JP2002368766A - ワイヤーハーネスシステム - Google Patents

ワイヤーハーネスシステム

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JP2002368766A
JP2002368766A JP2001170185A JP2001170185A JP2002368766A JP 2002368766 A JP2002368766 A JP 2002368766A JP 2001170185 A JP2001170185 A JP 2001170185A JP 2001170185 A JP2001170185 A JP 2001170185A JP 2002368766 A JP2002368766 A JP 2002368766A
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JP
Japan
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token
connector
wire harness
multiplex communication
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Pending
Application number
JP2001170185A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Taniguchi
芳和 谷口
Masatoshi Nakajima
正敏 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Priority to EP02012514A priority patent/EP1264738A3/en
Priority to US10/160,038 priority patent/US6744147B2/en
Publication of JP2002368766A publication Critical patent/JP2002368766A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御データを一元的に管理した場合であって
も、実用的な通信速度でデータを処理し、もって多数の
アクチュエータを含む大規模なネットワークを構築する
こと。 【解決手段】 多重通信制御部22を有するノードコネ
クタでワイヤーハーネスシステム10を構築する。各ノ
ードコネクタの多重通信制御部22には、一定時間置き
に発呼されるタイミングビットセットによってトークン
が付与されるトークン受信制御部22gが設けられてい
る。特定のノードコネクタにのみCPUを有するコント
ローラを設け、このコントローラに記憶されるデータを
多重通信制御部22によって複数のノードコネクタ間で
共有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤーハーネスシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の電子化が非常に目覚しく、
これに伴って、車両に実装される電子ユニットをモジュ
ール化し、各モジュール同士を多重通信可能なシステム
で接続することが試みられている。
【0003】例えば特開平10−22006号公報に
は、車両に配設される複数のアクチュエータ毎にインタ
ーフェースコネクタを設け、各インターフェースコネク
タに多重通信制御ユニットをそれぞれ設けて、車両に構
築されているLANで多重通信可能に接続されたものが
開示されている。
【0004】この先行技術では、ポーリング方式や、C
SMA/CD方式、或いはトークンパッシング方式等の
通信方式を採用し、各多重通信制御ユニットにそれぞれ
CPU(中央演算装置)を設けて、各インターフェース
コネクタ間でのプロトコルを確立させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術では、各インターフェースコネクタに設けた多重
通信制御ユニット同士の通信条件を確立する必要があっ
た。このため複数のアクチュエータに対する制御データ
を一元管理した場合には、データの伝送に時間がかか
り、実用的な制御を行い得なくなるので、多数のアクチ
ュエータを含む大規模なネットワークを構築してデータ
を送受信することが著しく困難になるという問題があっ
た。また、車両に組み込まれた機器に通信上の問題が生
