JP2002366824A - 特典付与システム - Google Patents

特典付与システム

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JP2002366824A
JP2002366824A JP2001172571A JP2001172571A JP2002366824A JP 2002366824 A JP2002366824 A JP 2002366824A JP 2001172571 A JP2001172571 A JP 2001172571A JP 2001172571 A JP2001172571 A JP 2001172571A JP 2002366824 A JP2002366824 A JP 2002366824A
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孝浩 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを介して配信される情報を用
いた特典の不正授受を防止する。 【解決手段】 管理業者40からユーザ端末10−1〜
10−nに電子メールで送信するクーポンに、該クーポ
ンを識別可能なクーポンIDを視覚的に認識不可能な形
態で埋め込み、このクーポンをユーザ端末10−1〜1
0−nに送信する。このクーポンを使用して店舗20−
1〜20−Nにて所定の特典を受ける場合、情報書込機
11−1〜11−nにてクーポン及びクーポンIDをI
Cカードに書き込み、店舗20−1〜20−1の端末2
1−1〜21−Nにおいて、ICカードに書き込まれた
情報を読み取り、ICカードにクーポンIDが書き込ま
れている場合のみ、店舗20−1〜20−1において所
定の特典を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の公衆網を介して所定の情報を提供し、この情報に基づ
く特典を付与する特典付与システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品等を販売する店舗におい
ては、消費者が指定された割引価格で商品等を購入した
り特定の商品等を無料で取得することができるクーポン
を消費者に配布し、それにより、来店する客数を増加さ
せる商法が行われている。
【0003】このような商法に用いられるクーポンは、
ちらしとして配布されたり、雑誌等のように消費者が購
入する商品に添付されたりして消費者に配布される。ク
ーポンを取得した消費者は、このクーポンを持参して店
舗に出向き、店舗においてクーポンに記載された割引や
無料提供等の特典を受けることになる。
【0004】近年、インターネットやパソコンの急速な
普及に伴い、上述したようなクーポンをインターネット
を介して消費者に配布する方法が行われている。
【0005】インターネットを介してのクーポンの配布
においては、商品等を提供する店舗が運営するサイト内
に予めクーポンを掲載しておく。消費者は、パソコン等
を用いて店舗が運営するサイトにアクセスし、クーポン
をパソコン等の画面上に表示させ、クーポンの内容を確
認し、その後、このクーポンをプリントアウトして店舗
に持参する。店舗においては、消費者がクーポンを提示
することにより、クーポンに記載された割引や無料提供
等の特典が消費者に与えられることになる。また、携帯
端末を用いた場合は、クーポンをプリントアウトせず、
携帯端末の画面上にクーポンを表示させ、店舗において
この画面を提示することによりクーポンに記載された特
典が消費者に与えられることになる。
【0006】ここで、商品等を販売する店舗において
は、予め会員登録された特定の顧客のみに会員特典を付
与するためにクーポンを配布する場合がある。
【0007】このような特定の顧客のみへのクーポンの
配布をインターネットを介して行う場合は、まず、特定
の顧客のみがアクセス可能なサイト上に上述したような
クーポンを掲載しておき、このクーポンがサイト上に掲
載されていることを顧客に電子メール等の手段を用いて
通知する。なお、この電子メールには、クーポンがサイ
ト上に掲載されていることを示す情報の他に、クーポン
が掲載されているサイトのURLが貼り付けられてい
る。
【0008】その後、顧客が電子メールに貼り付けられ
たサイトのURLを指定すると、クーポンを含むサイト
が顧客のパソコン等の画面上に表示される。ここで、顧
客のパソコン等の画面上に表示されるサイトに含まれる
クーポンには、クーポンによって顧客が受けることがで
きる特典の内容の他に、顧客を識別可能な会員ID等の
識別情報が記載されている。
【0009】顧客は、クーポンをプリントアウトして店
舗に持参し、提示することにより、クーポンに記載され
た特典を受けることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の特典付与システムにおいては、顧客でな
い者が、サイト上に掲載されたクーポン等の情報を画像
作成ソフト等を用いて偽造した場合、顧客でなくてもそ
のクーポンによる特典を受けることができてしまうとい
う問題点がある。
【0011】ここで、プリントアウトされたクーポンの
複写による不正使用は、クーポンに記載されたクーポン
IDあるいは会員IDによりクーポンの使用/未使用を
管理すれば、同一クーポンの複数回の利用を防止するこ
とができるが、上述したような画像作成ソフト等を用い
た場合、クーポンIDや会員IDはユニークに付与され
ているため、これらを画像作成ソフト等を用いて任意に
入力すれば、そのクーポンIDや会員IDが実在するも
のとなる可能性があり、これらが実在した場合であっ
