JP2002369371A - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路

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JP2002369371A
JP2002369371A JP2001169850A JP2001169850A JP2002369371A JP 2002369371 A JP2002369371 A JP 2002369371A JP 2001169850 A JP2001169850 A JP 2001169850A JP 2001169850 A JP2001169850 A JP 2001169850A JP 2002369371 A JP2002369371 A JP 2002369371A
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voltage
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switching
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microcomputer
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Akira Konno
明 今野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護回路の誤動作をなくすことを目的とす
る。 【解決手段】 直流電圧をコンバータトランス7の1次
巻線7aに供給すると共にこのコンバータトランス7の
1次巻線7aに直列にスイッチング素子8を接続し、こ
のスイッチング素子8にパルス幅変調制御回路10に得
られるスイッチング信号を供給してこの直流電圧をスイ
ッチングし、このコンバータトランス7の2次巻線7b
に得られる交流電圧を整流して出力直流電圧を得るよう
にし、この出力直流電圧に応じて、このパルス幅変調制
御回路10のスイッチング信号のパルス幅を変調して、
この出力直流電圧を一定にするようにすると共にこの出
力直流電圧の異常を検出して保護するようにしたマイク
ロコンピュータ11を設けたスイッチング電源回路にお
いて、このマイクロコンピュータ11のクロック信号と
このパルス幅変調制御回路10のスイッチング信号とを
同期するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング信号
によりスイッチング素子をスイッチングして所定の出力
直流電圧を得るようにしたスイッチング電源回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
スイッチング信号によりスイッチング素子をスイッチン
グして所定の出力直流電圧を得るようにしたスイッチン
グ電源回路において、マイクロコンピュータによりこの
出力直流電圧の異常を検出して、保護回路を動作する如
くしたものが提案されている。
【0003】然しながら、斯るスイッチング電源回路の
出力直流電圧においてはスイッチング素子をオンしたと
きの、このスイッチング素子の立上り時に比較的大きな
ノイズが重畳し、この保護回路を誤動作する不都合があ
った。
【0004】本発明は斯る点に鑑み、保護回路の誤動作
をなくすようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明スイッチング電源
回路は、直流電圧をコンバータトランスの1次巻線に供
給すると共にこのコンバータトランスの1次巻線に直列
にスイッチング素子を接続し、このスイッチング素子に
パルス幅変調制御回路に得られるスイッチング信号を供
給してこの直流電圧をスイッチングし、このコンバータ
トランスの2次巻線に得られる交流電圧を整流して出力
直流電圧を得るようにし、この出力直流電圧に応じて、
このパルス幅変調制御回路のスイッチング信号のパルス
幅を変調して、この出力直流電圧を一定にするようにす
ると共にこの出力直流電圧の異常を検出して保護するよ
うにしたマイクロコンピュータを設けたスイッチング電
源回路において、このマイクロコンピュータのクロック
信号とこのパルス幅変調制御回路のスイッチング信号と
を同期するようにしたものである。
【0006】斯る本発明によれば、保護回路を構成する
マイクロコンピュータのクロック信号とこのパルス幅変
調制御回路のスイッチング信号とを同期するようにした
ので、このマイクロコンピュータにおいて、容易にスイ
ッチング信号の立上りを検出でき、出力直流電圧のスイ
ッチングノイズの含まれない所定期間にて異常を検出で
き、これにより保護回路の誤動作をなくすことができ
る。
【0007】また本発明スイッチング電源回路は直流電
