JP4937336B2 - 検索連動スタンプサービス提供装置、方法及びプログラム - Google Patents

検索連動スタンプサービス提供装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、事業者がユーザに提供するスタンプサービスを支援する技術に関し、とくに、ユーザが登録しているスタンプサービスに関する情報を、ウェブページの検索に用いられるキーワードの入力に連動させて提供する技術に関する。
従来より、小売業やサービス業を営む各事業者は、集客の向上と顧客の確保を図る施策として、顧客が店舗を利用した頻度や利用明細に応じて何らかの特典を与えるシステムを構築することが知られており、その代表的なものの1つにスタンプサービスがある。
スタンプサービスでは、顧客にカードを発行し、顧客が店舗を利用(商品を購入等)すると、その利用内容(購入金額や購入商品等)に応じて、特典交換の指標であってカードに表示するマークの数(以下、スタンプ数)を算出し、スタンプ数に応じたマークをカードに表示する。表示の手法としては、紙状のカードの表面にハンコやサインで記入するものや、磁気処理されたカード(例えば、リライタブルカード)の表面を上書きするものなどが知られている。そして、ユーザが所持するカードに表示されたスタンプ数が、事業者により予め設定された基準数に達した場合に、そのカードと交換に、顧客に対して何らかの特典を与えるようにしている。
ところで、上記のような顧客に何らかの特典を与えるシステムでは、各事業者は独自の仕組みを設定するのが一般的であり、顧客側では、事業者の店舗を利用する機会が増えるほど、各事業者から発行された複数種類のカードを所持し、管理する必要性が生じる。
そこで、近年では、顧客側の管理負担を軽減するため、顧客側端末(携帯端末)と事業者側端末からネットワーク経由で必要な情報を収集し、各顧客が利用する事業者をデータベース上で一括管理するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−185405号公報
しかし、上記システムを利用するユーザは、各事業者が発行する複数種類のカードを所持して管理するという煩雑さは解消されるものの、自分の手元でスタンプ数を管理しなくなることから、スタンプ数を知るにはユーザからデータベースに積極的にアクセスを行う必要がある。このため、その労力が負担になると、スタンプサービスに登録している事業者やその事業者から与えられたスタンプ数に対する意識が希薄になる虞があった。
そこで、本発明は、ユーザが登録しているスタンプサービスに対する意識喚起を図り、スタンプサービスの利用を促進することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は以下のような態様を要旨とする。
(1) キーワードと事業者とを関連付けて記憶する検索ワード記憶手段と、
ユーザと、当該ユーザに事業者が与えたスタンプ数とを事業者ごとに関連づけて記憶するスタンプ数記憶手段と、
ユーザ側端末から送信されたキーワードを取得する検索ワード取得手段と、
前記検索ワード記憶手段により記憶されている事業者の中から、前記検索ワード取得手段により取得されたキーワードに関連づけられた事業者を特定する事業者特定手段と、
ユーザ側端末から送信された識別子に基づいてユーザを特定し、前記事業者特定手段により特定された事業者が、前記ユーザに与えたスタンプ数をスタンプ数記憶手段から取得するスタンプ数取得手段と、
前記スタンプ数取得手段により取得された前記スタンプ数に応じたマークを表示したスタンプカードを生成するスタンプカード生成手段と、
前記検索ワード取得手段により取得されたキーワードに基づいて、予め蓄積された検索対象の情報を検索し、該当する情報を検索結果として取得する検索手段と、
前記スタンプカード生成手段により生成された前記スタンプカードを、前記検索手段により取得された検索結果とともに表示する検索結果ページを生成する検索結果ページ生成手段と、
前記検索結果ウェブページ生成手段により生成された前記検索結果ページを前記ユーザ側端末に対して送信する検索結果ページ送信手段と、を備えることを特徴とする検索連動スタンプサービス提供装置。
(1)の態様によれば、ユーザにより検索ワードが入力されると、その検索ワードに基づいて検索を実行する一方で、その検索ワードを選択している事業者を特定する。特定した事業者の中にスタンプサービスを提供する事業者が存在するとき、その事業者が、検索ワードを入力したユーザに与えたスタンプ数を取得し、スタンプ数に応じたマークを表示したスタンプカードを生成する。そして、検索結果ページとして、検索結果とともに、生成したスタンプカードを表示するようにした。
これにより、ユーザから検索ワードが入力されるたびに、ユーザがスタンプサービスを利用している事業者の存在と、その事業者について所有するスタンプ数の多寡について、一見にして把握させることができるようになる。つまり、ユーザに、スタンプサービスに登録している事業者の存在を積極的に意識して把握しておくことをさせずとも、検索を行う、というユーザの興味対象を調べる行為に付随して、スタンプサービスに登録している事業者に対する意識喚起が図られることになる。そして、スタンプ数を所有する事業者の店舗をユーザに優先的に選択させる、というように、事業者が提供するスタンプサービスの利用の促進を図ることができるようにもなる。
(2) 前記スタンプカード生成手段は、
マークを表示する領域を複数有し、当該領域に前記スタンプ数に応じたマークが配置されるとともに、
前記複数の領域の中で、前記事業者特定手段により特定された事業者がユーザに何らかの特典を与える基準とする基準スタンプ数に対応する領域を、他の領域とは異なる態様で表示するスタンプカードを生成することを特徴とする請求項1に記載の検索連動スタンプサービス提供装置。
(2)の態様によれば、マークが表示される複数の領域の中で、事業者がユーザに何らかの特典を与える基準とする基準スタンプ数に対応する領域が、他の領域とは異なる態様で表示されたスタンプカードを生成するようにした。これにより、ユーザが所有するスタンプ数と特典が得られるまでの目安を一見にして把握させることができ、スタンプサービスの利用の促進を図るのに好適となる。