て、かつ、そのクーポンIDや会員IDによって識別さ
れるクーポンがまだ使用されていない場合、顧客以外の
者であってもクーポンによる特典を受けることができて
しまうという問題点がある。
【0012】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、インターネ
ットを介して配信される情報を用いた特典の不正授受を
防止することができる特典付与システムを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、公衆網に接続可能に構成された複数の端末
と、前記公衆網に接続可能に構成され、該公衆網を介し
て前記複数の端末に対して電子メールを用いて所定の情
報を提供する情報提供手段と、前記所定の情報が提示さ
れた場合に該所定の情報に基づく特典を付与する特典付
与手段とを少なくとも有してなる特典付与システムにお
いて、前記情報提供手段は、前記所定の情報に該所定の
情報を識別可能な第1の識別情報を視覚的に認識不可能
な形態で埋め込み当該所定の情報を前記複数の端末に送
信し、前記特典付与手段は、前記所定の情報が提示され
た場合に該所定の情報に前記第1の識別情報が埋め込ま
れているかどうかを判別し、前記所定の情報に前記第1
の識別情報が埋め込まれている場合にのみ前記特典を付
与することを特徴とする。
【0014】また、前記複数の端末にそれぞれ接続さ
れ、前記複数の端末に送信された前記所定の情報及び該
所定の情報に埋め込まれた前記第1の識別情報を記録媒
体に書き込む情報書込手段と、前記特典付与手段内に設
けられ、前記記録媒体に書き込まれた情報を読み取り、
読み取った情報に前記第1の識別情報が含まれているか
どうかを判別し、判別結果を出力する情報読取手段とを
有することを特徴とする。
【0015】また、前記複数の端末にそれぞれ接続さ
れ、前記複数の端末に送信された前記所定の情報及び該
所定の情報に埋め込まれた前記第1の識別情報を記録媒
体に書き込む情報書込手段と、前記記録媒体に書き込ま
れた情報を読み取り、読み取った情報に前記第1の識別
情報が含まれているかどうかを判別し、前記読み取った
情報に前記第1の識別情報が含まれている場合に前記読
み取った情報に基づく印刷物を印字出力する印刷物発行
手段とを有し、前記特典付与手段は、前記印刷物発行手
段にて印字出力された印刷物に記載された情報に基づく
特典を付与することを特徴とする。
【0016】また、前記情報提供手段は、前記複数の端
末から前記所定の情報が返信された場合に、返信されて
きた前記所定の情報を当該所定の情報を識別可能な第2
の識別情報と対応づけて格納しておき、前記公衆網に接
続可能な端末から前記第2の識別情報が送信されてきた
場合に、前記第2の識別情報に対応づけられた所定の情
報に前記第1の識別情報が埋め込まれているかどうかを
判別し、前記所定の情報に前記第1の識別情報が埋め込
まれている場合に当該所定の情報を前記端末に送信し、
前記端末は、前記情報提供手段から送信されてきた所定
の情報に基づく印刷物を印字出力し、前記特典付与手段
は、前記端末にて印字出力された印刷物に記載された情
報に基づく特典を付与することを特徴とする。
【0017】また、HTMLメールであって、所定の情
報を識別可能な識別情報が視覚的に認識不可能な形態で
埋め込まれた画像データを含むことを特徴とする。
【0018】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、情報提供手段から所定の情報が公衆網を介し
て複数の端末に送信され、複数の端末のユーザが、情報
提供手段から送信されてきた所定の情報を特典付与手段
に提示すると、特典付与手段において、提示された所定
の情報に基づく特典がユーザに付与される。ここで、情
報提供手段から複数の端末に送信される所定の情報に
は、該所定の情報を識別可能な第1の識別情報が視覚的
に認識不可能な形態で埋め込まれており、特典付与手段
においては、所定の情報が提示された際、所定の情報に
第1の識別情報が埋め込まれているかどうかが判別さ
れ、所定の情報に第1の識別情報が埋め込まれている場
合にのみユーザに特典が付与される。
【0019】また、所定の情報が記録媒体に書き込ま
れ、この記録媒体から所定の情報を読み取る端末におい
て、記録媒体から所定の情報が読み取られた際に、所定
の情報に第1の識別情報が埋め込まれているかどうかが
判別され、所定の情報に第1の識別情報が埋め込まれて
いる場合にのみ、読み取った所定の情報に基づく印刷物
が印字出力され、この印刷物が特典付与手段に提示され
た場合にユーザに特典が付与される。
【0020】また、情報提供手段から送信された所定の
情報が複数の端末にて返信された場合は、情報提供手段
において、複数の端末から返信されてきた所定の情報が
当該所定の情報を識別可能な第2の識別情報と対応づけ
て格納され、その後、公衆網に接続可能な端末から第2
の識別情報が送信されてきた場合に、第2の識別情報に
対応づけられた所定の情報に第1の識別情報が埋め込ま
れているかどうかが判別され、所定の情報に第1の識別
情報が埋め込まれている場合にのみ当該所定の情報が端
末に送信され、端末において、情報提供手段から送信さ
れてきた所定の情報に基づく印刷物が印字出力される。
その後、この印刷物が特典付与手段に提示された場合に
ユーザに特典が付与される。
【0021】このように、ユーザが特典付与手段にて特
典を授受するために情報提供手段から送信する所定の情
報に、該所定の情報を識別可能な第1の識別情報が視覚
的に認識不可能な形態で埋まれており、所定の情報に第
1の識別情報が埋め込まれている場合にのみ所定の情報
