JP2002359674A - ヒンジユニット - Google Patents

ヒンジユニット

Info

Publication number
JP2002359674A
JP2002359674A JP2001167281A JP2001167281A JP2002359674A JP 2002359674 A JP2002359674 A JP 2002359674A JP 2001167281 A JP2001167281 A JP 2001167281A JP 2001167281 A JP2001167281 A JP 2001167281A JP 2002359674 A JP2002359674 A JP 2002359674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
housing
hinge unit
cam
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001167281A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Iizuka
正明 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEISEI GIKEN KK
MG Co Ltd
Original Assignee
MEISEI GIKEN KK
MG Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MEISEI GIKEN KK, MG Co Ltd filed Critical MEISEI GIKEN KK
Priority to JP2001167281A priority Critical patent/JP2002359674A/ja
Publication of JP2002359674A publication Critical patent/JP2002359674A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シャフト,ハウジングの組立てを容易にする。
回動部材の加工工作を伴わずに回動部材の回動に伴うシ
ャフトの軸ぶれを防止する。 【解決手段】回動部材A,Bの一方側に回止め固定され
るシャフト10と、回動部材A,Bの他方側に回止め固
定されるハウジング20とを備え、シャフト10,ハウ
ジング20が互いに回転可能に連結されてなる。シャフ
ト10は、回動部材A,Bの他方側に非接触でハウジン
グ20に連結されている。ハウジング20は、シャフト
10の軸方向の少なくとも2箇所でシャフト10の径方
向からの押込みによる嵌合を許容し嵌合されたシャフト
10の軸方向への移動を阻止する軸受204が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、小型の各種機器
類の回動部材に取付けられる微小なヒンジユニットに係
る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 一般に、小型の機器類である携帯用電
話機は、図15に示すように、本体パーツ,表示パーツ
からなる回動部材A,BがヒンジCを介して連結されて
いる。本体パーツからなる回動部材Aには、マイクA
a,スイッチボタンAb等が設けられている。表示パー
ツからなる回動部材Bには、スピーカBa,液晶表示面
Bb等が設けられている。ヒンジCには、回動部材A,
Bを精密に回動させるためのヒンジユニットDが内蔵さ
れている。
【0003】この携帯用電話機は、回動部材A,Bを開
くように回動させる際に、180度に対して角度θ(例
えば、30度)を残した回動角度で少なくとも中途保持
されるように設定されている。
【0004】このような携帯用電話機からなる小型の機
器類では、全体の小型化に対応してヒンジユニットDに
も微小化が要求されている。
【0005】従来、携帯用電話機からなる小型の機器類
に取付けられるヒンジユニットDとしては、例えば、特
開平9−93317号公報に記載のものが知られてい
る。
【0006】この従来のヒンジユニットDは、図16,
図17に示すように、回動部材A,Bの一方側に回止め
固定されるシャフト1と、回動部材A,Bの他方側に回
止め固定されるハウジング2とを備え、シャフト1,ハ
ウジング2が抜止具3よって互いに回転可能に連結され
てなる。
【0007】シャフト1は、取付用ブロック1a,フラ
ンジ1b,カム1c,連結軸1dが同一軸線上に設けら
れている。取付用ブロック1aは、回動部材A,Bの一
方側の取付穴(図示せず)に回止め嵌合される方形体に
形成されている。フランジ1bは、相対的に大径の円板
