JP2002366452A - 入出力制御装置 - Google Patents

入出力制御装置

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JP2002366452A
JP2002366452A JP2001174307A JP2001174307A JP2002366452A JP 2002366452 A JP2002366452 A JP 2002366452A JP 2001174307 A JP2001174307 A JP 2001174307A JP 2001174307 A JP2001174307 A JP 2001174307A JP 2002366452 A JP2002366452 A JP 2002366452A
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JP2001174307A
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Akihiro Nomura
明裕 野村
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、中央処理装置が動作していない場合
や、入出力制御バスに異常があった場合に、交替ができ
ないという問題点があった。 【解決手段】 受信バッファ回路61aと、入出力アド
レススイッチ67aと、フレーム受信回路63aと、入
出力制御回路65aと、フレーム送信回路64aと、送
信バッファ回路62aと、自入出力制御装置の状態を監
視する状態監視回路66aと、優先度設定スイッチ68
aと、前記フレーム送信回路からの送信制御信号、前記
状態監視回路からの状態正常信号、二重化された他方の
入出力制御装置の状態監視回路からの他方の状態正常信
号、及び前記優先度設定スイッチからの優先度に基い
て、前記送信バッファ回路の送信を制御する論理回路6
9a〜73aとを備えた。 【効果】 中央処理装置が異常な場合や、シリアル伝送
路に異常があった場合でも、二重化された入出力制御装
置を交換することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中央処理装置と
接続される入出力制御装置において、接続可能な台数を
制限することなく、二重化を実現する入出力制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】制御システムの信頼性を向上させる場
合、入出力制御装置、および入出力装置を二重化し、片
方が故障した場合でも、もう片方が入出力制御を引き継
ぐ方式が取られている。
【0003】従来の入出力制御装置について図面を参照
しながら説明する。図9及び図10は、例えば特開昭5
8−189718号公報に示された従来の制御システム
及び入出力制御装置の構成を示す図である。
【0004】図9において、1は中央処理装置、2は入
出力制御バス、3a、3b、3c、3d、…は入出力制
御バス2に接続されている入出力制御装置、4a、4
b、4c、4d、…はそれぞれ入出力制御装置3a、3
b、3c、3d、…に接続された入出力装置である。
【0005】図10において、21は制御内容を示すた
めのコマンド線、22は制御対象となる入出力制御装置
を示すための入出力アドレス線、23は制御タイミング
を示すためのストローブ、24は入出力データを示すた
めの入出力データ線である。また、30は入出力制御装
置、31はアドレス比較回路、32は入出力アドレス設
定スイッチ、33は論理積回路、34はコマンドデコー
ダ回路、35は制御回路、40はデバイス番号設定回
路、42はデバイス番号比較回路、43はフリップフロ
ップ、48と49は論理積回路である。
【0006】つぎに、従来の入出力制御装置の動作につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0007】入出力装置4と実際に入出力を実行する装
置として入出力制御装置30が選択されていないとき
は、フロップフロップ43の出力であるセレクトフラグ
信号44は論理「0」である。入出力制御装置30は、
中央処理装置1から出力される入出力アドレス線22の
内容と、入出力アドレス設定スイッチ32から出力され
る入出カアドレス36を比較し、両アドレスが一致した
ときのアドレス一致信号37とストローブ23の論理積
が制御パルスとして発生するが、セレクトフラグ信号4
4は論理「0」であるとき、論理積回路49の出力45
は論理「0」のままであるため、制御回路35に実制御
パルスは与えられない。
【0008】一方、入出力装置4と実際に入出力を実行
する装置として入出力制御装置30が選択されていると
きは、フロップフロップ43の出力であるセレクトフラ
グ信号44は論理「1」である為、実制御パルス45が
制御回路35に与えられる。この制御回路35は、上記
実制御パルス45と制御信号39にもとづいて、入出力