じると、個々の通信プログラムに問題があるのか、接続
されている機器の複合原因によるのか判別することが必
要になるが、通信制御ユニットにCPUを設けて通信を
確立させるシステムでは、その切り分けも容易ではな
い。
【0006】かかる不具合を解消するために、各インタ
ーフェースコネクタにメモリを設けて制御データを分散
させることも考えられるが、その場合には、ホスト側の
データベースと各インターフェースコネクタのメモリに
記憶された制御データとの更新処理に時間がかかった
り、データの転送ミスが生じたりする恐れがある等の不
具合が考えられる。そのため、個々のインターフェース
コネクタに接続可能なアクチュエータの数も制約され、
大規模な通信システムを構築する場合には、インターフ
ェースコネクタのコストが高くなるという問題があっ
た。また、インターフェースコネクタの数が増えれば、
データの更新処理に要する時間も増加することになるの
で、トランザクションを頻繁に行うことが要請されるア
クチュエータには不向きとなる。このため、共有データ
を各インターフェースコネクタに持たせる場合でも、大
規模なネットワークを実用化することは困難であった。
【0007】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、制御データを一元的に管理した場合であって
も、実用的な通信速度でデータを処理し、もって多数の
アクチュエータを含む大規模なネットワークを構築する
ことのできる廉価なワイヤーハーネスシステムを提供す
ることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数のアクチュエータに接続されるスレー
ブノードコネクタと、このスレーブノードコネクタに接
続された各アクチュエータを制御するための制御部を含
むマスターノードコネクタと、マスターノードコネクタ
と各スレーブノードコネクタとの間で多重通信するため
の多重通信制御システムとを備え、上記多重通信制御シ
ステムは、各ノードコネクタにそれぞれ異なるノードア
ドレスを設定するノードアドレス設定部と、何れかのノ
ードコネクタに設けられ、一定時間置きにトークン信号
としてのタイミングビットセットを発呼するトークン発
呼手段と、このトークン発呼手段により発呼されるタイ
ミングビットセットと上記ノードアドレスとによって、
各ノードコネクタが時分割でトークンを付与されるトー
クン受信制御部とを含んでいることを特徴とするワイヤ
ーハーネスシステムである。
【0009】この発明では、マスターノードコネクタに
設けられた制御部でアクチュエータを制御可能にスレー
ブノードコネクタと多重通信するに当たり、一定時間置
きに発呼されるトークン信号としてのタイミングビット
セットと各ノードコネクタに設定されたノードアドレス
とによって、各ノードコネクタが時分割でトークンを付
与されるので、データを送受信するノードコネクタ間で
通信条件を確立する必要がなくなり、プロトコルフリー
の状態でデータの送受信を行うことが可能になる。この
ため、データを送受信するノードコネクタ間での応答時
間が飛躍的に短縮化されるため、大規模なアクチュエー
タ間でネットワークを構築し、マスターノードコネクタ
に送信される各アクチュエータの制御データを一元管理
することができる。
【0010】また、マスターノードコネクタとスレーブ
ノードコネクタとの間で通信条件を確立させる必要がな
いので、スレーブノードコネクタにマイクロプロセッサ
を設ける必要もなくなり、簡素で廉価なハード構成を採
用することができる。
【0011】さらに上述のような完全時分割多重通信方
式を採用することにより、一定時間置きに出力されるタ
イミングビットセットとノードアドレスの設定だけで各
コネクタ間の多重通信が可能になるので、スレーブノー
ドコネクタの増減が容易になり、ハード上のワイヤーハ
ーネスの仕様変更に容易に対応することが可能になる。
したがって、本ハーネスを車両に採用する場合には、車
種に依存しない通信システムを構築することが可能にな
る。
【0012】上記スレーブノードコネクタとアクチュエ
ータとの間は、既成のワイヤーハーネスを用いて接続し
てもよく、或いは、アクチュエータに直接スレーブノー
ドコネクタを接続してもよい。
【0013】また、各ノードコネクタは、接続されるア
クチュエータを駆動するための半導体リレーを有してい
ることが好ましい。
【0014】このようにすると、メンテナンスフリーの
半導体リレーがノードコネクタ毎に分散されるので、従
来のような電気接続箱を設けて駆動リレーを集中管理す
