JP2002361250A - 活性水素含有水の製法 - Google Patents

活性水素含有水の製法

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acid
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和二郎 南部
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SAN WAAKU KK
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    • Y02E60/36Hydrogen production from non-carbon containing sources, e.g. by water electrolysis

Abstract

(57)【要約】 【課題】 活性水素含有水に確認される機能水としての
特性を工業規模で有効に活用すべく、人体に有益な活性
水素含有水を工業的に効率よく製造することのできる方
法を提供すること。 【解決手段】 水を電気分解することによって陰極側に
活性水素を含む水を生成せしめ、これに有機酸を加えて
中和することにより、酸化還元電位が60〜150m
V、pHが中性付近の活性水素含有水を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性水素を含む中
性水(以下、中性活性水素水ということがある)の製法
に関し、本発明によって得られる該中性活性水素水は、
清涼飲料水を始めとする飲食用、あるいは化粧水、医療
用などに用いられる各種水溶液の調製や希釈用として有
効に利用される。
【0002】
【従来の技術】近年、環境汚染が進むにつれて飲用水、
特に水道水の安全性に対する関心はますます高まってお
り、例えば農薬、洗剤または工業排水などで汚染されて
いない清浄な場所で採取された天然水が天然のミネラル
ウォターとして飲用に供されたり、あるいは水道水など
を浄化するための浄化材料や浄化機器が広く実用化され
ている。
【0003】更に上記の様な浄化器機とは別に、水質を
積極的に向上させるための機器も普及してきており、更
には、殺菌・洗浄作用や化粧作用、皮膚病などに対し予
防や治癒作用を有する活性水や機能水についての注目も
高まってきている。
【0004】例えばアルカリイオン水は、飲料用として
の効能に加えて、細胞代謝活性の向上による肌荒れ防止
や皮膚の保湿能向上作用を有し、肌質改善や皮膚機能低
下防止用としても有効に作用し、また酸性イオン水は殺
菌・浄化作用を有していることから、洗顔や手洗い用水
等として活用されている。そしてこれらの活性水や機能
水は、化粧料の希釈水、あるいは清涼飲料や調味料用の
希釈水、更には医療用器具の洗浄用水などとしても有効
に活用できると思われる。
【0005】他方最近、尿の酸化還元電位によって人体
の健康状態をチェックできるという報告があり、健康な
人の酸化還元電位は通常プラス100mV前後である
が、アトピー患者の尿は殆どがマイナス100mV以下
であり、一方、ガン患者や成人病患者の尿の酸化還元電
位は非常に高く、プラス200mV以上を示すことが確
認されている。酸化還元電位が高いということは酸化性
体質を意味しており、この値が高ければ高いほど体は酸
化に傾き、体調不良もしくは何らかの病気に罹っている
と推定できる。かといってマイナス電位が良いわけでは
なく、アトピー患者の例に見られる如く、マイナス電位
が低くなり過ぎることも体調不良のバロメータとなる。
【0006】この様に、人体の健康状態は尿の酸化還元
電位によってチェックすることができ、プラスに偏って
もまたマイナスに偏っても健康状態とはいえず、健康体
の酸化還元電位はプラス100mV前後であると思われ
る。
【0007】この他、活性酸素やフリーラジカルが人体
に好ましくない影響を及ぼすことも古くから確認されて
おり、これらは人体の循環器系障害(心筋梗塞、不整
脈、動脈硬化など)、呼吸器系障害(肺炎、感染症、肺
気腫など)、能神経系障害(胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、肝
炎、肝硬変など)、内分泌系障害(糖尿病、副腎代謝障
害など)などを誘発する原因になるといわれている。
【0008】また最近になって、特定地域で天然水とし
て得られる湧き水中に少量の活性水素が含まれているこ
とが確認され、該活性水素含有水には活性酸素を還元し
て無害化する機能が期待されることから、その効能や生
成経緯についての研究結果も報告されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の様な状
況に注目してなされたものであって、その目的は、活性
水素含有水に期待される機能水としての前記特性を工業
規模で有効に活用すべく、人体に有益な活性水素含有水