に基づく特典がユーザに付与されるので、所定の情報が
送信されていないユーザ等が所定の情報を偽造して特典
を不正に授受することが防止される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0023】(第1の実施の形態)図1は、本発明の特
典付与システムの第1の実施の形態を示す図であり、電
子メールを用いて特定の消費者にクーポン情報を提供
し、利用者がこのクーポン情報をICカードに書き込
み、このICカードを用いて所定の特典を受けるシステ
ムの一例を示す。
【0024】本形態は図1に示すように、消費者となる
ユーザが操作し、インターネット50に接続可能な複数
のユーザ端末10−1〜10−nと、インターネット5
0に接続可能な情報読取手段である端末21−1〜21
−Nを具備し、ユーザ端末10−1〜10−nを操作す
るユーザに商品等を提供する特典付与手段である店舗2
0−1〜20−Nと、店舗20−1〜20−Nを管理す
るとともに、ユーザ端末10−1〜10−nのユーザに
対して店舗20−1〜20−Nにて利用可能なクーポン
を提供し、また、該クーポンに関する情報を保有する企
業30と、企業30からユーザ端末10−1〜10−n
のユーザに提供されるクーポンに関する情報を保有し、
該クーポン情報をインターネット50を介して電子メー
ルでユーザ端末10−1〜10−nに送信する情報提供
手段である管理業者40と、ユーザ端末10−1〜10
−nとそれぞれ接続され、管理業者40からインターネ
ットを介してユーザ端末10−1〜10−nに電子メー
ルで送信されてきたクーポン情報をICカードに書き込
む情報書込機11−1〜11−nとから構成されてい
る。なお、本形態においては、1つの企業30しか図示
していないが、複数の企業がインターネット50に接続
され、管理業者40において、これら複数の企業からユ
ーザ端末10−1〜10−nのユーザに提供されるクー
ポンに関する情報を保有し、該クーポン情報をインター
ネット50を介して電子メールでユーザ端末10−1〜
10−nに送信する構成としてもよい。また、店舗20
−1〜20−Nに設けられた端末21−1〜21−N
は、情報書込機11−1〜11−nにてクーポン情報が
書き込まれたICカードからクーポン情報を読み取る機
能を有している。
【0025】また、管理業者40には、ユーザ端末10
−1〜10−nに電子メールで送信したクーポンに関す
る情報である、そのクーポンを発行した企業30を識別
するための発行企業IDやクーポンの発行日、クーポン
情報を送信した送信先の電子メールアドレス、クーポン
情報を送信した送信先のユーザの識別番号や名前、ユー
ザに提供されたクーポンが使用された日時等が、クーポ
ンを識別可能なクーポンIDに対応づけられて登録され
ているクーポン情報データベース41と、クーポン情報
データベース41に登録されたクーポンに関する情報を
用いてユーザ端末10−1〜10−nにインターネット
30を介してクーポン情報を電子メールで送信するとと
もに、端末21−1〜21−Nから送信された情報を受
信するメールサーバ42と、クーポン情報データベース
41に登録されたクーポンに関する情報を用いて、ユー
ザ端末10−1〜10−nに提供するクーポンが記載さ
れたHTML(Hyper Text Markup Language)形式で表
現される電子メールを作成し、また、メールサーバ42
にて受信された情報を用いて情報管理を行う情報管理部
43とが設けられている。なお、情報管理部43にて作
成された電子メールがメールサーバ42によってインタ
ーネット50を介してユーザ端末10−1〜10−nに
送信される。
【0026】また、企業30には、ユーザ端末10−1
〜10−nに電子メールで送信したクーポンに関する情
報である、企業30を識別するための発行企業IDやク
ーポンの発行日、クーポン情報を送信した送信先の電子
メールアドレス、クーポン情報を送信した送信先のユー
ザの識別番号や名前等のユーザに関する情報や、ユーザ
に提供されたクーポンが使用された日時等が、クーポン
を識別可能なクーポンIDに対応づけられて登録されて
いるクーポン情報データベース31と、端末21−1〜
21−Nから送信された電子メールを受信するメールサ
ーバ32と、メールサーバ32にて受信された電子メー
ルに記載された情報を用いて情報管理を行う情報管理部
33とが設けられている。
【0027】以下に、上記のように構成された特典付与
システムにおける情報提供方法について、店舗20−1
〜20−Nにて所定の特典を受けることができるクーポ
ン情報を管理業者40からユーザ端末10−1に送信
し、ユーザ端末10−1のユーザがこのクーポン情報を
ICカードに書き込み、このICカードを用いて店舗2
0−1にて所定の特典を受ける場合を例に挙げて説明す
る。
【0028】図2は、図1に示した特典付与システムに
おける情報提供方法を説明するためのフローチャートで
ある。
【0029】まず、管理業者40においては、情報管理
部43において、ユーザ端末10−1〜10−nのユー
ザが店舗20−1〜20−Nにて所定の特典を受けるこ
とができるクーポンが記載された電子メールがユーザ端
末10−1〜10−nのユーザ毎に作成され、メールサ
ーバ42において、作成された電子メールが、クーポン
情報データベース41に登録された電子メールアドレス
に従ってインターネット50を介してユーザ端末10−
1〜10−nに送信される(ステップS1)。ここで、
管理業者40にて作成され、ユーザ端末10−1〜10
−nに送信される電子メールには、ユーザ端末10−1
〜10−nのユーザが店舗20−1〜20−Nにて受け
