JP2002371067A - 1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールの製造法 - Google Patents

1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールの製造法

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JP2002371067A JP2001182419A JP2001182419A JP2002371067A JP 2002371067 A JP2002371067 A JP 2002371067A JP 2001182419 A JP2001182419 A JP 2001182419A JP 2001182419 A JP2001182419 A JP 2001182419A JP 2002371067 A JP2002371067 A JP 2002371067A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除草剤の中間体として有用な1−メチル−5
−ハイドロキシピラゾールを容易かつ安価に製造する方
法を提供すること。 【解決手段】 低級アルコキシメチレンマロン酸ジ低級
アルキルエステルとメチルヒドラジンから1−メチル−
5−ハイドロキシピラゾールを製造する方法において、
低級アルコキシメチレンマロン酸ジ低級アルキルエステ
ルとアンモニアから低級アルコキシメチレンマロン酸低
級アルキルエステルモノアミドを合成し、生成物である
低級アルコキシメチレンマロン酸低級アルキルエステル
モノアミドとメチルヒドラジンを反応させることにより
従来技術では得られない、副生物の低減された高品位な
1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カルボ
ン酸低級アルキルエステルを高収率で合成し、次にこの
化合物とアルカリ金属水酸化物とを反応させて1−メチ
ル−5−ハイドロキシピラゾールを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1−メチル−5−ハ
イドロキシピラゾールの改良された製造法に関する。1
−メチル−5−ハイドロキシピラゾールは下記式(1)
【化1】 で表される構造を有する既知化合物であり、農薬特に除
草剤の中間体として有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】従来、1−メチル−5−ハイドロキシピ
ラゾールの工業的な製法としては、低級アルコキシメチ
レンマロン酸ジ低級アルキルエステルを出発原料とし、
1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カルボ
ン酸低級アルキルエステルを中間体として経由する方法
が知られている。ここで、低級アルコキシメチレンマロ
ン酸ジ低級アルキルエステルは下記式(2)
【化2】 式中、R1及びR2の各々は、炭素数1乃至4の1級ま
たは2級アルキル基である、で表される構造を有する化
合物であり、一方中間体である1−メチル−5−ハイド
ロキシピラゾール−4−カルボン酸低級アルキルエステ
ルは下記式(3)
【化3】 式中、R2は炭素数1乃至4の1級または2級アルキル
基である、で表される構造を有する化合物である。
【0003】例えば、特開昭58−174369号公報
には、低級アルコキシメチレンマロン酸ジ低級アルキル
エステルとメチルヒドラジン(CH−NHNH)と
の閉環反応により1−メチル−5−ハイドロキシピラゾ
ール−4−カルボン酸低級アルキルエステルを合成する
こと、特開昭58−140073号公報及び特開昭58
−140074号公報には、1−メチル−5−ハイドロ
キシピラゾール−4−カルボン酸低級アルキルエステル
と鉱酸との反応により、1−メチル−5−ハイドロキシ
ピラゾールを合成することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法は、次のような欠点を有し、工業的に満足しうるも
のではない。すなわち、メチルヒドラジンとして高純度
メチルヒドラジン(100%)を使用しているが、高純
度ヒドラジンは高価であり、また引火、爆発等の危険性
があり、コスト及び安全性の点から工業的に有利な方法
