JP2002367764A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2002367764A
JP2002367764A JP2001169228A JP2001169228A JP2002367764A JP 2002367764 A JP2002367764 A JP 2002367764A JP 2001169228 A JP2001169228 A JP 2001169228A JP 2001169228 A JP2001169228 A JP 2001169228A JP 2002367764 A JP2002367764 A JP 2002367764A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予熱完了報知後に設定温度を上昇し、温度セ
ンサで検知する温度が変更後の設定温度の手前で安定し
ても、再度予熱完了報知を行えるようにすることを目的
とする。 【解決手段】 通電制御手段17は、予熱完了報知後に
設定温度を高く変更すると、変更後の設定温度に対応す
る制御温度を目標温度θcとし、温度センサ4で検知す
る温度θ≧(目標温度θc−予熱報知補正温度θh)に
て報知手段5を制御して予熱完了報知を再度行うので、
設定温度を変更した後の目標温度θcの手前で温度セン
サ4で検知する温度θが安定しても、通電制御手段17
は予熱完了報知を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭において
使用される加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来構成の加熱調理器について図
4を用いて説明する。図4は従来構成の加熱調理器のブ
ロック図である。図4において、1は商用電源、2は
鍋、3は加熱手段で、整流器31、加熱コイル32、ス
イッチング素子33、インバータ回路34で構成させ
る。4は温度センサ、5は報知手段で、発光ダイオード
(LED)や液晶表示素子(LCD)で構成され視覚的
に報知する表示手段51と、ブザーなどで構成され聴覚
的に報知する音響手段52で構成されている。6は入力
手段、7は通電制御手段で、スイッチング素子33を数
十kHzでオンオフさせて加熱コイル32に高周波電流
を印加し、加熱コイル32と磁気結合する鍋2を誘導加
熱する。なお、通電制御手段7は、スイッチング素子3
3のオン時間を制御して加熱手段3の出力を制御する。
【0003】以上のように構成された従来構成の加熱調
理器について、図5および図6を用いてその動作を説明
する。図5は180℃設定で予熱しているときの表示手
段51での表示を示す図、図6は予熱完了前後での表示
手段51と音響手段52の動作を示す図である。
【0004】まず、通電制御手段7は、140℃〜20
0℃にて10℃刻みで7段階の設定温度に対応する制御
温度を備えて、入力手段6より入力する信号に基づき前
記7段階の制御温度の中から任意のものを選択する。な
お、各設定温度での制御温度を(表1)に示す。
【0005】
【表1】
【0006】そして、通電制御手段7は、温度センサ4
で検知する温度と選択された設定温度に対応する制御温
度との関係に基づく加熱手段3の出力を決定するための
手法としてファジィ制御を採用し、温度センサ4で検知
する温度θと目標温度θcとの温度差Δθ(Δθ=θ−
θc)、および温度センサ4で検知する温度θが単位温
度(1K)だけ変化するのに要する時間ΔT(温度上昇
のときはプラス、温度下降のときはマイナス)の2つを
入力パラメータとして、Δθが小さい(すなわち目標温
度θcよりも温度センサ4で検知する温度θが十分低
い)またはΔTが小さい(すなわち温度センサ4で検知
する温度θが急激に低下している)ほど加熱手段3の目
標とする出力Pcが大きくなるように算出する。
【0007】さらに加えて、通電制御手段7は、通電オ
フ状態から通電開始し鍋2内の油を設定温度まで上昇さ
せる予熱動作のときと、設定温度に到達した後に鍋2内
の油を設定温度に維持する安定動作のときでファジィ制
御内容を区別する。
【0008】具体的に説明すると、機器に商用電源1を
印加して、加熱手段3を通電オフ状態から通電オン状態
にし、入力手段6を操作して設定温度を180℃にする
と、通電制御手段7は、目標温度θcを(表1)で示す
180℃設定での制御温度(167℃)に対し初期補正
温度(10K)だけ補正した温度とし(θc=167℃
+10K=177℃)、ΔθとΔTを計算して加熱手段
3の目標とする出力Pcを算出し、加熱手段3の出力が
Pcになるように通電制御して鍋2内の油を設定温度で
