JP2022140218A - 広告管理システム及び広告効果確認システム - Google Patents

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Yoshihisa Takahashi
茂和 北浦
Shigekazu Kitaura
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Takahiro Ueno
幸徳 岩永
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Abstract

【課題】視覚的媒体上の広告を見た消費者が広告商品を購入したか否かを追跡可能にする広告効果確認システムを提供する。【解決手段】ユーザーがユーザー端末1によって視覚的媒体15に掲載されている広告15上の二次元コード14を読み取る。二次元コード14は、広告商品識別情報と当該視覚的媒体を示す媒体識別情報を含でおり、ユーザー端末1が認識したこれら情報を管理装置2へ送信する。そして、ユーザーは、ユーザー端末1によって実店舗での購入により発行されたレシートの画像データを管理装置2に送信する。管理装置2は、画像データに対して文字認識処理を行って取得した商品情報と、ユーザー端末1が二次元コード14を読み取って送られてきた広告商品識別情報に該当していると、ユーザーによる媒体識別情報に掲載の広告商品の購入があったと判断する。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷物や屋内外に設置したポスターや映像装置等の視覚的媒体を利用する広告に関し、特に、各広告媒体による広告の効果と、各広告媒体に接した消費者の購買行動を追跡し確認する広告効果確認システムに関する。
広告効果を確認できる広告システムとしては、実店舗を訪れた利用者が自分の携帯端末にバナー広告経由で広告主ページを表示させてページ上の来店ボタンを選択することにより、携帯端末のGPS機能を利用して、広告管理システムが、利用者が広告主の実店舗にいることを確認した上で、利用者にクーポンやポイントなどの特典を与えるとともにバナー広告掲載者に成功報酬としての広告料を支払うためのコンピューティングを行うシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、携帯端末ユーザーがインターネット上のアフリエイト広告に基づいて店舗等の指定場所に来場したか否かを、店舗等の指定場所に設置した非接触ICカード読取装置が携帯端末に搭載の非接触ICカードを読み取ることで広告効果を判定するトラッキングシステムも知られている(例えば、特許文献2を参照)。
しかしながら、印刷物や屋内外に設置したポスターや映像装置等の視覚的媒体を利用する広告においては、広告とそれを見た消費者とは直接には繋がりがないため広告成果を確認することができない。そのため、これらの視覚的媒体に広告・情報サイトへのリンク手段を有する二次元コードを配置し、ユーザーがブラウジング装置により視覚的媒体から二次元コードを読み込み、インターネット環境におけるWebページに掲載されている、広告・情報サイトへアクセスするように構成することで広告成果を確認できるようにした広告確認システムがある(例えば、特許文献3を参照)。
特許第4097682号公報 特許第5200707号公報 特開2009-020756号公報
特許文献3の広告確認システムは、紙面などの視覚的媒体に広告と共に掲載する二次元コードを介して広告と消費者とを繋げることで広告効果を確認しようとするものである。しかしながら、特許文献3の広告確認システムは、消費者が広告を見たことを確認するものであり、その広告を見たことで購買効果があったか否かを確認することはできない。
本発明は、上述したような従来技術の課題に鑑みて、印刷物や屋内外に設置したポスターないし映像装置等の視覚的媒体を利用する広告において、広告を見た消費者が広告商品を購入したか否かを追跡可能にすることで広告効果を確認できる広告効果確認システムを提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明による広告管理システムは、印刷物や屋内外に設置したポスターないし映像装置等の視覚的媒体を利用する広告による消費者の購買行動を追跡し確認する広告管理システムであって、前記視覚的媒体に前記広告と共に掲載される二次元コードと、前記二次元コードを読み取るユーザー端末と、前記ユーザー端末から送られてくる前記二次元コードを受け取る管理装置と、を備え、前記二次元コードは、前記広告の商品又はサービスを示す広告商品識別情報、前記広告と共に掲載される前記視覚的媒体を示す媒体識別情報及び当該視覚的媒体の広告の日付日時情報を含み、前記管理装置は、前記広告商品識別情報と前記媒体識別情報と前記日付日時情報に基づいて前記広告の管理を行う。