る必要がなくなり、部品点数の低減やさらなる省線化を
図ることが可能になる。
【0015】さらに、上記トークン発呼手段を全てのノ
ードコネクタに設け、各トークン発呼手段には、トーク
ン信号をノードアドレスの設定に基づいて調整するトー
クン調整手段を設け、一のノードコネクタへのデータパ
ケットを他のコネクタが受信可能に構成されていること
が好ましい。
【0016】この構成では、マスターノードコネクタの
みならず、全てのノードコネクタが通信上、マスターノ
ードになりうるため、マスターノードコネクタに故障が
生じても、システム全体が停止することがなくなる。つ
まり、多重通信伝送路に接続される各ノードコネクタに
おいて縮退機能動作をすることができる。
【0017】さらに各ノードコネクタは、アクチュエー
タに給電するための給電線に接続された給電制御スイッ
チを含んでいることが好ましい。
【0018】その場合には、アクチュエータの給電制御
も多重通信で行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施形態について詳述する。
【0020】図1は本発明の実施の一形態に係るワイヤ
ーハーネスシステム10の概略構成を簡略化して示す外
観略図であり、図2は図1の要部を模式的に示す斜視図
である。
【0021】これらの図を参照して、図示のワイヤーハ
ーネスシステム10は、アクチュエータとしてのモジュ
ールMに接続可能なサブハーネスSHと、サブハーネス
SHに接続される複数のノードコネクタ11、12、1
4、15と、各ノードコネクタ11〜15間で多重通信
を行うための多重通信制御システム20とを備えてい
る。
【0022】図2に示すように、サブハーネスSHは、
ノードコネクタ11〜15に接続されるハーネスコネク
タSH1と、モジュールM(図1参照)に接続されるモ
ジュールコネクタSH2とを被覆電線Wで接続すること
により、次に説明するノードコネクタ11〜15とモジ
ュールMとを制御可能に接続するものである。
【0023】各ノードコネクタ11〜15は、ハウジン
グ16aと、ハウジング16a内に内蔵されて、上記サ
ブハーネスSHのハーネスコネクタSH1と接続される
モジュール用端子16bと、同じくハウジング16a内
に内蔵されて、後述する多重通信制御システム20のコ
ネクタ21と接続される通信用の端子16cとを有して
いる。そして、モジュール用端子16bにより、各ノー
ドコネクタ11、12は、サブハーネスSHを介してモ
ジュールMと接続されるとともに、通信用の端子16c
によって、後述する多重通信制御システム20と多重通
信可能に接続されるようになっている。なお、これらハ
ウジング16aの形状や端子16b、16cは、各コネ
クタ11〜15の接続態様によって適宜変更される。例
えば、ワイヤーハーネスシステム10の端末部分を構成
するノードコネクタ14においては、通信用の端子16
cのソケット部分が一箇所になっている。また、後述す
る多重通信制御システム20の複合線Lを中継するノー
ドコネクタ15においては、モジュール用端子16bが
省略される。
【0024】図3は図1の実施形態に係るワイヤーハー
ネスシステム10のブロック図である。
【0025】同図を参照して、各ノードコネクタ11〜
14は、何れもモジュールMに内蔵される種々のアクチ
ュエータAを駆動するための半導体リレー16dと、半
導体リレー16dに給電するためのレギュレータ16f
とを備えている点では共通しているが、予め定められた
特定のノードコネクタ11については、内部にコントロ
ーラ17が設けられたマスターノードコネクタとして構
成されている。そして、このマスターノードコネクタ1
1から送信される制御信号を、自局を含む上記半導体リ
レー16dに対し、多重通信制御システム20を通して
送信することにより、単一のデータベースに基づいて、
各モジュールM(或いはアクチュエータA)を制御する
ことができるように構成されている。また、各モジュー
ルMが有するセンサSやスイッチSWも、多重通信制御
システム20に接続されている。図示の実施形態におい
て、半導体リレー16dは、自己保護機能/診断機能を
内蔵した公知のものである。
【0026】上記マスターノードコネクタ11に設けら
れるコントローラ17は、CPU17aと記憶部17b
とを有している。
【0027】上記記憶部17bは、ROM(リードオン
リーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)を含
んでいる。ROMには、上記CPU17aを各モジュー
ルMに対する制御部として機能させる制御プログラム
