JP2002150095A

JP2002150095A - 特売情報制御方法

Info

Publication number: JP2002150095A
Application number: JP2000341208A
Authority: JP
Inventors: Masanobu Kondo; 雅信近藤
Original assignee: Media Trust Co Ltd
Current assignee: Media Trust Co Ltd
Priority date: 2000-11-08
Filing date: 2000-11-08
Publication date: 2002-05-24

Abstract

(57)【要約】【課題】インターネット上に構築される電子ショッピ
ングモール等において商品又はサービス等の特売を実施
するための技術に関し、特売状態のコントロールの自動
化を実現することにある。【解決手段】特売情報登録／更新制御部１０６は、特
売情報データベース１０１にアクセスしながら、特売対
象毎に、その価格、在庫数、及び特売期間を含む特売属
性を管理する。特売情報表示制御部１０５は、特売対象
毎に、特売情報データベース１０１に記憶されている期
間条件や在庫数条件等の特売属性に従い、特売表示や販
売価格等の特売状態を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
に構築される電子ショッピングモール等において商品又
はサービス等の特売（バーゲン）を実施するための技術
に関する。

【０００２】

【従来の技術】インターネットを利用した電子ショッピ
ングモール等の発達により、単なるショッピングモール
の運営にとどまらず、オークションや特売（バーゲン）
（以下まとめて特売という）を実施する企業も増えてき
ている。

【０００３】この場合、特売の特徴として、予め特売期
間や在庫が決まっており、その範囲内でのみ商品等の販
売行為が実施されるということがある。そして、販売促
進効果を上げるためには、特売期間の終了が迫ってきた
り在庫数が少なくなった場合に、顧客の購買意欲を高め
るような特売状態のコントロールが必要となる。

【０００４】より具体的には、そのような特売状態のコ
ントロールとして、例えばインターネット上で特売品の
特売表示を行うときに、「いまがチャンス！」「もうす
ぐ終わり！」「おわりました」という表示や、「在庫豊
富」「在庫僅少」「ＳＯＬＤＯＵＴ」という表示を行う
こと等が挙げられる。或いは、特売価格を変更すること
なども考えられる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、インターネッ
ト上での従来の特売においては、特売の運営管理者が、
特売の進行状況を見ながら手作業で、例えば特売品の表
示画像データを変更してゆく等の操作を行っており、そ
の人件費等のために特売のための運営管理コストが高く
ついてしまうという問題点を有していた。

【０００６】本発明の課題は、特売状態のコントロール
の自動化を実現することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、インターネッ
ト等のネットワークを利用した特売の制御技術を前提と
し、以下の構成を有する。

【０００８】まず、特売対象毎に、その価格、在庫数、
及び特売期間を含む特売属性が管理される（１０１〜１
０４、１０６）。そして、特売対象毎に、上述の特売属
性に従って、特売対象の特売状態が制御される（１０
５）。この制御においては例えば、特売対象毎に、その
特売期間の経過又はその在庫数に従って、ネットワーク
を経由して利用者に特売対象の特売表示を行うときの表
示状態が制御される。或いは例えば、特売対象毎に、そ
の特売期間の経過又はその在庫数に従って、ネットワー
クを経由して利用者に特売対象の特売表示を行うときの
特売価格が制御される。

【０００９】上記発明の構成において、特売属性として
ネットワークを経由した特売対象へのアクセス状態が更
に管理され、特売対象毎にそのアクセス状態に従っても
特売対象の特売状態が制御されるように構成することが
できる。

【００１０】なお本発明は、ネットワークに接続される
サーバコンピュータにより使用されたときに、上述の本
発明の構成によって実現される機能と同様の機能をサー
バコンピュータに行わせるためのコンピュータ読出し可
能記録媒体として構成することもできる。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態
では、商品毎に、期間経過のそれぞれに時点で表示させ
る画像データを指定することができ、また在庫数の変化
に応じても表示させる画像データを指定することがで
き、時々刻々と変化する特売状態（期間経過と在庫数）
に応じて、顧客に表示する特売表示を自動的に変化させ
ることができることが、本発明に関連する大きな特徴で
ある。