ある180℃まで予熱する。このとき、通電制御手段7
は、図5および図6に示すように、設定温度を示す「1
80」を点灯表示するとともに、「予熱中」を0.6秒
オン/0.4秒オフにて点滅表示するように表示手段5
1を制御する。
【0009】そして、通電制御手段7は、温度センサ4
で検知する温度θ≧177℃(=180℃設定での制御
温度+初期補正温度)を検知すると、図5に示すよう
に、表示手段51を制御して「予熱中」を消灯するとと
もに、音響手段52を制御して0.5秒オン/0.5秒
オフを3回繰り返すようにブザーを吹鳴させる。なお、
以上のような表示手段51および音響手段52の動作
を、以後、予熱完了報知と称する。
【0010】その後は、通電制御手段7は、目標温度θ
cを(表1)で示す180℃設定での制御温度(167
℃)とし(θc=167℃)、このときのΔθとΔTを
計算して加熱手段3の目標とする出力Pcを算出し、加
熱手段3の出力がPcになるように通電制御して、鍋2
内の油の温度を180℃近傍にて維持する。
【0011】ここで、予熱動作のときに目標温度θcを
初期補正温度(10K)だけ高くしている理由について
説明する。室温に馴染んだ油を180℃まで予熱する
と、油は低温では粘性があるので、鍋2自身の温度上昇
に対して油の温度上昇が遅れてしまい、図5に示すよう
に、温度センサ4で検知する温度θと鍋2内の油の温度
との差は、安定動作のときに比べて相対的に小さくなっ
てしまう。したがって、予熱動作のときの目標温度θc
を、安定動作のときの目標温度θcよりも幾分高めに設
定して、予熱完了する時には鍋2内の油温が設定温度に
到達しているようにするためである。
【0012】また、同じΔθとΔTでも、算出される加
熱手段3の出力Pcを安定動作よりも予熱動作の方が幾
分大きめになるようにして、予熱動作の時には鍋2内の
油をスムーズに加熱し、かつ安定動作の時には鍋2内の
油温のリップルを抑制する。
【0013】そして、180℃設定で予熱完了した後
に、入力手段6を操作して設定温度を200℃まで上昇
させると、通電制御手段7は、表示手段51を制御し
て、設定温度を示す「200」を点灯表示し、再度「予
熱中」を0.6秒オン/0.4秒オフにて点滅表示する
とともに、目標温度θcを(表1)で示す200℃設定
での制御温度(185℃)とし(θc=185℃)、Δ
θとΔTを計算して安定動作での制御にて加熱手段3の
目標とする出力Pcを算出し、加熱手段3の出力がPc
になるように通電制御する。
【0014】そして、温度センサ4で検知する温度θ≧
185℃(=200℃設定での制御温度)を検知する
と、前記予熱完了報知を再度行う。なお、この場合は、
目標温度θcに対して、前記の初期補正温度(10K)
の補正は行わない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来構成では、予熱完了後に設定温度を1段階だけ上昇さ
せると、温度センサ4で検知する温度θと目標温度θc
との温度差Δθが小さいので加熱手段3の目標出力Pc
が大きくなる期間が短く、かつ安定動作で予熱を行うの
で加熱手段3の目標出力Pcは予熱動作のときよりも全
体的に幾分小さくなり、目標温度θcの手前で加熱手段
3の目標出力Pcを抑制して温度センサ4で検知する温
度θはオーバーシュートしなくなり、目標温度θcに到
達する手前で温度センサ4で検知する温度θが安定して
しまって、温度センサ4で検知する温度θ≧変更後の制
御温度を満足できずに予熱完了報知できない。そして、
上記現象は、変更後の設定温度が高く、設定温度の上昇
量が小さく、鍋2内の油量が多く、鍋2の鍋底の反り量
が小さいほど前記オーバーシュートは小さくなって発生
しやすいという課題があった。
【0016】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、予熱完了報知後に設定温度を高く変更して通電を継
続した場合においても、再度予熱完了報知ができるよう
にすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の加熱調理器は、鍋を加熱する加熱手
段と、前記加熱手段を通電制御する通電制御手段と、前
記鍋の温度を検知する温度センサと、前記鍋の中の液体
の温度が所定の温度に到達したことを示す予熱完了報知
を行う報知手段とを備え、前記通電制御手段は複数の制
御温度と一つ以上の補正温度を有し、入力手段より入力
する信号に基づき前記複数の制御温度の中から所定の制
御温度を選択し、前記温度センサで検知する温度と前記
選択された制御温度を比較し、前記加熱手段を通電オフ
状態から通電開始したときは、前記温度センサで検知す