を工業的に効率よく製造することのできる方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成すること
のできた本発明に係る中性活性水素含有水の製法とは、
水を電気分解することによって陰極側に活性水素含有水
を生成せしめ、これに、酸、好ましくは例えば食用酢の
如き人体に無害な有機酸を加えて中和するところに要旨
が存在する。
【0011】上記本発明を実施するに当たり、通常の水
道水には少なくとも100ppm程度の金属イオンが含
まれているので、電気分解に必要な通電性はそれら金属
イオンの存在によって十分に確保されるが、処理される
水中にCaやMgの如き金属塩を含むミネラル成分を少
量溶解してそれらの金属をイオン化させてやれば、電解
効率が向上し活性水素含有水の生産性を高めることがで
きるので好ましい。
【0012】そして本発明により製造される中性の活性
水素含有水は、人体への悪影響を極力抑えて活性水素の
作用を有効に発揮させるため、酸化還元電位をプラス6
0mV以上、150mV以下、より好ましくはプラス8
0mV以上、130mV以下の範囲に調整し、かつ中和
工程では、健康人の平均的な体液pHである7.4を基
準にしてその前後、好ましくは6.5〜8.0、より好
ましくは6.8〜7.6の範囲に調整することが望まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】活性水素とは、一般に、紫外線照
射や放電などによって化学変化を起こし易くなった水素
をいい、水の加水分解によって陰極側に生成する水素も
高い反応性(還元作用)を有していることから、これも
活性水素に含まれる。従って、水を加水分解すると陰極
側に活性水素水が生成する。
【0014】他方、水が酸化還元電位を有していること
も周知であり、水の酸化還元電位は地域によっても異な
るが、本発明者らが確認したところでは、水道水の酸化
還元電位は通常400〜750mVの範囲に入ってい
る。この水に、水可溶性の塩を溶解したりpH調整を行
なっても酸化還元電位自体は殆ど変わらないが、これを
電気分解すると、陰極側の水の酸化還元電位は活性水素
の生成によって徐々に低下し、一方、陽極側の水の酸化
還元電位は電気分解の進行につれて上昇して行く。
【0015】例えば下記表1は、製造元がウイスコ社で
日本環境技術研究所から発売されているアルカリイオン
水生成器:商品名「コスモクラスター」を使用し、この
機器で水道水(pH:7.2,酸化還元電位:696m
V)を電界処理したときの、陰極側に生成するアルカリ
水と陽極側に生成する酸性水のpHと酸化還元電位の変
化を調べた結果を示したものである。なお、酸化還元電
位(ORP)の測定には白金電極を使用した。
【0016】
【表1】
【0017】尚、この実験で使用したアルカリイオン水
生成器には、原水を清浄化するためのカートリッジフィ
ルターが組み込まれているので、原水に対する清浄化作
用(浮遊夾雑物除去作用、脱塩素作用、有機物吸着除去
作用など)によって原水は電界処理前に清浄化されると
共に、該清浄化工程で原水の酸化還元電位は約700m
Vから約300mVに低下している。
【0018】そしてこれに電界処理を施すと、表1に見
られる如く電界条件を高めるにつれて、陰極側に生成す
る水のpHは高まると共に酸化還元電位は低下し、一方
陽極側に生成する水のpHは低下すると共に酸化還元電
位は上昇していく。
【0019】即ち陰極側では、活性水素の生成によって
原水の酸化還元電位が中和され、水の酸化還元電位は低
下してくるので、電解条件を適切にコントロールすれ
ば、人体に好適な酸化還元電位(100mV前後)の生
成水を得ることができる。ところが、陰極側の生成水は
同時にpHが上昇してアルカリ性が強くなるので、その
ままでは飲用水としての適性を欠く。
【0020】そこで、該陰極側生成水を好適な酸化還元
電位に制御すると共に、好適pH域である中性付近のp
Hを確保するには、該陰極側生成水を酸で中和する必要
がある。ここで使用する酸としては、電解処理工程で陽
極側に生成する低pHの酸性イオン水を使用することが
考えられる。ところが陽極側生成水は、上記表1にも示
した如く酸性を示すものの酸化還元電位が高く、これを
中和用の酸として使用すると陰極側生成水の前記酸化還
元電位を高め、適切な酸化還元電位が維持できなくな
る。しかも本発明者らが確認したところ、陽極側生成水
中には相当量の活性酸素が含まれており、該活性酸素
は、その酸化作用によって陰極側生成水中に含まれる活
性水素を消費し、活性水素含有水としての効能を著しく
低下させる。
【0021】そこで、陰極側生成水の人体阻害要因を高
めることなく液性を中性とし、適度の酸化還元電位とp
Hを兼ね備えたものを得るべく更に検討を重ねた結果、
陰極側生成水のみを取り出してこれを好ましくは食用酢
の如き人体に無害な有機酸で中和すれば、飲料用として
適切なpHと酸化還元電位を兼ね備えた水が得られるこ