圧をトランスの1次巻線及びコンデンサより成る共振回
路に供給すると共にこの共振回路に供給するこの直流電
圧をスイッチングするスイッチング素子を設け、このス
イッチング素子に共振制御回路に得られるこの共振回路
の共振周波数近傍の周波数のスイッチング信号を供給
し、このトランスの2次巻線に得られる交流電圧を整流
して出力直流電圧を得るようにし、この出力直流電圧に
応じてこの共振制御回路のスイッチング信号の周波数を
制御してこの出力直流電圧を一定にするようにすると共
にこの出力直流電圧の異常を検出して保護するようにし
たマイクロコンピュータを設けたスイッチング電源回路
において、この共振制御回路のスイッチング信号をこの
マイクロコンピュータのクロック信号としたものであ
る。
【0008】斯る本発明によれば、保護回路を構成する
マイクロコンピュータのクロック信号を共振制御回路の
スイッチング信号としたので、このマイクロコンピュー
タにおいて、容易にスイッチング信号の立上りを検出で
き、出力直流電圧のスイッチングノイズの含まれない所
定期間にて異常を検出でき、これにより保護回路の誤動
作をなくすことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して本
発明スイッチング電源回路の実施の形態の例につき説明
する。図1例は本発明をパルス幅変調(PWM)制御方
式のスイッチング電源回路に適用した例を示す。
【0010】図1において、1は商用電源が供給される
電源プラグを示し、この電源プラグ1の一端を電源スイ
ッチ2及びフィルタ3を介して両波整流回路4の一方の
入力端子に接続し、この電源プラグ1の他端をヒューズ
5及びフィルタ3を介してこの両波整流回路4の他方の
入力端子に接続する。
【0011】この両波整流回路4の一方の出力端子4a
を平滑用コンデンサ6を介してこの両波整流回路4の他
方の出力端子4bに接続する。またこの両波整流回路4
の一方の出力端子4aをコンバータトランス7の1次巻
線7aの一端に接続し、この1次巻線7aの他端をスイ
ッチング素子を構成する電界効果トランジスタ8のドレ
インに接続し、この電界効果トランジスタ8のソースを
電流検出用の抵抗器9を介して両波整流回路4の他方の
出力端子4bに接続する。
【0012】また、図1において、10はパルス幅変調
のスイッチング信号を発生するパルス幅変調(PWM)
制御回路を示し、このPWM制御回路10に得られるス
イッチング信号を抵抗器12を介してスイッチング素子
を構成する電界効果トランジスタ8のゲートに供給す
る。また11は、このスイッチング電源回路の保護回路
を構成するマイクロコンピュータを示す。
【0013】また、両波整流回路4の一方の出力端子4
aを高周波ノイズを低減するためのスナバー回路を構成
するコンデンサ13及び抵抗器14の並列回路を介して
ダイオード15のカソードに接続し、このダイオード1
5のアノードをコンバータトランスの1次巻線7aの他
端に接続する。
【0014】また、両波整流回路4の一方の出力端子4
aを起動回路を構成する抵抗器16及びダイオード17
の直列回路を介してPWM制御回路10の電源端子及び
マイクロコンピュータ11の電源端子に接続し、更にこ
の一方の出力端子4aを電圧検出用の抵抗器18を介し
てマイクロコンピュータ11の電圧検出端子に接続す
る。
【0015】このトランス7に3次巻線7cを設け、こ
の3次巻線7cの一端を両波整流回路4の他方の出力端
子4bに接続し、この3次巻線7cの他端を整流用のダ
イオード19を介してPWM制御回路10の電源端子及
びマイクロコンピュータ11の電源端子に接続し、この
電源端子及びダイオード19の接続点を平滑用のコンデ
ンサ20を介して、この3次巻線7cの一端に接続す
る。
【0016】このコンバータトランス7の2次巻線7b
の一端を整流用のダイオード21を介して一方の出力端
子22aに接続し、この2次巻線7bの他端を他方の出
力端子22bに接続し、この一方及び他方の出力端子2
2a及び22b間に平滑用コンデンサ23を接続し、こ
の一方及び他方の出力端子22a及び22b間に出力直
流電圧を得る如くする。
【0017】この一方の出力端子22aを出力直流電圧
を検出する比較回路を構成する演算増幅回路24の反転
入力端子−に接続し、この演算増幅回路24の非反転入
力端子+を基準電圧25を介して接地する。
【0018】この演算増幅回路24の出力側に得られる
誤差電圧をフォトカプラー26を介してPWM制御回路
10に供給し、このPWM制御回路10においては、こ
の演算増幅回路24の出力側に得られる誤差電圧に応じ
たパルス幅のスイッチング信号を形成し、このスイッチ
ング信号によりスイッチング素子である電界効果トラン
ジスタ8をオン・オフして、出力端子22a,22bに
得られる出力直流電圧を一定にする如くしている。