(3) 前記事業者に応じて予め設定された、スタンプカード及び当該スタンプカードに表示するマークを画像により生成するテンプレートを記憶する設定記憶手段を備え、
前記スタンプカード生成手段は、
前記スタンプ数取得手段により取得された前記スタンプ数と、前記事業者特定手段により特定された事業者について前記設定記憶手段により記憶されている前記テンプレートとに基づいて、前記スタンプカードを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の検索連動スタンプサービス提供装置。
(3)の態様によれば、事業者に応じて予め設定された、スタンプカード及び当該スタンプカードに表示するマークを画像により生成するテンプレートに基づいて、スタンプカードを生成するようにした。これにより、検索結果ページに表示するスタンプカードを事業者に応じて用意することができるようになり、各事業者が取り組むスタンプサービスの内容を反映させたスタンプカードの表示を実現することができる。
(4) コンピュータが、ユーザ側端末から送信されたキーワードを取得するステップ、
コンピュータが、キーワードに関連付けて登録されている事業者の中から、前記取得されたキーワードに関連付けて登録されている事業者を特定するステップ、
コンピュータが、ユーザ側端末から送信された識別子に基づいてユーザを特定し、当該特定したユーザに前記特定された事業者が与えたスタンプ数を取得するステップ、
コンピュータが、前記取得された前記スタンプ数に応じたマークを表示するスタンプカードを生成するステップ、
コンピュータが、前記取得されたキーワードに基づいて、予め蓄積された検索対象の情報を検索し、該当する情報を検索結果として取得するステップ、
コンピュータが、前記生成された前記スタンプカードを、前記取得された検索結果とともに表示する検索結果ページを生成するステップ、及び
コンピュータが、前記生成された前記検索結果ページを前記ユーザ側端末に対して送信するステップ、を含む検索連動スタンプサービス提供方法。
(5) コンピュータを、
ユーザ側端末から送信されたキーワードを取得する検索ワード取得手段と、
キーワードに関連付けて登録されている事業者の中から、前記検索ワード取得手段により取得されたキーワードに関連付けられた事業者を特定する事業者特定手段と、
ユーザ側端末から送信された識別子に基づいてユーザを特定し、前記事業者特定手段により特定された事業者が、前記ユーザに与えたスタンプ数を取得するスタンプ数取得手段と、
前記スタンプ数取得手段により取得された前記スタンプ数に応じたマークを表示したスタンプカードを生成するスタンプカード生成手段と、
前記検索ワード取得手段により取得されたキーワードに基づいて、予め蓄積された検索対象の情報を検索し、該当する情報を検索結果として取得する検索手段と、
前記スタンプカード生成手段により生成された前記スタンプカードを、前記検索手段により取得された検索結果とともに表示する検索結果ページを生成する検索結果ページ生成手段と、
前記検索結果ウェブページ生成手段により生成された前記検索結果ページを前記ユーザ側端末に対して送信する検索結果ページ送信手段として機能させることを特徴とするプログラム。
本発明によれば、ウェブページの検索に用いるキーワードの入力という、ユーザが興味対象を調べる行為に連動させて、ユーザが登録しているスタンプサービスに対する意識喚起を図り、スタンプサービスの利用を促進することができる。
本実施形態の検索連動スタンプサービス提供装置を含むシステム全体の構成例を示す図である。 本実施形態の検索ワードデータベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態のスタンプサービス利用データベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態のスタンプ数管理データベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態のスタンプサービス設定データベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態のスタンプカード画像の表示例を示す図である。 本実施形態の処理例を示すフローチャート図(検索ワード登録処理)である。 本実施形態の処理例を示すフローチャート図(スタンプサービス設定処理)である。 本実施形態の処理例を示すフローチャート図(スタンプサービス登録処理)である。 本実施形態の処理例を示すフローチャート図(スタンプサービス利用処理)である。 本実施形態の処理例を示すフローチャート図(検索連動スタンプカード表示処理)である。 本実施形態の検索結果ページの表示例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について説明する。
<構成>
図1を参照して、本実施形態に係る検索連動スタンプサービス提供装置(以下、本装置)1を含むシステム全体の構成について説明する。
本実施形態では、本装置1と、ユーザ側端末5(5a、…、5x)と、事業者側端末7(7a、…、7x)と、ショッピング管理サーバ9とが、ネットワークN(インターネットなど)を介して接続されている。
本装置1は、CPU等の制御装置、本装置1の動作を制御するコンピュータプログラム等を格納するメモリやHDD等の記憶装置、通信I/F等の通信装置といったハードウェア資源を有するコンピュータ(単一或いは複数)により構成される。
ユーザ側端末5及び事業者側端末7は、ユーザが使用するPC(Personal Computer)や携帯通信端末装置(携帯電話機やスマートフォン)等であり、上記本装置1が有するハードウェア資源に加えて、キーボタンやタッチパネル等の入力装置、液晶ディスプレイ等の出力装置、一般的なブラウザを備える。ブラウザは、インターネットの標準プロトコルであるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等に従い、HTML(Hyper Text Markup Language)等の言語で記述されたページデータの要求、取得及び表示、フォームデータの送信等を行う機能を有している。
