JP2506027Y2 - 保護キャップ付き噴射頭構造体 - Google Patents
保護キャップ付き噴射頭構造体Info
- Publication number
- JP2506027Y2 JP2506027Y2 JP1990119415U JP11941590U JP2506027Y2 JP 2506027 Y2 JP2506027 Y2 JP 2506027Y2 JP 1990119415 U JP1990119415 U JP 1990119415U JP 11941590 U JP11941590 U JP 11941590U JP 2506027 Y2 JP2506027 Y2 JP 2506027Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- lid
- outer lid
- inner lid
- protective cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本願考案は、保護キャップ付き噴射頭構造体に関し、
特に、外蓋と内蓋との二重の構成の保護キャップとその
保護キャップの内側に位置する噴射頭と傾斜式使用を可
能とするバルブステムとからなり、前記外蓋には、その
外蓋の上面部の一部の側面部に開口部を設け、その開口
部の内側に、その開口部と重なるように前記内蓋の開口
部を設け、前記内蓋と前記外蓋との間で、その外蓋を所
望角度回動させるようにし、前記外蓋に噴射口用開口部
を設け、前記内蓋に噴射口用開口部を設け、前記外蓋と
前記内蓋とからなる保護キャップの内側に位置する噴射
頭に設けた傾斜式使用を可能とするバルブステムを傾斜
させて、噴射弁を開口し、前記噴射頭に設けた噴射口を
開口することを特徴にした保護キャップ付き噴射頭構造
体に関する。
特に、外蓋と内蓋との二重の構成の保護キャップとその
保護キャップの内側に位置する噴射頭と傾斜式使用を可
能とするバルブステムとからなり、前記外蓋には、その
外蓋の上面部の一部の側面部に開口部を設け、その開口
部の内側に、その開口部と重なるように前記内蓋の開口
部を設け、前記内蓋と前記外蓋との間で、その外蓋を所
望角度回動させるようにし、前記外蓋に噴射口用開口部
を設け、前記内蓋に噴射口用開口部を設け、前記外蓋と
前記内蓋とからなる保護キャップの内側に位置する噴射
頭に設けた傾斜式使用を可能とするバルブステムを傾斜
させて、噴射弁を開口し、前記噴射頭に設けた噴射口を
開口することを特徴にした保護キャップ付き噴射頭構造
体に関する。
従来から、押しボタンを押し込んで、噴射弁を開口
し、噴射口から内容物を噴出させることが行なわれてき
た。その押しボタンの首の部分の管が非常に細いため外
部から予期しない力が働いて押しボタンの首の部分が折
れることがあった。また、他物が噴射頭に接触して、容
器内の内容物が噴射口から噴出するおそれがあった。そ
こで、関係者は、苦慮してきた。
し、噴射口から内容物を噴出させることが行なわれてき
た。その押しボタンの首の部分の管が非常に細いため外
部から予期しない力が働いて押しボタンの首の部分が折
れることがあった。また、他物が噴射頭に接触して、容
器内の内容物が噴射口から噴出するおそれがあった。そ
こで、関係者は、苦慮してきた。
本願考案は、上記の問題を解決することを課題とす
る。
る。
次に、本願考案の具体的構成を述べると、外蓋１と内
蓋２との二重の構成の保護キャップとその保護キャップ
の内側に位置する噴射頭３と傾斜式使用を可能とするバ
ルブステム４とからなり、前記外蓋１には、その外蓋１
の上面部の一部の側面部に開口部５を設け、その開口部
５の内側に、その開口部５と重なるように前記内蓋２の
開口部６を設け、前記内蓋２と前記外蓋１との間で、そ
の外蓋１を所望角度回動させるために前記内蓋２に弧状
溝７を設け、その弧状溝７に係合するように前記外蓋１
の裏側からストッパー用突起８を下向きに突出させ、前
記内蓋２と前記外蓋１とを相互に回動自在に連結し、前
記外蓋に設けた開口部５と前記内蓋２に設けた開口部６
の側の反対側の前記外蓋１に噴射口用開口部10を設け、
前記内蓋２に噴射口用開口部11を設け、前記外蓋１と前
記内蓋２とからなる保護キャップの内側に位置する噴射
頭３に設けた傾斜式使用を可能とするバルブステム４を
傾斜させて、噴射弁を開口し、前記噴射頭３に設けた噴