と、後述する多重通信制御部22のノードアドレスを付
与するアドレス設定プログラムとが記憶されている。ま
た上記RAMは、CPU17aの作業領域等として利用
される。
【0028】次に、本実施形態の多重通信制御システム
20について、詳述する。
【0029】まず、図3を参照して、この多重通信制御
システム20は、バス型のLAN(ローカルエリアネッ
トワーク)を構成する複合線Lと、各ノードコネクタ1
1〜14に設けられた多重通信制御部22とを有してい
る。
【0030】上記複合線Lは、多重通信制御部22の通
信線となるツイストペア線L1と、各ノードコネクタ1
1〜14のレギュレータ16fに給電するための給電線
L2とを束ねたものである。なお具体的には図示してい
ないが、上記ツイストペア線L1の端末には、ネットワ
ークターミネータが接続されている。
【0031】各多重通信制御部22は、基本的には、自
ノードアドレス設定スイッチ23aと、送元ノードアド
レス設定スイッチ23bとを有しており、各ノードアド
レス設定スイッチ23a、23bによって、それぞれ異
なる自ノードアドレスと、送元ノードアドレス(本実施
形態においてはマスターノードコネクタ11の多重通信
制御部22に自ノードアドレスとして設定されるアドレ
ス)とを設定することができるようになっている。
【0032】但し、マスターノードコネクタ11に設け
られた多重通信制御部22については、上記コントロー
ラ17によって自ノードアドレス及び送元ノードアドレ
スが設定されるようになっている。
【0033】図4は本実施形態に係る多重通信制御部2
2の詳細を示すブロック図である。
【0034】同図を参照して、多重通信制御部22は、
基本的にはICチップで構成されており、その内部に
は、上記通信線L1にデータを送信するデータ送信回路
22aと、上記通信線L1からデータを受信するための
データ受信回路22bと、両回路23a、23bに対応
して設けられた送信データバッファレジスタ22c及び
受信データバッファレジスタ22dと、両データバスバ
ッファレジスタ22c、22dとアクチュエータA(図
3参照)との間でデータの送受信を行うためのデータバ
スバッファ22eと、両データバスバッファレジスタ2
2c、22dの読み書きを制御するデータバスR/W制
御回路22fとを有している。そして、これらの要素2
2a〜22fにより、マスターノードコネクタ11のコ
ントローラ17とアクチュエータAとの間でデータの送
受信を行うことができるようになっている。
【0035】さらに上記多重通信制御部22には、上記
通信線から後述するトークン信号を受信可能に構成され
ているとともに、受信したトークン信号に基づいてデー
タ送信回路22aとデータ受信回路22bとの送受信制
御を行うトークン受信制御回路22gと、このトークン
受信制御回路22gによって制御されることにより、上
記通信線L1にトークン信号を発呼するトークン発呼回
路22hとが設けられている。上記トークン受信制御回
路22gには、対応するノードコネクタ11〜14に設
定される自ノードアドレス及び送元ノードアドレスが入
力されることにより、通信線L1に送出されているトー
クン信号のタイミングと設定された自ノードアドレスか
ら自局を含む全ノードコネクタ11〜15のノードアド
レスとトークンとを関連付け、自局に関連するトークン
に基づいてデータを通信線L1に送出制御したり、デー
タを通信線L1から受信したりすることができるように
なっている。また、トークン発呼回路22hは、一定時
間置きにタイミングビットセットを出力することによ
り、そのビットセットのタイミングによって自局を含む
全てのノードコネクタ11〜15にトークンを付与する
ようになっている。
【0036】なお、この多重通信制御部22と各モジュ
ールMとは、パラレルインターフェース22kを介して
接続される。
【0037】図5は本発明に係るマスターユニットによ
る完全時分割多重通信の状態を示す図である。
【0038】まず図5を参照して、同図において、横軸
は時間を表しており、BNaはトークン発呼回路22h
が発呼するトークン信号の発呼サイクル、BNはトーク
ン信号として発呼されるタイミングビットセットを示し
ており、図示の例では、ブロードバンド方式による周波
数変調方式によって出力されているものである。
【0039】本実施形態のトークン発呼回路22hは、
0〜t2の時間を周期としてトークン信号の発呼を繰り
返しており、その前半の0〜t1、t2〜t3、t4〜
t5、t6〜t7・・・の時間においては、トークン発
