JP2002501800A - 葉形(lobed)チャンバを備えた真空ポンプを用いた静粛な真空掃除機 - Google Patents

葉形(lobed)チャンバを備えた真空ポンプを用いた静粛な真空掃除機

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JP2002501800A
JP2002501800A JP2000530132A JP2000530132A JP2002501800A JP 2002501800 A JP2002501800 A JP 2002501800A JP 2000530132 A JP2000530132 A JP 2000530132A JP 2000530132 A JP2000530132 A JP 2000530132A JP 2002501800 A JP2002501800 A JP 2002501800A
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rotor
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ダニエル, エム. ノーゼンチャック,
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サウンデザイン, リミテッド ライアビリティ カンパニー
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/22Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of internal-axis type with equidirectional movement of co-operating members at the points of engagement, or with one of the co-operating members being stationary, the inner member having more teeth or tooth equivalents than the outer member
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L5/00Structural features of suction cleaners
    • A47L5/12Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum
    • A47L5/16Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum with suction devices other than rotary fans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/22Rotary-piston machines or pumps of internal-axis type with equidirectional movement of co-operating members at the points of engagement, or with one of the co-operating members being stationary, the inner member having more teeth or tooth-equivalents than the outer member

Abstract

(57)【要約】 真空掃除機は、外トロコイド形図形の葉形のチャンバ(104)を具備するハウジング(102)を有する真空ポンプを備える。このチャンバはチャンバの各葉形部内の出口(116o)および入口(116i)と、中央固定歯車(110)とを備える。湾曲した側面を持つ三角形のロータ(140)は、ロータがある部分を移動する間はずっとチャンバの各葉形部内の入口と出口は直接流れがつながり、これによってチャンバ入口で圧力が過剰に増加するのを防ぐようにチャンバ内で偏心的に回転するように配置され、中央のロータ歯車は固定歯車とぴったりとかみ合う。駆動円板(164)はロータ(140)内の円形開口部(149)にぴったりとはまり、モータによって駆動される駆動軸(162)に偏心的に取り付けられてロータに回転運動を伝え、チャンバ(104)の入口(116i)から出口(116o)まで流体の流れを起こす。ダクトシステムはチャンバの吸入口をごみ収集室の出口接続する。この真空掃除機は低回転速度および低空気流速で十分な清掃能力をもたらし、これによって騒音を著しく低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (発明の分野) 本発明は真空掃除機に関し、より詳細には、葉形チャンバを備えた真空ポンプ
を用いることにより騒音が大幅に少ない真空掃除機に関する。
【0002】 (関連技術の説明) 真空掃除機は事実上欠くことができないものになったが、その騒音のため使用
中は近くの他の作業をしばしば中断せねばならずその使用が制約されている。
【0003】 この真空掃除機から出る環境騒音を低減する手法が多くなされてきた。1つ
のどちらかと言えば分かりきった方法は遮音材を真空掃除機のハウジング内に内
蔵することである。この手法は真空掃除機周辺の騒音レベルを多少減少させるが
、真空掃除機の出す騒音源そのものに実際に取り組んだものではない。その他に
は空気の排出系に消音器を配置する方法がある。騒音の排出を低減するもう少し
複雑な手法では、真空掃除機の排気系内部の騒音検出器を使用して信号を出し、
この信号によって騒音を相殺する音を発生させる。これらの種々の手法例は、米
国特許第4,418,443号、第4,435,877号、第4,512,71
3号、第4,970,753号、第5,502,869号、第5,159,73
8号、第5,499,423号、および第5,513,417号に見られる。
【0004】 しかしながら、これらの手法はどれも真空掃除機のはっきりと分かっている2
つの騒音源に取り組んだものではない。これらの騒音源の1つは、効果的なクリ
ーニングが行えるような質量流量を得るために既存の真空掃除機によって生成し
