JP2002504084A - 塗布領域の厚さが薄く柔軟性が高い経皮治療システムおよびその製造方法 - Google Patents

塗布領域の厚さが薄く柔軟性が高い経皮治療システムおよびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 基体に活性物質を放出する経皮治療システムは、そのシステムの組成が分離層(2)を備えた基体(1)、活性物質含有薄膜層(3)、およびリリースコートされた保護層(4)であり、前記分離層(2)が前記薄膜層(3)に対するその結合力を解除できる材料から成ることを特徴とする。そのようなシステムは、小さな厚みと大きな柔軟性をもたらす印刷技術によって製造することができ、前記基体/分離層複合体はリリースコートされた基体に置き換えてもよい。この処理問題は、塗布領域に対する活性物質含有領域を制限する印刷方法によって、塗布面積を減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 塗布領域の厚さが薄く柔軟性が高い経皮治療システムおよびその製造方法 本発明は、塗布厚さが薄く、かつ柔軟性の高さに優れた、人体または動物の皮 膚に活性物質を制御して放出する経皮治療システムおよびその製造に適した方法 に関する。 人体または動物の皮膚に活性物質を制御して放出するシステムが知られており 、中でも、いわゆる経皮治療システム(Transdermal Therapeutic Systems)(T TS)または「経皮放出システム」(Transdermal Delivery Systems)(TDS) として知られている。 その構造および活性物質放出のタイプによって、いわゆる袋型またはリザーバ 型システム、およびマトリクス型システムとが区別される。前者の場合では、こ れらのシステムは活性物質を含む平らな袋からなる。その一方の側は活性および 不活性成分に対して不透過性であり、また反対側は半透過性で、皮膚に粘着する ように粘着剤で被覆された制御膜として形成される。その複雑な構造のため、そ のシステムの製造には高価なコストが要求される。何故なら、個々の成分は別々 に製造した後、一つのシステムを形成するように結合しなければならないからで ある。更に、そのシステムの厚さは着け心地を損なう。また、袋型のシステムは いわゆる「ドラッグ・ダンピング」の危険を有する。すなわち、例えば、膜また は袋が物理的に破壊された結果、かなりの量の活性物質が突然に皮膚に放出され ることである。EP 0 285 563号明細書は、エストロゲン類およびゲスタゲン類を 組み合わせて適用するための、そのような経皮治療システムを記載している。 US-PS 4 624 665号明細書は、マイクロカプセルに封入した形態の活性物質を リザーバ内に含むシステムを記載している。そのリザーバは裏当て層と膜の間に 埋め込まれている。そのシステムの端部には感圧粘着剤が施されている。このシ ステムの構造および製造工程は非常に複雑である。何故なら、その活性物質は、 マイクロカプセルに封入して均質に分散させた後、裏当て層と膜の間に埋め込ま なくてはならないからである。更に、そのシステムは粘着性の端部を有し、保護 層で被覆されていなければならない。 マトリクス型システムは通常、活性物質と助剤に対して不透過性でかつ皮膚に 接しない裏当て層と、活性物質が分布された粘着層とからなっている。その粘着 層を保護する目的のため、そのシステムは、使用前に除去することが必要な防粘 着性に仕上げた保護層を備えている。DE-OS 20 06 969号明細書は、避妊薬物質 が粘着性成分または粘着膜に包含された、そのようなシステムを記載している。 この公報は、その粘着膜がアクリル酸塩であってもよいことを開示している。 ラベルと同様に、マトリクス型システムには、非粘着保護層の上に配置された 自己粘着性積層体から型が打ち抜かれている欠点がある。その保護層上のスタン プは、完成されたTTSを製造する更なる工程において分断される。活性物質を 含有する粘着層および裏当て層からなる、個々の打ち抜かれた切片の間の領域は 、活性物質を含む廃棄物として処分される。DE 39 39 376号明細書,DE 29 08 4 32号明細書,およびEP 0 400 078 B1号明細書は、そのような廃棄を避ける解決 法を提供する例を示している。 その製造方法と塗布の種類から生じるシステムの厚さは、既知のマトリクス型 システムの欠点である。この厚さはシステムの柔軟性に影響し、よってその着け 心地に影響する。一方で、厚さが減少すると、システムの着け心地は向上する。 更に、代替の投与量、活性物質濃度、または活性物質や特別な活性物質の組み 合わせが異なり、時間または位置を変化させて別々の活性物質を望ましい形で適 用する様々な化学的システム組成を提供することが、同時にしでも順次にしても 不可能であることから、既知のマトリクス型システムには限界がある。 