装置4との間で入出力を実行する。
【0009】また、コマンド線21の内容は、コマンド
デコーダ回路34によって、各コマンドに対応する制御
信号39に分解されて制御回路35に与えられる。
【0010】現在、選択されている入出力制御装置を代
替の入出力制御装置に変更するときは、中央処理装置1
が交替を示すコマンドを出力する。このコマンドによっ
てコマンドデコーダ回路34から切替え制御信号46が
出力され、論理積回路48で制御パルス38との論理積
が求められ、交替パルス47が生成される。
【0011】さらに、中央処理装置1は、同時に入出力
データ線24に、現在使用中の入出力制御装置に替え
て、使用とする入出力制御装置30のデバイス番号を出
力する。この内容が、入出力制御装置30内のデバイス
番号比較回路42によって、デバイス番号設定回路40
から出力されるデバイス番号41と比較され、比較結果
がフリップフロップ43に記憶される。両デバイス番号
が一致した入出力制御装置30においては、フリップフ
ロップ43からセレクタフラグ信号44として論理
「1」の信号が出力される。
【0012】このようにして、入出力を実行する入出力
制御装置の交替を示すコマンドが出力されたとき、選ば
れた入出力制御装置だけが、以後入出力の実行を継続す
ることとなり、どの入出力制御装置が選ばれても、入出
力アドレスは同じであるため、中央処理装置1内の入出
力制御プログラムは変更する必要がない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
入出力制御装置では、中央処理装置1が介在する必要が
あり、中央処理装置1が動作していない場合や、入出力
制御バス2に異常があった場合に、交替ができない。従
って、中央処理装置1の動作直後に正常な入出力が通知
できないという問題点と、入出力制御バス2が異常な状
態での入出力制御装置の交換ができないという問題点が
あった。
【0014】また、制御システムでは、入出力制御装置
3と入出力装置4間に多くの接続ケーブルが必要となる
が、最近のシステムでは、ケーブルの省配線を実現する
ために入出力制御装置3を入出力装置4の近くに設置さ
れることが多くなっている。このとき、中央処理装置1
と入出力制御装置3間の入出力制御バス2がパラレルバ
スの場合、伝送路長の制限から入出力制御装置の分散配
置ができないという問題点があった。
【0015】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、中央処理装置が動作していない場
合でも、交換がおこなえるため、中央処理装置の動作直
後から正常な入出力ができ、さらに入出力制御バスが異
常な場合でも交換することができる入出力制御装置を得
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る入出力制
御装置は、シリアル伝送路からシリアル信号を受信する
受信バッファ回路と、入出力アドレスを設定する入出力
アドレススイッチと、前記受信バッファ回路からのシリ
アル信号からフレームを生成し、前記フレーム内のアド
レスと前記入出カアドレススイッチからのアドレスが一
致した場合、前記フレーム内のデータを出力するフレー
ム受信回路と、前記フレーム受信回路から得たデータを
入出力装置へ定期的に出力するとともに、前記入出力装
置を定期的にスキャンして前記入出力装置からデータを
得る入出力制御回路と、フレームを送信するとき、前記
入出力アドレススイッチからのアドレス、及び前記入出
力制御回路からのデータをもとにフレームを生成してシ
リアル信号で出力するフレーム送信回路と、前記フレー
ム送信回路からのシリアル信号を前記シリアル伝送路へ
送信する送信バッファ回路と、自入出力制御装置の状態
を監視する状態監視回路と、優先度を設定する優先度設
定スイッチと、前記フレーム送信回路からの送信制御信
号、前記状態監視回路からの状態正常信号、二重化され
た他方の入出力制御装置の状態監視回路からの他方の状
態正常信号、及び前記優先度設定スイッチからの優先度
に基いて、前記送信バッファ回路の送信を制御する論理
回路とを備えたものである。
【0017】また、この発明に係る入出力制御装置は、
前記状態監視回路が、自入出力制御装置の状態を監視す
る代わりに、二重化された他方の入出力制御装置の状態
を監視し、前記論理回路が、前記フレーム送信回路から
の送信制御信号、前記状態監視回路からの状態正常信
号、二重化された他方の入出力制御装置の状態監視回路
からの他方の状態正常信号、及び前記優先度設定スイッ
チからの優先度に基いて、前記送信バッファ回路の送信
を制御する代わりに、前記フレーム送信回路からの送信
制御信号、二重化された他方の入出力制御装置の状態監
視回路からの自入出力制御装置の状態を監視した他方の
状態正常信号、前記状態監視回路からの前記二重化され
た他方の入出力制御装置の状態を監視した状態正常信
号、及び前記優先度設定スイッチからの優先度に基い
て、前記送信バッファ回路の送信を制御するものであ
