JP2002361812A - 多層樹脂延伸フイルム - Google Patents

多層樹脂延伸フイルム

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JP2002361812A JP2001177326A JP2001177326A JP2002361812A JP 2002361812 A JP2002361812 A JP 2002361812A JP 2001177326 A JP2001177326 A JP 2001177326A JP 2001177326 A JP2001177326 A JP 2001177326A JP 2002361812 A JP2002361812 A JP 2002361812A
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multilayer resin
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JP2001177326A
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Masatsuki Yamanaka
昌月 山中
Kazuyuki Kimura
和幸 木村
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Yupo Corp
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    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枚葉でのオフセット印刷性、容器との低温熱
シール性、開封性、優れた、ポリプロピレン系樹脂を素
材とした不透明な多層樹脂延伸フイルム、及びこれを用
いたリサイクル性に優れたブリスターパックを提供す
る。 【解決手段】 プロピレン系重合体(A)40〜90重
量%、無機及び/又は有機の微細粉末(B)10〜60
重量%を含有する1軸延伸フイルム基材層(イ)の少な
くとも片面に、プロピレン系ランダム共重合体(C)7
0〜95重量%、帯電防止剤(D)5〜30重量%を含
有する印刷可能な1軸延伸フイルム表面層(ロ)を有す
る、熱及び/又は溶断でシール可能な不透明度が70%
以上の多層樹脂延伸フイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不透明度が70%
以上で熱及び/又は溶断でシール可能な多層樹脂延伸フ
イルムに関するものであり、更に該多層樹脂延伸フイル
ムを用いたリサイクルが容易なブリスターパックに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、日用品、文具などを収容するブリ
スターパックの収容容器の素材には、ポリ塩化ビニルが
シートの加工性、熱成形性、物性等のバランスから主に
用いられているが、その他ポリプロピレン、ポリスチレ
ン等も用いられている。これらブリスターパック容器の
厚さは、ブリスターの形状保持のため、一般的には0.
2〜1mmと比較的厚いリジットな容器として用いられ
ている。しかしながら使用後の廃棄において、燃焼時の
排ガスが社会的問題となっている。また、ブリスター容
器に商品を収容した後に熱シール及び/又は溶断シール
して使用する蓋体として使用する台紙には、両面に印刷
された天然紙やアルミ箔を基材としてその片面にヒート
シール材が塗工されたものやラミネートされたものが多
く使用されている。これら従来の台紙は、収容商品を取
り出す際の開封に際して、熱シールされた天然紙やアル
ミ箔が容器の外周部に残るため、使用後に於いてのブリ
スター容器のリサイクルは困難であり、焼却処理されて
いるのが現状である。
【0003】また、最近では熱可塑性樹脂を素材とする
台紙を使用したブリスターパックも提供されていおり、
これらは蓋体素材や容器外周部の表面等に低温熱シール
可能な樹脂を、共押出し成形したもの、又はラミネート
したもの、あるいは熱シール剤を塗布したものが挙げら
れるが、これらシールに用いる樹脂は殆どが容器樹脂と
は異なるので使用済みの容器及び台紙を再生化する際に
異物となったり、変色するのでリサイクルが困難となっ
て、大部分の使用後の容器及び/又は台紙は焼却等によ
り廃棄されている。更には、ブリスター容器の台紙には
両面に商品の性能、効用等の文字や図の情報を多く精細
に印刷する必要があるが、従来の素材を用いた台紙に於
いては、グラビヤ印刷、フレキソ印刷等で印刷されてお
り、高精細な印刷が可能な枚葉でのオフセット印刷が困
