JP2008303778A - ファン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】風速分布特性及び静圧特性を悪化させずに、騒音のオーバーオール値を低減できるファン装置を提供する。
【解決手段】このファン装置11は、回転することで軸方向に吸気し、軸方向に排気する複数の動翼を有するインペラと、インペラを駆動するモータと、インペラを収容する外枠体15と、外枠体15内に設けられ、モータを支持する支持体16と、外枠体15と支持体16とを連結し、軸方向に対して傾斜する受風面を有し、インペラ12の径方向に対して垂直な静翼の断面の形状が翼断面形である複数の静翼17,18とを備える。複数の静翼17,18には、静翼外形の異なる複数種類の静翼が含まれている。
【選択図】図1
【解決手段】このファン装置11は、回転することで軸方向に吸気し、軸方向に排気する複数の動翼を有するインペラと、インペラを駆動するモータと、インペラを収容する外枠体15と、外枠体15内に設けられ、モータを支持する支持体16と、外枠体15と支持体16とを連結し、軸方向に対して傾斜する受風面を有し、インペラ12の径方向に対して垂直な静翼の断面の形状が翼断面形である複数の静翼17,18とを備える。複数の静翼17,18には、静翼外形の異なる複数種類の静翼が含まれている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ファン装置に関する。
近年の電子機器は、高性能化等に伴い、機器ハウジング内部の電子部品の発熱量が増加の一途を辿っている。電子部品及び機器ハウジングの内部の温度上昇を抑制するために、ファン装置が用いられる。
ファン装置の主な使い方としては、以下の2種類が考えられる。
(a) ハウジング内部に滞留する高温の空気をハウジング外部に排出する
(b) 発熱体(電子部品)に冷却風を直接供給し、発熱体の温度上昇を抑制する
上の(a)の場合では、ファン装置の風量特性として、高風量・高静圧が求められる。(b)の場合おいては、高風量・高静圧に加えて風速分布特性に関する性能が求められる。ここで、風速分布特性とは、ファン装置の排気口から吐き出された冷却風の風速がどのように分布しているかを示す特性である。また、(a)、(b)いずれの場合においても、静音性も重要な性能要素となっている。
(b) 発熱体(電子部品)に冷却風を直接供給し、発熱体の温度上昇を抑制する
上の(a)の場合では、ファン装置の風量特性として、高風量・高静圧が求められる。(b)の場合おいては、高風量・高静圧に加えて風速分布特性に関する性能が求められる。ここで、風速分布特性とは、ファン装置の排気口から吐き出された冷却風の風速がどのように分布しているかを示す特性である。また、(a)、(b)いずれの場合においても、静音性も重要な性能要素となっている。
通常のファン装置は、排気口から冷却風が吐き出された際に、インペラの回転に伴う遠心力の影響により、冷却風がインペラの径方向外方に向けて広がる傾向がある。しかし、上の(b)の場合においては、より多くの冷却風を発熱体に供給できた方が冷却効率が高くなるため、冷却風を発熱体に向けてあまり広がないように供給する必要がある。
そこで、冷却風が径方向外方に向けて広がるのを抑制する構造として、ファン装置の排気口に静翼が設けられる。
静翼付きのファン装置は、静翼をインペラの動翼の枚数よりも多く配置することで、風速分布特性と静圧特性を向上させることができる。静翼の役割を十分に発揮させるためには、少なくとも複数(従来の実施形態においては4枚以上)の静翼の配置枚数が必要である。また、静翼と動翼との軸方向に沿った距離が近ければ近い程、静翼の効果が高くなる。しかし、静翼と動翼との距離が近い程、動翼によって発生された空気流と静翼との干渉音が増加するため、騒音に対する対策が必要となる。
例えば、7枚の動翼を有するインペラと、10枚の静翼とを備えた構成において、インペラを3000rmpの回転速度で回転させたときの、インペラにより発生された空気流と静翼と干渉による騒音について検討する。この場合、インペラの回転周波数は3000÷60=50Hzであるので、これに動翼と静翼の枚数を掛けた3500Hz(50×7×10=3500)を1次成分とするピークを有する騒音が発生する。
このような騒音に対する対策として、静翼をインペラの周方向に対して不等間隔で配置することにより、インペラにより発生された空気流と静翼との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧を緩和させ、騒音を緩和させた技術がある(特許文献1)。