本発明は、上記の欠点および難点を克服し、厚さの削減によって着け心地の向 上を含める非常に良好な柔軟性を有し、また、複数の分離可能な「単式用量」シ ステムから成る、いわゆる「複式用量」ユニットの製造を可能にする経皮治療マ トリクスシステムを提供することを目的とする。これらは、活性物質/活性物質 の濃度/システムの面積/システムの厚さ/システムの化学組成といったパラメ ーターの種類に関して異なっていても良く、したがって、「複式用量」ユニット によって、同時にまたは順次に代替の用量を提供することが可能である。 活性物質を基体に放出する装置において、この目的は請求項1に記載された特 徴に基づく形態によって本発明により達成される。 このような理由により、本発明はその厚さの小ささによる良好な柔軟性のため に着け心地が向上したシステムを提供することによって、その目的の要求を満た している。更に、本発明に基づくシステムの製造技術は、分離できる「単式用量 」システムから成る、いわゆる「複式用量」ユニットを製造することを可能にし ている。「複式用量」ユニットにおけるこれらの「単式用量」システムは同一で も異なっていてもよく、その相違を生じるパラメーターには以下のようなものが ある。 ・活性物質の種類 ・システム当たりの活性物質濃度 ・システムの面積 ・システムの厚さ;および ・システムの化学組成 したがって、「複式用量」放出ユニットは、同時にまたは順次に代替の用量を 提供することを可能にする。また、本発明の「複式用量」ユニットは、活性物質 自体または活性物質の組み合わせが異なり、異なる時間に別々の活性物質を特定 の望ましい形で適用することを可能にする「単式用量」システムであっても良い 。 本発明のシステムは既知のシステムに対して低価格の代替品を提供する。 最も驚くべきことに、いわゆる「デカルコマニア」=「デカール」または「タ トゥ」の原則が、経皮治療における活性物質の担体または塗布システムとして、 特に適していることが分かった。以前は「芸術的な」皮膚染色に関して用いられ た「タトゥ」という用語は、装飾目的での「デカルコマニア」の使用として文献 において適合されている。 「デカール」とは、例えば、セラミック産業において知られた装飾目的のため の「転写絵」である。それは、溶媒可溶性の分離層を備え、その上にラッカー層 を有する紙の基体からなる。その紙は、そのラッカー層をせっ器に結合させる前 またはその間に溶媒で湿らされ、その結果分離層が溶解する。するとラッカー層 は紙担体から押し出され、装飾されるべき基体上に配置される。その複合体は焼 き付けによって強化してもよい。 活性物質の経皮的使用のためのデカールは、以下のような構造を持つことが有 利である: 紙、織物、不織布、または、例えば重合体膜などの溶媒に対して浸透性の重合 体層のいずれかから成る基体上に可溶性分離層を塗布する。この積層体を2つの 個々の層に区別することは、塗布中に成分が基体に到達することを防ぐ障壁層に よって維持されても良い。 可溶性分離層を備えた毛管作用を有する不溶性基体は必須である。前記基体の 厚さは20〜200μm、好ましくは50〜120μmであり、また好ましい形 態によると60〜90μmの範囲である。前記分離層の厚さは5〜50μm、好 ましくは20〜40μmである。前記基体に結合された前記分離層には、活性成 分含有薄膜層が備えられている。これは異なる個々の層を有する積層体であって も良い。例えば、前記分離層に面する積層体層は活性物質を含まなくても良い。 より良好に皮膚に接触させるため、前記分離層に接しない積層体層は粘着性であ ってもよい。ポリマーの主成分に関して、その積層体の個々の層は同じでも異な っていても良い。 「複式用量」ユニットにおいて、分離層を備えた基体には、活性物質含有薄膜 層の平らな島状領域が複数印刷されている。適当な印刷方法には、必要な重量均 一性で活性物質含有薄膜層を塗布することを可能にする、当業者に既知のいかな る印刷方法、噴霧方法、またはノズル塗布方法も含まれる。 活性物質含有薄膜層は、1つまたは複数の個々の印刷工程で塗布されても良い 。多色印刷と同様に、最初の印刷物の部分的な領域のみを印刷しても良い。 本発明の実施態様においては、その薄膜層をスクリーン印刷によって塗布する ことが有利であることが分かった。このようにすると、「多色印刷」と同様に、 その組成、層の厚さ、および活性物質(異なる色素)が異なる、大きさの異なる 島状の活性物質含有薄膜層領域を一つの担体部に塗布することが可能である。 本発明のシステムは、その非常に薄い厚さと最適な柔軟性のため、従来のシス テムとは対照的に、例えば、耳の部位、生殖器部位、または足指の爪と手指の爪 の上などの体の難しい部位においてさえ、耐久的な塗布に好適である。装飾が可 能なため、衣服で被われていない体の表面にもそのシステムを着けることが可能 である。 