JP2002503619A - 酢酸マグネシウムを用いるアニオン性クレーの製造方法 - Google Patents
酢酸マグネシウムを用いるアニオン性クレーの製造方法Info
- Publication number
- JP2002503619A JP2002503619A JP2000531400A JP2000531400A JP2002503619A JP 2002503619 A JP2002503619 A JP 2002503619A JP 2000531400 A JP2000531400 A JP 2000531400A JP 2000531400 A JP2000531400 A JP 2000531400A JP 2002503619 A JP2002503619 A JP 2002503619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anionic clay
- magnesium
- acetate
- slurry
- anionic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F7/00—Compounds of aluminium
- C01F7/78—Compounds containing aluminium and two or more other elements, with the exception of oxygen and hydrogen
- C01F7/784—Layered double hydroxide, e.g. comprising nitrate, sulfate or carbonate ions as intercalating anions
- C01F7/785—Hydrotalcite
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2002/00—Crystal-structural characteristics
- C01P2002/20—Two-dimensional structures
- C01P2002/22—Two-dimensional structures layered hydroxide-type, e.g. of the hydrotalcite-type
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2002/00—Crystal-structural characteristics
- C01P2002/50—Solid solutions
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2002/00—Crystal-structural characteristics
- C01P2002/70—Crystal-structural characteristics defined by measured X-ray, neutron or electron diffraction data
- C01P2002/72—Crystal-structural characteristics defined by measured X-ray, neutron or electron diffraction data by d-values or two theta-values, e.g. as X-ray diagram
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
Description
してアセテートを有するアニオン性クレーの製造および、アニオン性クレーの熱
処理によるMg−Al固溶体の製造を含む。アニオン性クレーは、金属水酸化物
の特定の組合せからできた正に荷電した層からなる結晶構造を有し、その層間に
アニオンおよび水分子がある。ハイドロタルサイト(Hydrotalcite)は、天然に生
じるアニオン性クレーの例である。
cite)のような主層は、水分子とアニオン、より特にはカーボネートイオンが分 布されている中間層と交互になっている八面体からできている。中間層は、アニ
オン例えばNO3 -、OH-、Cl-、Br-、I-、SO4 2-、SiO3 2-、CrO4 2 - 、BO3 2-、MnO4 -、HGaO3 2-、HVO4 2-、ClO4 -、BO3 2-、モノカ ルボキシレート例えばアセテート、ジカルボキシレート例えばオキザレート、ア
ルキルスルホネート例えばラウリルスルホネートを含むことができる。
の用語が使用されることに注意すべきである。ハイドロタルサイトのようなもの
、および層をなす二重の水酸化物は、当業者によって交換可能に使用される。本
願特許明細書においては、その用語の範囲内でハイドロタルサイトのような物質
および層をなす二重の水酸化物物質を含む物質をアニオン性クレーと称する。
は、アニオン性クレーの合成のために利用可能な合成方法が要約されている。F.
カバニ(Cavani)ら、「ハイドロタルサイトタイプのアニオン性クレー:製造、特
性および適用(Hydrotalcite-like anionic clays: Preparation, Properties an
d Applications)」, キャタリシス トゥディ(Catalysis Today), 11 (1991年) 、エルセビア サイエンス パブリッシャーズ(Elsevier Science Publishers)
B.V. アムステルダム(Amsterdam)。
try, its synthesis and microporous solids)」(1992年), 2, 108, 編集者:M.
I. オセリ(Occelli)、H.E. ロブソン(Robson)、ファン ノストランド レイン ホールド(Van Nostrand Reinhold)、ニューヨーク。
いる。該無秩序のMgO様生成物は、(ひどく焼成すると得られる)スピネルお
よびアニオン性クレーとは区別できる。さらに、これらのMg−Al固溶体は、
そのような焼成した物質を水にさらすとアニオン性クレー構造を再形成する、よ
く知られた記憶効果(memory effect)を含む。
1975年)、クレーズ アンド クレー ミネラルズ(Clays and Clay Minerals) , 28, 50 (1
980年)、クレーズ アンド クレー ミネラルズ(Clays and Clay Minerals) , 34, 507 (
1996年)、マテリアルズ ケミストリー アンド フィジークス(Materials Chemistry and Physics ), 14, 569 (1986年)。
文献がある。
トアニオンを含む塩基性溶液に加えることによって製造される。次に生成物をろ
過し、水で繰返し洗浄し、1晩乾燥する。追加的に、Zn/Mgの混合物が使用
される。
