JP2015053009A - アプリケーション販促装置、アプリケーション販促システム、アプリケーション販促方法、及びアプリケーション販促プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サーバ装置10は、アプリケーションを特定するアプリIDと、アプリケーションに対する付与ポイントとを関連付けたアプリ情報を記憶するサーバ記憶部12と、アプリ情報に基づいたアプリ紹介情報をユーザ端末に送信する紹介手段132と、ユーザ端末で対象アプリケーションが実行され、アプリ紹介情報に基づいた紹介処理のアクションを特定するアクション特定手段133と、販促要求情報を取得する要求取得手段134と、アクションの特定により、対象アプリ情報の付与ポイントを加算し、販促要求情報の取得により、販促対象アプリ情報の付与ポイントを減算するアプリ情報更新手段131と、を具備し、紹介手段132は、販促対象アプリケーションを紹介するアプリ紹介情報を優先的にユーザ端末に送信する。
【選択図】図2
Description
この特許文献1は、公式サイトサーバ装置と、端末装置と、架空ポイント配信サーバ装置とがネットワークにより通信接続されたネットワークシステムである。このシステムでは、端末装置において、無料コンテンツを取得する旨の操作が為されると、端末装置から架空ポイント配信サーバ装置に、端末装置を識別するユーザエージェントとともに、コンテンツ取得要求情報を送信する。架空ポイント配信サーバ装置は、送信されたユーザエージェントとコンテンツ取得要求情報とを受信すると、予め設定されている架空ポイントを生成し、ユーザエージェントに対応させて蓄積されている架空ポイントに加算する。また、端末装置において、架空ポイントを公式サイトポイントに交換する旨の操作が為されると、当該操作に対応した架空ポイント交換要求情報がユーザエージェントとともに公式サイトサーバ装置に送信される。そして、公式サイトサーバ装置は、送信されたユーザエージェントが記憶されていない場合、会員登録を促し、ユーザエージェントが記録されている場合、当該ユーザエージェントに対して公式サイトポイントを付与する。
図1は、本発明に係る一実施形態のアプリケーション販促システム(以降、アプリ販促システムと略す場合がある)の概略構成を示す図である。
[アプリ販促システムの概要]
図1に示すように、本実施形態のアプリ販促システム1は、本発明のアプリケーション販促装置であるサーバ装置10と、ユーザ端末20と、アプリケーションの配信元である配信事業者が管理する配信元装置30と、アプリケーションを販売する販売サーバ装置40とが、ネットワーク(例えばインターネット等のWAN(Wide Area Network))により通信可能に接続されている。
このアプリ販促システム1では、サーバ装置10において、ユーザ端末20で実行された際に前記紹介画面を表示させるアプリケーションの情報を登録しておく。そして、ユーザ端末20において前記紹介画面が表示されたり、当該紹介画面から他のアプリケーションを選択するユーザ操作が行われたりすると、サーバ装置10は、そのアクションを特定して、ユーザ端末20において実行されたアプリケーションに対してポイントを付与する。そして、アプリケーションを提供する配信事業者は、この付与されたポイントを消費することで、ユーザ端末20で表示させる前記紹介画面でのアプリケーションの紹介回数を増加させ、アプリケーションがユーザにより選択される確率を上昇させることで販売促進を図っている。すなわち、個々のアプリケーションに対して付与されたポイントを用いて、そのアプリケーションを紹介する紹介画面の表示率を向上させて、アプリケーションの販促を図るものである。
以下、このようなアプリ販促システム1の各構成について、具体的に説明する。
図2は、サーバ装置10の概略構成を示すブロック図である。
サーバ装置10は、コンピューターにより構成され、本発明のアプリケーション販促装置として機能する。
このサーバ装置10は、サーバ通信部11と、サーバ記憶部12と、サーバ制御部13と、等を含んで構成されている。
サーバ通信部11は、例えばLAN等を介してネットワークに接続されており、ユーザ端末20、配信元装置30、及び販売サーバ装置40と通信する。
アプリIDは、アプリケーションを識別するための識別データであり、アプリケーションを特定するためのアプリ特定情報である。アイコンは、アプリケーションを紹介する紹介画面に表示される画像データであり、アプリ特定情報として機能させてもよい。
付与ポイントは、アプリケーション毎に設定されており、当該アプリケーションの販売促進を行う際に使用される。
貸与ポイントは、例えば、配信事業者が登録したばかりのアプリケーションに対して販売促進を行いたい場合に、サーバ装置10から貸与されるポイントである。この貸与ポイントは、例えば配信元装置30から貸与要求を受信した際に付与される。
販促期間は、ユーザ端末20において、アプリケーションを紹介する紹介画面を表示させる表示率を上昇させる期間である。
表示率は、ユーザ端末20において、アプリケーションを紹介する紹介画面を表示させる確率であり、例えば通常時を「1」として販促期間における表示倍率が記録される。
付与ポイントとして、ポイントの蓄積値が記録される例を示すが、ポイント付与日と、付与されたポイントとを関連付けて記録するものであってもよい。
また、アプリ情報更新手段131は、本発明のポイント変更手段として機能し、ポイント付与手段135、ポイント消費手段136、ポイント移管手段137、ポイント貸与手段138、及びポイント返還手段139を備える。
紹介手段132は、サーバ記憶部12からアプリ情報に基づいてアプリ紹介情報を生成し、サーバ通信部11を介してユーザ端末20に送信する。
アクション特定手段133は、アプリケーションに対するアクションを特定する。