とは言い難い。
【0005】更に、1−メチル−5−ハイドロキシピラ
ゾール−4−カルボン酸低級アルキルエステルを合成す
る工程において、異性体1−メチル−3−ハイドロキシ
ピラゾール−4−カルボン酸低級アルキルエステルが大
量に副生し、高品位な1−メチル−5−ハイドロキシピ
ラゾール−4−カルボン酸低級アルキルエステルを収率
良く得ることが出来ない。
【0006】特開昭58−140073号公報の参考例
1及び特開昭58−174369号公報の実施例1によ
れば、1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−
カルボン酸エチルエステル(R2がエチル)が合成・再
結晶後収率87%で得られるとの記載があるが、本発明
者らの追試によれば、目的物1−メチル−5−ハイドロ
キシピラゾール−4−カルボン酸エチルエステルと異性
体1−メチル−3−ハイドロキシピラゾール−4−カル
ボン酸エチルエステルの混合物がそれぞれ収率80%及
び18%で得られる程度である。
【0007】一方、融点は、高純度1−メチル−5−ハ
イドロキシピラゾール−4−カルボン酸エチルエステル
(液体クロマトグラフィー分析純度99%以上)が13
5〜136℃及び高純度異性体1−メチル−3−ハイド
ロキシピラゾール−4−カルボン酸エチルエステル(液
体クロマトグラフィー分析純度99%以上)が160〜
161℃であり、特開昭58−140073号公報の参
考例1及び特開昭58−174369号公報の実施例1
で得られた結晶の融点が150〜156℃であるとの記
載から、前記参考例および実施例の結晶は異性体1−メ
チル−3−ハイドロキシピラゾール−4−カルボン酸エ
チルエステルが主生成物である事が明らかである。
【0008】従って、従来の方法では、再結晶等の精製
を行なっても、異性体1−メチル−3−ハイドロキシピ
ラゾールの除去は難しく、次工程のエステルの加水分
解、脱炭酸の反応においても、目的とする1−メチル−
5−ハイドロキシピラゾールに異性体である1−メチル
−3−ヒドロキシピラゾールが大量に含まれる点で、工
業的な製造法として不利である。
【0009】また別法として、下記式(4)
【化4】 式中、R1及びR2の各々は、炭素数1乃至4の1級ま
たは2級アルキル基である、で示される3−アルコキシ
アクリル酸アルキルエステルとメチルヒドラジンとを反
応させて1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールを合
成する方法も公知である(特開昭61−18927号公
報)。
【0010】しかしながら、3−アルコキシアクリル酸
アルキルエステルは高価であり、汎用の化成品として入
手が困難である為、工業的な製造法として不利である。
【0011】本発明の目的は、従来技術における課題を
解決し、従来技術では得られない、副生物の低減された
高品位の1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールの安
価な製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、低級ア
ルコキシメチレンマロン酸ジ低級アルキルエステルから
1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カルボ
ン酸低級アルキルエステルを経由して1−メチル−5−
ハイドロキシピラゾールを製造する方法において、低級
アルコキシメチレンマロン酸ジ低級アルキルエステルと
アンモニアとを反応させて低級アルコキシメチレンマロ
ン酸モノ低級アルキルエステルモノアミドを合成し、低
級アルコキシメチレンマロン酸モノ低級アルキルエステ
ルモノアミドとメチルヒドラジンとを反応させて1−メ
チル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カルボン酸低
級アルキルエステルを合成することを特徴とする1−メ
チル−5−ハイドロキシピラゾールの製造法が提供され
る。本発明の製造法において、低級アルコキシメチレン
マロン酸ジ低級アルキルエステルは、決してこれに限定
されないが、メトキシメチレンマロン酸ジメチルエステ
ルまたはエトキシメチレンマロン酸ジメチルエステルで
あることが好ましい。また、1−メチル−5−ハイドロ
キシピラゾール−4−カルボン酸低級アルキルエステル
