JP2002373361A - ディスクの案内装置 - Google Patents
ディスクの案内装置Info
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- JP2002373361A JP2002373361A JP2001182260A JP2001182260A JP2002373361A JP 2002373361 A JP2002373361 A JP 2002373361A JP 2001182260 A JP2001182260 A JP 2001182260A JP 2001182260 A JP2001182260 A JP 2001182260A JP 2002373361 A JP2002373361 A JP 2002373361A
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- disk
- passage
- roller
- guide
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ディスクをガイド通路から振分通路へ移動させ
て左右に振分投出する際に、ディスクに対する移動抵抗
を減少させることにより、ディスクの移動速度を向上す
る。 【解決手段】 ディスクを一列に並べて上方へ誘導する
ガイド通路P2と、前記ガイド通路の上端部に並列して
いる振分通路31と、前記ガイド通路と前記振分通路と
を連通する開口7aと、前記ガイド通路から前記振分通
路へコインを移動させる押出装置20と、を含むディス
クの案内装置において、前記ガイド通路の延長方向に移
動可能であり、かつ、前記開口に配置したディスク加勢
装置35と、前記開口下端よりも下方に位置し、振分通
路の所定位置に選択位置する振分体33とを有し、前記
加勢装置と振分体とのうち少なくとも一方をローラーに
した。
て左右に振分投出する際に、ディスクに対する移動抵抗
を減少させることにより、ディスクの移動速度を向上す
る。 【解決手段】 ディスクを一列に並べて上方へ誘導する
ガイド通路P2と、前記ガイド通路の上端部に並列して
いる振分通路31と、前記ガイド通路と前記振分通路と
を連通する開口7aと、前記ガイド通路から前記振分通
路へコインを移動させる押出装置20と、を含むディス
クの案内装置において、前記ガイド通路の延長方向に移
動可能であり、かつ、前記開口に配置したディスク加勢
装置35と、前記開口下端よりも下方に位置し、振分通
路の所定位置に選択位置する振分体33とを有し、前記
加勢装置と振分体とのうち少なくとも一方をローラーに
した。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、周縁が接触した状
態で一列に整列したディスクを、選択的にディスク通路
の左右に振り分ける装置の改良に関する。なお、本明細
書で使用する「ディスク」は、通貨であるコイン、ゲー
ム機のメダルやトークン等の代用貨幣、及び、それらと
類似のものを包含する。
態で一列に整列したディスクを、選択的にディスク通路
の左右に振り分ける装置の改良に関する。なお、本明細
書で使用する「ディスク」は、通貨であるコイン、ゲー
ム機のメダルやトークン等の代用貨幣、及び、それらと
類似のものを包含する。
【0002】
【従来の技術】この種装置として、本出願人の出願にか
かる特開平10-49725号が知られている。
かる特開平10-49725号が知られている。
【0003】この従来装置は、ディスクを一列に並べて
案内する通路手段と、この通路手段上方の開口に配置し
たディスクを押し出す開閉手段と、前記開口から押し出
されたディスクを通路手段の左右何れかにガイドするた
めの振分手段、とを備えている。
案内する通路手段と、この通路手段上方の開口に配置し
たディスクを押し出す開閉手段と、前記開口から押し出
されたディスクを通路手段の左右何れかにガイドするた
めの振分手段、とを備えている。
【0004】ディスクは、通路手段を押し上げられて開
口に到達する。ディスクは、開口において開閉手段によ
り押されて通路手段から振分手段へ逸らされる。逸らさ
れたディスクは、振分手段により通路手段に対し選択的
に左右に振り分けられる。
口に到達する。ディスクは、開口において開閉手段によ
り押されて通路手段から振分手段へ逸らされる。逸らさ
れたディスクは、振分手段により通路手段に対し選択的
に左右に振り分けられる。
【0005】この従来装置は、ディスクが通路手段へ回
転ディスク等によって強制的に送り出される。一方、開
口から振分手段へ押し出された後、ディスクは、静止状
態からスプリング力を与えられている検出片によって固
定傾斜面に押し付けられ、この傾斜面の反力により押し
出される。したがって、ディスクは検出片及び固定傾斜
面と滑り接触しつつ押し出されるので、ディスクの移動
抵抗が大きく、投出速度を高速化することができなかっ
た。
転ディスク等によって強制的に送り出される。一方、開
口から振分手段へ押し出された後、ディスクは、静止状
態からスプリング力を与えられている検出片によって固
定傾斜面に押し付けられ、この傾斜面の反力により押し
出される。したがって、ディスクは検出片及び固定傾斜
面と滑り接触しつつ押し出されるので、ディスクの移動
抵抗が大きく、投出速度を高速化することができなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ディ
スクの投出速度を高速化することである。本発明の詳細
な目的は、ディスクに対する振分体の移動抵抗を可及的
に減少し、ディスクの投出速度を高速化することであ
る。
スクの投出速度を高速化することである。本発明の詳細
な目的は、ディスクに対する振分体の移動抵抗を可及的
に減少し、ディスクの投出速度を高速化することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明にかかるディスクの案内装置は、ディスクを
