対メルカプト酢酸の比(w/w)は 約3:1〜約1:1、さらに好ましくは約2:1〜約1:1である。ハロベンゾ
イル化合物対水酸化アルカリ金属の比(w/w)は好ましくは約1:3〜約3:1 、さらに好ましくは約2:1〜約1:1である。ハロベンゾイル化合物対相間移
動触媒の比(w/w)は好ましくは約5:1〜約50:1、さらに好ましくは約2 0:1〜約40:1である。
【0018】 反応混合物中におけるハロベンゾイル化合物の濃度は、反応成分および条件の
選択によって広範囲に変動させることができる。好ましくは、ハロベンゾイルの
濃度(w/v)は約5%〜約25%、さらに好ましくは約10%〜約15%である 。
【0019】 好ましくはR1は水素、メチルまたはエチルであり、R2,R3,R4およびR5 は独立に水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、またはトリフルオロメチルであり
、Xは塩素である。
【0020】 以下の例は本発明を例示するために提供される。
【0021】 (実施例) 例1 2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸の製造 (A)水酸化カリウムペレット(12.5g)を、氷浴中において冷却したガ
ラス耐圧ボトル中の水(105ml)に溶解した。ついで、窒素で覆って、ガラ
ス耐圧ボトルに2−メルカプト酢酸(6.6ml)を加えて反応混合物を生成さ
せた。わずかな発熱が観察された。ついで、反応混合物に、2−クロロベンズア
ルデヒド(10.6g,0.075mol)およびテトラブチルアンモニウムブ
ロミド(TBAB)(2mole%)(0.5g)を添加した。この間ずっと、
反応混合物は電磁攪拌機で攪拌した。ガラス耐圧ボトルは、圧力ゲージを装着し
たキャップを用いて緊密にシールした。密閉した耐圧ボトルをついで油浴中に浸
漬し、保護遮蔽の後部で加熱した。加熱は徐々に実施して、2.5時間以内にボ
トルの内部温度を245°F(118.3℃)に到達させ、この時点で圧力19
psiが観察された。この温度および圧力での加熱をさらに3時間維持した。反
応混合物を、ついで一夜室温まで放冷した。2−ベンゾ[b]チオフェンカルボ
ン酸カリウム塩の微小な淡黄色の沈殿が沈積していた。この沈殿をフィルター上
に集め、エーテルで洗浄し、水に懸濁し、塩酸で酸性にした。得られた酸性での
沈殿をついでフィルター上に集め、水で洗浄し、乾燥すると、2−ベンゾ[b]
チオフェンカルボン酸の第一の生成物が産生した。得られたろ液をついで塩酸で
酸性にした。この酸性化によって得られた沈殿をついでフィルター上に集め、水
で洗浄し、乾燥すると、2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸の第二の生成物
が産生した。両生成物を合わせると、11.7gの2−ベンゾ[b]チオフェン
カルボン酸(収率87.6%)が得られた。NMRでこの構造は2−ベンゾ[b
]チオフェンカルボン酸の構造として確認された。
【0022】 (B)水(2.05L)、水酸化カリウム(247g)、2−メルカプト酢酸
(135.0ml)、2−クロロベンズアルデヒド(209.1g,99%)お
よびTBAB(5g)の反応混合物を1USガロンのオートクレーブ中窒素下に
生成させ、加熱した。3時間で124℃に到達させ、加熱ジャケットをはずす前
に、さらに4時間この温度に維持した。ついで反応混合物を一夜、室温まで放冷
した。2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸カリウム塩の微小な淡黄色の沈殿
が沈積していた。この沈殿をフィルター上に集め、トルエンで洗浄し、水に懸濁
し、酸性にした。得られた酸性での沈殿をついでフィルター上に集め、水で洗浄
し、乾燥すると、2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸の第一の生成物が産生
した。得られたろ液をついで塩酸で酸性にした。この酸性化によって得られた沈
殿をついでフィルター上に集め、水で洗浄し、乾燥すると、2−ベンゾ[b]チ
オフェンカルボン酸の第二の生成物が産生した。両生成物を合わせると、245
.1gの2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸(収率92%)が得られた。
【0023】 (C)TBABを用いなかったことを除いて(B)に上述した操作を反復した
。241.1gの2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸が単離された(収率9
0.3%)。
【0024】 (D)水(644 lb)、水酸化カリウム(176.5 lb)、2−メルカ
プト酢酸(69.5 lb)、2−クロロベンズアルデヒド(80 lb)および