その薄膜層が更なる感圧粘着層を有しない特別な実施態様では、分離層と反対 側の薄膜層の領域が塗布時に自己粘着性を発揮する。これは、その分離層が溶解 した時にその薄膜層領域も湿らされ、皮膚に対する結合の形成を可能にする一方 でその薄膜層の皮膚に面しない側では溶媒の揮発後に失われるような粘着性が、 その重合体薄膜層の膨潤した領域に得られることから達成される。前記薄膜層の 厚さは5〜50μm、好ましくは5〜30μm、特別な実施態様では10〜25 μmの範囲である。 前記薄膜層、またはその薄膜層の個々の領域、またはその薄膜層の島状領域の 全表面は、抗粘着仕上げが施された保護層で被われている。「複式用量」システ ムにおいて通常の基体上の薄膜層領域が島状である実施態様の場合は、部分的な 領域を全体のシステムから引きはがすことによって「単式用量」として取り除く ことができるように、保護層と基体は「島」の間の領域で目打ちされていてもよ い。前記保護層の厚さは50〜100μmの範囲である。 塗布の目的のため、そのシステムの保護層を除去し、基体が塗布部位に面しな いように、基体を備えた薄膜層を塗布部位に塗布すると、それは溶媒で湿らされ る。好ましい実施様態では、溶媒として水が用いられる。担体の毛管作用の性質 によって、この場合水溶性にされている分離層にその水が到達する。可溶化また は溶解状態においてその分離層は薄膜層に対する結合力を失い、そのため、薄膜 層を塗布部位に残したまま基体を薄膜層から剥ぎ取ることができる。 前記分離層が水溶性の場合、それは例えば糖類または多糖類、ポリヒドロキシ アルコール、ポリビニルピロリドン、またはポリエチレングリコールやゼラチン 等の他の水溶性ポリマーなどの化学的性質を有する。 前記分離層が脂溶性である場合は、それはトリグリセリドまたはワックスの化 学的性質を有する。この場合の特別な実施態様によると、前記分離層は、熱の影 響によって液化して、それにより前記薄膜層に対する結合力を失うようになって いてもよい。 前記薄膜層は薄膜形成ポリマー類から成っていても良い。好適な薄膜形成ポリ マーには、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー ス、ポリビニルピロリドン、40:60の割合のビニルピロリドン−酢酸ビニル 共重合体、エチルセルロース、アクリル酸エステル共重合体類、およびトリメチ ルアンモニウムアクリル酸メチルを有するメタクリル酸エステル共重合体類、ジ メチルアミノメタクリル酸と中性メタクリル酸エステル類の共重合体類、セラッ ク、酢酸フタル酸セルロース、フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、 メタクリル酸とメタクリル酸エステル類のポリマー類、70:30の割合のアク リル酸エチル−メタクリル酸メチルエステル共重合体、50:50の割合のメタ クリル酸−アクリル酸メチル共重合体、ゼラチン、ポリ酢酸ビニール、メタクリ ル酸塩、アクリル酸塩分散体、ポリエーテル−ポリアミドブロック共重合体、ポ リエチレン−メチル−メタクリル酸塩ブロック共重合体、ポリウレタン類、ポリ エステルブロック共重合体、ポリイソブチレン−スチレン−スチレン共重合体類 、スチレン−ブタジエン−スチレン−イソプレン共重合体類、エチレン−酢酸ビ ニル共重合体類、ポリアミド、ニトロセルロース、更にラッカーまたは当業者に 既知の薄膜形成物が含まれる。必然的に、薄膜が必要とする柔軟性の要求に従い 、これらの薄膜形成物には軟化剤が添加される。 積層体の形態において、この薄膜層の塗布部位に面する層は、下記の成分によ り感圧粘着性になっていても良い。この意味における成分には、例えば、アクリ ル酸塩類、ポリイソブチレン、ポリウレタン類、シリコン類等を主成分とする粘 着剤などの、当業者に既知であり、かつまた包帯および貼り布の形態で傷の化粧 用に使用される、いかなる従来の粘着剤も含まれる。 紙またはシリコン樹脂で被覆されたポリマーからなる保護層は、様々なデザイ ン技術の当業者に既知である。それは、粘着剤に適合させたシリコン処理を施し た粘着保護層または「リリースライナー(release liner)」として、専門の取引 によって入手できる。 本システムに打ち抜かれたミシン目は、本システムの別の変更態様を示す。し たがって、複数の同じまたは異なる用量および作用期間を備えたユニットを得る ことが可能である。これは、一つまたは複数の薬剤またはその組み合わせが、一 定の期間にわたって一定の用量強度にて投与される場合において、特に有効であ る。その基体は、スクリーン印刷によって、間隔をあけた領域の形で、同じまた は異なる薬剤および/または薬剤の組み合わせによって印刷されてもよい。 これは、例えばエストラジオールやゲスタゲン類などを用いた周期的ホルモン 療法において望ましい。 