JP2002371469A - 柔軟剤組成物 - Google Patents

柔軟剤組成物

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JP2002371469A JP2001236378A JP2001236378A JP2002371469A JP 2002371469 A JP2002371469 A JP 2002371469A JP 2001236378 A JP2001236378 A JP 2001236378A JP 2001236378 A JP2001236378 A JP 2001236378A JP 2002371469 A JP2002371469 A JP 2002371469A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い柔軟効果を有し、且つ好ましい風合いを
衣料に付与する透明な柔軟剤組成物を提供する。 【解決手段】 (a)分子中にアミノ基及び4級アンモ
ニウム基から選ばれる基を一つと炭素数8〜36の炭化
水素基を一つ有する化合物、(b)分子中に炭素数16
〜36の炭化水素基と−SO3M基及び/又は−OSO3
M基〔M:対イオン〕を有する陰イオン性界面活性剤、
(c)logPが0.5〜3.0の有機溶剤、並びに水
を含有し、(a)、/b)が特定モル比である柔軟剤組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は柔軟剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
柔軟剤には長鎖アルキル基を有する4級アンモニウム塩
や3級アミンの酸塩が用いられている。これら柔軟剤は
少量で各種繊維に対して良好な柔軟効果を有するが、繊
維を油っぽい仕上がりにすることが知られており、衣類
の風合いを改善する柔軟剤が望まれている。
【0003】この欠点を解決するために、特公昭61−
37387号にはジアルキル4級アンモニウム化合物と
陰イオン性界面活性剤とを組合せて使用する方法が、特
開平9−111660号には1分子中に2個以上の陽イ
オン基を持つ柔軟化成分と陰イオン性界面活性剤を組み
合わせた柔軟剤組成物が開示されている。しかしながら
これらの技術は柔軟性及び仕上がった衣料の風合いを両
立できるものではない。
【0004】また、近年審美的観点から、外観を透明化
した柔軟剤組成物の開発が研究されており、特表平11
−507095号公報には、アルケニル基を有する特定
の柔軟剤化合物と特定のClogP値を有する溶剤を用
いる技術が開示されている。しかしながら、このような
技術を用いても、衣類の風合いの改善効果は十分ではな
い。
【0005】一方、モノ長鎖アルキル3級アミンを柔軟
剤として使用することはすでに知られている。特開平7
−268773号公報にはエステル基又はアミド基を有
するモノ長鎖アルキル3級アミンと特定のエステル化合
物を用いた柔軟剤組成物が開示されている。また、特開
平5−132865号公報にはアミン化合物と陰イオン
界面活性剤を混和しない状態で基体に担持させた柔軟剤
組成物が開示されている。しかしながらこれらに開示さ
れている組成物においても油っぽい風合いを改善できる
ものではなく、透明な外観を有する液体柔軟剤組成物を
提供できるものでもない。
【0006】従って本発明の課題は、高い柔軟効果を有
し且つ好ましい風合いを衣料に付与する透明な柔軟剤組
成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)分子中
にアミノ基及び4級アンモニウム基から選ばれる基を一
つと炭素数8〜36の炭化水素基を一つ有する化合物
〔以下、(a)成分という〕、(b)分子中に炭素数1
6〜36の炭化水素基と−SO3M基及び/又は−OS
3M基〔M:対イオン〕とを有する陰イオン性界面活
性剤〔以下、(b)成分という〕、(c)logPが
0.5〜3.0の有機溶剤〔以下、(c)成分とい
う〕、並びに水を含有し、(a)/(b)がモル比で9