TBAB(2 lb)の反応混合物を150USガロンのガラスライニングを施 した反応器中に調製した。反応器を124〜128℃、23〜24.3psiに
加熱し、5時間維持した。ついで反応混合物を一夜、室温まで放冷した。2−ベ
ンゾ[b]チオフェンカルボン酸カリウム塩の微小な淡黄色の沈殿が沈積してい
た。この沈殿をフィルター上に集め、トルエンで洗浄し、水に懸濁し、塩酸で酸
性にした。得られた酸性での沈殿をついでフィルター上に集め、水で洗浄し、乾
燥すると、2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸の第一の生成物が産生した。
得られたろ液をついで塩酸で酸性にした。この酸性化によって得られた沈殿をつ
いでフィルター上に集め、水で洗浄し、乾燥すると、2−ベンゾ[b]チオフェ
ンカルボン酸の第二の生成物が産生した。両生成物を合わせると、84.9 l bの2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸(収率83.8%)が得られた。
【0025】 例2 A.7−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸の製造 ガラス耐圧ボトル中、水酸化カリウム(12.5g)および水(100ml)
中チオグリコール酸(7.0ml)の溶液に2,3−ジクロロベンズアルデヒド
(17.5g,0.1mol)を添加した。ついでボトルを密閉し、熱油浴中1
25±5℃に1.25時間加熱した。ついで、ボトルを熱油浴からはずし、冷却
した。ボトル中に淡黄色の沈殿が得られた。室温でボトルを開き、沈殿を溶解す
るのに十分な水を添加した。得られた水性の物質をエーテルで洗浄し、ついで塩
酸で酸性にすると、淡黄色の固体が生成した。淡黄色の固体をフィルター上に集
め、水で洗浄し、乾燥すると、17.2gの7−クロロ−2−ベンゾ[b]チオ
フェンカルボン酸(収率83.8%、融点262〜265℃)が生成した。
【0026】 B.7−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸クロリドの製造 上記Aで製造された16.6gの7−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカ
ルボン酸を、チオニルクロリド(48ml)およびトルエン(10ml)に加え
、4時間還流した。ついで、過剰のチオニルクロリドを除去し、得られた残留物
をトルエン(20ml)で処理した。ついでトルエンを減圧下に除去すると、7
−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸クロリド17.8gが赤色の
固体として産生した。
【0027】 C.S-エチル7-クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボチオエートの製 上記Bで製造された17.8gの7−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカ
ルボン酸クロリドをトルエン(100ml)に溶解し、エタンチオール(6.2
ml)で処理したのち、激しく攪拌しながら、トルエン(6ml)中トリエチル
アミン(11.2ml)の溶液を15℃で滴下して加え、反応混合物を生成させ
た。反応混合物を室温に達するまで放置し、ついで一夜攪拌した。ついで反応混
合物に水(60ml)を加え、得られた有機層を分離した。有機層を水(50m
l)、ついで塩酸(50ml,1N)で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、ろ過し 、蒸発させると、18.8gのS−エチル7−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフ
ェンカルボチオエートが産生した。
【0028】 D.エチル7−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボジチオエートの製 上記Cで製造された17gのエチル7−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェン
カルボチオエートをトルエン(170ml)中、五硫化リン(22.1g)で処
理して反応混合物を生成させた。反応混合物を4時間還流した。この時点で、薄
層クロマトグラフィー(TLC)(40:60,メチレンクロリド:ヘキサン)
はS−エステルの存在を示さなかった。反応混合物をついで冷却してろ過した。
ろ液を水で洗浄し、ガスの発生が完全に止まるまで飽和重炭酸ナトリウム水溶液
(50ml)と攪拌した。得られた有機層を分離し、水で洗浄し、乾燥し(Mg