本発明において、「活性物質」という用語は、それを含む一般的な装置の構成 要素から拡散することが可能であって、それにより意図した効果を生じる化学的 要素、有機および無機化合物として解釈される。人間および獣医学は植物への使 用と共に本発明の装置の適用において特に重要な分野である。 放出される活性物質は、局所性皮膚病の皮膚治療、皮内および経皮的な病気の 治療、傷の治療、または化粧の下準備における皮膚の保護に作用することが望ま しい。特別な実施態様において、その薄膜層は、外へ向かって、すなわち皮膚か ら離れた側の方向に放出される高揮発性活性物質の担体として利用できる。これ らには、より広い意味では活性物質の性質を有する香油などの香味物質(嗅覚物 質)も含まれる。 局所麻酔薬、局所抗生物質、防腐薬、抗真菌剤、抗ヒスタミン薬、および止痒 薬;角質溶解剤および腐食薬;ウイルス抑止剤、疥癬治療薬、ステロイド類、ま た同様に、にきび、乾癬、光線性皮膚病、または前癌状態の治療のための種々の 物質が、局所皮膚病の皮膚治療に用いられている。皮内的経路によって適用でき る活性物質には、例えばステロイドおよび非ステロイド抗リウマチ薬、局所麻酔 薬、血流を刺激する物質、または血管疾患を治療するための血管保護剤および血 管収縮剤、また同様に皮下脂肪組織でのプロセスに影響する活性物質が含まれる 。経皮的に適用できる活性物質には、例えば鎮痛薬、抗不整脈薬、麻酔薬および その拮抗薬、神経弛緩薬、ホルモンまたはホルモン同効薬、抗うつ薬、精神安定 薬、睡眠薬、精神刺激薬、抗パーキンソン薬、節遮断薬、交感神経刺激薬、アル ファ交感神経遮断薬、ベータ交感神経遮断薬、抗交感神経緊張薬、抗喘息薬、抗 催吐薬、食欲抑制剤、利尿薬、または体重減量のための活性物質等が含まれる。 本発明のシステムの厚みが小さいことから、非常に低い濃度においてすでにその 作用を発達させている活性物質が好ましい。 これらの好ましい活性物質の例は、エストラジオール、エストリオール、プロ ゲステロン、ノルエチステロン、ノルエチンドロン、レボノルゲストレルおよび それらの誘導体、また同様に、二酢酸エチノジオール、ノルゲスタメート(norge stamate)、ゲスタゲン類、デソゲストレール(desogestrel)、デメゲストロン(de megestrone)、プロメゲストロン(promegestrone)、テストステロン、ヒドロコル チゾン類およびそれらの誘導体等のステロイド類;硝酸アミル、ニトログリセリ ン、二硝酸イソソルバイド(isosorbide dinitrate)等のニトロ化合物;ニコチン 、クロルフェニラミン、テルフェナジン、およびトリプロリジン等のアミン化合 物;ピロキシカム(piroxicam)等のオキシカム(oxicam)誘導体;チオムカーゼ等 のムコポリサッカラーゼ類(mucopolysaccharases);ブプレノルフィン、モルヒ ネ、フェンタニー、およびそれらの塩類、誘導体または同族体、ナロキソン、コ デイン、ジヒドロエルゴタミン、リゼルグ酸誘導体、ピゾチリン(pizotiline)、 サルブタモール、テルブタリン等のオピオイド物質;例えばミソプロストール(m isoprostol)およびエンプロスチール(enprostil)、オメプラゾール、イミプラミ ン等のPGA,PGB,PGEおよびPGF系などのプロスタグランジン類;メ トクロプラミン類(metoclopramines)およびスコポラミンなどのベンズアミド類 ;EGF,TGF,PDGF等のペプチド類および成長因子;ソマトスタチン; クロニジン;ニフェジピン、ニトレンジピン(nitrendipine)、バラパミル、ジル チアゼム、エフェドリン、プロパノロール(propanolol)、メトプロロール(metop rolol)、スピロノラクトン等のジヒドロピリジン類;ヒドロクロロチアジドおよ びフルナリジン(flunarizine)等のチアジド類などである。 酵素、防腐薬、殺菌薬、および抗生物質等の収斂性の活性物質および傷を清潔 にする物質;疼痛軽減剤および麻酔活性物質、また同様に、顆粒化の刺激、血管 新生の誘導、または上皮化の促進して傷の治癒を促進する活性物質が傷の治療に 用いられる。 経皮的使用に関する好ましい実施態様において、薄膜層は、閉経後のホルモン 代用または骨多孔症の治療のために経皮的適用において使用される、ステロイド ホルモン、好ましくは単独または他の薬剤と組み合わせたエストラジオールを含 む。 他方では、エストラジオールを放出する装置は、傷の治療のために、例えば脚 の潰瘍などの長期の傷に適用してもよい。 本発明の装置の別の好ましい実施態様において、薄膜層は、エキスまたはチン キなどの植物性調合薬を含んでいる。これらは、局所的皮膚病の治療については 、例えば、オーク樹皮のエキス、クルミのエキス、アルニカのチンキ、マンサク のエキス、ヘラオオバコのエキス、パンジーのエキス、タイムまたはセージのエ キスなどが用いられる。