なければならない高い流速にある。もう1つは真空掃除機の回転部品が引き起こ
す騒音である。
【0005】 よく知られた原理によれば、回転部品によって引き起こされる、いわゆる「双
極子騒音」Ndb は次の式を満たす。
【0006】 Ndb ∝ω6 …(1) 式(1)より双極子騒音は真空掃除機の流れを生み出す部品の回転速度ωの6
乗に比例することが分かる。その結果、回転速度ωのわずかな増減も双極子騒音
に大きな影響を与えることになる。
【0007】 前述の従来技術の手法は真空掃除機のハウジングを出て行く空気の流れに関連
した「噴流騒音」を覆うように作用する。消音器を配置する手法は一般に空気の
流れを真空掃除機から排出させる前にその速度を減少させようと努める。その手
法は噴流騒音が空気速度の8乗(すなわち、U8 )に比例するため噴流騒音の低
減に有意義な結果をもたらす。真空掃除機の回転翼装置を出て行く空気流の速度
を減らせばさらに騒音を低減することが可能である。
【0008】 本発明は騒音を低減するために容積式真空ポンプを使用するものであり、公知
のもので空気がごみを同伴するような流れを生成する圧力降下を生ずるそのよう
なポンプを真空掃除機内に内蔵する真空掃除機は存在しない。従来技術にこのポ
ンプがない理由は容積式ポンプのほとんどに共通する機械的複雑性のせいである
可能性が高い。例えば、往復動ピストンを備えるポンプは厳しい公差で製作した
複雑なバルブ機構と部品類を必要とする。そのようなポンプを内蔵した真空掃除
機の費用はおそらく商品としての価格よりずっと高いものになり、また単に回転
翼を使用するだけの既存の真空掃除機より信頼性ははるかに低くなろう。
【0009】 この結果、公知のものでバンケル式容積ポンプを備えた真空掃除機は存在しな
い。バンケル式の装置は、回転する「ピストン」と固定した「シリンダー」壁の
間に適切なシールを与える課題が解決されるまでは単にもの珍しいものにすぎな
かった。この課題の解決は現在では公知のものであるが、真空掃除機のような製
品にとっては多分バンケル式ポンプは新規なものと考えられる。とにかく、それ
らは真空掃除機の費用を確実に押し上げ、真空掃除機の圧縮機が空気流に同伴す
る粒子状物質による摩耗の影響を受けるため、頻繁に取り替える必要があるだろ
う。
【0010】 (発明の簡単な概要) 本発明の目的は真空掃除機で使用するのに適したバンケル式ポンプを提供する
ことにある。
【0011】 本発明の他の目的はバンケル式ポンプを使用することで静粛な真空掃除機を提
供し、それによって真空掃除機の運転中に発生する双極子騒音を実質的に低減し
、低流体速度で適当な圧力降下と質量流量を生み出し、これによって従来の真空
掃除機に関連する噴流騒音も低減することにある。
【0012】 本発明のさらに他の目的は、物質を同伴させてある場所から他の場所へ移送す
ることのできる減圧の流体の流れを発生することができる真空掃除機であって、
同伴した物質を集めるための室と、複数の葉形がある1つのチャンバと複数の葉
形よりも多い数の複数の側面を持つ概して正多角形の1つのロータを備えた真空
ポンプとからなり、このロータは、葉形のチャンバ内で偏心的な回転をしてロー
タがチャンバに対して回転したときに葉形内を減圧にするように取り付けられ、
このチャンバは、同伴物質収集室と機能的に結合してチャンバを流れる流体を生
じることを特徴とする真空掃除機を提供することにある。
【0013】 このような真空掃除機の1つの実施形態において、流体は空気でありチャンバ
は平面図形が外トロコイド形で以下の式を満足する。
【0014】 x=(a+b)×cos(t)−c×cos((a/b+1)×t)および y=(a+b)×sin(t)−c×sin((a/b+1)×t) xおよびyはチャンバの中心からの座標の読みであり、0≦t≦2π、b/c=
2、およびa/b=2で、これによってチャンバに2つの葉形を与え、ロータは
側面が湾曲した概して三角形(すなわち、(a/b+1)個の側面がある正多角
形)である。
【0015】 本発明の好ましい実施形態によれば、物質を同伴させてある場所から他の場所
へ移送することのできる減圧の空気の流れを発生することができる真空掃除機は
、空気流れ用の入口と出口があり同伴した物質を集めるための室と、平面図形が
以下の式を満足する外トロコイド形のチャンバを備え x=(a+b)×cos(t)−c×cos((a/b+1)×t)および y=(a+b)×sin(t)−c×sin((a/b+1)×t) ただしxおよびyはチャンバの中心からの座標の読みであり、0≦t≦2π、a
/bはチャンバの葉形の数を定義する整数、b/c=2であり、このチャンバは
複数の出口と複数の入口とを備え、少なくとも1つの出口がチャンバの各葉形の
各々に配置されまた少なくとも1つの入口がチャンバの各葉形の各々に配置され
ることを特徴とする真空ポンプハウジングと、チャンバ内でチャンバの中心にあ
り(a/b)×nの歯数を持つ(nは整数)固定歯車と、湾曲した(a/b+1
)個の側面を持ち、ロータはチャンバ内で偏心的な回転をするよう配置され、チ
ャンバの各葉形のそれぞれにある少なくとも1つの入口と少なくとも1つの出口
とがロータの回転の一部の間流れが直接つながることを特徴とする概して多角形
の一体型のロータと、ロータの中心にあり(a/b+1)×nの歯数を持つロー
タ歯車と、チャンバを囲うハウジングに取りつけたカバーと、ハウジングとカバ
ーに面したロータの対向する両面のシールと、ロータの円形の開口部内に円板の
継手を備え駆動軸に偏心して取りつけてロータに回転運動を伝えロータの回転で
チャンバの入口からチャンバの出口まで流体の流れを起こし、この駆動軸は固定
歯車と同軸にカバーの開口部を通り抜けることを特徴とする駆動部材と、駆動軸
に機能的に連結して駆動軸に回転運動を伝えるようにした駆動モータと、機能的
にチャンバの入口部分を室の出口に接続し室の入口から出口まで圧力降下を引き
起こすダクトシステムとからなる。
【0016】 本発明のさらに別の態様によれば、ポンプは、ハウジング内に平面図形が以下
の式に従う外トロコイド形のチャンバを備え、 x=(a+b)×cos(t)−c×cos((a/b+1)×t)および y=(a+b)×sin(t)−c×sin((a/b+1)×t) ただしxおよびyは前記チャンバの中心からの座標の読みであり、0≦t≦2π