の米国特許第3,796,792号明細書においては、Sc、La、Th、In等を含む 広範囲のM+カチオンが組み込まれる、ある範囲の物質が製造される。与えられ た実施例においては、2価および3価のカチオンの溶液が製造され、塩基と混合
されて共沈を引き起こす。得られる生成物は脱水され、水洗され、80℃で乾燥さ
れる。実施例1はMgおよびAlに言及し、実施例2はMgおよびBiに言及す
る。他の例が与えられ、各場合において、高pHでアニオン性クレーを沈殿させる
前に、可溶塩を使用して溶液を作る。
の米国特許第3,879,523号明細書においてはまた、多数の製造例が概説される。 しかしながら、基礎をなす化学はまた、可溶塩の共沈、次いで洗浄および乾燥に
基づく。洗浄は、そのような製造の必要な部分であることを強調することが重要
である。というのは、金属イオンの共沈のための塩基性環境を作るために塩基性
溶液が必要とされ、これは、NaOH/Na2CO3溶液により与えられるからで
ある。例えば残留するナトリウムは、触媒または酸化物担体としての生成物の後
の性能に有意に有害な影響を及ぼし得る。
フォロジー(plate-like morphology)とは構造が異なる。この合成はまた、可溶 塩を含む。例えば、MgCl2およびCaCl2の混合物の水性溶液が製造され、
適当にねかされる。これから、針状生成物Mg2(OH)3Cl・4H2Oが沈殿す
る。次に、アルミン酸ナトリウムの別の溶液を、オートクレーブ中で固体Mg2 (OH)3Cl・4H2Oと反応させ、生成物を再びろ過し、水洗し、乾燥する。
されている、レイクル(Reichle)による米国特許第4,458,026号明細書では、マグ
ネシウムとアルミニウムの硝酸塩溶液がまた使用されている。そのような溶液は
、NaOHおよびNa2CO3の第2の溶液に添加される。沈殿後、スラリーをろ
過し、蒸留水で2回洗浄した後、125℃にて乾燥する。
ハイドロタルサイトの混合に基づく新規な吸収剤の製造が記載されている。ハイ
ドロタルサイトは、活性MgO(マグネシウム化合物例えば炭酸マグネシウムま
たは水酸化マグネシウムを活性化させることによって製造される)をアルミネー
ト、カーボネートおよびヒドロキシルイオンを含む水性溶液と反応させることに
よって作られる。例として、NaOH、Na2CO3およびAl2O3から溶液が作
られる。特に、この合成は、Al源として工業用バイヤー液(Bayer liquor)の使
用を含む。得られる生成物を洗浄し、ろ過した後、105℃で乾燥する。
アルミネート、カーボネートおよびヒドロキシルイオンを含む水性溶液と反応さ
せることによる、ハイドロタルサイトを高収率で製造する方法が記載されている
。
が記載されている。典型的なシートのハイドロタルサイトの合成は、酢酸が添加
された偽ベーマイト(pseudo-boehmite)を反応させて偽ベーマイトを解膠するこ とを含む。これを次にマグネシアと混合する。より重要なことには、この特許の
要約は、この発明が、モノ有機カルボン酸例えばギ酸、プロピオン酸およびイソ
酪酸を使用することをはっきりと述べている。この特許においては、ハイドロタ
ルサイトを製造するための慣用のアプローチが示されている。
Cl3、Mg(NO3)2およびAl(NO3)3の溶液を、Na2CO3およびNa OHの溶液に添加することにより、塩基と混合することによる可溶塩の共沈に基
づく。
リャ(Bhattacharyya)による米国特許第5,399,537号明細書にはまた、可溶なマグ
ネシウムおよびアルミニウムの塩の共沈が使用されている。
ては、硫黄酸化物または窒素酸化物を気体混合物から除去するための触媒が、ア
ニオン性クレーを焼成することによって作られ、該アニオン性クレーは、Mg(
NO3)2、Al(NO3)3およびCe(NO3)3の溶液の共沈により製造された
ものである。生成物はまたろ過され、脱イオン水で繰返し洗浄される。
願公開WO 9110505号は、煙道ガスから硫黄酸化物を除去するための、層をなす二
重の水酸化物吸着剤を記載し、この層をなす二重の水酸化物は、AlおよびMg
の硝酸塩または塩化物の溶液を、NaOHおよびNa2CO3の溶液と反応させる
ことによって製造される。米国特許第5,079,203号明細書/国際特許出願公開WO
9118670号においては、ポリオキソアニオンを間に入れた、層をなす二重の水酸 化物が記載されており、共沈の技術によって親クレーが作られる。
メイクスネライト(Meixnerite)の製造方法が記載されている。該メイクスネライ
トは、ジカルボキシレートまたはポリカルボキシレートアニオンと接触されてハ
イドロタルサイト様の物質を形成することができる。比較例1-3においては、30 気圧より大きいCO2雰囲気中で、ハイドロマグネサイト(hydromagnesite)がア ルミニウム3水和物と接触される。これらの例では、ハイドロタルサイトは得ら
れなかった。
アルミニウム3水和物が、酸化マグネシウムと組合せて使用された。この方法は
、遷移アルミナを用いた方法ほどうまくいかないことが示された。
価および3価のカチオンが記載されている。
る。これらとしては、限定されることはないが、触媒、吸着剤、石油掘穿マッド
(drilling mud)、触媒の支持体および担体、増量剤ならびに医療分野での適用を
包含する。特に、ファン ブレークホベンは、SOx減少の化学におけるそれら の使用について記載した。
的で、環境的に問題のない、アニオン性クレーの製造方法を提供するために、代
替的な安価な原料物質を使用し、連続方式で行うことができる新しい方法が必要
とされている。特に、上記した従来技術から、以下の方法で製造方法を改善でき
ることを推断することができる:反応体のより安い供給源の使用、反応体をより
容易に取り扱う方法(したがって洗浄もしくはろ過が必要ない)の使用、これら
の細かい粒状物質に関連するろ過の問題を減らすこと、アルカリ金属(ある種の
触媒用途のためには特に不都合であり得る)の回避。有機酸(どのようなアルミ
ナも解膠する)の使用は高価であり、合成プロセスに追加の段階を導入し、した
がって費用効率的でない。さらに、従来技術のプロセスによって製造されたアニ
オン性クレーの乾燥および焼成においては、窒素酸化物、ハロゲン、硫黄酸化物
等の気体放出に遭遇し、これは環境汚染問題を引き起こす。
単純なプロセスでそのような原料物質を使用する、アニオン性クレーの製造方法
を包含する。該方法は、環境温度または高められた温度で、大気圧または高めら
れた圧力にて、水中で混合物を反応させることを含む。そのようなプロセスは、
標準の実験室/工業的な装置で運転することができる。より詳細には、洗浄また
はろ過の必要がなく、Mg/Alの広範囲の比が可能である。
和物(ギブサイト(gibbsite))の使用を含む。このプロセスでは、マグネシウム
源および酢酸マグネシウムを、環境温度または高められた温度で、大気圧または
高められた圧力にて添加し、反応混合物は、ハイドロタルサイト様構造を有し、
層間領域に直接組み込まれたアセテートアニオンを有するアニオン性クレーの形