形に形成されている。カム1cは、平面,円弧面が交互
に連続する断面が小判形の柱状体に形成されている。連
結軸1dは、相対的に小径の円柱体に形成されている。
連結軸1dのカム1c寄りには、環状溝1eが設けられ
ている。
【0008】ハウジング2は、シャフト1の連結軸1d
が挿通される軸受2aが穿孔された基部2bから拡開付
勢された2股形の抜止バネ2cと圧接付勢された2股形
のカムバネ2dとが延びている。抜止バネ2cは、回動
部材A,Bの他方側の取付穴(図示せず)に回止め嵌合
される。
【0009】抜止具3は、シャフト1の環状溝1eに嵌
合されるE−リング3aと、シャフト1の連結軸1dに
嵌合されE−リング3aとハウジング2の基部2bとの
間に介在されるワッシャ3bとからなる。
【0010】この従来のヒンジユニットDでは、シャフ
ト1の連結軸1dをハウジング2の軸受2aに挿通し、
シャフト1の連結軸1dに抜止具3のワッシャ3bを嵌
合し、シャフト1の環状溝1eに抜止具3のE−リング
3aを嵌合することによって、シャフト1,ハウジング
2が組立てられる。組立てられたシャフト1,ハウジン
グ2が回動部材A,Bに取付けられると、シャフト1の
カム1cとハウジング2のカムバネ2dとが弾圧接触し
て回動部材A,Bの回動角度を規制する。そして、回動
部材A,Bの一方側に回止め固定されたシャフト1のフ
ランジ1b,連結軸1dとが回動部材A,Bの他方側に
も回転可能に支持されることで、回動部材A,Bの回動
に伴うシャフト1の軸ぶれが防止される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】 前述の従来のヒンジ
ユニットDでは、抜止具3を使用してシャフト1,ハウ
ジング2を組立てるため、微小化するとシャフト1,ハ
ウジング2の組立てが困難になるという問題点がある。
また、回動部材A,Bの他方側にシャフト1を支持する
加工工作を行って、回動部材A,Bの回動に伴うシャフ
ト1の軸ぶれを防止するため、微小化すると回動部材
A,Bへの加工工作が不能になって回動部材A,Bへの
取付けが困難になるという問題点がある。
【0012】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、シャフト,ハウジングの組立てが容易で
回動部材の加工工作を伴わずに回動部材の回動に伴うシ
ャフトの軸ぶれを防止することのできるヒンジユニット
を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】 前述の課題を解決する
ため、本発明に係るヒンジユニットは、次のような手段
を採用する。
【0014】即ち、請求項1では、回動部材の一方側に
回止め固定されるシャフトと、回動部材の他方側に回止
め固定されるハウジングとを備え、シャフト,ハウジン
グが互いに回転可能に連結されるヒンジユニットにおい
て、シャフトは回動部材の他方側に非接触でハウジング
に連結され、ハウジングはシャフトの軸方向の少なくと
も2箇所でシャフトの径方向からの押込みによる嵌合を
許容し嵌合されたシャフトの軸方向への移動を阻止する
軸受が設けられていることを特徴とする。
【0015】この手段では、シャフトを径方向からハウ
ジングの軸受に押込み嵌合し、抜止具を使用せずシャフ
トの軸方向への移動をハウジングの軸受で阻止すること
で、シャフト,ハウジングが組立てられる。また、シャ
フトが回動部材の他方側に非接触となってハウジングに
のみ連結され支持される。
【0016】また、請求項2では、請求項1のヒンジユ
ニットにおいて、ハウジングの軸受は間欠的な円弧座に
形成され、シャフトはハウジングの軸受部に嵌合する環
状溝が形成されていることを特徴とする。
【0017】この手段では、シャフトの環状溝とハウジ
ングの軸受とが少ない接触面積で嵌合される。
【0018】また、請求項3では、請求項1または2の
ヒンジユニットにおいて、シャフトは回動部材の回動角
度を規制するカムが設けられ、ハウジングは基板の両端
部に折曲げ形成された前板,後板にそれぞれ軸受が設け
られ前板,後板の一方にシャフトのカムを弾圧するカム
バネが折曲げ形成されていることを特徴とする。
【0019】この手段では、ハウジングが板材から折曲
げ形成される。
【0020】また、請求項4では、請求項3のヒンジユ
ニットにおいて、ハウジングは前板,後板の他方に回動
部材の他方側への取付けを弾圧保持する抜止バネが折曲
げ形成されていることを特徴とする。
【0021】この手段では、ハウジングのカムバネ,抜
止バネが離間した前板,後板にそれぞれ折曲げ形成され
る。
【0022】
【発明の実施の形態】 以下、本発明に係るヒンジユニ