、a/bは前記チャンバの葉形の数を定義する整数、b/c=2であることを特
徴とする一体形のハウジングと、チャンバ内でチャンバの中心にあり(a/b)
×n(nは整数)の歯数を持つ固定歯車と、湾曲した(a/b+1)個の側面を
持ち、ロータはチャンバ内で偏心的な回転をするよう配置される概して多角形の
一体型のロータと、ロータの中心にあり(a/b+1)×nの歯数を持つロータ
歯車と、チャンバを囲うハウジングに取りつけたカバーと、ハウジング内でロー
タが回転中にロータとハウジングをシールしシールを通過する圧力降下を前もっ
て決めた値にするように構成されるロータのシール手段とからなる。
【0017】 本発明の目的は添付図を参照し、以下に続く好ましい実施形態の詳細な説明か
らよく理解されるであろう。図中を通して同一の数字は同一のものを表している
。下記のことは添付の詳細説明で使用される図面を簡単に確認するためのもので
ある。
【0018】
【発明の実施の形態の説明】
図1について説明すると、タンクの下端の上に自立している一般に円筒形のタ
ンクまたは室22がある従来のタンク式真空掃除機20が概略的に示してある(
一部は断面図)。このタイプの真空掃除機の実施例は米国特許第4,435,8
77号に詳細に示されており、その製造および組立方法はその特許から当業者に
は明白であろう。
【0019】 米国特許第4,435,877号に説明されているように、ふた24はバック
ルクランプ(図示していない)でタンク22にしっかりと固定されている。モー
タハウジング26はねじ28でこのふた24にしっかり固定されている。カバー
30は取っ手32によって、米国特許第4,435,877号に示すように適切
な方法でモータハウジング26にしっかり固定されている。環状のかご34がふ
た24から垂れ下がりダストフィルタ36を支持している。空気入口38はタン
ク22の外周部に設けられる。
【0020】 当業者によく知られた方法では、ふた24に取り付けられた回転翼がふたの中
のタンク22の軸に近い開口部40を減圧にする。入口38は空気の流れをタン
ク22の中へ一般にタンクの円周方向に導入するように向けられる。こうするこ
とで入口38からダストフィルタ36、開口部40を通って回転翼出口の空気だ
まり42に至り、最後は排気部44に至る空気流が発生される。ちりやごみを含
んだ空気が空気入口38を通って導入される際、空気の流れはタンク22の円周
方向に向いているのでタンク22内に空気の旋回流が引き起こされる。この空気
流の角モーメントは重さの重いちりやごみをタンク22の壁面に衝突させ底部に
落下させる。開口部40が配置されるタンクの中心軸近傍では、空気のちりやご
みは相対的になくなっている。フィルタ36が空気中に残ったちりやごみをほと
んど取り除き、その後この空気は回転翼から空気だまり42を通り排気口40に
排出される。
【0021】 公知の従来技術ではこのような真空掃除機の回転翼としていくつかの種類のフ
ァンを使用している。例えば、米国特許第4,435,877号ではファンのハ
ウジングが浅く丸いパンケーキ形のファン回転翼を使用している。本発明によれ
ば従来技術で使用される回転翼の代りに葉形の真空ポンプ100が使用される。
本発明の代表的な実施形態によるこのような真空ポンプについて以下にさらに詳
細に説明する。
【0022】 本発明は本発明に従う他の種類の真空掃除機、例えば縦型または箱型真空掃除
機の真空ポンプの使用も包含する。
【0023】 図2は本発明による葉形の真空ポンプ装置を内蔵する従来の箱型真空掃除機5
0のハウジングの一部を概略的に示す。ほぼ一般的な箱型真空掃除機の実施例が
米国特許第4,970,753号に示されており、その製作および組立方法はそ
の特許から当業者には明白であろう。
【0024】 米国特許第4,970,753号に説明されるように、ケーシングの下部52
は上部(図示していない)とともに真空掃除機部品の筐体を形成する。ちりを集
めるための室54はちり収集容器となっている使い捨てのフィルタバッグ56(
一点鎖線で囲って示す)を収容している。この区画56の入口58はちりを含ん
だ空気をフイルターバッグ56の入口60に導入する。当業者によく知られた方
法で、このバッグ56は空気は通すが空気に同伴された粒子状物質は捕集する布
製の生地で作られる。真空掃除機50は掃除機の移動の助けになる車輪61や持
ち運び用の取っ手62のような従来からある他の部品を備える。
【0025】 この室の出口は回転翼と流れがつながった1個以上の出口63からなるように
出来、従来技術におけるこの回転翼は、図1を参照して説明した真空掃除機と同
様、いくつかの種類のファンである。このファンは出口63を減圧にし、これに
よって入口58からバッグ56を通り出口63に至る空気の流れを生み出す。フ
ァンからの排気は導かれてひと続きの空気だまり64を通り、必要に応じて他の
適切な騒音低減装置を通り、排気口66に至る。
【0026】 本発明によれば、ファンタイプの従来技術による真空掃除機の回転翼の代りに
バンケル式真空ポンプ10が使用される。
【0027】 本発明によるこのようなポンプの1つの実施形態が図3〜図7に示される。
【0028】 図3は本発明による真空ポンプ100の平面図である。この装置は複数の葉形
部106a、106bを備えるチャンバ104を形成するように作られるハウジ
ング102を具備する。本発明の特に利点のある実施形態においては、ハウジン
グ102を適切な可塑性の材料で注入成型することができ、そうすることでハウ
ジングを大量生産し装置のコストを下げることができる。このハウジングを強度
が低い素材で製造できる理由は真空掃除機で使用するにはハウジングは高圧に耐
える必要がなくまた厳しい公差で作る必要もないためである。
【0029】 チャンバ104は平面図形が次の式による外トロコイドの形をとることができ
ることがもっとも有利であり、この式は「古典的」バンケル型の筐体を形成する
【0030】 x=(a+b)×cos(t)−c×cos((a/b+1)×t)…(2) y=(a+b)×sin(t)−c×sin((a/b+1)×t)…(3)
0≦t≦2π、b/c=2、およびa/bが整数の場合、これらの式はチャンバ
の中心に置かれた原点O(図6参照)のまわりの各点の軌跡を定義している。す
なわち、式(2)および(3)で定められる各点の軌跡に対しチャンバの中心が
