JP2002373734A - コンプレッサ用給電装置 - Google Patents
コンプレッサ用給電装置Info
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- JP2002373734A JP2002373734A JP2001181446A JP2001181446A JP2002373734A JP 2002373734 A JP2002373734 A JP 2002373734A JP 2001181446 A JP2001181446 A JP 2001181446A JP 2001181446 A JP2001181446 A JP 2001181446A JP 2002373734 A JP2002373734 A JP 2002373734A
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- Japan
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- cluster
- terminal
- power supply
- pin
- compressor
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/07—Details of compressors or related parts
- F25B2400/077—Compressor control units, e.g. terminal boxes, mounted on the compressor casing wall containing for example starter, protection switches or connector contacts
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 3芯端子ピンのピンの長さに狂いが起きても
3芯端子ピンとクラスタ端子との確実な挿入結合状態を
確保する。 【解決手段】 クラスタ端子9と3芯端子ピン7との挿
入結合時に、3芯端子ピン7のピン先端が前記クラスタ
端子9のピン挿入領域を越えて抜け止めストッパ33を
押上げ、さらに、奥へ挿入可能とする。
3芯端子ピンとクラスタ端子との確実な挿入結合状態を
確保する。 【解決手段】 クラスタ端子9と3芯端子ピン7との挿
入結合時に、3芯端子ピン7のピン先端が前記クラスタ
端子9のピン挿入領域を越えて抜け止めストッパ33を
押上げ、さらに、奥へ挿入可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵庫等に適す
るコンプレッサ用給電装置に関する。
るコンプレッサ用給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンプレッサ用給電装置は、コン
プレッサ本体に設けられた3芯端子ピンに、給電用のク
ラスタ端子を挿入結合させてコンプレッサモータにイン
バータ電源からの三相交流電力を給電するもので、その
具体例を図11から図14に示す。
プレッサ本体に設けられた3芯端子ピンに、給電用のク
ラスタ端子を挿入結合させてコンプレッサモータにイン
バータ電源からの三相交流電力を給電するもので、その
具体例を図11から図14に示す。
【0003】図11及び図12は独立タイプのものを示
したもので、コンプレッサ本体101のターミナルボッ
クス103内にコンプレッサ本体101の本体温度を検
出する温度検出素子105とクラスタハウジング107
とがそれぞれ独立して設けられている。クラスタハウジ
ング107内には、コンプレッサ本体101から突出す
る3芯端子ピン109と挿入結合し合う給電用のクラス
タ端子111が組入れられ、そのクラスタ端子を111
に、抜け止めストッパ113によって抜け方向(図12
矢印)の動きが規制された構造となっている。ターミナ
ルボックス103はカバー押えばね115によって支持
される端子カバ117によりカバーされるようになって
いる。
したもので、コンプレッサ本体101のターミナルボッ
クス103内にコンプレッサ本体101の本体温度を検
出する温度検出素子105とクラスタハウジング107
とがそれぞれ独立して設けられている。クラスタハウジ
ング107内には、コンプレッサ本体101から突出す
る3芯端子ピン109と挿入結合し合う給電用のクラス
タ端子111が組入れられ、そのクラスタ端子を111
に、抜け止めストッパ113によって抜け方向(図12
矢印)の動きが規制された構造となっている。ターミナ
ルボックス103はカバー押えばね115によって支持
される端子カバ117によりカバーされるようになって
いる。
【0004】図13及び図14はユニットタイプのもの
を示したもので、温度検出素子119とクラスタハウジ
ング121とが給電ケース125内に一緒に組込まれ、
給電ケース125のターミナルボックス127への取付
け完了と同時に温度検出素子119及びクラスタハウジ
ング121の取付けが完了するようになっている。
を示したもので、温度検出素子119とクラスタハウジ
ング121とが給電ケース125内に一緒に組込まれ、
給電ケース125のターミナルボックス127への取付
け完了と同時に温度検出素子119及びクラスタハウジ
ング121の取付けが完了するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12及図13に示す
独立タイプのクラスタ端子111は、3芯端子ピン10
9と挿入結合し合うことで、三相交流電力が給電される
ようになっているが、クラスタ端子111と挿入結合さ
れる3芯端子ピン109は3角形状に3本配置されてい
るため、例えば、3芯端子ピン109の加工誤差、ある
いは、取付け誤差等の条件によって各3芯端子ピン10
9の長さが不揃いとなる狂いが起きることがある。この