【００１２】図１は、本発明の実施の形態の全体構成図
である。この実施の形態においては、特売の運営企業
は、サーバコンピュータ１０８を管理しながら、特売の
ためのホームページを運営する。

【００１３】顧客（利用者）は、パソコンである顧客ク
ライアントコンピュータ１１１をインターネット１０９
に接続して、同コンピュータ上で実行されるブラウザソ
フトウェア（以下、単に「ブラウザ」という）を使って
特定のＵＲＬ（ユニフォームドリソースロケータ）アド
レスを入力することにより、本発明の実施の形態によっ
て実現される特売ページを表示させる。

【００１４】サーバコンピュータ１０８を構成する各部
分１０５、１０６、１０７は、特には図示しないが、マ
イクロプロセッサが、ディスク記憶装置から主記憶装置
に読み出したプログラム群を実行する結果実現される機
能である。また、特売情報データベース１０１は、特に
は図示しないディスク記憶装置に記憶される。

【００１５】特売情報データベース１０１には、商品テ
ーブル１０２、期間条件テーブル１０３、及び在庫数条
件テーブル１０４の３つのテーブルが格納される。図２
は、商品テーブル１０２の構成図である。

【００１６】同テーブル１０２は、「商品番号」、「単
価」、「在庫」、「開始日時」、及び「終了日時」の各
フィールドを有する。「開始日時」及び「終了日時」フ
ィールドは、その商品の特売期間を指定する。「在庫」
フィールドの値は、特売品が購入される毎に現在の在庫
数になるように更新される。

【００１７】図３は、期間条件テーブル１０３の構成図
である。同テーブル１０３は、「商品番号」、「判定日
時」、「イメージファイル」の各フィールドを有する。
「イメージファイル」フィールドは、「判定日時」フィ
ールドに設定された判定日時を経過したときに表示すべ
き画像データファイルの、特には図示しないディスク記
憶装置のファイルシステム上での記憶パスを示してい
る。

【００１８】図４は、在庫数条件テーブル１０４の構成
図である。同テーブル１０４は、「商品番号」、「判定
在庫数」、「イメージファイル」の各フィールドを有す
る。「イメージファイル」フィールドは、「判定在庫
数」フィールドに設定された判定在庫数に達したきに表
示すべき画像データファイルの、特には図示しないディ
スク記憶装置のファイルシステム上での記憶パスを示し
ている。

【００１９】以上の構成に基づく特売ホームページの運
営において、特売品の提供者は、特売情報登録用クライ
アントコンピュータ１１０上のブラウザからインターネ
ット１０９に接続し、所定のＵＲＬを指定することによ
り、サーバコンピュータ１０８内の特売情報登録／更新
制御部１０６に向けて、特売情報の商品登録フォーム要
求データを送信する。

【００２０】このデータは、WWW サーバ部１０７で受信
された後、特売情報登録／更新制御部１０６に引き渡さ
れる。特売情報登録／更新制御部１０６は、ＨＴＭＬ
（ハイパーテキストトランスファランゲージ）による商
品登録フォームデータを生成し、それをWWW サーバ部１
０７に引き渡す。

【００２１】WWW サーバ部１０７は、商品登録フォーム
データを、特売情報登録用クライアントコンピュータ１
１０に向けてインターネット１０９に送出する。この結
果、特売情報登録用クライアントコンピュータ１１０の
ブラウザには、例えば図５に示される商品登録フォーム
が表示される。特売品の提供者は、このフォームを使っ
て図２に示される商品テーブル１０２への商品レコード
の登録を行うことができる。

【００２２】特売品の提供者が、上記商品登録フォーム
上の「登録」リンク（又はボタン）をマウスを使ってク
リック（以下、単に「クリック」という）すると、各フ
ィールド内容が入力された商品登録フォームデータが、
インターネット１０９を経由してサーバコンピュータ１
０８のWWW サーバ部１０７に返信され、特売情報登録／
更新制御部１０６に引き渡される。

【００２３】同制御部１０６は、受信した商品登録フォ
ームデータから各フィールド内容を抽出し、特売情報デ
ータベース１０１内の商品テーブル１０２に、上記各フ
ィールド内容が設定された商品レコードを追加する。