米国特許5,342,167号公報
しかしながら、静翼を周方向に不等間隔で配置することでピーク周波数での騒音の音圧を低減できても、騒音のオーバーオール値(分析周波数レンジの騒音レベルの総和)を低減するのは困難である。
そこで、本発明の解決すべき課題は、風速分布特性及び静圧特性を悪化させずに、騒音のオーバーオール値を低減できるファン装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、ファン装置であって、回転することで軸方向に吸気し、軸方向に排気する空気流を発生する複数の動翼を有するインペラと、前記インペラを駆動するモータと、前記インペラを収容する外枠体と、前記外枠体内に設けられ、前記モータを支持する支持体と、前記外枠体と前記支持体とを連結し、前記軸方向に対して傾斜する受風面を有し、前記インペラの径方向に対して垂直な前記静翼の断面の形状が翼断面形である複数の静翼とを備え、前記複数の静翼には、静翼外形の異なる複数種類の静翼が含まれている。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係るファン装置において、前記静翼は、動翼側に位置する第1エッジと、動翼の反対側に位置する第2エッジを有しており、前記径方向に垂直な前記静翼の断面において前記第1エッジが前記第2エッジよりも前記インペラの回転方向後方側に位置するように前記静翼が前記軸方向に対して傾斜している。
また、請求項3の発明では、ファン装置であって、回転することで軸方向に吸気し、軸方向に排気する空気流を発生する複数の動翼を有するインペラと、前記インペラを駆動するモータと、前記インペラを収容する外枠体と、前記外枠体内に設けられ、前記モータを支持する支持体と、前記外枠体と前記支持体とを連結し、前記軸方向に対して傾斜する受風面を有し、前記静翼の径方向に対して垂直な断面の形状が翼断面形である複数の静翼とを備え、前記複数の静翼には、前記軸方向において最も近い位置にある前記動翼との距離が異なる複数種類の静翼が含まれている。
また、請求項4の発明では、ファン装置であって、回転することで軸方向に吸気し、軸方向に排気する空気流を発生する複数の動翼を有するインペラと、前記インペラを駆動するモータと、前記インペラを収容する外枠体と、前記外枠体内に設けられ、前記モータを支持する支持体と、前記外枠体と前記支持体とを連結し、前記軸方向に対して傾斜する受風面を有し、前記静翼の径方向に対して垂直な断面の形状が翼断面形である複数の静翼とを備え、前記複数の静翼には、前記支持体から前記外枠体に向かう延伸方向が異なる複数種類の静翼が含まれている。
また、請求項5の発明では、請求項4の発明に係るファン装置において、前記静翼のうち前記延伸方向が異なる前記複数種類の静翼において、前記延伸方向が前記軸方向に直角に交わる面に対して傾斜角を有している。
また、請求項6の発明では、請求項4の発明に係るファン装置において、前記静翼のうち前記延伸方向が異なる前記複数種類の静翼において、前記延伸方向が前記径方向に対して周方向に向けて傾斜する傾斜角を有している。
また、請求項7の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係るファン装置において、前記複数の静翼は、各静翼とその静翼の両隣の静翼の少なくともいずれか一方との種類が異なるように配置されている。
また、請求項8の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係るファン装置において、前記複数の静翼の総数は偶数であり、前記静翼の種類の数は2種類であり、前記複数の静翼は、2種類の静翼が交互に並ぶように配置されている。
また、請求項9の発明では、請求項1ないし請求項8のいずれかの発明に係るファン装置において、前記複数の静翼は、前記インペラの周方向に対して不等間隔で配置されている。
請求項1に記載の発明によれば、静翼外形の異なる静翼同士ではインペラによって発生された空気流と干渉するときの態様が異なるため、インペラによって発生された空気流と静翼との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。また、静翼の配置枚数を減らさずに騒音低減が可能であるため、ファン装置の風速分布特性及び静圧特性を悪化させることもない。