ような場合、クラスタ端子111を3芯端子ピン109
に挿入すると、一番長い3芯端子ピン109のピン先端
がクラスタ端子111に設けられた抜け止めストッパ1
13と当接し合い、それ以上の挿入が困難となる。この
結果、残りの3芯端子ピン109は挿入代が浅い状態と
なるため、確実な電気的接続が得られにくくなると共
に、しかも、挿入安定性が悪いために簡単に抜けてしま
う不具合があった。
独立タイプのクラスタ端子111は、3芯端子ピン10
9と挿入結合し合うことで、三相交流電力が給電される
ようになっているが、クラスタ端子111と挿入結合さ
れる3芯端子ピン109は3角形状に3本配置されてい
るため、例えば、3芯端子ピン109の加工誤差、ある
いは、取付け誤差等の条件によって各3芯端子ピン10
9の長さが不揃いとなる狂いが起きることがある。この
ような場合、クラスタ端子111を3芯端子ピン109
に挿入すると、一番長い3芯端子ピン109のピン先端
がクラスタ端子111に設けられた抜け止めストッパ1
13と当接し合い、それ以上の挿入が困難となる。この
結果、残りの3芯端子ピン109は挿入代が浅い状態と
なるため、確実な電気的接続が得られにくくなると共
に、しかも、挿入安定性が悪いために簡単に抜けてしま
う不具合があった。
【0006】一方、図13及び図14に示すユニットタ
イプの温度検出素子119は、給電ケース125内に組
付けられた取付けホルダ129によって保持され、給電
ケース125の装着時、取付けホルダ129のホルダ面
131がターミナルボックス127と接続し合うこと
で、温度検出素子119の感熱面133は設定された隙
間寸法Dが確保されるようになっている。と同時に、図
12に示すようにクラスタハウジング107内のクラス
タ端子111はコンプレッサ本体101から突出する3
芯端子ピン109と挿入結合される構造となっている。
イプの温度検出素子119は、給電ケース125内に組
付けられた取付けホルダ129によって保持され、給電
ケース125の装着時、取付けホルダ129のホルダ面
131がターミナルボックス127と接続し合うこと
で、温度検出素子119の感熱面133は設定された隙
間寸法Dが確保されるようになっている。と同時に、図
12に示すようにクラスタハウジング107内のクラス
タ端子111はコンプレッサ本体101から突出する3
芯端子ピン109と挿入結合される構造となっている。
【0007】この場合、温度検出素子119の感熱面1
33は、正確な温度検出が求められるところから設定さ
れた隙間寸法Dに確保されることが絶対条件となる一
方、クラスタ端子111と3芯端子ピン109とは、確
実な挿入代をもって挿入結合されることが望まれる。
33は、正確な温度検出が求められるところから設定さ
れた隙間寸法Dに確保されることが絶対条件となる一
方、クラスタ端子111と3芯端子ピン109とは、確
実な挿入代をもって挿入結合されることが望まれる。
【0008】しかしながら、温度検出素子119の感熱
面133を基準として給電ケース125をターミナルボ
ックス127へ装着した時、特に、コンプレッサ本体1
01から突出する3芯端子ピン109に対してクラスタ
端子111は時として浅い挿入代となり、簡単に抜けて
しまう不具合いがあった。
面133を基準として給電ケース125をターミナルボ
ックス127へ装着した時、特に、コンプレッサ本体1
01から突出する3芯端子ピン109に対してクラスタ
端子111は時として浅い挿入代となり、簡単に抜けて
しまう不具合いがあった。
【0009】これは、給電ケース125をターミナルボ
ックス127へ装着する時に予めクラスタ端子111と
3芯端子ピン109とは正しい挿入代が確保されるよう
設定されてはいるが、3芯端子ピン109が配置された
コンプレッサ本体101に給電ケース125を装着する
ためのターミナルケース127を溶着するため、その時
の取付け誤差、あるいは、成形誤差等の影響により、タ
ーミナルケース127から突出する3芯端子ピン109
の突出量が規定された寸法より短くなってしまい前記し
た不具合いが起きるものと考えられる。
ックス127へ装着する時に予めクラスタ端子111と
3芯端子ピン109とは正しい挿入代が確保されるよう
設定されてはいるが、3芯端子ピン109が配置された
コンプレッサ本体101に給電ケース125を装着する
ためのターミナルケース127を溶着するため、その時
の取付け誤差、あるいは、成形誤差等の影響により、タ
ーミナルケース127から突出する3芯端子ピン109
の突出量が規定された寸法より短くなってしまい前記し
た不具合いが起きるものと考えられる。
【0010】この場合、浅い挿入代とならないように3
芯端子ピン109の長さを組付け誤差等の条件を考慮し
て予め長くする手段が考えられるが、給電ケース125
に対する取付けホルダ129の組付け位置と、クラスタ
ハウジング121の組付け位置とは相対関係にあるた
め、長く設定された3芯端子ピン109に対してクラス
タ端子111を挿入する際、取付けホルダ129のホル
ダ面131がターミナルボックス127と接触しない内
に図12に示すように3芯端子ピン109のピン先端が
クラスタ端子111の抜け止めストッパ113と当接し
合う給電ケース125の装着となる結果、感熱部133
は設定された隙間寸法Dとならず、正確な温度検出が難
しくなる等の新たな問題を招くようになる。
芯端子ピン109の長さを組付け誤差等の条件を考慮し
て予め長くする手段が考えられるが、給電ケース125
に対する取付けホルダ129の組付け位置と、クラスタ
ハウジング121の組付け位置とは相対関係にあるた
め、長く設定された3芯端子ピン109に対してクラス
タ端子111を挿入する際、取付けホルダ129のホル
ダ面131がターミナルボックス127と接触しない内
に図12に示すように3芯端子ピン109のピン先端が
クラスタ端子111の抜け止めストッパ113と当接し
合う給電ケース125の装着となる結果、感熱部133
