JP2002373271A - アイテム注文処理方法およびアイテム処理起動処理方法 - Google Patents

アイテム注文処理方法およびアイテム処理起動処理方法

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JP2002373271A
JP2002373271A JP2001179935A JP2001179935A JP2002373271A JP 2002373271 A JP2002373271 A JP 2002373271A JP 2001179935 A JP2001179935 A JP 2001179935A JP 2001179935 A JP2001179935 A JP 2001179935A JP 2002373271 A JP2002373271 A JP 2002373271A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイテム注文処理方法およびアイテム処理起
動処理方法に関し,ネットワークで接続する店に対しア
イテムを簡単に注文することができる方法を実現するこ
とを目的とする。 【解決手段】 仲介サーバ1は,クライアント2にアイ
テムデータベース3をもとにアイテムブラウザ22にアイ
テムを表示させ,棚データベース4をもとに棚ブラウザ
21に利用者の棚を表示させる。利用者がアイテムブラウ
ザ22から所望するアイテム23をドラッグアンドドロッ
プで棚ブラウザ21に配置すると,仲介サーバ1は,その
アイテム23の情報へのポインタを棚データベース4へ登
録する。その後,棚ブラウザ21からアイテム23’が注文
されると,仲介サーバ1では,棚データベース4とアイ
テムデータベース3とを参照してアイテム23’に対応す
る店に対して注文処理を起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,アイテム注文処理
方法およびアイテム処理起動処理方法に関し,さらに具
体的には,ネットワークで接続された端末からの利用者
のアイテム選択指示により,そのアイテムの注文処理や
アイテムに対応付けられたその他の処理の起動処理を行
う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを利用して例えば商品な
どのアイテムを注文する場合に,利用者は,まずそのア
イテムを扱うショップサイト(店)を探し,さらにショ
ップサイト内で商品を探して注文していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし,かかる従来の
注文方法では,利用者は何度も操作を繰り返して目的の
アイテムにたどり着く必要がある。オンライン・カタロ
グを使った検索や発注が可能なショップサイト(店)も
あるが,従来のような方法を用いても,利用者は目的の
アイテムや希望に見合う価格がみつかるまでいくつもの
ウェブ(Web)サイトを行きつ戻りつしながら調べな
ければならない。
【0004】しかも,店ごとに注文操作の画面の構成が
異なっていることが多く,また検索手順や注文手順も異
なっているため,利用者にとっては注文を行うまでの操
作手順を店ごとに覚えなければならず煩わしかった。
【0005】また,利用者は,お気に入りの店をウェブ
ブラウザのブックマーク等を用いて管理することもでき
るが,管理できるのはショップサイト(店)の場所まで
であり,アイテムを直接管理することは困難であった。
【0006】また,最低価格のところに注文したい場合
には,複数の店を検索して,価格を参照・比較した後で
なければアイテムを注文することはできなかった。
【0007】一方,店側にとっても,利用者が一度注文
したアイテムを次回も注文するかどうかは不明である。
利用者の注文動機(価格が安い,納品が早い等)は不明
であり,今回注文したから次回も注文するであろうと推
測するにすぎなかった。
【0008】また,注文処理に限らず,ウェブサイト
が,例えば予定表やTODOリストというような個人デ
ータ管理などの各種の処理機能を提供しているときに,
そのウェブサイトにアクセスし,その処理機能を利用す
るまでの操作が煩雑であるという問題があった。
【0009】本発明は,上記のような問題点を解消すべ
く,各店における注文操作の相違に関わらず,利用者が
簡単な操作で効率的にアイテムを注文できるような方法
を提供することを目的とする。
【0010】また,本発明は,店側にとっても利用者の
注文行動の履歴などを活用して効果的な販売活動を行う
ことができるようなアイテムの注文処理方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】また,本発明は,利用者が,頻繁に利用す
るようなウェブサイトで提供される処理を簡易に起動で
きるようなアイテム処理起動処理方法を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決し目的を
達成するため,本発明は,注文または処理の起動が可能
なアイテムの一覧から,利用者が予め自分専用に用意さ
れた棚にアイテムを選択して配置できるようにし,棚に
配置されたアイテムの操作によって簡易に注文や処理の
起動を行えるようにしたことを特徴とする。
【0013】詳しくは,本発明にかかる方法は以下の処
理過程を備える。
【0014】本発明にかかる方法は,あらかじめ一また
は複数の注文先である店の情報に対応づけられたアイテ
ムの情報にもとづいて,ネットワークで接続されている
端末に一または複数のアイテムを表示させるためのアイ
テム画面情報を作成し,前記端末へ前記アイテム画面情
報を送信するアイテム情報送信処理過程と,利用者ごと
にアイテムの注文に関するアイテムの管理情報を記憶す
る棚情報データベースにもとづいて,前記端末に利用者
が選択したアイテムを配置する棚を表示させるための棚
画面情報を作成し,前記端末へ前記棚画面情報を送信す
る棚情報送信処理過程と,前記端末において前記アイテ
ム画面情報からアイテムが選択されたとき,もしくは,
前記棚画面情報からアイテムが削除されたときに,前記
棚情報データベースの前記アイテムの管理情報を更新す
る棚情報データベース更新処理過程と,前記端末におい
て前記棚画面情報からアイテムが注文対象として選択さ
れたときに,当該アイテムの注文処理を起動する注文処
理起動処理過程とを備えることを特徴とする。
【0015】また,本発明は,前記棚情報データベース
更新処理過程では,前記利用者ごとの指定に応じて複数
のアイテムをグループ化して記憶し,前記注文処理起動
処理過程では,グループ化して記憶された一のアイテム
が注文対象として選択されたときは, グループ化された
すべてのアイテムについて注文処理を起動することを特
徴とする。
【0016】また,本発明は,前記注文処理起動処理過
程では,前記店の情報の複数の注文先に対して見積もり
を要求し,前記アイテムの管理情報と比較して合致した
注文先への注文処理を起動することを特徴とする。
【0017】また,本発明は,前記棚情報データベース
が,アイテムの管理情報として注文先として扱わない排
除店情報を含むものであり,前記注文処理起動処理過程
では,前記アイテム情報データベースの店の情報をもと
にアイテムの見積もりを要求する場合に,前記見積り要
求先から前記排除店情報の注文先を排除することを特徴
とする。
【0018】また,本発明は,あらかじめ処理プログラ
ムの起動情報と対応づけられたアイテムの情報にもとづ
いて,ネットワークで接続されている端末に一または複
数のアイテムを表示させるためのアイテム画面情報を作
成し,前記端末へ前記アイテム画面情報を送信するアイ