原点と定義される。a/bの値はこのように規定されるチャンバの葉形の数を決
定する。好ましい実施形態においてはa/b=2であるが本発明によるチャンバ
の葉形部の数はどのようなものでも可能である。
【0031】 このチャンバ104はハウジング102の表側の内部へ深さdだけ(図4参照
)伸張している。ハウジング102の底部108内に円形の固定歯車110が式
(2)および(3)で定義される曲線の原点Oを中心として一体成型される(図
6参照)。固定歯車110は(a/b)×n個の歯112(nは整数)を持つ。
本発明のa/b=2でn=8である実施形態では、その結果固定歯車110に関
し16個の歯112がある。チャンバ内の葉形部の数の場合と同じように、nを
変えることにより固定歯車の歯数を本発明の実施の範囲に規定する範囲内で変え
ることができる。
【0032】 ハウジング102はまたその内部に成形された2つの入口ダクト114iと1
16iおよび出口ダクト114oと116oも備える。この入口および出口の各
ダクト114および116はチャンバ104の各葉形106内のあらかじめ決め
られた位置からの流れの経路を与えるがその目的はこの後の本発明の説明に伴い
より明白になろう。
【0033】 チャンバ104はさらにハウジング102の表側に固定されるカバー118を
備え、その表側の内部にチャンバ104が形成される。カバー118はハウジン
グ成形後に機械加工でハウジング102内にあけられた盲穴122に適当な数の
ねじ120を通してハウジング102に取り付けられる。ゴムのような適当な材
質のガスケット124はカバー118とハウジング102の間に取り込まれこの
カバーを取り付けるとガスケットがハウジングに押し付けられてチャンバを気密
にする。(カバー118、ねじ120およびガスケット124は理解し易いよう
に図3から省略した)適当な封止材または1個以上のOリングのような装置はど
れでもカバー118とハウジング102をシールするためにガスケットの代りか
またはガスケットに追加して使用することができることが了解されよう。さらに
、真空ポンプの運転圧力が相対的に低くまたこの真空ポンプを真空掃除機に使用
する場合、少量の漏洩の公差のため、このようなシールが全くない他の実施形態
が可能である。
【0034】 本発明の真空ポンプは同様に図5に詳細に示すロータ140からなっている。
ロータ140はa/b+1個の湾曲した側面を持つ正多角形である。本発明の実
施形態において、ロータ140は概して三角形である(a/b+1=3)。この
ロータ140の形状は、他の圧縮率も本発明の範囲内で可能であるが、望ましい
圧縮比、たとえば5:1を与えるように設計される。すなわち、他の性能上の要
求(以下を参照)と整合するように、ロータ側面の曲率が選択されその結果ロー
タとハウジング間の空間の最大容積と最小容積の比は前もって定めた倍数になる
。好ましい実施形態ではこの倍数は約5である。ロータ140もまた適当な可塑
性素材から注入成形され一体ものになるか、またはアルミニウムのような金属を
鋳造して作ることもできることがもっとも有利である。1つの重要な配慮はハウ
ジングやロータの製造に使用される素材はロータがハウジング内を移動する際、
用いたシール装置によって固着するのを防止するか抑制するということであろう
(以下に述べるように)。
【0035】 ロータ140は中央にロータを通る円形の開口部141を備える。開口部14
1の軸の範囲の部分はロータ歯車を具備する。開口部141は、ロータからなる
正多角形の幾何的中心に中心Cを持つ。ロータが注入成形される場合、開口部は
一体化ロータとする代りにロータ歯車を備えた形で成形される。図3でよく分か
るように、ロータ歯車の歯142は固定歯車110とかみ合いチャンバ104内
部のロータ140の回転をコントロールする。ロータ歯車は(a/b+1)×n
個の歯を持つ。この実施形態ではn=8なので、ロータ歯車144は24個の歯
を持つ。ロータ歯車の歯142は凸状に湾曲した歯を形成するように湾曲してお
り、この歯は固定歯車110の一般に一致する凹状に湾曲した歯112とぴった
りとかみ合う。この装置はロータがチャンバ104を通って移動するのに伴いよ
り積極的なロータ140の角変位を与える。
【0036】 ロータ140は各面に溝146も付けて成形される(同じく図4参照)。各溝
146は連続しておりその全長にわたってロータの縁から同じ距離をとって配置
されている。シール材148はハウジング102の底部108およびカバー11
8の内側を圧迫するので(図4参照)、各溝はフェルト、ゴム、アルミニウム、
プラスチックまたはその他の容易に滑動しハウジング102とカバー118の製
造に使用される素材と固着しない素材のような適当な素材で作られた弾力的なシ
ール材148を保持している。各面の溝146は多角形ロータの各頂点付近でロ
ータの縁に近づく。この溝を頂点でロータの縁にどれだけ近づけるかを調整する
ことにより、以下にさらに詳細に説明する本発明の特徴にしたがってこのシール
材を横切る圧力降下を調整することができる。
【0037】 ロータを駆動する方法は図3、図4および図7を一緒に参照すればよく了解さ
れよう。ロータ140は駆動部材160によって駆動されハウジング102内で
偏心的な回転運動をする。駆動部材は電気モータ200の軸に連結する駆動軸1
62からなる(図1、図2参照)。この駆動軸は、円板164の中心を駆動軸の
中心から距離e(図3参照)だけずらせて駆動軸にしっかりと固定された偏心的
に取り付けられた円板164を支える。すなわち、当業者はコンプレッサー装置
100を正しく作動するために、ロータ歯車の中心Cは固定歯車の中心Oの周り
の半径eの円を利用することを了解しよう。このような回転を与えるために、駆
動軸162は固定歯車の中心Oと同軸にカバー118内のジャーナル軸受内に取
り付けられる。駆動円板164は、ロータ歯車に占有されないロータ中央開口部
141の軸149の範囲内に配置される。こうすることによって、駆動円板が回
転すると、ロータ140は適切な偏心的動きでチャンバ104内を移動する。駆
動円板は駆動円板がチャンバ内でロータを推進する際この円板自体とロータの間
で容易に相対的に動けるような素材で作られる。
【0038】 この真空ポンプ100は、吸入口114iと116iをダスト収集室の出口に
取り付けるダクトシステムを使用して、図1に示すタンク式真空掃除機20かま