は設定された隙間寸法Dとならず、正確な温度検出が難
しくなる等の新たな問題を招くようになる。
【0011】そこで、この発明は、加工誤差等の条件に
左右されることなくクラスタ端子と3芯端子ピンとの確
実な挿入結合状態が得られるコンプレッサ用給電装置を
提供することを目的としている。
左右されることなくクラスタ端子と3芯端子ピンとの確
実な挿入結合状態が得られるコンプレッサ用給電装置を
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1によれば、クラスタハウジング
のハウジング空間内に、コンプレッサ本体から突出する
3芯端子ピンと挿入結合し合うと共に、抜け止めストッ
パを有するクラスタ端子が組入れられたコンプレッサ用
給電装置において、前記クラスタ端子と3芯端子ピンと
の挿入結合時に、3芯端子ピンのピン先端が前記クラス
タ端子のピン挿入領域を越えて抜け止めストッパを押上
げ、さらに奥へ挿入可能であることを特徴とする。
に、この発明の請求項1によれば、クラスタハウジング
のハウジング空間内に、コンプレッサ本体から突出する
3芯端子ピンと挿入結合し合うと共に、抜け止めストッ
パを有するクラスタ端子が組入れられたコンプレッサ用
給電装置において、前記クラスタ端子と3芯端子ピンと
の挿入結合時に、3芯端子ピンのピン先端が前記クラス
タ端子のピン挿入領域を越えて抜け止めストッパを押上
げ、さらに奥へ挿入可能であることを特徴とする。
【0013】これにより、3芯端子ピンに長さの異なる
不揃い等の狂いが発生しても、3芯端子ピンとクラスタ
端子との挿入結合時、一番長い3芯端子ピンのピン先端
はクラスタのピン挿入領域を越えて抜け止めストッパを
押上げ、さらに奥へ挿入される。と同時に残りの短い3
芯端子ピンは抜け止めストッパに当る位置までの挿入が
可能となり、全体が確実に挿入し合う挿入結合状態が得
られるようになる。
不揃い等の狂いが発生しても、3芯端子ピンとクラスタ
端子との挿入結合時、一番長い3芯端子ピンのピン先端
はクラスタのピン挿入領域を越えて抜け止めストッパを
押上げ、さらに奥へ挿入される。と同時に残りの短い3
芯端子ピンは抜け止めストッパに当る位置までの挿入が
可能となり、全体が確実に挿入し合う挿入結合状態が得
られるようになる。
【0014】また、この発明の請求項2によれば、抜け
止めストッパを、クラスタ端子から帯板状に切り起こ
し、一体形状に形成し、3芯端子ピンによって押上げら
れた時、クラスタハウジングのハウジング空間内に所定
の角度で立上がる傾斜部と、クラスタ端子が組込まれる
ハウジング空間の挿入開口壁面へ向かって延長される水
平部とで形成することを特徴とする。
止めストッパを、クラスタ端子から帯板状に切り起こ
し、一体形状に形成し、3芯端子ピンによって押上げら
れた時、クラスタハウジングのハウジング空間内に所定
の角度で立上がる傾斜部と、クラスタ端子が組込まれる
ハウジング空間の挿入開口壁面へ向かって延長される水
平部とで形成することを特徴とする。
【0015】これにより、3芯端子ピンはクラスタ端子
のピン挿入領域を越えた深い挿入結合状態が得られる一
方、抜け止めストッパの水平部が抜け方向となるハウジ
ング空間の挿入開口壁面と当接し合うことで、クラスタ
端子のガタ付きが小さく押えられた確実な組付け状態が
得られるようになる。
のピン挿入領域を越えた深い挿入結合状態が得られる一
方、抜け止めストッパの水平部が抜け方向となるハウジ
ング空間の挿入開口壁面と当接し合うことで、クラスタ
端子のガタ付きが小さく押えられた確実な組付け状態が
得られるようになる。
【0016】また、この発明の請求項3によれば、給電
ケース内に、感熱面が設定された隙間を有してコンプレ
ッサ本体の温度を検出する温度検出素子と、クラスタハ
ウジングのハウジング空間内に組込まれ、前記コンプレ
ッサ本体から突出する3芯端子ピンと挿入結合される抜
け止めストッパを備えたクラスタ端子とを有するコンプ
レッサ用給電装置において、前記クラスタ端子と3芯端
子ピンとの挿入結合時に、3芯端子ピンのピン先端が前
記クラスタ端子のピン挿入領域を越えてさらに奥へ挿入
される挿入スペースを前記ハウジング空間内に設けるよ
うにしたことを特徴とする。
ケース内に、感熱面が設定された隙間を有してコンプレ
ッサ本体の温度を検出する温度検出素子と、クラスタハ
ウジングのハウジング空間内に組込まれ、前記コンプレ
ッサ本体から突出する3芯端子ピンと挿入結合される抜
け止めストッパを備えたクラスタ端子とを有するコンプ
レッサ用給電装置において、前記クラスタ端子と3芯端
子ピンとの挿入結合時に、3芯端子ピンのピン先端が前
記クラスタ端子のピン挿入領域を越えてさらに奥へ挿入
される挿入スペースを前記ハウジング空間内に設けるよ
うにしたことを特徴とする。
【0017】これにより、3芯端子ピンが規定された挿
入代に以下とならないように予め長く設定しておくこと
で、温度検出素子の感熱面が設定された隙間寸法に位置
決めされた時、各3芯端子ピンのピン先端は、クラスタ
端子のピン挿入領域を越えて、さらに奥の挿入スペース
内に臨む深い挿入結合状態が得られる。
入代に以下とならないように予め長く設定しておくこと
で、温度検出素子の感熱面が設定された隙間寸法に位置
決めされた時、各3芯端子ピンのピン先端は、クラスタ
端子のピン挿入領域を越えて、さらに奥の挿入スペース
内に臨む深い挿入結合状態が得られる。
【0018】また、この発明の請求項4によれば、クラ
スタハウジングに、給電ケースへの組付け時にその給電
ケースに設けられた対向し合う一対の固定爪を左右に押
拡げる押入傾斜面と、挿入完了後に復帰する固定爪と係
合し合う係合段部とを設けるようにすることを特徴とす
る。
スタハウジングに、給電ケースへの組付け時にその給電
ケースに設けられた対向し合う一対の固定爪を左右に押
拡げる押入傾斜面と、挿入完了後に復帰する固定爪と係
合し合う係合段部とを設けるようにすることを特徴とす