/1〜4/6である柔軟剤組成物を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】<(a)成分>本発明の(a)成
分としては、下記一般式(1)で示される3級アミン又
はその塩、及び一般式(2)で示される4級アンモニウ
ム塩から選ばれる1種以上が好ましい。
【0009】
【化2】
【0010】〔式中、R1、R5は、それぞれ独立に、炭
素数8〜36のアルキル基又はアルケニル基であり、R
2、R6は、それぞれ独立に、炭素数1〜6のアルキレン
基である。R3、R4、R7、R8、R9は、それぞれ独立
に、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル
基である。A、Bは、それぞれ独立に、−COO−、−
OCO−、−CONH−及び−NHCO−から選ばれる
基であり、a及びbはそれぞれ独立に0又は1の数であ
る。Y-は陰イオンである。〕 一般式(1)の化合物においてR1は、炭素数8〜3
6、好ましくは14〜24のアルキル基又はアルケニル
基、好ましくはアルキル基である。R2は、炭素数1〜
4のアルキレン基が好ましい。R3、R4は、それぞれ独
立に、メチル基、エチル基又はヒドロキシエチル基が好
ましい。aは1が好ましい。一般式(1)の化合物の中
で特に好ましい化合物として、下記一般式(1−1)で
表される化合物及び一般式(1−2)で表される化合物
から選ばれる一種以上が挙げられる。
【0011】
【化3】
【0012】〔式中、R10は炭素数8〜36、好ましく
は14〜24のアルキル基又はアルケニル基、好ましく
はアルキル基であり、cは2又は3である。R11、R12
は、それぞれ独立に、メチル基、エチル基又はヒドロキ
シエチル基、好ましくはメチル基又はヒドロキシエチル
基である〕 一般式(1−1)及び一般式(1−2)の化合物は、R
10−COOHで表される脂肪酸又はこのアルキル(炭素
数1〜5)エステルもしくは酸クロリドとN−ヒドロキ
シアルキル−N,N−ジアルキルアミン又はN−アミノ
アルキル−N,N−ジアルキルアミンとを反応すること
で容易に合成することができ、R10は単独のアルキル鎖
長でもよく、混合アルキル鎖長でもよい。
【0013】一般式(1)の化合物は、無機又は有機の
酸で中和した塩であってもよい。また、塩として使用す
る場合は、柔軟剤組成物に配合する前にアミノ基を酸剤
により中和したものを用いることもでき、柔軟剤組成物
に(a)成分を配合した後、アミノ基を酸剤で中和して
もよい。中和のための酸としては塩酸、硫酸、リン酸、
グリコール酸、ヒドロキシカルボン酸、炭素数1〜12
の脂肪酸又は炭素数1〜3のアルキル硫酸が好ましく、
特に塩酸、硫酸、グリコール酸が好ましい。中和に用い
るこれらの酸剤は、単独で用いても複数で用いてもよ
い。
【0014】一般式(2)の化合物においてR5は、炭
素数8〜36、好ましくは14〜24のアルキル基又は
アルケニル基である。R6は、炭素数1〜4のアルキレ
ン基が好ましい。R7、R8、R9は、それぞれ独立に、
メチル基、エチル基又はヒドロキシエチル基が好まし
い。一般式(2)の化合物の中で特に好ましい化合物と
して、下記一般式(2−1)で表される化合物及び一般
式(2−2)で表される化合物から選ばれる一種以上が
挙げられる。
【0015】
【化4】
【0016】〔式中、R13は炭素数8〜36、好ましく
は14〜24のアルキル基又はアルケニル基、好ましく
はアルキル基であり、dは2又は3である。R14
15、R16は、それぞれ独立に、メチル基、エチル基又
はヒドロキシエチル基、好ましくはメチル基又はヒドロ
キシエチル基である。Z-は陰イオン、好ましくはハロ
ゲンイオン、硫酸イオン、リン酸イオン、炭素数1〜3
のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数1〜12の脂肪
酸イオン、炭素数1〜3のアルキル基で置換していても
良いアリールスルホン酸イオンから選ばれる一種以上で
ある。〕 一般式(2−1)及び一般式(2−2)の化合物は、R