請求項2に記載の発明によれば、インペラの径方向に垂直な静翼の断面における動翼側に位置する第1エッジと動翼の反対側に位置する第2エッジとによって規定される軸方向に対する傾斜角が異なる複数種類の静翼をファン装置に設けることができる。これによって、インペラによって発生された空気流と静翼との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、軸方向において最も近い位置にある動翼との距離が異なる静翼同士ではインペラによって発生された空気流と干渉するときの態様が異なるため、インペラによって発生された空気流と静翼との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。また、静翼の配置枚数を減らさずに騒音低減が可能であるため、ファン装置の風速分布特性及び静圧特性を悪化させることもない。
請求項4に記載の発明によれば、支持体から外枠体に向かう延伸方向が異なる静翼同士ではインペラによって発生された空気流と干渉するときの態様が異なるため、インペラによって発生された空気流と静翼との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。また、静翼の配置枚数を減らさずに騒音低減が可能であるため、ファン装置の風速分布特性及び静圧特性を悪化させることもない。
請求項5に記載の発明によれば、静翼の延伸方向が軸方向に直角に交わる面に対する傾斜状態(傾斜の有無を含む)が異なる複数種類の静翼をファン装置に設けることができる。これによって、インペラによって発生された空気流と静翼との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、静翼の延伸方向が径方向に対して周方向に向けて傾斜する傾斜角が異なる複数種類の静翼をファン装置に設けることができる。これによって、インペラによって発生された空気流と静翼との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。
請求項7に記載の発明によれば、同じ種類の静翼が3枚以上連続して配置されるのを回避することにより、インペラによって発生された空気流と静翼との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。
請求項8に記載の発明によれば、2種類の静翼を交互に並ぶように配置することにより、インペラによって発生された空気流と静翼との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。
請求項9に記載の発明によれば、複数の静翼をインペラの周方向に対して不等間隔で配置することにより、インペラによって発生された空気流と静翼との干渉により生じる騒音の周波数を分散して、騒音のピーク周波数での音圧をさらに有効に低減することができる。
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態に係るファン装置の平面図であり、図2はそのファン装置の断面図である。なお、図1ではインペラ12が便宜上省略されている。
図1は本発明の第1実施形態に係るファン装置の平面図であり、図2はそのファン装置の断面図である。なお、図1ではインペラ12が便宜上省略されている。
このファン装置11は、図1及び図2に示すように、インペラ12と、モータ13と、回路基板14と、外枠体15と、支持体16と、第1の種類の複数(例えば、4つ)の静翼17と、第2の種類の複数(例えば、4つ)の片持型の静翼18とを備えている。外枠体15及び支持体16は、このファン装置11のハウジング19を構成している。
外枠体15、支持体16及び静翼17,18は、射出成形又はダイカストにより連続した部材として形成されている。一般的に射出成形又はダイカストに用いられる金型は、主にハウジング19に対して軸方向23に離型される可動側金型と固定側金型の2つの金型部材で構成される。ただし、その射出成形又はダイカストに用いられる金型の静翼17,18を成形する部分に、静翼部分用の金型入れ子を用いてもよい。この場合、静翼17,18の形状を変更する際には、その静翼部分の金型入れ子のみが取り替えられる。
インペラ12は、モータ13を収容するカップ部21と、そのカップ部21から径方向外方に延設された複数の動翼22とを有しており、動翼22が回転することで軸方向23に吸気し、軸方向23に排気する空気流を発生する。外枠体15はインペラ12を外囲するように設けられている。支持体16はその外枠体15の内方に設けられ、モータ13及び回路基板14を支持している。