る温度が前記制御温度に到達すると前記報知手段を制御
して前記予熱完了報知を行い、前記予熱完了報知後、前
記入力手段により、前記制御温度を高く変更して通電を
継続したときは、前記温度センサで検知する温度が変更
後の制御温度から所定の補正温度を差し引いた温度に到
達すると、前記報知手段を制御して前記予熱完了報知を
再度行うようにしたものである。
【0018】これにより、予熱完了報知後に制御温度を
高く変更したときは、通電制御手段は、温度センサで検
知する温度≧(制御温度−補正温度)にて報知手段を制
御して予熱完了報知を再度行うので、温度センサで検知
する温度が制御温度の手前で安定しても予熱完了報知を
行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、鍋を加
熱する加熱手段と、前記加熱手段を通電制御する通電制
御手段と、前記鍋の温度を検知する温度センサと、前記
鍋の中の液体の温度が所定の温度に到達したことを示す
予熱完了報知を行う報知手段とを備え、前記通電制御手
段は複数の制御温度と一つ以上の補正温度を有し、入力
手段より入力する信号に基づき前記複数の制御温度の中
から所定の制御温度を選択し、前記温度センサで検知す
る温度と前記選択された制御温度を比較し、前記加熱手
段を通電オフ状態から通電開始したときは、前記温度セ
ンサで検知する温度が前記制御温度に到達すると前記報
知手段を制御して前記予熱完了報知を行い、前記予熱完
了報知後、前記入力手段により、前記制御温度を高く変
更して通電を継続したときは、前記温度センサで検知す
る温度が変更後の制御温度から所定の補正温度を差し引
いた温度に到達すると、前記報知手段を制御して前記予
熱完了報知を再度行うことにより、通電制御手段は予熱
完了後に制御温度を高く変更して通電を継続した場合
に、温度センサで検知する温度が制御温度より低い温度
で安定しても予熱完了報知を再度行うことができる。
【0020】請求項2に記載の発明は、特に請求項1に
記載の通電制御手段を、加熱手段の通電開始後、初めて
行う予熱完了報知と、予熱完了報知した後、入力手段よ
り入力する信号に基づき制御温度を高く変更した後に行
う予熱完了報知とで、異なる報知を行う構成とすること
により、使用者に通電開始後の予熱完了報知か、制御温
度を高く変更した場合の予熱完了報知かを識別させるこ
とができ、使い勝手を良くすることができる。また、初
めて行う予熱完了報知を複数の報知手段で行い、制御温
度を高く変更した後で行う予熱完了報知を、初めて行う
予熱完了報知の報知手段の数より減じるような報知の仕
方の変更を行えば、報知による使用者に与える煩わしさ
を減らすことができる。
【0021】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の通電制御手段は、変更後の制御温度に基づき補
正温度を変更する構成としたことにより、制御温度の高
低にに対応して予熱完了報知のタイミングを鍋内の液体
の温度が変更後の制御温度に到達するタイミングに近づ
ける、すなわち、精度良い予熱完了報知ができるもので
ある。
【0022】請求項4に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の通電制御手段は、制御温度の上昇量に基づき補
正温度を変更する構成とすることにより、制御温度を高
くする度合いに対応して、予熱完了報知のタイミングを
鍋内の液体の温度が変更後の制御温度に到達するタイミ
ングに近づける、すなわち、精度良い予熱完了報知がで
きるものである。
【0023】請求項5に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の通電制御手段は、鍋反り量検知手段より入力す
る信号に基づき制御温度を変更する構成とすることによ
り、鍋底の反り量が変わった場合に、予熱完了報知を行
うときの鍋内の液体の温度の差を小さくすることができ
る。
【0024】請求項6に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の通電制御手段は、液体量検知手段より入力する
信号に基づき制御温度を変更する構成とすることによ
り、鍋内の液体量に対応して、予熱完了報知のタイミン
グを鍋内の液体の温度が変更後の制御温度に到達するタ
イミングに近づける、すなわち、精度良い予熱完了報知
ができるものである。
【0025】請求項7に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の通電制御手段は、鍋反り量検知手段より入力す
る信号に基づき補正温度を変更する構成とすることによ
り、鍋底の反り量に対応して、予熱完了報知のタイミン