難という欠点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高精
細な印刷が可能な枚葉でのオフセット印刷性、容器との
低温熱シール性、開封性に優れた、ポリプロピレン系樹
脂を素材とした多層樹脂延伸フイルム、及び使用後のリ
サイクル性に優れたブリスターパックを提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決にするため鋭意検討を進めた結果、プロピレン系
重合体と無機微細粉末及び/又は有機フィラーとを適量
配合した樹脂からなる1軸延伸された多層樹脂延伸フイ
ルムが、本発明の目的にかなう優れた特性を有すること
を見い出し、本発明を完成するに至った。すなわち本発
明は、プロピレン系重合体(A)40〜90重量%、無
機微細粉末及び/又は有機フィラー(B)10〜60重
量%を含有する1軸延伸フイルム基材層(イ)の少なく
とも片面に、プロピレン系ランダム共重合体(C)70
〜95重量%、帯電防止剤(D)5〜30重量を含有す
る印刷可能な1軸延伸フイルム表面層(ロ)を有し、熱
及び/又は溶断で容器にシール可能な70%以上の不透
明度を有する多層樹脂延伸フイルム、である。
【0006】本発明の多層樹脂延伸フイルムの基材層
(イ)に用いる、プロピレン系重合体(A)はプロピレ
ンを主成分とする重合体であり、エチレン2〜10重量
%、及びプロピレン90〜98重量%のランダム共重合
体(a-1) ;エチレン0〜5重量%、ブテン−1:8〜3
0重量%、及びプロピレン65〜92重量%のランダム
共重合体(a-2) ;プロピレン単独重合体(a-3) であるこ
とが好ましく、無機微細粉末及び/又は有機フィラー
(B)は炭酸カルシウム、酸化チタンを主として含む配
合物であることが好ましい。
【0007】表面層(ロ)に用いるプロピレン系ランダ
ム共重合体(C)は、メタロセン触媒により重合された
プロピレン・エチレンランダム共重合体又はプロピレン
・ブテン−1ランダム共重合体であり、オルソジクロル
ベンゼンを溶媒として、40℃において抽出した抽出量
が4.0重量%以下(b-1) のものと、エチレン2〜10
重量%とプロピレン90〜98重量%とのランダム共重
合体、エチレン0〜5重量%とブテン−1:8〜30重
量%及びプロピレン65〜92重量%のランダム共重合
体であって、かつDSCによる融解ピーク温度が110
〜140℃の範囲である(b-2) 特性を有するものが好ま
しい。
【0008】更に、帯電防止剤(D)はポリプロピレン
系樹脂、芳香族環含有ポリエーテルエステルアミド、ポ
リアミド樹脂及び変性低分子量ポリプロピレンからなる
樹脂組成物が好ましい。本発明の多層樹脂延伸フイルム
の不透明度(JIS−P−8138)は70%以上、よ
り好ましくは80%以上であるのが好ましい。本発明の
ブリスターパックは、熱成形により成形された透明なポ
リプロピレン系シート容器であり、その中に商品物体を
収容し、該容器の開放面に、両面に印刷が施された本発
明の多層樹脂延伸フイルムを重ね、上面より熱及び/又
は溶断にてシールしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多層樹脂延伸フイ
ルムの実施形態について詳細に説明する。本発明の多層
樹脂延伸フイルムは基材層(イ)に表面層(ロ)を積層
した構造単位を含むフイルム台紙である。この構造単位
は基材層(イ)の両面に表面層(ロ)を積層した構造で
あってもよい。基材層(イ)はプロピレン系重合体
(A)と無機微細粉末及び/又は有機フィラー(B)を
含有するものである。基材層(イ)に使用するプロピレ
ン系重合体(A)としては、単量体としてプロピレンを
用いた重合体であればその種類は特に限定されない。プ
ロピレンのみを単独重合させたプロピレン単独重合体で
あっても、プロピレンと他の重合性単量体を共重合させ
たプロピレン共重合体であってもよい。好ましいプロピ
レン系重合体(A)は、単量体としてプロピレンを50
重量%以上、好ましくは60重量%、更により好ましく
は65重量%以上使用して共重合させた共重合体であ
る。
【0010】具体的には、エチレン2〜10重量%、及
びプロピレン90〜98重量%のランダム共重合体(a-
1) ;エチレン0〜5重量%、ブテン−1:8〜30重
量%、及びプロピレン65〜92重量%のランダム共重
合体(a-2) ;プロピレン単独重合体(a-3) を例示するこ
とが出来る。特に好ましいのはプロピレン単独重合体(a
-3) である。尚、本明細書に於いて「〜」はその前後に
記載される数値を包含する範囲を意味する。プロピレン
系重合体(A)のメルトフローレート(230℃、2.