13−COOHで表される脂肪酸又はこのアルキル(炭素
数1〜5)エステルもしくは酸クロリドとN−ヒドロキ
シアルキル−N,N−ジアルキルアミン又はN−アミノ
アルキル−N,N−ジアルキルアミンとを反応させ、更
にアルキルハライド、ジアルキル硫酸、アルキレンオキ
シドなどのアルキル化剤で4級化することで容易に合成
することができる。また、N,N,N−トリアルキル−
N−ヒドロキシアルキル4級アンモニウム塩、N,N,
N−トリアルキル−N−アミノアルキル4級アンモニウ
ム塩とR13−COOHで表される脂肪酸又はこのアルキ
ル(炭素数1〜5)エステルもしくは酸クロリドとの反
応で合成することも可能である。R13は単独のアルキル
鎖長でもよく、混合アルキル鎖長でもよい。
【0017】本発明の(a)成分は柔軟効果の点から一
般式(1)の化合物、又は一般式(1)の化合物と一般
式(2)の化合物を併用することが好ましく、併用する
場合は一般式(1)の化合物/一般式(2)の化合物の
重量比は1/1000〜1000/1が良好である。
【0018】<(b)成分>本発明の(b)成分は、炭
素数16〜36、好ましくは16〜26のアルキル基又
はアルケニル基と−SO3M基及び/又は−OSO3M基
〔M:対イオン〕とを分子中に有する陰イオン界面活性
剤であり、具体的にはアルキル基又はアルケニル基が上
記炭素数を有するアルキルベンゼンスルホン酸、アルキ
ル(又はアルケニル)硫酸エステル、ポリオキシアルキ
レンアルキル(又はアルケニル)エーテル硫酸エステ
ル、オレフィンスルホン酸、アルカンスルホン酸、α−
スルホ脂肪酸、α−スルホ脂肪酸エステル及びこれらの
塩が好ましい。これらの中でも特に炭素数16〜26の
アルキル基又はアルケニル基を有するアルキル(又はア
ルケニル)硫酸エステル、炭素数16〜26のアルキル
基又はアルケニル基を有し、エチレンオキシド(以下、
EOと表記する)平均付加モル数が1〜6、好ましくは
1〜4、特に好ましくは1〜3であるポリオキシエチレ
ンアルキル(又はアルケニル)エーテル硫酸エステル及
びこれらの塩から選ばれる一種以上を配合することが好
ましい。塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、アン
モニウム塩、アルカノールアミン塩が貯蔵安定性の点か
ら良好である。
【0019】<(c)成分>本発明の(c)成分は、l
ogPが0.5〜3、好ましくは0.5〜2、より好ま
しくは0.5〜1.9、特に好ましくは0.5〜1.6
の有機溶剤を用いる。ここでlogPとは、有機化合物
の水と1−オクタノールに対する親和性を示す係数であ
る。1−オクタノール/水分配係数Pは、1−オクタノ
ールと水の2液相の溶媒に微量の化合物が溶質として溶
け込んだときの分配平衡で、それぞれの溶媒中における
化合物の平衡濃度の比であり、底10に対するそれらの
対数logPの形で示すのが一般的である。多くの化合
物のlogP値が報告され、Daylight Chemical Inform
ation Systems, Inc. (Daylight CIS)などから入手しう
るデータベースには多くの値が掲載されているので参照
できる。実測のlogP値がない場合には、Daylight C
ISから入手できるプログラム“CLOGP”で計算すると最
も便利である。このプログラムは、実測のlogP値が
ある場合にはそれと伴に、Hansch, Leoのフラグメント
アプローチにより算出される“計算logP(Clog
P)”の値を出力する。フラグメントアプローチは化合
物の化学構造に基づいており、原子の数及び化学結合の
タイプを考慮している(cf. A. Leo, Comprehensive Med
icinal Chemistry, Vol.4, C. Hansch, P.G. Sammens,
J.B. Taylor and C.A. Ramsden, Eds., p.295, Pergamo
n Press, 1990)。このClogP値は現在最も汎用的で
信頼できる推定値であるので、化合物の選択に際して実
測のlogP値の代わりに用いることができる。本発明
