JP2002502386A - 塩酸キナプリルの製法並びに塩酸キナプリルの単離および精製に有用な溶媒和物 - Google Patents

塩酸キナプリルの製法並びに塩酸キナプリルの単離および精製に有用な溶媒和物

Info

Publication number
JP2002502386A
JP2002502386A JP50027999A JP50027999A JP2002502386A JP 2002502386 A JP2002502386 A JP 2002502386A JP 50027999 A JP50027999 A JP 50027999A JP 50027999 A JP50027999 A JP 50027999A JP 2002502386 A JP2002502386 A JP 2002502386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvate
quinapril
hydrochloride
quinapril hydrochloride
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50027999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002502386A5 (ja
Inventor
モンサルバトヘ・リャゴステラ,モントセラト
バルトラ・サンマルティ,マルティ
トマス・ナバロ,ハイメ
プイグ・トレス,サルバドル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Esteve Quimica SA
Original Assignee
Esteve Quimica SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Esteve Quimica SA filed Critical Esteve Quimica SA
Publication of JP2002502386A publication Critical patent/JP2002502386A/ja
Publication of JP2002502386A5 publication Critical patent/JP2002502386A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D217/00Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems
    • C07D217/22Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the nitrogen-containing ring
    • C07D217/26Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/12Antihypertensives

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 1.塩酸キナプリル(I)は、a)キナプリルのベンジルエステル(II)を、アルコール系溶媒中、濃塩酸または塩酸のイソプロピル中溶液により処理し、水素化することにより水素化分解し、b)溶媒を除去し、c)トルエンを加えて塩酸キナプリルをトルエン溶媒和物として沈殿させ、d)塩酸キナプリルと溶媒和物を形成でき、減成することなくオーブン中で乾燥することにより溶媒和物から溶媒を除去できるクラス3に属する溶媒により、塩酸キナプリルのトルエン溶媒和物を処理し、e)工程d)で得た溶媒和物を乾燥する工程を含んでなる。