る。
【0019】これにより、クラスタハウジングを給電ケ
ースへ組付ける時、押入傾斜面によって固定爪を左右に
押拡げながら円滑に挿入される。挿入完了と同時に復帰
する固定爪は係合段部と係合し合うことで、容易、か
つ、迅速に組付け作業が終了するようになる。
ースへ組付ける時、押入傾斜面によって固定爪を左右に
押拡げながら円滑に挿入される。挿入完了と同時に復帰
する固定爪は係合段部と係合し合うことで、容易、か
つ、迅速に組付け作業が終了するようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5の図面を参照
しながらこの発明の第1の実施形態について具体的に説
明する。
しながらこの発明の第1の実施形態について具体的に説
明する。
【0021】図1は冷蔵庫のコンプレッサに用いられる
コンプレッサ用給電装置1を示している。
コンプレッサ用給電装置1を示している。
【0022】コンプレッサ本体3の側面には前面及び下
面側が開放されたターミナルボックス5が取付けられて
いる。ターミナルボックス5の内部にはコンプレッサ本
体3から突出する3芯端子ピン7と挿入結合し合うクラ
スタ端子9が組入れられたクラスタハウジング11と温
度検出素子13とが配置され、ターミナルカバ15で覆
われている。ターミナルカバ15はカバー押えばね17
の両端がターミナルボックス5の係合孔19と係合し合
うことでターミナルボックス5に固定支持されるように
なっている。
面側が開放されたターミナルボックス5が取付けられて
いる。ターミナルボックス5の内部にはコンプレッサ本
体3から突出する3芯端子ピン7と挿入結合し合うクラ
スタ端子9が組入れられたクラスタハウジング11と温
度検出素子13とが配置され、ターミナルカバ15で覆
われている。ターミナルカバ15はカバー押えばね17
の両端がターミナルボックス5の係合孔19と係合し合
うことでターミナルボックス5に固定支持されるように
なっている。
【0023】温度検出素子13はコンプレッサ本体3の
ケース温度を管理するもので、設定温度以上になった場
合に、コンプレッサの運転を停止するよう制御するよう
になっている。
ケース温度を管理するもので、設定温度以上になった場
合に、コンプレッサの運転を停止するよう制御するよう
になっている。
【0024】3芯端子ピン7はコンプレッサ本体3に設
けられた端子台座21から3角形状に3本突出する形状
となっていて、図3に示すようにクラスタ端子9と挿入
結合可能となっている。
けられた端子台座21から3角形状に3本突出する形状
となっていて、図3に示すようにクラスタ端子9と挿入
結合可能となっている。
【0025】クラスタ端子9は、図外のコンプレッサモ
ータにインバータ電源からの三相交流電力を給電するも
ので、クラスタハウジング11のハウジング空間23内
に挿入開口壁面25aの開口25aから挿入することで
組入れられるようになっている。
ータにインバータ電源からの三相交流電力を給電するも
ので、クラスタハウジング11のハウジング空間23内
に挿入開口壁面25aの開口25aから挿入することで
組入れられるようになっている。
【0026】クラスタ端子9の抱きラグ部9a,9bに
は図3、図4に示すように給電用のリード線27の外覆
27aと芯線27bとがカシメ結合される一方、端子本
体の前面(図3下側)は、クラスタハウジング11のピ
ン挿入開口29と対向し合う3芯端子ピン7が挿入され
るピン挿入口31となっている。ピン挿入口31の反対
側となる後面(図3上側)には抜け止めストッパ33が
設けられ、抜け止めストッパ33の上方は、上方に押上
げられても可能なように挿入スペース35が設けられた
形状となっている。
は図3、図4に示すように給電用のリード線27の外覆
27aと芯線27bとがカシメ結合される一方、端子本
体の前面(図3下側)は、クラスタハウジング11のピ
ン挿入開口29と対向し合う3芯端子ピン7が挿入され
るピン挿入口31となっている。ピン挿入口31の反対
側となる後面(図3上側)には抜け止めストッパ33が
設けられ、抜け止めストッパ33の上方は、上方に押上
げられても可能なように挿入スペース35が設けられた
形状となっている。
【0027】抜け止めストッパ33は、クラスタ端子9
から帯板状に切り起こされた一体形状に形成され、3芯
端子ピン7によって押上げられた時に、図3に示すよう
にハウジング空間23の挿入スペース35に対して所定
の角度で立上がる傾斜部33aとハウジング空間23の
挿入開口壁面25へ向かって延長される水平部33bと
で形成され、抜け方向に対して動きが規制されるように
なっている。この場合、抜け止めストッパ33は、ピン
押入前は図2、図4に示すように予め若干の傾斜部と水
平部とを有する形状となっているが、水平状態であって
もよい。
から帯板状に切り起こされた一体形状に形成され、3芯
端子ピン7によって押上げられた時に、図3に示すよう
にハウジング空間23の挿入スペース35に対して所定
の角度で立上がる傾斜部33aとハウジング空間23の
挿入開口壁面25へ向かって延長される水平部33bと
で形成され、抜け方向に対して動きが規制されるように
なっている。この場合、抜け止めストッパ33は、ピン
押入前は図2、図4に示すように予め若干の傾斜部と水
平部とを有する形状となっているが、水平状態であって
もよい。
【0028】なお、抜け止めストッパ33が押上げられ
るハウジング空間23の挿入スペース35は、図5に示
すようにクラスタハウジング11の上方を開放すること
で形成するようにしてもよい。
るハウジング空間23の挿入スペース35は、図5に示
すようにクラスタハウジング11の上方を開放すること
で形成するようにしてもよい。
【0029】このように構成されたコンプレッサ用給電
装置1において、クラスタハウジング11のクラスタ端
子9を3芯端子ピン7に挿入することで、挿入結合状態
が得られるようになる。
装置1において、クラスタハウジング11のクラスタ端
