JP2017146847A - 表示管理システム、表示管理方法および表示管理プログラム - Google Patents

表示管理システム、表示管理方法および表示管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツに関する情報を適した位置に表示すること。
【解決手段】本願に係る表示管理装置は、取得部と、決定部とを有する。取得部は、ユーザがコンテンツに対して行った課金に関する課金情報と、コンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠に関する枠情報とを取得する。決定部は、取得部によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示管理システム、表示管理方法および表示管理プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介したコンテンツの配信が盛んに行われている。例えば、ウェブページの所定の位置に、企業や商品等を宣伝する広告コンテンツを表示し、かかる広告コンテンツがクリックされた場合に、広告主のウェブページ(以下、「広告主ページ」と表記する場合がある)へ遷移させる広告配信が行われている。このようなコンテンツの配信に関する技術として、コンテンツがユーザの注意を集めた可能性がある時間を基に課金方式を提案する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2014−71622号公報
しかしながら、上記の従来技術では、コンテンツに関する情報を適した位置に表示することができるとは限らなかった。例えば、上記の従来技術では、コンテンツのユーザに対する視聴可能性とユーザの注意が向けられている可能性に基づいたコンテンツがユーザに対し有効である時間を計測する。しかしながら、コンテンツがユーザに対し有効である時間が長くてもかかるコンテンツに対してユーザが課金しない場合がある。このようなことから、上記の従来技術では、コンテンツに関する情報を適した位置に表示することができるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツに関する情報を適した位置に表示することができる表示管理システム、表示管理方法および表示管理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る表示管理装置は、ユーザがコンテンツに対して行った課金に関する課金情報と、前記コンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠に関する枠情報とを取得する取得部と、前記取得部によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて前記関連情報を表示する表示枠を決定する決定部とを備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、コンテンツに関する情報を適した位置に表示することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る表示管理装置による決定処理の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る配信システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る表示管理装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る課金情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る枠情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、表示管理装置による配信処理手順を示すフローチャートである。 図8は、表示管理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る表示管理システム、表示管理方法および表示管理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る表示管理システム、表示管理方法および表示管理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
〔1−1.実施形態に係る配信処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る決定処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る表示管理装置による決定処理の一例を示す説明図である。図1の例では、図3に示す表示管理装置100(表示管理システムの一例に相当)が、WebページW1が有する表示枠F1〜F16の中から、ゲーム(コンテンツの一例に相当)に関連するバナーB1〜B3(関連情報の一例に相当)を表示する表示枠を決定する決定処理が行われる。
図1の例では、WebページW1は、ゲームに関連する情報を表示する16個の表示枠F1〜F16を有する。具体的には、表示枠F1〜F16には、ゲームをダウンロードするページへ遷移するリンクが埋め込まれたバナーB1〜B3が表示される。バナーB1は、ゲーム「Aスポーツ」に関連する関連情報である。バナーB2は、ゲーム「Bパズル」に関連する関連情報である。バナーB3は、ゲーム「Cレース」に関連する関連情報である。なお、図1の例では、説明を簡単にするため、3個のバナーB1〜B3を用いて説明するが、実際には16個のバナーがWebページW1の表示枠F1〜F16に表示される。
具体的には、表示管理装置100は、まず、ユーザがゲーム「Aスポーツ」、「Bパズル」、「Cレース」に対して行った課金に関する課金情報と、ゲーム「Aスポーツ」、「Bパズル」、「Cレース」に関連するバナーB1〜B3を表示する表示枠F1〜F16に関する枠情報とを取得する。
例えば、表示管理装置100は、課金情報として、ゲーム「Aスポーツ」、「Bパズル」、「Cレース」の新規課金ユーザ獲得率を取得する。新規課金ユーザ獲得率は、ゲームに対して新規に課金を行ったユーザ数を、かかるゲームに対応するバナーがクリックされたクリック数で除算することで算出される。図1の例では、バナーB1に対応するゲーム「Aスポーツ」の新規課金ユーザ獲得率は、「10%」であるものとする。また、バナーB2に対応するゲーム「Bパズル」の新規課金ユーザ獲得率は、「5%」であるものとする。また、バナーB3に対応するゲーム「Cレース」の新規課金ユーザ獲得率は、「8%」であるものとする。すなわち、図1の例では、ゲーム「Aスポーツ」、「Cレース」、「Bパズル」の順に新規課金ユーザ獲得率が高い。
また、表示管理装置100は、枠情報として、表示枠F1〜F16の強さを示す情報を取得する。表示枠の強さは、例えば、表示枠に表示された任意のバナーが選択される割合に基づいて設定される。一例としては、表示枠の強さは、表示枠に表示された任意のバナーが選択される割合が高い表示枠ほど高い値が設定される。言い換えると、表示枠の強さは、表示枠に表示されたバナーがクリックされやすい表示枠ほど高い値が設定される。図1の例では、表示枠の強さは、表示枠F2、表示枠F1、表示枠F9、表示枠F13、表示枠F4、表示枠F3、表示枠F15、表示枠F6、表示枠F5、表示枠F14、表示枠F10、表示枠F7、表示枠F8、表示枠F11、表示枠F12、表示枠F16の順に高い値が設定されているものとする。
続いて、表示管理装置100は、取得された課金情報と枠情報とに基づいてバナーB1〜B3を表示する表示枠を決定する。具体的には、表示管理装置100は、ゲームの新規課金ユーザ獲得率と表示枠F1〜F16の強さとに基づいてゲームのバナーを表示する表示枠を決定する。例えば、表示管理装置100は、新規課金ユーザ獲得率が高いゲームほどかかるゲームのバナーを表示する表示枠として、表示枠の強さに高い値が設定されている表示枠を決定する。一例としては、表示管理装置100は、新規課金ユーザ獲得率が高いゲームほどかかるゲームのバナーを表示する表示枠として、任意のバナーが選択される割合が高い表示枠を決定する。
