JP2003030525A - バナー広告自動配布機能を有するインターネットショッピングシステム用サーバコンピュータ及び同コンピュータにおけるバナー広告自動配布方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】常に最新の売れ筋商品の適正なバナー広告を掲
示可能とする。 【解決手段】ショッピングサイトＸのサーバコンピュー
タ４において、クライアント端末１との間の情報送受信
により商品を販売する都度、その販売した商品に関する
販売日時を含む売上データを売上テーブルＴ７に記録す
る。また、売上テーブルＴ７に記録されている売上デー
タに基づいて定期的に、所定の期毎に該当する期の初め
から現時点までの商品別の売上数量を分析して、所定の
商品分類における売上ランキングを取得し、バナー広告
テーブルＴ９に基づき対応する商品のバナー広告コンテ
ンツを含むバナー広告コンテンツデータを作成して、バ
ナー広告配布先ＵＲＬテーブルＴ１０の示す当該商品分
類に関連するサイトのサーバコンピュータに配布して、
そのサイトが提供する情報ページにリンクさせる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用したＥＣ（Electronic Commerce：電子商取引）の
応用分野の１つであるインターネットショッピングシス
テムに適用されるインターネットショッピングシステム
用コンピュータに係り、特に売れ筋商品のバナー広告を
他の関連するサイトに自動配信するバナー広告自動配布
機能を有するインターネットショッピングシステム用サ
ーバコンピュータ及び同コンピュータにおけるバナー広
告自動配布方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネットを利用したＥＣの
応用分野の１つであるインターネットショッピングシス
テムが多数出現している。このインターネットショッピ
ングシステムでは、利用者（消費者）は端末（クライア
ント端末）を操作することで、インターネットに接続さ
れたショッピングサイトのサーバコンピュータ上に開設
された仮想の商店街（ショッピングモール）から当該イ
ンターネットを介して商品を購入することが可能であ
る。ここでは利用者は、商品を購入するに際し、売れ筋
商品のバナー広告を参考にすることが可能なようになっ
ている。

【０００３】バナー広告は通常、ショッピングサイトの
ホームページよりも、それ以外の一般のサイトのホーム
ページ（例えば、各出版社のホームページなど）に掲載
されることが多い。従来、このバナー広告は、ショッピ
ングサイトから提供される売上数量等の統計データを人
間系で分析し、例えばトップ１０商品をカテゴリ毎に抽
出することで作成されるのが一般的であった。作成され
たバナー広告は、それを掲載している全ての関連するサ
イトのホームページ等に掲載される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
技術においては、バナー広告は、ショッピングサイトか
ら提供される売上数量等の統計データを人間系で分析す
ることで、例えばカテゴリ別の売上ランキングを示すバ
ナー広告ランキングとして作成されるのが一般的であっ
た。

【０００５】このよう従来は、商品のバナー広告は自動
的に且つタイムリーに売上数量から分析されておらず、
結果として誤ったランキングや時期はずれの商品を消費
者に提示するといった問題があった。

【０００６】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、インターネットショッピングサイトで、
少なくとも１種類の予め定められた商品分類の売上ラン
キングを定期的に取得して対応する商品のバナー広告コ
ンテンツデータを作成し、これを関連するサイトに自動
的に配布して当該関連サイトのホームページに反映させ
ることにより、常に最新の売れ筋商品の適正なバナー広
告を掲示することを可能としたバナー広告自動配布機能
を有するインターネットショッピングシステム用サーバ
コンピュータ及び同コンピュータにおけるバナー広告自
動配布方法を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、インターネッ
トショッピングシステム用サーバコンピュータ、つまり
ショッピングサイトのサーバコンピュータに、クライア
ント端末との間で情報を送受信することによりユーザに
販売した商品に関する販売日時を含む売上データが記録
される売上記録手段と、この売上記録手段に記録されて
いる売上データに基づいて定期的に、所定の期毎に該当
する期の初めから現時点までの商品別の売上数量を分析
して、少なくとも１種類の予め定められた商品分類にお
ける売上ランキングを取得する売上ランキング取得手段
と、上記売上ランキングによりランク付けされた各商品
のバナー広告コンテンツを含むバナー広告コンテンツデ
ータを作成するバナー広告コンテンツデータ作成手段
と、上記バナー広告コンテンツデータをインターネット
上の対応する商品分類に関連するサイトのサーバコンピ
ュータに配布して、当該関連サイトが提供する情報ペー
ジにリンクさせるバナー広告配布手段とを備えたことを
特徴とする。

【０００８】このように本発明においては、インターネ
ットショッピングサイトで、定期的に売上統計データを
もとに分析して少なくとも１種類の予め定められた商品
分類の売上ランキングを取得し、その売上ランキングで
ランク付けされた各商品のバナー広告コンテンツを含む
バナー広告コンテンツデータを作成し、これを商品分類
に関連するサイト（バナー広告掲示サイト）に自動的に
配布して、当該関連サイトの情報ページ（ホームペー
ジ）にリンクさせるようにしている。これにより、常に
最新の売れ筋商品についての適正なバナー広告をホーム
ページに掲示させることが可能となる。