Description

【発明の詳細な説明】 塩酸キナプリルの製法並びに塩酸キナプリルの単離および精製に有用な溶媒和 物 技術分野 本発明は、塩酸キナプリルを製造する方法、並びに生成物を減成することなく 乾燥により溶媒を除去することができ、クラス3溶媒を使用することにより得ら れる塩酸キナプリルの単離および精製に有用な塩酸キナプリルの新規な溶媒和物 に関する。この方法は、工業的規模で実施することができる。 背景技術 キナプリルは、(S)−2−[(S)−N−[(S)−1−(エトキシカルボニル−3 −フェニルプロピル]−L−アラニル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−3−イソ キノリンカルボン酸]という化合物の国際慣用名である。キノプリルおよびその 薬理学的に許容される塩は、アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤として 作用する抗高血圧薬である。 キナプリルの最初の記述は、米国特許第4344949号に見られ、同特許に は、ジシクロヘキシル−カルボイミド(DCC)を用いたペプチド縮合およびヒ ドロキシベンゾトリアゾールを用いた活性化により、(S,S)−α−[(1−カル ボキシエチル)アミノ]フェニル酪酸のエチルエステルおよび(S)−1,2,3,4 −テトラヒドロ−3−イソキノリンカルボン酸のベンジルまたはt−ブチルエス テルから出発するキナプリルの製法も記載されている。得られたキナプリルのベ ンジルまたはt−ブチルエステルは、接触水素化により、またはトリフルオロ酢 酸を用いた処理により、脱保護され、(実験室規模では)エチルエーテルを用い た沈殿および水溶液の凍結乾燥によりキナプリルは最終的に単離される。キナプ リルの単離は、キナプリルが水溶液および有機溶液の両方において、分子内環化 により式:で示されるジケトピペラジンを固体状態で生成して非常に簡単に減成するので、 非常に繊細な作業である。 上記米国特許第4344949号に記載された方法は、DCCの存在下に行な う縮合がかなりの量の不純物を生じて収率を低下させる(61%)、それ故、得ら れたジシクロヘキシル尿素を分離しなければならず、加えてカルボジイミドが非 常に重大なアレルギーの原因になるというような、DCCを用いた場合に典型的 な欠点を示す。 塩酸キナプリルは、キナプリルを含む医薬製剤を製造する際に通常使用される 塩である。 米国特許第4761479号は、塩酸キナプリルが副生物、本質的には前記の ジケトピペラジンに容易に減成されることにより、その製造および精製が妨害さ れることを記述している。この米国特許第4761479号は、酢酸中でキナプ リルのt−ブチルエステルを塩化水素ガスにより脱保護し、キシレンの添加およ び真空蒸発の後に沈殿した生成物を単離し、アセトニトリルによる再結晶化によ って塩酸キナプリルを精製して、アセトニトリルとの結晶性溶媒和物を得ること からなる塩酸キナプリルの製造方法を記載している。この溶媒和物の溶媒は、真 空オーブン中で乾燥することにより、塩酸キナプリルを減成することなく、除去 することができる。しかし、アセトニトリルは、ICH(International Confer ence on Harmonization of Technical Requirements for the Registration of Pharmaceuticals for Human Use]により、「動物における非突然変異誘発性 発ガン物質、または神経毒、奇形発生、または重大な可逆毒性の疑いのような他 の不可逆性毒性の可能な原因であり、従ってその割合は限定されるべきである」 と規定された、クラス2溶媒である。アセトニトリルの場合、ICHは、250 ppm(0.025%)を越えない限界を推奨している。この限界は、工業的規模 で達成することは、生成物の安定性が低い故に、困難である。 ベルギー特許BE892552は、(S,S)−α−[(1−カルボキシエチル)ア ミノ]フェニル酪酸から出発し、1,1’−カルボニルジイミダゾールにより活性 化する塩酸キナプリルの別の製法を記載している。この方法では、N−カルボキ シ無水物が生成し、それを単離することなく、そのまま(S)−1,2,3,4−テ トラヒドロ−3−イソキノリンカルボン酸のベンジルエステルと反応させて、対 応するキナプリルのベンジルエステルを収率56%で得る。得られたキナプリル は、ベンジルエステルの形で保護されているので、その後、Pd/Cの存在下に 水素化し、塩酸で処理して塩酸キナプリルを得る。これをクロマトグラフィおよ び凍結乾燥により精製するが、収率は非常に低い(37%)。この合成ルートは、 スペイン特許ES2004804にも一般的な方法として記載されているが、詳 細な条件や収率は記載されておらず、また、得られた生成物の性質も記載されて いない。特に、塩酸キナプリルの合成は、まったく例示されていない。 一般に、塩酸キナプリルを得るために記載された方法は全て、困難さまたは低 い収率に問題がある。米国特許第4761479号のみが、キナプリルのt−ブ チルエステルから出発する、塩酸キナプリルの工業的分離および精製方法を記載 している。しかしこの方法も、対応する溶媒和物を得るために発癌性溶媒(アセ トニトリル)を使用するという欠点を有している。 