図1の例では、表示管理装置100は、新規課金ユーザ獲得率が「10%」で最も高いゲーム「Aスポーツ」のバナーB1の表示枠として、表示枠の強さが最も高い表示枠F2を決定する。また、表示管理装置100は、新規課金ユーザ獲得率が「8%」で2番目に高いゲーム「Cレース」のバナーB3の表示枠として、表示枠の強さが2番目に高い表示枠F1を決定する。また、表示管理装置100は、新規課金ユーザ獲得率が「5%」で3番目に高いゲーム「Bパズル」のバナーB2の表示枠として、表示枠の強さが3番目に高い表示枠F9を決定する。これにより、WebページW2には、表示枠F2に「Aスポーツ」のバナーB1、表示枠F1に「Cレース」のバナーB3、表示枠F9に「Bパズル」のバナーB2が表示される。
このように、実施形態に係る表示管理装置100は、ユーザがコンテンツに対して行った課金に関する課金情報と、コンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠に関する枠情報とを取得する。また、表示管理装置100は、取得された課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。
これにより、表示管理装置100は、課金ユーザを獲得しやすい表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツに関する情報を適した位置に表示することができる。例えば、表示管理装置100は、課金ユーザの獲得数が多い人気コンテンツの関連情報の表示位置を、任意の関連情報がクリックされやすい表示枠に決定することができるので、課金ユーザを獲得しやすい位置にコンテンツの関連情報を表示することができる。このため、表示管理装置100は、課金ユーザの獲得数を増やすことができるので、コンテンツに対する課金を増やすことができる。
なお、図1では、説明を簡単にするため、表示枠F2に「Aスポーツ」のバナーB1、表示枠F1に「Cレース」のバナーB3、表示枠F9に「Bパズル」のバナーB2が表示される例を示したが、実際には、表示枠F1、F2、F9に限らず、その他の表示枠F3〜F8、F10〜F16にも各種のゲームのバナーが表示される。
〔1−2.配信システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る配信システムの構成について説明する。図2は、実施形態に係る配信システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、配信システム1は、端末装置10と、コンテンツ主装置20と、配信装置30と、表示管理装置100とを含む。端末装置10、コンテンツ主装置20、配信装置30及び表示管理装置100は、ネットワークNを介して有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す配信システム1には、複数台の端末装置10や、複数台のコンテンツ主装置20や、複数台の配信装置30や、複数台の表示管理装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、タブレット型端末や、スマートフォンや、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置である。端末装置10は、Webページを閲覧するユーザによって利用される。具体的には、端末装置10は、ユーザによる操作に従って、表示管理装置100からWebページを受信し、受信したWebページを画面に表示する。また、端末装置10は、Webページに後述するコンテンツに関連する関連情報の取得命令が含まれる場合には、配信装置30から関連情報を受信し、受信した関連情報を画面に表示する。例えば、端末装置10は、Webページとして、オンラインゲームをダウンロードするページへ遷移するリンクが埋め込まれたバナーが表示されたポータルサイトのトップページを画面に表示する。
コンテンツ主装置20は、コンテンツ主によって利用される情報処理装置である。例えば、コンテンツ主装置20は、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、タブレット型端末や、スマートフォンや、携帯電話機や、PDA等である。コンテンツ主装置20は、コンテンツ主による操作に従って、コンテンツに関連する関連情報を配信装置30に入稿する。例えば、コンテンツ主装置20は、コンテンツに関連する関連情報として、ゲームのバナーを配信装置30に入稿する。一例としては、コンテンツ主装置20は、ゲームのバナーとして、ゲームに関連する静止画像や、動画像や、テキストデータなどを配信装置30に入稿する。なお、ゲームのバナーには、コンテンツ主が提供するゲームをダウンロードするためのURL(Uniform Resource Locator)が組み込まれる。
また、コンテンツ主は、関連情報の入稿を代理店に依頼する場合がある。この場合、配信装置30に関連情報を入稿するのは代理店となる。以下では、「コンテンツ主」といった表記は、コンテンツ主だけでなく代理店を含む概念であり、「コンテンツ主装置」といった表記は、コンテンツ主装置20だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。
配信装置30は、コンテンツに関連する関連情報を端末装置10に配信するウェブサーバ等である。具体的には、配信装置30は、関連情報の取得要求を受信した場合に、かかる関連情報の取得要求の送信元に対して関連情報を配信する。例えば、配信装置30は、関連情報として、入稿主であるコンテンツ事業主によって入稿されたゲームのバナーを端末装置10に対して配信する。
表示管理装置100は、Webページを端末装置10に配信するウェブサーバ等である。具体的には、表示管理装置100は、Webページの取得要求を受信した場合に、かかるWebページの取得要求の送信元に対してWebページを配信する。例えば、表示管理装置100は、オンラインゲームのポータルサイト、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関する各種のWebページを端末装置10に配信する。
ここで、表示管理装置100によって配信されるWebページは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)により記述されたHTMLファイルや、XML(Extensible Markup Language)により記述されたXMLファイル等により形成される。そして、表示管理装置100によって配信されるWebページには、Webページやコンテンツの表示態様を制御する制御情報が含まれる。この制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)等のスクリプト言語により、Webページを形成するHTMLファイル等に記述される。
また、表示管理装置100によって配信されるWebページには、コンテンツに関連する関連情報の取得命令が含まれる。例えば、Webページを形成するHTMLファイル等には、表示管理装置100のURL等がコンテンツの関連情報の取得命令として記述される。この場合、端末装置10は、HTMLファイル等に記述されているURLにアクセスすることで、配信装置30からコンテンツの関連情報を取得する。
また、表示管理装置100は、コンテンツに関連する関連情報の表示位置を管理する。具体的には、表示管理装置100は、コンテンツの関連情報を表示するWebページ上の表示枠を決定し、決定した表示枠に関連情報が表示されるようにWebページを端末装置10に配信する。例えば、表示管理装置100は、決定した表示枠に関連情報を表示させる命令が記述されたWebページを端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、表示管理装置100が決定した表示枠に配信装置30から配信された関連情報を表示したWebページを画面に表示する。