テム情報送信処理過程と,利用者ごとにアイテムの管理
情報を記憶する棚情報データベースにもとづいて,前記
端末に利用者が選択したアイテムを配置する棚を表示さ
せるための棚画面情報を作成し,前記端末へ前記棚画面
情報を送信する棚情報送信処理過程と,前記端末におい
て前記アイテム画面情報からアイテムが選択されたと
き,もしくは,前記棚画面情報からアイテムが削除され
たときに,前記棚情報データベースの前記アイテムの管
理情報を更新する棚情報データベース更新処理過程と,
前記端末において前記棚画面情報からアイテムが処理実
行対象として選択されたときに,当該アイテムの処理プ
ログラムを起動する注文処理起動処理過程とを備えるこ
とを特徴とする。
【0019】本発明は,以下のように作用する。
【0020】本発明では,アイテムの情報とアイテムの
注文先である店の情報とを記憶するアイテム情報データ
ベースにアクセスし,アイテムの情報にもとづいて,ネ
ットワークで接続されている端末に一または複数のアイ
テムを表示させるためのアイテム画面情報を作成し,端
末へアイテム画面情報を送信する。また,利用者ごとに
アイテムの注文に関するアイテムの管理情報を記憶する
棚情報データベースにもとづいて,端末に利用者が選択
したアイテムを配置する棚を表示させるための棚画面情
報を作成し,端末へ前記棚画面情報を送信する。端末で
はアイテム画面と棚画面とを表示する。
【0021】端末において,アイテム画面から,例えば
マウスでのドラッグアンドドロップによりアイテムを選
択して棚画面に配置することにより,利用者が自由にア
イテムを登録することができる。この場合に,該当アイ
テムの識別情報とアイテム情報データベースへのポイン
タを棚情報データベースのアイテムの管理情報として追
加して更新する。次に棚画面が表示される場合には,棚
情報データベースに記憶されたアイテムの識別情報とア
イテム情報データベースへのポインタにより,配置され
たアイテムの情報を抽出して端末に送信する。
【0022】その後,端末の棚画面に配置されているア
イテムをマウスクリックなどにより注文対象として選択
すると,該当アイテムのアイテムの管理情報として登録
されたアイテム情報データベースへのポインタにより該
当アイテムの店の情報を取得してアイテムの管理情報と
合致する注文先に注文処理を起動する。
【0023】また,利用者の指示により,端末の棚画面
に配置されている複数のアイテムをグループ化して棚情
報データベースに記憶することができ,この場合に,グ
ループ化して記憶された一のアイテムが注文対象として
選択されたときは, グループのすべてのアイテムについ
て注文処理を起動する。
【0024】また,端末の棚画面に配置されたアイテム
をオークション対象として選択することができ,この場
合に,アイテム情報データベースの店の情報の複数の注
文先に対して見積もりを要求し,アイテムの管理情報と
比較して合致した注文先への注文処理を起動する。さら
に棚情報データベースでは,アイテムの管理情報として
注文先として扱わない排除店情報を記憶することがで
き,アイテム情報データベースの店の情報をもとにアイ
テムの見積もりを要求する場合に,見積り要求先から排
除店情報の注文先を排除して注文処理を起動する。
【0025】また,アイテム情報データベースには,ア
イテムの情報として,アイテムの注文処理以外の処理を
対応付けて記憶させておくことができる。この場合に,
端末の棚画面に配置されたアイテムが選択されたとき
は,該当アイテムに予め定義された処理の起動処理をす
る。
【0026】このように,本発明では,ドラッグアンド
ドロップのような簡単なマウス操作によりアイテムを棚
画面に配置して登録でき,棚画面には利用者が配置した
アイテムが表示される。
【0027】また,本発明では,棚画面に配置されたア
イテムをクリックなどにより選択するだけで,即時にそ
のアイテムの注文処理を起動することができる。また複
数の注文先がある場合には,アイテムの管理情報と店の
情報とにもとづいて自動的に注文条件に合致する店へ注
文処理を起動することができる。さらに,オークション
による注文処理を起動することができる。
【0028】本発明にかかる方法を実現する各処理過程
は,コンピュータにより実行可能である。かかるプログ
ラムは,コンピュータが読み取り可能な,可搬媒体メモ
リ,半導体メモリ,ハードディスクなどの適当な記録媒
体に格納することができ,これらの記録媒体に記録して
提供され,または,通信インタフェースを介して種々の
ネットワークを利用した送受信により提供される。
【0029】また,本発明にかかる方法を実現するため
のシステムを構成するサーバもしくはクライアントは,
種々の通信回線によりもしくは無線により接続するデー
タ処理装置(CPU/メモリ)により実現することが可
能である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に,本発明の実施の形態を説
明する。図1は,実施の一形態において,本発明にかか
る方法を実現するためのシステムの構成例を示す図であ
る。
【0031】本システムは,仲介サーバ1,クライアン
ト2,アイテムデータベース(DB)3,棚データベー
ス(DB)4,から構成されている。仲介サーバ1およ
びクライアント2と,仲介サーバ1および店サイト5−
1〜5−nとはインターネットなどのネットワークで接
続されている。店サイト5−1〜5−nは,ウェブ(W
eb)サイトであり,それぞれ自サイトで取り扱う商品
などのアイテムを記憶する店アイテムデータベース(D
B)6−1〜6−nを備える。
【0032】本例において,仲介サーバ1に備えられた
アイテムの登録処理やアイテムの注文その他の処理の起
動処理を行うサーバサイドプログラム10は,例えばJ
avaサーブレット(Javaは,Sun Microsystems Inc.
の登録商標)で実現することができる。
【0033】クライアント2は,キーボードなどの入力
デバイスや,マウス,トラックボールなどのポインティ
ングデバイスを備える。クライアント2に表示されるア
イテムブラウザ22と棚ブラウザ21とは,ウェブブラ
ウザの機能を持つブラウザである。これらのブラウザ
は, Javaアプレット, ウェブブラウザのプラグイン
形式などにより実現することができる。
【0034】アイテムブラウザ22は,アイテムデータ
ベース3に記憶されているアイテム23を表示するブラ
ウザである。棚ブラウザ22は,アイテムブラウザ21
から利用者が任意に選択して登録したアイテム23’を
配置する棚を表示するブラウザである。
【0035】アイテム23は,例えばプリンタ,パソコ
ン本体,などの商品を意味するオブジェクトであり,予
め定義されたJavaアプレットに対応付けられてい
る。アイテム23が選択されると,対応するJavaア
プレットによって,例えば, そのアイテムの注文処理が
起動する。
【0036】アイテムデータベース3は,注文対象であ
るアイテム23の情報と,アイテム23を取り扱う店の
情報を記憶するデータベースである。アイテムデータベ
ース3では,各店サイト5から収集した店の情報をアイ
テム23に対応付けて記憶する。
【0037】図2に,アイテムデータベースのデータ構
成例を示す。アイテムデータベース3はアイテム情報部
31と店情報部32とを持つ。
【0038】アイテム情報部31は,アイテムの情報を
記憶する領域であり,アイテムID,アイテムの画像デ
ータ,アイテムの詳細な内容情報である商品仕様などが
記憶される。
【0039】店情報部32は,そのアイテムを取り扱う
店の情報を記憶する領域であり,アイテムごとに,店
名,店のURL,価格情報,納品日,在庫情報,アイテ
ムや店に関する特記情報などが記憶される。特記情報に