【０００９】ここで、上記売上ランキング取得手段によ
り商品分類を異にする複数種類の売上ランキングのバナ
ー広告コンテンツデータが取得されることを前提とし
て、商品分類毎の売上ランキングのバナー広告コンテン
ツデータの配布先が記録されたバナー広告配布先記録手
段を追加し、上記複数種類の売上ランキングのバナー広
告コンテンツデータの各々を、当該バナー広告配布先記
録手段に記録されているバナー広告コンテンツデータに
対応する商品分類で決まる全ての配布先（関連サイト）
にそれぞれ配布する構成とするならば、各関連サイト毎
に当該関連サイト（バナー広告掲示サイト）に固有の種
類の売上ランキングを反映したバナー広告コンテンツデ
ータを自動配布することが可能となる。

【００１０】また、各商品毎のバナー広告コンテンツが
記録されたバナー広告記録手段を追加し、売上ランキン
グを構成する各商品のバナー広告コンテンツを当該バナ
ー広告記録手段から取得して対応するバナー広告コンテ
ンツデータを作成する構成とするならば、バナー広告コ
ンテンツデータの作成が容易に行えるようになる。この
構成は、特に、記述形式、構造を異にする複数種類のコ
ンテンツからなるバナー広告コンテンツデータを用意す
る必要がある場合に適している。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。

【００１２】図１は本発明の一実施形態に係るバナー広
告自動配布・更新システムの全体の構成を示すブロック
図である。

【００１３】この図１に示すバナー広告自動配布・更新
システムは、複数のクライアント端末１，２，…，３
と、ショッピングサイトＸのサーバコンピュータ４と、
サイトＡのサーバコンピュータ５、…、サイトＢのサー
バコンピュータ６と、クレジット処理システム７と、上
記クライアント端末１，２，…，３とサーバコンピュー
タ４，５，…，６とクレジット処理システム７との間を
相互に接続するインターネット８とにより構成される。
ここでサイトＡのサーバコンピュータ５、…、サイトＢ
のサーバコンピュータ６が提供するホームページには、
バナー広告が表示されるようになっている。サイトＡ、
…、サイトＢはショッピングサイトあるいは一般のサイ
ト（ショッピングサイト以外のサイト）のいずれでも構
わないが、ここでは一般のサイトであるものとする。そ
の理由は、バナー広告はショッピングサイト以外での広
告を目的としたものであることが多く、したがってサイ
トＡ、…、サイトＢは一般のサイトである頻度のほうが
高いことによる。

【００１４】上記各クライアント端末１，２，…，３で
は、それぞれＷｅｂブラウザ１１が動作している。商品
購入の会員はＷｅｂブラウザ１１からショッピングサイ
トのＵＲＬ（Uniform Resource Locator）を指定して購
入等を行う。

【００１５】サーバコンピュータ４は、Ｗｅｂサーバ４
１とデータベースサーバ（ＤＢサーバ）４２とを有して
構成される。Ｗｅｂサーバ４１ではショッピングアプリ
ケーション４１１が動作している。このアプリケーショ
ン４１１には、会員登録を行う会員登録モジュールＭ
１、商品を購入する購入モジュールＭ２とバナー広告自
動配布モジュールＢＭ等が設けられる。

【００１６】ＤＢサーバ４２は、商品データベース（商
品ＤＢ）４２１を有し、この商品ＤＢ４２１には商品購
入処理及びバナー広告自動配布処理に必要な後述する各
種のテーブルＴ３〜Ｔ１０が格納されている。

【００１７】クレジット処理システム７は、サーバコン
ピュータ４からの商品の代金引き落とし要求を受けて引
き落としを行ったり、商品提供者への支払い処理、ショ
ッピングサイトの手数料の振り込み、広告料引き落とし
等の処理を行う。

【００１８】サーバコンピュータ４〜６とクライアント
端末１〜３には、それぞれ、図示しないが、ＣＰＵ、メ
インメモリ、記憶装置としての磁気ディスク装置、及ぴ
キーボードやマウスなどの入力部とディスプレイなどの
表示部とを持つ入出力装置が設けられている。

【００１９】サーバコンピュータ４のＷｅｂサーバ４１
は、Ｗｅｂブラウザ１１から指定された商品購入処理の
ためのホームページに対応するＵＲＬを受信してＨＴＭ
Ｌ（HyperText Markup Language）等で構成される対応
するメニュー画面（図２参照）をＷｅｂブラウザ１１に
返し、ユーザの商品購入等の処理要求を受信したときに
ショッピングアプリケーション４１１を起動し実行する
と共に、その結果をＷｅｂブラウザ１１に返す。

【００２０】サーバコンピュータ４のＤＢサーバ４２の
商品ＤＢ４２１には、図３乃至図１０に示すような、ロ
グインテーブルＴ３、会員テーブルＴ４、カテゴリテー
ブルＴ５、商品テーブルＴ６、売上テーブルＴ７、統計
テーブルＴ８、バナー広告テーブルＴ９、及びバナー広
告配布先ＵＲＬテーブルＴ１０等が格納されている。こ
れらのテーブルＴ３〜Ｔ１０は、ショッピングアプリケ
ーション４１１がＷｅｂブラウザ１１からの要求に応じ
てＤＢサーバ４２に依頼することによって検索や登録等
の処理時にアクセスする。テーブルＴ３〜Ｔ１０のう
ち、カテゴリテーブルＴ５、商品テーブルＴ６、バナー
広告テーブルＴ９、及びバナー広告配布先ＵＲＬテーブ
ルＴ１０は、サーバコンピュータ４の入出力装置等を使
用して予め作成登録され、必要に応じて更新される。