成をもたらす。粉末X線回折パターン(PXRD)は、生成物の質が他の標準の方法に
よって製造されたアセテート含有アニオン性クレーに匹敵することを示唆する。
生成物の物理的および化学的性質はまた、他の慣用の方法によって製造されたア
ニオン性クレーに優るか、さもなければ等しい。本発明の全体にわたるプロセス
は非常に融通がきき、広範囲のアニオン性クレー組成物およびアニオン性クレー
様物質が、経済的にかつ環境的にやさしいやり方で製造されることを可能にする
。
リーを、マグネシウム源および酢酸マグネシウムと反応させることによるアニオ
ン性クレーの製造方法に関する。反応は、層間の電荷バランスをとる種としてア
セテートアニオンを有するアニオン性クレーの直接形成をもたらす。該反応は、
環境温度以上で起こる。100℃より高い温度では、反応は好ましくは自発条件下 で行われる。この方法においては、アセテートアニオンが、可溶のマグネシウム
酢酸塩として反応媒体中に供給され、必要な電荷バランスをとるアニオンとして
層間に挿入される。
によって製造された、アセテート含有アニオン性クレーに通常関連する、よく知
られた性質および特性(例えば、化学分析、粉末X線回折パターン、FTIR、
熱分解特性、表面積、細孔容積および細孔径分布)を示す。
り高温ではスピネルになる。触媒、吸着剤(例えば触媒的クラッキング反応のた
めのSOx吸着剤)または触媒担体として使用されるときには、本発明のアニオ ン性クレーは普通、製造中に加熱され、それでMg−Al固溶体の形態である。
FCCユニットにおける使用中に、触媒または吸着剤は、アニオン性クレーからM g−Al固溶体へと転化される。
マグネシウム源を反応させることにより製造されたアニオン性クレーが300〜120
0℃の温度で熱処理されてMg−Al固溶体を形成する方法に関する。 本発明のアニオン性クレーは、一般式
は、m/n=1〜10、好ましくは1〜6であるような値を有し、bは、0〜10の範 囲の値、一般には2〜6の値、しばしば約4の値を有する。m/nが2〜4の値、よ
り特には3に近い値であるのが好ましい。
棄物または気体放出(例えば酸分解からの)がなく、この方法を特に環境に優し
くし、工業用の運転にますます負わされる環境的制約に、より適合させる。生成
物は噴霧乾燥されて直接に小球(microsphere)を形成することができ、または押 出されて成形体を形成することができる。
M ヒューバー ミクラル(Huber Micral)(商標)等級によって提供されるギブ
サイトの使用を含む。また、BOC(ボーキサイト オレ コンセントレート(B
auxite Ore Concentrate))、バイエライトおよびノルドストランダイトが適当 なアルミニウム3水和物である。BOCは最も安いアルミナ源である。アルミナ
3水和物は、小さい粒径を有するのが好ましい。本発明の別の実施態様において
は、ギブサイトの熱的に処理された形態が使用される。アルミニウム3水和物と
、アルミニウム3水和物の熱的に処理された形態との組合せをまた使用できる。
焼成されたアルミニウム3水和物は、アルミニウム3水和物(ギブサイト)を10
0〜800℃の範囲の温度で15分間〜24時間熱的に処理することによって容易に得ら
れる。とにかく、焼成されたアルミニウム3水和物を得るための焼成温度および
時間は、バイヤー プロセス(Bayer process)によって生成されたままの、一般 に30〜50m2/gであるギブサイトの表面積を考慮して、表面積の測定可能な増 加を引き起こすのに十分でなければならない。フラッシュ焼成された(flash cal
cined)アルミナは、一般に非常に特殊なアルミナであると考えられるが、本発明
の範囲内で、アルミニウム3水和物の熱的に処理された形態であるとまた考えら
れることに注意すべきである。フラッシュ焼成されたアルミナは、米国特許第4,
051,072号明細書および米国特許第3,222,129号明細書に記載されているように、
特別の工業用装置で800〜1000℃の温度で非常に短時間、アルミニウム3水和物 を処理することによって得られる。アルミニウム3水和物の種々の熱的に処理さ
れた形態の組合せがまた使用できる。好ましくは、アルミニウム源をスラリーの
形状で反応器に添加する。特に、解膠性のアルミナ源を使用する必要がなく(ギ
ブサイトは解膠性ではない)、その結果、無機もしくは有機の酸を添加して混合
物のpHを変える必要がないことを強調する。本発明の方法においては、アルミ
ニウム3水和物またはその熱的に処理された形態のほかに、他のアルミニウム源
、例えばアルミニウムの酸化物および水酸化物(例えば、ゾル、フラッシュ焼成
したアルミナ、ゲル、偽ボーエマイト、ボーエマイト)、アルミニウム塩、例え
ば硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム、アルミニウムクロロハイドレートおよ
びアルミン酸ナトリウムをスラリーに添加することができる。該他のアルミニウ
ム源は水に可溶または不溶であることができ、アルミニウム3水和物および/ま
たはその熱的に処理された形態に加えることができ、あるいは、固体、溶液、ま
たは懸濁物として別々にスラリーに添加することができる。
(hydromagnesite)(Mg5(CO3)4(OH)2)、炭酸マグネシウム、重炭酸マ
グネシウム、硝酸マグネシウム、塩化マグネシウム、ドロマイト(dolomite)およ
びセピオライト(sepiolite)を包含する。固体Mg源および可溶性Mg塩が適当 である。また、Mg源の組合せが使用できる。マグネシウム源は、固体、溶液ま
たは好ましくはスラリーとして反応器に添加することができる。マグネシウム源
はまた、反応器に添加される前にアルミニウム源と合わせることができる。
および/またはマグネシウム源を含むスラリーに添加することができ、あるいは
逆にすることができる。
調節することができる。また、Mg以外の2価のカチオンがアニオン性クレー構
造に入ることができるなら、他の金属酢酸塩、例えば酢酸亜鉛を添加することが
できる。
ウム源およびマグネシウム源を反応器に供給し、水性懸濁物中で反応させてアニ
オン性クレー含有組成物を得る。バッチプロセスの場合には、アルミニウム源お
よびマグネシウム源を反応器に添加し、水性懸濁物中で反応させてアニオン性ク
レー含有組成物を得る。
が起こる任意の区画された帯域であると考えられる。反応器は、撹拌機、バッフ
ル(baffle)等を備えて、反応体の均質な混合を確実にすることができる。反応は
、撹拌して、または撹拌しないで、環境温度または高められた温度で、大気圧ま
たは高められた圧力にて起こることができる。通常、0〜100℃の温度が、大気圧
以上で使用される。室温よりむしろ50℃より上の温度でプロセスを行うのが好ま
しい。というのは、これによって、X線回折パターンにおいて、室温で得られる
アニオン性クレー含有組成物より鋭いピークを有するアニオン性クレーを結果と
して生じるからである。反応器は、任意の加熱源、例えば炉、マイクロ波、赤外