また、損傷または負傷した皮膚の治療については、例え ば、セントジョンの草(St.John's wort)のチンキ、コーンフラワー(cone flowe rs)のチンキ、カミルレの花のエキス、またはキンセンカの花のチンキなどが用 いられる。また、疲弊および損傷した皮膚の保護については、例えば、シラカン バの葉のエキス、イラクサのエキス、コールズフット(coldsfoot)のエキス、コ ンフリーのチンキ、トクサのエキス、または真性アロエのエキスなどが用いられ る。 植物性調合薬は、病気の皮内的治療のために薄膜層から放出させても良い。例 えば、静脈疾患の場合はセイヨウトチノキおよびナギイカダのエキス、あるいは 挫傷、捻挫、または出血の場合にはアルニカ、キンセンカ、およびトウガラシの エキスおよびチンキが用いられる。本発明のシステムにおける植物性調合剤は経 皮的療法に用いられてもよい。例えば、老人病の場合にはニンジンのエキス;過 度興奮、睡眠障害、およびストレスの場合には、カノコソウのチンキ、鎮静効果 を生じるセイヨウヤマハッカおよびホップのエキス:刺激効果を得るためにはコ ーラノキおよび茶のエキス;あるいは、循環系を安定させるためにはサンザシの エキスが用いられる。 活性物質または活性物質エキス自体が薄膜形成の性質を有する特別な場合にお いては、薄膜層は単に活性物質またはそれに相当するエキスから成る。 ある好ましい実施態様によると、本発明のシステムの薄膜層はタバコ粉末エキ スから成る。そのような装置は、タバコ、紙巻きタバコ、または同様のタバコ製 品の代替物として喫煙者によって使用されることが可能である。また、このシス テムは、薄膜を形成する植物性および動物性エキスと共に用いることにも適して おり、ここでは、その総数を網羅的に挙げることはしない。 別の特別の実施態様は、本発明のシステムを麻酔薬、精神作用薬、およびアル ツハイマー病および老人性痴呆症の治療用の薬剤の担体として使用することもで きる。これらの非常に強力な薬剤は、数日間の着け心地の良さと廃棄物を出さな い製造を確保するシステムを必要とする。これらの要件は、活性物質含有薄膜層 をスクリーン印刷することおよびシステムの柔軟性と層厚によって満たされる。 本発明によれば、個々の薄膜層切片は、スクリーン印刷によって色、文字、数 字、日付、記号、絵文字等の形態でしるしをつけることも可能である。 必然的に、薄膜層を可溶性染料または色素によって染色する可能性もある。更 に、そのシステムは完全に透明であっても良い。 本発明のシステムは以下のように製造することができる。 デンプンカオリンを更にてん料として含み、硫酸アルミニウムを含まないパル プ紙料から製造された150gの紙(100〜200g/m2)をのり付け溶液と 共に外面的に広げ、乾燥させる。最も外側の紙層の孔のみが覆われるように被覆 を実施する。 そのようにして処理した紙担体の上に、ポリビニルアルコールの溶液をコーテ ィングバーまたはグラビアロールによって塗布した後、乾燥する。そのようにし て得られた紙は、分離層(ポリビニルアルコール)を備え、また更なる使用のた めにロールの形態で存在しており、スクリーン印刷方法に基づいて行われる以下 の印刷方法の基体として利用できる。そのシステムのデザインによって、異なる 数の印刷工程およびステンシルが必要である。図2に示された例は、本発明を限 定することを意図していない。最初に、商業的な色彩を用いたスクリーン印刷に よってシステムの名称を基体上に印刷する。 その後、塗布後に外側になる活性物質含有薄膜層の第1層を印刷する。一例で は、乾燥後に5μmの薄膜を形成する、活性成分を含まないポリアクリル酸塩分 散体(ポリアクリレートディスパーション30パーセントPh.Eu.(Polyacrylate Dispersion 30 per Cent Ph.Eu.))を10%のクエン酸アセチルトリイソブチル と共に用いて印刷を行っている。スクリーン印刷のステンシルは、最終的なシス テムの面積がこの印刷手順によって定義されるようなサイズにされている。そし て、活性物質含有層を印刷する。これはポリアクリル酸塩層の全表面の上で直 接行われる。この印刷媒体の組成の例を以下に記載する(単位:重量部)。 a) エストラジオール 4 N,N−ジエチル−m−トルアミド 4 アセトン 50 ユードラジットE30 D(Eudragit E 30 D) 40 プラストイドE35(Plastoid E 35) 10 b) ブプレノルフィン 10 イソプロピルラノレート(isopropyl lanolate) 10 プラストイドE 35 65 c) エストラジオール 4 ポリアクリレートディスパーション 30パーセント(Ph.Eu.) 100 クエン酸トリエチル 4 プロピレングリコール 4 アセトン 10 ポリビニルピロリドン 4 レシチン 1 エタノール 20 実施例c)においては、プラストイドE 35によって5μmの層が更に印 である。 