る。
【0018】また、この発明に係る入出力制御装置は、
入出力アドレスを設定する入出力アドレススイッチの代
わりに、前記入出力制御回路に接続された入出力アドレ
スメモリと、優先度を設定する優先度設定スイッチの代
わりに、前記入出力制御回路に接続された優先度設定メ
モリとを備えたものである。
【0019】また、この発明に係る入出力制御装置は、
前記論理回路が、前記フレーム送信回路からの送信制御
信号、前記状態監視回路からの状態正常信号、二重化さ
れた他方の入出力制御装置の状態監視回路からの他方の
状態正常信号、及び前記優先度設定スイッチからの優先
度に基いて、前記受信バッファ回路の受信を制御するも
のである。
【0020】また、この発明に係る入出力制御装置は、
前記状態監視回路が、前記入出力制御回路が前記入出力
装置へ定期的にアクセスをおこなっているかを監視する
とともに、前記フレーム受信回路が判定する受信状態を
監視するものである。
【0021】また、この発明に係る入出力制御装置は、
前記入出力制御回路が、前記二重化された他方の入出力
制御装置の状態監視回路からの他方の状態正常信号を入
力するものである。
【0022】さらに、この発明に係る入出力制御装置
は、前記送信バッファ回路の送信制御を、ハードウエア
で構成された前記論理回路の代わりに、マイクロプロセ
ッサによるソフトウエアで行うものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る入出力制御装置について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る入
出力制御装置の構成を示す図である。なお、各図中、同
一符号は同一又は相当部分を示す。
【0024】図1において、1は中央処理装置、30a
と30bは入出力制御装置、4aと4bは入出力装置、
60は中央処理装置1と入出力制御装置30a、30b
とを接続するシリアル伝送路である。
【0025】また、同図において、61aはシリアル伝
送路60と接続される受信バッファ回路、62aはシリ
アル伝送路60と接続される送信バッファ回路、63a
は受信バッファ回路61aと接続されるフレーム受信回
路、64aは送信バッファ回路62aと接続されるフレ
ーム送信回路である。65aはフレーム受信回路63a
やフレーム送信回路64aと接続され、入出力装置4a
を制御する入出力制御回路である。
【0026】さらに、同図において、66aは入出力制
御装置30aの状態を監視する状態監視回路、66bは
入出力制御装置30bの状態を監視する状態監視回路で
ある。67aと67bは入出力アドレスを設定する入出
力アドレススイッチ、68aと68bは優先度を設定す
る優先度設定スイッチ、69aと71aは論理積回路、
70aと73aは論理否定回路、72aは論理和回路で
ある。
【0027】あらかじめ、入出力アドレススイッチ67
aと67bは、同一アドレスを設定しておく。また、優
先度設定スイッチ68aと68bは、一方の優先度設定
スイッチを論理「1」とし、他方の優先度設定スイッチ
は論理「0」となるように設定しておく。
【0028】つぎに、この実施の形態1に係る入出力制
御装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0029】中央処理装置1は、シリアル伝送路60を
介して、入出力御装置30aや30bとフレーム同期方
式の半二重通信をおこなう。
【0030】入出力制御装置30aがフレームを送信す
るとき、フレーム送信回路64aは、送信制御信号80
aの出力を論理「1」とする。送信をおこなわないとき
は、送信制御信号80aの出力を論理「0」とする。フ
レーム送信回路64aと受信バッファ回路61aの間
は、論理否定回路70aを介して接続されている為、入
出力制御装置30aがフレームを送信するときを除いて
論理否定回路70aの出力が論理「1」となるので、受
信バッファ回路61aはシリアル伝送路60のシリアル
信号をフレーム受信回路63aに通知する。
【0031】このフレーム受信回路63aは、シリアル
信号からフレームを生成する。フレームは、同期フラ
グ、アドレス、データ、及び誤り検出符号から構成され
る。フレーム受信回路63aは、同期フラグを元にフレ
ームを検出し、フレーム内のアドレスと入出カアドレス
スイッチ67aからのアドレス81aが一致し、さらに
フレーム誤りがないと判定した場合、フレーム内のデー
タを出力データとして入出力制御回路65aに通知す
る。入出力制御回路65aは、通知された出力データを
内部に保持し、入出力装置4aへ定期的に出力する。
【0032】入出力装置4aからの入力データは、入出
力制御回路65aによって、定期的にスキャンされ、入
出力制御回路65a内に保持される。フレーム送信回路
64aは、フレームを送信するとき、入出力アドレスス
イッチから67aのアドレス81aと入出力制御回路6
5aからの入力データをもとにフレームを生成し、シリ