〔1−3.実施形態に係る表示管理装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る表示管理装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る表示管理装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、表示管理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、表示管理装置100は、表示管理装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。具体的には、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、ネットワークを介して、端末装置10との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部110は、端末装置10との間で、Webページの取得要求の受信や、Webページの送信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、課金情報記憶部121と、枠情報記憶部122と、コンテンツ情報記憶部123とを有する。
(課金情報記憶部121について)
課金情報記憶部121は、ユーザがコンテンツに対して行った課金に関する情報を記憶する。具体的には、課金情報記憶部121は、ユーザが行った課金毎に、かかる課金の対象や課金額、日時などに関する情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る課金情報記憶部121の一例を示す。図4に示すように、課金情報記憶部121は、「課金ID」、「ユーザID」、「コンテンツID」、「コンテンツタイトル」、「課金額」および「課金日時」といった項目を有する。
「課金ID」は、ユーザが行った課金を識別するための識別情報を示す。例えば、「課金ID」には、ユーザが行った課金ごとに個別に割り当てられるユニークな英数字等の文字列などが記憶される。「ユーザID」は、コンテンツに対して課金を行ったユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、「ユーザID」には、ユーザごとに個別に割り当てられるユニークな英数字等の文字列などが記憶される。「コンテンツID」は、ユーザから課金されたコンテンツを識別するための識別情報を示す。例えば、「コンテンツID」には、コンテンツごとに個別に割り当てられるユニークな英数字等の文字列などが記憶される。「コンテンツタイトル」は、ユーザが課金を行ったコンテンツのタイトルを示す。例えば、「コンテンツタイトル」には、ユーザが課金を行ったゲームの名称を示す文字列が記憶される。「課金額」は、ユーザがコンテンツに対して行った課金の額を示す。例えば、「課金額」には、ユーザがゲームに対して行った課金額の数値が記憶される。「課金日時」は、ユーザがコンテンツに対して課金を行った日時を示す。例えば、「課金日時」には、ユーザがゲームに対して課金を行った年、月、日、時刻が記憶される。
すなわち、図4では、ユーザID「U1」によって識別されるユーザは、コンテンツID「G1」によって識別されるコンテンツタイトル「Aパズル」のゲームに対して、課金額「1000」円を課金日時「2016/1/10 17:00」に課金した例を示している。
(枠情報記憶部122について)
枠情報記憶部122は、コンテンツに関連する関連情報が表示されるWebページ上の表示枠に関する情報を記憶する。具体的には、枠情報記憶部122は、表示枠毎に、表示枠の強さを示す情報を記憶する。ここで、図5に、実施形態に係る枠情報記憶部122の一例を示す。図5に示すように、枠情報記憶部122は、「枠ID」および「表示枠の強さ」といった項目を有する。
「枠ID」は、コンテンツに関連する関連情報が表示される表示枠を識別するための識別情報を示す。例えば、「枠ID」には、表示枠ごとに個別に割り当てられるユニークな英数字等の文字列などが記憶される。「表示枠の強さ」は、コンテンツに関連する関連情報が表示される表示枠の強さを示す。例えば、「表示枠の強さ」には、表示枠の強さを示す数値などが記憶される。一例としては、「表示枠の強さ」には、表示枠に表示された任意の関連情報がクリックされやすい表示枠ほど高い値が設定される。言い換えると、「表示枠の強さ」には、表示枠に表示された任意の関連情報のクリック率が高い表示枠ほど高い値が設定される。
すなわち、図5では、枠ID「F1」によって識別される表示枠F1の強さは、「1.09」である例を示している。また、枠ID「F2」によって識別される表示枠F2の強さは、「1.10」である例を示している。また、枠ID「F16」によって識別される表示枠F16の強さは、「0.95」である例を示している。すなわち、図5では、表示枠F2、表示枠F1、表示枠F9、表示枠F13、表示枠F4、表示枠F3、表示枠F15、表示枠F6、表示枠F5、表示枠F14、表示枠F10、表示枠F7、表示枠F8、表示枠F11、表示枠F12、表示枠F16の順に表示枠が強い例を示している。
(コンテンツ情報記憶部123について)
コンテンツ情報記憶部123は、コンテンツに関する情報を記憶する。具体的には、コンテンツ情報記憶部123は、コンテンツ毎に、かかるコンテンツに対応する関連情報に関する情報を記憶する。ここで、図6に、実施形態に係るコンテンツ情報記憶部123の一例を示す。図6に示すように、コンテンツ情報記憶部123は、「コンテンツID」、「コンテンツタイトル」、「インプレッション数」、「クリック数」および「CTR(Click Through Rate)」といった項目を有する。
「コンテンツID」は、コンテンツを識別するための識別情報を示す。例えば、「コンテンツID」には、コンテンツごとに個別に割り当てられるユニークな英数字等の文字列などが記憶される。「コンテンツタイトル」は、コンテンツのタイトルを示す。例えば、「コンテンツタイトル」には、ゲームの名称を示す文字列が記憶される。「インプレッション数」は、コンテンツに関連する関連情報が表示された表示回数を示す。例えば、「インプレッション数」には、ゲームのバナーが、ユーザが有する端末装置10に表示された表示回数が記憶される。「クリック数」は、コンテンツに関連する関連情報が選択された選択回数を示す。例えば、「クリック数」には、ゲームのバナーがユーザによってクリックされた回数が記憶される。「CTR」は、コンテンツの関連情報が選択された割合を示す。例えば、「CTR」には、ゲームのバナーがクリックされた割合が記憶される。一例としては、「CTR」には、「クリック数」を「インプレッション数」で除算した値が記憶される。
すなわち、図6では、コンテンツID「G1」によって識別されるコンテンツタイトル「Aパズル」の関連情報は、インプレッション数「10000」である例を示している。また、コンテンツID「G1」によって識別されるコンテンツタイトル「Aパズル」の関連情報は、クリック数「2」である例を示している。また、コンテンツID「G1」によって識別されるコンテンツタイトル「Aパズル」の関連情報は、CTR「0.0002」である例を示している。
(制御部130について)
制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、表示管理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(表示管理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
制御部130は、図3に示すように、受信部131と、取得部132と、決定部133と、配信部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する配信処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受信部131について)
受信部131は、Webページの取得要求を端末装置10から受信する。具体的には、受信部131は、表示管理装置100が提供するWebページに端末装置10からアクセスがあった場合に、Webページの取得要求を端末装置10から受信する。
また、受信部131は、ユーザがコンテンツに対して行った課金に関する課金情報を受信する。例えば、受信部131は、課金情報として、ユーザが課金を行ったコンテンツのタイトル、課金額、課金日時を受信する。そして、受信部131は、端末装置10から課金情報を受信した場合に、受信した課金情報を課金情報記憶部121に格納する。例えば、受信部131は、ユーザがコンテンツに対して行った課金に課金IDを付与し、課金IDをユーザIDやコンテンツIDに対応付けて課金情報記憶部121に格納する。