は,アイテムの割引情報やその店で扱う新商品に関する
情報などが記憶される。一つのアイテムに対し一または
複数の店の情報が記憶される。
【0040】棚データベース4は,利用者の情報と棚ブ
ラウザ21に利用者が登録したアイテムの管理情報とを
記憶するデータベースである。
【0041】図3に,棚データベースのデータ構成例を
示す。棚データベース4は,利用者管理部41とアイテ
ム管理部42とを持つ。
【0042】利用者管理部41は,利用者の情報を記憶
する領域であり,利用者の氏名(ユーザ名),連絡先,
納入先住所,決済方法などが記憶される。
【0043】アイテム管理部42は,利用者が棚へ登録
したアイテムの管理情報およびアイテムの注文条件など
を記憶する領域であり,アイテムID,アイテムデータ
ベース(DB)へのポインタ,利用者の希望価格,希望
納期,注文の数量,即時注文であるかどうかの情報(即
時注文情報),注文先として指定する優先店名,注文先
から排除する排除店名,注文にかかるアイテムの配送状
況等の記録であるアイテム状況などが記憶される。アイ
テム状況は,そのアイテムの「出荷待」,「配送済」,
アイテムの予測残量などの情報が記憶される。利用者が
自分の棚にアイテム23’を登録していない場合には,
アイテム管理部42にはアイテムの管理情報は記憶され
ない。
【0044】システムの動作は以下の通りである。
【0045】サーバサイドプログラム10は,クライア
ント2から棚の編集要求があると,アイテムブラウザ2
2に表示するアイテム23の情報をアイテムデータベー
ス3から抽出しクライアント2へ送信する。また,棚ブ
ラウザ21に表示する利用者の棚についての情報(アイ
テムの管理情報など)を棚データベース4から抽出しク
ライアント2へ送信する。クライアント2ではアイテム
ブラウザ22にアイテムリストを表示し,棚ブラウザ2
1に棚を表示する。
【0046】利用者が,アイテムブラウザ22に表示さ
れているアイテムリストから所望するアイテム23をマ
ウス操作のドラッグなどにより選択して棚ブラウザ21
内でドロップすることにより,選択されたアイテム2
3’が利用者の棚へ配置され登録される。このときに,
アプレット間通信により,アイテムブラウザ22から棚
ブラウザ21へアイテム23の内容がコピーされる。サ
ーバサイドプログラム10では,アイテム23’のアイ
テムIDとアイテムデータベース3へのポインタ情報と
を,棚データベース4のアイテム管理部42へ登録す
る。
【0047】その後,利用者がアイテム23を注文する
場合には,サーバサイドプログラム10では,棚データ
ベース4の利用者に関する情報とアイテムデータベース
3へのポインタ情報とを参照して,棚ブラウザ21にア
イテム23’が配置された利用者の棚を表示する。利用
者が,アイテム23’をクリックすると,アイテム2
3’に予め対応付けられたJavaアプレットが起動し
て,アイテム23’の注文処理などを実行する。
【0048】以下に,本発明の動作をさらに詳しく説明
する。
【0049】図4に,本発明の実施の形態におけるシス
テムの構成例を示す。仲介サーバ1は,登録処理手段1
1であるアイテム情報送信手段12,棚情報送信手段1
3,棚データベース(DB)更新手段14と,アイテム
処理起動処理手段15と,注文ログ収集手段16とを備
える。
【0050】アイテム情報送信手段12は,アイテムデ
ータベース3のアイテム情報部31からアイテムID,
画像データ,商品仕様などの情報を抽出してアイテムブ
ラウザ22に表示するためのアイテムブラウザ画面情報
を作成し,アイテムブラウザ画面情報をクライアント2
へ送信する手段である。
【0051】棚情報送信手段13は,棚データベース4
のアイテム管理部42に記憶された利用者に対応付けら
れたアイテムIDをキーにアイテムデータベース3への
ポインタを取得し,取得したポインタによりアイテムデ
ータベース3のアイテム情報部31の画像データ,商品
仕様などの情報を抽出して利用者の棚を棚ブラウザ21
へ表示するための棚ブラウザ画面情報を作成し,クライ
アント2へ送信する手段である。
【0052】棚データベース更新手段14は,クライア
ント2のアイテムブラウザ22のアイテム23がドラッ
プアンドドロップ(マウス操作によるコピー処理)によ
り棚ブラウザ21に配置・登録された場合に,または,
棚ブラウザ21に配置されたアイテム23’が削除され
た場合に,棚データベース4のアイテム管理部42の該
当するデータを追加しまたは削除する手段である。
【0053】具体的には,アイテムブラウザ22のアイ
テム23が棚ブラウザ21へドロップされると,棚デー
タベース4のアイテム管理部42へ,ドロップされたア
イテム23’のアイテムID,アイテムデータベース3
のそのアイテムに関する情報へのポインタを設定する。
【0054】また,棚データベース更新手段14は,ア
イテム23’に関する希望価格,希望納期,数量,即時
注文情報,優先店名,排除店名などの情報の入力や変更
を受け付けた場合に,これらの情報を棚データベース4
のアイテム管理部42に登録しまたは変更する。また,
棚データベース更新手段14は,クライアント2から利
用者に関する連絡先,納入先住所,決済方法などの情報
の入力や変更を受け付けた場合に,これらの情報を棚デ
ータベース4のアイテム管理部42に登録しまたは変更
する。
【0055】アイテム処理起動処理手段15は,クライ
アント2の棚ブラウザ21のアイテム23’がクリック
などにより選択された場合に,例えばアイテム23’の
注文処理の起動処理をする手段である。具体的には,ア
イテム23’のアイテムIDをキーに,アイテムデータ
ベース3の店情報部32に記憶されている店URL(ア
イテム23を取り扱う店サイト5の注文処理のURL)
へアクセスして必要なパラメータ(希望価格,希望納
期,数量,連絡先,納入先住所,決済方法など)を送信
する。また,アイテム処理起動処理手段15は,注文処
理以外にも予めアイテム23’に対応付けられている処
理の起動処理を行う。
【0056】注文ログ収集手段16は,注文処理の起動
処理が行われた場合に,当該注文処理のログデータを収
集し,ログデータを集計処理または分析処理した結果を
出力する手段である。
【0057】以下に,本発明を登録時の処理と注文時の
処理とに分けて,さらに詳しく説明する。
【0058】〔登録時の処理〕図5にログイン画面の例
を示す。クライアント2が仲介サーバ1にアクセスする
と,図5に示すようなログイン画面がクライアント2に
表示される。ユーザ名(userX)とパスワードが入
力されてログインのボタンが操作されると,クライアン
ト2から仲介サーバ1へ棚表示要求,ユーザ名などが通
知される。
【0059】通知を受けた仲介サーバ1では,アイテム
情報送信手段12により,アイテムデータベース3のア
イテム情報部31から,利用されるアイテムリストにか
かるアイテム23のアイテムID,画像データ,商品仕
様などの情報を抽出してアイテムブラウザ画面情報を作
成し,これをクライアント2に送信する。
【0060】図6にアイテムブラウザ22の画面例を示
す。アイテムブラウザ22の画面には,アイテムリスト
(アイテムa,アイテムb,アイテムc・・・)と,利
用するアイテムリストを切り替えるためのリスト選択項
目とが表示される。リスト選択項目で利用者によりリス
トが変更された場合には,アイテム情報送信手段12か
ら送信された変更したアイテムリストが表示される。
【0061】アイテム23はJavaアプレットに対応
づけられており,例えば,アイテムブラウザ22に表示
されたアイテムaの画像データをクリックすることによ
り,そのJavaアプレットによってアイテムaに関連