要求取得手段134は、販促要求取得手段、及びポイント移管要求取得手段として機能し、配信元装置30から送信された販促要求情報、移管要求情報(ポイント移管要求)、及び貸与要求情報等を取得する。
なお、各機能構成についての詳細な説明は後述する。
図3は、ユーザ端末20の概略構成を示すブロック図である。
ユーザ端末20は、例えばスマートフォンやタブレット端末等の端末装置(コンピューター)であり、表示部21と、入力操作部22と、端末通信部23と、端末記憶部24と、端末制御部25と、を含んで構成される。
入力操作部22は、表示部21と一体に設けられたタッチパネルにより構成されており、ユーザ操作による操作信号を端末制御部25に出力する。なお、タッチパネルの例を示すが、キーボードやマウス等の入力装置を備える構成、又は入力装置が接続可能な構成としてもよい。
端末通信部23は、例えば携帯電話回線(例えば3G回線等)等を用いて、ネットワーク上の所定の装置と通信する。
起動情報送信手段253は、所定のアプリケーションが起動されると、その旨を知らせる起動情報をサーバ装置10に送信する。
紹介画面表示手段254は、サーバ装置10から端末通信部23を介して受信したアプリ紹介情報に基づき、アプリケーションを紹介する紹介画面を表示部21に表示させる。
アプリ選択手段255は、本発明の紹介処理手段として機能し、ユーザの入力操作部22の操作により紹介されたアプリケーションが選択されると、当該アプリケーションが選択された旨の選択アクション情報をサーバ装置10に送信する。
ユーザデータ登録手段252は、ユーザ操作に基づいて、サーバ装置10にアクセスし、ユーザデータを登録する。
なお、各機能構成の詳細については後述する。
図4は、配信元装置30の概略構成を示すブロック図である。
配信元装置30は、アプリケーションの配信元(提供元)である配信事業者が管理するコンピューターであり、表示部31と、入力操作部32と、配信元通信部33と、配信元記憶部34と、配信元制御部35と、を含んで構成される。
入力操作部32は、例えばキーボードやマウス等の入力装置を備え、入力装置から入力された操作信号を配信元制御部35に出力する。
配信元通信部33は、例えばLAN等の通信手段を備え、ネットワーク上の所定の装置と通信する。
ポイント確認手段352は、アプリケーションに対して付与されているポイントや貸与ポイントの情報を取得し、表示部31に表示させる。
販促要求手段353は、サーバ装置10にアプリ情報として登録した所定のアプリケーションの販促処理を要求する販促要求データを生成し、サーバ装置10に送信する。
移管要求手段354は、サーバ装置10にアプリ情報として複数のアプリケーションを登録している場合に、所定の第一のアプリケーションに付与されているポイントを、他の第二のアプリケーションに移管する旨の移管要求データを生成し、サーバ装置10に送信する。
貸与要求手段355は、ポイントの貸与を要求する貸与要求データを生成し、サーバ装置10に送信する。
なお、各機能構成の詳細については後述する。
販売サーバ装置40は、具体的な構成は省略するが、アプリケーション(プログラム)やアプリ情報を蓄積するアプリケーション記憶部を有する。これらのアプリケーションは、例えば配信元装置30から例えばネットワークを介して提供されたアプリケーションである。
そして、ユーザ端末20から所定のアプリケーションの取得を要求するアプリ取得要求が送信されると、対応するアプリケーションをユーザ端末20に送信する。この際、販売サーバ装置40は、例えば、クレジットカード決済等の予め設定された課金方法により課金処理を実施する。
次に、本実施形態におけるアプリケーションの販売促進処理(アプリケーション販促方法)について、図面に基づいて説明する。
本実施形態における販促処理では、まず、サーバ装置10のサーバ記憶部12に、アプリ情報を登録する必要がある。
これには、まず、配信元装置30の入力操作部32が操作されることで、アプリ登録手段351が、サーバ装置10に対してアプリ情報を生成するためのアプリ関連情報を送信する。具体的には、アプリ登録手段351は、アプリ関連情報として、例えば、アプリケーションのアイコン、アプリケーションを配信する配信事業者名が含まれる。また、その他、アプリケーション名、アプリケーションの紹介文、アプリケーションの属性等が含まれてもよい。
具体的には、サーバ装置10のアプリ情報更新手段131は、アプリ関連情報のアプリケーションに対してアプリIDを付与してアプリ情報を生成する。また、アプリ情報更新手段131はアプリ関連情報の配信事業者名及びアイコンを、それぞれ、生成したアプリ情報に記録する。さらに、アプリ情報更新手段131は、付与ポイントの値、貸与ポイントの値、及び販促期間の初期値(例えば「0」等)を生成したアプリ情報に記録する。
次に、ユーザ端末20において、所定のアプリケーションが実行された際のアプリケーションの紹介処理及びポイント付与処理について説明する。
図5は、アプリケーションの紹介処理及びポイント付与処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、ユーザ端末20において、ユーザの入力操作部22の操作に基づいて、端末制御部25により端末記憶部24に記録されている所定のアプリケーションが実施される(ステップS101)。なお、以降、このステップS101で起動されたアプリケーションを対象アプリケーションと称する。