ットの実施の形態を図1〜図14に基づいて説明する。
【0023】図1〜図10は、本発明に係るヒンジユニ
ットの実施に形態(1)を示すものであり、この実施の形
態(1)では、前述の従来例と同様に、携帯用電話機から
なる小型の機器類への取付けに好適なものを示してあ
る。
【0024】この実施の形態(1)は、図1に示すよう
に、前述の従来例のシャフト1,ハウジング2に改良を
加えて抜止具3を省略している。
【0025】この実施の形態(1)のシャフト10は、取
付用ブロック101,前連結軸102,カム103,後
連結軸104が同一軸線上に設けられている。取付用ブ
ロック101は、回動部材A,Bの一方側の角穴からな
る取付穴A’に回止め嵌合される方形体に形成されて、
全体の最も前側(取付穴A’側)に位置している。前連
結軸102,後連結軸104は、小径の円柱体に形成さ
れて、カム103の軸方向の前後に位置している。前連
結軸102,後連結軸104の前後端付近には、小径に
なるように環状に刻設された環状溝105が設けられて
いる。カム103は、平面103a,円弧面103bが
交互に連続する断面が小判形の柱状体に形成されて、前
連結軸102,後連結軸104の間に位置している。な
お、取付用ブロック101の側面とカム103の平面1
03aとは、図4に示すように、ほぼ30度の角度θを
介して周方向に位相している。
【0026】この実施の形態(1)のハウジング20は、
基板201の両端部に折曲げ形成された前板202,後
板203にシャフト10の環状溝105の外径と一致す
る内径の軸受204がそれぞれ設けられ、前板202に
シャフト10のカム103を弾圧するカムバネ205が
折曲げ形成され、後板203に回動部材A,Bの他方側
の角穴からなる取付穴B’への取付けを弾圧保持する抜
止バネ206が折曲げ形成されている。軸受204は、
切欠204aを介してシャフト10の環状溝105に間
欠的に接触する円弧座204bが設けられている。軸受
204には、前板202,後板203の折曲げ先端に向
けてテーパ形に拡開するように切込まれたガイド溝20
7が連通している。後板203に設けられた軸受204
は、前板202方向へ凹入されている。カムバネ205
は、折曲げ先端が絞込み付勢されている。抜止バネ20
6は、折曲げ先端が拡開み付勢されている。
【0027】この実施の形態(1)によると、シャフト1
0を棒材から研削加工で形成することができ、ハウジン
グ20を板材からプレス,折曲げ加工で形成することが
できるため、全体を安価,容易に製造することができ
る。また、ハウジング20が箱形に形成されるため、ハ
ウジング20にある程度の剛性が具備される。
【0028】この実施の形態(1)では、図1に示すよう
に、シャフト10をハウジング20のガイド溝207か
ら押込むようにして、シャフト10の環状溝105をハ
ウジング20の軸受204に嵌合させることで、シャフ
ト10,ハウジング20が組立てられる。従って、前述
の従来例の抜止具3が不要となり、しかもシャフト10
の環状溝105とハウジング20の軸受204との嵌合
がハウジング20のガイド溝207で案内されるため、
微小化しても容易に組立てることができる。
【0029】この実施の形態(1)が組立てられると、図
2,図3に示すように、シャフト10の環状溝105と
ハウジング20の軸受204とが嵌合して、シャフト1
0の軸方向への移動が阻止される。従って、前述の従来
例の抜止具3が省略されていても、シャフト10がハウ
ジング20から抜落することはない。
【0030】組立てられたシャフト10は、取付用ブロ
ック101が回動部材A,Bの一方側の取付穴A’に押
込まれて回止め嵌合される。組立てられたハウジング2
0は、全体が回動部材A,Bの他方側の取付穴B’に押
込まれて回止め嵌合される。従って、シャフト10,ハ
ウジング20を回動部材A,Bの取付穴A’,B’に押
込むだけで簡単に取付けることができる。回動部材A,
Bの一方側に取付けられたシャフト10は、ハウジング
20にのみ回転可能に支持された状態で連結され、回動
部材A,Bの他方側とは非接触となる。従って、回動部
材A,B側については、角穴からなる取付穴A’,B’
以外に複雑な凹凸構造等を加工工作する必要がない。な
お、ハウジング20の後板203に設けられた軸受20
4が前板202方向へ凹入されていることも、シャフト
10と回動部材A,Bの他方側と非接触に役立つ。ハウ
ジング20の回動部材A,Bの他方側の取付穴B’への
取付けは、抜止バネ206の弾圧によって強固に保持さ
れる。
【0031】この実施の形態(1)が取付けられた回動部
材A,Bでは、図10(A)に示すように、取付用ブロ
ック101の側面とカム103の平面103aとの位相