子9を3芯端子ピン7に挿入することで、挿入結合状態
が得られるようになる。
【0030】この場合、例えば、加工誤差等により3芯
端子ピン7の各長さが不揃いに作られ狂いが発生した場
合であっても、挿入時に一番長い3芯端子ピン7のピン
先端は図3に示すようにピン挿入代Hとなるピン挿入領
域を越えて抜け止めストッパ33を押上げ、さらに奥へ
挿入可能となる。この結果、残りの短い3芯端子ピン7
はクラスタ端子9のピン挿入代H内に納まり、各3芯端
子ピン7の確実な挿入結合状態が得られる。
端子ピン7の各長さが不揃いに作られ狂いが発生した場
合であっても、挿入時に一番長い3芯端子ピン7のピン
先端は図3に示すようにピン挿入代Hとなるピン挿入領
域を越えて抜け止めストッパ33を押上げ、さらに奥へ
挿入可能となる。この結果、残りの短い3芯端子ピン7
はクラスタ端子9のピン挿入代H内に納まり、各3芯端
子ピン7の確実な挿入結合状態が得られる。
【0031】一方、3芯端子ピン7を抜いた時、抜け止
めストッパ33の水平部33bは挿入開口壁面25と当
接し合うことで、ガタ付きが小さく押えられたクラスタ
端子9の組付け状態が確保される。
めストッパ33の水平部33bは挿入開口壁面25と当
接し合うことで、ガタ付きが小さく押えられたクラスタ
端子9の組付け状態が確保される。
【0032】図6から図10はクラスタハウジング11
と温度検出素子13とを給電ケース37内に一緒に組込
んだユニットタイプとした第2の実施形態を示したもの
である。
と温度検出素子13とを給電ケース37内に一緒に組込
んだユニットタイプとした第2の実施形態を示したもの
である。
【0033】図7に示すようにコンプレッサ本体3の側
面には前面及び下面が開口した矩形箱状の金属製のター
ミナルボックス39が伝熱的に取り付けられている。タ
ーミナルボックス39のコンプレッサ取着面39aには
そのほぼ中央部にコンプレッサ本体3からにやや隆起し
た状態で配設された円形状の端子台40が臨んでいる。
この端子台40には、コンプレッサ本体3内に収納され
ている図示しないコンプレッサモーターに接続された3
芯端子ピン41が突出している。なお、冷蔵庫機械室内
に設置されたコンプ台43の上面には、防振ゴム45を
介してねじ47によりコンプ支持枠49が固定されてお
り、コンプレッサ本体3はそのコンプ支持枠49の上に
支持固定されるようになっている。
面には前面及び下面が開口した矩形箱状の金属製のター
ミナルボックス39が伝熱的に取り付けられている。タ
ーミナルボックス39のコンプレッサ取着面39aには
そのほぼ中央部にコンプレッサ本体3からにやや隆起し
た状態で配設された円形状の端子台40が臨んでいる。
この端子台40には、コンプレッサ本体3内に収納され
ている図示しないコンプレッサモーターに接続された3
芯端子ピン41が突出している。なお、冷蔵庫機械室内
に設置されたコンプ台43の上面には、防振ゴム45を
介してねじ47によりコンプ支持枠49が固定されてお
り、コンプレッサ本体3はそのコンプ支持枠49の上に
支持固定されるようになっている。
【0034】図6と図8はコンプレッサ用給電装置1の
斜視図と背面図である。図6と図8に示すように、コン
プレッサ用給電装置1は、矩形状の開口部を備えた有低
容器状の給電ケース37内に、バイメタル素子等の温度
検出素子51とクラスタハウジング53とが収納固定さ
れ、給電ケース37の開口部がターミナルボックス39
へ装着する装着面側となっている。
斜視図と背面図である。図6と図8に示すように、コン
プレッサ用給電装置1は、矩形状の開口部を備えた有低
容器状の給電ケース37内に、バイメタル素子等の温度
検出素子51とクラスタハウジング53とが収納固定さ
れ、給電ケース37の開口部がターミナルボックス39
へ装着する装着面側となっている。
【0035】給電ケース37は、難燃性及び絶縁性を有
する部材により形成されており、図7に示すように給電
ケース37をターミナルボックス39に装着した状態に
おいて、ほぼコ字状をなすカバー押えばね55を、案内
部57に沿って押し込み、そのカバー押えばね55の両
先端部をターミナルボックス39の側面に設けた係合孔
(図示せず)に係合されることにより、給電ケース37
をターミナルボックス39の内側に嵌め込んだ状態で固
定が行えるようになっている。
する部材により形成されており、図7に示すように給電
ケース37をターミナルボックス39に装着した状態に
おいて、ほぼコ字状をなすカバー押えばね55を、案内
部57に沿って押し込み、そのカバー押えばね55の両
先端部をターミナルボックス39の側面に設けた係合孔
(図示せず)に係合されることにより、給電ケース37
をターミナルボックス39の内側に嵌め込んだ状態で固
定が行えるようになっている。
【0036】給電ケース37内に収納される温度検出素
子51は、コンプレッサ本体3の外面温度をターミナル
ボックス39を介して検出するための温度検出素子であ
る。温度検出素子51は、例えば、冷蔵庫機械室に設置
されたファンモータの故障等によりコンプレッサ本体3
が高温状態のまま運転され続けると、コンプレッサ本体
3内部の油やコンプレッサモータの巻線に絶縁劣化が発
生するところから、所定温度以上になると、その温度を
検出しコンプレッサ本体3の運転を停止するように機能
する。
子51は、コンプレッサ本体3の外面温度をターミナル
ボックス39を介して検出するための温度検出素子であ
る。温度検出素子51は、例えば、冷蔵庫機械室に設置
されたファンモータの故障等によりコンプレッサ本体3
が高温状態のまま運転され続けると、コンプレッサ本体
3内部の油やコンプレッサモータの巻線に絶縁劣化が発
生するところから、所定温度以上になると、その温度を
検出しコンプレッサ本体3の運転を停止するように機能
する。
【0037】温度検出素子51は、円筒ケース57内に
バイメタルを配置して構成されており、その円筒ケース