ショッピング管理サーバ9は、前述のハードウェア資源を有するコンピュータ(単一或いは複数)により構成される。ショッピング管理サーバ9は、ネットワーク上の仮想ショッピングモールの運営を管理し、そこで事業者が行う仮想店舗の運営を管理する。ユーザは、ショッピング管理サーバ9とネットワークNを介して接続されたユーザ側端末5を用いて、各事業者が運営する仮想店舗を利用する。
(検索連動スタンプサービス提供装置)
本装置1は、ユーザ側端末5から送信された検索に用いられるキーワード(以下、検索ワード)に応じて、ウェブページに関する情報の検索を行い、検索結果を表示するウェブページ(以下、検索結果ページ)を提供する装置である。また、本装置1は、各事業者が実施するスタンプサービスの管理に連携させ、ユーザが登録しているスタンプサービスに関する情報を反映させた検索結果ページを、ユーザによる検索ワードの入力に連動させてユーザ側端末5に対して提供することを特徴としている。
上記内容を実現するため、本装置1は、記憶手段を構成する各種データベース(以下、DB)11,12,13,21,22,23と、スタンプサービス管理手段31と、検索ワード取得手段32と、事業者特定手段33と、スタンプ数取得手段34と、スタンプカード生成手段35と、検索手段36と、検索結果ページ生成手段37と、検索結果ページ送信手段38と、を備える。これらの各手段の間で行われる通信は本装置1内の通信であるため、任意の形式とすることができる。
本装置1が備える上記の各手段は、前述したコンピュータの制御装置等のハードウェア資源を用いてコンピュータプログラムを実行することによって実現されるものである。なお、これらの手段は、単一のコンピュータ上に配置される必要はなく、必要に応じて分散される構成を採用しても良い。
スタンプサービス管理手段31は、各事業者が実施するスタンプサービスを管理する機能を有する。スタンプサービス管理手段31は、ショッピング管理サーバ9からネットワークNを介して、ユーザが各事業者の仮想店舗を利用したときの情報を取得する。その一方で、スタンプサービス管理手段31は、事業者が実店舗(現実の住所を有する店舗)を運営している場合は、事業者側端末7からネットワークNを介して、ユーザが各事業者の実店舗を利用したときの情報を取得する。また、スタンプサービス管理手段31は、事業者側端末7からネットワークNを介して、スタンプ数を算出する基準等、事業者が実施するスタンプサービスの設定に関する情報を取得する。そして、スタンプサービス管理手段31は、上記ユーザによる店舗の利用に関する情報と上記設定に関する情報とに基づいて、スタンプサービスをユーザに提供する。
検索ワード取得手段32は、ユーザによる入力に基づいてユーザ側端末5から送信される検索ワードを取得する機能を有する。事業者特定手段33は、後述の検索ワードDB(検索ワード記憶手段)により記憶されている事業者の中から、ユーザ側端末5から送信された検索ワードを、キーワードとして予め選択している事業者を特定する機能を有する。
なお、図示は省略したが、本装置1は、検索連動型の情報配信手法を実現するため、事業者側端末7を介して事業者に任意のキーワードを入力させ、事業者側端末7から送信されたキーワードと事業者とを関連づけて登録する手段(以下、検索ワード登録手段)をさらに備えている。事業者は、ユーザにより入力された検索ワードに適合させることを考慮して、キーワードの選択を行う。また、この検索ワード登録手段は、事業者により選択されるキーワードを、競売の対象とし、事業者により入力された入札価格に応じて、検索結果ページに優先的に反映させる順位を設定する機能を有している。
スタンプ数取得手段34は、ユーザ側端末5から送信される識別子に基づいて、検索ワードを入力したユーザ(以下、検索ユーザ)を特定し、後述のスタンプ数管理DB(スタンプ数記憶手段)22を参照して、その検索ワードをキーワードとして予め選択している事業者が、検索ユーザに与えたスタンプ数を取得する機能を有する。
スタンプカード生成手段35は、後述のスタンプサービス設定DB(設定記憶手段)23を参照し、事業者がユーザに対して与えたスタンプ数に応じたマークを表示するスタンプカードを生成する機能を有する。
検索手段36は、後述の検索DB11と共にいわゆる検索エンジンとして機能し、ユーザ側端末5から送信された検索ワードに基づいて、検索対象の情報(複数のウェブページに関する情報等)を検索し、検索ワードに適合する情報を取得する機能を有する。
検索結果ページ生成手段37は、検索手段36により取得された情報を表示する検索結果ページを生成する機能を有する。とくに、事業者が提供するスタンプサービスにユーザが登録している場合、スタンプカード生成手段35により生成されたスタンプカードを、検索手段36により取得された情報とともに表示した検索結果ページを生成する機能を有する。検索結果ページ送信手段38は、検索結果ページをユーザ側端末5に対して送信する機能を有する。
上記の各手段は、SQL(Structured Query Language)等のコマンドを用いて、各記憶手段を構成する検索DB11、広告DB12、検索ワードDB13、スタンプサービス利用DB21、スタンプ数管理DB22及びスタンプサービス設定DB23に対する登録や更新や検索等を行う。これらのDBは、コンピュータ内のHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体上に所定のデータを体系的に保持するものである。これらのDBは、単一のコンピュータ上に配置される必要はなく、必要に応じて分散される構成を採用する。
(検索DBと広告DBのデータ構成)
検索DB11は、ネットワークNを介して接続された複数のサーバ(図示せず)から収集された、各サーバが管理する各種ウェブページに関する情報を、検索対象として記憶している。また、広告DB12は、事業者側端末7から事業者により入稿された広告に関する情報を記憶している。例えば、事業者を識別する事業者IDと、事業者側で用意した広告用ウェブページ(広告対象となる商品ページ等)のURLとが関連付けられている。
(検索ワードDBのデータ構成)
図2は、検索ワードDB13のデータ構成例を示す。検索ワードDB13は、「検索ワード」ごとに、「事業者」と「入札価格」と「表示順位」とを関連付けて記憶している。