【００２１】また上記Ｗｅｂブラウザ１１からサイト
Ａ、…、サイトＢのＵＲＬを指定してホームページの閲
覧等を行う。

【００２２】サーバコンピュータ５は、Ｗｅｂサーバ５
１とデータベースサーバ（ＤＢサーバ）５２とを有して
構成される。Ｗｅｂサーバ５１ではバナー広告アプリケ
ーション５１１とサイトＡアプリケーション５１２とが
動作している。

【００２３】バナー広告アプリケーション５１１には、
バナー広告格納モジュールＳＭ等が設けられる。バナー
広告格納モジュールＳＭは、ショッピングサイトＸのサ
ーバコンピュータ４のショッピングアプリケーション４
１１のバナー広告自動配布モジュール（ＢＭ）から配布
された商品のバナー広告を受信し、ＤＢサーバ５２のバ
ナー広告データベース（バナー広告ＤＢ）５２１に格納
する処理を行う。

【００２４】次にサイトＡアプリケーション５１２に
は、バナー広告データベース（バナー広告ＤＢ）５２１
に格納されている商品を検索するためのバナー広告検索
モジュールＤＭ等が設けられる。

【００２５】サーバコンピュータ５のＤＢサーバ５２
は、バナー広告ＤＢ５２１を有する。バナー広告ＤＢ５
２１には、バナー広告格納に必要な後述するバナー広告
コンテンツテーブルＴ１１が格納されている。

【００２６】サーバコンピュータ５のＷｅｂサーバ５１
は、Ｗｅｂブラウザ１１から指定された対応するサイト
Ａのホームページ等の閲覧処理のためのホームページに
対応するＵＲＬを受信し、対応するＨＴＭＬ等で構成さ
れるホームページ画面（図１２参照）を当該Ｗｅｂブラ
ウザ１１に返す。その際にＷｅｂサーバ５１は、バナー
広告アプリケーション５１１とサイトＡアプリケーショ
ン５１２を起動し実行すると共に、その結果をＷｅｂブ
ラウザ１１に返す。ここでバナー広告アプリケーション
５１１はＷｅｂサーバ５１起動時に同時に起動しても構
わない。

【００２７】ＤＢサーバ５２のバナー広告ＤＢ５２１に
は、バナー広告コンテンツテーブルＴ１１（図１１参
照）が格納されている。このテーブルＴ１１は、バナー
広告アプリケーション５１１がショッピングサイトＸの
サーバコンピュータ４から配布されたランク付けされた
バナー広告を受信し格納したものである。テーブルＴ１
１は、サイトＡアプリケーション５１２がＷｅｂブラウ
ザ１１からの要求に応じてＤＢサーバ５２に依頼するこ
とにより、当該ＤＢサーバ５２により検索される。この
ＤＢサーバ５２での検索結果は要求元のＷｅｂブラウザ
１１に返される。

【００２８】図１では、作図の都合上、サーバコンピュ
ータ６の構成は省略されているが、上記したサーバコン
ピュータ５と同一構成であるものとする。

【００２９】図２はクライアント端末１、２、…、３の
Ｗｅｂブラウザ１１により表示される購入画面の状態遷
移例を示す。つまり図２は、会員登録が行われているこ
とを前提として、商品購入を行う際のＷｅｂブラウザ画
面の状態遷移を示す。

【００３０】図２において、ショッピングサイト（例え
ばショッピングサイトＸ）の会員（消費者）が、画面Ｇ
２−１で「購入」を選択すると、会員のログインの画面
Ｇ２−２が表示される。この画面Ｇ２−２で会員が会員
ＩＤとパスワードとを入力すると、購入する商品を選択
するための商品のカテゴリ選択画面Ｇ２−３が表示され
る。会員は、カテゴリ選択画面Ｇ２−３の中から、所望
の商品カテゴリを選択する。ここでは、「電化製品」を
選択したものとする。この場合、画面Ｇ２−３の表示が
画面Ｇ２−４の表示に切り替えられる。もし会員が、画
面Ｇ２−４上で「液晶テレビ」を選択すると、画面Ｇ２
−５に商品イメージと仕様概要が表示され、「確定」す
ると、購入した旨を確認するための画面Ｇ２−６が表示
される。以上の購入処理は、ショッピングアプリケーシ
ョン４１１がＤＢサーバ４２に検索を要求することで実
行される。この説明では画面の「確定」ボタンがクリッ
クされることを前提としており、これ以外の「中止」の
場合はトップメニューに戻ることを示し、「戻る」の場
合は直前の画面に戻ることを示しているため説明は省略
した。このようにして販売された商品に関するデータ
は、売上テーブルＴ７と統計テーブルＴ８に反映され
る。

【００３１】図３〜図１０はそれぞれＤＢサーバ４２の
商品ＤＢ４２１に設けられた、商品購入処理に必要な各
種テーブル（ＤＢテーブル）Ｔ３〜Ｔ１０のデータ構造
例を示す。

【００３２】図３は、テーブルのＴ３〜Ｔ１０のうち、
手続きを開始するためのログインテーブルＴ３のデータ
構造例を示す。テーブルＴ３の各エントリには、登録さ
れた会員毎に、ショッピングアプリケーション４１１に
より発行された会員ＩＤ３−１、及び会員が設定したパ
スワード３−２が対応付けられて格納される。