射口を開口することを特徴にした保護キャップ付き噴射
頭構造体である。
蓋２との二重の構成の保護キャップとその保護キャップ
の内側に位置する噴射頭３と傾斜式使用を可能とするバ
ルブステム４とからなり、前記外蓋１には、その外蓋１
の上面部の一部の側面部に開口部５を設け、その開口部
５の内側に、その開口部５と重なるように前記内蓋２の
開口部６を設け、前記内蓋２と前記外蓋１との間で、そ
の外蓋１を所望角度回動させるために前記内蓋２に弧状
溝７を設け、その弧状溝７に係合するように前記外蓋１
の裏側からストッパー用突起８を下向きに突出させ、前
記内蓋２と前記外蓋１とを相互に回動自在に連結し、前
記外蓋に設けた開口部５と前記内蓋２に設けた開口部６
の側の反対側の前記外蓋１に噴射口用開口部10を設け、
前記内蓋２に噴射口用開口部11を設け、前記外蓋１と前
記内蓋２とからなる保護キャップの内側に位置する噴射
頭３に設けた傾斜式使用を可能とするバルブステム４を
傾斜させて、噴射弁を開口し、前記噴射頭３に設けた噴
射口を開口することを特徴にした保護キャップ付き噴射
頭構造体である。
次に、上記本願考案の実施例の具体的構成を図面に従
い説明すると、外蓋１と内蓋２との二重の構成の保護キ
ャップとその保護キャップの内側に位置する噴射頭３と
傾斜式使用を可能とするバルブステム４とからなり、前
記外蓋１には、その外蓋１の上面部の一部の側面部に開
口部５を設け、その開口部５の内側には、その開口部５
と重なるように前記内蓋２の開口部６を設け、前記内蓋
２と前記外蓋１との間で、その外蓋１を90度回動させる
ために前記内蓋２に前記外蓋１を90度回動させさせるた
めの弧状溝７を外蓋１と内蓋２との間で外蓋１と内蓋２
の中心に対し円弧状に弧状溝７を形成し、外蓋１を内蓋
２に対して回動し得るようにし、その内蓋２に設けた前
記弧状溝７に係合するように前記外蓋１の裏側からスト
ッパー用突起８を下向きに突出させ、そのストッパー用
突起８を前記内蓋２に形成した前記弧状溝７に差し込
み、前記ストッパー用突起８の下端部分に中心穴或いは
切欠溝９を適宜手段で拡開して前記内蓋２と前記外蓋１
を相互に回動自在に連結し、前記外蓋に設けた開口部５
と前記内蓋２に設けた開口部６の側の反対側の前記外蓋
１に噴射口用開口部10を設け、前記内蓋２に噴射口用開
口部11を設け、前記内蓋２に設けた開口部６の下側に内
向きの噴射頭案内用突起12を設け、その内向きの噴射頭
案内用突起12には噴射頭３の後部に設けた切欠部14を設
け、噴射頭３を上下方向に傾斜させ得るようにし、前記
外蓋１と前記内蓋２とからなる保護キャップの内側に位
置する噴射頭３に設けた傾斜式使用を可能とするバルブ
ステム４を傾斜させて、噴射弁を開口し、前記噴射頭３
に設けた噴射口を開口することを特徴にした保護キャッ
プ付き噴射頭構造体である。
い説明すると、外蓋１と内蓋２との二重の構成の保護キ
ャップとその保護キャップの内側に位置する噴射頭３と
傾斜式使用を可能とするバルブステム４とからなり、前
記外蓋１には、その外蓋１の上面部の一部の側面部に開
口部５を設け、その開口部５の内側には、その開口部５
と重なるように前記内蓋２の開口部６を設け、前記内蓋
２と前記外蓋１との間で、その外蓋１を90度回動させる
ために前記内蓋２に前記外蓋１を90度回動させさせるた
めの弧状溝７を外蓋１と内蓋２との間で外蓋１と内蓋２
の中心に対し円弧状に弧状溝７を形成し、外蓋１を内蓋
２に対して回動し得るようにし、その内蓋２に設けた前
記弧状溝７に係合するように前記外蓋１の裏側からスト
ッパー用突起８を下向きに突出させ、そのストッパー用
突起８を前記内蓋２に形成した前記弧状溝７に差し込
み、前記ストッパー用突起８の下端部分に中心穴或いは
切欠溝９を適宜手段で拡開して前記内蓋２と前記外蓋１
を相互に回動自在に連結し、前記外蓋に設けた開口部５
と前記内蓋２に設けた開口部６の側の反対側の前記外蓋
１に噴射口用開口部10を設け、前記内蓋２に噴射口用開
口部11を設け、前記内蓋２に設けた開口部６の下側に内
向きの噴射頭案内用突起12を設け、その内向きの噴射頭
案内用突起12には噴射頭３の後部に設けた切欠部14を設
け、噴射頭３を上下方向に傾斜させ得るようにし、前記
外蓋１と前記内蓋２とからなる保護キャップの内側に位
置する噴射頭３に設けた傾斜式使用を可能とするバルブ
ステム４を傾斜させて、噴射弁を開口し、前記噴射頭３
に設けた噴射口を開口することを特徴にした保護キャッ