静翼17,18は、外枠体15と支持体16とを連結し、支持体16からこのファン装置11の径方向外方に向けて放射状に延伸され、軸方向23に対して傾斜する受風面24を有している。ここで、受風面24は、以下に説明する第1エッジ25と第2エッジ26とを結んだ2つの面のいずれか一方である。本実施形態においては、第1エッジ25と第2エッジ26とを結んだ2つの面のうち、インペラ12の回転方向とは逆方向に向けられた面を受風面24とする。
また、インペラ12の径方向に対して垂直な静翼17,18の断面の形状は、翼形の断面形状(例えば、やや湾曲した断面形状)となっている。より詳細には、静翼17,18は、動翼22側に位置する第1エッジ25と、動翼22の反対側に位置する第2エッジ26を有しており、径方向に垂直な静翼17,18の断面において第1エッジ25が第2エッジ26よりもインペラ12の回転方向後方側に位置するように軸方向23に対して傾斜している。このような翼形状を有する静翼17,18により、インペラ12によって発生された冷却風が軸中心に向けて的確かつ効率よく集風される。
このような静翼17,18は、インペラ12が発生させた冷却風を効率よく集風できるようにインペラ12の排気側に設けられている。なお、変形例として、静翼17,18をインペラ12の吸気側に設けてもよい。ただし、静翼17,18を吸気側に設けた場合、径方向に垂直な静翼17,18の断面において、第2エッジ26が第1エッジ25よりもインペラ12の回転方向後方側に位置するように、静翼17,18が軸方向23に対して傾斜している。
図3は、本実施形態に係るファン装置11に設けられる静翼17,18のうちのいくつかの断面図を直線的に並べた図である。図3に示すように、本実施形態に係るファン装置11では、静翼外形等の異なる複数種類(例えば、2種類)の静翼17,18が設けられている。図1ないし図3に示す例では、第1及び第2の2種類の静翼17,18が設けられている。なお、本明細書において、「静翼外形」とは、静翼17,18におけるインペラ12の径方向に対して垂直な静翼の断面の形状そのものの他に、その断面の面積、後述する静翼17,18の断面の軸方向23に対する角θ1,θ2を含む概念である。
第1の種類の静翼17と第2の種類の静翼18とは次の点において異なっている。第1の相違点として、径方向に垂直な静翼17,18の断面の軸方向23に対する角θ1,θ2が異なっている。なお、この角θ1,θ2は、静翼17,18の第1エッジ25と第2エッジ26とを結ぶ直線27と軸方向23とが成す角をいう。この点について、図3に示す例では、軸方向23に対する第1の種類の静翼17の断面の角θ1の方が、第2の種類の静翼18の断面の角θ2よりも大きい。
第2の相違点として、静翼17,18の断面の形状及び面積が異なっている。図3に示す例では、第1の種類の静翼17の方が、第2の種類の静翼18のよりも断面形状の肉厚が薄く、面積も小さい。
第3の相違点として、静翼17,18に対して軸方向23において最も近い位置にある動翼22と静翼17,18との距離D1,D2が異なっている。なお、この距離D1,D2とは、例えば静翼17,18におけるファン装置11の軸中心から径方向外方に所定距離だけ離れた部分の第1エッジ25と、その静翼17,18の部分に動翼22が軸方向23に対向したときの動翼22の静翼17,18側のエッジとの軸方向23に対する距離によって与えられる。なお、図3の破線L1は、静翼17,18の断面箇所に対向する動翼22の静翼17,18側のエッジが通過する位置を示している。この点について、図3に示す例では、第1の種類の静翼17と動翼22との距離D1の方が、第2の種類の静翼18と動翼22との距離D2よりも大きい。
第4の相違点として、静翼17,18の軸方向23に沿った幅W1,W2が異なっている。図3に示す例では、第1の種類の静翼17の幅W1の方が、第2の種類の静翼18の幅W2よりも小さい。また、図3に示す例では、第1及び第2の静翼17,18の動翼22と反対側の第2エッジ26が同一の基準面P1(例えば、外枠体15の排気側の端面)に揃えられているため、この幅W1,W2の相違が、静翼17,18と動翼22との距離D1,D2の相違としてそのまま反映されている。