から、180度に対してほぼ30度の角度θを残した回
動角度で回動部材A,Bが開かれる。このとき、ハウジ
ング20のカムバネ205の弾圧抵抗が操作する人に快
い操作感触を与える。そして、図10(B)に示すよう
に、回動部材A,Bを閉めるように回動させると、ハウ
ジング20のカムバネ205が回動部材A,Bを閉め方
向へ弾圧する。従って、回動部材A,Bが不測に開かれ
てしまうことはない。
【0032】回動部材A,Bが回動する際には、シャフ
ト10がハウジング20の2箇所の軸受204で回転可
能に支持されているため、シャフト10が軸ぶれを起こ
すことなく精密に回転する。従って、回動部材A,Bの
回動が円滑,正確に奏される。また、シャフト10の環
状溝105とハウジング20の軸受204との接触面積
が小さくなって摩擦による摩耗の低減が図られているた
め、回動部材A,Bの回動の円滑性,正確性が長期にわ
たり保持される。なお、ハウジング20の軸受204の
切欠204aは、シャフト10の環状溝105に付着し
た異物を除去して、回動部材A,Bの回動の円滑性,正
確性の保持に寄与する。また、ハウジング20が箱形で
ある程度の剛性が具備されているため、シャフト10の
回転の応力等でハウジング20が変形するようなことは
ない。また、ハウジング20のカムバネ205,抜止バ
ネ206が離間した前板202,後板203から折曲げ
形成されているため、互いの弾圧の応力の影響が避けら
れる。
【0033】次に図11〜図14は、本発明に係るヒン
ジユニットの実施の形態(2)を示すものである。
【0034】この実施の形態(2)は、図11に示すよう
に、前述の実施の形態(1)のシャフト10とハウジング
20に改良を加えたものである。
【0035】この実施の形態(2)のシャフト10は、図
11に示すように、前述の実施の形態(1)のシャフト1
0の前連結軸102の取付用ブロック101側にシャフ
ト10の軸方向への移動を阻止するための段差102a
が設けられ,後連結軸104の取付穴B'側の端部にも
段差104aが設けられている。
【0036】この実施の形態(2)のハウジング20は、
前述の実施の形態(1)のハウジング20の後板203に
折曲げ先端が絞込み付勢されているカムバネ205bを
設け、前板202に形成されているカムバネ205aと
ともに2対のカムバネでシャフト10のカム103を弾
圧する。回転部材A,Bの他方側の角穴からなる取付穴
B'への取付けを弾圧保持する抜止バネ206aは、前
板202と後板203を形成する基盤201の両端部に
隣接する基盤201の両側部を折曲げて形成され、基板
201の両端部に折曲げ形成された前板202,後板2
03にシャフト10の前連結軸102と後連結軸104
の外径と一致する内径の軸受204cがそれぞれ設けら
れている。後板203に設けられた軸受204cは、前
述の実施の形態(1)のように、前板202方向へ凹入さ
れておらず、前板202と同様に形成されている。
【0037】この実施の形態(2)によると、ハウジング
20の後板203に形成されている軸受204cが前板
202方向へ凹入されていないことから、前述の実施の
形態(1)よりもシャフト10及びハウジング20の構成
が簡略化され、より安価,容易な製造を提供できる。
【0038】この実施の形態(2)では、図11に示すよ
うに、シャフト10をハウジング20のガイド溝207
から押込むようにして、シャフト10の前連結軸102
と後連結軸104をハウジング20の軸受204cに嵌
合させる。このとき、シャフト10の前連結軸102の
段差102aの側面は、ハウジング20の前板202の
外側面と接しながら押し込まれ、シャフト10の後連結
軸104の段差104aのカム103側の側面は後板2
03の外側面と接しながら押し込まれて,シャフト10
とハウジング20が組立てられる。
【0039】この実施の形態(2)が組立てられると、図
12,図13に示すように、シャフト10の前連結軸1
02に設けられた段差102aの側面とハウジング20
の前板202の外側面が接し、また、シャフト10の後
連結軸104に設けられた段差104aのカム103側
の側面とハウジング20の後板202の外側面が接して
ながら、ハウジング20の軸受204cと嵌合している
ため、シャフト10の軸方向への移動が阻止される。従
って、前述の従来例の抜止具3が省略されていても、シ
ャフト10がハウジング20から抜落することはない。
【0040】また、この実施の形態(2)では、シャフト
10のカム103を弾圧するカムバネ205aとカムバ
ネ205bの2対形成されているため、シャフト10の
カム103に対する弾圧力と、カム103とカムバネ2
05との接触面積が実施の形態(1)の2倍となる。
【0041】よって、この実施の形態(2)が取付けられ