それ故、工業的規模で実施でき、上述の欠点を解消できる塩酸キナプリルの製 造および精製方法に対する要求が存在している。高収率で塩酸キナプリルを製造 し精製するために、本発明は、この化合物をトルエン溶媒和物の形で沈殿するこ とを提案する。従って、本発明の対象の1つは、塩酸キナプリルをトルエン溶媒 和物として単離することを含む塩酸キナプリルの製法である。 一方、塩酸キナプリルの精製に有用な化合物である塩酸キナプリルの溶媒和物 は、一般に、塩酸キナプリルを部分的に減成することなく溶媒を除去するのが非 常に困難である生成物である。塩酸キナプリルを減成することなく乾燥すること ができる唯一知られている塩酸キナプリルの溶媒和物は、アセトニトリル溶媒和 物であるが、それは、発癌性溶媒を用いて得られていた。このような欠点を解消 するために、本発明は、塩酸キナプリルを減成することなく乾燥して溶媒を除去 でき、非発癌性溶媒を用いて得ることができる塩酸キナプリルの溶媒和物を提供 する。従って、本発明の別の対象は、クラス3に属する溶媒の新規な塩酸キナプ リル溶媒和物であって、それからは、塩酸キナプリルの減成なしに溶媒を除去で きる溶媒和物である。クラス3溶媒は、ICHによれば、「ヒトに対して低毒性 ポテンシャルであり、健康基準に基づいて露出限界を決定する必要のない溶媒。 クラス3溶媒は、50mg/日と等しいかそれよりも高い1日許容露出量(AD E:Allowable Daily Exposure)を有する。」と規定されている。 発明の詳細な説明 本発明は、 a)式(II) (式中、Bzはベンジル基である。) で示されるキナプリルのベンジルエステルを水素化分解し b)工程a)で使用した溶媒を除去し、 c)トルエンを加えて塩酸キナプリルをトルエン溶媒和物として沈殿させ、 d)塩酸キナプリルと溶媒和物を形成でき、塩酸キナプリルを減成することな くオーブン中で乾燥することにより溶媒和物から溶媒を除去できるクラス3に属 する溶媒により、塩酸キナプリルのトルエン溶媒和物を処理し、 e)工程d)で得た溶媒和物を乾燥する 工程を含んでなる、式(I):で示される塩酸キナプリルの製法を提供する。 キナプリルのベンジルエステル(II)は、既知化合物であり、上記米国特許第 4344949号およびBE892552、さらにEP135181およびEP 135182に記載された方法のいずれによっても製造することができる。これ らには、一般に、(S,S)−α−[(1−カルボキシエチル)アミノ]フェニル酪酸 から出発し、アルケンホスホン酸無水物により活性化するベンジルエステル形の 保護キナプリルの製法が記載されている。 キナプリルのベンジルエステル(II)の水素化分解は、アルコール系溶媒、例 えばエタノールまたはイソプロパノール中、濃塩酸を用いて、または塩化水素の イソプロパノール中溶液を用いて、約104Pa(0.1bar)〜約2×105Pa( 2bar)の圧力の水素ガスにより、10〜40℃の温度で、適当な水素化触媒、 例えばPd/Cの存在下に行なうことができる。 ある態様では、水素化分解反応は、溶媒としてのエタノール、および濃塩酸を 用い、105Pa(1bar)の圧力および室温で行なわれる。別の態様では、水素化 分解反応は、溶媒としてのイソプロパンール、および塩化水素のイソプロパノー ル中溶液を用い、2×105Pa(2bar)の圧力および約30℃の温度で行な われる。 塩酸キナプリルのベンジルエステル(II)と塩酸のモル比は、化学量論量に等 しいか、それよりも僅かに大きくてよいが、化学量論量が好ましい。なぜなら、 塩酸が非常に少なくなった場合、先に説明したようにキナプリルが環化してジケ トピペラジンを形成し、一方、塩酸が過剰になった場合、塩酸キナプリルおよび 塩酸キナプリルのベンジルエステル自体の分解が起こる。 一般に、塩酸は室温で添加され、塩酸とキナプリルのベンジルエステル(II) との反応は、実質的に瞬時に、数分以内に起こる。 塩酸キナプリルのベンジルエステルのイソプロパノール中溶液は、遊離塩基の 溶液より安定であり、一方、キナプリルのベンジルエステル(II)の不安定さを 考慮すると、そのような生成物を短時間保存しておくのに最も信頼できる方法は 、その塩酸塩をイソプロパノール中に保存することである。 水素化分解が終了すると、触媒を、例えば濾過により除去し、使用した溶媒、 エタノールまたはイソプロパノールを、例えば真空蒸留により、40℃未満の温 度で除去し(より高温では、生成物の環化によるジケトピペラジンの形成が量的 により顕著になる)、トルエンを加える。溶媒の除去およびトルエンの添加を含 むこれらの操作は、適当な回数繰り返してもよい。その後、反応液を室温で放置 して塩酸キナプリルをトルエン溶媒和物の形で沈殿させる。 ある態様では、使用する溶媒(エタノールまたはイソプロパノール)中で原料 から出発して塩酸キナプリルのトルエン溶媒和物を得るには、溶液を、キナプリ ルのベンジルエステル約1.6ml/gの規定された容積まで蒸発させ、次いで、 キナプリルのベンジルエステル1gあたりトルエン約2.25mlを加える。この 後、再び上記の容積まで溶媒を蒸発させ、同量のトルエンを加える。このような 条件で実施することにより、塩酸キナプリルが、20〜60分の時間内にトルエ ン溶媒和物の形で沈殿する。