また、本実施形態に係るファン装置11では、図1に示すように、静翼17,18は、各静翼17,18とその静翼17,18の両隣の2つの静翼17,18の少なくともいずれか一方との種類が異なるように配置されている。さらに具体的には、図1に示す例では、第1の種類の静翼17及び第2の種類の静翼18は同数であり、第1の種類の静翼17と第2の種類の静翼18とが交互に並ぶように配置されている。
モータ13は、インペラ12の内周面に取り付けられたロータマグネット31と、そのロータマグネット31との間でトルクを発生させる電機子32とを備えて構成されている。このようなモータ13は、上述のインペラ12の中央部に設けられたカップ部21内に収容されている。回路基板14は、モータ13の回転を制御するための制御回路を備えている。
以上のように、本実施形態によれば、上述の第1ないし第4の相違点として示したように、静翼外形等の異なる2種類の静翼17,18が設けられている。このような静翼外形等の異なる静翼17,18同士ではインペラ12によって発生された空気流と干渉するときの態様が異なるため、インペラ12によって発生された空気流と静翼17,18との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。また、静翼17,18の配置枚数を減らさずに騒音低減が可能であるため、ファン装置11の風速分布特性及び静圧特性を悪化させることもない。
例えば、静翼17,18の断面の軸方向23に対する角θ1,θ2が大きくなると、インペラ12が発生させる空気流と静翼17との干渉の強さが小さくなるため、本実施形態のように、軸方向23に対する断面の角θ1,θ2の異なる2種類の静翼17,18を設けることにより、インペラ12によって発生された空気流と静翼17,18との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。
また、静翼17,18と動翼22との軸方向23に対する距離D1,D2が大きくなった場合にも、インペラ12が発生させる空気流と静翼17との干渉の強さが小さくなるため、本実施形態のように、動翼22との距離D1,D2の異なる2種類の静翼17,18を設けることにより、インペラ12によって発生された空気流と静翼17,18との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。
また、本実施形態によれば、2種類の静翼17,18を交互に並ぶように配置することにより、インペラ12によって発生された空気流と静翼17,18との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。
図4は、図1ないし図3に示す静翼の第1の変形例を示す図である。この図4に示す変形例では、静翼外形の異なる4種類以上の静翼41a〜41dが設けられている。この変形例では、種類の異なる静翼41a〜41d同士では、静翼42の断面の軸方向23に対する角θ11a〜θ11d、静翼41a〜41dの第1エッジ25と動翼22の静翼41a〜41d側のエッジとの軸方向23に対する距離D11a〜D11a、及び、軸方向23に対する静翼41a〜41dの幅W11a〜W11dが異なっている。なお、この変形例では、種類の異なる静翼41a〜41d間において、インペラ12の径方向に対して垂直な静翼41の断面の形状及び面積は同一である。図4では異なる静翼の数を4つにしたが、異なる静翼の数は4つに限定されず、適宜要求される特性に合わせて変更してもよい。
図5は、図1ないし図3に示す静翼の第2の変形例を示す図である。この図5に示す変形例においても、静翼外形の異なる4種類以上の静翼42a〜42dが設けられている。この変形例では、種類の異なる静翼42a〜42d同士では、静翼42a〜42dの断面の軸方向23に対する角θ21a〜θ21d、静翼42a〜42dの第1エッジ25と動翼22の静翼42a〜42d側のエッジとの軸方向23に対する距離D21a〜D21d、静翼42a〜42dの断面の形状及び面積、及び、静翼42a〜42dの軸方向23に対する幅W21a〜W21dが異なっている。図5では異なる静翼の数を4つにしたが、異なる静翼の数は4つに限定されず、適宜要求される特性に合わせて変更してもよい。