呼回路22hがタイミングマーカーとしてトークン信号
を発呼し、後半のt1〜t2、t3〜t4、t5〜t
6、t7・・・の時間においては、発呼されたトークン
信号のタイミングと一致する自ノードアドレスを有する
ノードコネクタ11〜15が、そのデータ送信回路22
aからデータDTを通信線L1に出力するように設定さ
れている。これにより、トークン発呼回路22hは、順
番にユニットの数だけタイミングビットセットBNの発
呼を繰り返すことにより、自局を含めた全てのノードコ
ネクタ11〜15に対してトークンを付与することが可
能になる。
【0040】ところで、車載用のワイヤーハーネスにお
いては、車体系信号や制御系信号等、信号系によってそ
の情報変化伝達要求速度がわかっており、上記データの
伝送においては、各信号系の情報変化伝達要求速度より
も十分高速(5倍以上)にデータが伝送されるように設
定されている。
【0041】信号の伝達要求速度が10msとすると、
上記トークンの周回時間は、1msとして運用される。
【0042】例えば、8ノードをもつシステムでは、
0.125msで1ノードを通信することとなる。これ
により、各モジュールMのアクチュエータAは、何等シ
ステム上の機能を損なうことなく、従来のワイヤーハー
ネスと接続されている場合と同様に動作することができ
る。
【0043】また本実施形態では、各ノードコネクタ1
1〜15に設けられた全てのトークン発呼回路22hか
らトークン信号が発呼されるようになっているので、図
4で示すように、各トークン発呼回路22hには、ハー
ドロジックで構成されたトークン優先回路22jが設け
られており、最も若いノードアドレスを有するトークン
発呼回路22hのみがトークン信号を出力するように設
定されている。
【0044】さらに、トークン受信制御回路22g及び
データ受信回路22bは、トークン信号BN及びデータ
DTが出力される共通の通信線L1を監視しているの
で、何れかのノードコネクタユニットが出力したデータ
DTを共有することが可能になる。
【0045】この結果、通信線L1の何れかで断線が生
じた場合でも、通信上は、何れかのノードコネクタが新
たなマスターノードとなって、多重通信を行うことがで
きるので、事故発生後も可能な限り通信機能を残存する
縮退機能動作をすることができる。例えば図1に示すポ
イントPで通信線L1の断線が生じた場合、このポイン
トPで分断された二つのグループG1、G2内では、通
信機能が残存することになる。
【0046】なお、ノードコネクタ11〜15のうち、
複合線Lの中継部分に位置するノードコネクタ15につ
いては、図3で示した半導体リレー16dが省略されて
いる点以外は、他のスレーブノードコネクタ12〜14
と同様の通信機構が構成されているので、その詳細につ
いては説明を省略する。
【0047】以上説明したように、本実施形態では、マ
スターノードコネクタ11に設けられた制御部としての
コントローラ17で各モジュールMのアクチュエータA
を制御可能にスレーブノードコネクタ12〜15と多重
通信するに当たり、図5で示したように、一定時間置き
に発呼されるタイミングビットセットBNと各ノードコ
ネクタ11〜15に設定されたノードアドレスとによっ
て、各ノードコネクタ11〜15が時分割でトークンを
付与されるので、データを送受信するノードコネクタ1
1〜15間で通信条件を確立する必要がなくなり、プロ
トコルフリーの状態でデータの送受信を行うことが可能
になる。このため、データを送受信するノードコネクタ
11〜15間での応答時間が飛躍的に短縮化されるた
め、マスターノードコネクタ11に送信される各アクチ
ュエータAの制御データを一元管理した場合であって
も、実用的な通信速度でデータを処理することができる
ので、大規模なネットワークを構築することができる。
【0048】また、マスターノードコネクタ11とスレ
ーブノードコネクタ12〜15との間で通信条件を確立
させる必要がないので、スレーブノードコネクタ12〜
15にマイクロプロセッサを設ける必要もなくなり、簡
素で廉価なハード構成を採用することができる。
【0049】また、マスターノードコネクタ11とスレ
ーブノードコネクタ12〜15との間で多重通信を行う
ことにより、各コネクタ11〜15間での省線化を図る
ことができる。
【0050】さらに上述のような完全時分割多重通信方
式を採用することにより、スレーブノードコネクタ12
〜15の増減が容易になり、ハード上のワイヤーハーネ
スシステム10の仕様変更に容易に対応することが可能
になる。したがって、本ワイヤーハーネスシステム10