づけられている店情報部32の店URLにアクセスし,
直接アイテムaの注文処理を起動できる。
【0062】図7に,アイテムブラウザ22のアイテム
に関する部分のHTMLコード例を示す。従来では,図
7(A)に示すように,アイテムブラウザ22に表示す
るページのHTMLコードにおいて画像データファイル
を指定することで,アイテムがウェブブラウザ上に表示
されるようにしていた。本発明では,図7(B)に示す
ように,アイテム23’をイメージ(画像データ)の代
わりにアプレットとして指定している。これにより,ア
イテム23’をクリックするだけで,直ちにアイテム2
3’に対応する処理(ここではそのアイテムの注文処
理)の起動処理をすることができる。図7(B)に示す
例では, <PARAM name=''URL'' value=''/examples/servlet/Mysh
elf''> は仲介サーバ1の登録処理手段11を実現するサーブレ
ット10(図1)を指定する記述であり, <PARAM name=''ITEMID'' value=''000''> はアイテムIDを指定する記述である。
【0063】さらに,仲介サーバ1では,棚情報送信手
段13により,通知されたユーザ名(userX)をキ
ーに,棚データベース4の利用者管理部41のユーザ名
を検索し,アイテム管理部42に記憶されているその利
用者に対応付けられたアイテムIDとアイテムデータベ
ース3へのポインタにより,棚に配置されたアイテム2
3’の画像データや商品仕様をアイテムデータベース3
から抽出して棚ブラウザ画面を作成し,これをクライア
ント2へ送信する。
【0064】図8に棚ブラウザ21の画面例を示す。棚
ブラウザ21の画面には,利用者の棚,利用者情報登録
・変更ボタンなどが表示される。
【0065】利用者の棚には,アイテムブラウザ22に
表示されるアイテムリストから利用者が選択したアイテ
ム23が配置される。利用者がアイテムを選択していな
い場合には,空の棚が棚ブラウザ21に表示される。
【0066】クライアント2には,棚ブラウザ21とア
イテムブラウザ22とが表示される。アイテムブラウザ
22に表示されたアイテムリストから自分の棚へアイテ
ム23を配置する操作は,マウス等のポインティングデ
バイスがある装置では容易なマウス操作(例えばアイテ
ムのドラッグアンドドロップ)のみで行うことができ
る。
【0067】具体的には,図8に示すアイテムブラウザ
22に表示されたアイテムaをドラッグし,棚ブラウザ
23の棚の最上段の左端でドロップすることにより,ド
ロップされた棚ブラウザ21とアイテムブラウザ22と
の間のアプレット間通信を行って,アイテムa自身(ア
プレット)を棚ブラウザ21にコピーする。これによ
り,利用者は,アイテムブラウザ22のアイテムaを自
分の棚に自由に配置でき,注文時には棚に配置してある
アイテムaをクリックするだけで注文することができ
る。
【0068】なお,棚の中でアイテムaをドラッグする
ことによりアイテムの配置を自由に変更することもでき
る。
【0069】図9に,ドラッグアンドドロップによるア
イテムのコピー処理の流れおよびそのJavaのコード
例を示す。
【0070】アイテムブラウザ22側で,ドラッグオブ
ジェクト初期化として,ドラッグオブジェクトをインス
タンス化しておく(ステップS1)。
【0071】同様に,棚ブラウザ21側で,ドロップオ
ブジェクト初期化として,ドロップオブジェクトをイン
スタンス化しておく(ステップS2)。
【0072】アイテムブラウザ22で,アイテムのドラ
ッグ開始,すなわち,オブジェクトドラッグイベントが
発生すると,棚ブラウザ21に所定のデータを通信す
る。ここで,アイテムIDを通信データ(dataITEMID)
とする(ステップS3)。
【0073】棚ブラウザ21では,オブジェクトのドラ
ッグ位置が自ブラウザ域に入ったら,アイテムブラウザ
22からの通信を受け付けてドロップ受入許可を発し
(ステップS4),オブジェクトドロップイベントが発
生すると,ドロップオブジェクトのドラッグ情報(アイ
テムID)を取得し,アイテムブラウザ22側へオブジ
ェクトドロップ終了を通知する(ステップS5)。アイ
テムブラウザ22では,オブジェクトドロップ終了イベ
ントが発生すると,オブジェクトドラッグの処理を終了
する(ステップS6)。
【0074】アイテム23のドラッグアンドドロップが
完了すると,アイテムIDのようなテキストデータを通
信データとし,その後にアイテムIDをもとに必要なデ
ータ(画像データ,商品仕様など)を取得要求するよう
にして,ドラッグアンドドロップにおける通信データ量
を抑えてアイテム23のコピー処理を短時間で行えるよ
うにする。
【0075】クライアント2から仲介サーバ1へ,アイ
テムブラウザ22から棚ブラウザ21へアイテム23が
ドロップされたことが通知される。仲介サーバ1では,
棚データベース更新手段14により,棚ブラウザ21へ
配置されたアイテム23のアイテムID,アイテムデー
タベース3へのポインタが,棚の利用者の情報と対応付
けて棚データベース4に記憶される。
【0076】また,利用者は,図8に示す棚ブラウザ2
1の画面の利用者情報登録・変更ボタンを選択して利用
者情報の登録または変更を行うことができる。仲介サー
バ1では,利用者情報登録・変更ボタンがマウスクリッ
クにより選択されると,別の利用者情報登録・変更画面
(図示しない)を表示して利用者の入力を促すようにす
る。クライアント2では,入力された情報を仲介サーバ
1へ通知し,棚データベース更新手段14では,棚デー
タベース4の利用者管理部41に記憶される情報(ユー
ザ名,連絡先,納入先住所,決済方法など)を登録また
は更新する。
【0077】また,利用者により,希望価格,希望納
期,数量,即時注文情報,優先店名,排除店名などの注
文条件が入力され,入力がクライアント2から通知され
た場合には,棚データベース更新手段14では,これら
の情報も棚データベース4に登録する。
【0078】また,棚ブラウザ21に複数のアイテム2
3が配置されている場合に,アイテムをグループ分けし
て登録することができる。図10に示すように,グルー
プ分けは,棚ブラウザ21に配置された該当するアイテ
ムを利用者が選択し,グループ登録ボタンなどを選択す
ることにより行う。例えば,アイテムaとアイテムdと
を一つのグループにして登録されている場合に,利用者
によりアイテムaまたはアイテムdのいずれか一方が選
択されると,アイテム処理起動処理手段15では,グル
ープとして登録されたすべてのアイテム(アイテムaお
よびアイテムd)について一括して注文処理の起動処理
をする。
【0079】図11に,アイテム登録時の処理フローを
示す。仲介サーバ1側では,棚ブラウザ21に棚を表示
するための情報(棚情報)を送信し(ステップS1
1),アイテムブラウザ22にアイテムリストを表示す
るための情報(アイテム情報)を送信すると(ステップ
S12),クライアント2側の棚ブラウザ21では棚を
表示し(ステップS13),アイテムブラウザ22では
アイテムリストを表示する(ステップS14)。
【0080】アイテムブラウザ22では,利用者のマウ
ス操作により,アイテム23のドラッグ動作が開始され
ると(ステップS15),そのアイテム23のアイテム
IDを通信データとし(ステップS16),「マウス移
動中」を棚ブラウザ21に通信しながら,棚ブラウザ2
1内でアイテム23のドロップを行う(ステップS1
7,S18)。
【0081】棚ブラウザ21では,アイテムブラウザ2
2からの「マウス移動中」の通信を受け付けながらアイ
テム23のドロップ情報を待ち(ステップS19〜S2
1),アイテム23がドロップされたら(ステップS2