57の一端部は感熱部59としてアルミ製のキャップ部
材により構成されている。円筒ケース57内には温度変
化に応じたバイメタルの反りの大きさによって開閉され
る接点が収納されており、取付けホルダ61に保持され
ている。
バイメタルを配置して構成されており、その円筒ケース
57の一端部は感熱部59としてアルミ製のキャップ部
材により構成されている。円筒ケース57内には温度変
化に応じたバイメタルの反りの大きさによって開閉され
る接点が収納されており、取付けホルダ61に保持され
ている。
【0038】取付けホルダ61は、前記温度検出素子5
1を収納保持するほぼ円筒形状をなす保持部63を有
し、給電ケース37に組付けられている。
1を収納保持するほぼ円筒形状をなす保持部63を有
し、給電ケース37に組付けられている。
【0039】保持部63には温度検出素子51を保持し
たときに感熱部59の周縁部が当接するフランジ部65
が設けられている。フランジ部65の上面と給電ケース
37の開口端縁37aとは同一面状に設定され、給電ケ
ース37の開口端縁37aが図7に示すようにコンプレ
ッサ取付面39aと接触し合う時、前記フランジ部65
の厚みによって感熱面59の設定された隙間寸法aが確
保されるようになっている。
たときに感熱部59の周縁部が当接するフランジ部65
が設けられている。フランジ部65の上面と給電ケース
37の開口端縁37aとは同一面状に設定され、給電ケ
ース37の開口端縁37aが図7に示すようにコンプレ
ッサ取付面39aと接触し合う時、前記フランジ部65
の厚みによって感熱面59の設定された隙間寸法aが確
保されるようになっている。
【0040】クラスタハウジング53は、ピン挿入開口
54から3芯端子ピン41が挿入されることで、結合さ
れるクラスタ端子9が内部に組入れられている。クラス
タハウジング53は、コンプレッサモータにインバータ
電源からの三相交流電力を給電するためのもので、構造
は前記した図2、図3と同一ため同一符号を符して詳細
は説明を省略する。
54から3芯端子ピン41が挿入されることで、結合さ
れるクラスタ端子9が内部に組入れられている。クラス
タハウジング53は、コンプレッサモータにインバータ
電源からの三相交流電力を給電するためのもので、構造
は前記した図2、図3と同一ため同一符号を符して詳細
は説明を省略する。
【0041】ただ、この第2の実施形態の抜け止めスト
ッパ33は、図9に示すように、予め挿入スペース35
内に屈曲変形された形状で組入れられ、3芯端子ピン4
1がピン挿入代Hを越えた時に抜け止めストッパ33を
押上げることなく、挿入スペース35へ向かって深く挿
入可能となる手段となっている。
ッパ33は、図9に示すように、予め挿入スペース35
内に屈曲変形された形状で組入れられ、3芯端子ピン4
1がピン挿入代Hを越えた時に抜け止めストッパ33を
押上げることなく、挿入スペース35へ向かって深く挿
入可能となる手段となっている。
【0042】この場合、図2、図3で示すように、3芯
端子ピンのピン先端で抜け止めストッパ33を押上げて
深く挿入される手段とすることも可能である。
端子ピンのピン先端で抜け止めストッパ33を押上げて
深く挿入される手段とすることも可能である。
【0043】一方、温度検出素子51及びクラスタハウ
ジング53を収納固定するために、給電ケース37の内
部は以下のような構成となっている。即ち、図6から図
8に示すように、給電ケース37の内底部における下方
隅部には、取付けホルダ61に保持された温度検出素子
51を下から支持するための円筒形状をなすベース部3
7aと、クラスタハウジング53を支持するためのベー
ス部37b、37c、37d、37eとが一体に形成さ
れている。ここで、ベース部37cと37bとはクラス
タハウジング53を直接支持するため同一の高さを有し
ており、ベース部37eは後述する取付けホルダ61の
腕部61aを介してクラスタハウジング53を支持する
ため、前記ベース部37c、37dよりも腕部61aの
厚さだけ低く形成されている。また、給電ケース37内
の上部には、クラスタハウジング53を固定するための
係合爪37fが一体に形成され、給電ケース37内の中
央部には、同じくクラスタハウジング53の係合段部5
3aと係合し合う弾性変形可能な対向し合う一対の固定
爪67が設けられている。クラスタハウジング53の係
合段部53aには、図6に示すように給電ケース37内
への組込み挿入時に前記固定爪67を左右へ押拡げる挿
入傾斜面69を有している。
ジング53を収納固定するために、給電ケース37の内
部は以下のような構成となっている。即ち、図6から図
8に示すように、給電ケース37の内底部における下方
隅部には、取付けホルダ61に保持された温度検出素子
51を下から支持するための円筒形状をなすベース部3
7aと、クラスタハウジング53を支持するためのベー
ス部37b、37c、37d、37eとが一体に形成さ
れている。ここで、ベース部37cと37bとはクラス
タハウジング53を直接支持するため同一の高さを有し
ており、ベース部37eは後述する取付けホルダ61の
腕部61aを介してクラスタハウジング53を支持する
ため、前記ベース部37c、37dよりも腕部61aの
厚さだけ低く形成されている。また、給電ケース37内
の上部には、クラスタハウジング53を固定するための
係合爪37fが一体に形成され、給電ケース37内の中
央部には、同じくクラスタハウジング53の係合段部5
3aと係合し合う弾性変形可能な対向し合う一対の固定
爪67が設けられている。クラスタハウジング53の係
合段部53aには、図6に示すように給電ケース37内
への組込み挿入時に前記固定爪67を左右へ押拡げる挿
入傾斜面69を有している。
【0044】したがって、このように構成された第2の
実施形態によれば、クラスタハウジング53を給電ケー
ス37に組付ける時に、挿入傾斜面69は固定爪67に
左右に押拡げながら挿入され、挿入完了と同時に復帰す
