JP2002362623A - 梱包用テープ部材及び梱包用テープ部材を用いた梱包方法 - Google Patents
梱包用テープ部材及び梱包用テープ部材を用いた梱包方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】環境に優しく、あらゆる形状の被梱包物を梱包
可能な梱包用テープ部材と梱包用テープ部材を用いた梱
包方法の提供。 【解決手段】一定間隔毎に被梱包物３が収容される収容
凹部１３を有するテープ基材１４と、収容凹部の開口部
を閉鎖するようにテープ基材１４に重ね合わされるカバ
ーテープ１５とを備えてなる梱包用テープ部材１２にお
いて、テープ基材１４及びカバーテープ１５が紙材をも
って成形されるとともに、紙板材を折曲加工して一面が
開口した箱状に形成した収容ポケット１８を、一定間隔
毎にテープ基材１４に穿孔された挿入用孔１６と収容ポ
ケットの開口部１７とを連通させた状態で、テープ基材
１４に固着させることにより収容凹部１３を形成する。
可能な梱包用テープ部材と梱包用テープ部材を用いた梱
包方法の提供。 【解決手段】一定間隔毎に被梱包物３が収容される収容
凹部１３を有するテープ基材１４と、収容凹部の開口部
を閉鎖するようにテープ基材１４に重ね合わされるカバ
ーテープ１５とを備えてなる梱包用テープ部材１２にお
いて、テープ基材１４及びカバーテープ１５が紙材をも
って成形されるとともに、紙板材を折曲加工して一面が
開口した箱状に形成した収容ポケット１８を、一定間隔
毎にテープ基材１４に穿孔された挿入用孔１６と収容ポ
ケットの開口部１７とを連通させた状態で、テープ基材
１４に固着させることにより収容凹部１３を形成する。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、主にＬＳＩ等の電
子部品をリール状に梱包する際に用いられる梱包用テー
プ部材及びその梱包用テープ部材を用いた梱包方法に関
する。
子部品をリール状に梱包する際に用いられる梱包用テー
プ部材及びその梱包用テープ部材を用いた梱包方法に関
する。
【従来の技術】一般に、ＬＳＩ等の電子部品を梱包する
方法として、図９に示すように、電子部品をエンボスキ
ャリアテープと呼ばれる梱包用テープ部材１に収容し
て、これをリール２に巻き取る梱包方法が知られ、電子
部品を基板等に実装する作業が自動化されている昨今で
は、自動機に適応しやすいこの梱包方法を用いることが
主流となっている。従来の梱包用テープ部材１は、図１
０に示すように、一定間隔毎に電子部品等の被梱包物
３，３…が収容される収容凹部４，４…を有するテープ
基材５と、収容凹部の開口部６，６…を閉鎖するように
テープ基材５に重ね合わされるカバーテープ７とを備え
て構成されており、収容凹部４，４…は塩化ビニルとい
ったプラスチック素材からなるテープ基材５にエンボス
加工（押出加工）を施すことにより形成されている。
尚、梱包の際には、電子部品等の被梱包物３を収容凹部
４に収容した状態で、テープ基材５に、テープ基材５と
同じくプラスチック素材からなるカバーテープ７を重ね
合わせた後、テープ基材５とカバーテープ７との接合端
面を溶着させて被梱包物を梱包用テープ部材１内に収容
するようになっている。
方法として、図９に示すように、電子部品をエンボスキ
ャリアテープと呼ばれる梱包用テープ部材１に収容し
て、これをリール２に巻き取る梱包方法が知られ、電子
部品を基板等に実装する作業が自動化されている昨今で
は、自動機に適応しやすいこの梱包方法を用いることが
主流となっている。従来の梱包用テープ部材１は、図１
０に示すように、一定間隔毎に電子部品等の被梱包物
３，３…が収容される収容凹部４，４…を有するテープ
基材５と、収容凹部の開口部６，６…を閉鎖するように
テープ基材５に重ね合わされるカバーテープ７とを備え
て構成されており、収容凹部４，４…は塩化ビニルとい
ったプラスチック素材からなるテープ基材５にエンボス
加工（押出加工）を施すことにより形成されている。
尚、梱包の際には、電子部品等の被梱包物３を収容凹部
４に収容した状態で、テープ基材５に、テープ基材５と
同じくプラスチック素材からなるカバーテープ７を重ね
合わせた後、テープ基材５とカバーテープ７との接合端
面を溶着させて被梱包物を梱包用テープ部材１内に収容
するようになっている。
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、梱包用
テープ部材内に収容された電子部品等を実装（使用）し
た後は、これらの梱包用テープ部材は焼却或いは廃棄処
分にされており、梱包用テープ部材を構成するテープ基
材やカバーテープがポリエチレンやポリプロピレンとい
ったプラスチック素材により形成されている上述のよう
な従来の梱包用テープ部材では、焼却時に有害な物質を
発生する、或いはゴミを廃棄する際のゴミ処理（埋め立
て）場の不足等、環境上の問題があった。また、上記問
題の対策として、図１１に示すように、有害性の少ない
紙製のテープ基材８に露出孔９を穿孔し、この露出孔９
の上に電子部品３をマウントし、その電子部品３の腹部
を露出孔９より露出させた粘着テープ１０に貼着させて
固定し、これをリールに巻き取らせる梱包用テープ部材
１１が知られているが、この梱包用テープ部材１１は、
エンボスキャリアテープ１と異なり電子部品の形状によ
り、梱包可能な被梱包物（電子部品）３が限定されると
いう欠点があった。本発明は、このような従来の技術の
状況を鑑み、環境に優しく、あらゆる形状の被梱包物を
梱包可能な梱包用テープ部材と梱包用テープ部材を用い
た梱包方法の提供を目的とする。
テープ部材内に収容された電子部品等を実装（使用）し
た後は、これらの梱包用テープ部材は焼却或いは廃棄処
分にされており、梱包用テープ部材を構成するテープ基
材やカバーテープがポリエチレンやポリプロピレンとい
ったプラスチック素材により形成されている上述のよう
な従来の梱包用テープ部材では、焼却時に有害な物質を
発生する、或いはゴミを廃棄する際のゴミ処理（埋め立
て）場の不足等、環境上の問題があった。また、上記問
題の対策として、図１１に示すように、有害性の少ない