では、logPの実測値があればそれを、無い場合はプ
ログラムCLOGP v4.01により計算したClogP値を用
いた。
【0020】このようなlogPを有する有機溶剤とし
ては、下記一般式(3)、一般式(4)及び一般式
(5)の化合物が好適である。 R17−OH (3) 〔式中、R17は、炭素数4〜8の炭化水素基、好ましく
はアルキル基、アルケニル基、又はアリールアルキル基
である。〕 R18−(O−R19)f−O−R20 (4) 〔式中、R18、R20は、それぞれ水素原子、R21CO−
(ここでR21は炭素数1〜3のアルキレン基であ
る。)、又は炭素数1〜7の炭化水素基であり、好まし
くは水素原子、アルキル基、アリール基、又はアリール
アルキル基であり、R20は炭素数2〜9のアルキレン基
である。fは1〜5の数である。〕 R22−O−CH2CH(O−R23)CH2−O−R24 (5) 〔式中、R22は、炭素数3〜8のアルキル基であり、R
23、R24は、それぞれ水素原子、又はヒドロキシ基で置
換されていてもよい炭素数1〜3のアルキル基であ
る。〕
【0021】より具体的に好ましい化合物としては、n
−ブタノール、i−ブタノール、2−ブタノール、n−
ヘキサノール、シクロヘキサノール、フェノール、ベン
ジルアルコール、フェネチルアルコール、2−フェノキ
シエタノール、2−ベンジルオキシエタノール、ジエチ
レングリコールモノベンジルエーテル、トリエチレング
リコールモノフェニルエーテル、2−エチルヘキサン−
1,3−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、ノナ
ン−1,9−ジオール、2−メチルオクタン−1,8−
ジオール、2−ブトキシエタノール、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
ブチルエーテル、2−(2−メチル)プロポキシエタノ
ール、ジエチレングリコールモノ−2−メチルプロピル
エーテル、2−プロポキシ−1−プロパノール、ジプロ
ピレングリコールモノプロピルエーテル、2−ブトキシ
−1−プロパノール、ジプロピレングリコールモノブチ
ルエーテル、2−t−ブトキシ−1−プロパノール、2
−フェノキシ−1−プロパノール、2−エトキシプロピ
ル−1−アセテート、2−プロポキシプロピル−1−ア
セテート、1,2−ジアセトオキシプロパン、3−ジメ
チル−3−メトキシ−1−プロパノール、1,3−ジメ
チルブチルグリセリルエーテル、ペンチルグリセリルエ
ーテル、ヘキシルグリセリルエーテルなどがある。
【0022】これらの中でも特に、n−ヘキサノール、
ベンジルアルコール、2−フェノキシエタノール、2−
ベンジルオキシエタノール、トリエチレングリコールモ
ノフェニルエーテル、ヘキサン−1,6−ジオール、ノ
ナン−1,9−ジオール、2−プロポキシ−1−プロパ
ノール、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノフェニルエーテル、ペ
ンチルグリセリルエーテルが好ましい。
【0023】〔柔軟剤組成物〕本発明の柔軟剤組成物は
(a)成分を好ましくは3〜40重量%、より好ましく
は5〜40重量%、特に好ましくは5〜35重量%含有
し、(b)成分を好ましくは0.5〜30重量%、より
好ましくは1〜25重量%、特に好ましくは2〜20重
量%含有し、(c)成分を、透明な外観を得る目的か
ら、好ましくは0.5〜40重量%、より好ましくは5
〜40重量%、更に好ましくは5〜35重量%、特に好
ましくは5〜30重量%含有する。また、(a)成分/
(b)成分はモル比で9/1〜4/6であり、更に9/
1〜5/5、特に8.5/1.5〜6.5/3.5であ
ることが、柔軟性及び風合いの点から望ましい。更に、
(a)成分と(b)成分とを合計で5〜60重量%、特
に10〜50重量%の範囲で含有することが、柔軟効果
及び貯蔵安定性の点から好ましい。
【0024】また、本発明の柔軟剤組成物は、(a)成
分、(b)成分及び(c)成分と水とを含有する組成物