16kg荷重)は0.5〜30g/10分の範囲である
のが好ましい。
【0011】基材層(イ)に使用する無機微細粉末とし
ては、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、焼成
クレー、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム、酸化亜
鉛、酸化マグネシウム、珪藻土、酸化珪素等を例示する
ことが出来る。中でも重質炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、を使用すれば、安価で延伸時に多くの空孔が形成さ
れ白色不透明なフイルム台紙を得るのに好ましい。有機
フィラーとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ナイロン
−6、ナイロン−6,6、環状オレフィンの単独重合体
や環状オレフィンとエチレンとの共重合体等であって、
融点が120〜300℃、ないしはガラス転移温度が1
20〜280℃を有するものを挙げることができる。中
でも環状オレフィンの単独重合体や環状オレフィンとエ
チレンとの共重合体を用いることがハンドリングの点で
好ましい。
【0012】基材層(イ)には、上記の微細粉末の中か
ら1種を選択してこれを単独で使用してもよいし、2種
以上を選択して組み合わせて使用してもよい。微細粉末
の好ましい平均粒子径の範囲は0.1〜30μmであ
る。粒子径が0.1μm以下ではプロピレン重合体に混
合したときに分散不良による凝集物の発生が多く延伸切
れの原因ともなる。また、延伸による空孔形成が困難と
なり所望の白色不透明な延伸フイルム台紙が得られな
い。平均粒子径が30μm以上では、延伸性が大きく低
下し延伸切れが多くなる。また、表面層(ロ)に突起と
して現れ、表面平滑性が低下し高精細な印刷が出来なく
なる。
【0013】表面層(ロ)に使用するプロピレン系ラン
ダム共重合体(C)は、メタロセン触媒で重合されたプ
ロピレン・エチレンランダム共重合体又はプロピレン・
ブテン−1ランダム共重合体であって、オルソジクロル
ベンゼンを溶媒として40℃において抽出した抽出量が
4.0重量%以下(b-1) のもの、及びエチレン2〜10
重量%及びプロピレン90〜98重量%のランダム共重
合体、エチレン0〜5重量%、ブテン−1:8〜30重
量%のランダム共重合体で、DSCによる融解ピーク温
度が110〜140℃の範囲であるのがブリスターパッ
ク用台紙として必要なシール強度(400g/cm以
上)を得るのに好ましい。
【0014】表面層(ロ)に使用する帯電防止剤(D)
としては、ポリプロピレン系樹脂、芳香族環含有ポリエ
ーテルエステルアミド、ポリアミド樹脂及び変性低分子
量ポリプロピレンからなる樹脂組成物が低温でのシール
強度の低下を少なくすることと、印刷適性を向上させる
点で好ましい。これら樹脂組成物は混合して使用しても
よく、また芳香族環含有ポリエーテルエステルアミド樹
脂の重合過程で変性低分子量ポリプロピレンを共重合し
て得られたものとポリアミド樹脂及びポリプロピレンを
混合したものでもよい。上記のポリアミド樹脂として
は、炭素数6〜12又はそれ以上のラクタムの開環重合
体、炭素数6〜12又はそれ以上のアミノカルボン酸の
重縮合体及び、炭素数4〜20のジカルボン酸と炭素数
6〜12の又はそれ以上のジアミンの重縮合体などが挙
げられる。
【0015】具体的には、ナイロン66、ナイロン6
9、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン6、ナ
イロン11、ナイロン12、ナイロン46等を挙げるこ
とができる。また、ナイロン6/66、ナイロン6/1
1、ナイロン6/12、ナイロン6/66/12、等の
共重合ポリアミド類も使用することができる。更には、
テレフタル酸、イソフタル酸、等の芳香族ジカルボン酸