紙製のテープ基材８に露出孔９を穿孔し、この露出孔９
の上に電子部品３をマウントし、その電子部品３の腹部
を露出孔９より露出させた粘着テープ１０に貼着させて
固定し、これをリールに巻き取らせる梱包用テープ部材
１１が知られているが、この梱包用テープ部材１１は、
エンボスキャリアテープ１と異なり電子部品の形状によ
り、梱包可能な被梱包物（電子部品）３が限定されると
いう欠点があった。本発明は、このような従来の技術の
状況を鑑み、環境に優しく、あらゆる形状の被梱包物を
梱包可能な梱包用テープ部材と梱包用テープ部材を用い
た梱包方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明に掛かる梱
包用テープ部材の特徴は、一定間隔毎に被梱包物が収容
される収容凹部を有するテープ基材と、前記収容凹部の
開口部を閉鎖するように前記テープ基材に重ね合わされ
るカバーテープとを備えてなる梱包用テープ部材におい
て、テープ基材及びカバーテープが紙材をもって成形さ
れるとともに、紙板材を折曲加工して一面が開口した箱
状に形成した収容ポケットを、一定間隔毎に前記テープ
基材に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケットの開口部
とを連通させた状態で、前記テープ基材に固着させるこ
とにより前記収容凹部を形成したことにある。尚、収容
ポケットの開口部周縁に接着用片を突設することが好ま
しい。また、本発明に係る梱包用テープ部材を用いた梱
包方法の特徴は、紙板材を折曲加工して一面が開口した
箱状に形成した収容ポケットを、一定間隔毎に紙製のテ
ープ基材に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケットの開
口部とを連通させた状態で、前記テープ基材に固着させ
て前記収容凹部を形成し、該収容凹部に被梱包物を収容
した後、前記開口部を閉鎖するように前記テープ基材に
紙製のカバーテープを重ね合わせることにある。
解決し、所期の目的を達成するための本発明に掛かる梱
包用テープ部材の特徴は、一定間隔毎に被梱包物が収容
される収容凹部を有するテープ基材と、前記収容凹部の
開口部を閉鎖するように前記テープ基材に重ね合わされ
るカバーテープとを備えてなる梱包用テープ部材におい
て、テープ基材及びカバーテープが紙材をもって成形さ
れるとともに、紙板材を折曲加工して一面が開口した箱
状に形成した収容ポケットを、一定間隔毎に前記テープ
基材に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケットの開口部
とを連通させた状態で、前記テープ基材に固着させるこ
とにより前記収容凹部を形成したことにある。尚、収容
ポケットの開口部周縁に接着用片を突設することが好ま
しい。また、本発明に係る梱包用テープ部材を用いた梱
包方法の特徴は、紙板材を折曲加工して一面が開口した
箱状に形成した収容ポケットを、一定間隔毎に紙製のテ
ープ基材に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケットの開
口部とを連通させた状態で、前記テープ基材に固着させ
て前記収容凹部を形成し、該収容凹部に被梱包物を収容
した後、前記開口部を閉鎖するように前記テープ基材に
紙製のカバーテープを重ね合わせることにある。
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る梱包用テープ
部材の実施の形態を図１〜図６について説明する。尚、
上述の従来例と同一の部分に関しては同一符号を付して
説明する。図において、１２は梱包用テープ部材、３は
ＬＳＩ等の電子部品（被梱包物）であり、梱包用テープ
部材１２は、一定間隔毎に収容凹部１３，１３…を有す
るテープ基材１４と、カバーテープ１５とを備えて構成
されている。テープ基材１４は、図３に示すように、紙
材をもってテープ状に形成され、一定間隔毎に電子部品
３の外形に合わせて成形された挿入用孔１６，１６…が
穿孔されている。また、挿入用孔１６と開口部１７とを
連通させた状態で収容ポケット１８，１８…を固着させ
ることにより収容凹部１３，１３…が形成される。尚、
図中１９，１９…は、部品実装用自動機で実装する際の
位置合わせに使用される位置合わせ孔である。収容ポケ
ット１８は、図４に示すように、上面が開口した箱状に
形成され、その形状は収納される被梱包物（電子部品）
３の形状に合わせて成形されている。また、収納ポケッ
ト１８の開口部１７の外縁部には、接着用片２０，２０
…が突設され、この接着用片２０，２０…を接着剤をも
ってテープ基材１４に固着させることにより収容ポケッ
ト１８がテープ基材１４に固着されるようになってい
る。尚、この収容ポケット１８は、紙板材を図５に示す
ように、展開した状態で打ち抜き、これを図中の一点鎖
線に沿って折曲加工し、組み立てることにより形成され
る。ここで、２１は収容ポケットの底部を構成する底
板、２２，２２…は、周壁を構成する側面板、２３，２
３…は隣り合う側面板２２，２２の側縁部を連結する連
結接着片である。カバーテープ１５は、紙材をもってテ
ープ状に形成されている。次に、上述した梱包用テープ
部材１２を用いた梱包方法について説明する。まず、テ
ープ基材１４、収容ポケット（展開状態）１８の各部材
を、紙材をプレス（打ち抜き）加工することにより成形
し、収容ポケット（展開状態）１８を折曲加工すること
により上面が開口した箱状に形成する。次に、収容ポケ
ット１８を、挿入用孔１６と収容ポケット１８の開口部
１７が連通するように固着させ、一定間隔毎に収容凹部
１３を形成する。この収容凹部１３に被梱包物である電
子部品３を挿入した後、表面に接着剤２５が塗布された
テープ基材にカバーテープ１５を重ね合わせる。このよ
うに梱包されたものを順次リールに巻き取り梱包作業が
終了する。尚、上述の実施例では、収容ポケット１８を
直方体状に形成した例について説明したが、図６、図７
に示すように、底板２６を略十字状に形成し、底板２６
の形状に合わせて周壁を構成する側面板２７，２７、２
８，２８、２９，２９…を形成するようにするなど、収