このトルエン溶媒和物の沈殿方法に従って、溶媒と してイソプロパノールを用いれば、エタノールを用いた場合よりも高い収率が得 られる。これは主として、塩酸キナプリルがイソプロパノールよりもエタノール 中に溶解しやすいという事実に原因を求めることができる。 沈殿した塩酸キナプリルのトルエン溶媒和物は、濾過し、乾燥すると、約85 %〜90%の収率が達成される。この溶媒和物は、本発明により提案される方法 に従って塩酸キナプリルを精製するために非常に適した中間体である。このトル エン溶媒和物の分光学的特性(IR、1H−NMRおよび13C−NMR)は、実 施例2.1に含まれている。この溶媒和物を乾燥することにより、塩酸キナプリ ルを減成することなく、トルエンを除去しようとしたが不成功であった。 続いて、塩酸キナプリルのトルエン溶媒和物を、クラス3に属する溶媒、即ち 非毒性非発癌性溶媒、例えばギ酸エチルまたは酢酸メチルにより、40℃〜45 ℃の温度で1〜2時間処理し、次いで20〜25℃の温度で1〜2時間冷却して 、ギ酸エチルまたは酢酸メチルのいずれかの対応する溶媒和物を形成する。この 溶媒和物を濾過し、乾燥すると、いずれの場合も収率は約95%である。これら の溶媒和物は、塩酸キナプリルを減成することなく溶媒を除去するために、オー ブンで乾燥することができる。溶媒和物は、本発明の方法により高純度(99. 8%)の塩酸キナプリルを得るための重要な中間体である。これらの溶媒和物の 分光学的特性(IR、1H−NMRおよび13C−NMR)およびX線回折特性は 、実施例2.2および2.3に含まれている。 塩酸キナプリルを得るために、このようにして得られた塩酸キナプリルのギ酸 エチル溶媒和物または酢酸メチル溶媒和物を、乾燥すべき溶媒の量に応じて、約 40〜50℃の温度で、12〜24時間、オーブンにより乾燥することができる 。得られる塩酸キナプリルは、無定形物質であり、その分光学的特性(IR、1H −NMRおよび13C−NMR)、旋光度およびX線回折特性は、実施例2.4に まとめられている。この物質のX線回折パターンは、ほとんどピークを示さず、 低強度であった。従って、この物質は、無定形である。 工程a)における塩酸の添加または塩化水素のイソプロパノール中溶液の添加 後の化合物の水素化は、生成した中間体を予め単離せずに行なうことができる。 同様に、水素化分解により生成した反応混合物は、生成した物質を単離すること なく、工程a)で使用した溶媒を除去するために蒸発操作に付すことができる。 本発明の好ましい態様において、キナプリルのベンジルエステルは、N−[1 −(S)−(エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニンのN− カルボキシ無水物と(S)−1,2,3,4−テトラヒドロ−3−イソキノリンカル ボン酸のベンジルエステルとの縮合により得られる。得られたキナプリルのベン ジルエステル(II)は、単離することなく、先に記載した処理、例えばBE89 2552に記載の処理に付すことができる。 以下に挙げる実施例は、本発明の対象である方法の態様の特定の形態を説明す るためのものであり、本発明の範囲を限定するものとみなしてはならない。全て のX線回折分析は、結晶粉末法によって行い(λ=1.5419Å)、試料の調製 は、乾燥標準により行った。 陽極材料:銅 波長、λ1(Å)=1.54060 波長、λ2(Å)=1.54439 初期角(2θ°)=6.025 最終角(2θ°)=39.985 初期d値(Å)=14.65735 最終d値(Å)=2.25302 実施例1(S,S,S)-2-[2-[(1-(エトキシカルボニル)-3-フェニルプロピ ル)アミノ]1-オキソプロピル]-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-イソキノリンカ ルボン酸のベンジルエステル[キナプリルのベンジルエステル(II)]の調製 (S)-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-3-カルボン酸のベンジルエス テルのp-トルエンスルホネート(51.3g、0.12モル)を、トルエン(150 ml)に懸濁させた。10%炭酸水素ナトリウム溶液(200ml)を撹拌下に加 え、完全に溶解するまで混合物を振盪した。有機相をデカンテーションし、それ を分離した。この有機相を10%炭酸水素ナトリウム溶液(100ml)で再び洗 浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。このトルエン溶液に、トルエ ン(75ml)中に溶解したN-[1-(S)-エトキシカルボニル-3-フェニルプロピ ル]-L-アラニノのN-カルボキシ無水物(36.0g、0.12モル)を、室温にお いて1時間で加えた。このN-カルボキシ無水物の添加の約4時間後に、反応を 終了させ た。トルエン相を5%水酸化ナトリウム溶液で洗浄し、次いで水で洗浄し、溶媒 を真空蒸留して、キナプリルのベンジルエステルである油状物を62g(収率: 98%)得た。 マレエートを形成させた後に、これを以下によって特徴付けた。 HPLC:純度99.3%; 滴定:100.2%; [α]D=−12.93°(2%メタノール); IR(KBr)(ν、cm-1):3520、3050、2980、1746、1656、1603、1455、1347、121 1、1010、751、697。 