とメタキシレンジアミン又は、脂肪酸ジアミンから得ら
れる芳香族含有ポリアミド類等が挙げられる。これらの
中でも特に好ましいものはナイロン66、ナイロン6、
ナイロン12である。
【0016】帯電防止剤(D)における芳香族環含有ポ
リエーテルエステルアミドの含有量は、通常40〜90
重量%、好ましくは45〜80重量%の範囲である。上
記成分が40重量%以下では帯電防止性能がでず、また
90重量%以上ではフイルム成形性が低下する。また、
ポリプロピレン及び変性低分子量ポリプロピレンの含有
量、及びポリアミド樹脂の含有量は、それぞれに通常0
〜20重量%、好ましくは1〜10重量%の範囲で調整
される。基材層(イ)は、プロピレン系重合体(A)を
40〜90重量%、無機微細粉末及び/又は有機フィラ
ー(B)10〜60重量%を含有する樹脂組成物を延伸
することにより形成する。表面層(ロ)は、プロピレン
系ランダム共重合体(C)70〜95重量%、ポリエー
テルエステルアミド系帯電防止剤(D)5〜30重量を
含有する樹脂組成物を延伸することにより形成する。
【0017】基材層(イ)におけるプロピレン重合体
(A)は多層樹脂延伸フイルムの強度、剛性、耐熱性に
寄与するのでその配合量は40重量%以上にする。40
重量%未満では十分な強度、剛性、耐熱性が得られなく
なり、さらには延伸切れ等が発生し成形性が大きく低下
する。無機微細粉末及び/又は有機フィラー(B)は多
層樹脂延伸フイルムの不透明度に寄与するので10重量
%以上にする。10重量%未満ではブリスターパック用
台紙として必要な70%以上、より好ましい80%以上
の不透明度を有するフイルム台紙が得られない。また6
0重量%を越えて配合すると、延伸切れや膜割れ等が発
生し成形性が大きく低下する。
【0018】表面層(ロ)におけるプロピレン系ランダ
ム共重合体(C)は多層樹脂延伸フイルムの、熱及び溶
断シール強度、表面光沢度に寄与するので70重量%以
上にする。70重量%未満では熱及び溶断でのシール強
度が低下し、ブリスターパックにした場合、容器内に入
れた商品が搬送時や店で展示した時等に飛び出す危険性
が高くなる。また、光沢度も低下し、印刷した時の印刷
物の光沢感がなくなり、商品の加飾性の低下にもなる。
表面層(ロ)におけるポリエーテルエステルアミド系帯
電防止剤(D)は、印刷適性におけるインキ密着性、枚
葉オフセット印刷における給排紙性、インキ密着性に寄
与するので5重量%以上にする。30重量%をこえては
熱及び溶断でのシールされた時の容器とのシール強度の
低下が大きい。
【0019】基材層(イ)及び表面層(ロ)の樹脂組成
物には必要に応じて、熱安定剤、紫外線安定剤、酸化防
止剤、ブロッキング防止剤、核剤、滑剤、分散剤等を配
合してもよい。これらは3重量%以下の割合で配合する
のが好ましい。製造する多層樹脂延伸フイルムの全厚さ
は40〜400μmが好ましく、より好ましくは60〜
350μm、更に好ましくは80〜300μmの範囲で
ある。基材層(イ)の厚さは全厚さの50%〜80%が
好ましい。
【0020】[多層樹脂延伸フイルムの製造と加工]本
発明の多層樹脂延伸フイルムは、当業者に公知の種々の
方法を組み合わせることによって製造することができ
る。いかなる方法により製造された多層樹脂延伸フイル
ム台紙であっても、本発明で規定する条件を満たすもの
である限り本発明の範囲内に包含される。本発明の多層
樹脂延伸フイルムを構成する各層は、上記プロピレン系
重合体(A)、無機微細粉末及び/又は有機フィラー
(B)、融点が110〜140℃の範囲を有するプロピ
レン系ランダム共重合体(C)、ポリエーテルエステル
アミド系帯電防止剤(D)を所定の割合で混合し、押出
し等の方法により形成することができる。その後、積層
と1軸延伸を行うことにより本発明の多層樹脂延伸フイ
ルムを製造することができる。
【0021】本発明の多層樹脂延伸フイルムは基材層
