JPH072060Y2 - 容器のキャップ部 - Google Patents
容器のキャップ部Info
- Publication number
- JPH072060Y2 JPH072060Y2 JP975188U JP975188U JPH072060Y2 JP H072060 Y2 JPH072060 Y2 JP H072060Y2 JP 975188 U JP975188 U JP 975188U JP 975188 U JP975188 U JP 975188U JP H072060 Y2 JPH072060 Y2 JP H072060Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- hole
- cap
- valve rod
- cap member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は容器のキャップ部に関する。
従来容器の開閉は一々蓋を外していたので手間がかか
り、又外した蓋を失う危険もあった。
り、又外した蓋を失う危険もあった。
又蓋を外すことなく逆止弁を設けて不使用時に容器に圧
力がかかっても開かない構造にしようとすれば部品点数
が多くなり、又構造も複雑となり、製造コストが高くな
るという欠点があった。
力がかかっても開かない構造にしようとすれば部品点数
が多くなり、又構造も複雑となり、製造コストが高くな
るという欠点があった。
この考案は前記の欠点を解消するために、容器主体の上
端開口は傾斜円板によって封鎖され、該傾斜円板の最後
部に容器内部と連通する透孔が設けられ、また上記の透
孔の上方に当る位置に、先端に噴出口を有する隆起部が
形成されているキャップ部材が、容器主体に回動可能に
嵌装されており、さらに該キャップ部材の隆起部内には
上記の透孔と噴出口との間の間隔に略々等しい長さを有
し、ばねによって常時下方に圧下されている弁棒が介装
され、弁棒の先端及び下端はキャップ部材の回動に応じ
て噴出口ならびに透孔を開閉するようになっている容器
のキャップ部を得たものである。
端開口は傾斜円板によって封鎖され、該傾斜円板の最後
部に容器内部と連通する透孔が設けられ、また上記の透
孔の上方に当る位置に、先端に噴出口を有する隆起部が
形成されているキャップ部材が、容器主体に回動可能に
嵌装されており、さらに該キャップ部材の隆起部内には
上記の透孔と噴出口との間の間隔に略々等しい長さを有
し、ばねによって常時下方に圧下されている弁棒が介装
され、弁棒の先端及び下端はキャップ部材の回動に応じ
て噴出口ならびに透孔を開閉するようになっている容器
のキャップ部を得たものである。
第１図はこの考案の容器のキャップ部の密閉時の断面
図、第２図は開放時（使用時）の断面図である。
図、第２図は開放時（使用時）の断面図である。
１は上面開口した円筒状の容器主体、２は容器主体１の
開口部に載置固定された傾斜円板である。この円板２は
一側（図示の例では図の左方）を肉厚に形成し、そのた
め円板は肉の薄い方（図の右方）に下がる傾斜面とな
る。
開口部に載置固定された傾斜円板である。この円板２は
一側（図示の例では図の左方）を肉厚に形成し、そのた
め円板は肉の薄い方（図の右方）に下がる傾斜面とな
る。
そしてこの傾斜円板２は最高部に容器内部と連通する透
孔４が設けられている。
孔４が設けられている。
さらに容器主体１の上端にキャップ部材６が、容器主体
１の口部周縁の溝11と、キャップ部材６の内周面にある
突条61との係合により、回動可能でかつ容器主体から外
れないように嵌装されている。
１の口部周縁の溝11と、キャップ部材６の内周面にある
突条61との係合により、回動可能でかつ容器主体から外
れないように嵌装されている。
又キャップ部材６は透孔４の上方に当る位置のところに
隆起部62を有し、その先端には噴出口７があけられてい
る。そして隆起部62の内部には第１図から判るように透
孔４と噴出口７との間の間隔に略々等しい長さの弁帽８
が内蔵されている。弁棒８の下端は透孔４に圧接されう
るように半球面82に形成されている。弁棒８は隆起部62
の内面に形成されたリブ63と弁棒下端との間に介装され
たバネ９により常時下方に圧下されている。
隆起部62を有し、その先端には噴出口７があけられてい
る。そして隆起部62の内部には第１図から判るように透
孔４と噴出口７との間の間隔に略々等しい長さの弁帽８
が内蔵されている。弁棒８の下端は透孔４に圧接されう
るように半球面82に形成されている。弁棒８は隆起部62
の内面に形成されたリブ63と弁棒下端との間に介装され
たバネ９により常時下方に圧下されている。
容器の不使用時には第１図に示すようにキャップ部材６
を回動して弁棒８を透孔４のところにもってゆくと、弁
棒８はバネ９によって下方に圧下されているので、その
下端面82は透孔４に圧接され、又弁棒８の上端81は噴出