印刷後、最後の層に保護層を備える。 以下、図面を参照して本発明の詳細、特徴、および利点をより詳細に説明する 。 図1:3つの「単式用量」システムを有する「複式用量」ユニットの断面図で ある。 図2:製造装置の概略を示す。 図3:本発明の経皮的システムの断面図である。 図4:別の経皮的組み合わせシステムの断面図を示す。 図中の番号は、以下の意味を有する。 図1: 1 基体 1b 障壁層 2 分離層 3 薄膜層 3a 粘着層 4a 非粘着層 4 保護層 5 ミシン目 図2: 1 基体 2 分離層 3 前記基体に面しない薄膜層積層体の非粘着層 3a 薄膜層積層体の活性物質含有層 3b 薄膜層積層体の粘着層 4 保護層 印刷工程によって作られた薄膜層(3)の上に、スクリーン印刷(b)により (a)において薄膜層(3a)を基体(1)上に塗布し、(c)において乾燥す る。再びスクリーン印刷によって、(d)において薄膜層(3b)を塗布し、( e)において乾燥する。(f)において保護層(4)を積層する。(g)におい て完成したシステムを形成するための切断を行う。 図3: 1 基体 2 分離層 3a 活性物質を含有しない粘着層 3b 活性物質を含有しない薄膜層 3 活性物質含有薄膜層 4 保護層 3a+3b+3=薄膜層積層体 図4: 1 基体 2 分離層 3c 絵の表示 3d 活性物質含有薄膜層 活性物質1 3e 活性物質含有薄膜層 活性物質2 4 保護層 3c+3d+3e=薄膜層積層体 当然ながら、活性物質層、特に、プロセス工学に関して、および薄層と柔軟な システムを得るために特に有用な狭い外形を有する層の製造は、基体が除去でき るように塗布後溶解または液化される分離層を備えた基体から始まって製造され る経皮治療システムに限定されない。 むしろ、一つまたは複数の印刷工程を用いることによって、皮膚に活性物質を 放出するための平らな形状またはシート状のシステムを得ることが可能である。 その面積に関するシステムのサイズは、最初の印刷工程によって決定できる。あ るいは、そのシステムの大きさはその後の印刷工程の一つによって決定すること も可能である。そのシステムの大きさを決定する印刷工程は、非粘着性の仕上げ が施された基体の上に、部分的または全表面上に行うことができる。 少なくとも、仕上げられたTTSの裏当て層、および/または皮膚に接触する 自己粘着性マトリックス層が印刷の媒質から形成されれば、それは有益である。 後者の場合は、一つまたは複数の活性物質を含んでいても良い。TTSの裏当て 層を印刷層として形成するならば、それを商標または名称を印刷するための情報 担体として使用すること、および/または、彩色して印刷することが可能である 。印刷層として形成される裏当て層には、粘着仕上げが施された支持膜またはシ ートが備えられていても良い。その粘着性は、印刷基体のそれよりも小さい。こ れは、本発明が、専ら一つまたは複数の印刷方法を基礎とするシステムに基づく 、人体または動物の皮膚に活性物質を制御して放出するシステムを含むことを意 味する。 最も驚くべきことに、粘着性にされた基体を織物または不織布の代わりに印刷 すれば、特に十分に柔軟な層厚を得るために、例えば像または文字が印刷された Tシャツなどの印刷方法も経皮治療システムの製造に適当であることが分かった 。例えば、レトラセット(Letraset)(登録商標)などの、背文字すりうつし文字 の製造に用いられる印刷方法も、完全なTTSの製造に変換することができる。 その基体の厚さは、分離層を備えた基体の厚さと同様に、20〜200μm、 好ましくは50〜120μm、および特に好ましい形態では60〜90μmの範 囲であり、例えばシリコン化された層によって粘着性にされる。皮膚に対する結 合力を向上させるため、基体に隣接または接触する印刷媒体の層は粘着性にして も良い。活性成分含有薄膜層は、一つまたは複数の個々の印刷工程において塗布 されても良く、また、多色刷り印刷と同様に、前の印刷物の一部分の領域を印刷 することも可能である。ここでも、好適な印刷方法は、活性物質含有薄膜層を均 一に塗布し、同時に、必要な重量均一性を維持することが可能な当業者に既知の 全ての方法である。印刷されるべき個々の印刷層の個々のダイ層は、それらのポ リマーを主成分とする本体に関して同じまたは異なっていても良い。その薄膜層 をスクリーン印刷によって塗布することが有利であることが分かった。このよう にして、「多色印刷」の場合と同様に、その組成、層厚、および活性物質(異な る色素)において異なる、異なる大きさの数個の島状の活性物質含有薄膜層の領 域を基体上に得ることが可能である。 前記薄膜層の厚さは5〜50μm、好ましくは5〜30μmの範囲であり、ま た特別な実施態様では10〜25μmの範囲であり、また、その層はゴムのよう な軟度を有する。 