「検索ワード」は、事業者側端末7を介して事業者により入力された任意のキーワードを示すデータである。事業者は、ユーザにより入力される検索ワードに適合させることを目的に、キーワードを選択する。「事業者」は、事業者に関するデータである。事業者を識別する事業者ID、事業者名、仮想店舗に割り当てられたウェブページのURL(Uniform Resource Locator)等を含んでいる。
「入札価格」は、上記「検索ワード」に対して事業者により入力された入札価格に関するデータである。「表示順位」は、上記検索ワードがユーザにより入力されたときに、上記検索ワードを選択した事業者の中で、検索結果ページに優先的に表示される事業者の順位を示すデータである。表示順位は、入札価格が高いほど上位に設定される。
(スタンプサービス利用DBのデータ構成)
図3は、スタンプサービス利用DB21のデータ構成例を示す。スタンプサービス利用DB21は、「事業者ID」ごとに、「登録ユーザ」と「店舗利用履歴」と「スタンプサービス履歴」とを関連付けて記憶している。
「事業者ID」は、前述の検索ワードDB13に記憶されている事業者IDに対応しており、検索ワードを登録している事業者の中でスタンプサービスを提供している事業者を示す。
「登録ユーザ」は、スタンプサービスに登録しているユーザに関するデータである。「登録ユーザ」には、ユーザを識別する「ユーザID」、ユーザの氏名、住所、電話番号、メールアドレスといった「個人情報」等を含んでいる。
「店舗利用履歴」は、事業者が運営する店舗(仮想店舗に限らず実店舗も含む)をユーザが利用したときの利用内容に関するデータである。例えば、店舗でユーザが商品を購入した場合、商品の購入金額や購入対象の商品、その商品を購入した日時といったデータである。
「スタンプサービス履歴」は、各ユーザに対して事業者が提供したスタンプサービスの履歴に関するデータである。「スタンプサービス履歴」には、事業者がユーザに対して与えた「スタンプ数」に関するデータが含まれている。「スタンプ数」は、事業者が予め用意した何らかの特典と交換するための指標となる数値であって、カードに表示するマークの数を示すデータである。スタンプ数は、ユーザが店舗を利用したときにその利用内容に応じて算出され、蓄積される。また、「スタンプサービス履歴」には、サービス登録日時やスタンプ付与日時やスタンプ数と交換した特典の履歴といったデータも含まれる。
(スタンプ数管理DBのデータ構成)
図4は、スタンプ数管理DB22のデータ構成例を示す。スタンプ数管理DB22は、ユーザを識別する「ユーザID」ごとに、「事業者ID」と「スタンプ数」を関連付けて記憶している。スタンプ数管理DB22は、前述のスタンプサービス利用DB21に基づいて作成され、インデックスとしての役割を果たす。つまり、スタンプサービス利用DB21を参照し、ユーザIDをキーに事業者ID及びスタンプ数を定期的に取得することで作成され、各ユーザがスタンプサービスに登録している複数の事業者とスタンプ数とをまとめて管理するようにしたものである。
(スタンプサービス設定DBのデータ構成)
図5は、スタンプサービス設定DB23のデータ構成例を示す。スタンプサービス設定DB23は、「事業者ID」ごとに、「スタンプ換算基準」と、「特典情報」と、「スタンプカード情報」とを関連付けて記憶している。
「事業者ID」は、前述の検索ワードDB13に記憶されている事業者IDに対応しており、検索ワードを登録している事業者の中でスタンプサービスを提供している事業者を示す。
「スタンプ換算基準」は、事業者の店舗をユーザが利用したときに、その利用内容に応じてスタンプ数を算出するために用いられるデータである。スタンプ換算基準は、事業者により事業者側端末7を介して設定される。例えば、利用内容(購入金額や購入商品等)とスタンプ数とが対応づけられたテーブルや、購入金額に対して演算を行う場合に用いる係数等である。ユーザが店舗を利用(商品を購入等)するごとに、その利用内容(購入金額や購入商品等)と、予め事業者により設定されたスタンプ換算基準とに基づいて、ユーザに与えるスタンプ数が算出されることになる。
「特典情報」は、スタンプ数に応じてユーザに与える特典に関するデータである。特典情報には、特典の内容と、特典を与える基準となるスタンプ数(以下、基準スタンプ数)とが含まれている。特典情報は、事業者により事業者側端末7を介して設定される。例えば、特典の内容として「商品券プレゼント」が設定され、それに紐づく基準スタンプ数として「30(個)」が設定される、という具合である。
「スタンプカード情報」は、スタンプカードを画像により生成するために用いられるデータである。スタンプカード情報には、スタンプカードを構成するテンプレートである「カードテンプレート」と、スタンプカードに表示するマークを構成するテンプレートである「マークテンプレート」とが含まれている。スタンプカード情報は、事業者により事業者側端末5を介して設定される。スタンプカードを構成する画像のデータ形式は、例えばGIF、JPEG、TIFF、フラッシュ等、任意の形式を採用することができる。
図6は、スタンプカード情報に基づいて生成されるスタンプカードの画像表示例を示す。図6に示すように、スタンプカード101は、マーク103を表示するための領域(以下、マーク領域)102を複数有しており、スタンプ数に対応するマーク103が各マーク領域102に表示される。また、全てのマーク領域102の中で基準スタンプ数に対応するマーク領域(以下、基準マーク領域)104が他のマーク領域とは異なる表示態様で表示され、特典が与えられる目安をユーザが一見して把握できるようにしている。
<動作>
図7〜図11は、本実施形態の処理例を示すフローチャートである。
(検索ワード登録処理)
図7に示すフローチャートを参照して、事業者が検索ワードの登録を行う際の本装置1の処理例について説明する。
事業者側端末7は、ネットワークNを介して、本装置1に対して検索ワード登録リクエストを送信する(ステップS1)。端末側からの各種リクエストは、インターネットの標準プロトコルであるHTTPに従ったGETメソッドとリクエストURI(Uniform Resource Indicator)等を含むメッセージをブラウザから本装置1に送信することで行われる。