ることができる特典の内容を示す情報が記載されている
とともに、このクーポンを識別可能なクーポンIDが電
子透かし情報として埋め込まれたクーポンが含まれてい
る。このクーポンIDは、クーポン1枚1枚互いに異な
るものである。
【0030】管理業者40から送信された電子メール
は、ユーザ端末10−1〜10−nにて受信され、画面
上に表示される(ステップS2)。なお、以下の説明に
おいては、ユーザ端末10−1〜10−nのうちユーザ
端末10−1を用いた処理についてのみ説明する。
【0031】図3は、図1に示した特典付与システムに
おいて管理業者40から送信され、ユーザ端末10−1
〜10−nの画面上に表示される電子メールの一例を示
す図である。
【0032】図3に示すように、本形態にてユーザ端末
10−1の画面上に表示された電子メールに記載された
クーポンには、ユーザ端末10−1のユーザが特典を受
けることができる店舗名や、商品の割引や無料サービス
等の特典の内容や、そのクーポンの利用期間等の情報が
記載されているとともに、そのクーポンを識別可能なク
ーポンIDが電子透かし情報として埋め込まれている。
この電子透かし情報とは、音声データや画像データにデ
ジタル的に埋め込まれる情報であって、音声データに埋
め込まれるものにおいては、その音声データを聞くこと
のみでは認識することができず、また、画像データに埋
め込まれるものにおいては、その画像データを見ること
のみでは認識することができず、それぞれ専用の装置を
用いた場合のみ認識することができるように構成された
ものである。
【0033】また、この電子メールには、記載されたク
ーポン情報をICカードに書き込む場合に指定するため
のボタンが含まれており、このボタンを押下することに
より、記載されたクーポン情報をユーザ端末10−1に
接続された情報書込機11−1にてICカードに書き込
むことができる。
【0034】ユーザ端末10−1のユーザがこのクーポ
ンをICカードに書き込んでこのICカードを使用して
店舗20−1にてクーポンに掲載された特典を受けよう
とする場合は、ユーザ端末10−1のユーザは、ユーザ
端末10−1の画面上に表示された、クーポン情報をI
Cカードに書き込むためのボタンを押下し、それによ
り、ユーザ端末10−1に接続された情報書込機11−
1において、ユーザ端末10−1の画面上に表示された
クーポン情報がICカードに書き込まれる(ステップS
3)。なお、この際、ICカードには、ユーザ端末10
−1の画面上に表示されたクーポン情報の他にこのクー
ポンに電子透かし情報として埋め込まれているクーポン
IDも書き込まれる。
【0035】その後、ユーザ端末10−1のユーザが、
クーポン情報が書き込まれたICカードを店舗20−1
に持参する。
【0036】店舗20−1においては、店舗20−1内
に設けられた端末21−1において、ユーザ端末10−
1のユーザが持参したICカードからクーポン情報が読
み取られ(ステップS4)、読み取られたクーポン情報
に、電子透かし情報としてクーポンに埋め込まれている
べきクーポンIDが含まれているかどうかが判別され
(ステップS5)、クーポンIDが含まれている場合の
み、クーポンに掲載された特典がユーザに付与される
(ステップS6)。なお、店舗20−1〜20−Nにお
いては、ユーザが特典を受けるためのクーポンに関する
情報や、有効となるクーポンID等の情報が、予め管理
業者40から通知され、端末21−1〜21−Nにそれ
ぞれ登録されている。また、クーポンIDとともに、店
舗20−1にてユーザに付与する特典を示すためのPO
Sコード等の情報を電子透かし情報としてクーポン情報
に埋め込んでおくことも考えられる。
【0037】また、端末21−1にて読み取られたクー
ポンIDは、インターネット50を介して管理業者40
に送信される(ステップS7)。また、端末21−1に
て読み取られたクーポンIDがインターネット50を介
して管理業者40に送信される際、店舗20−1を識別
可能な情報や、クーポンが使用された日時等も端末21
−1から管理業者40に送信される。
【0038】端末21−1から送信された情報は管理業
者40内のメールサーバ42にて受信され(ステップS
8)、その後、情報管理部43において、メールサーバ
42にて受信された情報に基づいて、クーポンIDによ
って識別されるクーポンが店舗20−1にて使用したこ
とが認識され、クーポンに関する情報として管理される
(ステップS9)。ここで、管理業者40が保有するク
ーポン情報データベース41においては、クーポンID
と対応づけて該クーポン情報を送信した送信先のユーザ
の識別番号や名前等のユーザに関する情報が登録されて
いるため、管理業者40においては、どのようなユーザ
がどのような種類のクーポンを使用したかを把握するこ
とができる。
【0039】また、ステップS4において端末21−1
にてICカードから読み取られたクーポン情報に、電子
透かし情報としてクーポンに埋め込まれているべきクー
ポンIDが含まれていない場合は、ICカードに書き込
まれたクーポンが使用不可能であることが端末21−1
の画面上に表示される(ステップS10)。
【0040】なお、上述した実施の形態においては、端
末21−1にてICカードから読み取られたクーポン情
報に、電子透かし情報としてクーポンに埋め込まれてい
るべきクーポンIDが含まれているかどうかが端末21
−1にて判別されているが、端末21−1にてICカー
ドに書き込まれたクーポン情報を読み取り、読み取った
クーポン情報を管理業者40に送信し、管理業者40に
おいて、クーポン情報に、電子透かし情報としてクーポ
ンに埋め込まれているべきクーポンIDが含まれている
