JP2002372931A - 表示板 - Google Patents
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Abstract
フィルム等の画像記録板上に透明な画像部や背景部を形
成するにあたり、背景部の隠蔽性を十分に高めるように
した表示板及び車両用計器板を提供する。 【解決手段】 乗用車用計器板の計器板本体は、透明基
板10と、この透明基板10の裏面に形成した電荷調整
層20を介し形成した印刷層30とにより構成されてい
る。印刷層30は、透過濃度3.0以上の黒色トナーか
らなる不透光性背景部と、透過濃度0.1乃至1.0の
範囲以内の透過濃度を有するカラートナーからなる透光
性画像部とを有する。
Description
り形成される表示板に関するものである。
プラスチックフィルム上に、電子写真方式によって、カ
ラー画像を形成して構成したバックライト型表示板があ
る。このように構成した表示板は、例えば、その背後か
ら投影機(所謂、OHP)により投影されることで、上
記カラー画像をスクリーン上に表示するように用いられ
る。
におけるようなプラスチックフィルムへのカラー画像形
成技術をさらに発展させて、当該プラスチックフィルム
上に、カラートナーを定着させて画像部及びその背景部
を形成した表示板を新たに構成し、この新たな表示板
を、その背後からバックライトにより照明して当該表示
板の画像部のみを透光させることで、当該画像部を表示
するようにすることは技術的に可能である。
異なり、例えば、自動車用計器板として用いる場合に
は、画像部には良好な透明性が要求され、背景部には良
好な隠蔽性が要求される。このような透明性や隠蔽性
は、カラートナー中の着色剤濃度とプラスチックフィル
ム上の単位面積あたりのトナー質量により調整される
が、一般的には、透過濃度により評価され、この透過濃
度は、可視光を照射したときの透過率Tの逆数の常用対
数log(1/T)で表される。
場合、背景部の隠蔽性については、透過濃度が3.0以
上という極めて高い隠蔽性が要求されるが、このように
背景部の透過濃度を高めるには、黒色トナーにおいて黒
の着色剤であるカーボンブラックの含有量を増大するこ
とが考えられる。しかし、カーボンブラックは導電性を
有するため、カーボンブラックの含有量が多過ぎると、
黒色トナーとしての電気抵抗値が低下し、その結果、当
該黒色トナーの帯電量が低下して、色かぶりやトナー飛
散が発生して背景部の画質の低下を招くという不具合が
ある。さらには、黒色トナーにおける現像剤抵抗値も低
下するため、キャリア自体が現像されて背景部の画像が
白く抜けるという画質の低下を招く。
処するため、電子写真印刷方式により透明のプラスチッ
クフィルム等の画像記録板上に透明な画像部や背景部を
形成するにあたり、背景部の隠蔽性を十分に高めるよう
にした表示板を提供することを目的とする。
真方式により透明な画像記録板上に背景部を黒色トナー
で形成するにあたり、当該黒色トナー中のカーボンブラ
ックの含有量を4.0乃至15wt%の範囲以内とし、
背景部の単位面積あたりの黒色トナー質量を1.0乃至
2mg/cm2の範囲以内とすることで、背景部の透過
濃度が3.0以上の十分な隠蔽性が得られ、その結果、
トナーの色かぶりや飛散、BCOやむら等の画質欠陥の
発生を未然に防止できることを見い出した。
り、請求項1に記載の発明に係る表示板は、電子写真印
刷方式により、少なくとも不透光性背景部を透明な画像
記録板上に形成し、上記背景部と共に透光性画像部を有
する。当該表示板において、上記背景部の透過濃度は
3.0以上であり、上記画像部の透過濃度は1.0以下
の範囲であることを特徴とする。
つつ、上記背景部の隠蔽性を十分に確保でき、その結
果、トナーの色かぶりや飛散、BCOやむら等の画質欠
陥の発生を未然に防止できる。
ライト型として用いる表示板は、電子写真印刷方式によ
り、少なくとも不透光性背景部を透明な画像記録板上に
形成し、上記背景部と共に透光性画像部を有する。当該
表示板において、上記背景部の透過濃度は3.0以上で
あり、上記画像部の透過濃度は1.0以下の範囲である
ことを特徴とする。このように、バックライト型として
用いる表示板であっても、請求項1に記載の発明と同様
の作用効果を達成できる。
として用いる表示板は、電子写真印刷方式により、少な
くとも不透光性背景部を透明な画像記録板上に形成し、
上記背景部と共に透光性画像部を有する。当該表示板に
おいて、上記背景部の透過濃度は3.0以上であり、上
記画像部の透過濃度は1.0以下の範囲であることを特
徴とする。このように、計器板として用いる表示板であ
っても、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を達成
できる。