であり、水は蒸留水又はイオン交換水が好ましい。貯蔵
安定性の点で、水は組成物中に30〜95重量%、好ま
しくは50〜85重量%配合される。
【0025】本発明の組成物は、貯蔵安定性の点から、
20℃におけるpHが1〜8.5、更に1〜8であるこ
とが好ましく、特に柔軟性能及び風合いの点から、2〜
8であることが好ましい。
【0026】本発明では上記(a)成分、(b)成分、
及び(c)成分に加えて(d)成分として炭素数12〜
36、好ましくは14〜24、より好ましくは14〜2
0の飽和又は不飽和の脂肪酸又はその塩を含有すること
が柔軟効果及び風合い改善点から好ましい。具体的には
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、あるいはこれらの混合物であり、特に
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸から選ばれる
1種以上が良好である。また、パーム油、牛脂から誘導
されるアルキル組成を有する脂肪酸も好ましい。塩を用
いる場合は、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム
塩、アルカノールアミン塩が好ましく、特に貯蔵安定性
からナトリウム塩、カリウム塩が良好である。上記脂肪
酸又はその塩(d)の配合量は、組成物中0.01〜5
重量%、特に0.05〜3重量%が好ましい。また、
(d)成分/(a)成分は重量比で1/500〜1/1
0、好ましくは1/300〜1/50が柔軟効果の点か
ら良好である。
【0027】本発明では貯蔵安定性の点から上記(a)
成分、(b)成分及び(c)成分に加えて(e)成分と
して更に非イオン界面活性剤を配合することが好まし
い。非イオン界面活性剤としては炭素数8〜20のアル
キル基又はアルケニル基を有するポリオキシエチレンア
ルキルエーテルが好ましく、特に下記一般式(6)の非
イオン界面活性剤が良好である。
【0028】R25−T−[(R26O)g−H]h (6) 〔式中、R25は、炭素数10〜18、好ましくは12〜
18のアルキル基又はアルケニル基であり、R25は炭素
数2又は3のアルキレン基であり、好ましくはエチレン
基である。gは2〜100、好ましくは5〜80、特に
好ましくは10〜60の数を示す。Tは−O−、−CO
N−又は−N−であり、Tが−O−の場合はhは1であ
り、Tが−CON−又は−N−の場合はhは1又は2で
ある。〕。
【0029】一般式(6)の化合物の具体例として以下
の化合物を挙げることができる。
【0030】R25−O−(C24O)r−H 〔式中、R25は前記の意味を示す。rは8〜100、好
ましくは10〜60の数である。〕 R25−O−(C24O)s−(C36O)t−H 〔式中、R25は前記の意味を示す。s及びtはそれぞれ
独立に2〜40、好ましくは5〜40の数であり、EO
とプロピレンオキシドはランダムあるいはブロック付加
体であってもよい。〕
【0031】
【化5】
【0032】〔式中、R25は前記の意味を示す。u及び
vはそれぞれ独立に0〜40、好ましくは5〜40の数
であり、u+vは5〜60、好ましくは5〜40の数で
ある。EOとプロピレンオキシドはランダムあるいはブ
ロック付加体であってもよい。〕(e)成分の非イオン
界面活性剤の配合量は安定性の点から組成物中0.5〜
10重量%、特に1〜8重量%が好ましい。
【0033】また、本発明の柔軟剤組成物は、(f)成
分として無機塩を含有することができる。無機塩として
は塩化ナトリウムが貯蔵安定性の点から好ましく、組成
物中0〜1000ppm好ましくは10〜500ppm
添加することが良好である。但し、脂肪酸塩類などの界
面活性剤にはナトリウム塩やカリウム塩が含まれている
が、このような界面活性剤の使用によって組成物に混入
する無機塩は上記制限を受けるものではない。
【0034】また、本発明の柔軟剤組成物は、上記
(c)成分以外の溶剤を用いても差し支えないが、本発
明の効果を損なわないことが重要である。(c)成分以
外で用いることができる溶剤〔以下、(c’)成分とい