かどうかを判別する構成としてもよい。
【0041】また、管理業者40からユーザ端末10−
1に送信されるクーポン情報に、企業30の電子メール
アドレスを電子透かし情報として埋め込んでおき、端末
21−1にて読み取られたクーポンIDを、クーポン情
報に埋め込まれた電子メールアドレスに従ってインター
ネット50を介して企業30に送信し、企業30にて、
管理業者40と同様のクーポン管理を行うことも考えら
れる。その場合、企業30において、クーポンの利用状
況をリアルタイムで把握することができる。
【0042】(第2の実施の形態)図4は、本発明の特
典付与システムの第2の実施の形態を示す図であり、電
子メールを用いて特定の消費者にクーポン情報を提供
し、利用者がこのクーポン情報を街頭端末にてプリント
アウトし、プリントアウトしたクーポンを用いて所定の
特典を受けるシステムの一例を示す。
【0043】本形態は図4に示すように、消費者となる
ユーザが操作し、インターネット50に接続可能な複数
のユーザ端末10−1〜10−nと、インターネット5
0に接続可能な端末121−1〜121−Nを具備し、
ユーザ端末10−1〜10−nを操作するユーザに商品
等を提供する店舗120−1〜120−Nと、店舗12
0−1〜120−Nを管理するとともに、ユーザ端末1
0−1〜10−nのユーザに対して店舗120−1〜1
20−Nにて利用可能なクーポンを提供し、また、該ク
ーポンに関する情報を保有する企業30と、企業30か
らユーザ端末10−1〜10−nのユーザに提供される
クーポンに関する情報を保有し、該クーポン情報をイン
ターネット50を介して電子メールでユーザ端末10−
1〜10−nに送信する管理業者140と、インターネ
ット50に接続可能に構成され、所定の情報が入力され
た場合に該情報をインターネット50を介して管理業者
140に送信するとともに、管理業者140から送信さ
れてきたクーポン情報を印字出力する印刷物発行手段で
ある街頭端末60とから構成されている。なお、本形態
においては、1つの企業30しか図示していないが、複
数の企業がインターネット50に接続され、管理業者1
40において、これら複数の企業からユーザ端末10−
1〜10−nのユーザに提供されるクーポンに関する情
報を保有し、該クーポン情報をインターネット50を介
して電子メールでユーザ端末10−1〜10−nに送信
する構成としてもよい。
【0044】また、管理業者140には、ユーザ端末1
0−1〜10−nに電子メールで送信したクーポンに関
する情報である、そのクーポンを発行した企業30を識
別するための発行企業IDやクーポンの発行日、クーポ
ン情報を送信した送信先の電子メールアドレス、クーポ
ン情報を送信した送信先のユーザの識別番号や名前、ユ
ーザに提供されたクーポンが使用された日時等が、クー
ポンを識別可能なクーポンIDに対応づけられて登録さ
れているクーポン情報データベース41と、クーポン情
報データベース41に登録されたクーポンに関する情報
を用いてユーザ端末10−1〜10−nにインターネッ
ト30を介してクーポン情報を電子メールで送信すると
ともに、ユーザ端末10−1〜10−n、端末21−1
〜21−Nあるいは街頭端末60から送信された情報を
受信するメールサーバ142と、ユーザ端末10−1〜
10−nから送信された返信メールが登録される受信メ
ールデータベース144と、クーポン情報データベース
41に登録されたクーポンに関する情報を用いて、ユー
ザ端末10−1〜10−nに提供するクーポンが記載さ
れたHTML形式で表現される電子メールを作成すると
ともに、街頭端末60から送信された情報に基づいて受
信メールデータベース41から該情報に対応する返信メ
ールを抽出し、該返信メールに含まれているクーポン情
報に電子透かし情報としてクーポンIDが埋め込まれて
いるかどうかを判別し、また、メールサーバ142にて
受信された情報を用いて情報管理を行う情報管理部14
3とが設けられている。なお、情報管理部143にて作
成された電子メールがメールサーバ142によってイン
ターネット50を介してユーザ端末10−1〜10−n
に送信される。
【0045】また、企業30には、ユーザ端末10−1
〜10−nに電子メールで送信したクーポンに関する情
報である、企業30を識別するための発行企業IDやク
ーポンの発行日、クーポン情報を送信した送信先の電子
メールアドレス、クーポン情報を送信した送信先のユー
ザの識別番号や名前等のユーザに関する情報や、ユーザ
に提供されたクーポンが使用された日時等が、クーポン
を識別可能なクーポンIDに対応づけられて登録されて
いるクーポン情報データベース31と、端末21−1〜
21−Nから送信された電子メールを受信するメールサ
ーバ32と、メールサーバ32にて受信された電子メー
ルに記載された情報を用いて情報管理を行う情報管理部
33とが設けられている。
【0046】以下に、上記のように構成された特典付与
システムにおける情報提供方法について、店舗20−1
〜20−Nにて所定の特典を受けることができるクーポ
ン情報を管理業者140からユーザ端末10−1に送信
し、ユーザ端末10−1のユーザがこのクーポン情報を
街頭端末60にてプリントアウトし、プリントアウトし
たクーポンを用いて店舗20−1にて所定の特典を受け
る場合を例に挙げて説明する。
【0047】図5は、図4に示した特典付与システムに
おける情報提供方法を説明するためのフローチャートで
ある。
【0048】まず、管理業者140においては、情報管
理部143において、ユーザ端末10−1〜10−nの
ユーザが店舗20−1〜20−Nにて所定の特典を受け
ることができるクーポン情報が記載された電子メールが