【００２４】なお、特売品の提供者が、既に登録した商
品レコードの更新又は削除を行う場合には、提供者から
の要求に基づいて、商品テーブル１０２内の該当する商
品レコードの内容が読み出されて特売情報登録用クライ
アントコンピュータ１１０に送信され、提供者がそれに
対して更新又は削除を指示し、その情報が特売情報登録
／更新制御部１０６に返信され、同制御部１０６が商品
テーブル１０２内の該当する商品レコードに対して更新
又は削除を実行する。

【００２５】特売品の提供者が、図２に示される商品登
録フォーム上の「期間条件登録」リンク（又はボタン）
をクリックすると、少なくとも「商品番号」フィールド
の内容が入力された商品登録フォームデータが、インタ
ーネット１０９を経由してサーバコンピュータ１０８の
WWW サーバ部１０７に返信され、特売情報登録／更新制
御部１０６に引き渡される。

【００２６】同制御部１０６は、受信した商品登録フォ
ームデータから「商品番号」フィールドの内容を抽出
し、そのフィールド内容が設定された期間条件登録フォ
ームデータを生成し、それをWWW サーバ部１０７に引き
渡す。

【００２７】WWW サーバ部１０７は、期間条件登録フォ
ームデータを、特売情報登録用クライアントコンピュー
タ１１０に向けてインターネット１０９に送出する。こ
の結果、特売情報登録用クライアントコンピュータ１１
０のブラウザには、例えば図６に示される期間条件登録
フォームが表示される。特売品の提供者は、このフォー
ムを使って図３に示される期間条件テーブル１０３への
期間条件レコードの登録を行うことができる。

【００２８】特売品の提供者が、上記期間条件登録フォ
ーム上の「登録」リンク（又はボタン）をクリックする
と、各フィールド内容が入力された期間条件登録フォー
ムデータが、インターネット１０９を経由してサーバコ
ンピュータ１０８のWWW サーバ部１０７に返信され、特
売情報登録／更新制御部１０６に引き渡される。

【００２９】同制御部１０６は、受信した期間条件登録
フォームデータから各フィールド内容を抽出し、特売情
報データベース１０１内の期間条件テーブル１０３に、
上記各フィールド内容が設定された期間条件レコードを
追加する。

【００３０】特売品の提供者が、上記期間条件登録フォ
ーム上の「期間条件登録」リンク（又はボタン）をクリ
ックすると、同じ商品番号について更に別の期間条件レ
コードを追加登録することができる。

【００３１】特売品の提供者は、図６に示される期間条
件登録フォームを使った期間条件レコードの登録におい
て例えば、「判定日時」フィールドに特売品の開始時期
を登録した場合には、「イメージファイル」フィールド
に図９(a) に示されるようなイメージファイルへの記憶
パスを登録し、「判定日時」フィールドに特売品の終了
近傍時期を登録した場合には、「イメージファイル」フ
ィールドに図９(b) に示されるようなイメージファイル
への記憶パスを登録し、「判定日時」フィールドに特売
品の終了時期を登録した場合には、「イメージファイ
ル」フィールドに図９(c) に示されるようなイメージフ
ァイルへの記憶パスを登録できる。

【００３２】特売品の提供者が、上記期間条件登録フォ
ーム上の「戻る」リンク（又はボタン）をクリックする
とその情報が特売情報登録／更新制御部１０６に返信さ
れ、同制御部１０６が、同じ商品番号に対応する商品レ
コードを商品テーブル１０２から読み出し、その内容が
設定された商品登録フォームデータを再送信し、特売情
報登録用クライアントコンピュータ１１０上のブラウザ
に、図５の商品登録フォームを再表示させる。

【００３３】なお、特売品の提供者が、既に登録した期
間条件レコードの更新又は削除を行う場合には、提供者
からの要求に基づいて、期間条件テーブル１０３内の該
当する期間条件レコードの内容が読み出されて特売情報
登録用クライアントコンピュータ１１０に送信され、提
供者がそれに対して更新又は削除を指示し、その情報が
特売情報登録／更新制御部１０６に返信され、同制御部
１０６が期間条件テーブル１０３内の該当する期間条件
レコードに対して更新又は削除を実行する。