線源、加熱ジャケット(電気的なものまたは加熱流体を用いるもの)、ランプ等
によって加熱することができる。
器に添加するか、またはマグネシウム源をアルミナ3水和物および/またはその
熱的に処理された形態のスラリーに加え、もしくはこれを逆にし、そして得られ
るスラリーを反応器に添加することによって得ることができる。例えばアルミニ
ウム3水和物のスラリーを高められた温度で処理し、次いでMg源それ自体を、
またはスラリーもしくは溶液中のMg源を、反応器もしくはアルミニウム源のス
ラリーに加えることが可能である。入手可能な特定の装置が与えられたら、連続
プロセスを水熱反応的に行うことができる。このことは特に有利である。という
のは、これはより速く、かつより高い転化率が得られるからである。他の製造方
法を使用するときにしばしば遭遇する、望まないイオン(例えばナトリウム、ア
ンモニウム、塩化物、硫酸塩)が生成物中に存在しないので、生成物を洗浄また
はろ過する必要がない。
えば、ATHおよびMg源のスラリーを第1の反応器中で穏やかな温度にて熱的
に処理し、次いで第2の反応器中で水熱処理する。所望なら、予備形成されたア
ニオン性クレーを反応器に添加することができる。該予備形成されたクレーは、
反応混合物からリサイクルされたアニオン性クレーまたは本発明もしくは任意の
他の方法に従う方法により別途に製造されたアニオン性クレーであることができ
る。
くはアルミニウム源に加えることができる。好ましいpH調節剤の例は、アンモ ニウム塩基である。というのは、乾燥すると、有害なカチオンがアニオン性クレ
ー中に残らないからである。
することができる。イオン交換すると、層間の電荷バランスをとっているアセテ
ートイオンが他のアニオンで置換される。該他のアニオンは、アニオン性クレー
中に普通に存在するものであり、柱状構造をなすアニオン(pillaring anion)、 例えばV10O28 6-、Mo7O24 6-、PW12O40 3-、B(OH)4 -、B4O5(OH )4 2-、HBO4 2-、HGaO3 2-、CrO4 2-を包含する。適当な柱状構造をなす
アニオンの例は、米国特許第4,774,212号明細書に与えられており、この特許は 、引用することによりこの目的のために本明細書に含まれる。該イオン交換は、
スラリー中に形成されたアニオン性クレーおよびアルミニウム源含有組成物を乾
燥する前または後に行うことができる。
通性を与える。Mg:Al比は、0.1〜10、好ましくは1〜6、より好ましくは2〜
4、特に好ましくは3に近い範囲で変わることができる。
、Si、P、B、第VI族、第VIII族、アルカリ土類(例えばCaおよびB
a)および/または遷移金属(例えばMn、Fe、Ti、Zr、Cu、Ni、Z
n、Mo、Sn)を存在させるのが望ましい。該金属および非金属は、本発明の
アニオン性クレーまたは固溶体上に容易に堆積することができ、またはそれらは
、反応器へ添加されるかまたは別々に反応器に添加されるアルミニウム源または
マグネシウム源に添加されることができる。金属または非金属の適当な供給源は
、酸化物、ハロゲン化物または任意の他の塩、例えば塩化物、硝酸塩等である。
多段階プロセスの場合には、該金属および非金属は、任意の段階で添加すること
ができる。アニオン性クレー中の金属および非金属の分布を調節するのが特に有
利であり得る。
により、本発明を説明する。
が、電荷のバランスをとるアニオンとしてさらに少ないカーボネートしか含まな
いことがまた可能である。
ラローチェ ケミカル カンパニー(Laroche Chemical Company)から得た。その
PXRDパターンを図1に例示する。
。
溶解した。11.48gの酢酸ナトリウムを脱イオン水90mlに溶解した。次のように構
成された溶液:100mlの脱イオン水、12gの(3N)NaOHおよび6.2gの酢酸ナ
トリウム(0.75N)、の添加によってpHを10に維持しながら、硝酸塩溶液を、
酢酸塩溶液に滴下して加え、すべては室温にて窒素雰囲気下で行った。PXRD
パターンを図2に示す。
溶解した。3.75gの酢酸ナトリウムを脱イオン水90mlに溶解した。次のように構 成された溶液:100mlの脱イオン水、12gの3N NaOHおよび6.2gの酢酸ナト
リウム(0.75N)、の添加によってpHを10に維持しながら、空気中で室温にて
、硝酸塩溶液を、酢酸塩溶液に滴下して加えた。PXRDパターンを図3に示す
。
ン水50mlに溶解した。3.75gの酢酸ナトリウムを、65℃にて脱イオン水90mlに溶 解した。次のように構成された溶液:100mlの脱イオン水、12gの3N NaOH
および6.2gの酢酸ナトリウム(0.75N)、の添加によってpHを10に維持しなが
ら、空気中で65℃にて、硝酸塩溶液を、酢酸塩溶液に滴下して加えた。PXRD
パターンを図4に示す。
5gのCP 1.5(商標)(Alcoaから)を添加した。混合物を1晩65℃に保持した。
スラリーを、65℃のオーブン中で乾燥した。乾燥前の生成物のPXRDパターン
を図5aに示す。乾燥後の生成物のPXRDパターンを図5bに示す。
5gのCP 1.5(商標)(Alcoaから)を添加した。混合物を1晩65℃に保持した。
スラリーを、65℃のオーブン中で乾燥した。生成物のPXRDパターンを図6に
示し、これは、電荷のバランスをとる層間アニオンとしてアセテートを有するア
ニオン性クレーの形成に対応する。
5gのCP 1.5(商標)を添加した。混合物を1晩65℃に保持した。スラリーを、6
5℃のオーブン中で乾燥した。PXRDは、電荷のバランスをとる層間アニオン としてアセテートを有するアニオン性クレーの形成と一致した、8.67Åでの(003
)反射を有するアニオン性クレーが形成されたことを確認した(図7参照)。
PXRDパターンを示す。
XRDパターンを示す。
XRDパターンを示す。
XRDパターンを示す。
アニオン性クレーのPXRDパターンを示す。 図5bは、本発明の方法によって製造された、乾燥後のMg−Alアセテート
アニオン性クレーのPXRDパターンを示す。
Alアセテートアニオン性クレーのPXRDパターンを示す。
Alアセテートアニオン性クレーのPXRDパターンを示す。
レーを熱処理すると得られるMg−Al固溶体のPXRDパターンを示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 アルミニウム3水和物またはその熱的に処理された形態を含
むスラリーを、マグネシウム源および酢酸マグネシウムと反応させてアニオン性
クレーを得る、アニオン性クレーの製造方法。 - 【請求項2】 酢酸がスラリーに添加される請求項1記載の方法。
- 【請求項3】 反応が、室温および大気圧にて起こる請求項1記載の方法。
- 【請求項4】 マグネシウム源がMgOを含む請求項1または2記載の方法
。 - 【請求項5】 熱的に処理されたアルミニウム水和物を含む第1のスラリー
を、マグネシウム源および酢酸マグネシウムを含む第2のスラリーと合わせる請