口７を塞ぐ位置にあり、容器主体１の内部と外部との間
の流路は閉塞されている。
を回動して弁棒８を透孔４のところにもってゆくと、弁
棒８はバネ９によって下方に圧下されているので、その
下端面82は透孔４に圧接され、又弁棒８の上端81は噴出
口７を塞ぐ位置にあり、容器主体１の内部と外部との間
の流路は閉塞されている。
次に使用時には第２図に示すようにキャップ部材６を18
0度回動して弁棒８の下端を傾斜円板２の斜面３の最下
部にもってくると、バネ９によって圧下されている弁棒
８は下降し、噴出口７が解放され、透孔４も解放されて
いるので、流路が解放され、容器主体１の内部の内容物
を外部に取り出すことができる。
0度回動して弁棒８の下端を傾斜円板２の斜面３の最下
部にもってくると、バネ９によって圧下されている弁棒
８は下降し、噴出口７が解放され、透孔４も解放されて
いるので、流路が解放され、容器主体１の内部の内容物
を外部に取り出すことができる。
なお図示の例のように、傾斜面３の最下部に凹部５を形
成しておけば弁棒８の下端面82がその凹部５内に圧接、
保持されるので、容器の使用中弁棒８ががたがたするこ
とがなく具合がよい。
成しておけば弁棒８の下端面82がその凹部５内に圧接、
保持されるので、容器の使用中弁棒８ががたがたするこ
とがなく具合がよい。
この考案の容器のキャップ部は前記の如き構成であっ
て、部品点数の少ない簡単な構成で、容器の使用時に外
す必要のない実用的価値の高い容器のキャップ部を得た
ものである。
て、部品点数の少ない簡単な構成で、容器の使用時に外
す必要のない実用的価値の高い容器のキャップ部を得た
ものである。
第１図は不使用時の状態の断面図、第２図は使用時の状
態の断面図を夫々示す。 符号の説明 １…容器主体、２…傾斜円板、３…斜面、４…透孔、５
…凹部、６…キャップ部材、７…噴射口、８…弁棒、81
…上端、82…下端面、９…バネ、11…溝、61…突条、62
…隆起部、63…リブ。
態の断面図を夫々示す。 符号の説明 １…容器主体、２…傾斜円板、３…斜面、４…透孔、５
…凹部、６…キャップ部材、７…噴射口、８…弁棒、81
…上端、82…下端面、９…バネ、11…溝、61…突条、62
…隆起部、63…リブ。
Claims (1)
- 【請求項１】容器のキャップ部において、 容器主体１の上端開口は傾斜円板２によって封鎖され、 該傾斜円板２の最後部に容器内部と連通する透孔４が設
けられ、 また上記の透孔４の上方に当る位置に、先端に噴出口７
を有する隆起部62が形成されているキャップ部材６が、
容器主体１に回転可能に嵌装されており、 さらに該キャップ部材６の隆起部62内には上記の透孔４
と噴出口７との間の間隔に略々等しい長さを有し、ばね
９によって常時下方に圧下されている弁棒８が介装さ
れ、 弁棒８の先端81及び下端82はキャップ部材６の回動に応
じて噴出口７ならびに透孔４を開閉するようになってい
ることを特徴とする容器のキャップ部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP975188U JPH072060Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 容器のキャップ部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP975188U JPH072060Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 容器のキャップ部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01114062U JPH01114062U (ja) | 1989-08-01 |
| JPH072060Y2 true JPH072060Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31216770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP975188U Expired - Lifetime JPH072060Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 容器のキャップ部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072060Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP975188U patent/JPH072060Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01114062U (ja) | 1989-08-01 |
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