(イ)と表面層(ロ)を別々に延伸した後に積層するこ
とによって製造してもよいし、基材層(イ)と表面層
(ロ)を積層した後にまとめて延伸して製造してもよ
い。これらの方法は適宜組み合わせることもできる。好
ましい製造方法は基材層(イ)と表面層(ロ)を積層し
た後にまとめて延伸する工程を含む方法である。別個に
延伸して積層する場合に比べると簡便であり製造コスト
も安くなる。延伸には、公知の種々の方法を使用するこ
とができる。延伸は、各層に用いる樹脂の中で一番低い
融点を有する樹脂の融点より5℃以上低い温度で行うの
が好ましい。延伸は1軸方向に延伸したものが好まし
く、ブリスターパック台紙として使用した時の収納商品
を取り出す際に台紙が1方向に直線的に引き裂かれるの
で、商品を容易に取り出すことができる。
【0022】一方、2軸方向の延伸では引き裂き方向が
一定せず商品の取り出しを容易に行う事ができない。更
に、無延伸では商品を取り出す際に台紙が容易に伸びて
しまい容易に取り出せない。またオフセット印刷の高速
での吸排紙に必要な剛性が不足する。1軸延伸の具体的
な方法としては、ロール群の周速差を利用したロール間
延伸、テンターオーブンを利用したクリップ延伸などを
挙げることができる。中でも1軸方向のロール間延伸に
よれば、延伸倍率を任意に調整して、任意の剛性、不透
明度、光沢度のフイルムを得ることが容易であるので好
ましい。延伸倍率は特に限定される物ではなく、本発明
の多層樹脂延伸フイルムの使用目的と、用いる樹脂の特
性を考慮して決定する。通常は2〜11倍の範囲内で延
伸する。中でもロールの周速差を利用したロール間延伸
では2〜7倍、熱オーブン中で行うクリップ延伸の場合
は5〜11倍で延伸することがより好ましい。
【0023】延伸後には熱処理を行うのが好ましい。熱
処理の温度は、延伸温度から延伸温度より30℃高い温
度の範囲内を選択することが好ましい。熱処理を行うこ
とにより、延伸方向の熱収縮率が低減し、製品保管時の
巻き締まりや、熱及び溶断シール時の収縮による波打ち
等が少なくなる。熱処理の方法はロール及び熱オーブン
で行うのが一般的であるが、これらを組合わせてもよ
い。これら処理は延伸したフイルムを緊張下に保持され
た状態において熱処理するのが高い処理効果が得られる
ので好ましい。また、必要に応じて表面にコロナ放電処
理やプラズマ処理を施すと、印刷インキの密着性が向上
するなどの利点があるため望ましい。更にはその上に帯
電防止剤やアンカー剤等を塗布又はコーティングして使
用してもよい。
【0024】本発明の多層樹脂延伸フイルムの表面層
(ロ)及び裏面に使用目的に応じて印刷を行うことがで
きる。印刷の種類や方法は特に限定されない。例えば公
知のビヒクルに顔料を分散したインクを用いたグラビア
印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷、オフセッ
ト印刷、シール印刷、UVオフセット印刷、オフセット
輪転印刷等の公知の印刷手段を用いて印刷することがで
きる。また金属蒸着、金属箔押し、ニスコート、溶融熱
転写印字などの印刷をすることもできが、より高精細な
印刷を行うにはオフセット印刷が好ましい。本発明の多
層樹脂延伸フイルムは、ブリスターパック用台紙に有用
であるが、ヘッダーラベルの台紙や真空パック包装用台
紙などの包装用や、ファイルバインダー、マウスパット
など事務用品の用途にも供することができる。
【0025】すなわち、本発明の多層樹脂延伸フイルム
は両面に優れた印刷適性と、片面の印刷文字や絵柄が他
方の面に透過しない不透明性をもち、かつ熱及び/又は
溶断でシールを行なった際に優れたシール強度を有する
ので、透明なポリプロピレン系シートを熱成形して得ら
れるブリスター容器の台紙として優れている。更に、ブ
リスターパックとして使用する際には、本発明の多層樹
脂延伸フイルムは一軸方向へ延伸されているので、定幅
で直線的に引き裂くことが可能であり、商品取り出しの