グを鍋内の液体の温度が変更後の制御温度に到達するタ
イミングに近づける、すなわち、精度良い予熱完了報知
ができるものである。
【0026】請求項8に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の通電制御手段は、液体量検知手段より入力する
信号に基づき補正温度を変更する構成とすることによ
り、鍋内の液体量に対応して、予熱完了報知のタイミン
グを鍋内の液体の温度が変更後の制御温度に到達するタ
イミングに近づける、すなわち、精度良い予熱完了報知
ができるものである。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0028】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける加熱調理器の通電制御手段17のブロック図を示し
たものであり、通電制御手段17以外は、図4に示す構
成と同様であるので、同様の部分は説明を省略する。図
4の従来例と同一の機能を有するものには同一の符号を
付与している。図1に示す構成で図4の構成と異なる点
は、通電制御手段17が、比較手段17a、設定手段1
7b及び補正手段17cを有しており、比較手段17a
からの信号に応じて設定手段17bに信号を出力する。
そして、設定手段17bは入力手段6からの信号および
補正手段17cからの信号に基づき比較手段17aに信
号を出力するという点にある。
【0029】以下図1及び図4を参照して説明する。通
電制御手段17が、動作モードとして、加熱手段3の出
力Pc=0として加熱手段3を通電オフする初期モード
と、140℃〜200℃にて10℃刻みで7段階の設定
温度に対応する制御温度を備えて温度センサ4で検知す
る温度θと選択された制御温度に関連づけた目標温度θ
cとの関係に基づき加熱手段3の出力Pcを算出し加熱
手段3を通電制御する揚げ物モードの2種類のモードを
備え、動作モード=初期モードのときに入力手段6より
加熱開始を示す信号を入力すると動作モードを揚げ物モ
ードの180℃設定に変更し、動作モード=揚げ物モー
ドのときに入力手段6より設定温度の変更を示す信号を
入力すると7段階の設定温度から任意のものを選択し、
入力手段6より加熱停止を示す信号を入力すると動作モ
ードを初期モードに変更する。
【0030】そして、通電制御手段17において、動作
モードが初期モードから揚げ物モードに移行したとき
は、比較手段17aは予熱完了報知を行うための温度に
対して補正を行う旨の信号を出力せず、補正手段17c
は予熱報知補正温度θhを出力せず、設定手段17bは
目標温度θcをそのまま比較手段17aに出力し、比較
手段17aは温度センサ4で検知する温度θ≧目標温度
θcを検知し表示手段51および音響手段52を制御し
て予熱完了報知を行う。
【0031】また、通電制御手段17において、一度予
熱完了報知を行った後に入力手段6より入力する信号に
基づき設定温度を上昇させたときは、比較手段17aは
予熱完了報知を行うための温度に対して補正を行う旨の
信号を出力し、補正手段17cは比較手段17aより信
号を入力して予熱報知補正温度θhを出力し、設定手段
17bは目標温度θcから予熱報知補正温度θhを差し
引いた温度を比較手段17aに出力し、比較手段17a
は温度センサ4で検知する温度θ≧(目標温度θc−予
熱報知補正温度θh)にて表示手段51を制御して予熱
完了報知を行うようにしたことである。
【0032】以上のように構成された加熱調理器につい
て、図2を用いてその動作を説明する。図2は、予熱完
了後の設定温度上昇による表示手段51と音響手段52
の動作を示す図である。
【0033】さて、機器に商用電源1を印加すると、通
電制御手段17は、動作モード=初期モードとして動作
を開始する。そして、入力手段6より加熱開始を示す信
号を入力すると、通電制御手段17は、図2の(a)に
示すように、動作モードを揚げ物モードの180℃設定
に変更し、目標温度θcを(表1)に示す180℃設定
での制御温度(167℃)に対し初期補正温度(10
K)だけ補正した温度とし(θc=167℃+10K=
177℃)、ΔθとΔTを計算して加熱手段3の目標と
する出力Pcを算出し、加熱手段3の出力がPcになる
ように通電制御して鍋2内の油を設定温度である180
℃になるまで予熱する。このとき、通電制御手段7は、
図2の(a)および図5に示すように、「予熱中」を
0.6秒オン/0.4秒オフにて点滅表示するように表
示手段51を制御する。
【0034】そして、通電制御手段17は、設定手段1
7bにて目標温度θcを比較手段17aに出力し、比較
手段17aにて温度センサ4で検知する温度θ≧177