アル信号で送信バッファ回路62aへ出力する。
【0033】状態監視回路66aは、入出力制御回路6
5aが定期的にアクセスをおこなっているか、また入出
力制御装置30aの電源出力値や温度が一定範囲内であ
るかを監視することで、入出力制御装置30aの状態を
判断する。この状態監視回路66aが入出力制御装置3
0aを正常であると判定した場合、状態正常信号82a
の出力を論理「1」とし、これ以外は論理「0」を出力
する。優先度設定スイッチ68aの出力が論理「1」で
ある場合、論理和回路72aの出力は論理「1」となる
ため、論理積回路71aの出力は、状態正常信号82a
の状態に依存する。
【0034】仮に、状態正常信号82aの出力が論理
「1」で、優先度設定スイッチ68aの出力が論理
「1」である場合、論理積回路71aの出力は論理
「1」であるため、入出力制御装置30aがフレームを
送信しようとしたとき、フレーム送信回路64aから送
信制御信号80aも論理「1」となるので、論理積回路
69aの出力が論理「1」となり、フレーム送信回路6
4aからのシリアル信号が、送信バッファ回路62aを
経由してシリアル伝送路60に送信される。
【0035】また、状態正常信号82aの出力が論理
「0」の場合、論理積回路71aと69aはともに論理
「0」であるため、論理積回路71aと69aの出力は
ともに論理「0」となるため、入出力制御装置30aが
フレームを送信しようとしても、送信バッファ回路62
aがシリアル伝送路60と接続されていないため、フレ
ームはシリアル伝送路60に送信されない。
【0036】さらに、状態正常信号82aの出力が論理
「1」で、優先度設定スイッチ68aの出力が論理
「0」で、入出力制御装置30bの状態監視回路66b
からの状態正常信号83aが論理「1」である場合、論
理否定回路73aの出力が論理「0」であるため、論理
積回路71aと69aの出力ともに論理「0」となり、
入出力制御装置30aがフレームを送信しようとして
も、送信バッファ回路62aがシリアル伝送路60と接
続されていないため、フレームはシリアル伝送路60に
送信されない。
【0037】このとき、入出力制御装置30b内の状態
監視回路66bが異常を検出した場合、状態正常信号8
3aの論理が「0」となる。入出力制御装置30b内に
も入出力制御装置30aと同一回路が実装されている
為、フレームは入出力制御装置30bからシリアル伝送
路60に送信出来なくなる。一方、入出力制御装置30
aは、論理否定回路73aの出力が論理「1」となるた
め、論理積回路71aの出力が論理「1」となり、入出
力制御装置30aがフレームを送信しようとしたとき、
論理積回路69aの出力が論理「1」となり、フレーム
送信回路64aからのフレームがシリアル信号として送
信バッファ回路62aを経由してシリアル伝送路60に
送信される。
【0038】このように、入出力制御装置30a、30
b内に交換回路を設けているので、中央処理装置1が異
常な場合や、シリアル伝送路60に異常があった場合で
も、入出力制御装置30a、30bを交換することが可
能となり、また中央処理装置1が動作していない場合で
も、入出力制御装置30a、30bの交換が可能なた
め、中央処理装置1が動作直後から正常な入出力データ
を扱えるようになったため、制御システムとしての信頼
性を向上させることができる。
【0039】さらに、中央処理装置1及びシリアル伝送
路60は、交換のコマンド通知が不要となったため、入
出力データを扱える時間が増え、従来と比較し、きめ細
かな制御が可能となる。
【0040】さらにまた、中央処理装置1と入出力制御
装置30a、30b間がシリアル伝送路60であるた
め、パラレルバスより伝送路長を長くとることが可能と
なるため、入出力装置4a、4bの近くに入出力制御装
置30a、30bを設置することができるようになる。
この結果、入出力制御装置と入出力装置間に多くの接続
ケーブルが必要となるが、二重化の制御システムを維持
しながら、ケーブルの省配線を実現することが出来る。
【0041】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
係る入出力制御装置について図面を参照しながら説明す
る。図2は、この発明の実施の形態2に係る入出力制御
装置の構成を示す図である。
【0042】上記実施の形態1では、状態監視回路66
aは、自入出力制御装置30a内の入出力制御回路65
aが一定間隔でアクセスしていることを監視している
が、この実施の形態2では、図2に示すように、状態監
視回路66aは、二重化のもう片方の入出力制御装置3
0b内の入出力制御回路65bを監視するものである。
上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
【0043】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
係る入出力制御装置について図面を参照しながら説明す
る。図3は、この発明の実施の形態3に係る入出力制御