【0019】また、この一方の出力端子22aをこの出
力直流電圧の異常を検出する比較回路を構成する演算増
幅回路27の反転入力端子−に接続し、この演算増幅回
路27の非反転入力端子+を異常電圧に対応する基準電
圧28を介して接地し、この演算増幅回路27の出力側
に出力直流電圧が異常電圧以上になったときに異常を知
らせる異常検出信号を得る如くする。
【0020】この演算増幅回路27の出力側に得られる
異常検出信号をフォトカプラー29を介してマイクロコ
ンピュータ11に供給する如くする。このマイクロコン
ピュータ11で出力直流電圧の異常を検出したときに
は、PWM制御回路10の動作を停止する如くし、この
スイッチング電圧回路を保護する如くする。
【0021】また電界効果トランジスタ8を流れる電流
を抵抗器9で検出し、この検出信号をPWM制御回路1
0に供給しこの電流が異常のときは、スイッチング信号
を発生しない如くしてこの電界効果トランジスタ8をオ
フとし、この電界効果トランジスタ8を保護する如くす
る。
【0022】また、図1において、30はマイクロコン
ピュータ11のクロック信号を発生する例えば20MH
zの発振器を示す。本例においては、この発振器30の
発振信号をクロック信号としてマイクロコンピュータ1
1に供給すると共にこの発振器30の発振信号を例えば
192分周する分周器31を介して例えば約100kH
zの周波数の信号をスイッチング信号としてPWM制御
回路10に供給する。
【0023】従って、このPWM制御回路10において
は、マイクロコンピュータ11のクロック信号に同期し
たスイッチング信号のパルス幅を演算増幅回路24の出
力側に得られる誤差信号に応じて変調したパルス幅変調
のスイッチング信号が得られ、このスイッチング信号が
電界効果トランジスタ8のゲートに供給される。
【0024】本例においては、マイクロコンピュータ1
1で出力直流電圧の異常の検出期間を例えば図2Cに示
す如くスイッチング信号の立上りより所定期間を除いた
期間とする。例えばスイッチング信号の周波数が約10
0kHzのときは、この出力直流電圧の異常の検出期間
を図2Cに示す如くスイッチング信号の立上りの前1μ
sec及び後1μsecを除いた期間とする。図2Bは
電界効果トランジスタ8のドレイン電圧の例である。
【0025】本例は上述の如く、保護回路を構成するマ
イクロコンピュータ11のクロック信号とこのPWM制
御回路10のスイッチング信号とを同期するようにした
ので、このマイクロコンピュータ11において、容易に
このスイッチング信号の立上りを検出でき、図2Aに示
す如く出力直流電圧にスイッチングノイズNがあって
も、図2Cの検出期間TOにてこの出力直流電圧の異常
電圧を検出しているので、異常電圧をこのスイッチング
ノイズNに関係なく良好に検出することができ、この保
護回路の誤動作をなくすことができる。
【0026】また図3は本発明スイッチング電源回路の
実施の形態の他の例を示す。この図3例は本発明を共振
回路を使用したスイッチング電源回路に適用した例を示
す。この図3例につき説明するに図1例に対応する部分
には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0027】この図3例においては、両波整流回路4の
一方の出力端子4aを一方のスイッチング素子を構成す
る電界効果トランジスタ40のドレインに接続し、この
電界効果トランジスタ40のソースを他方のスイッチン
グ素子を構成する電界効果トランジスタ41のドレイン
に接続し、この電界効果トランジスタ41のソースを両
波整流回路4の他方の出力端子4bに接続する。
【0028】この電界効果トランジスタ40のソース及
び電界効果トランジスタ41のドレインの接続点を共振
回路42のコイルを構成するトランス43の1次巻線4
3aの一端に接続し、この1次巻線43aの他端を共振
回路42を構成するコンデンサ42aを介して両波整流
回路4の他方の出力端子4bに接続する。
【0029】このトランス43の1次巻線(コイル)4
3a及びコンデンサ42aが構成する直流共振回路42
の共振特性は図4に示す如くであり、本例においては、
この共振周波数f0 を60kHzとし、この直列共振回
路42に図4に示す如く100kHz〜200kHzの
周波数の電圧が供給される如くする。
【0030】また、図3において、44は共振回路42
の共振周波数f0 例えば60kHzの近傍の周波数例え
ば100kHz〜200kHzのスイッチング信号を発
生する共振制御回路を示し、この共振制御回路44に得
られるスイッチング信号を駆動回路45を介して一方及
び他方のスイッチング素子を構成する電界効果トランジ
スタ40及び41の夫々のゲートに供給する。
【0031】この場合、電界効果トランジスタ40及び
41は交互にオン・オフする如くする。また、11はこ