℃(=θc)を検知すると、図2の(b)に示すよう
に、表示手段51を制御して点滅中だった「予熱中」を
消灯するとともに、音響手段52を制御して0.5秒オ
ン/0.5秒オフを3回繰り返すようにブザーを吹鳴さ
せる予熱完了報知を行う。
【0035】その後は、通電制御手段17は、図2の
(b)に示すように、目標温度θcを(表1)に示す1
80℃設定での制御温度(167℃)とし(θc=16
7℃)、このときのΔθとΔTを計算して加熱手段3の
目標とする出力Pcを算出し、加熱手段3の出力がPc
になるように通電制御して、鍋2内の油の温度を180
℃近傍にて維持する。
【0036】そして、180℃設定で予熱完了した後
に、入力手段6を操作して設定温度を190℃に上昇さ
せると、通電制御手段17は、図2の(c)および図4
に示すように、表示手段51を制御して再度「予熱中」
を0.6秒オン/0.4秒オフにて点滅表示するととも
に、目標温度θcを(表1)に示す190℃設定での制
御温度(176℃)とし(θc=176℃)、ΔθとΔ
Tを計算して加熱手段3の目標とする出力Pcを算出
し、加熱手段3の出力がPcになるように通電制御して
鍋2内の油を変更後の設定温度である190℃になるよ
うに加熱する。
【0037】その後、通電制御手段17は、補正手段1
7cにて予熱報知補正温度θh=2Kを出力し、設定手
段17bにて目標温度θcから予熱報知補正温度θhを
差し引いた温度を比較手段17aに出力し、比較手段1
7aにて温度センサ4で検知する温度θ≧174℃(=
θc−θh)を検知すると、図2の(d)に示すよう
に、表示手段51を制御して点滅中だった「予熱中」を
消灯し予熱完了報知を行う。なお、このときは、音響手
段52の駆動は行わない。
【0038】以上の構成により、鍋底が平坦な鍋2内に
多量の油を入れた状態で予熱開始し、やがて予熱完了報
知を行った後に、設定温度を1段階だけ上昇して温度セ
ンサ4で検知する温度θが目標温度θcの手前で安定し
ても、通電制御手段17は再度予熱完了報知を行うこと
ができる。
【0039】また、通電制御手段17は、初期モードか
ら揚げ物モードに変更してから初めて予熱完了するとき
は表示手段51と音響手段52をともに駆動して予熱完
了報知を行うので、機器から離れたところでの報知性能
を高めて、機器を使用する者が予熱に比較的時間を要す
るので機器から離れていても、予熱が完了したことを認
識することができる。
【0040】また、機器を使用する者が調理の途中で入
力手段6を操作し設定温度を変更しても、通電制御手段
17は、一度予熱完了報知を行った後に設定温度を変更
して再度予熱完了するときは表示手段51のみ駆動して
予熱完了報知を行うので、機器を使用する者は変更後の
設定温度に基づく予熱が完了したことを表示手段51に
て確認できるとともに、変更した設定温度に基づく予熱
が完了する度に音響手段52が駆動されることによる煩
わしさを解消することができる。
【0041】ところで、(鍋2+鍋2内の油)への加熱
量である、通電制御手段17が算出する加熱手段3の目
標出力Pcは、目標温度θcと温度センサ4で検知する
温度θの温度差Δθと、温度センサ4で検知する温度θ
の上昇勾配ΔTが同一であれば、設定温度によらず同一
の値になるが、(鍋2+鍋2内の油)の放熱量は、設定
温度が高いほど大きい。したがって、一度予熱完了報知
を行った後に設定温度を上昇すると、変更後の設定温度
が高いほど、変更後の設定温度に対応する目標温度θc
の手前で温度センサ4で検知する温度θが安定しまう傾
向になる。
【0042】以上のことより、補正手段17cは、設定
手段17bより入力する信号に基づき、設定温度=14
0℃〜160℃ではθh=0K、設定温度=170℃〜
180℃ではθh=1K、設定温度=190℃〜200
℃ではθh=2Kを出力するようにして、一度予熱完了
報知を行った後に設定温度を変更しても再度予熱完了報
知を確実に行えるようにするとともに、変更後の設定温
度が比較的低いときは、θhを小さくして予熱完了報知
を行うときの鍋2内の油温を設定温度に更に近づけるこ
とができる。
【0043】また、一度予熱完了報知した後に同じ設定
温度まで上昇する場合でも、140℃設定から190℃
設定といった5段階だけ上昇したときよりも、180℃
設定から190℃設定といった1段階だけ上昇したとき
の方が、目標温度θcと温度センサ4で検知する温度θ
の温度差Δθが小さいので通電制御手段7が算出する加
熱手段3の目標出力Pcが小さくなり、変更後の設定温
度に対応する目標温度θcの手前で温度センサ4で検知
する温度θが安定してしまう傾向になる。
【0044】以上のことより、設定手段17bは、予熱