たは図2に示す箱型真空掃除機のような真空掃除機に設けられる。
【0039】 詳細に述べると、図1に示すタンク式真空掃除機20はハウジング102と開
口部40の間にぴったり合うマニホールド300を具備する。マニホールド30
0は一端に開口部40内に開いた中央開口部(図示していない)を備える。ポー
ト(図示していない)はマニホールド300の内部とチャンバ104の吸入口1
14iおよび116iを接続する。図4に示すように、ハウジング102は、ハ
ウジング102の面の1つから出て行く吸入口を設けた状態で成形されるため、
この吸入口はマニホールド内部と直接流れがつながっている。出口ポート114
oおよび116oもまたハウジング102の有利などんな位置からでも出ていけ
るように成形できるが、本発明の実施形態では、図3および図4に示すように、
ハウジング102の外縁面から空気だまり42に出て行く。
【0040】 図2に示す箱型真空掃除機50もまたポート63を通して室54とつながるマ
ニホールド302を具備する。真空ポンプ100がこの真空掃除機50内に組み
込まれると本発明のコンプレッサー装置の吸入口114iおよび116iはマニ
ホールド302と流れが直接つながる。この装置100の出口ポート114oお
よび116oは排気空気だめ64内に直接つながる。
【0041】 作動時は駆動軸162は適切な方法(詳細は以下に述べる)でモータ200と
機能的に接続し図3の矢印Aの方向にロータを回転させる。ロータ146が回転
する際、チャンバ104の各葉形部106a、106bにそれぞれ2個ずつ計4
つの空間容積が生じる。各空間容積は始めは拡大して吸入口114iおよび11
6iの1つを通して空気を導入し、それからロータの角が各吸入口を通過して各
容積はその後減少し(前述のように約5:1の比率で)、出口ポート116oお
よび114oの1つからそれぞれ出ていく容積分の空気を押し出す。このように
して、ポンプはポンプの入口と出口の間で圧力降下を引き起こし、ポンプを取り
付けた真空掃除機を通してちりやごみを含んだ空気を導入する。
【0042】 本発明の主な利点はこのポンプが従来の装置に必要な回転速度の何分の1かの
回転速度で従来の真空掃除機に匹敵する圧力降下(真空度)をもたらすことにあ
る。たとえば、従来の真空掃除機の回転部品の速度ωは28,000〜32,0
00rpmもの高回転になることがある(米国特許第5,159,738を参照
)。本発明のコンプレッサー装置を備えた真空掃除機は約5,000rpm級の
角速度ωで運転できる。双極子騒音はω6に比例するので、本発明で可能な騒音
低減は相当なものになることが了解されよう。他の方法を見てみると、真空掃除
機の性能の工業的標準測定法は「空気仕事率」と呼ばれる。空気仕事率は真空掃
除機を通る質量流量に装置の回転翼前後の圧力降下ΔPを掛けたものである。本
発明のコンプレッサー装置はある一定の角速度ωに対してずっと大きいΔPを発
生することができるので、真空掃除機はずっと低い回転速度で同じ空気仕事率の
定格が得られる。
【0043】 モータ200の軸は弾性継手、好ましくは中空のゴム管(図示していない)を
介して駆動部材160の軸162に取り付けられる。モータはハウジングをモー
タ振動から絶縁する衝撃吸収取り付け台を設けて真空掃除機内に取り付けられる
。この振動の絶縁はコンプレッサー装置とモータの間に弾性継手を設けることに
よって効果が大きくなる。したがって、真空掃除機はより静粛なものになる。
【0044】 本発明による代表的な装置において、ハウジングは一体に成形され厚さが30
mmで平面図形は直径200mmの円形である。チャンバの深さは25mmであ
る。固定歯車は外形(歯車の歯の先端間を測定)が42.15mmであり、歯車
の各歯は環状に並び径が7.0mmで凹状になっている。ロータは一体に成形さ
れ頂点から頂点の測定距離は125mmであり、湾曲した側面は160mmの曲
率を持つ。ロータは厚さが24mmで、ロータ歯車を備える円形開口部は直径が
70mmである。ロータ歯車の歯は端が曲率1.5mmに丸くなっている。図3
の矢印Aの方向に約5,000rpmの速度で回転するこのような装置に関し、
約0.1気圧の圧力降下が起きる。これは従来の真空掃除機で通常得られる圧力
降下を超えており、したがって空気仕事率でみて同じ量の能力を得るのに必要な
質量流量(および空気流速)は減少する。他の寸法および形状のコンプレッサー
を使用して望ましい質量流量および圧力降下はどんなものでも得ることができる
ことが当業者には了解されよう。
【0045】 ロータの形状は、ロータの湾曲した側面とチャンバ104の各葉形部106a
と106bを分けている狭くくびれた部分との間で前もって設定した公差が得ら
れるように選定される。このような公差はできるだけ小さくし、ロータ回転時は
各葉形部で区切られる各チャンバ間の流体の伝達を最小にすることが本発明にお
いては重要である。この公差寸法はチャンバの寸法に対してロータ側面の曲率半
径を適当に選ぶことによって決定される。
【0046】 この公差が大きすぎると、これらのチャンバ間で過剰に流体が流れ、その結果
入口116iと出口116oの間および入口114iと出口114oの間で望ま
しくない流体の伝達が起きるのでポンプの性能に悪影響を与える。
【0047】 もし望むのであれば、ブローバイガスのシール装置300をハウジングに追加
しこの流体の伝達をさらに抑制することができる。本発明の他の実施形態による
このようなシール装置を図11に示す。この図はハウジング102(図3に示す
ような)の底部の拡大図でありそこで各葉形部106aと106bが交わる。こ
の実施形態のブローバイガスのシール装置は小さな鋼製のばねクリップ302で
ある。このクリップの一端はハウジング内の溝102xにすっぽりはいっており
クリップの他端306はハウジング内の溝102yにすっぽりはいっている。ク
リップの中央部分308はわずかに外側へ反ってチャンバの中へ入るので、ロー
タがハウジング内で回転する際ロータがクリップ上を滑動する。別のブローバイ
ガスシール装置が各葉形部106aと106bが交わるハウジング上部に設けら
れる。
【0048】 本発明のこの装置は容積式のコンプレッサーであり、その結果装置入口に障害
物があると圧力降下が著しく増加するところが従来の真空掃除機と異なる。この