とをつきとめた。
【0022】ちなみに表2は、食用有機酸として食用酢
(株式会社 中埜酢店製:商品名「殻物酢」)を使用
し、電気分解によって得た陰極側生成水のpHと酸化還
元電位が食用酢の添加によってどの様に変化するかを調
べた結果を示したものである。この表からも明らかなよ
うに、陰極側生成水のpHおよび酸化還元電位に応じて
適度の濃度と量の食用酸を用いて中和すれば、得られる
水の液性をpH7前後に調整すると共に、100mV前
後の酸化還元電位を確保できることが分かる。
【0023】
【表2】
【0024】また、上記表2に示した実験で用いた食用
酢に代えて、濃度10%の酢酸水溶液を使用し、同様に
して中和水のpHと酸化還元電位の関係を調べ、表3に
示す結果を得た。
【0025】
【表3】
【0026】表3からも、陰極側生成水の中和処理前の
pHに応じて、用いる有機酸の種類と添加量を適切に調
整すれば、酸化還元電位をほとんど変えることなく中和
処理水のpHを中性付近に調整できることが分かる。
【0027】上記の如く、陰極側生成水(アルカリイオ
ン水)の中和に用いる酸の種類は特に制限されず、人体
に悪影響を及ぼさないものであれば、酢酸、クエン酸、
リンゴ酸、酒石酸、酪酸、乳酸、アスコルビン酸、アス
パラギン酸等の有機酸を全て使用することができ、これ
らは単独使用し得る他、必要により2種以上を適宜組合
わせて使用することができ、従って、各種有機酸を含む
混合物である柑橘類などから得た天然の食用酢なども支
障なく使用できる。
【0028】図1は、本発明にかかる製法の実施に用い
る装置を例示する概略説明図で、電解処理槽1内に隔壁
(多孔質膜)2を介して電極A,Bが対峙して配置され
ており、該電極A,Bに直流電源3を接続することによ
って、一方の電極を陽極、他方を陰極として機能させ
る。
【0029】そして、該処理槽1内に原水供給ラインL
1から被処理水を供給しつつ、これらの電極A,Bに通
電して電気分解を行なうと、陰極(図では電極A)側に
は活性水素を含むアルカリイオン水が生成する一方、陽
極(図では電極B)側には酸性水が生成する。陰極側に
生成するアルカリイオン水は、逐次排出ラインL2から
抜出して中和槽4へ送り、ここで酸水溶液貯槽5から供
給される酸によりpHおよび酸化還元電位の調整を行な
った後、中性活性水素含有水として取り出される。
【0030】尚上記中和処理を高精度で効率よく遂行す
るため、電解処理槽1の陰極A側にpHおよび酸化還元
電位測定器を付設すると共に、中和槽4にもpHおよび
酸化還元電位測定器を付設しておき、それらの値を実測
しつつ、電解条件や酸水溶液貯槽5から中和槽4への酸
水溶液の供給量を適切に制御する自動制御システムを組
み込み、求められるpHや酸化還元電位に応じて電解条
件や中和に要する酸水溶液の供給量を自動的に制御でき
る様にすることは、本発明を実用化する上で好ましい実
施形態として推奨される。
【0031】一方、陽極側に生成する酸性水は、先に述
べた如く活性酸素を含んでおり殺菌作用を有しているの
で、排出ラインL3から酸性イオン水として化粧水や洗
浄用水など公知の用途に利用すればよい。
【0032】尚、通常の水道水には殺菌に用いた次亜鉛
素酸ソーダなどに由来して塩素成分などが含まれてお
り、また場合によっては微量夾雑物や有機物などが含ま
れている恐れもあるので、好ましくは上記供給ラインL
1の途中に浄化装置6(例えば活性炭の如き吸着剤充填
層や半透膜モジュールなどを内蔵するもの)を配置し、
清浄化処理してから電解処理槽1へ供給することが望ま
しい。
【0033】但し電界処理装置の構成は勿論図示したも
のに制限されるわけではなく、要は原水を電気分解し、
陰極側に生成するアルカリ性の水を中和すると共にその
酸化還元電位を調整する機能を備えたものであれば、ど
の様な構成の設備を採用することも自由である。
【0034】本発明によって製造される中性活性水素含
有水の好ましいpHは、前述の如く人体の平均的な体液
pHである中性付近、好ましくは6.5〜8.0、より
好ましくは6.8〜7.6程度であり、また酸化還元電
位は100mV前後、好ましくは60〜150mV程度
であるから、これらのpH域および酸化還元電位域とな
る様に調整することによって、人体に好適なpHと酸化
還元電位を有する中性活性水素含有水を容易に得ること
が可能となる。但し、用途・目的によっては、pHを上
記好適範囲よりもやや酸性側あるいはアルカリ性側に調
整したり、電解条件の調整により酸化還元電位を上記範
囲よりも低電位側もしくは高電位側に調整することも可
能であり、要は、電気分解処理後に中和処理を行なう限
り全て本発明製法の範疇に含まれる。
【0035】なお、上記本発明を実施する際に採用され
る電界処理の具体的な条件は、処理水量や電極面積、原
水が元々有している酸化還元電位などを考慮して任意に
調整すればよい。
【0036】また、先にも述べた様に通常の水道水には