ユーザ端末10−1〜10−nのユーザ毎に作成され、
メールサーバ142において、作成された電子メール
が、クーポン情報データベース41に登録された電子メ
ールアドレスに従ってインターネット50を介してユー
ザ端末10−1〜10−nに送信される(ステップS1
1)。ここで、管理業者140にて作成され、ユーザ端
末10−1〜10−nに送信される電子メールには、ユ
ーザ端末10−1〜10−nのユーザが店舗20−1〜
20−Nにて受けることができる特典の内容を示す情報
が記載されているとともに、このクーポンを識別可能な
クーポンIDが電子透かし情報として埋め込まれたクー
ポンが含まれている。
【0049】管理業者140から送信された電子メール
は、ユーザ端末10−1〜10−nにて受信され、図3
に示すように、画面上に表示される(ステップS1
2)。なお、以下の説明においては、ユーザ端末10−
1〜10−nのうちユーザ端末10−1を用いた処理に
ついてのみ説明する。
【0050】ユーザ端末10−1のユーザがこのクーポ
ン情報を街頭端末60にてプリントアウトし、プリント
アウトしたクーポンを用いて店舗20−1にてクーポン
に掲載された特典を受けようとする場合は、ユーザ端末
10−1のユーザは、ユーザ端末10−1の画面上に表
示された電子メールを管理業者140に返信する(ステ
ップS13)。なお、この際、ユーザ端末10−1のユ
ーザは、件名として所望のパスワードを入力し、管理業
者140に返信する。
【0051】ユーザ端末10−1から返信された電子メ
ールが管理業者140のメールサーバ142にて受信さ
れると(ステップS14)、情報管理部143におい
て、メールサーバ142にて受信された返信メールが、
ユーザ端末10−1の電子メールアドレスとユーザ端末
10−1のユーザが件名として入力したパスワードと対
応づけられて受信メールデータベース144に登録され
る(ステップS15)。
【0052】その後、ユーザ端末10−1のユーザが、
街頭端末60において、ユーザ端末10−1の電子メー
ルアドレスと管理業者140に返信メールを送信した際
に件名として入力したパスワードを入力し、送信すると
(ステップS16)、ユーザ端末10−1のユーザが街
頭端末60に入力した電子メールアドレスとパスワード
が管理業者140のメールサーバ142にて受信され
(ステップS17)、情報管理部143において、メー
ルサーバ142にて受信された電子メールアドレスとパ
スワードと対応づけられて受信メールデータベース14
4に登録されている返信メールが検索される(ステップ
S18)。
【0053】次に、情報管理部143において、ステッ
プS18にて検索された返信メールに含まれるクーポン
情報に、電子透かし情報としてクーポンに埋め込まれて
いるべきクーポンIDが含まれているかどうかが判別さ
れ(ステップS19)、クーポンIDが含まれている場
合のみ、クーポン情報がインターネット50を介して街
頭端末60に送信される(ステップS20)。
【0054】管理業者140から送信されてきたクーポ
ン情報が街頭端末60にて受信されると(ステップS2
1)、ユーザはクーポンをプリントアウトし(ステップ
S22)、店舗120−1に持参する。
【0055】図6は、図4に示した街頭端末60にてプ
リントアウトされたクーポンの一例を示す図である。
【0056】図6に示すように、街頭端末60にてプリ
ントアウトされたクーポンには、このクーポンを識別す
るためのクーポンIDや、ユーザ端末10−1のユーザ
が特典を受けることができる店舗名や、商品の割引や無
料サービス等の特典の内容や、そのクーポンの利用期間
等の情報の他に、割引対象となる商品等を識別可能なP
OSコード等の情報もバーコード等によって記載されて
いる。
【0057】店舗120−1においては、店舗120−
1内に設けられた端末121−1において、ユーザ端末
10−1のユーザが持参したクーポンにバーコード情報
等によって掲載されたPOSコードを読み取り(ステッ
プS23)、クーポンに掲載された特典をユーザに付与
する(ステップS24)。なお、店舗120−1〜12
0−Nにおいては、POSコードによって識別される商
品等の割引や無料提供等の特典についての情報が、予め
企業30から通知され、端末121−1〜121−Nに
それぞれ登録されている。
【0058】また、店舗120−1にて使用されたクー
ポンを識別するためのクーポンIDが、インターネット
50を介して管理業者140に送信される(ステップS
25)。また、店舗120−1からクーポンIDがイン
ターネット50を介して管理業者140に送信される
際、店舗120−1を識別可能な情報や、クーポンが使
用された日時等も端末121−1から管理業者140に
送信される。
【0059】端末121−1から送信された情報は管理
業者140内のメールサーバ142にて受信され(ステ
ップS26)、その後、情報管理部143において、メ
ールサーバ142にて受信された情報に基づいて、クー
ポンIDによって識別されるクーポンが店舗120−1
にて使用したことが認識され、クーポンに関する情報と
して管理される(ステップS27)。ここで、管理業者
140が保有するクーポン情報データベース41におい
ては、クーポンIDと対応づけて該クーポンを送信した
送信先のユーザの識別番号や名前等のユーザに関する情
報が登録されているため、管理業者140においては、
どのようなユーザがどのような種類のクーポンを使用し
たかを把握することができる。
【0060】また、ステップS18において受信メール
データベース144から検索された返信メールに含まれ
ているクーポン情報に、電子透かし情報として埋め込ま