求項1乃至3のいずれか一つに記載の発明において、電
子写真印刷方式で用いられるトナーのうち上記背景部を
形成するトナーは、4.0乃至15wt%の範囲以内の
含有量のカーボンブラックを含んでおり、上記背景部の
トナー重量は1.0乃至2mg/cm2の範囲以内の値
であることを特徴とする。これにより、請求項1乃至3
の何れか一つに記載の発明の作用効果をより一層向上で
きる。
求項1乃至4のいずれか一つに記載の表示板において、
電子写真印刷方式で用いられるトナーは、ポリエステル
樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレン−アクリル樹脂、エ
ポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリウレタン樹脂及びポリ
アミド樹脂のうちの一つを結着樹脂として含有すること
を特徴とする。これにより、請求項1乃至4のいずれか
一つに記載の発明の作用効果をより一層向上できる。
は、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の発明におい
て、画像記録板はプラスチックフィルムであることを特
徴とする。これにより、請求項1乃至5のいずれか一つ
に記載の発明の作用効果をより一層向上できる。
求項1乃至3のいずれか一つに記載の発明において、画
像記録板は、少なくとも透明基板と、この透明基板の裏
面に形成した印刷層とからなり、この印刷層は、電子写
真方式により少なくとも不透光性背景部を前記透明基板
の裏面に形成することで形成してなることを特徴とす
る。これによっても、請求項1乃至3のいずれか一つに
記載の発明と同様の作用効果を達成できる。
て図面を参照して説明する。図1及び図2は、本発明が
乗用車用計器の計器板に適用された例を示している。こ
の計器板は、図1にて示すごとく、透明基板10と、こ
の透明基板10の裏面に沿い形成した電荷調整層20
と、この電荷調整層20を介し透明基板10の裏面に積
層した印刷層30と、この印刷層30及び電荷調整層2
0を介し透明基板10の裏面に積層した保護層40と、
透明基板10の表面に沿い形成した光沢調整層50とに
より構成されている。本実施形態では、透明基板10、
電荷調整層20及び印刷層30からなる積層構造体を計
器板本体という。
整層20に沿いその裏面側から層状に印刷形成されてお
り、この印刷層30は、図2にて示すごとく、三つの目
盛り盤層S、F、Wと、シフトインジケータ層Iと、両
方向指示マーク層L、Rとを、背景層Bの領域(図2に
て図示斜線領域参照)内に有するように構成されてい
る。
示左右方向中央部に形成されており、この目盛り盤層S
は、図2にて示すごとく、目盛り部30aを備えてい
る。目盛り部30aは、目盛り盤層Sの外周部に沿い円
弧状に形成されており、この目盛り部30aは、複数の
目盛り31を円弧状に配列するとともにこれら目盛り3
1の内周に沿い複数の数32を配列して構成されてい
る。
示左側部に形成されており、この目盛り盤層Fは、図2
にて示すごとく、目盛り部30bを備えている。目盛り
部30bは、目盛り盤層Fの右側外周部に沿い円弧状に
形成されており、この目盛り部30bは、複数の目盛り
33を円弧状に配列するとともにこれら目盛り33のの
うち上下両端に位置する各目盛りの左側に各文字F、E
を配列して構成されている。
示右側部に形成されており、この目盛り盤層Wは、図2
にて示すごとく、目盛り部30cを備えている。目盛り
部30cは、目盛り盤層Wの左側外周部に沿い円弧状に
形成されており、この目盛り部30cは、複数の目盛り
34を円弧状に配列するとともにこれら目盛り34のの
うち上下両端に位置する各目盛りの右側に各文字H、C
を配列して構成されている。
基板10、電荷調整層20、保護層40及び光沢調整層
50の各対応部と共に当該乗用車のスピードメータ用目
盛り盤を構成し、目盛り盤層Fは、これに対する透明基
板10、電荷調整層20、保護層40及び光沢調整層5
0の各対応部と共に当該乗用車のフューエルゲージ用目
盛り盤を構成し、目盛り盤層Wは、これに対する透明基
板10、電荷調整層20、保護層40及び光沢調整層5
0の各対応部と共に当該乗用車の水温ゲージ用目盛り盤
を構成する。
トレンジ指示部35により構成されており、これら各シ
フトレンジ指示部35は、図2にて図示上側から下側に
かけて、順次、当該乗用車のオートマチックトランスミ
ッションの各シフトレンジP、R、D、L、2を指示す
るものである。両方向指示マーク層L、Rは、印刷層3
0のうち目盛り盤層Sの上側部分に形成されている。な
お、シフトインジケータ盤層Iは、これに対する透明基
板10、電荷調整層20、保護層40及び光沢調整層5
0の各対応部と共に当該乗用車のシフトインジケータ盤