際の開封性にも優れる。本発明の多層樹脂延伸フイルム
のJIS−P−8138で測定された不透明度は70%
以上が好ましく、より好ましくは80%以上である。不
透明度が70%未満ではブリスターパック用台紙に使用
する場合は両面に印刷が施されるので片面に印刷された
文字や絵柄が反対面に透過して見えるために台紙裏面に
バーコードなどを印字して商品管理を行う場合にバーコ
ードの読みとり不良が生じる。
【0026】
【実施例】以下に実験例、実施例、比較例及び試験例を
挙げて本発明の特徴をさらに具体的に説明する。以下の
実施例に示す材料、使用量、割合、処理内容、処理手順
等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更すること
ができる。したがって、本発明の範囲は以下に示す具体
例により限定的に解釈されるべきものではない。以下の
実施例及び比較例で使用する材料を表1にまとめて示
す。なお、表中のMFRはメルトフローレートを意味す
る。
【0027】(実験例1) 〔芳香族環含有ポリエーテルエステルアミドの製造〕内
容量3リットルのステンレス製オートクレーブ内に、1
2−アミノデカン酸110部、アジピン酸16.3部、
イルガノックス・1010(チバガイギー社製酸化防止
剤;商品名)0.3部及び水7部を仕込みオートクレー
ブ内を窒素ガスで置換した後、220℃の温度で加圧密
閉下4時間加熱撹拌し、両末端にカルボキシル基を有す
る酸価107のポリアミドオリゴマーを117部得た。
次に、数平均分子量2,000のビスフェノールAエチ
レンオキサイド付加物225部、酢酸ジルコニル0.5
部を加え、245℃、1mmHg以下の減圧の条件下で
5時間重合し、ポリマーを得た。このポリマーをベルト
上にストランド状で取り出し、ペレタイズすることによ
ってポリエーテルエステルアミドを得た。このものの還
元粘度(ηsp/C、m−クレゾール溶媒、25℃、C
=0.5重量%)は2.1であった。
【0028】(実験例2) 〔変性低分子量ポリオレフィンの製造〕熱減成して得ら
れた数平均分子量3,000、密度0.92g/cm3
の低分子量ポリエチレン95部と無水マレイン酸5部及
びキシレン60部を窒素気流下140℃の温度で溶融
し、次いでこれにターシャリーブチルパーオキサイド
1.5部を溶かしたキシレン50%溶液を15分かけて
滴下し、その後1時間反応を行った。反応終了後、溶剤
を留去して酸変性低分子量ポリプロピレンを得た。この
ものの数平均分子量は5,000であった。
【0029】
【表1】
【0030】
【実施例1〜5及び比較例1〜4】以下の手順に従って
本発明の多層樹脂延伸フイルム(実施例1〜5)及び比
較用の多層樹脂延伸フイルム(比較例1〜4)を製造
し、さらにこれらを用いてブリスターパックを製造し
た。表2に各フイルム台紙の製造にあたって使用した材
料の種類と量(重量%)、延伸条件を、表3には得られ
たフイルムの物性及び印刷適性、ブリスターパックに加
工した時のシール強度、開封性等をまとめて示した。プ
ロピレン系重合体、メタロセン触媒より重合されたプロ
ピレン系ランダム重合体、帯電防止剤、微細粉末を混合
することによって、表2に示す配合物[A]及び[B]
を調整した。配合物[A]、配合物[B]を250℃に
設定された3台の押出機で溶融混練し、ダイ内で配合物
[A]の表裏両側に配合物[B]を積層して押出成形
し、冷却装置にて70℃まで冷却して、3層の無延伸シ
ートを得た。
【0031】形成された3層の無延伸シートを表2に示
す所定の温度に加熱した後、縦方向にロール間で表2に
示す所定の倍率で延伸し1軸延伸フイルムを得た。ただ
し、比較例1では前記同様の1軸延伸フイルムを得、次
いで155℃に加熱した後、テンター延伸機を用いて横
方向に9倍延伸して2軸延伸フイルムを得た。また、比
較例2では延伸を行わなかった。次いで得られた、無延