求項1〜4のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 プロセスを連続方式で行う請求項4記載の方法。
- 【請求項7】 アニオン性クレーが、イオン交換処理に供される請求項1記
載の方法。 - 【請求項8】 Al−Mg固溶体の製造方法であって、アルミニウム3水和
物またはその熱的に処理された形態を含むスラリーを、マグネシウム源および酢
酸マグネシウムと反応させてアニオン性クレーを得、該アニオン性クレーを300 〜1200℃の温度での熱処理に供する方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US2184098A | 1998-02-11 | 1998-02-11 | |
US09/021,840 | 1998-02-11 | ||
PCT/EP1999/000936 WO1999041196A1 (en) | 1998-02-11 | 1999-02-11 | Process for producing anionic clays using magnesium acetate |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002503619A true JP2002503619A (ja) | 2002-02-05 |
JP4307717B2 JP4307717B2 (ja) | 2009-08-05 |
Family
ID=21806445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000531400A Expired - Fee Related JP4307717B2 (ja) | 1998-02-11 | 1999-02-11 | 酢酸マグネシウムを用いるアニオン性クレーの製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6333290B1 (ja) |
EP (1) | EP1053210B1 (ja) |
JP (1) | JP4307717B2 (ja) |
CN (1) | CN1166564C (ja) |
CA (1) | CA2320099C (ja) |
DE (1) | DE69918801T2 (ja) |
WO (1) | WO1999041196A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006068118A1 (ja) * | 2004-12-22 | 2008-06-12 | テイカ株式会社 | 水中で剥離する層状複水酸化物、その製造方法および用途 |
JP2008184343A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Tayca Corp | 水中で剥離する層状複水酸化物、その製造方法および用途 |
JP2009173482A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | National Institute For Materials Science | 膨潤性層状複水酸化物およびその製造方法とそれを用いたゲル状物質、ゾル状物質ならびにナノシート |
JP2013103854A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Sakai Chem Ind Co Ltd | ハイドロタルサイトとその製造方法 |
JP2014520743A (ja) * | 2011-07-07 | 2014-08-25 | セントル ナショナル ドゥ ラ ルシェルシュ シアンティフィック(シー.エヌ.アール.エス.) | 合成鉱物粒子を含む組成物の調製方法および組成物 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6028023A (en) | 1997-10-20 | 2000-02-22 | Bulldog Technologies U.S.A., Inc. | Process for making, and use of, anionic clay materials |
US6376405B1 (en) * | 1998-02-11 | 2002-04-23 | Akzo Nobel N.V. | Process for producing anionic clay using two types of alumina compounds |
CA2381287A1 (en) * | 1999-08-11 | 2001-02-22 | Akzo Nobel N.V. | Polytype mg-ai hydrotalcite |
KR20030094246A (ko) | 2001-02-09 | 2003-12-11 | 아크조 노벨 엔.브이. | 유사-결정 수화 마그네슘-알루미늄 히드록시카르복실레이트, 그의 제조방법 및 그의 용도 |
ATE380778T1 (de) | 2001-02-09 | 2007-12-15 | Akzo Nobel Nv | Verfahren zur herstellung von anionischer tonerde und böhmit-enthaltenden zusammensetzungen, zusammensetzungen die anionische tonerde und böhmit enthalten und daraus hergestellte katalysatoren |
BR0207022B1 (pt) | 2001-02-09 | 2012-06-26 | processos para a preparação de argila aniÈnica dopada e de uma solução sólida de mg/al e/ou um espinel. | |
BR0207075A (pt) * | 2001-02-09 | 2004-01-27 | Akzo Nobel Nv | Processo para a preparação de argila aniÈnica |
US7303654B2 (en) | 2002-11-19 | 2007-12-04 | Akzo Nobel N.V. | Cellulosic product and process for its production |
JP4920406B2 (ja) | 2003-02-13 | 2012-04-18 | アルベマーレ ネザーランズ ビー.ブイ. | 金属ヒドロキシ塩を含む組成物、その製造および触媒または吸着剤としての使用 |
US7431825B2 (en) * | 2003-12-05 | 2008-10-07 | Intercat, Inc. | Gasoline sulfur reduction using hydrotalcite like compounds |