プ付き噴射頭構造体である。
次に、上記構成から生じる作用効果を述べると、本願
考案の保護キャップ付き噴射頭構造体は、外蓋１を内蓋
２に対して回動して、前記外蓋１に設けた開口部５と前
記内蓋２に設けた開口部６を開き、前記噴射頭３の後部
を押えて、前方に押し込み、バルブステム４を傾斜させ
て、噴射弁を開口し、前記噴射頭３の内部の流体通路を
開き、その流体通路を内容物が通過して、噴射口から噴
出させ得る効果がある。そして、噴出口から噴出させて
後、前記外蓋１を設けた流入口を閉鎖し得ることができ
る効果がある。また、蓋を外蓋１と内蓋２とを二重にし
たので外蓋１を回すだけで開口部を開き得る効果があ
る。そして、また、上方に向いた先端開口部を、前記噴
射頭３の後部を押えて前方に押し込み、水平方向に開口
部を開き噴射口から噴出させ得る効果がある。また、本
願考案の保護キャップ付き噴射頭構造体は、外蓋１を内
蓋２に対して回動して、前記外蓋１に設けた開口部５と
前記内蓋２に設けた開口部６を開き得る構成であるため
に、その内部に収容された前記噴射頭３は、常時、外蓋
１と内蓋２に保護されていて、外部からの損傷を受ける
おそれがなく、使用中または不使用中においても、壊れ
易い前記噴射頭３を、保護キャップにより、前記噴射頭
３を包囲し保護し得る効果がある。
考案の保護キャップ付き噴射頭構造体は、外蓋１を内蓋
２に対して回動して、前記外蓋１に設けた開口部５と前
記内蓋２に設けた開口部６を開き、前記噴射頭３の後部
を押えて、前方に押し込み、バルブステム４を傾斜させ
て、噴射弁を開口し、前記噴射頭３の内部の流体通路を
開き、その流体通路を内容物が通過して、噴射口から噴
出させ得る効果がある。そして、噴出口から噴出させて
後、前記外蓋１を設けた流入口を閉鎖し得ることができ
る効果がある。また、蓋を外蓋１と内蓋２とを二重にし
たので外蓋１を回すだけで開口部を開き得る効果があ
る。そして、また、上方に向いた先端開口部を、前記噴
射頭３の後部を押えて前方に押し込み、水平方向に開口
部を開き噴射口から噴出させ得る効果がある。また、本
願考案の保護キャップ付き噴射頭構造体は、外蓋１を内
蓋２に対して回動して、前記外蓋１に設けた開口部５と
前記内蓋２に設けた開口部６を開き得る構成であるため
に、その内部に収容された前記噴射頭３は、常時、外蓋
１と内蓋２に保護されていて、外部からの損傷を受ける
おそれがなく、使用中または不使用中においても、壊れ
易い前記噴射頭３を、保護キャップにより、前記噴射頭
３を包囲し保護し得る効果がある。
第１図は、内蓋の平面図であり、第２図は、第１図の内
蓋の縦断面図であり、第３図は、第１図および第２図の
内蓋の下面図であり、第４図は、外蓋の平面図であり、
第５図は、第４図の外蓋の縦断面図であり、第６図は、
第４図および第５図の外蓋の下面図であり、第７図は、
外蓋と内蓋を重ね、噴射頭案内用突起を有する外蓋を内
蓋に対して回動させて、前記噴射頭案内用突起を外蓋の
開口から見えないようにした状態を示す平面図であり、
第８図は、本願考案を施した噴出バルブ閉鎖事の噴射頭
構造体の縦断面図であり、第９図は、噴射頭を前方に傾
斜させて噴出バルブを開放した時の噴射頭構造体の縦断
面図であり、第10図は、噴射頭構造体の上面図であり、
第11図は、第10図の噴射頭の後部を部分的に断面図にし
て示した側面図であり、第12図は、第10図、第11図の噴
射頭の下面図である。 １……外蓋、２……内蓋 ３……噴射頭、４……傾斜式バルブステム ５……開口部、６……開口部 ７……円弧状溝、８……ストッパー用突起 ９……中心穴或いは切欠溝、10……噴射口用開口部 11……噴射口用開口部、12……噴射口案内用突起 13……噴射通孔、14……縦溝 15……肩部、16……大径短筒形開口部 17……下端開口部、18……隆起部或いは突起部 19……容器本体、20……マウンテンキャップ 21……出口部即ち噴射口、22……噴射嘴部
蓋の縦断面図であり、第３図は、第１図および第２図の
内蓋の下面図であり、第４図は、外蓋の平面図であり、
第５図は、第４図の外蓋の縦断面図であり、第６図は、
第４図および第５図の外蓋の下面図であり、第７図は、
外蓋と内蓋を重ね、噴射頭案内用突起を有する外蓋を内
蓋に対して回動させて、前記噴射頭案内用突起を外蓋の
開口から見えないようにした状態を示す平面図であり、
第８図は、本願考案を施した噴出バルブ閉鎖事の噴射頭