容される電子部品（被梱包物）３の形状に合わせて収容
ポケット１８の形状を自由に決めることができる。この
場合、図８に示すように、テープ基材３０に穿孔される
挿入用孔３１の形状も電子部品３の形状に合わせて、収
納ポケット１８の開口部形状と同一に形成される。
部材の実施の形態を図１〜図６について説明する。尚、
上述の従来例と同一の部分に関しては同一符号を付して
説明する。図において、１２は梱包用テープ部材、３は
ＬＳＩ等の電子部品（被梱包物）であり、梱包用テープ
部材１２は、一定間隔毎に収容凹部１３，１３…を有す
るテープ基材１４と、カバーテープ１５とを備えて構成
されている。テープ基材１４は、図３に示すように、紙
材をもってテープ状に形成され、一定間隔毎に電子部品
３の外形に合わせて成形された挿入用孔１６，１６…が
穿孔されている。また、挿入用孔１６と開口部１７とを
連通させた状態で収容ポケット１８，１８…を固着させ
ることにより収容凹部１３，１３…が形成される。尚、
図中１９，１９…は、部品実装用自動機で実装する際の
位置合わせに使用される位置合わせ孔である。収容ポケ
ット１８は、図４に示すように、上面が開口した箱状に
形成され、その形状は収納される被梱包物（電子部品）
３の形状に合わせて成形されている。また、収納ポケッ
ト１８の開口部１７の外縁部には、接着用片２０，２０
…が突設され、この接着用片２０，２０…を接着剤をも
ってテープ基材１４に固着させることにより収容ポケッ
ト１８がテープ基材１４に固着されるようになってい
る。尚、この収容ポケット１８は、紙板材を図５に示す
ように、展開した状態で打ち抜き、これを図中の一点鎖
線に沿って折曲加工し、組み立てることにより形成され
る。ここで、２１は収容ポケットの底部を構成する底
板、２２，２２…は、周壁を構成する側面板、２３，２
３…は隣り合う側面板２２，２２の側縁部を連結する連
結接着片である。カバーテープ１５は、紙材をもってテ
ープ状に形成されている。次に、上述した梱包用テープ
部材１２を用いた梱包方法について説明する。まず、テ
ープ基材１４、収容ポケット（展開状態）１８の各部材
を、紙材をプレス（打ち抜き）加工することにより成形
し、収容ポケット（展開状態）１８を折曲加工すること
により上面が開口した箱状に形成する。次に、収容ポケ
ット１８を、挿入用孔１６と収容ポケット１８の開口部
１７が連通するように固着させ、一定間隔毎に収容凹部
１３を形成する。この収容凹部１３に被梱包物である電
子部品３を挿入した後、表面に接着剤２５が塗布された
テープ基材にカバーテープ１５を重ね合わせる。このよ
うに梱包されたものを順次リールに巻き取り梱包作業が
終了する。尚、上述の実施例では、収容ポケット１８を
直方体状に形成した例について説明したが、図６、図７
に示すように、底板２６を略十字状に形成し、底板２６
の形状に合わせて周壁を構成する側面板２７，２７、２
８，２８、２９，２９…を形成するようにするなど、収
容される電子部品（被梱包物）３の形状に合わせて収容
ポケット１８の形状を自由に決めることができる。この
場合、図８に示すように、テープ基材３０に穿孔される
挿入用孔３１の形状も電子部品３の形状に合わせて、収
納ポケット１８の開口部形状と同一に形成される。
【発明の効果】上述のように、本発明に係る梱包用テー
プ部材は、一定間隔毎に被梱包物が収容される収容凹部
を有するテープ基材と、前記収容凹部の開口部を閉鎖す
るように前記テープ基材に重ね合わされるカバーテープ
とを備えてなる梱包用テープ部材において、テープ基材
及びカバーテープが紙材をもって成形されるとともに、
紙板材を折曲加工して一面が開口した箱状に形成した収
容ポケットを、一定間隔毎に前記テープ基材に穿孔され
た挿入用孔と前記収容ポケットの開口部とを連通させた
状態で、前記テープ基材に固着させることにより前記収
容凹部を形成したことにより、電子部品等の被梱包物を
実装（使用）した後、梱包用テープ部材が焼却処分、或
いは廃棄処分になっても各部が紙材をもって構成されて
いるので有害な物質を発生する等のことがなく、環境に
優しい、また、被梱包物の形状に合わせて収容ポケット
の形状を決められるので多種多様な被梱包物に対応する
ことができる。また、収容ポケットの開口部周縁に接着
用片を突設したことにより、好適に収容凹部を形成する
ことができ、収容凹部の強度も確保することができる。
本発明に係る梱包用テープ部材を用いた梱包方法は、紙
板材を折曲加工して一面が開口した箱状に形成した収容
ポケットを、一定間隔毎に紙製のテープ基材に穿孔され
た挿入用孔と前記収容ポケットの開口部とを連通させた
状態で、前記テープ基材に固着させて前記収容凹部を形
成し、該収容凹部に被梱包物を収容した後、前記開口部
を閉鎖するように前記テープ基材に紙製のカバーテープ
を重ね合わせることにより、使用後に焼却や廃棄されて
も有害物質を発生しないので環境に優しく、また、多種
多様な被梱包物の形状に対応して好適に梱包することが
できる。
プ部材は、一定間隔毎に被梱包物が収容される収容凹部
を有するテープ基材と、前記収容凹部の開口部を閉鎖す
るように前記テープ基材に重ね合わされるカバーテープ
とを備えてなる梱包用テープ部材において、テープ基材
及びカバーテープが紙材をもって成形されるとともに、
紙板材を折曲加工して一面が開口した箱状に形成した収
容ポケットを、一定間隔毎に前記テープ基材に穿孔され
た挿入用孔と前記収容ポケットの開口部とを連通させた
状態で、前記テープ基材に固着させることにより前記収
容凹部を形成したことにより、電子部品等の被梱包物を
実装（使用）した後、梱包用テープ部材が焼却処分、或
いは廃棄処分になっても各部が紙材をもって構成されて
いるので有害な物質を発生する等のことがなく、環境に
優しい、また、被梱包物の形状に合わせて収容ポケット
の形状を決められるので多種多様な被梱包物に対応する
ことができる。また、収容ポケットの開口部周縁に接着
用片を突設したことにより、好適に収容凹部を形成する
ことができ、収容凹部の強度も確保することができる。
本発明に係る梱包用テープ部材を用いた梱包方法は、紙
板材を折曲加工して一面が開口した箱状に形成した収容
ポケットを、一定間隔毎に紙製のテープ基材に穿孔され