う〕としては、エタノール、イソプロパノール、グリセ
リン、エチレングリコール、プロピレングリコールから
選ばれる溶媒であり、特にエタノールが匂いの点から好
ましい。これら(c’)成分は、組成物中に0〜20重
量%、特に0.5〜10重量%配合することができる。
なお、エタノールを使用する場合は、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸塩変性エタノールや8−アセチ
ル化蔗糖変性エタノールを使用することが望ましい。
【0035】本発明では貯蔵安定性を改善する目的で
(g)成分として炭素数8〜22の飽和又は不飽和脂肪
酸と多価アルコールとのエステル化合物を配合しても差
し支えないが、透明な外観を得るために留意する必要が
ある。配合できる化合物としてはトリグリセライド、ジ
グリセライド、モノグリセライド、ペンタエリスリトー
ルのモノ、ジ、トリエステル、ソルビタンエステルを挙
げることができ、これらの配合量は好ましくは5重量%
以下、より好ましくは3重量%以下、特に好ましくは1
重量%以下である。
【0036】本発明の柔軟剤組成物には、貯蔵後の色や
匂いを改善するため、通常知られている金属封鎖剤や酸
化防止剤を配合しても差し支えない。金属封鎖剤として
はエチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五
酢酸塩などに代表されるアミノカルボン酸類、トリポリ
リン酸塩、ピロリン酸塩に代表される無機リン化合物、
1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸塩やポリ
ホスホン酸類、フィチン酸に代表される有機リン酸類を
挙げることができ、酸化防止剤としては2,6−ジ−t
ert−ブチル−4−メチルフェノール及び2(3)−
ブチル−4−オキシアニソール等が挙げられる。これら
は酸でも塩として配合してもよい。これら金属封鎖剤及
び酸化防止剤は、本発明の柔軟剤組成物中に(a)成分
の重量に対して0.1〜1000ppmの範囲で配合さ
れる。
【0037】本発明の柔軟剤組成物には、通常繊維処理
剤に配合されるシリコーン、香料(特に好ましくは特開
平8−113871号公報記載の成分(c)及び(d)
にて示された香気成分の組み合わせ)、あるいは色素等
の成分を配合しても差し支えない。
【0038】本発明の柔軟剤組成物の製造方法として
は、水に(c)成分、必要に応じて(e)成分を溶解さ
せ、40〜70℃、好ましくは45℃〜65℃に加熱昇
温し、その後(a)成分、(b)成分、必要に応じて
(d)成分、(f)成分及び(g)成分を添加して攪拌
混合し、酸剤で所定のpHに調整し、冷却した後にその
他の成分を添加する方法が貯蔵安定性の点から好まし
い。
【0039】
【実施例】合成例1(a−1)の合成 パルミチン酸/ステアリン酸を50/50(重量比)で
混合した混合脂肪酸とN−ヒドロキシエチル−N,N−
ジメチルアミンとの脱水エステル化反応により(a−
1)を合成した。すなわち、N−ヒドロキシエチル−
N,N−ジメチルアミン132g、パルミチン酸200
gとステアリン酸200gを攪拌機、温度計、脱水管の
ついた4つ口フラスコに入れ、150℃まで昇温した。
その温度で4時間生成する水を留去しながら加熱撹拌し
た。更に180℃に昇温し、2−ジメチルアミノエタノ
ール66gを滴下しながら10時間、加熱撹拌を続け
た。その後、120℃に冷却し、減圧下、未反応のアミ
ンを留去し、目的とするN−アルカノイルオキシエチル
−N,N−ジメチルアミン(a−1)473gを得た。
【0040】合成例2(a−2)の合成 ステアリン酸メチルとN,N−ジメチル−1,3−プロ
パンジアミンとの脱メタノールアミド化反応により(a
−2)を合成した。すなわち、N,N−ジメチル−1,
3−プロパンジアミン161gとステアリン酸メチル4
48gを攪拌機、温度計、脱水管のついた4つ口フラス
コに入れ、180℃まで昇温した。その温度で約5時間
生成するメタノールを留去しながら加熱撹拌した。その
後、120℃に冷却し、減圧下、未反応のアミンを留去