構造体の縦断面図であり、第９図は、噴射頭を前方に傾
斜させて噴出バルブを開放した時の噴射頭構造体の縦断
面図であり、第10図は、噴射頭構造体の上面図であり、
第11図は、第10図の噴射頭の後部を部分的に断面図にし
て示した側面図であり、第12図は、第10図、第11図の噴
射頭の下面図である。 １……外蓋、２……内蓋 ３……噴射頭、４……傾斜式バルブステム ５……開口部、６……開口部 ７……円弧状溝、８……ストッパー用突起 ９……中心穴或いは切欠溝、10……噴射口用開口部 11……噴射口用開口部、12……噴射口案内用突起 13……噴射通孔、14……縦溝 15……肩部、16……大径短筒形開口部 17……下端開口部、18……隆起部或いは突起部 19……容器本体、20……マウンテンキャップ 21……出口部即ち噴射口、22……噴射嘴部
Claims (1)
- 【請求項１】外蓋１と内蓋２との二重の構成の保護キャ
ップとその保護キャップの内側に位置する噴射頭３と傾
斜式使用を可能とするバルブステム４とからなり、前記
外蓋１には、その外蓋１の上面部の一部の側面部に開口
部５を設け、その開口部５の内側に、その開口部５と重
なるように前記内蓋２の開口部６を設け、前記内蓋２と
前記外蓋１との間で、その外蓋１を所望角度回動させる
ために前記内蓋２に弧状溝７を設け、その弧状溝７に係
合するように前記外蓋１の裏側からストッパー用突起８
を下向きに突出させ、前記内蓋２と前記外蓋１とを相互
に回動自在に連結し、前記外蓋に設けた開口部５と前記
内蓋２に設けた開口部６の側の反対側の前記外蓋１に噴
射口用開口部10を設け、前記内蓋２に噴射口用開口部11
を設け、前記外蓋１と前記内蓋２とからなる保護キャッ
プの内側に位置する噴射頭３に設けた傾斜式使用を可能
とするバルブステム４を傾斜させて、噴射弁を開口し、
前記噴射頭３に設けた噴射口を開口することを特徴にし
た保護キャップ付き噴射頭構造体である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990119415U JP2506027Y2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 保護キャップ付き噴射頭構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990119415U JP2506027Y2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 保護キャップ付き噴射頭構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0478153U JPH0478153U (ja) | 1992-07-08 |
| JP2506027Y2 true JP2506027Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31867375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990119415U Expired - Lifetime JP2506027Y2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 保護キャップ付き噴射頭構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506027Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58174266U (ja) * | 1982-05-18 | 1983-11-21 | 東洋エアゾ−ル工業株式会社 | エアゾ−ル容器用スパウト |
| JPH0632860Y2 (ja) * | 1988-11-22 | 1994-08-31 | 誠一 北林 | 保護キャップつき噴射頭 |
-
1990
- 1990-11-16 JP JP1990119415U patent/JP2506027Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0478153U (ja) | 1992-07-08 |
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