た回転部材A,Bでは、取付用ブロック101の側面と
カム103の平面103aとの位相から、180度に対
してほぼ30度の角度θ文字を残した回転角度で回転部
材A,Bが開かれる際や回転部材A,Bを閉めるように
回転させるとき、2対のカムバネ205a及び205b
により、カム103に均一の弾圧力が与えられ、カム1
03に対する局所的な負荷が減少し、シャフト10とハ
ウジング20の耐久性をより向上させる。また、2対の
カムバネが形成されていることは、カム103に対する
弾圧力を保持したまま、ハウジング20の軽量化が可能
で、シャフト10及びハウジング20の微小化を図るこ
とができる。なお、その他の作用、効果については、前
述の実施の形態(1)とほぼ同様に奏される。
【0042】以上、図示した実施の形態の外に、携帯用
電話機以外の機器類の回動部材A,Bに取付けることも
可能である。
【0043】さらに、シャフト10をハウジング20の
3箇所以上で回転可能に支持することも可能である。
【0044】さらに、シャフト10のカム103を回動
部材A,Bが多段階の角度で開くように設定することも
可能である。
【0045】さらに、シャフト10の取付用ブロック1
01は、6方形体や12方形体などの方形体に形成し
て、取付用ブロック101の側面とカム103の平面1
03aとの位相を変化させ、様々な回転角度で回動部材
A,Bが開かれようにすることもできる。
【0046】
【発明の効果】 以上のように、本発明に係るヒンジユ
ニットは、抜止具を使用せずシャフトを径方向からハウ
ジングの軸受に押込み嵌合することでシャフト,ハウジ
ングが組立てられるため、シャフト,ハウジングの組立
てが容易である効果がある。
【0047】さらに、シャフトが回動部材の他方側に非
接触となってハウジングにのみ連結され支持されるた
め、回動部材の加工工作を伴わずに回動部材の回動に伴
うシャフトの軸ぶれを防止することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るヒンジユニットの実施の形態
(1)を示す分解状態の斜視図である。
【図2】 図1の組立状態の平面図である。
【図3】 図2の正面図である。
【図4】 図2の右側面図である。
【図5】 図2の左側面図である。
【図6】 図2のX−X線断面図である。
【図7】 図2のY−Y線断面図である。
【図8】 図2のZ−Z線断面図である。
【図9】 図8の取付状態図である。
【図10】 図1,図2の要部の動作図であり、
(A),(B)に異なる回動角度が示されている。
【図11】 本発明に係るヒンジユニットの実施の形態
(2)を示す分解状態の斜視図である。
【図12】 図11の組立状態の平面図である。
【図13】 図12の正面図である。
【図14】 本発明に係るヒンジユニットの実施の形態
(2)を示す取付状態の平面図である。
【図15】 回動部材の例を示す斜視図である。
【図16】 従来例を示す斜視図である。
【図17】 図16の分解図である。
【符号の説明】
10 シャフト 103 カム 105 環状溝 20 ハウジング 201 基板 202 前板 203 後板 204 軸受 205 カムバネ 206 抜止バネ A,B 回動部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA07 BB04 DD08 PP01 PP11 RR08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動部材の一方側に回止め固定されるシ
    ャフトと、回動部材の他方側に回止め固定されるハウジ
    ングとを備え、シャフト,ハウジングが互いに回転可能
    に連結されるヒンジユニットにおいて、シャフトは回動
    部材の他方側に非接触でハウジングに連結され、ハウジ
    ングはシャフトの軸方向の少なくとも2箇所でシャフト
    の径方向からの押込みによる嵌合を許容し嵌合されたシ
    ャフトの軸方向への移動を阻止する軸受が設けられてい
    ることを特徴とするヒンジユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1のヒンジユニットにおいて、ハ
    ウジングの軸受は間欠的な円弧座に形成され、シャフト
    はハウジングの軸受部に嵌合する環状溝が形成されてい
    ることを特徴とするヒンジユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のヒンジユニットにお
    いて、シャフトは回動部材の回動角度を規制するカムが
    設けられ、ハウジングは基板の両端部に折曲げ形成され