を構成し、両方向指示マーク層L、Rは、これらに対す
る透明基板10、電荷調整層20、保護層40及び光沢
調整層50の各対応部と共に当該乗用車の左折指示マー
ク部及び右折指示マーク部をそれぞれ構成する。
体を用いた計器板の製造方法について説明する。まず、
透明のプラスチックフィルムを所定形状に切断し、透明
の画像記録板である透明基板10として準備する。当該
プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム(例えば、(株)東レ製の商品名「ルミ
ラー」或いは(株)帝人デュポン製の商品名「テフレッ
クス」)が採用される。次に、ポリエステル樹脂を主成
分とする電荷調整用材料を、透明基板10の裏面に数μ
mの厚さにて塗布し電荷調整層20を形成する。この電
荷調整層20は必要に応じて設ける。通常、当該電荷調
整層20の表面抵抗値が高くならないように電荷調整剤
として界面活性剤や導電性無機酸化物を添加する。
面に以下のようにして形成する。但し、目盛り盤層Sの
各目盛り及び数、両目盛り盤層F、Wの各目盛り及び各
文字、シフトインジケータ盤Iの各シフトレンジ指示部
並びに両方向指示マーク層L、Rは、上記計器板本体に
おいて透光性画像部を構成する。また、上記計器板本体
のうち目盛り盤層Sの各目盛り及び数、両目盛り盤層
F、Wの各目盛り及び各文字、シフトインジケータ盤層
Iの各シフトレンジ指示部並びに両方向指示マーク層
L、Rを除く部分は、不透光性背景部を構成する。
b、黒色網点層c或いは赤色層dとにより積層状に印刷
形成される。そして、上記不透光性背景部は、白色層a
及び黒色層bでもって形成される。また、上記透光性画
像部のうち、目盛り盤層Wの目盛り部30cの図2にて
図示上側から二つ目の目盛り34は、白色層a及び赤色
層dでもって形成され、シフトインジケータ盤層Iの各
シフトレンジ指示部及び両方向指示マーク層L、Rは、
白色層a及び黒色網点層cにより形成され、残りの部分
は、白色層aのみで形成される。
濃度3.0以上を確保するため2回印刷を繰り返して形
成される。これにより、電子写真印刷方式によりシア
ン、マゼンダ、イエローの3原色と黒色を用いてフルカ
ラーを表現する際の黒色トナー単独の場合の透過濃度不
足を解消できると共に、背景部におけるピンホールの発
生数を大幅に低減できる。
にあたり用いられるカラートナーは、結着樹脂と着色剤
とを主成分として構成されている。当該カラートナーの
結着樹脂としては、スチレンやクロロスチレン等のスチ
レン系、エチレン、プロピレン、ブチレンやイソプレン
等のモノオレフィン系、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、安息香酸ビニルや酢酸ビニル等のビニルエステル
系、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、ア
クリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
ブチルやメタクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂肪族
モノカルボン酸エステル系、ビニルメチルエーテル、ビ
ニルエチルエーテルやビニルブチルエーテル等のビニル
エーテル系、或いはビニルメチルケトン、ビニルヘキシ
ルケトンやビニルイソプロペニルケトン等のビニルケト
ン系等の単独重合体、又は上記スチレン系、モノオレフ
ィン系、ビニルエステル系、α−メチレン脂肪族モノカ
ルボン酸エステル系、ビニルエーテル系及びビニルケト
ン系のうちの少なくとも二つ以上からなる共重合体が挙
げられる。
チレン、ポリエチレンやポリプロピレンのような単独重
合体、又はスチレン−アクリル酸エステル共重合体、ス
チレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体やスチレン−無水マレイン酸共重合体が挙げられる。
さらに、代表的な結着樹脂としては、ポリエステル、ポ
リウレタン、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリアミ
ド、変性ロジン、パラフィンやワックス類が挙げられ
る。これらのうちでも、特に、ポリエステルが結着樹脂
として適している。例えば、ビスフェノールAと多価芳
香族カルボン酸とを主単量体成分とした重縮合物からな
る線状ポリエステル樹脂が、結着樹脂として、好適であ
る。
して、黒色では、カーボン−ブラックが挙げられ、マゼ
ンダ色では、C.I.ピグメント・レッド48:1、
C.I.ピグメント・レッド122やC.I.ピグメン
ト・レッド57:1が挙げられる。また、上記着色剤の
代表的な例として、黄色では、C.I.ピグメント・イ
エロー97、C.I.ピグメント・イエロー12、C.