2),通信データであるアイテムIDを取得して,アイ
テムIDをもとに仲介サーバ1に対しアイテム23に関
する情報を要求する(ステップS23)。仲介サーバ1
では,要求を受け付けて,アイテムデータベース3から
該当するアイテム23の画像データ,商品仕様を抽出し
て送信する(ステップS24)。棚ブラウザ21では,
仲介サーバ1からアイテム23の画像データ,商品仕様
を取得して(ステップS25),棚にアイテム23’を
表示する(ステップS26)。
【0082】また,仲介サーバ1では,該当するアイテ
ムIDと抽出したアイテム23’に関する情報へのポイ
ンタ(アイテムデータベース3へのポインタ)を棚デー
タベース4のアイテム管理部42へ追加登録する(ステ
ップS27)。
【0083】〔注文時の処理〕利用者が自分の棚に配置
したアイテム23’を注文する場合には,以下のような
操作を行う。
【0084】棚データベース更新手段14では,アイテ
ム23がドロップされた際に,アイテムIDとアイテム
データベース3へのポインタを棚データベース4へ記憶
しておき,棚情報送信手段13では,棚データベース4
のアイテムデータベース3へのポインタを用いて,アイ
テムデータベース3からアイテム23の画像データ,商
品仕様を抽出して棚ブラウザ21に送信するので,次に
利用者が自分の棚を棚ブラウザ21に表示させるときに
は,アイテム23’が配置された棚が表示される。
【0085】図12に,表示させた棚ブラウザ21の画
面例を示す。棚ブラウザ21には,アイテム23’とし
てパソコンとプリンタとが配置されているとする。利用
者が注文したいアイテム(パソコン)23’をマウスに
よりクリックすると,仲介サーバ1へアイテム(パソコ
ン)23’のアイテムIDが通知される。
【0086】仲介サーバ1では,アイテム処理起動処理
手段15により,棚データベース4へアクセスし,利用
者管理部41に記憶されている利用者の情報(ユーザ
名,連絡先,納入先住所,決済方法など)とアイテム管
理部42に記憶されているアイテムの管理情報(希望価
格,希望納期,数量,即時注文情報,優先店名,排除店
名など)とを抽出する。さらに,アイテム管理部42の
アイテムIDとアイテムデータベース3へのポインタに
より,アイテムデータベース3の店情報部32からパソ
コンの注文先である店の情報(店名,店URL,価格情
報,納品日,在庫情報,特記情報など)を抽出する。
【0087】ここで,アイテム情報管理部42の即時注
文情報に即時注文が設定されている場合に,抽出した希
望価格,優先店名をキーに抽出した店の情報を調べ,注
文条件に合致する店の店URLへアクセスして,希望価
格,希望納期,数量などのデータを通知して,アイテム
(パソコン)23’の注文処理の起動処理をする。
【0088】一方,即時注文情報が設定されていない場
合には,図13に示すような注文確認画面を表示して,
利用者が注文確認ボタンをクリックなどして選択した場
合には,同様の処理を行う。
【0089】また,注文条件(希望価格,希望納期,数
量など)が棚データベース4に未設定の場合または変更
がある場合には,図13に示す注文確認画面を表示し
て,アイテム23’の画像データや商品仕様などのデー
タを表示し,利用者に対し,注文条件の入力または変更
を促す。注文条件が仲介サーバ1に通知されると,アイ
テム処理起動処理手段15では,通知された注文条件に
もとづいて注文処理の起動処理をする。
【0090】図12に示す棚ブラウザ21の上段左側の
アイテム(パソコン)23’がクリックされた場合に,
アイテム管理部42に即時注文が設定されていないとき
は,図13に示すような注文確認画面が表示される。注
文確認画面において,注文条件(希望価格,希望納期,
数量など)が入力され,「注文確認」が利用者のマウス
クリックなどにより選択された場合には,店情報部の店
URLをアクセスして注文処理の起動処理をする。
【0091】「オークション」が選択された場合には,
アイテムデータベース3の店情報部32に記憶された複
数の店に対して見積りを要求し,各店から見積りを取得
する。アイテム管理部42に記憶された希望価格,希望
納期などの注文条件に最も合致する見積りを提示した店
の店URLにアクセスして注文処理の起動処理を行う。
また,見積りを提示したが注文処理を行わなかったその
他の店に対し,オークションに敗退した旨とその理由
(価格不一致,納期不一致など)を通知する。これによ
り,店情報部32に登録されている店は,利用者の注文
条件の傾向を知ることができる。
【0092】注文ログ収集手段16では,注文ログまた
はオークションログを収集し,また,収集したログデー
タを集計処理もしくは分析処理を行ってその結果を店な
どに対して出力する。
【0093】図14に,アイテム注文時の処理フローを
示す。仲介サーバ1では,棚ブラウザ21に棚を表示す
るための情報(棚情報)をクライアント2へ送信し(ス
テップS31),クライアント2の棚ブラウザ21で
は,自分の棚を表示する(ステップS32)。利用者が
棚のアイテム23’をクリックすると(ステップS3
3),仲介サーバ1は,棚データベース4のアイテム管
理部42から情報を取得し(ステップS34),アイテ
ムIDをキーとして取得したアイテムデータベース3の
ポインタにより,アイテムデータベース3の店情報部3
2から対応する店の情報を取得する(ステップS3
5)。オークションが選択されていれば(ステップS3
6),オークション処理を行う(ステップS37)。オ
ークションが選択されていなければ,即時注文が設定さ
れているかどうかを調べ(ステップS38),即時注文
が設定されていない場合には,クライアント2へ注文確
認画面を送信する(ステップS39)。
【0094】クライアント2では,注文確認画面を表示
し(ステップS40),利用者により入力された注文条
件を仲介サーバ1へ送信する(ステップS41)。仲介
サーバ1では,受信した情報によりアイテム管理部42
の注文条件を更新して(ステップS42),その情報を
もとに設定された店へ注文する。すなわち,その店UR
Lへアクセスし注文処理の起動処理を行う(ステップS
43)。その後注文ログを採取する(ステップS4
4)。
【0095】オークション処理としては,図15に示す
ような処理を行う。図15(A)に,オークション処理
の処理フローを示す。
【0096】仲介サーバ1のアイテム処理起動処理手段
15では,アイテム管理部42の情報から,希望価格,
希望納期,数量などを抽出し(ステップS51),店情
報部32に記憶されている各店へアクセスして見積りを
依頼する(ステップS52)。取得した見積りがアイテ
ム管理部42に記憶された注文条件にマッチする店に対
して注文依頼(注文処理を起動処理)する(ステップS
53)。その後,注文しなかった店に対し敗退の旨とそ
の理由を通知し(ステップS54),利用者に注文完了
を通知し(ステップS55),その後オークションログ
を採取する(ステップS56)。
【0097】図15(B)に,別のオークション処理の
処理フローを示す。仲介サーバ1のアイテム処理起動処
理手段15では,アイテム管理部42の情報から,希望
価格,希望納期,数量などを抽出し(ステップS6
1),店情報部32に登録された各店へアクセスし各店
のサイトのHTMLコードを取得し,抽出した情報に対
応するHTMLコードを解析してアイテム名に対応する
価格情報を取り出す(ステップS62)。図15(C)
に抽出するHTMLコードの例を示す。例えば,図13
に示すような商品仕様のパソコンが注文対象である場合
に,図15(C)のHTMLコードから,アイテム名
「ABCパソコン」をキーに,「¥149,800」を
価格データとして抽出する。
【0098】各店からステップS62の処理により抽出