る固定爪67と係合段部53aとの係合により円滑・迅
速な固定支持状態が得られる。
実施形態によれば、クラスタハウジング53を給電ケー
ス37に組付ける時に、挿入傾斜面69は固定爪67に
左右に押拡げながら挿入され、挿入完了と同時に復帰す
る固定爪67と係合段部53aとの係合により円滑・迅
速な固定支持状態が得られる。
【0045】一方、給電ケース37をターミナルボック
ス39のコンプレッサ取付面39aに装着する。この
時、取付けホルダ61のフランジ部65がターミナルボ
ックス39のコンプレッサ取付面39aと当接し合うこ
とで温度検出素子51の感熱面59が設定された隙間寸
法aに確保される。と同時に、例えば3芯端子ピン41
の挿入代の狂いを見込んでピンの長さを長くしておくこ
とで、各3芯端子ピン41のピン先端はクラスタ端子9
のピン挿入代Hとなるピン挿入領域を越えてさらに奥の
挿入スペース35内に臨む深い確実な挿入結合状態が得
られる。
ス39のコンプレッサ取付面39aに装着する。この
時、取付けホルダ61のフランジ部65がターミナルボ
ックス39のコンプレッサ取付面39aと当接し合うこ
とで温度検出素子51の感熱面59が設定された隙間寸
法aに確保される。と同時に、例えば3芯端子ピン41
の挿入代の狂いを見込んでピンの長さを長くしておくこ
とで、各3芯端子ピン41のピン先端はクラスタ端子9
のピン挿入代Hとなるピン挿入領域を越えてさらに奥の
挿入スペース35内に臨む深い確実な挿入結合状態が得
られる。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の請求
項1によれば、3芯端子ピンに長さの異なる不揃いが発
生しても、一番長い3芯端子ピンは抜け止めストッパを
押上げて、さらに奥へ挿入させることができるため、3
芯端子ピン全体の確実な挿入結合状態を得ることができ
る。
項1によれば、3芯端子ピンに長さの異なる不揃いが発
生しても、一番長い3芯端子ピンは抜け止めストッパを
押上げて、さらに奥へ挿入させることができるため、3
芯端子ピン全体の確実な挿入結合状態を得ることができ
る。
【0047】また、この発明の請求項2によれば、加工
誤差等の狂いが発生しても3芯端子ピンとクラスタ端子
との確実な挿入結合状態を得ることができると共に、抜
け止めストッパの水平部によって、クラスタ端子のガタ
付きが小さく抑えられた確実な組付け状態が得られる。
誤差等の狂いが発生しても3芯端子ピンとクラスタ端子
との確実な挿入結合状態を得ることができると共に、抜
け止めストッパの水平部によって、クラスタ端子のガタ
付きが小さく抑えられた確実な組付け状態が得られる。
【0048】また、この発明の請求項3によれば、温度
検出素子の感熱面の設定された隙間寸法に位置決めする
ことができると共に、各3芯端子ピンとクラスタ端子と
の確実な挿入結合状態を得ることができる。
検出素子の感熱面の設定された隙間寸法に位置決めする
ことができると共に、各3芯端子ピンとクラスタ端子と
の確実な挿入結合状態を得ることができる。
【0049】また、この発明の請求項4によれば、クラ
スタハウジングを挿入傾斜面によって固定爪を左右に押
拡げながら挿入できるため、円滑・迅速な組付けが行な
えるようになる。
スタハウジングを挿入傾斜面によって固定爪を左右に押
拡げながら挿入できるため、円滑・迅速な組付けが行な
えるようになる。
【図1】この発明にかかる第1の実施形態を示したコン
プレッサ用給電装置の要部の概要斜視図。
プレッサ用給電装置の要部の概要斜視図。
【図2】クラスタハウジングのハウジング空間内にクラ
スタ端子を組入れた一部分の概要断面図。
スタ端子を組入れた一部分の概要断面図。
【図3】図2のクラスタ端子に3芯端子ピンの1つが抜
け止めストッパを押上げ、さらに深く挿入結合された状
態の概要断面図。
け止めストッパを押上げ、さらに深く挿入結合された状
態の概要断面図。
【図4】クラスタ端子のリード線カミメ前の概要側面
図。
図。
【図5】挿入スペースをハウジング空間の上方を開放す
ることで形成した概要斜視図。
ることで形成した概要斜視図。
【図6】第2の実施形態を示したコンプレッサ用給電装
置の概要斜視図。
置の概要斜視図。
【図7】コンプレッサ本体のターミナルボックスに装着
した状態のコンプレッサ用給電装置のため概要切断面
図。
した状態のコンプレッサ用給電装置のため概要切断面
図。
【図8】図6の装面面側からみた概要平面図。
【図9】図2と同様の概要断面図。
【図10】図3と同様の概要断面図。
【図11】従来例を示したコンプレッサ用給電装置の図
1と同様の概要斜視図。
1と同様の概要斜視図。
【図12】従来例を示した図3と同様の概要断面図。
【図13】従来例を示したコンプレッサ用給電装置の図
6と同様の概要斜視図。
6と同様の概要斜視図。
【図14】従来例を示した図7と同様の概要切断側面
図。
図。
3…コンプレッサ本体 7…3芯端子ピン 9…クラスタ端子 11…クラスタハウジング 23…ハウジング空間 25…挿入開口壁面 33…抜け止めストッパ 33a…傾斜部 33b…水平部 35…挿入スペース 67…固定爪 69…係合段部 71…挿入傾斜面
Claims (4)
- 【請求項1】 クラスタハウジングのハウジング空間内
に、コンプレッサ本体から突出する3芯端子ピンと挿入
結合し合うと共に、抜け止めストッパを有するクラスタ
端子が組入れられたコンプレッサ用給電装置において、
前記クラスタ端子と3芯端子ピンとの挿入結合時に、3
芯端子ピンのピン先端が前記クラスタ端子のピン挿入領
域を越えて抜け止めストッパを押上げ、さらに奥へ挿入
可能であることを特徴とするコンプレッサ用給電装置。 - 【請求項2】 抜け止めストッパは、クラスタ端子から
帯板状に切り起こされた一体形状に形成され、3芯端子
ピンによって押上げられた時、クラスタハウジングのハ
ウジング空間内に所定の角度で立上がる傾斜部と、クラ
スタ端子が組入れられるハウジング空間の挿入開口壁面