一列に並べて誘導するガイド通路と、前記ガイド通路に
並列している振分通路と、前記ガイド通路と前記振分通
路とを連通する開口と、前記ガイド通路から前記振分通
路へコインを移動させる押出装置と、を含むディスクの
案内装置において、前記ガイド通路の延長方向に移動可
能であり、かつ、前記開口に配置したディスク加勢装置
と、前記開口下端よりも下方に位置し、振分通路の所定
位置に選択位置する振分体とを有し、前記加勢装置と振
分体とのうち少なくとも一方がローラーであることを特
徴とするものである。
め、本発明にかかるディスクの案内装置は、ディスクを
一列に並べて誘導するガイド通路と、前記ガイド通路に
並列している振分通路と、前記ガイド通路と前記振分通
路とを連通する開口と、前記ガイド通路から前記振分通
路へコインを移動させる押出装置と、を含むディスクの
案内装置において、前記ガイド通路の延長方向に移動可
能であり、かつ、前記開口に配置したディスク加勢装置
と、前記開口下端よりも下方に位置し、振分通路の所定
位置に選択位置する振分体とを有し、前記加勢装置と振
分体とのうち少なくとも一方がローラーであることを特
徴とするものである。
【0008】この構成によれば、振分通路においてディ
スクが加勢装置によって振分体に押し付けられる。ディ
スクは加勢装置の押し力と振分体の反力との合力方向へ
押出される。ディスクは押し出されるときに、加勢装置
及び振分体に対し相対移動する。
スクが加勢装置によって振分体に押し付けられる。ディ
スクは加勢装置の押し力と振分体の反力との合力方向へ
押出される。ディスクは押し出されるときに、加勢装置
及び振分体に対し相対移動する。
【0009】しかし、加勢装置或いは振分体の少なくと
も一方がローラーであるので、そのローラーはディスク
の回転や移動に伴って回転する。したがって、ディスク
が加勢装置と振分体とによって押し出されるときの移動
抵抗は極めて小さいので、ディスクの移動速度が向上
し、高速で投出することができる。
も一方がローラーであるので、そのローラーはディスク
の回転や移動に伴って回転する。したがって、ディスク
が加勢装置と振分体とによって押し出されるときの移動
抵抗は極めて小さいので、ディスクの移動速度が向上
し、高速で投出することができる。
【0010】本発明は、加勢装置及び振分体ともローラ
ーであることが好ましい。加勢装置及び振分体の両方と
もローラーの場合、両者に対しディスクは間接的に転が
り対偶になる。間接的転がり対偶の場合、転がり構造を
最適の構造にできるので、ディスクの移動抵抗を可及的
に減少でき、ディスク移動速度を向上することができ
る。
ーであることが好ましい。加勢装置及び振分体の両方と
もローラーの場合、両者に対しディスクは間接的に転が
り対偶になる。間接的転がり対偶の場合、転がり構造を
最適の構造にできるので、ディスクの移動抵抗を可及的
に減少でき、ディスク移動速度を向上することができ
る。
【0011】本発明は、加勢装置の直下であって、か
つ、振分体よりも下位に位置する振分通路にローラーを
配置することが好ましい。ディスクが振分体により押し
出された後、振分通路で誘導される。ディスクは振分通
路で誘導されるときもローラーに案内されるので、振り
分け通路でも転がり対偶になり、ディスクの移動抵抗を
減少することができる。これにより、振り分け通路での
ディスクの移動速度を向上することができるので、ディ
スクを高速投出できる。
つ、振分体よりも下位に位置する振分通路にローラーを
配置することが好ましい。ディスクが振分体により押し
出された後、振分通路で誘導される。ディスクは振分通
路で誘導されるときもローラーに案内されるので、振り
分け通路でも転がり対偶になり、ディスクの移動抵抗を
減少することができる。これにより、振り分け通路での
ディスクの移動速度を向上することができるので、ディ
スクを高速投出できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を装着した
ホッパの全体斜視図である。図2は実施例の斜視図であ
る。図3は実施例の正面図である。図4は実施例の背面
図である。図5は図3におけるy―y線断面図である。
図6は実施例のガイド板を除去した状態の正面図であ
る。図7は実施例の分解斜視図である。図8は実施例の
ローラーの拡大斜視図である。図9は実施例の移動装置
の作用説明図である。図10は実施例の作用説明図であ
る。図11は実施例の作用説明図である。
ホッパの全体斜視図である。図2は実施例の斜視図であ
る。図3は実施例の正面図である。図4は実施例の背面
図である。図5は図3におけるy―y線断面図である。
図6は実施例のガイド板を除去した状態の正面図であ
る。図7は実施例の分解斜視図である。図8は実施例の
ローラーの拡大斜視図である。図9は実施例の移動装置
の作用説明図である。図10は実施例の作用説明図であ
る。図11は実施例の作用説明図である。
【0013】図1において、ホッパ1はフレーム2と、
フレーム2に固定してありディスクdを貯留する筒形のボ
ウル3と、ボウル3の底部で回転するディスクdの送り出
し用の回転ディスク4を有する。
フレーム2に固定してありディスクdを貯留する筒形のボ
ウル3と、ボウル3の底部で回転するディスクdの送り出
し用の回転ディスク4を有する。
【0014】このホッパ1は、例えば特開平6-150102号
に開示されたものである。上方に延びるエスカレータ5
がフレーム2に固定してある。エスカレータ5は、縦長矩
形のベース5aと、ディスクdの厚みよりも僅かに厚い一
対の細長板形のスペーサ5b、5cと、スペーサ5b、5cにあ
てがった一対のサポート板5d、5eを有する。
に開示されたものである。上方に延びるエスカレータ5
がフレーム2に固定してある。エスカレータ5は、縦長矩
形のベース5aと、ディスクdの厚みよりも僅かに厚い一
対の細長板形のスペーサ5b、5cと、スペーサ5b、5cにあ
てがった一対のサポート板5d、5eを有する。