完了報知を行ったときの設定温度に対して、1〜3段階
だけ設定温度を上昇したときはθh=θhのままとし、
4〜6段階だけ設定温度を上昇したときはθh=θh−
1K(但し、結果としてθh=0K−1K=−1Kのと
きは、θh=0Kとする)として、一度予熱完了報知を
行った後に設定温度を変更しても再度予熱完了報知を確
実に行えるようにするとともに、設定温度の上昇量が比
較的大きいときは、θhを小さくして予熱完了報知を行
うときの鍋2内の油温を設定温度に更に近づけることが
できる。
【0045】(実施例2)図3は本発明の実施例2にお
ける加熱調理器のブロック図を示したものである。
【0046】本実施例の特徴的構成は、まず、通電制御
手段27が動作モードを初期モードから揚げ物モードに
変更し加熱手段3を通電開始した直後に、温度センサ4
で検知する温度θの上昇勾配に基づき鍋2の鍋底の反り
量(sori)を3段階にて検知する鍋反り量検知手段
8と、鍋反り量検知手段8にて反り量(sori)を検
知後に、鍋反り量検知手段8より入力する反り量(so
ri)と、温度センサ4で検知する温度θの上昇勾配に
基づき鍋2内の油量(oil)を3段階にて検知する液
体量検知手段9を新たに備える。
【0047】そして、通電制御手段27が、鍋反り量検
知手段8より入力する反り量(sori)と液体量検知
手段9より入力する油量(oil)に基づき、揚げ物モ
ードにおける7段階の設定温度に対応する制御温度、初
期補正温度、および予熱報知補正温度θhを変更するよ
うにしたことである。
【0048】さて、実施例1において、鍋2と温度セン
サ4の間に例えばセラミック製のトッププレートといっ
た介在物が存在し、温度センサ4にて鍋2内の油温を間
接的に検知する構成では、鍋2の鍋底の反り量が大きい
ほど、鍋2の鍋底とトッププレートの空間が大きくな
り、鍋2の温度に対する温度センサ4で検知する温度θ
の感度および追随性が悪くなって、温度センサ4で検知
する温度θと鍋2内の油温との差が大きくなり、また、
予熱完了報知を行った後に設定温度を上昇すると温度セ
ンサ4で検知する温度θのオーバーシュートが大きくな
る。
【0049】また、鍋2内の油量が少なくなると、短時
間で鍋2内の油が対流して温度上昇するので、温度セン
サ4で検知する温度θが同じ温度の場合は、油量が多い
ときに比べて相対的に鍋2の油温は高くなり、また、予
熱完了報知を行った後に設定温度を上昇すると(鍋2+
鍋2内の油)の熱容量が小さくなる分、温度センサ4で
検知する温度θの上昇勾配が大きくなってオーバーシュ
ートも大きくなるという特徴がある。
【0050】本実施例は上記特徴を有効活用するもの
で、以上のように構成された加熱調理器について、以下
にその動作を説明する。
【0051】機器に商用電源1を印加すると、通電制御
手段27は、動作モード=初期モードとして動作を開始
する。そして、入力手段6より加熱開始を示す信号を入
力すると、通電制御手段27は、動作モードを揚げ物モ
ードの180℃設定に変更し、図5に示すように、「予
熱中」を0.6秒オン/0.4秒オフにて点滅表示する
ように表示手段51を制御するとともに、以下の動作を
行う。
【0052】まず、通電制御手段27は、加熱手段3の
目標出力Pc=1000Wとして加熱手段3を通電制御
する。そして、鍋反り量検知手段8は、通電制御手段2
7より入力する信号に基づき、動作モードが初期モード
から揚げ物モードに変更されて加熱手段3の通電を開始
したことを検知すると、加熱手段3の通電開始から10
秒毎の温度センサ4で検知する温度θをそれぞれθ0、
θ1、θ2、θ3、θ4にて測定し、d2θ=(θ4−
θ3)−(θ1−θ0)を算出して、d2θに基づき鍋
2の鍋底の反り量であるsoriを、sori=1〜3
の3段階にて検知し、通電制御手段27および液体量検
知手段9に出力する。なお、鍋底の反り量が大きいほど
d2θは小さな値となる。また、鍋底の反り量とsor
iの値との関係を(表2)に示す。
【0053】
【表2】
【0054】そして、加熱手段3の目標出力Pc=10
00Wにて通電開始し40秒経過すると、通電制御手段
27は、鍋反り量検知手段8よりsoriの値を入力し
て鍋反り量検知が終了したことを検知し、加熱手段3の
目標出力Pc=1200Wに変更して通電制御を行うと
ともに、液体量検知手段9は、鍋反り量検知手段8より
入力するsoriの値と、温度センサ4で検知する温度
θの上昇勾配に基づき鍋2内の油量であるoilを、o
il=1〜3の3段階にて検知し、通電制御手段27に
出力する。なお、鍋2内の油量とoilの値との関係を
(表3)に示す。
【0055】
【表3】
【0056】そして、通電制御手段27は、液体量検知