また、受信部131は、表示枠に表示された関連情報に関する情報を受信する。例えば、受信部131は、関連情報に関する情報として、関連情報が表示された情報やクリックされた情報を受信する。そして、受信部131は、受信した関連情報に関する情報をコンテンツ情報記憶部123に格納する。例えば、受信部131は、関連情報が表示された情報やクリックされた情報を受信した場合に、コンテンツ情報記憶部123に格納された関連情報に対応するコンテンツのインプレッション数やクリック数、CTRを更新する。
(取得部132について)
取得部132は、ユーザがコンテンツに対して行った課金に関する課金情報と、コンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠に関する枠情報とを取得する。具体的には、取得部132は、受信部131によってWebページの取得要求が受信された場合に、課金情報記憶部121や枠情報記憶部122を参照し、課金情報と枠情報とを取得する。例えば、取得部132は、課金情報として、課金ユーザ獲得率を取得する。課金ユーザ獲得率は、コンテンツに対して課金を行ったユーザ数を、かかるコンテンツに対応する関連情報がクリックされたクリック数で除算することで算出される。また、取得部132は、枠情報として、表示枠の強さを示す値を取得する。
(決定部133について)
決定部133は、取得部132によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。具体的には、決定部133は、コンテンツの課金ユーザ獲得率と表示枠の強さとに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。例えば、決定部133は、コンテンツに対して課金を行ったユーザ数をかかるコンテンツに対応する関連情報を選択したユーザ数で除算した割合が高いコンテンツほどかかるコンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、表示枠に表示された任意の関連情報が選択される割合が高い表示枠を決定する。すなわち、決定部133は、課金ユーザ獲得率が高いコンテンツほどかかるコンテンツの関連情報を表示する表示枠として、表示枠の強さに高い値が設定されている表示枠を決定する。言い換えると、決定部133は、稼げるコンテンツの関連情報を表示する表示枠ほど良いポジションの表示枠に決定する。
ここで、決定部133は、課金ユーザ獲得率に限らず、新規課金ユーザ獲得率と表示枠の強さとに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定してもよい。言い換えると、決定部133は、課金ユーザのうち過去に課金したことがあるユーザを除き新規に課金を行ったユーザの数に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。具体的には、決定部133は、コンテンツに対して新規に課金を行ったユーザ数をかかるコンテンツに対応する関連情報を選択したユーザ数で除算した割合に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。例えば、決定部133は、コンテンツに対して新規に課金を行ったユーザ数をかかるコンテンツに対応する関連情報を選択したユーザ数で除算した割合が高いコンテンツほどかかるコンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、表示枠に表示された任意の関連情報が選択される割合が高い表示枠を決定する。
なお、新規課金ユーザ獲得率は、ゲームに対して新規に課金を行ったユーザ数を、かかるゲームに対応するバナーがクリックされたクリック数で除算することで算出される。例えば、100人のユーザが、ゲームのバナーを表示する表示枠を有するWebページにアクセスし、かかる100人のユーザのうち20人のユーザが「Aパズル」のバナーをクリックしたものとする。そして、かかる20人のユーザのうち5人のユーザが「Aパズル」に対して課金を行い、かかる5人のユーザのうち3人のユーザが過去に課金を行ったことがある既存課金ユーザであるものとする。この場合、表示管理装置100は、「Aパズル」に対して新規に課金を行ったユーザ数「2」を、「Aパズル」のバナーをクリックしたユーザ数「20」で除算することで、「Aパズル」の新規課金ユーザ獲得率「10%」を算出する。
また、決定部133は、課金情報および枠情報に限らず、各種の情報を用いて関連情報を表示する表示枠を決定してもよい。具体的には、決定部133は、課金情報と、枠情報と、表示枠に表示された関連情報が選択される割合を示す選択情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。この場合、取得部132は、まず、課金情報記憶部121と枠情報記憶部122とコンテンツ情報記憶部123を参照し、課金ユーザ獲得率と表示枠の強さとコンテンツの関連情報のCTRとを取得する。そして、決定部133は、課金ユーザ獲得率と表示枠の強さとコンテンツの関連情報のCTRとを用いて関連情報を表示する表示枠を決定する。例えば、決定部133は、まず、課金ユーザ獲得率と表示枠の強さとコンテンツの関連情報のCTRとを乗算することで課金スコアを算出する。そして、決定部133は、算出した課金スコアに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。一例としては、決定部133は、課金スコアが高いコンテンツほどかかるコンテンツの関連情報を表示する表示枠として、表示枠の強さに高い値が設定されている表示枠を決定する。
(配信部134について)
配信部134は、Webページを配信する。具体的には、配信部134は、決定部133によって決定された表示枠に関連情報が表示されるようにWebページを端末装置10に配信する。例えば、配信部134は、決定部133によって決定された表示枠に関連情報を表示させる命令が記述されたWebページを端末装置10に配信する。これにより、端末装置10は、表示管理装置100の決定部133が決定した表示枠に配信装置30から配信された関連情報を表示したWebページを画面に表示する。
〔1−4.実施形態に係る配信処理手順〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る表示管理装置100による処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る表示管理装置100による配信処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、表示管理装置100は、Webページの取得要求を受信する(ステップS101)。ここで、表示管理装置100は、Webページの取得要求を受信していない場合には(ステップS101;No)、Webページの取得要求を受信するまで待機する。
一方、表示管理装置100は、Webページの取得要求を受信した場合に(ステップS101;Yes)、ユーザがコンテンツに対して行った課金に関する課金情報と、コンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠に関する枠情報とを取得する(ステップS102)。例えば、表示管理装置100は、課金情報として課金ユーザ獲得率を取得し、枠情報として表示枠の強さを示す値を取得する。
続いて、表示管理装置100は、取得された課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する(ステップS103)。例えば、表示管理装置100は、コンテンツに対して課金を行ったユーザ数をかかるコンテンツに対応する関連情報を選択したユーザ数で除算した割合が高いコンテンツほどかかるコンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、表示枠に表示された任意の関連情報が選択される割合が高い表示枠を決定する。
続いて、表示管理装置100は、Webページを配信する(ステップS104)。例えば、表示管理装置100は、決定された表示枠に関連情報を表示させる命令が記述されたWebページを端末装置10に配信する。
〔1−5.実施形態の効果〕