SO4)、ろ過し、蒸発させると、17.8gの赤色の固体が生成した。赤色の 固体をついでメタノールから再結晶すると、14gのエチル7−クロロ−2−ベ
ンゾ[b]チオフェンカルボジチオエートが産生した。NMRでこの構造はエチ
ル7−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボジチオエートの構造として確
認された。
【0029】 例3 A.5−フルオロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸の製造 ガラス耐圧ボトル中で、水酸化カリウム(16.5g)および水(155ml
)中2−メルカプト酢酸(9ml)の溶液に2,5−ジフルオロベンズアルデヒ
ド(11ml,0.1mol)を加えた。ついでボトルを密閉し、熱油浴中12
5±5℃に1.25時間加熱した。ついで、ボトルを熱油浴からはずし、冷却し
た。ボトル中に淡黄色の沈殿が得られた。室温でボトルを開き、沈殿を溶解する
のに十分な水を添加した。得られた水性の物質をエーテルで洗浄し、ついで塩酸
で酸性にすると、淡黄色の固体が生成した。淡黄色の固体をフィルター上に集め
、水で洗浄し、乾燥すると、15.5gの5−フルオロ−2−ベンゾ[b]チオ
フェンカルボン酸(収率80.1%、融点>300℃)が産生した。
【0030】 B.エチル4−フルオロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボジチオエートの 製造 上記Aで製造された5−フルオロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸を
、例2(B)〜2(D)に上述した操作を用いてエチル5−フルオロ−2−ベン
ゾ[b]チオフェンカルボジチオエート(融点91〜92℃)に変換した。NM
Rでこの構造はエチル5−フルオロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボジチオ
エートの構造として確認された。
【0031】 例4 A.5−(トリフルオロメチル)−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸の 製造 ガラス耐圧ボトル中で、水酸化カリウム(8.4g)および水(85ml)中
2−メルカプト酢酸(4.7ml)の溶液に2−クロロ−5−(トリフルオロメ
チル)ベンズアルデヒド(10g,0.048mol)およびTBAB(0.2
g)を加えた。ついでボトルを密閉し、熱油浴中140℃に45分間加熱して、
反応混合物を生成させた。反応混合物が均一になったならば、ボトルを熱油浴か
らはずし、冷却した。室温でボトルを開き、水を加えて内容物を均一にした。得
られた水性の物質をエーテルで洗浄し、ついで塩酸で酸性にすると、淡黄色の固
体が生成した。淡黄色の固体をフィルター上に集め、水で洗浄し、乾燥すると、
11.1gの4−(トリフルオロメチル)−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボ
ン酸(収率94%、融点178〜179℃)が産生した。
【0032】 B.エチル5−(トリフルオロメチル)−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボ ジチオエートの製造 上記Aで製造された5−(トリフルオロメチル)−2−ベンゾ[b]チオフェ
ンカルボン酸を、例2(B)〜2(D)に上述した操作を用いてエチル5−(ト
リフルオロメチル)−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボジチオエート(融点6
7〜68℃)に変換した。NMRでこの構造はエチル5−(トリフルオロメチル
)−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボジチオエートの構造として確認された。
【0033】 例5 3−メチル−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸の製造 氷浴中で冷却したガラス耐圧ボトル中において、水酸化カリウム(12.5g
)を水(105ml)に溶解した。ついで窒素で覆い、ガラス耐圧ボトルにチオ
グリコール酸(7ml)を加えて反応混合物を生成させた。ついで、反応混合物
に、2’−クロロアセトフェノン(12g,97%,0.075mol)および
TBAB(0.5g)を加えた。ついでガラス耐圧ボトルを密閉して、253°
F、18psiで6時間加熱した。反応を中止して一夜放置した。ついで、加熱
を270°F、30psiにおいて6時間繰り返し、ついで室温に冷却した。ボ
トルを開いたのち、反応混合物をエーテルで洗浄して有機物を除去し、塩酸で酸