溶液中では、この化合物は2つのロータマー(rotamer)の混合物である。一部 の例において、このロータマーの分布を、プロトンおよび炭素13核磁気共鳴( NMR)スペクトルにおいて観察した。 実施例2(S,S,S)-2-[2-[(1-(エトキシカルボニル)-3-フェニルプロピ ル)アミノ]-1-オキソプロピル]-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カ ルボン酸塩酸塩[塩酸キナプリル(I)]の調製 2.1.塩酸キナプリルのトルエン溶媒和物 実施例1に従って得たキナプリルのベンジルエステル(62.0g)をエタノー ル(400ml)で溶解し、濃塩酸(10ml)および5%Pd/C(ペースト)触媒( 3.1g)を加え、この混合物を、室温および105Pa(1バール)の圧力で3時間 水素化した。水素化の終了後に、触媒を濾過し、エタノールの大部分を真空蒸留 し、トルエン(150ml)を加えた。次いで、溶媒の大部分を再び真空蒸留し、 さらにトルエン(150ml)を加えた。次いで、これを室温で放置し、固体の析 出を導き、この固体を濾過し、40℃の真空下で乾燥した。塩酸キナプリルのト ルエン溶媒和物に相当する58.5g(収率:88%)の生成物が得られた。 IR(KBr)(ν、cm-1):3520、3026、3003、2928、2802、1755、1742、1711、164 6、1558、1538、1495、1455、1203、758、737。 溶液中では、この化合物は2つのロータマーの混合物である。一部の例におい て、このロータマーの分布を、プロトンおよび炭素13核磁気共鳴(NMR)スペ クトルにおいて観察した。 2.2.塩酸キナプリルのギ酸エチル溶媒和物 トルエン溶媒和物(58.5g)を、2時間、ギ酸エチル(234ml)とともに 40〜45℃で振盪し、次いでさらに2時間、20〜25℃の温度に冷却した。 得られた生成物を濾過し、30℃の温度の真空オーブン中で4時間乾燥して、塩 酸 キナプリルのギ酸エチル溶媒和物を54g(収率:95%)得た。 IR(KBr)(ν、cm-1):3520、3028、3001、2979、2935、2857、1744、1718、164 8、1546、1495、1462、1454、1432、1388、1260、1199、756。 溶液中では、この化合物は2つのロータマーの混合物である。一部の例におい て、このロータマーの分布を、プロトンおよび炭素13核磁気共鳴(NMR)スペ クトルにおいて観察した。 2.3.塩酸キナプリルの酢酸メチル溶媒和物 ギ酸エチルを酢酸メチルに変えることを除き、実施例2.2に記載した方法と 同様の方法に従って、塩酸キナプリルの対応する酢酸メチル溶媒和物(収率:9 5%)を得た。これを以下のスペクトルデータによって特徴付けた。 IR(KBr)(ν、cm-1):3500、3084、3003、2860、1746、1735、1706、1648、154 5、1495、1455、1259、1196、755。 溶液中では、この化合物は2つのロータマーの混合物である。一部の例におい て、このロータマーの分布を、プロトンおよび炭素13核磁気共鳴(NMR)スペ クトルにおいて観察した。 2.4.塩酸キナプリル 実施例2.2および2.3に従って得た塩酸キナプリルのギ酸エチルまたは酢酸 メチル溶媒和物を、これらの単離を必要とすることなく、12〜14時間にわた り40〜50℃の温度の真空オーブン中で直接乾燥して、塩酸キナプリルを得る ことができる。この化合物は、そのX線回折パターンから明らかなように、非常 に結晶性が低いかまたは無定形の生成物である。54gの塩酸キナプリルのギ酸 エチル溶媒和物から、46gの塩酸キナプリルを得た。その特徴は以下の通りで ある。 HPLC:純度99.8%; [α]D=+15.9°(2%メタノール); IR(KBr)(ν、cm-1):3415、3059、2982、2936、1740、1651、1541、1497、147 3、1455、1443、1386、1379、1207、751、702。 溶液中では、塩酸キナプリルは2つのロータマーの混合物である。一部の例に おいて、このロータマーの分布を、プロトンおよび炭素13核磁気共鳴(NMR) スペクトルにおいて観察した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 バルトラ・サンマルティ,マルティ スペイン、エ―08024バルセロナ、アベニ ダ・マレ・デ・デウ・デ・モントセラト12 番 (72)発明者 トマス・ナバロ,ハイメ スペイン、エ―08024バルセロナ、アベニ ダ・マレ・デ・デウ・デ・モントセラト12 番 (72)発明者 プイグ・トレス,サルバドル スペイン、エ―08024バルセロナ、アベニ ダ・マレ・デ・デウ・デ・モントセラト12 番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)式(II) (式中、Bzはベンジル基である。) で示されるキナプリルのベンジルエステルを水素化分解し b)工程a)で使用した溶媒を除去し、 c)トルエンを加えて塩酸キナプリルをトルエン溶媒和物として沈殿させ、 d)塩酸キナプリルと溶媒和物を形成でき、塩酸キナプリルを減成することな くオーブン中で乾燥することにより溶媒和物から溶媒を除去できるクラス3に属 する溶媒により、塩酸キナプリルのトルエン溶媒和物を処理し、 e)工程d)で得た溶媒和物を乾燥する 工程を含んでなる、式(I): で示される塩酸キナプリルの製法。 