ことを考慮に入れていないと、潜在的に危険である。というのは、入口の障害物
は真空掃除機できれいにされるちりやごみを吸い上げるホース先端の対象物であ
るかもしれない。この障害物が厚手のカーテンやランプ、あるいはペットや小さ
な子供など弱い物だと、破損したり大怪我をする可能性がある。したがって、葉
形106aの入口114iと出口116o、および葉形106bの入口116i
と出口114oはロータの移動範囲の少なくとも一部で各葉形ごとの入口と出口
が直接つながるように配置されることが本発明のこの実施形態の重要な機能であ
る。これは図3に示すロータ140の一点鎖線の位置によって示される。すなわ
ち、ロータが移動範囲の少なくとも一部にある間はずっと入口と出口は流れが直
接つながっているので、発生する圧力降下は制限される。
【0049】 当事者は、前述の実施形態において本発明の真空ポンプはフェルトなどの弾力
的なシール材148以外のシール機構を使用することが出来ることが了解されよ
う。
【0050】 図8(a)および図8(b)は本発明で使用するのに適した一体形のシールを
内蔵したロータの他の実施形態を示す。図8のロータ140’は、前述の実施形
態に示されるように溝146の中に保持されるシール148のような帯状シール
を備えるのではなくて、ロータ面に一体的に成形された高くしてあるシール24
8を備える。高くしてあるシール248は一般に上部が丸くしてありロータとハ
ウジング(およびカバー)の間にわずかな隙間を与えその結果流体に同伴される
小さな粒子状物質はシールをすりへらすことなくシール部を通過することができ
る。ロータ140’は本発明のポンプを空気以外の液体の移動に使用する場合特
に有用である。この実施形態の利点はロータの頂点でこのシール248をロータ
の縁に近づけて配置することができること、およびこのシールの断面は外形を変
えてシール両側の圧力降下をより正確に調整することができることにある。図8
(b)は断面が一般に半円形のシールを示すが、ほぼ円形を示す、または非円形
形状あるいはシールの全長に沿って変化する形状を呈することもある他の断面を
採用することができる。
【0051】 図9(a)および図9(b)は本発明によるシール装置の他の実施形態を示す
。本発明によるロータ140”は各頂点の鍵穴形のカットアウト150を示す(
そのうち1個むのみを図9に示す)。カットアウト150はカットアウト内に配
置されたアペックスシール部材250を備える。アペックスシール部材はカット
アウト150内部に比較的ぴったりと収まる拡大した胴体部252と鍵穴形カッ
トアウト150の脚部を通りロータ140”の頂点を越えて伸張する一体形の舌
状部254を具備する。
【0052】 ロータ140”は前述の最初の実施形態の溝146に対応する溝146”を具
備する。しかしながら、この実施形態においては、この溝は溝の全長にわたって
ロータの縁から等距離に作ることができる。シール部材250の面もまた溝14
6”と位置を合わせた溝256を具備する。シール148(図9(b)に一点鎖
線で示す)は前述の実施形態におけるのと同様に溝146”にぴったりとはまり
、またシール部材250の溝256にもぴったりとはまっている。アペックスシ
ール部材250は、図9(b)に示すように、ロータ140”の面を越えて伸張
し外周シール148のシール面と面一になっている。
【0053】 シール148自体はシール部材250と連結しており、このシールは弾力的な
のでアペックスシール部材250はロータがハウジング内を移動するのに伴い矢
印Bの方向に動くことができる。アペックスシール部材250は弾力的なシール
材148によって最も外側の位置に「偏る」ようになり、この結果ロータがハウ
ジング内を移動する間(図3参照)チャンバ104の壁面により確かに接触する
ようになることが了解されよう。アペックスシール部材の舌状部254の端は一
般に僅かに湾曲し葉形106aおよび106bの内面とより密接に合致し、これ
によってロータがハウジング102内を移動する時、より効果的なシールが得ら
れる。さらに、アペックスシール部材250はハウジングに使用される材質より
柔らかな材質で作ることかできるため舌状部254の先端はチャンバ104の内
部の輪郭によりぴったり合致するような形に摩耗する。
【0054】 いずれにせよ、この実施形態はより確かなシールを与えるという利点があり、
これは本発明の装置を家庭用真空掃除機以外に利用する場合特に利点となろう。
すなわち、このシール装置はより複雑であるが、より良いシールが得られ、装置
によって移動される流体中に同伴される粒子状物質によって装置が摩耗したとき
にこの装置を交換することができる。これはまたシール部材148および250
に対し最適な素材を使用することを可能にしその結果ハウジング102およびロ
ータ140に使用する材質に大きな余裕を与えるという利点もある。
【0055】 図10は図9に示す実施形態の変更態様を示す。図10においては、鍵穴状の
カットアウト150は真っ直ぐな側面の溝150’に置きかえられ、アペックス
シール部材250’は溝150’内部にぴったり合うように形づくられる。シー
ル部材250’は溝の根元の小さな圧縮ばね(図示していない)で外側に偏らせ
ることができる。(図9の実施形態においてばねを同じ目的で使用することがで
きることが理解できる) 図10の実施形態は、アペックスシール部材が同じようには保持されないが、
図9の実施形態より製造方法がより簡単であるという利点がある。
【0056】 前述の説明から本発明は真空掃除機以外の環境で使用するのに適していること
は明白であろう。シール両側の極度に大きい圧力降下に耐えなければならない従
来技術のバンケル式装置に見られる精巧なシール装置を具備していないことが本
発明の特徴であるので、本発明は粒子状物質が同伴されるポンプに特に有用であ
る。
【0057】 これと反対に、本発明は特に流体が前もって定めた圧力降下でシールを横切る
ことができるように作ったシール装置を使用する。前もって定めた圧力降下を可
能にする機能を果たすシール構造の例は前に説明したが、このような機能を果た
すシール構造はどんなものでも本発明の範囲に入る。前記で詳細に説明したもの
以外の例には、ロータ頂点で、ばねクリップの脚をロータ端面の溝の中に配置し
ばねクリップの中央をチャンバ104の壁面と接触させたC字形のばねクリップ