本装置1の検索ワード登録手段は、検索ワード登録リクエストを受信すると、検索ワードを登録するための検索ワード登録用ウェブページを事業者側端末7に対して送信する(ステップS2)。
事業者側端末7は、受信した検索ワード登録用ウェブページをブラウザにより表示し、事業者による入力を受け付ける(ステップS3)。検索ワード登録用ウェブページは、「検索ワード」、「事業者」、「入札価格」等を入力するための入力フォームを有し、この入力フォームを介して各種情報の入力を受け付ける。
事業者側端末7は、事業者により各種情報が入力されると、入力された各種情報を本装置1に対して送信する(ステップS4)。本装置1の検索ワード登録手段は、事業者側端末7から送信された各種情報を受信し、事業者IDに関連付けて検索ワードDB13に登録する(ステップS5)。また、このとき、検索ワード登録手段は、検索ワードDB13に記憶されている各事業者の入札価格を比較し、表示順位を設定する。
本装置1の検索ワード登録手段は、各種情報の登録が完了すると、登録完了の通知を事業者側端末7に対して送信する(ステップS6)。これにより、検索ワード登録処理が終了する。
(スタンプサービス設定処理)
図8に示すフローチャートを参照して、スタンプサービスの実施に関する各種情報を事業者側が設定する際の本装置1の処理例について説明する。
事業者側端末7は、ネットワークNを介して、本装置1に対して設定リクエストを送信する(ステップS11)。本装置1のスタンプサービス管理手段31は、設定リクエストを受信すると、スタンプサービスの実施に関する各種情報を入力するための設定用ウェブページを事業者側端末7に対して送信する(ステップS12)。
事業者側端末7は、受信した設定用ウェブページをブラウザにより表示し、事業者による入力を受け付ける(ステップS13)。設定用ウェブページは、事業者ID、スタンプ換算基準、特典情報、スタンプカード情報等を入力するための入力フォームを有し、この入力フォームを介して各種情報の入力を受け付ける。
事業者側端末7は、事業者により各種情報が入力されると、入力された各種情報を本装置1に対して送信する(ステップS14)。本装置1のスタンプサービス管理手段31は、事業者側端末7から送信された各種情報を受信し、事業者IDに関連付けてスタンプサービス設定DB23に登録する(ステップS15)。
本装置1のスタンプサービス管理手段31は、各種情報の登録が完了すると、登録完了の通知を事業者側端末7に対して送信する(ステップS16)。これにより、スタンプサービス設定処理が終了する。
(スタンプサービス登録処理)
次に、図9に示すフローチャートを参照して、ユーザがスタンプサービスに登録する際の本装置1の処理例について説明する。
まず、ユーザ側端末5は、ネットワークNを介して、本装置1に対して登録リクエストを送信する(ステップS31)。登録リクエストは、事業者が運営する仮想店舗をユーザが利用(商品の購入等)した場合に、決済用ウェブページに張られたリンクURL等がユーザにより入力されることで行われる。つまり、決済用ウェブページから、事業者に応じて予め用意された登録用ウェブページへ誘導することで、以下の処理が実行される。
なお、事業者が運営する実店舗をユーザが利用(商品の購入等)した場合、事業者等はユーザに対してスタンプサービスへの登録を促す何らかの媒体を配布する。例えば、事業者に応じて予め用意された登録用ウェブページにアクセスするためのURLが記載されているカード等である。この場合、ユーザ側端末5は、上記URLがユーザにより入力されたことにより、登録リクエストを送信する。
続いて、処理例の説明に入る。本装置1のスタンプサービス管理手段31は、登録リクエストを受信すると、スタンプサービスへの登録に関する各種情報を入力するための登録用ウェブページをユーザ側端末5に対して送信する(ステップS32)。このとき、本装置1のスタンプサービス管理手段31は、スタンプサービスの登録対象となる事業者IDを特定する。事業者IDは、事業者に応じた登録用ウェブページのURLに紐づけて管理しておくことで、登録リクエストの受信時に特定可能である。
ユーザ側端末5は、受信した登録用ウェブページをブラウザにより表示し、ユーザによる入力を受け付ける(ステップS33)。登録用ウェブページは、ユーザID、氏名、住所、メールアドレスといった個人情報等を入力するための入力フォームを有し、この入力フォームを介して各種情報の入力を受け付ける。
なお、ユーザIDは、本装置1が提供するサービス(検索連動スタンプサービス)の利用をユーザが開始するときに、ユーザ側端末5を介してユーザにより任意に登録されるか、或いは本装置1が予め用意又は動的に生成してユーザに割り当てることで登録される。上記登録用ウェブページでは、ユーザに、上記予め登録されたユーザIDを個人情報とともに入力させる。
ユーザ側端末5は、ユーザにより各種情報が入力されると、入力された各種情報を本装置1に対して送信する(ステップS34)。本装置1のスタンプサービス管理手段31は、ユーザ側端末5から送信された各種情報を受信し、事業者IDに関連づけてスタンプサービス利用DB21に登録する(ステップS35)。
本装置1のスタンプサービス管理手段31は、各種情報の登録が完了すると、登録完了の通知をユーザ側端末5に対して送信する(ステップS36)。これにより、スタンプサービス登録処理が終了する。
(スタンプサービス利用処理)
次に、図10に示すフローチャートを参照して、ユーザによる事業者の利用に応じてスタンプサービスを提供する際の本装置1の処理例について説明する。
まず、ユーザが仮想店舗を利用(商品の購入等)すると、ショッピング管理サーバ9は仮想店舗を運営する事業者ID、仮想店舗を利用したユーザのユーザID、利用内容(購入金額や購入商品等)等を取得し、スタンプサービス実施リクエストを本装置1のスタンプサービス管理手段31に対して送信する(ステップS51)。
なお、図示は省略しているが、事業者が運営する実店舗をユーザが利用(商品の購入等)した場合は、事業者側端末7が、事業者の入力操作に基づいて、事業者ID、店舗を利用したユーザのユーザID、利用内容(購入金額や購入商品等)等を取得し、スタンプサービス実施リクエストを本装置1のスタンプサービス管理手段31に対して送信する。