をアルカリ金属水酸化物と反応させることにより1−メ
チル−5−ハイドロキシピラゾールとすることが好まし
く、アルカリ金属水酸化物としては、水酸化ナトリウム
または水酸化カリウムが好適に使用される。
【0013】
【発明の実施形態】[作用]本発明の製造法でも、低級
アルコキシメチレンマロン酸ジ低級アルキルエステルを
原料とし、中間体として1−メチル−5−ハイドロキシ
ピラゾール−4−カルボン酸低級アルキルエステルを経
由して1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールを製造
する。しかしながら、本発明の製造法では、低級アルコ
キシメチレンマロン酸ジ低級アルキルエステルとアンモ
ニアとを反応させて先ず低級アルコキシメチレンマロン
酸モノ低級アルキルエステルモノアミドを合成し、次い
でこの低級アルコキシメチレンマロン酸モノ低級アルキ
ルエステルモノアミドとメチルヒドラジンとを反応させ
て1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カル
ボン酸低級アルキルエステルを合成することが顕著な特
徴であり、これにより、異性体である1−メチル−3−
ハイドロキシピラゾール−4−カルボン酸低級アルキル
エステルの副生を抑制し、1−メチル−5−ハイドロキ
シピラゾール−4−カルボン酸低級アルキルエステルの
収率を顕著に向上させることができる。
【0014】即ち、本発明では、アンモニアとの反応に
より合成する低級アルコキシメチレンマロン酸モノ低級
アルキルエステルモノアミドは、下記式(5)
【化5】 式中、R1及びR2の各々は、炭素数1乃至4の1級ま
たは2級アルキル基である、で表される化学構造を有す
るものであるが、本発明では式(5)のモノエステルモ
ノアミドを一旦合成し、このモノエステルモノアミドを
メチルヒドラジンと反応させることにより、下記式
(6)
【化6】 式中、R2は炭素数1乃至4の1級または2級アルキル
基である、で示される異性体の生成を抑制し、目的とす
る1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カル
ボン酸低級アルキルエステルを高収率で得ることが可能
となるのである。
【0015】後述する例を参照されたい。エトキシメチ
レンマロン酸ジエチルエステルにメチルヒドラジンを直
接反応させる場合には、1−メチル−5−ハイドロキシ
ピラゾール−4−カルボン酸エチルエステルの収率が8
0%、異性体である1−メチル−3−ハイドロキシピラ
ゾール−4−カルボン酸エチルエステルの収率が18%
である(比較例参照)のに対して、本発明にしたがい、
エトキシメチレンマロン酸ジエチルエステルにアンモニ
アを反応させ、生成するモノエステルモノアミド体にメ
チルヒドラジンを反応させる場合には、1−メチル−5
−ハイドロキシピラゾール−4−カルボン酸エチルエス
テルの収率が95.3%に向上すると共に、異性体であ
る1−メチル−3−ハイドロキシピラゾール−4−カル
ボン酸エチルエステルの収率が1.8%に抑制される
(実施例1参照)のであって、本発明の予想外の効果が
明らかである。
【0016】また、上記比較例の異性体の混入量の多い
1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カルボ
ン酸エチルエステルから誘導される1−メチル−5−ハ
イドロキシピラゾールには、1−メチル−3−ハイドロ
キシピラゾールの混入が避けられず、その融点も11
0.6℃であるのに対して、上記実施例1の異性体の混
入量の少ない1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール
−4−カルボン酸エチルエステルから誘導される1−メ
チル−5−ハイドロキシピラゾールには、1−メチル−
3−ハイドロキシピラゾールの混入が認められず、その
融点も114℃に向上するのであって、本発明によれ
ば、高純度の1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール
を高収率で製造できることが明らかである。
【0017】更に、従来の方法では、著しく高純度のメ
チルヒドラジン、例えば98%含有のものを用いる必要
があるのに対して、本発明によればより安価な35%含
有品を用いても1−メチル−5−ハイドロキシピラゾー