【００３３】図４は会員を管理する会員テーブルＴ４の
データ構造例を示す。テーブルＴ３の各エントリには、
会員ＩＤ４−１、氏名４−２、住所４−３、電話（電話
番号）４−４、クレジットカード番号４−５、及びメー
ルアドレス４−６等が会員毎に対応付けられて格納され
る。

【００３４】図５は商品購入の際のカテゴリを管理する
カテゴリテーブルＴ５のデータ構造例を示す。ログイン
テーブルＴ３の各エントリには、カテゴリ５−１と、そ
のカテゴリに該当する商品ＩＤリスト５−２とが格納さ
れる。

【００３５】図６は商品を管理する商品テーブルＴ６の
データ構造例を示す。商品テーブルＴ６の各エントリの
データ構造は、対応するカテゴリに無関係に同一の構造
をなしている。商品テーブルＴ６の各エントリには、商
品ＩＤ６−１、商品名６−２、価格６−３、仕様６−
４、及びイメージデータ６−５が格納される。

【００３６】図７は売上テーブルＴ７のデータ構造例を
示す。売上テーブルＴ７の各エントリには、会員ＩＤ７
−１、商品ＩＤ７−２、数量７−３、売上額７−４及び
購入日時７−５が格納される。

【００３７】図８は統計テーブルＴ８のデータ構造例を
示す。統計テーブルＴ８の各エントリには、購入された
商品の商品ｌＤ８−１、総売上数量（総数量）８−２、
１月の売上数量（１月数量）８−３、２月数量８−４、
…、及び１２月数量が格納される。なお、図８の例では
単年度のみを統計データとして蓄積しているが複数年度
に亙り月別に統計データを格納してもよい。また、広告
は古いものは無意味なため、図８のデータ構造の統計テ
ーブルＴ８をそのまま用いて最新の１２ヶ月分の統計デ
ータを蓄積するようにしてもよい。そのためには、統計
テーブルＴ８の各月毎の数量のフィールドをサイクリッ
クに使用して、月が変わる毎に該当するフィールドに最
新の数量を上書きすればよい。また月別の統計データで
なくて、日別や週別でも構わない。

【００３８】図９はバナー広告テーブルＴ９のデータ構
造例を示す。バナー広告テーブルＴ９の各エントリに
は、商品ＩＤ９−１、及び当該商品ＩＤ９−１で示され
る商品のバナー広告コンテンツ９−２が格納される。こ
のバナー広告コンテンツ９−２は、それぞれ記述形式、
構造を異にする複数種類のコンテンツからなる。ここで
適用可能な記述形式、構造としては、ＨＴＭＬ、ＸＭＬ
（Extensible Markup Language）、ＪａｖａＳｃｒｉｐ
ｔ、Ａｐｐｌｅｔ、Ｓｅｒｖｌｅｔ等がある。このよう
に、バナー広告コンテンツが様々な構造で記述されてい
る理由は、配信された側のサイトが表示可能な形式を選
択できるようにするためである。

【００３９】図１０はバナー広告配布先ＵＲＬテーブル
Ｔ１０のデータ構造例を示す。バナー広告配布先ＵＲＬ
テーブルＴ１０の各エントリには、全商品を対象とする
売上ランキング、電化製品の売上ランキング、あるいは
コンピュータの売上ランキングなど、それぞれ異なる商
品分類のランキング種類１０−１、及び当該ランキング
種類１０−１で示される売上ランキングのバナー広告の
自動配布先ＵＲＬを示す自動配布先ＵＲＬリスト１０−
２が格納される。

【００４０】以上、ＤＢサーバ４２の商品ＤＢ４２１に
設けられたテーブルＴ３〜Ｔ１０のデータ構造例につい
て説明した。

【００４１】図１１はＤＢサーバ５２のバナー広告ＤＢ
５２１に設けられたバナー広告コンテンツテーブルＴ１
１のデータ構造例を示す。バナー広告コンテンツテーブ
ルＴ１１の各エントリには、売上月１１−０、当該売上
月１１−０の示す売上月の現時点における売上ランキン
グのランキング種類１１−１、売上ランキングのランク
１１−２、バナー広告コンテンツの配布元ＵＲＬ１１−
３、及び各ランク毎の商品のバナー広告コンテンツ１１
−４が格納される。テーブルＴ１１は、自動配布された
サイトのデータベースサーバ５２のバナー広告データベ
ース５２１に格納される。バナー広告コンテンツのデー
タは、売上月毎、ランキング種類毎の売上ランキングの
ランク順に、ショッピングアプリケーション４１１のバ
ナー広告自動配布モジュールＢＭが配布する。

【００４２】図１２は最新のバナー広告が掲載されてい
るサイトＡのホームページの画面例を示す。図１２の例
では、サイトＡのトップメニュー等の画面１２−１と重
ならない領域に、商品ランキングバナー広告画面１２−
２が表示されている。このバナー広告画面１２−２に
は、ショッピングサイトＸでの全商品を対象とする売上
ランキングにおける売上第１位から第１０位までの各商
品のバナー広告がランキング順に表示されている。各商
品のバナー広告には、当該商品に関するホームページの
ＵＲＬが表示され、当該ＵＲＬへのリンクが設定されて
いる。