2.キナプリルのベンジルエステル(II)の水素化分解反応は、アルコール系 溶媒中、濃塩酸を用いて、または塩化水素のイソプロパノール中溶液を用いて、 水素ガスにより、水素化触媒の存在下に行なう請求項1に記載の製法。 3.該アルコール系溶媒は、エタノールまたはイソプロパノールから選択させ る請求項2に記載の製法。 4.水素化は、104Pa〜2×105Paの圧力で行なう請求項2に記載の製法。 5.水素化は、10〜40℃の温度で行なう請求項2に記載の製法。 6.水素化触媒はPd/Cである請求項2に記載の製法。 7.キナプリルのベンジルエステル(II)の水素化分解反応は、溶媒としての エタノール、および濃塩酸を用い、105Pa(1bar)の圧力および室温で行なう 請求項2に記載の製法。 8.水素化分解反応は、溶媒としてのイソプロパンール、および塩化水素のイ ソプロパノール中溶液を用い、2×105Pa(2bar)の圧力および約30℃の温 度で行なう請求項2に記載の製法。 9.塩酸キナプリルのベンジルエステル(II)と塩酸のモル比は、化学量論量 に等しいか、それよりも僅かに大きい請求項2に記載の製法。 10.工程a)で使用した溶媒の除去を、真空蒸発により行なう請求項1に記 載の製法。 11.塩酸キナプリルのトルエン溶媒和物を処理するのに使用するクラス3溶 媒は、ギ酸エチルおよび酢酸メチルから選択する請求項1に記載の製法。 12.塩酸キナプリルのトルエン溶媒和物のクラス3溶媒による処理を、40 ℃〜45℃の温度で1〜2時間行ない、次いで20〜25℃の温度で1〜2時間 冷却する請求項1に記載の製法。 13.塩酸キノプリルのクラス3溶媒溶媒和物は、塩酸キノプリルのギ酸エチ ル溶媒和物および塩酸キノプリルの酢酸メチル溶媒和物から選択される請求項1 に記載の製法。 14.塩酸キノプリルのクラス3溶媒溶媒和物を、真空オーブン中、40〜5 0℃の温度で12〜24時間乾燥する請求項1に記載の製法。 15.工程a)におけるキノプリルのベンジルエステル(II)への塩酸または 塩化水素の添加後に生成する生成物の水素化を、生成した中間体を単離すること なく行なう請求項1に記載の製法。 16.キナプリルのベンジルエステル(II)は、N−[1−(S)−(エトキシ カルボニル−3−フェニルプロピル]−L−アラニンのN−カルボキシ無水物と( S)−1,2,3,4−テトラヒドロ−3−イソキノリンカルボン酸のベンジルエス テルとの縮合により得る請求項1に記載の製法。 17.得られたキナプリルのベンジルエステル(II)は、予め単離せずに用い る請求項1に記載の製法。 18.赤外スペクトルが以下のピークを示すことを特徴とする塩酸キナプリル のトルエン溶媒和物: IR(KBr)(ν、cm-1):3520、3026、3003、2928、2802、1755、1742、1711 、1646、1558、1538、1495、1455、1203、758、737。 19.X線回折パターンが以下の特性を示すことを特徴とする塩酸キナプリル のギ酸エチル溶媒和物: 20.赤外スペクトルが以下のピークを示すことを特徴とする請求項19に記 載の塩酸キナプリルのギ酸エチル溶媒和物: IR(KBr)(ν、cm-1):3520、3028、3001、2979、2935、2857、1744、1718 、1648、1546、1495、1462、1454、1432、1388、1260、1199、756。 21.X線回折パターンが以下の特性を示すことを特徴とする塩酸キナプリル の酢酸メチル溶媒和物: 22.赤外スペクトルが以下のピークを示すことを特徴とする請求項21に記 載の塩酸キナプリルの酢酸メチル溶媒和物: IR(KBr)(ν、cm-1):3500、3084、3003、2860、1746、1735、1706、16 48、1545、1495、1455、1259、1196、755。
JP50027999A 1997-05-29 1998-05-25 塩酸キナプリルの製法並びに塩酸キナプリルの単離および精製に有用な溶媒和物 Pending JP2002502386A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ES9701169 1997-05-29
ES09701169A ES2122941B1 (es) 1997-05-29 1997-05-29 Procedimiento para la obtencion de quinapril clorhidrato y solvatos utiles para el aislamiento y purificacion de quinapril clorhidrato.
PCT/ES1998/000145 WO1998054149A1 (es) 1997-05-29 1998-05-25 Procedimiento para la obtención de quinapril clorhidrato y solvatos utiles para el aislamiento y purificación de quinapril clorhidrato