EP2228345B1 (en) * | 2007-12-05 | 2017-04-12 | National Institute for Materials Science | Process for producing anion exchange layered double hydroxide |
EP2263976A1 (en) | 2009-06-03 | 2010-12-22 | Akzo Nobel Chemicals International B.V. | Layered double hydroxide with a specific morphology, its preparation and use |
EP2261177A1 (en) | 2009-06-11 | 2010-12-15 | Akzo Nobel Chemicals International B.V. | Layered double hydroxide, its preparation and use |
CN105366751B (zh) * | 2015-12-09 | 2017-10-03 | 王文领 | 一种煤化工气化洗涤黑水高温闪蒸气的节能环保型综合回收利用方法 |
Family Cites Families (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3222129A (en) | 1962-02-26 | 1965-12-07 | Kaiser Aluminium Chem Corp | Method for producing active alumina nodules |
US3539306A (en) * | 1966-07-25 | 1970-11-10 | Kyowa Chem Ind Co Ltd | Process for the preparation of hydrotalcite |
US3879523A (en) | 1969-12-12 | 1975-04-22 | Kyowa Chem Ind Co Ltd | Composite metal hydroxides |
US3844978A (en) * | 1972-12-01 | 1974-10-29 | Chevron Res | Layered clay minerals and processes for using |
US3844979A (en) * | 1972-12-01 | 1974-10-29 | Chevron Res | Layered clay minerals, catalysts, and processes for using |
US4904457A (en) | 1974-03-30 | 1990-02-27 | Aluminum Company Of America | Synthetic hydrotalcite |
US4051072A (en) | 1976-04-05 | 1977-09-27 | General Motors Corporation | Method for making pellet type catalyst |
US4351814A (en) | 1980-12-18 | 1982-09-28 | Kyowa Chemical Industry Co., Ltd. | Hydrotalcites having a hexagonal needle-like crystal structure and process for production thereof |
US4458026A (en) | 1982-06-02 | 1984-07-03 | Union Carbide Corporation | Catalysts for aldol condensations |
JPS606619A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-14 | Kyowa Chem Ind Co Ltd | 鉄分欠乏症処置剤及びその製法 |
US4656156A (en) | 1986-01-21 | 1987-04-07 | Aluminum Company Of America | Adsorbent and substrate products and method of producing same |
US4866019A (en) | 1987-01-13 | 1989-09-12 | Akzo N.V. | Catalyst composition and absorbent which contain an anionic clay |
EP0318099A3 (en) * | 1987-11-25 | 1989-11-15 | Union Carbide Corporation | Monoalkylene glycol production using mixed metal framework compositions |
US4774212A (en) * | 1987-12-22 | 1988-09-27 | Amoco Corporation | Pillared hydrotalcites |
US5202496A (en) * | 1989-04-18 | 1993-04-13 | Aristech Chemical Corporation | Method of making isophorne |
US4970191A (en) * | 1989-04-18 | 1990-11-13 | Aristech Chemical Corporation | Basic mixed oxide |
US5153156A (en) * | 1989-04-18 | 1992-10-06 | Aristech Chemical Corporation | Process for making efficient anionic clay catalyst, catalysts made thereby, and method of making isophorone |
GB8922359D0 (en) * | 1989-10-04 | 1989-11-22 | British Petroleum Co Plc | Process for the preparation of catalysts |
US5114898A (en) | 1990-01-18 | 1992-05-19 | Board Of Trustees Operating Michigan State University | Layered double hydroxide sorbents for the removal of SOx from flue gas and other gas streams |