【0015】一対のスペーサ5b、5cの間隔は、ディスク
dの直径よりも僅かに大きい。サポート板5d、5eの間隔
は、スペーサ5b、5cの間隔よりも狭い。スクリュウsに
よってサポート板5d、5eでスペーサ5b、5cをベース5aに
押し付けることにより、それらを一体化してある。これ
らベース5a、スペーサ5b、5c、サポート板5d、5eで囲ま
れた断面矩形の上下方向に延びる空間がガイド通路pで
ある。
dの直径よりも僅かに大きい。サポート板5d、5eの間隔
は、スペーサ5b、5cの間隔よりも狭い。スクリュウsに
よってサポート板5d、5eでスペーサ5b、5cをベース5aに
押し付けることにより、それらを一体化してある。これ
らベース5a、スペーサ5b、5c、サポート板5d、5eで囲ま
れた断面矩形の上下方向に延びる空間がガイド通路pで
ある。
【0016】振分装置6が、前記エスカレータ5の上端部
に固定してある。振分装置6を、図2から図8を参照して
説明する。図7に示すように、下端部をクランク形に形
成した矩形のベースプレート7は、上端部中央に矩形の
開口7aが形成されている。
に固定してある。振分装置6を、図2から図8を参照して
説明する。図7に示すように、下端部をクランク形に形
成した矩形のベースプレート7は、上端部中央に矩形の
開口7aが形成されている。
【0017】この開口7aの下端部から両側に突出する横
長の保持溝7b、7cが形成してある。保持溝7a、7bには、
図8に示すようにローラー10の両端を挿入したブッシュ1
1a、11bが填め込んである。ローラー10の直径は、ベー
スプレート7の厚みと同一或いはそれよりも小さい。ロ
ーラー10は強度を有し、かつ、摩耗を防止するため金属
ローラーであることが好ましい。
長の保持溝7b、7cが形成してある。保持溝7a、7bには、
図8に示すようにローラー10の両端を挿入したブッシュ1
1a、11bが填め込んである。ローラー10の直径は、ベー
スプレート7の厚みと同一或いはそれよりも小さい。ロ
ーラー10は強度を有し、かつ、摩耗を防止するため金属
ローラーであることが好ましい。
【0018】ローラー10の外周は、後述の第2ガイド通
路p2及び振分通路31に突出しないので、ディスクdの移
動抵抗にならない。図6に示すように、ローラー10は第
2ガイド通路p2の伸長方向に対し直交している。
路p2及び振分通路31に突出しないので、ディスクdの移
動抵抗にならない。図6に示すように、ローラー10は第
2ガイド通路p2の伸長方向に対し直交している。
【0019】ローラー10の軸受がブッシュ11a、11bの場
合、ローラー10の軸部が小径であっても回転抵抗が小さ
い状態で支持することができ、かつ、占有領域が小さい
利点がある。ベースプレート7の背面にゲート形のスペ
ーサ9をあてがって、ブッシュ11a、11bの脱落を阻止す
る。スペーサ9の縦長溝9aは、前記開口7aに倣って形成
してある。
合、ローラー10の軸部が小径であっても回転抵抗が小さ
い状態で支持することができ、かつ、占有領域が小さい
利点がある。ベースプレート7の背面にゲート形のスペ
ーサ9をあてがって、ブッシュ11a、11bの脱落を阻止す
る。スペーサ9の縦長溝9aは、前記開口7aに倣って形成
してある。
【0020】スペーサ9の反対側のベースプレート7にス
ペーサ8a、8bを押し付けて、ブッシュ11a、11bを保持溝
7b、7cに保持する。一対のスペーサ8a、8bは、縦長矩形
をしている。
ペーサ8a、8bを押し付けて、ブッシュ11a、11bを保持溝
7b、7cに保持する。一対のスペーサ8a、8bは、縦長矩形
をしている。
【0021】スペーサ8aの背面に固定した位置決めピン
12a、12b、及びスペーサ8bの背面に固定した位置決めピ
ン14a、14bは、ベースプレート7及びスペーサ9を貫通
し、取付ベース13の横長孔13a、13b、15a、15bに挿入し
てある。
12a、12b、及びスペーサ8bの背面に固定した位置決めピ
ン14a、14bは、ベースプレート7及びスペーサ9を貫通
し、取付ベース13の横長孔13a、13b、15a、15bに挿入し
てある。
【0022】スペーサ8aと8bの間隔は、使用するディス
クdの直径よりも僅かに広く設定されている。ディスクd
の大きさが変更された場合、ベースプレート7を交換し
てスペーサ8a、8bの間隔をディスクdの直径に合わせて
変更する。
クdの直径よりも僅かに広く設定されている。ディスクd
の大きさが変更された場合、ベースプレート7を交換し
てスペーサ8a、8bの間隔をディスクdの直径に合わせて
変更する。
【0023】矩形の保持プレート21の四隅をそれぞれ貫
通するスクリュウ22a、22b、22c、22dをスペーサ8a、8
b、ベースプレート7、スペーサ9、並びに取付ベース13
を貫通させてナット23a、23b、23c、23dにねじ込むこと
により、それらを一体化してある。
通するスクリュウ22a、22b、22c、22dをスペーサ8a、8
b、ベースプレート7、スペーサ9、並びに取付ベース13
を貫通させてナット23a、23b、23c、23dにねじ込むこと
により、それらを一体化してある。
【0024】スペーサ8a、8bは、エスカレータ5のスペ
ーサ5b、5cの延長上に位置している。縦長の第2ガイド
通路p2が、ベースプレート7、スペーサ8a、8b及び保持
プレート21によって形成される。この第2ガイド通路p2
は、断面矩形であり、ガイド通路pの延長上に位置す
る。
ーサ5b、5cの延長上に位置している。縦長の第2ガイド
通路p2が、ベースプレート7、スペーサ8a、8b及び保持
プレート21によって形成される。この第2ガイド通路p2
は、断面矩形であり、ガイド通路pの延長上に位置す
る。
【0025】次に押出装置20を主に図2から図5を参照し
て説明する。保持プレート21の中央に縦長の長孔23が穿
孔されている。長孔23の両側に軸受24a、24bが突出して
いる。支軸25は、水平状態に軸受24a、24bに端部がそれ
ぞれ支持されている。