【００４３】図１３及び図１４はショッピングサイトＸ
のサーバコンピュータ４におけるバナー広告自動配布処
理の手順を示すフローチャート、図１５はサイトＡのサ
ーバコンピュータ５におけるバナー広告受信処理の手順
を示すフローチャート、図１６はサイトＡのサーバコン
ピュータ５におけるバナー広告更新を含むホームページ
返信処理の手順を示すフローチャートである。

【００４４】ここで上記各図を適宜参照して本実施形態
における動作を説明する。なお、Ｗｅｂブラウザ１１か
らの要求に基づくショッピングサイトＸのサーバコンピ
ュータ４における会員登録処理及び商品購入（商品販
売）処理自体は本発明に直接関係しないため説明を省略
する。そこで、サーバコンピュータ４の商品ＤＢ４２１
に置かれる各テーブルＴ３〜Ｔ１０には既に必要な情報
が格納されているものとする。

【００４５】まず、ショッピングサイトＸのサーバコン
ピュータ４におけるバナー広告自動配布処理について図
１３及び図１４のフローチャートを参照して説明する。
ショッピングサイトＸのサーバコンピュータ４におい
て、Ｗｅｂサーバ４１で動作するショッピングアプリケ
ーション４１１が有するバナー広告自動配布モジュール
ＢＭは、例えば毎日午前８時など、予め定められた売上
分析周期のタイミングが到来する都度（ステップ１３
１）、売上分析の対象とする商品を１つ指定する（ステ
ップ１３２）。

【００４６】次にバナー広告自動配布モジュールＢＭ
は、商品ＤＢ４２１上の売上テーブルＴ７をもとに、前
回の売上周期の初めから（例えば昨日の午前８時から）
現時点までの指定商品の売上数量を求める（ステップ１
３３）。そしてバナー広告自動配布モジュールＢＭは、
ＤＢサーバ４２の商品ＤＢ４２１に格納されている統計
テーブルＴ８上の当月売上数量（例えば６月数量）にス
テップ１３３で求めた売上数量を加算して、当該当月売
上数量を更新する（ステップ１３４）。

【００４７】バナー広告自動配布モジュールＢＭは、以
上のステップ１３２〜１３４の処理、つまり指定商品の
当月売上数量の更新処理を、予め定められた全商品につ
いて繰り返す（ステップ１３５）。

【００４８】次にバナー広告自動配布モジュールＢＭ
は、決定すべき売上ランキングのランキング種類を１つ
指定する（ステップ１３６）。バナー広告自動配布モジ
ュールＢＭは、統計テーブルＴ８をもとに、指定ランキ
ング種類の売上ランキングの対象となり得る全商品につ
いて、当月売上数量が多い順にソートする（ステップ１
３７）。これにより、指定ランキング種類が全商品を対
象とする（特別の商品分類の）売上ランキングを示す場
合には、ショッピングサイトＸのサーバコンピュータ４
で取り扱われる全ての商品についてソートされる。ま
た、指定ランキング種類が特定カテゴリ（商品分類）、
例えば電化製品の売上ランキングを示す場合には、カテ
ゴリテーブルＴ５により電化製品として分類される全て
の商品についてソートされる。

【００４９】バナー広告自動配布モジュールＢＭは、ス
テップ１３７でのソート処理を行うと、そのソート処理
の結果をもとに、例えば売上第１位乃至第１０位までの
各商品のバナー広告コンテンツを、ＤＢサーバ４２によ
り商品ＤＢ４２１上のバナー広告テーブルＴ９から検索
させる（ステップ１３８）。そしてバナー広告自動配布
モジュールＢＭは、ＤＢサーバ４２から売上第１位乃至
第１０位までの各商品のバナー広告コンテンツを受け取
る（ステップ１４１）。

【００５０】バナー広告自動配布モジュールＢＭは、Ｄ
Ｂサーバ４２から受け取った売上第１位乃至第１０位ま
での各商品のバナー広告コンテンツをもとに、例えばサ
ーバコンピュータ５のバナー広告ＤＢ５２１に置かれる
バナー広告コンテンツテーブルＴ１１と同一形式のデー
タ、即ちランキング種類、各ランク（売上第１位乃至第
１０位）の商品のバナー広告コンテンツ及びＵＲＬを含
むデータ（バナー広告コンテンツデータ）を作成する
（ステップ１４２）。そしてバナー広告自動配布モジュ
ールＢＭは、ＤＢサーバ４２により商品ＤＢ４２１上の
バナー広告配布先ＵＲＬテーブルＴ１０から指定ランキ
ング種類に固有のバナー広告配布先ＵＲＬを取り出さ
せ、そのバナー広告配布先ＵＲＬで示されるサイトに、
ステップ１４２で作成したバナー広告コンテンツデー
タ、即ち指定ランキング種類の売上ランキングのバナー
広告コンテンツデータを送信する（ステップ１４３）。

【００５１】バナー広告自動配布モジュールＢＭは、以
上のステップ１３６〜１３８，１４１〜１４３を、予め
定められた全ランキング種類について繰り返す（ステッ
プ１４４）。なお、以上の説明では、指定ランキング種
類の売上ランキングのバナー広告コンテンツデータを作
成する毎に、当該データを指定ランキング種類に固有の
配布先に配布するものとしているが、これに限るもので
はない。例えば、予め定められた全ランキング種類の売
上ランキングのバナー広告コンテンツデータを全て作成
し終えた後に、各バナー広告コンテンツデータを、対応
する配布先に順次配布するようにしても構わない。