ここでの前記広告商品識別情報は、前記広告の前記商品や前記サービスを特定するコード又は前記商品や前記サービスの名称の文字情報でも良いし、上記のようにそれらを示すIDコードであってもよい。
ところで、ユーザー端末による前記二次元コードの読み取りは、ユーザー端末に装備されたカメラによる前記二次元コードの読み取りのみならず、当該ユーザー端末に外部から送信され当該ユーザー端末の表示手段に表示されたスクリーンショート中の前記二次元コードの読み取りを意味する。
ここで、前記ユーザー端末から前記管理装置に送信される前記二次元コードは、アナログ画像データ又は当該ユーザー端末に搭載された二次元コード読取手段により読み取られたデジタルデータの何れでもよい。
また、本発明による広告効果確認システムは、印刷物や屋内外に設置したポスターないし映像装置等の視覚的媒体を利用する広告による消費者の購買行動を追跡・確認する広告効果確認システムであって、前記視覚的媒体に前記広告と共に配置されて、広告商品識別情報と掲載されている当該視覚的媒体を示す媒体識別情報とを含む二次元コードと、前記二次元コードを読み取り前記広告商品識別情報及び前記媒体識別情報を取得すると共に実店舗で発行されたレシートの画像データを取得するユーザー端末と、前記ユーザー端末から送信される前記広告商品識別情報、前記媒体識別情報及びユーザー識別情報を受信して記憶する管理装置と、を備え、前記管理装置は、前記ユーザー端末から前記画像データが送られてくると、当該画像データに対する文字認識処理により商品情報を取得し、当該商品情報が同時に送られてきた前記ユーザー識別情報に関連して記憶している広告商品識別情報に該当していると、当該ユーザー識別情報のユーザーによる前記媒体識別情報に掲載の広告商品が購入されたと判断する。
ここで、前記管理装置は、広告商品の購入があったことを確認すると前記ユーザー識別情報に該当するユーザーにポイント付与することでユーザーに利益還元する。
或る実施形態では、前記二次元コードは前記管理装置がインターネット環境の前記ポイント会員登録サイトへ誘導するリンク情報を含み、前記ユーザー端末は前記ポイント会員登録サイトに接続することで前記ユーザー識別情報が付与されることで、ユーザー登録の便宜性が図れる。
そして、前記管理装置は一の前記画像データに対する文字認識処理により取得する前記レシートの固有情報を含む前記画像データが過去に送られてきているとき、当該一の前記画像データが二重に送信されていると判断することで、間違いや不正への対応が図れる。
本発明の広告管理システムによれば、どの視覚的媒体のいつの日時のどの商品又はサービスの広告が消費者に訴求できたかを容易に管理することができる。
本発明の広告効果確認システムによれば、視覚的媒体に掲載した広告を見た顧客が消費行動に結びつけているかを確認することができるため、広告実施者にとって広告の有効性を判断する貴重な材料とすることができる。
本発明に係わる広告効果確認システムの全体構成を説明するブロック図を示す。 図1の広告効果確認システムにおけるユーザー端末のシステム構成を説明するブロック図を示す。 広告閲覧データベースの記憶構成の模式的な説明図を示す。 レシート情報データベースの記憶構成の模式的な説明図を示す。 アプリケーションプログラムがユーザー端末へのインストールと、広告効果確認システムにおけるインストールされたユーザー端末と管理装置との間での会員登録時の処理シーケンスを示す。 広告効果確認システムにおけるユーザー端末と管理装置との間での広告閲覧送信時の処理シーケンスを示す。 広告効果確認システムにおけるユーザー端末と管理装置との間でのレシート画像送信時の処理シーケンスを示す。 広告効果確認システムにおけるユーザー端末と管理装置とPOSシステムとの間でのポイント確認・使用時の処理シーケンスを示す。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の全体構成を示しており、消費者である「ユーザー」はユーザー端末1を所持しており、広告効果確認者(以下、「確認者」)は、管理装置2によりユーザー端末1と情報のやり取りを行うことで、印刷物(新聞、雑誌等の紙媒体)や屋内外に設置したポスター、テレビCM(映像媒体)等の視覚的媒体に掲載される商品やサービスの広告が「ユーザー」の購買に結びついたかの広告の効果を確認する。この場合、「確認者」は「企業」からの依頼により、「企業」が視覚的媒体に掲載する自社の製品またはサービスの広告についての効果を確認する。