I.ピグメント・イエロー180が挙げられ、シアン色
では、C.I.ピグメント・ブルー15:1やC.I.
ピグメント・ブルー15:3が挙げられる。なお、上記
C.I.は、Color Indexの略である。
る計器板本体では、画像部に白色着色剤がよく用いられ
る。この白色着色剤としては、酸化チタン、シリカ、酸
化錫、酸化アルミニウムや酸化マグネシウム等が挙げら
れるが、耐光性の観点から、酸化チタンが好ましい。こ
の酸化チタンとしては、ルチル型、アナターゼ型やブル
カイト型がよく知られているが、後述する隠蔽性の観点
から、ルチル型酸化チタンが好ましい。さらに、耐光性
を向上させる目的から、当該ルチル型酸化チタンの表面
をアルミナやシリカで表面処理してあることが望まし
い。
光性画像部には透明性が要求され、背景部には隠蔽性が
要求される。このような透明性や隠蔽性は、カラートナ
ー中の着色剤濃度と上記プラスチックフィルムの表面の
単位面積あたりのトナー質量TMA(Toner Ma
ss per Area)により調整される。本実施形
態では、この調整においては、画像部は、透過濃度T=
0.1乃至1.0の範囲以内の値をとり、より好ましく
は、透過濃度T=0.3乃至0.7の範囲以内の値をと
るのがよい。このため、カラートナー中の着色剤の含有
量は、通常、4wt%乃至40wt%の範囲以内の値と
し、より好ましくは、6wt%乃至35wt%の範囲以
内の値とする。さらに、上記プラスチックフィルム上の
トナー質量TMAは0.3mg/cm2乃至1.0mg
/cm2の範囲以内の値をとる。
上の値をとるようになされる。この背景部の透過濃度を
高くするには、着色剤であるカーボンブラックの含有量
を増大することと、黒色トナーのトナー質量TMAを増
大させることが考えられる。しかし、カーボンブラック
は導電性を有するため、当該カーボンブラックの含有量
が多すぎると、カラートナーとしての電気抵抗値が低下
してしまい、その結果、カラートナーとしての帯電量が
低下して色かぶりやトナー飛散の発生を招く。さらに、
現像剤としての電気抵抗値も低下するため、BCOの発
生を招く。また、カラートナーとしてのトナー質量TM
Aが高すぎると、上記プラスチックフィルムへの転写不
良が発生して画像部や背景部の画像ムラを招く。そこ
で、色かぶり、トナー飛散、BCOや画像ムラを起こさ
ずに、透過濃度が3.0以上であるようにするために
は、カーボンブラックの含有量が4wt%乃至15wt
%の範囲以内の値をとり、黒色トナーのトナー質量TM
Aが1mg/cm2乃至2mg/cm2の範囲以内の値を
とることが必要である。
御剤や、ワックス等の添加剤を含有させてもよい。当該
帯電制御剤としては、アゾ系金属錯体、サリチル酸もし
くはアルキルサリチル酸の金属錯体、又は金属塩等が挙
げられる。上記ワックスとしては、低分子量ポリエチレ
ンや低分子量ポリプロピレン等のオレフィン系、カルナ
バ等の植物系、その他動物系、鉱物系等種々のものが挙
げられる。また、カラートナーの平均粒径は30μm以
下とし、好ましくは、4μm乃至20μmの範囲以内の
値とするのが好ましい。なお、カラートナーには、さら
に、流動化剤等を外添してもよい。当該流動化剤として
は、シリカ、酸化チタン、酸化アルミニウム等が挙げら
れる。
て2成分系静電荷像現像剤として用いられる。上記キャ
リアとしては、フェライト、マグネタイト、鉄粉、或い
は当該フェライト、マグネタイトや鉄粉の表面をスチレ
ン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂やエポキシ
系樹脂等の被覆樹脂で被覆したものが挙げられる。当該