した価格データを比較して,最も安い価格の店に対して
注文依頼する(ステップS63)。その後,注文しなか
った店に対して敗退の旨と落札価格を提示し(ステップ
S64),利用者に注文価格と注文完了を通知し(ステ
ップS65),その後オークションログを採取する(ス
テップS66)。
【0099】以上の説明では,アイテム23は予め定め
た注文処理を起動させるための商品を表示するアプレッ
トであるが,注文処理に限らず注文処理以外にも予め定
めたアプリケーション処理を起動処理するアプレットで
あってよい。図16に,別の実施の形態として,アイテ
ムが商品でない場合の棚ブラウザ71とアイテムブラウ
ザ72の画面の例を示す。
【0100】アイテムブラウザ72には,クライアント
2とネットワークで接続されたサーバ上で処理を行う種
々のアプリケーション処理に対応するアイテム73がリ
ストとして表示されている。表示されたアイテムリスト
から利用者が所望するアイテム73を棚ブラウザ71に
ドラッグアンドドロップし,アイテム73を棚に配置し
て登録する。例えば,登録時にアイテムブラウザ72に
表示された経費管理アイテムを棚ブラウザ71にドラッ
グアンドドロップして配置しておく。処理時には,利用
者は棚ブラウザ71を表示させて,棚に配置された経費
管理のアイテム73’をクリックするだけで,経費管理
処理を起動させることができる。
【0101】以上,本発明をその実施の態様により説明
したが,本発明はその主旨の範囲において種々の変形が
可能である。例えば,本発明の実施の形態では,棚デー
タベース4は,仲介サーバ1側に備えるものとして説明
したが,棚データベース4は利用者の使用するクライア
ント2側に備えることもできる。
【0102】また,アイテムデータベース3,棚データ
ベース4は,仲介サーバ1がアクセスできるネットワー
ク上に備えることもできる。
【0103】本発明では,利用者は,あらかじめ用意さ
れたアイテムリストから自分の棚へ必要なアイテムを容
易に登録・移動・削除を動的に行うことにより,アイテ
ムの情報を自由にクライアントで表示されるブラウザ画
面上に配置することができる。また,アイテムを配置す
る時に,そのアイテムの注文条件(希望価格,希望納期
など)を指定することができる。
【0104】また,利用者が自分の棚に配置されたアイ
テムの管理情報としてそのアイテムの店の情報などへの
ポインタが記憶され,アイテムが選択されて仲介サーバ
に注文条件などが送信されると,あらかじめ棚データベ
ース4に登録されている利用者の情報を元にそのアイテ
ムの店の情報(注文先)を抽出して自動的に注文処理の
起動処理をする。よって,利用者は棚に配置されたアイ
テムを選択するだけで,注文条件を入力することなく注
文処理を行うことができる。
【0105】また,自分の棚に登録しているアイテムを
グループ化することができるため,グループ化したアイ
テムを一括して注文処理をすることができる。
【0106】また,1つのアイテムの注文先は複数の店
でもよいため,一旦複数の注文先に見積りを要求し,取
得した見積りをあらかじめ定義された注文条件と比較
し,見積もりが注文条件に合致した注文先に注文処理を
行うようにすることができる。
【0107】また,利用者は,予め発注先から除外した
い特定の注文先を登録することができるため,発注やオ
ークションの際に特定の店を排除して注文処理をするこ
とができる。
【0108】また,アイテムデータベースに販売促進情
報を付加することにより,注文先(店)は,発注者に販
売促進情報を提供することができる。また,利用者は注
文に先立ってその情報を参照することができる。
【0109】また,本発明では,仲介サーバがクライア
ントへ送信するアイテムリストや利用者の棚についての
情報はウェブブラウザで表示可能なものである。よっ
て,PDA,パソコンなどのように機種にかかわらずウ
ェブブラウザが起動する端末であれば,利用者はその端
末に自分の棚を表示させてアイテムを注文することがで
きる。
【0110】また,利用者の注文情報をロギングするこ
とができるため,このログデータからの集計結果または
分析結果(例えば注文条件から利用者の購買行動の傾向
についての分析結果)を用いて,店は利用者に応じた販
売促進活動が行うことができる。
【0111】また,利用者は,棚データベースの利用者
の情報を適宜更新することができ,納入先,支払い方法
等が変化しても対応することができる。
【0112】また,棚データベースにアイテム状況が記
憶されるため,利用者は,現在のアイテムの状況(出荷
待ち,配送済等)を把握することができ,また店は,利
用者に現在のアイテム残量等によって次回の発注を促す
ことが可能である。
【0113】また,棚ブラウザのアイテム選択により注
文処理以外のアプリケーション処理を起動させて利用す
ることが可能である。
【0114】本発明の形態および実施例の特徴を列記す
ると以下のとおりである。 (付記1) あらかじめ一または複数の注文先である店
の情報に対応づけられたアイテムの情報にもとづいて,
ネットワークで接続されている端末に一または複数のア
イテムを表示させるためのアイテム画面情報を作成し,
前記端末へ前記アイテム画面情報を送信するアイテム情
報送信処理過程と,利用者ごとにアイテムの注文に関す
るアイテムの管理情報を記憶する棚情報データベースに
もとづいて,前記端末に利用者が選択したアイテムを配
置する棚を表示させるための棚画面情報を作成し,前記
端末へ前記棚画面情報を送信する棚情報送信処理過程
と,前記端末において前記アイテム画面情報からアイテ
ムが選択されたとき,もしくは,前記棚画面情報からア
イテムが削除されたときに,前記棚情報データベースの
前記アイテムの管理情報を更新する棚情報データベース
更新処理過程と,前記端末において前記棚画面情報から
アイテムが注文対象として選択されたときに,当該アイ
テムの前記アイテムの管理情報にもとづいて注文処理を
起動する注文処理起動処理過程とを備えることを特徴と
するアイテム注文処理方法。 (付記2) 付記1に記載のアイテム注文処理方法にお
いて,前記棚情報データベース更新処理過程では,前記
利用者ごとの指定に応じて複数のアイテムをグループ化
して記憶し,前記注文処理起動処理過程では,グループ
化して記憶された一のアイテムが注文対象として選択さ
れたときは, グループ化されたすべてのアイテムについ
て注文処理を起動することを特徴とするアイテム注文処
理方法。 (付記3) 付記1に記載のアイテム注文処理方法にお
いて,前記注文処理起動処理過程では,前記店の情報の
複数の注文先に対して見積もりを要求し,前記アイテム
の管理情報と比較して合致した注文先への注文処理を起
動することを特徴とするアイテム注文処理方法。 (付記4) 付記1に記載のアイテム注文処理方法にお
いて,前記棚情報データベース更新処理過程では,前記
端末からの入力情報にもとづき前記利用者の情報を更新
することを特徴とするアイテム注文処理方法。 (付記5) 付記1に記載のアイテム注文処理方法にお
いて,注文処理の起動処理が行われた後に,当該注文処
理のログデータを収集し,前記データを集計処理または
分析処理した結果を出力する注文ログ集計処理過程とを
備えることを特徴とするアイテム注文処理方法。 (付記6) 付記3に記載のアイテム注文処理方法にお
いて,前記棚情報データベースは,アイテムの管理情報
として注文先として扱わない排除店情報を含むものであ
り,前記注文処理起動処理過程では,前記アイテム情報
データベースの店の情報をもとにアイテムの見積もりを
要求する場合に,前記見積り要求先から前記排除店情報
の注文先を排除することを特徴とするアイテム注文処理