て説明する。保持プレート21の中央に縦長の長孔23が穿
孔されている。長孔23の両側に軸受24a、24bが突出して
いる。支軸25は、水平状態に軸受24a、24bに端部がそれ
ぞれ支持されている。
【0026】レバー26の中間が支軸25に回転自在に支持
されている。レバー26の上端部に軸27が水平状態に取り
付けられている。軸27の両端に一対のローラー28a、28b
が回転自在に保持されている。
されている。レバー26の上端部に軸27が水平状態に取り
付けられている。軸27の両端に一対のローラー28a、28b
が回転自在に保持されている。
【0027】レバー26の下端部の保持プレート21側に突
起26aが形成してある。この突起26aに相対して保持プレ
ート21から突起27aが形成してある。これら突起に端部
を嵌合して圧縮スプリング29が配置してある。
起26aが形成してある。この突起26aに相対して保持プレ
ート21から突起27aが形成してある。これら突起に端部
を嵌合して圧縮スプリング29が配置してある。
【0028】したがって、レバー26は圧縮スプリング29
によって、図5において時計方向に回転力を受けてい
る。レバー26は保持プレート21の端部21aにより前記回
転を阻止されている。すなわち端部21aがストッパであ
る。
によって、図5において時計方向に回転力を受けてい
る。レバー26は保持プレート21の端部21aにより前記回
転を阻止されている。すなわち端部21aがストッパであ
る。
【0029】レバー26がストッパ21aに回転を阻止され
て静止しているとき、ローラー28a、28bの周面はベース
プレート7の開口7a及びスペーサ9の縦長溝9aを通過して
後述の振分通路31に僅かに突出する。ローラー28a、28b
を配置せずに、レバー26の先端で代用することができ
る。
て静止しているとき、ローラー28a、28bの周面はベース
プレート7の開口7a及びスペーサ9の縦長溝9aを通過して
後述の振分通路31に僅かに突出する。ローラー28a、28b
を配置せずに、レバー26の先端で代用することができ
る。
【0030】次に主に図5、6及び図7を参照して振分装
置30を説明する。振分装置30は、振分通路31、振分体3
3、加勢装置35とを有している。まず図6に示す振分通路
31を説明する。取付ベース13に、その中央から左下がり
の左斜面31llと右下がりの右斜面31rlが形成してある。
置30を説明する。振分装置30は、振分通路31、振分体3
3、加勢装置35とを有している。まず図6に示す振分通路
31を説明する。取付ベース13に、その中央から左下がり
の左斜面31llと右下がりの右斜面31rlが形成してある。
【0031】それら斜面31llと31rlの上方にそれらと平
行に斜面31luと31ruとが形成されている。これら斜面に
より、取付ベース13のスペーサ9側に倒立v字状の振分
溝32が形成してある。
行に斜面31luと31ruとが形成されている。これら斜面に
より、取付ベース13のスペーサ9側に倒立v字状の振分
溝32が形成してある。
【0032】左斜面31llと右斜面31rlの下端は、同じ高
さに位置している。取付ベース13をスペーサ9に密着し
てある。スペーサ9は、振分溝32の左斜面31ll、31rlの
側方からその上方の一部、左斜面31llと斜面31lu間、及
び、右斜面31rlと斜面31rlと斜面31ruの間を覆ってい
る。
さに位置している。取付ベース13をスペーサ9に密着し
てある。スペーサ9は、振分溝32の左斜面31ll、31rlの
側方からその上方の一部、左斜面31llと斜面31lu間、及
び、右斜面31rlと斜面31rlと斜面31ruの間を覆ってい
る。
【0033】左斜面31llと右斜面31rlの頂部をu状に窪
ませ、ローラー31eを配置してある。ローラー31eは、第
2ガイド通路p2伸長方向の中心線上に位置している。詳
細には、ローラー31eは後述の加勢装置35の真下に位置
している。ローラー31eを配置することにより、ディス
クdの移動抵抗を小さくする。スペーサ9で覆われた振分
溝32が振分通路31になる。
ませ、ローラー31eを配置してある。ローラー31eは、第
2ガイド通路p2伸長方向の中心線上に位置している。詳
細には、ローラー31eは後述の加勢装置35の真下に位置
している。ローラー31eを配置することにより、ディス
クdの移動抵抗を小さくする。スペーサ9で覆われた振分
溝32が振分通路31になる。
【0034】振分通路31は、頂部を境にして右下がりの
右通路31rと、左下がりの左通路31lを有する。ベースプ
レート7の開口7aの下端は、ローラー31eよりも上方に位
置している。したがって、開口7aの実質的な下端である
ローラー10の上縁は、ローラー31eよりも上方に位置し
ている。
右通路31rと、左下がりの左通路31lを有する。ベースプ
レート7の開口7aの下端は、ローラー31eよりも上方に位
置している。したがって、開口7aの実質的な下端である
ローラー10の上縁は、ローラー31eよりも上方に位置し
ている。
【0035】次に振分体33を説明する。振分体33は、ロ
ーラーである。振分体33は、取付ベース13中央の開口13
cを通って振分通路31に位置している。図5に示すよう
に、振分体33は取付ベース13の壁面に接しており、スペ
ーサ9とほぼディスク1枚の厚さの間隔を有する。振分
体33の上側周面は、開口7aのローラー10の上側周面より
も下位に位置している。
ーラーである。振分体33は、取付ベース13中央の開口13
cを通って振分通路31に位置している。図5に示すよう
に、振分体33は取付ベース13の壁面に接しており、スペ
ーサ9とほぼディスク1枚の厚さの間隔を有する。振分
体33の上側周面は、開口7aのローラー10の上側周面より
も下位に位置している。
【0036】次に振分体33の移動装置34を、主に図4を
参照して説明する。振分体33は、取付ベース13に水平に
固定した固定軸33aに回転自在に支持したレバー33bの先