を車両に採用する場合には、車種に依存しない通信シス
テムを構築することが可能になる。
【0051】特に本実施形態において、各ノードコネク
タ11〜15には、接続されるアクチュエータAを駆動
するための半導体リレー16dを有しているので、従来
のような電気接続箱を設けて駆動リレーを集中管理する
必要がなくなり、部品点数の低減やさらなる省線化を図
ることが可能になる。
【0052】さらに本実施形態では、全てのノードコネ
クタ11〜15の多重通信制御部にトークン発呼手段と
してのトークン発呼回路22hを設け、各トークン発呼
回路22hによるトークン信号DTをノードアドレスの
設定に基づいて調整するトークン調整手段としてのトー
クン優先回路22jを設けているとともに、一のノード
コネクタへのデータパケットを他のコネクタが受信可能
に構成されているので、マスターノードコネクタ11の
みならず、全てのノードコネクタ12〜15が通信上、
マスターノードになりうるため、マスターノードコネク
タ11に故障が生じても、システム全体が停止すること
がなくなる。つまり、多重通信伝送路に接続される各ノ
ードコネクタにおいて縮退機能動作をすることができ
る。
【0053】図6は本発明の実施形態を車両用のワイヤ
ーハーネスに具体化した例を模式的に示す図である。同
図に示すように、モジュールとしては、FRモジュール
M1、エンジンモジュールM2、セーフティボックスモ
ジュールM3、ドアモジュールM4、インストゥルメン
トパネル内に実装されるメインモジュールM5、ステア
リングモジュールM6、ルーフモジュールM7、RRモ
ジュールM8等があり、上述した仕様でワイヤーハーネ
スシステム10が実装されている。
【0054】この場合でも、メインモジュールM5に接
続されたノードコネクタ11をメインノードとて多重通
信を行うことにより、従来の電気接続箱のない簡素で廉
価な通信システムを各モジュールM1〜M8間で構築
し、ノードコネクタ11に接続されたコントローラ17
に記憶される制御データを共有化可能にすることによっ
て、データの一元管理を可能にしている。
【0055】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、制御データを一元的に管理した場合であっても、実
用的な通信速度でデータを処理し、もって廉価なハード
構成で多数のアクチュエータAを含む大規模なネットワ
ークを構築することができるという顕著な効果を奏す
る。
【0056】上述した実施の形態は本発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の
形態に限定されない。
【0057】例えば、上記スレーブノードコネクタ12
〜15とアクチュエータAとの間は、既成のワイヤーハ
ーネスを用いて接続してもよく、或いは、アクチュエー
タに直接スレーブノードコネクタ12〜15を接続して
もよい。
【0058】さらに図7の構成を採用してもよい。
【0059】図7は本発明のさらに別の実施形態を示す
ブロック図である。
【0060】同図に示すノードコネクタ18は、レギュ
レータ16fと、多重通信制御システム20の多重通信
制御部22のみをハウジング18a内に有しており、モ
ジュールMとは、ハウジング18aに設けたコネクタ1
8bによって、直接接続される構成を採用している。そ
して、図示の実施形態では、図3で示した半導体リレー
16dが直接モジュールM内に内蔵され、上記コネクタ
18bを介してレギュレータ16f及び多重通信制御部
22と電気的に接続される構成になっている。この構成
を採用した場合には、モジュールMに僅かな仕様変更を
加えただけで、サブハーネスSHを省略し、より徹底し
た省線化を計ることができる。
【0061】さらに図8の構成を採用してもよい。
【0062】図8は本発明のさらに別の実施形態を示す
ブロック図である。
【0063】同図に示すノードコネクタ19は、各モジ
ュールMのアクチュエータAに給電する電力線PLと接
続される電力スイッチドライバ16gを多重通信制御部
22に制御可能に接続した例である。上記電力スイッチ
ドライバ16gは、MOSFET(Metal Oxide Semico
nductor Field Effect Transistor)等のトランジスタ
素子が好ましい。このような構成を採用することによ
り、アクチュエータAに対する給電制御も多重通信制御
システム20を通して行うことができる。
【0064】その他、本発明の特許請求の範囲内で種々