図6は、図1ないし図3に示す静翼の第3の変形例を示す図である。この図6に示す変形例においては、静翼外形の異なる2種類、すなわち第1の種類の静翼43及び第2の種類の静翼44が設けられている。この変形例では、種類の異なる静翼43,44同士では、静翼43,44の第1エッジ25と動翼22の静翼43,44側のエッジとの軸方向23に対する距離D31,D32、静翼43,44の断面の形状及び面積、及び、静翼43,44の軸方向23に対する幅W31,W32が異なっている。なお、この変形例における第1の種類の静翼43の断面形状と第2の種類の静翼44の断面形状とは相似形であり、第2の種類の静翼44の方が断面の寸法が小さい。また、この変形例では、第1の種類の静翼43及び第2の種類の静翼44の断面の軸方向23に対する角θ31は同一である。
[第2実施形態]
図7は本発明の第2実施形態に係るファン装置の平面図であり、図8はそのファン装置の断面図である。本実施形態に係るファン装置11aが上述の第1実施形態に係るファン装置11と実質的に異なる点は静翼の形態のみであり、互いに対応する部分には同一の参照符号を付して説明の重複を回避する。
図7は本発明の第2実施形態に係るファン装置の平面図であり、図8はそのファン装置の断面図である。本実施形態に係るファン装置11aが上述の第1実施形態に係るファン装置11と実質的に異なる点は静翼の形態のみであり、互いに対応する部分には同一の参照符号を付して説明の重複を回避する。
本実施形態に係るファン装置11aでは、図7及び図8に示すように、支持体16から外枠体15に向かう延伸方向が異なる複数種類の静翼51,52が含まれている。本実施形態では、延伸方向が異なる第1及び第2の2種類の静翼51,52が設けられている。より具体的には、本実施形態では、第1の種類の静翼51と第2の種類の静翼52とは、その静翼51,52が支持体16から外枠体15に向かう延伸方向と軸方向23に直角に交わる面(例えば、基準面P1)とがなす角(傾斜角)α(ここでは、第2エッジ26と基準面P1とのなす角)が異なっている。すなわち、第1の種類の静翼51は、基準面P1と平行に支持体16から外枠体15に向けて延伸されている。このため、静翼51の前記延伸方向と基準面P1とのなす角αは0度になっている。これに対し、第2の種類の静翼52は、支持体16から外枠体15に向けて外枠体15の排気側端面から吸気側へ徐々に離反するように傾斜している。このため、静翼52の前記延伸方向と基準面P1とのなす角αは0度より大きな値となっている。
また、本実施形態においても、第1の種類の静翼51及び第2の種類の静翼52は同数であり、第1の種類の静翼51と第2の種類の静翼52とが交互に並ぶように配置されている。
以上のように、本実施形態によれば、第1の種類の静翼51と第2の種類の静翼52とでは支持体16から外枠体15に向かう延伸方向と基準面P1とのなす角αが異なるため、インペラ12によって発生された空気流と干渉するときの態様が異なる。このため、インペラ12によって発生された空気流と静翼51,52との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。また、静翼51,52の配置枚数を減らさずに騒音低減が可能であるため、ファン装置11aの風速分布特性及び静圧特性を悪化させることもない。
[第3実施形態]
図9は、本発明の第3実施形態に係るファン装置の平面図である。本実施形態に係るファン装置11bが上述の第1実施形態に係るファン装置11と実質的に異なる点は静翼の形態のみであり、互いに対応する部分には同一の参照符号を付して説明の重複を回避する。
図9は、本発明の第3実施形態に係るファン装置の平面図である。本実施形態に係るファン装置11bが上述の第1実施形態に係るファン装置11と実質的に異なる点は静翼の形態のみであり、互いに対応する部分には同一の参照符号を付して説明の重複を回避する。
本実施形態に係るファン装置11aでは、図9に示すように、支持体16から外枠体15に向かう延伸方向(ファン装置11の軸中心に対する任意の径と第2エッジ26との交点における軸方向23に垂直な接線方向)が異なる複数種類の静翼53,54が含まれている。本実施形態では、延伸方向が異なる第1及び第2の2種類の静翼53,54が設けられている。より具体的には、本実施形態では、第1の種類の静翼53と第2の種類の静翼54とは、その静翼53,54が支持体16から外枠体15に向かう延伸方向がインペラ12の径方向55に対して周方向に向けて傾斜する傾斜角β1,β2が異なっている。例えば、静翼53,54におけるファン装置11の軸中心から所定の基準距離にある部分の径方向55に対する周方向に向けた湾曲度合い(その部分の接線と径方向55とのなす角である傾斜角β1,β2)が異なっている。