また、この対象アプリケーションは、サーバ装置10のサーバ記憶部12にアプリ情報が記録(登録)されているアプリケーションであり、配信事業者により制作され、例えば販売サーバ装置40や配信元装置30からユーザ端末20にダウンロード及びインストールされたアプリケーションである。このアプリケーションは、本発明のアプリ販促システム1を利用するために、所定のタイミングで、他のアプリケーションの紹介する紹介画面が表示されるようにプログラミングされている。上記紹介画面を表示させるタイミングとしては、例えば、アプリケーションが起動されたタイミングで、トップ画面に表示させてもよく、アプリケーションを終了させたタイミングで、エンド画面に表示させてもよい。また、当該アプリケーションにより所定のプロセスが実施されたタイミングで表示させてもよく、アプリケーションが実行されている間、例えば表示部21の画面下部に常時表示されていてもよい。また、複数のタイミングで紹介画面を表示させてもよい。
サーバ装置10において起動情報が受信されると(ステップS201)、紹介手段132は、サーバ記憶部12に記憶されたアプリ情報から、所定数のアプリ情報を選出する(ステップS202)。
図6は、アプリ情報の選択方法の一例を示すフローチャートである。
上記ステップS202では、まず、紹介手段132は、サーバ記憶部12にアプリ選出用リスト(後述)が記録されているかを判断する(ステップ21)。
ステップS21において、アプリ選出用リストが記録されていない場合(Noと判定された場合)は、紹介手段132は、サーバ記憶部12に記憶されている全てのアプリ情報を読み出し(ステップS22)、これらのアプリ情報を順に並べたアプリ選出リストを生成する(ステップS23)。この際、ユーザ端末20において実行されている対象アプリケーションに対応したアプリ情報は除外してもよい。
ステップS24において、Yesと判定された場合は、当該販促期間が設定されたアプリ情報(販促対象アプリ情報)の表示率を読み出し、表示率の値に応じてアプリ選出用リストに含まれる販促対象アプリ情報の数を加増させる(ステップS25)。
上記ステップS25では、図7に示すように、アプリ選出用リスト内の「アプリ03」のアプリ情報が3個に加増され、「アプリ04」のアプリ情報が2個に増加される。また、これらの増加されたアプリ情報が同一の選出回で選出されないように、加増位置が選択される。例えば、図7の例では、「アプリ03」のアプリ情報は、選出回が「1」「3」「4」の位置で選出されるように、その位置が設定され、「アプリ04」のアプリ情報は、選出回が「2」「4」の位置で選出されるように、その位置が設定される。
なお、図7の例では、「アプリ03」「アプリ04」のアプリ情報の数をそれぞれ表示率と同じ3個及び2個に増加させたが、これに限定されず、アプリ情報の総数、一回の選出処理により選出されるアプリ情報の選出数等により設定される。また、ユーザ端末20で実行された対象アプリケーション毎に選出数が設定されていてもよく、この場合、アプリ選出用リスト内における販促対象アプリ情報の増加数も、対象アプリケーション毎に設定してもよい。
例えば、更新により表示率が変更されたアプリ情報(販促対象アプリ情報)が生じた場合、ステップS25と同様、アプリ選出用リストにおける当該販促対象アプリ情報の数を加増させる。新たなアプリ情報が記録された場合、アプリ選出用リストに当該アプリ情報を加入させる。
この後、リスト番号変数iをi=i+αとし(ステップS32)、リスト番号変数iが、アプリ選出用リストの最大行数I(図7の例では12個)以上である否かを判定する(ステップS33)。ステップS33において、リスト番号変数iが、アプリ選出用リストの最大行数I以上である場合、アプリ選出用リストのアプリ情報の並び順を変更し、リスト番号変数iを初期化(i=1)する(ステップS34)。変更方法としては、並び順をランダム変更してもよく、その他の方法により変更してもよい。この際、販促対象アプリ情報は、同一の選出回で選出されないように並び順を変更する。
以上のような選出方法により、販促対象アプリ情報の選出頻度が高くなり、そのアプリ紹介情報の送信頻度も高くなるので、優先的にユーザ端末20において販促アプリ情報に対応したアプリケーションが紹介されることになる。
図5に戻り、以上のアプリ情報の選出処理ステップS202の後、紹介手段132は、選出されたアプリ情報に基づいて、アプリ紹介情報を生成し、ユーザ端末20に送信する(ステップS203)。このアプリ紹介情報には、例えばアプリ情報のアイコンが含まれる。また、その他、アプリケーションの名称、アプリケーションの紹介文や、アプリケーションの属性等をアプリ紹介情報に含ませてもよい。
そして、アプリ情報更新手段131は、ステップS204で表示アクションが特定されると、ユーザ端末20において実行された対象アプリケーションに対応するアプリ情報(対象アプリ情報)の貸与ポイントに1以上のポイント値が記録されているか否かを判定する(ステップS205)。
ステップS205において、貸与ポイントのポイント値が「0」である場合(Noと判定された場合)、ポイント付与手段135は、所定数のポイント値Aを加算する(ステップS206)。
一方、このステップS205において、対象アプリケーションに対応したアプリ情報に1以上の貸与ポイントが記録されている場合、ポイント返還手段139は、貸与ポイントをポイント値Aだけ減少させる(ステップS207)。
ユーザ端末20においてアプリ紹介情報が受信されると(ステップS103)、紹介処理手段251は、受信したアプリ紹介情報に基づいて、アプリケーションを紹介する紹介画面を表示部21に表示させる(ステップS104)。紹介画面の表示タイミングとしては、上述したように、対象アプリケーションによってそれぞれ異なる設定であり、例えば、アプリケーションを起動させたタイミングの場合、ステップS103によりアプリ紹介画面が受信されると、トップ画面に重畳させて、トップ画面内にアプリ紹介画面を表示させる。対象アプリケーションを終了させたタイミングの場合は、ユーザ操作により対象アプリケーションを終了する旨の操作が行われた際に、紹介画面を表示させる。
