JP2002364292A - 多重カッタシールドのコピーカッタ装置 - Google Patents

多重カッタシールドのコピーカッタ装置

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JP2002364292A
JP2002364292A JP2001174557A JP2001174557A JP2002364292A JP 2002364292 A JP2002364292 A JP 2002364292A JP 2001174557 A JP2001174557 A JP 2001174557A JP 2001174557 A JP2001174557 A JP 2001174557A JP 2002364292 A JP2002364292 A JP 2002364292A
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rod
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JP2001174557A
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Yuji Sakuma
裕治 佐久間
Hiroyuki Ito
広幸 伊藤
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多重カッタシールドであってもコピーカッタ
を装着できる多重カッタシールドのコピーカッタ装置を
提供する。 【構成】 カッタフレーム3を内周カッタ4と外周カッ
タ5とに分割しそれぞれ独立して回転させる多重カッタ
シールド1のコピーカッタ装置11,45において、上
記多重カッタシールド1のシールドフレーム12の内周
面14に沿ってカム15を設け、上記外周カッタ5側に
上記カム15に沿って上記外周カッタ5と共に回転しな
がら多重カッタシールド1の径方向にスライドするロッ
ド16を備えそのロッド16のスライドによって上記外
周カッタ5の外周部17に設けられたコピーカッタ18
を出没させるジャッキ機構19またはリンク機構46を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カッタフレームを内周
カッタと外周カッタとに分割しそれぞれ独立して回転さ
せる多重カッタシールドのコピーカッタ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】シールド掘進機は、その先端のカッタの
回転と、シールドジャッキによる推進力によって、地中
を掘進するようになっている。カッタの外周面には、コ
ピーカッタが出没自在に設けられており、このコピーカ
ッタにて急カーブ或いは急勾配の掘進時に余掘りを行
う。
【0003】上記コピーカッタは油圧にて伸縮して出没
するが、従来は、カッタ回転軸に設けられたロータリー
ジョイントを介して、シールド掘進機本体側から油が供
給されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大径シール
ドでは、カッタの内周部と外周部とでチャンバ内の撹拌
状況に差があるため、カッタフレームを内周カッタと外
周カッタとに分割しそれぞれ独立して回転させる多重カ
ッタシールドが提案されている。
【0005】この多重カッタシールドでは、内周カッタ
と外周カッタとに分割されているため、外周カッタにロ
ータリージョイントを使用して油を供給することができ
ないので、コピーカッタ装置を装着することができず、
多重カッタシールドの実用化の大きな障害となっている
という問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記課題を解決するた
めに案出されたものであり、その目的は、多重カッタシ
ールドであってもコピーカッタを装着できる多重カッタ
シールドのコピーカッタ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、カッタフレームを内周カッタと外周カッ