端の軸33cに回転可能に取り付けられている。
参照して説明する。振分体33は、取付ベース13に水平に
固定した固定軸33aに回転自在に支持したレバー33bの先
端の軸33cに回転可能に取り付けられている。
【0037】レバー33bの下端部のピン33cは、固定軸33
dに回転自在に取り付けたレバー33eのs状カム溝33fに
挿入してある。固定軸33dは、取付ベース13に固定して
ある。レバー33eの中間にソレノイド33gの鉄心33hがピ
ン33i、リンク33uとピン33vによって連結してある。
dに回転自在に取り付けたレバー33eのs状カム溝33fに
挿入してある。固定軸33dは、取付ベース13に固定して
ある。レバー33eの中間にソレノイド33gの鉄心33hがピ
ン33i、リンク33uとピン33vによって連結してある。
【0038】鉄心33hは、圧縮スプリング33jによって常
時下方へ力を受けている。カム溝33fの概略形状は、レ
バー33eの伸長方向に対して鈍角をなす長孔である。カ
ム溝33fの第1縁33kは直線状であり、対向する第2縁33m
は弧状である。カム溝33fの両端部はストッパ溝33n、33
pになっている。ストッパ溝33nは、直状のストッパ面33
q、33rを有する。ストッパ溝33pは、直状のストッパ面3
3s、33tを有する。
時下方へ力を受けている。カム溝33fの概略形状は、レ
バー33eの伸長方向に対して鈍角をなす長孔である。カ
ム溝33fの第1縁33kは直線状であり、対向する第2縁33m
は弧状である。カム溝33fの両端部はストッパ溝33n、33
pになっている。ストッパ溝33nは、直状のストッパ面33
q、33rを有する。ストッパ溝33pは、直状のストッパ面3
3s、33tを有する。
【0039】ピン33cがストッパ溝33nに嵌っている場
合、ピン33cが固定軸を中心に左右に回転しても、スト
ッパ面33q、33rをほぼ直角方向から押すので回転でき
ず、振分体33は図4に示すように左通路31lに位置し続け
る。ピン33cがストッパ溝33pに嵌っている場合、ピン33
cがストッパ面33s、33tをほぼ直角方向から押すので固
定軸33aを中心に回転できず、振分体33は右通路31rに位
置し続ける。
合、ピン33cが固定軸を中心に左右に回転しても、スト
ッパ面33q、33rをほぼ直角方向から押すので回転でき
ず、振分体33は図4に示すように左通路31lに位置し続け
る。ピン33cがストッパ溝33pに嵌っている場合、ピン33
cがストッパ面33s、33tをほぼ直角方向から押すので固
定軸33aを中心に回転できず、振分体33は右通路31rに位
置し続ける。
【0040】ピン33cがストッパ溝33nに嵌っている時に
ソレノイド33gが励磁された場合、レバー33eは図4にお
いて反時計方向に回転される。ピン33cは、第1縁33kに
よって押されて図4において反時計方向へ回転され、ス
トッパ溝33pに嵌り込む。これによりレバー33bは図9に
示すように反時計方向に回転され、振分体33が右通路31
rに位置する。
ソレノイド33gが励磁された場合、レバー33eは図4にお
いて反時計方向に回転される。ピン33cは、第1縁33kに
よって押されて図4において反時計方向へ回転され、ス
トッパ溝33pに嵌り込む。これによりレバー33bは図9に
示すように反時計方向に回転され、振分体33が右通路31
rに位置する。
【0041】この状態でソレノイド33gが消磁された場
合、圧縮スプリング33jによってレバー33eが時計方向に
回転される。この回転により、ピン33cが第2縁33mによ
って押されてストッパ溝33nに嵌る。これによりレバー3
3bは時計方向に回転されて振分体33が左通路31lに位置
する。
合、圧縮スプリング33jによってレバー33eが時計方向に
回転される。この回転により、ピン33cが第2縁33mによ
って押されてストッパ溝33nに嵌る。これによりレバー3
3bは時計方向に回転されて振分体33が左通路31lに位置
する。
【0042】次に加勢装置35の構成を説明する。開口7a
に相対して縦長のガイド孔35aが取付ベース13に形成し
てある。ガイド孔35aにスライドシャフト35bが貫通して
いる。スライドシャフト35bの中間の大径部35cがガイド
孔35aに案内されつつ上下動される。
に相対して縦長のガイド孔35aが取付ベース13に形成し
てある。ガイド孔35aにスライドシャフト35bが貫通して
いる。スライドシャフト35bの中間の大径部35cがガイド
孔35aに案内されつつ上下動される。
【0043】フランジ35e付きのローラー35fがスライド
シャフト35bに回転自在に取り付けてある。このローラ
ー35fが加勢体である。
シャフト35bに回転自在に取り付けてある。このローラ
ー35fが加勢体である。
【0044】ローラー35fはローラー31eの真上に位置
し、かつ、振分通路31、縦長溝9a、開口7a、及び、長孔
23を横断している。図5に示すようにローラー35fは開口
7a側から振分通路31側に向かって縮径するテーパーロー
ラーである。ローラー35fの下周面は右肩上がりの傾斜
面35fsになっている。
し、かつ、振分通路31、縦長溝9a、開口7a、及び、長孔
23を横断している。図5に示すようにローラー35fは開口
7a側から振分通路31側に向かって縮径するテーパーロー
ラーである。ローラー35fの下周面は右肩上がりの傾斜
面35fsになっている。
【0045】ローラー35fが後述の下限位置にある場
合、ローラー35fの下周面35fsは、押出装置20のローラ
ー28a、28bの上周面のやや下側に位置している。このた
め、レバー26の上端にローラー35fの逃溝26bを形成して
ある。スライドシャフト35bの他端側にチャンネル状の
ガイド35gが固定してある。取付ベース13の背面に上下
に間隔を空けて突出するブラケット13d、13eに上下方向
にのびるガイドシャフト35hが固定してある。
合、ローラー35fの下周面35fsは、押出装置20のローラ
ー28a、28bの上周面のやや下側に位置している。このた