上述してきたように、実施形態に係る表示管理装置100は、取得部132と、決定部133とを有する。取得部132は、ユーザがコンテンツに対して行った課金に関する課金情報と、コンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠に関する枠情報とを取得する。決定部133は、取得部132によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。
これにより、表示管理装置100は、課金ユーザを獲得しやすい表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツに関する情報を適した位置に表示することができる。例えば、表示管理装置100は、課金ユーザの獲得数が多い人気コンテンツの関連情報の表示位置を、任意の関連情報がクリックされやすい表示枠に決定することができるので、課金ユーザを獲得しやすい位置にコンテンツの関連情報を表示することができる。このため、表示管理装置100は、課金ユーザの獲得数を増やすことができるので、コンテンツに対する課金を増やすことができる。
また、実施形態に係る表示管理装置100において、決定部133は、課金情報と、枠情報と、表示枠に表示された関連情報が選択される割合を示す選択情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、表示管理装置100は、表示枠に表示された関連情報の選択されやすさに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定することができるので、関連情報を適した位置に表示することができる。
また、実施形態に係る表示管理装置100において、決定部133は、コンテンツに対して課金を行ったユーザ数を、かかるコンテンツに対応する関連情報を選択したユーザ数で除算した割合に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、表示管理装置100は、課金ユーザ獲得数に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定することができるので、課金ユーザ数を増やすことができる。
また、実施形態に係る表示管理装置100において、決定部133は、コンテンツに対して新規に課金を行ったユーザ数を、かかるコンテンツに対応する関連情報を選択したユーザ数で除算した割合に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、表示管理装置100は、新規課金ユーザ獲得数に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定することができるので、新規課金ユーザ数を増やすことができる。
また、実施形態に係る表示管理装置100において、決定部133は、コンテンツに対して課金を行ったユーザ数を、かかるコンテンツに対応する関連情報を選択したユーザ数で除算した割合が高いコンテンツほどかかるコンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、表示枠に表示された任意の関連情報が選択される割合が高い表示枠を決定する。これにより、表示管理装置100は、課金ユーザ獲得数が多いコンテンツの関連情報ほどユーザにクリックされやすい表示枠に表示することができるので、課金ユーザ数を増やすことができる。
〔2.変形例〕
上述した実施形態に係る表示管理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の表示管理装置100の他の実施形態について説明する。
〔2−1.課金額に基づいて表示枠を決定〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、取得部132によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、課金額に基づいて表示枠を決定してもよい。
具体的には、表示管理装置100の決定部133は、ユーザがコンテンツに対して行った課金額に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。例えば、表示管理装置100は、まず、課金情報記憶部131を参照し、所定の期間内のコンテンツの課金額の累計を取得する。続いて、表示管理装置100は、取得した課金額の累計に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。一例としては、表示管理装置100は、課金額の累計が高いコンテンツほどかかるコンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、表示枠に表示された任意の関連情報が選択される割合が高い表示枠を決定する。
このように、変形例に係る表示管理装置100は、ユーザがコンテンツに対して行った課金額に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、表示管理装置100は、コンテンツに課金された額に基づく表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツに対する課金額を増やすことができる。
なお、表示管理装置100は、新規にユーザが課金を行った額に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定してもよい。また、表示管理装置100は、新規にユーザが課金を行った額と過去に課金を行ったことがある既存の課金ユーザが課金を行った額とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定してもよい。
〔2−2.ダウンロード数に基づいて表示枠を決定〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が取得部132によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、コンテンツに関する情報のダウンロード数に基づいて表示枠を決定してもよい。
具体的には、表示管理装置100の決定部133は、関連情報が選択されることでかかる関連情報に対応するコンテンツに関する情報がダウンロードされた回数に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。例えば、表示管理装置100は、予め価格が設定されたコンテンツに関する情報がダウンロードされた回数が多いコンテンツほどかかるコンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、表示枠に表示された任意の関連情報が選択される割合が高い表示枠を決定する。一例としては、表示管理装置100は、所定の期間内にダウンロードされた回数が多いコンテンツほどかかるコンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、表示枠の強さに設定された値が高い表示枠を決定する。
このように、変形例に係る表示管理装置100は、関連情報が選択されることでかかる関連情報に対応するコンテンツに関する情報がダウンロードされた回数に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、表示管理装置100は、コンテンツのダウンロード数に基づく表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツがダウンロードされることにより入る利益を増やすことができる。
〔2−3.全体での課金スコアに基づいて表示枠を決定〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、取得部132によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、全体での課金スコアに基づいて表示枠を決定してもよい。
具体的には、表示管理装置100の決定部133は、関連情報が表示される表示枠によってかかる関連情報が選択される割合が変動する場合に、複数の表示枠に表示される各関連情報に対応するコンテンツの課金情報と枠情報と選択情報とに基づいて算出されるスコアの合計値に基づいて各関連情報を表示する表示枠を決定する。例えば、表示管理装置100は、まず、コンテンツの課金情報と枠情報と選択情報とに基づいて、複数の表示枠に表示される各関連情報に対応するコンテンツの課金スコアをコンテンツごとに算出する。続いて、表示管理装置100は、算出した課金スコアを合算することで課金スコアの合計値を算出する。そして、表示管理装置100は、課金スコアの合計値が最大となる関連情報と表示枠の組み合わせを用いて関連情報を表示する表示枠を決定する。