伸フイルム及び延伸フイルムの両面に放電処理機(春日
電機(株)製)を用いて40w/m2 ・分のコロナ放電
処理を行って多層樹脂延伸フイルムを得た。得られた多
層樹脂延伸フイルムの層厚さ、物性は表3に示すとおり
であった。これらの多層樹脂延伸フイルムの表面及び裏
面に商品名や能書き、及び表品管理を行うためのバーコ
ード等の情報をUVオフセット印刷(インキ;T&K
TOKA(株)製:商品名「ベストキュアー161
S」)を施した後、すでに歯ブラシが収容されたポリプ
ロピレンを主成分とした透明なブリスター容器用シート
の上に重ね溶断シーラー、熱シーラーでシールした。
【0032】(試験例)製造した各多層樹脂フイルム台
紙について、不透明度を測定した。また印刷適性の評価
を行なった。また製造したブリスターパックについても
容器と台紙のシール強度と開封性について評価した。各
試験の詳細は以下に示すとおりである。 1)不透明度 測定機(スガ試験機(株)社製:商品名「SMカラーコ
ンピューター」)を用いてJIS−Z−8722の測定
法で測定した。
【0033】2)印刷適性 製造した各多層樹脂延伸フイルムを菊全版(636mm
×939mm)のサイズで1000枚を、インキ(T&
K TOKA(株)社製:商品名「ベストキュアー16
1S」)を用いて、ハイデルベルグ社UVオフセット印
刷機で7000枚/分の速度で印刷を両面に行った。 イ)給排紙性の評価は下記の基準により評価した。 ○:1000枚連続で問題なく給排紙された。 △:給紙で1〜3回の機械停止があった。 ×:給紙で4回以上の機械停止があり且つ、排紙部でそ
ろわない。
【0034】ロ)インキ密着性の評価 得られた印刷物のベタ印刷された面に粘着テープ(ニチ
バン(株):商品名「セロテープ」)を貼り付けて十分
に押し付けた後、粘着テープを粘着面に対して90度の
方向に一定の速度で引き剥がした。延伸フイルム台紙か
らのインキの取られ方を肉眼で観察し下記の基準で評価
した。 ○:全くインキが剥がれない。 △:テープの剥離時に抵抗はあるがインキのほとんどが
剥がれ実用上問題がある。 ×:テープの剥離時に抵抗がなくインキの全量が剥がれ
て、実用上使用できない。
【0035】3)シール強度 製造した多層樹脂延伸フイルムと厚さ0.2mmのポリ
プロピレン系透明シート(出光石油化学(株)社製:商
品名「ピュアーソフティ」)を重ね合わせ、富士インパ
ルス(株)社製インパルスシーラー;商品名「FI−4
00Y」を用いて下記条件でシールし、シールされたシ
ール部を10mm幅に断裁して、引っ張り速度30mm
/分で180度剥離試験を行ないシール強度を求めた。 イ)溶断シール強度 シールバー:1mmφ熱線 保持時間:5.5秒 加熱温度:接着部温度約180℃ 加熱時間:1.5秒 ロ)熱シール強度 シールバー:5mm幅の熱板 保持時間:5.5秒 加熱温度:接着部温度約180℃ 加熱時間:1.5秒
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】以上の結果から明らかなように、本発明の
多層樹脂延伸フイルムは不透明性、印刷性に優れ、ブリ
スターパックに加工した場合にも、優れたシール強度と
開封性に優れる(実施例1〜5)。これに対して、本発
明の条件を外れている多層樹脂延伸フイルムは特性が劣
り実用性がない(比較例1〜4)。
【0039】
【発明の効果】本発明の多層樹脂延伸フイルムは、白色
不透明で枚葉オフセット印刷性に優れ、ブリスターパッ
ク加工した際の容器との高いシール強度が得られ、商品
取り出しの際の開封性にも優れた性質を有する。このた
め、本発明の多層樹脂延伸フイルムは、ブリスターパッ
ク用台紙を始め、ヘッダーラベルの台紙、真空パック包