本装置1のスタンプサービス管理手段31は、スタンプサービス実施リクエストを受信すると、事業者IDとユーザIDに基づいて、スタンプサービス利用DB21に利用内容を登録する(ステップS52)。続いて、本装置1のスタンプサービス管理手段31は、スタンプサービス設定DB23を参照し、事業者IDに基づいて取得したスタンプ換算基準と、ステップS52で受信した利用内容とに基づいてスタンプ数を算出する(ステップS53)。
続いて、本装置1のスタンプサービス管理手段31は、事業者IDとユーザIDに基づいて、スタンプサービス利用DB21に記憶されているスタンプ数を更新する(ステップS54)。例えば、スタンプサービス管理手段31は、事業者IDとユーザIDに関連付けて記憶されているスタンプ数のカウンタに、ステップS53で算出したスタンプ数を加算する。なお、スタンプ数の蓄積を行うほかに、ステップS53で算出したスタンプ数と日付と利用内容とを紐づけて登録し、スタンプ数が与えられた履歴を管理するようにしても良い。
続いて、本装置1のスタンプサービス管理手段31は、処理完了の通知をショッピング管理サーバ9に対して通知する(ステップS55)。これにより、スタンプサービス利用処理が終了する。なお、本装置1のスタンプサービス管理手段31は、定期的なタイミングで、スタンプサービス利用DB21を参照し、ユーザIDをキーに事業者ID及びスタンプ数を取得して、スタンプ数管理DB22を更新する。
(検索連動スタンプカード表示処理)
次に、図11に示すフローチャートを参照して、ユーザによる検索ワードの入力に連動して、スタンプサービスに関する情報を反映させた検索結果ページを提供する際の本装置1の処理例について説明する。
ユーザ側端末5は、本装置1から送信された検索用ウェブページ(例えば、ポータルサイトのトップページ)をブラウザにより表示し、ユーザによる検索ワードの入力を受け付ける。そして、ユーザ側端末5は、ユーザにより検索ワードが入力されると、入力された検索ワードを本装置1に対して送信する(ステップS71)。一方、本装置1の検索ワード取得手段32は、ユーザ側端末5から送信された検索ワードを取得する(ステップS72)。また、このとき、検索ワード取得手段32は、ユーザ側端末5から送信された識別子に基づいてユーザIDを特定する。例えば、ログイン時であればユーザにより入力されたユーザIDを取得し、ログイン後であればクッキー等からユーザIDを特定する。
続いて、本装置1の検索手段36は、検索ワードに基づいて検索処理を行う(ステップS73)。つまり、検索手段36は、複数のウェブページに関する情報等が検索対象として集積されている検索DB11を参照し、ステップS72で取得された検索ワードに適合する情報を取得する。
その一方で、本装置1の事業者特定手段33は、検索ワードに対応する事業者を特定する(ステップS74)。つまり、事業者特定手段33は、検索ワードDB13を参照し、ステップS72で取得された検索ワードに関連付けて登録されている事業者IDを、表示順位とともに取得する。
続いて、本装置1のスタンプ数取得手段34は、ステップS74で特定した事業者の中で、ユーザがスタンプサービスに登録している事業者を特定する(ステップS75)。つまり、スタンプ数取得手段34は、スタンプ数管理DB22を参照し、ステップS72で特定したユーザIDに基づいて事業者IDを取得し、ステップS73で取得した事業者IDと照合する。続いて、本装置1のスタンプ数取得手段34は、事業者IDが合致し、ユーザがスタンプサービスに登録している事業者が含まれていれば、スタンプ数管理DB22を参照して、合致した事業者IDに関連付けられているスタンプ数を取得する(ステップS76)。
続いて、本装置1のスタンプカード生成手段35は、検索結果ページに表示するスタンプカードを生成する(ステップS77)。つまり、スタンプカード生成手段35は、スタンプサービス設定DB23を参照し、ステップS76でスタンプ数を取得した事業者IDに基づいて、スタンプカードの画像を生成するためのスタンプカード情報を取得する。スタンプカード生成手段35は、カードテンプレートに基づくスタンプカードに、マークテンプレートに基づくマークを配置し、スタンプカードを生成する(図6参照)。前述したように、スタンプカードにはマークを配置するマーク領域が設定されており、スタンプカード生成手段35は、取得したスタンプ数に対応する数のマークをマーク領域に配置して、スタンプカードを生成する。
加えて、スタンプカード生成手段35は、広告DB12を参照し、ステップS76でスタンプ数を取得した事業者IDに基づいて、事業者側で用意した広告用ウェブページ(広告対象となる商品ページ等)のURLを取得する。そして、スタンプカード生成手段35は、取得したURLをクリッカブルURL(ユーザの指定操作により入力可能な状態でURLが表示される機能)とし、生成したスタンプカードに対して設定する。例えば、クリッカブルURLは、スタンプカードの画像中に埋め込むことで設定することができる。
続いて、本装置1の検索結果ページ生成手段37は、ステップS73で得られた検索処理の結果と、ステップS77で生成したスタンプカードとに基づいて、検索結果ページを生成する(ステップS78)。つまり、検索結果ページ生成手段37は、検索結果として得た情報を表示する一方で、ステップS74で特定した事業者の表示順位に従い、各事業者のスタンプカードを配置した検索結果ページを生成する。
続いて、本装置1の検索結果ページ送信手段38は、ステップS78で生成した検索結果ページをユーザ側端末5に対して送信する(ステップS79)。ユーザ側端末5は、検索結果ページを受信し、ブラウザにより表示する(ステップS80)。
図12は、ユーザ側端末5のブラウザにより表示される検索結果ページ111の表示例を示す。前述したように、本装置1によれば、ユーザにより検索窓112に検索ワードが入力されると、その検索ワードに基づいて検索処理を実行する一方で、その検索ワードを選択している事業者を特定する。特定した事業者の中にユーザがスタンプサービスに登録している事業者が存在するとき、その事業者が、検索ワードを入力したユーザに与えたスタンプ数を取得し、スタンプ数に応じたマーク103を表示するスタンプカード101を生成する。そして、検索結果ページとして、検索結果領域113に対して検索処理の結果を表示する傍ら、検索ワード関連領域114に対して事業者の表示順位に従ってスタンプカード101を配置するようにした。なお、図示の例では、スタンプカード101aを提供する事業者の方が、スタンプカード101bを提供する事業者よりも表示順位が上位に設定されていることになる。