このように、変形例に係る表示管理装置100は、関連情報が表示される表示枠によってかかる関連情報が選択される割合が変動する場合に、複数の表示枠に表示される各関連情報に対応するコンテンツの課金情報と枠情報と選択情報とに基づいて算出されるスコアの合計値に基づいて各関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、表示管理装置100は、全体での課金スコアに基づく表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツに対する課金を増やすことができる。例えば、表示管理装置100は、表示枠に表示される関連情報全体のトータルでの課金の期待値を大きくすることができる。
〔2−4.ユーザの行動履歴に基づいて表示枠を決定〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、取得部132によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、ユーザの行動履歴に基づいて表示枠を決定してもよい。
具体的には、表示管理装置100の決定部133は、コンテンツに対するユーザの行動履歴に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。例えば、表示管理装置100は、ユーザの行動履歴として、ユーザがコンテンツを使用した使用状況に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。一例としては、表示管理装置100は、ユーザが最後にコンテンツを使用した時点からの経過時間が短いコンテンツほどかかるコンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、表示枠の強さに設定された値が高い表示枠を決定する。言い換えると、表示管理装置100は、ユーザが最近使用したコンテンツほどかかるコンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、良いポジションの表示枠を割り当てる。なお、表示管理装置100は、ユーザが最後にコンテンツを使用した時刻からの経過時間が長いコンテンツほどかかるコンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、表示枠の強さに設定された値が高い表示枠を決定してもよい。
このように、変形例に係る表示管理装置100は、コンテンツに対するユーザの行動履歴に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、表示管理装置100は、ユーザの行動履歴に基づく表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツに関する情報をより適した位置に表示することができる。
〔2−5.課金の継続性に基づいて表示枠を決定〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、取得部132によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、コンテンツに対する課金の継続性に基づいて表示枠を決定してもよい。
具体的には、表示管理装置100の決定部133は、ユーザがコンテンツに対して行う課金の継続期間に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。例えば、表示管理装置100は、課金の継続期間が長いコンテンツほどかかるコンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、表示枠の強さに設定された値が高い表示枠を決定する。
このように、変形例に係る表示管理装置100は、ユーザがコンテンツに対して行う課金の継続期間に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、表示管理装置100は、課金の継続期間に基づく表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツに対する課金を長期化することができる。このため、表示管理装置100は、コンテンツに対する課金を増やすことができる。
〔2−6.ランダム枠を設定〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、取得部132によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、表示枠にランダム枠を設けてもよい。
具体的には、表示管理装置100の決定部133は、課金情報に基づいて表示枠のうち所定の表示枠の中から関連情報を表示する表示枠を決定し、かかる所定の表示枠以外の表示枠に表示する他の関連情報を無作為に決定する。例えば、表示管理装置100は、所定の表示枠として、16個の表示枠のうち表示枠の強さが上位12位の表示枠を設定する。そして、表示管理装置100は、課金情報に基づいて12個の所定の表示枠の中から関連情報を表示する表示枠を決定する。一例としては、表示管理装置100は、課金ユーザ獲得率が高いコンテンツほどかかるコンテンツに対応する関連情報を表示する表示枠として12個の所定の表示枠のうち表示枠の強さが高い表示枠を決定する。一方、表示管理装置100は、16個の表示枠のうち表示枠の強さが下位4位の表示枠をランダム枠として設定する。そして、表示管理装置100は、ランダム枠に表示される関連情報を、課金ユーザ獲得率に基づかずにランダムに決定する。
このように、変形例に係る表示管理装置100は、課金情報に基づいて表示枠のうち所定の表示枠の中から関連情報を表示する表示枠を決定し、かかる所定の表示枠以外の表示枠に表示する他の関連情報を無作為に決定する。これにより、表示管理装置100は、一部の表示枠に表示する関連情報をコンテンツの課金情報に基づかずに決定することができるので、課金ユーザ獲得率が低いコンテンツの関連情報を表示枠に表示する機会を与えることができる。
〔2−7.表示枠の数〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、16個の表示枠の中から関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、16個の表示枠に限らず、9個や8個、4個など任意の数の表示枠の中から関連情報を表示する表示枠を決定してもよい。言い換えると、表示枠の数は、上記の実施形態に限定されず任意の数が適用される。
〔2−8.CTRの集計期間〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、関連情報のCTRを用いて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、所定の集計対象期間内の関連情報のCTRを用いて関連情報を表示する表示枠を決定してもよい。この場合、表示管理装置100は、例えば、関連情報の「クリック数」を「インプレッション数」で除算した値を、「集計対象期間」で除算することで関連情報のCTRを算出する。これにより、表示管理装置100は、集計対象期間内の関連情報のCTRに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定することができるので、コンテンツに関する情報をより高い精度で適した位置に表示することができる。例えば、表示管理装置100は、ゲーム内で行われるイベントの情報を反映することができるので、コンテンツに関する情報をよりリアルタイムに適した位置に表示することができる。