ルが高収率及び高純度で製造でき、工業的及び経済的効
果はきわめて大きなものがある。
【0018】本発明を工程毎に以下に詳細に説明する。
【0019】[第一工程]低級アルコキシメチレンマロン
酸ジ低級アルキルエステルとアンモニアとの反応では、
低級アルコキシメチレンマロン酸ジ低級アルキルエステ
ルにアンモニアを添加して反応させる。反応は無溶媒で
可能であるが、溶媒を使用しても良い。溶媒としては、
例えば水やメタノール、エタノール、イソプロパノール
等のアルコール類が挙げられる。 アンモニアは液体ア
ンモニアでも良いが、安価な一般市販品25%アンモニ
ア水溶液で充分である。
【0020】アンモニアの低級アルコキシメチレンマロ
ン酸ジ低級アルキルエステルに対する仕込モル比は1〜
10が好適であるが、1〜5が更に好適である。反応温
度は0〜100℃が好適であるが、0〜30℃が更に好
適である。反応時間は1〜10時間が好適であるが、1
〜5時間が更に好適である。
【0021】生成した低級アルコキシメチレンマロン酸
モノ低級アルキルエステルモノアミドは、溶媒として水
を使用した場合、反応液から結晶として析出するため、
分離しても良いし、そのまま次反応に使用しても良い。
また、溶媒としてアルコールを使用した場合は濃縮又は
溶媒抽出等により単離しても良いし、そのまま次反応に
使用しても良い。
【0022】[第二工程]低級アルコキシメチレンマロン
酸モノ低級アルキルエステルモノアミドにメチルヒドラ
ジンを添加し反応させる。低級アルコキシメチレンマロ
ン酸モノ低級アルキルエステルモノアミドは、上記の第
一工程の反応液をそのまま用いても良く、又単離した結
晶を溶媒に溶かして使用しても良い。溶媒としては、反
応を阻害しない溶媒、例えば水やメタノール、エタノー
ル、イソプロパノール等のアルコール類を挙げることが
出来る。メチルヒドラジンの低級アルコキシメチレンマ
ロン酸モノ低級アルキルエステルモノアミドに対するモ
ル比は1〜10が好適であり、1〜5が更に好適であ
る。メチルヒドラジンは98%含有品でも良いが安価な
35%含有品で充分である。
【0023】メチルヒドラジンの滴下温度は−10〜3
0℃が良いが、更には0〜10℃が好適である。その
後、反応を完結させる為加熱を行うのが好ましく、反応
温度は40〜100℃で行う。好ましくは、50〜70
℃で行うのが良い。反応時間は1〜10時間が好適であ
り、1〜5時間が更に好適である。
【0024】低級アルコキシメチレンマロン酸モノ低級
アルキルエステルモノアミドを経由する本発明方法によ
れば、従来法に比べ安価な原料が使用可能で、副生物の
生成を5%以下に低く抑制でき、1−メチル−5−ハイ
ドロキシピラゾール−4−カルボン酸低級アルキルエス
テルが90%以上の高収率で得られる。
【0025】1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール
−4−カルボン酸低級アルキルエステルは、溶媒として
水を使用した場合、反応液から結晶として析出するた
め、分離しても良いし、そのまま次反応に使用しても良
い。また、溶媒としてアルコールを使用した場合は、濃
縮又は溶媒抽出等により単離しても良いし、そのまま次
反応に使用しても良い。
【0026】[第三、第四工程]1−メチル−5−ハイド
ロキシピラゾール−4−カルボン酸低級アルキルエステ
ルとアルカリ金属水酸化物の反応により、収率良く、1
−メチル−5−ハイドロキシピラゾール・アルカリ金属
塩が得られる。このアルカリ金属塩は下記式(7)
【化7】 式中、Mはアルカリ金属である、で表される化学構造を
有する。
【0027】アルカリ金属水酸化物としては、例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムが挙げられる。アルカ
リ金属水酸化物の1−メチル−5−ハイドロキシピラゾ
ール−4−カルボン酸低級アルキルエステルに対するモ
ル比は1〜10が好適であり、1〜5が更に好適であ
る。反応温度は30〜100℃が好適であり、60〜1
00℃が更に好適である。反応時間は1〜10時間が好
適であり、1〜5時間が更に好適である。
【0028】1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール
・アルカリ金属塩と鉱酸の反応により、収率良く1−メ