これにより、ユーザから検索ワードが入力されるたびに、ユーザがスタンプサービスを利用している事業者の存在と、その事業者について所有するスタンプ数の多寡について、一見にして把握させることができるようになる。つまり、ユーザに、スタンプサービスに登録している事業者の存在を積極的に意識して把握しておくことをさせずとも、検索を行う、というユーザの興味対象を調べる行為に付随して、スタンプサービスに登録している事業者に対する意識喚起が図られることになる。その結果、スタンプサービスを提供する事業者の店舗を利用するように訴求することができるようにもなる。
また、スタンプカード101に、その事業者が予め用意した広告用ウェブページ(例えば、仮想店舗で扱う商品ページ)を指定するクリッカブルURLを設定したので、そのクリッカブルURLをユーザにクリックさせることでブラウザを自動的に起動させて、スタンプカード101から直接、仮想店舗へと誘導することができるようになる。
また、図12及び図6に示すように、事業者がユーザに何らかの特典を与える基準とする基準マーク領域104が、他のマーク領域102とは異なる態様で表示されるようにしたので、ユーザが所有するスタンプ数と特典が得られるまでの目安を一見にして把握させることができる。言いかえれば、各マーク領域102に配置されたマーク103と基準マーク領域104との対比から、特典が得られるまでに不足しているスタンプ数が一見にして明らかになるので、これを充足させたいというユーザの達成意欲を喚起することができ、訴求力を高めるのに好適となる。
また、本装置1によれば、実店舗も運営している事業者については、その事業者が実店舗の利用を通じてユーザに与えたスタンプ数も管理するようにしている。これにより、実店舗のみ利用していたユーザがいても、仮想店舗の存在を把握させ、その利用を促すことができるようになる。
また、本装置1によれば、事業者に応じて予め設定されたテンプレートに基づいて、スタンプカードを生成するようにしたので、検索結果ページ上で表示するスタンプカードを事業者に応じて用意することができるようになり、例えばマーク領域の数や基準マーク領域の表示態様を異ならせるなど、各事業者が取り組むスタンプサービスの施策を反映させたスタンプカードの表示を実現することができる。
以上、本発明の好適な実施形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細及び添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
例えば、本実施形態では、検索結果ページとしてスタンプカードを表示する際に、事業者の入札価格に応じた表示順位に従って配置するようにしたが、本発明はこれに限られず、例えば、各事業者がユーザに与えたスタンプ数の多寡に応じた表示順位に従って配置するようにしても良い。
この場合、スタンプ数が多いほど、スタンプカードを表示する順位を上位にすることができる。検索ワードを入力したユーザに対して、事業者Aが与えたスタンプ数が7であり、事業者Bが与えたスタンプ数が14であれば、事業者Bのスタンプカードの方を上位に表示する(例えば、図12の表示例を利用すると、スタンプカード101aとスタンプカード101bの上下が入れ替わる)、という具合である。これによれば、ユーザにとって、より利用頻度が高い事業者が上位に表示されることになり、その事業者にとっての訴求力を高めるのに好適となる。
また、本実施形態では、事業者が予め用意した広告用ウェブページ(例えば、仮想店舗で扱う商品ページ)を指定するクリッカブルURLを、スタンプカードの画像中に設定したが、本発明はこれに限らず、スタンプカードの画像周辺に紐付けて表示されるように設定するようにしても良い。
また、本実施形態では、ユーザが入力した検索ワードに適合したキーワードを登録している事業者の中で、そのユーザがスタンプサービスに登録している事業者について、スタンプカードが表示されるようにし、その他の事業者については特に言及をしなかったが、例えば、これらの事業者については、スタンプカードを表示しない代わりに、広告用ウェブページのURLを表示するようにしても良い。つまり、ユーザが入力した検索ワードに適合したキーワードを登録している事業者の中で、スタンプサービス自体を提供していない事業者、及びスタンプサービスを提供していても検索ワードを入力したユーザが登録していない事業者については、広告DB12から取得された広告用ウェブページのURLがクリッカブルURLとして表示される、という具合である。これによれば、スタンプサービスを提供している事業者とそうでない事業者との対比が一見して明らかになり、訴求力を高めるのに好適な場合がある。また、広告用ウェブページのURLを表示する代わりに、静止画や動画により構成された広告コンテンツ(例えば、バナー広告)そのものを表示するようにしても良い。
また、本実施形態では、スタンプカードを画像により生成するために用いられる「スタンプカード情報(スタンプカードテンプレート及びマークテンプレート)」は、事業者により任意に設定されるとしたが、これに限らず、本装置1側で予め用意しておき、各事業者が提供するスタンプサービスの内容に応じて動的に設定するようにしてもよい。
例えば、スタンプカードが有するマーク領域の数は、各事業者により設定された基準スタンプ数に基づいて設定することができる。3種類の特典の内容に応じて基準スタンプ数が「10」、「15」及び「30」に設定された場合、マーク領域の数を30個(基準スタンプ数の最大数)としたカードテンプレートを設定する、という具合である。また、基準スタンプ数に対応するマーク領域を、他のマーク領域とは異なる表示態様となるように、本装置1が動的に設定することができる。前述の例を引用すれば、30個のマーク領域のうち、10個目、15個目、30個目に対応するマーク領域を他のマーク領域とは異なる表示態様としたカードテンプレートを設定する、という具合である。表示態様を異ならせる手法としては、マーク領域の形状やマーク領域に付す色彩を異ならせることや、基準スタンプ数に対応するマーク領域に特定の文字や記号や図形を付記すること等を採用することができる。このようにすると、事業者により行われるスタンプカードの設定作業の負担を軽減することができる。