【００５２】さて、ショッピングサイトＸのサーバコン
ピュータ４におけるバナー広告自動配布モジュールＢＭ
の動作で、例えば全商品を対象とする売上ランキングの
バナー広告コンテンツデータがサイトＡ、…、サイトＢ
に配布されたものとする。この場合の配布先でのバナー
広告受信処理について、サイトＡのサーバコンピュータ
５における処理を例に図１５のフローチャートを参照し
て説明する。

【００５３】サイトＡのサーバコンピュータ５におい
て、Ｗｅｂサーバ５１で動作するバナー広告アプリケー
ション５１１が有するバナー広告格納モジュールＳＭ
は、ショッピングサイトＸのサーバコンピュータ４上の
バナー広告自動配布モジュールＢＭから送信されたバナ
ー広告コンテンツデータを受信する（ステップ１５
１）。バナー広告格納モジュールＳＭは、受信した最新
のバナー広告コンテンツデータを、バナー広告ＤＢ５２
１上のバナー広告コンテンツテーブルＴ１１のうち、売
上月１１−１が当月（ここでは６月）で、ランキング種
類１１−１が受信バナー広告コンテンツデータ中のラン
キング種類に一致するエントリに上書きする（ステップ
１５２）。即ちバナー広告格納モジュールＳＭは、受信
バナー広告コンテンツデータに対応するバナー広告コン
テンツテーブルＴ１１上の旧データを、当該受信バナー
広告コンテンツデータに更新する。このバナー広告コン
テンツテーブルＴ１１は、サイトＡのＷｅｂサーバ５１
が提供するホームページに対応付けられており、このテ
ーブルＴ１１に格納されているバナー広告コンテンツデ
ータは当該ホームページにリンクされることになる。

【００５４】次に、クライアント端末、例えばクライア
ント端末１のＷｅｂブラウザ１１から、ユーザ（エンド
ユーザ）の操作に応じて、サイトＡのＵＲＬを指定した
接続要求が出された場合の、サイトＡのサーバコンピュ
ータ５におけるバナー広告更新を含むホームページ返信
処理について、図１６のフローチャートを参照して説明
する。

【００５５】サイトＡのサーバコンピュータ５におい
て、Ｗｅｂサーバ５１は、クライアント端末１のＷｅｂ
ブラウザ１１からの接続要求を受信する（ステップ１６
１）。するとＷｅｂサーバ５１で動作するサイトＡアプ
リケーション５１２は、当該アプリケーション５１２が
有するバナー広告検索モジュールＤＭを起動する（ステ
ップ１６２）。

【００５６】バナー広告検索モジュールＤＭは、現在日
時から適用すべきランキング種類を決定する（ステップ
１６３）。ここでは、現在日時が属する週に応じ、例え
ば月の第１週は電化製品の売上ランキング、第３週はコ
ンピュータの売上ランキング、それ以外の週は全商品の
売上ランキングが決定されるものとする。また、現在日
時が属する曜日に応じて決定されても、現在日時が属す
る曜日と時間帯（例えば午前と午後など）の組み合わ
せ、あるいは現在日時が属する週と時間帯の組み合わせ
に応じて決定されるものであっても構わない。

【００５７】バナー広告検索モジュールＤＭは、決定し
たランキング種類の売上ランキングのバナー広告コンテ
ンツデータを、ＤＢサーバ５２によりバナー広告ＤＢ５
２１上のバナー広告コンテンツテーブルＴ１１から検索
させる（ステップ１６４）。ここでは、当月（６月）に
おける全商品の売上ランキングのバナー広告コンテンツ
データが検索されたものとする。

【００５８】バナー広告検索モジュールＤＭは、検索さ
れた全商品売上ランキングのバナー広告コンテンツデー
タにより、サイトＡのホームページのバナー広告画面１
２−２を更新する（ステップ１６５）。ここでは、バナ
ー広告コンテンツデータには、記述形式、構造を異にす
る複数種類のコンテンツが含まれており、その中から接
続要求元のＷｅｂブラウザ１１に適合するコンテンツが
選択され、その選択されたコンテンツによりバナー広告
画面１２−２が更新される。

【００５９】バナー広告検索モジュールＤＭは、バナー
広告画面１２−２が更新されたサイトＡのホームページ
を要求元のクライアント端末１のＷｅｂブラウザ１１に
返信する（ステップ１６６）。これにより、バナー広告
画面１２−２が更新されたサイトＡのホームページが要
求元のＷｅｂブラウザ１１により画面表示される。この
サイトＡのホームページ上の更新されたバナー広告画面
１２−２は、定期的に採取された売上統計データを分析
して得られた最新の売上ランキング（売れ筋商品）を表
している。したがって、ショッピングサイトＸのユーザ
（消費者）は、バナー広告画面１２−２を参考に適切な
商品購入が可能となる。しかも、バナー広告画面１２−
２は、単に最新の売上ランキングを示すだけでなく、例
えば月の第１週は電化製品の売上ランキング、第３週は
コンピュータの売上ランキング、それ以外の週は全商品
の売上ランキングというように、閲覧日時で決まる種類
の売上ランキングであり、ユーザは閲覧日時により多様
な種類のバナー広告を閲覧できる。