装置の構成を示す図である。
【0044】この実施の形態3では、図3に示すよう
に、上記実施の形態1の優先度設定スイッチ68aを優
先度設定メモリ681aに置き換え、また、上記実施の
形態1の入出力アドレススイッチ67aを入出力アドレ
スメモリ671aに置き換えたものである。これによ
り、中央処理装置1から入出力制御回路65aを経由し
て優先度設定及びアドレス設定を変更することができ
る。
【0045】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
係る入出力制御装置について図面を参照しながら説明す
る。図4は、この発明の実施の形態4に係る入出力制御
装置の構成を示す図である。
【0046】この実施の形態4では、図4に示すよう
に、受信バッファ回路61aと論理否定回路70aの間
に論理積回路90aを加えたものである。これにより、
自入出力制御装置30aが待機状態となっている場合で
も、上記実施の形態1では入出力装置4aへ出力自体は
可能となっていたが、ここでは、出力自体も不可とする
ことができる。
【0047】実施の形態5.この発明の実施の形態5に
係る入出力制御装置について図面を参照しながら説明す
る。図5は、この発明の実施の形態5に係る入出力制御
装置の構成を示す図である。
【0048】この実施の形態5では、図5に示すよう
に、状態監視回路66aはフレーム受信回路63aが判
定する受信状態を監視できるようにしたものである。こ
れにより、自入出力制御装置30aがシリアル伝送路6
0からのフレームを正しく受信できない場合が続いた場
合、二重化のもう片方に切替えすることができる。
【0049】実施の形態6.この発明の実施の形態6に
係る入出力制御装置について図面を参照しながら説明す
る。図6は、この発明の実施の形態6に係る入出力制御
装置の構成を示す図である。
【0050】この実施の形態6では、図6に示すよう
に、二重化のもう片方の状態監視回路66bの状態正常
信号83aを入出力制御回路65aに通知できるように
したものである。これにより、待機状態となっているも
う片方の入出力制御装置30bが故障している場合を、
中央処理装置1は入出力制御装置30aを通じて認識で
きるようになる。
【0051】制御システムの保守員は、現在制御状態と
なっている入出力制御装置30aが故障になる前(2台
とも故障になる前)に、待機側の入出力制御装置30b
の故障を修理して、正常に戻った入出力制御装置30b
と交換することができ、制御システムの信頼性を向上さ
せることができる。
【0052】実施の形態7.この発明の実施の形態7に
係る入出力制御装置について図面を参照しながら説明す
る。図7は、この発明の実施の形態7に係る入出力制御
装置の構成を示す図である。
【0053】この実施の形態7では、図7に示すよう
に、状態監視回路66aの出力をマイクロプロセッサ9
1aに接続し、二重化のもう片方との状態のやり取りに
ついて、例えばRS−232Cを使用したものである。
【0054】マイクロプロセッサ91aのメモリ93a
に記憶された切替えS/W(ソフトウエア)は、図8に
示すフローチャートに従い、切替えの制御を行う。これ
により、H/W(ハードウエア)の変更なく、切替えの
条件変更を容易にすることができる。さらに、切替えの
条件について、二重化の相手が正常か異常かの2値の情
報だけで判定するのではなく、異常の度合いによって判
定することが可能となり、きめ細かな切替えができる。
【0055】ところで、上記各実施の形態の説明では、
制御システムに利用する場合を例示したが、情報システ
ム等でシリアル伝送路を持ち、二重化が要求される用途
に応用することができる。
【0056】
【発明の効果】この発明に係る入出力制御装置は、以上
説明したとおり、シリアル伝送路からシリアル信号を受
信する受信バッファ回路と、入出力アドレスを設定する
入出力アドレススイッチと、前記受信バッファ回路から
のシリアル信号からフレームを生成し、前記フレーム内
のアドレスと前記入出カアドレススイッチからのアドレ
スが一致した場合、前記フレーム内のデータを出力する
フレーム受信回路と、前記フレーム受信回路から得たデ
ータを入出力装置へ定期的に出力するとともに、前記入
出力装置を定期的にスキャンして前記入出力装置からデ
ータを得る入出力制御回路と、フレームを送信すると
き、前記入出力アドレススイッチからのアドレス、及び
前記入出力制御回路からのデータをもとにフレームを生
成してシリアル信号で出力するフレーム送信回路と、前
記フレーム送信回路からのシリアル信号を前記シリアル
伝送路へ送信する送信バッファ回路と、自入出力制御装
置の状態を監視する状態監視回路と、優先度を設定する
優先度設定スイッチと、前記フレーム送信回路からの送
信制御信号、前記状態監視回路からの状態正常信号、二
重化された他方の入出力制御装置の状態監視回路からの
他方の状態正常信号、及び前記優先度設定スイッチから
の優先度に基いて、前記送信バッファ回路の送信を制御