を使用することを含む。このようなシールの他の例は各ロータ頂点のところに厚
みを減らした部分を備えロータと一体の弾力的な部分を与えることを含む。この
ような装置は既に説明した実施形態のような面シールの場合またはそれとは別の
面シールの場合について用いることができる。
【0058】 要約すると、本発明はその広範な面において粒子状物質が同伴される流体に使
用するのに特に適したバンケル式ポンピング装置を具備する。本発明のバンケル
式装置は、従来技術のバンケル式諸装置で使用されるものとは違い、前もって決
められたシール両側の圧力降下(そしてそうすることにより前もって決められた
量の流体の流れ)を可能にするように特に造られるシールを使用する。装置内に
このようなシールを内蔵することにより、高価な材料や変わった形状を使用して
シールをきつい公差にする必要はない。代りにシールは丈夫な素材で費用をかけ
ずに、シールを激しくすり減らすような環境でさえ長い寿命が得られるように作
ることができる。
【0059】 本発明が特に適すような環境の1つが真空掃除機である。本発明のバンケル式
ポンピング装置は砂だらけの汚れた環境で使用されるとしても、十分安価に作る
ことができ従来の真空掃除機以上の整備は必要としない。
【0060】 好ましい実施形態について述べてきたが、特許請求の範囲によってのみ定義さ
れる本発明の精神と範囲を逸脱することなく前述の実施形態以外の数多の変更態
様が可能であることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による真空ポンプを内蔵する従来のタンク式真空掃除機の略断面図であ
る。
【図2】 本発明による真空ポンプを内蔵する従来の箱型真空掃除機の一部の略斜視図で
ある。
【図3】 本発明による真空ポンプ装置の平面図である。
【図4】 図3の線4−4に沿った断面図である。
【図5】 本発明による真空ポンプ用ロータの第1の実施形態の平面図である。
【図6】 本発明による真空ポンプのハウジングの平面図である。
【図7】 本発明による真空ポンプの分解斜視図である。
【図8】 (a)は本発明による真空ポンプ用ロータの第2の実施形態の平面図、(b)
は(a)の線8b−8bに沿った断面図である。
【図9】 (a)は本発明による真空ポンプ用ロータの別の実施形態の平面図、(b)は
(a)の線9b−9bに沿った断面図である。
【図10】 本発明による真空ポンプ用ロータのさらに別の実施形態の平面図である。
【図11】 真空ポンプハウジングに取りつけたブローバイガスのシールを示す本発明の別
の実施形態の詳細図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 6 Razorback Drive, Mercerville, NJ 08619

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物質を同伴してある場所から他の場所へ移送する減圧された
    流体の流れを発生可能な真空掃除機であって、 前記同伴した物質を集めるための室と、 複数の葉形がある1つのチャンバと、前記複数の葉形よりも数が多い複数の側面
    を持つ概して多角形の1つのロータとを備え、前記ロータは、前記葉形のチャン
    バ内で偏心的な回転をして前記ロータが前記チャンバに対して回転したときに前
    記葉形内を減圧にするように取り付けられ、前記チャンバは、前記同伴した物質
    の収集を行なう収集室と機能的に結合して前記チャンバ内を流れる前記流体を生
    じるように構成されることを特徴とする真空掃除機。
  2. 【請求項2】 前記チャンバは平面図形が以下の式を満足する外トロコイド
    形で、 x=(a+b)×cos(t)−c×cos((a/b+1)×t)および y=(a+b)×sin(t)−c×sin((a/b+1)×t) ただしxおよびyは前記チャンバの中心からの座標の読み、0≦t≦2π、a/
    bは前記チャンバの葉形の数を定義する整数、b/c=2であり、 前記ロータは、湾曲した(a/b+1)個の側面を備えた正多角形であること
    を特徴とする請求項1に記載の真空掃除機。
  3. 【請求項3】 前記流体は空気であり、また前記a/b=2であることを特
    徴とする請求項2に記載の真空掃除機。
  4. 【請求項4】 前記室は空気用の入口と出口を備え、前記真空掃除機はさら
    に、機能的に前記チャンバを前記室の前記出口に接続し前記室の前記入口から前
    記出口まで圧力降下を引き起こすダクトシステムからなることを特徴とする請求
    項3に記載の真空掃除機。
  5. 【請求項5】 前記室は、収集容器を通る空気流を通過させ前記空気流に同
    伴する粒子状物質を捕捉するような素材で出来ている収集容器を受容するように
    構成され、 前記室の入口は前記空気流を前記容器の入口の中へ誘導するように構成され、 前記室の出口は、前記室を通し、さらに前記容器を通して空気流を誘導するよ
    うに前記室に対して配置されることを特徴とする請求項4に記載の真空掃除機。
  6. 【請求項6】 前記室は概して円筒形のタンクであり、 前記室の前記入口は前記タンクの外周部に配置され空気の流れを前記タンクの
    中へ概してタンクの円周方向に導入するように向けられ、 前記室の前記出口は前記タンクの一端の軸近傍に配置され空気の流れを前記タ
    ンクから概して軸方向に引き出すように向けられることを特徴とする請求項4に
    記載の真空掃除機。
  7. 【請求項7】 前記チャンバの前記出口は少なくとも2つの出口を備え少な
    くとも1つの前記出口が前記チャンバの前記葉形の部位各々に配置され、 前記チャンバの前記入口は少なくとも2つの入口を備え少なくとも1つの前記
    入口が前記チャンバの前記葉形の部位各々に配置され、 前記チャンバの前記葉形の部位両方にある少なくとも1つの前記入口と少なく
    とも1つの前記出口とが前記ロータの前記回転の一部の間流れが直接つながるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の真空掃除機。
  8. 【請求項8】 物質を同伴させてある場所から他の場所へ移送することので