タとに分割しそれぞれ独立して回転させる多重カッタシ
ールドのコピーカッタ装置において、上記多重カッタシ
ールドのシールドフレームの内周面に沿ってカムを設
け、上記外周カッタ側に上記カムに沿って上記外周カッ
タと共に回転しながら多重カッタシールドの径方向にス
ライドするロッドを備えそのロッドのスライドによって
上記外周カッタの外周部に設けられたコピーカッタを出
没させるジャッキ機構を設けたものである。
【0008】上記構成によれば、ロッドが外周カッタの
回転と共にカムに沿って回転しながら多重カッタシール
ドの径方向にスライドし、そのスライドによってジャッ
キ機構がコピーカッタを出没させるので、従来のように
油圧の油を相対移動する部分を跨いで供給する必要がな
く、多重カッタシールドであってもコピーカッタを出没
させることができ、コピーカッタの装着が可能となる。
【0009】そして、上記ジャッキ機構が、上記コピー
カッタをスライドさせる作動ジャッキと上記ロッドにて
駆動する駆動ジャッキとを備え、上記作動ジャッキのロ
ッド側油圧室と上記駆動ジャッキのロッド側油圧室、上
記作動ジャッキのジャッキ側油圧室と上記駆動ジャッキ
のジャッキ側油圧室とをそれぞれ接続して構成されるも
のが好ましい。
【0010】また、本発明は、カッタフレームを内周カ
ッタと外周カッタとに分割しそれぞれ独立して回転させ
る多重カッタシールドのコピーカッタ装置において、上
記多重カッタシールドのシールドフレームの内周面に沿
ってカムを設け、上記外周カッタ側に上記カムに沿って
上記外周カッタと共に回転しながら多重カッタシールド
の径方向にスライドするロッドを備えそのロッドのスラ
イドによって上記外周カッタの外周部に設けられたコピ
ーカッタを出没させるリンク機構を設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の好適な実施の形態を
添付図面に基づいて詳述する。
【0012】図1は本発明に係る多重カッタシールドの
コピーカッタ装置の好適な第一の実施の形態を示した全
体断面図、図2は本発明に係る多重カッタシールドのコ
ピーカッタ装置のカムとロッドを示した断面図、図3は
図2のA−A線断面図、図4は本発明に係る多重カッタ
シールドのコピーカッタ装置のカムを示した断面図、図
5はコピーカッタの軌跡を示した正面図である。
【0013】まず、本実施の形態に係る多重カッタシー
ルドのコピーカッタ装置の構成を説明する。
【0014】図1に示すように、多重カッタシールド1
は、バルクヘッド2の前方に設けられたカッタフレーム
3が、内周カッタ4と外周カッタ5とに分割されてい
る。内周カッタ4は、多重カッタシールド1の中心に設
けられたカッタ回転軸6に連結されており、モータ7に
よって回転するようになっている。外周カッタ5は、内
周カッタ4を囲繞して設けられた筒状のカッタ回転軸8
に連結されており、上記モータ7とは別途に設けられた
モータ9によって回転するようになっている。
【0015】ところで、本発明のコピーカッタ装置11
は、多重カッタシールド1のシールドフレーム12の内
周面14に沿ってカム15を設け、外周カッタ5側に、
上記カム15に沿って外周カッタ5と共に回転しながら
多重カッタシールド1の径方向にスライドするロッド1
6を備えそのロッド16のスライドによって外周カッタ
5の外周部17に設けられたコピーカッタ18を出没さ
せるジャッキ機構19を設けたことを特徴とする。
【0016】図2から図4に示すように、カム15は、
シールドフレーム12の内周面14に沿ったリング状に
形成されており、その内周部には、ロッド16のスライ
ドをガイドするガイド溝21が形成されている。ガイド
溝21の内部の外周面22は、軸心からの表面の距離が
大きい深溝部23と、軸心からの表面の距離が小さい浅
溝部24と、深溝部23と浅溝部24とを繋ぐ傾斜溝部
25とで構成されている(図4参照)。
【0017】ガイド溝21の内部には、多重カッタシー
ルド1の前後軸方向に広がる溝状のローラガイド部26
が形成されている。ガイド溝21の外周面22には、ロ
ッド16の軸周りの回転を防止するための回転防止溝