する論理回路とを備えたので、中央処理装置が異常な場
合や、シリアル伝送路に異常があった場合でも、二重化
された入出力制御装置を交換することができるという効
果を奏する。
【0057】また、この発明に係る入出力制御装置は、
以上説明したとおり、前記状態監視回路が、自入出力制
御装置の状態を監視する代わりに、二重化された他方の
入出力制御装置の状態を監視し、前記論理回路が、前記
フレーム送信回路からの送信制御信号、前記状態監視回
路からの状態正常信号、二重化された他方の入出力制御
装置の状態監視回路からの他方の状態正常信号、及び前
記優先度設定スイッチからの優先度に基いて、前記送信
バッファ回路の送信を制御する代わりに、前記フレーム
送信回路からの送信制御信号、二重化された他方の入出
力制御装置の状態監視回路からの自入出力制御装置の状
態を監視した他方の状態正常信号、前記状態監視回路か
らの前記二重化された他方の入出力制御装置の状態を監
視した状態正常信号、及び前記優先度設定スイッチから
の優先度に基いて、前記送信バッファ回路の送信を制御
するので、中央処理装置が異常な場合や、シリアル伝送
路に異常があった場合でも、二重化された入出力制御装
置を交換することができるという効果を奏する。
【0058】また、この発明に係る入出力制御装置は、
以上説明したとおり、入出力アドレスを設定する入出力
アドレススイッチの代わりに、前記入出力制御回路に接
続された入出力アドレスメモリと、優先度を設定する優
先度設定スイッチの代わりに、前記入出力制御回路に接
続された優先度設定メモリとを備えたので、中央処理装
置から優先度設定及びアドレス設定を変更することがで
きるという効果を奏する。
【0059】また、この発明に係る入出力制御装置は、
以上説明したとおり、前記論理回路が、前記フレーム送
信回路からの送信制御信号、前記状態監視回路からの状
態正常信号、二重化された他方の入出力制御装置の状態
監視回路からの他方の状態正常信号、及び前記優先度設
定スイッチからの優先度に基いて、前記受信バッファ回
路の受信を制御するので、自入出力制御装置が待機状態
となっている場合、出力自体も不可とすることができる
という効果を奏する。
【0060】また、この発明に係る入出力制御装置は、
以上説明したとおり、前記状態監視回路が、前記入出力
制御回路が前記入出力装置へ定期的にアクセスをおこな
っているかを監視するとともに、前記フレーム受信回路
が判定する受信状態を監視するので、自入出力制御装置
がシリアル伝送路からのフレームを正しく受信できない
場合が続いた場合、二重化のもう片方に切替えすること
ができるという効果を奏する。
【0061】また、この発明に係る入出力制御装置は、
以上説明したとおり、前記入出力制御回路が、前記二重
化された他方の入出力制御装置の状態監視回路からの他
方の状態正常信号を入力するので、システムの信頼性を
向上することができるという効果を奏する。
【0062】さらに、この発明に係る入出力制御装置
は、以上説明したとおり、前記送信バッファ回路の送信
制御を、ハードウエアで構成された前記論理回路の代わ
りに、マイクロプロセッサによるソフトウエアで行うの
で、切替えの条件変更を容易にすることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る入出力制御装
置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る入出力制御装
置の構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に係る入出力制御装
置の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態4に係る入出力制御装
置の構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態5に係る入出力制御装
置の構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態6に係る入出力制御装
置の構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態7に係る入出力制御装
置の構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態7に係る入出力制御装
置のマイクロプロセッサの動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】 従来の制御システムの構成を示す図である。
【図10】 従来の入出力制御装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 中央処理装置、4a、4b 入出力装置、30a、
30b 入出力制御装置、60 シリアル伝送路、61
a 受信バッファ回路、62a 送信バッファ回路、6
3a フレーム受信回路、64a フレーム送信回路、