た挿入用孔と前記収容ポケットの開口部とを連通させた
状態で、前記テープ基材に固着させて前記収容凹部を形
成し、該収容凹部に被梱包物を収容した後、前記開口部
を閉鎖するように前記テープ基材に紙製のカバーテープ
を重ね合わせることにより、使用後に焼却や廃棄されて
も有害物質を発生しないので環境に優しく、また、多種
多様な被梱包物の形状に対応して好適に梱包することが
できる。
【図１】本発明に係る梱包用テープ部材の実施の一例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図２】同上の組立てた状態の縦断面図である。
【図３】同上のテープ基材を示す斜視図である。
【図４】同上の収納ポケットを示す斜視図である。
【図５】同上の収納ポケットの展開図である。
【図６】他の実施例に掛かる収納ポケットを示す斜視図
である。
である。
【図７】同上の収納ポケットの展開図である。
【図８】他の実施例に係るテープ基材を示す斜視図であ
る。
る。
【図９】従来の梱包用テープ部材を用いた梱包を示す側
面図である。
面図である。
【図１０】同上の梱包用テープ部材を示す縦断面図であ
る。
る。
【図１１】従来の梱包用テープ部材の他の一例を示す縦
断面図である。
断面図である。
１２ 梱包用テープ部材 １３ 収容凹部 １４ テープ基材 １５ カバーテープ １６ 挿入用孔 １７ 開口部 １８ 収容ポケット １９ 位置合わせ孔 ２０ 接着用片 ２１ 底板 ２２ 側面板 ２３ 連結接着片 ２５ 接着剤 ２６ 底板 ２７，２８，２９ 側面板 ３０ テープ基材 ３１ 挿入用孔
【手続補正書】
【提出日】平成１３年６月８日（２００１．６．８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 梱包用テープ部材及び梱包用テープ部
材を用いた梱包方法
材を用いた梱包方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にＬＳＩ等の電
子部品をリール状に梱包する際に用いられる梱包用テー
プ部材及びその梱包用テープ部材を用いた梱包方法に関
する。
子部品をリール状に梱包する際に用いられる梱包用テー
プ部材及びその梱包用テープ部材を用いた梱包方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ＬＳＩ等の電子部品を梱包する
方法として、図９に示すように、電子部品をエンボスキ
ャリアテープと呼ばれる梱包用テープ部材１に収容し
て、これをリール２に巻き取る梱包方法が知られ、電子
部品を基板等に実装する作業が自動化されている昨今で
は、自動機に適応しやすいこの梱包方法を用いることが
主流となっている。
方法として、図９に示すように、電子部品をエンボスキ
ャリアテープと呼ばれる梱包用テープ部材１に収容し
て、これをリール２に巻き取る梱包方法が知られ、電子
部品を基板等に実装する作業が自動化されている昨今で
は、自動機に適応しやすいこの梱包方法を用いることが
主流となっている。
【０００３】従来の梱包用テープ部材１は、図１０に示
すように、一定間隔毎に電子部品等の被梱包物３，３…
が収容される収容凹部４，４…を有するテープ基材５
と、収容凹部の開口部６，６…を閉鎖するようにテープ
基材５に重ね合わされるカバーテープ７とを備えて構成
されており、収容凹部４，４…は塩化ビニルといったプ
ラスチック素材からなるテープ基材５にエンボス加工
（押出加工）を施すことにより形成されている。
すように、一定間隔毎に電子部品等の被梱包物３，３…
が収容される収容凹部４，４…を有するテープ基材５
と、収容凹部の開口部６，６…を閉鎖するようにテープ
基材５に重ね合わされるカバーテープ７とを備えて構成
されており、収容凹部４，４…は塩化ビニルといったプ
ラスチック素材からなるテープ基材５にエンボス加工
（押出加工）を施すことにより形成されている。
【０００４】尚、梱包の際には、電子部品等の被梱包物
３を収容凹部４に収容した状態で、テープ基材５に、テ
ープ基材５と同じくプラスチック素材からなるカバーテ
ープ７を重ね合わせた後、テープ基材５とカバーテープ
７との接合端面を溶着させて被梱包物を梱包用テープ部
材１内に収容するようになっている。
３を収容凹部４に収容した状態で、テープ基材５に、テ
ープ基材５と同じくプラスチック素材からなるカバーテ
ープ７を重ね合わせた後、テープ基材５とカバーテープ
７との接合端面を溶着させて被梱包物を梱包用テープ部
材１内に収容するようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、梱包用
テープ部材内に収容された電子部品等を実装（使用）し
た後は、これらの梱包用テープ部材は焼却或いは廃棄処
分にされており、梱包用テープ部材を構成するテープ基
材やカバーテープがポリエチレンやポリプロピレンとい
ったプラスチック素材により形成されている上述のよう
な従来の梱包用テープ部材では、焼却時に有害な物質を
発生する、或いはゴミを廃棄する際のゴミ処理（埋め立
て）場の不足等、環境上の問題があった。
テープ部材内に収容された電子部品等を実装（使用）し
た後は、これらの梱包用テープ部材は焼却或いは廃棄処
分にされており、梱包用テープ部材を構成するテープ基
材やカバーテープがポリエチレンやポリプロピレンとい
ったプラスチック素材により形成されている上述のよう
な従来の梱包用テープ部材では、焼却時に有害な物質を
発生する、或いはゴミを廃棄する際のゴミ処理（埋め立
て）場の不足等、環境上の問題があった。
【０００６】また、上記問題の対策として、図１１に示
すように、有害性の少ない紙製のテープ基材８に露出孔
９を穿孔し、この露出孔９の上に電子部品３をマウント
し、その電子部品３の腹部を露出孔９より露出させた粘
着テープ１０に貼着させて固定し、これをリールに巻き
取らせる梱包用テープ部材１１が知られているが、この
梱包用テープ部材１１は、エンボスキャリアテープ１と
異なり電子部品の形状により、梱包可能な被梱包物（電
子部品）３が限定されるという欠点があった。
すように、有害性の少ない紙製のテープ基材８に露出孔