の共振制御回路44等を含むスイッチング電源回路の保
護回路を構成するマイクロコンピュータである。
【0032】また、この両波整流回路4の一方の出力端
子4aを起動回路を構成する抵抗器16及びダイオード
17の直列回路を介して共振制御回路44の電源端子及
びマイクロコンピュータ11の電源端子に接続し、更に
この一方の出力端子4aを電圧検出用の抵抗器18を介
してマイクロコンピュータ11の電圧検出端子に接続す
る。
【0033】このトランス43に3次巻線43cを設け
この3次巻線43cの一端を整流用のダイオード46a
及び逆流防止用のダイオード46bの直列回路を介して
共振制御回路44の電源端子及びマイクロコンピュータ
11の電源端子に接続し、このダイオード46a及び4
6bの接続中点を平滑用のコンデンサ47を介してこの
3次巻線43cの他端に接続する。
【0034】このトランス43の2次巻線43bの一端
を整流用のダイオード21を介して一方の出力端子22
aに接続し、この2次巻線43bの他端を他方の出力端
子22bに接続し、この一方及び他方の出力端子22a
及び22b間に平滑用コンデンサ23を接続しこの一方
及び他方の出力端子22a及び22b間に出力直流電圧
を得る如くする。
【0035】この一方の出力端子22aを出力電圧を検
出する比較回路を構成する演算増幅回路24の反転入力
端子−に接続し、この演算増幅回路24の非反転入力端
子+を基準電圧の電池25を介して接地する。
【0036】この演算増幅回路24の出力側に得られる
誤差電圧をフォトカプラー26を介して共振制御回路4
4に供給し、この共振制御回路44においては、この演
算増幅回路24の出力側に得られる誤差電圧に応じた周
波数のスイッチング信号を形成し、このスイッチング信
号により一方及び他方のスイッチング素子である電界効
果トランジスタ40及び41をオン・オフして、一方及
び他方の出力端子22a及び22b間に得られる出力直
流電圧を一定にする如くしている。
【0037】即ち、出力直流電圧が所定値より高くな
り、この誤差電圧が大きくなったときには、このスイッ
チング信号の周波数を上げ、この共振回路42の出力側
に得られる交流電圧を下げ(図4参照)、またこの出力
直流電圧が所定値より低くなり、この誤差電圧が小さく
なったときには、このスイッチング信号の周波数を下
げ、この共振回路42の出力側に得られる交流電圧を上
げ(図4参照)て出力直流電圧を一定にする如くする。
【0038】また、この一方の出力端子22aを、この
出力直流電圧の異常を検出する比較回路を構成する演算
増幅回路27の反転入力端子−に接続し、この演算増幅
回路27の非反転入力端子+を異常電圧に対応する基準
電圧28を介して接地し、この演算増幅回路27の出力
側に出力直流電圧が異常電圧以上になったときに異常を
知らせる異常検出信号を得る如くする。
【0039】この演算増幅回路27の出力側に得られる
異常検出信号をフォトカプラー29を介してマイクロコ
ンピュータ11に供給する如くする。このマイクロコン
ピュータ11で出力直流電圧の異常を検出したときには
共振制御回路44の動作を停止する如くしこのスイッチ
ング電源回路を保護する如くする。
【0040】また、本例においては、共振制御回路44
に得られるスイッチング信号をマイクロコンピュータ1
1のクロック信号として供給する如くする。
【0041】この場合、マイクロコンピュータ11のク
ロック信号の周波数が例えば通常の20MHzに比べ約
200分の1に落ちるため処理スピードが遅くなる欠点
を持つが、このクロック信号はスイッチング信号と同期
がとれるために入力精度が向上し、余分な処理(平均値
処理や積分処理等)をする必要がなくなり、独立のクロ
ック信号を用いた場合と同等の時間以内で処理ができ
る。また、処理スピードを遅くしない工夫として、共振
制御回路44のスイッチング信号を逓倍してマイクロコ
ンピュータ11のクロック信号としても良い。
【0042】本例においては、マイクロコンピュータ1
1で出力直流電圧の異常の検出期間を例えば図2Cに示
す如く、スイッチング信号の立上りより所定期間を除い
た期間とする。例えばスイッチング信号の周波数が約1
00kHzのときは、この出力直流電圧の異常の検出期
間を図2Cに示す如くスイッチング信号の立上りの前1
μsec及び後1μsecを除いた期間とする。その他
は図1と同様に構成する。
【0043】本例は上述の如く、保護回路を構成するマ
イクロコンピュータ11のクロック信号を共振制御回路
44のスイッチング信号としたので、このマイクロコン
ピュータ11において、容易にスイッチング信号の立上
りを検出でき、図2Aに示す如く出力直流電圧のスイッ
チングノイズNがあってもスイッチングノイズNの含ま
ない異常電圧を検出しているので、この異常電圧をこの