US5116587A (en) | 1990-01-18 | 1992-05-26 | Board Of Trustees Operating Michigan State University | Layered double hydroxide sorbents for the removal of sox from flue gas resulting from coal combustion |
US5079203A (en) | 1990-05-25 | 1992-01-07 | Board Of Trustees Operating Michigan State University | Polyoxometalate intercalated layered double hydroxides |
US5104987A (en) * | 1990-09-20 | 1992-04-14 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Alkoxylation of active hydrogen-containing compounds |
US5214142A (en) * | 1990-09-20 | 1993-05-25 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Processes for the preparation of aminoethers |
US5247103A (en) * | 1990-09-20 | 1993-09-21 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Processes for the preparation of cyclic ethers |
US5474602A (en) * | 1990-09-26 | 1995-12-12 | Alcan International Limited | Treatment of magnesium hydroxide and its use as plastics filler |
US5439861A (en) | 1991-08-16 | 1995-08-08 | Amoco Corporation | Catalyzed vapor phase process for making synthesis gas |
US5246899A (en) * | 1991-08-16 | 1993-09-21 | Amoco Corporation | Simplified preparation of hydrotalcite-type clays |
US5260495A (en) * | 1991-08-23 | 1993-11-09 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Monoalkylene glycol production using highly selective monoalkylene glycol catalysts |
JP2649630B2 (ja) | 1992-05-29 | 1997-09-03 | 東陶機器株式会社 | 陶磁器の鋳込み成形方法 |
US5399537A (en) | 1992-12-21 | 1995-03-21 | Amoco Corporation | Method for preparing synthesis gas using nickel catalysts |
US5939353A (en) * | 1992-12-21 | 1999-08-17 | Bp Amoco Corporation | Method for preparing and using nickel catalysts |
US5507980A (en) | 1993-07-06 | 1996-04-16 | Aristech Chemical Corporation | Basic inorganic binders |
US5407652A (en) * | 1993-08-27 | 1995-04-18 | Engelhard Corporation | Method for decomposing N20 utilizing catalysts comprising calcined anionic clay minerals |
US5578286A (en) | 1994-04-29 | 1996-11-26 | Aluminum Company Of America | Two powder synthesis of hydrotalcite-like compounds with divalent or polyvalent organic anions |
US5426083A (en) | 1994-06-01 | 1995-06-20 | Amoco Corporation | Absorbent and process for removing sulfur oxides from a gaseous mixture |
DE69513182T2 (de) * | 1994-08-15 | 2000-05-25 | Aluminum Company Of America, Alcoa Center | Zwei-pulver-verfahren zur herstellung von hydrotalcit und hydrotalcitähnlichen verbindungen |
DE19511016A1 (de) * | 1995-03-25 | 1996-09-26 | Henkel Kgaa | Kationische Schichtverbindungen, deren Herstellung und deren Verwendung als PVC-Stabilisatoren |
US6028023A (en) * | 1997-10-20 | 2000-02-22 | Bulldog Technologies U.S.A., Inc. | Process for making, and use of, anionic clay materials |
US6171991B1 (en) * | 1998-02-11 | 2001-01-09 | Akzo Nobel Nv | Process for producing an anionic clay-containing composition |
-
1999
- 1999-02-10 US US09/247,532 patent/US6333290B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-02-11 WO PCT/EP1999/000936 patent/WO1999041196A1/en active IP Right Grant