    た前板,後板にそれぞれ軸受が設けられ前板,後板の一
    方にシャフトのカムを弾圧するカムバネが折曲げ形成さ
    れていることを特徴とするヒンジユニット。
  4. 【請求項4】 請求項3のヒンジユニットにおいて、ハ
    ウジングは前板,後板の他方に回動部材の他方側への取
    付けを弾圧保持する抜止バネが折曲げ形成されているこ
    とを特徴とするヒンジユニット。
JP2001167281A 2001-06-01 2001-06-01 ヒンジユニット Pending JP2002359674A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001167281A JP2002359674A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 ヒンジユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001167281A JP2002359674A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 ヒンジユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002359674A true JP2002359674A (ja) 2002-12-13

Family

ID=19009689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001167281A Pending JP2002359674A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 ヒンジユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002359674A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113586594A (zh) * 2020-04-30 2021-11-02 Oppo广东移动通信有限公司 电子组件、电子设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113586594A (zh) * 2020-04-30 2021-11-02 Oppo广东移动通信有限公司 电子组件、电子设备
CN113586594B (zh) * 2020-04-30 2022-06-07 Oppo广东移动通信有限公司 电子组件、电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4753978B2 (ja) ステレオ収録用マイクロホンユニット
JP2006234160A (ja) ヒンジ装置
JP2009014195A (ja) ヒンジ機構
JP2001288958A (ja) ヒンジ装置
US20040224730A1 (en) Folding mechanism and electronic apparatus using the same
US20080064342A1 (en) Swivel hinge for use in handheld device
JP3076265B2 (ja) 電子機器のヒンジ構造
JP2002359674A (ja) ヒンジユニット
US7207086B2 (en) Rotating structure and electronic device utilizing same
JPH11257342A (ja) ヒンジ装置
US7359506B2 (en) Opening and closing device and electronic equipment using the same
JPWO2006011391A1 (ja) ヒンジ装置及びそれを用いた電子機器
JP2005023951A (ja) フリーストップヒンジ装置
JPH1047337A (ja) チルトヒンジ
JP2004140941A (ja) 複自由度駆動装置
JP4337492B2 (ja) ヒンジ装置
JP2000057902A (ja) 操作入力装置
JPH0991814A (ja) 磁気ディスクドライバのチャッキング機構
JPH11339125A (ja) 操作パネルのチルト機構
JP2001123729A (ja) ヒンジ
JP2002004696A (ja) ヒンジ装置
JPH0752635Y2 (ja) 軸ロック装置
JP2005252848A (ja) スピーカー装置
JP2001357753A (ja) 押釦装置
KR200310877Y1 (ko) 회전형 힌지장치