また、本実施形態においても、第1の種類の静翼53及び第2の種類の静翼54は同数であり、第1の種類の静翼53と第2の種類の静翼54とが交互に並ぶように配置されている。
以上のように、本実施形態によれば、第1の種類の静翼53と第2の種類の静翼54とは、その静翼53,54が支持体16から外枠体15に向かう延伸方向がインペラ12の径方向55に対して周方向に向けて傾斜する傾斜角β1,β2が異なっているため、インペラ12によって発生された空気流と干渉するときの態様が異なる。このため、インペラ12によって発生された空気流と静翼53,54との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。また、静翼53,54の配置枚数を減らさずに騒音低減が可能であるため、ファン装置11bの風速分布特性及び静圧特性を悪化させることもない。
[第4実施形態]
図10は本発明の第4実施形態に係るファン装置の平面図であり、図11はそのファン装置の断面図であり、図12はそのファン装置に設けられる静翼のうちのいくつかの断面図を直線的に並べた図である。本実施形態に係るファン装置11cが上述の第1実施形態に係るファン装置11と実質的に異なる点は静翼の形態のみであり、互いに対応する部分には同一の参照符号を付して説明の重複を回避する。
図10は本発明の第4実施形態に係るファン装置の平面図であり、図11はそのファン装置の断面図であり、図12はそのファン装置に設けられる静翼のうちのいくつかの断面図を直線的に並べた図である。本実施形態に係るファン装置11cが上述の第1実施形態に係るファン装置11と実質的に異なる点は静翼の形態のみであり、互いに対応する部分には同一の参照符号を付して説明の重複を回避する。
本実施形態に係るファン装置11cでは、図10ないし図13に示すように、静翼56,57に対して軸方向23において最も近い位置にある動翼22と静翼56,57との距離D41,D42が異なる複数種類の静翼56,57が設けられている。なお、この距離D41,D42は、上述の距離D1,D2と同様に規定されるものである。本実施形態では、軸方向23に対する動翼22との距離D41,42が異なる第1の種類の静翼56と第2の種類の静翼57とが設けられている。より具体的には、第1の種類の静翼56の動翼22との距離D41の方が、第2の種類の静翼57の動翼22との距離D42よりも大きい。
また、本実施形態では、第1の種類の静翼56と第2の種類の静翼57とは、静翼外形はそのままで配置位置が軸方向23に互いにずらされている。つまり、軸方向23において基準面P1に対して第2エッジ26が異なる位置に配置されている。これによって、第1の種類の静翼56と第2の種類の静翼57との動翼22との距離D41,42の相違が生じている。このため、第1の種類の静翼56及び第2の種類の静翼57の断面の形状、面積、及び軸方向23に対する角θ41は同一である。
また、本実施形態においても、第1の種類の静翼56及び第2の種類の静翼57は同数であり、第1の種類の静翼56と第2の種類の静翼57とが交互に並ぶように配置されている。
以上のように、本実施形態によれば、第1の種類の静翼56と第2の種類の静翼57とは、その配置位置が軸方向23に互いにずらされることにより、動翼22との距離D41,42が異なっているため、インペラ12によって発生された空気流と干渉するときの態様が異なる。このため、インペラ12によって発生された空気流と静翼56,57との干渉により生じる騒音のピーク周波数での音圧及びオーバーオール値を有効に抑制することができる。また、静翼56,57の配置枚数を減らさずに騒音低減が可能であるため、ファン装置11cの風速分布特性及び静圧特性を悪化させることもない。
図13は第1ないし第4実施形態に係るファン装置の変形例を示す平面図であり、図14は図13のファン装置に設けられる静翼のうちのいくつかの断面図を直線的に並べた図である。上述の第1ないし第4実施形態に係るファン装置11〜11cにおいて、図13及び図14に示すように、静翼58(静翼17,18,41a〜41d,42a〜42d,43,44,51〜54,56,57を総称したものである)間のインペラ12の周方向に対する間隔E1を、不等間隔にしてもよい。これによって、インペラ12によって発生された空気流と静翼58との干渉により生じる騒音の周波数を分散して、騒音のピーク周波数での音圧をさらに有効に低減することができる。