性にすると、3.9gの粗3−メチル−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸
(収率27%、融点>200℃)が得られた。
【0034】 例6 A.4−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸の製造 ガラス耐圧ボトル中で、水酸化カリウム(12.5g)および水(100ml
)中2−メルカプト酢酸(7ml)の溶液に2,6−ジクロロベンズアルデヒド
(13.5g,0.075mol)およびTBAB(0.4g)を加えた。つい
でボトルを密閉し、熱油浴中255°F、20psiで1時間加熱した。ついで
ボトルを熱油浴からはずし、冷却した。ボトル中に淡黄色の沈殿が得られた。室
温でボトルを開き、沈殿を溶解するのに十分な水を添加した。得られた水性の物
質をエーテルで洗浄し、ついで塩酸で酸性にすると、淡黄色の固体が生成した。
淡黄色の固体をフィルター上に集め、水で洗浄し、乾燥すると、18.1gの4
−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸(収率85.2%、融点22
7〜231℃)が生成した。
【0035】 B.エチル4−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボジチオエートの製 上記Aで製造された4−クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸を、
例2(A)〜2(B)に上述した操作を用いてエチル4−クロロ−2−ベンゾ[
b]チオフェンカルボジチオエートに変換した。NMRでこの構造はエチル4−
クロロ−2−ベンゾ[b]チオフェンカルボジチオエートの構造として確認され
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 (式中、 R1はHまたはC1〜C4アルキルであり、 R2,R3,R4およびR5は、独立に、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C 1 〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、トリフルオロメチル、アセチル、ベ
    ンゾイル、ニトロ、シアノまたはアリールである)の2−ベンゾ[b]チオフェ
    ンカルボン酸化合物を製造する方法であって、 (a)式 (式中、Xはハロゲンであり、R1,R2,R3,R4およびR5は上に記載の通り である)のハロベンゾイル化合物を、水酸化アルカリ金属および水の存在下に、
    約100℃〜150℃の温度および約5〜50psiの圧力において、メルカプ
    ト酢酸と反応させて、2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩を
    生成する工程、および (b)その2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩を中和して
    上記2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸化合物を生成する工程を含む、上記
    方法。
  2. 【請求項2】 R1は水素、メチルまたはエチルであり、R2,R3,R4およ
    びR5は独立に水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、またはトリフルオロメチル であり、Xは塩素である「請求項1」記載の方法。
  3. 【請求項3】 水酸化アルカリ金属は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
    、水酸化カルシウムおよび水酸化マグネシウムからなる群より選択される「請求
    項1」記載の方法。
  4. 【請求項4】 ハロベンゾイル化合物は約110℃〜約140℃の温度にお
    いてメルカプト酢酸と反応させる「請求項1」記載の方法。
  5. 【請求項5】 ハロベンゾイル化合物は約115℃〜約125℃の温度にお
    いてメルカプト酢酸と反応させる「請求項4」記載の方法。
  6. 【請求項6】 ハロベンゾイル化合物は約10〜約30psiの圧力におい
    てメルカプト酢酸と反応させる「請求項1」記載の方法。
  7. 【請求項7】 ハロベンゾイル化合物は約15〜約25psiの圧力におい
    てメルカプト酢酸と反応させる「請求項6」記載の方法。
  8. 【請求項8】 ハロベンゾイル化合物は約1〜約5時間、メルカプト酢酸と
    反応させる「請求項1」記載の方法。
  9. 【請求項9】 ハロベンゾイル化合物は相間移動触媒の存在下にメルカプト
    酢酸と反応させる「請求項1」記載の方法。