「確認者」は、広告効果の確認を依頼された「企業」から事前に広告する商品(或いはサービス)の名称及び広告を載せる視覚的媒体についての情報を受け取ると、視覚的媒体の種類を表す媒体識別情報と広告商品識別情報、及び管理者が運営しているアプリ提供サイトのURL情報をコード化した二次元コードとしての例えばQRコード(登録商標)14を作成して企業に提供する。そして、企業は、例えば、図1に示すような新聞紙面12上での広告15に重畳して提供されたQRコード14を掲載する。また、テレビCMであればコマーシャル映像に重ねてQRコードを表示する。
本願においては、二次元コードを掲載する広告は、二次元コードを視覚手に表示し得る全ての広告媒体を意味する。すなわち、新聞、雑誌、広告チラシ、パンフレット、多数のQRコードを掲載した広告媒体、電車やバス等の中吊り広告、街や商店等の張られている広告用ポスター、TVコマーシャル画面、時間の経過と共に広告表示が次から次に変わる電子広告パネルやデジタルサイネージ広告、インターネットのSNS等や検索エンジン経由で次から次に転送されてパーソナルコンピュータ等のデジタル機器に表示される広告媒体等を含む。
また、このような広告媒体に掲載される二次元コードにおいては、広告主、広告媒体、広告の対象商品やサービス、広告の掲載日時の情報を含むが、広告の掲載日時は、広告を開始した何年何月何日の日付け情報だけではなく、日付け及び日時情報を意味し、何時何分何秒の時間情報を入れることが望ましい。これによって、例えば、TVや電子広告パネルにおいて、一日に何回も繰り返されて表示される同じ広告が、一日における如何なる時間帯、いかなる場面や状況において表示されたものが結果的に販売に大きく寄与したかが判明できるからである。
視覚的媒体の種類とは、図1に示すような新聞紙面12上での広告15であれば何月何日付の「〇〇新聞」というように媒体を具体的に特定するものである。日付はテレビCMであれば放送日時、ポスター広告であれば掲載期間である。また、広告商品識別情報とは広告対象商品の商品やサービス名を示す文字情報(テキストデータ)であったり或いはJANコード等の商品(サービス)コードであったりする。
ユーザー端末1は、図2に示すように、通信ネットワーク10に接続可能で且つカメラ機能を具備するスマートフォン等の移動電話機、携帯情報端末機、パーソナルコンピュータ等である。ユーザー端末1は、処理部20と、入力部21と、記憶部22と、表示部23と、通信インタフェース24と、カメラ25と、NFC通信部26とを有する。処理部20は、所定のアプリケーションプログラム27をインストールすることで、登録部20aと、QRコード処理部20bと、実店舗が発行する紙のレシートの画像データを取得して管理装置2に送信するレシート画像取得部20cと、ポイント処理部20dの各機能を実現する。
QRコード14には、媒体識別情報と広告商品識別情報に加えてアプリ―ケーションプログラム27を提供する上記サイトのURL情報が含まれており、ユーザー端末はこのサイトに導かれてアプリ―ケーションプログラム27がダウンロードされる。
ところで、本願においては、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等のユーザー端末1によるQRコード等の二次元14(図1を参照)の読み取りは、ユーザー端末1に装備されたカメラによる二次元コード14の読み取りのみならず、ユーザー端末1に外部から送信され又はユーザー端末がアクセスしたサイトにおける画像やユーザー端末1の表示手段(図示せず)に表示されたスクリーンショート中の二次元コード14の読み取りを意味する。
そして、ユーザー端末1から管理装置2(図1を参照)に送信される二次元コード14は、アナログ画像データ又はユーザー端末1に搭載されている二次元コード読取手段(図示せず)により読み取られたデジタルデータの何れでも良い。
ここで、スクリーンショットとは、ユーザー端末装置1のOS(オペレーティングシステム)や、実行中のソフトウェアにより得られた画像データを指し、画面を直接カメラなどで撮影したものや、コンピュータから出力されたビデオ信号を何らかの外部記録装置を用いて記録したものも含む。
例えば、ある種のスマートフォンやタブレット端末装置1のホームボタンのある機種では、スリープボタンを押しながらホームボタン、ホームボタンのない機種ではサイドボタンを押しながら音量を上げるボタンを押すことでスクリーンショットが撮影でき、撮影した画像は、アプリケーションソフトウェアに保存される。撮影後一定期間が経つかユーザーがスワイプするまで左下にプレビューが表示され、タップすることで、管理装置2へ送信することができる。