以上にように実施形態を説明したが、それぞれの実施形態はそれ単独でも十分に騒音低減の効果を発揮するが、それぞれの実施形態を組み合わせることでも騒音低減の効果を発揮する。つまり、各実施形態を組み合わせた使用も可能である。
11,11a〜11c ファン装置、12 インペラ、13 モータ、14 回路基板、15 外枠体、16 支持体、17 第1の種類の静翼、18 第2の種類の静翼、21 カップ部、22 動翼、23 軸方向、24 受風面、25 第1エッジ、26 第2エッジ、31 ロータマグネット、32 電機子、41a〜41d,42a〜42d 静翼 43 第1の種類の静翼、44 第2の種類の静翼、51 第1の種類の静翼、52 第2の種類の静翼、53 第1の種類の静翼、54 第2の種類の静翼、56 第1の種類の静翼、57 第2の種類の静翼、58 静翼。
Claims (9)
- ファン装置であって、
回転することで軸方向に吸気し、軸方向に排気する空気流を発生する複数の動翼を有するインペラと、
前記インペラを駆動するモータと、
前記インペラを収容する外枠体と、
前記外枠体内に設けられ、前記モータを支持する支持体と、
前記外枠体と前記支持体とを連結し、前記軸方向に対して傾斜する受風面を有し、前記インペラの径方向に対して垂直な前記静翼の断面の形状が翼断面形である複数の静翼と、
を備え、
前記複数の静翼には、静翼外形の異なる複数種類の静翼が含まれていることを特徴とするファン装置。 - 請求項1に記載のファン装置において、
前記静翼は、動翼側に位置する第1エッジと、動翼の反対側に位置する第2エッジを有しており、前記径方向に垂直な前記静翼の断面において前記第1エッジが前記第2エッジよりも前記インペラの回転方向後方側に位置するように前記静翼が前記軸方向に対して傾斜していることを特徴とするファン装置。 - ファン装置であって、
回転することで軸方向に吸気し、軸方向に排気する空気流を発生する複数の動翼を有するインペラと、
前記インペラを駆動するモータと、
前記インペラを収容する外枠体と、
前記外枠体内に設けられ、前記モータを支持する支持体と、
前記外枠体と前記支持体とを連結し、前記軸方向に対して傾斜する受風面を有し、前記静翼の径方向に対して垂直な断面の形状が翼断面形である複数の静翼と、
を備え、
前記複数の静翼には、前記軸方向において最も近い位置にある前記動翼との距離が異なる複数種類の静翼が含まれていることを特徴とするファン装置。 - ファン装置であって、
回転することで軸方向に吸気し、軸方向に排気する空気流を発生する複数の動翼を有するインペラと、
前記インペラを駆動するモータと、
前記インペラを収容する外枠体と、
前記外枠体内に設けられ、前記モータを支持する支持体と、
前記外枠体と前記支持体とを連結し、前記軸方向に対して傾斜する受風面を有し、前記静翼の径方向に対して垂直な断面の形状が翼断面形である複数の静翼と、
を備え、
前記複数の静翼には、前記支持体から前記外枠体に向かう延伸方向が異なる複数種類の静翼が含まれていることを特徴とするファン装置。 - 請求項4に記載のファン装置において、
前記静翼のうち前記延伸方向が異なる前記複数種類の静翼において、前記延伸方向が前記軸方向に直角に交わる面に対して傾斜角を有していることを特徴とするファン装置。 - 請求項4に記載のファン装置において、
前記静翼のうち前記延伸方向が異なる前記複数種類の静翼において、前記延伸方向が前記径方向に対して周方向に向けて傾斜する傾斜角を有していることを特徴とするファン装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のファン装置において、
前記複数の静翼は、各静翼とその静翼の両隣の静翼の少なくともいずれか一方との種類が異なるように配置されていることを特徴とするファン装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のファン装置において、
前記複数の静翼の総数は偶数であり、前記静翼の種類の数は2種類であり、
前記複数の静翼は、2種類の静翼が交互に並ぶように配置されていることを特徴とするファン装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のファン装置において、
前記複数の静翼は、前記インペラの周方向に対して不等間隔で配置されていることを特徴とするファン装置。
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