(図2及び図3参照)27が形成されている。
【0018】カム15は、所定角度ピッチで分割して形
成されており、各ブロックが交換組立可能に形成されて
いる。余掘りを行わない直線掘進時には、図6に示すよ
うに、カム15の外周面22がすべて深溝部23となる
ように組み立てられ、余掘りを行う曲線掘進時には、図
4に示すように、カム15の外周面22の一部を浅溝部
24のものと交換して、深溝部23と浅溝部24との間
を傾斜溝部25とで繋ぐように組み立てられる。
【0019】ロッド16は、図2及び図3に示すよう
に、その先端近傍が多重カッタシールド1の前後軸方向
に延びて形成され、その前後両端にはローラ31がそれ
ぞれ取り付けられている。ローラ31は、ガイド溝21
のローラガイド部26内に収容され、その周方向に沿っ
て回動する。
【0020】ロッド16の先端には、多重カッタシール
ド1の径方向に長さを有し、周方向へ延びる回転防止突
条部32が形成されている。この回転防止突条部32
は、略直方体状に形成されており、ガイド溝21の回転
防止溝27の内壁から若干のクリアランスを有する大き
さに形成されている。すなわち、回転防止突条部32
は、ロッド16が回転しようとすると、その前後側面が
回転防止溝27の壁面に当接して、ロッド16の回転を
防止する。
【0021】ジャッキ機構19は、図1に示すように、
コピーカッタ18を外周カッタ5の径方向にスライドさ
せる作動ジャッキ33と、ロッド16にて駆動する駆動
ジャッキ34とを備えている。なお、作動ジャッキ33
と駆動ジャッキ34のシリンダ径及びロッド径の比率を
変えることにより、倍力機構としたり、ストローク増幅
機構とすることも可能である。作動ジャッキ33のロッ
ド35の先端には、コピーカッタ18が取り付けられて
いる。駆動ジャッキ34のロッドは、上述のロッド16
となる。
【0022】作動ジャッキ33のロッド側油圧室36と
駆動ジャッキ34のロッド側油圧室37、作動ジャッキ
33のジャッキ側油圧室38と駆動ジャッキ34のジャ
ッキ側油圧室39とが、油圧配管41を介してそれぞれ
接続されている。
【0023】次に、上記構成による多重カッタシールド
1のコピーカッタ装置11の作動を説明しながら、その
作用を説明する。
【0024】余掘りを行わない直線掘進時には、図6に
示すように、カム15が、その外周面22がすべて深溝
部23となるように組み立てられている。このとき、ロ
ッド16は、深溝部23に接して、駆動ジャッキ34の
ストロークの外側に位置しているので、各油圧配管41
を介して駆動ジャッキ34のロッド側油圧室37内の油
が作動ジャッキ33のロッド側油圧室36内へと押し流
されると共に、作動ジャッキ33のジャッキ側油圧室3
8内の油が駆動ジャッキ34のジャッキ側油圧室39内
へと押し流される。
【0025】これによって、コピーカッタ18は、外周
カッタ5の外周部17内に収容された状態で、掘進が行
われる。
【0026】余掘りを行う曲線掘進時には、一旦、カッ
タの回転を停止させて、図4に示すように、カム15の
外周面22の一部(図中右側)を浅溝部24のものと交
換すると共に、深溝部23と浅溝部24との間を傾斜溝
部25のものと交換して、ガイド溝21の外周面22が
連続的に繋がるように組み立てる。
【0027】なお、浅溝部24の位置は、多重カッタシ
ールド1の曲がる方向に応じて決定される。図1におい
ては、上側に浅溝部24が位置するカム15を示してい
るが、この場合は、上方に曲がる場合を示している。図
4のカム15では、後方から見てカム15の左側に浅溝
部24が位置するので、多重カッタシールド1は左側に
曲がる。
【0028】カム15の交換後に、多重カッタシールド
1の掘進を再開すると、ロッド16の先端が深溝部23
の部分を通過している場合は、各油圧配管41を介して
駆動ジャッキ34のロッド側油圧室37内の油が作動ジ
ャッキ33のロッド側油圧室36内へと押し流されると
共に、作動ジャッキ33のジャッキ側油圧室38内の油
が駆動ジャッキ34のジャッキ側油圧室39内へと押し
流され、コピーカッタ18は、外周カッタ5の外周部1