【００６０】さて、図１のシステムにはクレジット処理
システム７が設けられている。サイトＡのサーバコンピ
ュータ５のＷｅｂサーバ５１で動作するサイトＡアプリ
ケーション５１２は、クライアント端末１〜３のＷｅｂ
ブラウザ１１から例えばサイトＡのホームページが要求
された結果、上述のようにバナー広告画面１２−２を自
動更新して要求元に表示した際に、バナー広告掲載に関
する広告料（バナー広告掲載料金）の引き落としに必要
な情報をクレジット処理システム７に送信する。これに
よりクレジット処理システム７は、ショッピングサイト
Ｘの口座からのバナー広告掲載料金の支払いの自動決済
（引き落とし処理）を行う。

【００６１】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構
成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。

【００６２】

【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、イ
ンターネットショッピングサイトで、定期的に売上統計
データを分析して予め定められた商品分類の売上ランキ
ングを取得し、その売上ランキングでランク付けされた
各商品のバナー広告コンテンツを含むバナー広告コンテ
ンツデータを作成し、これをバナー広告掲示サイト（関
連サイト）に自動的に配布して、当該掲示サイトのホー
ムページに反映させるようにしたので、常に最新の売れ
筋商品の適正なバナー広告をホームページに掲示させる
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係るバナー広告自動配布
・更新システムの全体の構成を示すブロック図。

【図２】同実施形態で適用される商品購入の場合のＷｅ
ｂブラウザ１１での画面遷移例を示す図。

【図３】図１中のログインテーブルＴ３のデータ構造例
を示す図。

【図４】図１中の会員テーブルＴ４のデータ構造例を示
す図。

【図５】図１中のカテゴリテーブルＴ５のデータ構造例
を示す図。

【図６】図１中の商品テーブルＴ６のデータ構造例を示
す図。

【図７】図１中の売上テーブルＴ７のデータ構造例を示
す図。

【図８】図１中の統計テーブルＴ８のデータ構造例を示
す図。

【図９】図１中のバナー広告テーブルＴ９のデータ構造
例を示す図。

【図１０】図１中のバナー広告配布先ＵＲＬテーブルＴ
１０のデータ構造例を示す図。

【図１１】図１中のバナー広告コンテンツテーブルＴ１
１のデータ構造例を示す図。

【図１２】バナー広告が掲載されているインターネット
サイトのホームページの画面例を示す図。

【図１３】ショッピングサイトＸのサーバコンピュータ
４におけるバナー広告自動配布処理の手順を説明するた
めのフローチャートの一部を示す図。

【図１４】ショッピングサイトＸのサーバコンピュータ
４におけるバナー広告自動配布処理の手順を説明するた
めのフローチャートの残りを示す図。

【図１５】サイトＡのサーバコンピュータ５におけるバ
ナー広告受信処理の手順を説明するためのフローチャー
ト。

【図１６】サイトＡのサーバコンピュータ５におけるバ
ナー広告更新を含むホームページ返信処理の手順を説明
するためのフローチャート。

【符号の説明】

１〜３…クライアント端末 ４…ショッピングサイトＸのサーバコンピュータ ５…サイトＡのサーバコンピュータ ６…サイトＢのサーバコンピュータ ８…インターネット １１…Ｗｅｂブラウザ ４１，５１…Ｗｅｂサーバ ４２，５２…ＤＢサーバ ４１１…ショッピングアプリケーション ５１１…バナー広告アプリケーション ５１２…サイトＡアプリケーション Ｔ５…カテゴリテーブル Ｔ６…商品テーブル Ｔ７…売上テーブル Ｔ８…統計テーブル Ｔ９…バナー広告テーブル Ｔ１０…バナー広告配布先ＵＲＬテーブル Ｔ１１…バナー広告コンテンツテーブル Ｍ２…購入モジュール ＢＭ…バナー広告自動配布モジュール ＳＭ…バナー広告格納モジュール ＤＭ…バナー広告検索モジュール