被覆樹脂中に、カーボンブラックや金属酸化物系導電粉
を添加して、半導電性或いは導電性のキャリアとして使
用することも可能である。なお、上記キャリアの粒径
は、一般的には、20μm乃至100μmの範囲以内の
値に設定される。
スチックフィルムとしては、上記ポリエチレンテレフタ
レートフィルム、ポリスルフォンフィルム、ポリフェニ
レンオキサイドフィルム、ポリイミドフィルム、ポリカ
ーボネートフィルム、セルロースエステルフィルムやポ
リアミドフィルムが挙げられる。これらのうちでも、ポ
リエチレンテレフタレートフィルムが耐熱性及び透明性
の点で特に好ましい。上記プラスチックフィルムは、電
子写真方式による熱定着時の加熱により柔らかくなった
ときに、皺を発生しないこと、及び上記トナー画像の形
成後に切断や穴開け等の加工を行えることの双方を満た
す程度の厚みを有することが必要である。一般的には、
当該プラスチックフィルムの厚みは100μm以上、好
ましくは上述のように125μm以上であることが要求
されるが、当該プラスチックフィルムの厚みの上限は、
光透過率の低下を考慮して、200μm以下とするのが
好ましい。
各比較例を製造するにあたり、当該各実施例及び各比較
例に使用する静電荷像現像剤を以下のように製造した。
ェノールAエチレンオキサイド付加物及びシクロヘキサ
ンジメタノールの縮重合による線状ポリエステル)と、
6wt%のカーボンブラック(三菱化学(株)製#25
B)とを、ヘンシェルミキサーでもって十分に予備混合
した後、2軸型ロールミルでもって溶融混練した上、冷
却し、この冷却後、ジェットミルでもって微粉砕し、さ
らに風力式分級機でもって2回分級して、平均粒径8.
0μmの黒色トナーを製造した。
としてBET比表面積100m2/gの疎水性酸化チタ
ン微粒子とを、重量比100:0.6にて、ヘンシェル
ミキサーでもって混合し、上記トナー粒子Aの黒色トナ
ーを製造した。なお、上記BET比表面積とは、窒素の
吸着量から求めた単位質量あたりの比表面積をいう。
ポリエステル樹脂及びカーボンブラックの各成分のう
ち、カーボンブラックの成分を12wt%に変更した上
で、上記トナー粒子Aの黒色トナーと同様の製造工程に
より、トナー粒子Bの黒色トナーを製造した。
ポリエステル樹脂及びカーボンブラックの各成分のう
ち、カーボンブラックの成分を、16wt%に変更した
上で、上記トナー粒子Aの黒色トナーと同様の製造工程
により、トナー粒子Cの黒色トナーを製造した。
ポリエステル樹脂及びカーボンブラックの各成分のう
ち、カーボンブラックの成分を、3wt%に変更した上
で、上記トナー粒子Aの黒色トナーと同様の製造工程に
より、トナー粒子Dの黒色トナーを製造した。
ポリエステル樹脂及びカーボンブラックの各成分のう
ち、カーボンブラックの成分を、30wt%の酸化チタ
ン(石原産業(株)製CR60型)に変更した上で、上
記トナー粒子Aの黒色トナーと同様の製造工程により、
トナー粒子Eの白色トナーを製造した。
ポリエステル樹脂及びカーボンブラックの各成分のう
ち、カーボンブラックの成分を、C.I.ピグメント・
レッド122と、C.I.ピグメント・レッド57:1
とを、3:2の比率にて、合計、12wt%に変更した
上で、この変更のもと、上記トナー粒子Aの黒色トナー
と同様の製造工程により、トナー粒子Fのマゼンダ色ト
ナーを製造した。
ルエンと、パーフルオロオクチルエチルアクリレート及
びメチルメタクリレートの共重合体と、カーボンブラッ
ク(キャボット社製VXC−72)と、架橋メラミン樹
脂(平均粒径:0.3μm)とを、100:14:1.