れているべきクーポンIDが含まれていない場合は、そ
のクーポンが使用不可能であることが管理業者140か
ら通知され(ステップS28)、街頭端末60の画面上
に表示される(ステップS29)。
【0061】なお、上述した実施の形態においては、情
報管理部143において受信メールデータベース144
から検索された返信メールに含まれているクーポン情報
に、電子透かし情報として埋め込まれているべきクーポ
ンIDが含まれているかどうかが判別されているが、情
報管理部143にて受信メールデータベース144から
検索された返信メールに含まれたクーポン情報を全て街
頭端末60に送信し、街頭端末60において、情報管理
部143から送信されてきたクーポン情報に、電子透か
し情報として埋め込まれているべきクーポンIDが含ま
れているかどうかを判別する構成としてもよい。また、
ユーザ端末10−1から返信メールが管理業者140に
送信されてきた際に、この返信メールに記載されたクー
ポン情報にクーポンIDが電子透かし情報として埋め込
まれているかどうかを判別し、クーポンIDが電子透か
し情報として埋め込まれている場合にのみこの返信メー
ルを受信メールデータベース144に登録するように構
成してもよい。
【0062】また、店舗120−1にて使用されたクー
ポンのクーポンIDをインターネット50を介して管理
業者140に送信するのではなく、店舗120−1にお
いて使用されたクーポンを回収し、その後、管理業者1
40において、店舗120−1にて回収されたクーポン
に記載された情報に基づいて情報を管理してもよい。
【0063】また、上述した管理業者140における処
理を企業30にて行うことも考えられる。
【0064】(第3の実施の形態)図1に示した情報書
込機11−1〜11−nにてクーポン情報をICカード
に書き込み、その後、図4に示した街頭端末60にてI
Cカードからクーポン情報を読み取り、図6に示したよ
うなクーポンをプリントアウトして使用することも考え
られる。
【0065】その場合、ユーザ端末10−1のユーザ
は、ユーザ端末10−1の画面上に表示された、クーポ
ン情報をICカードに書き込むためのボタンを押下し、
それにより、ユーザ端末10−1に接続された情報書込
機11−1において、ユーザ端末10−1の画面上に表
示されたクーポン情報をICカードに書き込む。なお、
この際、ICカードには、ユーザ端末10−1の画面上
に表示されたクーポン情報の他にこのクーポンに電子透
かし情報として埋め込まれているクーポンIDも書き込
まれる。
【0066】その後、ユーザ端末10−1のユーザが、
クーポン情報が書き込まれたICカードを街頭端末60
の設置場所に持参し、街頭端末60にてICカードから
クーポン情報を読み取る。
【0067】街頭端末60においては、ICカードから
読み取ったクーポン情報に電子透かし情報として埋め込
まれているべきクーポンIDが含まれているかどうかを
判別し、クーポンIDが含まれている場合のみ、読み取
ったクーポン情報に基づいて、図6に示したようなクー
ポンを発行する。
【0068】ユーザ端末10−1のユーザは、街頭端末
60にてプリントアウトされたクーポンを店舗120−
1に持参し、所定の特典を受けることになる。
【0069】(第4の実施の形態)上述した3つの実施
の形態において、管理業者からユーザ端末に送信される
電子メールに、該電子メールに記載されたクーポンが使
用可能な店舗等のサイトのURLもしくは指定すること
により店舗等のサイトのアクセス可能なアイコン等を貼
り付けておき、ユーザがそのURLもしくはアイコン等
を指定した場合に、その店舗等に、管理業者から送信さ
れてきた電子メールに含まれるクーポン情報が転送され
る構成とすることも考えられる。
【0070】その場合、ユーザが、管理業者からユーザ
端末に送信される電子メールに貼り付けられたURLも
しくはアイコン等を指定すると、指定されたURLもし
くはアイコンによって特定されるサイトがユーザ端末に
送信され、ユーザ端末の画面上に表示される。
【0071】同時に、指定された店舗等に、管理業者か
ら送信されてきた電子メールに含まれるクーポン情報が
転送される。
【0072】クーポン情報が送信されてきた店舗等にお
いては、送信されてきたクーポンに電子透かし情報が含
まれているかどうかが判別され、電子透かし情報が含ま
れている場合にのみ、クーポンに記載された特典がユー
ザに付与される。なお、ユーザに対する特典の付与にお
いては、その特典が商品等の提供である場合は、ユーザ
に郵送等の手段によって商品等が発送されることにな
る。
【0073】なお、上述した4つの実施の形態において
は、管理業者40,140と企業30とを別々のものと
して説明したが、企業30内のメールサーバ32を管理
業者40,140内のメールサーバ42,142と同様
に情報配信する機能を有するものとする運営方法によっ
ては、管理業者40,140と企業30とが同一の場合
も考えられる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
ユーザが特典付与手段にて特典を授受するために情報提
供手段から送信する所定の情報に、該所定の情報を識別
可能な第1の識別情報を視覚的に認識不可能な形態で埋
め込み、その後、所定の情報に第1の識別情報が埋め込
まれている場合にのみユーザに特典を付与する構成とし
たため、所定の情報が送信されていないユーザ等が所定
の情報を偽造して特典を不正に授受することを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特典付与システムの第1の実施の形態
を示す図である。