相当量のCaやMgなどの金属イオンが含まれており、
特に可溶性金属塩を積極添加せずとも電気分解は十分に
進行するが、使用する原水の種類によっては金属イオン
濃度を高めて電解効率を高めるため、電気分解に先立っ
て適量の金属化合物を添加することも有効である。
【0037】添加することのできる金属化合物の種類に
も格別の制限はないが、本発明によって得られる中性活
性水素含有水を飲料用として使用する場合は、人体に悪
影響を及ぼすことのないCaやMgの有機酸塩が好まし
く、中でも特に好ましいのは、飲料用として使用するこ
とでCa源としての摂取も可能にする有機酸カルシウム
塩、具体的には乳酸カルシウム、グリシンカルシウム、
グリセロリン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、プ
ロピオン酸カルシウムなどが好ましい金属塩として推奨
される。
【0038】かくして得られる中性活性水素含有水は、
pHがほぼ中性で酸化還元電位が100mV前後の値を
示し、健康人にとって有益であるばかりでなく、アトピ
ー性患者に対しては体液の酸化還元電位を高めてアトピ
ー性を緩和する作用を示し、一方酸化還元電位が過度に
高いガン患者などに対しては、酸化還元電位を低下させ
る作用を示し、健康人の体調維持や罹患予防に有効であ
るばかりでなくアトピー患者やガン患者などに対して治
癒作用も期待される。
【0039】しかも本発明によって得られる活性水素含
有水は、人体に好ましくない影響を与えることが確認さ
れている活性酸素やフリーラジカルを還元して無害化す
る作用も有しているので、こうした作用は、体内の活性
酸素やフリーラジカルが悪影響を及ぼすと考えられてい
る循環器系障害(心筋梗塞、不整脈、動脈硬化など)、
呼吸器系障害(肺炎、感染症、肺気腫など)、能神経系
障害(胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、肝炎、肝硬変など)、内
分泌系障害(糖尿病、副腎代謝障害など)などの予防や
治癒にも有効に作用すると思われる。
【0040】従って、本発明で得られる中性活性水素含
有水は、各種清涼飲料水や乳酸系飲料、調味料などの調
製乃至希釈用、あるいは化粧水、医療用などに用いられ
る各種水溶液の調製や希釈用、更には、細胞代謝活性の
向上による肌荒れ防止や皮膚の保湿能向上、もしくは肌
質改善や皮膚機能低下防止など目的とする美容ないし洗
剤用の希釈剤などとして幅広く有効に活用できる。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されており、原
水を電気分解することにより陰極側に生成するアルカリ
イオン水を酸で中和することによって、人体に対して適
正なpHを有し且つ健康人はもとよりアトピー患者やガ
ン患者などに対しても有益な中性活性水素含有水を工業
的に効率よく製造し得ることになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に使用する設備を例示する概略説
明図である。
【符号の説明】
1 電解処理槽 2 隔壁(多孔質膜) 3 直流電源 4 中和槽 5 酸水溶液貯槽 6 浄化装置 A 陰極 B 陽極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/66 522 C02F 1/66 530G 530 530P 1/68 510B 520G 1/68 510 530B 520 530L 530 540E C25B 1/04 540 15/08 302 C25B 1/04 A61K 33/00 15/08 302 C02F 1/46 101 // A61K 33/00 Fターム(参考) 4C086 AA04 HA01 HA23 ZA89 ZB13 ZB26 4D061 DA03 DB07 DB09 EA02 EB04 EB12 EB17 EB19 EB37 EB39 ED12 FA11 GA22 GA23 GC18 4K021 AA01 BA02 BA17 BB02 BB05 BC07 CA09 DC03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を電気分解することによって陰極側に
    活性水素を含む水を生成せしめ、これに酸を加えて中和
    することを特徴とする中性活性水素含有水の製法。
  2. 【請求項2】 酸として、人体に無害な有機酸を使用す
    る請求項1に記載の製法。
  3. 【請求項3】 水に溶解してイオン化する水溶性塩を加
    えて水の電気分解を行なう請求項1または2に記載の製
    法。
  4. 【請求項4】 酸化還元電位を60〜150mV、pH
    を6.5〜8.0の範囲に調整する請求項1〜3のいず
    れかに記載の製法。
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