塗布の目的のため、本システムの基体を除去し、残ったシステムを塗布部位に 塗布する。好適な印刷媒体には、上記の薄膜形成ポリマーおよび物質が含まれる 。 この薄膜層は積層体の形態であり、かつ塗布部位に面する層に含まれた下記の 成分によって感圧粘着性にされていても良い。これに関する好適な成分は、例え ば、アクリル酸塩類、ポリイソブチレン類、シリコン類等を主成分とする粘着剤 等の、包帯および貼り布の形態で傷の治療にも使用される全ての当業者に既知の 市販の粘着剤てある。 ここでも、「活性物質」という用語は上記と同様の意味を持つ。また、基体お よび分離層を備えて形成されたシステムと同様に、全ての記載された活性物質お よび特別な塗布の特徴が適用される。 そのシステムは、下記と類似の方法で製造しても良い。 シリコン化された150g(100〜200g/m2)の紙が、スクリーン印刷 方法を用いて実施される印刷方法の基体として利用できる。そのシステムのデザ インによって、異なる数の印刷工程および印刷ステンシルが必要である。一般に 、活性物質を含むのは最初に用いられる印刷媒体であり、この印刷媒体は感圧粘 着性にされている。そして最後に用いられる印刷媒体がそのシステムの大きさを 形成する。それは例えばゴム状でかつ薄膜形成性である。基板に塗布された完成 した印刷の像は、後に支持膜として役立つ粘着性にされたポリプロピレン薄膜で 覆われていても良い。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年3月31日(1998.3.31) 【補正内容】 請求の範囲 1.基体、特に皮膚に対して、厚みの小さい活性物質放出層を塗布するための積 層システムであり、分離層(2)を備えた基体(1)、前記分離層に隣接しかつ 前記活性物質を含む薄膜層(3)、および非粘着仕上げが施されかつ前記薄膜層 を覆う保護層(4)を備え、前記分離層(2)が前記薄膜層(3)に対するその 結合力を塗布後の軟度の変化によって解除できる材料から成る積層システム。 2.前記分離層(2)が水溶性薄膜形成物質を含むことを特徴とする請求項1に 記載の積層システム。 3.前記分離層(2)が脂溶性薄膜形成物質を含むことを特徴とする請求項1に 記載の積層システム。 4.前記分離層(2)が水溶性かつ脂溶性の薄膜形成物質を含むことを特徴とす る請求項1に記載の積層システム。 5.前記分離層(2)が40℃以上に温度を上げることによっで液化できる物質 であることを特徴とする請求項1に記載の積層システム。 6.前記分離層(2)が1〜50μm、好ましくは5〜20μmの層厚を有する ことを特徴とする請求項2から5に記載の積層システム。 7.前記基体(1)が多孔性材料、好ましくは紙からなることを特徴とする請求 項1に記載の積層システム。 8.前記基体(1)が20〜200μm、好ましくは100〜150μmの層厚 を有することを特徴とする請求項1または7に記載の積層システム。 9.前記薄膜(3)が一つまたは複数の印刷方法工程によって、分離層を備えた 前記基体(1)上に形成されることを特徴とする請求項1に記載の積層システム 。 10.前記活性物質含有薄膜(3)が積層体を示すことを特徴どする請求項1に 記載の積層システム。 11.個々の層が面積、層厚、および組成のパラメーターのうち少なくとも一つ に関して異なり、また少なくとも一つの層が少なくとも一つの活性物質を含むこ とを特徴とする請求項10に記載の積層システム。 12.前記薄膜層中の活性物質が互いに離れた領域に導入されていることを特徴 とする請求項11に記載の積層システム。 13.前記活性物質含有薄膜層(3)が前記保護層側において自己粘着性である ことを特徴とする請求項1に記載の積層システム。 14.前記薄膜層(3)が一つまたは複数の薄膜形成ポリマーを含むことを特徴 とする請求項1に記載の積層システム。 15.前記薄膜層(3)が5〜50pm、好ましくは5〜20μmの層厚を有す ることを特徴とする請求項1に記載の積層システム。 16.前記薄膜層(3)が基体(1)上に間隔をおいた切片として分布すること を特徴とする請求項1に記載の積層システム。 17.請求項1から16のいずれかに記載の積層システムを製造する方法であっ て、分離層を備えた基体と前記被覆保護膜の間に前記活性物質含有薄膜層を製造 するための一つ以上の印刷方法の工程を含むことを特徴とする積層システムの製 造方法。 18.最初の印刷工程がその面積に関する前記経皮治療システム(TTS)の大 きさを決定することを特徴とする請求項17に記載の方法。 19.前記システムの大きさがその後の印刷工程の一つによって決定されること を特徴とする請求項17に記載の方法。 20.前記システムの大きさを決定する印刷工程が、可溶性または液化できる分 離層が備えられた基体上において、部分的または全面的に実施されることを特徴 とする請求項17に記載の方法。 