め、レバー26の上端にローラー35fの逃溝26bを形成して
ある。スライドシャフト35bの他端側にチャンネル状の
ガイド35gが固定してある。取付ベース13の背面に上下
に間隔を空けて突出するブラケット13d、13eに上下方向
にのびるガイドシャフト35hが固定してある。
【0046】ガイドシャフト35hにガイド35gに固定した
樹脂製ブッシュ35m、35nが摺動可能に嵌合してある。ガ
イド35gとブラケット13dとの間に圧縮スプリング35kを
挿入し、ローラー35fを下方へ押している。
樹脂製ブッシュ35m、35nが摺動可能に嵌合してある。ガ
イド35gとブラケット13dとの間に圧縮スプリング35kを
挿入し、ローラー35fを下方へ押している。
【0047】ローラー35fは、ブッシュ35nがブラケット
13eに接することによりその下限位置が決定される。こ
の下限位置は、使用が想定される最小ディスクdの直径
に基づいて設定される。すなわち、ローラー35fの下限
位置は、ディスクdの下縁がローラー10の上側周面に達
するまで、ディスクdのほぼ半径分上方に移動される位
置が好ましい。なぜなら、ローラー28a、28bによってデ
ィスクdの中心よりも下側を押すためである。
13eに接することによりその下限位置が決定される。こ
の下限位置は、使用が想定される最小ディスクdの直径
に基づいて設定される。すなわち、ローラー35fの下限
位置は、ディスクdの下縁がローラー10の上側周面に達
するまで、ディスクdのほぼ半径分上方に移動される位
置が好ましい。なぜなら、ローラー28a、28bによってデ
ィスクdの中心よりも下側を押すためである。
【0048】すなわち、ディスクdの中心よりも下側を
押すことにより、ディスクdの移動がスムーズになる。
さらに、ディスクdの上縁がローラー35fの傾斜面に沿っ
て倒れる時間を確保できる。ローラー35fの位置決め
は、ガイド孔35aの下端でスライドシャフト35bを受けて
も代用できる。
押すことにより、ディスクdの移動がスムーズになる。
さらに、ディスクdの上縁がローラー35fの傾斜面に沿っ
て倒れる時間を確保できる。ローラー35fの位置決め
は、ガイド孔35aの下端でスライドシャフト35bを受けて
も代用できる。
【0049】左フォトセンサ37lと右フォトセンサ37r
が、押出装置20の両側の保持プレート21に固定してあ
る。これらフォトセンサ37l、37rは反射型である。図7
に示すように、左フォトセンサ37lの投受光部に相対す
るスペーサ8aに孔8c、ベースプレート7に孔7d、スペー
サ9に孔9bが形成してある。左フォトセンサ37lは、左通
路31lに送り出されたディスクdをカウントするための検
出信号を出力する。
が、押出装置20の両側の保持プレート21に固定してあ
る。これらフォトセンサ37l、37rは反射型である。図7
に示すように、左フォトセンサ37lの投受光部に相対す
るスペーサ8aに孔8c、ベースプレート7に孔7d、スペー
サ9に孔9bが形成してある。左フォトセンサ37lは、左通
路31lに送り出されたディスクdをカウントするための検
出信号を出力する。
【0050】右フォトセンサ37rの投受光部に相対する
スペーサ8bに孔8d、ベースプレート7に孔7e、スペーサ9
に孔9cが形成してある。右フォトセンサ37rは、右通路3
1rに送り出されたディスクdをカウントするための検出
信号を出力する。
スペーサ8bに孔8d、ベースプレート7に孔7e、スペーサ9
に孔9cが形成してある。右フォトセンサ37rは、右通路3
1rに送り出されたディスクdをカウントするための検出
信号を出力する。
【0051】このように形成した振分装置6をエスカレ
ータ5の上端に固定する。すなわち、図5に示すようにベ
ースプレート7とスペーサ8a、8bとで形成したスリット4
0にベース5aの上端を挿入してスクリュウで固定してあ
る。このとき、ガイド通路pの延長上に第2ガイド通路
p2が位置して1本のガイド通路を構成する。
ータ5の上端に固定する。すなわち、図5に示すようにベ
ースプレート7とスペーサ8a、8bとで形成したスリット4
0にベース5aの上端を挿入してスクリュウで固定してあ
る。このとき、ガイド通路pの延長上に第2ガイド通路
p2が位置して1本のガイド通路を構成する。
【0052】加勢体、すなわちローラー35fが第2ガイ
ド通路p2の中心線の延長上に位置するよう、スクリュウ
22a、22b、22c、22dを緩めて取付ベース13を横長孔13
a、13b、15a、15bの範囲で横方向に位置調整する。ディ
スクdの直径が変更された場合は、最適なベースプレー
ト7に交換してスペーサ8aと8bとの間隔を変更する。
ド通路p2の中心線の延長上に位置するよう、スクリュウ
22a、22b、22c、22dを緩めて取付ベース13を横長孔13
a、13b、15a、15bの範囲で横方向に位置調整する。ディ
スクdの直径が変更された場合は、最適なベースプレー
ト7に交換してスペーサ8aと8bとの間隔を変更する。
【0053】次に本実施例の作用を説明する。まず、振
分体33が図6に示す、左通路31lに位置している状態にお
ける作動を説明する。すなわち、ソレノイド33dが消磁
されて鉄心33hが押し下げられ、レバー33eが時計方向に
回転された状態である。
分体33が図6に示す、左通路31lに位置している状態にお
ける作動を説明する。すなわち、ソレノイド33dが消磁
されて鉄心33hが押し下げられ、レバー33eが時計方向に
回転された状態である。
【0054】この状態で回転ディスク4が回転してディ
スクdをエスカレータ5のガイド通路pに1個ずつ送り出
す。ディスクdは、ガイド通路pにおいて周面が接触した
状態で一列に並ぶ。ディスクdは、回転ディスク4から新
たに送り出されるディスクdによって順次上方へ押し上
げられて第2ガイド通路p2に達する。
スクdをエスカレータ5のガイド通路pに1個ずつ送り出
す。ディスクdは、ガイド通路pにおいて周面が接触した