65a 入出力制御回路、66a 状態監視回路、67
a 入出力アドレススイッチ、68a優先度設定スイッ
チ、69a 論理積回路、70a 論理否定回路、71
a 論理積回路、73a 論理否定回路、72a 論理
和回路、90a 論理積回路、91a マイクロプロセ
ッサ、92a RS−232C、93a メモリ、67
1a 入出力アドレスメモリ、681a 優先度設定メ
モリ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル伝送路からシリアル信号を受信
    する受信バッファ回路と、 入出力アドレスを設定する入出力アドレススイッチと、 前記受信バッファ回路からのシリアル信号からフレーム
    を生成し、前記フレーム内のアドレスと前記入出カアド
    レススイッチからのアドレスが一致した場合、前記フレ
    ーム内のデータを出力するフレーム受信回路と、 前記フレーム受信回路から得たデータを入出力装置へ定
    期的に出力するとともに、前記入出力装置を定期的にス
    キャンして前記入出力装置からデータを得る入出力制御
    回路と、 フレームを送信するとき、前記入出力アドレススイッチ
    からのアドレス、及び前記入出力制御回路からのデータ
    をもとにフレームを生成してシリアル信号で出力するフ
    レーム送信回路と、 前記フレーム送信回路からのシリアル信号を前記シリア
    ル伝送路へ送信する送信バッファ回路と、 自入出力制御装置の状態を監視する状態監視回路と、 優先度を設定する優先度設定スイッチと、 前記フレーム送信回路からの送信制御信号、前記状態監
    視回路からの状態正常信号、二重化された他方の入出力
    制御装置の状態監視回路からの他方の状態正常信号、及
    び前記優先度設定スイッチからの優先度に基いて、前記
    送信バッファ回路の送信を制御する論理回路とを備えた
    ことを特徴とする入出力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記状態監視回路は、自入出力制御装置
    の状態を監視する代わりに、二重化された他方の入出力
    制御装置の状態を監視し、 前記論理回路は、前記フレーム送信回路からの送信制御
    信号、前記状態監視回路からの状態正常信号、二重化さ
    れた他方の入出力制御装置の状態監視回路からの他方の
    状態正常信号、及び前記優先度設定スイッチからの優先
    度に基いて、前記送信バッファ回路の送信を制御する代
    わりに、 前記フレーム送信回路からの送信制御信号、二重化され
    た他方の入出力制御装置の状態監視回路からの自入出力
    制御装置の状態を監視した他方の状態正常信号、前記状
    態監視回路からの前記二重化された他方の入出力制御装
    置の状態を監視した状態正常信号、及び前記優先度設定
    スイッチからの優先度に基いて、前記送信バッファ回路
    の送信を制御することを特徴とする請求項1記載の入出
    力制御装置。
  3. 【請求項3】 入出力アドレスを設定する入出力アドレ
    ススイッチの代わりに、前記入出力制御回路に接続され
    た入出力アドレスメモリと、 優先度を設定する優先度設定スイッチの代わりに、前記
    入出力制御回路に接続された優先度設定メモリとを備え
    たことを特徴とする請求項1記載の入出力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記論理回路は、前記フレーム送信回路
    からの送信制御信号、前記状態監視回路からの状態正常
    信号、二重化された他方の入出力制御装置の状態監視回
    路からの他方の状態正常信号、及び前記優先度設定スイ
    ッチからの優先度に基いて、前記受信バッファ回路の受
    信を制御することを特徴とする請求項1記載の入出力制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記状態監視回路は、前記入出力制御回
    路が前記入出力装置へ定期的にアクセスをおこなってい
    るかを監視するとともに、前記フレーム受信回路が判定
    する受信状態を監視することを特徴とする請求項1記載
    の入出力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記入出力制御回路は、前記二重化され
    た他方の入出力制御装置の状態監視回路からの他方の状
    態正常信号を入力することを特徴とする請求項1記載の
    入出力制御装置。
  7. 【請求項7】 前記送信バッファ回路の送信制御を、ハ
    ードウエアで構成された前記論理回路の代わりに、マイ
    クロプロセッサによるソフトウエアで行うことを特徴と
    する請求項1記載の入出力制御装置。
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