【００３４】特売品の提供者が、図２に示される商品登
録フォーム又は図３に示される期間条件登録フォーム上
の「在庫数条件登録」リンク（又はボタン）をクリック
すると、少なくとも「商品番号」フィールドの内容が入
力された商品登録フォームデータ又は期間条件登録フォ
ームデータが、インターネット１０９を経由してサーバ
コンピュータ１０８のWWW サーバ部１０７に返信され、
特売情報登録／更新制御部１０６に引き渡される。

【００３５】同制御部１０６は、受信したフォームデー
タから「商品番号」フィールドの内容を抽出し、そのフ
ィールド内容が設定された在庫数条件登録フォームデー
タを生成し、それをWWW サーバ部１０７に引き渡す。

【００３６】WWW サーバ部１０７は、在庫数条件登録フ
ォームデータを、特売情報登録用クライアントコンピュ
ータ１１０に向けてインターネット１０９に送出する。
この結果、特売情報登録用クライアントコンピュータ１
１０のブラウザには、例えば図７に示される在庫数条件
登録フォームが表示される。特売品の提供者は、このフ
ォームを使って図４に示される在庫数条件テーブル１０
４への在庫数条件レコードの登録を行うことができる。

【００３７】特売品の提供者が、上記在庫数条件登録フ
ォーム上の「登録」リンク（又はボタン）をクリックす
ると、各フィールド内容が入力された在庫数条件登録フ
ォームデータが、インターネット１０９を経由してサー
バコンピュータ１０８のWWWサーバ部１０７に返信さ
れ、特売情報登録／更新制御部１０６に引き渡される。

【００３８】同制御部１０６は、受信した在庫数条件登
録フォームデータから各フィールド内容を抽出し、特売
情報データベース１０１内の在庫数条件テーブル１０４
に、上記各フィールド内容が設定された在庫数条件レコ
ードを追加する。

【００３９】特売品の提供者が、上記在庫数条件登録フ
ォーム上の「在庫数条件登録」リンク（又はボタン）を
クリックすると、同じ商品番号について更に別の在庫数
条件レコードを追加登録することができる。

【００４０】特売品の提供者は、図７に示される在庫数
条件登録フォームを使った在庫数条件レコードの登録に
おいて例えば、「在庫判定数」フィールドに十分な在庫
数を登録した場合には、「イメージファイル」フィール
ドに図１０(a) に示されるようなイメージファイルへの
記憶パスを登録し、「在庫判定数」フィールドに少ない
在庫数を登録した場合には、「イメージファイル」フィ
ールドに図１０(b) に示されるようなイメージファイル
への記憶パスを登録し、「在庫判定数」フィールドに在
庫数ゼロを登録した場合には、「イメージファイル」フ
ィールドに図１０(c) に示されるようなイメージファイ
ルへの記憶パスを登録できる。

【００４１】特売品の提供者が、上記在庫数条件登録フ
ォーム上の「戻る」リンク（又はボタン）をクリックす
るとその情報が特売情報登録／更新制御部１０６に返信
され、同制御部１０６が、同じ商品番号に対応する商品
レコードを商品テーブル１０２から読み出し、その内容
が設定された商品登録フォームデータを再送信し、特売
情報登録用クライアントコンピュータ１１０上のブラウ
ザに、図５の商品登録フォームを再表示させる。

【００４２】なお、特売品の提供者が、既に登録した在
庫数条件レコードの更新又は削除を行う場合には、提供
者からの要求に基づいて、在庫数条件テーブル１０４内
の該当する在庫数条件レコードの内容が読み出されて特
売情報登録用クライアントコンピュータ１１０に送信さ
れ、提供者がそれに対して更新又は削除を指示し、その
情報が特売情報登録／更新制御部１０６に返信され、同
制御部１０６が在庫数条件テーブル１０４内の該当する
在庫数条件レコードに対して更新又は削除を実行する。