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002502386A true JP2002502386A (ja) 2002-01-22
JP2002502386A5 JP2002502386A5 (ja) 2005-12-08

Family

ID=8299498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50027999A Pending JP2002502386A (ja) 1997-05-29 1998-05-25 塩酸キナプリルの製法並びに塩酸キナプリルの単離および精製に有用な溶媒和物

Country Status (13)

Country Link
US (2) USRE39888E1 (ja)
EP (1) EP0992495B1 (ja)
JP (1) JP2002502386A (ja)
KR (1) KR100477713B1 (ja)
AT (1) ATE258920T1 (ja)
AU (1) AU730140B2 (ja)
CA (1) CA2293705C (ja)
DE (1) DE69821483T2 (ja)
DK (1) DK0992495T3 (ja)
ES (1) ES2122941B1 (ja)
PT (1) PT992495E (ja)
WO (1) WO1998054149A1 (ja)
ZA (1) ZA984466B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030225124A1 (en) * 1999-08-31 2003-12-04 Spiridon Spireas Stable formulations of ACE inhibitors, and methods for preparation thereof
ATE360616T1 (de) 2002-12-16 2007-05-15 Lupin Ltd Kristalline form von quinapril hydrochlorid und verfahren zu dessen herstellung
WO2007054966A2 (en) * 2005-09-13 2007-05-18 Aarti Healthcare Limited A process for the preparation of highly pure crystalline quinapril hydrochloride
WO2007069268A2 (en) * 2005-10-14 2007-06-21 Sun Pharmaceutical Industries Limited A process for the preparation of substantially pure 1,2,3,4-tetrahydroisoquinoline-3-carboxylic acid derivatives
WO2009053994A1 (en) * 2007-10-26 2009-04-30 Matrix Laboratories Limited Process for preparing pure amorphous quinapril hydrochloride