９を穿孔し、この露出孔９の上に電子部品３をマウント
し、その電子部品３の腹部を露出孔９より露出させた粘
着テープ１０に貼着させて固定し、これをリールに巻き
取らせる梱包用テープ部材１１が知られているが、この
梱包用テープ部材１１は、エンボスキャリアテープ１と
異なり電子部品の形状により、梱包可能な被梱包物（電
子部品）３が限定されるという欠点があった。
【０００７】本発明は、このような従来の技術の状況を
鑑み、環境に優しく、あらゆる形状の被梱包物を梱包可
能な梱包用テープ部材と梱包用テープ部材を用いた梱包
方法の提供を目的とする。
鑑み、環境に優しく、あらゆる形状の被梱包物を梱包可
能な梱包用テープ部材と梱包用テープ部材を用いた梱包
方法の提供を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明に掛かる梱
包用テープ部材の特徴は、一定間隔毎に被梱包物が収容
される収容凹部を有するテープ基材と、前記収容凹部の
開口部を閉鎖するように前記テープ基材に重ね合わされ
るカバーテープとを備えてなる梱包用テープ部材におい
て、テープ基材及びカバーテープが紙材をもって成形さ
れるとともに、紙板材を折曲加工して一面が開口した箱
状に形成した収容ポケットを、一定間隔毎に前記テープ
基材に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケットの開口部
とを連通させた状態で、前記テープ基材に固着させるこ
とにより前記収容凹部を形成したことにある。
解決し、所期の目的を達成するための本発明に掛かる梱
包用テープ部材の特徴は、一定間隔毎に被梱包物が収容
される収容凹部を有するテープ基材と、前記収容凹部の
開口部を閉鎖するように前記テープ基材に重ね合わされ
るカバーテープとを備えてなる梱包用テープ部材におい
て、テープ基材及びカバーテープが紙材をもって成形さ
れるとともに、紙板材を折曲加工して一面が開口した箱
状に形成した収容ポケットを、一定間隔毎に前記テープ
基材に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケットの開口部
とを連通させた状態で、前記テープ基材に固着させるこ
とにより前記収容凹部を形成したことにある。
【０００９】尚、収容ポケットの開口部周縁に接着用片
を突設することが好ましい。
を突設することが好ましい。
【００１０】また、本発明に係る梱包用テープ部材を用
いた梱包方法の特徴は、紙板材を折曲加工して一面が開
口した箱状に形成した収容ポケットを、一定間隔毎に紙
製のテープ基材に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケッ
トの開口部とを連通させた状態で、前記テープ基材に固
着させて前記収容凹部を形成し、該収容凹部に被梱包物
を収容した後、前記開口部を閉鎖するように前記テープ
基材に紙製のカバーテープを重ね合わせることにある。
いた梱包方法の特徴は、紙板材を折曲加工して一面が開
口した箱状に形成した収容ポケットを、一定間隔毎に紙
製のテープ基材に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケッ
トの開口部とを連通させた状態で、前記テープ基材に固
着させて前記収容凹部を形成し、該収容凹部に被梱包物
を収容した後、前記開口部を閉鎖するように前記テープ
基材に紙製のカバーテープを重ね合わせることにある。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る梱包用テープ
部材の実施の形態を図１〜図６について説明する。尚、
上述の従来例と同一の部分に関しては同一符号を付して
説明する。
部材の実施の形態を図１〜図６について説明する。尚、
上述の従来例と同一の部分に関しては同一符号を付して
説明する。
【００１２】図において、１２は梱包用テープ部材、３
はＬＳＩ等の電子部品（被梱包物）であり、梱包用テー
プ部材１２は、一定間隔毎に収容凹部１３，１３…を有
するテープ基材１４と、カバーテープ１５とを備えて構
成されている。
はＬＳＩ等の電子部品（被梱包物）であり、梱包用テー
プ部材１２は、一定間隔毎に収容凹部１３，１３…を有
するテープ基材１４と、カバーテープ１５とを備えて構
成されている。
【００１３】テープ基材１４は、図３に示すように、紙
材をもってテープ状に形成され、一定間隔毎に電子部品
３の外形に合わせて成形された挿入用孔１６，１６…が
穿孔されている。また、挿入用孔１６と開口部１７とを
連通させた状態で収容ポケット１８，１８…を固着させ
ることにより収容凹部１３，１３…が形成される。尚、
図中１９，１９…は、部品実装用自動機で実装する際の
位置合わせに使用される位置合わせ孔である。
材をもってテープ状に形成され、一定間隔毎に電子部品
３の外形に合わせて成形された挿入用孔１６，１６…が
穿孔されている。また、挿入用孔１６と開口部１７とを
連通させた状態で収容ポケット１８，１８…を固着させ
ることにより収容凹部１３，１３…が形成される。尚、
図中１９，１９…は、部品実装用自動機で実装する際の
位置合わせに使用される位置合わせ孔である。
【００１４】収容ポケット１８は、図４に示すように、
上面が開口した箱状に形成され、その形状は収納される
被梱包物（電子部品）３の形状に合わせて成形されてい
る。また、収納ポケット１８の開口部１７の外縁部に
は、接着用片２０，２０…が突設され、この接着用片２
０，２０…を接着剤をもってテープ基材１４に固着させ
ることにより収容ポケット１８がテープ基材１４に固着
されるようになっている。尚、この収容ポケット１８
は、紙板材を図５に示すように、展開した状態で打ち抜
き、これを図中の一点鎖線に沿って折曲加工し、組み立
てることにより形成される。ここで、２１は収容ポケッ
トの底部を構成する底板、２２，２２…は、周壁を構成
する側面板、２３，２３…は隣り合う側面板２２，２２
の側縁部を連結する連結接着片である。
上面が開口した箱状に形成され、その形状は収納される
被梱包物（電子部品）３の形状に合わせて成形されてい
る。また、収納ポケット１８の開口部１７の外縁部に
