JP2002362656A - エアゾール容器用カバー付きスパウト - Google Patents

エアゾール容器用カバー付きスパウト

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JP2002362656A
JP2002362656A JP2001169309A JP2001169309A JP2002362656A JP 2002362656 A JP2002362656 A JP 2002362656A JP 2001169309 A JP2001169309 A JP 2001169309A JP 2001169309 A JP2001169309 A JP 2001169309A JP 2002362656 A JP2002362656 A JP 2002362656A
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JP
Japan
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cover
spout
section
opening
base
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JP2001169309A
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English (en)
Inventor
Masaaki Seki
正晃 関
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Mitani Valve Co Ltd
Original Assignee
Mitani Valve Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーを取り外すことなく、その回転操作に
より押し下げ操作を可能にするエアゾール容器用カバー
付きスパウトを提供する。 【解決手段】 エアゾール容器の頭頂部に装着される円
筒状スパウト基部10と、その上面周辺部に揺動可能に
連結された揺動基部に、その内側で基端部がステムに嵌
着するノズル21及び押し下げ操作される操作部を形成
したスパウト本体20とを備える。ノズル21が揺動基
部から上方へ向けて突出し、かつ先端部で前方へ斜め上
向きに曲げられたパイプ状ノズル部21aを有し、また
操作部がパイプ状ノズル部21aに対して後方側へ形成
されると共に、スパウト本体20を被う回転カバー30
が付属する。この回転カバーは、カバー周面部31をス
パウト基部10の周面部に通常位置及び動作位置間で回
転自在に支持させると共に、通常位置で閉鎖されていた
操作部の上後方を動作位置で開口する操作用開口部38
と、通常位置で閉鎖されていたパイプ状ノズル部21a
の前方を動作位置で開放するための噴射用開口部37と
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール容器の
頭頂部に装着される円筒状スパウト基部と、その上面周
辺部に揺動可能に連結された揺動基部に、その内側で基
端部がエアゾール容器頭頂部から突出するステムに嵌着
するノズル及び押し下げ操作される操作部を形成したス
パウト本体とを備え、ノズルが揺動基部から上方へ向け
て突出し、かつ先端部で前方へ斜め上向きに曲げられた
パイプ状ノズル部を有し、また操作部がノズルに対して
後方側へ形成されると共に、スパウト本体を被うカバー
が付属したエアゾール容器用カバー付きスパウトに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種のカバーにより、不使用時の見栄
えを確保できると共に、出荷段階或いは購入後の不使用
の通常位置での誤操作を防止することができるが、あく
まで使用時にはカバーを取り外すのが前提である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑みて、カバーを取り外すことなく、その回転操作
により押し下げ操作を可能にするエアゾール容器用カバ
ー付きスパウトを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、エアゾール容器の頭頂
部に装着される円筒状スパウト基部と、その上面周辺部
に揺動可能に連結された揺動基部に、その内側で基端部
がエアゾール容器頭頂部から突出するステムに嵌着する
ノズル及び押し下げ操作される操作部を形成したスパウ
ト本体とを備え、ノズルが揺動基部から上方へ向けて突
出し、かつ先端部で前方へ斜め上向きに曲げられたパイ
プ状ノズル部を有し、また操作部がパイプ状ノズル部に
対して後方側へ形成されると共に、スパウト本体を被う
カバーが付属したエアゾール容器用カバー付きスパウト
において、カバーが、カバー周面部をスパウト基部の周
面部に通常位置及び動作位置間で回転自在に支持された
回転カバーとして構成され、この回転カバーに、通常位
置で閉鎖されていた操作部の上後方を動作位置で開口す