また、他の種のスマートフォンやタブレット端末1では、電源ボタンとホームボタンを同時に押すことにより撮影できるものもある。撮影した画像は、アプリケーションソフトウェアに保存される。撮影後一定期間が経つかユーザーがスワイプするまで左下にプレビューが表示され、タップすることで、管理装置2へ送信する。
ユーザー端末1がパーソナルコンピュータの場合は、その表示画面に表示されたスクリーンショット中の二次元コード14をタップすることによって、アプリケーションソフトウェアに一時保存されて、その後、この二次元コード14のアナログデータをそのまま管理装置2へ送信し、若しくは、ユーザー端末1に搭載されている二次元コード読取手段が、当該二次元コード14のデジタルデータを管理装置2へ送信することも可能である。
登録部20aは、アプリケーションプログラム27による会員登録モードにおいて、顧客であるユーザーが入力部21から入力する住所・氏名・生年月日・性別等の個人の属性情報を管理装置2に送信して会員登録を行うと共に、折り返して管理装置2から送られてくる会員番号(ユーザー識別情報)を記憶部22に記憶する。
QRコード処理部20bは、視覚的媒体に商品の広告と共に掲載されているQRコード14からQRコード情報を読み取って、会員番号を付加して管理装置2に送信する。
レシート画像取得部20cは、当該ユーザー端末1のカメラ25若しくは別のカメラで撮影したレシート13の画像データを取得し管理装置2に送信する。このときレシート画像取得部20cは画像データと共に記憶部22に記憶している会員番号を付けて管理装置2へ送信する。若しくは、ユーザー端末1から送信されてくる二次元コード14のデジタルデータを管理装置2へ送信するようにしても良い。
ポイント管理手段20dは、管理装置2から送られてくるポイント数を記憶する。「ポイント」とは、商品を購入するために利用できる金銭的価値であり、貨幣と同様の機能を有しており、「確認者」と広告効果の確認を依頼されている企業の商品を実店舗で購入する際、店舗の精算レジに配置されているPOS端末11にユーザー端末1がポイントをNFC通信部26での通信で送信すると、該商品の販売価格から指定されたポイントに相当する金額が差し引かれ、ユーザーは割引後の価格でその商品を得ることができる。このポイントは、第3者が実施しているポイント・マイレージシステムと連携させたり、或いは現金化やデビッドカードと連携させたりして流動性を高めることでポイント会員の利便性が向上する。
管理装置2は、ユーザーによるポイント会員登録のWebサイトを運営するWebサーバ3と、管理サーバ4と、会員毎の属性情報を格納する属性データベース5と、会員による広告閲覧の状況を格納する広告閲覧データベース6と、レシート情報データベース7と、ポイントデータベース8とを備える。
管理サーバ4は所定のプログラムを処理することで、会員番号発行部4aと、QRコード情報を解析するコード解析部4bと、文字認識処理によりレシートに印刷されている文字情報(テキストデータ)を取得する文字情報取得部4cと、レシート処理部4dと、広告効果判別部4eと、ポイント管理部4fの各機能を実現する。
会員番号発行部4aは、上記のポイント会員登録のWebサイトを通じて会員申込みがあると会員番号を作成して当該申し込みに使用されたユーザー端末に送信する。そして、この会員番号に関係付けてWebサイト上に入力された当該会員の属性情報を属性データベース5に格納する。
コード解析部4bは、ユーザー端末から送られてきたQRコード情報から媒体識別情報と広告商品識別情報とを取得して、同時にユーザー端末から送られてくる会員番号に関連付けてこれらの情報を広告閲覧データベース6に格納する。これにより、管理サーバ4は送られてきたQRコード情報からユーザーが何れの視覚的媒体から何れの商品に関する広告が閲覧されたかの閲覧情報を把握する。図3は広告閲覧データベース6の例を示す図であり、1つのレコードには会員番号・媒体識別情報・広告商品識別情報を記憶する各フィールドと共に後述する広告効果確認フラグFがセットされるフィールドが含まれている。
文字情報取得部4cは、レシートの画像データが送られてくると、OCR装置(光学文字認識装置)によって画像データに表記されている文字情報を取得し、この文字情報からレシートに記載されているレシートナンバー、日付及び時間(購入日時)、レシートの発行店舗名(チェーン店であるときにはチェーン店名も含めて)、購入商品名及び個数などの文字情報をテキストデータで取得する。レシートが正しく撮影されていない或いは紙面の皺や文字のカスレなどにより、これらのレシート情報がレシートの画像データから読み取れない場合、文字情報取得部4cは、画像データが送られてきたユーザー端末に撮影と送信のリトライを通知する。尚、管理サーバ4は文字情報取得部4cの機能を持たずにネットを通じて外部のOCRサービスシステムにレシート画像を送信することでレシートの文字情報を取得してもよい。