は、接着用片２０，２０…が突設され、この接着用片２
０，２０…を接着剤をもってテープ基材１４に固着させ
ることにより収容ポケット１８がテープ基材１４に固着
されるようになっている。尚、この収容ポケット１８
は、紙板材を図５に示すように、展開した状態で打ち抜
き、これを図中の一点鎖線に沿って折曲加工し、組み立
てることにより形成される。ここで、２１は収容ポケッ
トの底部を構成する底板、２２，２２…は、周壁を構成
する側面板、２３，２３…は隣り合う側面板２２，２２
の側縁部を連結する連結接着片である。
【００１５】カバーテープ１５は、紙材をもってテープ
状に形成されている。
状に形成されている。
【００１６】次に、上述した梱包用テープ部材１２を用
いた梱包方法について説明する。
いた梱包方法について説明する。
【００１７】まず、テープ基材１４、収容ポケット（展
開状態）１８の各部材を、紙材をプレス（打ち抜き）加
工することにより成形し、収容ポケット（展開状態）１
８を折曲加工することにより上面が開口した箱状に形成
する。
開状態）１８の各部材を、紙材をプレス（打ち抜き）加
工することにより成形し、収容ポケット（展開状態）１
８を折曲加工することにより上面が開口した箱状に形成
する。
【００１８】次に、収容ポケット１８を、挿入用孔１６
と収容ポケット１８の開口部１７が連通するように固着
させ、一定間隔毎に収容凹部１３を形成する。
と収容ポケット１８の開口部１７が連通するように固着
させ、一定間隔毎に収容凹部１３を形成する。
【００１９】この収容凹部１３に被梱包物である電子部
品３を挿入した後、表面に接着剤２５が塗布されたテー
プ基材にカバーテープ１５を重ね合わせる。
品３を挿入した後、表面に接着剤２５が塗布されたテー
プ基材にカバーテープ１５を重ね合わせる。
【００２０】このように梱包されたものを順次リールに
巻き取り梱包作業が終了する。
巻き取り梱包作業が終了する。
【００２１】尚、上述の実施例では、収容ポケット１８
を直方体状に形成した例について説明したが、図６、図
７に示すように、底板２６を略十字状に形成し、底板２
６の形状に合わせて周壁を構成する側面板２７，２７、
２８，２８、２９，２９…を形成するようにするなど、
収容される電子部品（被梱包物）３の形状に合わせて収
容ポケット１８の形状を自由に決めることができる。こ
の場合、図８に示すように、テープ基材３０に穿孔され
る挿入用孔３１の形状も電子部品３の形状に合わせて、
収納ポケット１８の開口部形状と同一に形成される。
を直方体状に形成した例について説明したが、図６、図
７に示すように、底板２６を略十字状に形成し、底板２
６の形状に合わせて周壁を構成する側面板２７，２７、
２８，２８、２９，２９…を形成するようにするなど、
収容される電子部品（被梱包物）３の形状に合わせて収
容ポケット１８の形状を自由に決めることができる。こ
の場合、図８に示すように、テープ基材３０に穿孔され
る挿入用孔３１の形状も電子部品３の形状に合わせて、
収納ポケット１８の開口部形状と同一に形成される。
【００２２】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る梱包用テー
プ部材は、一定間隔毎に被梱包物が収容される収容凹部
を有するテープ基材と、前記収容凹部の開口部を閉鎖す
るように前記テープ基材に重ね合わされるカバーテープ
とを備えてなる梱包用テープ部材において、テープ基材
及びカバーテープが紙材をもって成形されるとともに、
紙板材を折曲加工して一面が開口した箱状に形成した収
容ポケットを、一定間隔毎に前記テープ基材に穿孔され
た挿入用孔と前記収容ポケットの開口部とを連通させた
状態で、前記テープ基材に固着させることにより前記収
容凹部を形成したことにより、電子部品等の被梱包物を
実装（使用）した後、梱包用テープ部材が焼却処分、或
いは廃棄処分になっても各部が紙材をもって構成されて
いるので有害な物質を発生する等のことがなく、環境に
優しい、また、被梱包物の形状に合わせて収容ポケット
の形状を決められるので多種多様な被梱包物に対応する
ことができる。
プ部材は、一定間隔毎に被梱包物が収容される収容凹部
を有するテープ基材と、前記収容凹部の開口部を閉鎖す
るように前記テープ基材に重ね合わされるカバーテープ
とを備えてなる梱包用テープ部材において、テープ基材
及びカバーテープが紙材をもって成形されるとともに、
紙板材を折曲加工して一面が開口した箱状に形成した収
容ポケットを、一定間隔毎に前記テープ基材に穿孔され
た挿入用孔と前記収容ポケットの開口部とを連通させた
状態で、前記テープ基材に固着させることにより前記収
容凹部を形成したことにより、電子部品等の被梱包物を
実装（使用）した後、梱包用テープ部材が焼却処分、或
いは廃棄処分になっても各部が紙材をもって構成されて
いるので有害な物質を発生する等のことがなく、環境に
優しい、また、被梱包物の形状に合わせて収容ポケット
の形状を決められるので多種多様な被梱包物に対応する
ことができる。
【００２３】また、収容ポケットの開口部周縁に接着用
片を突設したことにより、好適に収容凹部を形成するこ
とができ、収容凹部の強度も確保することができる。
片を突設したことにより、好適に収容凹部を形成するこ
とができ、収容凹部の強度も確保することができる。
【００２４】本発明に係る梱包用テープ部材を用いた梱
包方法は、紙板材を折曲加工して一面が開口した箱状に
形成した収容ポケットを、一定間隔毎に紙製のテープ基
材に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケットの開口部と
を連通させた状態で、前記テープ基材に固着させて前記
収容凹部を形成し、該収容凹部に被梱包物を収容した
後、前記開口部を閉鎖するように前記テープ基材に紙製
のカバーテープを重ね合わせることにより、使用後に焼
却や廃棄されても有害物質を発生しないので環境に優し
く、また、多種多様な被梱包物の形状に対応して好適に
梱包することができる。
包方法は、紙板材を折曲加工して一面が開口した箱状に
形成した収容ポケットを、一定間隔毎に紙製のテープ基
材に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケットの開口部と