21.前記印刷のための媒体が前記薄膜層の塗布表面の形成に適していることを 特徴とする請求項17に記載の方法。 22.前記印刷媒体が皮膚と接触する自己粘着性マトリクス層の形成に適してい ることを特徴とする請求項17に記載の方法。 23.印刷媒体が一つ以上の活性物質を含むことを特徴とする請求項17に記載 の方法。 24.前記塗布表面を形成するために役立つ印刷層が、マーキング、表示および /または彩色の目的で印刷されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,CN,C Z,HU,IL,JP,KR,MX,NO,NZ,PL ,SI,SK,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基体に活性物質を放出する経皮治療システムであり、そのシステムの構造が 分離層(2)を備えた基体(1)、活性物質含有薄膜層(3)、および非粘着仕 上げが施された保護層(4)から成り、前記分離層(2)が前記薄膜層(3)に 対するその結合力を解除できる材料からなることを特徴とする経皮治療システム 。 2.前記薄膜(3)が一つまたは複数の印刷手順によって前記基体(1)上に形 成されることを特徴とする請求項1に記載の経皮治療システム。 3.前記分離層(2)が水溶性薄膜形成物質を含むことを特徴とする請求項1に 記載の経皮治療システム。 4.前記分離層(2)が脂溶性薄膜形成物質を含むことを特徴とする請求項1に 記載の経皮治療システム。 5.前記分離層(2)が水溶性かつ脂溶性の薄膜形成物質を含むことを特徴とす る請求項1に記載の経皮治療システム。 6.前記分離層(2)が40℃以上に温度を上げることによって液化できる物質 であることを特徴とする請求項1に記載の経皮治療システム。 7.前記分離層(2)が1〜50μm、好ましくは5〜20μmの層厚を有する ことを特徴とする請求項3から6に記載の経皮治療システム。 8.前記基体(1)が多孔性材料、好ましくは紙からなることを特徴とする請求 項1に記載の経皮治療システム。 9.前記基体(1)が20〜200μm、好ましくは100〜150μmの層厚 を有することを特徴とする請求項1または8に記載の経皮治療システム。 10.前記活性物質含有薄膜(3)が積層体を示すことを特徴とする請求項1に 記載の経皮治療システム。 11.個々の層が面積、層厚、および組成のパラメーターのうち少なくとも一つ に関して異なり、また少なくとも一つの層が少なくとも一つの活性物質を含むこ とを特徴とする請求項10に記載の経皮治療システム。 12.前記薄膜層中の活性物質が互いに離れた領域に導入されていることを特徴 とする請求項11に記載の経皮治療システム。 13.前記活性物質含有薄膜層(3)が前記保護層側において自己粘着性である ことを特徴とする請求項1に記載の経皮治療システム。 14.前記薄膜層(3)が一つまたは複数の薄膜形成ポリマーを含むことを特徴 とする請求項1に記載の経皮治療システム。 15.前記薄膜層(3)が5〜50μm、好ましくは5〜20μmの層厚を有す ることを特徴とする請求項1に記載の経皮治療システム。 16.前記薄膜層(3)が基体(1)上に間隔をおいた切片として分布すること を特徴とする請求項1に記載の経皮治療システム。 17.活性物質を皮膚に放出するための、塗布厚が小さくかつ柔軟性が高い平ら な形状またはシート状のシステムの製造方法であり、一つ以上の印刷方法工程を 特徴とする製造方法。 18.最初の印刷工程がその面積に関する前記経皮治療システム(TTS)の大 きさを決定することを特徴とする請求項17に記載の方法。 19.前記システムの大きさがその後の印刷工程の一つによって決定されること を特徴とする請求項17に記載の方法。 20.前記システムの大きさを決定する印刷工程が、粘着性にされているか、ま たは可溶性または液化できる分離層が備えられた基体上において、部分的または 全面的に実施されることを特徴とする請求項17に記載の方法。 21.前記印刷媒体が完成されたTTSの裏当て層を形成することを特徴とする 請求項17に記載の方法。 22.前記印刷媒体が皮膚と接触する自己粘着性マトリクス層の形成に適してい ることを特徴とする請求項17に記載の方法。 23.前記印刷媒体が一つ以上の活性物質を含むことを特徴とする請求項17に 記載の方法。 24.前記TTSの裏当て層として形成された印刷層が、マーキング、表示また は彩色の目的で印刷されることを特徴とする請求項17に記載の方法。 25.前記TTSの裏当て層として形成された印刷層が、粘着性にされ、かつそ の粘着性が前記の印刷された基体の粘着性よりもきわだっていない支持膜を備え ることを特徴とする請求項17に記載の方法。
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