チル−5−ハイドロキシピラゾールが得られる。鉱酸と
しては、例えば塩酸、硫酸が挙げられる。鉱酸の1−メ
チル−5−ハイドロキシピラゾール・アルカリ金属塩に
対するモル比は1〜10が好適であり、1〜3が更に好
適である。反応温度は20〜60℃が好適であり、30
〜50℃が更に好適である。反応時間は1〜10時間が
好適であり、1〜3時間が更に好適である。溶媒として
は、例えば、水、メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール等のアルコール類、トルエン、ベンゼン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素類が挙げられる。1−メチル−5
−ハイドロキシピラゾールは反応液より濃縮、再結晶に
より高収率で取得可能である。
【0029】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例によりその範囲を限
定されるものではない。
【0030】[比較例]攪拌機、温度計、凝縮器及び蒸
留留分受器を備えた1000mL四つ口フラスコにエタ
ノール300ml及びエトキシメチレンマロン酸ジエチ
ルエステル216.2g(1.0モル)を仕込み、0℃
以下に冷却し、反応温度を0℃以下に保持しながら98
%メチルヒドラジン47.0g(1.0モル)を滴下し
た。滴下終了後室温で1時間攪拌し、次いで1時間放置
した。反応終了後減圧下でエタノールを留去したところ
175.2gの結晶を取得した。液体クロマトグラフィ
ー分析の結果、1−メチル−5−ハイドロキシピラゾー
ル−4−カルボン酸エチルエステル136.5g(収率
80.2%)、異性体1−メチル−3−ハイドロキシピ
ラゾール−4−カルボン酸エチルエステル30.3g
(収率17.8%)であった。
【0031】次に、トルエン2100.0gで再結晶を
行ったところ、115.2gの結晶を取得した。液体ク
ロマトグラフィー分析の結果、1−メチル−5−ハイド
ロキシピラゾール−4−カルボン酸エチルエステル9
3.2g(0.55モル、収率54.8%)、異性体1
−メチル−3−ハイドロキシピラゾール−4−カルボン
酸エチルエステル19.9g(0.12モル、収率1
1.7%)を含む結晶であった(融点130.4℃:溶
け終わり)。
【0032】トルエン再結晶で得られた結晶115.2
gを1:1希塩酸1340mL中に加えて2時間還流し
た。減圧下で留去、乾固し、残液をイソプロピルアルコ
ールで再結晶し、炭酸水素ナトリウムで中和して58.
1gの結晶を得た。液体クロマトグラフィー分析の結
果、1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール56.9
g(0.58モル、収率58.0%)異性体1−メチル
−3−ハイドロキシピラゾール1.2g(0.01モ
ル、収率1.2%)を含む結晶であった(融点110.
6℃:溶け終わり)。
【0033】[実施例1]攪拌機、温度計、凝縮器及び
蒸留留分受器を備えた1000mL四つ口フラスコにエ
トキシメチレンマロン酸ジエチルエステル216.0g
(1.00モル)を仕込み、30℃以下に冷却し、反応
温度を30℃以下に保持しながら25%アンモニア水溶
液136.9g(2.00モル)を滴下した。次いで、
反応温度を5℃に保持しながら35%メチルヒドラジン
131.7g(1.00モル)を滴下した。滴下終了後
加熱し60℃で4時間攪拌した。反応終了後20℃以下
に冷却し、濃塩酸 202.8g(2.00モル)を反
応温度20℃以下に保持しながら滴下し、アンモニアを
中和した。
【0034】反応液を液体クロマトグラフィーで分析し
たところ、1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−
4−カルボン酸エチルエステル162.2g(収率9
5.3%)、異性体1−メチル−3−ハイドロキシピラ
ゾール−4−カルボン酸エチルエステル3.1g(収率
1.8%)であった。
【0035】反応液を5℃以下に冷却後結晶を分離し、
200gのイオン交換水で水洗を行い、1−メチル−5
−ハイドロキシピラゾール−4−カルボン酸エチルエス
テルを156.0g(0.92モル、収率91.7
%)、異性体1−メチル−3−ハイドロキシピラゾール
−4−カルボン酸エチルエステルを1.9g(0.01
モル、収率1.1%)含む含水結晶203.9gが得ら