〔2−9.課金〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、課金情報に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、各種の課金形態に合わせて関連情報を表示する表示枠を決定してもよい。例えば、表示管理装置100は、ユーザがゲーム内でアイテム等を購入する課金に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。他の例では、表示管理装置100は、ユーザがアプリケーション自体を購入する課金に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定してもよい。これにより、表示管理装置100は、各種の課金形態に対応することができる。
〔2−10.他の枠に表示される関連情報を排除〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、他の枠に表示される関連情報を考慮して表示枠に表示する関連情報を決定してもよい。例えば、表示管理装置100は、各種のランキングの高いコンテンツの関連情報が表示される枠や新しく追加されたコンテンツの関連情報が表示される枠に表示される関連情報を除外して、表示枠に表示する関連情報を決定する。言い換えると、表示管理装置100は、他の枠に表示される関連情報と重複しないように表示枠に表示する関連情報を決定する。これにより、表示管理装置100は、重複なく関連情報を表示することができるので、Webページの限られたスペースを有効に活用することができる。
〔2−11.課金方法〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、ユーザがコンテンツに対して課金を行う方法は各種の方法が適用される。例えば、ユーザがコンテンツに対して課金を行う方法は、ポータルサイトが提供するサービスで共通して使用可能な決済方法が適用される。一例としては、ユーザがコンテンツに対して課金を行う方法は、仮想コインや電子マネーによって支払いが行われてもよい。これにより、表示管理装置100は、コンテンツに対する課金を共通して管理することができるので、課金情報に基づいてコンテンツに関する情報を適した位置に表示することができる。
〔2−12.パーソナライズ〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、ユーザの属性に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定してもよい。例えば、表示管理装置100は、ユーザの使用回数が多いコンテンツが属するジャンルのコンテンツほどかかるコンテンツの関連情報を表示する表示枠として、表示枠の強さに高い値が設定された表示枠に決定する。他の例では、表示管理装置100は、課金ユーザ獲得率が高いコンテンツほどかかるコンテンツの関連情報を表示する表示枠として、ユーザのクリック率が高い表示枠に決定する。これにより、表示管理装置100は、ユーザの属性に基づく表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツに関する情報をより適した位置に表示することができる。
〔2−13.隣り合うコンテンツの関連情報を考慮〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、課金情報と枠情報とに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、隣り合うコンテンツの関連情報を考慮して関連情報を表示する表示枠を決定してもよい。例えば、表示管理装置100は、隣り合うコンテンツの関連情報の色合いに基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。一例としては、表示管理装置100は、隣り合うコンテンツの関連情報と異なるカテゴリに属する色になるように関連情報を表示する表示枠を決定する。他の例では、表示管理装置100は、隣り合うコンテンツの関連情報の課金ユーザ獲得率に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。一例としては、表示管理装置100は、隣り合う一方のコンテンツの課金ユーザ獲得率が低く、隣り合う他方のコンテンツの課金ユーザ獲得率が高くなるように関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、表示管理装置100は、隣り合うコンテンツの関連情報を考慮して関連情報を表示する表示枠を決定することができるので、コンテンツに関する情報をより適した位置に表示することができる。
〔2−14.適用対象〕
上記の実施形態では、表示管理装置100が、コンテンツとしてゲームを対象とする例を挙げて説明した。ここで、表示管理装置100は、ゲームに限らず、各種のコンテンツを対象としてもよい。例えば、表示管理装置100は、コンテンツとして、音楽や動画、アプリケーションを対象としてもよい。これにより、表示管理装置100は、各種のコンテンツに関連する関連情報を適した位置に表示することができる。
〔2−15.装置構成〕
また、上記実施形態では、配信システム1に、配信装置30と表示管理装置100とが含まれる例を示したが、配信装置30と表示管理装置100とは1個の装置として形成されてもよい。この場合、図3に示した表示管理装置100は、例えば、コンテンツ情報記憶部にコンテンツに関連する関連情報を記憶する。そして、表示管理装置100は、端末装置10からWebページの取得要求を受け付けた場合に、Webページ記憶部に記憶された関連情報取得命令を含まないWebページを端末装置10に配信する。一例としては、表示管理装置100は、決定部133によって決定された表示枠に関連情報が表示されたWebページを端末装置10に配信する。なお、上記実施形態では、表示管理装置100が、制御情報が含まれるWebページを端末装置10へ配信する場合を示したが、Webページを配信する装置と制御情報を配信する装置は別の装置であってもよい。
また、上記実施形態では、配信装置30から端末装置10に関連情報が配信される例を示したが、表示管理装置100が、配信装置30から関連情報を取得してもよい。この場合、配信装置30は、表示管理装置100から関連情報の取得要求を受け付ける。また、配信装置30は、表示管理装置100に関連情報を配信する。また、表示管理装置100は、配信装置30から取得した関連情報とともに、関連情報取得命令を含まないWebページを端末装置10に配信する。
〔2−16.変形例の効果〕
上述してきたように、変形例に係る表示管理装置100において、決定部133は、ユーザがコンテンツに対して行った課金額に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、変形例に係る表示管理装置100は、コンテンツに課金された額に基づく表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツに対する課金額を増やすことができる。
また、変形例に係る表示管理装置100において、決定部133は、関連情報が選択されることでかかる関連情報に対応するコンテンツに関する情報がダウンロードされた回数に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、変形例に係る表示管理装置100は、コンテンツのダウンロード数に基づく表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツがダウンロードされることにより入る利益を増やすことができる。
また、変形例に係る表示管理装置100において、決定部133は、関連情報が表示される表示枠によってかかる関連情報が選択される割合が変動する場合に、複数の表示枠に表示される各関連情報に対応するコンテンツの課金情報と枠情報と選択情報とに基づいて算出されるスコアの合計値に基づいて各関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、変形例に係る表示管理装置100は、全体での課金スコアに基づく表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツに対する課金を増やすことができる。例えば、表示管理装置100は、表示枠に表示される関連情報全体のトータルでの課金の期待値を大きくすることができる。