し、目的とするN−ステアロイルアミノプロピル−N,
N−ジメチルアミン(a−2)545gを得た。
【0041】合成例3(a−3)の合成 上記合成例1で製造した(a−1)成分とメチルクロリ
ドを用いて合成した。すなわち、(a−1)成分を10
0gとエタノール300gをオートクレーブに仕込み、
窒素置換後攪拌下100℃まで昇温した。その後、圧入
ポンプでメチルクロリドを18g圧入し、3時間反応さ
せた。冷却後エタノールを減圧留去し、目的のN−アル
カノイルオキシエチル−N,N,N−トリメチルアンモ
ニウムクロリド(a−3)を得た。
【0042】合成例4(a−4)の合成 上記合成例2で製造した(a−2)成分とメチルクロリ
ドを用いて合成例3と同様の方法で合成し、目的のN−
ステアロイルアミノプロピル−N,N,N−トリメチル
アンモニウムクロリド(a−4)を得た。
【0043】<配合成分>以下に実施例に用いた成分を
示す。 (a−1):合成例1で得たN−アルカノイルオキシエ
チル−N,N−ジメチルアミン (a−2):合成例2で得たN−ステアロイルアミノプ
ロピル−N,N−ジメチルアミン (a−3):合成例3で得たN−アルカノイルオキシエ
チル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド (a−4):合成例4で得たN−ステアロイルアミノプ
ロピル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド (a'−1):N,N−ジステアロイルオキシエチル−
N,N−ジメチルアンモニウムクロリド (a'−2):N,N−ジオレオイルオキシエチル−
N,N−ジメチルアンモニウムクロリド (b−1):ステアリル硫酸エステルナトリウム (b−2):ポリオキシエチレン硬化牛脂組成アルキル
硫酸エステルナトリウム(EO平均付加モル数2.3、
硬化牛脂組成はパルミチル基/ステアリル基が40/6
0の重量比である) (b'−1):アルキル(炭素数12〜14)ベンゼン
スルホン酸ナトリウム (c−1):ペンチルグリセリルエーテル(logP=
0.54) (c−2):ジプロピレングリコールモノプロピルエー
テル(logP=0.99) (c−3):トリエチレングリコールモノフェニルエー
テル(logP=1.32) (c−4):n−ヘキサノール(logP=1.88) (c'−1):n−プロパノール(logP=0.2
9) (c’−2):エチレングリコール(logP=−1.
36) (c’−3):エタノール(logP=−0.31) (d−1):ステアリン酸 (e−1):炭素数12の飽和アルコールにEOを平均
20モル付加させたもの (e−2):ステアリルアミンにEOを平均30モル付
加させたもの (f−1):塩化ナトリウム (g−1):エキセル150〔ステアリン酸モノ、ジ、
トリグリセリド混合物(モノ:ジ:トリ=60:35:
5)花王(株)製〕 (h−1):シリコーン(ジーイー東芝シリコーン社
製、TSF4452) (h−2):色素(アシッドブルー9) (h−3):香料〔ヘキシルシンナミックアルデヒド
(18)、ネロリンヤラヤラ(4)、トリシクロデセニ
ルアセテート(4)、ベンジルアセテート(10)、ム
スクケトン(5)、アニシルアセトン(2)、サンダル
マイソールコア(2)、アルデヒドC14ピーチ
(1)、リナロール(18)、ジヒドロキシミルセノー
ル(8)、ボルネオール(4)、セドロール(4)、ム
ゴール(5)、ベンジルアルコール(5)、ジプロピレ
ングリコール(10)の混合物:カッコ内は香料中の重
量%〕 (h−4):2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノール
【0044】(柔軟剤組成物の調製方法)上記成分を用
いて表1及び表2に示す柔軟剤組成物を調製した。その
際、(c)成分、(e)成分を水に溶解させ、60℃ま
で昇温した。60℃で攪拌羽を用いて攪拌しながら
(a)成分、(b)成分、(d)成分、(f)成分及び
(g)成分を添加し、35%塩酸水溶液と48%水酸化