状態で一列に並ぶ。ディスクdは、回転ディスク4から新
たに送り出されるディスクdによって順次上方へ押し上
げられて第2ガイド通路p2に達する。
【0055】そして、第2ガイド通路p2において最上位
のディスクdの上端が、開口7aに並ぶ。次に図10に示す
ように、ディスクdの上端部がローラー28a、28bに接し
てレバー26を反時計方向に回転させる。このときディス
クdの下端部側面は、保持プレート21とベースプレート7
との間にあるので、ディスクdはまだ第2ガイド通路p2
に位置している。
のディスクdの上端が、開口7aに並ぶ。次に図10に示す
ように、ディスクdの上端部がローラー28a、28bに接し
てレバー26を反時計方向に回転させる。このときディス
クdの下端部側面は、保持プレート21とベースプレート7
との間にあるので、ディスクdはまだ第2ガイド通路p2
に位置している。
【0056】さらにディスクdが押し上げられた場合、
ディスクdの上端はローラー35fに接触し、スプリング35
kの押し下げ力に反して押し上げる。この過程におい
て、まずディスクdの下端部が保持プレート21から外れ
る。
ディスクdの上端はローラー35fに接触し、スプリング35
kの押し下げ力に反して押し上げる。この過程におい
て、まずディスクdの下端部が保持プレート21から外れ
る。
【0057】ローラー35fがテーパー付きであることか
ら、ディスクdはその傾斜面35fsによってフランジ35e側
へ反力を受ける。この反力とローラー28a、28bの押力に
より、ディスクdはローラー10を支点に時計方向に回転
されるが、ローラー35fのフランジ35eに接触し、その回
転を停止する。
ら、ディスクdはその傾斜面35fsによってフランジ35e側
へ反力を受ける。この反力とローラー28a、28bの押力に
より、ディスクdはローラー10を支点に時計方向に回転
されるが、ローラー35fのフランジ35eに接触し、その回
転を停止する。
【0058】すなわち、図11に示すようにディスクdは
右側に傾いた状態で押し上げられる。ディスクdの傾き
は、加勢体であるローラー35fの傾斜面35fsによって毎
回同様の傾きになる。ディスクdの下端がローラー10の
上周面に達したとき、ローラー28a、28bはディスクdの
中心よりも下方を押して振分通路31へ押し込む。このと
き、ローラー10はディスクdの移動につれて回転するの
で、ディスクdの移動抵抗は小さい。
右側に傾いた状態で押し上げられる。ディスクdの傾き
は、加勢体であるローラー35fの傾斜面35fsによって毎
回同様の傾きになる。ディスクdの下端がローラー10の
上周面に達したとき、ローラー28a、28bはディスクdの
中心よりも下方を押して振分通路31へ押し込む。このと
き、ローラー10はディスクdの移動につれて回転するの
で、ディスクdの移動抵抗は小さい。
【0059】次にディスクdは、ローラー35fによって取
付ベース13に沿って押し下げられる。押し下げられたデ
ィスクdは、まず振分体33に接する。ディスクdは固定状
態の振分体33に接した状態でローラー35fによって上方
から押し下げられるので、振分体33の反力及びローラー
35fの押し下げ力の合力方向の右通路31rへ勢い良く押し
出される。
付ベース13に沿って押し下げられる。押し下げられたデ
ィスクdは、まず振分体33に接する。ディスクdは固定状
態の振分体33に接した状態でローラー35fによって上方
から押し下げられるので、振分体33の反力及びローラー
35fの押し下げ力の合力方向の右通路31rへ勢い良く押し
出される。
【0060】このとき、ディスクdは図6において右方向
へスライドするが、ローラー33及び35fがディスクdの移
動につれて回転、すなわち、ディスクdは間接的に転が
り対偶になるので、ディスクdに対する移動抵抗は小さ
い。結果、これらローラー35f及び振分体33による投出
に要する時間は短縮され、高速化が図れる。
へスライドするが、ローラー33及び35fがディスクdの移
動につれて回転、すなわち、ディスクdは間接的に転が
り対偶になるので、ディスクdに対する移動抵抗は小さ
い。結果、これらローラー35f及び振分体33による投出
に要する時間は短縮され、高速化が図れる。
【0061】押し出されたディスクdは、ローラー31eに
ガイドされる。このときローラー31eは回転するので、
ディスクdの移動抵抗は小さい。この後ディスクdは、斜
面31ru及び右斜面31rlに案内されて右通路31rから投出
される。
ガイドされる。このときローラー31eは回転するので、
ディスクdの移動抵抗は小さい。この後ディスクdは、斜
面31ru及び右斜面31rlに案内されて右通路31rから投出
される。
【0062】この投出過程において、右フォトセンサ37
rはディスクdを検出して検知信号を出力する。制御装置
(図示せず)は、この検知信号をカウントする。前述の
作動が継続して行われ、ディスクdのカウント数が所定
値になったときにホッパ1の回転ディスク4の回転を停止
する。
rはディスクdを検出して検知信号を出力する。制御装置
(図示せず)は、この検知信号をカウントする。前述の
作動が継続して行われ、ディスクdのカウント数が所定
値になったときにホッパ1の回転ディスク4の回転を停止
する。
【0063】左通路31lからディスクdを投出する場合、
ソレノイド33dを励磁して振分体33を右通路31rに位置さ
せる。振分体33がこの位置にある場合、ディスクdは振
分体33により左通路31l側へ反力を受けて左通路31lへ投
出される。
ソレノイド33dを励磁して振分体33を右通路31rに位置さ
せる。振分体33がこの位置にある場合、ディスクdは振
分体33により左通路31l側へ反力を受けて左通路31lへ投
出される。
【0064】前記実施例において、振分体33と加勢装置
35との両方をローラーにしたが、本発明はこれに限定さ
れない。例えば、振分体33或いは加勢装置35の一方のみ
をローラーにし、他方を固定体にしても良い。すなわ