具体的には、紹介処理手段251の紹介画面表示手段254は、各対象アプリケーションにより設定されたタイミングで、図8に示すような紹介画面50を表示させる。
この図8に示す例は、対象アプリケーションを起動させた際のトップ画面(起動画面)が紹介画面となる例である。図8において、51は、対象アプリケーションのメイン表示部であり、52は、アプリ紹介情報に基づいて表示されたアプリ紹介モジュールとなる。
アプリ紹介モジュール52には、所定数のアプリケーションを紹介する紹介部521が配置される。紹介部521は、例えば図8に示すように、アプリケーションを特定するアイコンであってもよく、その他、アプリケーション名が表示されるもの等であってもよい。また、紹介画面表示手段254は、アイコンやアプリケーション名を選択するとアプリケーションの属性や紹介文を表示させてもよい。
ここで、ユーザにより入力操作部22の操作により、例えば、アプリ紹介モジュール52がフリック操作(又はスワイプ操作)されると、紹介画面表示手段254は、サーバ装置10から送信された他のアプリ紹介情報に基づいた紹介部521をアプリ紹介モジュール52内に表示させる。なお、アプリ紹介モジュール52に最初に表示される紹介部521としては、販促対象アプリケーションに対応していることが好ましい。
そして、ユーザにより入力操作部22の操作により、例えば、アプリ紹介モジュール52の1つの紹介部521がタップ操作される等で選択されると、アプリ選択手段255は、アプリ紹介情報に基づいて表示された紹介部521が選択された旨のタップAPI情報をサーバ装置10に送信する(ステップS105)。
ステップS209において、貸与ポイントのポイント値が「0」である場合(Noと判定された場合)、ポイント付与手段135は、所定数のポイント値Bを加算する(ステップS210)。この際、ポイント付与手段135は、ステップS207で付与した表示アクションに対するポイント値Aよりも、ポイント値Bを大きくする。
一方、このステップS209において、対象アプリケーションに対応したアプリ情報に1以上の貸与ポイントが記録されている場合、ポイント返還手段139は、貸与ポイントをポイント値Bだけ減少させる(ステップS211)。
この後、サーバ装置10は、ポイント処理済みである旨の処理結果情報をユーザ端末20に返す(ステップS212)。
次に、アプリケーションの配信事業者がポイントを確認するためのポイント確認処理について図面に基づいて説明する。
図9は、ポイント確認処理のフローチャートである。
アプリケーションの配信事業者が、サーバ装置10に記憶されているアプリ情報のポイントを消費して各種サービスを受けることができ、そのために、各アプリ情報のポイントを確認することができる。
具体的には、配信元装置30のポイント確認手段352は、ポイント確認を要求する確認要求情報を取得すると(ステップS301)、その確認要求情報をサーバ装置10に送信する(ステップS302)。なお、確認要求情報には、配信元装置30を特定する配信元IDや、配信事業者名等が含まれる。
サーバ装置10の要求取得手段134は、確認要求情報を受信すると(ステップS230)、サーバ記憶部12に記憶されているアプリ情報から、確認要求情報の送信元と同一の配信事業者が記録されたアプリ情報を抽出し(ステップS231)、配信元装置30に返す(ステップS232)。
次に、販促処理について説明する。
図10は、販促処理のフローチャートである。
配信元装置30の販促要求手段353は、所定のアプリケーションの販促を実施する旨の販促要求情報を取得する(ステップS305)。
この販促要求情報には、販促対象となる販促対象アプリケーションを特定する情報(例えばアプリIDや、アプリケーション名、アイコン等)、販促に使用するポイント数等が含まれる。
販促要求手段353は、取得した販促要求情報をサーバ装置10に送信する(ステップS306)。
具体的には、アプリ情報更新手段131のポイント消費手段136は、販促要求情報から、販促に使用するポイント数を読み込み、当該ポイント数に対応した表示率を設定して販促対象アプリ情報の表示率に記録する。ポイント数に対応した表示率は、例えば予めテーブルデータとしてサーバ記憶部12に記憶しておく。また、アプリ情報更新手段131は、販促対象アプリ情報の販促期間に予め設定された期間(例えば2day等)を設定する。なお、アプリ情報更新手段131は、販促期間が設定されると、設定された期間を初期値としてカウントダウンを開始し、カウント値が0になると、販促対象アプリ情報の表示率を1に戻す。
また、ポイント消費手段136は、販促に使用するポイント数に対応して、付与ポイントのポイント数を減少させる。
配信元装置30は、ステップS234により送信された更新結果を受信すると、その更新内容を表示部31に表示する(ステップS307)。
次に、移管処理について説明する。
図11は、移管処理のフローチャートである。
配信元装置30の移管要求手段354は、所定のアプリケーション(第一アプリケーション)のポイントを、同一配信事業者が提供する他のアプリケーション(第二アプリケーション)のポイントとして移管する旨の移管要求情報を取得する(ステップS308)。
この移管要求情報には、第一アプリケーション及び第二アプリケーションを特定する情報(例えばアプリIDや、アプリケーション名、アイコン等)、移管するポイント数等が含まれる。
移管要求手段354は、取得した移管要求情報をサーバ装置10に送信する(ステップS309)。
具体的には、ポイント移管手段137は、移管要求情報から、移管するポイント数を読み込み、第一アプリ情報の付与ポイントのポイント値を減少させ、第二アプリ情報の付与ポイントのポイント値を増加させる。
配信元装置30は、ステップS234により送信された更新結果を受信すると、その更新内容を表示部31に表示する(ステップS310)。
次に、貸与処理について説明する。