方法。 (付記7) あらかじめ処理プログラムの起動情報と対
応づけられたアイテムの情報にもとづいて,ネットワー
クで接続されている端末に一または複数のアイテムを表
示させるためのアイテム画面情報を作成し,前記端末へ
前記アイテム画面情報を送信するアイテム情報送信処理
過程と,利用者ごとにアイテムの管理情報を記憶する棚
情報データベースにもとづいて,前記端末に利用者が選
択したアイテムを配置する棚を表示させるための棚画面
情報を作成し,前記端末へ前記棚画面情報を送信する棚
情報送信処理過程と,前記端末において前記アイテム画
面情報からアイテムが選択されたとき,もしくは,前記
棚画面情報からアイテムが削除されたときに,前記棚情
報データベースの前記アイテムの管理情報を更新する棚
情報データベース更新処理過程と,前記端末において前
記棚画面情報からアイテムが処理実行対象として選択さ
れたときに,当該アイテムの処理プログラムを起動する
注文処理起動処理過程とを備えることを特徴とするアイ
テム処理起動処理方法。 (付記8) ネットワークで接続されたサーバで作成さ
れた,あらかじめ一または複数の注文先である店の情報
に対応づけられたアイテムの情報にもとづいて,端末に
一または複数のアイテムを表示させるためのアイテム画
面情報を受信するアイテム情報受信処理過程と,前記サ
ーバで作成された,利用者ごとにアイテムの注文に関す
るアイテムの管理情報を記憶する棚情報データベースに
もとづいて,端末に利用者が選択したアイテムを配置す
る棚を表示させるための棚画面情報を受信する棚情報受
信処理過程と,前記端末において前記アイテム画面情報
および前記棚画面情報を表示し,前記アイテム画面情報
からアイテムが選択されたとき,もしくは,前記棚画面
情報からアイテムが削除されたときに,前記棚情報デー
タベースの前記アイテムの管理情報を更新するための情
報を前記サーバへ送信する棚情報データベース更新情報
送信処理過程と,前記棚画面情報からアイテムが注文対
象として選択されたときに,当該アイテムの管理情報を
前記サーバへ送信するアイテム情報送信処理過程とを備
えることを特徴とするアイテム注文処理方法。 (付記9) あらかじめ一または複数の注文先である店
の情報に対応づけられたアイテムの情報にもとづいて,
ネットワークで接続されている端末に一または複数のア
イテムを表示させるためのアイテム画面情報を作成し,
前記端末へ前記アイテム画面情報を送信するアイテム情
報送信処理と,利用者ごとにアイテムの注文に関するア
イテムの管理情報を記憶する棚情報データベースにもと
づいて,前記端末に利用者が選択したアイテムを配置す
る棚を表示させるための棚画面情報を作成し,前記端末
へ前記棚画面情報を送信する棚情報送信処理と,前記端
末において前記アイテム画面情報からアイテムが選択さ
れたとき,もしくは,前記棚画面情報からアイテムが削
除されたときに,前記棚情報データベースの前記アイテ
ムの管理情報を更新する棚情報データベース更新処理
と,前記端末において前記棚画面情報からアイテムが注
文対象として選択されたときに,当該アイテムの注文処
理を起動する注文処理起動処理とを,コンピュータに実
行させることを特徴とするアイテム注文処理プログラ
ム。 (付記10) あらかじめ処理プログラムの起動情報と
対応づけられたアイテムの情報にもとづいて,ネットワ
ークで接続されている端末に一または複数のアイテムを
表示させるためのアイテム画面情報を作成し,前記端末
へ前記アイテム画面情報を送信するアイテム情報送信処
理と,利用者ごとにアイテムの管理情報を記憶する棚情
報データベースにもとづいて,前記端末に利用者が選択
したアイテムを配置する棚を表示させるための棚画面情
報を作成し,前記端末へ前記棚画面情報を送信する棚情
報送信処理と,前記端末において前記アイテム画面情報
からアイテムが選択されたとき,もしくは,前記棚画面
情報からアイテムが削除されたときに,前記棚情報デー
タベースの前記アイテムの管理情報を更新する棚情報デ
ータベース更新処理と,前記端末において前記棚画面情
報からアイテムが処理実行対象として選択されたとき
に,当該アイテムの処理プログラムを起動する注文処理
起動処理とを,コンピュータに実行させることを特徴と
するアイテム処理起動処理プログラム。 (付記11) あらかじめ一または複数の注文先である
店の情報に対応づけられたアイテムの情報にもとづい
て,ネットワークで接続されている端末に一または複数
のアイテムを表示させるためのアイテム画面情報を作成
し,前記端末へ前記アイテム画面情報を送信するアイテ
ム情報送信処理と,利用者ごとにアイテムの注文に関す
るアイテムの管理情報を記憶する棚情報データベースに
もとづいて,前記端末に利用者が選択したアイテムを配
置する棚を表示させるための棚画面情報を作成し,前記
端末へ前記棚画面情報を送信する棚情報送信処理と,前
記端末において前記アイテム画面情報からアイテムが選
択されたとき,もしくは,前記棚画面情報からアイテム
が削除されたときに,前記棚情報データベースの前記ア
イテムの管理情報を更新する棚情報データベース更新処
理と,前記端末において前記棚画面情報からアイテムが
注文対象として選択されたときに,当該アイテムの注文
処理を起動する注文処理起動処理とを,コンピュータに
実行させるプログラムを記録したことを特徴とするアイ
テム注文処理プログラム記録媒体。 (付記12) あらかじめ処理プログラムの起動情報と
対応づけられたアイテムの情報にもとづいて,ネットワ
ークで接続されている端末に一または複数のアイテムを
表示させるためのアイテム画面情報を作成し,前記端末
へ前記アイテム画面情報を送信するアイテム情報送信処
理と,利用者ごとにアイテムの管理情報を記憶する棚情
報データベースにもとづいて,前記端末に利用者が選択
したアイテムを配置する棚を表示させるための棚画面情
報を作成し,前記端末へ前記棚画面情報を送信する棚情
報送信処理と,前記端末において前記アイテム画面情報
からアイテムが選択されたとき,もしくは,前記棚画面
情報からアイテムが削除されたときに,前記棚情報デー
タベースの前記アイテムの管理情報を更新する棚情報デ
ータベース更新処理と,前記端末において前記棚画面情
報からアイテムが処理実行対象として選択されたとき
に,当該アイテムの処理プログラムを起動する注文処理
起動処理とを,コンピュータに実行させるプログラムを
記録したことを特徴とするアイテム処理起動処理プログ
ラム記録媒体。 (付記13) あらかじめ一または複数の注文先である
店の情報に対応づけられたアイテムの情報にもとづい
て,ネットワークで接続されている端末に一または複数
のアイテムを表示させるためのアイテム画面情報を作成
し,前記端末へ前記アイテム画面情報を送信するアイテ
ム情報送信処理手段と,利用者ごとにアイテムの注文に
関するアイテムの管理情報を記憶する棚情報データベー
スにもとづいて,前記端末に利用者が選択したアイテム
を配置する棚を表示させるための棚画面情報を作成し,
前記端末へ前記棚画面情報を送信する棚情報送信処理手
段と,前記端末において前記アイテム画面情報からアイ
テムが選択されたとき,もしくは,前記棚画面情報から
アイテムが削除されたときに,前記棚情報データベース
の前記アイテムの管理情報を更新する棚情報データベー
ス更新処理手段と,前記端末において前記棚画面情報か
らアイテムが注文対象として選択されたときに,当該ア
イテムの注文処理を起動する注文処理起動処理手段とを
備えることを特徴とするアイテム注文処理装置。 (付記14) あらかじめ処理プログラムの起動情報と
対応づけられたアイテムの情報にもとづいて,ネットワ
ークで接続されている端末に一または複数のアイテムを
表示させるためのアイテム画面情報を作成し,前記端末