6:0.12:0.3の質量比にて準備した。但し、上
記共重合体は、パーフルオロオクチルエチルアクリレー
ト及びメチルメタクリレートを、共重合比40:60に
て、共重合したもので、当該共重合体の平均分子量は、
Mw=5万である。
以外の各成分をサンドミルでもって1時間分散して被膜
形成用液として調整し、この被膜形成用液と上記フェラ
イト粒子とを真空脱気型ニーダーに入れて60℃にて3
0分間攪拌した後、減圧してトルエンを留去し、当該フ
ェライト粒子表面上に被膜を形成して、キャリアを製造
した。
ー、白色トナー、マゼンダ色トナーの各々について、こ
れら各黒色トナー、白色トナー、マゼンダ色トナーのい
ずれかとキャリアとを、質量比6:94にて、混合し
て、それぞれ、静電荷像現像剤を作成した。そして、こ
のように作成した各静電荷像現像剤を用いて、透明基板
10としての150μmの厚みを有するポリエチレンテ
レフタレートフィルムの表面上に、ポリエステル樹脂中
に電荷調整剤(日本油脂株式会社製でエレガン264W
AXを分散せしめたもの)からなる電荷調整層20を介
し、富士ゼロックス(株)製CDT60型電子写真複写
機を用いて、それぞれ、トナー画像(画像部及び背景
部)を定着させて印刷層30を作成し計器板本体として
製造した。
色トナーを用いて、トナー質量TMA=0.7mg/c
m2で作成し、背景部は、トナー粒子Aの黒色トナーを
用いて、トナー質量TMA=1.8mg/cm2で作成
した。
ゼンダ色トナーを用いて、トナー質量TMA=0.9m
g/cm2で作成し、背景部は、トナー粒子Bの黒色ト
ナーを用いて、トナー質量TMA=1.0mg/cm2
で作成した。
色トナーを用いて、トナー質量TMA=0.7mg/c
m2で作成し、背景部は、トナー粒子Cの黒色トナーを
用いて、トナー質量TMA=0.9mg/cm2で作成
した。
色トナーを用いて、トナー質量TMA=0.7mg/c
m2で作成し、背景部は、トナー粒子Dの黒色トナーを
用いて、トナー質量TMA=2.2mg/cm2で作成
した。以上の各実施例及び各比較例について、透過濃度
は(株)村上色彩技術研究所製HR100型反射・透過
率計により測定した。画質は目視により評価した。その
結果は、次の表1の通りである。
共に画像部の透過濃度及び画質には特に問題はなかっ
た。また、各実施例及び各比較例共に背景部の透過濃度
には特に問題はなかった。しかし、比較例1の背景部に
は、BCOが発生し、比較例2の背景部には画像ムラが
発生したのに対し、各実施例の画質には特に問題はなか
った。
ラスチックフィルムに電荷調整層を介し画像部及び背景
部を定着させて計器板本体を製造したので、カラートナ
ーの色かぶり、飛散、BCOや画像ムラ等の画像欠陥の
発生を防止でき、かつ背景部の隠蔽性を十分に高めるこ
とができる。従って、このようにして製造した計器板本
体をその裏面側からバックライトで照明しても、投影画
像が高品質で表示され得る。なお、印刷層30は電荷調
整層20を介しプラスチックフィルムである透明基板1
0の裏面に沿い印刷形成するので、当該印刷層30は、
電荷調整層20の電荷調整作用により、透明基板10に
一様に確実に密着し得る。
体において、透明基板10であるプラスチックフィルム
の表面に光沢調整層50を形成し、印刷層30の裏面に
保護層40を形成することで計器板の製造が終了する。
このように製造した計器板をその裏面側からバックライ
トで照明しても、目盛り盤層Sの各目盛り及び数、両目
盛り盤層F、Wの各目盛り及び各文字、シフトインジケ
ータ盤Iの各シフトレンジ指示部並びに両方向指示マー
ク層L、Rが、投影画像として、光沢調整層50を通し
て高品質で視認できる。なお、保護層40は、印刷層3
0を保護する役割を果たし、光沢調整層50は、透明基
板10の表面の艶を消す役割を果たす。
形成した。即ち、UV硬化型透明インク(例えば、十条
ケミカル株式会社製の商品名「レイキュア」)を、25
0メッシュにて印刷層30の裏面にスクリーン印刷し、
メタルハライドランプ露光機(120W)でもって、照
射距離10cm及びコンベア速度5m/分にて、硬化さ
せて、約10μmの保護層40を形成した。
の背景部の透過濃度T=2.5以上の値をとるようにし
たが、当該背景部の透過濃度Tは、より好ましくは、
3.0以上とするのが望ましい。
は、25μmのプラスチックフィルムにアクリル系粘着
材を20μm乃至30μmの範囲以内の厚みで塗布形成
してラミネート材を形成し、このラミネート材をラミネ
ータ(日立化成株式会社製ドライフィルムラミネータ)
でもってトナー表面に2m/分にて圧着して形成しても
よい。また、保護層40は、25μmのプラスチックフ
ィルムにポリエステル系熱接着材を30μm乃至50μ
mの範囲以内の厚みにて塗装形成してラミネート材を形