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数のクライアント端末とインターネッ
   トを介して接続され、前記クライアント端末との間で情
   報を送受信することによりユーザによる商品購入を可能
   とする、バナー広告自動配布機能を有するインターネッ
   トショッピングシステム用サーバコンピュータであっ
   て、 前記クライアント端末との間で情報を送受信することに
   よりユーザに販売した商品に関する販売日時を含む売上
   データが記録される売上記録手段と、 前記売上記録手段に記録されている売上データに基づい
   て定期的に、所定の期毎に該当する期の初めから現時点
   までの商品別の売上数量を分析して、少なくとも１種類
   の予め定められた商品分類における売上ランキングを取
   得する売上ランキング取得手段と、 前記売上ランキング取得手段により取得された売上ラン
   キングによりランク付けされた各商品のバナー広告コン
   テンツを含むバナー広告コンテンツデータを作成するバ
   ナー広告コンテンツデータ作成手段と、 前記バナー広告コンテンツデータ作成手段により作成さ
   れたバナー広告コンテンツデータを前記インターネット
   上の対応する商品分類に関連するサイトのサーバコンピ
   ュータに配布して、当該関連サイトが提供する情報ペー
   ジにリンクさせるバナー広告配布手段とを具備すること
   を特徴とするバナー広告自動配布機能を有するインター
   ネットショッピングシステム用サーバコンピュータ。
2. 【請求項２】 商品分類毎の売上ランキングのバナー広
   告コンテンツデータの配布先が記録されたバナー広告配
   布先記録手段を更に具備し、 前記売上ランキング取得手段は、商品分類を異にする複
   数種類の売上ランキングのバナー広告コンテンツデータ
   を取得し、 前記バナー広告配布手段は、前記複数種類の売上ランキ
   ングのバナー広告コンテンツデータの各々を、前記バナ
   ー広告配布先記録手段に記録されている当該バナー広告
   コンテンツデータに対応する商品分類で決まる全ての配
   布先にそれぞれ配布することを特徴とする請求項１記載
   のバナー広告自動配布機能を有するインターネットショ
   ッピングシステム用サーバコンピュータ。
3. 【請求項３】 各商品毎のバナー広告コンテンツが記録
   されたバナー広告記録手段を更に具備し、 前記バナー広告配布手段は、前記売上ランキングを構成
   する各商品のバナー広告コンテンツを前記バナー広告記
   録手段から取得して対応するバナー広告コンテンツデー
   タを作成することを特徴とする請求項１記載のバナー広
   告自動配布機能を有するインターネットショッピングシ
   ステム用サーバコンピュータ。
4. 【請求項４】 複数のクライアント端末とインターネッ
   トを介して接続され、前記クライアント端末との間で情
   報を送受信することによりユーザによる商品購入を可能
   とする、バナー広告自動配布機能を有するインターネッ
   トショッピングシステム用サーバコンピュータと、 複数のクライアント端末とインターネットを介して接続
   され、固有のサイトの情報ページを提供する関連サイト
   サーバコンピュータとを具備し、 前記インターネットショッピングシステム用サーバコン
   ピュータは、前記クライアント端末との間で情報を送受
   信することによりユーザに販売した商品に関する販売日
   時を含む売上データが記録される売上記録手段と、前記
   売上記録手段に記録されている売上データに基づいて定
   期的に、所定の期毎に該当する期の初めから現時点まで
   の商品別の売上数量を分析して、少なくとも１種類の予
   め定められた商品分類における売上ランキングを取得す
   る売上ランキング取得手段と、前記売上ランキング取得
   手段により取得された売上ランキングによりランク付け
   された各商品のバナー広告コンテンツを含むバナー広告
   コンテンツデータを作成するバナー広告コンテンツデー
   タ作成手段と、前記バナー広告コンテンツデータ作成手
   段により作成されたバナー広告コンテンツデータを前記
   インターネット上の対応する商品分類に関連するサイト
   のサーバコンピュータに配布するバナー広告配布手段と
   を備え、 前記関連サイトサーバコンピュータは、前記インターネ
   ットショッピングシステム用サーバコンピュータのバナ
   ー広告配布手段により配布されたバナー広告コンテンツ
   データを受信し該当するサイトの情報ページにリンクす
   るリンク手段と、前記クライアント端末から前記関連サ
   イトサーバコンピュータに対して関連サイトの情報ペー
   ジが要求された場合に、当該ページにリンクされている
   最新ランキングを反映したバナー広告コンテンツデータ
   に基づいて当該情報ページ上のバナー広告を更新し表示
   するバナー広告更新手段とを備えていることを特徴とす
   るバナー広告自動配布・更新システム。
5. 【請求項５】 前記関連サイトサーバコンピュータは、
   前記インターネットショッピングシステム用サーバコン
   ピュータのバナー広告配布手段により配布されるバナー
   広告コンテンツデータが、異なる商品分類毎の売上ラン
   キングに対応して複数種類存在する場合に、前記バナー
   広告更新手段が前記クライアント端末からの情報ページ
   の要求に応じて当該情報ページ上のバナー広告を更新す
   るのに用いるバナー広告コンテンツデータを、当該情報
   ページの要求日時に応じて選択する選択手段を更に備え
   ていることを特徴とする請求項４記載のバナー広告自動
   配布・更新システム。
6. 【請求項６】 複数のクライアント端末とインターネッ
   トを介して接続され、前記クライアント端末との間で情
   報を送受信することによりユーザによる商品購入を可能
   とするインターネットショッピングシステム用サーバコ
   ンピュータにより実行されるバナー広告自動配布方法で
   あって、 前記クライアント端末との間で情報を送受信することに
   よりユーザに商品を販売する都度、その販売した商品に
   関する販売日時を含む売上データを売上記録手段に記録
   するステップと、 前記売上記録手段に記録されている売上データに基づい
   て定期的に、所定の期毎に該当する期の初めから現時点
   までの商品別の売上数量を分析して、少なくとも１種類
   の予め定められた商品分類における売上ランキングを取
   得するステップと、 前記売上ランキングによりランク付けされた各商品のバ
   ナー広告コンテンツを含むバナー広告コンテンツデータ
   を作成するステップと、 前記作成されたバナー広告コンテンツデータを前記イン
   ターネット上の対応する商品分類に関連するサイトのサ
   ーバコンピュータに配布して、当該関連サイトが提供す
   る情報ページにリンクさせるステップとを具備すること
   を特徴とするバナー広告自動配布方法。