装用台紙、マウスパットなどに効果的に供することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA11 BA33A BB16A BB18A BB25A CA21 CA30 EA06 FA01 FB02 FC01 GD05 GD08 3E086 AD07 BA04 BA15 BA33 BA35 BB35 BB62 BB87 BB90 4F100 AA00A AA08A AA21A AH00A AK07A AK07B AK07C AK09A AK64A AK67B AK67C AL03A AL03B AL03C BA02 BA03 BA06 BA10B BA10C CA22B CA22C CA23A DE01A EJ37A EJ37B EJ37C GB16 HB31B HB31C JA04B JA04C JL12 JL16 JN02 YY00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロピレン系重合体(A)40〜90重
    量%、無機微細粉末及び/又は有機フィラー(B)10
    〜60重量%を含有する1軸延伸フイルム基材層(イ)
    の少なくとも片面に、プロピレン系ランダム共重合体
    (C)70〜95重量%、帯電防止剤(D)5〜30重
    量%を含有する印刷可能な1軸延伸フイルム表面層
    (ロ)を有し、熱及び/又は溶断でシールが可能な不透
    明度が70%以上の多層樹脂延伸フイルム。
  2. 【請求項2】 プロピレン系重合体が、下記(a-1) 〜(a
    -3) より選ばれる請求項1に記載の多層樹脂延伸フイル
    ム。 (a-1) エチレン2〜10重量%、及びプロピレン90〜
    98重量%のランダム共重合体。 (a-2) エチレン0〜5重量%、ブテン−1:8〜30重
    量%、及びプロピレン65〜92重量%のランダム共重
    合体。 (a-3) プロピレン単独重合体。
  3. 【請求項3】 無機微細粉末(B)が、炭酸カルシウ
    ム、酸化チタンを主として含む配合物である請求項1に
    記載の多層樹脂延伸フイルム。
  4. 【請求項4】 プロピレン系ランダム共重合体(C)
    が、メタロセン触媒で重合された、プロピレン・エチレ
    ンランダム共重合体又はプロピレン・ブテン−1ランダ
    ム共重合体であって、下記(b-1) 、(b-2) の特性を有す
    る請求項1に記載の多層樹脂延伸フイルム。 (b-1) オルソジクロルベンゼンを溶媒として、40℃に
    おいて抽出した抽出量が4.0重量%以下である。 (b-2) DSCによる融解ピーク温度が110〜140℃
    の範囲である。
  5. 【請求項5】 プロピレン系ランダム共重合体(C)
    が、DSCによる融解ピーク温度が110〜140℃の
    範囲のエチレン2〜10重量%及びプロピレン90〜9
    8重量%とのランダム共重合体、又はエチレン0〜5重
    量%、ブテン−1:8〜30重量%及びプロピレン65
    〜92重量%のランダム共重合体より選ばれたものであ
    る請求項1に記載の多層樹脂延伸フイルム。
  6. 【請求項6】 帯電防止剤(D)が、ポリプロピレン系
    樹脂、芳香族環含有ポリエーテルエステルアミド、ポリ
    アミド樹脂及び変性低分子量ポリプロピレンからなる樹
    脂組成物である請求項1に記載の多層樹脂延伸フイル
    ム。
  7. 【請求項7】 1軸延伸フイルムが、ロール間及び/又
    はオーブン内で熱延伸されたものである請求項1〜6に
    記載の多層樹脂延伸フイルム。
  8. 【請求項8】 包装容器が熱成形により成形された透明
    なプロピレン系シート容器であり、その中に商品物体を
    収容し、該容器の開放面に、両面に印刷が施された請求
    項1〜7に記載の多層樹脂延伸フイルムを重ね、上面よ
    り熱及び/又は溶断でシールしたブリスターパック。
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