レシート処理部4dは、ユーザー端末からQRコード情報と共に送られてきた会員番号に関連付けて、文字情報取得部4cが取得したレシートナンバー、購入日時、レシートの発行店舗名、購入商品名及び個数の各情報をレシート情報データベース7に格納する。図3はレシート情報データベース7の例を示す図であり、1つのレコードには、会員番号・レシートナンバー・購入日時・発行店舗名・購入商品名・購入個数のレシート情報を記憶する各フィールドと共に後述する処理済みフラグがセットされるフィールドが含まれている。
また、レシート処理部4dはレシート情報データベース7にレシート情報を格納する際、会員番号・レシートナンバー・購入日時・発行店舗名・購入商品名・購入個数の一連のレシート情報と一致するレシート情報が既に格納されているかを判別し、格納されていない場合にこれらレシート情報を新たに格納する。これにより、同じレシート画像が重複して送信される間違いや不正に対処できる。特に、不正に対しては、連続的なサイトの不正アクセスへの対策や同一IPアドレスからのアクセス制限等の処置が採られる。
広告効果判別部4eは、レシート情報データベース7に格納されていない新たなレシート情報であると、このレシート情報を示す画像データと共に送られてきた会員番号をキーにして、広告閲覧データベース6における広告効果確認フラグFがセットされていないレコードをソートし、ソートしたレコードの中に購入商品名と一致する商品が含まれているかを検索し、同じ商品が含まれているときには、当該レコードのフラグセットのフィールドには広告効果確認フラグFをセットする。
ポイント管理部4fは、ユーザーが広告を見て該当するQRコード14を送信して、且つ実店舗で広告商品を購入したことを判別すると、ポイントデータベース8の当該会員番号に関連しているポイント数に所定のポイント数を加算して、ユーザーのポイント数を管理する。ポイント管理部4fは店舗のPOSシステム9からユーザーによって使われたポイント数が送信されるとこのポイント数を減算する。
上記構成の広告効果確認システムの全体動作を、図5乃至図8に示す処理シーケンスに基づき説明する。
図5において、先ずユーザーが新聞紙面12の広告15を見て、そこに広告と共に印刷されて掲載されているQRコード14をユーザー端末1で読み取る(ステップS01)。そして、ユーザーは、QRコード14に含まれているURLからアプリケーションプログラム27を提供するサイトにアクセスしてダウンロードする(ステップS02)。
アプリケーションプログラム27をインストールして起動すると、ユーザー端末1の表示部23にはモード指定画面30が表示される(ステップS1)。ユーザーが会員未登録の場合には会員登録モードが選択されて、登録部20aがWebサーバ3にアクセスすると(ステップS2)、Webサーバ3は会員登録の会員のWebページをユーザー端末1に送信する(ステップS3)。
ユーザー端末1の表示部に23に表示されるWebページに沿って、ユーザーの性別、年齢、住所等の属性情報が入力部21から入力されて、送信ボタンが押されると属性情報がWebサーバ3に送られて(ステップS4)、管理サーバ4はユーザーIDである会員番号を作成してユーザー端末1に送信する(ステップS5)。ユーザー端末1では登録部20aが送られてきた会員番号を記憶部22に記憶する(ステップS6)。そして、管理サーバ4は属性データベース5に会員番号に関連付けて属性情報を格納する(ステップS7)。
アプリケーションプログラム27を起動してユーザー端末1の表示部23にはモード指定画面30が表示されたとき(ステップS1)、広告閲覧送信モードを選択するとカメラ25を作動させて(ステップS10)、QRコード処理部20bは広告に掲載されているQRコード14を読み取る(ステップS11)。QRコード処理部20bは読み取ったQRコード14から媒体識別情報と広告商品情報とを取得して(ステップS12)、これら情報に会員番号を付加して管理サーバ4に送信する(ステップS13)。よって、管理サーバ4は会員番号に関連付けて広告閲覧データベース6に媒体識別情報と広告商品情報とを格納する(ステップS15)。
アプリケーションプログラム27を起動してユーザー端末1の表示部23にはモード指定画面30が表示されたとき(ステップS1)、レシート画像送信モードを選択するとカメラ25を作動させてレシート13が撮影される(ステップS15)。レシート画像取得部21cは撮影したレシートの画像を取得する(ステップS16)。そして、レシート画像取得部21cは、取得したレシート画像に会員番号を付加して管理サーバ4に送信する(ステップS17)。