手段9よりoilの値を入力して鍋2内の油量検知が終
了したことを検知すると、選択された設定温度である1
80℃設定での、soriおよびoilに基づく制御温
度および初期補正温度を求めて目標温度θc=制御温度
+初期補正温度とし、ΔθとΔTを計算して加熱手段3
の目標とする出力Pcを算出し、加熱手段3の出力がP
cになるように通電制御して鍋2内の油を設定温度であ
る180℃になるまで予熱する。
【0057】つまり、通電制御手段27は、soriの
値が大きく、oilの値が小さいほど、制御温度が小さ
くなるように設定する。なお、各設定温度でのsori
およびoilに基づく具体的な制御温度を(表4)に示
す。
【0058】
【表4】
【0059】また、soriおよびoilに基づく初期
補正温度については、sori=1かつoil=3のと
きは初期補正温度=10K、sori=1かつoil=
2のときは初期補正温度=5K、その他すなわちsor
i=2、3またはoil=1のときは初期補正温度=0
Kとする。
【0060】さらに、予熱完了報知を行った後に設定温
度を上昇すると、soriの値が大きく、oilの値が
小さいほど、温度センサ4で検知する温度θのオーバー
シュートは大きくなるので、通電制御手段27は、so
riの値が大きく、oilの値が小さいほど、予熱報知
補正温度θhが小さくなるように設定する。なお、各設
定温度でのsoriおよびoilに基づく具体的な予熱
報知補正温度θhを(表5)に示す。
【0061】
【表5】
【0062】具体的に説明すると、鍋底が1.0mmだ
け反った鍋2に油量500gを入れて180℃設定にて
予熱を開始した場合は、鍋反り量検知手段8にてsor
i=2、液体量検知手段9にてoil=2と検知し、通
電制御手段27は、(表4)に示す180℃設定、so
ri=2、oil=2での制御温度(135℃)と、初
期補正温度(0K)より、目標温度θc=制御温度+初
期補正温度=135℃+0K=135℃と設定する。
【0063】そして、温度センサ4で検知する温度θ≧
135℃(=θc)を検知すると、表示手段51を制御
して点滅中だった「予熱中」を消灯するとともに、音響
手段52を制御して0.5秒オン/0.5秒オフを3回
繰り返すようにブザーを吹鳴させる予熱完了報知を行
う。
【0064】その後は、通電制御手段27は、目標温度
θcを(表4)に示す180℃設定、sori=2、o
il=2での制御温度(135℃)とし(θc=135
℃)、このときのΔθとΔTを計算して加熱手段3の目
標とする出力Pcを算出し、加熱手段3の出力がPcに
なるように通電制御して、鍋2内の油の温度を180℃
近傍にて維持する。
【0065】以上の構成により、一度予熱完了報知を行
った後に設定温度を変更しても再度予熱完了報知を確実
に行えるようにするとともに、鍋底の反り量が大きい、
または鍋2内の油量が少ないときは制御温度を比較的小
さくして、予熱完了報知を行うときの鍋2内の油温を設
定温度に更に近づけることができる。
【0066】そして、180℃設定で予熱完了した後
に、入力手段6を操作して設定温度を190℃に上昇さ
せると、通電制御手段27は、表示手段51を制御して
再度「予熱中」を0.6秒オン/0.4秒オフにて点滅
表示するとともに、目標温度θcを(表4)に示す19
0℃設定、sori=2、oil=2での制御温度(1
44℃)とし(θc=144℃)、ΔθとΔTを計算し
て加熱手段3の目標とする出力Pcを算出し、加熱手段
3の出力がPcになるように通電制御して鍋2内の油を
変更後の設定温度である190℃になるまで加熱する。
【0067】その後、通電制御手段27は、予熱報知補
正温度θhを(表5)に示す190℃設定、sori=
2、oil=2での予熱報知補正温度(1K)とし、
(θh=1K)、温度センサ4で検知する温度θ≧14
3℃(=θc−θh)を検知すると、表示手段51を制
御して点滅中だった「予熱中」を消灯し予熱完了報知を
行う。なお、このときは、音響手段52の駆動は行わな
い。
【0068】以上の構成により、一度予熱完了報知を行
った後に設定温度を変更しても再度予熱完了報知を確実
に行えるようにするとともに、鍋底の反り量が大きい、
または鍋2内の油量が少ないときは予熱報知補正温度θ
hの値を比較的小さくして、予熱完了報知を行うときの
鍋2内の油温を設定温度に更に近づけることができる。
【0069】なお、実施例2において、鍋反り量検知手
段8は、温度センサ4で検知する温度θに基づき鍋2の
鍋底の反り量を検知し、液体量検知手段9は、鍋反り量
検知手段8より入力する信号および温度センサ4で検知
する温度θの上昇勾配に基づき鍋2内の油量を検知する