【００４３】特売品の提供者による上述の特売情報の登
録操作の後、特売が開始される。顧客（利用者）は、顧
客クライアントコンピュータ１１１上のブラウザからイ
ンターネット１０９に接続し、所定のＵＲＬを指定する
ことにより、サーバコンピュータ１０８内の特売情報表
示制御部１０５に向けて、特売情報の表示要求データを
送信する。

【００４４】このデータは、WWW サーバ部１０７で受信
された後、特売情報表示制御部１０５に引き渡される。
図８は、特売情報表示制御部１０５が実行するプログラ
ム動作を示す動作フローチャートである。

【００４５】まず、特売情報表示制御部１０５は、表示
要求データの受信を待機する（図８のステップ８０１の
繰り返し）。特売情報表示制御部１０５は、表示要求デ
ータを受信すると、特売情報データベース１０１内の商
品テーブル１０２から、「開始日時」フィールドに設定
されている日時が現在日時以前で、かつ「終了日時」フ
ィールドに設定されている日時が現在日時以降である商
品レコードを検索する（図８のステップ８０２）。

【００４６】特売情報表示制御部１０５は、商品レコー
ドが検索されたか否かを判定する（図８のステップ８０
３）。特売情報表示制御部１０５は、商品レコードが検
索されなかったと判定した場合には、図８のステップ８
０１の処理に戻る。

【００４７】特売情報表示制御部１０５は、商品レコー
ドが検索されたと判定した場合は、商品テーブル１０２
から検索されたレコードを１つ読み込み、「商品番
号」、「単価」、「在庫」の各フィールドから、商品番
号、単価、及び在庫の各値を取得する（図８のステップ
８０４）。なお、在庫は現在の在庫数を示している。

【００４８】次に、特売情報表示制御部１０５は、特売
情報データベース１０１内の期間条件テーブル１０３か
ら、「商品番号」フィールドの値がステップ８０４で取
得して商品番号と同じで、かつ「判定日時」フィールド
の値として現在日時以前で現在日時に最も近い判定日時
を有する期間条件レコードを検索する（図８のステップ
８０５）。

【００４９】特売情報表示制御部１０５は、検索された
期間条件レコードの「イメージファイル」フィールドの
記憶パスを取得する（図８のステップ８０６）。続い
て、特売情報表示制御部１０５は、特売情報データベー
ス１０１内の在庫数条件テーブル１０４から、「商品番
号」フィールドの値がステップ８０４で取得した商品番
号と同じで、かつ「在庫判定数」フィールドの値として
ステップ８０４で取得した在庫以下で最も多い在庫判定
数を有する在庫数条件レコードを検索する（図８のステ
ップ８０７）。

【００５０】特売情報表示制御部１０５は、検索された
在庫数条件レコードの「イメージファイル」フィールド
の記憶パスを取得する（図８のステップ８０８）。最後
に、特売情報表示制御部１０５は、ステップ８０４で取
得した商品番号、単価、在庫と、ステップ８０６で取得
した期間条件のイメージファイルパス、及びステップ８
０８で取得した在庫数条件のイメージファイルパスに基
づいて、ＨＴＭＬによる特売情報表示データを生成し、
それをWWW サーバ部１０７に引き渡す。

【００５１】WWW サーバ部１０７は、特売情報表示デー
タを、顧客クライアントコンピュータ１１１に向けてイ
ンターネット１０９に送出する。この結果、顧客クライ
アントコンピュータ１１１のブラウザには、例えば図１
１に示される特売情報が表示される。

【００５２】図１１(a) の表示例１は、特売期間がまだ
始まったばかりで、かつ在庫数も豊富なときの表示例で
ある。一方、図１１(b) の表示例２は、特売期間が終了
に近づき、かつ在庫数も少なくなってきたときの表示例
である。

【００５３】顧客は、これらの表示を見ながら、特には
図示しない買い物かご機能等を用いて、インターネット
１０９を経由して特売品を購入する。これらの表示例を
見てわかるように、本発明の実施の形態では、時々刻々
と変化する特売状態（期間経過と在庫数）に応じて、顧
客に表示する特売表示を自動的に変化させることがで
き、少ない運営コストで大きな販売促進効果を発揮させ
ることができる。