1 検索連動スタンプサービス提供装置
5 ユーザ側端末
7 事業者側端末
9 ショッピング管理サーバ
11 検索データベース
12 広告データベース
13 検索ワードデータベース
21 スタンプサービス利用データベース
22 スタンプ数管理データベース
23 スタンプサービス設定データベース
31 スタンプサービス管理手段
32 検索ワード取得手段
33 事業者特定手段
34 スタンプ数取得手段
35 スタンプカード生成手段
36 検索手段
37 検索結果ページ生成手段
38 検索結果ページ送信手段
101 スタンプカード
102 マーク領域
103 マーク
104 基準マーク領域
111 検索結果ページ
112 検索窓
113 検査結果領域
114 検索ワード関連領域

Claims (5)

  1. キーワードと事業者とを関連付けて記憶する検索ワード記憶手段と、
    ユーザと、当該ユーザに事業者が与えたスタンプ数とを事業者ごとに関連づけて記憶するスタンプ数記憶手段と、
    ユーザ側端末から送信されたキーワードを取得する検索ワード取得手段と、
    前記検索ワード記憶手段により記憶されている事業者の中から、前記検索ワード取得手段により取得されたキーワードに関連づけられた事業者を特定する事業者特定手段と、
    ユーザ側端末から送信された識別子に基づいてユーザを特定し、前記事業者特定手段により特定された事業者が、前記ユーザに与えたスタンプ数をスタンプ数記憶手段から取得するスタンプ数取得手段と、
    前記スタンプ数取得手段により取得された前記スタンプ数に応じたマークを表示したスタンプカードを生成するスタンプカード生成手段と、
    前記検索ワード取得手段により取得されたキーワードに基づいて、予め蓄積された検索対象の情報を検索し、該当する情報を検索結果として取得する検索手段と、
    前記スタンプカード生成手段により生成された前記スタンプカードを、前記検索手段により取得された検索結果とともに表示する検索結果ページを生成する検索結果ページ生成手段と、
    前記検索結果ウェブページ生成手段により生成された前記検索結果ページを前記ユーザ側端末に対して送信する検索結果ページ送信手段と、を備えることを特徴とする検索連動スタンプサービス提供装置。
  2. 前記スタンプカード生成手段は、
    マークを表示する領域を複数有し、当該領域に前記スタンプ数に応じたマークが配置されるとともに、
    前記複数の領域の中で、前記事業者特定手段により特定された事業者がユーザに何らかの特典を与える基準とする基準スタンプ数に対応する領域を、他の領域とは異なる態様で表示するスタンプカードを生成することを特徴とする請求項1に記載の検索連動スタンプサービス提供装置。
  3. 前記事業者に応じて予め設定された、スタンプカード及び当該スタンプカードに表示するマークを画像により生成するテンプレートを記憶する設定記憶手段を備え、
    前記スタンプカード生成手段は、
    前記スタンプ数取得手段により取得された前記スタンプ数と、前記事業者特定手段により特定された事業者について前記設定記憶手段により記憶されている前記テンプレートとに基づいて、前記スタンプカードを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の検索連動スタンプサービス提供装置。
  4. コンピュータが、ユーザ側端末から送信されたキーワードを取得するステップ、
    コンピュータが、キーワードに関連付けて登録されている事業者の中から、前記取得されたキーワードに関連付けて登録されている事業者を特定するステップ、
    コンピュータが、ユーザ側端末から送信された識別子に基づいてユーザを特定し、当該特定したユーザに前記特定された事業者が与えたスタンプ数を取得するステップ、
    コンピュータが、前記取得された前記スタンプ数に応じたマークを表示するスタンプカードを生成するステップ、
    コンピュータが、前記取得されたキーワードに基づいて、予め蓄積された検索対象の情報を検索し、該当する情報を検索結果として取得するステップ、
    コンピュータが、前記生成された前記スタンプカードを、前記取得された検索結果とともに表示する検索結果ページを生成するステップ、及び
    コンピュータが、前記生成された前記検索結果ページを前記ユーザ側端末に対して送信するステップ、を含む検索連動スタンプサービス提供方法。
  5. コンピュータを、
    ユーザ側端末から送信されたキーワードを取得する検索ワード取得手段と、
    キーワードに関連付けて登録されている事業者の中から、前記検索ワード取得手段により取得されたキーワードに関連付けられた事業者を特定する事業者特定手段と、
    ユーザ側端末から送信された識別子に基づいてユーザを特定し、前記事業者特定手段により特定された事業者が、前記ユーザに与えたスタンプ数を取得するスタンプ数取得手段と、
    前記スタンプ数取得手段により取得された前記スタンプ数に応じたマークを表示したスタンプカードを生成するスタンプカード生成手段と、
    前記検索ワード取得手段により取得されたキーワードに基づいて、予め蓄積された検索対象の情報を検索し、該当する情報を検索結果として取得する検索手段と、
    前記スタンプカード生成手段により生成された前記スタンプカードを、前記検索手段により取得された検索結果とともに表示する検索結果ページを生成する検索結果ページ生成手段と、
    前記検索結果ウェブページ生成手段により生成された前記検索結果ページを前記ユーザ側端末に対して送信する検索結果ページ送信手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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