構成であるが、他の手段・方法にて鍋底の反り量または
鍋2内の油量を検知する構成としても同様の効果を得る
ことができる。
【0070】また、実施例1および2において、表示手
段51はLCDで構成されて「予熱中」を点滅から消灯
に変更することにより予熱完了報知を行っているが、
「180」を点滅から点灯に変更する、7段階の設定温
度に対応するLEDをそれぞれ備えて選択されている設
定温度に対応するLEDを点滅から点灯に変更するな
ど、他の構成要素・動作内容にて予熱完了報知を行うよ
うにしても同様の効果を得ることができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜8に記載の発
明によれば、予熱完了報知した後に設定温度を高く変更
して通電を継続させても、通電制御手段は精度良く再度
予熱完了報知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における加熱調理器の通電制
御手段のブロック図
【図2】本発明の実施例1における加熱調理器の予熱完
了前後の表示手段と音響手段の動作を示す図
【図3】本発明の実施例2における加熱調理器のブロッ
ク図
【図4】従来の加熱調理器のブロック図
【図5】従来の加熱調理器の表示手段による温度設定表
示を示す図
【図6】従来の加熱調理器の予熱完了前後での表示手段
と音響手段の動作を示す図
【符号の説明】
2 鍋 3 加熱手段 4 温度センサ 5 報知手段 6 入力手段 7、17、27 通電制御手段 8 鍋反り量検知手段 9 液体量検知手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段
    を通電制御する通電制御手段と、前記鍋の温度を検知す
    る温度センサと、前記鍋の中の液体の温度が所定の温度
    に到達したことを示す予熱完了報知を行う報知手段とを
    備え、前記通電制御手段は複数の制御温度と一つ以上の
    補正温度を有し、入力手段より入力する信号に基づき前
    記複数の制御温度の中から所定の制御温度を選択し、前
    記温度センサで検知する温度と前記選択された制御温度
    を比較し、前記加熱手段を通電オフ状態から通電開始し
    たときは、前記温度センサで検知する温度が前記制御温
    度に到達すると前記報知手段を制御して前記予熱完了報
    知を行い、前記予熱完了報知後、前記入力手段により、
    前記制御温度を高く変更して通電を継続したときは、前
    記温度センサで検知する温度が変更後の制御温度から所
    定の補正温度を差し引いた温度に到達すると、前記報知
    手段を制御して前記予熱完了報知を再度行うようにした
    加熱調理器。
  2. 【請求項2】 通電制御手段は、加熱手段の通電開始
    後、初めて行う予熱完了報知と、予熱完了報知した後、
    入力手段より入力する信号に基づき制御温度を高く変更
    した後に行う予熱完了報知とで、異なる報知を行う構成
    とした請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 変更後の制御温度に基づき補正温度を変
    更する構成とした請求項1記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 制御温度の変更量に基づき補正温度を変
    更する構成とした請求項1記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 鍋底の反り量を検知する鍋反り量検知手
    段を備え、通電制御手段が前記鍋反り量検知手段より入
    力する信号に基づき制御温度を変更する構成とした請求
    項1記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 鍋内の液体量を検知する液体量検知手段
    を備え、通電制御手段は、前記液体量検知手段より入力
    する信号に基づき制御温度を変更する構成とした請求項
    1記載の加熱調理器。
  7. 【請求項7】 鍋底の反り量を検知する鍋反り量検知手
    段を備え、通電制御手段が前記鍋反り量検知手段より入
    力する信号に基づき補正温度を変更する構成とした請求
    項1記載の加熱調理器。
  8. 【請求項8】 鍋内の液体量を検知する液体量検知手段
    を備え、通電制御手段が前記液体量検知手段より入力す
    る信号に基づき補正温度を変更する構成とした請求項1
    記載の加熱調理器。
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