図12は、貸与処理のフローチャートである。
配信元装置30の貸与要求手段355は、所定のアプリケーションに対してポイントを貸与されたい旨の貸与要求情報を取得する(ステップS311)。
この貸与要求情報には、貸与対象アプリケーションを特定する情報(例えばアプリIDや、アプリケーション名、アイコン等)等が含まれる。
貸与要求手段355は、取得した貸与要求情報をサーバ装置10に送信する(ステップS312)。
具体的には、ポイント貸与手段138は、予め設定されたポイント値(例えば10000)を付与ポイントに加算し、付与ポイントの加算量よりも大きいポイント値(例えば12000)を貸与ポイントに加算する。
配信元装置30は、ステップS234により送信された更新結果を受信すると、その更新内容を表示部31に表示する(ステップS313)。
本実施形態では、サーバ装置10は、サーバ記憶部12にアプリケーションを特定するアプリIDやアイコン等のアプリ特定情報と、付与ポイントとが関連付けられたアプリ情報が記録されている。
そして、ユーザ端末20において対象アプリケーションが実施され、アクション特定手段133により表示アクションや選択アクションが特定されると、ポイント付与手段135は、対象アプリケーションに対応するアプリ情報(対象アプリ情報)の付与ポイントに所定のポイント値を加算する。
また、要求取得手段134により配信元装置30からの販促要求情報を受信すると、ポイント消費手段136は、販促対象である販促対象アプリ情報の付与ポイントを所定ポイント値だけ減少させる。そして、アプリ情報更新手段131は、販促対象アプリ情報に販促期間を設定し、使用ポイントに応じた表示率を設定する。これにより、紹介手段132は、優先的に販促対象アプリ情報のアプリ紹介情報を送信し、ユーザ端末20において、当該アプリ紹介情報に基づいた紹介画面が表示される確率が通常時よりも上昇する。
このようなアプリ販促システム1では、アプリケーション単位(アプリ情報単位)で付与ポイントが設定されているので、配信事業者が任意のタイミングで所望の販促対象アプリケーションに対する販促要求をすることで、そのタイミングで販促対象アプリケーションがユーザ端末20で紹介される確率が向上する。つまり、配信事業者が所望するタイミングでアプリケーションの販促を行うことができる。例えば、新しいバージョンのアプリケーションをリリースした直後や、ゲーム等のアプリケーションにおけるイベント開始時等において、販促要求を行うことで、そのアプリケーションが紹介される紹介画面の表示率が上昇するので、ユーザによる当該アプリケーションの購入確率も上昇し、販売促進を図ることができる。
このため、本実施形態では、販促対象アプリ情報が選出される選択頻度、及びアプリ紹介情報としてユーザ端末20に送信される送信頻度が、他の販促要求が行われていないアプリ情報に比べて大きくなる。したがって、販促対象アプリ情報に対応したアプリ紹介情報に基づいた紹介画面がユーザ端末20において頻繁に表示されることになり、上述のように販売促進を図ることができる。また、販促対象アプリ情報が多い場合であっても、その他の(販促対象ではない)アプリ情報が全く紹介されないわけではない。したがって、他のアプリケーションの紹介処理も実施できる。
つまり、ユーザ端末20において、紹介画面が表示される際に、対象アプリ情報の付与ポイントにポイント値Aを加算している。これにより、ユーザ端末20において、対象アプリケーションが実行された際に、他のアプリケーションの紹介を行って当該他のアプリケーションの販売促進を図ることができる。また、アプリケーションの配信事業者は、紹介画面を表示することで、対象アプリケーションに対するポイントを取得することができ、これは、対象アプリケーションの販促や、同一配信事業者が配信する他のアプリケーションの販促に繋がる。したがって、紹介画面を表示する対象アプリケーションの制作の意欲に繋がり、本アプリ販促システム1を利用した各アプリケーションの販促を図ることができる。
つまり、ユーザ端末20において、紹介画面で紹介された紹介アプリケーションが選択された際に、対象アプリ情報の付与ポイントにポイント値Bを加算している。これにより、アプリケーションの配信事業者は、紹介画面50において紹介部521がタップされると対象アプリケーションに対するポイントを取得することができるので、紹介画面において、より紹介部521が選択されやすくなるよう、紹介画面の表示構成を工夫するようになる。これにより、本アプリ販促システム1を利用した各アプリケーションの販促を図ることができる。この際、ポイント値Bをポイント値Aよりも大きくしているため、上記のような効果をより促進することができる。
これにより、配信事業者が、例えば新規に作成したアプリケーション等、付与ポイントが少ないアプリケーションにおいても、ポイントを移管することでポイントを付与することができ、アプリケーションの販売促進を図ることができる。
すなわち、ポイント貸与手段138により、貸与対象のアプリケーションに対してポイント値を貸与し、ポイント返還手段139により、貸与されたポイント値を返還する。この場合、例えば配信事業者が提供するアプリケーションが1つしかない場合等、他にポイント値を移管できるアプリケーションがない場合でも、ポイント値を借りて販促処理を行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、以下に示される変形をも含むものである。
上述した実施形態において、販促処理やポイント移管処理を実施する際に、システム使用料として所定のポイント値が差し引く構成としてもよい。