  10. 【請求項10】 相間移動触媒はテトラブチルアンモニウムブロミド(TBAB
    )またはベンジルトリメチルアンモニウムクロリドである「請求項9」記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩は
    鉱酸で中和される「請求項1」記載の方法。
  12. 【請求項12】 鉱酸は塩酸または硫酸である「請求項11」記載の方法。
  13. 【請求項13】 「請求項1」記載の方法によって製造された2−ベンゾ[
    b]チオフェンカルボン酸化合物。
  14. 【請求項14】 式 (式中、 R1はHまたはC1〜C4アルキルであり、 R2,R3,R4およびR5は、独立に、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C 1 〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、トリフルオロメチル、アセチル、ベ
    ンゾイル、ニトロ、シアノまたはアリールであり、Mはアルカリ金属である)の
    2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩を製造する方法であって
    、 (a)式 (式中、Xはハロゲンであり、R1,R2,R3,R4およびR5は上に記載の通り である)のハロベンゾイル化合物を、水酸化アルカリ金属および水の存在下、約
    100℃〜150℃の温度および約5〜50psiの圧力において、メルカプト
    酢酸と反応させて、2−ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩を生
    成する工程を含む、上記方法。
  15. 【請求項15】 R1は水素、メチルまたはエチルであり、R2,R3,R4
    よびR5は独立に水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、またはトリフルオロメチ ルであり、Xは塩素である「請求項14」記載の方法。
  16. 【請求項16】 それぞれ、水酸化アルカリ金属は、水酸化ナトリウム、水
    酸化カリウム、水酸化カルシウムおよび水酸化マグネシウムからなる群より選択
    され、Mはナトリウム、カリウム、カルシウムまたはマグネシウムである「請求
    項14」記載の方法。
  17. 【請求項17】 ハロベンゾイル化合物は約114℃〜約140℃の温度に
    おいてメルカプト酢酸と反応させる「請求項14」記載の方法。
  18. 【請求項18】 ハロベンゾイル化合物は約115℃〜約125℃の温度に
    おいてメルカプト酢酸と反応させる「請求項17」記載の方法。
  19. 【請求項19】 ハロベンゾイル化合物は約10〜約30psiの圧力にお
    いてメルカプト酢酸と反応させる「請求項14」記載の方法。
  20. 【請求項20】 ハロベンゾイル化合物は約15〜約25psiの圧力にお
    いてメルカプト酢酸と反応させる「請求項19」記載の方法。
  21. 【請求項21】 ハロベンゾイル化合物は約1〜約5時間、メルカプト酢酸
    と反応させる「請求項14」記載の方法。
  22. 【請求項22】 ハロベンゾイル化合物は相間移動触媒の存在下にメルカプ
    ト酢酸と反応させる「請求項14」記載の方法。
  23. 【請求項23】 相間移動触媒はテトラブチルアンモニウムブロミド(TBAB
    )またはベンジルトリメチルアンモニウムクロリドである「請求項22」記載の
    方法。
  24. 【請求項24】 「請求項14」記載の方法によって製造された2−ベンゾ
    [b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩。
  25. 【請求項25】 式 (式中、 R1はHまたはC1〜C4アルキルであり、 R2,R3,R4およびR5は、独立に、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C 1 〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、トリフルオロメチル、アセチル、ベ
    ンゾイル、ニトロ、シアノまたはアリールである)の2−ベンゾ[b]チオフェ
    ンカルボン酸化合物を製造する方法であって、「請求項24」記載の2−ベンゾ
    [b]チオフェンカルボン酸アルカリ金属塩を中和する工程を含む、上記方法。
  26. 【請求項26】 「請求項25」記載の方法によって製造された2−ベンゾ
    [b]チオフェンカルボン酸化合物。
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