へ前記アイテム画面情報を送信するアイテム情報送信処
理手段と,利用者ごとにアイテムの管理情報を記憶する
棚情報データベースにもとづいて,前記端末に利用者が
選択したアイテムを配置する棚を表示させるための棚画
面情報を作成し,前記端末へ前記棚画面情報を送信する
棚情報送信処理手段と,前記端末において前記アイテム
画面情報からアイテムが選択されたとき,もしくは,前
記棚画面情報からアイテムが削除されたときに,前記棚
情報データベースの前記アイテムの管理情報を更新する
棚情報データベース更新処理手段と,前記端末において
前記棚画面情報からアイテムが処理実行対象として選択
されたときに,当該アイテムの処理プログラムを起動す
る注文処理起動処理手段とを備えることを特徴とするア
イテム処理起動処理装置。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように,本発明にかかる方
法よれば,利用者は,予め用意されたアイテムリストか
ら所望するアイテムを自分専用の棚に自由に配置して登
録しておくことができ,以降,棚に配置されたアイテム
をクリックするだけでそのアイテムの注文処理などが起
動される。
【0116】これにより,利用者ごとに最適なアイテム
配置が行え,異なる店に対する注文操作を簡単でかつ統
一した操作で効率的に行うことができ,特に同じアイテ
ムを繰り返し注文する場合に注文操作の労力を軽減する
効果を奏する。
【0117】また,アイテムを取り扱う店側にとって
も,利用者の注文情報を容易に収集・取得でき,利用者
に最適な提案を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる方法を実現するためのシステム
構成例を示す図である。
【図2】アイテムデータベースのデータ構成例を示す図
である。
【図3】棚データベースのデータ構成例を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態におけるシステム構成例を
示す図である。
【図5】ログイン画面の例を示す図である。
【図6】アイテムブラウザ画面の例を示す図である。
【図7】アイテムブラウザで表示するアイテムに関する
HTMLコードの例を示す図である。
【図8】棚ブラウザ画面の例およびアイテム登録処理を
説明するための図である。
【図9】アイテムのドラッグアンドドロップによるコピ
ー処理を説明するための図である。
【図10】アイテムのグループ分けを説明するための図
である。
【図11】アイテム登録時の処理フローを示す図であ
る。
【図12】アイテム注文時の処理を説明するための棚ブ
ラウザ画面例を示す図である。
【図13】アイテム注文時の処理を説明するための注文
確認画面例を示す図である。
【図14】アイテム注文時の処理フローを示す図であ
る。
【図15】オークション処理の処理フローを示す図であ
る。
【図16】別の実施の形態における棚ブラウザ画面とア
イテムブラウザ画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1 仲介サーバ 11 登録処理手段 12 アイテム情報送信手段 13 棚情報送信手段 14 棚データベース(DB)更新手段 15 アイテム処理起動処理手段 16 注文ログ収集手段 2 クライアント 21 棚ブラウザ 22 アイテムブラウザ 23 アイテム 3 アイテムデータベース(DB) 4 棚データベース(DB) 9 インターネット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ一または複数の注文先である
    店の情報に対応づけられたアイテムの情報にもとづい
    て,ネットワークで接続されている端末に一または複数
    のアイテムを表示させるためのアイテム画面情報を作成
    し,前記端末へ前記アイテム画面情報を送信するアイテ
    ム情報送信処理過程と,利用者ごとにアイテムの注文に
    関するアイテムの管理情報を記憶する棚情報データベー
    スにもとづいて,前記端末に利用者が選択したアイテム
    を配置する棚を表示させるための棚画面情報を作成し,
    前記端末へ前記棚画面情報を送信する棚情報送信処理過
    程と,前記端末において前記アイテム画面情報からアイ
    テムが選択されたとき,もしくは,前記棚画面情報から
    アイテムが削除されたときに,前記棚情報データベース
    の前記アイテムの管理情報を更新する棚情報データベー
    ス更新処理過程と,前記端末において前記棚画面情報か
    らアイテムが注文対象として選択されたときに,当該ア
    イテムの前記アイテムの管理情報にもとづいて注文処理
    を起動する注文処理起動処理過程とを備えることを特徴
    とするアイテム注文処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアイテム注文処理方法
    において,前記棚情報データベース更新処理過程では,
    前記利用者ごとの指定に応じて複数のアイテムをグルー
    プ化して記憶し,前記注文処理起動処理過程では,グル
    ープ化して記憶された一のアイテムが注文対象として選
    択されたときは, グループ化されたすべてのアイテムに
    ついて注文処理を起動することを特徴とするアイテム注
    文処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のアイテム注文処理方法
    において,前記注文処理起動処理過程では,前記店の情
    報の複数の注文先に対して見積もりを要求し,前記アイ
    テムの管理情報と比較して合致した注文先への注文処理
    を起動することを特徴とするアイテム注文処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のアイテム注文処理方法
    において,前記棚情報データベースは,アイテムの管理
    情報として注文先として扱わない排除店情報を含むもの
    であり,前記注文処理起動処理過程では,前記アイテム
    情報データベースの店の情報をもとにアイテムの見積も
    りを要求する場合に,前記見積り要求先から前記排除店
    情報の注文先を排除することを特徴とするアイテム注文
    処理方法。
  5. 【請求項5】 あらかじめ処理プログラムの起動情報と
    対応づけられたアイテムの情報にもとづいて,ネットワ
    ークで接続されている端末に一または複数のアイテムを
    表示させるためのアイテム画面情報を作成し,前記端末
    へ前記アイテム画面情報を送信するアイテム情報送信処
    理過程と,利用者ごとにアイテムの管理情報を記憶する
    棚情報データベースにもとづいて,前記端末に利用者が
    選択したアイテムを配置する棚を表示させるための棚画
    面情報を作成し,前記端末へ前記棚画面情報を送信する
    棚情報送信処理過程と,前記端末において前記アイテム
    画面情報からアイテムが選択されたとき,もしくは,前
    記棚画面情報からアイテムが削除されたときに,前記棚
    情報データベースの前記アイテムの管理情報を更新する
    棚情報データベース更新処理過程と,前記端末において
    前記棚画面情報からアイテムが処理実行対象として選択
    されたときに,当該アイテムの処理プログラムを起動す
    る注文処理起動処理過程とを備えることを特徴とするア
    イテム処理起動処理方法。
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