例えば、販促処理において、要求取得手段134により、ポイント値「1000」を使用する旨の販促要求情報を取得した際に、ポイント移管手段137は、システム使用料として「100」を付与ポイントから差し引き、合計「1100」のポイント値を減算する。移管処理においても同様であり、要求取得手段134により、第一アプリ情報の付与ポイントから第二アプリ情報の付与ポイントにポイント値「1000」を移管する旨の移管要求情報を取得した際に、ポイント移管手段137は、システム使用料として「100」を第一アプリ情報の付与ポイントから差し引き、合計「1100」のポイント値を減算し、第二アプリの付与ポイントに「1000」のポイント値を加算する。
上記実施形態では、サーバ記憶部12に記憶されるアプリ情報として、配信元装置30から提供されるアプリケーションを例示したが、これに限定されない。例えば、サーバ装置10の管理者がアプリケーションを提供している場合等では、当該アプリケーションのアプリ情報もサーバ記憶部12に記憶される。このような場合でも、上記アプリ販促システム1を用いることで、サーバ装置10側が提供するアプリケーションと、配信元装置30側が提供するアプリケーションとが平等に紹介されることになり、配信事業者が不利になることがない。
また、配信元装置30側が提供するアプリケーションに対する貸与ポイントとして、サーバ装置10側が提供するアプリケーションの付与ポイントから貸与してもよい。この場合、貸与ポイントの返還先は、サーバ装置10側が提供するアプリケーションのアプリ情報の付与ポイントになる。
上記実施形態では、アプリ選出用リストにおいて、販促対象アプリ情報の数を増やすことで、販促対象アプリ情報が選出される回数を増加させ、ユーザ端末20で表示される販促対象のアプリケーションが紹介される確率を増加させたが、これに限定されない。
例えば、販促対象アプリ情報を選出する販促用枠と、その他のアプリ情報を選出する通常枠とを予め設定しておき、紹介手段132は、販促用枠に選出されたアプリ情報、及び通常枠に選出されたアプリ情報のアプリ紹介情報を送信する。また、販促対象アプリ情報の数に応じて販促用枠で選出される数を増やしてもよい。
この場合、上記実施形態におけるステップS23において、販促対象アプリ情報用のアプリ選出用リストと、通常アプリ情報用のアプリ選出用リストとをそれぞれ別に生成すればよい。また、表示率に応じて、例えば販促用枠を、表示率が「3」である第一枠、「2」である第二枠に分け、各枠のアプリ情報のアプリ紹介情報が送信される頻度をそれぞれ異ならしてもよい。例えば、第一枠のアプリ紹介情報は毎回送信し、第二枠のアプリ紹介情報は2回に1度の頻度で送信する等の処理をしてもよい。
このような処理により、販促対象アプリ情報がある場合、確実にそのアプリケーションを紹介するアプリ紹介情報が生成されるため、より販促効果を高めることができる。
上記実施形態では、ステップS202において、複数のアプリ情報を選出してアプリ紹介情報をユーザ端末20に送信した。これに対して、1つのアプリ情報を選出してアプリ紹介情報をユーザ端末20に送信してもよい。
上記実施形態では、アクション特定手段133により表示アクション及び選択アクションが特定されると、即座にポイントの付与が実施される例を示したがこれに限定されない。
例えば、各対象アプリケーションに対して表示アクション及び選択アクションが特定された回数を記憶しておき、ポイント付与手段135は、予め設定された時間(例えばアクセス時間が少ない午前3時等)に一括でポイントの付与処理を実施してもよい。この場合、処理負荷の軽減を図れる。
上記実施形態では、ステップS233において、販促要求情報に基づいて、使用ポイント数に応じて表示率のみを変更し、販促期間を予め設定された期間とする例を示したが、これに限定されない。
例えば、販促要求情報として、表示率の変更に使用する表示率変更ポイント数、販促期間の変更に使用する期間変更ポイント数がそれぞれ含まれる構成とし、アプリ情報更新手段131は、表示率変更ポイント数に応じて表示率を変更し、期間変更ポイント数に応じて販促期間をそれぞれ設定してもよい。
この場合、例えばゲームアプリケーションのイベント等により、1日だけ表示率を大きくしたい場合でも、無駄なポイント消費を抑えた販促処理を実施でき、配信事業者の要求に応じた最適な販促処理を実施できる。
さらに、所定回数(例えば1回)の表示(販促対象アプリケーションの紹介)について、所定ポイント(例えば1ポイント)の使用として、配信事業者の要望に応じて販促処理を行ってもよい。
例えば、配信事業者の指定した期間中に蓄積したポイントを使用するように、表示頻度を算出して、販促処理を行ってもよい。この場合、指定期間中において、上記実施形態のように販促対象アプリケーションが他のアプリケーションに比べて高い表示率で紹介され、販促対象アプリケーションが紹介される毎にポイントが消費される。すなわち、ポイント消費手段136は、指定期間中において、紹介手段132により販促対象アプリケーションが紹介される毎に、付与ポイントの値を所定ポイント減少させる。
さらに、ステップS233において、予め設定されたテーブルデータに基づいて、使用ポイントに対する表示率を設定したが、これに限定されない。例えば、サーバ記憶部12に記憶された全アプリ情報数に基づいて、ポイント数に応じた適切な表示率が設定できるように算出してもよい。例えば、全アプリ数が少ない場合に所定の販促対象アプリ情報の表示率を2倍に設定した場合と、全アプリ数がより多い場合に表示数を2倍に設定した場合とでは、実際にアプリケーションが紹介される確率は後者が低くなる。この場合、例えば使用するポイント数に対して、全アプリ数に基づいた所定の係数を掛けた表示率を設定することで、最適な表示率を設定することができる。
上記実施形態では、ポイント付与手段135は、ステップS203により、紹介手段132によりアプリ紹介情報が生成された際に、対象アプリケーションにポイントを付与したが、これに限定されない。