【図2】図1に示した特典付与システムにおける情報提
供方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1に示した特典付与システムにおいて管理業
者から送信され、ユーザ端末の画面上に表示される電子
メールの一例を示す図である。
【図4】本発明の特典付与システムの第2の実施の形態
を示す図である。
【図5】図4に示した特典付与システムにおける情報提
供方法を説明するためのフローチャートである。
【図6】図4に示した街頭端末にてプリントアウトされ
たクーポンの一例を示す図である。
【符号の説明】
10−1〜10−n ユーザ端末 11−1〜11−n 情報書込機 20−1〜20−N,120−1〜120−N 店舗 21−1〜21−N,121−1〜121−N 端末 30 企業 31,41 クーポン情報データベース 32,42,142 メールサーバ 33,43,143 情報管理部 40,140 管理業者 50 インターネット 60 街頭端末 144 受信メールデータベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 625 G06F 13/00 625 G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 G06T 1/00 500B G06T 1/00 500 H04N 1/387 H04N 1/387 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 5B035 AA13 BB09 BC00 CA29 5B057 AA11 CA12 CA16 CB12 CB16 CC01 CE08 5B058 KA31 YA20 5C076 AA14 BA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網に接続可能に構成された複数の端
    末と、前記公衆網に接続可能に構成され、該公衆網を介
    して前記複数の端末に対して電子メールを用いて所定の
    情報を提供する情報提供手段と、前記所定の情報が提示
    された場合に該所定の情報に基づく特典を付与する特典
    付与手段とを少なくとも有してなる特典付与システムに
    おいて、 前記情報提供手段は、前記所定の情報に該所定の情報を
    識別可能な第1の識別情報を視覚的に認識不可能な形態
    で埋め込み当該所定の情報を前記複数の端末に送信し、 前記特典付与手段は、前記所定の情報が提示された場合
    に該所定の情報に前記第1の識別情報が埋め込まれてい
    るかどうかを判別し、前記所定の情報に前記第1の識別
    情報が埋め込まれている場合にのみ前記特典を付与する
    ことを特徴とする特典付与システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の特典付与システムにお
    いて、 前記複数の端末にそれぞれ接続され、前記複数の端末に
    送信された前記所定の情報及び該所定の情報に埋め込ま
    れた前記第1の識別情報を記録媒体に書き込む情報書込
    手段と、 前記特典付与手段内に設けられ、前記記録媒体に書き込
    まれた情報を読み取り、読み取った情報に前記第1の識
    別情報が含まれているかどうかを判別し、判別結果を出
    力する情報読取手段とを有することを特徴とする特典付
    与システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の特典付与システムにお
    いて、 前記複数の端末にそれぞれ接続され、前記複数の端末に
    送信された前記所定の情報及び該所定の情報に埋め込ま
    れた前記第1の識別情報を記録媒体に書き込む情報書込
    手段と、 前記記録媒体に書き込まれた情報を読み取り、読み取っ
    た情報に前記第1の識別情報が含まれているかどうかを
    判別し、前記読み取った情報に前記第1の識別情報が含
    まれている場合に前記読み取った情報に基づく印刷物を
    印字出力する印刷物発行手段とを有し、 前記特典付与手段は、前記印刷物発行手段にて印字出力
    された印刷物に記載された情報に基づく特典を付与する
    ことを特徴とする特典付与システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の特典付与システムにお
    いて、 前記情報提供手段は、前記複数の端末から前記所定の情
    報が返信された場合に、返信されてきた前記所定の情報
    を当該所定の情報を識別可能な第2の識別情報と対応づ
    けて格納しておき、前記公衆網に接続可能な端末から前
    記第2の識別情報が送信されてきた場合に、前記第2の
    識別情報に対応づけられた所定の情報に前記第1の識別
    情報が埋め込まれているかどうかを判別し、前記所定の
    情報に前記第1の識別情報が埋め込まれている場合に当
    該所定の情報を前記端末に送信し、 前記端末は、前記情報提供手段から送信されてきた所定
    の情報に基づく印刷物を印字出力し、 前記特典付与手段は、前記端末にて印字出力された印刷
    物に記載された情報に基づく特典を付与することを特徴
    とする特典付与システム。
  5. 【請求項5】 所定の情報を識別可能な識別情報が視覚
    的に認識不可能な形態で埋め込まれた画像データを含む
    ことを特徴とするHTMLメール。
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