の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御データを一元的に管理した場合であっても、実用的
な通信速度でデータを処理し、もって廉価なハード構成
で多数のアクチュエータを含む大規模なネットワークを
構築することができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態に係るワイヤーハーネ
スシステムの概略構成を簡略化して示す外観略図であ
る。
【図2】 図1の要部を模式的に示す斜視図である。
【図3】 図1の実施形態に係るワイヤーハーネスシス
テムのブロック図である。
【図4】 本実施形態に係る多重通信制御部の詳細を示
すブロック図である。
【図5】 本発明に係るマスターユニットによる完全時
分割多重通信の状態を示す図である。
【図6】 本発明の実施形態を車両用のワイヤーハーネ
スに具体化した例を模式的に示す図である。
【図7】 本発明のさらに別の実施形態を示すブロック
図である。
【図8】 本発明のさらに別の実施形態を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 ワイヤーハーネスシステム 11 マスターノードコネクタ 12〜15 スレーブノードコネクタ 16d 半導体リレー 17 コントローラ 17a CPU 17b 記憶部 18 ノードコネクタ 20 多重通信制御システム 22 上記多重通信制御部 22g トークン受信制御回路 22h トークン発呼回路 22j トークン優先回路 23a 自ノードアドレス設定スイッチ(ノードアドレ
ス設定部) 23b 送元ノードアドレス設定スイッチ(ノードアド
レス設定部) A アクチュエータ BN タイミングビットセット(トークン信号) L 複合線 M モジュール SH サブハーネス
フロントページの続き (72)発明者 谷口 芳和 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 中島 正敏 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5G363 AA16 BA02 DC02 5K032 BA06 BA08 CA17 DA20 DB24 EC03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアクチュエータに接続されるスレ
    ーブノードコネクタと、 このスレーブノードコネクタに接続された各アクチュエ
    ータを制御するための制御部を含むマスターノードコネ
    クタと、 マスターノードコネクタと各スレーブノードコネクタと
    の間で多重通信するための多重通信制御システムとを備
    え、上記多重通信制御システムは、 各ノードコネクタにそれぞれ異なるノードアドレスを設
    定するノードアドレス設定部と、 何れかのノードコネクタに設けられ、一定時間置きにト
    ークン信号としてのタイミングビットセットを発呼する
    トークン発呼手段と、 このトークン発呼手段により発呼されるタイミングビッ
    トセットと上記ノードアドレスとによって、各ノードコ
    ネクタが時分割でトークンを付与されるトークン受信制
    御部とを含んでいることを特徴とするワイヤーハーネス
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワイヤーハーネスシステ
    ムにおいて、 各ノードコネクタは、接続されるアクチュエータを駆動
    するための半導体リレーを有していることを特徴とする
    ワイヤーハーネスシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のワイヤーハーネスシステ
    ムにおいて、 上記トークン発呼手段を全てのノードコネクタに設け、 各トークン発呼手段には、トークン信号をノードアドレ
    スの設定に基づいて調整するトークン調整手段を設け、 一のノードコネクタへのデータパケットを他のコネクタ
    が受信可能に構成されていることを特徴とするワイヤー
    ハーネスシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のワイヤーハーネスシステ
    ムにおいて、 各ノードコネクタは、アクチュエータに給電するための
    給電線に接続された給電制御スイッチを含んでいること
    を特徴とするワイヤーハーネスシステム。
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