れた。
【0036】含水結晶を49%水酸化ナトリウム水溶液
227.8g(2.79モル)と水400.0g中に加
え90℃、2時間加熱後冷却し濃塩酸282.5g
(2.79モル)を40℃以下で加え40℃、2時間攪
拌した。反応液を脱水、脱塩、再結晶後、1−メチル−
5−ハイドロキシピラゾール73.1g(0.74モ
ル、収率74.0%)を得た。融点114℃:溶け終わ
り、液体クロマトグラフィー純度99.34 %、異性
体1−メチル−3−ハイドロキシピラゾールは検出され
ず。
【0037】[実施例2]上記実施例1で使用した35
%メチルヒドラジンの代わりに、98%メチルヒドラジ
ン47.0g(1.0モル)を使用し、同様の操作で1
−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カルボン
酸エチルエステル159.6g(収率93.8%)と異
性体1−メチル−3−ハイドロキシピラゾール−4−カ
ルボン酸エチルエステル2.9g(収率1.7%)を含
む結晶を得た。
【0038】反応液を5℃以下に冷却後結晶を分離し、
200gのイオン交換水で水洗を行い、1−メチル−5
−ハイドロキシピラゾール−4−カルボン酸エチルエス
テル154.3g(0.90モル、収率90.2%)と
異性体1−メチル−3−ハイドロキシピラゾール−4−
カルボン酸エチルエステル1.7g(0.01モル、収
率1.0%)を含む含水結晶201.1gが得られた。
【0039】含水結晶を49%水酸化ナトリウム水溶液
222.9g(2.73モル)と水400.0g中に加
え、90℃、2時間加熱後冷却し、濃塩酸276.4g
(2.73モル)を40℃以下で加え40℃、2時間攪
拌した。反応液を脱水、脱塩、再結晶後、1−メチル−
5−ハイドロキシピラゾール72.0g(0.73モ
ル、収率73.0%)を得た。融点114℃:溶け終わ
り。液体クロマトグラフィー純度99.41%。異性体
1−メチル−3−ハイドロキシピラゾールは検出され
ず。
【0040】[実施例3]攪拌機、温度計、凝縮器及び
蒸留留分受器を備えた1000mL四つ口フラスコにエ
トキシメチレンマロン酸ジエチルエステル216.2g
(1.0モル)を仕込み、30℃以下に冷却し、反応温
度を30℃以下に保持しながら25%アンモニア水溶液
136.2g(2.0モル)を滴下した。反応液を5℃
まで冷却後結晶として析出したエトキシメチレンマロン
酸エチルエステルモノアミドを濾過し、5℃の水10
0.0gで洗浄した所、エトキシメチレンマロン酸モノ
エチルエステルモノアミド183.4g(0.98モ
ル、収率98.0%)を含む湿結晶229.3gを得
た。次いで、湿結晶229.3gと水132.0gを仕
込んだ反応器に反応温度を30℃以下に保持しながら3
5%メチルヒドラジン129.0g(0.98モル)を
滴下した。滴下終了後加熱し、60℃で4時間攪拌し
た。反応終了後20℃以下に冷却し、濃塩酸 102.
1g(0.98モル)を反応温度 20℃以下に保持し
ながら滴下し、アンモニアを中和した。
【0041】反応液を液体クロマトグラフィーで分析し
たところ、1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−
4−カルボン酸エチルエステル156.8g(収率9
2.1%)と異性体1−メチル−3−ハイドロキシピラ
ゾール−4−カルボン酸エチルエステル2.8g(収率
1.7%)が含まれていた。
【0042】反応液を5℃以下に冷却後、結晶を分離
し、200gのイオン交換水で水洗を行い、1−メチル
−5−ハイドロキシピラゾール−4−カルボン酸エチル
エステル152.4g(0.89モル、収率89.2
%)と異性体1−メチル−3−ハイドロキシピラゾール
−4−カルボン酸エチルエステル1.2g(0.01モ
ル、収率0.7%)を含む含水結晶200.7gが得ら
れた。
【0043】含水結晶を49%水酸化ナトリウム水溶液
219.7g(2.69モル)と水400.0g中に加
え、90℃、2時間加熱後冷却し、濃塩酸272.5g
(2.69モル)を40℃以下で加え、40℃、2時間
攪拌した。反応液を脱水、脱塩、再結晶後、1−メチル
−5−ハイドロキシピラゾール70.8g(0.72モ
ル、収率71.7%)を得た。融点114℃:溶け終わ
り。液体クロマトグラフィー純度99.39%。異性体
1−メチル−3−ハイドロキシピラゾールは検出され