る操作用開口部と、通常位置で閉鎖されていたパイプ状
ノズル部の前方を動作位置で開放するための噴射用開口
部とが形成されたことを特徴とする。
【0005】通常位置で回転カバーがスパウト本体を被
うことにより、操作部は操作不能になっている。回転カ
バーを動作位置に回転させると、操作用開口部が操作部
の後方位置を占めて指が挿入可能となり、噴射用開口部
によりパイプ状ノズル部の前方が開放される。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図4を基に本発明の実施
の形態の一例によるエアゾール容器の上向き噴射を行う
エアゾール容器用回転カバー付きスパウトを説明する。
円筒状のエアゾール容器1の頭頂部に装着されたマウン
ティングキャップ2は、弁構造を内部に保持して上方付
勢状態のステム3を突出させている。
【0007】スパウトは、マウンティングキャップ2に
装着される円筒状スパウト基部10と、その上面周辺部
11に周囲に隙間29を置いて幅狭の連結部26で揺動
可能に連結された揺動基部25に、その内側の基端部に
形成された嵌着部27がステム3に嵌着するノズル21
及び押し下げ操作される操作部28を形成したスパウト
本体20とより合成樹脂により一体成形で構成されると
共に、その上方及び周囲をカバーする容器用回転カバー
30が付属している。
【0008】スパウト基部10は、上面周辺部11の外
周を包囲し、かつ下端でエアゾール容器1の肩部の下端
に達する外筒12と、下端でマウンティングキャップ2
の外周凹部に係合するリング状の突起部13aを備えた
内筒状周面部13を備えている。
【0009】ノズル21は、円形状揺動基部25から上
方へ向けて突出し、かつ先端部で垂直方向から前方へ斜
め上向きに曲げられたパイプ状ノズル部21aを有す
る。操作部28は、ノズル部21aの中間位置から後方
側へ扇形の水平面状に形成され、揺動基部25に向けて
補強用側面部28aが形成されている。回転カバー30
は、通常位置でノズル21及び操作部28の上方を被う
カバー上面部33と、その外周を包囲する円筒状カバー
周面部31とを備えている。
【0010】カバー上面部33は、回転カバー30の回
転中心となるステム3を中心とする円を2分割した半円
状の上側上面部33a及び下側上面部33bとして形成
されると共に、この下側上面部が上側上面部33aに対
して段差状に下方位置を占めている。上側上面部33a
及び下側上面部33bの隣り合う端縁間に形成された垂
直状の段差形成面36の略半分領域に、噴射用開口部3
7が形成されている。
【0011】カバー周面部31の下端は、内径を小さく
する周面部12aの水平状周辺面12bに載置されると
共に、リング状の突起部31aが上面周辺部11のフラ
ンジ部11aの裏側に係入することにより、回転カバー
30をスパウト基部10に回転自在に支持させている。
上側上面部33aの前部外周のカバー周面部31には、
使用時に略180°回転操作された状態で、操作部28
の後方位置を占めて指を挿入可能にする操作用開口部3
8が形成されている。
【0012】このように構成された回転カバー付きスパ
ウトの動作は次の通りである。図1乃至図3に示すよう
に、回転カバー30は、通常状態でその下側上面部33
bで操作部28をカバーすることにより誤操作を回避さ
せると共に、ノズル21の上方及びスパウト本体20の
周囲の大部分もカバーしている。
【0013】使用に際して、回転カバー30を動作位置
に略180°回転させると、図4に示すように、上側上
面部33aが操作部28の上方位置を占めることにより
操作用開口部38が操作部28の上後方の周面位置を占
めて、指を操作部28へ向けて挿入可能となる。また、
下側上面部33bはノズル21の途中の高さ位置を占め
て、パイプ状ノズル部21aの先端部を下側上面部33
bの上方に露出させ、先方の噴射口21bを開放する。
操作部28を押し下げ操作すると、揺動基部25が下方
へ揺動することによりステム3が下動して内容物が噴射
口21bから噴射される。
【0014】図5及び図6は別の実施の形態による回転
カバー付きスパウトを示すもので、スパウト自体は前述
のものと同一構成である。回転カバー40のカバー上面
部43は、その回転中心となるステム3を中心とする円
を2分割した半円状の上側上面部43a及びこの円の残
りの半分領域を通常位置でパイプ状ノズル部21aの後
方のカバー周面部41に向けて下り勾配になる傾斜状上
面部43bとして形成されている。
【0015】即ち、上側上面部43aは前述の上側上面
部33aに相当し、カバー周面部41は前述のカバー周
面部31に相当する。傾斜状上面部43bには、動作位
置でパイプ状ノズル部21aの先端部を包囲して噴射口
21bの前方を開放する噴射用開口部45が形成されて
いる。
【0016】使用時には、回転カバー40を通常位置か
ら略180°回転させると、図6に示すように、上側上
面部43aが操作部28の上方位置を占めて、開口部3
8から指が挿入可能となる。一方、開口部45はパイプ
状ノズル部21aの先端部を余裕を持った大きさで包囲