アプリ紹介情報がユーザ端末20に送信され、紹介画面表示手段254により紹介画面が表示された際に、紹介処理手段251が、紹介画面を表示した旨をアクション情報としてサーバ装置10に送信する。そして、サーバ装置10は、アクション特定手段133により、このアクション情報が取得されると表示アクションを特定し、ポイント付与手段135により対象アプリケーションの付与ポイントに所定のポイント値Aを加算してもよい。
販売サーバ装置40からアプリケーションをダウンロードする例を示したが、配信元装置30からアプリケーションをダウンロードしてもよく、サーバ装置10にアプリケーションを記憶しておき、サーバ装置10からアプリケーションをダウンロードしてもよい。
上記実施形態では、ステップS202においてアプリ情報を選出する際に、全てのアプリ情報を対象としたがこれに限定されない。例えば、ユーザ端末20からユーザデータをサーバ装置10に登録しておき、ユーザデータに基づいて、アプリ情報を選出してもよい。
この場合、ユーザ端末20のユーザデータ登録手段252は、アプリ販促システム1の初回利用時に例えば端末記憶部24に記憶されたユーザデータ、又は入力操作部22から入力されたユーザデータをサーバ装置10に送信する。このユーザデータとしては、上述したようにユーザの性別や年齢層、居住地域、好きなアプリケーションの嗜好性等が挙げられる。また、ユーザデータとして、紹介を受けたくないアプリケーションの属性を登録しておいてもよい。
サーバ装置10は、ユーザデータの送信元であるユーザ端末20を識別する端末IDとともにこのユーザデータを、例えばサーバ記憶部12に記憶する。そして、紹介手段132は、ステップS14のアプリ情報を選択する処理において、まず、ユーザデータに対応したアプリケーションの属性を検出し、その属性を有するアプリ情報を選出する。その上で、選出されたアプリ情報に基づいて、例えば上記実施形態のようなアプリ選出用リストを生成して、アプリ情報を選出する。
上記実施形態では、サーバ装置10において販促対象アプリ情報の選出頻度を高くすることで、ユーザ端末20において表示される販促対象アプリケーションの紹介頻度(表示率)を向上させた。これに対して、例えば、サーバ装置10から、販促対象アプリ情報のアプリ紹介情報(販促対象アプリ紹介情報)と、その他のアプリ情報を例えば上記実施形態と同様の選出方法により選出したアプリ紹介情報(通常アプリ紹介情報)とを送信し、ユーザ端末20において、販促対象アプリ紹介情報を優先的に紹介する処理をしてもよい。この場合、ユーザ端末20の紹介画面表示手段254は、例えば、販促対象アプリ紹介情報を表示する複数の販促用枠と、通常アプリ紹介情報を表示する複数の通常枠とを有する紹介画面を表示させる。この時、販促用枠の数を通常枠の枠より多くすることで、販促対象アプリ紹介情報の表示率が大きくなる。販促対象アプリ紹介情報の数が、販促用枠よりも少ない場合は、常時販促対象アプリ情報が表示されることになり、また、残りの販促用枠に通常アプリ紹介情報を表示させることで、通常アプリ紹介情報が紹介される確率も大きくなる。
上記実施形態では、アクション特定手段133により表示アクション、又は選択アクションを特定した際に、ポイント付与手段135により付与ポイントにポイント値を加算したり、ポイント返還手段139により貸与ポイントを減少させたりする例を示したが、これに限定されない。例えば、表示アクションを特定した際のみポイント付与やポイント返還を行ってもよく、選択アクションを特定した際のみポイント付与やポイント返還を行ってもよい。さらには、例えば、紹介画面50において、紹介部521が選択され、紹介部521に対応したアプリケーションが配信元装置30や販売サーバ装置40、サーバ装置10等からダウンロードされた際にポイント付与を行ってもよく、有料アプリケーションがダウンロードされた時にポイント付与を行ってもよい。
さらに、ポイント値Bをポイント値Aよりも大きくする例を示したが、同値であってもよく、ポイント値Bをポイント値Aより小さくしてもよい。
上記実施形態では、ポイント移管手段137より、同一の配信事業者が提供する第一アプリ情報と第二アプリ情報との間でのみ付与ポイントの移動が可能な構成としたが、これに限定されない。
例えば、それぞれ異なる配信事業者が提供するアプリケーション間でポイント値の移動が可能な構成としてもよい。この場合、例えば、業務提携している配信事業所の間で付与ポイントのポイント値を移動させることができ、両者のアプリケーションの販促を効率的に図ることができる。
Claims (13)
- アプリケーションに対するポイント値を記憶するアプリ情報記憶手段と、
前記アプリケーションを紹介するアプリ紹介情報をユーザ端末に送信する紹介手段と、
前記ユーザ端末により所定のアプリケーションが実行され、当該実行されたアプリケーションにおいて前記アプリ紹介情報に基づいたアプリケーションの紹介処理が実施された旨のアクションを特定するアクション特定手段と、
前記アプリケーションの販売促進処理を実施する旨の販促要求を取得する販促要求取得手段と、
前記アクションの特定により、前記ユーザ端末において実行されたアプリケーションに対応した前記ポイント値を加算し、前記販促要求の取得により、前記販促要求の対象であるアプリケーションに対応した前記ポイント値を減算するポイント変更手段と、を具備し、
前記紹介手段は、前記販促要求に対応したアプリケーションを紹介する前記アプリ紹介情報を優先的に前記ユーザ端末に送信する
ことを特徴とするアプリケーション販促装置。 - 請求項1に記載のアプリケーション販促装置において、
前記紹介手段は、前記販促要求に対応したアプリケーションを紹介する前記アプリ紹介情報を前記ユーザ端末に送信する送信頻度を、他のアプリケーションを紹介する前記アプリ紹介情報を前記ユーザ端末に送信する送信頻度よりも大きくする
ことを特徴とするアプリケーション販促装置。 - 請求項2に記載のアプリケーション販促装置において、