を連通させた状態で、前記テープ基材に固着させて前記
収容凹部を形成し、該収容凹部に被梱包物を収容した
後、前記開口部を閉鎖するように前記テープ基材に紙製
のカバーテープを重ね合わせることにより、使用後に焼
却や廃棄されても有害物質を発生しないので環境に優し
く、また、多種多様な被梱包物の形状に対応して好適に
梱包することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る梱包用テープ部材の実施の一例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図２】同上の組立てた状態の縦断面図である。
【図３】同上のテープ基材を示す斜視図である。
【図４】同上の収納ポケットを示す斜視図である。
【図５】同上の収納ポケットの展開図である。
【図６】他の実施例に掛かる収納ポケットを示す斜視図
である。
である。
【図７】同上の収納ポケットの展開図である。
【図８】他の実施例に係るテープ基材を示す斜視図であ
る。
る。
【図９】従来の梱包用テープ部材を用いた梱包を示す側
面図である。
面図である。
【図１０】同上の梱包用テープ部材を示す縦断面図であ
る。
る。
【図１１】従来の梱包用テープ部材の他の一例を示す縦
断面図である。
断面図である。
【符号の説明】 １２ 梱包用テープ部材 １３ 収容凹部 １４ テープ基材 １５ カバーテープ １６ 挿入用孔 １７ 開口部 １８ 収容ポケット １９ 位置合わせ孔 ２０ 接着用片 ２１ 底板 ２２ 側面板 ２３ 連結接着片 ２５ 接着剤 ２６ 底板 ２７，２８，２９ 側面板 ３０ テープ基材 ３１ 挿入用孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E067 AA24 AB41 AC04 BA33A BB01A BC06A EA32 EB27 EC40 EE46 FA01 FC01 GD10 3E096 AA06 BA08 BB08 CA15 CC01 DA17 DA30 DC03 EA01X EA01Y FA40 GA01 GA07
Claims (3)
- 【請求項１】一定間隔毎に被梱包物が収容される収容凹
部を有するテープ基材と、前記収容凹部の開口部を閉鎖
するように前記テープ基材に重ね合わされるカバーテー
プとを備えてなる梱包用テープ部材において、 テープ基材及びカバーテープが紙材をもって成形される
とともに、紙板材を折曲加工して一面が開口した箱状に
形成した収容ポケットを、一定間隔毎に前記テープ基材
に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケットの開口部とを
連通させた状態で、前記テープ基材に固着させることに
より前記収容凹部を形成したことを特徴としてなる梱包
用テープ部材。 - 【請求項２】収容ポケットの開口部周縁に接着用片を突
設した請求項１に記載の梱包用テープ部材。 - 【請求項３】紙板材を折曲加工して一面が開口した箱状
に形成した収容ポケットを、一定間隔毎に紙製のテープ
基材に穿孔された挿入用孔と前記収容ポケットの開口部
とを連通させた状態で、前記テープ基材に固着させて前
記収容凹部を形成し、該収容凹部に被梱包物を収容した
後、前記開口部を閉鎖するように前記テープ基材に紙製
のカバーテープを重ね合わせることを特徴としてなる梱
包用テープ部材を用いた梱包方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001173766A JP2002362623A (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | 梱包用テープ部材及び梱包用テープ部材を用いた梱包方法 |
| US10/092,763 US6681937B2 (en) | 2001-06-08 | 2002-03-07 | Packing tape composition and packing method using the packing tape composition |
| EP02012505A EP1264779B1 (en) | 2001-06-08 | 2002-06-04 | Packing tape assembly and packing method using the packing tape assembly |
| DE60214281T DE60214281T2 (de) | 2001-06-08 | 2002-06-04 | Verpackungsbahnanordnung und Verpackungsverfahren mittels dieser Verpackungsbahnanordnung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001173766A JP2002362623A (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | 梱包用テープ部材及び梱包用テープ部材を用いた梱包方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002362623A true JP2002362623A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19015170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001173766A Pending JP2002362623A (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | 梱包用テープ部材及び梱包用テープ部材を用いた梱包方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6681937B2 (ja) |
| EP (1) | EP1264779B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002362623A (ja) |