ナトリウム水溶液で所定のpHに調整した後、残りの
(h)成分を添加し、室温に冷却した。なお、表1及び
表2に示すpH範囲では(a−1)、(a−2)成分は
ほぼすべて塩酸塩の状態で組成物に存在する。
【0045】(柔軟処理)バスタオル(木綿100%)
5枚を市販の弱アルカリ性洗剤(花王(株)アタック)
を用いて洗濯機で洗浄した(東芝製2槽式洗濯機VH−
360S1、洗剤濃度0.0667重量%、水道水30
L使用、水温20℃、10分間)。その後洗浄液を排出
し、3分間脱水後、30Lの水道水を注水して5分間す
すぎを行い、排水後3分間脱水を行った。その後再度3
0Lの水道水を注水した後、表1又は表2の柔軟剤組成
物7mlを添加し5分間攪拌した。その後、脱水し自然
乾燥した。
【0046】(柔軟性及び風合いの評価)上記処理した
衣料の柔軟性と風合いを、10人のパネラー(30代男
性10人)により下記の基準で判定し、平均点を求め
た。平均点が0以上1未満を○、1以上1.5未満を
△、1.5以上を×として判定し表1及び表2に示し
た。 (1)柔軟性の評価基準 非常に柔らかく仕上がった……0 柔らかく仕上がった……1 やや柔らかく仕上がった……2 柔らかに仕上がらない……3 (2)風合いの評価基準 油っぽくなくさっぱりした風合いである……0 やや油っぽくなく、さっぱりした風合いである……1 やや油っぽい風合いである……2 油っぽい風合いである……3
【0047】(組成物外観の評価)表1又は表2の組成
物を広口規格ビンPSNo.11に100ml入れ、目
視で評価し、組成物が透明液体であれば○、やや濁って
いるように見える液体であれば□、濁っている場合を
△、沈殿が生じる場合を×として評価した。
【0048】
【表1】
【0049】表1中、配合例10は、(a’−1)を
(a)成分として、(b’−1)成分を(b)成分とし
て、(a)/(b)モル比を算出した。
【0050】
【表2】
【0051】表2中、配合例23は、(a’−1)を
(a)成分として(a)/(b)モル比を算出した。
フロントページの続き (72)発明者 田方 秀次 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 小倉 信之 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 4L033 AA02 AA03 AA05 AA07 AA08 AB01 AB03 AB05 AB06 AC02 BA28 BA46 BA86

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)分子中にアミノ基及び4級アンモ
    ニウム基から選ばれる基を一つと炭素数8〜36の炭化
    水素基を一つ有する化合物、(b)分子中に炭素数16
    〜36の炭化水素基と−SO3M基及び/又は−OSO3
    M基〔M:対イオン〕とを有する陰イオン性界面活性
    剤、(c)logPが0.5〜3.0の有機溶剤、並び
    に水を含有し、(a)/(b)がモル比で9/1〜4/
    6である柔軟剤組成物。
  2. 【請求項2】 (a)が下記一般式(1)で示される3
    級アミン又はその塩、及び一般式(2)で示される4級
    アンモニウム塩から選ばれる請求項1記載の柔軟剤組成
    物。 【化1】 〔式中、R1、R5は、それぞれ独立に、炭素数8〜36
    のアルキル基又はアルケニル基であり、R2、R6は、そ
    れぞれ独立に、炭素数1〜6のアルキレン基である。R
    3、R4、R7、R8、R9は、それぞれ独立に、炭素数1
    〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。
    A、Bは、それぞれ独立に、−COO−、−OCO−、
    −CONH−及び−NHCO−から選ばれる基であり、
    a及びbはそれぞれ独立に0又は1の数である。Y-
    陰イオンである。〕
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