前記紹介手段は、複数の前記アプリケーションを選出し、前記販促要求に対応した前記アプリケーションの選出比率を他のアプリケーションの選出比率より大きくする
ことを特徴とするアプリケーション販促装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載のアプリケーション販促装置において、
前記アクション特定手段は、前記紹介手段により前記アプリ紹介情報が生成された際に前記アクションを特定する
ことを特徴とするアプリケーション販促装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のアプリケーション販促装置において、
前記アクション特定手段は、前記ユーザ端末において前記アプリ紹介情報に基づいたアプリケーションの紹介画面が表示され、当該紹介画面に表示されたアプリケーションを選択する旨のユーザ操作が行われた際に前記アクションを特定する
ことを特徴とするアプリケーション販促装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載のアプリケーション販促装置において、
前記アクション特定手段は、前記紹介手段により前記アプリ紹介情報が生成された際に第一のアクションを特定し、前記ユーザ端末において前記アプリ紹介情報に基づいたアプリケーションの紹介画面が表示され、当該紹介画面に表示されたアプリケーションを選択する旨のユーザ操作が行われた際に、第二のアクションを特定し、
前記ポイント変更手段は、前記第二のアクションを特定した際の前記ポイント値の増加量を、前記第一のアクションを特定した際の前記ポイント値の増加量より多くする
ことを特徴とするアプリケーション販促装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載のアプリケーション販促装置において、
第一のアプリケーションに対する前記ポイント値の少なくとも一部を、第二のアプリケーションに対する前記ポイント値に移管する旨のポイント移管要求を取得するポイント移管要求取得手段を備え、
前記ポイント変更手段は、前記ポイント移管要求を取得すると、前記第一のアプリケーションに対する前記ポイント値を減算し、前記第二のアプリケーションに対する前記ポイント値を加算する
ことを特徴とするアプリケーション販促装置。 - 請求項7に記載のアプリケーション販促装置において、
前記アプリ情報記憶手段には、前記アプリケーションを配信する配信元に関する配信元情報が前記ポイント値に関連付けられて記憶され、
前記第一のアプリケーション及び前記第二のアプリケーションは、同一の配信元である
ことを特徴とするアプリケーション販促装置。 - 請求項1から請求項8のいずれかに記載のアプリケーション販促装置において、
所定のアプリケーションに対して前記ポイント値を貸与するポイント貸与手段と、
前記ポイント値が貸与された前記アプリケーションが前記ユーザ端末で実行されて前記アクションを特定した際に、前記貸与されたポイント値を返還するポイント返還手段と、
を備えたことを特徴とするアプリケーション販促装置。 - 請求項1から請求項9のいずれかに記載のアプリケーション販促装置と、
前記アプリケーション販促装置に対して通信可能な前記ユーザ端末と、を備えたアプリケーション販促システムであって、
前記ユーザ端末は、
前記所定のアプリケーションを起動させた際に、前記アプリケーション販促装置から送信された前記アプリ紹介情報に基づいてアプリケーションを紹介する紹介処理手段を備えた
ことを特徴とするアプリケーション販促システム。 - 請求項10に記載のアプリケーション販促システムにおいて、
前記紹介処理手段は、前記アプリ紹介情報に基づいてアプリケーションを紹介する紹介画面を表示させ、
前記ユーザ端末は、前記紹介画面で紹介されたアプリケーションを選択する旨のユーザ操作を受け付け、前記ユーザ操作を受け付けた旨のアクション情報を前記アプリケーション販促装置に送信するアプリ選択手段を備え、
前記アクション特定手段は、前記アクション情報に基づいて、前記アクションを特定する
ことを特徴とするアプリケーション販促システム。 - コンピューターによりアプリケーションの販売促進処理を実施するアプリケーション販促方法であって、
前記コンピューターは、アプリケーションに対するポイント値を記憶するアプリ情報記憶手段を備え、
前記アプリケーション販促方法は、前記アプリケーションを紹介するアプリ紹介情報をユーザ端末に送信する紹介ステップと、
前記ユーザ端末により所定のアプリケーションが実行され、当該実行されたアプリケーションにおいて前記アプリ紹介情報に基づいたアプリケーションの紹介処理が実施された旨のアクションを特定するアクション特定ステップと、
前記アプリケーションの販売促進処理を実施する旨の販促要求を取得する販促要求取得ステップと、
前記アクション特定ステップにより前記アクションが特定されると、前記ユーザ端末において実行されたアプリケーションに対応した前記ポイント値を加算するポイント付与ステップと、
前記販促要求取得ステップにより前記販促要求が取得されると、前記販促要求の対象であるアプリケーションに対応した前記ポイント値を減算するポイント消費ステップと、を実施し、
前記紹介ステップでは、前記販促要求取得ステップにおいて取得した前記販促要求に対応するアプリケーションを紹介する前記アプリ紹介情報を優先的に前記ユーザ端末に送信する
ことを特徴とするアプリケーション販促方法。 - コンピューターを、請求項1から請求項9のいずれかに記載のアプリケーション販促装置として機能させることを特徴とするアプリケーション販促プログラム。
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