- 1999-02-11 CA CA002320099A patent/CA2320099C/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-02-11 CN CNB998029246A patent/CN1166564C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-02-11 EP EP99910223A patent/EP1053210B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-02-11 DE DE69918801T patent/DE69918801T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-02-11 JP JP2000531400A patent/JP4307717B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006068118A1 (ja) * | 2004-12-22 | 2008-06-12 | テイカ株式会社 | 水中で剥離する層状複水酸化物、その製造方法および用途 |
KR101148743B1 (ko) * | 2004-12-22 | 2012-05-22 | 데이까 가부시끼가이샤 | 수중에서 박리하는 층형상 복수산화물, 그 제조방법 및용도 |
JP5022038B2 (ja) * | 2004-12-22 | 2012-09-12 | テイカ株式会社 | 水中で剥離する層状複水酸化物、その製造方法および用途 |
JP2008184343A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Tayca Corp | 水中で剥離する層状複水酸化物、その製造方法および用途 |
JP2009173482A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | National Institute For Materials Science | 膨潤性層状複水酸化物およびその製造方法とそれを用いたゲル状物質、ゾル状物質ならびにナノシート |
JP2014520743A (ja) * | 2011-07-07 | 2014-08-25 | セントル ナショナル ドゥ ラ ルシェルシュ シアンティフィック(シー.エヌ.アール.エス.) | 合成鉱物粒子を含む組成物の調製方法および組成物 |
JP2013103854A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Sakai Chem Ind Co Ltd | ハイドロタルサイトとその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2320099A1 (en) | 1999-08-19 |
WO1999041196A1 (en) | 1999-08-19 |
DE69918801D1 (de) | 2004-08-26 |
CA2320099C (en) | 2008-01-22 |
US6333290B1 (en) | 2001-12-25 |
JP4307717B2 (ja) | 2009-08-05 |
EP1053210A1 (en) | 2000-11-22 |
CN1166564C (zh) | 2004-09-15 |
CN1305437A (zh) | 2001-07-25 |
DE69918801T2 (de) | 2005-07-21 |
EP1053210B1 (en) | 2004-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6468488B1 (en) | Mg-Al anionic clay having 3R2 stacking | |
JP4307717B2 (ja) | 酢酸マグネシウムを用いるアニオン性クレーの製造方法 | |
US6171991B1 (en) | Process for producing an anionic clay-containing composition | |
JP4338065B2 (ja) | アニオン性クレーの連続製造方法 | |
US6815389B2 (en) | Process for producing anionic clay using two types of alumina compounds | |
US6440888B1 (en) | Process for producing Al-containing non-Mg-anionic clay | |
US6541409B1 (en) | Process for producing anionic clay using non-peptized boemite and compositions produced therefrom | |
US6800578B2 (en) | Process for producing anionic clay using boehmite which has been peptized with an acid | |
JP2003524569A (ja) | 2つのタイプのアルミナ化合物を用いるアニオン性クレーの製造方法 | |
JP2004524255A (ja) | 準結晶性の水和されたマグネシウム−アルミニウムヒドロキシカルボキシレート、それらの製造及びそれらの使用 | |
WO2000044672A1 (en) | Process for hydrothermally producing anionic clay using boehmite which has been peptized with inorganic acid | |
JP4445124B2 (ja) | アニオン性クレー含有組成物の製造方法 | |
EP1054838B1 (en) | Process for producing anionic clay using two types of alumina compounds |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060210 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20060707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081217 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090316 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090410 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090430 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |