JP2002503553A - 過酸化水素支持酸化と膜分離法とを組み合わせることによる廃水浄化方法 - Google Patents

過酸化水素支持酸化と膜分離法とを組み合わせることによる廃水浄化方法

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JP2002503553A
JP2002503553A JP2000532365A JP2000532365A JP2002503553A JP 2002503553 A JP2002503553 A JP 2002503553A JP 2000532365 A JP2000532365 A JP 2000532365A JP 2000532365 A JP2000532365 A JP 2000532365A JP 2002503553 A JP2002503553 A JP 2002503553A
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パッツラフ,ユルゲン
クナウフ,リューディガー
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アクシーバ・ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は有機化合物を含有する廃水の酸化的処理方法に関し、当該方法では、水を過酸化水素と溶存鉄イオンもしくはチタンイオンを含む試薬と混合し、得られた混合物を膜分離工程に通過させることを含み、混合物から浸透液を処理済み廃水として除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、有機化合物を含有する水が、過酸化水素と溶存鉄イオンまたはチタ
ンイオンとを含む試薬と混合される水の酸化処理方法に関する。
【0002】 上記のタイプの方法は、例えば、DE4134003 A1(D1)および4
026831 A1(D2)により公知である。D1は、Fenton試薬を使
用する廃水の化学/酸化的浄化法を開示し、当該方法は酸領域中で過酸化水素お
よび鉄(II)化合物を作用させ、続いて弱酸〜アルカリ領域中で鉄(III)化合物を 沈殿させる。この方法では、鉄イオンは沈殿され、濾過され、硫酸中に溶解され
る。このプロセスの再循環前に、Fe(III)を電気化学的または化学的(SO2
亜硫酸塩)に還元してFe(II)にする。
【0003】 D2にしたがう方法では、Fenton酸化を新たなFe(III)塩を加えること により行う。 従来まで、Fenton酸化のより大きな発展が、特に、開始時の大量の鉄塩
および沈殿中に生成する鉄スラッジの廃棄もしくは処理に関連する高コストによ
り妨げられた。加えて、このいわゆるFentonスラッジの廃棄もしくは処理
は有機および無機不純物の内容物により一層困難となる。
【0004】 さらに、EP 0806398 A1(D3)は、廃水成分を除去するのに膜
濾過装置(好ましくは、ナノフィルトレーション装置)を使用する廃水の浄化方
法を開示する。保持流を再循環させて廃水成分を濃縮する。Fenton試薬を
使用する廃水成分の分解の可能性について記載されていない。
【0005】 この従来技術に反し、本発明の目的は最初に記載した方法を改良ししかも簡略
化することにあった。 今、驚いたことに、本発明の目的は、混合物を膜分離工程に通し、混合物から
処理済み廃水として浸透液を除去することにより達成できることが見出された。
【0006】 これは、「使用済み」Fenton試薬を再循環させることが長期間中に有機
化合物の酸化的分解を支持するだろうと言うことを当業者が予期せず、さらに、
当業者が、文献D1の教示から混合物の再循環前にFe(III)のFe(II)への還 元または沈殿が必要であるという推論するであろうという程度に自明ではない。
【0007】 したがって、本発明は水含有有機化合物の酸化的処理方法に関し、本方法では
、水を過酸化水素および溶存鉄イオンまたはチタンイオンを含む試薬と混合させ
、この混合物を膜分離工程に通し、混合物から処理済み廃水として浸透液を除去
することを含む。
【0008】 好適な実施態様が引用形式請求項により与えられている。引用形式請求項中に
開示されている個々のまたは複数の態様は単独でまたは組み合わせて本発明の目
的の解決でもあり、個々の特徴を請求項のカテゴリーの範囲内でどのようにも組
み合わせることができる。
【0009】 酸化的処理は、好ましくは、2〜3のpH、5〜100℃の温度、特に好まし
くは40〜60℃で、1〜51バール(絶対)の圧力で実施する。 好適な態様では、容器中で水を試薬と混合し、得られた混合物を容器から取り
出し、膜分離工程に供給し、膜分離工程の残留物を全部または一部容器に再循環
させる事を特徴とする。
【0010】 混合物を容器から膜分離工程に供給するとき、膜を保護するために、過酸化水
素が膜分離工程に達する前に分解するように滞留時間を選択できる。Fento
n酸化の反応溶液からの過酸化水素がプラスチック製膜を損傷させるのを防止す
るために、過酸化水素を容器の下流で触媒により分解させることができる。適切
な触媒は、特に、担体上に担持されている酸化金属合金および貴金属である。耐
薬品性膜を使用するとき、H22の触媒分解を免除できる。
【0011】 好適に使用される膜の分離限度は、刊行物「ナノフィルトレーション膜脱塩処
理における分離能力」77(1990)、R.Rautenbach、A.Gr
oeschl中に記載の方法により測定して、100g/モルを超え、1000
g/モル未満、好ましくは200〜500g/モルである。適切な膜材料はポリ
マー材料またはセラミック材料であり、好ましくは、ポリスルホン、ポリエーテ
ルスルホン、改質ポリアミド、または酸化アルミニウム、酸化ジルコニウムまた
は炭化珪素である。
【0012】 本発明の方法の場合、とりわけ、Fe(II)およびFe(III)が溶液中に保持で き、濃縮物として直接再循環できる。加えて、Fe(II)/Fe(III)を廃水から 連続的に回収し再循環できる。本発明の方法は、好ましくは、膜分離前に混合物
をFe(III)のFe(II)への沈殿または還元に付すことなく行うことができる。
【0013】 本発明の方法の利点は、本質的には、鉄を回収することにより廃水特定量の金
属塩およびしたがって、処理されるべき金属スラッジの金属塩を減少させ、未反
応廃水成分を再循環させることにより化学反応器の空間−時間収率を上げ、そし
て生分解性成分に化学変換させることにより、問題のある廃水成分を確実に低下
させることがある。
【0014】 驚いたことに、連続的に再循環される酸化済みまたは「使用済み」鉄塩が長期
間Fenton反応中に維持できることおよび空間−時間収率を10〜15倍ま
で増加させることができることが見出された。
【0015】 本発明の実施態様を図1または2を参照して詳細に下記に示す。それにより本
発明を限定する意図はない。 本発明の方法では(図1)、廃水CAOX、過酸化水素CH2O2およびFe(II)溶 液CFe(鉄塩)を反応器1中で混合し、ポンプ2により触媒3を介して鉄イオン
の保持のための下流膜分離4に供給する。廃水の追加の浄化を可能にする膜分離
4後、鉄イオンおよび充分に酸化されていない有機化合物(廃水成分)中で富む
保持物5はさらに酸化させるために反応器1に再循環させる。プロセス回路のど
の位置でも酸化の困難なイオンまたは化合物の蓄積を防止するために、必要なら
、部分流を排出させることができる。浸透液6は処理済み廃水として膜分離4を
去る。
【0016】 酸化のため反応器1中への廃水の直接供給(図1に示されているような)は、
高度に濃縮された廃水に特に適している。別の実施態様として、希釈廃水につい
て、膜分離中に廃水を直接供給することが推奨される。
【0017】 本発明の別の実施態様では(図2)、過酸化水素をミキサー7中の保持物と混
合し、反応器1に供給される。 以下に、実際に行った実験および数字的シミュレーションを基にさらに詳細に
本発明を記載する。
【0018】
【実施例】
回分式実験 使用したモデル廃水は4−クロロフェノールの水溶液であり、COD=9.6
5g/l(化学的酸素供給量:chemical oxygen demand)およびAOX=1.6
6g/l(吸着性有機ハロゲン化炭化水素量)だった。この廃水のpHを濃硫酸
によりpH=2に調整した。モデル廃水中に鉄塩(FeSO4固体)を溶解させ た後、H22を15分にわたって滴下すると、温度が52℃に上昇した。活性酸
素含量が100%となるに足るH22を加えた。すなわち、酸化剤H22の量は
最初のCODを完全に分解させるのに理論的に足る量である。塩の量はFe:H 22の比が1:10となるよう選択した。次いで、温度が事実上室温に下がるま
で90分間混合物をさらに撹拌した。処理済み廃水の分析によるとCOD=2.
41g/lであり、AOX=0.13g/lだった。これは75%までCODを
、92%までAOXを減少させたに等しい値である。
【0019】 第2段階では、酸化処理したモデル廃水を膜分離法ナノフィルトレーションに
より清浄にした。逆浸透や限外濾過のようなナノフィルトレーションは水溶液を
分子範囲までにする圧力駆動膜法であり、これらの方法の間で操作圧力(5〜3
0バール)および分子分離限度(200〜500g/モル)に関して分類できる
。本方法の原則としての適合性を特徴付けるために、先ず、2種類のナノフィル
トレーション膜を、有効膜面積Amem=80cm2のフラットチャンネルテストセ
ルにおいて検討をした。
【0020】 この実験により、廃水から触媒活性鉄イオンの選択的除去が、妥当な浸透液フ
ラックスで可能であることが判明した。膜工程の下流の廃水の分析により、膜A
(分離限界約300g/モル)の場合、例えば、COD=0.3g/lでAOX
=0.03g/lであり、膜B(分離限界約200g/モル)の場合、COD=
0.2g/lでAOX=0.03g/lであることが示された。これは、膜工程
中に約90%そして全工程で98%のCOD減少に匹敵する。AOXは膜工程で
約75%、全工程で98%減少した。膜の下流の鉄含量は4mg/l(B)また
は8mg/l(A)で非常に低い。両ケースの鉄保持はしたがって99%を超え
る。
【0021】 連続実験 実験装置の配置は本質的に加熱した二重壁ガラス容器(3リットル)、フラッ
トチャンネルテストセルを有するナノフィルトレーション装置(有効膜面積Ame m =80cm2)および静止ミキサーから構成された(図2)。
【0022】 回分式実験と同様に、モデル廃水としてCOD=10g/lおよびAOX=1
.72g/lの4−クロロフェノール(6.25g/l)の水溶液を使用した。
連続実験の開始時に、既に殆ど完全に反応したモデル廃水2リットルを導入した
。濃硫酸で廃水のpHを2に調整した。モデル廃水中に鉄塩(10.58g/l
のFeSO4)を溶解させた後、ゆっくりと42.5gのH22溶液(50重量 %)を加え、酸化反応のため温度が40℃に上昇した。H22の量は100%の
活性酸素含量に等しい。すなわち、H22の量は最初のCODを完全に分解させ
るのに理論的に足る量である。塩の量は、Fe:H22の比が1:10となるよ
う選択した。処理済み廃水の分析により、COD=1.3g/lおよびAOX=
0.027g/lであることが判明した。これは最初のCODの87%まで、A
OXの98.4%までの減少に匹敵する(回分式反応器)。
【0023】 導入量の廃水を含有する実験装置配置で開始し、使用したナノフィルトレーシ
ョン膜C(分離限界約200〜300g/モル)を数時間条件設定した後、39
.5リットル/m2hの浸透液フラックスをもたらした。次いで、実験はモデル 廃水およびH22を連続的に加えることにより実験を継続した。この添加は一定
量で行った。すなわち、各場合で、浸透液流速(0.32〜0.24リットル/
時間)に相当する廃水の量を補給し、側流は必要なかった。全部で、5.6リッ
トルのモデル廃水を本発明の方法を使用して浄化した。
【0024】 実験の結果(表1)は、本発明の方法を使用することにより生分解性が乏しい
水成分または細菌毒性の水成分を含有する廃水の効率的な浄化が99.5%を超
えるAOX除去速度および98%を超えるCOD除去速度で可能であることを示
す。
【0025】 予期されるように定常状態の回路中の分解率は添加関連分解率の値より顕著に
低かった。後者は反応済み廃水の最初の状態により本質的に決定される一方、定
常状態でナノフィルトレーションの選択的分離は回路中のAOXおよびCOD濃
度の増加をもたらし、したがって、システム中で高反応率または反応器の高空間
時間収率をもたらす。
【0026】 膜の鉄保持能力のために、鉄塩の廃水−特定の開始時の量は選択性に依存して
90%〜98%まで還元させることができる。実験では、膜の鉄保持能力は平均
95%だった。
【0027】 実験的数字シミュレーション 本発明の方法の予期される能力特性の実験的評価を理想的条件を数字的に仮定
して達成できる。図3および図4は、連続撹拌タンク中で酸化反応のシミュレー
ション計算の結果および撹拌タンクおよび膜分離からなる本発明の方法を示す(
触媒分解なしの図1にしたがう方法)。等式のシステムは、部分バランス空間の
ための質量バランスおよび物質バランスから作り上げ、MathCad5.0プ
ログラムを数字的に使用して解決した。等式のシステムにより、定義した作用パ
ラメーターの効果および方法の能力を評価することができる。計算では、本質的
に次の簡略化を行った。すなわち、 触媒分解または側流のない連続操作 AOX酸化の二次反応速度アプローチ 等温条件 膜工程内の局所浸透液組成物を説明する一定保持能力 である。
【0028】 比較できる滞留時間で、膜工程の下流連結(本発明の方法)により、AOX流
出値を10〜15倍まで撹拌タンクと比較して減少できることが明らかである。
反応器への未反応AOX成分を再循環させることにより、AOX濃度の増加(本
発明の方法WAOX,Reak)をもたらし、したがって、反応器中の平均反応速度の増
加をもたらす。本方法の効率の追加の増加が結果として達成される。
【0029】 98%の鉄保持能力で、<50mg/lの鉄の連続添加は、すでに定常状態の
場合においてさえ2.12g/lの最初の濃度を保持するに足る。対照的に、連
続撹拌タンクの場合、最初の4時間ですでに、最初に使用した鉄の量の事実上完
全な損失が起こる。
【0030】 実施した実験は、本発明の方法を使用することにより、生分解性が乏しい水成
分または細菌毒性の水成分を含有する廃水の高率な浄化は、99.5%を超える
AOX排除速度および98%を超えるCOD排除速度をもって可能である。膜の
鉄保持能力の結果として、使用した鉄塩の廃水−特定量を、90%〜98%まで
選択性に依存して減少できる。達成した実験結果は本発明の方法の例示的シミュ
レーションにより確認される。これらの計算を基準に反応器の空間時間収率を1
0〜15倍まで増加できる。
【0031】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の方法の第1の特定の実施態様のプロセスフローチャートを示
す。
【図2】 図2は、本発明の方法の第2の特定の実施態様のプロセスフローチャートを示
す。
【図3】 図3は、滞留時間の関数として、定常状態の操作において達成されるAOX濃
度(酸化の出発物質)を示す。
【図4】 図4は、撹拌タンクについてならびに1時間の平均滞留時間および膜の異なる
鉄選択性の本発明の方法についての反応器中の鉄の非定常状態濃度過程を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月10日(2000.2.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項10】 混合物を触媒上に導き、膜分離工程の上流の過酸化水素を
分解する請求項8または9に記載の方法。
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月14日(2001.3.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA03 GA06 KA01 KA02 KA12 KA63 KB30 KD11 KD30 KE07Q KE12Q KE15Q KE16Q MB02 MC01 MC03 MC05 MC55 MC62 MC63 PA01 PB08 PB70 4D050 AA12 AB11 AB19 BA01 BA10 BB09 CA09 CA13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機化合物を含む水を過酸化水素および溶存鉄イオンまたは
    チタンイオンを含む試薬と混合する当該水の酸化処理方法であって、得られた混
    合物を膜分離工程に通過させることを含み、当該工程において混合物から処理済
    み廃水として浸透液を採取する前記方法。
  2. 【請求項2】 膜分離工程では多価イオンを膜により混合物中に保持し、一
    価イオン、水および酸化済みおよび/または部分酸化済み有機化合物が膜を通過
    する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 膜分離工程がナノフィルトレーションである請求項1または
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 膜を、ポリマー材料またはセラミック材料、好ましくは、ポ
    リスルホン、ポリエーテルスルホン、改質ポリアミドから、または酸化アルミニ
    ウム、酸化ジルコニウムもしくは炭化ケイ素から製造する請求項1〜3のいずれ
    かに記載の方法。
  5. 【請求項5】 膜の分離限界が100g/モルよりも大きくしかも1000
    g/モル未満、好ましくは200〜500g/モルである請求項1〜4のいずれ
    かに記載の方法。
  6. 【請求項6】 膜を挟んで、1〜100バールの範囲、好ましくは10〜5
    0バールの範囲の圧力差がある請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 膜分離を5〜60℃の範囲内の温度で行う請求項1〜6のい
    ずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 水を容器中で試薬と混合し、得られた混合物を容器から取り
    出し、膜分離工程に供給し、膜分離工程の保持物を全部または一部容器に再循環
    させる請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 容器から膜分離工程への混合物の供給中、過酸化水素の滞留
    時間が、過酸化水素が膜分離工程に達する前に分解してしまうような時間である
    請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 混合物を触媒上に導き、膜分離工程の上流の過酸化水素を
    分解する請求項8または9に記載の方法。
JP2000532365A 1998-02-20 1999-01-23 過酸化水素支持酸化と膜分離法とを組み合わせることによる廃水浄化方法 Pending JP2002503553A (ja)

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