へ向かって延長される水平部とで形成されていることを
特徴とする請求項1記載のコンプレッサ用給電装置。 - 【請求項3】 給電ケース内に、感熱面が設定された隙
間を有してコンプレッサ本体の温度を検出する温度検出
素子と、クラスタハウジングのハウジング空間内に組込
まれ、前記コンプレッサ本体から突出する3芯端子ピン
と挿入結合される抜け止めストッパを備えたクラスタ端
子とを有するコンプレッサ用給電装置において、前記ク
ラスタ端子と3芯端子ピンとの挿入結合時に、3芯端子
ピンのピン先端が前記クラスタ端子のピン挿入領域を越
えてさらに奥へ挿入される挿入スペースを前記ハウジン
グ空間内に設けるようにしたことを特徴とするコンプレ
ッサ用給電装置。 - 【請求項4】 クラスタハウジングは、給電ケースへの
組付け時にその給電ケースに設けられた対向し合う一対
の固定爪を左右に押拡げる押入傾斜面と、挿入完了後に
復帰する固定爪と係合し合う係合段部とを有しているこ
とを特徴とする請求項3記載のコンプレッサ用給電装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001181446A JP2002373734A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | コンプレッサ用給電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001181446A JP2002373734A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | コンプレッサ用給電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002373734A true JP2002373734A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19021715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001181446A Pending JP2002373734A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | コンプレッサ用給電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002373734A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1959138A1 (en) * | 2005-11-25 | 2008-08-20 | Daikin Industries, Ltd. | Terminal cover and terminal protection structure |
CN105756914A (zh) * | 2015-12-22 | 2016-07-13 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 过载保护器的安装结构及具有其的压缩机 |
CN111287947A (zh) * | 2018-12-06 | 2020-06-16 | 安徽美芝制冷设备有限公司 | 压缩机和制冷装置 |
CN111502956A (zh) * | 2019-01-31 | 2020-08-07 | 安徽美芝制冷设备有限公司 | 压缩机及冰箱 |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001181446A patent/JP2002373734A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1959138A1 (en) * | 2005-11-25 | 2008-08-20 | Daikin Industries, Ltd. | Terminal cover and terminal protection structure |
EP1959138A4 (en) * | 2005-11-25 | 2010-04-28 | Daikin Ind Ltd | CONNECTING COVER AND CONNECTION PROTECTION STRUCTURE |
US7892051B2 (en) | 2005-11-25 | 2011-02-22 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor terminal cover |
CN105756914A (zh) * | 2015-12-22 | 2016-07-13 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 过载保护器的安装结构及具有其的压缩机 |
CN111287947A (zh) * | 2018-12-06 | 2020-06-16 | 安徽美芝制冷设备有限公司 | 压缩机和制冷装置 |
CN111502956A (zh) * | 2019-01-31 | 2020-08-07 | 安徽美芝制冷设备有限公司 | 压缩机及冰箱 |
CN111502956B (zh) * | 2019-01-31 | 2022-07-08 | 安徽美芝制冷设备有限公司 | 压缩机及冰箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050719 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060314 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060512 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060711 |