管理サーバ4の文字情報取得部14は受信したレシート画像をOCR解析し(ステップS18)、解析結果を判別し(ステップS19)、解析不能なときにはレシート画像の再取得と送信をユーザー端末1に通知する(ステップS20)。OCR解析ができたとき、文字情報取得部4cはレシートナンバー、購入日時、レシートの発行店舗名、購入商品名及び個数の各情報を取得する(ステップS21)。
レシート処理部4dは、レシート情報データベース7の各レコードを検索してレシートナンバー、購入日時、レシートの発行店舗名が同一のレコードが無いかを判別することで同じレシート画像が誤って送信或いは不正に送信されているか否かを判別し(ステップS22)、同じ情報が記憶されているレコードが存在する場合には、レシートが無効であることをユーザー端末1に送信する(ステップS23)。そして、ユーザー端末1側ではレシートが不適であることが表示される(ステップS24)。
同じ情報が記憶されているレコードが無い場合には、次に広告効果判別部4eは、広告閲覧データベース6においてユーザー端末1から送信されてきた会員番号を記憶していて且つ広告効果確認フラグFがセットされていないレコードの中からOCR解析した購入商品名と同じ商品が記憶されているレコードの有無を判別することにより、広告の商品が購入されたか否かを確認する(ステップS25)。そして、同じ商品が格納されているレコードの有りを判別すると、すなわち広告の商品が購入されたことを確認すると、レシート処理部4dは当該レコードに広告効果確認フラグFをセットする(ステップS26)。
ポイント管理部4fは、対象のレコードの有りが判別されたとき、ポイントデータベース8の当該会員番号に関連しているポイント数に所定のポイント数を加算する(ステップS27)。
一方、対象のレコードが無い場合には、レシート処理部4dは、レシートから広告商品の購入が確認できなかったときにはユーザー端末1に確認不能の旨を通知する(ステップS28)。そして、ユーザー端末1側では適宜、この旨が表示される(ステップS29)。
アプリケーションプログラム27を起動してユーザー端末1の表示部23にはモード指定画面30が表示されたとき(ステップS1)、ポイント確認・使用モードが選択されると、ポイント処理部20dは管理装置2に会員番号を送信してポイントを請求する(ステップS30)。管理サーバ4は送られてきた会員番号に関連付けられたポイント数(保有ポイント)をポイントデータベース8から読み出してユーザー端末1に送信する。
ユーザー端末1ではポイント処理部20dが送信されてきたポイント数を表示部23に表示する。そして、ポイントを店舗での支払いに使用する場合、使用ポイントに会員番号を付加してPOS端末11にNFC通信部26から送信する(ステップS34)。そして、POSシステム9はPOS端末11で精算した処理ポイントと会員番号とを管理装置2に送信する(ステップS36)。
よって、管理サーバ4は、ポイントデータベース8から当該会員番号に関連付けて格納しているポイントから送られてきた処理ポイントを減算してポイントを更新する(ステップS37)。
ユーザー端末1からPOS端末11との間のポイント数と会員番号とを伝達する場合にNFC通信に限らず、表示部23にポイント数と会員番号とを含むバーコード(又は二次元コード)を表示して、POS端末11のスキャナーによりコードを読み取ることで伝達してもよい。この場合、アプリケーションプログラム27は、ポイント確認・使用モード時に管理サーバ4から保有ポイントが送られてくると、このポイント数と会員番号とをコード化するステップがプログラムされている。
上記したように、本発明に係る広告効果確認システムは、ユーザー端末1によって視覚的媒体に広告と共に表示されているQRコード14と、広告商品を購入したとき実店舗で発行されるレシート13の画像を管理装置2に送信することで、広告がユーザーの購入に結び付いているかを確認できる。これにより、商品に応じて何れの視覚的媒体に広告を載せれば効果的なのかを調査することができる。さらに、属性データベース5に格納されている会員の属性情報と突き合わせることで、性年代別や地域に応じた広告成果の分析を行うことができる。
1 ユーザー端末
2 管理装置
12 視覚的媒体(新聞紙)
13 レシート
14 二次元コード
15 広告

Claims (10)

  1. 印刷物や屋内外に設置したポスターないし映像装置等の視覚的媒体を利用する広告による消費者の購買行動を追跡し確認する広告管理システムであって、