ず。
【0044】[実施例4]攪拌機、温度計、凝縮器及び
蒸留留分受器を備えた1000mL四つ口フラスコにメ
トキシメチレンマロン酸ジメチルエステル174.2g
(1.00モル)を仕込み、30℃以下に冷却し、反応
温度を30℃以下に保持しながら25%アンモニア水溶
液136.9g(2.00モル)を滴下した。次いで反
応温度を5℃に保持しながら35%メチルヒドラジン1
31.7g(1.00モル)を滴下した。滴下終了後加
熱し60℃で4時間攪拌した。反応終了後20℃以下に
冷却し、濃塩酸 202.8g(2.00モル)を反応
温度 20℃以下に保持しながら滴下し、アンモニアを
中和した。
【0045】反応液を液体クロマトグラフィーで分析し
たところ、1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−
4−カルボン酸メチルエステル145.5g(収率9
3.2%)と異性体1−メチル−3−ハイドロキシピラ
ゾール−4−カルボン酸メチルエステル3.1g(収率
2.0%)が含まれていた。反応液を5℃以下に冷却後
結晶を分離し、200gのイオン交換水で水洗を行い、
1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カルボ
ン酸メチルエステル141.7g(0.90モル、収率
90.2%)と異性体1−メチル−3−ハイドロキシピ
ラゾール−4−カルボン酸メチルエステル2.2g
(0.01モル、収率1.4%)を含む含水結晶17
9.9gが得られた。
【0046】含水結晶を49%水酸化ナトリウム水溶液
222.8g(2.73モル)と水400.0g中に加
え90℃、2時間加熱後冷却し、濃塩酸276.4g
(2.73モル)を40℃以下で加え、40℃、2時間
攪拌した。反応液を脱水、脱塩、再結晶後、1−メチル
−5−ハイドロキシピラゾール71.8g(0.72モ
ル、収率72.6%)を得た。融点113℃:溶け終わ
り。液体クロマトグラフィー純度99.24%。異性体
1−メチル−3−ハイドロキシピラゾールは検出され
ず。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術では得られな
い、安価で且つ副生物の低減された高品位の1−メチル
−5−ハイドロキシピラゾールの製造が高収率で実施可
能であるので、本発明は工業的に極めて有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低級アルコキシメチレンマロン酸ジ低級
    アルキルエステルから1−メチル−5−ハイドロキシピ
    ラゾール−4−カルボン酸低級アルキルエステルを経由
    して1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールを製造す
    る方法において、低級アルコキシメチレンマロン酸ジ低
    級アルキルエステルとアンモニアとを反応させて低級ア
    ルコキシメチレンマロン酸モノ低級アルキルエステルモ
    ノアミドを合成し、低級アルコキシメチレンマロン酸モ
    ノ低級アルキルエステルモノアミドとメチルヒドラジン
    とを反応させて1−メチル−5−ハイドロキシピラゾー
    ル−4−カルボン酸低級アルキルエステルを合成するこ
    とを特徴とする1−メチル−5−ハイドロキシピラゾー
    ルの製造法。
  2. 【請求項2】 低級アルコキシメチレンマロン酸ジ低級
    アルキルエステルがメトキシメチレンマロン酸ジメチル
    エステルまたはエトキシメチレンマロン酸ジメチルエス
    テルであることを特徴とする請求項1に記載の製造法。
  3. 【請求項3】 1−メチル−5−ハイドロキシピラゾー
    ル−4−カルボン酸低級アルキルエステルをアルカリ金
    属水酸化物と反応させることにより1−メチル−5−ハ
    イドロキシピラゾールとすることを特徴とする請求項1
    または2に記載の製造法。
  4. 【請求項4】 アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウ
    ムまたは水酸化カリウムであることを特徴とする請求項
    3に記載の製造法。
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