7内に収容された状態となる。
【0029】外周カッタ5の回転が進み、ロッド16の
先端が傾斜溝部25に差し掛かると、ロッド16は徐々
に、駆動ジャッキ34のストロークの内側へと押され、
駆動ジャッキ34のジャッキ側油圧室39内の油が作動
ジャッキ33のジャッキ側油圧室38内へと押し流され
ると共に、作動ジャッキ33のロッド側油圧室36内の
油が駆動ジャッキ34のロッド側油圧室37内へと押し
流される。これに応じて、コピーカッタ18が、外周カ
ッタ5の外周部17から径方向外側へと突出して、曲が
り方向内側の余掘りを行う。
【0030】外周カッタ5が所定角度回転した後、ロッ
ド16は傾斜溝部25から深溝部23へと移動する。こ
のとき、ロッド16は、ローラガイド部26の径方向内
側の鍔部43にてローラ31が径方向外側へとガイドさ
れて、駆動ジャッキ34のストロークの外側へと引っ張
られる。作動ジャッキ33及び駆動ジャッキ34内の油
は、コピーカッタ18の伸長時とは逆方向に流れ、コピ
ーカッタ18は、外周カッタ5内へと縮退する。
【0031】すなわち、外周カッタ5が一回転すると、
ロッド16が外周カッタ5の径方向内外へとスライドす
るので、これに応じて駆動ジャッキ34と作動ジャッキ
33とが連動してコピーカッタ18を出没させることと
なる。コピーカッタ18は、図5に示すような軌跡をた
どり、一定方向の余掘りが行われる。
【0032】このように、多重カッタシールド1本体側
に設けられたカム15によって、外周カッタ5側のジャ
ッキ機構19のロッド16をスライドさせてコピーカッ
タ18を出没させるようにしたことによって、従来のよ
うに、油圧を相対移動する部分を跨いで供給する必要が
なく、多重カッタシールド1であってもコピーカッタ1
8の装着が可能となる。また、シールドフレーム12内
に新たに駆動源を設ける必要がないので、装置全体の省
エネ化が達成できる。
【0033】さらに、外周カッタ5が逆方向に回転する
場合も、ロッド16が径方向にスライドするのでコピー
カッタ18を出没させることができる。
【0034】図7は本発明に係る多重カッタシールドの
コピーカッタ装置の好適な第二の実施の形態を示した断
面図である。
【0035】本実施の形態では、図1のコピーカッタ装
置11がロッド16のスライドをジャッキ機構19を介
してコピーカッタ18に伝えるのに対して、係るコピー
カッタ装置45は、ロッド16のスライドをリンク機構
46を介してコピーカッタ18に伝えることを特徴とす
る。
【0036】リンク機構46は、外周カッタ5のカッタ
回転軸8の内部に設けられたリンク47を有している。
リンク47は、多重カッタシールド1の軸方向に延出し
ており、その略中心にピン軸48が設けられている。リ
ンク47の後方側の一端はロッド16の基端部にピン結
合され、前方側の他端はコピーカッタ18に繋がるロッ
ド35の基端部にピン結合されている。
【0037】カッタ回転軸8の外周には、ロッド16を
スライド自在に支持するボス部49が設けられている。
なお、ボス部49は、カッタ回転軸8の内部に設けてあ
ってもよい。
【0038】なお、その他の構成については、図1のコ
ピーカッタ装置11と同様であるので同じ符号を付して
その説明を省略する。
【0039】上記構成のコピーカッタ装置45によれ
ば、図1のコピーカッタ装置11と同様の作動でロッド
16がスライドすると、リンク47がピン軸48を中心
に回動してコピーカッタ18を外周カッタ5の外周部1
7から径方向に出没する。このように、本実施の形態に
よれば、ロッド16のスライドをリンク機構46でコピ
ーカッタ18に伝えるようにしたので、ジャッキ機構1
9よりも構成を単純化することができ、装置の軽量化及
び製造コストの低減が図れる。
【0040】また、本実施の形態によれば、掘削地盤の
硬さに応じて、ピン軸48の位置とカム15の構成を変
更することによって、コピーカッタ18にかかる掘削土
圧と、カム15にかかる圧力との調和を図ることができ
る。
【0041】なお、本発明のジャッキ機構19及びリン
ク機構46は、上記構成に限られるものではないのは勿
論であり、例えば、ジャッキ機構とリンク機構とを組み
合わせたものであってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、ロッドが
外周カッタの回転と共にカムに沿って回転しながら多重
カッタシールドの径方向にスライドし、そのスライドに
よってジャッキ機構或いはリンク機構がコピーカッタを
出没させるので、従来のように油圧の油を相対移動する
部分を跨いで供給する必要がなく、多重カッタシールド
であってもコピーカッタを出没させることができ、コピ
ーカッタの装着が可能となるといった優れた効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多重カッタシールドのコピーカッ
タ装置の好適な第一の実施の形態を示した全体断面図で
ある。
【図2】本発明に係る多重カッタシールドのコピーカッ
タ装置のカムとロッドを示した断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明に係る多重カッタシールドのコピーカッ
タ装置のカムを示した断面図である。
【図5】コピーカッタの軌跡を示した正面図である。
【図6】直線掘進時のカムを示した断面図である。
【図7】本発明に係る多重カッタシールドのコピーカッ
タ装置の好適な第二の実施の形態を示した断面図であ
る。
【符号の説明】
1 多重カッタシールド 3 カッタフレーム 4 内周カッタ 5 外周カッタ 11 コピーカッタ装置 12 シールドフレーム 14 (シールドフレームの)内周面 15 カム 16 ロッド 17 (外周カッタの)外周部 18 コピーカッタ 19 ジャッキ機構 33 作動ジャッキ 34 駆動ジャッキ 36 (作動ジャッキの)ロッド側油圧室 37 (駆動ジャッキの)ロッド側油圧室 38 (作動ジャッキの)ジャッキ側油圧室 39 (駆動ジャッキの)ジャッキ側油圧室 45 コピーカッタ装置 46 リンク機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッタフレームを内周カッタと外周カッ
    タとに分割しそれぞれ独立して回転させる多重カッタシ
    ールドのコピーカッタ装置において、上記多重カッタシ
    ールドのシールドフレームの内周面に沿ってカムを設
    け、上記外周カッタ側に上記カムに沿って上記外周カッ
    タと共に回転しながら多重カッタシールドの径方向にス
    ライドするロッドを備えそのロッドのスライドによって
    上記外周カッタの外周部に設けられたコピーカッタを出
    没させるジャッキ機構を設けたことを特徴とする多重カ
    ッタシールドのコピーカッタ装置。
  2. 【請求項2】 上記ジャッキ機構が、上記コピーカッタ
    をスライドさせる作動ジャッキと上記ロッドにて駆動す
    る駆動ジャッキとを備え、上記作動ジャッキのロッド側
    油圧室と上記駆動ジャッキのロッド側油圧室、上記作動
    ジャッキのジャッキ側油圧室と上記駆動ジャッキのジャ
    ッキ側油圧室とをそれぞれ接続して構成される請求項1
    記載の多重カッタシールドのコピーカッタ装置。
  3. 【請求項3】 カッタフレームを内周カッタと外周カッ
    タとに分割しそれぞれ独立して回転させる多重カッタシ
    ールドのコピーカッタ装置において、上記多重カッタシ
    ールドのシールドフレームの内周面に沿ってカムを設
    け、上記外周カッタ側に上記カムに沿って上記外周カッ
    タと共に回転しながら多重カッタシールドの径方向にス
    ライドするロッドを備えそのロッドのスライドによって
    上記外周カッタの外周部に設けられたコピーカッタを出
    没させるリンク機構を設けたことを特徴とする多重カッ
    タシールドのコピーカッタ装置。
JP2001174557A 2001-06-08 2001-06-08 多重カッタシールドのコピーカッタ装置 Withdrawn JP2002364292A (ja)

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