    前記視覚的媒体に前記広告と共に掲載される二次元コードと、
    前記二次元コードを読み取ることが可能なユーザー端末と、
    前記ユーザー端末から送られてくる前記二次元コードを受け取る管理装置と、
    を備え、
    前記二次元コードは、前記広告の商品又はサービスを示す広告商品識別情報、前記広告と共に掲載される前記視覚的媒体を示す媒体識別情報及び当該視覚的媒体の広告の日付又は/及び日時情報を含み、
    前記管理装置は、前記広告商品識別情報と前記媒体識別情報と前記日付日時情報に基づいて前記広告の管理を行うことを特徴とする広告管理システム。
  2. 前記広告商品識別情報は、前記広告の前記商品や前記サービスを特定するコード又は前記商品や前記サービスの名称の文字情報であることを特徴とする請求項1に記載の広告管理システム。
  3. ユーザー端末による前記二次元コードの読み取りは、ユーザー端末に装備されたカメラによる前記二次元コードの読み取りと、当該ユーザー端末に外部から送信され当該ユーザー端末の表示手段に表示されたスクリーンショート中の前記二次元コードの読み取り、であることを特徴とする請求項1又は2に記載の広告管理システム。
  4. 前記ユーザー端末から前記管理装置に送信される前記二次元コードは、アナログ画像データ若しくは当該ユーザー端末に搭載された二次元コード読取手段により読み取られたデジタルデータである、であることを特徴とする請求項3に記載の広告管理システム。
  5. 印刷物や屋内外に設置したポスターないし映像装置等の視覚的媒体を利用する広告による消費者の購買行動を追跡し確認する広告効果確認システムであって、
    前記視覚的媒体に前記広告と共に配置されて、広告商品識別情報と掲載されている当該視覚的媒体を示す媒体識別情報とを含む二次元コードと、
    前記二次元コードを読み取り前記広告商品識別情報及び前記媒体識別情報を取得すると共に実店舗で発行されたレシートの画像データを取得するユーザー端末と、
    前記ユーザー端末から送信される前記広告商品識別情報、前記媒体識別情報及びユーザー識別情報を受信して記憶する管理装置と、
    を備え、
    前記管理装置は、前記ユーザー端末から前記画像データが送られてくると、当該画像データに対する文字認識処理により商品情報を取得し、当該商品情報が同時に送られてきた前記ユーザー識別情報に関連して記憶している前記広告商品識別情報に該当していると、当該ユーザー識別情報のユーザーによる前記媒体識別情報に掲載の広告商品が購入されたと判断することを特徴とする広告効果確認システム。
  6. ユーザー端末による前記二次元コードの読み取りは、ユーザー端末に装備されたカメラによる前記二次元コードの読み取りと、当該ユーザー端末に外部から送信され当該ユーザー端末の表示手段に表示されたスクリーンショート中の前記二次元コードの読み取り、であることを特徴とする請求項5に記載の広告効果確認システム。
  7. 前記ユーザー端末から前記管理装置に送信される前記二次元コードは、アナログ画像データ若しくは当該ユーザー端末に搭載された二次元コード読取手段により読み取られたデジタルデータである、であることを特徴とする請求項6に記載の広告効果確認システム。
  8. 前記管理装置は、広告商品の購入があったことを確認すると前記ユーザー識別情報に該当するユーザーにポイントを付与することを特徴とする請求項5乃至7の何れかの項に記載の広告効果確認システム。
  9. 前記二次元コードは、前記管理装置がインターネット環境の前記ポイント会員登録サイトへ誘導するリンク情報を含み、前記ユーザー端末は前記ポイント会員登録サイトに接続することで前記ユーザー識別情報が付与されることを特徴とすることを特徴とする請求項5に記載の広告効果確認システム。
  10. 前記管理装置は一の前記画像データに対する文字認識処理により取得する前記レシートの固有情報を含む前記画像データが過去に送られてきているとき、当該一の前記画像データが二重に送信されていると判断することを特徴とする請求項5に記載の広告効果確認システム。

JP2021105532A 2021-03-11 2021-06-25 広告管理システム及び広告効果確認システム Pending JP2022140218A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7336801B1 (ja) * 2023-04-05 2023-09-01 株式会社Tokium プログラム、コンピュータおよび情報処理方法

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