| DE (1) | DE60214281T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008174252A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Murata Mfg Co Ltd | チップ型電子部品の収納テープおよびテーピング電子部品連の製造方法 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10351960A1 (de) * | 2003-11-07 | 2005-06-09 | Siemens Ag | Transportband eines Bestückautomaten |
| WO2005082737A1 (en) | 2004-01-29 | 2005-09-09 | Infineon Technologies Ag | Carrier tape for electronic components |
| DE102005054109A1 (de) * | 2005-04-19 | 2006-10-26 | Hirschmann Automotive Gmbh | Zündeinheit einer sicherheitstechnischen Einrichtung |
| KR100771888B1 (ko) * | 2006-10-17 | 2007-11-01 | 삼성전자주식회사 | 캐리어 테이프 및 그를 이용한 반도체 소자의 포장 방법 |
| CN103693290A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-04-02 | 苏州康铂塑料科技有限公司 | 一种用具有可替换安装腔的电子元器件包装带 |
| US10315821B2 (en) | 2016-11-15 | 2019-06-11 | Nxp B.V. | Component carrier |
| DE102019134894A1 (de) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Verpackungssystem zur Aufnahme von unterschiedlichen Bauelementen |
| CN113468900B (zh) * | 2020-07-21 | 2024-05-24 | 纳思达股份有限公司 | 一种数据读写方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL8005051A (nl) | 1980-09-08 | 1982-04-01 | Philips Nv | Verpakking voor elektrische en/of elektronische onderdelen. |
| MY103125A (en) * | 1987-07-24 | 1993-04-30 | Lintec Corp | Cover tape for sealing chip-holding parts of carrier tape |
| US5085362A (en) * | 1991-01-16 | 1992-02-04 | Atmel Corporation | Gravity-held alignment member for manufacture of a leadless chip carrier |
| US5203143A (en) * | 1992-03-28 | 1993-04-20 | Tempo G | Multiple and split pressure sensitive adhesive stratums for carrier tape packaging system |
| US5360110A (en) | 1992-09-14 | 1994-11-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Component container |
| US6016918A (en) * | 1998-08-18 | 2000-01-25 | Dial Tool Industries, Inc. | Part carrier strip |
-
2001
- 2001-06-08 JP JP2001173766A patent/JP2002362623A/ja active Pending
-
2002
- 2002-03-07 US US10/092,763 patent/US6681937B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-06-04 EP EP02012505A patent/EP1264779B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-06-04 DE DE60214281T patent/DE60214281T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008174252A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Murata Mfg Co Ltd | チップ型電子部品の収納テープおよびテーピング電子部品連の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6681937B2 (en) | 2004-01-27 |
| DE60214281T2 (de) | 2007-08-30 |
| US20020185408A1 (en) | 2002-12-12 |
| DE60214281D1 (de) | 2006-10-12 |
| EP1264779B1 (en) | 2006-08-30 |
| EP1264779A1 (en) | 2002-12-11 |
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