成し、このラミネート材を真空ラミネータにより100
℃及び10秒ホットプレスして形成してもよい。また、
保護層40は、50μmのプラスチックフィルムに離型
層を設け、この離型層上にガラス転移点140℃のウレ
タン系樹脂層を10μmの厚みにて塗布形成し、さらに
アクリル系粘着材層を設けたラミネート材をラミネータ
でもってトナー表面に貼り合わせた後、プラスチックフ
ィルムのみ剥離して形成してもよい。
クフィルムとしてのポリエチレンテレフタレートの厚み
は、印刷層の印刷特性を考慮して、100μm乃至30
0μmの範囲以内とすることが好ましい。また、当該プ
ラスチックフィルムとして、ポリカーボネートフィルム
を採用した場合、その厚みは500μm程度までであれ
ば実用上支障はない。
プラスチックフィルムにトナーで形成するのではなく、
その当該プラスチックフィルムのうちの対応部のみでも
って透明画像として構成するようにしてもよい。
を適用した例について説明したが、これに限らず、当該
計器板の計器板本体を、例えば、投影機用の表示板とし
て採用してもよい。
態を示す断面図である。
…印刷層、31、32、33、34、35、L、R…画
像部、B…背景部。
Claims (7)
- 【請求項1】 電子写真印刷方式により、少なくとも不
透光性背景部を透明な画像記録板上に形成し、前記背景
部と共に透光性画像部を有する表示板において、 前記背景部の透過濃度は3.0以上であり、前記画像部
の透過濃度は1.0以下の範囲であることを特徴とする
表示板。 - 【請求項2】 電子写真印刷方式により、少なくとも不
透光性背景部を透明な画像記録板上に形成し、前記背景
部と共に透光性画像部を有してなるバックライト型とし
て用いる表示板において、 前記背景部の透過濃度は3.0以上であり、前記画像部
の透過濃度は1.0以下の範囲であることを特徴とする
バックライト型として用いる表示板。 - 【請求項3】 電子写真印刷方式により、少なくとも不
透光性背景部を透明な画像記録板上に形成し、前記背景
部と共に透光性画像部を有してなる計器板として用いる
表示板において、 前記背景部の透過濃度は3.0以上であり、前記画像部
の透過濃度は1.0以下の範囲であることを特徴とする
計器板として用いる表示板。 - 【請求項4】 電子写真印刷方式で用いられるトナーの
うち前記背景部を形成するトナーは、4.0乃至15w
t%の範囲以内の含有量のカーボンブラックを含んでお
り、 前記背景部のトナー重量は1.0乃至2mg/cm2の
範囲以内の値であることを特徴とする請求項1乃至3の
いずれか一つに記載の表示板。 - 【請求項5】 電子写真印刷方式で用いられるトナー
は、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレン−
アクリル樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリウレ
タン樹脂及びポリアミド樹脂のうちの一つを結着樹脂と
して含有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
か一つに記載の表示板。 - 【請求項6】 前記画像記録板はプラスチックフィルム
であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つ
に記載の表示板。 - 【請求項7】 前記画像記録板は、少なくとも透明基板
と、この透明基板の裏面に形成した印刷層とからなり、 この印刷層は、電子写真方式により少なくとも不透光性
背景部を前記透明基板の裏面に形成することで形成して
なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに
記載の表示板。
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JP2011048363A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Xerox Corp | チタニアを有するトナー及びその製造プロセス |
JP2015075328A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | 矢崎総業株式会社 | 文字板構造および自動車用メータ |
-
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- 2001-06-13 JP JP2001178965A patent/JP4284890B2/ja not_active Expired - Fee Related
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