JP2002364594A5 - ファンおよびファンを高性能化するための方法 - Google Patents

Description

９．ファンの高性能化の方法であって、小翼（１２）をファンの翼（３）の端に隣接して該ファンのハブ（２）から半径方向に遠い位置で前記ファン（１）の翼（３）に取付け、前記小翼（１２）が全般に前記翼（３）の前記半径方向に垂直な平面内にある障壁を形成するようにするステップと、前記翼（３）を前記ハブ（２）のまわりに回転させ、前記翼（３）を横断して前記回転の軸に実質的に平行な方向（１１）に空気圧勾配を誘導するようにするステップ、を備え、前記空気圧勾配により生ずる漏洩空気流（３９）を前記小翼（１２）で実質的に阻止し、かつ前記漏洩空気流（３９）により生ずる発散渦（２４）を実質的に減らすことを特徴とする方法。

Claims (2)

1. 低圧領域から高圧領域へ向けて空気流を発生するよう動作しうるファンにおいて、
   基台と、
   前記基台に回転可能に取付けられたハブと、
   近端と遠端とを有し、該近端で前記ハブに取付けられ、該遠端に向かって前記ハブから実質的に半径方向に突出している複数の翼と、
   前記基台に取付けられ、前記ハブのまわりに回転対称である内面を有している静止ベンチュリと、
   前記ハブから遠い位置で前記翼に取付けられ、全般に前記翼の前記半径方向に垂直な平面内にある小翼と、を備え、
   前記小翼が前記翼の前記遠端のまわりの、前記高圧領域から前記低圧領域への漏洩空気流を実質的に阻止するよう動作することを特徴とするファン。
2. ファンの高性能化のための方法であって、
   小翼を前記ファンの翼の端に隣接して該ファンのハブから半径方向に遠い位置で前記翼に取付け、前記小翼が全般に前記翼の前記半径方向に垂直な平面内にある障壁を形成させるステップと、
   前記翼を前記ハブのまわりに回転させ、前記翼を横断して前記回転の軸に実質的に平行な方向に空気圧勾配を誘導するようにするステップ、を備え、
   前記空気圧勾配により生ずる漏洩空気流を前記小翼で実質的に阻止し、かつ前記漏洩空気流により生ずる発散渦を実質的に減らすことを特徴とするファンを高性能化するための方法。