した状態で、干渉することなく回転してきて噴射口21
bの前方を開放する。
【0017】尚、回転カバーとしては、前述の両実施の
形態に代えて、操作用開口部及び噴射用開口部を備える
のを前提に、カバー上面部も曲面状にする等の別の変形
例も可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、回転カバーによりスパ
ウトが通常位置でカバーされると共に、使用時には取り
外すことなく、回転させるだけで操作部の上後方が押し
下げ操作可能に開放されると共に、パイプ状ノズル部の
前方も開放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるエアゾール容器用カ
バー付きスパウトの斜図である。
【図2】同スパウトの通常状態での断面図である。
【図3】同スパウトの通常状態での正面図である。
【図4】同スパウトの動作状態を示すもので、同図Aは
断面図、同図Bは平面図である。
【図5】別の実施の形態によるエアゾール容器用カバー
付きスパウトの斜視図である。
【図6】図5によるスパウトの動作状態を説明する断面
図である。
【符号の説明】
1 エアゾール容器 2 マウンティングキャップ 3 ステム 10 スパウト基部 11 上面周辺部 20 スパウト本体 21a パイプ状ノズル部 25 揺動基部 28 操作部 30、40 容器用回転カバー 131、41 カバー周面部 33a、43a 上側上面部 33b 下側上面部 37、45 噴射用開口部 38 操作用開口部 43b 傾斜状上面部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB01 PD01 PE14 PE15 PF09 3E084 AA02 AA12 AB05 BA02 CA10 CB02 DA01 DB13 FC01 GA03 GB03 LA16 LB02 LD21 4F033 RA02 RC15 RC21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアゾール容器の頭頂部に装着される円
    筒状スパウト基部と、その上面周辺部に揺動可能に連結
    された揺動基部に、その内側で基端部がエアゾール容器
    頭頂部から突出するステムに嵌着するノズル及び押し下
    げ操作される操作部を形成したスパウト本体とを備え、
    ノズルが揺動基部から上方へ向けて突出し、かつ先端部
    で前方へ斜め上向きに曲げられたパイプ状ノズル部を有
    し、また操作部がパイプ状ノズル部に対して後方側へ形
    成されると共に、スパウト本体を被うカバーが付属した
    エアゾール容器用カバー付きスパウトにおいて、 カバーが、カバー周面部をスパウト基部の周面部に通常
    位置及び動作位置間で回転自在に支持された回転カバー
    として構成され、 この回転カバーに、通常位置で閉鎖されていた操作部の
    上後方を前記動作位置で開口する操作用開口部と、前記
    通常位置で閉鎖されていたパイプ状ノズル部の前方を前
    記動作位置で開放するための噴射用開口部とが形成され
    たことを特徴とするエアゾール容器用カバー付きスパウ
    ト。
  2. 【請求項2】 カバー周面部で外周を包囲されるカバー
    上面部が、回転カバーの回転中心となるステムを中心と
    する円を2分割した半円状の上側上面部及び下側上面部
    として形成されると共に、この下側上面部が前記上側上
    面部に対して段差状に下方位置を占め、 前記上側上面部及び前記下側上面部間の垂直状の段差形
    成面にパイプ状ノズル部を突出させる噴射用開口部が形
    成され、前記カバー周面部に操作用開口部が形成された
    ことを特徴とする請求項1記載のエアゾール容器用カバ
    ー付きスパウト。
  3. 【請求項3】 カバー周面部で外周を包囲されるカバー
    上面部が、回転カバーの回転中心となるステムを中心と
    する円を2分割した半円状の上側上面部及び前記円の残
    りの半分領域を前記カバー周面部に向けて下り勾配にな
    る傾斜状上面部として形成され、 この傾斜状上面部に噴射用開口部が形成され、前記カバ
    ー周面部に操作用開口部が形成されたたことを特徴とす
    る請求項1記載のエアゾール容器用カバー付きスパウ
    ト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021090742A1 (ja) * 2019-11-08 2021-12-02 大日本除蟲菊株式会社 空間処理用定量噴射エアゾール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021090742A1 (ja) * 2019-11-08 2021-12-02 大日本除蟲菊株式会社 空間処理用定量噴射エアゾール
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