スイッチングノイズNに関係なく良好に検出することが
でき、この保護回路の誤動作をなくすことができる。
【0044】尚、本発明は上述例に限ることなく、本発
明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り
得ることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】本発明によればマイクロコンピュータを
使用した保護回路の誤動作をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スイッチング電源回路の実施の形態の例
を示す構成図である。
【図2】本発明の説明に供する線図である。
【図3】本発明の実施の形態の他の例を示す構成図であ
る。
【図4】図3の説明に供する線図である。
【符号の説明】
1‥‥電源プラグ、4‥‥整流回路、7,43‥‥トラ
ンス、8,40,41‥‥電界効果トランジスタ、10
‥‥パルス幅変調制御回路、11‥‥マイクロコンピュ
ータ、22a,22b‥‥出力端子、24,27‥‥演
算増幅回路、26,29‥‥フォトカプラー、30‥‥
発振器、31‥‥分周器、42‥‥共振回路、44‥‥
共振制御回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5G004 AA05 AB02 BA08 CA06 DC04 DC14 EA01 5G053 AA09 BA04 CA01 DA01 EA01 EB02 EC03 5H730 AA03 BB23 BB57 BB61 BB95 CC01 DD04 DD41 EE02 EE07 EE59 FD01 FD11 FD41 FF09 FF19 FG02 FG07 XX04 XX12 XX23 XX32 XX44

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧をコンバータトランスの1次巻
    線に供給すると共に前記コンバータトランスの1次巻線
    に直列にスイッチング素子を接続し、前記スイッチング
    素子にパルス幅変調制御回路に得られるスイッチング信
    号を供給して前記直流電圧をスイッチングし、前記コン
    バータトランスの2次巻線に得られる交流電圧を整流し
    て出力直流電圧を得るようにし、前記出力直流電圧に応
    じて、前記パルス幅変調制御回路のスイッチング信号の
    パルス幅を変調して、前記出力直流電圧を一定にするよ
    うにすると共に前記出力直流電圧の異常を検出して保護
    するようにしたマイクロコンピュータを設けたスイッチ
    ング電源回路において、前記マイクロコンピュータのク
    ロック信号と前記パルス幅変調制御回路のスイッチング
    信号とを同期するようにしたことを特徴とするスイッチ
    ング電源回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスイッチング電源回路に
    おいて、 前記スイッチング信号の立上り時より所定期間前記マイ
    クロコンピュータは前記出力直流電圧の異常を検出しな
    いようにしたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  3. 【請求項3】 直流電圧をトランスの1次巻線及びコン
    デンサより成る共振回路に供給すると共に前記共振回路
    に供給する前記直流電圧をスイッチングするスイッチン
    グ素子を設け、前記スイッチング素子に共振制御回路に
    得られる前記共振回路の共振周波数近傍の周波数のスイ
    ッチング信号を供給し、前記トランスの2次巻線に得ら
    れる交流電圧を整流して出力直流電圧を得るようにし、
    前記出力直流電圧に応じて前記共振制御回路のスイッチ
    ング信号の周波数を制御して前記出力直流電圧を一定に
    するようにすると共に前記出力直流電圧の異常を検出し
    て保護するようにしたマイクロコンピュータを設けたス
    イッチング電源回路において、 前記共振制御回路のス
    イッチング信号を前記マイクロコンピュータのクロック
    信号としたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のスイッチング電源回路に
    おいて、前記スイッチング信号の立上り時より所定期間
    前記マイクロコンピュータは前記出力直流電圧の異常を
    検出しないようにしたことを特徴とするスイッチング電
    源回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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