ち、ディスクが接するローラーはディスクの移動或いは
回転と共に回転する。
35との両方をローラーにしたが、本発明はこれに限定さ
れない。例えば、振分体33或いは加勢装置35の一方のみ
をローラーにし、他方を固定体にしても良い。すなわ
ち、ディスクが接するローラーはディスクの移動或いは
回転と共に回転する。
【0065】同時に、ディスクは他方の固定体上を転が
る。したがって、一方がローラーの場合であっても、デ
ィスクは直接或いは間接的に転がり対偶になるので、デ
ィスクの移動抵抗は小さくなり、前記実施例と同様の効
果が得られる。
る。したがって、一方がローラーの場合であっても、デ
ィスクは直接或いは間接的に転がり対偶になるので、デ
ィスクの移動抵抗は小さくなり、前記実施例と同様の効
果が得られる。
【0066】前述したように、ディスクdが第2ガイド
通路p2から開口7aを通って振分通路31へ移動する際、デ
ィスクdはローラー35fの傾斜面35fsにより毎回ほぼ一定
の姿勢になる。したがって、その後のディスクdの移動
態様もほぼ一定になるので、移動速度も毎回ほぼ一定に
なる。すなわち、そのほぼ一定の移動速度に合わせて調
整すれば、ディスクが振分通路31で詰まることがない。
通路p2から開口7aを通って振分通路31へ移動する際、デ
ィスクdはローラー35fの傾斜面35fsにより毎回ほぼ一定
の姿勢になる。したがって、その後のディスクdの移動
態様もほぼ一定になるので、移動速度も毎回ほぼ一定に
なる。すなわち、そのほぼ一定の移動速度に合わせて調
整すれば、ディスクが振分通路31で詰まることがない。
【0067】ディスクdは、回転ディスク4から間歇的に
送り出されるので、送り出しが一時中断しているときの
最上端のディスクdの位置が、スムーズな送り出しのた
め重要である。すなわち、送り出しが一時中断している
とき、ディスクdの上端がローラー28a、28bに接しない
ように設定するのがよい。これにより、ディスクdの移
動速度のバラツキはより一層小さくなる。
送り出されるので、送り出しが一時中断しているときの
最上端のディスクdの位置が、スムーズな送り出しのた
め重要である。すなわち、送り出しが一時中断している
とき、ディスクdの上端がローラー28a、28bに接しない
ように設定するのがよい。これにより、ディスクdの移
動速度のバラツキはより一層小さくなる。
【0068】
【図1】図1は本発明の実施例を装着したホッパの全体
斜視図
斜視図
【図2】図2は実施例の斜視図。
【図3】図3は実施例の正面図。
【図4】図4は実施例の背面図。
【図5】図5は図3におけるy―y線断面図。
【図6】図6は実施例のガイド板を除去した状態の正面
図。
図。
【図7】図7は実施例の分解斜視図。
【図8】図8は実施例のローラーの拡大斜視図である。
【図9】図9は実施例の移動装置の作用説明図。
【図10】図10は実施例の作用説明図。
【図11】図11は実施例の作用説明図。
d ディスク p2 ガイド通路 7a 開口 10 ローラー 11a、11b ブッシュ 20 押出装置 31 振分通路 31e ローラー 33 振分体 35 ディスク加勢装置
Claims (3)
- 【請求項1】ディスク(d)を一列に並べて誘導するガイ
ド通路(p2)と、 前記ガイド通路(p2)に並列している振分通路(31)と、 前記ガイド通路(p2)と前記振分通路(31)とを連通する開
口(7a)と、 前記ガイド通路(p2)から前記振分通路(31)へコインを移
動させる押出装置(20)と、を含むディスクの案内装置に
おいて、 前記ガイド通路(p2)の延長方向に移動可能であり、か
つ、前記開口(7a)に配置したディスク加勢装置(35)と、
前記開口(7a)下端よりも下方に位置し、振分通路(31)の
所定位置に選択位置する振分体(33)とを有し、前記加勢
装置(35)と振分体(33)のうち少なくとも一方がローラー
であることを特徴とするディスクの案内装置。 - 【請求項2】加勢装置(35)及び振分体(33)がローラーで
ある請求項1のディスク案内装置。 - 【請求項3】加勢装置(35)の直下であって、かつ、振分
体(33)よりも下位に位置する振分通路(31)にローラー(3
1e)を配置した請求項2のディスク案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182260A JP2002373361A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | ディスクの案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182260A JP2002373361A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | ディスクの案内装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002373361A true JP2002373361A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19022401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001182260A Pending JP2002373361A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | ディスクの案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002373361A (ja) |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001182260A patent/JP2002373361A/ja active Pending
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