    きる減圧の空気の流れを発生する真空掃除機であって、 前記空気流れ用の入口と出口があり前記同伴した物質を集めるための室と、 平面図形が以下の式を満足する外トロコイド形のチャンバを備え x=(a+b)×cos(t)−c×cos((a/b+1)×t)および y=(a+b)×sin(t)−c×sin((a/b+1)×t) ただしxおよびyは前記チャンバの中心からの座標の読みであり、0≦t≦2π
    、a/bは前記チャンバの葉形の数を定義する整数、b/c=2であり、前記チ
    ャンバは複数の出口と複数の入口とを備え、少なくとも1つの前記出口が前記チ
    ャンバの前記葉形の部位各々に配置され少なくとも1つの前記入口が前記チャン
    バの前記葉形の部位各々に配置される真空ポンプハウジングと、 前記チャンバ内でチャンバの前記中心にあり(a/b)×nの歯数を持ち、n
    は整数である固定歯車と、 湾曲した(a/b+1)個の側面を持ち、前記ロータは前記チャンバ内で偏心
    的な回転をするよう配置され、前記チャンバの前記葉形の部位各々にある少なく
    とも1つの前記入口と少なくとも1つの前記出口とが前記ロータの前記回転の一
    部の間の流れが直接つながる概して多角形の一体型のロータと、 前記ロータの中心にあり(a/b+1)×nの歯数を持つロータ歯車と、 前記チャンバを囲う前記ハウジングに取りつけたカバーと、 前記ハウジングと前記カバーに面した前記ロータのシールと、 前記ロータの円形の開口部内に円板の継手を備え、駆動軸に偏心して取りつけ
    て前記ロータに回転運動を伝えロータの回転で前記チャンバの前記入口から前記
    チャンバの前記出口まで流体の流れを起こし、前記駆動軸は前記固定歯車と同軸
    に前記カバーの開口部を通過する駆動部材と、 前記駆動軸に機能的に連結して駆動軸に回転運動を伝えるようにした駆動モー
    タと、 機能的に前記チャンバの前記入口部分を前記室の前記出口に接続し前記室の前
    記入口から前記出口まで圧力降下を引き起こすダクトシステムとからなることを
    特徴とする真空掃除機。
  9. 【請求項9】 前記a/b=2であり、 前記室は、収集容器を通る前記空気流を通過させ前記空気流に同伴する粒子状
    物質を捕捉するような素材で出来ている収集容器を受容するように構成され、 前記室の入口は前記空気流を前記容器の入口の中へ誘導するように構成され、 前記室の出口は、前記室を通してそしてその結果前記容器を通して空気流を誘
    導するように前記室に対して配置されることを特徴とする請求項8に記載の真空
    掃除機。
  10. 【請求項10】 前記a/b=2であり、 前記室は概して円筒形のタンクであり、 前記室の前記入口は前記タンクの周辺に配置され空気の流れを前記タンクの中
    へ概してタンク方向に導入するように向けられ、 前記室の前記出口は前記タンクの一端の軸近傍に配置され空気の流れを前記タ
    ンクから概して軸方向に引き出すように向けられることを特徴とする請求項8に
    記載の真空掃除機。
  11. 【請求項11】 ハウジング内に平面図形が以下の式に従う外トロコイド形
    のチャンバを備え、 x=(a+b)×cos(t)−c×cos((a/b+1)×t)および y=(a+b)×sin(t)−c×sin((a/b+1)×t) ただしxおよびyは前記チャンバの中心からの座標の読みであり、0≦t≦2π
    、a/bは前記チャンバの葉形の数を定義する整数、b/c=2であることを特
    徴とする一体形のハウジングと、 前記チャンバ内でチャンバの中心にあり(a/b)×n(nは整数)の歯数を
    持つ固定歯車と、 湾曲した(a/b+1)個の側面を持ち、ロータは前記チャンバ内で偏心的な
    回転をするよう配置される概して多角形の一体型のロータと、 前記ロータの中心にあり(a/b+1)×nの歯数を持つロータ歯車と、 前記ハウジング内で前記ロータが回転中に前記ロータと前記ハウジングをシー
    ルしシールを通過する圧力降下を前もって決めた値にするように構成される前記
    ロータのシール手段とからなり、 同伴された粒子状物質が内部にある移動流体に用いられることを特徴とするポ
    ンプ。
  12. 【請求項12】 さらに前記ロータの表側にある円形の開口部内に円板の継
    手を備え駆動軸に偏心して取りつけた駆動部材からなり、前記駆動軸は前記固定
    歯車と同軸に前記カバーの開口部を通り抜けることを特徴とする請求項11に記
    載のポンプ。
  13. 【請求項13】 前記ロータは前記ロータの少なくとも1つの面でロータの
    まわりにおおむね伸張する溝を具備し、前記シールは前記溝の中にフェルト材を
    具備することを特徴とする請求項12に記載のポンプ。
  14. 【請求項14】 前記シールは、前記ロータの略全周に渡り前記ロータの1
    つの面に成形された隆起部を具備することを特徴とする請求項12に記載のポン
    プ。
  15. 【請求項15】 前記ロータは前記多角形の平面図形の頂部のカットアウト
    部分とロータの前記面に成形された溝とを具備し、 前記シール装置は前記カットアウト部分に配置されたシール部材と前記溝の中
    に配置された一体のシール帯とを具備し前記シール部材は前記シール用帯を収容
    する溝を具備することを特徴とする請求項12に記載のポンプ。
  16. 【請求項16】 前記カットアウト部分は鍵穴の形をしており前記シール部
    材はそれぞれ前記カットアウト部分の内部にぴったりとはまる胴体部分と前記カ
    ットアウト部分から伸張する舌状部文とを具備することを特徴とする請求項15
    に記載のポンプ。
  17. 【請求項17】 前記a/bは、2であることを特徴とする請求項11に記
    載のポンプ。
  18. 【請求項18】 さらに複数のブローバイガスシールからなり、このシール
    はそれぞれ前記ハウジングの隣接する前記各葉形の間の位置に取り付けられ、前
    記ブローバイガスシールは前記ロータと協働して前記ロータが回転中に前記隣接
    する各葉形の間で流体が伝達するのを防ぐように構成されることを特徴とする請
    求項11に記載のポンプ。
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