また、変形例に係る表示管理装置100において、決定部133は、コンテンツに対するユーザの行動履歴に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、変形例に係る表示管理装置100は、ユーザの行動履歴に基づく表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツに関する情報をユーザに合った位置に表示することができる。
また、変形例に係る表示管理装置100において、決定部133は、ユーザがコンテンツに対して行う課金の継続期間に基づいて関連情報を表示する表示枠を決定する。これにより、変形例に係る表示管理装置100は、課金の継続期間に基づく表示枠に関連情報を表示することができるので、コンテンツに対する課金を長期化することができる。
また、変形例に係る表示管理装置100において、決定部133は、課金情報に基づいて表示枠のうち所定の表示枠の中から関連情報を表示する表示枠を決定し、かかる所定の表示枠以外の表示枠に表示する他の関連情報を無作為に決定する。これにより、変形例に係る表示管理装置100は、一部の表示枠に表示する関連情報をコンテンツの課金情報に基づかずに決定することができるので、課金ユーザ獲得率が低いコンテンツの関連情報を表示枠に表示する機会を与えることができる。
〔3.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図3に示した課金情報記憶部121や枠情報記憶部122、コンテンツ情報記憶部123は、表示管理装置100が保持せずに、ストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、表示管理装置100は、ストレージサーバにアクセスすることで、課金情報や枠情報、選択情報を取得する。
また、表示管理装置100は、配信処理は行わず、決定処理のみを行う表示管理装置であってもよい。この場合、表示管理装置は、配信部134を有しない。そして、配信部134を有する配信装置がWebページを配信する。
また、上述してきた実施形態に係る表示管理装置100は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、表示管理装置100を例に挙げて説明する。図8は、表示管理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。RAM1200は、各種の情報を一時的に記憶する。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る表示管理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の概要の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した表示管理装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受信部は、受信手段や受信回路に読み替えることができる。
1 配信システム
10 端末装置
20 コンテンツ主装置
30 配信装置
100 表示管理装置
121 課金情報記憶部
122 枠情報記憶部
123 コンテンツ情報記憶部
131 受信部
132 取得部
133 決定部
134 配信部

Claims (13)

  1. ユーザがコンテンツに対して行った課金に関する課金情報と、前記コンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠に関する枠情報とを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて前記関連情報を表示する表示枠を決定する決定部と
    を備えたことを特徴とする表示管理システム。
  2. 前記決定部は、
    前記課金情報と、前記枠情報と、前記表示枠に表示された関連情報が選択される割合を示す選択情報とに基づいて前記関連情報を表示する表示枠を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示管理システム。
  3. 前記決定部は、
    前記コンテンツに対して課金を行ったユーザ数を、当該コンテンツに対応する関連情報を選択したユーザ数で除算した割合に基づいて前記関連情報を表示する表示枠を決定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示管理システム。
  4. 前記決定部は、
    前記コンテンツに対して新規に課金を行ったユーザ数を、当該コンテンツに対応する関連情報を選択したユーザ数で除算した割合に基づいて前記関連情報を表示する表示枠を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の表示管理システム。
  5. 前記決定部は、
    前記割合が高いコンテンツほど当該コンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠として、表示枠に表示された任意の関連情報が選択される割合が高い表示枠を決定する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の表示管理システム。
  6. 前記決定部は、
    ユーザがコンテンツに対して行った課金額に基づいて前記関連情報を表示する表示枠を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の表示管理システム。
  7. 前記決定部は、
    前記関連情報が選択されることで当該関連情報に対応するコンテンツに関する情報がダウンロードされた回数に基づいて前記関連情報を表示する表示枠を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の表示管理システム。
  8. 前記決定部は、
    前記関連情報が表示される表示枠によって当該関連情報が選択される割合が変動する場合に、複数の表示枠に表示される各関連情報に対応するコンテンツの課金情報と枠情報と選択情報とに基づいて算出されるスコアの合計値に基づいて前記各関連情報を表示する表示枠を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の表示管理システム。
  9. 前記決定部は、
    コンテンツに対するユーザの行動履歴に基づいて前記関連情報を表示する表示枠を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の表示管理システム。
  10. 前記決定部は、
    ユーザがコンテンツに対して行う課金の継続期間に基づいて前記関連情報を表示する表示枠を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の表示管理システム。
  11. 前記決定部は、
    前記課金情報に基づいて前記表示枠のうち所定の表示枠の中から前記関連情報を表示する表示枠を決定し、当該所定の表示枠以外の表示枠に表示する他の関連情報を無作為に決定する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の表示管理システム。
  12. 表示管理装置が実行する表示管理方法であって、
    ユーザがコンテンツに対して行った課金に関する課金情報と、前記コンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠に関する枠情報とを取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて前記関連情報を表示する表示枠を決定する決定工程と
    を含んだことを特徴とする表示管理方法。
  13. ユーザがコンテンツに対して行った課金に関する課金情報と、前記コンテンツに関連する関連情報を表示する表示枠に関する枠情報とを取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された課金情報と枠情報とに基づいて前記関連情報を表示する表示枠を決定する決定手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする表示管理プログラム。
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