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5788164A (en) * 1980-10-03 1982-06-01 Warner Lambert Co Substituted acyl derivative of 1,2,3,4- tetrahydroisoquinoline-3-carboxylic acid
JPS57165355A (en) * 1981-03-19 1982-10-12 Usv Pharma Corp Amide-amino acid
JPS58188857A (ja) * 1982-04-26 1983-11-04 Takeda Chem Ind Ltd テトラヒドロイソキノリン誘導体
JPS6089498A (ja) * 1983-09-16 1985-05-20 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト N−アルキル化されたジペプチドの製造法
JPS6089497A (ja) * 1983-09-16 1985-05-20 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト N−アルキル化されたジペプチドの製造法
JPS63258459A (ja) * 1987-03-30 1988-10-25 ワーナー―ランバート・コンパニー 結晶性キナプリルおよびその製法
JPH01275546A (ja) * 1988-04-26 1989-11-06 Nisso Yuka Kogyo Kk 安息香酸ソーダの単離方法
JPH069741A (ja) * 1992-03-04 1994-01-18 Hoechst Ag 変性フェノール性樹脂の製造方法
JPH0672944A (ja) * 1992-08-26 1994-03-15 Sumitomo Chem Co Ltd アクリル酸及び酢酸の回収方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5788164A (en) * 1980-10-03 1982-06-01 Warner Lambert Co Substituted acyl derivative of 1,2,3,4- tetrahydroisoquinoline-3-carboxylic acid
JPS57165355A (en) * 1981-03-19 1982-10-12 Usv Pharma Corp Amide-amino acid
JPS58188857A (ja) * 1982-04-26 1983-11-04 Takeda Chem Ind Ltd テトラヒドロイソキノリン誘導体
JPS6089498A (ja) * 1983-09-16 1985-05-20 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト N−アルキル化されたジペプチドの製造法
JPS6089497A (ja) * 1983-09-16 1985-05-20 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト N−アルキル化されたジペプチドの製造法
JPS63258459A (ja) * 1987-03-30 1988-10-25 ワーナー―ランバート・コンパニー 結晶性キナプリルおよびその製法
JPH01275546A (ja) * 1988-04-26 1989-11-06 Nisso Yuka Kogyo Kk 安息香酸ソーダの単離方法
JPH069741A (ja) * 1992-03-04 1994-01-18 Hoechst Ag 変性フェノール性樹脂の製造方法
JPH0672944A (ja) * 1992-08-26 1994-03-15 Sumitomo Chem Co Ltd アクリル酸及び酢酸の回収方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2293705C (en) 2008-03-18
KR100477713B1 (ko) 2005-03-18
DK0992495T3 (da) 2004-06-01
ES2122941B1 (es) 1999-07-01
ES2122941A1 (es) 1998-12-16
AU7336598A (en) 1998-12-30
US6617457B1 (en) 2003-09-09
ATE258920T1 (de) 2004-02-15
DE69821483D1 (de) 2004-03-11
EP0992495B1 (en) 2004-02-04
WO1998054149A1 (es) 1998-12-03
EP0992495A1 (en) 2000-04-12
ZA984466B (en) 1998-12-01
CA2293705A1 (en) 1998-12-03
USRE39888E1 (en) 2007-10-16
DE69821483T2 (de) 2005-01-13
KR20010013167A (ko) 2001-02-26
PT992495E (pt) 2004-06-30
AU730140B2 (en) 2001-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6967202B2 (en) Method of synthesizing diketopiperazines
JP3493341B2 (ja) EtO2C−CH2−(R)Cgl−Aze−Pab−OHの結晶形
JPH07121955B2 (ja) アミノ酸誘導体およびその製法
US5354760A (en) Crystalline Tiagabine monohydrate, its preparation and use
JP4083118B2 (ja) 製造方法
RU2387641C2 (ru) Новая кристаллическая форма периндоприла
WO2021137369A1 (ko) 새로운 엠파글리플로진의 공결정
KR100607556B1 (ko) (2S, 3aS,7aS)-1-[(S)-알라닐]-옥타히드로-1H-인돌-2-카르복실산유도체의 신규한 합성 방법 및 페린도프릴 합성에서의이의 용도
CA2143974C (en) Terazosin monohydrochloride and processes and intermediate for its production
KR20060121768A (ko) 테트라플루오로벤질 아닐린 유도체 및 이의 약학적으로허용가능한 염 화합물의 제조방법
JP2002502386A (ja) 塩酸キナプリルの製法並びに塩酸キナプリルの単離および精製に有用な溶媒和物
WO2007020009A1 (en) New crystalline form of perindopril erbumine
WO1993021154A1 (fr) Nouveaux derives de perhydroisoindole, et leur preparation
JP2659990B2 (ja) 結晶性キナプリルおよびその製法
JP4923050B2 (ja) ペリンドプリルエルブミンの調製方法
EA008626B1 (ru) Новый способ синтеза периндоприла и его фармацевтически приемлемых солей
FI81582B (fi) Foerfarande foer rening av hemin, nytt heminderivat och foerfarande foer framstaellning av detta.
KR20000068566A (ko) 엔 - (1(에스) - 에톡시카르보닐 - 3 - 페닐프로필) - 엘 - 아라닐 -아미노산의 약리적으로 허용되는 염의 제조법
KR20010041888A (ko) 테트라펩티드의 제조 방법
PT1572661E (pt) Forma cristalina de cloridrato de quinapril e processo para a sua preparação
CN113980096A (zh) 一种吨级培哚普利叔丁胺的合成工艺方法
JP5183907B2 (ja) ペリンドプリルの前駆体の製造方法、及び、ペリンドプリルエルブミンの製造方法と精製方法
JPH06107628A (ja) N−(アミノスクシニル)フェニルアラニンアルキルエステルの製造方法
JPS58185565A (ja) 光学活性テトラヒドロイソキノリン誘導体の製法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050519

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090610

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091204

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100304

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100715