【００５４】上述の実施の形態では、期間経過と在庫数
に応じて特売表示のみが変化するような制御が行われた
が、販売価格をも所定の規則に従って変化させるような
制御が行われてもよい。

【００５５】また、期間経過と在庫数だけではなく、顧
客からのアクセス状態（アクセス数やアクセス時間帯）
に応じて特売表示等を変化させるような制御が行われて
もよい。

【００５６】本発明は、コンピュータにより使用された
ときに、上述の本発明の実施の形態の各構成によって実
現される機能と同様の機能をコンピュータに行わせるた
めのコンピュータ読出し可能記録媒体として構成するこ
ともできる。

【００５７】この場合、例えばフロッピィディスク、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭディスク、光ディスク、リムーバブルハード
ディスク等の可搬型記録媒体や、ネットワーク回線経由
で、本発明の実施の形態の各種機能を実現するプログラ
ムが、サーバコンピュータ内の記憶装置（ＲＡＭ又はハ
ードディスク等）にロードされて、実行される。

【００５８】

【発明の効果】本発明によれば、時々刻々と変化する期
間経過や在庫数又はアクセス状態等の特売状態に応じ
て、顧客に表示する特売表示や販売価格等の特売属性を
自動的に変化させることができ、少ない運営コストで大
きな販売促進効果を発揮させることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態の全体構成図である。

【図２】商品テーブルの構成図である。

【図３】期間条件テーブルの構成図である。

【図４】在庫数条件テーブルの構成図である。

【図５】商品登録フォーム例を示した図である。

【図６】期間条件登録フォーム例を示した図である。

【図７】在庫数条件登録フォーム例を示した図である。

【図８】特売情報表示制御部の動作フローチャートであ
る。

【図９】期間条件に対応する各画像の例を示す図であ
る。

【図１０】在庫数条件に対応する各画像の例を示す図で
ある。

【図１１】特売情報の各表示例を示す図である。

【符号の説明】

１０１特売情報データベース１０２商品テーブル１０３期間条件テーブル１０４在庫数条件テーブル１０５特売情報表示制御部１０６特売情報登録／更新制御部１０７ WWW サーバ部１０８サーバコンピュータ１０９インターネット１１０特売情報登録用クライアントコンピュータ１１１顧客クライアントコンピュータ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ネットワークを利用した特売の制御方法
であって、特売対象毎に、その価格、在庫数、及び特売期間を含む
特売属性を管理し、前記特売対象毎に、前記特売属性に従って、前記特売対
象の特売状態を制御する、過程を含むことを特徴とする特売情報制御方法。
【請求項２】請求項１に記載の方法であって、前記特売対象毎に、その特売期間の経過又はその在庫数
に従って、前記ネットワークを経由して特売の利用者に
前記特売対象の特売表示を行うときの表示状態を制御す
る、過程を含むことを特徴とする特売情報制御方法。
【請求項３】請求項１又は２の何れか１項に記載の方
法であって、前記特売対象毎に、その特売期間の経過又はその在庫数
に従って、前記ネットワークを経由して特売の利用者に
前記特売対象の特売表示を行うときの特売価格を制御す
る、過程を含むことを特徴とする特売情報制御方法。
【請求項４】請求項１乃至３の何れか１項に記載の方
法であって、前記特売属性として、前記ネットワークを経由した前記
特売対象へのアクセス状態を更に管理し、前記特売対象毎に、そのアクセス状態に従って、前記特
売対象の特売状態を制御する、過程を更に含むことを特徴とする特売情報制御方法。
【請求項５】ネットワークに接続されるサーバコンピ
ュータにより使用されたときにそれにより読み出される
プログラムを記録した記録媒体であって、特売対象毎に、その価格、在庫数、及び特売期間を管理
する機能と、前記特売対象毎に、期間の経過又はその在庫数に従っ
て、前記特売対象の特売状態を制御する機能と、を前記サーバコンピュータに行わせるためのプログラム
を記録したコンピュータ読出し可能記録媒体。